はてなキーワード: 乱闘騒ぎとは
このご時世だからこそ杉並区防災無線ジャック事件のWikipediaを読んでみる
1985年(昭和60年)6月22日21時45分頃[1]、杉並区内の小中学校など公共施設104か所[1]に設置された防災行政無線屋外拡声子局のスピーカーから突然、1985年東京都議会議員選挙に立候補を表明していた人物を中傷する内容[1]の女の声[2]が大音量で流れ出した。
でもなんでそんなことを…
中傷演説で言及された長谷川英憲は、1967年以来中核派の支援を受けて杉並区議会議員を務めており、当時は東京都議会への鞍替えを表明していた。中核派と敵対する革マル派は、本事件以前も長谷川の選挙ポスターを破ったり、宣伝カーを盗んで放火したりするなどの政治活動の妨害を繰り返していた。対する中核派も鉄パイプなどで武装し、選挙妨害を繰り返す革マル派との乱闘騒ぎを区内各所で起こしていた[要出典
世紀末か。流石に盛りすぎだろと読む度思うけどほんとに起きた出来事なんだよなぁこれ
内容は以下の通りであった[要出典]。
「こんなひどい男を都議にしてはならない」
語彙力よ…ここまで壮大な迷惑行為の割に誹謗中傷が小学生レベルって
あまりの音量に、区民はあわてて外に飛び出したという。区ではスピーカーの電源を切るための閉局電波を発信したが音声は止まず[1]、そのまま約20分間[1]ないし25分間[3]にわたって流れ続けた。区民からの苦情が区役所や警察署に殺到し、110番が不通となった[1]。
いやいや、大事件じゃないですか
当時の防災無線は音声に特定の周波数を重畳させることでスピーカーが作動する単純な仕組み(トーンスケルチ)だったため、伝送使用周波数とキーとなる重畳音声周波数が割り出せればジャックすることが可能であった。当時の杉並区では毎日18時に「夕焼小焼」のメロディを流しており、この際の開局電波を解析され、周波数を割り出されたとみられている[1]。
区側が発信した閉局電波が利かなかったのは、妨害電波のほうが強い出力であったためと考えられている[1]。犯人は当日、防災無線と同じ周波数に設定した強力な送信機を用意し、自動車に乗せて移動しながら[3]か、区内のどこかに基地局を設置[1]して妨害電波を流したとみられている
もうこんなんテロ事件だろ。長谷川英憲ひとりのためにここまでするならそのエネルギーを別のことに使えって…みんな同じこというからなぁ
まあ山上みたいにならなくて良かった…のか?
最近、Jリーグで女性主審や線審の起用が増えている。今のところ主審は1名、線審は2名のようだが、「女性活用」を謳っている昨今の日本の政治的ニーズに応えるように、今後も女性審判は増えていくだろう。
そして、女性審判が増えるにしたがってJリーグのサッカーも変わることを余儀なくされる。
男性審判と比べてどうしても女性審判はスピードが劣る。また「女性は車の運転がヘタ」と言われていることと同じように、フィールド内の空間俯瞰能力も男性より劣る。
そのため、今の川崎フロンターレや横浜F・マリノスなどが進めているような「パスを回して崩していく」パスサッカーは裁くことが出来ない。
ボール回しを繰り返されるとついていけず、パスコースを塞ぐシーンが頻発してしまうからだ。
5月3日、NHKBS1で横浜FC対アルビレックス新潟の試合が中継されており、女性審判が主審を担当していたのでそれを見たが、パスサッカー志向の新潟が見事にこの罠にはまっていた。自陣からのビルドアップの流れの中で女性審判がパスコースを塞ぐように加わってしまっていたシーンは二桁を数える。「ここで1人余っている右サイド前の選手に出せれば決定的チャンスになる」ようなシーンでも見事にパスコースを塞いでいた。
男性審判ならパスコースに入らないように頻繁に動き直しを行っている(ボールホルダーとそれ以外の選手の間に決して入らないように動く)が、女性審判にこれを求めるのは酷だ。
女性審判にそのような負荷をかけることが無いよう、ボールを持ったらすぐに相手陣内に放り込むか、いったんサイドに開いてゆっくりと持ち上がり、溜めを作ってからゴール前に高くふんわりとしたクロス(センタリング)を行うほうが良い。これならパスコースに女性審判が入り込んでしまうという問題を回避できる。
その試合では、新潟の対戦相手の横浜FCは本来のパスサッカー志向を捨ててこの戦術に変え、それが功を奏して今季初勝利を得ることが出来た。横浜FCの決勝点は浅い位置からのアーリークロスにボランチの選手がふらふらと飛び込んだものだった。女性審判の試合における理想的な点の取り方だ。
また新潟はほとんど決定機が作れず、唯一あった試合終了前の決定機はパス回しではなくGKからのロングボールをヘディングで2回競り勝ってFWにつないだという、パスサッカーとは対極の「縦ポン」戦術によってもたらされたものだった。
女性審判はスタミナにも不安を抱える。そのため、ずっと試合を止めない、アクチュアルプレーイングタイム(ATP)が長い試合をして審判のスタミナを削るよりは、頻繁に試合を止めて審判のスタミナを確保しながら試合を進める方が良い。
例えば4月29日の横浜F・マリノス対名古屋グランパス戦。これも例の女性審判が主審を担当し、線審2人も女性という「史上初」の試みだったが、とにかく試合が良く止まった。
オフサイドディレイもアドバンテージもほとんどとらず、オフサイドと判断したらチャンスシーンでもすぐ試合を止め、ファウルがあったらアドバンテージがあろうがなかろうがすぐ試合を止めた。
その結果、同試合のATPはわずか50分20秒と、横浜FM、名古屋それぞれで今季最短の数値となった。特に横浜FMはATPを伸ばすためにスローインやコーナーキックを素早く始めるチームでもあり、飲水タイムがある夏季の試合ではなく春先の試合でATP50分というのはなかなか衝撃的な数値である。
だが、女性審判が担当すると言うことは、このような「良く止まる試合」を甘受しないといけない。ファウルやボールデッドは休息のタイミングなのだ。それと選手同士の小競り合いも歓迎する。その分審判が休めるからだ。
日本人サッカー選手は「後半20分まではよく動くがその後足が止まってしまう」という世界的に確立された評価があり、それを打破するために日本サッカー全体として「JリーグにおいてATPを伸ばす」という取り組みがここ5年くらい重点的に行われてきたが、女性活用のためにはこの取り組みを止めなければならない。
ここまで書いてきたが、日本のサッカー界で女性を活用するためには、サッカーの時間軸を昔のものに戻す必要がある。「縦ポンか単純なクロス攻撃」「選手がすぐに倒れて頻繁に試合が止まる」というのはJリーグの黎明期によく見られたシーンであるが、その頃にまで戦術を戻す必要がある。
現場のサッカー選手達には相当なストレスがかかるし、現に女性審判起用試合では試合終盤に選手同士が長時間小競り合いをしたり乱闘騒ぎを起こすシーンが毎回繰り返されているが、それも女性活用のためには致し方ない犠牲である。
女性活用はサッカー界に限らず日本社会全体に課せられた使命である。女性を現場に合わせるのではなく、現場を女性に合わせる。サッカー界の外では当たり前に行われていることだ。例えば競馬では、女性騎手に平場戦で斤量2kg減(見習い騎手は最大4kg減)というハンデを与えて女性騎手の進出を計っている。
Jリーグと日本サッカー協会も、そのような「現場を女性に合わせる」取組で日本社会に貢献しようとしているのだ。みんなも応援しよう。
免許を取得し自動車を購入、いずれも高いカネがかかる、資本主義の回転に寄与している。
自動車は保険もある、事故を起こしても保険で被害弁償、回復される。
事故をゼロにはできないが自動車による利便性や社会活動のメリットは議論するまでもなく被害を相殺する
ところがなんだ鬱陶しい自転車
さて、法律の運用は構成要件や違法性阻却事由という作用が働くのです。
例えば、先日ブレイキングダウンで流血乱闘騒ぎがあった、しかし
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
例外規定などどこにも書かれていない。
あれ?
スポーツなら許されるのか?
両者の合意があれば許されるのか?
あの二人に合意なんてないよね?
傷害罪は親告罪ですらないので第三者が動画観て刑事告発したら警察は事件として扱わなければならない
結局この辺の線引って曖昧なんです。
それを一応は整理しようとするのが構成要件で、条文には書かれてない
条文文字通りに読めば違反ちゃ違反だけど、こーゆーのを罪に問うのはちょっと違うよね
する必要も無い
5km10kmは可罰的違法性とかで終わる話
最近よく当店に働きに来ているコンビニ専門の派遣バイトの人が、客とド派手にトラブってセキュリティとオーナーを呼ぶ事態になった。警察も呼ぶって騒いでいたけど、結局警察は来なかった。
なんでそんな事になったのかと言うと、客がちょっとそれはどうなの……って程度の、コンビニ側としてはあまりして欲しくないけど禁止するほどでもないこと、例えば法律上拒否出来ない程度ではあるものの大量の汚れたジャリ銭を持ってきて両替がてら支払いに使おうとするとか、そんな類の微妙な迷惑行為をしようとしたのを、派遣バイトの人が直球で「営業妨害ですので止めてください」って言ってしまい、客がキレたのである。
普段だったらその派遣バイトの人も初手で客を悪人扱いして詰ったりはしないんだけど、その日は似たようなトラブルが何度も起きて仕事に支障が出まくっており、その後にまた同じ質の迷惑行為を働こうとしている客が来たのでつい腹が立ってしまったらしい。
怒った客は派遣バイトの人が謝罪しても気がすまず、派遣バイトの人が他のお客様へのレジ接客をしていたのを妨害してまで「お前はどんな権利があって俺を犯罪者扱いしたのか説明しろ! そういう接客をしろっていうのがこの店やチェーン店のマニュアルなのか!?」と大騒ぎした。で、派遣バイトの人も頭に血がのぼってしまい、
「マニュアルはないので従業員それぞれがそれぞれの考え方でもって臨機応変な対応をしています。ですので私も自分の常識と判断によってあの様な対応をさせていただきました。というもののお客様の行為はこれこれこういう理由で大変迷惑なのであり云々」
と、怒りに震えながらも理路整然と言い返してしまった為に客の方は馬鹿にされたと思い込んで更に逆上。他の客の目などお構いなしの激しい口論になってしまった。
そんな時に限って店は物凄く混んでおり、大勢のお客様が次々とレジ待ちの列に並んだ。店中に響く怒声の応酬にお客様達はビビりながらも興味津々の目を向けており、また、中にはレジがいつまで経っても空かない事にあからさまにイライラし出して今にも喧嘩中の二人に殴りかかりに行きそうな不穏さを撒き散らしているお客様もいた。そんな状況でレジ打ちに追われていた私は派遣の人の方が気になるものの手を止めて助けに行くっていう場合ではなく、いつ乱闘騒ぎに発展するかわからない状況で冷や冷やしながらもひたすら平然とした風でレジ接客をしまくるしかなかった。
あーでもこれキレキレにキレている派遣の人をこっちのレジに追いやって私が客に謝った方が早く決着がつきそうだけどどうなんだろうと思いながら超速で袋詰をしていたら、
「私が土下座すればいいんですよね! それで退いてくれればいくらでもしますよそれくらい!!」
「お前はそうやって俺がコンビニ店員に土下座を求めるようなクズと印象をつけて見世物にするつもりなのか!! どうせ後で監視カメラの映像をYou Tubeに流してバッシングさせるつもりなんだろ!!!」
とギャーギャー騒いだ。すると派遣の人は、
「もういいです、威力業務妨害によりセキュリティを呼びます!! セキュリティを呼んだら同時に警察にも通報が行きますからね!!!!!」
あーもうこれ収拾着かない奴だわ。そこまでやる気概があるなら最後まで頑張ってくれ! と私は派遣の人の健闘をお祈りしながらレジ接客を続行した。激混みの時間帯にレジ1台で対応するんだから終わりが見えなく果てしない。普段はあんまり列が長いとお客様達は怒って手近な棚に買うつもりだった商品を叩きつける様に置いて店を出ていってしまうのが普通だが、今回はコンビニ店員と糞客のバトルが見もの過ぎたのか誰も帰ろうとせずに大人しく並んで自分の番を待っているという。
セキュリティは通常、通報を受けると10分もかからずに駆けつけるものなのだが、今回に限っては何故か悠長に電話をかけて来て当店の現状確認を電話口ですると20分後くらいにやっと一人の警備員がやってきて、
「お世話になりま〜す。あの、その後いかがですかぁ?」
とのんびりとした口調で聞いてきた。
後日夜勤のAさんから聞いた事によれば、実は当店の中には警備会社直通の監視カメラが仕掛けられていて、店の従業員が緊急通報装置を押すと警備会社ではまず監視カメラの映像から状況の深刻度を判断してすぐ駆けつけるかどうかを決めてから出動するらしく、おそらく今回の件は緊急性が低いと判断されたのでセキュリティはゆっくりのんびりのほほんと現れたのではないか? とのことだった。
まあ、居合わせた私にしてみれば実際セキュリティを呼ぶほど危険で深刻な状況ではなかったと思うし、そもそもその糞客に当店の他の誰かが当たったとしてもまず第一にそんな揉め方はしないだろうというのは明らかだ。糞客の言い分もレジを打ちながら聴いていたけど、そいつの言い分にも理がない訳ではない。ただまあ、明確に禁止されていないことでなら他人に迷惑をかけても構わないだろと思っているような輩はたまに警察に突き出されてお灸を据えられた方がいいんじゃないかなと私は思うけれども。
ネチネチとキレ続けていた糞客は防具に身を包んだガタイのよいセキュリティが現れると急に低姿勢になってヘラヘラと媚を売るモードになったが、セキュリティが案外丁寧で下手に出てくるのを見るやむしろこいつは自分の味方だと思い込んだらしく、セキュリティ相手にいかに派遣バイトの人が失礼で非常識な振る舞いをして糞客を貶めようとしたのかということを延々と語った。無論自分がまず最初に迷惑行為を行った事は省いてだ。
派遣の人はオーナーにも電話をかけた。オーナーは普段ちょっとの厄介事で従業員からヘルプを求められても応じないのだが、今回ばかりは従業員だけでは何とかならないだろうといい、店に来てくれることとなった。セキュリティに連絡すると本部のSVにも連絡が行くので、派遣の人はSVへの電話対応にも追われていた。
派遣の人が電話を掛け終わってやっとレジに戻って来たので、私はずっと途中で投げ出しっぱなしになっていたカフェマシンの掃除を再開した。水洗いしたマシンの部品を本体に嵌め直していると、糞客が私の事をニヤニヤと笑いながらじっと見つめつつジリジリと近づいて来る。隣に来てなんか話しかけて来たら対応するかと思っていたら、糞客が私のすぐ隣に並ぼうとした瞬間に、
とセキュリティが言いながら私と糞客の間を無理やり突っ切って糞客を端の方へ連れてって質問をし始めた。そういうことが三度くらいあって、セキュリティが糞客と私がトラブルにならないようわざとそうやって引き離しにかかっているのだなとわかった。
糞客は私が一人でいるとニヤニヤしながらじーっとこっちを見ていたのだが、後にオーナーが来て糞客と対話した時、糞客は私の事を「何なんだあの女は! 人の事をジロジロと見やがって、馬鹿にしてんのか?」と言ったのだそう。オーナーはそれを決め手に糞客のことを「対話不能のキ印」認定し、派遣の人を全面的に悪くないと確信して全力で守るモードになったという。
オーナー夫妻が来て、奥さんの方は事務所に待機してオーナーは店内のお客様からはあまり見えない所で糞客と膝と膝を突き合わせて対話した。レジに立ってるとオーナーと糞客の話している会話が丸聞こえなのだが、オーナーは糞客の訴えを一々遮って、
「いや、そう言いますけどね、従業員からみればそれはお客様が非常識でかなり恐く見えますよ。そりゃセキュリティを呼ぶだ警察に通報するだなんて言い出すのは至極当たり前だと思いますよ」
と糞客を全否定していた。
オーナー、糞客、そしてセキュリティが集まって物々しい空気を醸し出しているところへ、夜勤の高専五年生が出勤してきて怯えていた。
高専五年生から何があったのか聞かれたので、斯々然々なことがあってと話した。
「じゃあ、そういう時ってどんな対応をするのが正解なんですか?」
と高専五年生が訊くので、
「基本的に客を怒らせた時点で詰み。謝るのとセキュリティ呼ぶの以外に出来る事はほぼ無いと思って。まず無闇に客を怒らせないのが大事。あんなふうに客が狂うのは店員にプライドをへし折られたと思った時だからさ、客がなんか変な事をしていて注意しなきゃなと思っても言い方には気をつけるんだよ。あと、客なんてコンビニ店員のことなんか全員馬鹿だと思っているんだから、なんか詰問されても理路整然と言い返さないように。賢さを見せると余計逆上するんだから」
オレオレ、俺だよ。
厳密には俺の主張の帰結としては反論ではなく、元増田の情報不足に対する補足なんだけど、これは俺がそうとも読める書き方をしたのが悪いな。
「この増田の主張を前提に」俺から言わせれば、ごく稀だからこそ、取り上げることに意味がある。
俺の主張の一番重要なところは、「人間が警備する限り、起こらないってことはないでしょ」ということ。
そこを
とシチュエーションを限定して書いてしまったところは俺の反省するところだけれども。実際他の増田にツッコまれたし。
「例外的事象」については、元増田の主張を前提の発言ととればまあ、「俺は」理解できなくもない。
ただ、少なくとも明石の事故の当事者にとっては例外的事象ではないだろ?
元増田や擁護した増田についたブクマカの中にも、当事者として明石の事故に言及した人たちがいるかもしれない。
その当事者たちは、明石の事故の経験によって、元増田の主張する「雑踏事故を甘く見過ぎてはいけない」ということを身をもって知ったわけだろ?
そんななかで明石の事故を例外的事象として捉えてしまって良いのか?
んでもって、「ごく稀」とはどれくらいだ?
どれくらいの期間のうちどれくらいの件数であれば、「この増田にとって」「ごく稀」であると言える?
よく言われることだし、元増田の
の「まず」にも係るけれども、曖昧な言葉遣いは、読み手側に書き手側の意図しない解釈を与えやすく、批判の糸口になりやすいから気をつけた方がいいよ。自戒を込めて。
さて、ここでまた、このやさしく暇をもてあました俺がこの増田の代わりにちょっとだけ調べてあげよう。
まず、当初俺は「雑踏事故」というワードで調べたのだけど、「群集事故」という呼び方もされているようだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群集事故
ここに書かれている内容に元増田の主張と齟齬があるようには感じられなかったので、以下群集事故を調べることにする。
調べた限り、一番事例が載っていたのはこれ。
https://www.wikiwand.com/ja/事故の一覧#群集事故
で、元増田は1972年以降の事例を(宇崎ちゃん以外に)挙げていないので、
の条件で絞り込んで拾い上げると、2001年の明石の事故までに少なくとも2件起きている。
一つずつ挙げていく。
Wikipediaには項目がなかったが、昭和54年の警察白書に事例として記載がある。
https://www.npa.go.jp/hakusyo/s54/s540800.html
ただし、警察が事故の起きた当時警備業務に関わっていたか、事前にコンサートの概要を把握していたかは読み取れない。以下白書より引用。
1月、札幌中島スポーツセンターで開催されたイギリスのロックバンド「ブラックモアーズ・レインボー」ショーで、興奮した観客約500人が開演と同時にステージに殺到し、このため、いすにつまづいて倒れた観客が将棋倒しとなり、下敷きとなった1人が死亡、7人が負傷した
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラフィンノーズ公演雑踏事故
この公演に3000人の観客が集まり開演と同時に観客がステージ近くにまで駆け寄り演奏に興奮した一部の観客がステージに上がろうとし、それに続こうとした後続の観客が重なるようにして転倒・下敷きになったのが原因であった。この事故で死者3人・重傷1人・軽傷19人の計23人が被害に遭った[要出典]。主催者は公演前日に警察署に届出をしたが、当日は主催者スタッフのみで警備員の配置を全くしていなかったことも事故を増幅させた。
これは当時の音楽ファンの間では有名な事故みたいなんだけど、情報源を探すのに苦労した。
https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1053964729/#&gid=1&pid=3
ちょっと目を通すだけでも、Wikipediaの記述と相違があるように見受けられる。速報だからかも知れないけど。
ことが辛うじて読み取れる。
本件に関するこれ以上の調査は図書館行って当時の新聞を読み漁る必要があり、こもりびとである俺の行動できる範疇を超える。誰か調べてちょ。
らしい。
その要綱の内容は、やっぱり探すのに苦労した。Wikipedia記載の警察庁への外部リンクはhttpでリンク切れになっていて、httpsにしてみてもnot foundだった。
代わりに見つけてきたのは↓。栃木県警が上記の要綱を受けて、内部通達した資料と思われる。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n15/jourei/documents/11_2.pdf
一応、時期的にも内容的にも一致しているように見える。
詳細は各自で読んで欲しいし、俺も全文はさすがに読んでないんだけど、要綱の
警察は、施設使用公演等に伴う雑踏事故の防止対策に資するため、これら事故の過去における発生実態及び原因等の分析を行うとともに、タレント等の人気度、観客層の構成等の実態について、平素から把握に努めるものとする。
という記述をみるに、この事故は、その発生以前と以後で警察の雑踏事故に対する態度が変わったという意味で、取り扱っても良い事例かもしれない。
に、
がこの時点で加わったわけだ。
元増田は主に戦後日本の雑踏警備について話しているので、ここでは戦後(1945年以降)に限って話を進める。
群集事故件数の年次推移的な資料を探したのだけどなかなか見つからなかったので、ここは妥協して「報道されるほどの被害をもたらした事故」に限るとし、先ほどの群集事故の一覧で数えることにする。
自分で数えた限り、1945年から現在までの80年弱で、日本では明石の事故含め21件ほどの群集事故が起きている。
明石の事故の前後は、前は先述の1987年ラフィンノーズ公演雑踏事故、後は2003年の中日阪神戦でのファン乱入・乱闘騒ぎ。
ちなみに後者では死者は出なかったものの、誰が使ったか知らないが防犯用の催涙スプレーが使われたとある。なんでや阪神関係あるかわからへんやろ。
んでもって、1945年以降1972年までの28年間に13件、1973年以降現在までの50年間に8件。
当然、
といった点は考慮すべきではある。
けれども俺としては、明石の事故がというよりは、報道されるほどの被害をもたらす日本の雑踏事故自体が、数年に1〜2回程度しか発生しないという印象を持つに至った。
大きな事故は、数年に1〜2回程度。
だからこそ、恐らく雑踏警備は難しい。
ラフィンノーズ公演雑踏事故の教訓を受けて、「常日頃から情報収集に努める」という要綱を施行した14年後に、明石の事故が起きた。
そしてその主たる原因は、過去のイベントの警備計画をほぼ流用した警察らの怠慢にあった。
その14年間に色々なことがあったであろうことを隅に置いて物事を単純に捉えると、明石の事故の当事者の方々には大変申し訳なく思いつつも、警察のこの失敗に共感してしまう自分がいる。
もし俺が雑踏警備を主たる業務とする警察官(仮定が成立するかは知らん)で、5年も10年も雑踏事故が起きなかったら、全てではないにしてもいくつかの雑踏警備に手を抜いてしまう可能性を否定できない。俺怠け者だし。
長期にわたって怠慢に抗うのは、少なくとも俺にとっては、とても難しい。
おわり。
祖父は田舎じゃ規模のでかい建設会社の創業者で叔父と叔母の婿がそこの社長、父は地方銀行員って感じの家庭で育った。小さな頃から祖父の家に行くとよくヤクザさんが来てた。ヤクザって言っても三次団体の小さな組。祖父が満州から引き揚げて建設会社を起こす前に、土地を失った地主たちのために元の小作人から無理矢理小作料を取り立てる仕事をして稼いでおり、その時からの付き合いらしい。
親分さんと祖父は県会議員や地元選挙区議員の後援会の人、県庁の職員や父の上司の銀行の人を連れてきては両脇から肩を組んで酒を飲ませ、色々困らせていた。
俺が好きだったおじちゃんはそこのヤクザだった。小さな頃はよく祖父や叔父、親分さんにからかわれて泣かされていたんだけど、そのおじちゃんは物静かで「これ食べるかい?」と刺身なんかを食べさせてくれた。話し方とかも子供扱いしてこなかったので好きだった。そのおじちゃんの「親分どうも」という挨拶と独特のおじぎが好きで小さな頃からよく真似していた。祖父や親分さんは笑っていたが、父や母は良い顔をしなかった。大人になってから知ったが賭場開帳や強盗殺人未遂の前科があったそうで、そりゃ両親的には子供が懐くのは嫌だったのだろう。
俺が中学受験のために母と上京するタイミングで組が解散した。親分さんが高齢になったのと、ヤクザへの締め付けが厳しくなり始めたタイミングだった。
それ以来おじちゃんは親分さんから譲ってもらった喫茶店と雀荘をやりながら独りで暮らしていた。奥さんと子供はいるけど何年も会っていなかったらしい。
大学に入った最初の夏休み、帰省した際にその雀荘に地元の友達と行った。アルバイトのお姉さんだけがいて「店長来ないんだよね」と言っていた。心配になってお姉さんとアパートに行くと、そこで亡くなっていた。着替え中に脳梗塞で亡くなったようで、服を脱ぎかけたまま倒れていた。
お通夜とお葬式には行けなかった。両親からダメだと言われたし、その頃は祖父も叔父や父から強く言われてヤクザとの関わりを絶っていたから。葬式のあった夜はとても悲しい気分で過ごした。それから雀荘で両親には内緒でこっそりお別れ会をした。祖父、俺、友達、バイトのお姉さん、元親分さん、元組員さん、おじちゃんの恋人だったスナックのママなどが集まった。それからしばらくして親分さんも祖父も亡くなった。
最近地元の繁華街で覚醒剤を巡る半グレの乱闘騒ぎが起こったそう。祖父が親分さんに「そろそろ引退して解散しろ」と言った際に親分さんが「この辺でシャブ売り出すやつが出てくるぞ」と言っていたが、その通りになったんだなと複雑な気分になった。
早速デマ流してる奴がいたので。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sanspo.com/soccer/news/20170531/sci17053123050006-n1.html
YouTubeで見たら、確かに、3点目のゴール後に、相手ベンチ(と思われる方向)を指さして挑発的な動きをしてる選手がいた。…誰かと思ったら、森脇良太。またお前か!(ヒートアップした済州側が悪いのは前提として)
引用ここまで
実際の動画はこちら
ACL 浦和VS済州 森脇決勝ゴール (2017.5.31)
1分15秒辺りから
https://www.youtube.com/watch?v=RGK_RcUEgZM
ペトロヴィッチがはっきり写ってるしサポーターのユニフォームも浦和。
ついでに言いたいんだけど間違ってたら取り返しがつかない情報取り扱う時は慎重になろうよ。
ACLの浦和対済州戦で起きた乱闘騒ぎ。これには済州側の2つの狙いがあったので解説しておきたい。
試合は二点差を浦和が逆転したという劇的な内容で、浦和とJリーグに対するコンテンツ訴求力を上げるものであったのだが、乱闘騒ぎによってその効果はかき消された。
さらに、済州の監督が「発端は浦和側の挑発」と言ったことで、浦和が悪いことにされている。そして「浦和が挑発」というタイトルのニュース記事が全国報道された。試合を見ない一般人には「浦和がまたトラブル起こしたのか」という印象だけが与えられる。
動画をよく見ると最初に手を出したのは済州側で(浦和のコーナー付近のボールキープに苛ついた済州の選手が浦和のズラタンに唾を吐いたのが発端である)、この言い分は全くの嘘っぱちなのだが、どう報道されるかがポイントなので、浦和とJリーグに対するイメージダウンという目的は既に達成されている。
続いて、乱闘の原因が浦和にあることを大きな声で対外アピールすることで、浦和が「失格」処分となり、済州が大逆転のベスト8進出というのも狙っている。
浦和はjapanese only事件の前科があり、以前からマークされている。また川崎が今年旭日旗問題を起こしたことで、日本チームと韓国チームの試合はACLの中では警告試合として扱われている。
そういう試合で「浦和が原因の大乱闘」が起きたことにすると、何が起きるか。
浦和が一方的に処分される。良くて次の試合は無観客、最悪は失格処分だ。
代わりに済州ユナイテッドがベスト8に進出し、韓国チームがベスト16でACL全滅という韓国サッカーの不祥事を防ぐことができるのである。
不条理と思うだろうが、今の世の中は声を大きく挙げ続ける者が勝つのだ。真実かフェイクであるかはどうでも良い。アメリカのトランプが良い例だろう。
二つ目の狙いが当たるかどうかは、1週間後にはわかる。
以上。