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はてなキーワード: 奇跡とは

2020-02-07

フジョシのお気持ち表明

わたしSNSにおける匿名性っていうのを諸刃の剣だと思っている。

わたし現実世界他人と関わろうとするとき趣味の話ってそれなりに仲良くなってからじゃないとできない。

他人やすやす否定されたくない趣味であればなおさら

けれどSNSは逆だ。

仲良くなる入り口趣味であることが多く、個人価値観信条などといった日常生活は後回しにされる。

からこそわたしツイッターで同じ界隈の人間交流するときには注意している。

楽しく推しの話をしているが、日常生活に関わる部分の話はある程度ひととなりが分からないとしないようにしているし、ラインの交換なんて同人イベントで何度か会って「このひとなら大丈夫」と信頼できる相手しかしない。「このひとはわたしと合わないかも」と思えばそっと距離を置くようにもしている。

わたしがそういった『宗教上の理由』を抱えていることを前提に話をする。

前にいたジャンルが、まさにそういった人間関係トラブルを原因に、ほぼ全焼した。

わたしが今いるジャンルはかれこれ五年くらい居座ってるところなんだけれど、公式供給がなくなってしまって、そんなときにハマったのが前ジャンルだった。

そこで、Aさんという同人作家出会った。

Aさんはめちゃくちゃ“上手い”ひとで、狭い村状態の前ジャンルでは人気のあるひとだった。

作品ツイートもキレがあっておもしろい。

字書きさんなんだけど、紡ぐ言葉うつくしく、わたしはほんとうにそのひとの書く作品が大好きだった。

ただひとつわたしにとって合わないと思うところがあり、それがAさんの交流ハードルの低さだった。

わたしは前述の通り、そういったのが苦手なので、ひやひやしながらAさんが周囲と交流するのを眺めていた。

しばらくして、わたしが恐れていたとおり、Aさんはトラブルを起こした。

内容については割愛するが、まさしくAさんが交流していた周囲の人たちとのトラブルで、関係がないわたしや他のひとまで気まずくなり、狭い界隈の空気は悪くなってしまった。

自然と人が減っていき、繋がりも切れていって、ジャンル移動などもあって今では界隈が存在しないといっても過言ではない。

好きな作品だったが、そこで起きた事件のことを思い出すとどうしても憂鬱になり、わたしも筆がとれなくなった。

Aさんは筆を折るとまで言って界隈を去ったが、ひととなりは別にしてAさんの作品わたしは好いていたので「筆を折らないでください」と最後言葉を送った。

そんな出来事もありわたしは今いるジャンルに戻ってきた。

戻ってきたときには新規も増えそこそこ盛り上がっていた。

そんなときわたしはBさんという神作家出会った。

わたしは今のジャンルで、これまでこんなに推したことがあっただろうかというくらい、とあるキャラ推している。

Bさんは、わたし推しを同じように愛して描くひとだった。

Bさんの作品を初めて読んだとき、ひたすらに心が打ちのめされたのをつよく覚えている。

もう、すごいとしか言いようがなかった。

わたし推しはそこそこ人気で、支部ツイッターにいろんな二次創作があふれているけど、そもそもまり内心が描写されていないこともあって解釈割れがちなキャラだ。

シチュ萌えやCP萌え作品ほとんどだが、わたしはそういったのを舐めるように読んできたし、実際に「すごい」と思う作品にも出会ってきたけれど、Bさんの作品はそれらが霞むくらいにはわたしの心を震わせた。

推しについて、解釈がじぶんと異なることは分かったけれど、一本の筋が通っていて、舌を巻かざるを得ない。

漫画という手段で、論文のように完成された推しについての物語を描く。

わたしはこういうのが読みたかったんだと、Bさんの作品を読んだあとに泣いたくらいだ。

ただただ圧倒され、Bさんの抱く推しへの愛に敬服した。同時に、自分は何をやっているんだろうとも思った。

Bさんよりも長くキャラ推しておきながら、わたしはその推しについて作品をつくったことがなかったのだ。

わたし自身二次創作でまともに物語を書くようになったのが最近だったということもあるけれど、それにしたって推しについて作品を書こうと思うきっかけはあったはずなのに、今まで「よく分からいから」と怠ってきた。

Bさんの作品を前にそれを悔やんで、わたし推しについてきちんと考えるようになったし、Bさんの足元にも及ばないけれど、推しを中心にした作品も書くようになった。

やっぱりわたしはこのジャンルが好きだなあと、心の底から思った。

その、わたしのだいすきなジャンルにAさんがやってきたのは、Aさんが姿を消して一年くらい経ったときだ。

ジャンルにハマったきっかけはわたしツイッターで何度か語っていたからだという。

正直言うと、こわかった。

「筆を折らないでください」とつよく願っておきながら、Aさんが前のようにわたしの大好きなジャンルを荒らすんじゃないか危惧した。

わたしとAさんは再び繋がったが、ジャンルで好きになったキャラがぜんぜん違ったことと、以前の事件があったのですこし距離を置いていた。

それでも、以前ほどではないけれど、たまにリプを交わし合ったりふぁぼを投げ合ったりして、仲良くしている。

さて、死ぬほど前置きが長くなったけれど、わたしがこれをしたためる原因のきっかけはAさんが復活して二か月くらいしたころに起こった。

Aさんがわたし敬愛するBさんと繋がったのだ。

はじめは何とも思っていなかった。Aさんの作品はとても素敵なので、ジャンルでもそこそこ認知されつつあるひとだったし、Bさんのような神作家と繋がるのは当然のことだと思ったから。

しばらくして、Aさんが別垢をつくった。私事をメインにつぶやく交流メインの鍵垢だった。

Bさんも同様の鍵垢を持っていて、ふたりはそこでも繋がったようだった。

Aさんの前ジャンルでのやらかしを知っているわたしは、そういった交流メインの鍵垢をつくることは良いことだとおもっていた。とくに私事に興味を持たない(いわゆる愚痴などが垂れ流されていると不快なので目にいれたくない)わたしは、AさんやBさんの鍵垢についてはフォローしていない。

そのうちAさんやBさんは鍵なしの本垢には現れなくなって、ときたま作品妄想ツイートするために浮上するだけになっていたから、AさんBさんがどういった交流をしているのかをわたしは知らない。

そんなAさんとBさんが、先日、合同で本を出すと言った。

それを知ったときに、わたし得も言われぬやるせなさに包まれた。

AさんBさんの交流なんてぜんぜん気にしてなかったのに、合同で本をだすとか、AさんBさんが互いに本に収録するプロットや下書きを見せ合ってるとか、そういうことが分かるツイートに気が遠くなる心地がした。

AさんもBさんもすごいひとだ。わたしはそれを知っている。どちらの作品も読んでいるから。

わたしは、わたしにとっての好きな作家と神作家が合同で本を出すことを喜ばないといけないのに、どうしてもそう思えない。

わたしがけして届かない神々のお戯れが、わたしの心をかき乱す。

Aさんが前のジャンルを瓦解させたひとりであっても、たとえ、人間としてどうなのとわたしが思う部分を抱えているひとでも。Aさんはすごいひとだから、そうやってBさんと奇跡みたいな合同本も出す。

そう思うと、心が淀んでゆくのをかんじた。そういうAさんと交流するBさんに対しても、交流ハードルが低すぎるんじゃないかとか、Aさんについて何も気づかないのかとか、思ってしまった。

嫉妬とか、憎いとか、そういうのではないと信じたいけど……やっぱりそういった感情なんだろうか。

AさんBさんの活動と、目の前にある自分原稿を見ていると、自分の書くそれに一切の価値がないように思えてくる。

2020-02-06

「技名を叫ぶ」という表現起源はどこにあるんだろうか?

少年漫画ではおなじみのシーンとして技名を叫びながら技を繰り出すというものがあるが、

あれはいつ頃から存在する表現方法なんだろうか?

さすがにこの技法起源神話とかまでさかのぼれないだろうから近代のどっかで生まれたんだろうけど。

聖書でもキリストは「ヒーリングハンド!」とか叫びながら癒し奇跡を起こしたりしないし。

2020-02-03

俺が友達ゼロなのは奇跡

普通に働いてて、上司や同僚とも普通に話せてて、

ニュース時事ネタ漫画映画ファッション旅行の話もできる。

こんな俺の友達ゼロなのは奇跡しか言いようがないだろ。

そう思う事にした。

致命的に最悪な所があって、俺も薄々それに感づいてるけど・・・

今年いっぱいは無視することにした。

まだ心の準備が出来ていない。

2020-02-02

おっぱいぶりんぶりん柱

鬼滅の刃おっぱいぶりんぶりんの愛嬌担当の柱が話題になっているので、過去に書いたものを再掲します。ごめんね。

https://togetter.com/li/1463508

自分彼女愛嬌だけの存在だとは思わないし、胸が大きいのもいいと思うけど、服装については思うところがあるよ〜〜

鬼滅の刃めっちゃ面白いです本当に。

HUNTER×HUNTER休載以降、ジャンプから離れていたけれど今は鬼滅を楽しみに毎週買ってる。

キャラはみんな魅力的で好きなんだけど、戦う女の子大好きマンとしては、やはり柱の2人は推すよね。特に天真爛漫、ピンク髪の甘露寺ちゃん。他の隊士が極めて露出の少ない格好(不死川除く)なのに対して、彼女は胸元ドーン!太ももばーん!の衣装である。谷間を強調とかいレベルじゃない。乳首が見えないのが奇跡レベル衣装である

いや、なんかもう、がっかりである甘露寺蜜璃は、ちょっとおバカで都合の良いお色気要員でしかないのだ。作者だけでなく、あの世界の全員からそういう扱いを受けている。

しか隊服は、並の鬼の爪程度なら防げる特殊生地で仕立ててあるはずだ。なるべく丈夫な素材で作るのは、隊士の体を守るためだから当然だ。それなのに、彼女の隊服は急所である胸と足の大部分が露出している。仮に彼女がその格好を望んだとしても、そんな衣服で戦わせていいわけないだろう。お館さまは何やってるんだ?

しか彼女の隊服は、ゲスな隊員に騙されて仕立てられたのだ。「女子はみんなこれだから」「えっ…本当ですか?」⇨他の女子隊士は着ていませんでした…の流れ。いやあのさ…。本人が「可愛いからアレンジしました!」のが、同じ都合の良さでもだいぶマシだよ……。お色気要員鉄則その1、露出は本人の意志に反していなければならない。自分から「私の体、美しいでしょ!だから見せる!」じゃダメなんだ。恥ずかしがりながら、でも大した抵抗もなく、怒らずに肌を見せねばならない。

周りの隊士はというと、伊黒が「靴下をあげた」だそうだ。優しい。優しいが、あれだけ正義感の強い煉獄さんも、大人悲鳴嶋さんも、お館さまでさえ、「こんな隊服を着せるなんて何を考えている?危ないじゃないか彼女は立派な隊士だし、柱だ。馬鹿にするのもいい加減にしろ」と彼女の心と身体を案じて制服の作り直しを命じなかった。彼女が仲間ではなく、そういうエロい人形からだ。

一方、女子でもうひとりの柱のしのぶは、露出の多い隊服を燃やしたらしい。彼女露出ほとんどなく、医療をたしなむ昔ながらの回復女子。蜜璃がバラエティタレントたとしたら、しのぶは清純派女優。過剰な露出は望まれない。

ちょっとおバカ露出過多な女の子と、俺たちの理想清純派女優(ちょっと毒舌なところもカワイイ!)。結局のところ、柱のふたりはそういう役割だ。戦隊モノピンクにすぎない。

何度も言うけど鬼滅は本当に面白くて、続きを楽しみにしている。でも進撃の巨人がそうだったように、女子キャラクターに防御無視した露出の多い服を着せなきゃ、キャラクターって描けないのか?

蜜璃の露出は極めて少年漫画的なラッキースケベの趣があると思う。きちんと最初は恥ずかしがりながら、その後はあっけらかんとエロい衣装で日々を過ごして「露出強要されて可哀想女の子」にはならない。ビッチも嫌だし、いつまでも気にして泣いたりガチで怒ったりする女も嫌。罪悪感を与えない、男性に向けて作られた人格

〜〜〜〜〜と思うんだけど、やっぱり鬼滅の刃マジで面白いし蜜璃ちゃんが好きなので、せめて幸せになってほしいです

鬼滅の刃おっぱいぶりんぶりんの愛嬌担当の柱が話題になっているので、過去に書いたものを再掲します。ごめんね。

https://togetter.com/li/1463508

自分彼女愛嬌だけの存在だとは思わないし、胸が大きいのもいいと思うけど、服装については思うところがあるよ〜〜

鬼滅の刃めっちゃ面白いです本当に。

HUNTER×HUNTER休載以降、ジャンプから離れていたけれど今は鬼滅を楽しみに毎週買ってる。

キャラはみんな魅力的で好きなんだけど、戦う女の子大好きマンとしては、やはり柱の2人は推すよね。特に天真爛漫、ピンク髪の甘露寺ちゃん。他の隊士が極めて露出の少ない格好(不死川除く)なのに対して、彼女は胸元ドーン!太ももばーん!の衣装である。谷間を強調とかいレベルじゃない。乳首が見えないのが奇跡レベル衣装である

いや、なんかもう、がっかりである甘露寺蜜璃は、ちょっとおバカで都合の良いお色気要員でしかないのだ。作者だけでなく、あの世界の全員からそういう扱いを受けている。

しか隊服は、並の鬼の爪程度なら防げる特殊生地で仕立ててあるはずだ。なるべく丈夫な素材で作るのは、隊士の体を守るためだから当然だ。それなのに、彼女の隊服は急所である胸と足の大部分が露出している。仮に彼女がその格好を望んだとしても、そんな衣服で戦わせていいわけないだろう。お館さまは何やってるんだ?

しか彼女の隊服は、ゲスな隊員に騙されて仕立てられたのだ。「女子はみんなこれだから」「えっ…本当ですか?」⇨他の女子隊士は着ていませんでした…の流れ。いやあのさ…。本人が「可愛いからアレンジしました!」のが、同じ都合の良さでもだいぶマシだよ……。お色気要員鉄則その1、露出は本人の意志に反していなければならない。自分から「私の体、美しいでしょ!だから見せる!」じゃダメなんだ。恥ずかしがりながら、でも大した抵抗もなく、怒らずに肌を見せねばならない。

周りの隊士はというと、伊黒が「靴下をあげた」だそうだ。優しい。優しいが、あれだけ正義感の強い煉獄さんも、大人悲鳴嶋さんも、お館さまでさえ、「こんな隊服を着せるなんて何を考えている?危ないじゃないか彼女は立派な隊士だし、柱だ。馬鹿にするのもいい加減にしろ」と彼女の心と身体を案じて制服の作り直しを命じなかった。彼女が仲間ではなく、そういうエロい人形からだ。

一方、女子でもうひとりの柱のしのぶは、露出の多い隊服を燃やしたらしい。彼女露出ほとんどなく、医療をたしなむ昔ながらの回復女子。蜜璃がバラエティタレントたとしたら、しのぶは清純派女優。過剰な露出は望まれない。

ちょっとおバカ露出過多な女の子と、俺たちの理想清純派女優(ちょっと毒舌なところもカワイイ!)。結局のところ、柱のふたりはそういう役割だ。戦隊モノピンクにすぎない。

何度も言うけど鬼滅は本当に面白くて、続きを楽しみにしている。でも進撃の巨人がそうだったように、女子キャラクターに防御無視した露出の多い服を着せなきゃ、キャラクターって描けないのか?

蜜璃の露出は極めて少年漫画的なラッキースケベの趣があると思う。きちんと最初は恥ずかしがりながら、その後はあっけらかんとエロい衣装で日々を過ごして「露出強要されて可哀想女の子」にはならない。ビッチも嫌だし、いつまでも気にして泣いたりガチで怒ったりする女も嫌。罪悪感を与えない、男性に向けて作られた人格

〜〜〜〜〜と思うんだけど、やっぱり鬼滅の刃マジで面白いし蜜璃ちゃんが好きなので、せめて幸せになってほしいです

2020-02-01

医学部に入ってから躓いた。アドバイス求む

親が医者というわけではないのだが、子供のころから病気オタクだった。愛読書は家庭の医学だった。7歳ぐらいの頃は本で読んだとある病気の発作の真似をしてよく親に怒られた。

大して頭がいいわけでも勉強ができるわけでもないのだが、テストになると奇跡的な勘が冴えて、特になんということもなく医学部に入った。

しか入学後に躓いて、1年目から追試に次ぐ追試、追試地獄に陥っている。全然テストで点数が取れない。テストとき奇跡的な勘を働かせても、まだ足りない。

そもそも勉強習慣がない。

というより黙ってぺたっと椅子に座ることができない。みんなに図書館勉強した方がいいと言われているが、図書館勉強していると腰が痛くなる。次に背中が痛くなる。最後に頭が痛くなる。仕方がないか図書館の中をプラプラ歩いていると、面白そうな本を見つけて読んでしまう。

図書館での勉強を諦めて、最近は自室のこたつの中でぬくぬく勉強している。この方がまだマシだが疲れるとすぐに寝っ転がって眠りに落ちてしまう。

筋力が足りないのかな?と思って、数日前からプランクを始めた。

座ることは何とかできたとしても、その後教科書レジュメを読むことができない。

予め断っておくが私はどちらかというと読書が好きでおそらく年間70冊ぐらいは本を読んでいるので、読字障害ということはないと思う。

教科書レジュメを読もうとしても、どう読めばいいのか分からず、ただ漫然と眺めているだけになってしまう。特に図の多いものは最悪である

図に惑わされずに文章の部分だけ読もうとしてもどこが重要でどのように覚えればいいのか分からず、ただ字面を追っているだけのような気がする。案の定何も身についていない。

おまけに変なところに固執して同じところを何度も読んでしま全然進まない。いつも試験範囲の10分の1ぐらいしか読まずに試験を迎えてしまう。そして落ちる。

試験対策委員がまとめプリントのようなものを作ってくれているのだが、それすらも量が多すぎてどう読めばいいのか分からない。

仕方がないから、過去問を解こうと思っても、教科書レジュメを読んでいないとほとんど分からず、もはやどこから覚えればいいのか分からず、途方に暮れて頭がぼんやりしてしまう。

から、どうすれば教科書参考書を読んで物事を覚えられるのか分からなかった。実のところ人生において今まで教科書参考書をまともに読めたことがほとんどない。化学参考書倫理政治経済参考書生物参考書も全て挫折した。しかし何かの悪運によって大学受験までは何とかなってしまった。しか医学部では何とかならないようである

仲のいい学年トップクラスの友人に勉強の仕方を訊いてみた。ざっくりいいうと教科書を読んで、まずまとめを作る。その後に過去問を解く。というようなものだった。

真似しようとしたものの、教科書が読めないうえに、まとめを作ろうにもどこが重要なのか分からないので、真似できなかった。

その同級生とは同じように現役で入って入学時の成績も同じぐらいだったのに、今となっては差は歴然である。少し悔しい。

おまけに、私はロングスリーパーである。1日8時間ぐらいは寝ている気がする。テスト前もなかなか夜中まで起きているということが難しい。朝早く起きるということはもっと難しい。

そんなこんなで躓いてしまった。このままでは留年である

どうすれば全教科それなりの成績がとれるだろうか。

二歳児の食事に ※追記しました

いつもイライラしてる。

わたしが食べてるのを欲しがるくせにあげたら食べないし、凝ってるのを作っても食べないし、食べるものだけ食べさせてたらすっかり偏食になってしまったし、アレルギーからそれなりに気をつけなきゃいけないし、お茶碗の汁をこぼすし、汚れたスプーンテーブルにこすりつけて更に汚すし、汚れよけに敷いているビニールシートと机の間にも汚れをなすりつけるし、汚れた手で服に触るし、食べない食べ物で遊び始めるし、汚れた手でわたしに触るので自分の服まで汚れるし、慣れてはいても頭が毎度沸騰してしまう。

しかも下の子がぐずって、そっちの面倒を見なきゃいけない間にもそういうことばかりする。手が足りない。

2歳だからお利口さんにできないのが当たり前なのはわかってる。

おおらかにかまえなきゃっていつも思ってるけど、せっかくセッティングしたもの破壊されていく光景を見ると脳みそがグワーッて沸騰して、泣きたくなってしまう。

掃除したカーペットもすぐにぐちゃぐちゃ。

昔は椅子の下にビニールシートひいてたけど、汚れを拭くのが面倒になってきたのでもうしなくなった。

子どもにおおらかにかまえてられる人たち、同じ人間かと思えないくらいすごいと思う。

の子もこれから手がかかるようになってくるし。

しんどい

たまにはではなく毎回こども抜きでごはん食べたい。

毎日三食面倒みなきゃいけないのつらい…

追記

もうアカンと思い吐き出しただけのただの愚痴にたくさんのコメントトラバが来てびっくりしてます

いろんなアイデア共感のお言葉、本当にありがたい…みんなやさしいな

同じだよと言ってくれる人がたくさんいて、それだけでホッとしました

カーペット椅子や机の跡をつけたくなくて敷いてたけど、思い切って撤去しようかな。

一時保育は上の子だけ先日初めて利用してみた。

先生はやさしいし、子も思いっきり楽しんでて最高だったけど、キャンセル出て奇跡的に入り込めただけで三月まで予約いっぱいなのですぐには頼れないんだよね。

保育園わたし就活、二人の保活、行く予定の幼稚園をどうするかなどの問題があるのでハードル高いけど検討するだけしてみようかなと思った。

トラバでも言われてたけど、わたしみたいな性格だと子ども距離置いた方がやさしく楽しくできるのかもしれないし。

※夫は休日はできる限りのことをしてくれてるし、ひとり時間も全くないわけではないので湧き出るイライラ自分性格も大きいんだろうなと思ってる

産業革命起こしたやつ許さん

貴様のせいで会社かいうクソ文化が出来て1日8時間以上働かなくてはいけなくなった。

ここ数百年の間の生まれ人間はこのクソ制度犠牲者だ。

奇跡的に生まれた命を人間が作ったクソ制度で浪費して言い訳がない。

今こそ立ち上がるときだ。

2020-01-31

anond:20200131173130

でも「異性として好き」と「仲良く共同生活できる」と「セックスの嗜好が合う」がぜんぶ合致するって奇跡的だろ。

恋愛セックス外注すれば結婚は共同生活だけの問題になる。

明日BS日テレで19時からニューヨーク東8番街の奇跡」をやるのでみんな見てほしい

放送字幕版だけど、お子さんがいる家はためしに録画してみてほしい

子供のころ大好きだった映画なんだ

2020-01-29

映画キャッツ酷評感想

映画版キャッツ字幕版を観た感想ネタバレ酷評)を長々と書いていきたいと思います

公開初日に見て間が空いてしまったので、記憶曖昧なところもあり、映画の内容と異なる部分があるかもしれませんし、ほぼ散文なのでご了承ください。

あくまでも個人的感想です

感想を書く際には公式ホームページAmazon music unlimitedでサントラを聞くなどして記憶呼び戻したり、整理しました。



あらすじ

ロンドンとある晩に天上界に行くことができるたった一人の猫を決める猫たちの舞踏会が開かれる

あらすじというか、ストーリーを端的にまとめるとこんな感じ。シンプルで分かりやすい話ではあるが、ストーリーには深みが無く、薄っぺらい話が二時間弱続きます





上映開始

最初配給会社ユニバーサルのおなじみの地球ロゴ映像が流される。普通映画であればこの先が本編であり、早く本編が見たいという気分になるがそうではない。今回はこの先どうなるのだろうという不安と恐怖でしかなかった。

映画館で10回以上予告を見ているため、化け物のような猫と人間の融合生物には多少は慣れたが、やはり得体のしれない気味の悪い生物であることは変わりない。私が子供であったら恐らくトラウマになって絶対観てないだろう。

今回キャッツを観ようと思ったのは映画館に月約4000円で見放題になるPremyに加入しているかである。加入していなければあん映画お金を払う気には到底ならない。

定額サービスでは本来では出会えない作品であっても、定額なら出会おうとする行動の機会が与えられることを改めて認識した。

さて本編が始まる。

本編の音楽が流れだした瞬間、私は来たことを後悔しました。

説明しづらいが、遊園地メルヘンBGMや、映画ITチャプター1の終盤にベバリーペニーワイズに連れ去られた後に地下水路の中で謎の踊りをしながらペニーワイズが登場したときBGMのようなものを更に不気味にした音楽でした。

私はこういう音楽が苦手であり、共通酷評されているポイントではないかもしれないが、既に作品への嫌悪感さらに抱いてしまった(サントラ最初の曲として収録されています

今までの人生で約300本近く映画を観ているが、開始数秒で観たことを(正確には音楽を聴いただけなのに)後悔したことは初めてだろう。あと何年生きるか分からないが、二度とそんなことは無いと思う。


本編は主人公ヴィクトリアゴミ捨て場に袋に入った状態で捨てられるところから始まる。そこから未知の世界(観客からしても)に迷い込み、様々な猫と出会うこととなる。

ゴミから出て早々いきなりミュージカルが始まる。この映画基本的に新たな猫に出会うたびにその猫の自己紹介も兼ねたミュージカルシーンが繰り広げられつつ、ストーリーが進行していく。そう、永遠と猫の自己紹介を聞かされまくるのだ!

最初のシーンでは猫はジェリクルキャッツと呼ばれており、舞踏会で真のジェリクルキャッツを決めることが明らかにされる。

ただミュージカル内でジェリクルという言葉をクソ連発していたが、ジェリクルって抽象的すぎて何だよ、くどいんだよと見ていてイライラした。ジェリクルの意味を調べると、ジュエリーミラクルを組み合わせた造語で、人などに頼らず気高く自由謳歌する的な意味合い。

また、日本語字幕のはずだが、歌詞意味からなすぎて悲しくなりました。日本語のはずなのに全く意味不明で日本語の難しさを改めて実感しました。超シンプルストーリーのはずなのに、理解するのが難しいという矛盾。観客に寄り添い、理解を促進させるための狂言回し的な役割を果たす猫がいれば理解、感じ取りやすくなるのではないのでしょうか。


何なんだ、このシーンは。こう戸惑っている間にもまた新しいデブババア猫が現れてミュージカルが始まります。この新しいデブババア猫のシーンが一番の問題シーンではないでしょうか。

このデブババアは本当にだらしない的なノリで歌い踊るのですが、その途中に猫以外の生き物が登場します。

まずネズミが出てくるのですが、ネコと同じく体はネズミっぽくて、顔は人面というトラウマ化け物なのです。人面ネコは予告で何とか慣れたのでいいですが、人面ネズミ想定外で気分が悪くなりました。

そこにとどめを刺すかのように登場してきたのは大量の人面ゴキブリ

人面ゴキブリ 大量の人面ゴキブリ……

テラフォーマーズを観に来た覚えはないのに...


大量の動く人面ゴキブリの出現を見て気持ち悪さのピークが急上昇。人面ゴキブリが出てきた瞬間、見てられなくなり、入場で貰ったキャッツポストカード自身の目をとっさに覆い隠し、途切れ途切れに見ることに。おまけに人面ゴキブリデブババアネコが食べるシーンがあり、それを一瞬見てしまい、我慢限界で一時退出。

今まで映画の上映途中でシアターからたことがないのですが。わずか20分で耐えれなくなり退出してしまいました。

ネコCGですら気味が悪いのに、ネズミゴキブリマジで地獄です。

今まで映像を見てられなくなったことは二回あり、ウォーキングデッドシーズン7の1話の2人の処刑シーン(グロからではなく、いなくなるのが辛いから)と1984主人公ウィンストンスミスババア売春するシーンなのですが、それらを上回る嫌悪感と恐怖と衝撃でした。

ウォーキングデッド1984過激作品であり、万人が見るような作品ではないからまだしも、キャッツR指定もなく話題ミュージカル映画化したものです。そんな映画気持ち悪い物を見せて何がしたいのでしょうか。

ネコリアリティーを出したいのか、製作者の意図はよくわかりませんが、映画館の予告やテレビスポットで散々見せてきた華々しいシーンを観客は見たいと思ってるはず。なのにあんものを見せられたらたまったもんじゃない。

海外メディアがあれだけ語彙を振り絞ってレビューしているのがうなずけました。



退場して数分後には心も落ち着き、全部見るかこのまま帰るか正直悩みましたが、まだ本編開始20しか経過してないのでまだ見どころはあるに違いないと信じて席に戻りました。

結局見どころは特になかったけどね。

特にストーリーの展開のない自己紹介クソミュージカルをして悪役ネコ(作中では珍しく服を着ているのですが、そのせいか特有嫌悪感があまりありません。みんなまともな身なりをすればネコのふりをした化け物から脱却できるのはず)が自己紹介をしたネコ特殊能力で連れ去るくだりを何回も繰り返していきます特にミュージカル面白いわけでもなく相変わらず意味不明かつ単なる自己紹介で話が進まず、永遠悪夢が続きます

悪夢を繰り返していくと遂にジュディ・デンチが演じる親方長老ネコが登場します。

MI6のボスとして007無理難題を突き付け、嫌みを言い時には対立もするも頼れるあの方がまさか長老ネコ転職するとは誰が想像したのでしょうか。器だけでなく、胴体も大きいです。007に出演している所以外見たことないので、キツメのおばあ様という印象なのに、やさしいハルク並みの体を持ったネコのおばあ様に変身してしまい、終始困惑していました。とにかくこの親方長老ネコネコ界の有識者であり、舞踏会チャンピオンを選ぶ決定権があるそうです。

親方長老ネコが現れてから今まで街中や家などで自分勝手ミュージカルという名の歌い騒ぎ踊る狂乱発狂が少し収まり舞踏会らしいステージ会場に一同終結しました。いや、なんでみんな会場に最初からまらないで好き勝手暴走してんの?


全てのネコが会場に集結してミュージカルが再開するのですが、結局は新たなネコ自己紹介です。

落ちぶれた演劇俳優のよく分からない怖い話と、鉄道社畜ネコタップダンスを見せられ、パフォーマンスが終わると悪役ネコに連れ去られるお決まり

その後悪役ネコ愛人ネコミュージカルが始まります。この愛人ネコテイラー・スウィフトです。テイラー・スウィフトの曲は高校の時に友達が紹介してくれたアルバム1989に収録のwelcome to new york とblank spaceとshake it offぐらいで更新が途絶えていてあまりよく知らないので特に感動もしませんでした。ただ、悪役ネコと違い服を着てないのにあまりネコCG違和感を覚えませんでした。キツメの美人顔だとちょうどいいのでしょうか。とにかく悪役ネココンビは唯一のネコだと個人的には思います

パフォーマンスが終わると何とジュディ・デンチが悪役ネコ超能力で連れ去られます。先に連れ去られたネコと一緒に船の上にいて、悪役ネコ天上界に行けるネコに選ぶように脅迫をされます

そのころ舞踏会ではジュディ・デンチがいないことに気づき大騒ぎになります。そこでネコたちはマジシャンネコマジックで瞬間移動のマジックで連れ戻すように要求してマジックをさせられます

マジックは種と仕掛けがあるからマジックであり、勿論ジュディ・デンチを連れ戻す種も仕掛けもなく、超能力者でもないので当然連れ戻せません。連れ戻せないのにネコたちは

Oh magical Cats~~ Oh magical Cats~~ Oh magical Cats~~

集団連呼して何度もマジックをさせます

しかしこれはご都合主義映画なので何故かミラクルが起きてマジックジュディ・デンチは戻ってきて喝采を浴びます

あくまでも個人的意見ですが、デスノート死神ノートから名前を書くと死ぬルフィ悪魔の実を食べたかゴム人間キャプテンアメリカンは実験で超身体能力を得たなど、特殊能力には何かしらの最低限の根拠があるべきで、いきなり根拠もなく奇跡だけでおこるのはどうなんでしょうかね(性格悪くてごめんなさい)

戻ってきたので、天上界に行くネコを決める審査が再開され、そこに見ずぼらしい姿をしてネコが現れます。そのネコ舞踏会に行く直前で主人公ヴィクトリア美声を聞いて励ましていたネコです。見ずぼらしいネコミュージカルを見たことがなくても聞けばわかるであろう有名曲メモリーを皆の前で披露、見事天上界に行くネコに選ばれます

これで終わればいいのに、ジュディ・デンチネコ版のトリセツみたいな曲を歌いだして困惑しながら謎のエンドクレジットネコは話しかけてほしいけど、気高いから馴れ馴れしくしないでほしいらしい。いや意味からないし、この曲いらないだろ。

エンドクレジットの瞬間悪夢から逃れたくてすぐ退出。テイラー・スウィフトのビューティフルゴーストは聞いてません。



総括

まず、ねずみとゴギブリのせいで映像面が台無し

ネコの方も修正の無い初期版はそんなに酷いのか気になるところ。

ストーリー要素の面白みは皆無でほぼミュージカル永遠と続く。

曲もメモリー以外はそこまで好きになれず。

ミュージカル版は面白いらしいのに映画版微妙に感じるのはミュージカル部分がクソだからでしょうか。

目を閉じて鑑賞するといいのかもしれません。人を究極的に選ぶ映画

全編自己紹介ミュージカルで途中気分を害する映像流れる覚悟した上でみれば、そこまで酷評をしなくてもいいと思うが、面白いわけではない。

こんなのにお金払うならジョジョラビットパラサイトフォードvsフェラーリを見てほしい。

4505字

2020-01-27

100%デブが発現する遺伝子があるなら可能な問いだが

実際やると「30%の確率デブが発現します 以下ハゲ50%チビ70%・メガネ40%…」みたいになるだろう

「じゃあ今回は堕ろそう」となり

何回目かにデブハゲチビメガネいずれも20%以下です この両親からすると奇跡的に良い数字です」

「おお、それじゃあ今回産もう」となって

そして全部発現しちゃったりするんだよなぁ~

anond:20200126115242

テン年代俺的最強ゲームベスト10

いちゲーオタ中年男性ハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。

特別賞『Doki Doki Literature Club!(ドキド文芸部!)』(2017/PC

のっけから特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。

でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。

個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現絶対不可能

本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。

でも、これだけは言わせてほしい。

本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。

その(一見破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対

ああ、すっきり。

では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます

10位  『ASTRO BOT Rescue Mission』(2018/PSVR)

「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」

ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。

僕はかなり潔癖症から、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。

けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVR新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。

ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。

9位  『ショベルナイト』(2014/PCほか)

「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」

あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。

プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品であるアイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。

そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。

8位  『Undertale』(2015/PCほか)

このゲームの印象を喩えて言うなら、

久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感嫉妬軽蔑と相いれなさのような感情腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。

正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。

もし未プレイだったら、このゲームはできればPCsteam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリコンシューマー勢なので、ゲームPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利ナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。

作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二糸井重里系譜に連なる倭人王道シナリオコピーライターと感じる。

確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。

2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。

7位  『デラシネ』(2018/PSVR)

その山の森の奥には古い洋館があった。

庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。

君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。

俺は黙って君を見つめていた。

君は俺に気づかない。

俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。

ああ、なんだかこのゲームやってると批評目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。

本作は「VRで描かれた古典的AVGアドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。

VRしか描けない世界情緒に対して、あまり意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。

『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。

6位  『バウンド 王国の欠片』(2016/PS4/PSVR

もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。

かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女サイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。

しかPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。

画を作っているサンタモニカスタジオゴッド・オブ・ウォー風ノ旅ビト他)の仕事はいだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事白眉と言える。

とにかく、思わず自分少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつ世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。

そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」しか言い様のない儚い感情だ。

5位  『INSIDE』(2016/PCほか)

書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。

が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。

実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。

終盤の怒濤の展開と比類なき生命描写インパクトに心奪われるが、本作の真骨頂木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔心持ちを強く喚起させる。

俺にとって『INSIDE』とは、自己内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分世界との乖離自覚するための尖った注射針であり、神なき世界宗教である

灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。

4位 『スプラトゥーン』(2015/WiiU

人の生には「もっと幸福な時期」というものがたしか存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。

俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっと幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから

そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったか確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。

プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。

が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。

その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。

ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっと幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的理由だ)。

ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。

3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である

3位  『ARMS』(2017/Switch

それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元昇華された「理想的格ゲー」であった。

スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。

そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。

やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアル大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初最後だろう。

余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。

いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sportsゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。

2位 『Rez infinite』(2016/PSVR

2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。

2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器PS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。

AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後体験だった。

それは精神開放であり、身体解放だった。言葉遊びに非ず。

これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。

そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。

1位 『とびだせ どうぶつの森』(2012/3DS

Rez infiniteからまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。

あれだけ昔からどうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか? 

お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。

だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から仮想世界」における、人間存在理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。

一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中ゲームファンに「もうひとつ世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつ生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。

どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。

が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。

それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズド世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——

要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的神秘的なアトモスフィアに由るものだ。

カフカ『城』や村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。

そういうわけで、本作を迷わずテン年代1位に据えたいと思う。

※※※※※※※※※※

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました

余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。

でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分重要度みたいなものぼんやり浮かび上がってきたので。

異論提言はもちろん、よかったらあなたテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。

ああ、10年はDECADE(でっかいど)。

2020-01-26

中学の頃、勉強中にふと気配を感じ、後ろを振り返ると父がいた。

。「後ろを振り返るということは集中していない証拠だ」と。笠原さんが父親に殴られるたび、母はただオロオロし「目だけはやめてちょうだい!」と泣き叫ぶだけだった。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200121-00323942-toyo-soci

父親は異常で母親も異常

こいつが無差別殺傷反にならないのが奇跡だわ

2020-01-25

猫と人間関係性で一番大きいのは、猫はちゃんトイレで排泄するってことじゃないか

鳥みたいに所構わずウンコするようじゃ愛玩動物No.1の座を射止めることはできなかったはず

あと散歩させなくてもいいのもかなり高得点だし、静かでおとなしいのもかなり強み

もともとがぬいぐるみのように可愛いっていうスタート地点がすでに反則なんだけど(笑)

なんにしろ猫ちゃんとの奇跡関係性が人にとって一番の幸せを運んでくれてる

2020-01-24

欅坂46について、私が伝えたいいくつかのこ

欅坂46は、2016年末までは最高だったの。

反抗、不健康、暗い、厨二病、などのネガティブイメージではなかったの。

2016年4月6日発売の1stシングルサイレントマジョリティー」は大人への反抗だけでなく、

「君は君らしく生きて行く自由があるんだ」「Yesでいいのか?サイレントマジョリティー」と他者にも蜂起を促す曲なの。

のちの1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」のリード曲「月曜日の朝、スカートを切られた」はサイマジョの前日譚とされたけど、

歌詞を読んでも全然つながらなくて、全く文字通り後付け設定なの。

メンバーはどちらかといえば大人しいタイプだったけど、この頃は冠番組「欅って、書けない?」などでキャッキャしてたの。

センター平手友梨奈さんは流れ星ちゅうえいが好きと公言し、振られたらGO!皆川の「うんちょこちこちょこぴー」とか、「コマネチ」とかやってたの。

最近イメージからは信じられないでしょ。

パフォーマンスにおいても、

顔面真っ白で体調悪そうとか、俯き気味で髪で顔隠しがちとか、みんなでやるおじぎを一人だけしないとか、当日まで出演するか不明とか、

そういうのはなかったの。

グループとしても「普段普通にアイドルだけどパフォーマンスはかっこいい」っていう、最高にクールグループだったの。

のちの演出過剰な「笑わないアイドル」「アーティスト」って言葉に乗っかっちゃうようなイタさとは違ったの。

2ndシングル世界には愛しかない」、3rdシングル「二人セゾン」も素晴らしかったの。

これらの表題曲だけでなく、カップリングユニット曲あり、ソロ曲ありで楽曲の幅が広くて、厚みがあったの。

3枚のシングルを経て同年12月24日と25日に有明コロシアムで初のワンマンライブをやったの。

本当に奇跡のような1年の集大成で、Abema TV生中継もされたかファンはみんな見れたの。

そこのアンコールで「W-KEYAKIZAKAの詩」という曲が初披露されたのだけど、

夢に向かうメンバーとそれを応援するファンを包み込むまさにアンセムで、

こんな幸せはないってぐらい幸福の極地だったの。

本当に2016年末までは最高だったなぁ。

鬼滅は善逸と伊之助が仲間になるあたりまでは普通に人気なくて打ち切り寸前だったし

なんとか打ち切り回避したあとも決して人気漫画というわけでもなく

奇跡的にできがいいアニメで爆発という流れだったよな

2020-01-23

重度障碍者だったら生存権がなくなるなら健常者をボコボコにしてその状態にすれば

殺人合法的にできるってことだよな

障碍者→健常者は奇跡が起こらない限りないが

逆は石で頭を殴るだけでそうなる

anond:20200123102455

神の存在幾何学証明における補助線のようなもの

「神が実在毎日奇跡を起こしている」と仮定すると、気持ちがおちつき人生が快適になる。

と思う人が多いならば、積極的に神の実在肯定してゆこうではないか

これが宗教本質


から別に神が居なくても十分シアワセな人生を送っている人には神は不要だし、

そいう人と髪の存在について議論しても意味は無いのだ。

なんで神は沈黙しているのですか

マジな話2000年くらい何もやってない神の存在と善性を信じ続けられるのってなんでなんだ

最初は優しかったDV男のことを好きでい続ける一途な女か?

でも結構敬虔イメージあるスペインの人たちも教会なんて行かねえよっつってたしもう実質信じられてないのかな

キリストがいた頃は奇跡連発してたしその辺の人に声かけたりもしてたのにここ最近ぜんっぜん影も形もないのはなんなんですか?ってキリスト教の人に聞いてみたいけどヘンに論破されて入信したくはないんだよな

2020-01-21

anond:20200121174536

どこらへんがwかというと どっちもしらない 俺らが大島優子をしっていることがむしろ奇跡なのだ

バンゲリングベイというクソゲー

バンゲリングベイって酷いゲームだったよね。

あの操作性の悪さは当時の最悪の部類に入る。

思った場所に止まれない。爆弾投下まで1秒くらいボタンを押し続けなきゃいけない。

他にもいろいろある。

ダメージが蓄積して空母に帰ろうとしてもどこにいるのかわからない。

戦艦が強すぎてまともに戦えない。

ターゲット工場破壊するには爆弾投下しかないけど

移動しながらだとまず当たらないか工場の真上で止まって

搭載している爆弾を全部落としていく。

その間に戦闘機が画面外から急接近して

避けられない速度で攻撃してくる。

戦闘機が来なくても爆撃機空母に爆撃を開始して

キュンキュンアラートが鳴る。

おい、待てと。

戦闘機攻撃をかわしつつ、工場に爆撃しつつ、アラート対応とかできるわけないだろと。

挙句の果てには2コンのマイクで敵を呼ばれたりする。

おい、待てと。

マイクうるさすぎだろと。

あのストレス子どもが耐えうる限界を超えてたな。

でもさ、せっかく買ったんだしって何度もやってると

少しずつ上手くなってくるもんで

苦手だったラジコン操作にも慣れ

空母の離着艦もスムーズになって

どうにか1面クリアできるようになった。

それから工場場所も覚えて、

どこから順に破壊するか戦略を立てて

敵の駐機場で爆弾補給とかしたりして

そんなこんなで、やってる内に楽しくなってきた。

最終的には5面くらいまでいった。

でもそれだけじゃ終わらない。

そう、強敵が俺を待っている。

戦艦を撃沈するのがこのゲームの裏の楽しみ方。

戦艦は完成すると出港して

近づくと誘導ミサイルをこれでもかというくらい連発してくるし

数分後にはこちらの空母破壊してしまう恐ろしい兵器

でもその恐ろしい兵器も建造中なら無抵抗で撃沈できる。

ステージクリアを目指すなら建造中に破壊するか

終盤ならあえて無視してクリアに専念するところだ。

だがそうじゃないんだ。

あいつが俺を呼んでいるんだ。

あいつと戦わないことには俺は生きる意味を失ってしまう。

ミサイルは絶え間なく飛んでくる。

一瞬の油断も許されない。

極度の緊張感の中で難易度の高い移動しながらの爆撃を何度も繰り返さなくてはならない。

しか工場と違ってあいつは速度こそ遅いが移動している。

だめだ…こんなの倒せない…。

何度もチャレンジするがそのたびに返り討ちにあう。

それでも俺は諦めなかった。

ミサイルを上手く誘導しつつ当てずっぽうで爆弾を落としていく。

1発当たった!

それだけで奇跡だった。

その1発が頑張ればいける!と思わせてくれた。

戦艦を想定して工場相手に移動しながらの爆撃を反復練習した。

長い戦いだった。

途中で戦闘機が加勢してきたり、爆弾が切れて補給したりしながら

やっと撃沈できた。

これほどの満足感は当時のゲームじゃ考えられないレベルだ。

課金アイテムで強くなるわけじゃない。

自分操作だけでそこまでいく過程と達成感。

そういうのがゲームの楽しさだと今となってつくづく思う。

何気に世界観演出ファミコン初期なのに良くできてるんだよなあ。

やられたときのギュンギュン鳴って操作不能になるとことか好き。

そしてそのまま工場戦艦ダイブして”死なばもろとも”できるのも好き。

パパ活ママ記事に毎回釣られるブクマカ

出会い系アフィリエイター妄想記事に釣られるのはやめよう※

ホッテントリに上がるパパ活ママ記事は9割以上被リンク目的としたスパム記事です※

以下、note釣り記事一覧

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から相手にされない

ここでは恋愛的に、男女関係において、という意味

年齢の近しい異性は既に相手がいることが多く、いないとしてもそれなりに要求が高いことが多いため、私などではお眼鏡に叶わないようだ。

年齢の離れた(ここでは「下」)異性を狙えるかというと、そもそも知り合う機会が皆無に等しく、よしんば何らかの機会があったとしても、年齢の開きをはじめとしておよそ相手にされる(ただしゃべる程度ならまだしも恋愛対象に入れる可能性は極めて低い)要素はない。

奇跡的に連絡先を交換できた若い異性は、蓋を開けてみればマルチ商法か何かの勧誘目的だった。

年齢が上の層は、どんなに非難されようとこちから願い下げ。

嫌なものは嫌だ。

恋愛結婚のものにこだわりがあるわけではないが、男としての魅力や価値がどんどん下がっていくという屈辱事実をどうしても受け入れることができない。

恋愛結婚をしたところで…と思わなくもないが。

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