はてなキーワード: 返上とは
最近ちょくちょくオリンピック盛り上げよう広告貼りまくってるけど、
本気で盛り上がると思ってる?
あの近くで働いてるけどさあ、結構みんな「迷惑だ」って思ってるよ。
盛り上がりなんて全然ないじゃんよ。
それどころかスタジアムとかのグダグダですっかりあきれ果ててもう語る気も失せてるんじゃん。
それに暑すぎてスポーツなんてやってられないだろ?サッカーもそうだし、真夏のマラソンだってどうするの?
はっきり言うけど東京の真夏マラソンなんて夜やっても死人が出るほどのやばさだと思うよ。
選手かわいそうすぎだろ。
それに電車だって今でさえ混みまくってるのにさらに混むじゃん。むっちゃ迷惑だろ。
今だって日本の男たちが必死に女様避けても痴漢冤罪くらいまくりなのに、
そういう危険への予備知識もない外人男性が満員電車で痴漢冤罪の被害にあったらどうするの?
外人さんだけ忖度して特別処置で無罪にでもする?やったらやったで日本の警察は公平な捜査もできない馬鹿と言われ、
今の男たちにやってるような証拠無視の取り調べでもしてたらろくに可視化もしてない中世警察と非難されることになる。
マジ世界中に恥さらしたいの?外人さんは日本の男みたいにおとなしくないよ?
後、今でさえそういう問題ガン無視でろくに対応しようとしない無能な鉄道会社どもがオリンピックの外人さん大混雑に対応できるとでも?
無理無理。あきらめろ。
施設の後始末だってあんな惨状じゃ全く未だに考えてないんでしょ?
1923 関東大震災
1925 治安維持法制定
1941 太平洋戦争
2011 東日本大震災
2013 秘密保護法制定
2020 東京オリンピック
ほぼ国家公務員しか対象にならない秘密保護法を、世紀の悪法「治安維持法」に見立てるのは無理がある。
この先の出来事も、このままいくと繰り返される可能性が高いかもしれない。
俺は、ここに素直に「自衛隊」を代入していていて、だからこそ、歴史は繰り返さないと思っていた。
戦前の軍部があれだけ暴走できたのは、大新聞と、その後ろにいる国民からの熱烈な応援があったからだ。
今の自衛隊は、国民からの支持率は高いが、メディアからは厳しい視線に晒され続けてる。
文民統制の規定もあり、自衛隊の暴走は不可能に近いし、その動機もない。
三島由紀夫が切腹した頃から、自衛隊はすでにサラリーマンだし、国家に対して反乱を企てるような集団じゃない。
じゃあ誰が「軍部」になるのか?
3.政府の予算の中で「聖域化」され、誰もその関連予算を削れない
この3つの要素を、今持ってるのは誰か?
俺は、現代においては「高齢者」が、戦前の軍部の役割を担うんじゃないかと思った。
そう考えていくと、辻褄が合い始める。
まず、マスメディアにボロクソに叩かれてるアベノミクスだが、あの政策には元ネタがある。
高橋是清が、4度目の大蔵大臣に就任した際に行った金融政策だ。
高橋是清は、井上蔵相が起こしたデフレによる不況を止め、緩やかなインフレを起こすために、積極的な財政出動と「金輸出禁止」による円安政策を行なった。
1931年の話だ。
この政策で国の景気ははっきりと回復へ向かったが、高橋是清は関東大震災以降の支出超過でこれ以上の財政出動が危険だと理解していて、財政健全化へと舵を切った。
要は、震災対応と財政出動で金を使いすぎたから、軍事費含めた国の予算を軒並み削減して、なんとか国の赤字を減らそうとしていた。
これに反抗したのが、当時の軍部だ。
軍部のうち皇道派と呼ばれる人間たちは、富裕層だけに味方している(ように見えた)高橋是清のことを、「君側の奸」と吐き捨てた。
こんな政治家のことは天皇陛下もお嫌いのはずと「忖度」して、クーデターを起こし、殺害した。
世に言う、二・二六事件だ。
高橋是清が殺害されたことで、財政健全化政策も、金融政策も完全に止まった。
あと一歩で回復するかもしれなかった日本の景気は腰折れし、高橋是清が削ろうとして叶わなかった軍事費は、どんどん膨張した。
結果として、財政がどうにもならなくなった日本は、景気回復を「軍部による戦争」にしか求められなくなり、支那事変を引き起こす。
話を現代に戻そう。
「宮内庁、毎日『陛下 公務否定に衝撃』報道を否定 有識者会議意見に不満のご発言『事実ない』」
ただ、ここで重要なのは「マスメディアが、天皇陛下を利用して、政府批判をはじめた」ということだ。
「陛下の心を傷つける専門家会議とそれを主導する安倍晋三は、君側の奸だ」ってわけだ。
こんな、戦前軍部の「皇道派」みたいなことを言う人間が、この現代日本に現れた。
俺は、このニュースを見て、本当にまずいんじゃないかと思った。
安保法制の騒ぎの中で分かったことは、「安倍政治を許さない」とデモをしている人たちには、高齢者が多いということだ。
Twitterなんかで確認する限り、毎日新聞の例の記事も、高齢者らしき人々の中では評判が良く、拡散されているようだ。
安倍政権の支持率は、これまた高齢者に支えられるテレビメディアからの「森友学園」「加計学園」の連続スキャンダル攻勢で、確実に落ちてきている。
俺には、現代の安倍晋三が、戦前の高橋是清と同じ役割を担っているように見えた。
安倍晋三が高橋是清ほど良い政治家かと言われたら正直疑問だが、少なくとも、同じ役どころが回ってきてるようには見える。
これから、マスメディアとそれを後押しする高齢者の力で安倍政権が倒れた場合、日本は、戦前の二・二六事件後と似たような空気になるんじゃないかと思う。
選挙で圧倒的な力を発揮する高齢者に関わる社会保障費を、政治家は、誰も削れなくなる。
膨張した社会保障費が五輪準備費を圧迫し「オリンピックなんて中止すればいい」という声も出始める。
国内だけでは財政の課題を解決できないと判断した国は、「海外」に目を向け始める。
みんな、安倍晋三が「ヒトラー(独裁者)」で、自衛隊が「軍部」の役割を担うと思って警戒してるけど、その形なら、ちゃんと止められるんだよ。
そのパターンは、一回やってるから。だから、どんな馬鹿にもその危険がなんとなく想像できて、歯止めをかけられる。
じゃあ、なんで歴史が繰り返されるのか?
要は、「役者が変わってるから、同じ演目をやってるって気づかない」んだ。
みんな、軍(自衛隊)と独裁者(首相)に注目しておけばいいと思ってる。
でも、そうじゃないんだよ。軍はもう、警戒されてるし、批判もできる。
俺たちが見なきゃいけないのは、今この日本で「政治家が批判できない、聖域化しつつある人たちは誰なのか」ってことなんだ。
俺は、東京オリンピックが2020年に開催できる可能性は、50%くらいだと思ってる。
この1年の政治の動きによっては、「何らかの理由」で、オリンピックが中止される未来が、本気であると思ってる。
たぶん、真正面から高齢者を悪者にしてるこの説は、マスメディアには絶対に載らない。
今、この国が瀬戸際に立ってるってことを、なるべく多くの人に知ってほしい。
消費税率10パーセントへの移行時期は平成31年10月。また、軽減税率の導入も平成31年10月。
あと2年以上あるけど、最近誰か軽減税率について話し合ったりみんなの意見聞いたりしてるのかな。
私が世の中に疎いだけかもしれないけど。
単純に8パーセントから10パーセントに引き上げるだけなら、前回の増税時に10パーセントを見越したシステムにしてあるところがほとんどだと思うけど、軽減税率への対応はこれからだろうな。たぶん。
もうすぐ今上天皇が退位されることに決まりそうで、そしたら新天皇が即位されて、元号も改められるよね。
金融とか医療系とかって、今でも和暦使って入力してるとこありそうだし、元号が変わるならそれなりに準備が必要そう。
2020年には東京でオリンピックとパラリンピックが開催される。
たぶん、今さらオリンピックパラリンピックは返上できないと思う。
だったら上記の1つか2つは、オリンピックパラリンピックを無事に終えてからじっくり話し合って決めてったほうがいいのじゃないかな。
どう考えても忙しすぎるし、短期間に色々変わりすぎ。
http://anond.hatelabo.jp/20170204214653
私はジョシコーセーなんだけど、まああと1ヶ月でそれも終わるってことは置いといて
この記事書いた元増田は先生とあまり話した事が無かったのでは。
正直、先生が無能なのは当たり前で、この場合の無能っていうのは増田が思い描く未来にどうしたら効率よく到達できるかを教えてくれないという意味での無能。
クラスには40人近くの生徒が居て、大学行く人、就職する人、専門学校…ほとんどの生徒が目指す場所が違うのに、全体に向けて「Fランでも大学出ないと詰む」とか言ったら問題になるし。
死ぬほど就職したい企業があって、学校がその企業への就職支援が手厚いとか、女の子だったら結婚するつもりだからすぐ就職して結婚して専業主婦だとか。大学に行かなくていい理由なんて探せば死ぬほどあるし、行かなくても幸せなるなんてよゆーな人もいる。
でも増田が思う幸せ、というか理想の未来に届くためにはFランでも大学を卒業する必要があっただけの話。
で、そこで増田に大学出といた方がいいよ!て言うのは、教師というよりも信頼できる大人の方が正しいかなあ、学校という枠組みから出て、国公立合格率とか気にしない、自分に合わせて話をしてくれる自分より人生経験のある大人なら教師でも塾の先生でも親でも先輩でも誰でもいいし、自分から聞こうという意思もないのに教えてくれなかった…と嘆くのはお門違いだと感じる。
あたしの場合それが担任じゃない先生だった。だから教師という職業を糾弾するのはあたしのセンセーに免じてやめて欲しいなあと思った。
「この人が核兵器のスイッチを持ってると考えると怖い」こんなブクマを目にするので、少し違った見方で話してみたいと思う。
まずトランプがどんな人かという前提を持っているのか、私は、「自分の理想や欲求を何がなんでも実現させたいすごくわかりやすいタイプの人間」だと考えている。
この理由は、まず第一に、過去に事業を何度も何度も失敗させてはチャレンジしていること。
第二に、選挙戦でずっと劣勢に関わらずまったく諦めたり路線変更することはなかったということ。
第一、第二はどういうことかというと、大統領選が始まる前の昔の発言(名言)からわかるように、不屈や努力が絶対に成功を導くと言っており、自分の成功や理想は追求し続けることで絶対に達成できると大真面目に信じてるということ。
第三は、メキシコの自動車工場にしても、オーストラリアの難民にしても、ここは私も譲れないけど代わりにこういう利益上げるから許して、ってのが一切通じないこと。自分がやる!って言った提案は絶対にやり遂げる、という行動原理がある。
ここから少し考えを進めると、トランプ大統領は中国やイスラム圏の嫌いな国々に対して、核の打ち合いをすることを心から望んでいるのか、公約や発言として言っているのか?
日本や韓国は自分で核武装すべきだ、と言っているように、核の使用に関しては、あまり積極的にやりたいとは思っていないと感じる。
なぜ重要か簡潔にいうと、トランプ大統領は、マティス氏に一目置いていて防衛に関しては一任するだろうからである。
第一に、先に述べたように、トランプは仕事を愛せ的な発言が結構見られること。
第二に、マティス氏の反対によって、拷問尋問を開始する大統領令を諦めたこと。
第三に、トランプ大統領は軍事力や警察力の使い方にまったくの素人であること。
第一は、マティス氏は、戦う修道士、国と結婚した男、とも言われているように、生涯をアメリカの防衛のために捧げていたこと。部下にクリスマス休暇を取らせるために自分が休日を返上したこともあるし、きちんと議会の承認と信用を得て国防長官に任命されている。
右派のネットメディアを側近にそえるほどのトランプ大統領が、国に生涯を捧げたマティス氏をリスペクトしていないはずはないと考えられる。
第二は、解説するまでもなく、反対派に対してかなり強弁な物言いをするトランプが、一歩引くということ自体、マティスの意見を大切なものだと考えていると推測される。
第三は、トランプ大統領は軍事や安全保障に関して知識が少なく、大統領選でもこのことを指摘されて、テレビニュースで補っている的な発言をしていた。これに関して、他人に頼るしかないと考えているはずである。
ついでにいうと、実は、軍部や警察力の懐柔のノウハウがないので、巷に言われているような独裁者には決してなれるはずはないと思う。
つまり、核の打ち合いということに関しては、トランプ大統領の理想とは異なっており、マティスが存在する以上、無意味な核攻撃は起こらないだろうということを結論できると思う。
もちろん、トランプ大統領がついカッとなって、核に関するツイートをしてしまう可能性はある。だがそれはマティスが防波堤となって、使用には至らないだろう。
また、肝心のマティス氏に関してだが、実はオバマ政権の元で、中央司令官を解任されている。
これは、イランに対する方針の不一致のせいだ。核武装に対しては、厳しめの見方をしているわけである。
トランプが感銘を受けた本、そして政権運営に深く関わる、ピーターナヴァロの『米中もし戦わば』では、中国が、法的な侵略と、機雷、潜水艦、民間船、そして、核武装により、アメリカを南シナ海から追い出そうとしているとあるが、
マティス氏は、韓国や日本に対して、核迎撃ミサイル(サードミサイル)の配備を求めてくるはずである。
核の使用自体を無力化し、通常の海軍力を競争の場にしたいと考えているわけである。
だから、先制的に核を使用しようとすること、または、相手に使用させようとすること、は考えられないはずである。
だた、アメリカの措置に怯んだ中国が誤って弾道ミサイルを発射し、そこから核の打ち合いが始まる危険性はある。しかし、少なくともトランプ大統領が核のスイッチを持っているからといって、軽々しく使う状況は絶対に起きないだろうと私は考える。
日本の正月は何処を見ても旭日をモチフにした新春や賀正の文字が踊っており、
訪日外国人に耐え難い苦痛を与えている事は非常に有名な常識である。
これをなんとかしない限り、東京五輪で大問題、国際問題、超問題になる事はメハクであり、
日本が国債国家として世界に認められるには、旭日モチフ規制を法的にヘイトに盛り込むべきなのは間違いない。
同様に日の丸も諸外国に対して非常に不快であり、ハケンクロイツと同等である。
日本鬼子の汚名を返上するには、新しい国旗、中国の師弟である事を示す
オストラリアとニュジランドの様な関係の国旗とするか、韓国の弟としての
本好きから言わせてもらうと、取次の配本パターンが同じなので、多店舗展開されても金太郎あめのようなお店ができるだけで、書店をはしごしようと思わないことなんだ。
あっちのTSUTAYAに行けば、発見があるみたいなことはない。どのお店に行っても同じ品ぞろえなの。
代官山とか枚方のような大規模店は、差別化ができているのだろうけど、通常は置かないような在庫があるということがリアル店舗のメリットなのではないかと。
フランチャイズチェーンのメリットは、同じ品ぞろえで多店舗展開できることに尽きると思うけど、ずっとそれがあだになっているように思う。
本好きとか本屋好きが好まないものがマスであり、売れ線なのであろう。
隣り町のTSUTAYAが改装されて、Tully'sコーヒー付きになった。Tully'sなど珍しいものでもないだろうにと思っていたら、スタバが初進出したときみたいな行列になっていた。
並んでまでTully's行かないわ。7-11で十分だろう。田舎で座って話せるところは少ないから、ある程度は集客できるのかもしれない。
個人情報抜き取りカードシステムも気持ち悪い。各書店とアマゾンでわざと分散させて買い物している。変な名寄せされると気味が悪い。プライバシーマーク返上とか意味が分からない。そろそろポイントのむなしさに気づくのではないか。金を使わないとたまらないし。
まとめると次のようになる。
・取次さんが配本パターンを崩すこと
・喫茶店併設は飽きられたら終わり
釣りです。
四月:60時間
五月:60時間
七月:60時間
八月:120時間
今年度からだとこんな感じだったんだけど、慢性的に60時間ぐらいの残業をしないといけない感じで、いつまでも辛そうだったので、
お盆休み全部返上して、普段の業務にプラスアルファで以下の作業をした
・社内の有識者に頭を下げてパッケージ仕様についてあれこれ聞きまくる
・既存の全ソースとコミットログを読んで、どのような経緯で今のソースにいたたったかを自分なりにまとめる
よおし、あとは、はてなブックマークのお兄さんたちに「ドキュメントを読んで自習するのに残業時間つけてないだろうな?」「プライベートでも公式ドキュメントは読めるだろ」的なツッコミをされて、高くなりそうな俺の鼻をおってもらおーうっと。
ブラック企業問題全般に言えるんだけど、やりたくてやってる長時間労働との折り合いはどうつけたらいいのかな。
もしイチローが過労死して誰か球団に文句いうの?村上隆が過労死してカイカイキキは責められるの?
広告業界ってのはサラリーマンだけどそういう意思でやってる人が多いのよ。
俺もそう。やりたいの。朝までクオリティあげたいの。土日返上でクオリティあげたいの。
強制なんかされてない。マジで帰ったって怒られない。クビにもならない。
でもいい広告を創りたい。新しいコミュニケーションを生み出したい。
電通博報堂ADKはそういうやりたくてしかたないやつが集まってるって。
じゃあなんでこんなことが起きるのか?
1.広告業界を「とはいえエリートな普通の企業」って思っていた、そして思わせていた。
テレビ局が激務なのは知られた話で、しかもそれはみんなやりたくやってるってことは比較的みんな知ってる。
多分、本気で広告上位狙う学生って他業界志望がテレビ、新聞、商社、コンサル、外銀と被ってると思うんだけど、
その中でも広告ってまともな働き方よりだという勘違いを生んでる気がする。内資だし、上場企業だし。
多分それは、総合職で採用して営業もクリエイティブもぜーんぶ可能性ある採用してるのがひとつある。
クリエイティブはホントに最後まで粘る、営業はクリエイティブに任せて帰ることも多い。でも、接待は多い。
そういう、辛さのポイントが違う職種を一括でとっちゃうからズレが出る。
テレビ局は制作、報道、ビジネスでつらさのポイントも楽しみポイントも違うし採用も別。
デジタル運用系(この前不正発覚したやつ)、ダイレクト業務(今回の過労死の件)はマジでやばい。
何がやばいのかは時間かかっちゃうので解説しないけど、いわゆる総合広告代理店の入るやつの趣味趣向から一番遠い業務。
一旗あげやるぜ!っていうサイバーエージェント志向はどんな業務でもやれるんだけど、
電通博報堂ADKみたいな総合代理店入るやつのマインドのやつがモチベーション感じれるのとは真逆。
電通に入るやつは優秀だから適応できるやつもそれなりにできるけど、基本は中途のスペシャリストで回してるような業務。
俺オリンピックやりてーんだー、とか、おましろいCMやりたいんだーみたいなやつが入るとやばい。
例えるなら、広島カープにピッチャーで入ったのにサンフレッチェの球団事務になった感じ。
どっちが上とかではなくて、どっちも誇り高い仕事なんだけど、職種も業種もちがうくね?みたいな。
俺はこの業務やりたくないし、もっとやりたかったやついたんじゃね?ていう。
それくらい違う。ほんとにやばい。どの代理店かはいわないけど、あの業務に俺が異動させられたら
命じられた時点で辞めるレベルに違う。
まとめると、多分あの子は電通に向いてなかったのに受けたし、人事が向いてないと読みきれずとっちゃったし、向いてない部署に配属しちゃったし、やめる判断はしなかったし、できないくらい追い込んだし、もうなんか不幸の積み重ね過ぎて見てらんないって感じ。
あとちなみに、あの部署はアナルに栄養ドリンクに一番遠い部署だと思うし、そんなこと俺はマジでどの代理店でも聞いたことない。革靴ビールとか陰毛燃やしは聞いたことある。でもそれは、大学のサークルでそれをやってきたやつが社会人なっても空気読まずに自らやってるイメージ。コンプライアンスとか以前に、どの業界でも俺含めてゆとりも増えてきててそんなことしたら社内も社外もドン引きするだけ。
偉大なる先増田様 http://anond.hatelabo.jp/20161016224105(削除逃亡済)
周りのブラック上司がどうかは知らないけど、自分の場合は100%正義感が原因でブラック上司になってしまっていた。
特定を避けるためにかなりぼやかして書く。
自分が入社した頃の会社は業界としては発展途上、企業としては過去の悪しき習慣を引きずったままの成長頭打ち企業だった。
目の前に集客のチャンスがごろごろとしているのに、新しいことに挑戦して評価を落としたくないくせに残業代をカットされたくないからと無駄なルーチンばかりが業務を圧迫していた。
当然ぺーぺーの自分には山のような無意味なルーチンが回ってくる。ルーチンをこなさなければ古参社員達に批判をスキを与えてしまう。
だから新しいことや自分のやりたいことにチャレンジするには、全てのルーチンを終わらせた後か、休みの日にするしかなかった。
別に会社に特別な恩があるとかよりも、自分の能力に対する好奇心であったり、単純に業績が上がっていくことに対して楽しいと感じていた。
だから、目の前にやるべきことがあるのに、努力しようともせず無駄に時間と給料を食いつぶそうとするその時の社員達がむしろブラック社員に見えていた。
文字通り休みを返上して、毎日の勤務時間は平均15時間はくだらなかった。
30日x15時間-平均定時勤務時間150h(実働7時間。月8休)=残業300hの世界だ。
でもそれは誰かに言われたからではない。
誰にも文句を言わせないために全てのルーチンをこなした上で、やらなくてはならないことややったほうが絶対に成長につながることをやりつづけたらこうなっていたのだ。
そんな目先の賃金より、自分が成し遂げた仕事に対する評価が欲しかった。
古参の社員達を見返したいという気持ちがなかったと言えば嘘になる。でも、それ以上にやりがいを感じていたのも事実だ。
当然会社内での評価はうなぎのぼりで、最短最年少昇格記録を毎年のように塗り替えた。
そんな姿を見てか、古参役職者は次々に理由を付けては会社を後にし、それも手伝ってか更に加速度的に役職を駆け上がることになった。
視点が変わってもやるべきことややりかたが変わっただけで、相変わらず使えるだけの時間をすべて使って仕事をし続けていた。
いつしか誰よりも早く出社しないと気がすまなかったし、社員達が全員帰るのを見送らないと気がすまなくなってしまっていたのだ。
ただ、自分がやりたい仕事や新しいことへの挑戦は、日常業務以外の時間帯にするのが当然だと思っていたし、自らがそうした見本であり続けようと思っていたのは事実だ。
無言のままに、僕の下で出世したければ僕と同じ働き方をするのが当然だと考えていたのだ。
だから自然と社員たちの間で早出残業は当然(自分ほどではないにせよ)だったし、規定の残業代以上を請求してくる人間もいなかった。
しかし、そんな生活は当然長くは持たず、入社から8年ほどで大きく心身のバランスを崩してしまうことになった。
ある日、ストレスの大きな案件を幾つか同時にこなしている最中に、突然呼吸が乱れたかと思うと、涙が溢れ出し止まらなくなってしまった。
その日に限ってたまたま社に顔を出していた本部の上司に別室に連れていて行かれたが、呼吸の乱れや嗚咽が止まらず、全く喋ることができなかった。
その後はひとまず早退することになったが、翌朝から仕事のことを考えるだけで精神と肉体が働くことを断固拒否するようになってしまった。
何と伝えればいいのかわからない状態で受話器を持ったまま時間ばかりが過ぎ、結局上司からの着信を何の準備もできないままに受けることになってしまった。
昨日同様、まともに会話のできない自分に、上司から一週間の自宅療養(勤務禁止)を命じられた。
その間は、常に自らの評価ばかりが気になっていた。
部下から陰口を叩かれているのではないか。仕事に穴を開けたことで会社から大きなマイナス評価をうけてしまうのではないか。取引先との信用問題になってしまっているのではないか。
今すぐに会社に行きたい気持ちに反して、身体はまったくもって動こうとはしなかった。
いっそのこと死んでしまいたい。その時は本当にそんなことばかり考えていた。
自宅療養の間はほとんど外出はせず、所有している漫画やDVDばかりを見ていた。
そのままでは何も進まないと、予定通り1週間後に出社を決意した。
そうして出社してみて驚いたことは、誰もが心配してくれていて、誰もが笑顔で迎え入れてくれたことだった。
誰一人というのは大げさだが、無関心な人間はもとより無関心であったり、不満げな人間はもとより不満げな態度ばかり見せる人間だということもわかった。
しかし、何よりも驚いたことは、自分が一週間休み続けたことで、何一つ営業に支障が出ていないということだった。
あとで聞けばそれなりの苦労はあったそうだが、むしろ使命感があって仕事が楽しかったという意見がほとんどだった。
さらに、今まで無能だと思っていた数名の部下が率先して活躍していたと言う話を聞いて耳を疑ってしまった。
じつにこの一週間で、今までさんざんに手を焼いてきた組織が、今まで見たこともないような成長を遂げていたのだ。
そうした状況に嬉しさと安堵が入り交じる一方、一つの大きな疑問が湧き上がっていた。
自分は一体何と戦っていたのだろうという疑問だ。
腐っていた頃の社員はほとんど追い出して、残っている人間は自分に対する理解者だ。
それでも尚自らが第一線に立ち、誰よりも長い時間働き続けることにどんな意味があったのだろうか。
他者を認めずに自らのやり方で第一線に立ち、自らと同じ美学の人間だけを認めることを誰が喜んでいたのだろうか。
その時、他でもない自分自身がこの会社を世に言われるブラック企業へと推し進めていた事実に気がついてしまった。
それからと言うもの、早目の出勤は変わらないものの、帰りはできるだけ早く帰るように心がけた。
そのことについて誰かから反対や侮蔑がないか気になったが、そんなものは全くもって杞憂だった。
振り返ってみると、自分が帰った後に社員たちが真面目に働いているのかが気になっていたのかもしれない。
部下がしっかりと働くことを監視すること。それも一つ、自らの大きな使命だと勘違いしていたのだ。
果たして社内の生産性は、下がるどころか今まで一番の成長を見せることとなった。
それまで無能と思っていた人間が意外なタレント性を発揮し、自分しか務まらないと思っていた業務も、やらせてみれば自分以上の創意工夫を見せる社員が多く現れた。
ある意味では、自らの評価を失うことを恐れるあまり、働き方を変えるきっかけを見失っていたのかもしれない。
しかし、その生活になって評価を失ったかと言えばそれはノーだ。
現実に、自らが取り仕切る組織は業績を上げ、その評価はダイレクトに自分へと返ってきている。
誓って言いたいことは、自らが進んで会社をブラック化させたかったわけではないということだ。
むしろ自らの面倒を見る組織に属する人間たちの評価を落としたくない、自分と携わった以上成長させたいと望んでいたのだ。
しかし、そのために自らが犠牲になるという手本になろうとすることこそが、組織そのものをブラック化させる原因になっていた。
しかも、その場にいる大半が、それが不健全であるということに気がついていなかったのだ。
考えてみれば、新規に採用する人間の中で仕事が耐えられないと言ってやめていく人間の数は年々増加傾向にあった。
それを見て「最近の若いものは」と考えずにいられない自分がいたことも事実だ。
しかし、それこそが自らの過ちを知るための警鐘だったのかもしれない。
時代は動いているものなのだから、変わっていくべきは組織なのだ。
今でこそそうした働き方を強要していればすぐにブラック企業のレッテルを貼られ、社会から糾弾されてしまうことだろう。
未だに発作のように心身のバランスを崩すことがあるが、あの時、無理にでも立ち止まれたことは人生の中で一番の幸運だったと思っている。
ブラック企業問題は、その時の業界や企業の成長具合によって原因が異なるものだ。
見込めない生産性を埋めるために強いれば問題は露呈し易いが、働けば働くほど稼げる状況であれば、それが悪だとはなかなか気づけるものではないのだ。
もしあの時、信用できる上司に「働きすぎだ」と言われたら自らは止まることができただろうか。
課長は先週から「休日返上してでもやれ」っていきり立ってるンゴ
でも今日休むのは今月頭から宣言してたし、月中の引き継ぎがあるまで課長はニコニコ了承してたンゴ
引き継ぎ物件の中身があんな進捗だなんて聞いてなかったし・・・
もうどう考えても間に合わないのに、客と交渉して納期伸ばすのは許されないらしいンゴ
それもこれも半期末というタイミングが悪いそうな
課長も「休日返上して出来る限り頑張ったんですけどコレコレが間に合いませんでした」って交渉するつもりなんじゃないだろうか
ならエア出勤でいいじゃん
あー、昼まで二度寝して午後からイオンモールのダイソーでも冷やかしに行こう
追記。
朝日WEB「安倍首相、小池都知事と会談「自民党は一本取られた」」 - MSN
小池新知事にしたら、自民都議や都庁内の抵抗勢力をひととおり焼き払ってから、にしてほしかったんじゃないかな?
自民の丸川さん、都民に五輪経費の積算根拠やいきさつを提示しなよ。裏でこそこそやっているから批判されているということを政党・政府・議員・官僚・公務員・関係団体はそろそろ理解したらどうよ。
かかるものはしょうがないだろ、と納得せざるを得ないときは文字通りしょうがないわとほとんどの都民・国民も飲まざるを得ないだろう?他国に比べれは(一部のスパイマスゴミや老害プロ市民を除いて。ネトウヨは逆の方向で迷惑だが)聞き分け良い国民なんだから、あんたらも裏切るなっての。森元にはわからんかもだがね。
オリンピック返上しても俺は全く構わないけどね、そのお金で給食費や遠足代、国立博物館・庭園などを全額公費化、一律無料にしたほうが相当良いよ。経済効果という言葉は聞き飽きた。
鳥越氏「築地移転、白紙撤回はできないがゼロベースで考えたい」←前半と後半で言ってる事が違うと話題に
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1889246.html
このブコメを見ると、はてなーの大半は池沼であるとわかる。意味を理解できていないからだ。
はてなーの大半は、こう思っているわけだ。
これで、前者はできないが後者はやる、と解して、「矛盾だ」と騒いでいるわけだ。
たとえば、東京五輪について、この両者を当てはめると、こうなる。
・ 白紙撤回する = 東京五輪の開催をやめる。開催権を返上する。
・ ゼロベースで考える = プランについて、まったく新たなプランをゼロから考える。
前者は、現実の開催について述べている。
要するに、ゼロベースで考えるというのは、考えだけがゼロベースになる(何も前提しないでゼロから考え直す)のであって、開催そのものを「ゼロベースにする」という意味ではない。
この両者を混同しているという意味で、大半のはてなーは、池沼である。痴呆老人より、もっとひどいね。
そのどちらであるかは、カタカナ語の問題ではなくて、「する/考える」という日本語の問題だ。
はてなーの大部分は、「する」と「考える」との違いを理解できない。幼稚園児以下。
エクストリーム東京都知事選挙とは、東京都知事選挙を利用したエクストリームスポーツの一種である。
当選した候補、または供託金返還となった候補が以下の理由により特別賞受賞となった場合は、逆転優勝とする。但し、選挙期間中の逮捕はこれまでどおり失格扱いとなる。該当者が複数いた場合は、当選した候補が優勝として扱われる。
この基準で言えば2014年は家入→田母神→舛添と1年半で3回も逆転優勝がでる、非常に高レベルな戦いであった。
http://anond.hatelabo.jp/20140123002307
元環境大臣・元防衛大臣・元自民党総務会長。かつて日本初の女性宰相になるとも言われ、実際に総裁選にも出馬したことのある大物だが、政界渡り鳥という政治的尻軽が祟り、今や自民党内でも権力の傍流。自民党が劣勢の2009年の総選挙では幸福の科学に選挙協力を仰ぐなど、かつての勢いはない。
しかし、青島幸男から舛添要一まで、4代20年も有名人を選び続けてきたバカな都民ならばちょろいと思ったのか、突如党本部と都連に無断で立候補表明。しかも告示前に産経により後玉を打たれるという、史上最高の高難度演技を披露する。エクストリーム競技には無縁であることが非常に残念である。
元岩手県知事。元総務大臣。東京電力社外取締役。与党・保守系公認候補であり、一見すると最有力候補に見えなくもないが、他県知事経験者は現在4連敗中である(細川護熙・松沢成文・東国原英夫・浅野史郎)。もちろんエクストリーム競技とは無縁である。
ジャーナリスト。野党統一候補候補の座から宇都宮健児を蹴落として候補になった病老人。ジャーナリストであるが特に何か政策があるわけではなく、野党にとってのただの担ぎやすい神輿である(宇都宮健児は実に担ぎにくそうであった)。彼のおかげで投票率は過去最低を記録するだろう。しかし知名度と一応「野党共闘」の神輿であることから、エクストリーム競技には無関係である。一方で万が一当選した場合、任期を全うできるか、前任者二人と違った意味で不安な候補である。
政治活動家。元在日特権を許さない市民の会会長。言わずと知れた自称民族主義者、「愛国心はならず者の最後の砦」を地で行くレイシストである。この人の前では田母神俊雄でさえ常識人に見えてしまう。このような人物が供託金没収にならないようならば東京は本当に危機であり、治安上の問題を理由にオリンピックを返上すべきであろう(彼は中韓だけではなく、ユダヤ人やキリスト教徒に対してもヘイトスピーチを行っている)。しかし、万単位の票は獲得できる可能性があることから(吐き気がする)、エクストリーム競技では優勝候補筆頭である。ところで、「高田誠」と記入したら彼の票になるのだろうか?実に興味深いことである。
実業家。エクストリーム都知事選挙に限らず、様々なエクストリーム選挙競技に出場する、羽柴誠三秀吉と並ぶ有名プレイヤーだが優勝経験はなし。ドクター中松は不出馬、又吉イエスは参院選に回ったため、今回はライバルが桜井誠ぐらいとエクストリーム競技初優勝なるか?むしろ桜井誠には負けないで欲しい。
元加西市長、元大阪市北区長。一見すると政治経験は豊富に見えるが、2015年の大阪市議会選では最下位落選している。悪名高き「公募区長」の代表的人物である。かつての飼い主、橋下徹元大阪市長の下位互換であり、政治的手腕も選挙の強さもない。人としてのレベルは桜井誠となかなかいい勝負の人物である。恐らく供託金は戻ってこないが、番狂わせでエクストリーム競技優勝はあり得るか。
元労働大臣。政治経験だけは今回の立候補者の中でも一番キャリアを積み重ねているが、彼が政界にいたのは20年前であり、今年から参政権を得た18〜20歳の若者が生まれる前の話である。供託金が戻ってくるかも怪しいが、エクストリーム競技では善戦しそうである。
元ジャーナリスト。これだけの知名度がありながら、供託金が戻ってくる可能性はかなり低いという、いわゆる「家入枠」。ちなみに「自慰史観」という言葉は彼の言葉である。その彼が桜井誠と供託金の奪い合いをすると思うと胸熱である。
幸福の科学幹部。幸福実現党幹部。本来であればこの一覧に名前をのせるレベルの候補ではないが、ただ「かつて小池百合子を支援した幸福の科学が、今回は刺客を放った」というところに注目である。先に行われた参議院選挙では、青森・福島・宮城などで与野党対決に割って入り、野党のアシストをするなどの実績があることから、接戦になるようならば増田か鳥越をアシストすることになるだろう。ちなみに幸福実現党の基礎票は約2万票(トクマの得票数)。創価学会が70万票、共産党が60万票と考えると、彼らが政治的影響力を持つにはエル・カンターレが宇宙を一周して、地球に帰還するぐらいの時間がかかるだろう。
はてな界隈だと、東京オリンピックなんてさっさと返上しろというのが意見の主流だけれど、
なんだかんだいって、4年後の夏には、それなりに盛り上がるだろうし、
選手が活躍さえしてくれれば、「やっぱり東京オリンピックをやって良かった」というのが、世論の主流になると思う。
なぜ、そう思うかといえば、長野オリンピックの時のことを思い出すからだ。
長野オリンピックの招致が決定したとき、今回の東京とは比べ物にならないくらい、盛り上がってはいなかった。
1991年のことだから、すでに、バブルは崩壊の兆しが見えていて、
まあ「失われた20年」がそのあとやってくるとは思っていなかったけれど、
不景気の入り口で、あんな土建屋がもうかるだけのプロジェクトやって大丈夫なんかという雰囲気があったし、
西武鉄道のグループ総帥、堤義明を中心にした政財界の利権のためだと、みんな思っていたからだ。
しかも当時、ウインタースポーツのスターといえば、フィギュアスケートの伊藤みどりくらいで、
(実際、92年のアルベールビルで銀メダルは取ったが、長野には出てない)、
日本で冬季オリンピックを見たい、という需用自体が、それほどなかったんではなかろうか?
それでも、東北・上越以来、久しぶりの開通となる長野新幹線の工事が進んだり、
志賀高原では、難易度が高く見せ場のあるコースをつくりたいスキー連盟と、コース設営が自然破壊だとする地元環境団体がもめて
そもそも、長野というのは、当時、冬季オリンピックの開催地としては最南端で、
年によっては、十分に雪が降らないこともあったりしたもんで
「利権のためにオリンピックなんか呼びやがって、まったく、今からでもやめられないのかね?」という世論は
それなりに蓄積されていた気がする。
当時は今ほどネットが成熟してなかったから、今ほどそれが顕在化することもなかったけれど。
そうこうするうちに開会式の日を迎えたのだが、それでもまだ、盛り上がりには欠けていた。
放映時間の時差の関係で真昼間に開会式を挙行しなければならなかったので
花火や照明をつかった鮮やかな演出が使えなかったというのは、確かに気の毒なのだが、
大体、浅利慶太がなぜ総合演出を手掛けることになったかといえば、
自民党の御用文化人だったから、というのはみんな分かっていたことで、
そもそも、あの人は、確かに政治権力に近づきつつ、日本においてミュージカルを「ビジネスとして成立する」ものにまで育て上げたのは
物凄い功績だと思うけれど、まあ、芸術家(演出家)としての評価は推して知るべしである。
ちなみに、先ごろ亡くなった蜷川幸雄は、すでに80年代には「世界のNINAGAWA」の名声を得ていたんだけれど。
これも、「オリンピックなんて、偉い人の利権とコネで進められている」ことの一つの証拠と思われていた。
開会式当日、なぜか、現代風にアレンジした巫女風の衣装をきて聖火台に点火する伊藤みどりの姿は、
なんだか、見てるこっちが恥ずかしくって、
日本女子フィギュア初の銀メダルをとった偉大な選手に、なんてことをさせるのかと憤ったものだ。
なぜかBGMにはプッチーニのオペラ、「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」が流れていたが、
あれは、かつて政治力を駆使して、イタリアでこのオペラを演出したことのある浅利慶太の自己顕示欲とコンプレックスがないまぜになった
選曲だったと信じている。
当時、伊福部昭は存命だったし、坂本龍一も、今ほど政治的な色もなくて純粋に「教授」として尊敬されていたし、
久石譲だって、すでに「宮崎アニメの作曲家」として評価を得つつあったのに、なんでそういう人たちに作曲させないで、
そんなこんなで、開会式を迎えても盛り上がらなかった(当社調べ)長野オリンピックだが、
日程を重ねるにしたがって、日本中の人々をテレビにくぎ付けにすることになった。
それは、日の丸飛行隊の、活躍であったり、キング・オブ・スキー荻原の雄姿であったりの、素晴らしいドラマがあったからだ。
スキージャンプ団体で、大雪が降りしきる中、原田雅彦が大ジャンプを決め、後続の船木選手を、
今にも泣きそうな顔で「ふなき~! ふなき~!」と見守っていた映像をご記憶の方も多かろう。
このとき、団体メンバーから外されメダルを取れなかった悔しさが、
結果としてレジェンド葛西紀明を生んだ、ともいえる。
閉会式の司会が萩本欽一、というのも、当時、「オリンピックについて決めている偉い人たち」のずれ具合を
如実に示す出来事だと思われていて、
すでに萩本欽一は「テレビ的に過去の人になるつつあるタレント」だったし、
欽ちゃん的なボケとかツッコミっていうのは、日本人同士で通じるもので、
あのノリを世界に向けて発信したら壮大に滑るんじゃないかと、自分の周りの人たちはみな心配していたが、
なにしろ、競技自体が盛り上がって、会場に集った選手たちが盛り上がってくれたせいか、
萩本欽一も、さすがに、わきまえた人なのか、
いわゆる「欽ちゃん節」は抑えて進行していたし。
かくて、無事、オリンピックは無事終了し、ウインタースポーツに新たなスターと伝説が生まれ、
テレビには「感動のオリンピック総集編」みたいな番組が溢れることになったのである。
その後、長野の財政がオリンピックのせいで、けっこう苦しいことになったらしいとか、
西武の株式をめぐるごたごたで有罪となり、表舞台から退場したはずの堤義明は、
いつの間にか日本オリンピック委員会の最高顧問になっていたらしいとか、
いろいろあるのだけれど、
選手さえ、頑張ってくれれば。