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2023-12-01

日本競馬史上最強候補ダービー東京・芝2400m)

1. クリフジ

1111勝のパーフェクトレコードで有名。

ダービーオークスをどちらも勝利して変則クラシック三冠を成し遂げた唯一の牝馬

でもまあさすがに古すぎて記録上のことしか知りようがないので発走除外な気もする。

2. シンザン

戦後初の三冠馬。19戦15勝ながら2着4回の完全連対

レースでは一度も負けず、勝てるレースをすべて勝って底を見せないまま引退

長年「日本史上最強馬」として君臨し、「シンザンを超えろ」がホースマンたちの合言葉になった。

3. ミスターシービー

破天荒レース振りで人気を誇った史上3頭目クラシック三冠馬。

古馬になってからは低迷、ルドルフとの直接対決で敗れた点で評価は低い。

個人的には怪我体調不良で精彩を欠いたナリブ型の馬だと思うんだが。

4. シンボリルドルフ

日本史上初の無敗三冠馬であり、初の七冠馬ともなった「皇帝」。

シンザンに代わって「日本史上最強馬」の座に着いたと言っていいだろう。

「ルドルフには絶対がある」とまで言われたわりに二つの敗戦が痛いが、まあ他の馬でも取りこぼしくらいはあるもので。

5. ナリタブライアン

競馬ブーム真っ只中で現れた三冠馬ということもあり、いまでも「怪我をする前なら最強だった」と熱く語る競馬ファンは多い。

まあ3歳時は無敵だと思われていたのに、古馬になったらさっぱり…という馬もたくさんいるので、ナリブがどうだったかはわからない。

怪我も実力のうち」と捉えるか、「瞬間最大風速」で強さを測るか。

6. サイレンススズカ

最初から最後までずっと先頭で走り切って勝つ馬が最強じゃね?」という競馬ファンの夢と理想体現

若きエルコンとグラスを蹴散らして圧勝した毎日王冠伝説となっている。ただしあくまで中距離までの馬ではある。

7. スペシャルウィーク / エルコンドルパサー / グラスワンダー

人呼んで「最強世代」。

世代としては華やかだが、それぞれ引退が早かったこともあり、一頭一頭に飛び抜けた実績はない。

あと、どれか一頭を選ぶと他の二頭のファンがめちゃくちゃ文句を言ってきそうで怖い。

8. テイエムオペラオー

史上唯一「古馬王道完全制覇」を成し遂げた「世紀末覇王」。

一年間だけの実績に限れば、間違いなくこの馬がナンバーワンだろう。

ただ、勝ち方や相手関係を鑑みて、文句なしの最強馬と見なされているわけではないのも事実であり…。

9. シンボリクリスエス

史上初の秋天連覇、さらに9馬身差での有馬連覇は語り草となっている「漆黒帝王」。

勝つときは間違いなく強い勝ち方をするが、負けるとき普通に負けるという不安定さが評価を下げている。

10. ディープインパクト

能力、人気、実績、全てを兼ね備えた無敗の三冠馬。

最後から追い込んでほとんどのレースを楽勝するという怪物ぶりで、ルドルから日本史上最強馬」の座を奪い取った。

しか凱旋門賞でようやく3着入線、その後に薬物違反で失格、という体たらくは汚点というにはあまりにも大きな傷である

11. ウオッカ / ダイワスカーレット

牝馬にしてダービーを制したウオッカと、牝馬にして有馬記念を制したダスカ。牝馬最強時代の幕を開けた二頭の女傑である

とはいえウオッカは得意不得意の差が激しすぎるし、ダスカはGI勝ち数の少なさがネックとなる。

あと、どっちかを選ぶともう片方のファンが(略)

12. ブエナビスタ

牝馬にしてGI 6勝を挙げて一時代を築いた女帝

一時はウオッカ・ダスカを超えたとも言われたが、後続のジェンティルドンナアーモンドアイと比べるとさすがに見劣りしてしまうか。

13. オルフェーヴル

史上7頭目クラシック三冠馬となった「暴君」。

凱旋門賞2年連続2着の実績は大きいが、しかし結局は勝ちきれなかったわけでもあり。

また春天11着も地味に評価を下げているところ。

14. ジェンティルドンナ

オルフェーヴルゴールドシップと鎬を削りながらGI 7勝を達成した「貴婦人」。

古馬になってから一度も牝馬限定戦に出走しなかったところは偉いが、

しかしさすがにアーモンドアイと比べると見劣りするという(ブエナと同様の)悲劇

15. キタサンブラック

無事是名馬」を体現してGI 7勝を成し遂げた「お祭り男」。

近年には珍しく古馬中長距離GI皆勤している点は高く評価すべきだが、とはいえ圧倒的に勝ち続けたというわけでもないのが難しい。

16. アーモンドアイ

牝馬三冠達成からジャパンカップでの驚愕レコード勝利三冠馬3頭の「世紀の一戦」での勝利、そして史上最多となるGI 9勝を挙げた。

実績だけで見れば間違いなくナンバーワンなのだが、牝馬限定戦が含まれていること、そして有馬での大敗をどう考えるべきか。

17. コントレイル

英雄ディープインパクト航跡を辿った史上三頭目の無敗三冠馬。

終わってみれば11戦8勝ですべて3着以内なのだから戦績は悪くないはずなのだが、

やはり古馬になってから出走数が少なく、しかも勝ちきれないレースが続いたのがかなりの悪印象となっている。

18. イクイノック

圧巻のGI 6連勝で獲得賞金トップの座をものにした「天才」。

クラシックを一つも勝てなかったのをどう評価すべきかだが、終わり良ければ全て良し

2023-04-25

天皇賞(春)の予想と、アスクビクターモア

春の天皇賞が近づいてきました。

お久しぶりです、アスクビクターモア増田です。

菊花賞結果!というより祝!アスクビクターモアG1馬!!

anond:20221024031733

今年の競馬は難しいですね。

近年、長距離戦線は手薄でレベルの低下が著しい、と言われながらも、今年はいメンバーが揃いました。

現役最強(かもしれない)前年度覇者タイトルホルダーを筆頭に、有馬記念2着のボルグフーシュ、阪神大賞典圧勝したジャスティパレスサウジアラビアで3000mのG3を圧勝したシルヴァソニック、そして今や若馬に対するジムリーダーポジションとなったディープボンドがライバルで揃います

そして我らのアスクビクターモアは菊花賞馬。

みなさんが気になる点は大きく2つ

京都にかわるのはどうなのか?

日経賞大敗したアスクビクターモアは巻き返せるか?

だと思います

血統

まだ起きてないことを論じるには過去データに当たるしかないわけなのですけど、血統的な話をまずしておきます

3000mを超える長距離戦線データとして、京都で行われる天皇賞春、菊花賞阪神で行われる阪神大賞典をチェックします。

阪神大賞典京都の有無に関わらず阪神競馬場で行われているので、阪神データの筆頭です。

2013年-2023年11年間のうち、馬券内となったのべ33頭のうち、27頭がサンデーサイレンス系です。

それ以外の6頭は、キンカメのようなミスタープロスペクター系が3頭、ノーザンダンサー系が2頭、それ以外が1頭です。

この中でサンデー系以外で連対したのはミスプロ系のユーキャンスマイルのみ。

サンデー系は強いけど、それ以外のパワー系がしっかり絡んでくるという傾向です。

これが京都の3000m、菊花賞になるとどうか?

2012-2020年までの9年間のうち、馬券内となったのべ27頭のうち、サンデーサイレンス系は19頭、エピファネイアスクリーンヒーローロベルト系が4頭、キンカメミスプロ系が3頭、ノーザンダンサー系が1頭です。

阪神大賞典とそれほど大きな差は見えないものの、阪神でいなかったロベルト系が出てきています

ちなみにここ2年の阪神での菊花賞だと、サンデー系が2頭、ロベルト系が3頭、キンカメ系が1頭になります

これを見ると、阪神大賞典阪神で行われた菊花賞京都で行われた菊花賞は、どれもそれほど傾向が違わないように見えます

馬が若い分、パワーがあったり成長が速かったりするのが重要な要素ともなっているのでしょう。

そして春の天皇賞

2013-2020年までの8年間、計24頭の馬券内のうち、実に23頭がサンデーサイレンス系で、残り1頭はそれ以外の外国産馬となります

正直、サンデー系じゃないと話にならないと言っていいレベルです。

菊花賞阪神大賞典でぽつぽつサンデー以外が入っていたことを思うと、偶然とはなかなか言い難い傾向があると思われます

阪神は小回りで急坂も2回あり、タフさと器用さを兼ね備えたパワー型の馬が求められるのが大きな傾向としてあるので、パワー型のキンカメロベルト系が出てくるのも納得です。

それに対して京都は、3コーナーの急坂から下りながらのロングスパートになりやすく、下り坂で楽ができる分スタミナをある程度ごまかせるという話もあります

そして直線は阪神より長く、ゴール前の坂がないため、ゴール前の切れ味勝負になりやすい、とも言われています

イメージとしては、阪神中山より、東京競馬場に近いとされています

で、阪神開催となったここ2年で、すぐさまキンカメミスプロ系が2頭入ってくるところを見ても、京都ミスプロが来れないのは訳ありなのかな?という気がしてしまますね。

データ的にはミスプロ系はここ8年で22頭が京都春天に挑んで全員馬券外となっているそうです。

そして今回の有力馬を見てみると、

サンデー系がアスクビクターモア、ジャスティパレスシルヴァソニックディープボンドになり、キンカメ系がタイトルホルダー、ロベルト系がボルグフーシュとなります

ただ、ボルグフーシュは父母父、母父父がサンデーサイレンスなので、サンデーサイレンス3x3を持っているため、血の1/4がサンデーサイレンスロベルト系という、ちょっと変わったポジションです。

それを言ったらドゥラメンテの母父もサンデーサイレンスなので、タイトルホルダーにもサンデーの血は流れています

サンデー系を重く見るなら、アスクビクターモア、ジャスティパレスシルヴァソニックディープボンから選ぶことになるでしょうが、さすがに自力血統を上回っていると思うので、タイトルホルダーは割って入りそうな気がします。

サンデーは重視しつつも、という程度でしょうか。

クタ君の巻き返し

これは心配いらないと思っています

日経賞は久々で、重馬場で、出遅れでした。

少しメンタル的にもピリピリしていたそうですが、レースが終わって落ち着いているという話です。

朗報なのは出遅れた後、先を見越して田辺騎手が無理に追わなかったこと。

回ってきただけという感じで、重馬場を走ったダメージゼロと考えてよく、このあたりは田辺騎手の好騎乗だったと言えます

そして1週前追い切りは抜群によく、これでダメと言われたらどうしていいかわからんよ、と田村先生も機嫌よかったみたいです。

高木助手も、日経賞全然違うと話していますし、状態に関しては申し分ないと言えます

菊花賞の時のイメージのままで見ていいでしょう。

もうひとつ気になるポイント横山武史騎手への乗り変わりですね。

正直、田辺騎手とビクタ君のコンビは好きだったし、良くも悪くも執着しない田辺さんらしい騎乗がビクタ君に合っていた気はしています

しかし、横山武史騎手はやっぱり抜群にうまいし、勝つ気で乗ってくれる闘志ある騎手です。

前で乗るのもうまいし、長距離心配いらない騎手です。

そして1週前追い切りでも乗ってくれていて、タイトルホルダーなんかとはまた違うタイプですごく柔らかい評価してくれていました。

心配は何もいらないでしょう。

じゃあ勝つの

距離騎手を買えという言葉があるくらい、うまくリラックスさせて折り合わせるのが最重要ポイントです。

今はやはりルメールよりうまい騎手はいないし、サンデーサイレンス系、そして阪神大賞典で緩めに作っての圧勝、と思うと、ジャスティパレスが1番のライバルであることは間違いないです。

力で言えばタイトルホルダーも強いのは間違いないですが、重馬場巧者がライバル不在のドロドロの中山でドスローで勝っただけ、と思うと、日経賞の着差はそれほど注目すべきでないと思っています

ボルグフーシュも間違いなく強いのですけど、長距離だとなぜか川田騎手は勝てなくなるのが不安要素です。

あれだけの騎手なんだけど、馬に騎乗を合わせず、馬を従わせるタイプ騎手なので、ボルグフーシュに少し合ってない感じはします。

ジャスティパレスと斤量差があって、しかも仕上げもボルグフーシュのほうが切れてたと思うと、あの阪神大章典の差って、斤量差考えると騎手の差が3馬身分くらいある、ということだと言えます

と言っても阪神大賞典でも2着は立派ですけどねー。

ディープボンドはまあ、あんなもんでしょう。

シルヴァソニックはひょっとしたら馬券内食い込むかもしれない。

クタ勝利へのポイント

馬場日経賞ダメ

内の馬場が悪かった皐月賞は内を通って失速

高速馬場だったダービー菊花賞レコード並みの決着

これを思うとはっきり、良馬場で、高速馬場スピード勝負しかハイペースからの消耗戦が得意なのがわかります

重たいタフな馬場での消耗戦には向きません。

その点、解禁すぐの京都で、先週も前が止まっていなかったことを思うと条件は合っています

しかし雨予報。

稍重程度なら、と思うけど、不利になることは間違いないでしょう。

あと、前がハイスピードで引くことが勝ちの条件

ただ、ハナにいきそうなアフリカゴールドハイペースにはしなさそうだし、タイトルホルダーも中で緩めて緩急をつけて足を残すタイプ

タイトルホルダーはハイペースもスローペースもどちらもいけるけど、高速で引くメリットがないからしなさそうだと思う。

阪神大賞典スローペースからの決め脚勝負だったし、日経賞も重馬場でペースは上がらなかった。

ということは、今回がハイペースになれば、前哨戦2走と様相がわりと変わってくるのはあり得る話だと思います

ただ、普通にしていれば今回の春天ハイペースになるとは思いにくい。

ということは、結構確率でビクタくんがハナに行くと思っている。

3番手で前が作るペースに任せてじっとしていたら決め脚の差がある分勝てないのではないか

なら自分ハイペースを作るしかないので、少なくともペースが緩む1コーナー過ぎたあたりでハナに変わるのでは?

今回のメンバーで、ハイペースの東京G1馬券内に残せる馬はビクタくんしかいないし、京都で好走できる条件はかなり持っていると思う。

ペースを握ろう、できるよ、武史騎手、頼んだよ。

あとは雨だけ、馬場だけ、いい状態でやれたらと思っているよ。

これ以上は枠と最終追い切りが出てから追加しますね。

2023-04-16

じゃあChatGPTにどうやって競馬予想させればいいの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/rocketnews24.com/2023/04/15/1833196/

ロケットニュース記事馬鹿にされてたので(私もあきれましたが)じゃあどうするのが良かったのかなと

聞きました

競馬で予想するために重要指数パラメーター)を教えて下さい。オッズ資金配分も重要ですか?

GPT-4さんの答え

競馬で予想を行う際には、さまざまな指数パラメーター)が重要です。以下に、競馬で予想に役立つ主要な指数を挙げます

1. 馬の能力

2. 騎手能力

3. 調教タイム

4. 馬のコンディション

  • 体重の変化
  • 休養期間

5. 枠順や出走順

オッズ資金配分も、競馬の予想や投資において重要な要素です。

  • 資金配分: 競馬利益を上げるためには、適切な資金管理が不可欠です。一度に大金を賭けるのではなく、予算を決めて、それに応じて賭け金を分散させることで、リスクを抑えることができます。また、勝った後は一部の利益を確保し、次に賭ける資金に充てることで、長期的な利益を追求することが可能です。

これらの指数や要素を総合的に分析し、競馬の予想を行うことで、より高い的中率や利益を狙うことができます。ただし、競馬あくまギャンブルであり、リスクを伴うものです。しっかりとしたリスク管理を行いながら、予想を楽しむことが大切です。


とのことなので、上記情報を渡して聞いてみたら良いんじゃないかな?知らんけど

2023-03-07

ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。

なろうの競馬小説

気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬知識は0なんです!(作者:南辺万里

https://ncode.syosetu.com/n6917ha/

主人公ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。特に意味はない。

たぶん大体あってるはず。

サクラキレイ系の成績

サクラキレイ 産駒重賞勝利23

 サクラヒカリ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3 仔:プリンセスミカ

 ミユキガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 ヒダマリガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 キタノオジョウサマ 地方馬

 モコモコ 未勝利 乗馬

 ミナミベレディ 重賞12勝 天皇賞春秋連覇、グランプリ4連覇

 サクラヒヨリ 重賞7賞 二冠牝馬(桜花賞秋華賞)

 サクラフィナーレ 重賞1賞 桜花賞

ミナミベレディ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

馬見厩舎(美浦)

通算成績

19戦14勝 14-2-0-3 連対率88.88%

重賞12勝 G1 10勝(海外1勝) G2 1勝 G3 1勝

通算獲得賞金:約23億円(+348万ドル(約4億円)

年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬(2年連続20xx、20xx)

■主な記録

国際G1勝利10勝:アーモンドアイ9勝を超える

国内G1勝利10勝:コパノリッキー11勝に続く2位タイ

国内史上最高獲得賞金:アーモンドアイ19億1500万円を超える

平地重賞9連勝:テイエムオペラオータイキシャトルの8連勝を超える

平地G1 8連勝(G2勝利を挟む):テイエムオペラオーの6連勝を超える

牝馬初の天皇賞春秋連覇

史上2頭目牝馬による天皇賞(春)勝利1953年レダ以来

史上初のグランプリ4連覇、牝馬初の有馬記念連覇

史上2頭目牝馬による宝塚記念連覇:クロノジェネシス(2020、2021)に続く

■2歳 4戦3勝 5,220万円

1着 新馬戦 札幌1200 鈴村(美浦) 720万円

1着 コスモス賞(OP) 札幌芝1800 鈴村(美浦) 1,600万円

1着 アルテミスステークスG3 東京芝1600 鈴村(美浦) 2,900万円

6着 阪神2歳牝馬優駿G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) -

■3歳 5戦2勝 3億2020万円

2着 フラワーカップG3 中山芝1600 鈴村(美浦) 1,500万円

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) 1.3億円

5着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦) 520万円

2着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦) 4,000万円

1着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦) 1.3億円

■4歳 6戦5勝 9億2700万円

4着 金鯱賞G2 中京芝2000 鈴村(美浦) 1,000万円

1着 天皇賞(春)G1 京都芝3200 鈴村(美浦) 2億円

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

1着 オールカマーG2 中山芝2200 鈴村(美浦)  6,700万円

1着 天皇賞(秋)G1 東京芝2000 鈴村(美浦) 1.5億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 3億円

■5歳 4戦4勝 10億円+348万ドル

1着 ドバイシーマクラシックG1イダン芝2410 鈴村(美浦) 348万ドル(約4億円)

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

回避 京都大賞典 阪神芝2400)

1着 ジャパンカップG1 東京芝2400 鈴村(美浦) 4億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 4億円

サクラヒヨリ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

17戦9勝

重賞7勝 G1 4勝 G2 1勝 G3 2勝

負け 新馬

負け 2歳未勝利

1着 2歳未勝利

1着 百日草特別(1勝) 東京芝2000 鷹(栗東)

10着 京都2歳ステークスG3 京都芝2000 鷹(栗東)

1着 共同通信杯G3 東京芝1800 鈴村(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦)

3着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 鈴村(美浦)

1着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

1着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦)

3着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦)

1着 アメリカジョッキークラブカップG2 中山芝2200 鈴村(美浦)

7着 大阪杯G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

1着 天皇賞(春)G1 阪神芝3200 鈴村(美浦) ※同着サウテンサン

6着 宝塚記念G1 阪神芝2200 長内(美浦)

3着 オールカマーG2 中山芝2200 長内(美浦)

1着 エリザベス女王杯G1 阪神芝2200 鈴村(美浦)

3着 有馬記念G1 中山芝2500 鷹(栗東)

サクラフィナーレ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

6戦3勝

重賞1勝 G1 1勝 G2 0勝 G3 0勝

1着 新馬戦 長内

1着 葉牡丹賞(1勝) 中山芝2000 長内(美浦)

3着 チューリップ賞G2 阪神芝1600 長内(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 長内(美浦)

3着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 長内(美浦)

4着 秋華賞G1 阪神芝2000 長内(美浦)

プリンセスミカミ 父ドレッドサイン 母サクラヒカリ(母父?)

太田厩舎(栗東)

9戦3勝

重賞0勝

2着 新馬戦 刑部(栗東)

負け 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

1着 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

6着 白菊賞(1勝) 阪神芝1600 刑部(栗東)

1着 アルメリア賞(1勝) 阪神芝1800 浅井(栗東)

1着 忘れな草賞(L) 阪神芝2000 浅井(栗東)

5着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 浅井(栗東)

2着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

3着 秋華賞G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

●トカチドーター 父ゴーアース 母サクラヒカリ(母父?)

馬見厩舎(美浦)

未出走

●トカチフェアリ

黒松厩舎(栗東)

3着 新馬浅井(栗東)

1着 2歳未勝利中京芝1600 浅井(栗東)

2022-12-16

ダメダメダメ

いまネト麻してたんだよ

3半荘連続放銃なしで3連対してたんだよ

4半荘目、対面が立直して8p場に3枚のワンチャンスだったけど「9pはシャボに当たるかもしれない」って考えてたの

でも一瞬その事忘れて9p打ってロンされて裏2乗って満貫放銃した

いま冬で脳みその質下がるから仕事休んでるけどこういう覚えてることを一瞬忘れてとんでもないことになるから良くないんだよね

9pは切らねぇって独り言でも言ってるのに9p切ったアホがココに居ます

しかもネト麻もうやらねぇって随分前に言ってたのにもうやってます

アホですよ

2022-11-13

運ゲーって負けてイライラする割に理論値で勝ちも負けもイーブンって考えたら楽しくないな

4人麻雀理論的に云えばトップ25%でラスも25%じゃん

トップ率30%超えててトータル勝ってるんだけど負けた時のいらいらが強すぎるから連対率90%くらい取らないと割にあわないわ

麻雀じゃないアクションゲーのオンライン対戦でも魔境と化しててそれでも30%近くトップ取ってたんだけど7割負けだからイライラのほうが多い

ほんとコミュニケーションとしてのゲームじゃなかったらこんなもんやってられんよ

どんだけ善行しても犯罪一発犯したらチャラにならないのと一緒で麻雀だってトップいっぱい取ってもハコってモノぶっ壊したらそれだけでマイナスだもんな

もう努力ちゃんと実るようなやつにするわ

なんで運ゲー時間使ってんだろ

2022-11-01

2022年 年度代表馬争い

タイトルホルダー

4戦3勝

G1 天皇賞春、宝塚記念優勝

G2 日経賞優勝

今年唯一のG1 2勝馬

今年はあと有馬記念に出走予定なので、勝てば文句なし

勝てなくとも他に有力な候補が現れない可能性が高い


〇イクイノック

3戦1勝

G1 天皇賞秋優勝

皐月賞ダービー2着

今年G1のみ出走で、その全てで連対

今年はジャパンカップ有馬記念に出走できれば、という話なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

有馬記念を勝てばタイトルホルダーとの直接対決を制するので、上回れる公算が高い

が、今年はもう出走できない可能性が高い


アスクビクターモア

6戦3勝

G1 菊花賞優勝

G2 弥生賞ディープ記念優勝

皐月賞5着、ダービー3着

クラシック皆勤でその全てで掲示板確保した唯一の馬

今年は有馬記念に出走予定なので、タイトルホルダーとの直接対決を制してG1 2勝となれば選ばれる公算が高い


△ドウデュース

5戦1勝

G1 ダービー優勝

皐月賞3着

今年はジャパンカップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

凱旋門で負けたアルピニスタや、古馬最強格シャフリヤール、同期のライバルのイクイノックスらを倒して戴冠すればインパクト

しかし、ジャパンカップを勝ってもダービーとの同コースでの2勝だし、ライバルタイトルホルダーには凱旋門賞で先着されているため、上回る評価は得にくい


ダノンスコーピオン

4戦2勝

G1 NHKマイルカップ優勝

G3 アーリントンカップ優勝

今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

香港マイル登録済なので、どちらも勝てば国内G1 2勝の上、国内外でG1計3勝となる

そこまで出来れば選ばれる目が出てくる


△ソダシ

4戦1勝

G1 ヴィクトリアマイル優勝

フェブラリーステークス3着

今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

距離路線なので、G1 2勝では少しインパクトは弱いか

2022-07-13

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<今回削除した記事>

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URL:https://anond.hatelabo.jp/***********************

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どうぞよろしくお願いいたします。

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株式会社はてな サポート窓口 法務連対応チーム

 ****************@hatena.ne.jp

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三者に対する言及にあたり文責の所在を明確にするためのルールとなります

何も書けないじゃんwwwwwwwwwwwww

2022-06-05

安田記念買い目

anond:20220605020950

続き

色々考えたけど、ヴィクトリアマイル組の勝ちはないとすることにした

そういう決め打ちがないと買えん

ヴィクトリアマイルそもそもソダシが圧勝で、レイパレスタートでつまずかなければ勝ち負けしただろう

ソングラインファインルージュもレシステンシアもソダシのレベルにはないでしょう

ヴィクトリアから安田記念勝つなんて、アーモンドアイもグランアレグリアもできなくて、ウオッカしかできてないことが、ヴィクトリア実質6着のソングラインにできるとは思わない


勝つ可能性があるのはカフェファラオダノンキッド、イルーシパンサー、シュネルマイスターの4頭にしぼる

そして連対可能性があるのはこの4頭+レシステンシア、ファインルージュソングライン牝馬勢ということにする

セリフォスはそもそも今まで勝ててないし、クラシック前の評価なんてそこまで信頼してない

3歳のチャンピオンホースってわけでもないんだから、昨年のシュネルマイスター同様、よくて3着では

というわけで、

カフェファラオダノンキッド、イルーシパンサー、シュネルマイスターを軸

それに+レシステンシア、ファインルージュソングラインを足した7頭がヒモの、馬連にする

上3種を3枚、次点の3種を2枚ずつ買えばガミにならない

2700

なお、買うかはまだ迷ってる


追記

15時21分

いま上の通り買ったわ

2022-05-30

「『映画秘宝』の記憶執筆者から皆様へ

 一連の「雑誌映画秘宝』の記憶」という記事執筆した増田から、以下のとおりお伝え申し上げます

1 謝罪

 初めに、町山智浩の後輩男性(以下"X氏"と表記します)の元・妻である女性たちに対して、私の記事によって名誉を傷つけたこと、精神的な苦痛を与えたことを、心より謝罪します。誠に申し訳ありませんでした。

 次に、X氏に対して、事実とは異なる情報事実であるかのように流布し、また、誤った人物評価を行い、名誉を傷つけたこと、精神苦痛を与えたことを心より謝罪します。誠に申し訳ありませんでした。

 私は、町山智浩批判しているつもりでいながら、実際には町山の共犯者となっていました。これは、私の大きな過ちでした。X氏の元・妻の女性たち、X氏御本人に対して、お詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

2 私は、どのようなことをしたのか

 大きく分けて、次の二点になります

(1) 町山智浩雑誌インタビュー記事で語った「X氏が町山に対してX氏の妻(※当時、現在離婚成立済み)の身体を触ってよいと持ちかけてきた。自分(町山)はそれに乗って彼女身体を触った」という主旨の話を、事実であると誤認した上に、その誤認情報他者へ伝播した。

(2) その誤認情報に基づいて「X氏は配偶者を町山に献上するような人物である」という人物評価を行い、それをはてな匿名ダイアリー記事として発信した。

(3) しかし先日、町山智浩が「インタビューの内容は盛って話していたことであり、事実ではない」とTwitter上で告白したこと、また、町山の告白を受けたX氏も「事実ではない」と証言したことから、私の事実誤認及びその誤認に基づいた誤った人物評価が明らかになったため、この度、上記1のとおり謝罪するに至ったものです。

3  過去投稿した「雑誌映画秘宝』の記憶」と題する記事について

 一連の記事のうち問題の有る箇所(*)、すなわち「町山智浩が実際には行っていなかったセクシャルハラスメントについて言及した箇所」や「X氏に関する誤った人物評価を私が行った箇所」を含む記事について、この記事投稿した後、はてな運営担当者宛に削除依頼申請する予定です。

 私自身の手で削除しない(できない)理由ですが、一連の「雑誌映画秘宝』の記憶」と題する記事に付記した番号で示しますと、これらのうちNo.60までについては、記事執筆した当時のはてなアカウントの退会手続きを既に済ませていることから私自身の手で削除作業を行うことができない状況にあります

 また、町山智浩告白から削除に着手するまでにタイムラグが生じたのは、全記事を読み返して問題箇所(上記*印を参照)の有無を確認する作業に手間取ったことが原因です。本来は、町山智浩告白及びX氏の証言を受けて、速やかに記事を削除するべきところを、それをしなかったことについても心よりお詫びいたします。

 また、削除申請対処していただく、はてな社の方々に対しても、御手数と御迷惑を心よりお詫びいたします。(2022/05/3112:26、はてなサポート窓口 法務連対応チームから問題記事の削除処理を済ませたとのご連絡をいただきました。担当者をはじめ、はてな社の方々には御手数を取らせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。)

 なお、問題箇所(上記*印を参照)を含まない記事については、削除申請をしない方針ですが、問題箇所を含む記事を私が見落としている可能性もあります。もしも、それらについてお気づきの方があれば、コメントなどで通知していただければと思います。なにとぞ御協力をお願いいたします。

 取り急ぎ私から皆様にお伝えすることは、以上になります

 現在問題箇所を執筆した動機や当時の心理についても、私の反省するべきところを考察して、別記事に分けて説明することを考えています

anond:20220530213745に少しだけ、考えたことを書きました。

2022-05-08

増田自分id言及されてた際の削除方法(2022.9.4.新エントリ追記)

以前、増田攻撃的かつ粘着質な内容で自分id言及されていたことがあり、その際に削除申請を行いました。

結果的に削除は成功したのですが、その際、流れとして何をしてどうすれば削除して貰えるかの具体的な方法を知らずにグダってしまい、右往左往して困惑してしまった覚えがあります

一応、ヘルプを見ると利用規約の欄に"はてな匿名ダイアリー特性に鑑み、特定人物への言及に対して、言及された当事者より削除の申立があった場合原則として発信者への意見照会を経ずに削除を行います。"とあり

これが言及された当事者による削除申請受理され投稿が削除される根拠となっているのですが、その際のフォームがどこにあるかも分からず、また増田以外の削除方法を参照してしまい二の足を踏んでしまっておりました。

ブコメを見ても割と周知されていないようでしたので、忘備録代わりに書いてみます。同じ問題に悩む人にとって参考になれば幸いです。


まぁ、ぶっちゃけ参考にした記事の内容そのままなので、そっちに飛んで貰えればこの増田を読まなくても大丈夫です。下記、参照したブログタイトルurlです。

初心者でも簡単はてな匿名ダイアリーでの言及記事の削除方法

https://topisyu.hatenablog.com/entry/right_to_anonymous


具体的なフローとしては下記となります

1.はてなヘルプのお問い合わせフォームhttps://hatena.zendesk.com/hc/ja/requests/new)に飛ぶ

2.はてなIDサインインし選択肢の「お問い合わせ」を選択

3.[メールアドレス][件名]を入力(件名ははてな匿名ダイアリー削除依頼、とでも書いておけばいいかと)。[サービス名]の選択肢はてな匿名ダイアリー」を選択

 [詳しい内容]に自分idはてな匿名ダイアリー言及されている旨と削除を依頼する文章入力。[問題が発生したページのURL]に該当のurl貼付[はてなIDもしくはお名前]に自分はてなid入力送信

4.その後、はてなサポート窓口 法務連対応チームとメールをやりとりします。私の場合はてなid相手方に開示されることを知らず何回かやりとりを重ねてしまっていたので

 そういった対応煩雑なのであれば最初フォームに「投稿者に対し、自身はてなid開示に同意します」とでも付け加えておけば、流れとしてスムーズになるかも知れません。

5.削除及び削除完了の報告メールが来ます


結果的には簡単手続きで、相手方に知られるのも自分はてなidだけ(これに同意しないと削除依頼受理してもらえません)ですので、そこそこ手軽かと思います

最初段落で「二の足を踏んでいた」としたのは「はてな情報削除ガイドライン」や「はてな情報削除の流れ」を見て「え~っ、住所や氏名も明記しないといけないの?」と盛大に勘違いをしてしまい、ネットでのことをそこまで大事にしなくてもと思ってしまたことにあります

もし増田で嫌な思いをしていても同じように考えて踏みとどまっている方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです。


更新版(https://anond.hatelabo.jp/20220807180101)を投稿しました。→誤って削除してしまいました

新しいエントリ(https://anond.hatelabo.jp/20220904141823)を建てました。

2022-04-17

皐月賞予想続き

anond:20220415202757

続きだよ

色々調べて考えた

そうするとねー、なんというかドウデュースが強いし結果残してる割に、関係者から評価がそこまで高くはないんだな、という感じはすごく伝わってくる

レースが上手な優等生から、荒削りな素質馬に勝てている、みたいな見方をされている?

まあ強い馬のひとつだよねー、みたいな扱いを感じる

関係者が1番意識してるのはダノンベルーガなんだな、というのは安田先生談話などからも感じる

ダノンベルーガ大目標はダービーだったので、皐月賞では余裕を残したかったらしいけど、馬に余裕がなくて仕上がってしまった、とのこと

これはまずいから今からでもなるべく余裕残るように、ではなくて、こうなったら皐月賞とるぞ、ってなってるかどうかだよね


アスクビクターモアはその点、挑戦者立場世代トップを迎え撃つ覚悟陣営が持ってた

中山ホームだし、コース適性はダントツである

騎手田辺中山巧者だし、この馬がG1を勝つとしたらここだろう、というのは思う



まあ、問題馬場だよ

中山の芝はいまは荒れていて、内が走りにくくなっている

今日レースみてても、内回り最後外に出してる

でも向正面まではポジション取らなきゃいけないからきっちり内をロスなく回っている

距離はロスを嫌って内で伸ばす馬もいたし、内は多少不利だけど、内では勝負できない、みたいなことはどうやらなさそう

しかし、外に出す方が馬場が良くなることを思うと、最終コーナーで大外回してもリターンがあるということで、最終コーナーは全員が殺到しそう

中山2000の内回りを18頭で走るので、やはり最終コーナーで少なくとも7、8番手くらいまでにはつけておきたいところ

多少外目でも、不利を受けにくい位置で半分より前につけれる馬が良さそう

そうなると外でも逃げるだろうし荒れ馬場も苦にしなさそうなデシエル

様子を見ながら進められる中心付近のドウドュース、ジャスティパレスあたりはよさそう

しかし、ダノンベルーガアスクビクターモアが重馬場を気にしないなら内をスパッとぶち抜けそう

枠で言えばやっぱり真ん中付近臨機応変にいくからいいよなあ、と言う感じはある

でもまあ、外枠に行ったジオグリフより外は、少し割引かなって気はしてる


で、結局どうなのと言われたらわからん

ある程度、連対する可能性がある馬で言えば、

やはりドウデュースアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭でほぼ決まるのでは?

オニャンコポン入れるかどうかですね

3着はほぼ全頭に可能性あるだろうから、買うなら全頭流ししかない

3連複3連単はよほど何か情報確信を持ってる人でない限り、あてるのはきつそう

じゃあ複勝単勝はと言うと、それも、こいつは必ず入る!みたいなのがいないのが難点

複勝が堅くないレース

そうなると買える馬券は限られている

多頭軸の馬連しか、絞ったワイド

絞り切れたらワイドだけど、絞れないか馬連を買おうかな

併用でもいいかもしれない

買う馬は上述のドウデュースアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭

軸はアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、ドウデュースの4頭のうち1か2にしぼりたいよね

それでもまだガミが発生するのをどうするか

また直前まで考えます

2022-03-15

anond:20220315222050

分かる

もっと翻数あってもいいくら

ほんとダブリーされたけどこっちもちょっと配牌良かったから攻めたら満貫だよ

あれなきゃ6連続連対なのに

ラス引かないだけマシだったが

2021-12-08

馬券代は1200円

私は1レースに賭ける金額は100円と決めている。

買い方は100倍以上の3連単

馬券代は年間57600円。

予想もシンプル。某サイト過去データを見て人気の連対率を基本に買うだけ。

単純に運が良いのか、この買い方でマイナスになった年がない。

今年はプラス8万3000円。

この買い方が1番ドキドキするし経済的

おすすめしたい。

2021-09-15

anond:20210915183559

続き

ルナワ    2400m級フランスアリカ女王

アイルランドまれアイルランド育ち  5歳牝馬

レーティング 期日までに対象レース出走なしのため圏外(昨年は122で21位タイ)  16勝9敗 (G1 3勝、重賞 8勝、アイルランド6勝、フランス2勝、アメリカ1勝)

2400mは、キャリア6戦5勝(11着1度)、ロンシャン2400mは昨年のヴェルメイユ賞G1)で勝利

2020年8月からG1を3連勝含む重賞6連続連対

ブックメーカー凱旋門賞オッズでは最近まで1位を示していたため、凱旋門賞でかなり有力と目される馬

直近のレースまではG1を3連勝含む重賞5連勝をしており、抜群の強さを示していた

勝ったG1は、ヴェルメイユ賞オペラ賞、ブリーダーズカップ・ターフなので、フランス牝馬の2400m・2000mチャンピオンかつアメリカチャンピオンと言える

いや、アイルランドの馬なんですけどね

特筆すべきは2400mで6戦5勝という、凱旋門賞への距離適性の高さ

競馬場も、ロンシャン2400mのヴェルメイユ賞を昨年しっかり勝っている

馬の絶対的な力だけで留まらず、凱旋門賞への適性をしっかり考慮すると一番不安がないのがこのタルナ

重賞5連勝中だったのが、今月のアイルランド2000m級最強決定戦アイリッシュチャンピオンステークスで2着敗戦

負けた相手世界最強の一角、2000m級最強のセントマークスバシリカ

この日もタルナワの持ち味のラストの追い込みの切れ味は抜群だったが、セントマークスバシリカとの差は縮まらずに惜敗

しかし、縮まらないというのは引き離されてもいないので、ラストの最高速はセントマークスバシリカとほぼ同じだと見ていい

スタイルは追い込み

最後方に控えて最終直線でえげつない伸びを見せる

シュリフがぐーーって伸びていく感じに対して、タルナワはセントマークスバシリカと同じで、ズバーン!って感じのえげつない加速をする

2000mではセントマークスバシリカポジショニング差分かに負けたけど、タルナワには少し距離が足りなかっただけな気がする

勝った2000mのオペラ賞もギリギリの着差だったので、2400mこそが専門に見える

2400mでもセントマークスバシリカは同じ切れ味を見せるかはわからないが、タルナワは間違いなく同じレベルの切れ味を見せるはず


スノーフォール    16馬身差の欧州オークス三冠馬

日本まれアイルランド育ち  3歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ  12戦5勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、アイルランド2勝)

2400mは、キャリア4戦3勝(2着1度)、ロンシャン2400mは先日のヴェルメイユ賞G1)で2着

今年からG1を3連勝含む重賞5連続連対

ディープインパクトの娘、母の父は大種牡馬ガリレオ

セントマークスバシリカと同馬主、同厩舎

母馬が日本ノーザンファーム委託されており、そこでディープインパクトの子スノーフォールを産んだ

その後アイルランドに渡って活躍

2歳の間はパッとしなかったけど、3歳になって覚醒

まずG3を勝つとその勢いのままイギリスオークスアイルランドオークスヨークシャーオークスを3連勝して、欧州オークス三冠を達成

中でも最初イギリスオークスでは、2着に16馬身差をつけるというゲームの大差勝ちみたいな伝説を作った

2017年スノーフォールと同じくオークス三冠を達成したイギリスのエネイブル(19戦15勝)は、キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス3勝、凱旋門賞は2連覇と3年連続連対をした化け物なので、スノーフォールもエネイブルに重ねて期待されている

ただし、この16馬身差というのは、例年良馬場なら2分35秒前後のところ、稍重で2分42秒かかったレースだったというのは意識に入れておく必要がある

何かとんでもなく走りづらい理由があったところ、スノーフォールだけがうまくクリアした、というような何かがあったのかもしれない

ヨークシャーオークス後、凱旋門賞直行するかと思いきや、初のフランスでのレースとして牝馬限定前哨戦ヴェルメイユ賞に出走

後方からまさかの伸びきれずで2着敗戦

それまで凱旋門賞で圧倒的本命かと思われていたが一気に混戦模様となった

敗戦理由は、位置取りが後ろ過ぎて届かなかった、という話もあれば、ちょっと最近レースに使いすぎでは?とかロンシャンの芝があってないのでは、という話もあって何とも言えない

このヴェルメイユ賞を勝ったのはアイルランドまれイギリス調教の3歳牝馬ティオナ(6戦3勝)

彼女スノーフォールとは3回走っていて、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スタイル差し

中段後方に控えて、最終直線でぐーっと伸びていく

彼女の残した結果を見るとすごい力があるのは間違いないんだけど、セントマークスバシリカやタルナワに劣らないほど上りが切れているのかは映像を見るだけじゃなんとも言えない

上がりタイムのデータとかどこかにあればいいのだけど

2分42秒の稍重で16馬身差、と思うと、タフなコンディションで真価を発揮するのかもしれない


ハリケーンレーン    欧州変則三冠馬

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牡馬

レーティング121 世界11タイ  7戦6勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス4勝、アイルランド1勝、フランス1勝)

2400mは、キャリア3戦2勝(3着1度)、ロンシャン2400mは今年のパリ大賞典勝利

デビューから3連勝後、イギリスダービーで3着、その後G1を3連勝中

最強馬アダイヤーと同馬主、同厩舎

ハリケーンレーンのお父さんもアダイヤーと同じフランケル

もはやアダイヤーと条件違うのお母さんだけ

デビューから3連勝、G2に勝って臨んだイギリスダービーで、僚馬アダイヤーに3着敗戦

イギリスではダービー馬になれなかったので、アイルランドダービーに参戦して勝利フランスダービー菊花賞中間のようなパリ大賞典に参戦して勝利して、欧州クラシック荒らし成功

さらイギリス菊花賞に当たるセントレジャーを勝利して、国をまたいだ変則クラシック三冠のようなものを達成

ダイヤーには負けてるし、アダイヤーの勝ったレースの質は別格だけど、ハリケーンレーンのほうが成績表はきれいなんや

パリ大賞典勝利の実績からか、現時点でのブックメーカーの出す凱旋門賞オッズはアダイヤーと同じ数値で、3番人気タイ

スタイルは先行

イギリスダービーでも先行するもアダイヤーに全くかなわなかった

パリ大賞典では前目に控えて、終盤かなり早く仕掛けて大差で勝っていた

ダイヤーやセントマークスバシリカラストの切れ味勝負をしてもおそらくかなわないので、早仕掛けをしていかに長く足を使うかが鍵に見えた

札幌記念のソダシみたいな展開に持ち込めば勝機があるかも?


ティオナ    スノーフォールに雪辱の女

アイルランドまれイギリス育ち  3歳牝馬

レーティング 圏外  6戦3勝(G1 1勝、重賞 1勝、イギリス2勝、フランス1勝)

2400m級は3戦2勝(10着1回)、ロンシャン2400mは今月のヴェルメイユ賞勝利

2連勝中

凱旋門賞圧倒的本命と言われたスノーフォールをヴェルメイユ賞で破り、一気に混戦状態に陥れた刺客

彼女スノーフォールとは3回走っていて、スノーフォールの連勝が始まったG3では3着、16馬身差のイギリスオークスでは10着と敗れていたが、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った

スノーフォールの16馬身差快勝のイギリスオークスは、何か特別なことが起きていたのは間違いなくて、あのオークス度外視してしまっていいのなら、5戦で1着3回、2着1回、3着1回となかなかの安定感を見せている

あのオークスを抜いたってスノーフォールが強いことには間違いないけど、そのスノーフォールを本番と同条件のヴェルメイユ賞で破った、というのは決して軽視できる話ではない

スノーフォールが連戦で疲れてただけ、とか、スノーフォールはロンシャンでは全然走らない、とかなら別だけども、スノーフォールがある程度いつも通りならやはりティオナが強いのでは、という話になる

お父さんは凱旋門賞シーザスターズ

シーザスターズのお兄さんは大種牡馬ガリレオ

スタイルは先行

ヴェルメイユ賞では2、3番手に控えて、コーナーは内ラチ沿いギリギリをロスなく回っているのが印象的だった

無駄のないレース運びから先に直線で抜け出すと、スノーフォールの見事な末脚をもってしても届かない力があることを示してくれた


クロノジェネシス    日本現役中距離最強馬

日本まれ日本育ち  5歳牝馬

レーティング120 世界18位タイ日本2位タイ  15戦8勝(G1 4勝、重賞 6勝、日本8勝)

2400m級以上は3戦1勝(2着1回、3着1回)、海外遠征UAE2400mのみで、欧州遠征はなし(UAEは2着)

G1を3連続連対中、2020年以降の全7レースで3着以内を継続

日本現役中距離最強馬にして、日本での歴代金額13位

デビューから一貫して北村友一騎手が乗っていたが北村騎手が大けがにより休養

直近の宝塚記念は初めて北村騎手以外のルメール騎手が乗り1着

凱旋門賞ではまた乗り変わりでアイルランドのマーフィー騎手騎乗予定だそう

初めての海外遠征ドバイシーマクラシックではミシュリフにクビ差負けの2着

帰国後はガリガリに瘦せていて衝撃を受けた、という話があるので、環境の変化には敏感なのかもしれない

そのため、あまり長くいさせないほうが良いとの判断からか、渡欧は9月24日とほぼ1週間前

ドバイ遠征経験をもとにベスト方法をとろうとしているはずなので、我々は信頼するしかない

日本で実績十分でありながら、日本の硬い高速馬場だけでなく重馬場にも強いため、欧州の重くて深い馬場にも十分対応できるのでは、と言われている

お父さんはフランス活躍し、凱旋門賞でも勝っているバゴなので、クロノジェネシスも十分適正はあると思う

ダイヤーのような欧州の化け物馬に勝てるかどうかは正直わからないが、せめてミシュリフにはリベンジしてきてほしい

黒い毛色だけど実は芦毛と聞いて驚く人も多いはず

スタイルは中段前目から直線で前を差す感じの先行


ディープボンド    パワーとスタミナお化け

日本まれ日本育ち  4歳牡馬

レーティング118 日本7位タイ  13戦4勝(G1勝利重賞 3勝、日本3勝、フランス1勝)

2400m級は3戦1勝(2着1回、5着1回)、ロンシャン2400mは今月のフォア賞を勝利

重賞3連続連対

3歳までは同じ馬主三冠馬コントレイルサポート役として活躍するも自身の結果には結びつかず

4歳になって重馬場の3000mという非常にタフな条件の阪神大賞典で5馬身差の完勝

そこから開花して天皇賞(春)で2着、フランス遠征してのフォア賞で勝利と、スタミナやパワーが要求されるタフな条件で安定して結果を示している

日本より深く重いロンシャンの馬場にも適性を示したと考えてよいし、フォア賞よりまだまだ上積みがあると思って間違いない

好条件のスピード勝負、切れ味勝負では分が悪いのだと思うけど、タフな条件となれば勝ってもおかしくはない能力を持つ

ただ、タフな条件の消耗戦はスノーフォールも得意としている(16馬身英オークス稍重)ので、道悪になればスノーフォールとディープボンドは相対的評価を上げるべきと思う

条件次第では馬券に絡んでもおかしくはない

騎手は昨年ソットサスで凱旋門賞を勝ったCデムーロ騎手

日本でお馴染みMデムーロ騎手の弟

キズナ前哨戦ニエル賞1着、凱旋門賞4着、父の父ディープインパクト凱旋門賞3位入線のち失格となっているので、親子3代での悲願を叶えるのかどうかにも注目

スタイルは先行

前目につけて最後にぐっと伸ばす感じが基本だけど、フォア賞ではワンペースで行くほうが強いという判断結果的に逃げとなった

周りの馬の位置取りに関係なくワンペースで走れたり、タフな長距離をしぶとく勝てるのは気性が良い証拠

そのへんがボンドの一番の強みかもしれない


まとめ

個人的には、アダイヤー、セントマークスバシリカ、タルナワの3強なんじゃないかなー、と思ってはい

スノーフォールは不確定なことが多すぎてよくわからないし、なんなら代わりにティオナの好走も普通に期待している

でも、出走頭数や枠などが決まったら、買い目はまたその通りにはならないと思う

枠が発表されたらまたお話しましょう

普通に今年の凱旋門賞解説する

みなさんお久しぶりです

ウマ娘やっていますか?

私はダビスタを買ってしまったのでめちゃくちゃプレイ時間が減りました

さて、凱旋門賞が近づいてきましたね

再来週10月3日だそうです

ディープインパクトの娘のスノーフォールが出走するし、ディープボンドが前哨戦のフォア賞を勝ったし、日本現役最強馬のクロノジェネシス派遣されるので、なんだか盛り上がってきましたね

JRAネット投票や場外馬券場で、日本でも凱旋門賞馬券が買えるようですし、ぜひ当てたいですよね

しかし、欧州の馬の実績なんて見てもようわからない、どのレース格式高いの?どのレース勝ったらえらいの?って感じの人も多いかと思いますので、ちょこっとだけ凱旋門賞に向けて解説をしていこうと思います

海外競馬について

色んな国で競馬が行われ、色んな国で勝手G1と称されると、馬の実績の比較が難しくなるため「国際競馬統括機関連盟」という機関とその下部組織が、国やレース国際的な格付けを行っています

その一番レベルの高い国がパートI国と言います

パートI国の初期メンが、アイルランドアメリカイギリスカナダドイツフランスなので、これらが競馬名門国と考えてよいかと思います

中でも競馬発祥の国イギリスは最高格だと思ってよいです

4年後の2期メンオーストラリア含む南半球の7国追加

さらに18年後に3期メンUAE

そしてその4年後2007年にようやく日本が加わります

2016年香港が加わったのが最後で、今はパートI国は16国あることになります

今は日本競馬レベルが高いですが、パートI国初期メンのG1レース日本G1と同等かそれ以上の質がある、と考えておいてよいかと思います

もちろん年による出来不出来もあるので一概には言えないですけどね


では、国ごとではなく、レースごとの格付けです

一般的には、ダービーステークスキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス凱旋門賞の3つがヨーロッパ最高峰レースとされています

ちなみにヨーロッパの最高賞金額レース凱旋門賞です

しかし、そのようなイメージとは別にレースにも毎年変動する国際格付けがあります

主な2000-2500m級レースの格付けは、2020年版では

(右スクロールあるよ→)

1位 インターナショナルステークスイギリス2063m、有力な国際競走)
2位 アイリッシュチャンピオンステークスアイルランド2012m、アイルランド2000m級最強決定戦)
3位 ジャパンカップ
4位 ブリーダーズカップ・ターフアメリカ、2400m、アメリカ芝中長距離最強決定戦)
4位 天皇賞(秋)
6位 エクリプスステークスイギリス2002m、ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦)
10位 有馬記念
11位 凱旋門賞フランス、2400m、ヨーロッパ下半期2400m級最強決定戦)
21位 パリ大賞典フランス、2400m、3歳限定クラシック三冠レース一角(フランス菊花賞?))
23位 キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスイギリス、2406m、ヨーロッパ上半期2400m級最強決定戦)
26位 大阪杯
38位 オペラフランス2000m、フランス2000m級牝馬最強決定戦)
43位 宝塚記念
47位 日本ダービー
60位 皐月賞
93位 ダービーステークスイギリス、2420m、イギリスダービー

ということになっています

出走馬の偏りによる質の差で変動するから、必ずしも納得できるわけではないですけど、ひとつの参考にはなると思います

また、2000-2500m 以外の距離か、2000-2500mだけど上記100位以内に入ってはいないものの有力なレースはあるのでいくつか紹介しておきます

ヴェルメイユ賞G1

フランス ロンシャン2400m

ヴェルメイユ賞フランス牝馬三冠レースの3つめ

ただし4歳以上も参加できる

日本で言えば秋華賞ができる前のエリザベス女王杯みたいなもの

凱旋門賞前哨戦でもあるし、フランスの2400m級牝馬最強決定戦でもある

ヨークシャーオークスG1

イギリス ヨーク2385m

4歳以上も参加可能イギリスの2400m級牝馬最強決定戦

日本で言えばエリザベス女王杯みたいなもの

イギリス牝馬三冠1000ギニーステークス、オークスステークス、セントレジャーステークスなので、ヨークシャーオークスはいわゆる三冠レースではない

・60位 セントレジャーステークス(G1)

イギリス ドンカスター2921m

3歳馬限定クラシックレース最後の一冠

イギリス牡馬牝馬三冠目はセントレジャーなので、牡馬牝馬同時に三冠馬が出ることはない

日本で言えば菊花賞にあたる

メロディーレーンが牝馬なのに菊花賞出たよね

デューハーストステークス(G1)

イギリス ニューマーケット1408m

イギリスのみならず、欧州中の2歳馬限定レースの中で特に重要とされる1戦

勝てば欧州最優秀2歳馬に選ばれるチャンスが高くなる

日本で言えば朝日杯FSにあたる

・フォア賞(G2)

フランス ロンシャン2400m

凱旋門賞前哨戦で、4歳以上の馬用のレース

真に有力な馬は前哨戦に出ずに直接凱旋門賞に出てくるので、フォア賞に勝ったから本番の好走を約束される、というわけではない

日本で言えばジャパンカップ凱旋門賞なら、フォア賞はアルゼンチン共和国杯みたいなもの

G2で完勝するのは立派だし、すごいことだと思うけど、アルゼンチン共和国杯勝ったならジャパンカップもいけるで!みたいなテンションにはならないように、フォア賞の結果で何かを語れるほど甘くはないという認識でいたほうがよい

ディープボンドはコースへの適性も示したし、足切りクリアでひとまず安心、くらいの気持ち


ちなみに馬にもレーティングがあります

今年1月以降の実績のみで評価されており、世界ランクトップ36頭までが発表されていますが、1位3頭、4位1頭、5位2頭、7位4頭、11位7頭、18位19頭という同率順位が多すぎる評価となっています

日本馬の世界ランクは、

レート121世界11タイグランアレグリア
レート120世界18位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール

となっており、

日本馬だけのランキングだと、

レート121日本1位グランアレグリア
レート120日本2位タイクロノジェネシスエフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール
レート119日本6位ワールドプレミア
レート118日本7位タイディープボンド、ダノンキングリーユニコーンライオン、ラヴズオンリーユー、レイパレ

となっています



凱旋門賞有力馬紹介

上記レース特性をもとに「フランス牝馬チャンピオン」のような肩書で紹介をしているけど、実際にはフランスレース外国馬が来て優勝すると「アイルランド馬だけどフランスチャンピオン」のようなことが起きています

香港最強のロードカナロア」みたいな感じだけど許して


ダイヤー    欧州最強馬

アイルランドまれイギリス育ち   3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ   6戦3勝(G1 2勝、重賞 2勝、イギリス3勝)

2400mは3戦2勝(2着1度)、海外レース経験なし

メイクデビュー以外5連続連対中、G1を2連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州最高峰の格のある3レースのうち2つ、イギリスダービーキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスの両方を今年勝った3歳馬

これはアダイヤーのお爺ちゃん種牡馬ガリレオ以来の20年ぶりの快挙らしい

イギリス最強と言って差し支えないし、世界最強に片脚突っ込んでるとも言える

このまま凱旋門賞を勝てば名実ともに2400m級世界最強に、もっと言えば史上最強になる

フランス遠征経験がないのだけが心配だけど今年の実績で言えば本命でいい

本当は前哨戦ニエル賞に出す予定だったのが後ろ脚の感染症回避となって凱旋門賞直行になった

予想の意味では難しくなったけど、凱旋門賞への影響はないと思われる

ちなみに日本ダービージャパンカップの両方を勝った馬はシンボリルドルフトウカイテイオースペシャルウィークジャングルポケットディープインパクトウオッカの6頭しかいないらしいが、同年で両方勝っているのはジャングルポケットだけ

なんでよりによってそいつなんや

下で紹介するハリケーンレーンとは同馬主、同厩舎

レーススタイルは先行

2、3番手に控えて最終直線で怪物的な加速でぶち抜く

イギリスダービーでは内ラチ沿いの狭い隙間も構わずぶち抜いた

まさに怪物だと思った

お父さんのフランケルマイラーだけど、14戦14勝、G110勝、重賞12連勝の特別な化け物

フランケルのお父さんがガリレオ

日本ではソウルスターリングモズアスコット、グレナディアガーズのお父さんもフランケル


セントマークスバシリカ    2000m級欧州最強馬  *引退決定

フランスまれアイルランド育ち  3歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  9戦6勝(G1 5勝、重賞 5勝、イギリス2勝、アイルランド2勝、フランス2勝)

2400m級以上は経験なし、フランスはロンシャン1600m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

G1を5連勝中

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

欧州で最も価値のある2歳馬G1デューハーストステークスに昨年勝った2歳チャンピオンで、今年もフランスクラシック三冠レース最初の2つ(プール・デッセ・デ・プーランジョッケクルブ賞)を勝っている

その後、三冠目のパリ大賞典へは出走せずに古馬戦線へ移行し、今年7月ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦のエクリプスステークス、今月のアイルランド2000m級最強決定戦のアイリッシュチャンピオンステークスを勝っている

朝日杯FS桜花賞皐月賞を勝ってクラシック卒業して、そのまま宝塚記念天皇賞(秋)を勝ったような感じ

名実ともに2000m級ヨーロッパ最強馬

このアイリッシュチャンピオンステークスでは2400m級女王ルナワに勝っている

2400mは経験がないのでわからないけど、父と母父が昨年の凱旋門賞馬ソットサスと同じなので、2400mも別に問題ない気はする

お父さんがシユーニ、お母さんのお父さんは大種牡馬ガリレオ

ディープインパクトの娘のスノーフォールとは同馬主、同厩舎

レーススタイル差し

最終列より少し前で控えておいて、最終直線でえげつないスピードでぶち抜く

瞬間の切れ味で言えば現役最強だと思う

2400m女王ルナワのラストの切れ味も相当やばいけど、アイリッシュチャンピオンズステークスではタルナワの切れ切れの伸びでも差を縮めさせなかった

切れ味勝負の展開に持ち込めばタルナワと同等以上と思っていい


シュリ    ドバイクロノジェネシスを破った馬  *出走回避確定

アイルランドまれイギリス育ち  4歳牡馬

レーティング127 世界1位タイ  13戦7勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、UAE1勝、サウジアラビア1勝、フランス2勝)

2400m級は2戦1勝(2着1回)、フランスドーヴィル2000m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)

3着以内を5連続

3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角

昨年のフランスダービー馬(ジョッケクルブ賞(2100m)勝利

サウジアラビア出走2回、UAE出走1回の経験があり、今年春のドバイシーマクラシックではクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーの3頭で叩きあいになり、勝ったのがこのミシュリ

ただし、イギリス帰国7月欧州上半期2000m級最強馬決定戦のエクリプスステークスに出走するも2000m最強馬セントマークスバシリカに3馬身差以上つけられ3着

さら欧州上半期2400m級最強馬決定戦のキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスに出走するも欧州最強馬アダイヤーに1馬身差以上つけられ2着

今のレーティング1位同士の対決ではいずれも敗れている

しかし、直近の8月イギリスで最も格式ある2000m級の国際戦、インターナショナルステークスでは2着に6馬身差をつけての完勝

これで一気にレーティングを上げて世界最高ランクに並んだ

これを見ると、クロノジェネシスは当然欧州格式あるG1で勝つことは可能だろうけど、セントマークスバシリカやアダイヤーに勝負できるのか?と言われると、うーん、となってしま

予想をたてる上でミシュリフとの比較基準になりそう

スタイルは直近のレースは先行、少し前は追い込み

ドバイシーマクラシックでは最後から追い込みをかけて、ラヴズオンリーユーやクロノジェネシス以上の伸びを見せた

キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスでも追い込んで、素晴らしい伸びを見せた

ダイヤーがそれ以上だっただけ

エクリプスステークスでは先行2番手からインターナショナルステークスでは中段前目に控えていた

レース展開やペースに応じて色んなレース可能な器用な馬だと思う

どんな展開になっても、最終直線はぐんぐん伸びる


続きます

2021-07-26

anond:20210726020842

この増田のいってる職員教授とか講師側のいわゆる教職員

教職員でもない事務職員って

教授学科秘書本部棟にいて文科省連対応とか教職員給与計算とか福利厚生とか社会人同士の対応に専念してるから

そこらにうじゃうじゃいる学生と接する機会そのものがない。(あえてこじつけるなら学生就職関連手続きか定期だの学割取得で一度はお世話になることはあるかも)

「生徒さん」くらいの気持ち相手にそんな厳しく言葉を訂正される機会って今も昔もそうないとおもう。

この増田個人的にそういう体験が有るとしたら

当時は見知らぬ他人にむかって「ねえねえこれどうなってるんすか」みたいな失礼な言葉をつかってたのでは。

いまの学生さんはちゃん最初から丁寧語で話してる子が多いからね。バンカラとかない。

2021-04-30

ウマ娘風に日曜の天皇賞(春)解説する

大阪杯桜花賞で書いたものの、そろそろ潮時かな、と思って皐月賞は書いておりませんでした

から見返すと、ウマ娘解説増田来てくれよ、と2件ほど増田に書かれてたので今回の天皇賞(春)、書くことにするね

クソ長くなったし、ウマ娘要素が薄まってる気がするけど、まあええか

あとこの記事は、レースをより楽しく見るために各馬の背景を紹介しつつ、物語性を付与するのが目的なので、着順予想がメインではありません


まず最初ポイントとして、長距離レースの質が年々下がっている、と言われている

日経新聞記事地位低下進む長距離戦 レースの「質」確保が重要に」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51622450R31C19A0000000/)によると、

一般的スピードタイプの馬の方が成長が早く、早い時期からレース活躍できる。

馬を買った資金の回収も早くなる。

そのため、生産界ではスピードタイプ種牡馬需要が高まった。

現役時代に長距離戦を勝ったとしても、引退後の繁殖馬としての価値は上がらない。

欧州などでも、好走すると評価高まる1600~2000メートル級のレースに強い馬が集まる。

距離戦は出走頭数の減少や出走馬のレベルの低下が進み、レースとしての魅力も乏しくなっている

とのこと

まり距離戦は狙っても馬主が儲からないということ


で、今回の出走馬のレベルがどんなものか、手っ取り早く雰囲気をつかむために、現役ウマ娘通算獲得賞金ランキングでの順位を調べてみた

するとこんな感じに

賞金ランキング金額(億)性別バ齢連対
9位5.6209マカヒキ牡8 20戦4勝 (2着2回) 0.300
15位3.9654カレンブーケドール牝5 14戦2勝 (2着7回) 0.643
18位3.5646ユーキャンスマイル牡620戦6勝 (2着4回) 0.500
29位3.0237ワールドプレミア牡510戦3勝 (2着1回) 0.400
65位2.0731ウインマリリン牝4 9戦4勝 (2着1回) 0.556
87位1.7984ディープボン牡4 11戦3勝 (2着1回) 0.364
98位1.7394オーソリティ牡4 8戦4勝 (2着1回) 0.625
101位1.7195アリストテレス牡4 11戦4勝 (2着5回) 0.818
168位1.3109オセグレイ牡5 18戦5勝 (2着2回) 0.389
189位1.2717メイショウテンゲン牡5 19戦2勝 (2着3回) 0.263
-1.0966シロニイ牡735戦4勝 (2着6回) 0.286
-0.9580ジャコマル牡7 36戦5勝 (2着6回) 0.306
-0.8800ナムドノヴァン牡6 20戦4勝 (2着2回) 0.300
-0.8270ディバインフォース牡5 19戦3勝 (2着5回) 0.421
-0.6980ディアスティマ牡49戦4勝 (2着2回) 0.667
-0.6040ゴーストセ5 15戦4勝 (2着2回) 0.400
-0.5490メロディーレーン牝521戦3勝(2着0回)0.143

この前の大阪杯は、2位のコントレイル、4位のグランアレグリア10ワグネリアン12ペルシアンナイト、21位サリオスらが出ていたことを思うと、20前後まで3頭しかいない今回の天皇賞大阪杯より格のあるウマ娘の出走が少ないと言えるだろう

さらにこの中でG1を勝っているウマ娘は、ダービーを勝ったマカヒキ菊花賞を勝ったワールドプレミアだけで、古馬G1を勝っている子はいない

「今回は質が」とか「ええ馬おらんやん」みたいな話もちらちら聞こえるのは、こういうわけ

そんな中でも長距離走に挑んてくるウマ娘たちは、特別な適性を持つ専門職だったり、お父さん(馬主)のこだわりが強かったり、中距離戦線で結果が出なくなってきて長距離で新境地をみたいな感じだったり、色々な背景があると言える

今回のメンツ内で賞金ランクトップマカヒキさんも、ダービー馬だけどその後鳴かず飛ばずで、新境地開拓経験のない3000m超に来ている

次点カレンブーケドールも、連対率は6割半ばとすごく高いけど、勝ち自体は少なく、G1勝利もない

3000m超は走ったことはなく、本当に走れるのか誰もわからないままここに来ている

経験がない距離だと予想は難しいけど、専門職から難しいよね、という結果もあり得れば、案外適性があってぽろっと勝っちゃっても不思議はない

しかし、ウマ娘たちは、自分が輝ける場所を探そうとみんな必死なので、質がどうとかなんて、言いたい奴にだけ言わせておくとしましょう



そのような状況の専門職長距離走だけど、3000m以上のレースはいま6つしかない

天皇賞春、菊花賞ステイヤーズステークス万葉ステークスダイヤモンドステークス阪神大賞典の6つ

今年は松籟ステークスというのが特別に3200mだったので、昨年度の天皇賞春も含めればこの1年間では7つの3000m以上のレースがあったことになる

そこで、その7レースと、年末にあった2500m有馬記念3月にあった2500mの日経賞、これらのいずれかひとつでも5位以内に入ったウマ娘ピックアップして表にしてみた

表の数字順位

 天皇賞
3200m G1
205月
菊花賞
3000m G1
2010
ステイヤーズS
3600m G2
2012
有馬記念
2500m G1
2012
万葉S
3000m OP
21年1月
ダイヤモンドS
3400m G3
21年2月
松籟S
3200m (3勝)
21年2月
阪神大賞典
3000m G2
21年3月
日経賞
2500m G2
21年3月
備考
ディープボン41
ユーキャンスマイル411220阪神大賞典1着
19年天皇賞春5着
19年ダイヤモンドS1着
19年万葉S2着
18年菊花賞3着
ナムドノヴァン143
シロニイ44
アリストテレス27
ウインマリリン1
カレンブーケドール52
ワールドプレミア5319年菊花賞1着
ジャコマル75
オセグレイ19620ダイヤモンドS3着
ディアスティマ1
オーソリティ142
ゴースト5

阪神大賞典日経賞前哨戦様相になっていて、いずれかに出ている子が半分以上となっているのがわかる

例年、天皇賞春は京都開催だけど、今年は阪神大賞典、松籟Sと同じ阪神開催なので、例年と比べてイレギュラー要素がある

この表をもとに、個別ウマ娘関係性を少しだけ見ていこうと思う



ディープボンドとアリストテレス

今回の本命ディープボンドの母の父はキングヘイロー

母の母の母の父、つまりひいひい爺ちゃんマルゼンスキー

性格は、幼少期は、ピリッとした面があり、放牧地でも負けん気が強くて、手入れするときなども気に入らないと怒るようなところがあった、らしい

成長につれて大人びてきて、どっしりとしてきたそう

それでいてスタミナがあって反応のいい長距離ウマ娘、ということでウマ娘キャラで言えばグラスワンダーイメージかな?

脚質は前から5番目以内くらいにつける先行

アリストテレスは、父の父の父がスペシャルウィーク(訂正、父の母の父でした。指摘ありがとう

物見(何かに気を取られて見てしまうこと。驚いていたり集中が切れたり跳ねたり止まったりする)をしやすく、やんちゃ子供っぽいらしい

距離こなせる操作性の良さはあるけど、阪神大賞典では予想外にかかってしまったので、未知数なところも多そう

ウマ娘キャラで言えばマヤノトップガンイメージ

脚質は中段やや前方につける先行


さて、ウマ娘たちはみんな勝ちたくて頑張っているはずだけども「お前は今日は勝たなくていい」とトレーナーなどに言われることはあると思う?

勝たなくていい、というのは、チームを組んで同じレースに出て、エースアシストして勝たせる役目を負う、ということ

ウマ娘ゲームで言えばチームレースデバフ専門要員を出走させる感じ

アシスト要員はレースに勝つ必要はないし、エース差し置いて勝ってしまってはチームは困ることになる(ゲームでは困らんけどリアルだと馬主計画が崩れる)

アシストとは、前に立ってペースを抑えるペースメーカー、後続の空気抵抗よけ、または終盤に動いて後ろに進路をあける、などなどが実際の動き

これは、海外ウマ娘レース自転車レースではある程度認められているけど、日本ウマ娘レースでは認められてはいない

URAの規定には「競走に勝利を得る意志がないのに出走してはならない」「他人のためにウマ娘の全能力を発揮しないのはダメ」のような文言があるから

やったら八百長みたいなものだし、知らずにその子馬券買ったら困るもんね

ただし、客観的にアウトと示すこともまた難しいので、表向きはダメだけど、一応は日本でも存在しているように見える




昨年のクラシックコントレイルの無敗三冠の達成に沸いたのは記憶に新しいと思う

コントレイル説明はここ「ウマ娘風に明日大阪杯解説する」anond:20210403104218

ディープボンドもアリストテレスも同い年で、2人ともコントレイルと同じクラシックを走った

アリストテレス皐月賞ダービーには出走できなかったけど、三冠最後菊花賞には出走できた

菊花賞では、コントレイルアリストテレスは2人だけで前に抜け出し、後続を3バ身以上突き放して強烈な印象を残した

アリストテレスコントレイルクビ差の2着で惜敗したものの、勝者が2人いると言えるほど圧倒的で、接戦だった

その後もG2を勝ち、通算11戦で2着以内が9回という、素晴らしい安定感を発揮しているアリストテレスは間違いなく今回も活躍するだろう、と見ている人が多い



それに対し、ディープボンドは皐月賞10着、ダービー5着、菊花賞4着という、特筆すべきでもない着順だった

しかし、それには訳があるかもしれない

実は、ディープボンドのお父さん(馬主)はコントレイルのお父さん(馬主)と同じなのだ

さらに言えば、お父さん(馬主)のお兄さんもコルテジアというウマ娘皐月賞ダービーに出走させている

皐月賞は先行するディープボンドに対して遠く後方に控えるコントレイルという構図だったので関係ないだろうが、コルテジアはしっかりコントレイルの前につけていたし、ダービー菊花賞ではコントレイルのすぐ前の位置ディープボンドがつけるレース展開だった

特にダービーなんてディープボンドとコルテジアが2人でしっかりコントレイルの前方をガードするレース展開になっていた

いや、ルール上認められていないので、ディープボンドとコルテジアがコントレイルアシストする意思で走っていたかはわからない

しかし、同じお父さんや伯父さん(馬主コントレイルディープボンドは同じ財布)をもつ3人が、アシスト可能位置関係にいたのもまた事実

もし、ディープボンドが、お父さん(馬主)の密命を受けていたのなら、彼女(彼)はダービー菊花賞では悔しい思いをしながらも、勝つことを諦めサポートに回っていた可能性もある

父「ボンド、皐月賞コントレイルが勝ったな。お前は助けにならなかったが、ダービー菊花賞ではちゃんサポートしてやれ」

ボンド「(えっ私だって勝ちたいのに涙)わかりました、次こそ期待にこたえてみせます涙」

これがもし事実なら、菊花賞勝利に等しい2着アリストテレスと、突き放されての4着ディープボンドというのは、実は正確な力関係ではないのかもしれない



それを証明するかのように、コントレイルのいない長距離レース阪神大賞典に出走したディープボンドはなんと、5馬身差をつけるというめちゃくちゃ強い走りで圧勝

終始先行してペースを握ったうえでの最終直線でのもうひと伸びでの勝利、これを見せられると「この距離で、この子にかなうウマ娘はいるのかー!?」と叫びたくなるので動画視聴推奨

これを見るとまじで次も負ける気がしない

エースコントレイルは長距離に出てこない流れとなり、露払いのいない独力の勝負での大阪杯コントレイルが負けた今、阪神大賞典圧勝したボンドの家庭内での役割は大きく変わりつつあるはずだ

ようやく、ボンドが主役になっていい大舞台が巡ってきたのだ

父「ボンド、次の仕事を言う。 勝利だ!!」

ボンド「はい!私も必ず、お父さんにG1の盾をプレゼントしてみせます!」



菊花賞ではボンドに大きく先着したアリストテレスだが、ボンドが勝った阪神大賞典では1番人気に推されながら失速して、まさかの7着惨敗となった

人生2回目の、連対を外す結果となった

かかり気味だったし、馬場が悪かったうえでの長距離とあって、スタミナが切れての失速で、長距離適性はあるけど、生粋ステイヤーと言えるほどのスタミナはどうやらないらしい

この阪神大賞典惨敗がありながら、今回も根強いアリスの人気の理由は、連対率8割超えや騎手ルメールもあるが、やはり菊花賞での強いイメージがでかい

良くも悪くも菊花賞の幻影にとらわれ続けているウマ娘と言えるかと思う

ボンドのサポートがなければアリス菊花賞を勝っていたかもしれないのに、今でも負けた菊花賞の話ばかりされる

それなのに天皇賞までボンドに邪魔されてはたまらない!

「これから菊花賞の話じゃなくて、私が勝つ天皇賞の話をしてよ!」

いい馬場状態になれば、コントレイル以上の因縁相手ディープボンドを倒すのに天皇賞はこれ以上ない舞台だと思う



ワールドプレミア

通算10戦で連対こそ4回だけど、3着も同じく4回とっており、馬券に絡む率は8割

スタミナも十分で長距離適正ありの19年菊花賞ウマ娘

菊花賞優勝のあと、有馬記念にも出走して3着、来年天皇賞春狙っていくぜ!と思っていたところ、体調不良になりそこそこ長い休養となる

体調不良の詳細はよくわからない

年末から復帰し、ジャパンカップ有馬記念に出走

休養前までは全て3着以内に入っていたところ、復帰2戦は6着と5着(馬券内外したのはこの2走だけ)

直近の日経賞では3着になり、順調に着順を上げて調子を戻していると思われる

本来計画より1年遅れてしまったけど、菊花賞を取った時の力が出せれば今回もいい勝負はできるはず

3000m超は19年の菊花賞1度きり

阪神大賞典以外のもうひとつ前哨戦、2500mの日経賞からきている

日経賞からの有力馬カレンブーケドール日経賞ではクビ差有馬記念では同着と、2500mではほぼ力の差はないと言える

日経賞組の3200mでの評価が難しい中、カレンブーケドールと2500mで同等の力を持つ3000m実績ウマ娘(菊花賞ウマ娘)なので注目度は高い


スタイルは、気分で中段のどこかに控えて、最後差しにいく感じ

性格面だけど、気性はよくなく、菊花賞の前のレースでは武豊に、気性面はまったく成長してないと切り捨てられた

が、それでも3着には入るし、次の菊花賞は優勝

とりあえずクセは強いみたい

そこから2年たっているし、いまの性格がどうなのかはいまいち情報が見当たらなくてわからない

ネットにはお父さん(馬主)の悪いうわさがいっぱい書かれている

(ウマ娘的要素なにも書いてないな)



ユーキャンスマイル

長くて途切れちゃったので続き↓

anond:20210430114618

2021-04-18

ウマ娘勢よ、にわかだけど皐月賞勝ったよ!

ウマ娘から久々に馬券買い始めて3週目、ついに馬券が当たった

今までの競馬歴は、タイキシャトルときに買い、ディープインパクトときに買い、ゴールドシップときに買い、キタサンブラックときに買ったくらいのクソにわか

馬券が的中して勝ったのはディープインパクトの時だけだ


で、ウマ娘からの久々の競馬

ギャンブルやるからには当たればそこそこ嬉しいくらいの額賭けな意味ないやろ、と思って5000円張った大阪杯で夢が露と消えたので、桜花賞皐月賞は1回300円と決めることにした

ギャンブルは、儲かる気でやったら金が消える

なので勝つ額ではなく、観戦に熱を入れるためだけに馬券を買うことにしたのだ


300円では何も変わらないやろ、と思うかもしれない

が、変わるぞ

300円でも買う買わないでは事前情報収集量、考察量は変わるし、レース中の応援の熱も変わる

今日レース、もし馬券買わなかったら、「ダノンキッドエフフォーリアなんやろ」「エフフォーリアやっぱ来たんか、ほーん、エフフォーリアやっぱ強いんやな」で終わりだ

私、増田ももちろんダノンキッドエフフォーリアの馬連は買ったが、弥生賞動画今日馬場状態今日中山の4レースでも逃げ馬が連対してた点からタイトルホルダーに複勝100円賭けたのだ!

予想通り、タイトルホルダーは逃げて、いい形で最終コーナー入ってくれた!

軸のダノンキッドが早々と失速して消えたので、最終直線では勝つ要素がもはやタイトルホルダー複勝しか残ってなかった

エフフォーリアは早々とタイトルホルダーを抜いて先頭に立ったが、タイトルホルダーは2番手好走も後ろから差し馬がジリジリ迫る!

差はみるみる小さくなっていく!

うおお、タイトルホルダー!!

いけぇっ!!

粘れえ!!

抜かせるなあああ!!!

うあああああああ、あっ!行けたんちゃう!?

行けたよね!?


結果、2着!

やったぜー!

3週目でようやく当たり馬券取れた!

タイトルホルダーは最終的に8番人気で、4.9倍ついた

300円賭けて、うちタイトルホルダーに100円、リターンは490円

利益は190円ぽっちだ


でも、最終直線でここまでタイトルホルダーを応援できたのは、熱くなれたのは何故か?

間違いなく、100円賭けてたかなのだ

300円とか190円を超えた楽しみが、そこにはやっぱりあったと思うんだよな

自分の考えを、言い訳が効かない形で残して、それが的中する、というのは金額関係なくやはり嬉しかったです

それもエフフォーリアの複勝買って170円、とかじゃなく、素人なりにも自分で色々考えて、買った瞬間は10番人気くらいだったタイトルホルダーを買って当てたからなお嬉しい


ウマ娘ハマってるけど馬券までは買えてない友人達

やっぱり馬券買おうぜ

300円ネットで買って、テレビで中継見るだけでおもろいわよ

2021-03-20

anond:20210318231511

元増田です。

ご覧になったかわかりませんが、ご指摘いただいた点について、ご返答すると元記事3月12日正午過ぎに追記しました。

しかし直後に、その記事に削除の申し立てがあり、はてなサポート窓口 法務連対応チームから記事削除の連絡がありました。その連絡の中に、

なお、今後も匿名ダイアリーを利用して同氏に対する言及を続けられた場合はてラボおよびはてな全体のサービス利用停止措置などの対象とし、別のアカウントを取得しての再利用お断りすることとなりますので、ご注意ください。

と警告を受け、削除の申し立て人に言及せずにあなたへのご返答は難しいため、ご返答できません。

追記で返答しますと書いたにも関わらず、申し訳ありません。どうぞご了承ください。

追記

上で3月12日と書きましたが、正しくは3月19日でした。謝罪文にもかかわらず推敲が不十分で申し訳ありません。お詫びします。

2021-03-19

アグネスタキオンの華麗なる(壊れやすい)産駒たち(2003〜2006年生組)

・キリがないので重賞馬に絞ってある。

・【】内はおもな勝ち鞍


ランテローザ(2003年生)

プロキオンSGIII)】

種牡馬としてのアグネスタキオンの初仔のうちの一頭

調教師から重賞を勝てる馬」と太鼓判を押され、素質はおおいに期待されていた。

デビューから喘鳴症を患って初出走が大幅に遅れる(3歳時の6月)。

・条件戦では走りさえすれば勝てるような馬だったものの、4歳春に屈腱炎一年半以上レース不可能になるなど脆弱な体質に悩まされ、6歳になるまでの出走回数は6回のみ。うち4勝。連対から外れたことは一回だけ(そのときも3着)だった。

・6歳のシーズンにようやくまともにローテが組めるようになり、プロキオンSで初の重賞制覇……が、またも故障で予定していたGIレース出走を取りやめに。

・7歳の6月に復帰したもののそのレース後にまたまた故障。さすがにもう高齢ということで引退


ショウナンタキオン2003年生)

新潟2歳SGIII)】

2005年デビュー二戦目で重賞である新潟2歳Sを勝ち取り、アグネスタキオン産駒初の重賞馬となる。ちなみに産駒中でGI初制覇はNHKマイル2006年に制したロジック

・同年の朝日FSGI)でも四位入着を果たし、アドマイヤムーンメイショウサムソンといった2005年組のクラシック有力馬の一頭と目される。

・が、皐月賞で18頭中17着のブーピーに沈むと、放牧に出されて長期休養。復帰したのは皐月賞からちょうど一年後の4月だった。

・復帰後はファンも驚くほど精彩を欠き、15戦でわずか1勝。5歳以降は入着ラインにも達せなかった。

2008年に軽度の剥離骨折を負う。

・それでも2歳時に輝きを信じて走りつづけたが、8歳時のレース後に脱臼が発覚。予後不良


ダイワスカーレット2004年生)

エリザベス女王杯GI)、有馬記念GI)、桜花賞GI)、秋華賞GI)、大阪杯GII)、ローズステークスGII)】

感冒オークス回避調教中にウッドチップが目に入り角膜炎に罹ってドバイ遠征中止、骨瘤でヴィクトリアマイル宝塚記念に出走不可となるなどつまづきが絶えず、最終的には屈腱炎で5歳のシーズンを見ることはなかった。

・それでも牝馬クラシック2冠や有馬記念を含むGI4勝をあげたのだから凄まじい。同世代ウオッカととも牝馬の枠に収まらない名馬として讃えられた。


アドマイヤオーラ2004年生)

シンザン記念GIII)、弥生賞GII)、京都記念GII)、】

・当初は順調にクラシック路線前哨戦を勝ち上がり、皐月賞トライアル弥生賞を勝つも、本番では4着に終わった。

・それでもダービーでは3着と意地を見せ、玉座も伺える実力を証明。そして三冠ラストチャンスである菊花賞へ……と進む前にダービーレース中に骨折を負っていたことが判明。半年間の療養へ。

・復帰後は京都記念に勝ったり海外GIに挑戦したりと健在をアピール人気投票宝塚にも出走……だが、ドベに終わり、レースから数日後にまたも骨折が発覚。5歳時の年初に復帰したものの、この年は早々に故障して一走だけ。6歳の夏に引退

骨折を重ねた割に無事(?)に競走馬生を終えたものの、種牡馬となって以後の11歳のとき肩甲骨粉砕骨折予後不良人間でいえば40歳ほどでの死だった。



ディープスカイ2005年生)

NHKマイルC(GI)、東京優駿GI)、神戸新聞杯GII)、毎日杯GIII)】

デビューから勝利まで6レースかかった。だが、4歳時に鞍上四位洋文を迎えて毎日杯を制すると、その後はNHKマイル日本ダービー神戸新聞杯重賞四連勝。その後もGI戦線で上位争いを繰り広げ、一時は凱旋門賞出走プランまで持ち上がったものの、4歳時の8月屈腱炎発症して引退引退後は種牡馬としてGI馬も輩出している。


キャプテントゥーレ2005年生)

皐月賞GI)、デイリー杯2歳SGII)、朝日チャレンジカップ(GIII、二回)】

・父アグネスタキオンとおなじ皐月賞馬となったものの、やはりその後に父同様故障クラシック戦線から外れてしまう。

・ただ父とは違って6歳のシーズンまで戦った。故障からの復帰後はGIレースでこそ目立たなかったものの、朝日チャレンジカップを二連覇するなどGII以下では存在感を示した。


アドマイヤコマンド2005年生)

青葉賞GII)】

・やはり体質の弱さからややデビューが遅れ、皐月賞には間に合わず。それでも青葉賞を勝ってダービーに出た。

ダービーでは七着に終わったものの、菊花賞には出よう……としてやはり故障クラシック路線はここで打ち切り。どころかその後は一年半もレースに出られなかった。

・復帰後はオープン戦微妙順位に入線する微妙な感じの馬になり、全く勝てなくなる。ラストランではなぜか障害の未勝利戦に挑戦して五年ぶりの一着になるも、そのまま引退タキオン産駒が障害なんて死んじゃうよ!とドギマギしたファンもほっと胸をなでおろした。


レインボーペガサス2005年生)

きさらぎ賞GIII)、関屋記念GIII)】

・かねてから素質の良さは評価されていたものの、デビュー後はややもたついた。それでも3歳2月きさらぎ賞を獲ると皐月賞ダービーでは入着馬(4着、5着)となり、菊花賞こそは陣営は意気込んでいた。

・……ものの当然のように骨折調教中)。そのまま3歳シーズンが終了。

・復帰するとやはり勝てない馬と化してしまい、重ねて屈腱炎発症。5歳シーズンろくろく走りもしなかった。

・それでも6歳シーズンには関屋記念GIII)を勝ち、重賞コースに返り咲く。が、翌年にまたも骨折。復帰したときは9歳の11月で、一回だけ走ってドベで引退


ジェルミナル2006年生)

フェアリーSGIII)】

・それなりに順調に牝馬クラシック路線を歩み、桜花賞3着、オークス3着、秋華賞6着と牝馬のなかでは上位の実力を示す。

・5歳時の春に屈腱炎発症引退

2021-02-08

天鳳7段になるまでやったこ

# 麻雀歴について

小学生の時に父親に教わって始めた。

月々のお小遣いが300円なのに、1日に100円負けて(点0.1でやっていた)毎回大泣きしていた記憶がある。

中学生から同級生麻雀仲間ができて日々楽しく打っていた。放課後に、ほぼ毎日のように打っていた。部室で牌やカードを使って打つこともあったが、当時はゲームボーイアドバンス通信ケーブルを繋いで打つことが多く、そのために中古アドバンスSPを購入した覚えがある。一応同級生の中では打っている期間が長いこともあってそれなりに打てるつもりでいたが、ある時から、いつものセット仲間がフリー雀荘に通い始め(今はどうか知らないが、当時は高校生でもフリー雀荘普通に打てた)気づいたら全然勝てなくなっていた。こいつだけには一生勝てそうに無いなあと思うほどの差を感じた。

大学はいかなかった。就職してからはたまに学生時代の仲間と卓を囲んだり、職場の同僚と打ったりしていた。たまにふらっとフリー雀荘に行くこともあったが、大体勝てないし、緊張して普段通り打てなかったり、点数計算間違えたり、大体負けまくっていて全然良い思い出がない。

# 天鳳との出会い

2年ほど前に始めた。一人で地方で住むことになり、仲間がいなくて寂しかったのかもしれない。特段勉強はしなかったが、特に壁に当たることもなく380戦程で5段になった。その後1000戦ほど費やし苦労して6段になったが酔っ払って打ったりコンディションが悪いとすぐにレーティングを溶かしたので、少し真面目に打つことを心がけた。同時に放銃率などの数字も気にして、たまに牌譜を見直し反省してみたりして、天鳳で勝つための方法を探り始めたのはこの頃だったように思う。

# 伸び悩み そして降段

少し専門的な話になる。

当時の記録を遡ると、5段昇段時の数字

放銃率13.5%

副露率38.4%

リーチ率19.8%

和了24.9%

平均順位2.36

対戦数379

1位29.6%

2位27.2%

3位率21.1%

4位率22.2%

端的に言えば、めちゃくちゃ仕掛けて上がりまくる麻雀だった。放銃率はギリギリ及第点だが、特上卓(4段以上になると打てる)に移ってからレベルが上がったので、なかなか上がらせてもらえず、和了率が下がった分放銃率が上がった。フリーやセットのような、1着の価値が高い麻雀では正しい戦略だが、圧倒的にラスを引いた時のマイナスがでかい天鳳ルールには適さない。このあたりまでは、学生時代にそれなりに打っていた蓄積だけで戦っていた(日常的に麻雀趣味とする人で、それなりに自分が打てると自負する多くの人が、おおよそこの辺りのレベルだと思う)が、その後伸び悩み(結局7段昇段までに2000戦程度を要した)自分の打ち方を変化させることを迫られた。

6段になると、ラスを引いたときマイナスがシャレにならなくなる。例えば特上卓東南戦だと、1位+75、2位+30、3位±0、4位-120。1位から4位まで一回ずつ引くと、15点もマイナスする(セットだとトントン)。一度は運で6段に昇段したものの、その後負けまくって一瞬でレートを溶かし、一気に4段まで降段した。放銃率も14%を超えた。一度は心が折れそうになって、天鳳から離れていた時期もあったが、時折思い出したように打ち始めた。牌譜を検討して改善点を洗い出したり、いくつか戦術本を読んで、いろいろ打ち方を変えてみたりした。

振り返ってみると、実戦と反省試行錯誤の成果が大きかったように思うが、中でも参考になった戦術本をいくつか挙げてみたいと思う。

リーチ判断、押し引き、ベタ降り手順(対リーチ危険比較)の参考にした。ひと昔前にネット麻雀で強いとされている戦術について、統計的裏付けをした本という認識。最新の戦術とは少し違いはあるかもしれないが、今でも十分な教材として通用しうる。特上卓を抜けられない中級者にとって、自分判断を改めて見直すためには良い教材だと思う。

副露率が35%を超える人にとっては有用な教材になりうる。副露率が高いと、中終盤での押し引きを単純化やすいが、その分いつの間にか損な選択を強いられているケースが多発する。親リーに対して2者が降りている状態で1000点愚形を無限押しせざるを得ない状況は泣ける。そんな人にとって、面前で柔らかく構えて先制リーチには14枚からベタ降りする、副露手には危険牌を吸収しつつ、面前で押し返す戦略を取れるようになると、戦略の幅が広がる。そんなきっかけをくれる本。

参考にしたというほどでもないが、初中級者が読むには良い本だと思ったので推薦。ネット無料で読める。最近実写化もされた。多少戦術が古い感も否めないが、麻雀覚えたての人にとっては、今でも十分な教材になるかと思う。

お知らせさんの鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズムも読んだが、少し内容が難しすぎた。難読の上に、書籍に書いてあることを実戦で活かせるようになるまでに、数百から数千戦の実戦が必要になると思う。超上級者の思考垣間見えるという点では良書。

# 確かな手応え そして7段へ

4段に降段してから、400戦ほど試行錯誤を重ね、ようやく再び6段に復帰することができた。相変わらず放銃率は14%を超えている(四人打ち7段の平均放銃率が12.5%なので、せめて13%台、可能なら13%台前半まで下げたいところ)し、褒められる成績ではないが、はじめて6段に昇段した時よりも微かに手応えを感じていた。その間に主に以下のポイントを中心に修正を心がけた。

まとめると、鳴きすぎ、副露手と対リーチ時の他家に対するケアが甘い、ケイテン取りすぎ(某氏の「ケイテンは勝負手」という独り歩きした言葉鵜呑みにするとひどいことになる)といったこと(結果として放銃率が高い)を自分の弱点と認識していた。無論いまだに上記の弱点はあるが、多少改善していると信じたい。あと、それまでは特東赤速で打っていたが、多少東南戦の方が勝ちやすい気がしたのでボリュームを増やした。6段になってからほとんど東南戦しか打っていない。東南戦のほうが時間はかかるが、局数が長い分強者が勝ちやすく、上振れを引いたときの上昇幅も大きくなる。それまで特東で2000戦近く打ちまくった経験が、南場での条件戦で相対的に有利に働いた感もある。

6段に昇段して100戦くらいした頃、某Microsoft製のAIマッチングした。たまたまトップを取れたが、牌譜をみてびっくり。今までみた牌譜で圧倒的に衝撃を受けた。色々と特徴はあるが(勢いでお知らせさんのsuphx本を買ってしまった)中でも最も凄いと思ったのは押し引き。特に副露手に対する速度計算ケア自分よりも数段階前倒しでケアしていることに驚いた。次に中盤の手組み。スリムに構え、終盤で手詰まって損な選択を迫られるケースがほとんど無い。そして手役とドラに対する意識特にホンイツ。その他細かいところではション牌字牌の先切りと、一枚切れ自風への価値。2,3巡目でもsuphxはション牌字牌より1枚切れ字牌価値を高く見積もる傾向(この判断勝率に直結しているとは思わないが。suphxの最も優れた点は押し引きだと思う。)がある。

以後、副露手に対するケアと中盤の手組みを意識して改善した結果、ラス率が2%程度減少した。たったの200戦程度なので数字自体は参考にならないが、これまでに無い手応えを自覚した。結果として、おそらく多少の上振れをひいてはいる気はするものの、再度6段になってからは300戦程度で7段に昇段することができた。直近200戦のラス率は21±2%前後で推移していたはず。この位の数字キープできれば、おそらく数百戦で7段に昇段できるはずだ。

# 7段昇段時の成績

放銃率14.1%

副露率37.3%

リーチ率18.9%

和了23.3%

平均順位2.48

対戦数2425

1位25.9%

2位24.8%

3位率25.1%

4位率24.2%

R2060

昇段まで残り20ptで3ラス引き、残り20pt再挑戦でsuphxに連対を阻まれ、その後2ラス引いたときは泣きそうになったが、最後はあっさり3トップで昇段することができた。長かった。本当に長かった。

技術向上のためにやったことと言えば、とにかく実戦。そして自分の打った牌譜を見直して再検討。とにかくこれの繰り返しに尽きる。戦術はいくつか読んだが、中でも上にあげたものが役にたった(ように思う)。強者の牌譜をみて検討するなど、他にもっと良い手段があったかもしれないが、自分にとっては、今一つ自分でない人の牌譜をみて検討するという気力が起きなかったでやっていない。他にプロリーグを観戦したり、youtube麻雀関連の動画を漁ってみたりはした。どれも楽しくてタメになるコンテンツだったが、果たして自分技術向上に活かされているかという微妙なところ。辛うじて、うに丸さんの押し引きと、鳴き読みに関する動画渋川難波プロ天鳳名人戦牌譜検討動画の切り出しコンテンツで、ケイテンの方針などは参考になったような覚えがある。

ちなみに天鳳7段は、ゲームの中では上位3000番付近、競技人口全体では上位0.3%に入るかどうかというところ。プロ雀士と言われる人の平均的な実力はこの付近だと思われる。麻雀知らない人(がここまで読んでいるとは思えないが)向けに説明するとこんな感じだと思う。もし大きく違っていたら訂正してほしい。

# 昇段で得たもの 失ったもの

昇段して数日たった今になってじわじわ嬉しさを噛み締めている。たかゲームとは言え、最後の数百戦は寝食を忘れ死に物狂いでコミットしたこと結果的に運良く実を結んだことへの実感と自信。代償に、ただでさえギリギリだった体重が6kg減ったこと。費やした概算1000時間。今となっては、本気で取り組んで心底良かったと思っている。

一方で、麻雀というゲームの果てしなさ、というかある種の不毛さを感じないでもない。例えば特上卓で平均順位2.50と2.45の人では、スポーツ競技に例えると地方トーナメントで1回か2回勝ち上がれるかどうかという選手と、シード選手ほどの明確な差がある。ところが、両者が仮に100戦戦ったとして、前者は1着から4着を25回ずつ取るものとする。後者は、前者が4着を取ったゲーム2回分を、それぞれ1着と2着で終える計算になる。着順の合計の差はたったの5。

ところがこのくらいの着順は、麻雀の運要素で軽く吹き飛んでしまう。仮に東南戦を打つとして、1戦あたり平均40分程度。100戦程度でも、4000分=66.6時間かかる。大体月一でセット麻雀打つ人が一年で費やすくらいの時間だ。仮に毎週打つにしても年間400戦程度。その程度では両者の差は運で吹き飛んでしまう。実力差がある程度数字に反映されるためには最低1000戦、できれば2000戦ほどは必要になってくると感じる。この認識は間違っているかもしれないので、統計に詳しい諸兄がいれば教えてほしい。

そんな競技、言ってみれば運ゲー世界で数千、1万数千と打数を重ね、天鳳位まで上り詰める人は一体どれほどの鍛錬を積み重ね、神経をすり減らしているかと思うと途方もない。反省して改善を施そうと努力したところで、その微差を改善した結果が数字に現れるのは少なくとも1000戦以降。単純計算666時間もの時間がかかる。果たしてその間ブレずに方針を貫くのは非現実的で、仮に結果が数字に現れたところで、本人は何が数字を良い方向にもたらしたのか検証する術がない。ものによっては時の運に吹き飛ばされ、永遠に結果が出ないものもあるかもしれない。こんなブラックボックスの中で、競技プロ含めガチ勢は日々細かい努力を重ねているかと思うと本当に凄いと思うし、不憫でもある。

# 鳳凰卓 そしてこれから

いったん満足したし、仕事も忙しくなるのでしばらく麻雀から離れようかと思っていたが、1日休んだだけで鳳凰卓への興味がむくむくと湧いてしまい、結局課金して遊んでしまった。たった鳳南を6戦打っただけだが、ひとまず現時点では戦えている感触はあって一安心している。散々不毛だと書き散らしたが、麻雀自体楽しいし、友人とセットもしたいし、今後も適度にゆるゆると楽しんでいきたいと思う。

たか新人7段が偉そうにと思われる方が大半だと思うが、麻雀好きの誰かの参考になれば幸甚である。もう少し初心者にも寄り添った内容にしたかったが、申し訳ない。

最後になるが、改めて。麻雀は素晴らしい。いつか増田諸兄と同卓した際には、お手柔らかにお願いしたい。

追記

1000戦打っても平均順位0.058ブレるのか。やはり競技としては麻雀クソゲーと言わざるを得ない🀄️

参照: https://m.youtube.com/watch?v=Cbk9VHjuRxk

2020-02-27

ブログ無断転載されたのに、はてなにろくな対応してもらえなかった話

もうワードプレスに引っ込んだので、あんまりはてなでグズグズ言いたくないのですが…酷いなぁ…と感じたので実力行使させてもらおうと思います

元ネタの方の記事

https://tm2501.com/entry/2015/05/27/223114

節々を変更して知りもしないやつにアップされたパクリ記事

https://takamine-sorolife.hatenablog.com/entry/2019/06/18/%E3%80%8C%E5%83%8D%E3%81%91%EF%BC%81%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%81%AA%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%80%82

パクリ野郎のTwitter

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ご参照いただけます


いや、決まり問題からはてなが悪いということはないと思うんですよ…。

しかしながら、こっちが被害者ときでもこっちだけ名前個人情報名乗って相手にお伺いを立てるって手続きがもうダルすぎてうんざりですよ…。

しかも、書いたぼくも「ああ、昔こんなもん書いたね」ってぐらいの記事で今特に思い出深いとか、今でもすごい読まれてるとか、自画自賛するほど好きな記事って記事でもないから重い腰上げて抗議する気も起きないんです。

ただ、ちょいちょい細かいところ変えて無断転載…という確信犯的なことをしてるやつが俺のブログにアレコレしてるのは、いい気分はしないので、晒しておくことにします。

あーひたすらだるい

俺が悪いわけでもなんでもないのに、俺の余計な時間取らせるな

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