2019-09-18

俺はどこまで託すべきなのだろうか

ホームページを作っている。

他人から依頼されて10~15万円ぐらいただいて、さくらインターネットサーバー契約し、ドメインを取り、そこにWordPressを設置し、テンプレートライブラリーから話の内容に合いそうなのを選び、ある程度の入力を終わらせて「後はこの投稿でお知らせを入力してくださいね」という感じだ。

そうやって収めたタイプは3パターン

投稿を一切できない人

投稿をしっかりする人

そして、「投稿以外もやりだす人」。

 

投稿以外とはなにか。

簡単に言うと、Wordpressというシステムはある程度触り方がわかっていれば写真を変えたり、構成を変えたり、デザインを変えたりできてしまう。

また、画像アップロードしほうだいだ。(さくらプランによるがホームページにつかう画像だけで満タンになることもない)

そういったお客さんに出会うと、俺は嬉しい。

「こういうふうにしたらどうですか?」「こういうの入れてみるともっと表現できるかとおもいます。」

そういう提案をするとお客もその気になって「いいね、こうしたい。これもしたい。」となる。そこから自分本業に繋げる。

ただ、こちらの提案の一切を無視して投稿以外をする人もいる。

それが厄介だ。

「ここ、フォント変えられないの?」

変えられる。だけど、変えてほしくない。変な角ゴシックはこのウェブサイトにふさわしくない。

「えぇ、もちろん可能ですよ。」

本業につなげるために聞くしか無い。

それを聞いていって出来上がったものはおぞましい。

威嚇するかのように赤色に点滅する「みなさま、お待ちしております!」。

枚数が多すぎて全部見るのに5分を有するスライドショー

文字が取り払われ画像で変な角ゴシックになり、跡取りの娘の趣味全開になった新着情報

腹を痛めて産んだ子ではないが、そこには悪魔がいた。

その悪魔をみて満足そうに笑う女将さん。

 

俺はどこまで発想を託すべきをなのだろう。

俺がすべて責任をもち、デザインをしても、結局合理的記号で埋め尽くされたホームページしかできない。

そこをお客さんの自由な発想を経て、どんどん良くなっていくホームページもあれば、悪魔になっていくホームページもある。

デザイン勉強しておけばよかった。

俺のバリューは神にも悪魔にもなる素体提供し続けて、本業に繋げることしかできない。

  • 最近のWebサイトってつまんない 昔は動く文字とか 音がなったりとか カラフルな虹色の文字が多かったのに 今は面白みがない

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