もともとは特別酒が好きだったわけでもない。
学生時代に水商売のバイトをしてみたら、自分でも驚くほど飲めた。
就職してからも会社では酒豪キャラとして場を盛り上げるのに重宝された。
歳を取ってからは先陣切って飲まなければいけないような場面もなくなり、マイペースに飲めるように。
これからはお酒を心から楽しめるなあーと思い、趣味と呼べる程度には知識も身についてきたところだった。
コロナ禍に入る少し前、プライベートでのストレスが重なって外飲みの回数が劇的に増えた。
お店で飲んでいる間は不思議とシャキッとしていて、お会計を済ませたあたりから記憶が曖昧になることが重なった。
翌朝目が覚めると帰宅してからさらに飲んだと思われる空き缶が転がっている。
そういえばコンビニ寄ったっけな…くらいのうっすらとした記憶しかない。
そんなある日、とうとう警察のお世話になってしまった。路上で寝てしまっていたらしく、気がついたら警察署の保護房みたいな柵の中。
顔から転んだのか殴られたようなアザはできるし、荷物はグチャグチャだし、いい大人がなんて情けないんだと反省しまくった。
もうこんなふうになるまで飲まない!と誓ったはずなのに…コロナが流行りはじめて自宅に引きこもり状態となった私は、また酒に溺れてしまった。
振り返ってみると、お酒とうまく付き合えていた頃って他に夢中になれることがあった気がする。
だけど今は嫌なことがあればとりあえずビールの缶をあけてしまうし、予定がない日は昼から飲むかーってなってる。
恋人も家族もおらず、コロナで友人たちともあまり会えない孤独を酒以外のもので紛らわせたい。
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これは本気で治療しないとやばそう