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はてなキーワード: 警察署とは

2022-12-09

anond:20221209113401

警察署交番の違いも分からない増田には

ハードル高かったようですね。失礼いたしました

anond:20221209112854

警察署に行って尋ねてきてごらん

おまわりさんが親切に対応してくれるよ

2022-12-03

昨日はドカタ仕事クタクタになってる夢だった

昨日の夜はジムでめちゃくちゃ体動かした流れだと思う

お母さんと二人で道路工事仕事を手伝ってた

仕事がある程度落ち着いたら世間話してたお母さんが帰ってきて、誰それと誰々以外は3ヶ月も居てないから信用したらダメだよと色々聞き込みしてきてた

そこからお母さんだけ警察署に行って免許の更新をしに行った

僕はその間受付に戻って二人分の日当の貰って、他の人から晩御飯の誘いを断って、迎えに行くために警察署に行った

結構大きな警察署だったけど入り口すぐのシートに発行を待ってるお母さんがいて簡単に合流できた

とこのへんで目が覚めた

まだ早いので二度寝しよっと

2022-11-30

警察署目の前のコンビニ店員包丁突きつけ「金出しな」 トイレ借りていた警察官が女を逮捕

神奈川県警なめられてるな

と思ったけど福祉案件

2022-11-29

市役所に向かって拡声器でなんか言ってるおじいさんをたまに見かける

演説というよりは愚痴みたいな罵詈雑言をだらだら喋っている

すぐ横に警察署もあるのだが捕まらないものなのだなあ

許可取ってるということか

それか近隣に住宅は皆無なので基準値以下のデシベルならばお咎めなしということか

うるさくて近くを通るとき気が滅入るが、ああいう人が存在できるというのも日本自由証拠か……

anond:20221128180027

社会的に最も弱い存在である娘さんを守ろうとする親御さんの気持ちは、例え極端な主張をしたとしても責めるに責められない。

 大津市に住む男性(29)は、自閉症を伴う知的障害があり、散歩中に通行人に声を掛けてしまうこともしばしば。母親(57)は「本人に悪気はないが、不審者への地域の目が厳しくなって誤解される」と顔を曇らせる。

 男性は七年ほど前、市内の公園で遊ぶ小学生女児を目撃。夕暮れ時で、女児がきちんと帰宅できるか心配になり、距離を置いて後をつけたところ、女児の自宅付近女児父親にただされた。男性は弁明できず、父親から殴られ、全治一週間のけがを負った。

 男性はその後、警察署連行され、署員から女児に恐怖を与えた。二度と公園に姿を現すな」と言われた。公園では、その三日前に刃物を持つ男がうろついていたという情報があった中だった。

 男性は昨年も二度、不審者に間違われた。母親は「安全を守るのは分かるが、思いやりのない言葉に傷つく。学校などで配信される不審者情報には『人違いしないように』というひと言を添えてほしい」と嘆く。

この事件でも顕在化している通り、障害のある男性不審者扱いしてでも、とにかく我が子を思う気持ちが強いのが娘さんの親御さんである

そのような我が子を思う親の気持ち、最優先していただけないものか。

2022-11-23

交通違反違反金支払いを免れる方法

聞いたハナシです。

冗談半分で聞いてくれ。※免責

交通違反金はほぼ99%踏み倒せる、らしい。

点数は別管理なので戻らないが、金は払わなくてもイケる、らしい。

重要なのはその場で違反を認めずに、サインをしない事。そして、当然違反金を払わない事。

未納のまま放置し、しばらくすると自宅に違反金納付書と「払わんと裁判になる(かも)やで。ええのんか?」的な脅迫めいた手紙警察から届く。

これも無視

こっからは2パターンに分かれる。

1.そのまま手続き上で不起訴となり、何もしなくても違反消滅脅迫のあと音沙汰なしの場合こちら。

2.警察署に呼び出しをくらい、簡易的な聴衆をされ「してまへん。絶対してまへん」と認めず、不起訴になるパターン

あちらさんも経費削減やらなんやらでむやみやたらと裁判をやる余裕もないので、踏み倒し常習犯か悪質でなければ違反金はチャラとなる。

統計的にも交通違反程度で裁判になる事は稀、らしい。

違反をしないのが1番だけどね。

2022-10-05

anond:20221004223342

オレオレ、俺だよ。

この増田への返答を絡めた、前回の俺の主張の補足

ごく稀な例外的事象根拠として反論するのは無意味

厳密には俺の主張の帰結としては反論ではなく、元増田情報不足に対する補足なんだけど、これは俺がそうとも読める書き方をしたのが悪いな。

「この増田の主張を前提に」俺から言わせれば、ごく稀だからこそ、取り上げることに意味がある

俺の主張の一番重要なところは、「人間が警備する限り、起こらないってことはないでしょ」ということ。

そこを

人間が警備計画策定する限り、本事故のようなことは今後も起こり得る

シチュエーション限定して書いてしまったところは俺の反省するところだけれども。実際他の増田にツッコまれたし。

この増田への反論

明石事故を「ごく稀な例外的事象」とする根拠は?

例外的事象」については、元増田の主張を前提の発言ととればまあ、「俺は」理解できなくもない。

ただ、少なくとも明石事故当事者にとっては例外的事象ではないだろ?

元増田擁護した増田についたブクマカの中にも、当事者として明石事故言及した人たちがいるかもしれない。

その当事者たちは、明石事故経験によって、元増田の主張する「雑踏事故を甘く見過ぎてはいけない」ということを身をもって知ったわけだろ?

そんななかで明石事故例外的事象として捉えてしまって良いのか?

んでもって、「ごく稀」とはどれくらいだ?

どれくらいの期間のうちどれくらいの件数であれば、「この増田にとって」「ごく稀」であると言える?

よく言われることだし、元増田

日本警察であればこんな事はまず起きない

の「まず」にも係るけれども、曖昧言葉遣いは、読み手側に書き手側の意図しない解釈を与えやすく、批判の糸口になりやすから気をつけた方がいいよ。自戒を込めて。

過去の雑踏事故を調べる

さて、ここでまた、このやさしく暇をもてあました俺がこの増田の代わりにちょっとだけ調べてあげよう。

まず、当初俺は「雑踏事故」というワードで調べたのだけど、「群集事故」という呼び方もされているようだ。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群集事故

ここに書かれている内容に元増田の主張と齟齬があるようには感じられなかったので、以下群集事故を調べることにする。

調べた限り、一番事例が載っていたのはこれ。

https://www.wikiwand.com/ja/事故の一覧#群集事故

で、元増田1972年以降の事例を(宇崎ちゃん以外に)挙げていないので、

の条件で絞り込んで拾い上げると、2001年明石事故までに少なくとも2件起きている。

一つずつ挙げていく。

1978年1月27日 札幌市 中島スポーツセンター レインボーコンサート

Wikipediaには項目がなかったが、昭和54年警察白書に事例として記載がある。

https://www.npa.go.jp/hakusyo/s54/s540800.html

ただし、警察事故の起きた当時警備業務に関わっていたか、事前にコンサート概要を把握していたかは読み取れない。以下白書より引用

1月札幌中島スポーツセンターで開催されたイギリスロックバンドブラックモアーズ・レインボー」ショーで、興奮した観客約500人が開演と同時にステージ殺到し、このため、いすにつまづいて倒れた観客が将棋倒しとなり、下敷きとなった1人が死亡、7人が負傷した

1987年4月19日 ラフィンノーズ公演雑踏事故

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラフィンノーズ公演雑踏事故

この公演に3000人の観客が集まり開演と同時に観客がステージ近くにまで駆け寄り演奏に興奮した一部の観客がステージに上がろうとし、それに続こうとした後続の観客が重なるようにして転倒・下敷きになったのが原因であった。この事故で死者3人・重傷1人・軽傷19人の計23人が被害に遭った[要出典]。主催者は公演前日に警察署に届出をしたが、当日は主催者スタッフのみで警備員の配置を全くしていなかったことも事故を増幅させた。

これは当時の音楽ファンの間では有名な事故みたいなんだけど、情報源を探すのに苦労した。

オークション事故翌日の新聞を出品してる人がいた。

https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1053964729/#&gid=1&pid=3

ちょっと目を通すだけでも、Wikipedia記述と相違があるように見受けられる。速報だからかも知れないけど。

画像の中で重要と思われる部分を目を皿にして探すと、

主催者は、公演の一週間ほど前に警察消防管理事務所へ開催届(?)を提出した、と話している

主催者は会場定員の2400人を超える2900枚のチケット販売した

主催者側が警備を依頼したはずの会社は、「契約した当社の業務は観客の案内・誘導だけで、警備は含まれていない」と話している

ことが辛うじて読み取れる。

本件に関するこれ以上の調査図書館行って当時の新聞を読み漁る必要があり、こもりびとである俺の行動できる範疇を超える。誰か調べてちょ。

とにかく、本事故Wikipediaによれば、

これらの雑踏事故が続いて起きたため警察庁は要綱を制定した

らしい。

その要綱の内容は、やっぱり探すのに苦労した。Wikipedia記載警察庁への外部リンクhttpリンク切れになっていて、httpsにしてみてもnot foundだった。

代わりに見つけてきたのは↓。栃木県警上記の要綱を受けて、内部通達した資料と思われる。

https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n15/jourei/documents/11_2.pdf

一応、時期的にも内容的にも一致しているように見える。

詳細は各自で読んで欲しいし、俺も全文はさすがに読んでないんだけど、要綱の

警察は、施設使用公演等に伴う雑踏事故の防止対策資するため、これら事故過去における発生実態及び原因等の分析を行うとともに、タレント等の人気度、観客層の構成等の実態について、平素から把握に努めるものとする。

という記述をみるに、この事故は、その発生以前と以後で警察の雑踏事故に対する態度が変わったという意味で、取り扱っても良い事例かもしれない。

まり元増田の言う、

に、

がこの時点で加わったわけだ。

明石事故は「ごく稀」か?

元増田は主に戦後日本の雑踏警備について話しているので、ここでは戦後1945年以降)に限って話を進める。

群集事故件数の年次推移的な資料を探したのだけどなかなか見つからなかったので、ここは妥協して「報道されるほどの被害をもたらした事故」に限るとし、先ほどの群集事故の一覧で数えることにする。

自分で数えた限り、1945年から現在までの80年弱で、日本では明石事故含め21件ほどの群集事故が起きている。

明石事故前後は、前は先述の1987年ラフィンノーズ公演雑踏事故、後は2003年中日阪神戦でのファン乱入乱闘騒ぎ

ちなみに後者では死者は出なかったものの、誰が使ったか知らないが防犯用の催涙スプレーが使われたとある。なんでや阪神関係あるかわからへんやろ。

んでもって、1945年以降1972年までの28年間に13件、1973年以降現在までの50年間に8件。

当然、

といった点は考慮すべきではある。

これらを見て、この増田やみんながどう思うかは各自に委ねる。

けれども俺としては、明石事故がというよりは、報道されるほどの被害をもたらす日本の雑踏事故自体が、数年に1〜2回程度しか発生しないという印象を持つに至った。

まとめ

大きな事故は、数年に1〜2回程度。

からこそ、恐らく雑踏警備は難しい。

ラフィンノーズ公演雑踏事故の教訓を受けて、「常日頃から情報収集に努める」という要綱を施行した14年後に、明石事故が起きた。

そしてその主たる原因は、過去イベントの警備計画をほぼ流用した警察らの怠慢にあった。

その14年間に色々なことがあったであろうことを隅に置いて物事を単純に捉えると、明石事故当事者の方々には大変申し訳なく思いつつも、警察のこの失敗に共感してしま自分がいる。

もし俺が雑踏警備を主たる業務とする警察官(仮定が成立するかは知らん)で、5年も10年も雑踏事故が起きなかったら、全てではないにしてもいくつかの雑踏警備に手を抜いてしま可能性を否定できない。俺怠け者だし。

長期にわたって怠慢に抗うのは、少なくとも俺にとっては、とても難しい。

ここで元増田の文を引用する。

日本警察がこんな事をしないのは人間の扱いの違いだけでなく技術的に経験を蓄積しているかである

最後

警察って大変な仕事だなあ。

おわり。

2022-10-04

anond:20221004180452

よく暴動が起きてたあの警察署がなくなったからじゃないの

anond:20221004013502

参戦遅れたわ、悔しい。

この増田に言いたいこと

元増田の主張にフォローする形に話を持っていくなら、一定数のブクマカたちの言っている「明石花火大会歩道橋事故」が、元増田の言う

日本警察であればこんな事はまず起きない

反証になりうる、として真摯に受け止めるべきなのでは。

元増田の主張全体を通して読むと、引用文の「こんな事」が「雑踏事故自体」に係るか「催涙弾使用」のみに係るかが不明瞭ではあるけども、いずれにせよ1事故の原因をちゃん検証して反証たりうるか調べて、ブクマカたちに反論するなり補足するなりってのが建設議論ってやつだと思うんだけど、そうやって煽り合ってなにが解決するんだ。

そこは「そうしないと読んでくれない」って思いがあったかもしれないにせよ、タイトル煽り気味にした元増田も良くない。

当然それに乗っかった一部のブクマカも良くない。

あと、

明石事故がなくても十分わかりやす記事だったと俺は思う

よく言われることだけど、「分かりやすさ」はすなわち「事実」じゃないから気をつけた方がいい。

当然これから俺が主張することも、出典が出典だけに事実じゃない可能性がある。元増田の主張を支持して俺の主張の穴を突きたいなら自分で徹底して調べて俺に教えてくれ。単なる煽りには絶対に乗ってやらないんだからね。

明石花火大会歩道橋事故について調べる

本題に移る。

2001年7月21日に起きた「明石花火大会歩道橋事故」についてはWikipedia記事があったので、以下これを元に話を進める。

原因については、以下の様になっている。太字は俺が強調した。

会場の大蔵海岸朝霧駅との間には国道2号が通っており、歩道橋以外の連絡がなかったことが大きな原因の一つであった。この歩道橋以外のアクセス経路としては、朝霧駅東側踏切西側跨線橋があったが遠回りになり、山陽電気鉄道本線大蔵谷駅や西舞子駅があるものの会場から遠いという難点があった。加えて暴走族との衝突が発生しても警備がしやすいという理由から歩道橋から続く市道に180店の夜店を配置していた。

この結果、事故現場歩道橋ボトルネックとなり、歩道橋上で駅から会場に向かう人の流れと会場から駅に向かう人の流れが衝突して滞留が発生した主催者側も迂回手段についてのアナウンスを行わずさらに当日は蒸し暑く、歩道橋が透明なプラスチックの側壁に覆われた構造のため蒸し風呂状態となり、心理的に焦りが発生したこと事故発生の要因の一つとなっている。

とある

事故を前提に、元増田の主張を読み解く

次に元増田言葉引用すると、

雑踏警備での鉄則は「一方通行」と「ボトルネックを無くす」である。これは群衆が流体のような動きをするから

と言っている。

そして周知の通り、元増田は本事故を「日本の雑踏警備に影響を与えたいくつかの事故」として挙げなかった。

これらのことから読み手側には、いくつかの事故を教訓に「一方通行」と「ボトルネックを無くす」という雑踏警備の鉄則に則り警備が行われたはずだったが、にもかかわらずそのどちらもが機能せず、結果として本事故は起きてしまった。少なくともそれが何故なのかを説明しないと、元増田の言う「日本警察であればこんな事はまず起きない」は信用できない解釈する余地が生じる。

なので、繰り返しにはなるけれども、元増田を「批判を気にしなくていい」と擁護する立場であるこの増田がやるべきことは、元増田に対するそんな慰めとか、煽りに対する煽り返しに対する煽り返し返しではない。そんなことしても煽り返し返し返しが来るだけでなんの解決にもならない。

この増田は、支持者としてただただ努めて冷静に、元増田の主張の不足している部分を補えば良いのである

事故根本原因

というわけで、やさしいこの俺が、この増田の代わりに当事故の起こった根本原因は何かをWikipediaから引用しながら説明してみる。

事故後、兵庫県警察対応や警備計画問題点が次々と浮き彫りになった。

この花火大会にあたり、明石市と兵庫県警察本部明石警察署)、警備会社のニシカン(現ジェイエスエス)との間で事前の警備計画協議が不十分だったことや、7か月前の2000年12月31日に行われた「世紀越えカウントダウン花火大会」の警備計画書をほとんど丸写しにしていたことが判明した。さらにその計画書もコンサートなどのイベント用に設計されたものを流用しており、「世紀越えカウントダウン花火大会」の開催時(約5万5000人が参加)にも同様の滞留が起きて軽傷者が出ていた。約15万人から20万人の参加者が予想されていた本大会には、この問題点が生かされていなかった

また兵庫県警察暴走族対策を重視して夜店の配置を集中させ、暴走族対策の警備要員を292名配備していた一方で、雑踏警備対策には36名しか配備されず、雑踏対策が軽視されていた

太字に注目するに、事故が起こった根本原因は、警察の警備計画策定業務に対する怠慢である

実際に、Wikipediaには複数民事刑事訴訟について書かれていて、うち2件は最高裁まで行って、1件が有罪となっている。以下裁判要旨。

花火大会実施された公園と最寄り駅とを結ぶ歩道橋で多数の参集者が折り重なって転倒して死傷者が発生した事故について、雑踏警備に関し現場警察官を指揮する立場にあった警察地域官及び現場警備員を統括する立場にあった警備会社支社長の両名において、いずれも上記のような事故の発生を容易に予見でき、かつ、機動隊による流入規制等を実現して本件事故回避することが可能であった本件事実関係の下では,両名には上記事故の発生を未然に防止すべき業務上の注意義務を怠った過失があり、それぞれ業務上過失致死傷罪が成立する。

他にも色々と裁判になってめっちゃ尾を引いてるので気になる人は各々調べてね。

まとめ・俺の主張

元増田の主張には重要なことが説明されていない、と俺は感じる。

警備対象人間扱いするのは重要だ。流体扱いするのも重要なんだろう。

でもそう標榜するだけじゃ事故は防げないことは、本事故証明している。

人間が警備をする限り、本事故のようなことは今後も起こり得る2

このような、人間人間であるがゆえに起こす事故を「人災」と呼ぶ人もいるかもしれない。

その観点では、少なくとも俺にとっては本事故インドネシア事故も等しく「人災」であり、人間の失敗であり、未来のために学ぶ意義があるものだ。

この時点で俺的には満足したんで、以下細々と。

Wikipediaより引用

2005年(平成17年11月、この死亡事故を教訓として警備業法と国家公安委員会規則改正され、警備業務検定に従来の常駐警備、交通誘導警備等に加え、雑踏警備が新設された。

元増田がこの記述以降の体制について話しているのであれば、余計に「本事故に触れないのはなんでだろう?」とは思う。

次、元増田より引用

人が集まる事をせんとする場合警備員の配置と雑踏警備計画を提出させられる

これ、「誰が」「どこに」提出するかが分からんかった。

事故の時点では警察自らが策定してたみたいだけど、今は違うの?それとも警察のものとは別に策定されるの?

おわり。




書きました↓

https://anond.hatelabo.jp/20221004181228

https://anond.hatelabo.jp/20221005143828

https://anond.hatelabo.jp/20221006154025

https://anond.hatelabo.jp/20221006200623

この記事もちょこちょこ追記・変更してます

本筋に関わる変更に関しては、記事最下部参照。

てかトラバ元消されてるやん。





    • ^太字部分が誤解を招きそうな表現になっていると感じたため、変更。元の文は「人間が警備計画策定する限り、本事故のようなことは今後も起こり得る」。2022-10-05 18:08

    2022-10-03

    NHKブクマカも雑踏事故を甘く見過ぎ

    インドネシアスタジアムでの暴動で多数の死者が出た事件で、NHKがあたか暴力が主原因で170人以上が死んだと取れるような報道をしているが

    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20221002/k10013845461000.html

    はっきり言って間違いだと思う。素手暴力でこんなに死者は出ない。

    一方、雑踏の事故では簡単にこれだけの死者は出る。だからこれは観客席に催涙弾を打ち込んだ警察が原因と思われる。

    日本警察であればこんな事はまず起きない。だがこれは日本スゴイって話じゃない。ちょいと説明しようと思う。

     

    行政権としての警察権力

    警察司法権機関であるだけでなく、行政としても強い権力を持っている。

    から雑踏に関しても命令する権限があって、人が集まるイベントを届け出なくやったりすると怒られるわけだ。

    店の外の行列放置していれば「ちゃん店員警備員雇って整理しなさい」と言われるし「○○という有名人が△△に来てる」っていうデマを流して将棋倒し惹起したら逮捕される。

     

    警備業というのは監督官庁警察になっていて、更に警察官の天下り先でもある。また社長警察上がりというケースも多い。

    元々警備業はボディガードなどから派生して色々な形態の警備を請け負うようになったのだが、実はその前から同様の警備請負をする人士達が居た。右翼である

    右翼ボディガードだけでなく労働運動潰しなども請負い、暴力行使や時に殺人も行っていた。更に昔の右翼ヤクザと不可分の所も多かった。

     

    昭和30年代にTVで「ザ・ガードマン」というドラマ放送されると雨後の筍のように警備業者起業されたのだが、ここに右翼/ヤクザ経営企業舎弟会社が大量に入り込んでしまったのである

    警備請負というのは暴力からの防御という仕事が多い。それは即ち対抗するための暴力だ。

    一方、警察というのは国家という暴力装置の実行装置だ。暴力装置たる所以暴力の独占であり、警察コピーした暴力世間にあってはならない。

    また、道路工事での交通規制でも警備員必要だが、土建業というのはヤクザ企業舎弟が大変に多い分野だった。つまりヤクザ資金源になってしまう。

    という事で警備業法というのが施行され、警備業は警察監督庁とする許認可事業で、前科がある人間雇用禁止警備員は法含む研修必須などが定められ、業務が完全に警察の指揮下に置かれたわけだ。

    警察天下り先って事で、利益誘導の面もあって警備業の派遣先が増える結果にもなった。「これやるなら警備員を何人以上配置せよ。その配置図を出せ」って何かにつけて言われるって訳ね。

    因みに以上の経緯から警備員の装備というのは厳しく制限されているよ。例えば警察署の前で長い棒をついた私服警官が立ってる事がよくあるが、あれは実は軍隊と同じ立哨で立ち方も決まっている。持っているのは「警杖なのだが、あれを警備員が持つことは禁止されてる。警棒の長さや形に制限がある為だ。

    兎に角暴力装置代替ダメなのだ

     

    日本で雑踏事故が少ないのはこういう戦後の経緯の末に、人が集まる事をせんとする場合警備員の配置と雑踏警備計画を提出させられるからだ。

    雑踏での人の流れは流体として考える

     

    雑踏警備での鉄則は「一方通行」と「ボトルネックを無くす」である。これは群衆が流体のような動きをするからだ。

     

    一方通行にしない場合にどうなるというと、「クサビが噛み合った状態」になる。

    例えば広いところの間にトンネル通路がある場合で、通路の両側から群衆が押し寄せた場合通路入口では「通路の半分からはみ出さない」という動機が働きにくいので通路のほぼいっぱいに広がって進行する。

    だがこれは反対側でも同じなので、出口付近では人一人くらいの隙間をぬって通る事になる。

    これは上から見ると三角形のクサビが噛み合っているような状態になる。効率的には最小化だ。

    後ろから押されているので隊列が狭くなると群衆密度が増す。だが人は一定以下では足の歩みが出来ないので押されてやがて転んでしまう。

    後ろの人間は前で起きていることが見えないので前にどんどん進行してくる→それらも更に転倒する、となって、転んだ人とのその手前の人間には数百キロ~数トンの圧力がかかり、皆死んでしまう。

    これが通路を対面通行にした時に起きる雑踏事故だ。通路一方通行が鉄則なのはこういう理由だ。

     

    ボトルネックがあった場合は、細くなる手前で群衆圧力が上がる。

    更にボトルネック手前の壁に当たった人間通路に戻ろうとして横から割り込む→圧力が高いので弾き出される、となってそこでグルグル回って出られなくなったりする。まるで落ち葉だ。

    でもそうする事でただでさえ高い群衆密度へ割り込まないとならない人が出て局地的に密度が極度に高くなる→転倒事故、あとは上記の例と同じで死亡事故まっしぐらである

    から「狭くなる」箇所というのは作ってはいけない。狭い場所があったらそのずっと手前からパイロン等で狭い状態継続した状態にせねばならない。

     

    ボトルネックを無くす」の類型に「通路をのばす」というのもある。

    立体交差する駅で秋葉原駅階段一本で山手線総武線ホームが直接行き来出来るのに、武蔵野線南浦和駅はわざわざ遠回りして通路を歩かされる。不合理だと思った事ないだろうか?

    これは秋葉原通勤ラッシュなどを然程考慮してなかった昭和初期の建設南浦和痛勤ラッシュ常態後の昭和後期開業である為で雑踏事故対策なのだ

    電車の降車客は波状的なので、長い通路をダラダラ歩かせてそこで客の波を吸収してしまおうという思想だ。

    秋葉原では短い階段ホームに直接客が展開してしまい、群衆密度が高い箇所がホームという危険状態になってしまう。

     

    地下鉄高田馬場駅の改札はホーム端の先にあるが、2004年頃の改築でホーム中ほどから改札への通路増設した。

    出口は一緒だから一見無意味な改造だ。だが長い通路で吸収して階段の手前で滞留する客がホームに溢れるのを軽減する効果があるのだ。

    過去の事例

     

    日本の雑踏警備に影響を与えた事故というのがいくつかある。

     

    彌彦神社事件1955年

    新潟神社で行きと帰りの初詣客がかちあって滞留状態になった。そこでやがて参道石垣が崩れて100人以上の死者。

    だが石垣だけに問題があったのではなくて、群衆密度が上がりすぎて路肩にせり出し崩壊したものと思われる。

    これは一方通行にしていなかったのが主たる原因の例。

     

    日暮里駅跨線橋事故1952年

    列車が遅延し、混雑が激化して日暮里駅の板張り跨線橋の羽目板が客の圧力に負けて崩壊。転落した客13人が電車に轢かれ8人が死亡した事故

    対面クサビ状態ボトルネックの混合と思われる。跨線橋の角に押し込まれた客が流れに戻れず圧力が高くなって壁崩壊

     

    上尾事件1972年

    雑踏事故じゃなくて暴動なのだが、国労動労の順法闘争の為にダイヤが大きく乱れてカチ切れた乗客が駅員をぶん殴る、電車を悉く破壊するなどで収拾が付かなくなって機動隊が動員されて鎮圧

    翌日から他の駅多数で度たび同じ暴動が発生する国電暴動となって東京カオス状態に。

    大混雑と電車がいつ来るか知れないストレスフルな状態の上にアナウンスもせずにいた為に乗客の怒りメーターがレッドゾーン振り切ったの原因。

    なのでこれ以降雑踏では拡声器を使ってうるさい程に行列に関する情報を与えろというのが鉄則となった。

     

    宇崎ちゃん献血ポスター騒動の地と閉鎖区画フォークゲリラ集会禁止政策

    数年前に宇崎ちゃん献血ポスター騒動というのがあった。セクハラっぽいポスター公益性が高い日赤が使うな!という騒動だ。

    この騒動は一枚の写真から始まったのだが、このポスターが掲出されていた場所というのは新宿西口JR京王の乗り換え通路である

    ここには「新宿駅西口広場イベントコーナー」というのがあり、その対面に「新宿西口献血ルーム」があって、そこに掲出されたポスターだったのだ。

    この「新宿駅西口広場イベントコーナー」だが、実はここは1992年頃まで工事バリケードなどで塞がれた単なる閉鎖区画だった。

    照明もなく、ホコリが積もったままで少ない資材が置かれただけの殺伐としたところで、居心地の悪い場所だった。

    実はここが封鎖されていたのは「新宿フォークゲリラ」という騒動による。

    ここが広くなっているのは1966年竣工西口立体化時に地下広場として作られたかなのだ1969年学生中心のベトナム反戦集会新宿フォークゲリラが開かれ、機動隊が導入されて解散させれらた。この際、広場として整備されたもの東京都は「通路」に変更するという禁じ手使用通路公道占拠道交法違反)。

    だがこの後も若者が集まり勝手ギター演奏などは続いていた。

    そこに起きたのが国電暴動で、新宿駅でも暴動が発生。「別に反体制学生じゃなくても暴動起こすのかよ!」と頭を抱えた警視庁東京都は、別にギター持って屯してた連中と暴動関係なかったが、万一を恐れて乱雑にこの区画を閉鎖してしまった。

     

    時代が下って最早反体制なども流行らなくなり、閉鎖区画のせいで逆に荒んだ状態になっている元地下広場有効活用として即売会催事場としての活用をするようになった。

    初めはしょぼかったが、やがて政策アピール掲示や地産フェアなど商売がうまくなり、綺麗な内装もされて有用イベントスペースとなってきて人の流れも出来てきた。

    そこで対面に献血ルームが出来る事になったわけ。

     

    上記のように日本警察は雑踏事故防止に関しては極めて有能なんだが、その反面「人が集まる事」を嫌いすぎるきらいがある。

    広場否定論なんだな。あんまり人が集まるのを封じてしまうと今度は現在ロシアみたいな事になってしまう恐れもある。

    で、最近だと東京駅や池袋駅西口渋谷駅(予定)みたいにロータリーを追い出して広場を作るという方に行政の方がシフトしてきている。

    そういう戦後史と行政史の果てに出来たのが「新宿西口献血ルーム」でそこに掲出されたのがあの宇崎ちゃんポスターだったってわけだ。

    あの騒動は色々感情的過ぎたが、でも一方でその辺知ってるとアゴラの復活でもあったって訳なんだな。

     

    という訳で、統率されない人間が大量に集合すると雑踏事故が起きるのはデフォルト状態で、警察行政が力を入れて制御してるから日本じゃ事故があまり起きないのだ。

    インドネシアのは警察問題があり、観客席に催涙弾を撃って視界が乏しくなった客がパニックになったらどうやったって雑踏事故になる。観客席は階段状でそこに下り階段があるという構造ゆえ先が見えなくなるから普段でも危険構造なのだインドネシア警察は雑踏警備の監督指導などを普段からしていないのではないか

    1964年ペルーで同じように暴徒に催涙弾を打ち込んで300人以上が死ぬ事故があったので、そういう事例研究をしていないと思われる。

    警察が私らを人間扱いしていない」との被害者コメントが報じられているが、インドネシア警察人間扱いと同時に流体扱いをすべきだった。

    日本警察がこんな事をしないのは人間の扱いの違いだけでなく技術的に経験を蓄積しているかである

    2022-09-24

    神奈川県警山手警察署(横浜市中区)の交通取り締まり

    点数稼ぎと思われるセコい取り締まりが増えてきた。

    時間制の駐車禁止区間である本牧通りで、切り替わり時刻の15時頃(だけ)に駐車違反取り締まり

    本牧せせらぎ公園を見下ろす丘の上(天徳境内)から一時停止違反監視

    ・市立本牧中学校近くの見通しの悪い路地で一時停止違反監視

    など

    コレコレは警察から直通電話の番号を渡されているそうで、自宅に来た人は即通報すると強調しました。

    基本的にそれぞれの課の直通の番号って教えられないわけだけど。

    単なる警察署の110番じゃない番号っていうだけなのに。

    なんかコレコレは特別みたいな書き方で草

    2022-09-23

    anond:20220923022449

    金がなくて引っ越せないならひたすら戦うしかないよ…

    楽器禁止マンションだけど大学が近くて学生が多いかしょっちゅう騒音あるけど、24時過ぎの宴会の音や、日中でも楽器の音なら騒音が出た瞬間に管理会社に即電話した

    騒音がするたびに管理会社経由で何度でも電話した

    深夜で度を越した騒ぎの時は警察電話した

    110番が気がひけた地域警察署の番号にかけた

    警察電話して「今忙しいから緊急じゃなかったら後日確認したらいいですか?」って面倒臭そうに言われたけど相談した経歴を作りたかたからそれで良しとした

    警察電話した時は、朝になってから管理会社に、何時にうるさかった・警察にも相談したと電話した

    別のマンションの時は、集合ポストの該当の部屋の場所にA4くらいの紙に手書きで「お宅の騒音迷惑しています」と書いて他の住人にも見える状態で貼ってみたら、しばらくして相手が転居した(転居はたまたまかもしれない)

    騒音我慢するかクレーマーになるかで、自分害悪クレーマーになったけど、お金貯めて越す方が良いのは確実…

    今は隣だけの騒音だけでも、そのうち住民の入れ替わりで逆隣や上からしてくるかもしれない…

    2022-09-22

    anond:20220922190250

    警察署交番に「お金拾いました」って1000円札持っていけば

    ご丁寧に指紋取ってくれて、知り合いになれるぞ

    現職の警察官(実際に、刃物で暴れるバカ対峙して、銃を撃たなきゃいけないかもしれない立場人間)の意見が聞きたいけど

    知り合いに警察官居ないんだよね

    anond:20220922133756

    ああ~、これは飲酒運転可能性がありますね。

    お店も罰せられるので

    最寄りの警察署通報しておきますね。

    自転車飲酒運転ダメです。

    奥さんに迎えに来てもらうのかな?

    2022-09-16

    今日再び、日本人が一斉に幻覚を見た

    10万人の宮崎勤

    はてなーの皆様は「10万人の宮崎勤」という出来事をご存知だろうか。

    ある日、コミックマーケット取材をしていたアナウンサーが、「ここに10万人の宮崎勤(連続幼女誘拐殺人事件犯人)がいます!」と来場者を批判したという出来事だ。

    オタク批判的に報道するマスゴミ』の象徴的な出来事として語り継がれていた事象であり

    特に当該発言を行ったと噂された東海林のり子氏はオタクからバッシングを受け続けることとなった。

    しかし、後に東海林氏はこのような発言はしておらず、コミケ取材したことすらないと打ち明けた。

    というかそもそも、この出来事があった証拠が何もなかったのだ。

    今となっては高齢となったオタクの何人かは「あった」と言うもの

    番組名やアナウンサー等、具体的な名前は一切出てこず、フワッとしたことばかりを話す始末。

    この件に関して深堀り、検証した者もいたが、結局「10万人の宮崎勤」という出来事が起こった証拠は得ることができなかった。

    (「10万人の宮崎勤」はあったのか?:https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/byline/dragoner/20170929-00075748/&preview=auto


    本件は少なくとも「東海林のり子氏が言った」というのはデマであり、時と共に無かった映像が彼らの頭の中で流れるようになってしまった事例だと言えるだろう。

    そして今日、再び日本人が一斉に幻覚を見た


    線路内に立ち入る外人

    本日7時18分頃、埼京線 渋谷駅新宿駅間で運転の見合わせが発生した。

    これに対してSNS特にTwitter上で

    金髪外人男女二人が線路に立ち入った」「酔っ払った外人二人が線路に立ち入った」というような情報が広まり

    (参考ツイート:

    https://twitter.com/takuto83/status/1570548329041522688?t=ZvYeePihHV0RVo5-XygRsg&s=19

    https://twitter.com/Dtm_Coffee/status/1570539885546831873?t=eBiGU1NtuN87eLcyed5how&s=09

    https://twitter.com/bassmanbo/status/1570541355633606658?t=GZ3nzMZnPIA3CYU9OrUo_w&s=19

    また「ビールを片手に持っていた」「雑草に隠れてキスをしていた」などの情報拡散された

    (参考ツイート:

    https://twitter.com/160UG/status/1570542988492943362?t=F1Obup_8qX_EhIgy6sb5Eg&s=19

    さら情報まとめサイトがまとめ始める

    https://matomebu.com/train/rail20220916-1/

    これらの情報鵜呑みにした一部の日本人は「轢き殺せ」「強制送還してほしい」「重石付けて東京湾に放り込め」などの罵声が飛び出る事態

    (参考ツイート:

    https://twitter.com/hageatama_nora/status/1570561047077195777?t=os8gYTxLGSJZTUcRGK56kg&s=19

    https://twitter.com/appare_11/status/1570589123572027393?t=v5yJda8rqd0Pn7p9yaB9Ew&s=19

    最早「外国人カップル線路内に侵入した」という事実が既成のモノとなりつつあったが

    なんとコレ、デマだったのだ

    朝日新聞警察庁クラブJRに対して取材を行った所、

    今朝、埼京線線路内に金髪の男女2人が立ち入り「駅員や警察鬼ごっこしている」「酒を飲んだり雑草に隠れてキスしている」などとSNS上で話題になった事案について、JR警視庁取材しましたが、そのような事実確認できませんでした。

    との情報が。さら

    沿線警察署や鉄道警察隊にも確認しましたが、16日午前7時台に「線路内に人が立ち入っている」といった内容の通報はなく、警察官が臨場した事実はありませんでした。

    と報じており、

    線路内に人がいるなんて通報は無かった

    という事実が明らかになってしまった


    では彼らは一体何を見たのだろうか。

    今回発生した遅延そのものは「運転手が人影のようなもの発見たから」であり、

    『じゃあ実際に立ち入りがあったんだろ』という反論もあり得るが

    やはり通報がなかった時点で可能性はかなり薄いだろう。

    (まぁ某漫画みたいに『誰も警察を呼んでいないのである!』って状況になったかもしれんが)

    ましてや「酒を飲んでいた」とか「隠れてキスをしていた」とか「警察鬼ごっこをしていた」というのは到底あり得ない。それは通報しろ

    結局のところ、単なる思い込みだったというのが妥当だろう。

    事故災害リアルタイム情報Twitterで得るのが1番!』という説もかつてはあったが

    このような集団幻覚を起こすこともあるので、よく注意して使いたい所だ。

    魚拓

    同じ記事内容で①〜⑥の魚拓も貼りたかったんだが貼れるURL制限があるらしいので追記で書く

    2022-08-31

    キセル人生変わってしまった俺の体験談

    捕まったのは大学4年の秋。

    家(アパート)→大学バイト

    という経路で電車を利用していて大学バイト先の定期がないのでキセルをしていた。

    家と大学郊外なんだけどバイト先は都内だったからそこから片道500円近くしたので、バイトから出る交通費ではまかないきれずついやり続けてしまった。

    混んでる時間ピンポンが鳴っても駅員が来ないのは分かっていたし、隣の駅の駅員がいない時間の改札も把握していたので絶対にばれないと思って大学1年の途中から4年まで3年近くやり続けた。

    捕まった時はバイト先の駅で改札出た瞬間、スーツの男2人に「お兄さんちょっといい?分かってるよね?」と言われて囲まれた。

    もう4年の頃になると罪悪感や緊張感もすっかり失われていて「えっ?」みたいな感じになり、捕まった時の言い逃れも何も考えもしなかったので一気に頭が真っ白になってしまった。

    結局そのスーツの男は鉄道会社職員だったんだけど、完全に俺は警察だと思い込み就職も決まってるしどうしようと頭がグルグルパニックになった結果、大泣きして全部白状するという惨状に陥った。

    バイトに通っていた約3年間、週4〜5回往復でほぼ毎日キセルしてた事。

    バイトから交通費を1日800円貰ってた事。

    全部ゲロってしまった。

    その後、駅員が警察電話したのを見て「ああ、この人は警察ではなかったのか」と気づいた。

    そうしてやって来た本当の警察官に警察署に連れて行かれ、事情聴取された後に身元引き受け人が来るまで帰れないと言われる。

    地方に住んでる両親はどんなに早くても明日にならないと来れないので、本当に申し訳ないがバイト先に電話してもらう。

    その後、バイト先の店長が来て事の顛末が全部バレる。

    店長から交通費の件に関しては後で連絡するので必ず出るように淡々と言われ、とりあえずこれからバイトに来なくていいと通告される。

    翌日、また警察から連絡があり鉄道会社としては今までの乗車分とキセル罰金を払えば被害届は出さないと言っているからその駅に行きなさいと言われる。

    駅に謝罪へ行くと正確な金額計算する為に、バイトから出勤履歴確認できないかと言われる。

    店長電話してその話をして、あとは店長が駅に電話してくれる事になった。

    そこからさらに数日して駅から連絡があり、今回請求するのは過去1年分でいいとの事でそれでも約70万円だった。

    最初はとにかく親にだけはバレたくなかったのでサラ金キャッシングを回りまくって何とかしようと考えたが、最終的に一番ヤバいのは就職に響く事だと思い殴られるの覚悟で両親に伝える。

    翌々日アパートに来た両親に本当に数発殴られた後、菓子折りを持って駅にお金を払いに行く。

    その後バイト先にも両親と謝りに行くと、店長から不正使用した交通費は今までの勤務分全額返納してもらいますと言われる。

    バイト先の交通費の件はすっかり忘れていたのでまた頭が真っ白になる。

    親父が土下座して謝っているのを初めて見る。

    数週間してバイトから来た交通費請求が約50万円。

    これもまた両親に同行して払ってもらう。

    このバイトから請求が来るまでの数週間の間に、想定外のことが起こる。

    内定から突然の呼び出し。

    キセルの事が全部バレてる。

    本当にいまだにこれだけはなんでバレたのかが分からない。

    当然のように一番恐れていた内定取り消しになる。

    バイト先に50万円を払ってもらった帰り道、両親からこの先就職先が決まらなかったら実家に帰ってくるように言われる。

    年末から必死就活して、紹介予定派遣で拾ってもらいその後正社員にはなったが当初の内定先とは全然違う業種で離職率も高いブラックサービス業勤めになってしまった。

    最初内定先がうちの大学にしては有名なところで、パンフレット就活体験談とか載せてもらう事になっていたから辛かった。

    内定先にはバレたが何故か大学にはキセルの事はバレなかったので「内定辞退したので」と嘘の理由就職課に体験談を載せないようお願いに行くのが情けなかった(最近になって本当だったら大学までの通学定期券不正扱いになるのでその罰金を取られてもおかしくなかったと知った)。

    俺がキセルで失ったもの

    大企業で働いていたはずの人生

    親父からの信頼(亡くなるまでほとんど口を聞いてくれなかった)。

    大好きだったバイト先の友達人間関係すべて。

    いまだに俺は「あの時逃げちゃえばよかった」とか「今日だけやったと言い切ればよかった」とか後悔しているほどのクズだけど、たぶんそれをやって逃げられていたとしてもどこかで人生のしっぺ返しがあったのだと思う。

    キセルマジでやめとけ。

    キセル簡単に出来るから、冷静に考えれば毎日コンビニ弁当タバコ万引きしている位にヤバいことしてると気づけなくなる。

    特に若い子、俺みたいなクズ野郎になるな。

    人生の一番これ以上ないタイミングでしっぺ返しは必ず来る。

    2022-08-28

    痴漢して逮捕された男です

    痴漢冤罪を恐れる男性が多いらしいが、元痴漢犯としては痴漢冤罪より実際の痴漢の方が明らかに多いと思うよ。

    自分痴漢してた時期があった。なかなか捕まらいか調子に乗ってたら近くにいたおじさんたちに捕まって警察に突き出された。結果的には仕事も家庭も無傷。駅事務所まで行ったけど被疑者弁護士制度でその場で呼んで一時帰宅仕事が終わった後に弁護士と出頭した。妻には「痴漢の疑いかけられてるから警察署に行ってくる」って言った。妻は俺の嘘を信じて毎日差し入れしてくれたよ。

    警察署では徹底的に否定してた。刑事がしつこくて埒があかないから「なら検事さんに判断してもらいたいので一刻も早く送検して下さい」の一点張り

    検察では女性若い検事担当だった。「客観的には手が当たっていたかもしれないが、乗り降りも激しく周りの乗客の顔すら見えない満員電車の中だったので痴漢認識は一歳ない」の一点張り。それ以外の前後の状況に関しては素直に聞かれたまま答えた。また「痴漢故意認識もないが、結果的に手が当たっていて怖い思いをさせたなら本当に申し訳ない」ということを検事に言い続けた。それと同時並行で弁護士には示談を準備してもらっていた。

    若い女性検事だったので心配だったが「供述や当時の電車の乗降状況や乗客数を見るに、故意は認められない可能性が高い。その場合構成要件的な故意が阻却されるので犯罪は成立しません。後はこちらで判断しますのでお帰り下さい。呼び出しが無ければ不起訴と考えて下さい」と言われて帰された。結果的には呼び出しは無く「不起訴」。示談をまとめる必要民事での提訴もなかった。後で弁護士に「偶然と故意曖昧だったかもしれない」と言ったが「検察故意を立証出来ないならあなた利益になります。もう同様の嫌疑逮捕状勾留状を請求する権限警察検察にはありません。請求しても裁判所却下するでしょう。安心してください」と言われた。これが現実

    2022-08-27

    酒がやめられない

    もともとは特別酒が好きだったわけでもない。

    学生時代水商売バイトをしてみたら、自分でも驚くほど飲めた。

    就職してから会社では酒豪キャラとして場を盛り上げるのに重宝された。

    歳を取ってからは先陣切って飲まなければいけないような場面もなくなり、マイペースに飲めるように。

    これからお酒を心から楽しめるなあーと思い、趣味と呼べる程度には知識も身についてきたところだった。

    コロナ禍に入る少し前、プライベートでのストレスが重なって外飲みの回数が劇的に増えた。

    お店で飲んでいる間は不思議とシャキッとしていて、お会計を済ませたあたりから記憶曖昧になることが重なった。

    翌朝目が覚めると帰宅してからさらに飲んだと思われる空き缶が転がっている。

    そういえばコンビニ寄ったっけな…くらいのうっすらとした記憶しかない。

    そんなある日、とうとう警察のお世話になってしまった。路上で寝てしまっていたらしく、気がついたら警察署の保護房みたいな柵の中。

    から転んだのか殴られたようなアザはできるし、荷物はグチャグチャだし、いい大人がなんて情けないんだと反省しまくった。

    もうこんなふうになるまで飲まない!と誓ったはずなのに…コロナ流行りはじめて自宅に引きこもり状態となった私は、また酒に溺れてしまった。

    振り返ってみると、お酒とうまく付き合えていた頃って他に夢中になれることがあった気がする。

    だけど今は嫌なことがあればとりあえずビールの缶をあけてしまうし、予定がない日は昼から飲むかーってなってる。

    恋人家族もおらず、コロナで友人たちともあまり会えない孤独を酒以外のもので紛らわせたい。

    なにか酒以外の趣味を見つけなきゃ!と思ってるけど今のところ時間と労力をかけてでもやりたいこととは出会えていない。

    さみしさをごまかすのに酒があまりにも手軽すぎる…

    2022-08-23

    (CMaj7th)はてな村にお住いの、シロクマさん、76歳の行方が、昨日7:30からからなくなっています。(中略)お心当たりの方は警察署交番までご連絡ください。

    (Ddim)一昨日行方不明になったシロクマさんは「発見」されました。ご協力ありがとうございました。

    2022-08-16

    anond:20220816183357

    これは前田史の解明に大きく寄与する基礎史料となろう。

     自分父親      最悪

           延岡警察署警察官全員  ( ただし数名の女性警官除外 )

           南方小学校教頭教員

    閻魔大王みたいな不細工父親延岡南方環境に後の前田的展開の萌芽が既にあったと歴史家は見る。

    2022-08-14

    リコリスコイルの主に設定・脚本演出まわりのあれこれ

    はしがき

    総評

    個人感性の話になるけど、こういう世界観ならこういう組織キャラクターシチュエーションが成立しそうだね、そういうキャラクターがこういうシチュエーションに放り込まれたならこういうドラマが発生しそうだね、というところが可能な限り破綻なく噛み合って、その上でキャラクターの行動・お話の展開に意外性がありつつも納得できる形で成立しているとすごく刺さるんだよね。そのとき設定やお話自体は作中で納得感がある形で描写されていれば現実離れしていても問題ない。

    逆に世界観と展開が一致しないとか、キャラクターを無理に動かしてるとか話の都合が優先されると一気に萎えちゃうんだよな。だから松野泰己が作るお話はすごい好き。

    その点リコリス・リコイルもったいないなーという印象。世界観の骨格は重めに作ってるのに、設定に無理があったり細かなお話の展開・演出がご都合優先で整合性を欠いたりしている。たぶん実際にやっていることはヒロイン二人のお話から、不必要世界観が足を引っ張ってるんだと思う。ただ自分にとっては前述のように世界観・設定やキャラクターとの整合がとれたドラマを観られることが重要から、そのあたりのチグハグさがとても気になる。

    すごくいいところもあるし放送されてる間は話題になるけど、オールタイム・ベストになったり後世に名を残すでもなく、中途半端に消費されるだけになりそうというか。その点ガンスリンガー・ガールは確かに後世に名を残しているじゃんか。その違いだよね。作画劇場版と言っても問題いくら高水準なのに。そういう意味ではワンダーエッグプライオリティに似たものを感じる。

    後半でうまくお話転がしてDAという組織の成立やリコリス出自に伴う因縁敵対組織との相克を折れたタワーの由来と絡めながらダイナミックに風呂敷広げて、歪な社会構造の少なくとも一部を何らかの形で次のステージに進める感じで綺麗に畳んでくれるといいけど、千束とたきなのしょーもない心の葛藤百合百合パワーで乗り越える!みたいなヒロイン二人の関係性で話が終わりそう。学園ドラマでやってくれ。

    微妙だと感じた点を色々書いていくけど、制作陣はそんなこと言われなくても分かってると思うので最終的にこういう指摘を跳ね飛ばすくらい面白い、視聴してよかったと思える作品に仕上げてくれることを祈る。

    いいところ

    とにかく突き抜けた作画クオリティとメインのふたりキャラの魅力がアニメ作品として話題を引っ張ってる印象。

    微妙なところ

    作画のよさとはアンバランスに、設定作りや脚本演出には力入れてないなという印象。

    もっとコミカルだったりファンタジーに寄せてくれれば(ガルパンのように)そういう作品なんだと割り切ることもできたけど、なまじほぼ現代日本一見リアルっぽい作りにしているから見せたいもの世界観・設定が一致してないように見える。

    詳しくは下記の通り。

    ガバガバ設定

    そもそもベースとなる世界観お話の展開の間をつなぐ設定に納得感が無い箇所が多い。ファンタジーにするならもっとファンタジーに描く、リアルに寄せるなら設定も妥協しないという整理をしてほしかった。リアリティラインをどのあたりに置けば良いのか迷ってしまった。

    ガバガバ展開

    その流れならその展開しないでしょとか、このキャラクターがこう動くのはおかしいとか脚本の都合優先で設定やキャラクターが置き去りになってる。

    敵も味方もいちいち迂闊。治安維持組織犯罪組織の攻防にリアリティも緊張感もあったもんじゃない。ツッコミどころに対して劇中でセルフツッコミもしてるけど、それがいちいち言い訳がましい。それなら最初から整合性のある設定や演出をしてくださいよ。

    さすがにここまで突っ込む気は無いよポイント

    まあエンタメ作品からね、ある程度の制作上の都合とか、あからさまにネタに寄せてる部分もあるよね。分かるよ。

    気にはなったけどまあ飲み込んでもいいかというポイントを書いていくよ。

    リコリスコイルの主に設定・脚本演出まわりのあれこれ

    はしがき

    総評

    個人感性の話になるけど、こういう世界観ならこういう組織キャラクターシチュエーションが成立しそうだね、そういうキャラクターがこういうシチュエーションに放り込まれたならこういうドラマが発生しそうだね、というところが可能な限り破綻なく噛み合って、その上でキャラクターの行動・お話の展開に意外性がありつつも納得できる形で成立しているとすごく刺さるんだよね。そのとき設定やお話自体は作中で納得感がある形で描写されていれば現実離れしていても問題ない。

    逆に世界観と展開が一致しないとか、キャラクターを無理に動かしてるとか話の都合が優先されると一気に萎えちゃうんだよな。だから松野泰己が作るお話はすごい好き。

    その点リコリス・リコイルもったいないなーという印象。世界観の骨格は重めに作ってるのに、設定に無理があったり細かなお話の展開・演出がご都合優先で整合性を欠いたりしている。たぶん実際にやっていることはヒロイン二人のお話から、不必要世界観が足を引っ張ってるんだと思う。ただ自分にとっては前述のように世界観・設定やキャラクターとの整合がとれたドラマを観られることが重要から、そのあたりのチグハグさがとても気になる。

    すごくいいところもあるし放送されてる間は話題になるけど、オールタイム・ベストになったり後世に名を残すでもなく、中途半端に消費されるだけになりそうというか。その点ガンスリンガー・ガールは確かに後世に名を残しているじゃんか。その違いだよね。作画劇場版と言っても問題いくら高水準なのに。そういう意味ではワンダーエッグプライオリティに似たものを感じる。

    後半でうまくお話転がしてDAという組織の成立やリコリス出自に伴う因縁敵対組織との相克を折れたタワーの由来と絡めながらダイナミックに風呂敷広げて、歪な社会構造の少なくとも一部を何らかの形で次のステージに進める感じで綺麗に畳んでくれるといいけど、千束とたきなのしょーもない心の葛藤百合百合パワーで乗り越える!みたいなヒロイン二人の関係性で話が終わりそう。学園ドラマでやってくれ。

    微妙だと感じた点を色々書いていくけど、制作陣はそんなこと言われなくても分かってると思うので最終的にこういう指摘を跳ね飛ばすくらい面白い、視聴してよかったと思える作品に仕上げてくれることを祈る。

    いいところ

    とにかく突き抜けた作画クオリティとメインのふたりキャラの魅力がアニメ作品として話題を引っ張ってる印象。

    微妙なところ

    作画のよさとはアンバランスに、設定作りや脚本演出には力入れてないなという印象。

    もっとコミカルだったりファンタジーに寄せてくれれば(ガルパンのように)そういう作品なんだと割り切ることもできたけど、なまじほぼ現代日本一見リアルっぽい作りにしているから見せたいもの世界観・設定が一致してないように見える。

    詳しくは下記の通り。

    ガバガバ設定

    そもそもベースとなる世界観お話の展開の間をつなぐ設定に納得感が無い箇所が多い。ファンタジーにするならもっとファンタジーに描く、リアルに寄せるなら設定も妥協しないという整理をしてほしかった。リアリティラインをどのあたりに置けば良いのか迷ってしまった。

    ガバガバ展開

    その流れならその展開しないでしょとか、このキャラクターがこう動くのはおかしいとか脚本の都合優先で設定やキャラクターが置き去りになってる。

    敵も味方もいちいち迂闊。治安維持組織犯罪組織の攻防にリアリティも緊張感もあったもんじゃない。ツッコミどころに対して劇中でセルフツッコミもしてるけど、それがいちいち言い訳がましい。それなら最初から整合性のある設定や演出をしてくださいよ。

    さすがにここまで突っ込む気は無いよポイント

    まあエンタメ作品からね、ある程度の制作上の都合とか、あからさまにネタに寄せてる部分もあるよね。分かるよ。

    気にはなったけどまあ飲み込んでもいいかというポイントを書いていくよ。

    リコリスコイルの主に設定・脚本演出まわりのあれこれ

    はしがき

    総評

    個人感性の話になるけど、こういう世界観ならこういう組織キャラクターシチュエーションが成立しそうだね、そういうキャラクターがこういうシチュエーションに放り込まれたならこういうドラマが発生しそうだね、というところが可能な限り破綻なく噛み合って、その上でキャラクターの行動・お話の展開に意外性がありつつも納得できる形で成立しているとすごく刺さるんだよね。そのとき設定やお話自体は作中で納得感がある形で描写されていれば現実離れしていても問題ない。

    逆に世界観と展開が一致しないとか、キャラクターを無理に動かしてるとか話の都合が優先されると一気に萎えちゃうんだよな。だから松野泰己が作るお話はすごい好き。

    その点リコリス・リコイルもったいないなーという印象。世界観の骨格は重めに作ってるのに、設定に無理があったり細かなお話の展開・演出がご都合優先で整合性を欠いたりしている。たぶん実際にやっていることはヒロイン二人のお話から、不必要世界観が足を引っ張ってるんだと思う。ただ自分にとっては前述のように世界観・設定やキャラクターとの整合がとれたドラマを観られることが重要から、そのあたりのチグハグさがとても気になる。

    すごくいいところもあるし放送されてる間は話題になるけど、オールタイム・ベストになったり後世に名を残すでもなく、中途半端に消費されるだけになりそうというか。その点ガンスリンガー・ガールは確かに後世に名を残しているじゃんか。その違いだよね。作画劇場版と言っても問題いくら高水準なのに。そういう意味ではワンダーエッグプライオリティに似たものを感じる。

    後半でうまくお話転がしてDAという組織の成立やリコリス出自に伴う因縁敵対組織との相克を折れたタワーの由来と絡めながらダイナミックに風呂敷広げて、歪な社会構造の少なくとも一部を何らかの形で次のステージに進める感じで綺麗に畳んでくれるといいけど、千束とたきなのしょーもない心の葛藤百合百合パワーで乗り越える!みたいなヒロイン二人の関係性で話が終わりそう。学園ドラマでやってくれ。

    微妙だと感じた点を色々書いていくけど、制作陣はそんなこと言われなくても分かってると思うので最終的にこういう指摘を跳ね飛ばすくらい面白い、視聴してよかったと思える作品に仕上げてくれることを祈る。

    いいところ

    とにかく突き抜けた作画クオリティとメインのふたりキャラの魅力がアニメ作品として話題を引っ張ってる印象。

    微妙なところ

    作画のよさとはアンバランスに、設定作りや脚本演出には力入れてないなという印象。

    もっとコミカルだったりファンタジーに寄せてくれれば(ガルパンのように)そういう作品なんだと割り切ることもできたけど、なまじほぼ現代日本一見リアルっぽい作りにしているから見せたいもの世界観・設定が一致してないように見える。

    詳しくは下記の通り。

    ガバガバ設定

    そもそもベースとなる世界観お話の展開の間をつなぐ設定に納得感が無い箇所が多い。ファンタジーにするならもっとファンタジーに描く、リアルに寄せるなら設定も妥協しないという整理をしてほしかった。リアリティラインをどのあたりに置けば良いのか迷ってしまった。

    ガバガバ展開

    その流れならその展開しないでしょとか、このキャラクターがこう動くのはおかしいとか脚本の都合優先で設定やキャラクターが置き去りになってる。

    敵も味方もいちいち迂闊。治安維持組織犯罪組織の攻防にリアリティも緊張感もあったもんじゃない。ツッコミどころに対して劇中でセルフツッコミもしてるけど、それがいちいち言い訳がましい。それなら最初から整合性のある設定や演出をしてくださいよ。

    さすがにここまで突っ込む気は無いよポイント

    まあエンタメ作品からね、ある程度の制作上の都合とか、あからさまにネタに寄せてる部分もあるよね。分かるよ。

    気にはなったけどまあ飲み込んでもいいかというポイントを書いていくよ。

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