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2024-11-18

出資馬がデビューした

一口馬主を始めて2年

ついに出資馬がデビューした

初めての出資馬はデビューすることな怪我引退したので、レースに出れるというのが本当に嬉しかった

新馬勝ちなんて都合のいいことは滅多に起こることはないと思っていたけど、うまく運べば勝つチャンスも十分あるんじゃないかとは思っていた

レース直前でも2番人気や3番人気あたりを推移

これは期待されてるで、頑張らんとやんか、と思って応援しながら写真を撮りまくる

そしてついに返し馬、ゲートもすんなり入り…

スタートもすんなり出て、先団に取り付いて追走、いい感じ

と思ってたら直線で前がふさがるとびっくりして走るのやめてしまいました

結局、しんがり負け

ええ、まじかあ

勝てないのもあるだろうと思ってたけど、3着内、掲示板内はそれなりに来てくれるとなんとなく信じてたなあ

ドベって

あり得るのかこんなこと、って思った

今後も頑張って欲しいわ

2023-11-29

クリノメガエース批判での炎上事件

何が起きた?

ジャパンカップはイクノックスの史上最強論争を終結させるような見事な走りと、2着に負けはしたが力をしっかり見せつけてくれたリバティアイランド活躍で華やかに終わった。

その裏で、3勝クラスのウインエアフォルク、地方競馬所属チェスナットコート、クリノメガエースの参戦があった。

チェスナットコート中央で4勝しオープン入りしてから地方転籍、クリノメガエース中央新馬勝ちをしてから地方転籍なので、中央実績から所属クラスだけで語るならチェスナットコート文句なし、ウインエアフォルクは1つ格上挑戦、クリノメガエースは3階級格上挑戦ということになる。

(競走馬は「未勝利、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスオープン」の順に昇級し計4勝すれば最上位のクラス所属となる)

しかし、格上挑戦だろうと当然、地方馬2頭も中央への出走資格を持っており、ジャパンカップへの出走希望馬の数や獲得賞金額など加味して、出走優先順位が上位18頭に入ったから全馬出走できたわけだ。

ルールに従っての堂々の出走だったわけだ。

結果はウインエアフォルクが15着、トラストケンシンを挟んでブービーチェスナットコート最下位18着はクリノメガエースとなった。

力の足りない馬が負ける、これは競馬のよくある風景だ。

ただ今回、ウインエアフォルクはともかく、チェスナットコートとクリノメガエースの挑戦を批判的にツイートした人がXに現れ、炎上批判される事件が起きた。

その人はどこかの育成牧場スタッフという話だ。

さらにそのアカウントに、クリノメガエース生産牧場の方が「このように批判されてもお互いに良いことはないんじゃないかと。もしクリノメガエース迷惑かけたのならすみません」と忠告謝罪をした。

ここまでが事実顛末だ。

この批判のまずいところ

競馬に限らずだが、あらゆる場面において、勝てないと解りながらも夢を見て、より上を目指して挑戦することは尊い

そこを否定してはならない。

そしてあらゆる競技絶対はなく、例えば前の方で多重落馬事故が起き、後ろにいて巻き込まれなかった馬が勝つようなこともなくはない。

オリンピックスノーボードレーススピードスケートなどでもたまに見る光景だ。

なので、どれほど実力が足りなくとも、どれほど勝つ可能性が低くとも、そこに挑戦する価値はあるのだろう。

日本だって欧米から学び挑戦し続けたからこその今の発展だし、日本人のメジャー挑戦のさきがけとなった野茂英雄や、メジャー通用しないと言われながら日本野手初の大リーガーの1人となった新庄剛志がいたからこそ、今の大谷翔平活躍があるとも言える。

だって同じで、ジャパンカップそもそも日本馬が勝てない大会だったのが、いまや外国馬が勝てないので誰も来てくれなくなったほど、日本競馬進歩は目覚ましい。

今は中央と力の差がある地方競馬も、ミューチャリーのように中央馬を倒す馬だらけになる日だってくるかもしれない。

競馬だって今までの挑戦があったから、進歩があるのだ。

この批判理解できるところ

ただ、馬を使った競技において、その挑戦は人のエゴだ。

からするとレースの格は関係なく、騎手の指示に従って一所懸命走るだけだ。

馬は慣れないコースを走って故障することもあるし、一度の惨敗でその後のやる気を失うこともある。

その結果、それ以降のレースで走れなくなり、すぐに引退馬肉になることもある。

馬のその先を思うなら、馬が一番活躍できるキャリアを用意してやることも、馬にとっては大切なことだろう。

しかし、オーナーがその馬をちゃんと愛していて、挑戦で結果が出なくとも、その後走れなくなったとしても、その後大事に面倒を見る覚悟があるならもちろんその挑戦にマイナスの面は少しもないだろう。

今回挑戦した馬たちのオーナーがどのような姿勢かは知らないが、馬に夢を託し、大きなレースに出した以上は、馬を大切にする方達だと思いたい。

それならば、外野文句を言う権利すらないだろう。

地方馬のジャパンカップ参戦だけではなく、日本馬の凱旋門賞挑戦も似たようなものだ。

タイトルホルダーやドウデュース凱旋門賞に挑み、結果的惨敗し、帰国後もパフォーマンスを落としたとしたわけだが、彼らはそんな結果に関係なく、将来立派な種牡馬になることは確定している。

未来確約されている馬は、挑戦は大きなリスクにならない。

だがそんな馬は、ほんの一握りだ。

ひとつ言えるのは、「尊い挑戦をする人」と「可哀そうな馬」は両立され得るということだ。

タイトルホルダーのオーナーも、後になって「馬には可哀そうなことをした」と言っている。

個人的経験

ただの競馬ファン個人的経験談になるが、聞いてほしい。

地方競馬も見る増田は、とある地方馬を推し応援していた。

ある時この馬が中央特別レースに出走することになった。

あの時の増田出馬表を見て驚き、「俺たちのあの子中央で、win5対象特別戦に出るんや!うおー!楽しみ!」というかつてない楽しみに震えた。

冷静に考えると地方ダート登録している中央は芝。

そしていつも見る地方で行われる中央地方交流戦重賞では、出稼ぎにきた中央馬たちが上位を独占して帰っていくのも見慣れた光景だ。

何が起きても覆らないほど、中央馬と地方馬に力の差があるのは肌身にしみて理解している。

もちろん勝つことはないだろう。

しかし、勝負の決したレースでは流す馬もいる。

俺たちの彼女はいだって全力だ。

ひとつでも上の着を目指してくれたら、あわよくば1桁着順も?最下位は避けてくれるのは可能でしょ!なんて思っていた。

当たるはずのない馬券も買ってレースを見る。

だが結果は中継にゴールシーンが映らないほどの惨敗最下位

パトロールを見れば、必死に追って、流したブービーに迫る程度だった。

勝たないのはわかってたけど、思っていた以上で、少しがっくりきた。

いや、それでもよく頑張った、と思ったし、馬も騎手も立派だったし、彼女が俺たちを中央に連れてきてくれたのは誇らしかった。

でもホーム地方競馬場に帰ると、その初戦で見たことないような惨敗

目を疑った。

え?俺たちの強い彼女は?どこにいった?

田舎エリートが全国模試でさんざんで、自信を無くしたかのような走り。

うわっ、あの子傷ついてたんだ…

そこからだんだん、俺たちは彼女にとても申し訳ないことをしてしまったんじゃないかと思うようになった。

もちろん馬主調教師判断だし、ただのファンには何の権限もない。

でも、あの日無邪気に舞い上がっていた自分は、彼女にとってどういう存在だったんだろう、とは思うようになった。

「馬には可哀そうだった」この言葉は、実感があればあるほど、簡単じゃなく、重い言葉になると思う。


まとめ

別にこの挑戦に正しいも間違っているもない。

挑戦を辞めたら人は終わりなのも事実だ。

だが馬はその挑戦も、その価値も知ることはなく、可哀そうなことをしたら可哀そうになるのも事実だ。

ただ、挑戦は可哀そうなだけでなく、ディープボンドみたいに惨敗してもいい経験として強く成長する馬もいる。

今回のウインエアフォルクと藤田菜七子騎手は、いい経験になって成長してくれる、と期待されていた。

個人的には、俺たちの吉村騎手ジャパンカップ走ってくれたのは嬉しかったし、いい経験になったろうし、いま競馬学校生の吉村Jr.にもその経験が受け継がれていくと思うと、クリノメガエースの参戦にも大きな価値が詰まっていたとは思う。

人が馬に楽しませてもらい、その職業の人たちは馬にご飯を食べさせてもらっているのだから、誰だって馬に可哀そうなことをして欲しくはないし、したくはないだろう。

しかし実際の競走馬あくま経済動物で、乳を搾る牛や、肉をいただく鶏と本質的には変わらず、ある程度の可哀そうなことを強いるのも必然ではある。

からこそ線引きは難しい。

まれてこなければよかったんじゃない、みたいな結論もまた、違うんだと思う。

2023-10-10

ギャンブルやめたら勝った

凱旋門で負けたギャンブルやめたい増田です

今週は3日開催

下手に買うと土曜で終わりになってしまうので、慎重にギャンブルを避けなくてはいけない週末となります

きちんと今週は反省して、狙いやすいところのワイド複勝単勝で手堅く小銭を稼ぐ方向でギャンブルを避けます

土曜京都5レース新馬戦、武豊シルヴァリームーンを軸にワイドを7.9.2に流すと見事に絡めた4頭が全部4着までに入り、ワイド2点的中で300円が2000円に

今週はいけると調子に乗ると最後に全部消えるので、最後まで調子に乗らず、ちょこちょこ100円ずつ稼いでいく

サウジRCは400円だけの買い方で、外れたけどまだプラス

日曜もPOG馬の応援をしつつちょこちょこ買い、毎日王冠3連複とって、1300円が2300円ほどに

そして月曜も気を抜かずリスク管理をし、2レースだけ手堅く勝負

京都大賞典も3連複当てて900円が2000円に

南部杯は不参加でした

先週の凱旋門で空になった銀行口座に1000円入れて始まった今週、終わってみれば3800円に増えてました

やっぱりちゃんギャンブルを避けた競馬をすれば、お金は無くならないんだなと実感

これから調子に乗らず、手堅くギャンブルを避けるようにしま

これ、1000円じゃなくて1000万だったら今頃2800万プラスや言うてるんやなあ

まあ千円しかお小遣いないか夢物語なんやけど

2023-03-07

ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。

なろうの競馬小説

気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬知識は0なんです!(作者:南辺万里

https://ncode.syosetu.com/n6917ha/

主人公ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。特に意味はない。

たぶん大体あってるはず。

サクラキレイ系の成績

サクラキレイ 産駒重賞勝利23

 サクラヒカリ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3 仔:プリンセスミカ

 ミユキガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 ヒダマリガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 キタノオジョウサマ 地方馬

 モコモコ 未勝利 乗馬

 ミナミベレディ 重賞12勝 天皇賞春秋連覇、グランプリ4連覇

 サクラヒヨリ 重賞7賞 二冠牝馬(桜花賞秋華賞)

 サクラフィナーレ 重賞1賞 桜花賞

ミナミベレディ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

馬見厩舎(美浦)

通算成績

19戦14勝 14-2-0-3 連対率88.88%

重賞12勝 G1 10勝(海外1勝) G2 1勝 G3 1勝

通算獲得賞金:約23億円(+348万ドル(約4億円)

年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬(2年連続20xx、20xx)

■主な記録

国際G1勝利10勝:アーモンドアイ9勝を超える

国内G1勝利10勝:コパノリッキー11勝に続く2位タイ

国内史上最高獲得賞金:アーモンドアイ19億1500万円を超える

平地重賞9連勝:テイエムオペラオータイキシャトルの8連勝を超える

平地G1 8連勝(G2勝利を挟む):テイエムオペラオーの6連勝を超える

牝馬初の天皇賞春秋連覇

史上2頭目牝馬による天皇賞(春)勝利1953年レダ以来

史上初のグランプリ4連覇、牝馬初の有馬記念連覇

史上2頭目牝馬による宝塚記念連覇:クロノジェネシス(2020、2021)に続く

■2歳 4戦3勝 5,220万円

1着 新馬戦 札幌1200 鈴村(美浦) 720万円

1着 コスモス賞(OP) 札幌芝1800 鈴村(美浦) 1,600万円

1着 アルテミスステークスG3 東京芝1600 鈴村(美浦) 2,900万円

6着 阪神2歳牝馬優駿G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) -

■3歳 5戦2勝 3億2020万円

2着 フラワーカップG3 中山芝1600 鈴村(美浦) 1,500万円

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) 1.3億円

5着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦) 520万円

2着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦) 4,000万円

1着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦) 1.3億円

■4歳 6戦5勝 9億2700万円

4着 金鯱賞G2 中京芝2000 鈴村(美浦) 1,000万円

1着 天皇賞(春)G1 京都芝3200 鈴村(美浦) 2億円

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

1着 オールカマーG2 中山芝2200 鈴村(美浦)  6,700万円

1着 天皇賞(秋)G1 東京芝2000 鈴村(美浦) 1.5億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 3億円

■5歳 4戦4勝 10億円+348万ドル

1着 ドバイシーマクラシックG1イダン芝2410 鈴村(美浦) 348万ドル(約4億円)

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

回避 京都大賞典 阪神芝2400)

1着 ジャパンカップG1 東京芝2400 鈴村(美浦) 4億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 4億円

サクラヒヨリ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

17戦9勝

重賞7勝 G1 4勝 G2 1勝 G3 2勝

負け 新馬

負け 2歳未勝利

1着 2歳未勝利

1着 百日草特別(1勝) 東京芝2000 鷹(栗東)

10着 京都2歳ステークスG3 京都芝2000 鷹(栗東)

1着 共同通信杯G3 東京芝1800 鈴村(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦)

3着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 鈴村(美浦)

1着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

1着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦)

3着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦)

1着 アメリカジョッキークラブカップG2 中山芝2200 鈴村(美浦)

7着 大阪杯G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

1着 天皇賞(春)G1 阪神芝3200 鈴村(美浦) ※同着サウテンサン

6着 宝塚記念G1 阪神芝2200 長内(美浦)

3着 オールカマーG2 中山芝2200 長内(美浦)

1着 エリザベス女王杯G1 阪神芝2200 鈴村(美浦)

3着 有馬記念G1 中山芝2500 鷹(栗東)

サクラフィナーレ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

6戦3勝

重賞1勝 G1 1勝 G2 0勝 G3 0勝

1着 新馬戦 長内

1着 葉牡丹賞(1勝) 中山芝2000 長内(美浦)

3着 チューリップ賞G2 阪神芝1600 長内(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 長内(美浦)

3着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 長内(美浦)

4着 秋華賞G1 阪神芝2000 長内(美浦)

プリンセスミカミ 父ドレッドサイン 母サクラヒカリ(母父?)

太田厩舎(栗東)

9戦3勝

重賞0勝

2着 新馬戦 刑部(栗東)

負け 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

1着 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

6着 白菊賞(1勝) 阪神芝1600 刑部(栗東)

1着 アルメリア賞(1勝) 阪神芝1800 浅井(栗東)

1着 忘れな草賞(L) 阪神芝2000 浅井(栗東)

5着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 浅井(栗東)

2着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

3着 秋華賞G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

●トカチドーター 父ゴーアース 母サクラヒカリ(母父?)

馬見厩舎(美浦)

未出走

●トカチフェアリ

黒松厩舎(栗東)

3着 新馬浅井(栗東)

1着 2歳未勝利中京芝1600 浅井(栗東)

2022-10-21

菊花賞予想、ではなくアスクビクターモアのこと

こんにちは

お久しぶりです、ビクター増田です

ダービーの好勝負が懐かしいですね

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

anond:20220526191125



いよいよ菊花賞が近づいてきましたね

ついにアスクビクターモアの真価が問われるレースがきました

簡単に現状を書いておこうと思います

菊花賞三冠レースの最終戦

今回、G1馬は参戦していないため、実績だけで言えば皐月賞ダービーともに掲示板に乗り、G2弥生賞を勝ったアスクビクターモアが最上位となります

しかし、ご存じの通り、前哨戦セントライト記念で新星ガイアフォースに敗れ2着になったため、下馬評ではビクターが2番人気、ガイアフォースが1番人気となるかと思います

セントライト記念レースのものガイアフォースが非常に強く、いくら贔屓目を発動させても、このレースに関してはビクターよりガイアフォースの力が上だろう、ということになります

では、その力関係菊花賞でもそのまま変わらないのか?が最大の問題点となります

結論からいうと、みんなが初めて3000mを走るレースなので、確たることは言えません

からない、としか言えないのです

距離適正もわかりません

全馬、適性はあると思うしかないし、逆に現代では全馬に適性はないとも言えるかもしれません

ただ、コントレイルのように適性はなくとも、2200-2400m前後で強い競馬ができる能力の高い子を、3000m持たせるようにして勝たせるのが現代の長距離レースなので、2400で弱いのに3000mだけ強い、のような馬は、よほどの長距離の申し子みたいな馬を見落としてない限り、ほぼいないと思っていいです

なので、これまでのレース結果は、十分参考になるはずです

で、その持っている絶対的な力で言えばガイアフォースアスクビクターモアの2頭が抜けてます

よほど長距離が嫌いで途中でやる気無くしたり、調整過程で疲れやダメージが出てない限りはこの2頭はまず馬券内に来ることでしょう

そして有力馬の状況については話は出てきています

現状の様子を見ていると、伝え聞くところによるとどうやらガイアフォースセントライト記念反動が出ている様子です

よくてセントライト記念状態を維持していて、悪ければそれよりパフォーマンスが落ちます

が、それでも持っている絶対的能力が高いので、馬がやる気を失いさえしなければ、掲示板は外さないのではないかと思っています

それに対してビクターのほうは、ダービーのころ並みに絶好調か?と言われると疑問符が付くようです

しかし、休み明けで調子も上げていない中、セントライト記念では3着を突き放してのガイアフォース頭差2着でしたし、やはり調子に関わらず能力が突出していることは疑いようもありません

そして狙い通り、セントライ記念から調子を上げており、ちゃんステップアップして菊花賞に迎える様子です

持っている力は出せることでしょう

しかし、それを踏まえても、確実にビクターガイアを上回れる、とは言い切れないです

ガイアフォースは、少なくともセントライト記念では田村先生田辺騎手の想定を大きく上回るだけ強かったのは間違いないです

今回、前回並みの強さをガイアフォースが発揮した場合、それを上回るための作戦は当然ビクター陣営は用意してくることと思いますが、距離も変わるしそれでも足りないという可能性もあります

ちなみに鞍上田辺騎手不安、という声もよく聞かれます

が、田辺騎手は長距離うまいほうだと思います

2500m以上の成績(2600-2900のデータが見れなくて、2500、3000、3200-3600の成績ですが)は、

田辺騎手が7-9-14-112なのに対して、松山騎手1-2-3-30です

ほとんど変わらないか、なんなら田辺騎手が優勢かもしれません

さらに、田辺騎手は長距離重賞は2500mと3600mで1勝ずつしています

松山騎手は、重賞勝利の最長距離は2400mで、2勝していますが、2500m以上の重賞勝利はありません

G1での実績は?関西での成績は?と言われると松山騎手が優勢ですが、少なくとも長距離田辺騎手はそんなに悪いわけではない、というのは知っておいてください

過去G1の1番人気で結果が出なかったことが何度かあるので、「田辺不安」のように言う人がいるのはわかります

が、今回は田村先生がみっちりと作戦を考えて、「細かいんで…」と田辺騎手が会見で苦笑いするほど綿密な打ち合わせがあるはずなので、「無策でやらかす」可能性は今回ほぼないと思います

田辺騎手別に阪神で勝ってないわけではないので、そこはまあ、信じましょう

ビクター君の今までの戦いを見ていくと、「負けた相手には必ずやり返す」という、リベンジ力の高さがあるかと思います

これはダービーの時のストーリーにも書いたよね

新馬で負けたジオグリフにはダービーで、アサヒには次の未勝利で先着しています

アイビーステークスで負けたドウデュースには弥生賞で勝っています

皐月賞で叩きあって負けたダノンベルーガにはダービーでも同じく叩きあって雪辱しました

ビクターに一度も先着されてない馬は、アイビーステークスで2着だったグランエロと、皐月賞ダービーで負けたイクイノックスだけです

今回も、セントライト記念で叩きあって競り負けたガイアフォースには、今回で必ずリベンジすると信じています

というか、菊花賞を仮に勝てなかったとしても、ガイアフォースにだけは先着してこいと思っています

菊花賞編を盛り上げるために新ライバルガイアフォースの登場は歓迎です

枠は、京都阪神では違うし、阪神大賞典と比べてもフルゲートにならないから、何とも言えないのだけど、今回は最初の直線が長いし、14番過去20年の菊花賞でも2勝しています

枠が不利ということはないでしょう

ちなみにオルフェーヴル菊花賞では14番でした

ガイアフォースも1枠の怖さはなくはないですが、有利と不利を比べればそれは有利です

輸送に関してはわかりません

当日パドックを見ましょう

中継見れる人は細江さんがなんていうか聞いておいてください


しかしですよ

菊花賞は2人で走るわけではないので、伏兵に持っていかれる可能性もあります

前哨戦でよかったジャスティパレス、ヤマニンゼストをはじめ、プラダリアやセレシオンも不気味

距離特化型のディナースタも絡んで来るかもしれません

そして何といっても、ボルグフーシュの評価が非常に高いみたいです

強敵は多いです

ビクターくんは新たな強敵に勝てるのか?

それは誰にもわからないけど、ビクターくんがG1馬になるところを見たいので、はるばる阪神競馬場まで行くことにしました

指定席とってます

勝てば、グッズもたくさん発売されて、来年菊花賞ポスターにもなるので、絶対に勝ってほしいところですね

また気が向いたら書き足しま

2022-09-20

セントライト記念反省会

お久しぶりです

競馬増田だよ

予想記事を書いてないので偉そうなことは書けないけど、アスクビクターモアの今後について色々考えながら書いていくよ

レース前の考えとしては、ビクターはド本命

ビクターを上回れる可能性があるとすれば底が見えてない上がり馬のローシャムパークとガイアフォースという評価でした

オニャンコポンやラーグルフも強いけど、よほど何か劇的な変化がない限り逆転は難しいと思っていたし、実際その何かはどうやらないようだ、という評価でした

セイウンハーデスはそこそこ成長してるとは聞いてました

オニャンコポンは脚質的に今の中山で勝ち負けするところまでは厳しかろう、と

あとは中山適正、重馬場適正、現時点での実力を評価して、マテンロウスカイ、ショウナンマグマキングズパレスサイモンバロンの4頭は消し

ベジャール評価としては消さないけど、結局買いませんでした

買ったのは結局残りの8頭で、そのうち7頭が7着まで独占したので、大体悪くはない評価だったと思います

間違ったのはロンギングエーオを抑えたくらい

キングズパレスが8着だったのに消してたのは間違ってたか


で、結果としては

ビクター負けて2着

ガイアフォースが競り勝っての1着でした


レースで気になったのは、

ビクタースタートポジション取るために少し促されて脚使ってますが、ガイアフォーススタートほとんどプレッシャーからなかったところ

ビクターの後ろをガイアフォースはしっかりマークしてビクター目標にしてたところ

ガイアフォースは向正面から促し初めて、4コーナーですでにムチが入ってるのに対し、ビクターは4コーナー出口から促し始めゴール手前までムチを使わなかったところ

・追ってから1度差し返したように見えるけど、最終的には逆転されているところ

そもそも仕上げ具合に差があったのか?というところ

ではひとつずつ

ビクター弥生賞までは掛かり癖があったけど、ダービーではかからず、今回もスタートでそこそこ押したけど掛からなかった

これは大きいと思う

スタートポジション必要なのに、掛かりやすい、みたいな、レイパレみたいな馬は結局うまくコントロールできないから勝てない

ビクターはその辺クリアできてそうなのは成果

しかし、スタートガイアフォースリラックス感はかなり憎らしいレベル

次、しっかりマークされてたけど、田辺からするとガイアフォースがどのくらい末脚持っているか正確には把握しきれてないのに対し、松山はどのくらいの距離でいつ仕掛ければビクターを上回れるかはかなり正確に把握していたと思われる

田辺としては並ばれてからGOサインでも負けないと踏んでいたはずだけど、実際はそうじゃなかった

まりガイアフォースは周囲が思ってた以上に強いし、おそらくそれを知っていたのはガイアフォース陣営のみ

これはガイアアドバンテージ

しかし、ビクター陣営はもうガイアフォースの力はわかった

次は田村先生が寝ずに考えて、ダービーの時みたいに、どの時点で何秒作っておけばガイアフォースやられないか作戦として出てくると思う

今回は松山がうまかった

次、仕掛けのタイミングがかなり違っていた

とは言え中山巧者で、ビクターの脚も把握している田辺なので、今回の田辺タイミングが遅いということではないと思う

ということはガイアフォースはかなりのロングスパートが利くようだし、ロングスパート勝負に持ち込まれるとガイアフォースが有利に見える

ビクターの逆転のためにはガイアフォースを振り切るペースが序盤から必要かもしれない

次、最終直線の追い比べ

一度差し返したかに見えたのは坂でガイアフォースがよれたからで、ガイアフォース坂は苦手かもしれない、という話が出ていた

そんな弱点があっても、今日の脚色は完全にガイアフォースが上だった

ムチの数は田辺は2回だけだし、そこまでバチバチに追っていた訳ではないのも確かだが、そこそこきちんと追っていたのも間違いなく

ロングスパートガイアフォースが、最後根性勝負ガイアフォースが上回るのであれば現時点でビクターはかなり厳しい立場と言わざるを得ない

最後の、結局仕上げに差はあったのか?

ビクターの方は余裕を残している

これから菊花賞までに確実に良化する

対するガイアフォースはどれほど仕上げたのか?

一週前はかなり追い込んでいたらしいが当週はゆっくり

体重+8キロで出ているから、メイチの究極仕上げではないのも確か

追い切りなどからガイアフォースの方が仕上がってたのは間違いないけど、本番でビクターが仕上げれば上回れると言えるだけの差があるかは怪しい

何よりビクター陣営はこれで勝てると思ってたのをガイアフォースが上回ったんだよな


ガイアフォースは余力を感じさせる走りだったし、リラックスしてたから、3000に伸びたらよりガイアフォースの方が向いている感じがある

そして相手関西馬なのに対しビクター菊花賞が初輸送になるんだよねー

田辺はい騎手だけど、阪神3000が向いているかというと、うーん

田辺は良くも悪くも気負わない騎手だけど、今回ばかりは田村先生と本気で考えあって、最高の作戦騎乗を見せてほしいですね

神戸新聞杯組にはそれほどいい馬は出ないと聞いているし、菊花賞直行組には2頭いい馬がいるとは聞いている

ビクター菊花賞でも本命に近い立場になるのは間違いないけど、ガイアフォースが1番人気になる可能性は高い

ビクター菊花賞馬になれるかはわからないけど、少なくともガイアフォースに借りは返さないといけないね


あ、馬券の成績も書いておきます

馬券としてはビクター、ローシャムパークの2頭軸、

2頭目にはオニャンコポンとガイアフォースを加えた4頭、

3頭目はロンギングエーオ、ラーグルフ、セイウンハーデスボーンディスウェイの4頭を加えた8頭で、

全組み合わせで24通りの3連複を買いました

トリガミにならず、平均的に6000円ほどのリターンがくるように買う枚数を調整して計3500円、

さらビクター単勝100円と複勝300円を合わせて全部で3900円買いました

リターンは3連複1460円を4枚買ってたので5840円と、複勝120円を3枚で360円、合計6200円の配当でした

なので儲けは2300円です

しかし、10レースまでに500円買ったレースQUOカード当たるキャンペーンがあったし、外れ抽選カレンダーが欲しかったので午前に2レース買ってました

中京1レースは1、2着馬は抑えてたけど、馬単しか買ってなくて本命馬が2着だったので撃沈

5レースリアルスティール新馬リッスンアップに期待したけど、レースで走れるレベルにないような気性で撃沈

1000円を失ってたので1日トータルでは1300円のプラスでした


まあ、馬券はいいんだけど、ビクター負けたのはわりと残念でした

2022-06-26

三冠馬を2頭以上破った馬は何頭いるか

調べてみたら意外といなかった。

三冠馬に2回以上勝った馬」は割といるけど,「2頭以上の異なる三冠馬を破った馬」はそんなにいない。考えてみればそれはそうで,同じ時代に2頭以上の三冠馬がいなければ成り立たない記録なので,たとえばナリタブライアンに勝った馬が他の三冠馬に勝てる可能性はほぼなかったわけで。

そういうことで以下で「2頭以上の三冠馬に勝った馬」を挙げてみる(三冠牝馬も含む。また,「先着した」ではなく「レース勝利した」に限った)。

1頭目カツラギエース1984年ジャパンカップミスターシービーシンボリルドルフの両者を破っているが,実はその前,1984年毎日王冠三冠達成後初戦となったミスターシービーを破っている。

2頭目は言うまでもなくアーモンドアイ。自身そもそも三冠馬である2020年ジャパンカップコントレイル・デアリングタクトを破った。

ここでは「三冠達成後に破った馬」のみを対象としたけど,三冠達成前も含めるならホエールキャプチャが入る。同馬は2012年ヴィクトリアマイルアパパネを破っているが,実は2010年芙蓉ステークス新馬戦に勝ったばかりのオルフェーヴルを破っている。

現時点で現役で,この記録を達成できそうな競走馬は以下。

2021年大阪杯コントレイルを破っているので,デアリングタクトを破れば達成。

2021年天皇賞(秋)コントレイルを破っているので,デアリングタクトが出走している今日宝塚記念で優勝すれば達成。

  • ソダシ

先日のヴィクトリアマイルでデアリングタクトを破ったので,今年スターズオンアース三冠を獲った後彼女を破れば,あるいは来年度に誕生した三冠馬を破れば達成。

2022-06-05

anond:20220605204635

そうかー、それは不運だったね

来週は箱館スプリントだね

上半期は月末の宝塚記念最後G1

なんとか取り返して夏を迎えたいよねー

こちらの土日の成績は、土曜は新馬戦でエゾダイモンに単複合計1500円注ぎ込んで撃沈

5レースエルパソ単勝500円1点で、2倍ついてエゾダイモンにやられた分が500円返ってくる

鳴尾記念勝負三連単空振りで、しか利益確保の三連複がまさかオッズ下がってて230円トリガミ

土曜は計マイナス1230円

日曜は安田記念のみ

総額2700円買って、馬連300円当選利益2520円

日通算でプラス1290円でした

2日楽しく遊んでお昼ご飯代もらえた感じなので、まあ、大して儲かりはしてないけど、悪くなかったと思います

次は宝塚記念かなあ

来週は田村厩舎の新馬グランサバナって子がデビューするから、それだけ応援で買うかもしれない

2022-05-30

3年ぶりの日本ダービーに行ってきました

熱いレースだった、、、やっぱりスーパースターが勝つと盛り上がりますね。

というわけで、行ってきました日曜府中

中央線西国分寺まで行き、武蔵野線に乗り換えて府中本町へ。

府中本町からフジビューウォーク(駅から競馬場西門への直通通路)を歩いていたところ、右手富士山が見えました。

冬の開催ではよく見えるんですが、暑い日はなかなかお目にかかれないので吉兆ですね。

私が入手した入場券は8時30分入場開始だったため、8時10分組の横に並びます

いよいよ開門、QRチケット機械にかざしていざ入場。

大阪からわざわざやってきた後輩を場所取りに走らせ、私は悠々と歩いて向かいます

確保したのはスタンドの端っこで馬券売り場やトイレ喫煙所が近くにある便利な場所

これで急にもよおしても大丈夫です。

あとはいつも通りの競馬スタイル。持ち込んだビール焼酎を飲みながら競馬場グルメつまみ淡々馬券を買います

ちなみに私がいつも食べるのはフジビュー4階にある「馬そば」のカレーそば

同行者は最近できた二郎インスパイアの「俺の生きる道」を食べてました。

そして時間と金を溶かしているうちに、その時がやってきました。

東京11レース東京優駿(日本ダービーGⅠ!!

レースは皆さん見られたと思いましたが、2013年キズナ彷彿とさせる見事な騎乗でしたね。

やっぱり競馬武豊!!

彼ほど大レースを勝ちまくっている人間でも日本ダービー特別なのだと、その笑顔弾けるインタビューが印象的でしたね。。

ちなみに私はオニャンコポン本命で爆死しました。

その後、目黒記念でその日のマイナスをやや取り返して本日終了。

後輩たちと移動し、居酒屋反省会をして帰路に着きました。

来週から新馬戦が始まり競馬界の新たな一年スタートします。

それではみなさん、90回日本ダービーでお会いしましょう。

2022-05-29

anond:20220529190722

ありがとうだなんてそんなそんな

ビクター推していってもええんですよ🤔

2歳なら、ステラヴェローチェの全弟がダノンにいるのと、田村先生のところにゴルシ産駒の白毛馬がいたりするのは今から少し気にしてます

推しが見つかるといいですね!

あと、3歳なんだけど、ジェンティルドンナの娘のマリーナドンナが骨折で休んでて勝ち上がれてないのだけど、新馬応援馬券買って応援したので気にしてますね…

推しが皆んなが皆んな走るわけではないけれど、それでも力を見せてくれた時は嬉しいですし!

楽しみましょ!

2022-05-26

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

今週は日本ダービーだね

もはや予想しても馬券とれるかわからないのが今年の競馬なので、今週はただ推しについて語ろうと思う

推しというのはアスクビクターモアのこと

アスクビクターモアというと中山専用機なのに皐月賞負けた子、みたいなイメージしかない人もいるかもしれない

しかしそのイメージは今すぐ改めてもらいたい

ダービーでも必ずいい走りをするから

とりあえず今までの彼の経歴を語っていく

ビクターの戦いは本当に少年誌みたいだよ

第一章 デビュー

ビクターデビュー戦は2歳6月東京1800

騎手は戸崎

この新馬戦は、第三章クラシック編のボスになるジオグリフ、第一デビュー編でライバルになるアサヒが出ている

最終直線ではビクターアサヒが抜けだして一騎打ちになった

そしてアサヒに直線で幅寄せされてぶつけられ、ラフプレーをされて激しく競り合うという、漫画にしても描きごたえのある展開になった

2人は激しく競ったもののゴール手前でビクターは力尽きるという結果に…

しかし、勝ったのは競り合う2人を横目に鋭い差し足で交わしていった後の皐月賞ジオグリフ

クラシック編で倒す敵ジオグリフは強大だったものの、とにかくアサヒには借りを返さねばならぬ!

2戦目は3か月後の9月、未勝利戦、中山1800

騎手は戸崎

前走で因縁のついた相手アサヒの出走に合わせたリベンジ戦となった

2人は中団以降から競馬選択し、どちらも3コーナーから大外まくりを仕掛けて競り合うのだけど、ビクター最後までアサヒに並ばせずに最後1馬身半つける完勝を見せる

2着アサヒは3着に5馬身差をつけたので、この2人の力が抜けていた

アサヒにきっちり借りを返したビクター

ここで勝ち抜けたビクターは次のステージに駒を進めた

第二章 クラシック出走権争い編

ビクターの次のレースは1か月後

リステッドアイビーステークス東京1800

騎手は戸崎

勝利から抜けてレースレベルは高くなるが、ここで1番人気に推される

当然、ここは勝てるレースだし、勝ってクラシックにつなげたい

レースは3番手に控えて順調に進むが、3コーナーではビクターのすぐ後ろの外側に位置取り、ぴったりビクターマークしていた2番人気の馬がいた

この馬の名前はドウデュース

ビクターにとって生涯のライバルとなるこの漫画ラスボスである

最終直線で前2頭の狭い隙間を一瞬で突いてビクターは伸びていくが、ビクターより速くスピードに乗せたドウデュースに追いつけず、再び屈辱を味わったビクター

ビクタークラシックで勝つには、このドウデュースを超えなくてはならない

ドウデュースに力の差を見せつけられ悩むビクターの前に現れたのが、第一章のライバルアサヒ鞍上にいた田辺騎手

ビクター鞍上は戸崎から田辺へと変わることになった

あのライバルアサヒの元相棒パートナーになることで、ビクターは新たな境地に進んでいく


次の3戦目は年明けての3歳1月

普通の1勝クラス中山2000

新たなパートナー田辺ビクターを信頼し切った騎乗を見せ、それほど着差はなかったものの、ステッキを打つことなく勝ち切った

これで中山は2戦2勝

ドウデュースへの借りを返す日を待つ

しかし、その間にあのライバル、ドウデュースは無敗のまま年末朝日杯を勝ってG1馬となり、最優秀2歳牡馬に選出されていた

世代チャンピオンとなった生涯のラスボス、ドウデュース

アイビーステークスの前と立場が逆転してしまった

だが、田辺という相棒を得たビクターも、以前のビクターではない


ドウデュースへのリベンジ舞台ビクターにとって初めての重賞レースとなる報知弥生賞ディープインパクト記念

ドウデュースは1番人気、ビクターは3番人気とすっかりビクターは追う立場

レースでは、中団に控えるドウデュースより早く4コーナーで仕掛けて直線で先頭に立つと、やはりドウデュースも追ってきた!

最後は抜け出した2人の競り合いとなるも、今度はビクターが並ばせない!

無敗の2歳王者ビクターが初めて土をつけ、ビクター重賞馬となった

負けた分はきっちり返す、これがビクター

こうして皐月賞の出走権を確保し、クラシック戦線へ駒を進めた

第三章 クラシック

弥生賞を勝ったビクター中山3戦3勝

そしてクラシック初戦皐月賞中山2000

強い相手はいても、中山なら勝負できる

相棒田辺中山巧者だ

ビクター師匠田村師はこう言っている

世代の頂点の18頭に名を連ねられたのは嬉しいこと」

「今度はG1馬(ドウデュースキラーアビリティ)も出てくる、東京前哨戦を勝った馬(ダノンベルーガ)も出てくる」

中山競馬場というビクターホームグランドで、そういう超一流の馬と一戦交えられるのは光栄なこと」

最後の直線でそういう人気馬と全開で叩き合えるような状況にしたい」

ライバルのドウデュース、新たなライバルとなるダノンベルーガ以外にも、ビクター新馬戦で負けた因縁相手ジオグリフもここに出てきている

体は弱くキャリア2戦だが破壊力抜群のイクイノックスも強敵

この4強にビクターはどう立ち向かえるかが皐月賞様相となった

この日、馬場は内が荒れて、内枠が不利となったが、ビクターは2番という内枠を引き、前に出る馬がいないために先頭でレースを引く形になる

この展開はビクターにとっては不利な流れ

対する2歳王者ドウデュース最後方に控える

それ以外の3強は先団後方に並んで控える

2コーナーではダノンベルーガは枠が1枠1番のため最内を通り、ジオグリフがその外、大外スタートのイクイノックスがその外につける

その形のままレースが流れ、最終直線手前から各々ついに仕掛け始める!

残り200m地点になって、最内をついたダノンベルーガ、先頭を引いていたビクター、外にかぶせたイクイノックス、大外を選んだジオグリフが4頭ぴったり並ぶ!!

並んだ!!さあここからは一歩も譲れない!!!

さあ誰が勝つの!?

そして王者ドウデュースはまだ来ない!?

先に抜け出したのはイクノック

だがそれを追ってジオグリフが伸びる

レースを先頭で引いて、内を通ったビクターには苦しい展開

これはもう、馬場の加減で仕方がない…

だが、なんと最内を通したダノンベルーガビクターを交わしていく!

同じく内を走った者同士、勝ちは無理でもお前にだけは負けられない!

奮起したビクター最後の力を振り絞って、一度開いた差を縮めにかかる!

ダノンベルーガだけは差すんだ!

差し返して先着する!

と、そこへ王者ドウデュースも飛んできた!!


鬼足を見せた王者もさすがに仕掛けが遅すぎ、勝ちは逃した

が、ベルーガビクターはまとめて交わして3着へ

勝ったのは新馬戦で負けたあのジオグリフだった

ビクターベルーガ差し返すか、という地点でゴールが来てしまい、クビ差負けての5着となった

あともうわずかに距離があれば…

ベルーガ、このままでは終われねえぞ…


そして次のレースは今週末のダービー

少年誌的な展開からすると、ここでのビクターライバルダノンベルーガ

皐月賞で内を通った者同士の決着をビクターはつけなきゃいけない

そして皐月賞馬となったジオグリフには新馬戦を含めてこれで2敗、まだ借りを返してない

ジオグリフ、お前にもここで決着をつける!

ダービーまでのストーリーはこんな感じだよ!

本編の続きが楽しみだね!

少年誌的には舐めてかかってくるベルーガジオグリフに対し、ドウデュースけがビクターを認めている会話がレース前に行われる

そしてレース結果として一番少年誌っぽいのは、ビクターベルーガジオグリフに先着して2着か3着になるんだけど、ドウデュースにはまたも届かない、という展開かな

クラシック編としては一応、ここでジオグリフとベルーガとは決着をつけておきたいね

菊花賞にはジオグリフはおそらく来ないもんね

田村先生について

田村先生の会見はいつもいい

清々しいような覚悟がいつも見て取れる

見た目ヤクザみたいでちょっと怖いけど、にじみ出る覚悟が美しい師匠

皐月賞前の会見でも、

https://www.youtube.com/watch?v=P0J4Pk3iuQU

前述したけど、「ホームグランドで、そういう超一流の馬と一戦交えられるのは光栄なこと」のような痺れる言葉を放っている

そして、

この18頭に名を連ねられるのは光栄なこと

馬はクラシックだとか、これが大きいレースだとか知らないし、皐月賞を取りたいだとかそんな個人的なことは終わってから考えること

気分良く走らせてあげて、ビクターには、田村君、楽しかったよ、って帰ってきてくれたら

のようなことを言っている

ダービー前の今回も、

https://www.youtube.com/watch?v=pQMGeyiraoE

https://www.nikkansports.com/keiba/news/202205250000483.html

グラム単位で絞ったりして、ものすごい緊張感の中で仕事をさせてもらえる幸せを実感している

幸せなひとときビクターモアがプレゼントしてくれた

まずは無事に走ってほしいと思うし、ジョッキーに楽しかったって言ってほしいし、馬にも一生懸命頑張ったねって言ってあげたい

こんな感じで、いつも心にグッとくるんだわ

田村先生、まじでかっこいいです…



あと、田村先生の今後に向けての注目ポイント

カスタディーヴァというニュージーランド産突然変異白毛牝馬がいてですね

の子日本に来て、ゴールドシップとの間に生まれたのがアオラキという白毛

ソダシを含むシラユキヒメ一族とはまた違う血統白毛馬が日本に登場したので、これはワクワクするね!

アオラキ君も今は田村先生のところで頑張っていて、この夏にデビューしてくると思う

ぜひ応援したいですね

血統家族のこと

ビクターのお父さんは日本競馬結晶ディープインパクト

お父さんディープは2年前に亡くなって、今年のディープインパクト産駒の2歳馬は6頭しか登録されてないらしい

実質的に、ディープインパクトの子供がダービーを走るのはこれが最後ということになりそう

今年のダービーに出てくるディープインパクト産駒は下記の6頭

アスクビクターモア、

キラーアビリティ

コマンドライン

ジャスティパレス

プラダリア、

ロードレゼル

最後の年に亡き父に勝ち星をささげる孝行息子はきっとこの中にいるはず

ビクターディープの息子たちの総大将と言えそう

キラーアビリティは、ディープ意思を継ぐ者同士、盟友と言えるかもしれない

ビクターのお母さんはカルティカというイギリスの馬

カルティカのお父さん(つまりビクターの母父)はレインボウクエストというアメリカの馬で、現役時代凱旋門賞を含む2400mのG1を2勝した馬

レインボウクエストサクラローレルのお父さんでもあるので、父系から言い方違うかもしれないけど、ビクターの伯父がサクラローレルということになる

カルティカの初仔はケマーというアイルランド調教活躍した牝馬

2番仔以降は

Niedziela(IRE)姉(8戦1勝?)

Almuhalhil(GB)兄(レース出走なし?)

Qaabil(IRE)兄(19戦0勝?)

と生まれている

Qaabilから1年空いて、その間に日本に渡ってきたようだ

お母さんが日本に来た経緯はわからなかった

そこから

5番仔はセブンフォールド

6番仔がアスクビクターモア

その下に未デビューの妹が2人

上の妹はシャルラハロートと名前がついたみたい

ダイワメジャー産駒で栗毛美人だよ

下の妹はキズナ産駒、そしてその下にブリックスアンドモルタルの子を受胎中

もう生まれてるかも?

ビクターお姉ちゃん、ケマーはフランス桜花賞にあたる1000ギニーで3着となり、イギリス牝馬限定NHKマイルカップのようなコロネーションステークス(G1)とフランスヴィクトリアマイルのようなロートシルト賞(G1)を勝ち、G1を2勝した名牝

お兄ちゃんセブンフォールドは父親ディープインパクトなのでビクターの全兄

お兄ちゃん中央勝利大井に転厩

しかし、そこからすぐさまダートで2勝して中央に復帰している

今は1勝クラスで芝で走っているけど、中央ではまだ勝てていない

ビクター兄弟は、4人が勝ち抜けて、2人が重賞なのはすごい

カルティカはいい母馬だと思う

ビクターの見た目

毛色は鹿毛と言われているけど、栗毛かと思うような明るい茶色で、ちょうどエフフォーリアと同じような色

鼻筋には白い筋があって、鼻のあたりまで白い

足元は4本とも、ソックスを履いているかのように足先が白くなっている

レースではメンコをかぶっているから鼻筋の特徴はわかりにくいけど、足元のソックスっぽいのはよくわかるよ


終わりに

とりあえずビクターのこと語ったよ

2枠3番に決まったようだし、内も有利な馬場になりそうと聞いている

これはもう、負ける要素ないんじゃないか

ビクターラスボスドウデュースを中心に買います

思えば皐月賞ビクターとドウデュースの2頭軸だったけど、馬連だったから外したんだった

今回も一貫させるで!

2022-03-14

ウマ娘へのセクハラ問題

ウマ娘は実際の競馬と同程度の数字で動いている、と仮定すると、ウマ娘の未勝利戦勝ち上がり率もだいたい30%程度だろう

そしてデビューすら模擬レースで認められてスカウトされなきゃいけない

学園のウマ娘の半分が新馬戦には出てる、と仮定したら、だいたい学園所属の15%程度しかトゥインクルシリーズで勝ち負けしてないってことになる

ウマ娘からすると、とにかくいいトレーナースカウトされて、メイクデビューに出してもらえないと話にならない

これってかなり、トレーナーウマ娘の間に権力の不均衡があるような気がする

こういう環境だとどうなるか? というと、考える必要もなく、セクハラが横行する

ウマ娘人間が勝てるわけがない、という腕力の差はあれど、結局社会的権力を持つほうに従わざるを得ないだろう

このような構造上の問題があるため、学園からすると対策をしていないわけがない

というわけで、トレセン学園のセクハラ対策について考察する

1、学園側がトレーナーとの契約解除

学園はトレーナー契約して学園に籍を置かせ、その中でトレーナーウマ娘契約をしてレースに参加させる

まりトレーナー処遇を強烈に学園側が握っているため、学園がウマ娘を守る気であればトレーナー排除できる

権力の不均衡にはより強力な不均衡で対応しかもその権力者、理事長女性でいい人なので、たぶんウマ娘は守られる

2、結果が出ないコンビ強制解消

ウマ娘の育成目標が学園から課されており、それをクリアできないとトレーナー契約が解消される、とたづなさんから説明がある

実際、目標達成できないとゲームも育成終了になる

この点で気になるのは、「結果が出ないウマ娘引退」と言われていないこと

まりウマ娘が結果を出せなかった場合不利益を被るのは一方的トレーナーである想像できる

トレセン学園はおそらく各種学校なので、ウマ娘学費を払って教育を受けている立場

そこで結果が出ないからと言って、退学になるとかはなく、卒業まで学校生活は送れるのだろうと想像できる

そりゃあ、70%が1勝もできないのだろうからウマ娘が不利になる環境は作れないだろう

そういうわけで、セクハラされた場合、私は走らないとだけ言えばトレーナー排除されるのだろうと思う

キャバクラに出勤しない嬢をおだててなだめて出勤させるみたいな能力トレーナーには求められそう

3、よりよいウマ娘の獲得のために

女の子学校なので、どのトレーナーセクハラするとか、どのトレーナーなら勝てるとか、噂レベルで共有されていると思う

というわけで、トレーナーとして悪評がたてばたちまち勝てるウマ娘は来なくなるだろう

そう考えると、勝てないウマ娘相手からって邪険にできないし、セクハラなんてできない

トレーナーが全員本気で勝ちたかったら、ある程度自浄が働くはず

4、女性トレーナー活躍

作中に出てくるトレーナー女性が多い

アニメなら、スピカトレーナーの東条ハナ

ゲームなら名門の桐生院葵

理事長代理の樫本理子

G1で勝ち負け狙える女性トレーナーはわんさかい

逆に有力な男性トレーナーアニメトレーナーブルボントレーナーゲームでも自身くらいなもの

トレーナーの男女比率データなんかないけども、女性の多い環境は作られているように見える

最上位のトレーナー男性クズだった場合、多数の契約ウマ娘を抱えるから学園も排除しにくく、セクハラの悪評を超えるトレーナーの実力があるなら、構造的にセクハラはどうしても起こり得る

それに対応するには、最上クラストレーナーは軒並み女性であることが望まれ

まりアニメゲームに出てくる最有力な男性トレーナーは学園からすると脅威で、たづなや理事長がたびたび接近してくるのは監視意味もあると思われる

5、ウマ娘自身による自治

生徒会や寮長のなんと強力なことか

生徒会は学園内の権力をかなり持っているように見えるし、人間よりはるかに強く、人望もあるシンボリルドルフヒシアマゾンには多くが相談もできるだろうし、彼女らに詰められると思うとセクハラもなかなかできるもんでもないだろう

大体、そこまでセクハラが横行しているなら、トレーナー契約しなければレースに出られない不利益規定生徒会が許すとは思えない

トレーナーウマ娘を厳しく鍛えるというよりは、無茶なトレーニングから自制させるような役割も大きいのだろう

とはいえ絶対セクハラはあるよ

間違いなくあるね

2021-12-01

初めて競馬場行くことになった

から仕事帰りにWINS馬券買ったりはしてたけど、競馬場は行ったことはなかった

競艇場は行ったことあるけど)

それが職場の人に誘われて初めて競馬場に行くことになった

楽しみ

なんと行く予定の日は、あの名牝GI7勝ジェンティルドンナの娘の初めての重賞取りチャレンジ戦がメインレースに設定されている

売り出し中のジェラルディーナを見れるので楽しみしかない

ジェンティルドンナ引退レース有馬記念は、新婚の時に妻とWINS行って、馬券握って中継見た思い出があるわ

なかなか思い出のある馬の子なので感慨深いね

強い牡馬種牡馬になると、毎年何十匹何百匹子供作れるよね

そうするとカスみたいな子供もたくさんできる代わりに、歴史的に強い馬もちょこちょこ生まれるので、結局は後継になるような代表産駒が出てくるんだよね

それに対して牝馬は年1頭しか産めないわけで、名馬を産むにはかなり引きが強くないといけない

牡馬みたいに打率は悪くともベストな1頭が出ればいい、というわけにはいかない

歴史的名牝も、案外子供が走ることは少なくて、ダイワスカーレットウオッカブエナビスタの子供もほとんど走ってない

牡馬のようにはいかない難しさがある

シーザリオエアグルーヴはすごいの産んでるけどね

ジェンティルドンナもどっちかと言うとダメな側で、初仔モアラアネラは頑張って3勝したけどオープン入りすることな引退

2番仔はなんか怪我があったとかでデビューできず仕舞

3番仔はジェラルディーナは阪神ジュベナイルフィリーズには出走したけど7着惨敗で、その後クラシックには出走できず、またダメか、となっていた

ジェンティルドンナ、強かったけど繁殖ダメかー、という空気が春までは出ていたよね

ところがこのジェラルディーナ、3歳夏から連勝して、一気に秋華賞が狙えるところまできた

が、賞金が足りずに惜しくも除外対象

しかし、その代わりに出たレースが強かった

ここで圧勝して、これで3連勝、一気にオープン馬になった

末脚が切れ切れの差し込むタイプで、なかなか強い武器を持ってるやないか、ということがわかってきた

これはクラシックは間に合わなかったけど、4歳から一線級狙えるぞ、と

そして初めての重賞勝利を狙えるのが今週のレース


そしてそして

話はこれだけではなかった

繁殖ダメかと思われたけど俄然期待感が増してきたジェンティルドンナ産駒

思えば初仔も、オープン入りはしてないにしても中央3勝は悪くはない数字

デビュー2頭目オープン馬を出し、次の子、4番仔はロードカナロアを付けている

の子もまた悪くない雰囲気で、晩成型っぽいと見られながらも、素質はすでに見出されてるそうだ

その4番仔、マリーナドンナのデビュー戦が決まったのだが、なんとこれが姉ジェラルディーナの走る重賞と同日になったのだ

5レース新馬で妹マリーナドンナのメイクデビュー11レースG3チャレンジカップで姉ジェラルディーナの重賞挑戦

これはもう、ジェンティ姉妹勝利を願わずはいられない

姉妹で勝てばドラマだし、まあ、勝てなくとも来年以降活躍していけばそれはそれで楽しみだ

楽しんでくるよ

2021-07-08

好きな競馬用語

【末脚】

ゴール前での馬の伸び脚のこと。一般的にゴール前で鋭く伸びる馬を“末脚の切れる馬”その逆にゴール前での粘りに欠ける馬を“末脚が甘い馬”などという表現を用いる。


メイクデビュー

2008年6月21日(土)以降に行われる「新馬競走」に、「メイクデビュー○○」(○○は場名)という愛称を設定。「新馬競走」という競馬特有用語を、少しでも「わかりやすく」また「身近に感じられる」言葉に置き換えてメッセージを発信し、今まで以上に「新馬競走」を盛り上げることを目的としている。


【馬っ気】

牡馬発情のこと。馬っ気を出すと競走に集中力を欠き、能力を出し切れなくなることが多いと言われている。

2021-05-24

anond:20210524165500

のしかやってないけど新馬戦は大体勝ってその後の3歳重賞惨敗して駄馬ってことがわかってがっかりみたいな感じじゃなかったか



名馬だらけのウマ娘と違ってダビスタは地味だ

新馬戦はまず勝てない」

「未勝利のまま登録抹消はザラ」

オープンまで行けるのはエリート

10年以上かかってやっとGIIIがとれた」

って世界もやってみると面白いんだが

画面が地味過ぎるのはどうしようもないが

2021-05-19

ウマ娘 タウラス杯総括

ウラス杯お疲れさまでした

僕は予選の勝率は4割ちょい、A組進出したけど決勝は3頭で2着、5着、6着で総合2位という結果でした

称号は得られずです

やった感想をまとめます

ゲームバランス

やっぱり追い込み馬、主にゴルシ強すぎ問題は何とかすべき

後ろから追い込むのって実際は相当難しいし、ゴルシみたいに中盤から大外まくって勝つのは相当スタミナが抜きんでてないと無理

マンガみたいな馬を毎レースマンガみたいに再現できるような仕様おかしいので、ゴルシの専用特性の発動率は下げるべき

少数立てレースほど、後ろ有利なシステムはなくしたほうがいい

というか、そもそも脚質の概念自体、少数立てだと本来は薄まるはずだよな、と思う

馬群集団の大きさと、集団との位置関係によって正しく空気抵抗でのスタミナ消費と軽減率を算出して当てはまるシステム理想

だけど、まあ、実際はそこまでせんでいいから、もう少しゴルシ品評会な感じを減らしてほしい

あと、デバフ強すぎ問題

これ自体問題はないけど、じゃあデバフ対策ってどうすんの?というのが不透明なのは問題

賢さが高いほどデバフ回避できる、みたいな仕組みがあればいいし、実際あるのかもしれないけど、よくわかってないからやられ放題なのがきつい

現状の対策としては、全プレイヤーがデバッファー1人いれれば全員等しくデバフ受けるし対等、という形に落ち着いてしまっている

これだとなんだかゲーム性に幅が出ないんじゃないか?というのが少し不満

デバフいれないとひとり負けだし

王道エースチーム<デバフチーム<デバフ対策チーム<王道エースチームみたいなじゃんけんになるのが理想じゃないか

あとは調子問題

予選では調子ランダムから、勝ちがたい人も勝つ可能性が増えていいのかもしれない

決勝では各チーム絶好調1+普通2という調整がされているみたい

それは平等でありがたいけど

デバフ要員が絶好調もらってて泣いた人いるんじゃないか

調整するなら全員絶好調、または全員普通でいいんでないのかなと思った


リーグ階級

グレードとオープンがあったけど、これ自体はいいことだと思う

ただ、グレードは無差別のパワー勝負なのはいいとして、オープンは決まった数値での調整勝負という、勝負の中身が違うというのが現実だった

初心者リソースが足りないものオープンだって当然勝てない

よって、ふたつのリーグ上級も中級もない

勝負の内容が違うだけ

多少グレードのほうが景品がいいとしても、オープンもグレードとそこまで変わらない景品でよかったんじゃないかなと思う

称号も、グレードプラチナオープンプラチナがあればよかったのではないか

で、あとはほんとの初心者用、新馬リーグみたいなのはあってもよかった

「うまぴょい伝説」の称号未所持トレーナー限定、というのが条件のリーグはどうかな?


育成

オープン用の育成の話

まず、いま育成をやめたら評価点が何点になるかわからないのがきつい

サード計算ツールあるのに終盤で気付いて使わせてもらったけど、あれあるのとないのでは大きく違う

公式評価値が常に出ていたらサードに頼る必要がないから助かる

あとは試走がしにくいのがきつい

ストーリー上のレースを利用できるけど、せめてそこに自分の愛馬2頭は出せるようにできないかな?

2頭出せたら比較ができる

比較ができたら得られるものが増える

本番での試走ができないからこそ仕上がってるかわからなくてドキドキする、という意味では、リアル競馬っぽいし、まあ、そう開き直ればこれはこれでいいかもしれないけど


全体的に

途中、デバフネイチャ+ゴルシに蹂躙されるゴルシゲー、デバフゲーでクソかと思ったけど、終わってみたらやっぱり面白かったな、と思った

ウマ娘は育成でのストーリードラマ面白いけど、やっぱり君の愛馬がズキュンドキュンと走り出すほうがもっと面白

そしてレースは勝つか負けるかわからない、そしてやり直しの効かない一発勝負から燃えるし、興奮するし、面白いし、そこにドラマがある

それはウマ娘たちからすでに教えてもらってたことだったな、って思った

パラレルワールドの育成を繰り返し、時を戻し、失敗したら出荷、みたいなスレプレイヤー気持ち彼女たちは走ってないんだった

久々に彼女たちと同じ気持ちになれたのはよかったと思うよ

自身負けたんだけどね

勝てないからつまらない、という気持ちはわかるけど、ネイチャがストーリーで「勝てないからつまらない」って言ったら嫌いになるだろう?

負けて悔しいからつまらない、という言葉が出てしまうのはわかる

でもそこは「なに期待してたんだアタシ」くらいでいいだろう

負けたからこそ次勝てばドラマになるんだよ

から次勝とう

次は菊花賞ベーススコーピオ杯かな?

それか早くも来月ジェミニ杯があんのかなー

ま、次勝てばドラマ、とか言っても、今日レース出たマックイーンとはパラレルマックイーンが次のレース走るんだろうけどね

かなしー




あと、世界観壊す妄想

ウラス杯は勝ち馬投票券マニーで買わせてくれたらと思う

絶対てんやんと投げやりになるくらいの戦力差がレース前に見えてしまったら、相手の馬の馬券を買えばいい

まりそんなレースは、ラッキー、儲けるチャンスやん、ってなる

レースは負けたけど競馬は勝ってマニー増えた、みたいな気分になれば自分ウマ娘が負けた時の気分も少しはましになるんじゃないか

2021-05-17

ウラス杯はチーム戦じゃなくて、育成ストーリーの対人版がよかった

ウマ娘の楽しさってストーリーがあるからでしょ

ストーリーがあるから負けても、それも含めて考えることがあった

でも現状のタウラス杯は単発レースの対人戦でしょ

負けたら何にもないわけよ

がっかりするだけ

予選で5レース対人戦やるなら、新馬戦、ホープフル、皐月賞ダービー菊花賞、を走って、ウマ娘個人の獲得ファン数で次にいけるか決めて欲しかったよ

それで勝ち抜けたら2ラウンドは大阪杯天皇賞春、宝塚記念天皇賞秋、ジャパンカップ

そこでファン一定以上取れたら決勝ラウンドに行けて、決勝ラウンドは有馬記念


予選でエントリー可能な4エントリーのべ12人のウマ娘何人が決勝にいけるか、みたいな考えの方が楽しかったろうな

2021-04-09

ウマ娘風に日曜の桜花賞解説する

ウマ娘に詳しいみんなはもう知っていると思うけど、桜花賞は3歳になったウマ娘が走る生涯1度きりのクラシック3冠タイトルのうちのひとつG1レース

若手の登竜門芥川賞みたいなもんですね

その中でも桜花賞シーズン最初レースなので、有馬記念天皇賞、またはシーズン終盤の秋華賞などと比べると、実績のあまりない若手ウマ娘たちが走ることになる

なので古馬が走るレースみたいなドラマは、背景にまだあんまりないです

ウマ娘は3歳から4歳くらいまではぐんぐん成長するので力関係も日に日に変わっていくし、不確定なことが多いです

なので、桜花賞アニメ12話で言うと2話くらい?と思って秋への伏線として楽しめばいいかと思います

その中でも気になる点を少しだけ紹介しておきます

注目度トップクラス  ソダシ

めちゃくちゃ珍しい白馬白毛ウマ娘

ウマ娘キャラデザとして、馬の毛色とウマ娘の髪の色が一致しているのは知っていると思いますが、白髪オグリキャップメジロマックイーンゴールドシップなどはどうなのかというと、芦毛と言われます

芦毛は生まれとき茶色い毛で、成長とともにグレーから白がかった色味に変化していくのに対して、白毛は生まれた時からずっと真っ白

デザインとしては、鬼滅のクモの鬼の姉さんか母さんのような髪も肌もドレスも真っ白なウマ娘なんだろうなと想像しています

白毛馬はそもそも数が少なく、今までの歴史中央では30頭くらいしか走っておらず、中央トゥインクルシリーズ勝利をあげたのもソダシのおばあ様のシラユキヒメが初(*間違いすみません、初勝利ではなく、初めて馬券からむ(3着以内)でした。指摘ありがとう

おばあ様シラユキヒメの両親の血筋白毛はいないため、シラユキヒメ白毛突然変異で発生しており、その形質は娘のブチコ、そしてソダシへと受け継がれている

古くから白毛ウマ娘は勝てんやろ、という言説はかなりあったけど、ソダシ自身が勝つことでその偏見を少し打ち破ってきている

差別偏見と闘うストーリー付与できるかもしれません

ソダシの実績は4戦4勝

2戦目、3戦目がG3、4戦目でG1阪神ジュべナイルフィリースを走り、全て勝っている

白毛馬の芝の重賞制覇、G1制覇は初だし、これ以降ソダシがいろいろやるたび、白毛初がついてまわる

ジュベナイルフィリーズは2歳牝馬チャンピオン決定戦という位置づけなので、この世代でのディフェンディングチャンピオンといえる

トレセン学園入学試験1位だった感じか、入学後の1年生限定レースで優勝した感じ

ただし、ジュベナイズフィリーズ覇者が順当に桜花賞勝ったケースはほとんどない

それだけ数か月でライバルのウマも成長するのだが、それでもソダシがおそらく一番人気になるだろうと言われているし、実力もトップクラスで間違いない

タイプは先行で、ずっと前めにつけて勝負する

気になる点は、ソダシのお母ちゃん、ブチコはゲート難で、出走前に扉破壊、ゲートくぐって飛び出す、なんてことを3度やって、2回競走除外になった

鞍上ルメールがゲートで落とされて骨折したりしているし、3度目やらかしたせいで引退した

ソダシも立派にその血筋を受け継いでおり、ゲートでは割と暴れるらしい

でも週1でゲート練習やってて、だいぶよくなっている!だそうですが

そして、あのゴールドシップと同じチーム(厩舎)、同じトレーナー調教師)で、厩務員いわく、ゴールドシップとかなり似ている!だそうです

幼くてやんちゃわがままで暴れるけど、レースになれば真面目で抑えも効くらしい

差別偏見と戦う真っ白で美しいウマ娘が、天真爛漫でゴルシ級に暴れる、って想像すると、そりゃあ萌えるよね

ゴルシの再来に馬券を託せるかはあなた次第です

父親ダート最強馬クロフネ


注目度トップクラス  サトノレイナス

サトノダイヤモンドと同じ、名門サトノ家のご令嬢(サトノ家の家業ゲーム販売セガ

お姉ちゃん(兄)にサトノフラッグがいる

レイナスとは女王スペイン語複数形らしく、複数タイトル獲得を宿命づけられている

レイナスちゃん所属チームからは、あの史上最強女帝アーモンドアイと、アパパネという2人のトリプルティアラウマ娘牝馬3冠)が誕生している

チーム名はチーム国枝(国枝厩舎)

ここは強い牝馬を育てるのも、桜花賞勝たせるのも慣れていると思われるので、レイナスちゃんも偉大な先輩のような道を歩む期待感あり

実績は3戦で2勝、2位がひとつ

2位になったレース阪神ジュベナイルフィリーズでソダシに負けた一戦

このレース最後の直線で差しトップに立った後に、ぎりぎり差し返されてのハナ差だったし、ソダシと力の差はほぼない

レースのあった12から4か月たって、筋肉のつき方が子供のものから大人のものへと変貌しつつあるらしく、今の力はソダシより上なんじゃないか、というような期待感もある

同じ相手に2連敗するわけにいけないし、ここで勝ち切ればよきライバルとして、オークス以降も楽しみになってくる

ちなみに阪神ジュベナイルフィリースは、ハナ差クビ差で3頭がもつれる結果となったけど、3着の子桜花賞回避したので、今回はおそらくソダシとレイナスの2強だろう、という見方が多い

性格的には折り合いが付きやすい(騎手の指示を聞きやすい)子らしく、従順で頭がよいのだと思われます

スタイルは中段の後方につけることが多く、いわゆる差しウマといっていいかと思います

わりとダイヤちゃんそのままのイメージでいいかもしれないですね

父親ディープインパクト


注目度次点  アカトリノムスメ

牝馬3冠を達成したアパパネの娘

アパパネハワイにいる赤い鳥らしく、その娘なのでアカトリノムスメと命名されたそう

母親以上の成績を残して、母親のことをアカトリノムスメの母、と呼ばせるようになってほしい

父親ディープインパクトで、両親ともに三冠馬

そのわりには名前適当過ぎんか

名前血筋からして、背負ってるものが多すぎるような、業の深い子だと思う


4戦3勝で、G3をひとつとっている

負けたのはデビュー新馬戦での7着で、その後3連勝中

の子もサトノレイナスや母アパパネと同じ、チーム国枝

ウマ娘的にはエアグルーヴみたいに、母と同じチームで、母と同じトリプルティアラを目指すストーリーをこの子に重ねて見ることができる

レーススタイルとしては真ん中につけるレースと、最後方につけるレースが半々だけど、後方にまわったレースで負けてるし、騎手は今回前につけたいと言っている

性格はおとなしくて落ち着いているとのこと

まだ若いのにもう落ち着きが出ているということだし、ウマ娘キャラとしてはスーパークリークみたいなお姉さんをイメージしたらよいのかな?

の子がこれから親に負けずに勝っていくならマックイーン的な王者キャラ付けになるだろうし、ここで負けてしまうならキングヘイローみたいなアイデンティティと戦うキャラ付けになるかもしれない

ここで勝たないと母親を超えれないため、本当に「アパパネの娘」になって自分名前を名乗れないウマ娘になってしま懸念があるし勝ってほしい

まわりからのんびりしてそうで、幸せそうに見えているけど、夜な夜な親の偉大さに押しつぶされそうになって寝れなくなっている様子を想像してしま



注目度次点  メイケイエール

ひいじいちゃんがソダシの父親クロフネ、その奥さんまりひいばあちゃんがソダシのおばあちゃんシラユキヒメ

母親シラユキヒメの孫のシロイジャーって名前白毛の馬だけどメイケイエールは白くない

父方の祖父ディープインパクト

これだけ見るとみんなよりひと世代若く見えるけど、みんな3歳

実績は5戦4勝で、G3を2つ、G2を1つとっているので実績と実力は出走馬の中でも十分

負けたレースはソダシが勝った阪神ジュベナイズフィリーズでの4着

そこからG2チューリップ賞を挟んでの参戦となっている

気性難として有名で、レースさせるにはまだ危険とまで言われるほど

負けたジュベナイズフィリーズはかかりっぱなしで、言うこと聞かずに大外回っての4着

チューリップ賞も、とにかく前にウマがいたら抜かさないと落ち着かなくなるらしく、武豊と大喧嘩しながら走って、結局騎手は諦めて最終コーナーより前からスパートかけさせて先頭に立つ

直線で後ろからエリザベスタワーに差されるも、根性で脚を伸ばして差し切らせず、同着での1着に持ち込むという(チューリップ賞動画みると騎手との喧嘩っぷりに笑う)

乗ってた武豊ですら、頭をかかえたらしいけど、こんなんもう負けやろうというレースをしておいて最後ちゃんと合わせてくる能力の高さは間違いないみたい

もし騎手と折り合って力を100%出せたら?と思うとまだまだ能力は底知れない


しかし、実は気性難というより、本当は真面目なおりこうさんらしく、レースもムキになったり闘争心むき出しというよりかは、「これを抜かせばいいんですよね?マスター」みたいな感じの生真面目さからくるという話

普段はおとなしいけど、仕事になると私生活もペースも無視して突っ込んでいくバリキャリタイプのようです

ウマ娘キャラ的には、医療品が足りてない!って騒いだり、タイキシャトルをとっ捕まえたりしてる場面のたづなさんのイメージ

ミホノブルボン的とも言えるかもしれない

たぶん、部屋は散らかってると思う

今回は主戦騎手武豊が負傷療養中で、かわりに横山典弘が乗ることになる

横山典弘はゴルシにお祈りしながら乗ってた人だし、馬の気持ち尊重して乗る名手

今回は馬具も馬を従わせるための拘束のきついものは全部やめることにしたそう

というわけで今回は変に折り合わせようとせず、馬の気分にあわせて逃げるんじゃない?って予想も多いです

これで勝ったらサイレンススズカの再来と言われるはず



その他

アールドヴィーヴル、エリザベスタワー、ファインルージュソングラインシゲルピンクルビーあたりも名前があがってます

関係を正確に把握するのはなかなか困難だと思います

2021-04-01

anond:20210401103434

調教タイムなんて当てにならない。新馬の頃に「来年ダービー馬だ!」とぶち上げてそれから鳴かず飛ばずの馬なんて腐るほどいる。

2021-03-11

来た見た勝った

anond:20210310130154

ライス通算27周目にして初めて完全制覇(URA長距離

ライスやったよ!

もうね、最後淀に愛されしステイヤーたる物語の結末、おっさんボロ泣きしましたわ。本当に走りきれてよかった。

増田トレーナーが時点時点の数値を上げてくれたおかげで、マイルストーンがわかって非常に助かった。感謝してもしきれん。特に賢さの数値は参考になった。25周目の有馬をスピ795、スタ554、賢445で臨んであっさり3タテされた(春天で1ミスしてた)時は本当にこのロムのライスは呪われてるんじゃないかというぐらい気落ちしたけど、賢さが足りてないことを踏まえ、賢さをやや厚めに積んだ。すると26周目で久々の有馬突破(681、579、484)、27周目有馬(830、600、550 概数)で余裕を持った勝利、そのままURA長制覇、といけた。最後はURAも危なげなしでまさかノーコン完走になったわ。

育成環境
  • ローテ(順位なしは1着)

新馬京都2歳(ホープフルはファン数×)→スプリングダービー2着→菊→有馬2着(URA調整・ファン数稼ぎ)→日経新春杯ファン数稼ぎ、バレンタインブルーローズ目当て)→日経賞春天BC+D+)→目黒記念(URA調整)→宝塚有馬→URA長距離

調整のため2回もGIIを使わざるを得なかったが、それでも走りきれたので、何が何でも間に合わないというぐらいのことではないらしい。

序盤はスピードと絆を上げつつ、夏までにスピ420を確保。その後はスタとパワーを上げつつ、春天の時点でスピ600 スタ550を確保。その後はスタはすべてパワー練習に任せ、スピ・パワ・賢さを友情>!=人数多い=体調と相談しながらやってた。

最終ステは905 646 607 372 641。

スキルは食いしん坊(春天) 集中力 抜け出し準備 良馬場◎(有馬) 決意の直滑降他(URA

サポカーガチャの方を回したほうが良いよという攻略情報もあり、無課金だけどサポカーはけっこう豊富だったりする。注釈なしはLV30)

SSRウオッカ

SSRスペシャルウイーク(イベント)LV25

SSRゴールドシチー

SSRファインモーション

SRキングヘイロー1凸

SSRオグリキャップイベント)LV50 ← 借りてきた

マエストロ強いのはわかってるんだけど、自前でクリーク持ってないのとスピードパワーageを優先するためスペウオッカを投入した。金回復を2枚も入れているのは春天までに確実にどちらかは取るため。どうしても完走したかったので安全策を取った。末脚にも期待し起用(したが最後まで取れなかった笑 あと、増田スピード重視の育成を行っているので、スピード厚めに。ファインモーション練習○強いよ練習○。

完走した感想(言いたかった。

私や増田トレーナーステータスは、初めてこのゲームをやった人はまず達成し得ない数字だと思う。それだけ因子が揃っていないからだ。強フレンド連れてきたとしても片方しかブーストからないし、継承◎になってないと三女神能力アップも期待が難しい。せいぜい+30ぐらいだ。三女神でスピスタを毎回+50していこうと思うと、強フレンドはもちろん自分の因子と継承◎がほぼ必須になってくる。それでようやく勝ちきれるレベル能力って、、、やっぱライス無理ゲーだわ。

実は、敗退したかなりの回で内で揉まれて抜け出せないというケースがあったのと、ゴルシ、ネイチャと連続差し追い込みを育ててきた中で、パワーがあればけっこう何とかなるなという雑感があり、25・26週目は借りてきた枠をツインターボ4凸にしていたがオグリに変更した。するとこれがよくハマる。ライスは垂れモブに引っかかって事故るケースが結構あるのだが、パワーを上げることで、仮に後退してもすぐに前に戻ってこられるだけの能力を身につけることができた。URAでも26周目は内で揉まれて敗退したが27周目はきちんと伸ばしてきており、パワーがあるとリカバリーがよく働くように思う。

そういえば、Twitterに上がってた瓦割りライスもなんだかんだで少なくとも有馬まで出走できているようなので、パワーはスタミナと同じぐらい重要なのでは、と思っている。

というより、根性の使いみちがわかってないのだと思う。

しばしばブルーローズが要らない子扱いされがちだが、これがパワーライスとけっこうハマる。26周目有馬最後ヒシアマゾンを抑えきったのがブルーローズ発動によるものだし、27周目は直線入ってマックに迫られていたところ、前にいたトップガンを抜いて発動、マック突放という相当すごいことをやってのけた。

抜け出し準備で加速、直線入って発動、加速というのが一つの勝ち確パターンになった。本当は末脚で加速→ブルーローズコンボしたいのだが。

というか、せっかくの固有スキル無視で勝てるウマ娘なんていない。これは元増田トレーナーにもお伝えしたい。

その他

育成情報改めて見直したらURAが全部阪神大賞典阪神3000m)になってて吹いた。

増田トレーナーも指摘の通り、ライスのステは底力が伸びやすく、ライスでSランク取った人が底力・賢さをSSにしていたので、底力・賢さを積む作戦もありかもしれない。その発展形でたづな葵ファインモーションでアホみたいに練習積むという作戦はありかもしれない。(ブルボンのようだ

おわりに

ライスクリアに二週間かかったけど、ようやく胸のつかえが下りた感じ。

増田トレーナーには改めて感謝を申し述べるとともに、元増田トレーナーにも多謝。今後もお互い適度に楽しみましょう。

2021-03-10

ウマ娘から競馬に興味を持ち始めた人へオススメする競馬名実

ウマ娘競馬に興味を持った人たちには、毎週土日にBS11フジテレビ等でやっている競馬中継も是非視聴して頂きたい

プロ野球中継やその他のスポーツ実況と違って、1~2分そこらでレースが終わってしま競馬中継の実況は非常に難しいとされる反面で

非常に素晴らしい、心に残る名実況も数々あるので、自分の気に入っているものを紹介する

ベガベガでもホクトベガ!」(1993年エリザベス女王杯 ホクトベガ)

1番人気は桜花賞オークス牝馬二冠を制しこのレース牝馬三冠達成がかかったベガ

一方のホクトベガは9番人気と低評価ながらも見事なイン強襲でG1勝利を飾った

マックイーンだマックイーンだ!メジロでもマックイーンの方だ!」(1990年菊花賞 メジロマックイーン)

祖父メジロアサマ、父メジロティターンに続いて親子三代での天皇賞制覇を果たしたメジロマックイーン

菊花賞出走時点では条件馬であり重賞初出走ということもあって4番人気の評価

1番人気は僚馬メジロライアンであったが、ステイヤーとしての素質を遺憾なく発揮し見事菊花賞を制覇した

モチが粘っている!モチが粘る!」(2007年若駒ステークス モチ)

珍馬名で有名な小田オーナーの所有馬

モチが粘って1着だからいいものの、モチが詰まっていたらと思うと…

「負けられない南井克己!譲れない武豊!(1989年マイルチャンピオンシップ オグリキャップ)

馬主脱税容疑がかかり馬主資格が剥奪されそうになったため急遽売却されてしまったオグリキャップ

新馬主は高額の購入費用をペイするため、とんでもないローテーションを組むことに

今であれば秋は前哨戦含めて3戦、多くて4戦が常識だがこの年のオグリオールカマー毎日王冠天皇賞

マイルチャンピオンシップジャパンカップ(京都から府中輸送して連闘!)⇒有馬記念というダビスタでもやらない地獄のローテに挑むことに

最後の直線、絶対に届きそうもないところからハナ差バンブーメモリー差し切った脚はダビスタのアグリキャップ並みのチートな末脚であった

ニンジャがスルスル忍び寄る!」(2013年北九州記念 ニンジャ)

直線先頭に立ったツルマルレオンの外からニンジャがスルスルと…

オグリキャップ先頭か! 200を切った!オグリキャップ先頭! (ライアン!) オグリキャップ先頭!オグリキャップ先頭! そして、そして(ライアン!)」(1990年有馬記念 メジロライアン)

メジロライアン本命◎をうった大川慶次郎御大

レース中に解説者が実況の邪魔をするという前代未聞のハプニングを引き起こすもオグリ引退レースを勝ったこともあり、終わりよければ全て良しというハッピーエンドとなった

「これはもう、フロックでも、なんでもない!二冠達成!」(1997年日本ダービー サニーブライアン)

牡馬クラシックの一冠目である皐月賞で逃げ切り勝ちをおさめたサニーブライアン

しかしながらたまたま展開が向いただけのフロック勝ちなどと見られ、レース発走直前では7番人気の低評価

皐月賞と同じ大外18番枠からスタートとなったが「逃げ争いになっても絶対に退かない」と公言していた通り

サイレンススズカを抑えてハナを切ると、そのまま一度も先頭を譲ることなく先頭でゴールを駆け抜けた

ウィンストン・チャーチルが「ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になることより難しい」と述べたというのは後世の創作なのだ

ダービー馬のオーナーとなった馬主宮崎氏がダービー勝利時に所有していた現役競走馬はこのサニーブライアン1頭のみ

たった1頭の所有馬日本ダービーを勝ち二冠馬となったことは奇跡的な出来事であるといえよう

2021-03-01

ウマ娘に出てきてほしい名馬たち

シンザン

1961年まれ。史上2頭目三冠馬、そして史上初の五冠馬であるディープが登場するまでの史上最強馬といえばルドルフであり、そしてルドルフが登場するまではシンザンこそが史上最強馬だった。19戦15勝、2着4回。3着以下に負けたことがなく、そのわずかな敗戦トライアルばかりで「調教代わりに手を抜いて走っているのでは」とも言われた。ルドルフを超える神のごときカリスマを持った最強のウマ娘として出てきてほしい。

タケシバオー

1965年まれ。29戦して海外遠征を除けばすべて3着以内という強さを誇った怪物。驚くべきはそのレース選び。芝でもダートでも長距離でも短距離でも勝ちまくる。いわば強化版アグネスデジタルである。3200mの天皇賞春と1200mのスプリンターズステークスを両方勝っているのはタケシバオーだけであり、当時はシンザンと並ぶほどの評価を与えられていたらしい。豪放磊落って感じのウマ娘として出てきてほしい。

ハイセイコー

1970年まれ日本競馬史上においてオグリキャップと並ぶアイドルホース地方から中央競馬に殴りこんで連勝を重ねたのも同じ。しかハイセイコー皐月賞では勝ったもの日本ダービータケホープに敗れてしまう。実はハイセイコーは2000mまでの馬。馬場ダートのほうが合うと言われていた。マイル路線ダート路線もまだ整備されていない時代ハイセイコーは不利な戦いを強いられ、しかしそれにより更なる人気を獲得した。同性から人気があるタイプの不良っぽいウマ娘として出てきてほしい。

カブラヤオー

1972年まれツインターボメジロパーマーの究極形。人呼んで「狂気の逃げ馬」。とにかく最初から最後まで全力で逃げ続ける。しかもその戦法で9連勝して皐月賞ダービーの二冠馬となっているのである。なぜそんな極端な戦法をとっていたかというと、実は幼い頃に他馬に蹴られたトラウマのせいで、馬込みの中で走らせることができないからだった。狂気暴走と思いきや泣きながらいじめっ子から逃げていたわけで、この時点でもうウマ娘っぽい。

テンポイント

1973年まれ。「流星貴公子」と呼ばれたアイドルホースである競馬ではしばしば「三強」の構図が表れるが、テンポイントにもトウショウボーイグリーングラスという同世代の好敵手がいた。三頭とも出走したレースでは必ずワンツースリーを占め、三頭ともが年度代表馬になったという、稀有ライバル関係だった。そしてレース中に骨折予後不良となった名馬としてキーストンサイレンススズカと並んで語られることが多い。正統派イケメンウマ娘として出てきてほしい。

ミスターシービー

1980年まれ。(ウマ娘に)もう出てるだろ!って突っこまれそうだけど、個人的に大好きなので、まだゲームには実装されてないのを言い訳に紹介するわ。

ミスターシービーは史上三頭目三冠馬最後からまくって追い込む豪快な競馬身上で、皐月賞では泥んこの不良馬場を後方から差し切り、ダービー菊花賞では当時のセオリーをガン無視して勝ってしまった。とにかく破天荒でド派手な馬だというイメージがある。ルックスイケメンで、現役時はアイドルホースと言っていいくらいに人気があった。また、父親は「天馬トウショウボーイ母親はそのトウショウボーイと同じ新馬戦を走ったシービークインで、この母からミスターシービーしかまれていない。これも「初恋の馬に操を立てた」などとドラマチックに語られて人気の一因となった。

しかし悲しいことに、シービーの一歳年下には無敗の三冠馬シンボリルドルフがいた。シービーは皇帝と戦い、完膚なきまでに負けてしまう。ジャパンカップ有馬記念天皇賞春。いちども勝つことができなかった。当時の人気が忘れ去られた現在では、シービーは「史上最弱の三冠馬」などと言われてしまう始末である言い訳をすると、シービーは本質的には中距離馬だと言われており、ルドルフと戦った距離は得意としていなかった。また体質も弱く、菊花賞のあとは一年もの休養を余儀なくされており、古馬になってからは蹄がボロボロだったらしい。ゆえに私は、もしルドルフと同世代皐月賞を戦ったなら、彼はきっと皇帝を倒していただろうと信じてやまないのである

実にミスターシービーこそは、ディープインパクトのような走り、トウカイテイオーのようなアイドル性、ナリタブライアンのような悲劇性を兼ね備えた名馬だと思う。ウマ娘でもかっこよく描かれてほしい…早く実装してくれ…。

サニーブライアン

1994年まれ通称「サニブ」。ほとんど注目されずに皐月賞では11番人気。しかしそこでまんまと逃げ切ってしまう。誰もがフロック(まぐれ勝ち)だと思ったその次の日本ダービー皐月賞馬なのに7番人気。しかしサニブはまたしても逃げ切ってしまうのである。「これはもうフロックでもなんでもない!」という実況が有名だが、サニブはその直後にあっさり故障引退してしまったため、いまでも「サニブは本当に強かったのかどうか」で議論になるのだった。昼行灯な態度で周囲を油断させて実は有能みたいなウマ娘として出てきてほしい。

ステイゴールド

1994年まれ通称ステゴ」。GIでも好走するのに何故か1着が取れない「シルバーコレクター」の代表的存在としてファンから愛された。そして50戦目の香港遠征引退レースでついにGI勝利するのだから、作ったようにドラマチックである。が、ステゴの真の活躍それからだった。種牡馬として次々に超大物を輩出したのであるウマ娘アニメには「キンイロリョテイ」なんて名前で出ていたが、やはり実名で出てほしい大器晩成型の名馬だ。

クロフネ

1998年まれダービーがはじめて外国産馬にも開放された年の馬だったので「黒船から名付けられた。が、毛色は芦毛(白)である。有力馬としてダービーに出走したが勝てず、さまざまな巡り合わせからダートに出走したところ、驚異的なレコードで9馬身圧勝。次走のジャパンカップダートでも7馬身差でレコード勝利を収めたが、その直後に屈腱炎引退した。ダートではたった2走だけだったがその強さは鮮烈で、今なお「史上最強ダート馬」として支持されている。やはりまだまだダート馬が少ないのでダート最強格のウマ娘として出てきてほしい。

ヒシミラクル

1999年まれ10番人気で勝利した菊花賞。7番人気で勝利した天皇賞春。6番人気で勝利した宝塚記念GIを3勝もしているのに「強い馬」とはなかなか思われないムラのある個性派だった。特に有名なエピソードとして、宝塚記念ときヒシミラクル1000万円を賭けて的中させた通称ミラクルおじさん」の話がある。払い戻しは2億円だったという。まさに「奇跡」という言葉がよく似合う馬であるウマ娘としてはマチカネフクキタルあたりと仲良くやってほしい。

ロードカナロア

2008年まれサクラバクシンオーをも超える日本史上最強スプリンター香港スプリントを連覇した世界のロォォォォォォォォォォォドカナロア。異名は「龍王」。また種牡馬としても初年度から9冠牝馬アーモンドアイを送り出し、ディープ亡き後のリーディングサイアー最有力候補とみなされている。カレンチャンと同じ厩舎で、カレンチャンから距離路線王者の座を受け継いだので、ウマ娘でもそのあたりの絡みを見たいところである

ジャスタウェイ

2009年まれ馬主アニメ銀魂』の脚本家だったため、作中に登場する謎の爆弾ジャスタウェイ」の名前がつけられた。ググってもらうと分かるが完全にギャグである銀魂を知っているとネタ馬としか思えないが、しかし4歳時の天皇賞秋で突如として覚醒三冠牝馬ジェンティルドンナをぶっちぎって勝利した。中距離ではサイレンススズカ級の評価を受けている。最強12世代ウマ娘ではゴルシしかいないのは寂しい。社台系は無理でも個人馬主ジャスタウェイなら…。

キズナ

2010年まれ。生まれた翌年に東日本大震災が発生し、そのことで苦労した馬主が、関係者への感謝を込めて、震災復興スローガンである「絆」を、その年の一番馬に名付けたと言われている。皐月賞を捨ててまで狙った日本ダービー。1枠1番1人気。大外一気で見事に1着となり、父ディープインパクトの主戦だった武豊ダービー5勝目を贈った。とにかく主人公感がある。ウマ娘としては挫折してもめげない王道主人公っぽい感じで出てきてほしい。

2021-02-25

ウマ娘アプリリリースされたのでプレイしてみた感想

3行で4行で

パワプロインスパ系の育成ゲー。1周目は楽しいが周回前提で早晩苦痛

キャラが非常に可愛いシナリオモデルとなった実在馬のエピソードを盛り込んでいて読ませる

レースの完成度は高く、実際の競馬に肉薄するレベルで作り込まれている

・最終的には継承(配合)を突き詰めるゲームっぽい(26日13時追記

ゲームシステム

ガチャウマ娘便宜上、基盤キャラと呼ぶ)を引いて、それを育成モードで育てる(便宜上、育成キャラと呼ぶ)のが基本。

育成モードパワプロサクセスを思い浮かべるのが早い。3年の期間中トレーニングレースを繰り返して成長させていく。数ターン毎に目標ダービーで3着以内に入るなど)が設定されていて、それに失敗すると育成終了。目標を全部達成すると今のところはURAファイナルズという特別レースチャレンジできる。育成し終わったキャラは他ユーザーとのフリーレース対戦や育成を改めてやる時に能力の一部を継承現実の配合をモチーフにしてるが別物と捉えた方が精神上良さげ)させるといった形で使用できる。育成が終了しても基盤キャラは消えず、むしろ育成モード内のレースを勝つなどして手に入れるアイテムを消費して基盤キャラレアリティを上げたり固有スキルレベルを上げたりして強化していく。

流れを簡単にまとめるとガチャキャラを引く→育成モードで育てる→育成モード中に手に入れたアイテムを消費して基盤キャラステータスをアップする→その強くした基盤キャラでまた育成モードプレイする……以下繰り返し。

育成モードテキストをじっくり読んで3時間ぐらい。シナリオ短縮モードテキストスキップが充実してるのでそれを使えば1時間ぐらいだろうか。この辺りは端末の性能にも依存する(画面切り替えなどでもたつくと時間がかかる)。

育成モードはあらゆる角度から見て非常に完成度が高く、1周する分には非常に楽しい。ただし、基盤キャラを強化するためには育成モードを回しまくらないとダメで、それを踏まえるとかなり憂鬱仕様。この辺は基本無料ゲーの宿命ってやつだろう。

キャラキャラモデル

めちゃくちゃ可愛いトゥーンレンダリングレベルが高すぎて彼女たちが動いたり喋ったり耳をぴこぴこさせるのを見てるだけで幸せ。また各ウマ娘にはモデルとなった実在馬のバックグラウンドモチーフにしたキャラ付けとシナリオが用意されていて、95年から競馬を見ているガチ勢増田でも納得できるレベルで読んでて楽しい。そしてそのシナリオの中で夢に向かいつつ喜んだり思い悩んだりしているウマ娘トレーナーとして支えられるのが凄く嬉しい。これは育成モードの中でもシナリオとして楽しむことができるし、それとは別にもっと掘り下げてエピソードだけ楽しめるモードもあってかなり手厚い仕上げ。

レース

ここの完成度に一番ビビたかもしれない。増田は初期のゲームPVhttps://www.youtube.com/watch?v=HYrVKLBhitE)でウマ娘を知って評価を下げ、アニメウマ娘評価を上げまくった人間なので、ゲームの出来には正直懐疑的だった。リリースの日程が本決まりした後に出てきたゲーム映像レース中にスキルを使うシーンを見てやっぱイロモノかという思いを強くした。しかし蓋を開けてみると実際の競馬に肉薄する出来だった。

まずコース。形状、起伏、回り(左右はもちろん内回り外回りも)、発走位置距離によって違う)が完全に再現されている。それによって枠の有利不利がゲームに組み込まれている。例えば東京の芝2000mは奥のポケットが発走位置になり、すぐ第2コーナーのカーブを迎えるため内枠が有利とされている。逆にいうと外枠に逃げ馬が入ると外から切れ込んで前を取らないといけないので圧倒的に不利になる。これが再現されている増田はいくつも競馬ゲームをやってきたがゲームをやってそれを実感したのは初めてだ。育成モード目標レースに敗れるとそのゲーム中3度までアイテム使用でやり直せるのだが、その際に枠を引き直せる。これは枠の有利不利がゲーム内に組み込まれており、運営もそれを自覚しているからだろう。

また距離適性や脚質にもかなりの再現度を感じた。増田サイレンススズカ(中距離の逃げ馬としては歴代最強とも言われる名馬)をスピード偏重で育てておりスタミナに不安があったのでマイル重賞に出走させたら逃げられずに惨敗した。その後中距離重賞に出走させたら連勝した。これも非常に現実競馬っぽい。

まず競馬一般的距離が短ければ短いほど最初の先頭争いが激しくなる。ゆえに距離短縮した逃げ馬はスピードが足りず逃げられないということが起きうる。それが再現されているのが一点。

また。性格的に終始先頭に立って逃げないと実力を出せないタイプの馬がいる。そういう馬が逃げられずに馬群で揉まれるとやる気をなくして惨敗したりする。ゲームの中でサイレンススズカが逃げられずに包まれ惨敗したレースの後に「檻に閉じ込められたような気がしてうまく走れませんでした」みたいなことを言った。逃げ馬がバテて敗れる程度ならまだしも距離が短くて逃げられず包まれて走る気をなくすところまで再現されると本気でビビしかない。

映像面も非常に頑張っていて、キャラの動きには疾走感があるし、カメラアングルの「引き」「寄せ」ともに演出力が高くレースを盛り上げてくれる。周回プレイになるとどうしてもスキップするのだがそれでも重要レースは見たりしてしまう。

ウイニングライブ

なんかすごい(こなみ

ちなみにウイニングライブは、勝ったウマ娘センターを務めてダンス披露する勝利セレモニーみたいなもの(実際の競馬ウイニングランモチーフなのだが、チュートリアルレースに勝った後アニメ1期の主題歌であるMake debut!』という曲のウイニングライブが見られる。この『Make debut!』は実際の競馬新馬戦のレース名がメイクデビュー◯◯(◯◯には競馬場名が入る)であることに由来する。不出走引退予後不良とは言いたくない)も危惧されたウマ娘が無事出走できたことを高らかに歌っているようで非常にエモかった。

総評

ゲームの完成度は非常に高く、あらゆる角度から見て死角がない。ただし育成面は労力に比して成長が遅く、周回に耐える精神力が必要個人的には早晩耐えきれずにやめてしまいそうな感触

その辺りを考えず、各ウマ娘の育成モードシナリオマイペースに楽しむだけなら優れたコンテンツだと思う。

 

最終的には継承(配合)を突き詰めるゲームっぽい(26日13時追記

実際の競馬の配合を模した継承システムというのがあって、初期の所感ではフレーバー程度だろうと思っていたのだが、どうやらこれが周回プレイにおける本丸っぽい。

育成キャラには育成モード中のプレイに応じて「因子(≒得意要素)」が記録される。新しく育成モードを始める時、たとえば短距離の逃げウマ娘を作りたいと思ったら、スピードや短距離適正や脚質逃げに関する特殊スキルを因子として持つ育成済キャラ継承元に選んだほうがいい、ということになる。

やってないと「なるほどわからん」って感じだろうが、ようは育成モードの周回プレイも漫然とやるのではなく、より良い因子を持ったキャラを作るようなプレイングが求められるし、それがモチベーションになるよう設計されている、ということ。

この辺は唐突に出てきたのではなく、実際の競走馬づくりやダビスタにおけるインブリードクロスウマ娘の因子だと思えば良さそう。継承キャラの相性という項目もあるのでニックス意識してると思われる。

 

萌え萌えしたガワに反して中身はガチっぽい。競馬知ってる知らないに関わらずシステム理解が大変で、育成を軌道に乗せるまでちょっと時間かかりそう。

 

最終更新:2/26 13時

2020-08-23

競走馬の素質でなく、オッズの偏りで判断する賭け方

競馬には必勝法とは言わないまでも、確率的に優位に立つ賭け方が存在する。

この方法では、競走馬に関する知識は全く必要無い。端的にまとめると、

① 実際の「馬単」のオッズから、「単勝」の控除無し推定オッズを算出する。具体的には、

② 実際の「単勝オッズが、控除無し推定オッズを越える馬番の「単勝」に賭ける。

というものだ。複数の「馬単馬券計算に組み込むことで偏りを補正し、補正した値と実際の「単勝オッズ比較するのである

そして、控除無し(=胴元の取り分を抜いた)オッズを越える馬にだけ賭けるわけなので、期待値100%以上となる。

まあ、確率事象なので、1レースだけ賭けて確実に儲かるという手法ではないが、長期的には優位となる賭け方である

実践編>

具体例を示すと、計算やすいと思うから、挙げておくね。

多頭数だと計算が面倒なので、昨日の札幌5レース新馬戦、6頭立て)から

馬単」の最終オッズは以下の通り。

1-29.2 2-111.3 3-1135.5 4-1128.0 5-191.9 6-13.1
1-362.3 2-390.8 3-2159.5 4-2149.3 5-2113.8 6-24.6
1-459.7 2-477.5 3-4320.9 4-3317.2 5-3263.6 6-332.0
1-544.6 2-568.3 3-5280.3 4-5249.6 5-4255.0 6-429.1
1-65.2 2-69.4 3-688.0 4-680.8 5-659.1 6-524.5

これらから、「単勝」の控除無し推定オッズを算出する。

まず、1番の馬を1着とする「馬単」のオッズの逆数和は、1番だと1/9.2+1/62.3+1/59.7+1/44.6+1/5.2≒0.356227。

2,3,4,5,6番では、0.233436、0.031697、0.034046、0.043304、0.646403。

ここから、「単勝」の控除無し推定オッズは、1番だと、(0.356227+0.233436+0.031697+0.034046+0.043304+0.646403)/0.356227≒3.8倍。

2,3,4,5,6番では、5.8倍、42.5倍、39.5倍、30.4倍、2.1倍。

そして、実際の「単勝オッズは、

12.9
24.6
338.9
435.3
523.6
61.8

である。まだ、推定オッズ理屈説明していないが、少なくとも、この例においては、推定オッズの大小と実際のオッズの大小の並びが揃っており、推定オッズ妥当性が確認できる。

推定オッズに0.8(=1-控除率)を掛ければ、値もかなり近くなる。)

しかし、実際のオッズ推定オッズを超えなかったため、今回のレースは「見」となる。

少頭数なので、オッズの偏りも小さいのだろう。

ちなみに、実際の「単勝オッズ÷「単勝」の控除無し推定オッズで、「単勝オッズの適正度がわかる。

(値が小さいほど、実際のオッズ相対的に低い。つまり、買われ過ぎている。)

計算すると、以下のとおりである

10.767
20.798
30.916
40.893
50.777
60.864

ひとつ上の表のとおり、単勝人気は6,1,2番の順だったが、適正度を見ると、6番よりも1,2番の「単勝」が買われ過ぎていたことがわかる。

「見」となった場合は、このように、人気馬同士の「単勝馬券の適正度を比較して、それが高い「お得な馬券」を買っても良いのかもしれない。

その場合、このレースでは、6番がお薦めとなる。

理屈編>

以下では①の部分を説明する。

計算方法だけわかれば十分というのであれば、読む必要はない。

最初は、オッズの求め方と、オッズ購入者数の関係について。

例として、1番の馬の単勝馬券を2000人が、その他の馬の単勝馬券8000人が買ったとする。

その場合、1番の馬が勝てば、10000人の賭け金を2000人が分け合うことになるので、単勝オッズは、10000/2000=5倍になるだろう。

まり、(1番の単勝オッズ)=(全購入者数)÷(1番の単勝馬券購入者数) …(☆)である

(実際のオッズでは控除率考慮したりでもう少し複雑であるが、省略する。)

この式から、1番の単勝馬券購入者数は、そのオッズ反比例するということがわかる。

まり、「購入者数はオッズ反比例する」…(★)のである

たくさん買われた馬のオッズは低くなるのだから反比例なのは当たり前と言えよう。

次は、「単勝」の推定オッズの算出方法について。

どうやって推定するかというと、1番の馬を1着とする「馬単」の購入者数を使うのである

ここで、1番の馬を1着とする「馬単」を購入した人は、仮に「単勝しか購入できない場合、どの馬券を購入するだろうか考えてほしい。

1番の馬を1着とする「馬単」は、1着が1番、2着がその他の馬の馬券なので、「単勝」であれば、1番の馬券を購入するはずである

そのことから、1番の馬を1着とする「馬単」の購入者数を足し込んで、「単勝」の推定購入者数とするのである

よって例えば、4頭立てで、「1-2」の馬券を1000人、「1-3」の馬券を2000人、「1-4」の馬券を3000人購入するとしたら、1番の単勝を6000人が購入すると推定するのである

ここも、「馬単」の1着側での人気馬は「単勝」でも人気になるのだから推定できるのは当たり前だと言えよう。

そして、(☆)の式を使えば、推定購入者から単勝」の控除無しの推定オッズが算出できる。

あとは、1番の馬を1着とする「馬単」の購入者数とオッズ関係がわかれば良い。

まず、(★)の考え方から馬単「1-2」の購入者数は、「1-2」のオッズ反比例する。馬単「1-3」の購入者数も、もちろんそのオッズ反比例する。

よって、1番の馬を1着とする「馬単」を購入した人数の総和は、1番の馬を1着とする馬単オッズの逆数和に比例するということになる。

まり、「『馬単』の購入者数は、オッズの逆数和に比例する」ということになる。

以上をまとめると、「馬単」のオッズ→(逆数和)→ある馬を1着とする「馬単」の購入者数=「単勝」の推定購入者数→(☆式)→「単勝」の控除無し推定オッズ

として、実際の「単勝オッズ推定オッズ比較するという流れである

ちなみに、「3連単」のオッズからも、馬番毎に1着固定のオッズの逆数和を計算して、「単勝」の控除無し推定オッズが算出できる。

3連単」になると、計算量が格段に増えるが、その分だけ偏りが平準化されるはずなので、可能なら「3連単」のオッズを使った方が良い。

まあ、それでもプログラムを組まずにExcel計算できるレベルなので、もし興味を持ったのなら、今日レース検証してみるのも容易だろう。

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