はてなキーワード: ぼくらのとは
なにやらヨッピーとかいう人が「たくさん稼いでるひとのマネーリテラシー」について記事を書いていたんだけど、じゃあ僕らのようにそもそもキャッシュフローの少ない「底辺労働者層」「貧困労働者層」「不安定労働者層」はいったいどうしらいいのかね? この記事を有料にしたいけど、それすらも出来ない僕らは!
だいたい「もってるひと」は「これは努力して手に入れたものだから非難されるいわれはない!お前らの境遇は自己責任」って言うんだけど、わかったよ、じゃあお前らが汗水垂らして支払ってる税金を俺たち貧困層が食らい尽くしても、それも「自己責任」な!文句言うんじゃねーぞ。
同じ貧困層同士のひとと話しててそういう話になったのだけど、「お金に対する執着がみんな強すぎるし、インターネットでそういう話をすると『乞食!』とか逆ギレする人が多くて話しづらい」との事ですが、ちょっと今日は頭を柔らかくして聞いて欲しいところ。
こういう話、以前から書きたいなぁと思っていたんですが、いかんせんお金が絡むことなので媒体とかスポンサーとか絡めてお金がほしいなと思って、ただじゃ書かねえぞと思っていたのだけど、この機会に書きたい。お金くれって思ってるのでご理解頂きたいでござる。
その貧困層の人が言うには、この6つをやっているかどうかでを聞けばだいたいのマネーリテラシーの高さがなんとなく判断出来るらしい。「ひとつもやってない!」という人はこの機会に考えてみても良いかも知れない。逆に「全部やってる!」って人は自分なりに調べたり考えたりした人なんだと思う。
まず自分自身のミニマム生活コストをちゃんと把握しておくこと。
友人知人も本当に大切な人たちとの付き合いだけに絞り込んで、当たり前だけど仕事をしなければスーツなんていらないし、ひとに会う予定もなければ外出着も季節ごとに一着あればいいよね。
そんなふうに色々なものを削っていくと、生活コストはおそらく5万円くらいに落ち着くと思う。税金や水道光熱費も遊興費 雑費 固定費 諸費もすべて込みで。でも「住居費」は別ね、地域差が大きいから。
なんなら冬場はお風呂に入るのも週一ぐらいでも大丈夫だよ。だって誰にも会う予定はないし、臭いと感じて不快になるのは他人であって自分自身では臭くないし。でも冬場で乾燥しているとはいえ、首・脇・股間は濡れタオルで毎日ちゃんと拭こうね。
そうすることで、当たり前だけど所得税の支払いもゼロ。住民税の支払いもゼロ。国民健康保険料が7割減免されて15000円/年くらい。国民年金が全額免除(要 減免申請)で支払いゼロ円だけど1/4は払ったことになる。これすごくない?払ってないのに払ったことになるの。「ゼロ円」を払ってちょっとお金がもらえるようなもん。現代の錬金術だよ。
あと医療費も高額医療費制度が適用されるから、もちろん入院中の食事費用は別途自己負担になるけど、医療費一ヶ月で35000円くらいが支払い上限。どんなに大きな手術をしようが35000円。いえーい。
地域バスなんかも1000円で乗り放題パスがもらえたりするかも知れないので、その辺も調べておくといい。
なので、住民税非課税世帯でいると支払う税金の類は「国民健康保険料が年15000円くらい(7割減免)」だけになると思う。これだけであらゆる社会保障制度を使い放題。れっつフリーライド。
一ヶ月5万円で生活できるよ、というと大概「何食ってんの?」と質問される。答えは簡単。牛乳・玉子・豆腐・納豆・旬の野菜。
「犬の幸せ理論」って知ってる? 犬は毎日同じ時間に同じ餌をたべることが安心幸せなのであって、人間様が良かれと思ってたまに別のご飯をくれるのはいい迷惑ってはなし。
貧乏人は犬だから、毎日同じ時間に同じ食事をとれることが安心幸せなんだよ。
だから、朝は「目玉焼きとトーストと牛乳とビタミンCサプリ」、昼は「目玉焼きとご飯半合」、夜は「豆腐と納豆とご飯半合と旬の野菜」。ちなみにご飯は白米と玄米と押し麦の自作ブレンドだよ。食物繊維だいじだよ。フライパンは鉄製で鉄分補給もだいじだよ。
旬の野菜は高いでしょって聞かれるけど、ちゃんと八百屋に行ってそのときどきで安いものを見繕えば安いよ。冬なら白菜や大根。春夏はキャベツときゅうり。秋はなんでも美味しいよ。もやしは安いけど日持ちしないから使いにくいよ。
冬なら鍋に豆腐と白菜山盛り。春キャベツは酒蒸し焼きにして塩コショウとマヨネーズと醤油で和風回鍋肉っぽく。夏きゅうりは浅漬けにするなり味噌で食うなりして、塩分も補給。
これで食費一日300円くらい。米も調味料も込みで。一ヶ月の食費は8000円から12000円くらいになるよ。少し甘いものを食べても たまに晩酌してもそのへんに収まるよ。
ちなみに、肉・魚は食べないよ、高いし保存も料理も面倒。肉さかなを食べなくなって1年目はテレビのCMを見るだけで食べたくなったけど、2年目くらいでなんとも思わなくなるよ。たぶん腸内フローラとかそのへんが調整されるんだと思う。だからか、たまに肉を食べると翌日下痢になるよ。
それに肉さかなを「美味しい」と思わなくなるよ。「(安い肉だから)歯ごたえがゴムみたいだし、動物性の油が美味しいだけだな」と気がつくよ。野菜のそれぞれ個性ある歯ごたえだったりフルーツさながらのジューシーな感じのほうが「美味しい」と感じるようになるよ。ふしぎだね。
でも人のかねで食べる焼き肉と寿司は最高に美味しいよ。ふしぎだね。
ちなみに油揚げを焼いて焼肉のタレで食べると肉っぽいよ。貧乏人の舌なんてそんなもんだよ。
冷暖房は使わないよ。電気代が高からね。年間通じて水道光熱費は5000~6000円/月で抑えられるよ。電気代だけなら2000〜3500/月くらいだよ。
でも「一人用電気毛布」と「扇風機」ぐらいはつかうよ。死んじゃうからね。夏は室温35度。冬は室温5度くらいになるよ。
冬は室内でもコート着て手袋してマフラーして毛糸の帽子をかぶっておけば乗り切れるよ。
夏は全裸でいることが大事だよ。布一枚あるかどうかで体感温度が10度くらい違うよ。真っ裸で扇風機にあたってるとときどき「さむっ」ってなることもあるよ。あと一日中 水風呂入ってればいいよ、どうせ仕事してないんだし。
冬はともかく夏は冷房使わないと死んじゃうよって言われるけど、餓死とか三大疾病とかで死ぬより熱中症で気を失って眠るように死んだほうが幸せな死に方かもしれないよ、よく知らないけど。死体の処理をするのは他人だからどうでもいいよ。無縁仏で十分だよ。
なにか欲しいものがあったとき。お金持ちは「それが欲しいかどうか」で決めるよ。普通の人は「それがあると便利かどうか」で決めるよ。貧乏人は「それがないと死んじゃうかどうか」で決めるよ。
「よくよく考えたらこれがなくても死にはしないな」って判断したら、それは「いらないもの」だよ。捨てな捨てな。
おかねもちだって、彼らなりの「理由」をちゃんとつけているからね。身体の70%は水分だからお水は大事、だからウォーターサーバーは無駄遣いじゃない。一ヶ月に一回 海外旅行に行くのはストレス発散で大事、それが結果的に健康につながるから。銀座でランチをするのは情報交換のため、上流層の情報交換はプライスレス。このブランドは一生使えるからかえって割安。
うん、いいとおもうよ、たくさん消費税を払ってね。ぼくらのために。
お金は人類共通の指標だから、ついそれを積み重ねて数えることを重視してしまうけど、それはしなくていい。自分だけの仕合せを数えることが大事。
熱いお風呂に浸かるときの仕合せ。子供の寝顔。たまにたべる好物。ネコと一緒に昼寝する時間。なんでもいい、他人には理解できない、自分だけの仕合せ。それをひたすら積み重ねること。
「とはいえ出来ねーよ」という層もいるかと思うのですけど、それぞれ1週間くらいで慣れますで。人間の最大の武器は知性でも二足歩行でもなくて「適応力(慣れ)」らしいです。ゴミ屋敷でも人間 3日で慣れて生活できるようになるそうですよ。
続・お金の話について | ヨツピー | note anond:20190707094714
こころのはなしについて | ヨツピー | note anond:20190706113700
終わりの話について(完結) | ヨツピー | note anond:20190708072506
特に順位無しで俺が電子書籍や蔵書として購入した、漫画喫茶で読んだ、完結済みのおすすめ漫画を紹介。
(追記)
すみません。三月のライオン、終わってないんですね。リストから消しときます。
(追記2)
ブコメありがとうございます。いろいろ参考にさせてもらいます。そう言えば、手を出してないなぁって漫画もあるんで、Kindleで漁ってみます。
読んだけど、好きでも嫌いでもないので上げてない完結漫画もわりとあったりします。ブコメに上がってるのだと、フルアヘッドココやBASARA、シュトヘル、皆川作品全般は、そんな中に入ってる感じです。
ブコメに上がってないものだと、銃夢、ナルトとかBLEACHとかカイジ、金色のガッシュベル、戦国妖狐、ソウルイーター、るろうに剣心とかの著名どころもそんな感じですかね。
長編漫画を始発待ちの漫画喫茶でまとめて読むのが好きな傾向があるのでメジャーどころしかないという。漫画好きの人の参考にならなかったら、すみません(陳謝)
夏が来ると必ず読みたくなる。傑作揃いのあだち作品の中でも最高傑作だと思う。タッチ、みゆき、クロスゲーム、どれも感動しますけどね。
三角関係がほのぼので好き。ゆうき作品もたいがい読んでるけど、一番好きなのはこれですかね。俺はパトレイバーよりも好きです。
微妙にエロくてNTR属性を覚醒させられるかもしれない。隠れた名作だと思う
異能バトルもの。ゴミを木に変える能力一つで、何が出来るかって発想の豊かさが面白かった。
主人公のクズっぷりにヒロインの寿くんが振り回される姿に震えろ。
1回読んだだけでは何が何だか分からないけど、とにかく引き込まれて何度でも読み返す、そんな漫画。
僕は金次郎になりたい。色んな格闘技が出てくる異能各党漫画だけど、キャラが濃くて立ってて捨てキャラってのがいなかった。だから、最初から最後まで面白い。
多分九州くらい大きな島なんだろうな。二度読むと絶望する矛盾だらけ、勢いだけの酷い漫画なんだが、しかし丸太が無双すぎて最高のギャグマンガなんだよ。酔ってる時に読んでくれ。
異能バトルもの。単純な能力を使って工夫をしながら戦っていく展開が、どうも俺は好きらしい。決壊で妖を囲んで消滅させるというシンプルな能力の奥深さと世界観が好き。
最後の方はダレまくりだったけど、単なるバトル漫画になるまでは面白かった。
少年漫画の知恵比べ系ギャンブルゲーム漫画の中では、テンポの良さとゲームの設定の面白さが異色でお勧め。照朝ほげー
終わり方には納得いかないが、超天才テニスプレーヤーの主人公があり得ない速さで強くなっていく漫画。もう少し才能のない所を見せて欲しかったなぁとは思うけど、戦略的に戦っていく展開が好きだった。
熱い天才を描かせたら並ぶものがいない作者の名作カーレース漫画。天才が順当に天才っぷりを発揮して周囲を驚かせてくだけなのに、全然しらけないし、なんか熱いものが残るんだよねぇ。シャカリキ、め組のダイゴ、昴と、作者に天才を描かせたら本当に熱いし、どれも面白いけど、Capetaが一番熱かったです。
人間を食う化け物を倒すため、自ら化け物となって戦う少女たち。圧倒的過ぎる強敵、仲間たちとの友情、受け継がれる意志、主人公の覚醒。ジャンプらしい王道漫画ですね。アリアドネも化けてくれ。
喧嘩最強のヤクザの魂が、貧弱小僧に乗り移って大あばれ。格闘技漫画の癖に格闘シーンがつまらん漫画も沢山ある中、バトルの描写と工夫に特徴があって、トリッキーな動きと工夫が楽しいです。
天才が順当に天才っぷりを発揮するだけのゴルフ漫画。でも、Xiまでは面白かった記憶。あんま覚えてないけど。
人類を結晶化させるウイルスとの戦いと、人類同士の覇権争いに翻弄されながら、沢山の大切な人物が死ぬ鬱展開の連続でヤク中になりながら成長していく主人公が魅力的な漫画。周辺キャラが魅力的で、設定も詳細で面白かったですね。
天才クライマー三歩が、山岳レスキューに命をかける漫画。前向きで真剣でストイックな三歩を通じて山と人生のすばらしさを教えられる漫画です。読了後の感動がいつまでも消えず、いつか南アルプスでコーヒー飲みたいって気になりました。
現代医師が江戸時代にタイムスリップして、チートっぷりを発揮する漫画。様々な病を現代知識を使って解決する無双展開の中で、女性作者っぽいベタだけど心地よいロマンスもあり、医療の知識とか歴史を学べて、その辺りが気に入ってた理由ですかね。
シンドバッドの冒険をモチーフにした異能バトルものではあるんだけど、バトル描写だけ見れば少女漫画で。薄く面白くはないです。設定と世界観、キャラクタの理想同士のぶつかり合いが、練りこまれていて結構良かったなぁという記憶。
砂漠では背広がいい、ナイフは銃より近距離では強い、とか謎のサバイバル技術を駆使しながら、時には伝説の軍人として、時には保険調査員として様々な事件を解決しつつ、考古学者として自らの研究を追い求める主人公の活躍も楽しめる大人の漫画ですね。
不死身の剣士が、多彩な剣士の色物と言っていい厨二武器と厨房剣術にぼろ雑巾にされる漫画ですね。キャラクターが魅力的過ぎるんですよ。特に尸良w あんな無茶苦茶な奴、見た事ない。クライマックスに向かうにつれて、登場人物と戦闘がカッコよくなっていくのが最高ですね。吐鉤群がカッコよすぎ。
メルゼズ・ランス! 岩代さんの漫画がブレークしない理由が俺には分からない。謎のテレホンカードを使って異世界へいき、超能力を駆使して訳も分からず敵と戦う。戦いの日々の中で、異世界の真実が明らかになり・・・、面白いのになんで打ち切りなんや
タイトルに偽りなし。アホすぎて爆笑必死。ヨシコみたいな友達が欲しかった。彼女には欲しくない。
藤田作品は全て好きです。邪眼も好きだし、短編から長編に至るまでハズレがない。中でも、からくりサーカスは最高傑作だと思うよママ。
言うまでもなく名作。もっと褒めてくれ?いや、お前は叩けば伸びる男だ。
原作品は好きなものが多い。恋愛ドラマの切なさ、涙なしでは読めない苦しい展開の中で、自分を許せない主人公が甲子園を戦うクライマックスはH2にも匹敵するくらい心揺さぶる名作です。ほんとうに皆に読んで欲しい。泣け!
超能力バトル漫画。遥か未来から超文明を持ってやってきた未来人が、謎の装置で知能の低い奴を無差別に虐殺していくって設定が衝撃的でした。
グダグダ言わんと読んで泣け!元気があまりにも不幸で健気で報われなくて、がんばれって応援しながら、俺も頑張ろうと泣きながら思える。そんな漫画です。
「お願い...一日でいいから、あたしより長生きして...。もう、一人じゃ、生きていけそうにないから...。」管理人さんと出会って結婚したい人生だった。
駆け出しの和食料理人の蒼太が様々な出会いをしながら、料理人として成長していく物語。いいから雅美と蒼太を結婚させろって!
ベトナム大使の公邸料理人、大沢公が料理を通じて政治やベトナム文化に関わっていく漫画。政治と料理を関わらせながら、料理に込めた人の思いが織りなすエピソードが爽やかで読後感のいい漫画。フォアかわいいよフォア。
言わずとしれた名作。潜水艦が独立国家になる。その設定だけで熱狂した思い出があります。
超人交渉人の勇午が様々な無理難題を解決していく漫画。物語の根底にある各国の文化や歴史と、事件解決に向かう推理を楽しむのが本筋なんだけど。絶対に拷問される主人公と、関わった女は全員惚れる勢いのジゴロ属性も見どころ。
超能力バトルなんだけど、主人公の能力がしょぼい。「他人に自分の思っていることを話させる力」とかいう、どう考えてもバトルに不向きな能力で戦っていくってんだから、どうなるんだか気にならないはずがないでしょう。20巻位に膨らませて欲しかったですね。
一戦闘ごとにパイロットが死ぬロボットを操って地球を守る少年少女たちの物語。少年少女の割にはあまりにも濃すぎる人生を送るパイロットたちの物語を中心に、謎のロボットや戦う理由が明かされていくスリルが面白かった。しかし最後は鬱展開でした。
連載中は好きではなかったんだけど、一気に読み直してみると面白かった。ヒナミかわいいよヒナミ
変態!変態!変態!変態!それだけなんだが、変態が突き抜けすぎてて面白い。
4部までと、STEELBALLRUNは面白かった。神父、お前は要らん。
曹操が好きなんで、演戯視点よりは全然好き。曹操ってのは中国史で10指にはいる天才だったと思う。軍事、政治、文化それぞれ単体なら、もっと上が居るけど。総合能力の高さは天才そのもの。地味に法政に注目してくれたのも嬉しかった。作者の勢いと画力の高さが魅力でしたね。
SF漫画。ブルーホールという次元を結ぶトンネルで現代から恐竜の時代へタイムスリップした軍人科学者のサバイバル物語。原作があるだけに物語と設定は重厚で面白いです。星野さんのSF漫画はどれも面白いけど、一つあげるとしたらブルーホールかな。
カレーの知識が増えていいのと、女の子が可愛いのと、ストレスなく読める作品で読みやすいのとで、時間を潰したい時にお勧めの作品。
赤ん坊だから時に理不尽にふるまう弟と、しっかりものに見えて時に子供らしく暴発するお兄ちゃんと、その心優しい父親の物語。温かい缶コーヒーを握りしめた弟が「にーちゃああったかいねー」って言うシーンで号泣
あの糞野郎のケツに杭がぶっ刺されて貫かれて死んだシーンで、ザマァアアアアアアと叫んでしまう位、野郎は憎たらしかったし面白かった。
復帰してくれてありがとう。ゆっくりでいいんで丁寧に頼んます。
完結する気がしないけども。
活きてる間に完結する気がしないけども、糞展開化したかと思ってたら、最近、再び盛り上がっててよい。
色々な理由でついていけなくなったけど、途中までは好きだった
ぼくもデカい労組がある会社で働いてるんですけど、巻き上げられた組合費が(遠回しに賃金向上になると上の人達は宣うけど)政治家への支援や平和活動に使われてるのに悶々としてる。
特に1年目で受けた説明会で「我々は沖縄の平和を守っている。警察が住民のデモの妨害をするから、我々が支援しているのだ」とか言い出した時は笑ってしまった。お前らが大勢で押しかけるから警察が出動するんだよ、と。
定期的に「当組合が推薦する〇〇太郎への投票をお願いします」とか「〇〇太郎宣伝ビラ配布動員(強制参加)(無給)」とか命令されるし、遠回しにぼくらの給料が上がるにしろ気分が悪すぎる。
日本国民には信条の自由があるよね?なんで金払ってまで縛られないといけないの?
あと気になるのは全労済強制加入だったり、ノルマがあるからって保険の増額の圧力掛けられたりする事。意味がわからない。転職の準備をしている。
lain好きです!!なんつって公言してるオタクくんは安倍吉俊の他の作品は灰羽かテクノライズしか知らないしましてや清水香里が参加した作品なんてまったくもって知らない。
あとそういうオタクくんは攻殻機動隊とAKIRAとかぼくらのが好き。だけど大友作品は老人Zくらいしかみてないしましてやマンガなんてブックオフで立ち読みするくらい。ヴァンデミエールってなんですか?
なーーんて言ってると何を偉そうにとかボクは知ってますけど??とか言われそうなので匿名を使わせてもらった。
結局そういうオタクくんは元来の意味のサブカルチャーを探求するオタクではなく、いい歳してアニメにハマったイタイ人にしかなれない。
長文です
アマゾンプライムとネトフリは加入してるのでその辺りで観れると嬉しい。
有名どころのアニメもほとんど観てないくらいにアニメに縁遠い30代腐女子です。
ちょうどホッテントリに上がってるアニメ絡みの腐女子おススメのアニメは見てたり見てなかったり興味なかったり色々でした。
語彙力がなくて申し訳ないけれど、最近見て面白かったアニメは、
RPG風異世界トリップ物かと思ってみ始めたら町おこしモノだった。
御都合主義的な展開とか設定とか色々あるけど、特殊技能集団じゃなく、学生でもない女性陣が頑張ってるのを見て元気が出る気がした。
クライム物の海外ドラマが好きなのと、攻殻機動隊のアニメを見て面白かったので似た感じかな?と思って。
面白かったけどもうちょっと長く細かく色々見せて欲しかった!!
海外ドラマみたいに、本筋と関係ない日々の事件を解決しながら各登場人物の背景や性格なんかをじっくり見たかった。でも面白かった。
・ゆるキャン△、宇宙よりも遠い場所、モーレツ宇宙海賊、ハクメイとミコチ、少女終末旅行記
女子高生(一部違うけど)が目的を持って楽しくわちゃわちゃしてるのは可愛くて癒される。平和。
女から見て「この女クッソむかつく」みたいな子が出てこないのがすごく良い。どの子も引き際をわきまえてる感がある。
恋愛要素無いのも良い。
女の子が「ほえぇ…!」みたいな感じにしてるのが見ててきつかった。
絶望とか闇落ちとかそういう要素は好きなのでそこは良かった。
・ぼくらの。
後半三分の一くらいが間延びしてて辛かった。コエムシたちの過去話のあたりとか。
概要は知っているけど見たことなかった。すげーおもしれー!って感じではないけど、なるほどこれが…みたいな、知ってた知識に対する答え合わせみたいな感じで面白かった。
エウレカはアネモネの映画も見に行った。映画が一番面白かったかも。
すごく面白かった。しまちゃん頑張れって思った。宇宙で女子高生が頑張る話が好きなのかもしれない。
坂本真綾の曲が好きだったので。絵が綺麗で好き。話は難しいけど雰囲気は好き。報われない女の子大好き。
・廻るピングドラム
話は難しくて考察ブログとか読んでようやく…って感じだけど面白かった。途中まで意味不明すぎて怖かったけど最後の方ガチ泣きした。
キノの旅っぽい感じ、と人に勧められて。すごく好き。原作買った。アニメ先に見てからの原作で2度美味しくて得した感じする。
絵が好き。女の子たちにはイラッとすること多かったけど最後まで楽しく見た。最後そうなっちゃうのかーでも実際そうなるしかないんだろうなーみたいな。もやっとするけどそのもやっと感も含めて良かった。
途中から社会派?な感じで難しくなってきたなぁと思ったけどすごく面白かった。ラスト三話がすごく好きです。原作勢に原作も読めとせっつかれてる。
最後の2〜3話が意味不明すぎてどうしてそうなるの???みたいな。途中までは良かった。青春してる感じとか屈折してる感じとか。
でも絵は好きだし、心折れてねじ曲がったキャラクターが好きなので概ね好き。
・血界戦線
展開早くてよく分からなかった…けどアツい感じ?勢い良くて面白かった。原作読みたい。
・fate/sn,ubw,zero,Apocrypha,LAST Encore
fgoやってるので一通り見た感じ。元のゲームはやってないので細かいことは分からないけど、zeroとApocryphaが良かった。
名前を気にしないでただの超能力アニメだと思って見てれば割と面白かった。絵も好き。細かいところが良く分からなかったけど。
最後まで見れなかったやつ
・ファフナー、アクエリオン、グレンラガン、タイガー&バニー、刀剣乱舞、ジョジョ、鬼灯の冷徹、ひそねとまそたん、ガルパン、ストライクウィッチーズ
どうしても一話が最後まで見れなくて無理だった。何が合わないのか分からないけど。
途中までしか見れなかったやつ
・メイドインアビス…切断前のシーンまでみたけどそこから怖くて見れてない
【読んだもの】本を購入しようと思ったら、リアル書店やネット書店、最近では出版社による直販(弊社もやってます)などさまざまなあるかと思いますが、今回ご紹介したい『アーギュメンツ#3』という評論誌は「手売り」、つまり関係者による直接販売というきわめて珍しい流通チャンネルを選択した書籍です。売り方の時点でかなりチャレンジングな企画なのは明らかで、魅力的な論稿も多数収録されているのですが(レイ・ブラシエ(佐藤正尚訳)「脱水平化―フラット存在論に抗して」や、大前粟生さんの小説「断崖」もすごかった)、その中の波勢邦生さんの論考「トナリビトの怪」が本当に本当にすばらしかった。ので、今回はそれについて書きます。
当該論考のテーマをおおきくまとめると、理性的で自己判断できる存在としての近代的主体(いわゆる「強い主体」)の淵源にあるものとしてのキリスト教という一般的なイメージに対して、ハワイ・日本・沖縄におけるキリスト教受容史をふりかえることで別の可能性(本書でいう「隣人」)がたちあがる場としてダニエル書・イザヤ書を読みかえすという試みといえます。
いろいろ論じたい点はあるのですが、とくに筆が冴えるのは、小原猛『琉球奇譚 キリキザワイの怪』に紹介されている怪談「ジーマー」の話です。曰く、ある男性が「ジーマー」という老婆に「神様の用事の手伝い」を頼まれる。それは波上宮という砂浜で、彼女の三味線に合わせて民謡を歌うというもの。そこで事は起きる。
知ってる歌は歌い、知らない歌は手拍子をうつ。適当にこなすうちに背後の砂浜に人が集まりはじめるが、おしゃべりの中に英語やうめき声が聞こえるなど、奇妙な何かがそこにあった。徐々に不審なおもいにかられたその男性は後ろを振りかえる。「すると、そこには誰もいなかった」やがて夜も明けて、ジーマーの三味線も鳴り終わったあとに砂浜をみてみると、声が聞こえた場所には子どもをふくめた無数の足あとが残されていたという。こうした情景に、その男性は戦争(太平洋戦争のことか?)の傷跡を読みとり、波上宮の鳥居を抱きしめて泣く。「みんな死んでしまった。父親も、幼馴染の友達も、学校の恩師も、みんなみんな死んでしまった。自分は生き残ったが、果たしてこれは良いことだったのだろうか。自分のようなくだらない人間が生き残って、優しく勇気のあった友達や、才能のあった人々が死んでしまう。この差は何なのだろうか?」(30ページ)
この「ジーマー」は沖縄固有の物語ですが、波勢さんはここに「死者との交換可能性」という「怪談の本質」を見ます。生者と死者の想像力が同時に起動する場所、そこに怪談という物語は立ち上がる。そして同論考にとって重要なのは、この「怪談の想像力」はキリスト教のテクストにも見出されるという点です。
(「怪談として聖書を読む」というこの箇所は本稿でもっとも屈折し、そして読みでのある所なのですが、そこはあえて飛ばします。気になる方は「アーギュメンツ#3」をお買い求めください)
この怪談という想像力からみて、「西洋近代的自我による主体的区分による解釈は、恣意的でグロテスクな切断」(34ページ)となります。しかしバベルの塔の神話が示すように、神は常に「言語と文化を奪われたものの側に立ち上がる」。つまり強き主体の側にではない、という点が重要です。
「神は奪われ排除されたものの側に立ち上がる。歴史と非歴史の境界で『主体』と『弱い主体』を隔てる壁は消失し、ありうべからざるものが現れた。」「ぼくはそれを『隣人』という言葉に求めたい。なぜなら聖書において隣人とは、まさしく自他の交換可能性を示す言葉だからだ。」「隣人が現れるとき、『神を愛せ、己を愛するように隣人を愛せ』というイエスの声が、聞こえ始める。隣人は、神の赦しを伝達するぼくらの似姿であり、またぼくらの赦しを待つ異形のものでもあったのだ」(35ページ)
ここで提示された「隣人」は、大仰で圧倒するような<他者>、私たちの理解を拒む絶対的な<他者>ではないでしょう。どこにでもいるあなたであり、わたしであり、そして誰かです。これはブルーハーツの歌に出てくるような、といっていい。そう思います。(すこし恥ずかしいけれど、いや、しかしそう言ってしまっていい)
「隣人の思想」、波勢さんの論考が到達した地点をそう呼んでいいと思うのですが、ここで示された思想の内実とともに、この思想に至る論述があくまでもキリスト者としての波勢さんの信仰に貫徹されている。ここに本稿のもうひとつの傑出した点があります。
たとえば「昨年11月、九三歳で祖父が死んだ」ではじまる本稿は、「キリスト教信仰を告白せずに死んだ祖父が天国でないどこかへ行ったのではないかと不安になった」という文章が地の文で、鍵括弧抜きで出てきます。たぶん信仰をもたない人にとってこの一文は、理解の遠い、「向こう側の人」の言葉に聞こえるのではないでしょうか。(本稿の最後、註のラストの文章も「神に栄光、地に平和、隣人に愛と怪。感謝して記す」です)
「聖書を怪談として読む」という本稿の試みをもし信仰をもたない人がするならば、さじ加減をまちがえたとき即座に「他者の信仰否定」になるでしょう。でも、波勢さんはあくまでも信じることで聖典を読み替える(またはこれまで読まれなかったものを読み解く)という姿勢を貫く。そこにこのテクスト独特の緊張感と救いがあります。
イスラーム法学の中田考先生や、このたび『トマス・アクィナス』でサントリー学芸賞を受賞された山本芳久先生などもそうですが、これまで護教論や宗学として避けられがちだった信仰者自身による学問的考察のいくつかには、相対主義と決断主義のあいだでさまよう私たちの課題を乗り越える何かがあるように思います。私にとって本稿はまちがいなくその一つです。そう断言していいものがこの論稿にはあると考えます。
以上、編集Aは自社本を紹介していないどころか本すら紹介していないのではないか疑惑もあるのですが(広報誌とか、雑誌の特集号の論稿とか)、これにて「トナリビトの怪」の長文の感想を終わります。ご清聴ありがとうございました。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 84 | 14699 | 175.0 | 38.5 |
01 | 60 | 6879 | 114.7 | 30 |
02 | 30 | 7721 | 257.4 | 47 |
03 | 31 | 1665 | 53.7 | 27 |
04 | 27 | 1656 | 61.3 | 42 |
05 | 3 | 159 | 53.0 | 15 |
06 | 13 | 1820 | 140.0 | 36 |
07 | 17 | 3982 | 234.2 | 59 |
08 | 44 | 5242 | 119.1 | 28 |
09 | 51 | 5689 | 111.5 | 52 |
10 | 71 | 6933 | 97.6 | 38 |
11 | 97 | 7601 | 78.4 | 37 |
12 | 123 | 14073 | 114.4 | 30 |
13 | 115 | 10684 | 92.9 | 42 |
14 | 146 | 12570 | 86.1 | 44.5 |
15 | 109 | 13800 | 126.6 | 38 |
16 | 111 | 9098 | 82.0 | 34 |
17 | 86 | 10187 | 118.5 | 47 |
18 | 84 | 8695 | 103.5 | 36.5 |
19 | 66 | 7425 | 112.5 | 33.5 |
20 | 93 | 9905 | 106.5 | 42 |
21 | 95 | 8092 | 85.2 | 36 |
22 | 164 | 18003 | 109.8 | 44.5 |
23 | 199 | 14457 | 72.6 | 31 |
1日 | 1919 | 201035 | 104.8 | 38 |
人(197), 自分(146), 増田(96), 話(89), 今(73), 子供(69), 問題(63), 日本(62), フェミ(60), 仕事(58), 前(58), 女(53), 人間(51), 相手(50), 男(50), ー(49), 好き(46), 金(44), 気(43), 女性(40), エロ(40), 結婚(40), 普通(39), 感じ(38), ネット(38), アニメ(37), 意味(35), 手(33), 気持ち(33), 子(32), 愚痴(32), 他(31), 言葉(31), 時間(31), 場合(31), 男性(31), 関係(30), 最近(30), 他人(29), 社会(29), バカ(29), 一番(29), 目(29), 親(29), おっさん(29), 理由(29), 理解(29), 意見(28), 別(28), 必要(28), 存在(28), 批判(28), オタク(27), キモオタ(27), 無理(27), 議論(26), 毎日(25), お金(25), 趣味(25), あと(24), 世界(24), じゃなくて(24), 馬鹿(24), 結果(23), お気持ち(23), 人たち(23), 正直(23), レベル(22), 話題(22), 文句(21), 結局(21), 作品(21), たくさん(21), 一緒(21), しよう(21), 経験(21), 自由(21), 内容(20), ネトウヨ(20), では(20), 最初(20), 人生(20), クズ(20), 昔(20), entry(20), 記事(20), 本人(20), しない(19), 横(19), 日本人(19), 会社(19), 誰か(19), 時代(18), 顔(18), 価値観(18), ne.jp(18), 状況(18), ただ(18), 嫌(18), 一つ(18), 勝手(18), 主張(18), 文章(18), 可能性(18), 個人(18)
増田(96), 日本(62), フェミ(60), キモオタ(27), じゃなくて(24), お気持ち(23), ネトウヨ(20), 可能性(18), 価値観(18), 満員電車(16), hatena(16), 抱き枕(16), なのか(15), グリッドマン(14), キモ(14), ロスジェネ(13), いない(13), マジで(12), Twitter(12), スマホ(12), わからん(12), 韓国(11), ブコメ(11), 東京(10), 元増田(10), s(10), 何度(10), 娘(10), KKO(10), パパ活(10), 被害者(10), 自己責任(10), ネット上(9), ぶっちゃけ(9), 世界観(9), なんだろう(9), 2018年(9), ブクマ(9), アメリカ(9), 10年(8), 表現規制(8), キモい(8), 個人的(8), twitter(8), な!(7), メルカリ(7), 昭和(7), いいんじゃない(7), …。(7), 基本的(6), ツイート(6), 脳内(6), 自分たち(6), バンドマン(6), エロい(6), キズナアイ(6), クオリティ(6), NHK(6), モテ(6), 深夜アニメ(6), 専業主婦(6), 萌え絵(6), 外国人(6), ツイッター(6), 関西(6), togetter(6), LINE(6), よね(5), 好きな人(5), ー(5), プリキュア(5), コピペ(5), 論理的(5), 平成(5), コスプレ(5), 2人(5), 涙(5), なんの(5), はてサ(5), 腐女子(5), hatenablog(5), にも(5), 毎日(5), バズ(5), 自己責任論(5), 二次創作(5), ヤバい(5), A(5), 金(5), CM(5), マイノリティ(5), w(4), チンポ(4), 弱者男性(4), あなたに(4), 本人確認(4), 事実上(4), 5%(4), 加計学園(4), article(4), Wikipedia(4), ガチ(4), ゾーニング(4), 83%(4), 3日(4), 1日(4), はてブ(4), 真央(4), 特別扱い(4), ブログ(4), かな(4), 生ゴミ(4), 発達障害(4), 積極的(4), 10%(4), アラサー(4), 3人(4), 最終的(4), 一方的(4), 私達(4), SNS(4), E3(4), キチガイ(4), 清潔感(4), GRID(4), ブロガー(4), .s(4), お酒(4), 悪いこと(4), 社会人(4), グローリー(4), PTA(4), MAN(4), 性嫌悪(4), 40代(4), プレイ(4), 騎乗位(4), かもしれん(4), セフレ(4), アメリカ人(4), 学生時代(4), 3%(4), 専門家(4), AA(4), Google(4), 10人(4), 結婚相手(4), 登場人物(4), 氷河期世代(4), 20代(4), AV(4), OK(4), 陰キャ(4), クリエイター(4), リアル(4), はてなー(4), E(4), 82%(4), 北海道(4)
補導(7), 六花(4), 磯(3), 今上天皇(3), 衆人環視(3), 拠っ(3), ロスジェネ(13), すき焼き(4), MAN(4), 加計学園(4), 標本(4), みゆき(3), 抱き枕(16), グリッドマン(14), リュック(13), コ(12), おかみ(8), 満員電車(16), 深夜アニメ(6), 逸脱(6), 若(10), 愚痴っ(7), キモオタ(27), 愚痴(32), 本編(7), 身分(7), 訴える(10), 迫害(6), 世界観(9), 次元(7), 不倫(11), 無職(11), 若く(9), 販売(9), センス(9), ママ(10), 報道(11), 反(10)
(タイトル不明) /20181105081313(15), ■”「アカネや六花は半裸で誘うような眼差しを送る子なのか” /20181105073329(11), ■子育てしてるママさんって愚痴ってばっかだな /20181101202209(7), ■高齢独身女性は幼稚 /20181105192806(7), ■韓国の女友達が遊びに来るけど東京のどこに連れてけばいいのか? /20181105200744(7), ■男の人にこそ、自分を大事にして欲しい /20181105201326(7), ■30歳を過ぎました /20181105212650(7), ■ /20181105075627(6), ■ /20181103165758(6), ■その昔、日活映画というのがあってだな /20181105140814(6), ■六花といえば /20181105151228(6), ■数年前はてブでは英語の勉強法はよくブクマされてたけど /20181105015438(6), ■はてブのフェミの話は読む価値がない /20181105070036(6), ■「TikTokの真実」で書かれていなかった部分 /20181104175349(6), ■会社に掛かってくる営業電話どうしてる? /20181105154101(5), ■漫画『ぼくらの』に登場する教師・畑飼の主張を誰か崩してほしい /20181105155211(5), ■ゴリラみたいな彼氏に女装させたい /20181105110314(5), ■ごめん、もう増田やめるって昨日言ったけど /20181105120515(5), ■anond:20181105073329 /20181105130958(5), ■今の若者(〜20代前半)とおじさんとの大きな違い /20181105211219(5), ■anond:20181105025749 /20181105033359(5)
5767304(1503)
ぼくらの、アニメは見たけどほぼ忘れてるんで、増田の書いたことを元に意見を書くよ。
このクソ教師を始めとした自己責任論者って要するにマッチョなんだよね。
自分の人生は自分でコントロールできるって思ってるからこそ、人生は自分の責任で背負いきれるとまで思い上がれる。
これは一見自分の責任を重く見ている美しい立場だけれど、その一方で他人の人生を限りなく軽視しているんだよ。
なんで他人の人生を軽視できるのかというと、自分が人生をコントロールできるのと同じくらい他人も人生をコントロールできるはずで、それをしないのはそいつが悪いという考えなわけだ。いや、本当にマッチョそのもの。
このクズ教師の場合、女子中学生の人生を壊したことに責任が取れるわけがない。けれども、このクズは自分の人生をコントロールすることしか考えてないので、裁かれないように振る舞える俺には能力があり自分の人生に対する責任はちゃんととっているとかいう常識を逸脱した思考になるわけだ。
でも、現実には自分の人生ってのは自分だけでコントロールできるものじゃない。この女子中学生の場合、クソ教師の本性を見抜けず性犯罪の被害者になったのは彼女の自己責任だなんてとても言えない。
そういう、自分じゃないものが自分の人生を支配することもあるという現実を見てないんだよな、そのクズ教師。
極論しか考えられない人間はバランスが悪すぎて他人に優しくなれないんだよ。
思考実験ってのは得てして極論になりがちだから、思考実験して常に正しいものを探すより、自分の人生のその時その時に最善の選択を探すことを考えるようにしたほうがいいと思う。
自己責任論を人種差別に置き換えたら矛盾が出ないと言うのも、問題解釈がややおかしいように見える。あらゆる差別は迫害を受ける人が正しいのに行われるから悪いのではなく、迫害を受ける人の属性に対して行われるから悪だと言われている(と思う)。たとえその人が間違った選択をしても、それとは全く関係なく持っている属性に対して差別されることは間違っている。
率直に言ってクズだ。
詳細は省くがあらすじは以下の通り。
自らに好意を抱いてきた本田千鶴という女子生徒と交際を始め、性的な関係を持つ。
その後ホテルを予約してあるからと誘い出し、友人に本田千鶴を売った。
彼女は性的暴行を受けただけでなく、その様子を撮影したビデオでの脅迫をされ、性的暴行を繰り返し受けることになる。
畑飼は彼女を売った後、別の女子生徒に手を出している。恐らく同様のことをするために。
本田千鶴は畑飼の殺害を決意するが突然の嘔吐感に襲われ、妊娠が発覚する。
当の畑飼は妊娠を報告されると
「出産ムービーが撮れるな。知り合いに産婦人科が居るんだ。子供は死んだことにしといてやるよ」
と言い放つ。
その後彼女はある力を持ち、畑飼の殺害を再度決意するのだが……。
(詳しくはぼくらの三、四巻を参照)
『ぼくらの』という作品はそのストーリーから人を選ぶ鬱漫画と言われるが、作中で最も胸糞悪くなるのはこの畑飼に関する展開だと断言する。
作中でこの男、断罪されることなく生き続ける。何故かというと友人で性的暴行に加わった共犯者に、医者、警察、弁護士、政治家がいたからである。
どこまでもふざけた男だが、本題とそれるので割愛。
ちなみに『ぼくらの』はアニメ化されており(賛否あるが)、アニメ版の畑飼は女子更衣室の盗撮に勤しむ小物に変更されている。
第六巻では、本田千鶴の友人である切江洋介が主人公を務める話がある。
切江洋介は小柄で太めな体型で、内向的であるからいじめを受けていたが、やさしい心の持ち主で優れた洞察力と思考力を持つ男子中学生だ。
そんな彼が、件の畑飼と話をしに行く。
「親からの愛情不足やトラウマからああいうことをしたということで納得したいのか? 俺はそれができるからやっただけだ」
「悪いのは本田自身だ。本田は自らの選択でああなった。俺に迫ってきたのはあいつの選択で、他の男子中学生と付き合う選択肢もあった」
確かに本田千鶴は同級生の男子をバカっぽいと思い、大人の畑飼に自ら接近している。
「大体中学生に教師が手を出すなんて普通の考えでするわけないだろ? その時点で裏があると考えないあいつが悪い。俺は常日頃から『俺はうそを教えるかもしれない』と言っていたぞ」
「それはそうだ。個人一人一人にとって他人は目的のための道具だ。だから俺にあんな風に扱われる選択を取った本田が浅はかだったってことだ」
「まず、本田が考えるべきことは、自分が何か誤ったことをしたか考えて、自分を変ることだろ? それから俺のところに来るなら今度は俺が反省点を考える」
この後も似たような話が続き、畑飼は切江にナイフで刺され、終了する。
しかし前述の通り生きている。
未成年淫行は近年厳しく処罰されている。16歳以上で両親公認、結婚を前提にしたお付き合いのような特殊な事例でもない限り。
作中の日本の設定が現実の世界とは違うが、そこは大きく変わらないはずだ。
犯罪者が何を言ってるんだこいつ、で一蹴してしまえばいいだけの話ではある。
ただ畑飼の行動が色眼鏡になっているだけで、主張自体は間違ってないのではないか。
畑飼の言いたいことは要するに「自己責任」だということだと思う。
某ジャーナリストが国の指定する危険地域に警告を無視して乗り込み、拘束されたことは記憶に新しい。
正直、自分も彼に関しては自己責任で、助けを求めるのは如何なものかと思うところはある。
彼は自らの選択で警告を無視して出国したのであって、政府に命令されたわけでも身内に騙されたわけでもない。
畑飼の主張で行くならば、当人は自らの選択に間違いがないか考えるべきである。
この畑飼の主張を人種差別に置き換えて考えてみる。
しかし当然ながら生まれもっての特性で差別される理由も誤った選択もあるわけがない。
であれば当然変わる必要もなく、迫害・差別を行う人間が自らの過ちを考え反省し変わるべきである。
こうして考えると至極全うに感じる。
だとしても、この考え方は受け入れたくない。
人種差別に当てはめればまっとうな考えだというのもおそらく間違っている。
しかし、はっきりと否定するだけの頭を自分は持ち合わせていない。
繰り返しになるが、この記事は畑飼を肯定するものでは一切無い。
フィクションに何を本気になっているんだと言われれば、それまでだが。
※追記
反応ありがとうございます。
皆さんのご意見で納得できそうです。
特に未成年に責任を問うのはどうかという指摘から、保護者という子の行いに責任を持つ存在を完全に失念していたことに気が付きました。
そのことを含めて今一度考えてみたいと思います。
作品を読んでからだとどうしても畑飼に対する特定の感情があり、正常に考えられないため、第三者の視点で意見を頂けるのはとても貴重で、嬉しく思います。