はてなキーワード: メンテナンスとは
原子力発電に安全神話があるように、太陽光発電にも安全神話がある。安全安心でメンテナンスフリーという神話である。
普通の一軒家に設置するような光発電システムは、10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナが修理か交換になってしまう。7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換している。果たして、投資の一環としてはじめた屋根借りるタイプのにわか太陽光発電業者や、元が取れると家主に設備を買わせようとする施工業者は、利益率の計算にその費用をちゃんと入れているのだろうか…?
ソーラーパネルの製造元は、10年保証や25年保証と言った長期保証をつけるから大丈夫だ、と思うかもしれない。ところが、システムが完全にダメになる前に、出力が落ちている、というのに気づくのは困難なのだ。
太陽光発電は設置したら終わり、と思われている。だから、ほとんどの場合、点検は太陽光発電システムのオーナーが自腹で点検をよばないとしてもらえないのだ。しかも、点検項目はパネルがしっかりと設置されていてゆるみがないか、配線はしっかりしているか、などであり、パワーコンディショナやパネルの性能チェックや故障チェックをする項目がないのだ。これでは、長期保証がついていても交換してくれとメーカーに言うことすらできない。だって、気づいていないのだから。
一つ一つのソーラーセルは、半導体製造装置からそのまま出てくる代物で、確かにそれだけならかなりメンテナンスフリーである。ただ、ひとつ0.6Vぐらいしか電圧がないので、かなりの数を直列に接続してモジュールにしたてないといけない。ここに、壊れる要因が潜んでいる。それぞれのセルを表・裏・表・裏とつないでいく配線にたいへんな電流が流れるので、長年使っていると弱いところから発熱に負けてハンダづけしたところが外れたりして断線が起こってしまうのだ。一箇所切れると、切れなかった配線に電流が集中し、発熱し、また一番弱いところが切れていく。それが全部切れると、パネル1枚無効になってバイパスダイオードに他のパネルで発電した電流が通る。それを長年続けると、バイパスダイオードが切れて、パネルの残りに電流が流れていく…
パネル全体が急にダメになれば、普段から出力をこまめに知っていれば普段と違うのでわかる。一部ダメになっているのは、なんと屋根から1枚ずつはがして検査しないと、メーカーでもわからない…
ハンダが溶けて外れるぐらいの熱を出している、壊れたソーラーパネルが屋根にのっていたり、屋根に組み込んであったりしても、安全なのだろうか?
まあ当然、まったくもって安全ではない。家ごと燃えることもある。国内事例だと消費者庁のサイトに一件だけ公表されているのがあるそうな。欧米では結構ばんばん燃えているらしい。日中燃えると、水をかけることができないので燃えっぱなしになるそうだ。消防士感電しちゃうからね。
家が燃えている時、水をかけたいから発電を止めたい、と思っても太陽光発電はとまらない。光が当たると絶対に電気が出てしまうのだ。原子力発電とは違った意味で、太陽光発電も人間の都合では止まらない。ほったらかした太陽光発電は、安全でも安心でもないのだ。
点検をしよう。モジュールの劣化に気づくような点検をしようよ。
発熱からの火災が怖いんで、調子悪いところはもともと発熱しているわけだし、温度を調べればいい。かといって屋根全体を温度計くっつけてまわるわけにもいかないから、ここは赤外線カメラ、サーモグラフィの出番だ。まあ、安いのでも20万円以上、高いのはコンパクトカーの新車ぐらいと、ちょっとしゃれにならない金額なんですけどね…
こまめに温度を測って点検することで、異常に早く気づいて対処することができるようになる。パネルの一部に影が落ちたり、汚れがあったりするだけでパネルの温度は均等ではなくなって部分発熱したりするようだから、素人が撮影して「うわー発熱してるー火事だー故障だー」っていうのはまずいらしいけど、点検できる人材を一定量確保して、定期点検するように、公共としてはしないと火事がヤバイと思うよ。
ブコメで指摘する人が出たので。そう、元ネタは産総研の加藤和彦先生の講演。
みんな、俺の文章なんて読んでいないで加藤先生の本「太陽光発電システムの不具合事例ファイル」を買うんだ。
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/renewable/solar/index.html
感電の証拠ね。言うと思ったんだ。ぐぐるぐらいしかできないし間接なんだけど。
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/jutaku/hyoujun/hyoujun1/yousi22-1.pdf
http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/syukei1/zaisei/23jigyouhyouka1/02_jiritu/23jiritu104.pdf
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h24/2403/240327_1houdou/01_houdoushiryou.pdf
まあ、本当の根拠をとうとうと回答できるのは加藤先生な。最近、講演でひっぱりだこだそうよ。
あっ
先日人身事故でドラフト会議を一部見逃したという先輩から、どうして鉄道会社はホームドアの設置に消極的なのかという愚痴を聞かされたので、とある鉄道会社に勤務する友人からの話を基にかなり長くなってしまったものの私なりの考察をまとめてみた。
鉄道会社も一民間企業だ。赤字出し放題であった国鉄を民営化し誕生したJRも同様である。
企業というのは、基本的に新しい取組みを行う時、経営上のメリットが無いとそれを実行することはほとんどない。
例えば、鉄道会社の中でも特に頭の堅いことで有名なJR東日本が、Suicaという画期的なIC乗車券システムの導入に踏み切ったのは、利用客の利便性向上以外に次のような経営上のメリットがあったからだと考えられる。
まず、自動改札機や自動券売機へのコストを減らせるから。自動改札機は1台あたり数百万円もする。導入にも金がかかるし、きっぷや定期券を内部で高速に搬送する構造上、ベルトなどの消耗品が必ず発生し、メンテナンスコストがかさむ。自動券売機についても同様だ。
しかしSuicaであれば、こうした構造は必要ない。IC読み取り機だけであれば安いし、磁気券のように可動部分がないので点検箇所も劇的に減り、メンテナンスコストの大幅な削減ができる。券売機についても、チャージ専用の機械に置き換えてしまえば磁気の紙を用意する必要がなくなるし、自動改札機同様可動部がほとんどなくなるので、メンテナンスコストを削減できる。
次に、電子マネービジネスへの参入だ。毎日JRを使う人が定期券を磁気券からSuicaに移行すれば、Suicaを使った電子マネーサービスを一気に拡大できる。細かい小銭を用意すること無く売店で買い物できる便利さを一度体験すると、もう現金払いに戻れない。駅以外にもSuicaを使える店を増やしていけば、手数料収入という新たな収益源を期待できる。これらの経営上の大きなメリットが、JR東が莫大な金をかけてSuicaの整備を進めていった理由だ。
JR東日本は、山手線の全駅にホームドアを設置する計画で、実際に現在数駅に設置されている。設置コストは全駅で550億円とのことで、山手線は29駅あるので単純計算で一駅あたり約19億円ということになる。ホームドア自体も高額だが、重たいホームドアを設置するためのホームの補強工事や、車両とホームの両方のドアを連動させる装置を設置する車両側の工事も必要になる。設置が終わってもメンテナンスコストが毎年かかる。
また、「徹底解析!!最新鉄道ビジネス (洋泉社MOOK) 」によると、山手線は営業係数48.9を叩き出すドル箱路線だ。営業係数というのは、その路線が100円の収入を得るのにいくらの費用がかかっているかを示す指数で、例えば営業係数100であればトントン(もうけ無し)、100を超えれば赤字である。これだけ輸送人員が多く収益力のある(経営に貢献している)路線であれば、JR東日本がコストのかかるホームドア設置に踏み切るのも納得できる。しかし、逆にこれほどの輸送人員がないと経営上ホームドアの設置に踏み切ることができない、と考えることもできるのではないだろうか。山手線のような黒字路線で地方路線の赤字を補填する形になっているJRにとって、追加コストの発生は無視できない。
私鉄に関してはもっと厳しい。前出の資料によると、営業係数2位の京王井の頭線の数値は55.1だが、これは稀なケースであとはもっぱら70〜80台である(営業係数1位は京急空港線の46.2だが、加算運賃が設定されているため除外)。例えば東急東横線の営業係数は76.9、目黒線に至っては112.7と赤字である。東急以外の会社に関しても、小田急多摩線や京急久里浜線など赤字路線を抱えている。
もともと私鉄は連結の営業収益に対する運輸事業の割合は低い。週間ダイヤモンド8月4日号によると、JR東の連結の営業収益に対する運輸事業の割合が67.4%なのに対し、京急電鉄が37.7%、小田急電鉄が32%、東急電鉄に至ってはわずか17.2%だ。つまり、運輸事業以外の収益のウエイトが大きい私鉄にとって、ホームドアは会社の行方を左右するぐらい莫大なコストがかかる割に経営上のメリットが少ない。かといって、「ホームドアの設置のため運賃を値上げします」ということも簡単にはできない(独占企業でもある鉄道会社の運賃は、国交省が非常に厳しい目で審査するからだ)。輸送人員が減少する中、駅のバリアフリー工事や、福知山線事故以降に求められた保安装置の強化など、ただでさえ出費の多い現状で投資に対する収益効果の薄い鉄道事業への新たな出費は私鉄にとって厳しいのだ。
また、ホームドアを設置すると電車の停車時間が長くなるため、ラッシュ時に運行本数を減らさなければならなくなる可能性がある。その場合、混雑率が悪化しサービス品質の低下に繋がりかねない。ホームドアに荷物が挟まったり、故障でもすれば新たな輸送障害の原因になることも考えられる(実際、山手線は年に何回かホームドアの不調で遅延が発生している)。
「ホームドアが出来たから、電車にどんどん乗ろう!」と思う人はいないだろう。踏切などがある以上ホームドアを設置しても人身事故を完全になくすことはできないので、莫大なコストをかけてホームドアを設置するよりは、人身事故に対する振替輸送の費用などを負担したほうが現実的には安上がりなのだ。
皆様は、電車の扉の数というものを認識したことはあるだろうか。例えば東海道線の車両はほとんどが4つドアだが、つい最近まで3つドアの車両が走っていた。また、グリーン車両や踊り子などの特急に関しては1つないし2つである。このように、JR・私鉄を問わず、ある路線をドアの数や位置が違う車両が走っていることは珍しくない。
同様に、電車の両数も違う。前出の東海道線の通勤車両に関しては基本的に10両または15両だが、例えば京急では4両・6両・8両・12両と4種類の両数の運用があり、その上2ドア・3ドア・4ドアの車両が走る。
こうした違いがある路線でホームドアを設置するのは、現在の技術では難しい。仮に出来たとしても更なるコストがかかるだろう。山手線ではホームドアを設置する為にまだ新しい6ドア車両が廃車されたし、小田急新宿駅で特急ホームにホームドアが設置されていないのも、車両によってドアの位置が違うため技術的に困難という理由だ(京急の国際線ターミナル駅にはホームドアが設置されているが、これは空港線に入れる車両の形式を制限するという運用上の工夫が行われたからだ)。ならば車両の規格を統一すればいいという話になるのだが、20年以上というスパンで使われる鉄道車両をそう簡単に変えることはできないし、特急車と通勤車という用途の異なる車両のドア数を統一することはできない。
では、ホームドアを積極的に設置している路線の共通点は何なのだろう。
東京メトロは最近丸ノ内線や銀座線、有楽町線等でホームドアの設置を積極的に行っているが、これは設置されている路線で使用されている車両の規格が同一のため設置しやすいからだ。また、地下鉄は基本的に全列車各駅停車で運用が単純なことや、天候など運転の阻害となるものが少なくワンマン化が容易なため、丸ノ内線や南北線等に関してはワンマン運転化することで、人件費の削減が可能という経営面でのメリットもある。同様の理由で横浜市営地下鉄も2007年にワンマン化された。
2005年に開業したつくばエクスプレスは、踏切のない高規格な路線であり、全駅にホームドアも設置されワンマン運転を行っている。踏切0+ホームドア設置の効果は絶大で、開業以来人身事故は一件も起きておらず、人件費の抑制と安全対策の両立を達成している。
これらの事実から見えてくるのは、前述の2点の問題を地下鉄や新規開業路線はクリアできているということだ。東京メトロのホームドア設置路線に関しては、繰り返しになるが路線ごとにほぼ統一された規格の車両が走るので、技術的ハードルが低かったこと、ワンマン運転化により経営面でのメリットが生まれること。つくばエクスプレスに関しては、新しい路線だからこそ実現できたもので、他の既存の在来線の踏切全廃止やワンマン運転化などは現状不可能だ。
長くなってしまったが、これがホームドア設置問題に関する私の考察だ。
ホームドアを設置すればいい、と口で言うのは簡単だが、鉄道は慈善事業ではない。実際、鉄道事業は私たちが考えるほど収益は上がっていないようだ。ホームドアの設置のためなら、皆さんは運賃の値上げに同意できるだろうか。ホームドアの設置は短期的には最善の策だが、ハード面だけでなく、それ以外の取組みで誰もが不幸になる事故を減らして行くことはできないだろうか。
家庭てのは、本来生産の場じゃじゃないんだよ。
国の規模でみたら子供を作って教育して世に送り出すという役割があるけど、
だから残業だの転勤だの休日出勤なんて、家庭の事情を潰す業務命令が平気で出せるんであって。
で、家庭の側も、自分たち家族で生活するためのお金が稼げることもできないから、その地位に甘んじるしかないわけだよ。
だから家を守る者は働いている者を立てる、アシストする役目を負っていて、基本的に妻が夫を支えるわけだ。
ところが最近は、支える者が働く者に意見を言うようになってきたわけだ。
家庭を維持するための、メンテナンスの意見とか、出費の相談とか、子どもの教育についてとか、
そういうことから逸脱する価値観が飛び交うようになったら、家庭の価値は下がると思う。
テレビ番組が人気を失ったのは、役者や芸人が時事問題なんかで意見を言うようになったからだと思うよ。
何か言いたいことがあったら芸で表現すればいいのに、コメンテーターになったらお終いだと思う。
それも最近は、自分の意見ではなくディレクターとかスタジオの流れに迎合していると思われる発言ばかりだし。
役者や芸人の、まぁ才能が、スタジオ全体の“作り”に荷担するためのものになっているからねー。
そんなことも解らない連中の作る「ドラマ」が、魅力を失っていて。
毎朝の通勤の時の話。
1ヶ月くらい前に気がついたのだが、整形外科の前で毎日並んでいるおばあちゃんと、おばちゃんが居る。
その病院は8時から診療受付だが、7時には並んでいる。ほぼ毎日並んでいる。
リハビリの施設を利用するためなのかな?とは思うのだが、十分に歩けるしリハビリだけなら毎日行かなくても自宅で有る程度は出来ると思うのだが?
なにか他の病気なのか?毎日、誰かの助けを借りて何かをしないといけないとか?
正直な話。
このおばあちゃんもそうだけど、どれだけ医療費を使っているんだろう?
それと、メンテナンスは必要だけど、老いで体は壊れてきているのだから、オーバーホールしても元の状態には戻らないことを認識してくださいよ。
一人暮らしを卒業して、新生活を始める予定。住むところもワンルームから一般的な3LDKに変わる予定。とういことで、持っている家電を大幅に買いなおす必要があり、下調べに家電量販店に行き、販売員さんにもいろいろ教えてもらった。
使用用途など:リビングにおいて、地デジ、BSなどでスポーツ、映画、紀行番組などを見る。いいTVだったらブルーレイを借りてきて映画も観るかもしれない。現在ブルーレイレコーダーはソニー製のを持っているので、新しいTVには綺麗な画面を求めたい。
プラズマ:パナのみ。画面が暗い感じであるが、映像好きな人の支持が高く、プラズマ・フリークは必ずプラズマ指名買いをするそう。
パナ:画面のコントラストがくっきりの味付け。ちょっとどぎつい感じもあるがキレイ。最上位機種は25万円以上するが、LEDバックライトのオンオフコントロールが優れているらしく、大変キレイな映像だった。筐体のデザインもなかなかよかった。
ソニー:画面のテイストはパナとは両極端な感じ。明るく白っぽい。あの白っぽさに慣れるかなぁ。結構画面はきれいだし、最新モデルはLGみたいに枠が細くデザインもなかなかいい。
東芝:パナと同じくIPS液晶らしく、視野角が広いのが売りだそう。味付けはパナと同じくくっきり派。画面表面が光沢でテカテカ光る感じが好みかどうか。少し、映像に人口感がある。あと、タイムシフト機能とか興味がある人にはいいと思うが。
LG:TVのCMでやっている通り、枠が細いデザイン。置く場所によってはワンサイズ大きい画面が置けるのがメリットか。映像はややパナ、東芝よりのちょっと派手な感じか。何より驚いたのは3D。大変簡易なメガネなのだが、3D映像の画面の前方向に飛び出す感がもの凄く、かなりビックリ。デモ用の3Dソフト(K-POPのスーパー・ジュニアのPVだった)にもよるのだろうが、かなり迫力があって興味を感じた。
シャープ:クアトロンは少し明るくパナよりソニーより。でもソニーのように白っぽくはなく、ナチュラルな感じ。植物の緑の発色が見事であって、一応見た中では映像は一番きれいに表現できてるかなと思った。
三菱:映像の味付けはパナとソニーとの中間的な感じで好感が持てる。すべての機種が録画機能搭載が売りということで、すでにレコーダーを持っている自分は、あまり詳しく見なかった。
日立:売り場に置いてあったのか?見かけなかったような気がする。
結論:どれも買ってしまえば、映像の味付けには慣れてしまうような気がする。クアトロンが良かったが少し高いし、プラズマも表面がガラスで拭きやすいのもいいかなと思ったし、大変に迷う感じ。操作性(リモコン)、ネットとの接続機能とかは店頭ではよくわからず。特に操作のしやすさは結構、重要な気がするので、もう少し研究が必要かな。
東芝:野菜室が売り。野菜室を真ん中に持ってきてるあたり、ポイントを絞ってきている。ドアの開閉がボタンを押すだけなのもいいと思った。
パナ:モーター部を一番上に持ってきて、一番上の棚の奥というデッドスペースになりがちな場所を有効活用。その分、下部の引き出しが大きい。これは結構メリットかも。パナは製品の入れ替え時期らしくお手ごろ価格のものが今はないとのこと。
三菱:零下7度だか、いい感じにチルドできる冷凍室機能が売り。あと、製氷室に至る水の管も取り外して洗え、氷がくさくならないのが売りだそうだ。東芝ほどのインパクトには欠ける。
日立:真空保管できる棚があるのが売り。4社の中では一番おとなしい印象であった。
結論:製品の入れ替えに伴う値段の落差が大きい品種。うまく前モデルとか末期のを買えば20万円くらいのものを12万円くらいで買えるみたい。今は東芝が買いどきか。
自分は乾燥は基本天日干し志向。よってドラム式でなく、縦型から選ぼうと思った。
結構、付加機能とかつけて、価格差のあるモデルを出しているのだけど、洗濯槽洗い機能以外はそれほど魅力を感じなかったので下位機種でもいいかなぁと思った。あっ、後、乾燥機能の方式に空冷や水冷などいろいろ種類があって、部屋が湿っぽくならないほうがいいとの話であったが、詳細は忘れてしまった。日立がいいかな(モーターの日立というらしい)。でも、口コミサイトを見ると日立のをボロカスに言う人もいて、なぜなんだろう。
サイクロン、サイクロン遠心分離式、紙パック式と大きくわけて3種類あって、先ず普通のサイクロンは吸引力W数は大きいが、手入れが面倒で、今もこのタイプの小さいのを使っていて、厄介なことはわかっているので却下。
ダイソンに代表されるサイクロン遠心分離式は吸引力W数は小さいものの、ヘッド部分の機能強化で非力さは感じない。手入れも比較的ラク。やはり、この分野はダイソンがいいらしく、デザインなど気にならなければいいと思う。後、ゴミ捨てするとき、ちょっと舞ってしまうのが難点。次点としては東芝か。
紙パック方式は、手入れがラクなのとシンプルに吸引力がある。本体価格も安めで紙パック代を考えても、手間を考えると一番お得なのではないか。メンテナンスを考え、このタイプにしようと思う。パナ、日立、東芝といったところか。
だいぶ、販売員さんに教えてもらってにわかにだが、少し見方がわかったかな。あと、炊飯器、電子オーブン、照明器具、エアコン、扇風機なども調べたい。
パナソニックはどの分野でも手堅く製品を出してきているが、少し、突出した特長に欠ける感じもあった。東芝が頑張っているなあと思った。シャープを薦める販売員が少なかった感じがする。
販売員も店によって違いがあると感じた。ヨドバシがしっかり説明していると思った。ビックも社員さんは頑張ってる感じ。ヤマダはメーカー派遣にまかせっきりな感じがした。TV売り場構成でも、ヨドバシは同じサイズの違うメーカーを横並べにして、比べ見を可能としている点が良かった。ビック、ヤマダはメーカー別に売り場が分かれていて画面の見比べができなかった。
メーカー派遣の店員さんも、公平に各メーカー製品を説明したあと、自分のメーカーはちなみに○○と控えめにアピールする方式だと、説得力があって、いいのではと感じた。反して、自社製品だけをやたらと推すだけの人は、あまり心に入ってこない感じがあった。
家電選びは難しいと感じたのであった。
まず、俺の知人には日本人だが銀髪と言う奴がいる。白髪じゃないぞ。だから、日本人だから黒髪なんて話はない。
髪の毛は染めないのが一番似合う話であって、黒だと決まったわけじゃない。
次に、汚い茶髪と、綺麗な茶髪は分けてくれ。ただ単に染めただけでろくなメンテナンスもしないまま伸ばした茶髪と、ちゃんとメンテナンスされている茶髪は別物だ。
最後に、染めていればいいというものでもないし、染めてないからいいというものでもないだろ。
おおよそ、性格の問題だろ。性格からくるものを茶髪だからなと言われているだけで(言いやすい理由)、別段茶髪が言われているわけじゃないだろ。
このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。そういうことにしろください。
10年前、20代になったばかりの頃の僕は、今思えば本当に最低な生活を送っていた。高校を中退し、実家とは疎遠で、友達もなく、金もなく、夢も希望もなく、ただバイト先と自宅を行き来するだけの毎日。いつも視界には霞がかかったようで、底の見えない空虚さだけが僕の心を支配していた。
それでも趣味らしいものはあった。オンボロマシンにRedHatを入れ、ダイヤルアップの細い回線で自宅サーバを立て、Perlでガラクタのようなプログラムを動かす。そんな子供じみた遊びだけど、プログラムを組んでいるときだけは空虚さを忘れ、画面の中に没頭できた。
ただ、そのときの僕はもうすでにいろんなものに打ちのめされていて、若者にありがちな全能感などというものは霧散していた。自分がプログラミングで何かを成すだとか、それを仕事にしようなんてことは一切頭になかった。このまま夢も希望もなく人生を終えるのだと、そう思っていた。
それでも転機は訪れる。
勤めていた工場で派遣切りにあった僕は、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」とか言いながらニート生活をしていた。そろそろ翌月の家賃も払えなくなってきたころ、派遣会社から電話がかかってきた。「プログラム開発の仕事があるんですがやりませんか?」と。そういや履歴書だかスキルシートだかに、Perlがどうたらとか書いたっけ。実務経験もない中卒に仕事まわすとかwww ……とは思ったものの、このままでは本気でホームレス一直線だったので引き受けた。
派遣された先は従業員数10人くらい、パートさん含めても50人くらいの小さな会社だった。現在手書きの伝票でやっている処理をWeb化したいのだという。システム担当者はおらず、事務員さんがExcelやAccessを使える程度。すべて僕一人でやらなければならない。マジか。
ともあれ、まずはサーバである。後々の運用を考えるとLinux系は使えない。事務所の片隅に放置されていたWindows 2000マシンにApacheを入れてそれでよしとした。
次はデータベース。でもこの頃の僕は「正規化ってなんれすか?」というレベルだったので基礎から勉強した。なんかMySQLってのがいいらしい→社長に申請→「今Access使ってるからそれでいけ」→「はい」→パフォーマンスの面で問題出るだろうなとは思ったがしょうがない。
次は言語。最初はPerlで書こうと思ってたけど、PHPってのが流行ってるらしいのでこっちにした。ウホッ! いい言語……。
そして業務内容を把握するため、現場をあっちこっち駆けずり回りながらヒアリングする。ときには部長から愚痴を聞かされ、ときにはパートのおばちゃんから誘惑され、そんなこんなを繰り返し、仕様をつめていく。
そして数ヶ月かけて開発したシステムの稼働である。そのときのことは今でも忘れない。
現場の人がラインからデータを入力する。サーバにデータが送られてくる。別の事業所からも送信されてきてる。問題ない。事務員さんが伝票処理を行う。問題ない。すげえ、ちゃんと動いてる。お遊びで作ったプログラムではなく、本当に本気の業務用プログラムである。それを僕が1人で作ったのだ。このプログラムで業務がまわり、利益を生み出すのだ。社会に対して、何らかの作用を及ぼすのだ。僕みたいなクズにでも、そんなことが可能だったのだ。
そのことに気付いたときの感動を、僕は今でも忘れない。
それからちょっといろいろあって、ホームレスになった。うん、急展開なのはわかってる。でもこの間のことは語ってもあまり面白くないし、公序良俗に反する話もあるのでざっくりはしょる。どうせフィションなんだから細かいことを気にしてはいけない。
話を戻そう。
ホームレスになってからの数日はひどい精神状態だった。足元から世界が崩れていく感覚。視界がぐにゃりと歪む。帰りたい。でも帰る家がない。だからホームレスというのか……というトートロジーを何度繰り返しただろうか。
もうあまり覚えていないけど、このときの僕は本当にもう何もかもどうでもよくなってたと思う。ただ、自分の全財産がバッグ1つしかないということに対する心地よさ、開放感があったのはよく覚えてる。そんな状況で地べたに座り込んで見る風景。きっと、今はもう見えない。あの頃の僕にしか見えない風景が、そこにはあった。
いろんな人と出会い、流れ流れて、最終的に西成のあいりん地区にたどり着いた。関西圏の人には説明不要かもしれないけど、よく言えば日雇い労働者の街、ぶっちゃけて言えばホームレスのメッカである。今はもう綺麗になってしまったし、治安もそこそこよくなったけど、僕がいた頃はまさに「カオス」としか表現のしようがない状況だった。
どこから持ってきたんだといいたくなるようなガラクタばかりを並べた泥棒市。簡素な骨組みにビニールシートをかぶせただけの飲み屋。「ないかーないかー」と声が聞こえてきたので見てみると、警察署の近くなのに道端で堂々と丁半博打をやっている。コンビニのトイレの張り紙には「トイレが詰まる原因になるので注射器を捨てないでください」とある。いやトイレが詰まるとかの前に気にすることがあるだろ。ケンカなんて日常茶飯事。頭から血を流したおっさんが普通に歩いてる。数百人規模で並ぶ三角公園の炊き出しは圧巻。四角公園の炊き出しでは誰もいない場所にワンカップの瓶とかがたくさん並んでる。何かと思って聞いてみたら「あれで並んどることになってん」と返ってくる。学食の席取りルールみたいだ。ああもう全然書ききれない。
でも一番印象に残っているのは、南海線の高架下、うず高く積まれたゴミ山の前でガラクタを解体していたおっちゃんのこと。奇声を発しながらハンマーを振り下ろしていたおっちゃん。その両目は、これ以上ないほどにキラキラと輝いていた。その鉄屑を売った金でビールが何本買えるか皮算用でもしているのか、あるいは幸せになる魔法の薬でもキメているのか、そのときの僕にはわからなかったけど。
そして、人生を投げ出していた僕に付き合ってくれたおっちゃん、あなたのことも忘れません。モーニングをおごってくれて、いろんな話をしてくれて、聞いてくれて、役所の福祉課まで連れて行ってくれたおっちゃん。あなたがいなければ、僕は今でも西成でぬるま湯の日々を送っていたかもしれない。
いろんな人に助けられて、ホームレスの施設に入ることになった。舞洲という人工島にあるのだけど、これがまた周囲に何もないのだ。スポーツ関連施設、ゴミ処理場、物流センターが点在するくらい。コンビニ1件ありゃしない。だけど施設での生活は意外にも楽しかった。2段ベッドが6つ並んだ12人部屋。むさくるしいけど、みんなバラエティに富んでいた。刑務所上がりのいかついおっちゃん、虚言癖のひどいおっちゃん、ほとんど一日中寝てるじいちゃん、薬のフラッシュバックがひどい兄ちゃん。そんな人達の中で過ごせば、自分がどれほどクズであっても気にならない。やはり僕はこちら側の人間だと再認識した。
市街地にある施設へ移ってからはいろんな仕事をした。生駒の山奥にドブさらいに行ったり、事務所移転のバイトで腰をやってしまいそうになったり、なんやかんやあったけど、長くなるのではしょろう。結局のところ、またプログラマをすることになるのである。
そろそろ身バレしそうな領域に入ってきたのでここでもう一度強調する。このお話はたぶんフィクションです! たぶんフィクションです! 大事なことなので2回言いました。
そう、またプログラマとして働くことになった。今度は従業員数300人くらいの大きな会社である。日本人なら誰でも知ってるであろう大企業の子会社ということもあり、本社からの出向社員は東大京大卒当たり前みたいな状況。そんな人達の前で中卒の僕が前に座ってプレゼンやら仕様検討会やらをするのだ。何の罰ゲームだよ……。
最初に思ったのは、「ここにいる人達は育ちがいい」ということだった。みんな礼儀正しい。喋り方や立ち居振る舞いまで、今まで僕がいた世界とは何もかもが違っていた。まるでドラマに出てくるような「ちゃんとした人生を送っている人達」だ。そんな人達に囲まれていると、「生きていてごめんなさい」と言いたくなる。本当に。
他に驚いたこと。社内で連絡を取り合うのにメール使ってる。やばい。社内メーリングリストとかもある。やばい。定期的にミーティングとか勉強会とかもする。なにそれ怖い。自分がいっぱしの社会人になったかのような錯覚に陥る。ちょっと前まで西成でゴミ拾いのバイトしてたのに。「勘違いするんじゃない! 西成の日々を思い出せ!」と何度も自分に言い聞かせ、自我を保った。
とはいえ、萎縮してばかりもいられない。気付いたことはどんどん提案した。あちこちに散らばっている共通の処理をライブラリ化したり、サーバで負荷がかかっている部分を改善したり。却下されたものも多かったけど、採用されたものもそれなりにあった。業務の改善案を考えるのは楽しい。誰かがプログラマの三大美徳に「無精」を上げていたっけ。極度のめんどくさがりで、楽をするための苦労は惜しまない僕には、こういう仕事は天職なのかもしれない。
システム開発の方も順調に進んでいた。この頃はMicrosoftですらWeb版のOfficeを出すような状況で、デスクトップアプリに比べても遜色ないレベルのWebアプリがどんどん出てきていた。この会社で開発しているのも、そんなAjax技術を多用したWebアプリだ。JavaScriptを用いた本格的な開発に最初はとまどったけど、書けば書くほど言語が自分の手に馴染んだ。クロージャ、prototypeといった基礎をちゃんと学ぶと、書けるコードのレベルが段違いに上がっていくのが楽しかった。
仕様にもこだわった。実際に使う人がどんなふうに操作するのか、何度も何度も脳内でシミュレートし、どんなUIが最適なのか、データ構造はどうするべきか考え、実行速度とメンテナンス性の板挟みに苦しみ、何度も何度もリファクタリングを繰り返す。
そのとき開発していたシステムは、メイン画面でほとんどの処理を行うタイプのものだったのだけど、そのメイン画面のJavaScriptコードは最終的に1万行を超えた。もうこの頃にはJavaScriptでのオブジェクト指向的な開発手法というものも自分なりに構築されつつあった。そしてこのカチャカチャとした手触りの、安物のオモチャのような言語は、僕の一番好きな言語になったのだった。
そんなある日、僕が作ったシステムのメインユーザーである他部署の偉い人が来て、開口一番こう言った。
この機能が素晴らしい、とか、あの発想はなかったわ、とか、とにかくべた褒めして、そして去っていった。機能追加要望の前口上だと思って身構えていた僕は拍子抜けした。「あの人が他人を褒めることなんてめったにないよ、すごいね」と近くの席の人が言う。
どこにもはまることのない歪な歯車。その僕が、社会という大きな機械の中に組み込まれる音だったのだと思う。まあすぐに外れてしまうのだけど。その一瞬だけは、僕は確かに社会の一部になれたのだ。
これからどうするか? 今の技術力ならそれなりのところに就職できるかもしれない。でも僕にはやってみたいことがあった。半年かけて海外を旅するのだ。
今、僕の手元にはまとまったお金がある。こんなのは人生で初めてのことだ。そして僕は今、どこにも所属していない。どんなところに行ったっていいし、何をしたっていい。この先、そんな状況がどれだけあるだろうか? 人生長いのだ、そりゃあ何度だってあるかもしれない。でも今回やりたいことをやらなかったのなら、僕はきっと何度だってやらずにいるままだろう。
もちろん怖くなかったわけじゃない。なにせ海外なんて行ったことがなかったのだ。ずっと極貧の生活をしてきた僕は、国内旅行だって満足にしたことがない。
いろいろと考えた。ない頭を使って考えた。自分の英語は通じる? 病気になったときは? 荷物をなくしたら? あれこれ考えると心配事ばかりが頭をめぐって、わけがわからなくなる。
最終的に決定打になったのは、自分が何も持っていないという、この状況だった。
そう、僕は何も持っていない。家族も友達も、夢も希望も。だけど、そんな人間だからこそできることがあるんじゃないかと思ったのだ。何も持たないからこそ、どこにだって行けるし、何にだってなれる。それはタロットカードの「愚者」みたいなものだ。愚かな者は恐れも何も知らぬからこそ、無限の可能性を秘めている。
心を決めたら後は早かった。
パスポートを取得した。航空券を手配した。住民票を海外転出した。トランクルームを借りた。住んでいた部屋を引き払った。
空港へ向かう電車の中で、懐かしい感覚に襲われた。あの日、ホームレスになったばかりのころの感覚。世界が足元から崩れていく感覚。でもあのときとは決定的に違うことがあった。それは、今回は自分が望んでこうなったのだということ。流されるまま生きてきた僕が、初めて自分の人生に対して主導権を得た。それだけが決定的に違っていた。それだけで十分だった。足の震えは、これからの旅路への、期待に対する震えなのだった。
自分とは異なる人種、異なる言語。街の看板すらまともに読めない。レストランの注文すらおぼつかない。ちょっと電車に乗るのも大仕事だ。それでも時間をかけてひとつひとつなんとかしていった。
見知らぬ街の匂い、喧騒、バケツをひっくり返したようなスコール、旅の中で出会う怪しい人、優しい人。僕の前でたくさんの風景が流れていく。
川辺のレストランで昼ご飯を食べた後ボケーッとしていると、猫が膝の上に乗ってくる。動くのもめんどくさくてボケーッとしてたら日が暮れてた。そのまま猫と一緒に晩ご飯を食べた。そんな日もあった。
長距離列車に乗っていたとき、車内食にピーナッツバターのようなものが付いていたので、普通にパンに塗って食べた。でも梅干的なものだったらしく、めちゃくちゃ酸っぱかった。「すっぱ! すっぱ!」とかやってたら向かいの席の女の子が爆笑していた。僕も笑った。そんな日もあった。
最初は少し移動するのにも大変な思いをした。でもいつの間にか、ローカルバスに乗って気ままに旅するようになっていた。
たどたどしかった英語も、日常会話程度なら普通に喋れるようになっていた。
いろんな国のバックパッカーにもたくさん出会った。お互いつたない英語でやりとりするのも楽しかった。今度は彼らの国にも行ってみよう。だからいつか世界一周に出ようと、僕は心に決めた。
こんな旅に出たところで自分は何一つ変わらないと思ってた。でも、何かが変わってきている。それが何なのかはわからない。たとえば図太さだったり、適当さだったり、そういうのもあるのだけど、何か違う。それよりもっとプリミティブなもの。感情になる前の感情、行動になる前の行動。マグマのような熱量を持ったドロドロとしたものが、自分の中に渦巻いているのを感じる。それがいつ形を成すのかはわからない、今はまだ。だけどいつかどこかで、忘れた頃にひょっこり出てくるんじゃないかと思う。そのときを楽しみにしていよう。
そして夢のような日々は終わる。
日本に帰ってきたとき、手持ちの金は10万以下だった。部屋は解約していたので住むところもなかった。普通にホームレスだった。僕は焦らず慌てず、西成へ向かった。
しばらくはドヤ(安宿)に泊まった。一番安いところなら500円から泊まれる。西成はいいところだ。
前の会社から戻ってこないかと誘われたけど、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」と言って断った。
いや働きたくなかったのは本当だけど、もう1つ理由があった。職業訓練で組み込み系を学ぼうと思っていたのだ。
スマートフォン含むタブレット端末の市場がこれからも拡大していくのは間違いない。そうすると必要になってくるのは組み込み系の知識。いやアプリ作るだけなら必要ないかもしれないが、そういった知識があれば、自分ができることの幅がぐんと広がると思う。
それに、今の僕には基礎的な力が圧倒的に足りない。すべてを独学で、我流でやってきたけど、やはり限界を感じる場面が多々あった。だから今回ちゃんと体系的に学んで、足元を固めようと思ったのだ。
結果的には正解だったと思う。本当に基礎の基礎から学べた。
ブレッドボードを用いて回路を組むところから始まって、アセンブラ、C言語、組み込みLinuxでのデバイスドライバ開発、アプリ開発。これまで高級言語の十分に進化しきった部分にしか触れてこなかった僕にとっては、どれも難しかったけど、どれも面白かった。これからどういう道に進むかまだわからないけど、ここで学んだことは絶対に無駄にならないと思う。
そうして職訓で勉強するかたわら、悶々と考えていたことがある。世界一周についてだ。
今はまだ金もないし、そんな金を稼げるあてもないのだけど、いつか(たぶん10年後くらいには)行こうと本気で思っている。
ルートだけでも今から考えておこうと思って、いろいろと旅程検討アプリを試してみたのだけど、どれもいまいち使い勝手が悪い。海外のものも含めて探しまくったけど、自分が思うようなものは見つからなかった。
だったらもう自分で作るしかない。せっかくだから就活のときにポートフォリオとして使えるよう、ちゃんとしたWebアプリを作ることにした。
最初の1ヶ月は地図APIの選定と、検証コードを書き捨てるだけで終わった。
2ヶ月目は基礎部分の構築だけで終わった。
3ヶ月目に本気を出し、ほぼできあがった。
そしてベータ版をリリースした。 http://planetter.com/
それが先週の話。
だからこのお話はここで終わりだ。正確に言うなら、ここから先の展開はまだわからない。
10年間を振り返ってみて思う。あの頃と比べて、何か変わっただろうか?
家族や親類とは縁が切れたままだし、いまだに人付き合いは苦手だし、金はないし、夢も希望もない。それは今でも変わらない。ただ、あの頃あれほど感じていた空虚さは、跡形もなく消えている。
西成の高架下で見た光景を思い出す。ガラクタを解体していたおっちゃん。あのキラキラした目。たぶんあの瞬間に僕は、自分にとって一番大切なものは何なのか、心の深い部分で理解したんだと思う。
世界一周だなんだというのも本当はどうでもいい。僕はただ、いつだってドキドキしていたいのだ。
初めて人を好きになったときの気持ち。知らない街で暮らし始めたときの気持ち。そして、プログラムが思い通りに動いたときの気持ち。
それを持ち続けていたいのだ。いつだって新しい世界にワクワクしていたいのだ。
ふと目を閉じれば、まぶたの裏に映る、あの日のメッセージ。
"Hello world!"
このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。でも、ここに綴った僕の想いは、ノンフィクションです。
ある日、フロントカウル内のパーツに関するリコールで販売店に持ち込んだ。修理が終わり、走りだした途端にビリビリと異音がしたので見たらカウルが浮いてる。すぐ戻って店に言うと「最初からカウルのツメが折れてました」・・・本当に折れてたのかもしれないけど、この店を使うのはやめようと思った。
リアタイヤの交換時期になったので近所の小さな店に行った。店の兄ちゃんは不機嫌そうに「うちで売った商品だけで手一杯なんだよね」噂には聞いてたけどマジでこんな扱いなんだ、ちょっとびっくり。そしてチラリとバイクを見て「タイヤ以外にもアレとコレとソレも交換したほうがいいから、●●万ぐらいかな」と中古が買えそうな金額を言った。
何かおかしいと思ったので2りんかんでタイヤ交換だけしてもらった。お店の好意で他のパーツの状況も見てもらい、結局交換の必要があるパーツは何もなかった。俺のバイク屋に対する不信感は高まった。
そして先日、部品をパクられ自走不能になったので、メーカーサイトで信頼できる販売店が無いか探してみた。メーカーは販売店をランク付けしていて、最上位は「●●●バイクショップ」というグレードだった。
「●●●バイクショップ は、●●●製品に関する質の高いサービスを提供することで、 お客様のバイクライフをサポートするお店として、●●●が認定した販売店です。」
自宅からやや離れるが、この看板を掲げているメーカーの専門店がある事が分かった。メーカー子会社の販売代理店が経営してるらしく、これなら間違い無いだろうが問題は少々遠いこと。押していってから「預かれません」と言われても困るので預かってもらえるかメールで問い合わせ、可能なことを確認した。バイク屋に持ち込んだ日は朝から気温が30度近く、死にそうになりながら店に到着。この前メールしたんだけどー、と告げたところで衝撃の一言「お盆中はお預かりできません」
「預かってもらえないと炎天下の中1時間押して帰らないといけないんです。そういう事が無いように事前に問い合わせたのに、どうにかならないんですか」と言うと、店員はニヤニヤしながら無言で店に入り、しばらくして戻ってきたかと思うと「会社の方針で、預かれません」。また押して歩くのかと思ったら店先にバイク捨てて帰りたくなったよ。
もう、どこに持ち込んだらいいのか見当も付かないので、メーカーに経緯と共に信頼出来る店が無いのか問い合わせてみた。もう「●●●バイクショップ」なんて信用出来ない。メーカーからの返信は公開不可だったので要点をまとめるとこんな感じ。
・商品の購入と同時に販売店でのサービスも購入してもらっている。基本的に販売店に頼め。(その販売店が信用ならない)
・個別の販売店は把握してないから代理店を紹介する(その代理店の経営店舗に持ち込んでこうなった)
なんかもう絶望。どんないいバイクだってメンテナンスを任せられないんじゃ乗り続けることはできない。かといってバイクに乗れないとなると困ってしまう。他のメーカーのバイクに乗り換えればこんな事はないのかな・・・どうしろって言うんだ。
商品開発、大卒でも売れないばっか商品企画すればライン行き。
原料購買は、常に長期予測して安く安定して原料を手配しないといけない。出張とか、商談とか、その上語学が必要で大変。
計量場は、計るだけから楽だけど、合着とか殺菌剤とか危ない薬品を吸い込みやすくって危険。
加工場は、原料が重い、煮炊きすれば熱い、冷凍すれば寒い冷たいで大変。異物混入クレームの主原因元。
包装梱包場は、同じ作業の繰り返し、箱詰め、何個入れたかわからなくなる状態、ラインのスピードについていけなければパニック。
生産管理は、日配受注の読み間違い、生産変更で毎度パニック。急な生産変更で足りなかったりあまった資材原料の扱いが大変。
品管は、常にクレーム来るし、現場の作業員は衛生管理指導を聞かないし、怒られっぱなし。
機械メンテナンス班は、修理改造は、営業日にはできないから、常に休日出勤中。稼働日でも電気排水設備常に目を光らせてないといけない。
工場長は常に計画と実際の試算表の差に悩まされてる。損失を出すな、在庫を持つなって上から言われてるし。
楽なのは物流かな、できた製品はパレットごと、リフトで倉庫へ。出荷も指示通りトラックに載せるだけ。
どこ置いてるか一覧あるから迷うことないし、出荷、倉庫入れは生産後もあるから、残業代は常に稼げるし。
http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20120707
↑おもしろかった。
一方↓なるお話もあったりして。
http://committees.jsce.or.jp/editorial/no60-2
経済学・経営学畑の人から、もっとガンガンと土木学会の論説に突っ込みいれて欲しいな。
多分、突っ込みどころ満載なんだと思うのよ。
おいら無学だから建設業界にしかおられんのだけど、なんかこの土木学会の論説って、いっつも言ってることに違和感があるんだわー。
無学ゆえに適切に突っ込めないところが痛いんだけどさー。
PPPって、元々民間資金も使った公共事業って聞いたことがあるんだけど、それに対して「海外事業を日本の建設技術でやるために、政府が円借款的な仕組みを用意して、PPP的にやる」ってなんか違和感があるんですわー。
だったら、「PPPの仕組みで、民間資金を導入して、補修やらなにやら何かと手当ての必要がある国内インフラ整備をしっかりする。」でいいんじゃないの?という気がするんですよね。
でも、民間企業は、今資金の調達にキュウキュウとしているから、それこそ「列島強靭化計画」みたいなお話でいいんじゃないのかー、と思うんだけど。
建設系の会社にも色んな種類あるけど、結構、震災の後って、いろんな仕事あるはずなのよ。
臨海部の埋設インフラは全部液状化対策しなきゃいけないし、老朽化した橋はメンテナンスしてやらなきゃいけないし。
原発にしたって、たとえ止まっていたとしても、去年の大震災クラスにも対応できるように当面設備はアップデートしないといけないはずだし。
だって、止まったはずの原発の冷却機能が失われたのが、そもそもあの事故の始まりなんだから、「止まった状態の原発でも120%の安全を確保する」ための設備と体制の増強はいるよね。
発電所は民間会社のもので公共財じゃないから、そんなものは公共事業じゃない、って話かもしんないけど、でも東電は国有化されちゃったから、なんか設備増強するっていうんならそれって、公共事業でしょ?
それに原発全部止めて、火力でまかなうって言ったって、火力の災害対応はどうするべきなんだろ。
今のままの設備だけで本当にだいじょうぶなんかね?
脱原発でも原発依存でもどっちでもいいけど、今ある設備だけじゃ、あのクラスの地震と津波が来ちゃったらどうもヤバそうってのはみんな目の当たりにしたことだし、であればやばくならない様な手をなるべく早めにとらねばならぬ、というのが今の状況なんだと思うんだけどさ。その上、あのクラスのエゲツナイ地震が「そのうち」来るのも確実なわけだし。
気候変動でゲリラ豪雨に悩まされたり、大雨で川が氾濫したりしているけど、温暖化が進んだらそういうの日常になるよね、多分。
じゃ、そのときに溢れまくってる水はムダに溢れさして、そのまま捨てるだけなわけ?それって「エコじゃない」よね。なんか有効に使わなきゃいけないはずなんだけど、使えてないよね。
今の設備じゃとりあえず集めて捨てるだけしかないわけでしょ。じゃ、何か設備の増強はいるよね。
日本として今現在そんな状態なのに、建設系企業の海外進出を、わざわざ「国としてサポート(かつお金も出してあげつつ)」っていうのは良くわかんない。
どうせ国がお金出すんだったら、これだけやらなきゃいけない事山積みの国内にお金回したほうがよくね?
財布が決まってしまっているからそうもいかない、というお役人の事情も分かるけど、財布の割り振りを決める前の土木学会の論説としてはどうなのよ。よくわからん。
お前らが利権むさぼったからこんな事になった、とか言われそうだけどさ。
でも、それ、俺に言われてもこまるのよ。そういうのは、もう、隠居した爺さん達が作った仕組みだからして。
そいで、その爺様たちも当時は「今、こんだけやることがあるけど、どうすべか」っていう中で作った仕組みだとは思うのよね。
陳腐化してるけどさ。でも、「今、こんだけやることがある」というのは現実なんだと思うんだけどなぁ。
よくわかんないよ。
頭の良い人教えてください。
Rails3 と jQuery で、真面目にオシャレなエロサイトをつくってみました。 - h300
http://d.hatena.ne.jp/inouetakuya/20120331/1333192327
に触発されて、オシャレエロサイトを作ってみました。
オシャレエロサイトを作ろうと思ったのはいいのですが、デザインは苦手なので途方に暮れていました。
h300の方はペパボのソフトウェアエンジニアらしいのですが、こっちはただの素人プログラマー。
そこで何か裏ワザみたいなものはないかとググっていると、Twitter Bootstrapという文字が目にとまりました。
Bootstrapの名前は知っていましたが、深い内容までは知りませんでした。
ですが、紹介記事を読んでみると自分の理想に近かったので早速使ってみることにしました。
Twitter Bootstrapはある程度有名だと思うんですが知らない方のために説明すると、
CSSフレームワークの一つで、ウェブデザインの作成を手助けしてくれるものです。
色々なCSSフレームワークを見ましたがTwitter Bootstrapが一番完成度が高いと感じました。
ウィキを見ると最初のリリースが2011年8月なので比較的最近のものですね。
普段、みなさんがウェブサイトを作る時、HTML + CSSで作られるかなと思うんですよね。
この時、CSSが事前に用意されているとすごく楽じゃないですか?
CSSフレームワークはCSSの大部分を前もって用意してくれているんですよ。(フレームワークによりますが)
ですので基本的にCSSに合わせてHTMLを記述するだけでウェブサイトが出来てしまいます。
CSSに合わせてHTMLを記述するとはどういうことでしょうか?
この文章は薄い青色でハイライトされていますよね? Bootstrapで似たようなことをする場合 <div class="well"> ハイライトしたい文章 </div> という感じになります。
classにwellと指定しているだけですね。
なぜそうするだけで文章がハイライトされるかというと、
divのclassにwellが付いていたら、いい感じでハイライトしてねっていう指示が
Twitter BootstrapのCSSに書いてあるからです。
BootstrapのCSSには、divのclassにalert alert-errorっていうのがあったら警告文だしてねとか、
button class="btn"ってあったらボタン表示させてねとか色んなことが最初から書いてくれています。
もちろん見栄えがよくなるように記述されていますので、classを指定するだけでモダンなデザインになるわけですよ。
CSSに合わせてHTMLを記述するだけでウェブサイトが出来るというのはこういうことです。
でも、最近のウェブサイトは HTML + CSS + JQueryという場合も多いですよね。
安心してください。Twitter Bootstrapの場合はJQueryの基本的な部分も用意してくれています。
ですのでドロップダウンメニューやタブ、スライドショーなどの実装も簡単にできます。
それに加えてBootstrapはよく使うアイコン数百種類まで用意してくれています。
至れり尽くせりですよ。
神様ですね。
CSSが固定化されていると、HTMLも自動的に固定化されます。
CSSに合わせて記述するので当たり前といえば当たり前ですね。
CSSの記述は一定、HTMLもある程度一定なので、メンテナンスが格段にやりやすくなります。
個人プログラマーの方だと、サイトごとにHTMLもCSSもグチャグチャという方も多いのではないでしょうか?
フレームワークを使えばそういうこともなくなるということです。
Twitter Bootstrapの凄さはそれだけではありません。
現在、ユーザーがどんなデバイスでウェブサイトにアクセスしてくるか分かりません。
PC、スマートフォン、iPad、TV、3dsなど全てのデバイスに合わせてデザインを作るのは時間がかかりすぎます。
でもTwitter Bootstrapならbootstrap-responsive.cssというCSSを選ぶだけで、
デバイスの横幅に合わせてデザインが変わるレスポンシブなウェブサイトができます。
もちろんデメリットもありまして、サイトのデザインが似てしまうというのが難点です。
ですが基本はBootstrapを使って、ちょっと自分でカスタマイズしてオリジナルっぽくすることもできますので、
一度Twitter Bootstrapを使ってみる価値はあると思います。
http://twitter.github.com/bootstrap/
Bootstrapの説明が長くなってしまいましたね…。
1.エロいサイトを巡って、XVIDEOSやFC2動画などのリンク、embedされたものがあれば取得。
3.データベースに登録。
一連の作業をクローラーにやらせるプログラムをRubyで書く。
RailsでBootstrapを使うにはtwitter bootstrap railsというgemを使うらしいです。
しかし、使おうと思ったのですが、windowsでは上手くインストールできませんでした。
仕方なく、代わりにsass-rails-bootstrapというものを使いました。
違いはcssにLESSをつかっているかsass(scss)を使用しているかだと思います。
http://d.hatena.ne.jp/tkawa/20120219/p1
の記事が参考になりました。
ちなみにLESSとかSassってのはcssを効率的に書けるすぐれたものです。
最近、webクリエイターボックスさんでも紹介されていました。
http://www.webcreatorbox.com/tech/css-sass/
railsでは3.1からcoffee scriptと共にsassがデフォルトで使えます。
このあたりがRailsの素晴らしさですね。
Bootstrapは画像を綺麗に並べて表示することにも向いているので、
アダルトサイトと相性がいいなと感じました。
AV女優名とか女子校生、人妻などのジャンルのタグがあれば便利ですよね。
Railsではacts-as-taggable-onというgemを使い実装しました。
動画のタイトルが事前に用意したAV女優名リスト、ジャンルリストと合致すればタグ付けするという感じです。
AV女優リストはDMMから、ジャンルリストは大手アダルトサイトから作成しました。
タグ付けするときに あおいそら-蒼井そら みたいな感じでタグ付けするようにしました。
もっとスマートな方法があるはずですが思いつかなかったので仕方ないです。
ア行、カ行…のように行別にわけて、なおかつアイウエオ順で表記してますので
クッキーを使ってログイン不要のブックマーク機能を作りました。
jquery.cookie.jsを使って、cookieを配列に直してごにょごにょしてという感じで実装しました。
削除ボタンを押すと非同期で通信して…などいろいろ面倒でした。
でも、動画の数はかなり増やしていこうと思っていましたので頑張って実装しました。
動画の下のブックマークするボタンを押していただければブックマークできます。
ブックマークするボタンの表示などにBootstrapの便利さを感じました。
実はこれが一番やりたいことでした。
多くのアダルトサイトは広告だらけで、肝心の動画がポツンと小さくあるだけというのが多いです。
戦場で疲れた兵士たちに、そんなせせこましい画面でアダルト動画見ろって?
そんな野暮なこと言いませんよ。
PCスクリーンの画面いっぱいに、大画面で、ドカーンとエロ動画を楽しんで下さいよ。
動画はできるだけ大きく表示しています。もちろんレスポンシブです。
全画面表示にすりゃいいじゃん…っていうのは違うんですよ。
全画面表示だと逃げれないじゃないですか!
不意に誰かが部屋に入ってきたらどうするんですか?
そう考えております。
Bootstrapでデザイン面はスマホ対応にはなっているのですが、
加えてjpmobileというh300で紹介されていたgemを使って、
CPU 2.66GHz、メモリ 2.2GB HDD200GBです。
Railsは遅いので少しでも速くするためにApacheの代わりにNginx使おうと思ったのですが、
PC用のキャッシュとスマホ用のキャッシュを別々に保存して使う
ということがどうしてもできませんでした。
PC用のキャッシュがある場合、スマホ用のキャッシュがなくてもキャッシュがあると認識されるなど、
もともとNginxとrailsのページキャッシュは相性が悪いようです。
Nginx側でキャッシュする、もしくはスマホ用のアドレスを別にすればできるかもしれないですが、
http://m.サイト名 みたいにするのが嫌だったので最終的にNginxを使うことをやめました。
Nginxに関するネット上の記述も少ないので運用するのは危険かな、ということもあります。
Nginxを少しだけ使ってみた感触はかなり速いというものだったので残念でした。
バージョンが変われば、また挑戦したいですね。
【追記】
やっぱNginxでもいけるかもしれないですね。
紹介しないと終わらないということで紹介します。
http://nukisen.com (エロ注意)
サイト名はオシャレに横文字でNukisenにしました。読み方はヌキセンです。
http://bootswatch.com でダウンロードできるBootstrapのテーマそのままですが、
Bootstrapを使うと自動的に細部まで凝ったデザインになるので最高ですね。
下にスクロールしていくと背景のグラデーションが変化したりとか、とても一人ではできないですよね。
長々と説明してきましたが、
ぜひNukisenで大画面のアダルト動画を体感してほしいです。
しばらくは一日30本ぐらいの更新でいく予定です。
アダルトサイト同士の相互リンクでアクセス増やしてなどはしない方向です。
新しいことに挑戦すると得られるものが多いなと感じました。
ウェブサイトを作る際、無意識のうちに自分のできる範囲の技術で構築しがちだと思うんですが、
そうすると成長はないですね。
長文失礼しました。
いや、マネージメントしては 何の問題もないよ。
例えで言うならば、時代劇で 用心棒の先生に庭掃除をさせる。ってのがよくあるけど
用心棒の仕事は荒事が起きた時に、活躍することであって 庭掃除じゃないからね。
他にも、保険をかけておいて、事故が起きないから、保険を解約する。というのでもいい。
ようするに、必要とされているときに 必要としたことを100%こなせばいいのであって、社会人は原則的には時給労働者ではない。
僕達プログラマーはデスマーチ化すると、眠れないことも多々あるし。トータルの問題。
業務系だと 1度大変な思いをして、でかい規模のシステムを入れると あとは メンテナンスで楽な仕事で食っていける。という話もある。
でも、そのでかい規模のシステムを作るのが大変だから、そこがメインの仕事で メンテナンス期間は 寝てても構わない。
つか、メンテナンス中に寝てられるほど、安定したものを作ることが本道で、メンテナンスが忙しいシステムはナンセンス。
つまり、あなたが言っている勤務態度 というのは 常軌を逸して劣悪でない限りは 『条件によっては』見過ごされるたぐいのものという事。
ベテランプログラマーになってくると、過去の資産が稼いでくれるという事もあるから。
たとえば、ビルゲイツは過去の資産が動いてくれていて、自分で働く必要ないよね。あれとおなじ。
つまり、あなたは、勤務態度ではなく、その人が(働こうが働くまいが)稼ぎ出している価値と その人が消費している価値が 赤字である事を まず 証明する必要があるけど
6ヶ月見てるなら、だいたいわかるんじゃね?
いずれにしろ、研究職とか、プログラマーとかは 緩急がある仕事で 工場労働者みたいに 一定はむりだよ。
数学の数式を コンスタントに 証明しろ みたいなもの。 基地ならともかく 未知の公式なんて 考える時間とか、リフレッシュとかも含めて 全部仕事だよ。
結果を出せていない? それは 真面目な勤務態度になったからといって 出せる分野じゃないんだから、 給料を下げろって話かと。
[2012/6/2 13:30 応用編追記。文字数制限で[応用編]人気トピの作り方、[応用編]Tipsをhttp://anond.hatelabo.jp/20120602131430に分割]
[2012/6/2 17:40、23:20 分割した方でブクマに返信]
[2012/6/4 2:20、8:30 釣りトピリスト / リンクを作成。http://anond.hatelabo.jp/20120604022123 ]
[2012/6/4 22:50 釣りトピ紹介をAnonymous Diaryで行うのがとても手間がかかるので、twitterアカウントを取りました。http://twitter.com/topisyu ]
[2012/9/18 TumblrでBlogライクに色々まとめてます。http://topisyu.tumblr.com/ ]
※引用はもちろん、転載も自由にして下さい(はてなの規約の限り)。ただし、出典は明示し、転載される場合は、本記事群は時々更新していますので、転載分についてもversionを最新に保つようにする努力をして下さい。
それはそれで楽しかったのだけれど、物足りない感が出てきて、この1ヶ月猛烈にトピック(略称「トピ」≒質問・相談)を立ててた。正確な数は数えていないけど、投稿したトピ数は30、掲載されたトピ数は20ぐらいじゃないかな。
掲載された20のトピのうち、1000以上のお気に入り(はてブ数、イイネ数みたいなもの)を得たのは3個、100~1000ぐらいが10個ぐらいなので、デビュー仕立てのトピ職人としての腕は悪いほうじゃなかったと思う。(誰かと比較できるもんじゃないけど。)
で、ROMってた時と違って、トピを立てる身になって分かったことが沢山あった。トピ職人してたことなんて、リアルでは恥ずかしくて誰にも言えないから、「王様の耳はロバの耳」みたいにどこかで吐き出したくて増田に投稿しました。
主に、
という章立てです。リンク先も含めると超長文です。お気をつけて。
最初に断っておくと、文中で紹介したトピは自分が投稿したものではないです。
発言小町を知らない人がこの日記見ることはないと思うけど、簡単に。
知ってる人は飛ばして下さい。
発言小町(はつげんこまち)は読売新聞社が運営するニュースサイトYOMIURI ONLINE内の女性向け情報サイト「大手小町」内の電子掲示板形式の投稿コーナーである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E8%A8%80%E5%B0%8F%E7%94%BA
ということで、読売新聞社版OKWave、2ch、Yahoo!知恵袋です。
トピ主と呼ばれる質問者が、質問を投稿し、それに閲覧者が"自由気ままに"(重要なポイント!)回答するというもの。
発言小町は、基本的に広告収益で成り立っているので、固定ユーザー数とアクセス数はとても重要です。だから、下劣なトピはブランドイメージを損ねるために載らないはずなんだけど、度を過ぎない程度の醜悪な炎上トピは歓迎される傾向があります。トピには実名はでないし、被害者も加害者も生まれないため、発言小町内で炎上してもそれが現実に影響を及ぼすことはなく、毎日小さな炎上が起きては消え続けています。
トップページはここだけど、
これじゃ質問がズラズラ並んでて見難いので、ランキングページから、気になった質問を見てみるのが入りやすい。
http://komachi.yomiuri.co.jp/ranking/
タブがいくつかあるから分かるように、発言小町には、2chの板みたいなものが、大きく10個のカテゴリーに分けられているので、自分が興味があるカテゴリーのランキングを見るというのが一般的な見方だと思います。
今日の時点でアクセスランキング1位になってるトピで、個別のトピの見方を紹介します。
個別に回答を見ていくもいいけど、それは猛烈な疲労感を生むだろうから、質問者(トピ主)のレスだけ抜粋して見る方が最初は楽かもしれない。一応、質問者は必ずお礼や事後報告するルールになってるので、内容はそれだけで分かる。
このトピだと、質問者は最初に質問して以降、3回回答してる。結果としては、トピ主であるクリシェ(フランス語で常套句という意味。)が息子の内定を断らせたかは分からないまま、トピが終了している。トピが白熱し過ぎてしまった場合に、結論が出るまでにトピが受付停止になってしまうことは良くある。
で、長くなったけど、ここからが本題。これが本当に書きたかったこと。
読売新聞社版OKWave、2ch、Yahoo!知恵袋といっても、それら3つのサイトと大きく違う点がある。
それは編集があること。
これが発言小町ならではの文化を生んでる。発言小町の原動力と言っても過言ではない。発言小町内では編集という用語だけど、2chの小町スレでは、この編集は、検閲と呼ばれている。(検閲をする編集部のことは、閲子と呼ばれています。)
発言小町の投稿ルール
ということで、質問や回答を投稿して掲載されるのは、2~3時間かかる。発言小町の編集部の人たちは、朝は9時から夜は24時ぐらいまで働いているので、当然、朝の1時に投稿してもすぐには載らない。あくまで、全ての質問や回答は検閲された上で掲載される。
で、この検閲にはいくつか種類があって、軽いものから順番にすると、
こんな感じの検閲が行われる。
当然、トピ主のレスは、多くの衆目を集めることになるので、縦読みの有無や過度に刺激的でないか、掲載されるまで時間がかかることが多い。だから、7みたいに、質問者のレスはいっぱいついているのに、しばらく経って日にちがずれたトピ主のレスが掲載されることがある。
で、この検閲の、特に2と6と7で、発言小町の各トピは流れが作られる。最初のほうでのトピ主を擁護するコメントや、トピ自体が釣りだと指摘するコメントはまず載らない。それやると盛り上がらないから。炎上したほうがアクセス数が増える。ただ、これははっきりと言えることではなくて、現象を見た後の結果論とも言えなくもない。最初にレスをするのは、もうとにかく鬱憤を晴らしたいだけの人たちだから罵倒が並び、それらを見てやってきた穏健派が穏当なトピ主擁護レスをするとも言える。
我々の目の前にあるトピは既に検閲後のものなので、これを証明することはなかなか難しい。お勧めは、試しに流れに歯向かうレスをしてみることです。何となく、実例を挙げられるとしたら、このトピ↓。
随分はてブされてたんで知ってる人も多いと思う。元ネタがあることははっきり分かるのに、誰もその元ネタを指摘してない。皆が盛大に釣られたと解釈するのが正しいかな?
検閲があるために、トピは盛り上がることになるのだけれど、結果的には釣り師からすれば釣り堀天国になっちゃう。2chなら不都合な質問でも答えないと釣り師としての腕を疑われるけど、発言小町だと、ちゃんと編集部が検閲してくれるから、不都合なレスは載らず、当然反論する必要がなくなる。閲覧者も、他の回答者も釣りだと気付かないで、マジレスが続いてしまう。悲劇。
じゃあ、そんな検閲がある中で、釣りトピをどうやって見分けるか、そして、どうしたら、検閲を上手く利用して、人気トピを作られるか、それが応用編になります。
長くなったので、続きは、はてブが15付いてたら書きます。id:testa_kitchen さん指摘ありがとうございます。はてなダイアリーで偉い人たちがしてたので普通のことと思ってました。私が悪いんでしょうか。続き書きます。
とりあえず、自分から見て、はっきり釣りだと分かるトピを紹介しておきます。
さっき、上に上げた「息子の内定を断らせたい」も多分釣りですね。
釣りをするぐらいしか生きている目的がない可愛そうな人たち(「釣り主」とします。)からすれば、発言小町は天国です。上に書いたとおり茶化す発言(やぬるいレス)は掲載さえもされない。純粋にマジレスばかりが残る。だから、釣りをするのは当然。
トピックを投稿する(トピを立てる)には、トピ主名、メールアドレス、パスワードを登録する必要があって、メアドを用意するのは面倒じゃないの?って思われるかもしれないけど、このメールアドレスは実在するかどうかの確認はされません。単に、トピ主であるかどうかを判断するための、IDでしかありません。だから、釣りをする下劣な連中は、出鱈目なメアドを記載するだけです。
それ以外に、釣りをしやすいのは、発言小町の回答者(いわゆる"コマッチャ")の性質にも一因はあります。発言小町を長く使っているコマッチャは、もう同じような話を何度も何度も何度も、それはもう沢山消化しているので、普通の相談には飽き飽きしています。それに、同様な質問であれば、質問をしようとしている人は過去の質問から検索して見つけるべきですから。だから、コマッチャは相談に対して、そのままシンプルな回答をすることはしません。自分の膨大なデータベースを利用して、質問者が抱えている真の問題点を洗い出そうとします。
例えば、
という相談が仮にあったとします。日常で相談を受けた普通の人と、コマッチャではこれぐらい反応の違いがあります。
と、何にも情報がなくても、過去の質問のインデックスを確認して想定できることを書いていきます。これが所謂コマッチャ特有のゲスパー(=下衆・guess+エスパー=下衆な推測)というやつです。
小町というと年収自慢をしている発言(「私の年収は、53百万円です」)ばかりという印象を持っている人は多いでしょうが、そんなことはありません。もっぱら、「専業主婦になりたいんですが」「年収1000万円です」「玉の輿に乗りました!」みたいなトピ限定です。ゲスパーのほうがよっぽどメインストリームです。
推理小説で犯人探しというのが分かりやすいと思います。これが当たると嬉しいので、コマッチャは自分の推理を書き込んでいきます。「え、これって回答じゃないよね?」と思うのは当然です。なぜなら、推理ですから。
このゲスパー以外にも、トピ主をdisって鬱憤を晴らしたいというニーズもあります。通常、極端な誹謗中傷は発言小町には載らないはずです。規約にも書いてあります。それが、非常に巧妙にコメントすることで、トピ主を徹底的にdisることが可能です。例えば、
は、
「トピ主の言っていることが良く分かりません。失礼ですが、日本語が母国語の方ではないんでしょうか?色々ご苦労があるでしょうけれど、トピ主から心が離れた旦那さんの気持ちは私にも分かります。」
に変換できますよね?もちろん、単刀直入にdisることも可能です。ただ、それは検閲で弾かれてしまうことを考えれば、一手間かけたほうがいいです。トピ主にダメージを与える発言が確実に掲載されますから。
このように、コマッチャ特有の癖があり、ネタにマジレスがされてしまう傾向があります。
発言小町の特殊性は、編集部による巧みな編集と、コマッチャのゲスパー・鬱憤晴らしテクニックによって生まれています。
ランキングに上がっているトピはほとんど釣りトピととらえた方が楽なんですが(実際は3割ぐらいです)、それだと楽しく発言小町を見ることはできないでしょうし、真剣に相談しているトピ主さんには可愛そうです。健全に小町が楽しめるように、釣りトピを見分けるコツを書きます。
釣り主は、ゲスパーを誘発させることを考えます。だから、さりげない一言を入れます。
普通の相談者は自分が相談したい内容に、秘めた願望・憎しみは入れません。事実を書きます。
釣り主は、人気のトピをチェックして、日々研鑽しているので、過去の人気トピをマネしたトピを立てます。
釣り主は、本気で相談していないので、個別のレスに答える気なんかありません。
釣り主は、相談が目的ではないので、レスは滅多にしません。レスやお気に入り数のてこ入れが必要になったタイミングでしか登場しません。
物語の確信に触れるようなこと、自分が設定していないことは回答できないので、釣り主は無視します。
釣り主は物語を進めるために、聞いてもいないのに定期報告をします。
数ヶ月、数年悩んだ問題でも、発言小町で相談すると1週間も待たずして解決することがあります。釣り主は沢山の釣りトピを立てなければならないので、一つのトピにそんなに集中できません。
こんな感じです。初期的に釣りかどうかを判定するのは結構難しいです。個別に解説が必要になってくるので。「これは、荒れるわw」と思ったら、釣りであるというのが分かりやすい判断基準ですね。
例えば、このトピは完璧に釣りですよね。トピ主名がnewmamaなのに、40代3人子持ちって。ミソジニーを生もうとしている酷いトピです。
夫が残業をしなくなりました
(続きは、時数制限で表示されないので、別に移します。質問への回答もそっちに。http://anond.hatelabo.jp/20120602131430)
値上げの原因を作っている原発稼動反対派が個人的にむかつく。
40年もの間何も考えずに原発の恩恵を受けてきていたのに目立つ事故が1件あっただけで、全数停止しろとは何を言っているのだ!
そして、原発を止めて、燃料代のかかる老朽化した火力発電所をフル稼働させて、燃料代を無駄に多くして値上げを誘発させる。
原発も地域住民への手当てがあるがそれは国が補填しているはずなので電力会社にとってはそれほど痛くない。
別に原発推進はでは無いが、これまでのような安定した電力供給をお願いしたいと思うため、原発の稼動には反対しない。
原発を稼動し、それに替わる発電所を早急に建設し置き換えてほしい。
火力発電所があるじゃないか。と言うかもしれないが、常時100%の稼動率で動かすものはメンテナンスも大変になるし、故障率も増える。
そんな状態で発電を行ってほしくない。
しばらくは大丈夫ではボロがでて、ピークだけでなく普段の電力も発電できない、今まで以上に電力逼迫状態になるのでは?と懸念している。
見えている施策のすべてが反感を買うような事ばかりなので、ちゃんと考えて国営企業の体ではなく、営利企業として動いてほしい。
そう思うんならそうなんだろう。おまえの中ではな。
寝なきゃダメなタイムリミットはわかってるんだけど、どうしても過ぎちゃうんだよなあ。だらだらと。
時間の使い方がよくないんだよね。
人生は有限だから、メンテナンスと体調維持に十分な時間をかけて、
昼間の活動時間帯は質の高いコンディションで過ごせるようにしたい。
有限なものなのに、まるで無限かのように錯覚した態度で向き合ってしまっていることって、
時間もそうだけどそれ以外にもあると思う。
水少ない地域なんかはたとえ旅行者であってもホテルでアホみたいにシャワー流していると怒られるらしい。
それは電気の使い方なんかも同じ。
甘えた人間関係なんかもそれに近い。