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はてなキーワード: キャッチフレーズとは

2016-08-29

考えてみりゃ新海誠は元々「女子供」にウケてたじゃん

新海誠監督の最新作『君の名は。』が公開から2日で59万人動員だ興行収入7億だ、最終的に60億円見込みだと話題になってて、はてダ時代から棲息しているボンクラ古参はてなーどもが「誰にそんなにウケてんだ」と驚愕してる。

http://b.hatena.ne.jp/entry/eiga.com/news/20160828/8/

Hoodedcrow1 なんかブコメ見てると把握してない人多いけど、この映画ボリュームゾーン中高生女子(オタに限らず)ですよ。新海誠から見ている訳じゃないっす。小説は既に50万部売れてて、主題歌さらブーストかけてます

raitu 新海誠の新作アニメ映画「2日間で観客動員約59万人、興行収入約7億7000万円(26日が約3億4800万円、27日が約4億2200万円)を記録」今回は「君の名は。」という中高女子向けの人気原作であることも寄与してるっぽい

まーこのあたりのブコメが正解だよね。タイムラインを追うとはっきりわかる。

2015.12.10 製作発表・公式サイト開設。2016年8月東宝配給で全国公開、神木隆之介上白石萌音の主演が明らかに

2016.3.24ポスターヴィジュアル解禁

4.6 予告PV公開。主題歌劇伴RADWIMPS担当することが明らかに。キャッチフレーズは「この夏、日本中が恋をする。」

6.7 長澤まさみ市原悦子の出演が明らかに

6.18 新海監書き下ろし原作小説刊行角川文庫)。3日で売り上げ10万部を超える

6.27 予告PV第2弾公開。主題歌公開

8.24 RADWIMPSサントラ君の名は。』発売

8.26 全国296館にて劇場版公開

どう見ても「勝ってから戦ってる」でしょ。最初から神木隆之介RADWIMPSだ、やれ「日本中が恋をする」だという要素に惹かれる層を相手どってる。

4月時点で、プリクラtwitterアイコンにしてる地方大学生予告編を観てこんなツイートをしてた。

上映予定の君の名はっていうの
めっちゃ見に行きたい🙄
これ泣くやつや

https://twitter.com/youtyan731/status/725877277683159041

ボンクラものカリスマ?だった新海誠が、こういう人々相手商売成功しようとしてるわけ。

しかし、言うほどボンクラものカリスマだったか?という疑問があるのよね。

新海作品は初期から知ってるけど、ボンクラどもが『秒速五センチメートル』でひっかかりまくっていた「女々しさ」(敢えて言う)が、『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』あたりでは逆に若い女性にウケて話題になってた記憶がある。

14年前、『ほしのこえ』が初めて公開されたのが下北沢トリウッドとゆーミニシアター。『雲の向こう~』も今は亡き渋谷シネマライズ女性客多かったよ。

新海誠作品は元々そういう文脈でウケてて、扱う主題的にも、こういうふうに勝ってから戦える可能性はバリバリ秘めてた。『秒速~』がむしろ例外的に、当時のはてな村非モテ文脈に乗せられてたことでヘンな誤読を招いてたんじゃないかと思うけどどうよ?

2016-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20160624114549

元増田だけど、そういう建前論みたいな話ってウソっぽいから信じてない。

本音を伝えなければ「心を閉ざしている」と批判され、本音を伝えれば「精神が未熟」と批判される。

どっちに転んだって批判されるんだよ。

みんなそうやって自分の中にある負の部分を他人投影して、それを叩いて、何か大人になった気分に浸ってるだけなんですよ。

から、そういう遠回りな子供っぽさから卒業して、自分自分自身に素直になることを選んだんです。

自分に素直になれ」っていう言葉もまた、よく耳にするキャッチフレーズではあるけどね。

あと、本当の彼女自分にたくさん弱音や愚痴を吐いてくるし、

自分はそれをできるかぎり受け止めてあげられることで、彼女の心の支えになってるのは間違いない。

今まで付き合った人の中で、愚痴や弱音、怒りを吐露しなかった人はいなかったし、

一切マイナスなことを口に出さない人ってのは、逆に(ある意味自分のように)何か後ろめたいものを抱えているとしか思えない。

自分浮気(?)相手も、本命彼氏がいて、彼の前では「彼が気に入る女」のふりをして悪戦苦闘しているみたいだよ。

いうなれば、自分浮気相手は共闘関係にあると言えるんだろうね。

2016-06-06

ワールドトリガー面白い

最初は、キャラ多すぎ内輪バトルしすぎと思っていたけど、繰り返し読んでいくうちに面白くなってきた

集団戦が面白い

能力バトル漫画といえば、何かと理由をつけては1対1になるイメージだけど、集団集団、その中でも3対3対3や1対多が描かれるのがおもしろい。

1対1だと単純な強弱の差で話が終わってしまうが、集団戦だと弱くても他を生かす戦いができたりして良い。

全員の能力が違ったら複雑すぎて描くのは難しいだろうけど、汎用武器なのが集団戦を可能にしてるのかも。

死なない設定が便利

活動限界になっても一時的戦闘離脱するだけの便利設定。

これのおかげでスパスパ手足が斬られたりする。

緊張感がないといえばないが、重傷っぽくても味方は死なず、すぐ回復するような漫画よりは良いし、見ていて絵面が派手で良い。

最近流行りのバタバタ死ぬタイプ漫画の対極。

「遅効性」

キャッチフレーズの「遅効性SF」が示すように繰り返し読んでいると面白くなってくるタイプ

裏を返すと初見だとそんなに面白さが分からない。

(これは人によるだろうけど。)

なんでそうなるかというと、数多くいるキャラクター性格関係性、能力、サイドエフェクト、各トリガー特性を把握して読むとより面白くなるから

ジャンプ誌上だけで追ってる人とかよく把握できるなと思う。

キャラが多すぎ

ここからは気になるところ。

キャラがわらわら出てくるわりに見た目もそんなに差別化されてなくて、漫然と読んでると覚えきれない。

似たような「僕のヒーローアカデミア」は、見た目も分かりやすく違うし、名前能力リンクしてたりするから分かりやすいんだけどね。

そのうちディープファンしかついていけなくなるんじゃないかちょっと心配

内輪バトル

ランク戦をだらだらされると読んでいてちょっとだれる。

ランク戦が実戦にいきてたりして意味はあるとは思うんだけど。

迅のセクハラ

一回

七つの大罪もそうだけど、男性キャラ女性キャラセクハラをするシーンを肯定的(? 少なくともあまり否定的には感じなかった)に描くのは何なんだろうか。

飄々としたキャラを描こうとしてるのか?

疑問点

トリガーがそんなに強いなら、なぜ量産しないのか。遺族には名誉財産をあげることにしたりして量産できたりしそうなもんだけど。

派閥争いがあるからって黒トリガー争奪でいきなりドンパチはじめるのは組織としてどうなのか。

読み込んでいるわけじゃないから既に答えが示されているのもあるかも。

2016-05-19

芸能人の子供をネットで叩く母、子供情報をアップし続ける芸能人

かつて「エロかしこい」のキャッチフレーズテレビによく出ていた女性タレント結婚して子供を産んだ。

の子供は今や二歳そこそこになる。

女性タレント子供を持ったことでおしゃれなママタレント路線への転身をとげ、日々の子供の様子や自身ファッションなどをインスタグラムブログなどで発信。

一方、2ちゃんねるママスタでは彼女専用のスレッドがたてられ、アンチコメントで日々賑わう事態になっている。

そこでは彼女母親力の無さや、子供の発達が遅いこと、子供容姿について言及されることが多い。

匿名はいえ、そこに書き込むのは母である女性割合が高い印象。

「同じくらいの子供がいるが、それに比べてあの子おかしい。異常だ」といったコメントが実に多い。

ネット情報発信をしている以上、辛辣コメント女性タレント本人に届いていないわけがない。

にもかからわず彼女は発信をし続けている。子供の顔が丸々映っている画像や、最近では動画までも。

彼女の子供は、一歳に満たない頃からタブレット端末で遊ぶ様子が頻繁に発信されている。検索フォームに、覚えたての母親名前自分名前を、自力で打ち込む日もそう遠くはないだろう。

そのとき検索結果にはなにが表示されるだろう。

2016-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20160419035223

消費、というか購入する行為は、その企業利益をもたらし生産を拡大せしむる原資を産む行為なので、地域経済を維持するというよりも、積極的にその製品製作者と流通関連企業への投資とみなすべき。

なので食べて応援というキャッチフレーズは割と芯を食ってる。

2016-04-03

ドラマゆとりですがなにか」のスタッフがやってしまった致命的ミス

日本テレビ2016年4月からゆとりですがなにか」という連続ドラマ放送されるという。まあ50代後半にもなる私には今イチ興味ひかれるタイトルではないが、宮藤官九朗さんの関わるドラマは好きな方なので日テレHPドラマ情報をチェックしてみた。すると、イントロダクションで非常にマズイ情報提示されていたのである

「2002年に行われた教育改正。完全週5日制、授業内容、時間数削減、絶対評価導入 ゆとり一世代と呼ばれる 1987年生まれの彼らは今年29歳。 人生の岐路を迎える」

これを読むと、あたかも授業内容や時間が2002年から減っているように読めてしまうが、実際は違うのである

実は、実際に学習量や授業数の削減は1980年から始まっているのであるhttp://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318313.htm

2002年よりも20年も前であるしか文科省情報を見ると、この1980年の教育改訂は「大幅な学習量削減と思い切って授業時間を減らしたこと」が特色とされており、さらに「ゆとりと充実」というキャッチフレーズまで登場しているのだ。

なぜ、この時の教育を受けた世代を「ゆとり世代」としないのか?

いや、実は本来はこの世代が「ゆとり世代」だった。若い人は昔の記憶が無いだろうが、1980年の教育を受けた世代を「ゆとり世代」だとするのは私のようなオヤジには非常に納得感があるのだ。私は50代後半だから実感としても「ゆとり世代」という言葉が少なくとも十数年前から出ていたことを知っている。

そして、十数年前に10~20代を意味していた「ゆとり世代」が、数十年経過した現在には20~30代にならずに未だに10~20代であり「1987年生まれの彼らは今年29歳になっている」という定義に変わってしまった事も知っている。

定義が途中から変わった表向きの理由として、2002年の学習量削減の方が規模が大きかったという事がある。減った学習量が多いわけだ。

でも、私のような詰め込み世代から見れば、多かれ少なかれ学習量が減っているのだから同じようなモノである。「俺の方が学習量の減りが少ないぞ。だから俺は若い奴らより偉いんだぞ」と言うのは幼稚すぎやしないか?

こういった事を「マズイ」と内心気づいた最初ゆとり世代、つまり1980年の教育を受けた人達は、おそらくネット上などで何らかの工作をしたと思われる。

その結果、何と学習量が最初に減った時期に関する情報自体が長い間ウィキペディアなどで消され続けていたのである。復活したのはつい最近の事だ。

復活したきっかけというのは、池上彰氏の発言が大きいように思う。池上氏はちゃんと文部科学省から情報を得ていたため、ゆとり世代が実は40代も含まれることを知っていたので、それを発言してしまったのである

また、長い間学習量が最初に減った世代に関する情報が隠され続けていた別の要因として「若者バカにする系」を好んで視聴したり支持したりする特定層の人間存在がある。これはヘイト・スピーチ対象をそのまま若者に移したような若者嫌いもいれば「おバカブーム」の支持者のような若者きもいる。どちらも共通しているのは「若者の中でもバカな奴をピックアップして注目する事で優越感に浸れる中高年の娯楽」を重視している事である

マスコミ若者バカにする事を目的とする記事を書いたり、番組制作する事で、一定視聴率なり支持が得られたのだとすれば、そういう社会心理が透けて見える。

人間には嫉妬という感情があり、老いていく自分を日々感じるなかで、身近の若い人が、自分よりも肉体的に優れていたり、容姿キレイだったりすると、無意識にそういった感情が誘発されてしまう。しかも、若い人の多くは自分よりも社会的地位が低い場合が多いため「俺の方がエラいはずなのに、なんでアイツが・・」という気になる。その結果「若者バカにする系」信者となる。

集団というのは、時にそういった感情を生み出すので注意が必要である。そうしないと今回のように事実隠蔽され、多くの人に間違った認識を広めてしまう結果となってしまう。この恐ろしさに気づいている人が、まだ少ないように思う。

まさかこのバカにされる対象自分に関する事に変わったりしないとでも思っているのだろうか。

2016-03-22

私は愚かな嘘つきという類が嫌いだ

自分ネガティブな心情に向き合わず世間に溢れる小奇麗なキャッチフレーズに無理やり当てはめて正当化し、それを自分でも信じこむような

明らかに攻撃意図があったのに、そんなつもりじゃなかったなどと白々しく言う

意図的に嘘をつく人種ならまだ理解できる

無意識に嘘をつきそれを理解しない人種、そういうのは本当に無理だ

2016-03-04

女性自身でも「保育園落ちた日本死ね!!!

小学館女性セブンに続き、光文社女性自身でも。

3月1日発売の2016年3月15日号 目次に「保育園落ちた。日本死ね保活ママ”212人の悲鳴!!」

 http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=101001

読んでみた。

表紙にも「保育園落ちた。日本死ね保活ママ”212人の悲鳴!!」

3ページに亘る記事アオリにも「『保育園落ちた日本死ね!!!』だけじゃない―」

が、本文中では「最近ネットに書かれた『保育園落ちた日本死ね!!!』という書き込み話題になった少子化ニッポン。」の

一文で触れられているだけ。

記事のメインは、所沢市の第2子生まれて育休取ったら第1子が保育園強制退園させられる問題

どうやら、保育園当落が発表され保活話題になる時期に合わせ掲載する予定で取材を進めていた記事

ネットテレビで急激に話題になった「保育園落ちた日本死ね!!!」を後付けした雰囲気

web版でも記事になってるんだけど、こちらはタイトルからも本文からも「保育園落ちた日本死ね!!!」はバッサリ削られてる。

 所沢「育休退園」制度ママ悲鳴「2人目中絶した」の声も(社会) - 女性自身光文社女性週刊誌

 http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/social/23217

ネットでは「保育園落ちた日本死ね!!!」は十分に拡散しきった後だから、後追い記事扱いされるより

所沢市問題に焦点あてた元々意図してたであろう保活記事に仕立て直したのかな。

あと、女性自身の購読層とネット住民の違いも意識してか。

2ちゃん嫌儲板以外)やYahooで「保育園落ちた日本死ね!!!」関連の反応見ると本筋から外れた叩きが酷いし。

ともかく、女性自身本誌での扱いを見るに「保育園落ちた日本死ね!!!」は保活問題象徴するキャッチフレーズになったんだなと。

しかしたら今年の流行語大賞狙えるんじゃね?

2016-02-21

劇場版ラブライブ!批判考察

 一時期、ラブライバー界隈で話題になった劇場版ラブライブ!批判記事があった。

 それは、おりあそ氏による

アイドルはなぜ魅力的なのか? あるいは、劇場版ラブライブ!』はなぜ失敗作なのか。」http://oriaso.seesaa.net/article/421134088.html

である


 自分TVアニメ第2期以来ラブライブ!という作品うんざりしており、ほぼ既に内容に希望を抱くことを諦めた立場だった。

 そのため、劇場版の内容を目の当たりにしても、2期の調子から続きを作ったらこんなものかという程度に軽くとらえていた。

 批判記事についても早い段階で拝読の機会を得ており、概ね同意はしたのだが、批判へ寄せられた賛否両論意見の軽さと2期以来の作品の現状の救いようのなさに呆れていたこともあり、あまり触れないようにしていた。しかし、ラブライブ!(以下ラブライブ表記)という作品が何と言おうとフィナーレを迎えようとしている今になって、少しは気分が落ち着いたこともあって改めて自分なりに読み解いたものを記しておこうかと思う。


彼の批判文の序盤はTV第1期から劇場版の終わりに至るまでの説明なので割愛。その直後の文章から批判問題提起が始まる。

しかし、アニメラブライブ!』のラストを飾るイベントが、このようなものであっていいはずがないのである


問題点明確化するために、3年前に現実世界で開催されたあるライブイベントと対比してみたい。それは「ゆび祭りアイドル臨時総会~」といって、普段ライバル同士である人気のアイドル10組が一堂に会し、次々にライブを行うというイベントであった。このイベント話題となった最大の理由は、指原莉乃という当時AKB48で人気を急上昇させていたメンバーが自らプロデュースをしたことにある。つまり「ゆび祭り」は、μ'sが企画してライバルであるスクールアイドルを集めた、劇場版クライマックスを飾ったあのお祭りと非常によく似たイベントだったと言えるだろう。


実は「ゆび祭り」は感動的なイベントであった。それは何故かというと、指原莉乃というアイドル人生物語象徴するイベントだったかである。もともと指原は故郷大分県において、熱狂的なアイドルファンとして育った。モー娘の全盛期に小学生時代を過ごし、様々なグループライブに通い詰める重度のアイドルオタクになったのだ。そしてアイドルへの憧れが高じて上京自分自身AKBメンバーとなり、ブレイク果たしてこのようなイベント企画できるほどの地位に登りつめた。つまり「ゆび祭り」は、指原のアイドル愛が余すところなく表現されたイベントであり、アイドルオタク成り上がりストーリー体現たからこそ、感動的なイベントだったのである

 この部分、ある意味では三次元アイドルへのアンチテーゼ的な役割が求められる二次元アイドルアニメというジャンル批評実在アイドルAKBを持ち出したきたことで一瞬、辟易した読者も多いことだろう。自分もその一人であったが、よく読んで考えれば、その意図も分かるものになっている。


 実際、AKB指原がAKBとしてデビューする以前からアイドルオタクだったことは有名な話らしくいろいろとエピソード写真が残っているようである

 そんなアイドルオタクが、一応トップアイドルとなり、事務所などの枠を超えて自分リスペクトしてきたアイドルを集めて「ゆび祭り」という大きなお祭り主催したことは確かに快挙である

 そして、この「ゆび祭り」というイベントチケット代は指原の愛称「さしこ」にちなんで345円という特価であったらしい。自分の好きを極めて走ってきた上で積み重ねてきた成果を現在アイドル達やアイドルオタク還元するという意味で確かに素晴らしいイベントだったといえよう。


 それに対して、劇場版ラブライブにおけるお祭り比較されながら述べられているのが以下である

では、アニメラブライブ!』のストーリーを締めくくったあのお祭りは、どのような物語性を内包していたのだろうか。筆者の考えでは、残念ながら「どのような物語性もない」のである。あのお祭りでは、「スクールアイドル」がキーワードになっていた。しかし今までの『ラブライブ!』で、「スクールアイドルはいかにあるべきか」とか「スクールアイドル未来」とかいったことが主題になったことは一度もない。穂乃果たちは、今まで他の(A-RISE以外の)スクールアイドルことなんかちっとも考えてこなかったのである最後最後になっていきなり《スクールアイドルという問題》を提示されても、あまりにも唐突だと言わざるをえない。

 指原には長年アイドルオタクとしてアイドルに憧れ続けてきた上でトップアイドルになり、先述のお祭り主催したというプロセスがあるのだが、ここで述べられている通り、μ'sもとい穂乃果にはそんなプロセスはない。

 廃校を阻止しようという目標最初に生まれたが、スクールアイドルという手段は後付けであり、(スクール)アイドル活動は積み重ねてきて目的となるような価値としては弱いものだったといわざるをえない。TVアニメ第1期途中で廃校問題有耶無耶になり、自分達はアイドル活動をこの9人でしたいんだという方向に物語は動いたのだが、それも行き当たりばったりで賛否両論であった。作中でもまだ比較的まともだった頃の矢澤にこに「穂乃果の(アイドルへの)好きはいい加減」と批判されている。

 また、自分達のスクールアイドル活動には目を向けても、他のスクールアイドルに対して何らかの注目を向けたのは穂乃果にアイドル活動をさせるきっかけを作ったA-RISEくらいであり、それも主に廃校阻止や後のラブライブ出場&優勝という目標を達成するための当面の壁やライバルとして注目された程度に留まっているため、おりあそ氏の批判にある通り、指原のような他のアイドルへの想いが高じて開催につながったイベント比較すると、劇場版で急に穂乃果やμ'sの「スクールアイドル」に対する想いが打ち出され、スクールアイドルを集めてイベントをやろうと言い出すのは唐突であり、付け焼き刃だとか行き当たりばったりといった表現揶揄されても仕方がないものといえる。

 一方で、そのイベントや発想自体は悪いものではない。スクールアイドル全員で楽しい大きなお祭りしましょうというのはとても魅力的で素晴らしいものであるしかし、作品上仕方ない部分もあるとはいえ、「スクールアイドル」全体のお祭りへの想いを一旦は語り、イベントを開催してみたらμ'sしか目立っておらず、他はバックダンサーに近い扱いというのは、劇場版という大きなお祭りという面を考えてもどうにかならなかったのかとか、他のアイドルファンへの還元の面でも現実アイドルに大きく負けているのはどうなのだろうとか考えてしまう。

 したがって、あのスクールアイドルお祭りは作中における開催への過程や内容の意味だけでなく、ラブライブ劇場版というお祭り観点でも説得力と盛り上がりに欠ける粗末なものだったといえるのではないだろうか。


 その次に述べられているのが劇場版単体の内容の問題点である

今回の劇場版ラブライブ!でとにかく目につくのが、このように行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーである映画の前半では、脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行くことになるが、そこで何かを得ることはなく、後半ではまったく無関係ストーリーが始まってしまう。後半のストーリーから逆算すれば、前半では「スクールアイドル」の問題提示されていたり、μ's活動終了への伏線が描かれていたりしなければならないはずだが、そういったことは全然なく、ライブ場所を求めて街を探検したりアメリカ人交流したりするだけである。また、ニューヨーク迷子になった穂乃果は、彷徨っているうちに一人の女性シンガー出会いホテルまで連れ帰ってもらう。この女性シンガーはいろいろと不思議な点があり、穂乃果以外のμ'sメンバーには見えないなどの設定があるため、「未来の穂乃果」だというのがネット上では最も有力な説である。この女性シンガー帰国後にも一度穂乃果の前に現れるのだが、それっきりストーリーからは退場し、穂乃果に思い出されることもなく、謎も一切明らかにならない。映画キーパーソンであるかのように登場しておきながら本筋にはちっとも絡まないというこのキャラクターは、何のために出てきたのか本当に謎なのである。他にも、映画冒頭で描かれる、穂乃果が水たまりを飛び越えるという過去エピソードがこの映画ストーリー全然そぐわないなど、とにかくこの映画脚本はいたるところが継ぎ接ぎだらけの雑なものであり、一貫したテーマがないので物語性を感じられない。「物語性がない」と言うと、『けいおん!』なんかの例を持ち出してくる人がいるかもしれないので予め書いておくと、『けいおん!』にはストーリーはない(大したことは起きない)が、物語性はある(一貫した主題がある)。それに対して劇場版ラブライブ!』には、ストーリーはあるが物語性がないのである

 と、ここも個人的意見の相違はないのではあるが、突っ込みたい点が何点かある。

 そもそも行き当たりばったりで物語の流れを無視したストーリーというのは劇場版に限らず、第1期から指摘できる問題点であり、ラブライブというよりも花田十輝氏の脚本によく見られる傾向ともいえる部分である。その点を、恐らくブログ著者は第1期を評価したい立場であるために触れないでいるのだろうが、後々2期や劇場版でそれが起因して物語性やキャラクター性の破滅につながっていることは無視できない。

 たとえば2期においても用いてプロジェクト開始初期から掲げていた「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズ。それが本来コンテンツ全てを統括する一つの物語性やコンセプトになるべきだったし、アニメ化以前は細かなキャラクター設定のブレはあっても、その点においてのブレはなかった。個性事情を違えるキャラクターが集まった上で廃校阻止やアイドルになるといった目標を叶えること、また結果的に初期からそのコンセプトやキャラクターを支持してきたファンの思いを叶えるという意味もつながってくることになる。

 しかし、アニメにおいてその作中の物語性は破棄された。廃校阻止という目標プロジェクトを束ねる大きなコンセプトの一つだったが、それは第1期で大会に出たわけでもなく他のアイドルと大々的に競ったわけでもなく達成される。その後μ'sは文化祭における穂乃果の件もあり活動休止となることもあり、せっかく大きな目標を達成できたのにカタルシスが弱い。

 アニメラブライブ肯定的ファンの間では「アイドル活動廃校阻止というコンセプト自体に無理があるから、1期でそれを消化したのは悪くない」という見方があるが、無理があることを簡単にあっさり達成・消化させてしまったたものをよしとする神経や論理にこそ無理があるように思える。

 また、裏を返すと、大会に出ずとも廃校阻止につながるくらいにスクールアイドル活動の影響力や効果が大きいことを描写してしまったともいえる。さらに2期では、次に開催された大会に出場し、プロアイドルを上回るとも言われていたA-RISEをも倒し優勝を達成してしまったのだから、その後のμ'sの人気や知名度は絶大なものとなっていただろう。少なくとも地元東京関東地区では。

 ところが、劇場版はその描写から矛盾点を生じさせている。

 脈絡の無い強引な展開でニューヨークに行きライブを行い、間違いなく関東空港である日本空港に帰ってきたところでファン出待ちされて知名度を得た自分達に驚くというシーンについてであるが、既に廃校阻止や大会優勝の時点で雑に考えてもかなりの人気と知名度を得ていたはずである。ましてや地元であり、さらに出迎えたファンは同年代であったから今さら驚くことではないはずだが、それに初めての体験であるように驚く描写を入れてしまったことで、劇場版アニメラブライブという作品自体がどの場面においても何かを得ることはなく、いつもまったく無関係ストーリーが乱雑に入れられるだけの作品だと物語っているかのようである


 続いて、ブログではそのような内容や批判を受け入れるファンの態度についての批判が述べられている。

さて、劇場版ラブライブ!』は以上のように脚本に重大な瑕疵を抱えているにも関わらず、この劇場版が良かったという人々の多くがこのことを大した問題ではなかったと考えているようだ。ここがポイントである。もし以上で挙げたようなことがそもそも物語上の瑕疵ではないと言うのなら、それは根本的なセンスの違いだからどうしようもない。しかしそうではなく、瑕疵だとは認めつつもそのことによってこの映画価値が損なわれないと考える人々が多くいるという、その点にこそ本質的問題がある。なぜなら、これほど重大な物語的欠陥を目にしておきながらそれを大した問題ではないと言うのは、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という物語性軽視の態度に他ならないと考えられるからである


ラブライブ!』はTVアニメ第1期以来2年半のあいだ爆発的に人気を拡大し、日本二次元コンテンツ代表する作品の一つにまでなったが、残念ながらそれと同時に、物語性をひどく軽視するファンを増やしてしまったように思う。そういった人々は、μ'sを一方的かつ即物的に消費するだけであり、μ'sのメンバー共感したり、あるいは彼女から何かを学んだりしようとするチャネルを持たない。そしてそういった人々の消費態度は、実際に『ラブライブ!』の作品のものに反映されるようになってしまった。その結果がこの劇場版における脚本崩壊だと考えられるのである

 そもそも、「アイドルアニメなんだから可愛ければそれでいいじゃん」「百合さえあればなんでもいいじゃん」という擁護を持ち出すのも苦しい点がある。

 何故かというと、このアニメラブライブ脚本家である花田十輝氏や監督京極尚彦氏は自分たち志向する物語性を作るために、キャラクター性やプロジェクトの大きなコンセプト(一貫した主題)を変更して犠牲にした経緯があるためである。(電撃ラブライブ!3学期http://www.amazon.co.jp/dp/B00BW8MRVY等参照)

 いくら結果売上が出たとか人気が出たとはいっても、道理に背く大きな決断を下したからには内容に責任を負うべきである。自らが企画原案から打ち立てた作品なら構わないだろうが、ラブライブは三社合同のプロジェクトであり、原案公野櫻子であるため、彼らは作品物語性の中枢部分に適当にメスを入れられる資格はない。つまり覚悟を持ってメスを入れてしまったのだから、それ相応の義務責任を負わなければ話にならない。

 本来あったキャラクター性や物語性を軽視した上で、打ち立てたストーリーに不備が生じ、それを擁護するために切り捨てたものを持ち出すというのは都合が良すぎるし、つまりストーリーコンセプトの変更やキャラクター性の変更の失敗を証明しているようなものである

2016-01-12

美容業界ってCM広告美白効果をばんばか謳ってるけど、あれのせいで人種差別っぽい扱いが子どもたちの中で行われたりしないんだろうか。

そもそも南米とか中東アジアとかアフリカとか、肌が黒っぽい人たちにとって美白というキャッチフレーズ効果的なのかが疑問だ。

ハーフの子供とか、どんな思いで過ごしてるんだろう。あるいは日本人でも肌が浅黒い人っていると思うんだけど、あんまり気になんないのかな。

最近は美肌効果とかそういう言葉のほうが流行ってるのかもしれないけど、ふとそんなことを考えた。

2015-12-29

読むに値しないコメント

1. 恫喝系語尾や煽り系語尾、嘲笑系語尾などで強そうな自分を演出、印象操作

「だぞ」「だろ」「だな」「しろよ」「しとけ」「だろうがよ」「かよ」「すっぞ」「だよな(無意識に仲間の同意を求める)」「じゃね?」「~?(実際には聞いてない。煽る)」「!」「www」など。

2. 罵倒系の人称を使う

「こいつ」「そいつ」「お前」「てめえ」「こいつら」「きさまが」「野郎」「○○なんとか(うろ覚えを装う)」など。

3. ネットスラングの使用

悪ノリやイジリ、煽りに使われる事が多い。「www」「お前ら」「そっ閉じ」「あっ・・・(察し)」「ファッ!?」「モニョる」「火病る」「本当に○○でした。ありがとうございました」などで何か言った気になる。

4. レッテル貼り差別、ただの悪口

マスゴミ」「ネトウヨ」「サヨク」「ブサヨ」「○○厨」「○○信者」「DQN」「キモオタ」「キチガイ」「アスペ」「在日」「反日」「朝鮮人」「ジャップ」「売国」「クソ」「ブサイク」「死ね」「暇人」「ガイジ」「ニワカ」「オワコン」「生理的に無理」「お花畑」「○○ガー」「○○が大量に湧いてるな」など。

5. 主語をでかくして対立を煽る

「男は~」「女は~」「老害が~」「団塊が」「バブル世代が~」「ゆとりは~」「さとり世代~」「理系は〜」「文系は〜」「左翼は~」「田舎は~」「都会は〜」「東京は〜」「地方出身者は〜」「低学歴が」「コミュ障」「底辺」「低学歴」「 ニワカ」など。またコメントに個別に反論するのではなく、あたかも敵集団の代弁者からのコメントであるかのように大雑把にすりかえて攻撃し始める。「これだから○○は(勝手な○○認定)」「○○信者乙」など。

6. 当人の思い込みや、相手がやってないことをさも事実であるかのように語る

「○○なやつにかぎって××するんだよな」「どうせ~するんだろ」「裏で○○してそう」「こんどはいつ○○してもおかしくない」「こういう人って○○が××しなかったら△△したって言い出しそう」「すぐに○○するだろ」「○○まったなし!」「こういう○○するやつがいるんだよなあ(実際には○○まではしていない)」「やましいことがあるから反対するんだろ?」「火のないところに煙は立たない」「○○って思ってそうなとこが苦手」「○○は将来的には××するんだろ」「○○才過ぎても××な△△は□□する」「○○『××して何が悪い?』」など。

7. 勝利宣言や逃亡認定

「はい論破」「○○が××を喝破」「顔真っ赤だな」「涙目」「長文乙」「連投乙」「逃亡」「必死だな」「くやしいのう」「ざまあ」「メシウマ」「笑える」「こういう○○するやつにはなりたくないよな」「ブーメラン」「図星だろ」「頑張って書いた反論がそれかよw」「まだ悪あがき?」「寝言かよ」「くやしけりゃ○○してみろよ」「今頃あわてふためいてるw」「予想通りw」など。

8. 釣り釣り宣言

あと付けでネタや冗談ジョークだったと弁解する。「釣りだろ」「今日も大漁」「コピペマジレスかよ」「ただのジョークだろ」「なにマジレスしちゃってんの?」「マジレスかっこ悪い」「つまんないやつが増えたな」など。

9. トピックへの理解を深めるのでなく人格攻撃コメントの動機になっている

主にメタ視点でけなす。「でもこいつ目立ちたいだけだろ」「売名ウゼー」「かまってちゃんウゼえ」「自己顕示欲」「ここに書き込んでる時点でお察しだな」「ネットに長文書き込むのは馬鹿」「自分のこと賢いって思ってそう…」「ヒマだな」「こんな時間に書き込みしてるって…」「○○が一生懸命考えましたって感じ」「○○代かな?××臭がする」「○○言いたいだけだろ」「最近覚えた○○使ってみたかったのかな?」「コンプレックスの裏返し」「ルサンチマン」「拗らせてるなあ」「同族嫌悪なんだよなあ」「へえ、○○の結果がこれなんだw」「寒い」「うざい」「壮大にすべってる」「粘着きもい」「この人怖い」「コピペかな?」「 コメが絶賛ばっかで気持ち悪い」「こんなのありがたがってんの?」「リアルでは相手にされなさそう」「こういう○○って生きるのがつらそう」など。

10. わざわざ出来の悪いコメントを抜き出して叩く。特殊な例で印象操作する

明らかにツッコミどころ満載のおかしな発言のため、背景知識がなくても批判できてしまう。そのため質の低い、右ならえのコメントが増えやすい。まとめサイトにとりあげられたり、注目エントリーに入る率が高い。「○○とか、やっぱ頭おかしいな」「こんなのがいるなんてやっぱり○○はクズだな」「まだ○○信者はまだこんなこと言ってるんだなw」「私の知ってる○○は××といってゆずらない。本人は本気でこれを言ってるらしい」「○○な私は普通に生きていく資格もないってことですか?だとしたら悲しすぎます(と言って義憤を煽る)」「一部では○○と主張するやつもいて腹が痛い」など。

11. デマを流す。人の発言を曲解・歪曲して広める

「○○は××と発言」「○○は××のとき△△していた」などの直接的なデマのほか、「○○は××ではもう相手にされてないよ」「○○は××ってことで片がついてる」「○○ではもう××はバレてきてるみたい」「○○が通用するのは××だけ」「いまだに○○なんて言ってる人がいて呆れる」など間接的かつ誘導的なデマ印象操作もある。

12. 反対する個人や集団を根拠なしに、評価の低い別の個人や集団に結びつけようとする

「やっぱり○○は××にそっくりだわ」「○○と××はつながっている」「○○も××も似たようなものなのにね」「○○は××出身か、どうりで」「○○は××と組んでから凋落の一途」「○○は××の巣窟」「○○の裏には××がいるから」「○○は××に乗っ取られてんじゃないの?」「さすが○○が支持するだけの事はある」など。

13. 関係のない話題でも、ところかまわず揶揄・嘲笑したいターゲットの話題を持ち出してくる

「○○のこと?」「○○かな?」「これ何て○○?」「○○定期」「安心しろ○○はもっと××だから」「だからといって○○の評価が上がる事はないけどな」など。

14. 反対する個人や集団に粘着攻撃している

「○○の平常運転」「またこいつらか」「○○撲滅」「○○消毒」「○○は出て行け」「○○の洗脳」「○○に気を許すな」「これですむと思うなよ」「○○くらいで被害者ぶるな」「エセ○○」「○○様はいいご身分ですね」「○○は優遇されている」「震えてろ」「電凸した」「あいつらのやり口」「日本はいつから○○になったんだ?」「○○が反対ってことは××はいいってことだな」など。また反対する集団に関する不幸なニュース継続的に喜んで取り上げる。

15. 一見、中立を装いつつ、発言者自身が差別や偏見を助長する

「○○は差別されているからなあ」「○○差別なんてネットじゃいたるところで見るわ」「でも○○は不利益になることは知っておいたほうがいい」「でもやっぱり自分の○○には××させないと思う」「自分は違うけど周りの○○には××に偏見持ってる人はけっこういるな」「本人はよくてもまわりは気にするだろうな」「せめて○○くらいさせてあげないと周りから変に思われる」「○○にもまともな人はいるんだな」「○○人にもいい人はいますね」「○○は××さえなければなあ」「○○みたいなタイプは年長者から可愛がられない」など。

16. 犯罪者やならずものの威を借りる

「○○の前に行ったらビビってだまるくせに」「こいつ○○に行ったら速攻フルボッコにされるわ」「じゃあおまえが○○にいってこいよ」「こいつら本物の○○をしらないからいきがってんだろ」「○○つええ」「○○無双w」「本職のおでまし」「やっぱ本物の○○は迫力が違うわ」「ついでに○○もボコボコにしてほしいわ」など。

17. ダブルスタンダード

自分が反対する集団がやったことは口汚く罵るが、同様のことを自分の支持する集団が行った場合には反応せず無視する。または「○○(反対する集団)がすげえ喜んでるな」「○○がよろこんで××ってコメントしそう」「(コメント欄に)○○がおしよせてくるぞ!」などとコメントする。

18. 常識・伝統・文化などを免罪符にして議論を切り上げようとする

何が常識かは本人次第で、伝統・文化などの線引きも恣意的。「○○するのが常識」「普通は~」「○○することになっている」「○○も知らないの?」「常識があれば~」「通常なら~」「普通の感覚なら~」「きわめてまっとう」「正論」「○○は伝統」「○○は文化だ」「○○するのが自然」「昔からやってる」「○○はもう古い」「○○は時代の流れにあわなくなった」「日本固有の○○の美風」「○○するのが国際常識」「まだ○○でないのは日本だけ」など。

19. 具体例を挙げないで個人や集団を断定的に評価する

「○○は諸悪の根源」「○○衰退の犯人××」「○○は無責任」「○○は××なんてどうでもいいと思ってる」「○○は弱いものいじめ」「○○は反対ばかりする」など。発言者の頭の中には該当事例の積み重ねがあるのかもしれないが、判断できる文脈を離れて突然評価が始まる。「○○は××(例1)や△△(例2)をしたから□□だ」などのように例示しない。また具体例をあげていても、飛躍しすぎて誘導的な場合も多数見かける。「××(例1)」をした場合はその「××(例1)」の問題点だけを具体的に指摘したほうが建設的である

20. 善悪が問われている場面で「前からこうだった」と事情通・古参風に切り返す。

こういう芸風だから、ずっと前からこうだった、この場所ではこうだ、などですませようとする。業界人事情通コメント。「○○さんはずっとこういう人でしょ」「前からこうなのしらないの?」「○○界隈じゃこれが普通」「○○じゃみんなこうしてるけど?」「○○はもっと××なんだけどね」「なんで今さら話題になってんの?」「じゃあ○○は当然知ってますよねw」など。

21. 新情報・新視点がないのに既出のものと変わらない意見を臆面もなく書き込む

「ほんこれ」「まさにこれ」「それな」「正論」「真理」「これはひどい」「激しく同意」「知ってた」「なにをいまさら」「当たり前のことしか言ってないな」「大したこと言ってなかった」「知ってた速報」など。

22. つっこまれると「完璧な○○はない。」「100%○○っていうわけ?」など、極端なものを持ち出して煙に巻こうとする

「じゃあ一切○○しないんだな」「××っていっても○○ほどひどいわけじゃねーだろ」「××っていっても○○とくらべたらまし」「昔の○○はもっとひどかっただろ、今はまだマシ」「○○は聖人じゃないといけないわけ?」「○○したことない者だけが石を投げなさい」「いちいち○○してたらきりがない」「○○も一枚岩ではない」「純粋な○○なんてない」「○○は××しちゃいけないの?」「じゃあ○○は無駄死にしたっていうのかよ」「ずっと同じ意見のやつなんていない」「とにかく何でも変えればいいというものではない」など。

23. 自分に都合のいいときだけ議論マナー違反の指摘で話題をそらす、または劣勢を挽回しようとする

「ただの揚げ足取り」「失礼な言い方」「めんどくさい奴だな」「頭悪いな」「その言い方は反感買うだけだよ」「そんなこと言ったら何も言えなくなる」「ただ~しただけだろ」「そんなの屁理屈だろ」「理屈ばっかり」「理屈じゃ人は動かない」「いやなら見るな」「議論する気あるの?」「ケンカ売ってんの?」など。

24. 議論切り上げのための相対主義。無知を隠し正当化するための相対主義

「正義の反対はまた別の正義である」「絶対的ものはない」「十人十色」「どう思おうが個人の自由だろ」「こっちはそう思っただけ」など。相手や対象をくわしく知るための相対主義ではなく、自分だけに都合の良い議論の切り上げに使われる。自分の言い分は聞かせようとするが、自分とは異なる意見を聞こうとはしない。もちろん一方的議論第三者仲裁のために使う場合はこの限りではない。

25. 自分の境遇を特権的に語るために、当事者でなければ理解できないと決めつける

「○○してはじめて理解できる」「○○になってはじめて××のことが理解できる」「○○するまで××のことは分からない」「本人にしかこの痛みは分からない」「理解ぶって」「あんたにはわかんないだろう」「わかった気になりやがって」「○○から見える景色は全然違う」など。

26. 誤字誤用・文章マナーを指摘で相手を見下そうとする

すべからく」「的を得る」「改行が」「漢字ばっかりで固い」「全角数字が」「為に」「する事」「○○が気になって内容が頭に入ってこない」「○○も書けないの?」「日本語でおk」など。

27. 実際の行為や言葉ではなく、語り手の心情や意図に悪意がないから、と弁解しごまかす

「するつもりはなかった」「(表現が)誤解をまねいた」「真意とはことなる」「○○という認識がなかった」「実際は○○はしたくなかった(が押し切られた)」「○○は××には(心情的には)反対だった」「純粋な気持ち」「こころを入れかえて」など。

28. 開き直り

善悪の基準を自分では示さないで正当化しようとする。または意図的議論の焦点をずらして、別の基準に合致しているか問題ないとごまかす。「それのどこが悪いの?」「何が間違ってるのかわからない」「文句があるならわざわざ見るなよ」「こういうの気にしてたらストレスたまりそう」「本人が楽しけりゃそれでいいだろ」「個人の自由だろ」「盛り上がればそれでいいだろ」「外野からはなんとでも言える」「言うだけならは簡単だ」「○○しただけだろ」。

29. どの立場にもあてはまるため、削除しても問題ないフレーズを多用して弁解する

「○○しただけ」「○○を必要としている人がいる」「○○も信じている人がいる」「○○も生きていかなくちゃならない」「生活がかかってる」「○○だってがんばってるんだよ」「○○も一生懸命なんだから」「こっちは本気なんだよ」など。別の立場からも「××しただけ」と言えたり、「××も必要とする人はいる」と言えてしまう。

30. 違和感を表明するが具体的な指摘をせず口を濁す

違和感がある」「うーん」「むずかしいな」「どうなんだろう」「なんともいえない」「何かモニョる」「ムズムズする」「ほんとあれだな」「スッキリしない」など。

31. 中立ポーズで懸命な判断を装い、具体的な検証を怠る。

どっちもどっち」「喧嘩両成敗」「どうでもいいわ」「くだらん」「平和だな」「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」「選択肢がない」「まともな対立候補がいない」「右も左も同じようなものだな」など。

32. 自分の求める答えしか求めてない、形だけの疑問文

「これって私だけですか?」「○○は××ってうわさがあるけど本当ですか?」「○○が××な理由を教えてください」「○○は××しかしないなんてズルくないですか?」「○○だってことわかってます?」「(悪口を言ったあとに)これであってる?」など。

33. 具体的でない議論を続けようとする

主張に理由を書かず字面で自分流に判断してお互いに反発し合う。抽象的な命題に具体例をあげず各自が拡大解釈して収拾がつかなくなる。「なぜ日本人は○○なのか」「なぜ最近の○○はつまらなくなったのか」「○○はもう終わったのか」「○○は日本人に本当に必要なの?」など。

34. 精度の低い予言者

「○○しないと××は崩壊する」「終わりの始まり」「もう○○は終わった」「○○崩壊へのカウントダウン」「○○が××したらヤバくね?」「○○はオワコン」など。

35. 何かを言った気になる造語・キャッチフレーズ

「○○力」「○○脳」「○○化する日本」「○○すぎる××」「マイルドヤンキー」「ダサピンク」など多数。

36. ビックリ話法

話し手が勝手にビックリしているニセの新情報。実際は凡庸なものや、つまらないものまで誇張して面白そうに見せる話術。とっさの責任回避にも使われる。「実は…」「びっくりしたんだけど」「あまり知られてないけど」「意外に知られてないのが」「いままで誤解してたんだけど…」「今知ったんだけど」「今気づいたんだけど」「とんでもないことに気づいた」「なんと!」「うわー!」「えーっ!?」「げっ」「~ってマジかよ」「○○マジやばいんだけどマジうける」「えっ、○○って××なの?」「従来の○○にはなかった」「学校では教えていない○○」「○○の隠された真実」「○○の正体とは」。など多数で応用例も広い。この変種に、実力のないエッセイマンガウンザリするほど多用される白目を剥いてビックリした顔がある。

37. 無意味で大げさなタイトル

「○○が××した結果wwwwww」「○○に世界から賞賛の嵐」「○○が××した驚きの結果とは?」「○○だった俺が××してたら△△できた」「○○したら人生変わったwww」「こういう○○してるやつwww」「××、○○過ぎワロタwww」「偏差値○○から××合格、驚異の△△とは?」など。

38. 筆者が思いつきでならべた意味のないランキング

サンプルが適当ランキング。「百年の恋も冷める恋人のひとことベスト10」など。

39. あいまいな心情主義的フレーズ

具体的なアドバイスや、そのつどの感謝ではなく、あいまいな心情主義的フレーズ自分を美化し、これに合致しない相手の言動を牽制しようする。我にはあり、彼にはないという形をとる。これを身につけていないと恥ずかしいと思わせる。「大人になれ」「ガキじゃないんだから」「社会人一般常識」「まごころ」「日本のこころ」「おもいやりが足りない」「感謝のこころを忘れずに」「おかげさまの気持ちを忘れずに」「にごりのないこころ」「純粋なきもち」「気が利かないやつだ」「おもてなし」「マナー」など。

40. 集団主義の美化

目的を検討せず、それ自体が目的となってしまっている集団主義の賛美。「力をあわせて」「一致団結」「一体感」「こころを一つに」「みんなでひとつのものを作り上げるよろこび」「声をひとつに」「協力するのはいいことだ」など具体的でない標語で必要のない集団行動まで強要し美化する。

41. 具体的な法案や数値目標を明示しない政治の話

空疎なスローガンイメージなどで政治を語る。「安心して暮らせる」「人に優しい」「希望の持てる」「安定した社会」「着実な成長」など。

42. ネット上で親しまれている政治社会に関する俗論・俗説、俗流解釈

そのほとんどが相手の発言を封じる「だまれ」や、責任回避の「 自分は悪くない」に言い換え可能。議論の切り上げに使われる場合が多い。「自由には責任が伴う」「権利には義務がともなう」「多数決民主主義の原則」などは抑圧的な「だまれ」に、「日本人トップ無能現場は優秀」「自分にも表現の自由はある」「差別区別はちがう」「戦争は政治の延長だ」などは「 自分は悪くない」に言い換え可能。

43. 例え話で説明した気になり、本題の具体例や問題点などに踏み込まない

例え話のディテール整合性などに議論の焦点がうつってしまう。インフォグラフィックスにもトピック理解をかえって妨げるものが多数あるように思われる。

44. 匿名のはずがなぜか自己紹介をはじめて、物語を語りだす

「○○代、既婚子なし。このあいだ同僚が~」「○○生まれ。学生の頃は××で△△していて結構□□していた~」など。「友人が~」「知り合いの~」「マック女子高生」「戦争帰りの祖父」「姉の描いた絵が見つかった」などの前置きは、伝聞話法でそれらしく聞こえるようにする作り話率高し。または「女だけど~」「男だけど~」「おっさんだけど」「十代だけど」など予防線を張ったり、特別に注目してもらうための意味のない前置き。「○○の俺が○○した結果www」「ちょっと聞いてくれ」「すこし話は長くなるが~」「~で、それが今の嫁なんだ」などもほぼ創作。

45. 私生活の切り売り

周囲との会話やエピソードを使ってネットで注目されるために、本人が見たら嫌であろう事も、評価も含めてくわしく書き込む。「出来ない○○を相手にしている。××だがやる気はなく、何度言っても変わる気はないようだ。結局○○することになるだろう」「○○で××を見かけた」など。注目してもらうために話を盛ったり、創作にはしる場合もある。

46. 該当者のプロフィールをほとんど特定できないのに自信たっぷり出羽の守

いつの時代、どの場所で、どのような発言主の、どんな文脈から得た知見なのかが不明。「外国では~」「アメリカじゃ」「ネイティブは~」「アフリカ人は」「江戸時代日本人は」「戦前の国民は」「○○人に日本の××を見せたら『△△』だって。日本ってやっぱり□□みたい」など。

47. 自分の宣伝のために他者を悪くいう

「○○くらいは常識で、××がないとこれからはやっていけない」「○○ぐらいで自慢できる時代は終わった」「まだ○○を使ってる人はかわいそう」「まだ○○で消耗しているの?」「○○が大したことないという人は、せめて○○してから文句を言ってほしい」など。

48. 露悪趣味で注意をひこうとする

排泄、生殖器、残酷な行為、変態行為などの話題を場所をわきまえないで書き込む。

49. 勝手に診断をはじめる

勝手な病気診断。精神科医もどき)が個人・社会を印象で語る。俗流心理学者。「なぜ未熟な○○が増えたのか」「大人になれない○○」「○○は狂ってる」「現代社会の病理」「○○を蝕む××」「○○先生案件」「お薬出しときますね」「プリントアウト案件」「人の印象は見た目が○○割」「声が印象の○○割」。「何気ないしぐさでその人の心理がわかっちゃう」など。

50. いつも抽象的な自己啓発文を綴っている

具体的な問題解決や実践的なアドバイスではなく、精神主義的な心構えに終始。

51. 自己言及ネタへの過剰反応

「○○ユーザーって××ばっかり」「○○利用者の特徴」などに反応して内輪向けのコメントを残す。

52. 大喜利を始める

本題とは外れたところでうまい事を言って注目を浴びたいコメントのこと。

53. ダジャレをいう

本題とは外れたところでうまい事を言って注目を浴びたいコメントのこと。

54. 自分テーマを掘り下げない万年素人主義の書きもの全般

研究レベルでなくとも、好きレベルであっても自分感覚を頼りに自分テーマを探求している人の話のほうが概して面白い


自分の場合はこういうのが非表示ブロックスルー・読まない基準になっている。項目によってはあまり重視しないものもあるが、上記コメントが多い場所には近づかないよう心がけている。たまたま好奇心に負けて引っかかっても、「ああ、またやってる」と素通りすることにしている。雑コメントに時間をとられず、義憤を無駄遣いせず、時間を有効に使いたい。

2015-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20151205172315

>がんばれJR師走に負けるなJR

いいキャッチフレーズだね。なんか口ずさみたくなる感じ。

「がんばれ自分師走に負けるな。走りきれ!」ってみんなにエールを贈りたい。

2015-11-30

飲んで忘れろ

仕事で大きなミスやらかして、明日敗戦処理をしなければいけないのが確定してる。

こんな夜は、意識低い系焼酎として人気の「ガンバリマン」のキャッチフレーズが染みる。


「後悔なんか時間無駄だ!飲んで忘れろ!どんなに嫌でも明日はくるんだ!」

https://pbs.twimg.com/media/B2iOt38CAAAuROK.jpg


明日を乗り切って、夜はガルパン劇場版レイトショーで観に行くんや・・・

2015-11-09

http://anond.hatelabo.jp/20151109020414

女はまだ化粧でごまかせるだろうが!

札束で頬叩くほど金稼ぐなんてこの時代じゃほぼ無理なんだよとくに人脈が広がりづらいブサメンにとっては!


多少マジメに考えると、

男のブサ率は4割くらいで、女のブサ率は3割くらいだと思うんだよね。

化粧で誤魔化せる層をブサから外せば、女のブサ率2割くらいになると思う。

まりマクロでは男の方がブサで苦しむ人数が多く不幸だと言える。

でも、個人として考えた場合。もし自分が、外れクジ引きづらいはずの女なのに2割のドブスに生まれたとしたら、これはめちゃくちゃしんどい

性別による有利さからも化粧によるセーフティネットからも零れ落ちた、僅か2割のド底辺にはもう救いもないし傷をなめ合う仲間も少ない。

しかも一発逆転の金で異性を買う道も、男以上に現実的でない。

キャッチフレーズにするなら、男ブサイクの闇は広く、女ブサイクの闇は深い、って感じか。


こういうのって、集団としては恵まれている率が高かったりチャンスも恵まれてるのにド不幸やド無能例外的落ちこぼれた奴は鬱屈を濃くするって話で一般化できると思う。

たとえば田舎メンヘラと都会のメンヘラの話。

田舎メンヘラは、福祉病院民間サポートが乏しいし、周囲の理解も乏しかったりして生活がうまくいきづらい。

でも、都会に住んでて、その辺の福祉が整ってるし、周囲の意識も多少よいという恵まれ環境で、なのに全然生活できないメンヘラって、めっちゃ歪んだりするんだよな。

あと、ゲームビギナーモードやら初心者救済策やらで、全体としては楽しめる人が増えるけど、そのビギナーモードでも馴染めなかった奴はそのゲームジャンルが大嫌いになったりしがち、みたいなアレとかさ。

2015-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20151108043926

腐女子お姉さま方は「私は受けや攻めになりたいんじゃなくて、受けと攻めがズコバコする部屋の天井とか観葉植物になりてえんだよ!」ってよく言ってるな。

あと散々叩かれてる倉田嘘百合男子だけど、「我思う、ゆえに百合あり だが そこに我、必要なし」ってキャッチフレーズは、百合を見たい俺はいるのだがそこに俺は存在してはならない、むしろ見苦しい自分存在しないで良いからこそ百合が好きな部分があるとすら言える、けれどそれを突き詰めると自己否定になり辛い、という、男性性嫌悪流派百合男子のグジュグジュした気持ちをうまく表わしてていいと思うんだよねあの作品

2015-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20151101010612

増田さんは後乗せサクサクってキャッチフレーズを聞いたことはありませんか?

これは20年位前に日清天ぷらそばをリニューアルした際に作られたフレーズです

カップラーメンの具は湯を入れる前に入れておくもの、という当時の常識があったわけですが

ブヨブヨになった天ぷらを皆「なんか違うな」と思ってたわけですよ

「でも即席めんってそういうもんだよな。仕方ないな」と諦めてたわけですよ

そこに登場したシンプルな発想の転換

3分待ったせいでブヨブヨになる?じゃあ、後から乗せればいいんじゃね?」

これが大当たりして一気に「カップラーメンの具は湯を入れる前に入れておくもの」という既成概念がひっくり返ったんです

その後は「じゃあスープを後から入れてもいいんじゃね?」「後から入れる具と先に入れておく具、二つ付けてもいいんじゃね?」

みたいに加速しちゃって、もう説明書を読まないとまともに作れなくなっちゃいましたけどね!

さあ食べようかってときに先入れの具が残っていることに気が付いた時の絶望感ったらないですね!

今は常識になっている湯切り角度とかにもイノベーションがあるかもしれませんよ

2015-10-31

夜の公園ラジオ体操第1をする

夜の公園ラジオ体操第1を始めて3日が経った。

とりあえず三日坊主クリアした訳だ。めでたい。

今日金曜日なのでいつもだったら週末に向けて気が抜けてダラッとしていたが、エイヤッ(IT業界語)と公園に行ってきた。

そもそものきっかけは、はてなブックマークラジオ体操話題を見ていたのが記憶に残っていたという点は大きいと思う。

ただ、常駐先で一挙手一投足を監視されながら定時まで嵐のように仕事をするとヘトヘトだし、緊張状態が続くので体が

凝り始めたというのが大きな理由だった。「追い込まれてもヘラヘラ笑っているIT超人」みたいな人がたまにいるが、

なるほどああいタイプはしぶといだろうなとようやく理解出来た所もある。

本当ならば、夏休み小学生のように朝日を浴びながら体操すれば心にも体にも良いんだろうが、現状でも基本定時帰り

とは言え6時起きで通勤しているので、現実的には厳しい。では帰ってきてからリラックスモードに入る前にパパッと

着替えて3:16の体操をこなしてくればいい。

音源は落ちていたが、自分の逃げ道を防ぐためにiTunesStoreで購入。200円。

一日目。体操を終えてみると「なぜこんな事に?」という疑問点が出てきた。ウルトラマンである

二日目。ある程度一日目の疑問が解けた。

三日目。かなり腑に落ちた。

アニメ刀語主人公の姉であり、「天才」「化物」の鑢七美(やすりななみ)の特技は「見稽古である

大抵の技は一回見れば覚える。二回見れば盤石。

もちろん筆者は単なる凡人であってフィクション天才とは比較にならないが、経験とは馬鹿にならない物で宮本武蔵

五輪の書における「観の目」的な物が自動的に整理される。パターンの見切りが早くなる。おそらくゲームをあまり

やらなくなったのもその辺が原因だと思う。

まずかなりの人はラジオ体操学生時代以来やっていないと思うし学生時代に苦になった人は余りいないと思う。

筆者も運動神経は鈍い方だったが、特に苦にはならなかった。ただ、中年の身では余裕だと思っていたが、結構しんどかった。

思い出したのは、小学校時代運動会保護者のやっていたラジオ体操だったのだが、それがなんだか子供心に無様に見えた。

早送り気味のチャップリン映画のように、挙動がせっかちで芝居がかっているように見えたし、テンポも遅れている。

それからテレビで見た芸人ラジオ体操。余裕綽々で始めるが体操が終わってみると、半ヤケ気味に満員電車の中で

まれたように髪は乱れメガネがズレてシャツズボンから出ている。オーバーアクションでもなかなか面白かったのを

記憶している。

おそらく原因は二点あって、一つは「年を取ると感情抑制が甘くなる」という点があると思う。

動作に感情を込めると間違いなく「力む」のだが、その力みがぎこちなさや無駄な動きに繋がっている。

から感情豊富オタクの言動は芝居がかっているし、機械的動きが必要楽器演奏で情感を作り出す音楽

やっている人は動作が軽やかで年を感じさせない。多分ラジオ体操もうまくこなすと思う。ただ、オタク

例えば弓道のような精度を高めてくスポーツにハマれば感情を込めない動きがマスター出来るだろうし、

作品を作る方の漫画家も反復作業が膨大に発生するので技は磨かれるだろうが。

それで連想したのは「料理愛情」と言うけれど愛情感情から品質にムラがあるのでは?

プロとしてそれはどうなのかな?古来から言葉なのかな?と軽くググると、起源

1980年代オールナイトフジの「結城先生の真夜中のお料理教室」や料理番組「夕食ばんざい」などに

出演していた料理研究家結城貢キャッチフレーズとある最近言葉だった。

どうも、どこかで「愛情を込めて歌う」という文章もあった気がするが、「心を込めて歌う」という表現の方が一般的だし、

理にかなっているような感じがある。感情を込めて歌うとロックのように力んでがなり立てるような歌い方になるか

まともに歌えなくなるだろうし、心を込めるというのは丁寧にやるということでクラシックオペラ的な歌い方とまでは

行かないまでももっと純粋歌唱力問題になるのでは、とここまで考えて、筆者自身「心を込める」という言葉

どういうことかということを厳密に理解していないなと思い、またもやググってみたが、「いかに相手に真剣に向かい合うか」

という文章があって「一期一会」的だよなと思ったのだった。

それから整理してみると、どうも感情量を増やすような構造に嵌められている気もするが、穿ち過ぎかも知れない。

閑話休題。二点目。

3日目で詳細まで分かったがラジオ体操は「前半は緩いが、ドンドンしんどくなる」ということだった。

一番始めの「腕を前から上にあげて大きく背伸び運動」。これは緩い。ここで大抵のおっさんは油断してしまう。

粛々とこなして、「前下に曲げます!柔らかく弾みをつけて3回そして、うしろそりぃぃ」。ここで「あれ?俺テンポ少し

遅れてね?」。

クライマックスはその後の「身体を回しましょ~(`・ω・´)!!」からコンボ上半身グルグル回す。クラクラする。

漫画キャラクターを笑えなくなった。三半規管が弱まっているな……。動作も遅れ気味だ。

続けて「足を戻して両足飛びぃ~」。クラクラしている中、暗い空間ジャンプする。なるほど。これが目眩か。

SFセンスオブワンダーが目指している領域ゲームデザインに興味のある人ならおなじみのカイヨワの

「遊びと人間」における「眩暈(イリンクス)」。4分類(他は「競争アゴン)」「偶然(アレア)」

「模擬(ミミクリ)」)のうちではやや過小評価ではないか?

3:16程度の運動ではもちろん脂肪は落ちないだろうが、体がほぐれる効果はあると思った。年を取るほど

挙動範囲の狭い動きをしなくなるので体がこわばり凝り固まっていく。腹回りの脂肪も感じた。少し甘味は控えようと思う。

2015-10-11

一億総活躍って、考えた方は魅力的なキャッチフレーズだと思ってるんだろうけど

実際そう提示されるとディストピアしか醸し出されないのは何故なんだろう

美しい国の方がまだ魅力を感じられたような

http://anond.hatelabo.jp/20151010233942

"「『こう言えばいいんでしょ』という気持ちで言っている」"

わかる。私も似たような感じで就活失敗した。

"何にしても成功すればまぐれ、失敗すれば自分のせいと自分を厳しく律してき(いじめ抜い)た"

これは《自己奉仕バイアス修正》という点から見れば決して間違った思考ではないと思う。就活本よろしく「短所長所」じゃないけれど、それは増田の強みでは。

どうでもいいがAdsense広告で「カンタン履歴書作成」「ニートフリーターからの大逆転」というキャッチフレーズテキスト広告が出てきて、俺はコーヒーを吹いた。

窓も締め切った部屋だが秋の寂寞感がまもなく深夜零時の秒針に降りてくる。しんとした冷たさが心の奥から沸き起こり、21.5インチ液晶モニタが煌々と現実を照らし出すのであった。手元のコーヒーカップの底はどこまでも深い黒に沈んでいて、俺は会うことのない増田に微笑し投稿ボタンを押した。

2015-09-19

自称頭いいやつ」特徴 1、プロセス軽視 2、詭弁を使ってでも議論に勝ちたがる 3、自分の信念は晒さず信念あるやつをただ冷笑するのみ

とりあえず一つだけ確実に言えることは、特に2番に要注意だということです。

議論に勝つことを優先する余り、露骨すぎる詭弁を使っているのにそれに気づかない人には近づいちゃ駄目だということです。 

そういう人たちは、自分の正しさを全く疑わないので、たとえ8割正しいことをいっていたとしても、2割の間違いでみんなを巻き込んで滅びます

他人を見るとき大事なことは、8割正しいことを強気でいえることじゃなくて、時々だれでもおかす間違いに対して、どういう対応をするかです。

2番と3番が合わさると、都合が悪くなったらすぐにポジションチェンジしまから、まともに信じてついていくとバカをみます

彼らは政治家ではなく投資家です。 常に分のいいポジションに貼るだけで信念などありません。 社会かえる力もなければそのつもりもない。

そういう人たちを信じてついていくなら、第一に学ぶべきは、彼らの語る言葉ではなく、自分たちもすぐにポジションを変える節操の無さです。
















http://anond.hatelabo.jp/20150920001448

言い逃げか。とりあえず「必死そう」なやつをみかけたらおちょくって楽しむって感じかな。

うそういうことでしか楽しみを感じられなくなってるのかな。

詭弁とかそういうレベルですら無いなこれ。 怒る気にもなれないよ。かわいそうにな。。。

2015-08-26

誕生日アピールする奴がうざい

リアルでもネットでも、いちいち誕生日アピールする奴ってなんなの?

千歩譲って「今日誕生日です」くらいならいいけど、アーティスト新曲リリース発表に「うちの誕生日と一緒だ!」とかリプしたりしてんの見ると「だから?」みたいな気分になる。

あとTwitterで時々出てくる生まれた月と日でキャッチフレーズ決めるみたいなのも暗に自分誕生日教えるために使ってるっぽくてキモい

お前の誕生日なんて興味ねーよ。

いちいち知らせてきても祝わねーから安心しろよ。

2015-08-06

ファミマの店内CMで「〜次世代型5人組バンド〜」とか聞こえたんだけど、

次世代型って言い方がすごく古くさくて、そんなキャッチフレーズでよかったんかな、納得してるんかな、って思いながらアイスクリームを選んでた。

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