はてなキーワード: 連対とは
1. クリフジ
ダービーとオークスをどちらも勝利して変則クラシック三冠を成し遂げた唯一の牝馬。
でもまあさすがに古すぎて記録上のことしか知りようがないので発走除外な気もする。
2. シンザン
大レースでは一度も負けず、勝てるレースをすべて勝って底を見せないまま引退。
長年「日本史上最強馬」として君臨し、「シンザンを超えろ」がホースマンたちの合言葉になった。
3. ミスターシービー
破天荒なレース振りで人気を誇った史上3頭目のクラシック三冠馬。
古馬になってからは低迷、ルドルフとの直接対決で敗れた点で評価は低い。
個人的には怪我や体調不良で精彩を欠いたナリブ型の馬だと思うんだが。
4. シンボリルドルフ
日本史上初の無敗三冠馬であり、初の七冠馬ともなった「皇帝」。
シンザンに代わって「日本史上最強馬」の座に着いたと言っていいだろう。
「ルドルフには絶対がある」とまで言われたわりに二つの敗戦が痛いが、まあ他の馬でも取りこぼしくらいはあるもので。
5. ナリタブライアン
競馬ブーム真っ只中で現れた三冠馬ということもあり、いまでも「怪我をする前なら最強だった」と熱く語る競馬ファンは多い。
まあ3歳時は無敵だと思われていたのに、古馬になったらさっぱり…という馬もたくさんいるので、ナリブがどうだったかはわからない。
「怪我も実力のうち」と捉えるか、「瞬間最大風速」で強さを測るか。
6. サイレンススズカ
「最初から最後までずっと先頭で走り切って勝つ馬が最強じゃね?」という競馬ファンの夢と理想の体現。
若きエルコンとグラスを蹴散らして圧勝した毎日王冠は伝説となっている。ただしあくまで中距離までの馬ではある。
7. スペシャルウィーク / エルコンドルパサー / グラスワンダー
人呼んで「最強世代」。
世代としては華やかだが、それぞれ引退が早かったこともあり、一頭一頭に飛び抜けた実績はない。
あと、どれか一頭を選ぶと他の二頭のファンがめちゃくちゃ文句を言ってきそうで怖い。
8. テイエムオペラオー
一年間だけの実績に限れば、間違いなくこの馬がナンバーワンだろう。
ただ、勝ち方や相手関係を鑑みて、文句なしの最強馬と見なされているわけではないのも事実であり…。
史上初の秋天連覇、さらに9馬身差での有馬連覇は語り草となっている「漆黒の帝王」。
勝つときは間違いなく強い勝ち方をするが、負けるときは普通に負けるという不安定さが評価を下げている。
最後方から追い込んでほとんどのレースを楽勝するという怪物ぶりで、ルドルフから「日本史上最強馬」の座を奪い取った。
しかし凱旋門賞でようやく3着入線、その後に薬物違反で失格、という体たらくは汚点というにはあまりにも大きな傷である。
牝馬にしてダービーを制したウオッカと、牝馬にして有馬記念を制したダスカ。牝馬最強時代の幕を開けた二頭の女傑である。
とはいえウオッカは得意不得意の差が激しすぎるし、ダスカはGI勝ち数の少なさがネックとなる。
あと、どっちかを選ぶともう片方のファンが(略)
一時はウオッカ・ダスカを超えたとも言われたが、後続のジェンティルドンナ、アーモンドアイと比べるとさすがに見劣りしてしまうか。
13. オルフェーヴル
凱旋門賞2年連続2着の実績は大きいが、しかし結局は勝ちきれなかったわけでもあり。
14. ジェンティルドンナ
オルフェーヴルやゴールドシップと鎬を削りながらGI 7勝を達成した「貴婦人」。
古馬になってから一度も牝馬限定戦に出走しなかったところは偉いが、
しかしさすがにアーモンドアイと比べると見劣りするという(ブエナと同様の)悲劇。
15. キタサンブラック
「無事是名馬」を体現してGI 7勝を成し遂げた「お祭り男」。
近年には珍しく古馬中長距離GIを皆勤している点は高く評価すべきだが、とはいえ圧倒的に勝ち続けたというわけでもないのが難しい。
16. アーモンドアイ
牝馬三冠達成からジャパンカップでの驚愕のレコード勝利、三冠馬3頭の「世紀の一戦」での勝利、そして史上最多となるGI 9勝を挙げた。
実績だけで見れば間違いなくナンバーワンなのだが、牝馬限定戦が含まれていること、そして有馬での大敗をどう考えるべきか。
英雄ディープインパクトの航跡を辿った史上三頭目の無敗三冠馬。
終わってみれば11戦8勝ですべて3着以内なのだから戦績は悪くないはずなのだが、
やはり古馬になってから出走数が少なく、しかも勝ちきれないレースが続いたのがかなりの悪印象となっている。
18. イクイノックス
圧巻のGI 6連勝で獲得賞金トップの座をものにした「天才」。
クラシックを一つも勝てなかったのをどう評価すべきかだが、終わり良ければ全て良し?
春の天皇賞が近づいてきました。
今年の競馬は難しいですね。
近年、長距離戦線は手薄でレベルの低下が著しい、と言われながらも、今年はいいメンバーが揃いました。
現役最強(かもしれない)前年度覇者タイトルホルダーを筆頭に、有馬記念2着のボルドグフーシュ、阪神大賞典で圧勝したジャスティンパレス、サウジアラビアで3000mのG3を圧勝したシルヴァーソニック、そして今や若馬に対するジムリーダーのポジションとなったディープボンドがライバルで揃います。
みなさんが気になる点は大きく2つ
・京都にかわるのはどうなのか?
だと思います。
まだ起きてないことを論じるには過去のデータに当たるしかないわけなのですけど、血統的な話をまずしておきます。
3000mを超える長距離戦線のデータとして、京都で行われる天皇賞春、菊花賞、阪神で行われる阪神大賞典をチェックします。
阪神大賞典は京都の有無に関わらず阪神競馬場で行われているので、阪神のデータの筆頭です。
2013年-2023年の11年間のうち、馬券内となったのべ33頭のうち、27頭がサンデーサイレンス系です。
それ以外の6頭は、キンカメのようなミスタープロスペクター系が3頭、ノーザンダンサー系が2頭、それ以外が1頭です。
この中でサンデー系以外で連対したのはミスプロ系のユーキャンスマイルのみ。
サンデー系は強いけど、それ以外のパワー系がしっかり絡んでくるという傾向です。
2012-2020年までの9年間のうち、馬券内となったのべ27頭のうち、サンデーサイレンス系は19頭、エピファネイアやスクリーンヒーローのロベルト系が4頭、キンカメのミスプロ系が3頭、ノーザンダンサー系が1頭です。
阪神大賞典とそれほど大きな差は見えないものの、阪神でいなかったロベルト系が出てきています。
ちなみにここ2年の阪神での菊花賞だと、サンデー系が2頭、ロベルト系が3頭、キンカメ系が1頭になります。
これを見ると、阪神大賞典、阪神で行われた菊花賞、京都で行われた菊花賞は、どれもそれほど傾向が違わないように見えます。
馬が若い分、パワーがあったり成長が速かったりするのが重要な要素ともなっているのでしょう。
そして春の天皇賞
2013-2020年までの8年間、計24頭の馬券内のうち、実に23頭がサンデーサイレンス系で、残り1頭はそれ以外の外国産馬となります。
正直、サンデー系じゃないと話にならないと言っていいレベルです。
菊花賞や阪神大賞典でぽつぽつサンデー以外が入っていたことを思うと、偶然とはなかなか言い難い傾向があると思われます。
阪神は小回りで急坂も2回あり、タフさと器用さを兼ね備えたパワー型の馬が求められるのが大きな傾向としてあるので、パワー型のキンカメやロベルト系が出てくるのも納得です。
それに対して京都は、3コーナーの急坂から、下りながらのロングスパートになりやすく、下り坂で楽ができる分スタミナをある程度ごまかせるという話もあります。
そして直線は阪神より長く、ゴール前の坂がないため、ゴール前の切れ味勝負になりやすい、とも言われています。
イメージとしては、阪神や中山より、東京競馬場に近いとされています。
で、阪神開催となったここ2年で、すぐさまキンカメのミスプロ系が2頭入ってくるところを見ても、京都でミスプロが来れないのは訳ありなのかな?という気がしてしまいますね。
データ的にはミスプロ系はここ8年で22頭が京都の春天に挑んで全員馬券外となっているそうです。
そして今回の有力馬を見てみると、
サンデー系がアスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドになり、キンカメ系がタイトルホルダー、ロベルト系がボルドグフーシュとなります。
ただ、ボルドグフーシュは父母父、母父父がサンデーサイレンスなので、サンデーサイレンスの3x3を持っているため、血の1/4がサンデーサイレンスなロベルト系という、ちょっと変わったポジションです。
それを言ったらドゥラメンテの母父もサンデーサイレンスなので、タイトルホルダーにもサンデーの血は流れています。
サンデー系を重く見るなら、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、シルヴァーソニック、ディープボンドから選ぶことになるでしょうが、さすがに自力が血統を上回っていると思うので、タイトルホルダーは割って入りそうな気がします。
サンデーは重視しつつも、という程度でしょうか。
少しメンタル的にもピリピリしていたそうですが、レースが終わって落ち着いているという話です。
朗報なのは、出遅れた後、先を見越して田辺騎手が無理に追わなかったこと。
回ってきただけという感じで、重馬場を走ったダメージはゼロと考えてよく、このあたりは田辺騎手の好騎乗だったと言えます。
そして1週前追い切りは抜群によく、これでダメと言われたらどうしていいかわからんよ、と田村先生も機嫌よかったみたいです。
高木助手も、日経賞と全然違うと話していますし、状態に関しては申し分ないと言えます。
もうひとつ気になるポイントは横山武史騎手への乗り変わりですね。
正直、田辺騎手とビクタ君のコンビは好きだったし、良くも悪くも執着しない田辺さんらしい騎乗がビクタ君に合っていた気はしています。
しかし、横山武史騎手はやっぱり抜群にうまいし、勝つ気で乗ってくれる闘志ある騎手です。
そして1週前追い切りでも乗ってくれていて、タイトルホルダーなんかとはまた違うタイプですごく柔らかいと評価してくれていました。
心配は何もいらないでしょう。
長距離は騎手を買えという言葉があるくらい、うまくリラックスさせて折り合わせるのが最重要ポイントです。
今はやはりルメールよりうまい騎手はいないし、サンデーサイレンス系、そして阪神大賞典で緩めに作っての圧勝、と思うと、ジャスティンパレスが1番のライバルであることは間違いないです。
力で言えばタイトルホルダーも強いのは間違いないですが、重馬場巧者がライバル不在のドロドロの中山でドスローで勝っただけ、と思うと、日経賞の着差はそれほど注目すべきでないと思っています。
ボルドグフーシュも間違いなく強いのですけど、長距離だとなぜか川田騎手は勝てなくなるのが不安要素です。
あれだけの騎手なんだけど、馬に騎乗を合わせず、馬を従わせるタイプの騎手なので、ボルドグフーシュに少し合ってない感じはします。
ジャスティンパレスと斤量差があって、しかも仕上げもボルドグフーシュのほうが切れてたと思うと、あの阪神大章典の差って、斤量差考えると騎手の差が3馬身分くらいある、ということだと言えます。
と言っても阪神大賞典でも2着は立派ですけどねー。
シルヴァーソニックはひょっとしたら馬券内食い込むかもしれない。
これを思うとはっきり、良馬場で、高速馬場のスピード勝負、しかもハイペースからの消耗戦が得意なのがわかります。
重たいタフな馬場での消耗戦には向きません。
その点、解禁すぐの京都で、先週も前が止まっていなかったことを思うと条件は合っています。
しかし雨予報。
稍重程度なら、と思うけど、不利になることは間違いないでしょう。
ただ、ハナにいきそうなアフリカンゴールドはハイペースにはしなさそうだし、タイトルホルダーも中で緩めて緩急をつけて足を残すタイプ。
タイトルホルダーはハイペースもスローペースもどちらもいけるけど、高速で引くメリットがないからしなさそうだと思う。
阪神大賞典もスローペースからの決め脚勝負だったし、日経賞も重馬場でペースは上がらなかった。
ということは、今回がハイペースになれば、前哨戦2走と様相がわりと変わってくるのはあり得る話だと思います。
ただ、普通にしていれば今回の春天もハイペースになるとは思いにくい。
ということは、結構な確率でビクタくんがハナに行くと思っている。
3番手で前が作るペースに任せてじっとしていたら決め脚の差がある分勝てないのではないかな
なら自分でハイペースを作るしかないので、少なくともペースが緩む1コーナー過ぎたあたりでハナに変わるのでは?
今回のメンバーで、ハイペースの東京のG1で馬券内に残せる馬はビクタくんしかいないし、京都で好走できる条件はかなり持っていると思う。
ペースを握ろう、できるよ、武史騎手、頼んだよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/rocketnews24.com/2023/04/15/1833196/
ロケットニュースの記事が馬鹿にされてたので(私もあきれましたが)じゃあどうするのが良かったのかなと
競馬で予想するために重要な指数(パラメーター)を教えて下さい。オッズや資金配分も重要ですか?
競馬で予想を行う際には、さまざまな指数(パラメーター)が重要です。以下に、競馬で予想に役立つ主要な指数を挙げます。
1. 馬の能力
4. 馬のコンディション
5. 枠順や出走順
オッズや資金配分も、競馬の予想や投資において重要な要素です。
これらの指数や要素を総合的に分析し、競馬の予想を行うことで、より高い的中率や利益を狙うことができます。ただし、競馬はあくまでギャンブルであり、リスクを伴うものです。しっかりとしたリスク管理を行いながら、予想を楽しむことが大切です。
気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬の知識は0なんです!(作者:南辺万里)
https://ncode.syosetu.com/n6917ha/
の主人公、ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。特に意味はない。
たぶん大体あってるはず。
サクラハヒカリ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3 仔:プリンセスミカミ
ミナミベレディ 重賞12勝 天皇賞春秋連覇、グランプリ4連覇
●ミナミベレディ 父カミカゼムテキ 母サクラハキレイ(母父チューブキング)
馬見厩舎(美浦)
■通算成績
19戦14勝 14-2-0-3 連対率88.88%
重賞12勝 G1 10勝(海外1勝) G2 1勝 G3 1勝
年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬(2年連続20xx、20xx)
■主な記録
国内史上最高獲得賞金:アーモンドアイ19億1500万円を超える
平地重賞9連勝:テイエムオペラオー、タイキシャトルの8連勝を超える
平地G1 8連勝(G2勝利を挟む):テイエムオペラオーの6連勝を超える
史上2頭目の牝馬による宝塚記念連覇:クロノジェネシス(2020、2021)に続く
■2歳 4戦3勝 5,220万円
1着 コスモス賞(OP) 札幌芝1800 鈴村(美浦) 1,600万円
1着 アルテミスステークスG3 東京芝1600 鈴村(美浦) 2,900万円
6着 阪神2歳牝馬優駿G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) -
■3歳 5戦2勝 3億2020万円
2着 フラワーカップG3 中山芝1600 鈴村(美浦) 1,500万円
5着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦) 520万円
2着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦) 4,000万円
1着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦) 1.3億円
■4歳 6戦5勝 9億2700万円
4着 金鯱賞G2 中京芝2000 鈴村(美浦) 1,000万円
1着 天皇賞(春)G1 京都芝3200 鈴村(美浦) 2億円
1着 オールカマーG2 中山芝2200 鈴村(美浦) 6,700万円
1着 天皇賞(秋)G1 東京芝2000 鈴村(美浦) 1.5億円
1着 ドバイシーマクラシックG1 メイダン芝2410 鈴村(美浦) 348万ドル(約4億円)
1着 ジャパンカップG1 東京芝2400 鈴村(美浦) 4億円
●サクラヒヨリ 父カミカゼムテキ 母サクラハキレイ(母父チューブキング)
17戦9勝
負け 新馬戦
負け 2歳未勝利戦
1着 2歳未勝利戦
1着 アメリカジョッキークラブカップG2 中山芝2200 鈴村(美浦)
1着 天皇賞(春)G1 阪神芝3200 鈴村(美浦) ※同着サウテンサン
●サクラフィナーレ 父カミカゼムテキ 母サクラハキレイ(母父チューブキング)
6戦3勝
1着 新馬戦 長内
●プリンセスミカミ 父ドレッドサイン 母サクラハヒカリ(母父?)
9戦3勝
重賞0勝
馬見厩舎(美浦)
未出走
●トカチフェアリ
◎タイトルホルダー
4戦3勝
〇イクイノックス
3戦1勝
今年はジャパンカップか有馬記念に出走できれば、という話なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ
有馬記念を勝てばタイトルホルダーとの直接対決を制するので、上回れる公算が高い
が、今年はもう出走できない可能性が高い
6戦3勝
今年は有馬記念に出走予定なので、タイトルホルダーとの直接対決を制してG1 2勝となれば選ばれる公算が高い
△ドウデュース
5戦1勝
皐月賞3着
今年はジャパンカップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ
凱旋門で負けたアルピニスタや、古馬最強格シャフリヤール、同期のライバルのイクイノックスらを倒して戴冠すればインパクト大
しかし、ジャパンカップを勝ってもダービーとの同コースでの2勝だし、ライバルのタイトルホルダーには凱旋門賞で先着されているため、上回る評価は得にくい
4戦2勝
G3 アーリントンカップ優勝
今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ
香港マイルも登録済なので、どちらも勝てば国内G1 2勝の上、国内外でG1計3勝となる
そこまで出来れば選ばれる目が出てくる
△ソダシ
4戦1勝
今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ
本文:
はてな匿名ダイアリーに投稿された下記の記事に対し、記事にて言及されているid:dr*amz*co氏より削除の申立がございましたので削除を行いました。
はてな匿名ダイアリーでは、言及された当事者より削除の申立があった場合に発信者への意見照会を経ずに削除を行う方針としています。
本方針は、はてなの提供するサービスを利用しての批判的論評や公益を有する告発全般を禁じるものではなく、第三者に対する言及にあたり文責の所在を明確にするためのルールとなります。
正当な目的で第三者に対する言及をされる場合、はてなブログなど投稿者のアカウントが特定できるサービスをご利用ください。
なお、今後も匿名ダイアリーを利用して同様の言及を続けられた場合、はてラボおよびはてな全体のサービス利用停止措置などの対象とし、別のアカウントを取得しての再利用もお断りしますので、ご注意ください。
詳しくは、下記のヘルプや告知をご参照下さい。
https://anond.hatelabo.jp/help
https://labo.hatenastaff.com/entry/2014/09/04/182358
===================
URL:https://anond.hatelabo.jp/***********************
===================
----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
何も書けないじゃんwwwwwwwwwwwww
続き
色々考えたけど、ヴィクトリアマイル組の勝ちはないとすることにした
そういう決め打ちがないと買えん
ヴィクトリアマイルもそもそもソダシが圧勝で、レイパパレがスタートでつまずかなければ勝ち負けしただろう
ソングラインもファインルージュもレシステンシアもソダシのレベルにはないでしょう
ヴィクトリアから安田記念勝つなんて、アーモンドアイもグランアレグリアもできなくて、ウオッカしかできてないことが、ヴィクトリア実質6着のソングラインにできるとは思わない
勝つ可能性があるのはカフェファラオ、ダノンザキッド、イルーシヴパンサー、シュネルマイスターの4頭にしぼる
そして連対の可能性があるのはこの4頭+レシステンシア、ファインルージュ、ソングラインの牝馬勢ということにする
セリフォスはそもそも今まで勝ててないし、クラシック前の評価なんてそこまで信頼してない
3歳のチャンピオンホースってわけでもないんだから、昨年のシュネルマイスター同様、よくて3着では
というわけで、
カフェファラオ、ダノンザキッド、イルーシヴパンサー、シュネルマイスターを軸
それに+レシステンシア、ファインルージュ、ソングラインを足した7頭がヒモの、馬連にする
上3種を3枚、次点の3種を2枚ずつ買えばガミにならない
計2700円
なお、買うかはまだ迷ってる
15時21分
いま上の通り買ったわ
一連の「雑誌『映画秘宝』の記憶」という記事を執筆した増田から、以下のとおりお伝え申し上げます。
1 謝罪
初めに、町山智浩の後輩男性(以下"X氏"と表記します)の元・妻である女性たちに対して、私の記事によって名誉を傷つけたこと、精神的な苦痛を与えたことを、心より謝罪します。誠に申し訳ありませんでした。
次に、X氏に対して、事実とは異なる情報を事実であるかのように流布し、また、誤った人物評価を行い、名誉を傷つけたこと、精神的苦痛を与えたことを心より謝罪します。誠に申し訳ありませんでした。
私は、町山智浩を批判しているつもりでいながら、実際には町山の共犯者となっていました。これは、私の大きな過ちでした。X氏の元・妻の女性たち、X氏御本人に対して、お詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。
2 私は、どのようなことをしたのか
大きく分けて、次の二点になります。
(1) 町山智浩が雑誌のインタビュー記事で語った「X氏が町山に対してX氏の妻(※当時、現在は離婚成立済み)の身体を触ってよいと持ちかけてきた。自分(町山)はそれに乗って彼女の身体を触った」という主旨の話を、事実であると誤認した上に、その誤認情報を他者へ伝播した。
(2) その誤認情報に基づいて「X氏は配偶者を町山に献上するような人物である」という人物評価を行い、それをはてな匿名ダイアリーの記事として発信した。
(3) しかし先日、町山智浩が「インタビューの内容は盛って話していたことであり、事実ではない」とTwitter上で告白したこと、また、町山の告白を受けたX氏も「事実ではない」と証言したことから、私の事実誤認及びその誤認に基づいた誤った人物評価が明らかになったため、この度、上記1のとおり謝罪するに至ったものです。
3 過去に投稿した「雑誌『映画秘宝』の記憶」と題する記事について
一連の記事のうち問題の有る箇所(*)、すなわち「町山智浩が実際には行っていなかったセクシャルハラスメントについて言及した箇所」や「X氏に関する誤った人物評価を私が行った箇所」を含む記事について、この記事を投稿した後、はてな運営の担当者宛に削除依頼を申請する予定です。
私自身の手で削除しない(できない)理由ですが、一連の「雑誌『映画秘宝』の記憶」と題する記事に付記した番号で示しますと、これらのうちNo.60までについては、記事を執筆した当時のはてなアカウントの退会手続きを既に済ませていることから、私自身の手で削除作業を行うことができない状況にあります。
また、町山智浩の告白から削除に着手するまでにタイムラグが生じたのは、全記事を読み返して問題箇所(上記*印を参照)の有無を確認する作業に手間取ったことが原因です。本来は、町山智浩の告白及びX氏の証言を受けて、速やかに記事を削除するべきところを、それをしなかったことについても心よりお詫びいたします。
また、削除申請に対処していただく、はてな社の方々に対しても、御手数と御迷惑を心よりお詫びいたします。(2022/05/31の12:26、はてなサポート窓口 法務関連対応チームから、問題の記事の削除処理を済ませたとのご連絡をいただきました。担当者をはじめ、はてな社の方々には御手数を取らせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。)
なお、問題箇所(上記*印を参照)を含まない記事については、削除申請をしない方針ですが、問題箇所を含む記事を私が見落としている可能性もあります。もしも、それらについてお気づきの方があれば、コメントなどで通知していただければと思います。なにとぞ御協力をお願いいたします。
現在、問題箇所を執筆した動機や当時の心理についても、私の反省するべきところを考察して、別記事に分けて説明することを考えています。
anond:20220530213745に少しだけ、考えたことを書きました。
以前、増田で攻撃的かつ粘着質な内容で自分のidが言及されていたことがあり、その際に削除申請を行いました。
結果的に削除は成功したのですが、その際、流れとして何をしてどうすれば削除して貰えるかの具体的な方法を知らずにグダってしまい、右往左往して困惑してしまった覚えがあります。
一応、ヘルプを見ると利用規約の欄に"はてな匿名ダイアリーの特性に鑑み、特定の人物への言及に対して、言及された当事者より削除の申立があった場合、原則として発信者への意見照会を経ずに削除を行います。"とあり
これが言及された当事者による削除申請が受理され投稿が削除される根拠となっているのですが、その際のフォームがどこにあるかも分からず、また増田以外の削除方法を参照してしまい二の足を踏んでしまっておりました。
ブコメを見ても割と周知されていないようでしたので、忘備録代わりに書いてみます。同じ問題に悩む人にとって参考になれば幸いです。
まぁ、ぶっちゃけ参考にした記事の内容そのままなので、そっちに飛んで貰えればこの増田を読まなくても大丈夫です。下記、参照したブログのタイトルとurlです。
https://topisyu.hatenablog.com/entry/right_to_anonymous
1.はてなヘルプのお問い合わせフォーム(https://hatena.zendesk.com/hc/ja/requests/new)に飛ぶ
3.[メールアドレス][件名]を入力(件名ははてな匿名ダイアリーの削除依頼、とでも書いておけばいいかと)。[サービス名]の選択肢「はてな匿名ダイアリー」を選択
[詳しい内容]に自分のidがはてな匿名ダイアリーで言及されている旨と削除を依頼する文章を入力。[問題が発生したページのURL]に該当のurlを貼付、[はてなIDもしくはお名前]に自分のはてなidを入力、送信
4.その後、はてなサポート窓口 法務関連対応チームとメールをやりとりします。私の場合、はてなidが相手方に開示されることを知らず何回かやりとりを重ねてしまっていたので
そういった対応が煩雑なのであれば最初のフォームに「投稿者に対し、自身のはてなid開示に同意します」とでも付け加えておけば、流れとしてスムーズになるかも知れません。
結果的には簡単な手続きで、相手方に知られるのも自分のはてなidだけ(これに同意しないと削除依頼は受理してもらえません)ですので、そこそこ手軽かと思います。
最初の段落で「二の足を踏んでいた」としたのは「はてな情報削除ガイドライン」や「はてな情報削除の流れ」を見て「え~っ、住所や氏名も明記しないといけないの?」と盛大に勘違いをしてしまい、ネットでのことをそこまで大事にしなくてもと思ってしまったことにあります。
もし増田で嫌な思いをしていても同じように考えて踏みとどまっている方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです。
更新版(https://anond.hatelabo.jp/20220807180101)を投稿しました。→誤って削除してしまいました
新しいエントリ(https://anond.hatelabo.jp/20220904141823)を建てました。
続きだよ
色々調べて考えた
そうするとねー、なんというかドウデュースが強いし結果残してる割に、関係者からの評価がそこまで高くはないんだな、という感じはすごく伝わってくる
レースが上手な優等生だから、荒削りな素質馬に勝てている、みたいな見方をされている?
まあ強い馬のひとつだよねー、みたいな扱いを感じる
関係者が1番意識してるのはダノンベルーガなんだな、というのは安田先生の談話などからも感じる
ダノンベルーガは大目標はダービーだったので、皐月賞では余裕を残したかったらしいけど、馬に余裕がなくて仕上がってしまった、とのこと
これはまずいから今からでもなるべく余裕残るように、ではなくて、こうなったら皐月賞とるぞ、ってなってるかどうかだよね
アスクビクターモアはその点、挑戦者の立場で世代トップを迎え撃つ覚悟を陣営が持ってた
騎手の田辺も中山巧者だし、この馬がG1を勝つとしたらここだろう、というのは思う
でも向正面まではポジション取らなきゃいけないからきっちり内をロスなく回っている
短距離はロスを嫌って内で伸ばす馬もいたし、内は多少不利だけど、内では勝負できない、みたいなことはどうやらなさそう
しかし、外に出す方が馬場が良くなることを思うと、最終コーナーで大外回してもリターンがあるということで、最終コーナーは全員が殺到しそう
中山2000の内回りを18頭で走るので、やはり最終コーナーで少なくとも7、8番手くらいまでにはつけておきたいところ
多少外目でも、不利を受けにくい位置で半分より前につけれる馬が良さそう
そうなると外でも逃げるだろうし荒れ馬場も苦にしなさそうなデシエルト
様子を見ながら進められる中心付近のドウドュース、ジャスティンパレスあたりはよさそう
しかし、ダノンベルーガやアスクビクターモアが重馬場を気にしないなら内をスパッとぶち抜けそう
枠で言えばやっぱり真ん中付近が臨機応変にいくからいいよなあ、と言う感じはある
でもまあ、外枠に行ったジオグリフより外は、少し割引かなって気はしてる
で、結局どうなのと言われたらわからん
やはりドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、キラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭でほぼ決まるのでは?
オニャンコポン入れるかどうかですね
3着はほぼ全頭に可能性あるだろうから、買うなら全頭流ししかない
3連複、3連単はよほど何か情報や確信を持ってる人でない限り、あてるのはきつそう
じゃあ複勝や単勝はと言うと、それも、こいつは必ず入る!みたいなのがいないのが難点
そうなると買える馬券は限られている
併用でもいいかもしれない
買う馬は上述のドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、キラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭
軸はアスクビクターモア、ジャスティンパレス、キラーアビリティ、ドウデュースの4頭のうち1か2にしぼりたいよね
それでもまだガミが発生するのをどうするか
また直前まで考えます
続き
レーティング 期日までに対象レース出走なしのため圏外(昨年は122で21位タイ) 16勝9敗 (G1 3勝、重賞 8勝、アイルランド6勝、フランス2勝、アメリカ1勝)
2400mは、キャリア6戦5勝(11着1度)、ロンシャン2400mは昨年のヴェルメイユ賞(G1)で勝利
ブックメーカーの凱旋門賞のオッズでは最近まで1位を示していたため、凱旋門賞でかなり有力と目される馬
直近のレースまではG1を3連勝含む重賞5連勝をしており、抜群の強さを示していた
勝ったG1は、ヴェルメイユ賞、オペラ賞、ブリーダーズカップ・ターフなので、フランス牝馬の2400m・2000mチャンピオンかつアメリカチャンピオンと言える
いや、アイルランドの馬なんですけどね
特筆すべきは2400mで6戦5勝という、凱旋門賞への距離適性の高さ
競馬場も、ロンシャン2400mのヴェルメイユ賞を昨年しっかり勝っている
馬の絶対的な力だけで留まらず、凱旋門賞への適性をしっかり考慮すると一番不安がないのがこのタルナワ
重賞5連勝中だったのが、今月のアイルランド2000m級最強決定戦アイリッシュチャンピオンステークスで2着敗戦
負けた相手は世界最強の一角、2000m級最強のセントマークスバシリカ
この日もタルナワの持ち味のラストの追い込みの切れ味は抜群だったが、セントマークスバシリカとの差は縮まらずに惜敗
しかし、縮まらないというのは引き離されてもいないので、ラストの最高速はセントマークスバシリカとほぼ同じだと見ていい
スタイルは追い込み
ミシュリフがぐーーって伸びていく感じに対して、タルナワはセントマークスバシリカと同じで、ズバーン!って感じのえげつない加速をする
2000mではセントマークスバシリカにポジショニングの差分確かに負けたけど、タルナワには少し距離が足りなかっただけな気がする
勝った2000mのオペラ賞もギリギリの着差だったので、2400mこそが専門に見える
2400mでもセントマークスバシリカは同じ切れ味を見せるかはわからないが、タルナワは間違いなく同じレベルの切れ味を見せるはず
レーティング120 世界18位タイ 12戦5勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、アイルランド2勝)
2400mは、キャリア4戦3勝(2着1度)、ロンシャン2400mは先日のヴェルメイユ賞(G1)で2着
母馬が日本のノーザンファームに委託されており、そこでディープインパクトの子、スノーフォールを産んだ
2歳の間はパッとしなかったけど、3歳になって覚醒
まずG3を勝つとその勢いのままイギリスのオークス、アイルランドのオークス、ヨークシャーオークスを3連勝して、欧州のオークス三冠を達成
中でも最初のイギリスのオークスでは、2着に16馬身差をつけるというゲームの大差勝ちみたいな伝説を作った
2017年にスノーフォールと同じくオークス三冠を達成したイギリスのエネイブル(19戦15勝)は、キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス3勝、凱旋門賞は2連覇と3年連続連対をした化け物なので、スノーフォールもエネイブルに重ねて期待されている
ただし、この16馬身差というのは、例年良馬場なら2分35秒前後のところ、稍重で2分42秒かかったレースだったというのは意識に入れておく必要がある
何かとんでもなく走りづらい理由があったところ、スノーフォールだけがうまくクリアした、というような何かがあったのかもしれない
ヨークシャーオークス後、凱旋門賞に直行するかと思いきや、初のフランスでのレースとして牝馬限定の前哨戦ヴェルメイユ賞に出走
それまで凱旋門賞で圧倒的本命かと思われていたが一気に混戦模様となった
敗戦理由は、位置取りが後ろ過ぎて届かなかった、という話もあれば、ちょっと最近レースに使いすぎでは?とかロンシャンの芝があってないのでは、という話もあって何とも言えない
このヴェルメイユ賞を勝ったのはアイルランド生まれイギリス調教の3歳牝馬ティオナ(6戦3勝)
彼女はスノーフォールとは3回走っていて、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った
中段後方に控えて、最終直線でぐーっと伸びていく
彼女の残した結果を見るとすごい力があるのは間違いないんだけど、セントマークスバシリカやタルナワに劣らないほど上りが切れているのかは映像を見るだけじゃなんとも言えない
2分42秒の稍重で16馬身差、と思うと、タフなコンディションで真価を発揮するのかもしれない
レーティング121 世界11位タイ 7戦6勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス4勝、アイルランド1勝、フランス1勝)
2400mは、キャリア3戦2勝(3着1度)、ロンシャン2400mは今年のパリ大賞典を勝利
デビューから3連勝後、イギリスのダービーで3着、その後G1を3連勝中
もはやアダイヤーと条件違うのお母さんだけ
デビューから3連勝、G2に勝って臨んだイギリスのダービーで、僚馬アダイヤーに3着敗戦
イギリスではダービー馬になれなかったので、アイルランドのダービーに参戦して勝利、フランスのダービーと菊花賞の中間のようなパリ大賞典に参戦して勝利して、欧州クラシック荒らしに成功
さらにイギリスの菊花賞に当たるセントレジャーを勝利して、国をまたいだ変則クラシック三冠のようなものを達成
アダイヤーには負けてるし、アダイヤーの勝ったレースの質は別格だけど、ハリケーンレーンのほうが成績表はきれいなんや
パリ大賞典勝利の実績からか、現時点でのブックメーカーの出す凱旋門賞のオッズはアダイヤーと同じ数値で、3番人気タイ
スタイルは先行
イギリスのダービーでも先行するもアダイヤーに全くかなわなかった
パリ大賞典では前目に控えて、終盤かなり早く仕掛けて大差で勝っていた
アダイヤーやセントマークスバシリカとラストの切れ味勝負をしてもおそらくかなわないので、早仕掛けをしていかに長く足を使うかが鍵に見えた
レーティング 圏外 6戦3勝(G1 1勝、重賞 1勝、イギリス2勝、フランス1勝)
2400m級は3戦2勝(10着1回)、ロンシャン2400mは今月のヴェルメイユ賞で勝利
2連勝中
凱旋門賞圧倒的本命と言われたスノーフォールをヴェルメイユ賞で破り、一気に混戦状態に陥れた刺客
彼女はスノーフォールとは3回走っていて、スノーフォールの連勝が始まったG3では3着、16馬身差のイギリスオークスでは10着と敗れていたが、3回目の勝負ヴェルメイユ賞で初めてスノーフォールに勝った
スノーフォールの16馬身差快勝のイギリスのオークスは、何か特別なことが起きていたのは間違いなくて、あのオークスを度外視してしまっていいのなら、5戦で1着3回、2着1回、3着1回となかなかの安定感を見せている
あのオークスを抜いたってスノーフォールが強いことには間違いないけど、そのスノーフォールを本番と同条件のヴェルメイユ賞で破った、というのは決して軽視できる話ではない
スノーフォールが連戦で疲れてただけ、とか、スノーフォールはロンシャンでは全然走らない、とかなら別だけども、スノーフォールがある程度いつも通りならやはりティオナが強いのでは、という話になる
スタイルは先行
ヴェルメイユ賞では2、3番手に控えて、コーナーは内ラチ沿いギリギリをロスなく回っているのが印象的だった
無駄のないレース運びから先に直線で抜け出すと、スノーフォールの見事な末脚をもってしても届かない力があることを示してくれた
レーティング120 世界18位タイ日本2位タイ 15戦8勝(G1 4勝、重賞 6勝、日本8勝)
2400m級以上は3戦1勝(2着1回、3着1回)、海外遠征はUAE2400mのみで、欧州遠征はなし(UAEは2着)
G1を3連続で連対中、2020年以降の全7レースで3着以内を継続中
デビューから一貫して北村友一騎手が乗っていたが北村騎手が大けがにより休養
凱旋門賞ではまた乗り変わりでアイルランドのマーフィー騎手が騎乗予定だそう
初めての海外遠征のドバイシーマクラシックではミシュリフにクビ差負けの2着
帰国後はガリガリに瘦せていて衝撃を受けた、という話があるので、環境の変化には敏感なのかもしれない
そのため、あまり長くいさせないほうが良いとの判断からか、渡欧は9月24日とほぼ1週間前
ドバイ遠征の経験をもとにベストな方法をとろうとしているはずなので、我々は信頼するしかない
日本で実績十分でありながら、日本の硬い高速馬場だけでなく重馬場にも強いため、欧州の重くて深い馬場にも十分対応できるのでは、と言われている
お父さんはフランスで活躍し、凱旋門賞でも勝っているバゴなので、クロノジェネシスも十分適正はあると思う
アダイヤーのような欧州の化け物馬に勝てるかどうかは正直わからないが、せめてミシュリフにはリベンジしてきてほしい
黒い毛色だけど実は芦毛と聞いて驚く人も多いはず
レーティング118 日本7位タイ 13戦4勝(G1未勝利、重賞 3勝、日本3勝、フランス1勝)
2400m級は3戦1勝(2着1回、5着1回)、ロンシャン2400mは今月のフォア賞を勝利
3歳までは同じ馬主の三冠馬コントレイルのサポート役として活躍するも自身の結果には結びつかず
4歳になって重馬場の3000mという非常にタフな条件の阪神大賞典で5馬身差の完勝
そこから開花して天皇賞(春)で2着、フランス遠征してのフォア賞で勝利と、スタミナやパワーが要求されるタフな条件で安定して結果を示している
日本より深く重いロンシャンの馬場にも適性を示したと考えてよいし、フォア賞よりまだまだ上積みがあると思って間違いない
好条件のスピード勝負、切れ味勝負では分が悪いのだと思うけど、タフな条件となれば勝ってもおかしくはない能力を持つ
ただ、タフな条件の消耗戦はスノーフォールも得意としている(16馬身差英オークスは稍重)ので、道悪になればスノーフォールとディープボンドは相対的に評価を上げるべきと思う
父キズナは前哨戦のニエル賞1着、凱旋門賞4着、父の父ディープインパクトは凱旋門賞3位入線のち失格となっているので、親子3代での悲願を叶えるのかどうかにも注目
スタイルは先行
前目につけて最後にぐっと伸ばす感じが基本だけど、フォア賞ではワンペースで行くほうが強いという判断で結果的に逃げとなった
周りの馬の位置取りに関係なくワンペースで走れたり、タフな長距離をしぶとく勝てるのは気性が良い証拠
そのへんがボンドの一番の強みかもしれない
個人的には、アダイヤー、セントマークスバシリカ、タルナワの3強なんじゃないかなー、と思ってはいる
スノーフォールは不確定なことが多すぎてよくわからないし、なんなら代わりにティオナの好走も普通に期待している
でも、出走頭数や枠などが決まったら、買い目はまたその通りにはならないと思う
みなさんお久しぶりです
私はダビスタを買ってしまったのでめちゃくちゃプレイ時間が減りました
さて、凱旋門賞が近づいてきましたね
再来週10月3日だそうです
ディープインパクトの娘のスノーフォールが出走するし、ディープボンドが前哨戦のフォア賞を勝ったし、日本現役最強馬のクロノジェネシスも派遣されるので、なんだか盛り上がってきましたね
JRAのネット投票や場外馬券場で、日本でも凱旋門賞の馬券が買えるようですし、ぜひ当てたいですよね
しかし、欧州の馬の実績なんて見てもようわからない、どのレースが格式高いの?どのレース勝ったらえらいの?って感じの人も多いかと思いますので、ちょこっとだけ凱旋門賞に向けて解説をしていこうと思います
色んな国で競馬が行われ、色んな国で勝手にG1と称されると、馬の実績の比較が難しくなるため「国際競馬統括機関連盟」という機関とその下部組織が、国やレースの国際的な格付けを行っています
パートI国の初期メンが、アイルランド、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランスなので、これらが競馬名門国と考えてよいかと思います
2016年に香港が加わったのが最後で、今はパートI国は16国あることになります
今は日本の競馬もレベルが高いですが、パートI国初期メンのG1レースは日本のG1と同等かそれ以上の質がある、と考えておいてよいかと思います
もちろん年による出来不出来もあるので一概には言えないですけどね
では、国ごとではなく、レースごとの格付けです
一般的には、ダービーステークス、キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス、凱旋門賞の3つがヨーロッパ最高峰のレースとされています
しかし、そのようなイメージとは別に、レースにも毎年変動する国際格付けがあります
主な2000-2500m級のレースの格付けは、2020年版では
(右スクロールあるよ→)
1位 | インターナショナルステークス | (イギリス、2063m、有力な国際競走) |
2位 | アイリッシュチャンピオンステークス | (アイルランド、2012m、アイルランド2000m級最強決定戦) |
3位 | ジャパンカップ | |
4位 | ブリーダーズカップ・ターフ | (アメリカ、2400m、アメリカ芝中長距離最強決定戦) |
4位 | 天皇賞(秋) | |
6位 | エクリプスステークス | (イギリス、2002m、ヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦) |
10位 | 有馬記念 | |
11位 | 凱旋門賞 | (フランス、2400m、ヨーロッパ下半期2400m級最強決定戦) |
21位 | パリ大賞典 | (フランス、2400m、3歳限定クラシック三冠レースの一角(フランスの菊花賞?)) |
23位 | キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークス | (イギリス、2406m、ヨーロッパ上半期2400m級最強決定戦) |
26位 | 大阪杯 | |
38位 | オペラ賞 | (フランス、2000m、フランス2000m級牝馬最強決定戦) |
43位 | 宝塚記念 | |
47位 | 日本ダービー | |
60位 | 皐月賞 | |
93位 | ダービーステークス | (イギリス、2420m、イギリスのダービー) |
ということになっています
出走馬の偏りによる質の差で変動するから、必ずしも納得できるわけではないですけど、ひとつの参考にはなると思います
また、2000-2500m 以外の距離か、2000-2500mだけど上記の100位以内に入ってはいないものの有力なレースはあるのでいくつか紹介しておきます
フランス ロンシャン2400m
ただし4歳以上も参加できる
凱旋門賞の前哨戦でもあるし、フランスの2400m級牝馬最強決定戦でもある
イギリスの牝馬三冠は1000ギニーステークス、オークスステークス、セントレジャーステークスなので、ヨークシャーオークスはいわゆる三冠レースではない
イギリスは牡馬も牝馬も三冠目はセントレジャーなので、牡馬牝馬同時に三冠馬が出ることはない
イギリスのみならず、欧州中の2歳馬限定レースの中で特に重要とされる1戦
勝てば欧州最優秀2歳馬に選ばれるチャンスが高くなる
フランス ロンシャン2400m
真に有力な馬は前哨戦に出ずに直接凱旋門賞に出てくるので、フォア賞に勝ったから本番の好走を約束される、というわけではない
日本で言えばジャパンカップが凱旋門賞なら、フォア賞はアルゼンチン共和国杯みたいなもの
G2で完勝するのは立派だし、すごいことだと思うけど、アルゼンチン共和国杯勝ったならジャパンカップもいけるで!みたいなテンションにはならないように、フォア賞の結果で何かを語れるほど甘くはないという認識でいたほうがよい
ディープボンドはコースへの適性も示したし、足切りもクリアでひとまず安心、くらいの気持ちで
今年1月以降の実績のみで評価されており、世界ランクトップ36頭までが発表されていますが、1位3頭、4位1頭、5位2頭、7位4頭、11位7頭、18位19頭という同率順位が多すぎる評価となっています
レート121 | 世界11位タイ | グランアレグリア |
レート120 | 世界18位タイ | クロノジェネシス、エフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール |
となっており、
レート121 | 日本1位 | グランアレグリア |
レート120 | 日本2位タイ | クロノジェネシス、エフフォーリア、グローリーヴェイス、シャフリヤール |
レート119 | 日本6位 | ワールドプレミア |
レート118 | 日本7位タイ | ディープボンド、ダノンキングリー、ユニコーンライオン、ラヴズオンリーユー、レイパパレ |
となっています
上記のレースの特性をもとに「フランス牝馬チャンピオン」のような肩書で紹介をしているけど、実際にはフランスのレースに外国馬が来て優勝すると「アイルランド馬だけどフランスチャンピオン」のようなことが起きています
レーティング127 世界1位タイ 6戦3勝(G1 2勝、重賞 2勝、イギリス3勝)
3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角
欧州最高峰の格のある3レースのうち2つ、イギリスのダービーとキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスの両方を今年勝った3歳馬
これはアダイヤーのお爺ちゃん大種牡馬ガリレオ以来の20年ぶりの快挙らしい
イギリス最強と言って差し支えないし、世界最強に片脚突っ込んでるとも言える
このまま凱旋門賞を勝てば名実ともに2400m級の世界最強に、もっと言えば史上最強になる
フランス遠征経験がないのだけが心配だけど今年の実績で言えば本命でいい
本当は前哨戦のニエル賞に出す予定だったのが後ろ脚の感染症で回避となって凱旋門賞直行になった
予想の意味では難しくなったけど、凱旋門賞への影響はないと思われる
ちなみに日本でダービーとジャパンカップの両方を勝った馬はシンボリルドルフ、トウカイテイオー、スペシャルウィーク、ジャングルポケット、ディープインパクト、ウオッカの6頭しかいないらしいが、同年で両方勝っているのはジャングルポケットだけ
イギリスのダービーでは内ラチ沿いの狭い隙間も構わずぶち抜いた
まさに怪物だと思った
お父さんのフランケルはマイラーだけど、14戦14勝、G1を10勝、重賞12連勝の特別な化け物
日本ではソウルスターリング、モズアスコット、グレナディアガーズのお父さんもフランケル
レーティング127 世界1位タイ 9戦6勝(G1 5勝、重賞 5勝、イギリス2勝、アイルランド2勝、フランス2勝)
2400m級以上は経験なし、フランスはロンシャン1600m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)
G1を5連勝中
3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角
欧州で最も価値のある2歳馬G1デューハーストステークスに昨年勝った2歳チャンピオンで、今年もフランスのクラシック三冠レースの最初の2つ(プール・デッセ・デ・プーラン、ジョッケクルブ賞)を勝っている
その後、三冠目のパリ大賞典へは出走せずに古馬戦線へ移行し、今年7月のヨーロッパ上半期2000m級最強決定戦のエクリプスステークス、今月のアイルランド2000m級最強決定戦のアイリッシュチャンピオンステークスを勝っている
朝日杯FS、桜花賞、皐月賞を勝ってクラシック卒業して、そのまま宝塚記念と天皇賞(秋)を勝ったような感じ
このアイリッシュチャンピオンステークスでは2400m級の女王タルナワに勝っている
2400mは経験がないのでわからないけど、父と母父が昨年の凱旋門賞馬ソットサスと同じなので、2400mも別に問題ない気はする
最終列より少し前で控えておいて、最終直線でえげつないスピードでぶち抜く
瞬間の切れ味で言えば現役最強だと思う
2400m女王タルナワのラストの切れ味も相当やばいけど、アイリッシュチャンピオンズステークスではタルナワの切れ切れの伸びでも差を縮めさせなかった
レーティング127 世界1位タイ 13戦7勝(G1 3勝、重賞 4勝、イギリス3勝、UAE1勝、サウジアラビア1勝、フランス2勝)
2400m級は2戦1勝(2着1回)、フランスはドーヴィル2000m、シャンティイ2100mのみ出走経験あり(ともに1着)
3着以内を5連続中
3頭しかいない現時点で世界最高レーティング127を持つ最強馬の一角
昨年のフランスのダービー馬(ジョッケクルブ賞(2100m)勝利)
サウジアラビア出走2回、UAE出走1回の経験があり、今年春のドバイシーマクラシックではクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーの3頭で叩きあいになり、勝ったのがこのミシュリフ
ただし、イギリス帰国後7月に欧州上半期2000m級最強馬決定戦のエクリプスステークスに出走するも2000m最強馬セントマークスバシリカに3馬身差以上つけられ3着
さらに欧州上半期2400m級最強馬決定戦のキングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスに出走するも欧州最強馬アダイヤーに1馬身差以上つけられ2着
しかし、直近の8月のイギリスで最も格式ある2000m級の国際戦、インターナショナルステークスでは2着に6馬身差をつけての完勝
これを見ると、クロノジェネシスは当然欧州の格式あるG1で勝つことは可能だろうけど、セントマークスバシリカやアダイヤーに勝負できるのか?と言われると、うーん、となってしまう
ドバイシーマクラシックでは最後方から追い込みをかけて、ラヴズオンリーユーやクロノジェネシス以上の伸びを見せた
キングジョージ6世andクイーンエリザベスステークスでも追い込んで、素晴らしい伸びを見せた
アダイヤーがそれ以上だっただけ
エクリプスステークスでは先行2番手から、インターナショナルステークスでは中段前目に控えていた
レース展開やペースに応じて色んなレースが可能な器用な馬だと思う
どんな展開になっても、最終直線はぐんぐん伸びる
続きます
大阪杯、桜花賞で書いたものの、そろそろ潮時かな、と思って皐月賞は書いておりませんでした
後から見返すと、ウマ娘風解説の増田来てくれよ、と2件ほど増田に書かれてたので今回の天皇賞(春)、書くことにするね
クソ長くなったし、ウマ娘要素が薄まってる気がするけど、まあええか
あとこの記事は、レースをより楽しく見るために各馬の背景を紹介しつつ、物語性を付与するのが目的なので、着順予想がメインではありません
まず最初のポイントとして、長距離レースの質が年々下がっている、と言われている
日経新聞の記事「地位低下進む長距離戦 レースの「質」確保が重要に」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51622450R31C19A0000000/)によると、
一般的にスピードタイプの馬の方が成長が早く、早い時期からレースで活躍できる。
馬を買った資金の回収も早くなる。
そのため、生産界ではスピードタイプの種牡馬の需要が高まった。
現役時代に長距離戦を勝ったとしても、引退後の繁殖馬としての価値は上がらない。
とのこと
で、今回の出走馬のレベルがどんなものか、手っ取り早く雰囲気をつかむために、現役ウマ娘の通算獲得賞金ランキングでの順位を調べてみた
するとこんな感じに
賞金ランキング | 賞金額(億) | 性別バ齢 | 連対率 | ||
9位 | 5.6209 | マカヒキ | 牡8 | 20戦4勝 (2着2回) | 0.300 |
15位 | 3.9654 | カレンブーケドール | 牝5 | 14戦2勝 (2着7回) | 0.643 |
18位 | 3.5646 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 20戦6勝 (2着4回) | 0.500 |
29位 | 3.0237 | ワールドプレミア | 牡5 | 10戦3勝 (2着1回) | 0.400 |
65位 | 2.0731 | ウインマリリン | 牝4 | 9戦4勝 (2着1回) | 0.556 |
87位 | 1.7984 | ディープボンド | 牡4 | 11戦3勝 (2着1回) | 0.364 |
98位 | 1.7394 | オーソリティ | 牡4 | 8戦4勝 (2着1回) | 0.625 |
101位 | 1.7195 | アリストテレス | 牡4 | 11戦4勝 (2着5回) | 0.818 |
168位 | 1.3109 | オセアグレイト | 牡5 | 18戦5勝 (2着2回) | 0.389 |
189位 | 1.2717 | メイショウテンゲン | 牡5 | 19戦2勝 (2着3回) | 0.263 |
- | 1.0966 | シロニイ | 牡7 | 35戦4勝 (2着6回) | 0.286 |
- | 0.9580 | ジャコマル | 牡7 | 36戦5勝 (2着6回) | 0.306 |
- | 0.8800 | ナムラドノヴァン | 牡6 | 20戦4勝 (2着2回) | 0.300 |
- | 0.8270 | ディバインフォース | 牡5 | 19戦3勝 (2着5回) | 0.421 |
- | 0.6980 | ディアスティマ | 牡4 | 9戦4勝 (2着2回) | 0.667 |
- | 0.6040 | ゴースト | セ5 | 15戦4勝 (2着2回) | 0.400 |
- | 0.5490 | メロディーレーン | 牝5 | 21戦3勝(2着0回) | 0.143 |
この前の大阪杯は、2位のコントレイル、4位のグランアレグリア、10位ワグネリアン、12位ペルシアンナイト、21位サリオスらが出ていたことを思うと、20位前後まで3頭しかいない今回の天皇賞は大阪杯より格のあるウマ娘の出走が少ないと言えるだろう
さらにこの中でG1を勝っているウマ娘は、ダービーを勝ったマカヒキ、菊花賞を勝ったワールドプレミアだけで、古馬G1を勝っている子はいない
「今回は質が」とか「ええ馬おらんやん」みたいな話もちらちら聞こえるのは、こういうわけ
そんな中でも長距離走に挑んてくるウマ娘たちは、特別な適性を持つ専門職だったり、お父さん(馬主)のこだわりが強かったり、中距離戦線で結果が出なくなってきて長距離で新境地をみたいな感じだったり、色々な背景があると言える
今回のメンツ内で賞金ランクトップのマカヒキさんも、ダービー馬だけどその後鳴かず飛ばずで、新境地開拓で経験のない3000m超に来ている
次点のカレンブーケドールも、連対率は6割半ばとすごく高いけど、勝ち自体は少なく、G1勝利もない
3000m超は走ったことはなく、本当に走れるのか誰もわからないままここに来ている
経験がない距離だと予想は難しいけど、専門職だから難しいよね、という結果もあり得れば、案外適性があってぽろっと勝っちゃっても不思議はない
しかし、ウマ娘たちは、自分が輝ける場所を探そうとみんな必死なので、質がどうとかなんて、言いたい奴にだけ言わせておくとしましょう
そのような状況の専門職の長距離走だけど、3000m以上のレースはいま6つしかない
天皇賞春、菊花賞、ステイヤーズステークス、万葉ステークス、ダイヤモンドステークス、阪神大賞典の6つ
今年は松籟ステークスというのが特別に3200mだったので、昨年度の天皇賞春も含めればこの1年間では7つの3000m以上のレースがあったことになる
そこで、その7レースと、年末にあった2500m有馬記念、3月にあった2500mの日経賞、これらのいずれかひとつでも5位以内に入ったウマ娘をピックアップして表にしてみた
天皇賞春 3200m G1 20年5月 | 菊花賞 3000m G1 20年10月 | ステイヤーズS 3600m G2 20年12月 | 有馬記念 2500m G1 20年12月 | 万葉S 3000m OP 21年1月 | ダイヤモンドS 3400m G3 21年2月 | 松籟S 3200m (3勝) 21年2月 | 阪神大賞典 3000m G2 21年3月 | 日経賞 2500m G2 21年3月 | 備考 | |
ディープボンド | 4 | 1 | ||||||||
ユーキャンスマイル | 4 | 11 | 2 | 20年阪神大賞典1着 19年天皇賞春5着 19年ダイヤモンドS1着 19年万葉S2着 18年菊花賞3着 | ||||||
ナムラドノヴァン | 1 | 4 | 3 | |||||||
シロニイ | 4 | 4 | ||||||||
アリストテレス | 2 | 7 | ||||||||
ウインマリリン | 1 | |||||||||
カレンブーケドール | 5 | 2 | ||||||||
ワールドプレミア | 5 | 3 | 19年菊花賞1着 | |||||||
ジャコマル | 7 | 5 | ||||||||
オセアグレイト | 1 | 9 | 6 | 20年ダイヤモンドS3着 | ||||||
ディアスティマ | 1 | |||||||||
オーソリティ | 14 | 2 | ||||||||
ゴースト | 5 |
阪神大賞典と日経賞が前哨戦の様相になっていて、いずれかに出ている子が半分以上となっているのがわかる
例年、天皇賞春は京都開催だけど、今年は阪神大賞典、松籟Sと同じ阪神開催なので、例年と比べてイレギュラー要素がある
この表をもとに、個別のウマ娘の関係性を少しだけ見ていこうと思う
性格は、幼少期は、ピリッとした面があり、放牧地でも負けん気が強くて、手入れするときなども気に入らないと怒るようなところがあった、らしい
それでいてスタミナがあって反応のいい長距離ウマ娘、ということでウマ娘キャラで言えばグラスワンダーのイメージかな?
脚質は前から5番目以内くらいにつける先行
アリストテレスは、父の父の父がスペシャルウィーク(訂正、父の母の父でした。指摘ありがとう)
物見(何かに気を取られて見てしまうこと。驚いていたり集中が切れたり跳ねたり止まったりする)をしやすく、やんちゃで子供っぽいらしい
長距離こなせる操作性の良さはあるけど、阪神大賞典では予想外にかかってしまったので、未知数なところも多そう
脚質は中段やや前方につける先行
さて、ウマ娘たちはみんな勝ちたくて頑張っているはずだけども「お前は今日は勝たなくていい」とトレーナーなどに言われることはあると思う?
勝たなくていい、というのは、チームを組んで同じレースに出て、エースをアシストして勝たせる役目を負う、ということ
ウマ娘ゲームで言えばチームレースにデバフ専門要員を出走させる感じ
アシスト要員はレースに勝つ必要はないし、エースを差し置いて勝ってしまってはチームは困ることになる(ゲームでは困らんけどリアルだと馬主の計画が崩れる)
アシストとは、前に立ってペースを抑えるペースメーカー、後続の空気抵抗よけ、または終盤に動いて後ろに進路をあける、などなどが実際の動き
これは、海外のウマ娘レースや自転車レースではある程度認められているけど、日本のウマ娘レースでは認められてはいない
URAの規定には「競走に勝利を得る意志がないのに出走してはならない」「他人のためにウマ娘の全能力を発揮しないのはダメ」のような文言があるから
やったら八百長みたいなものだし、知らずにその子の馬券買ったら困るもんね
ただし、客観的にアウトと示すこともまた難しいので、表向きはダメだけど、一応は日本でも存在しているように見える
昨年のクラシックはコントレイルの無敗三冠の達成に沸いたのは記憶に新しいと思う
(コントレイルの説明はここ「ウマ娘風に明日の大阪杯を解説する」anond:20210403104218)
ディープボンドもアリストテレスも同い年で、2人ともコントレイルと同じクラシックを走った
アリストテレスは皐月賞とダービーには出走できなかったけど、三冠最後の菊花賞には出走できた
菊花賞では、コントレイルとアリストテレスは2人だけで前に抜け出し、後続を3バ身以上突き放して強烈な印象を残した
アリストテレスはコントレイルにクビ差の2着で惜敗したものの、勝者が2人いると言えるほど圧倒的で、接戦だった
その後もG2を勝ち、通算11戦で2着以内が9回という、素晴らしい安定感を発揮しているアリストテレスは間違いなく今回も活躍するだろう、と見ている人が多い
それに対し、ディープボンドは皐月賞10着、ダービー5着、菊花賞4着という、特筆すべきでもない着順だった
しかし、それには訳があるかもしれない
実は、ディープボンドのお父さん(馬主)はコントレイルのお父さん(馬主)と同じなのだ
さらに言えば、お父さん(馬主)のお兄さんもコルテジアというウマ娘を皐月賞とダービーに出走させている
皐月賞は先行するディープボンドに対して遠く後方に控えるコントレイルという構図だったので関係ないだろうが、コルテジアはしっかりコントレイルの前につけていたし、ダービーと菊花賞ではコントレイルのすぐ前の位置にディープボンドがつけるレース展開だった
特にダービーなんてディープボンドとコルテジアが2人でしっかりコントレイルの前方をガードするレース展開になっていた
いや、ルール上認められていないので、ディープボンドとコルテジアがコントレイルをアシストする意思で走っていたかはわからない
しかし、同じお父さんや伯父さん(馬主。コントレイルとディープボンドは同じ財布)をもつ3人が、アシスト可能な位置関係にいたのもまた事実
もし、ディープボンドが、お父さん(馬主)の密命を受けていたのなら、彼女(彼)はダービーと菊花賞では悔しい思いをしながらも、勝つことを諦めサポートに回っていた可能性もある
父「ボンド、皐月賞をコントレイルが勝ったな。お前は助けにならなかったが、ダービーと菊花賞ではちゃんとサポートしてやれ」
ボンド「(えっ私だって勝ちたいのに涙)わかりました、次こそ期待にこたえてみせます涙」
これがもし事実なら、菊花賞で勝利に等しい2着アリストテレスと、突き放されての4着ディープボンドというのは、実は正確な力関係ではないのかもしれない
それを証明するかのように、コントレイルのいない長距離レース、阪神大賞典に出走したディープボンドはなんと、5馬身差をつけるというめちゃくちゃ強い走りで圧勝
終始先行してペースを握ったうえでの最終直線でのもうひと伸びでの勝利、これを見せられると「この距離で、この子にかなうウマ娘はいるのかー!?」と叫びたくなるので動画視聴推奨
これを見るとまじで次も負ける気がしない
エースのコントレイルは長距離に出てこない流れとなり、露払いのいない独力の勝負での大阪杯でコントレイルが負けた今、阪神大賞典を圧勝したボンドの家庭内での役割は大きく変わりつつあるはずだ
ボンド「はい!私も必ず、お父さんにG1の盾をプレゼントしてみせます!」
菊花賞ではボンドに大きく先着したアリストテレスだが、ボンドが勝った阪神大賞典では1番人気に推されながら失速して、まさかの7着惨敗となった
かかり気味だったし、馬場が悪かったうえでの長距離とあって、スタミナが切れての失速で、長距離適性はあるけど、生粋のステイヤーと言えるほどのスタミナはどうやらないらしい
この阪神大賞典の惨敗がありながら、今回も根強いアリスの人気の理由は、連対率8割超えや騎手ルメールもあるが、やはり菊花賞での強いイメージがでかい
良くも悪くも菊花賞の幻影にとらわれ続けているウマ娘と言えるかと思う
ボンドのサポートがなければアリスが菊花賞を勝っていたかもしれないのに、今でも負けた菊花賞の話ばかりされる
「これからは菊花賞の話じゃなくて、私が勝つ天皇賞の話をしてよ!」
いい馬場状態になれば、コントレイル以上の因縁の相手、ディープボンドを倒すのに天皇賞はこれ以上ない舞台だと思う
通算10戦で連対こそ4回だけど、3着も同じく4回とっており、馬券に絡む率は8割
菊花賞優勝のあと、有馬記念にも出走して3着、来年は天皇賞春狙っていくぜ!と思っていたところ、体調不良になりそこそこ長い休養となる
休養前までは全て3着以内に入っていたところ、復帰2戦は6着と5着(馬券内外したのはこの2走だけ)
直近の日経賞では3着になり、順調に着順を上げて調子を戻していると思われる
本来の計画より1年遅れてしまったけど、菊花賞を取った時の力が出せれば今回もいい勝負はできるはず
3000m超は19年の菊花賞1度きり
阪神大賞典以外のもうひとつの前哨戦、2500mの日経賞からきている
日経賞からの有力馬カレンブーケドールと日経賞ではクビ差、有馬記念では同着と、2500mではほぼ力の差はないと言える
日経賞組の3200mでの評価が難しい中、カレンブーケドールと2500mで同等の力を持つ3000m実績ウマ娘(菊花賞ウマ娘)なので注目度は高い
スタイルは、気分で中段のどこかに控えて、最後に差しにいく感じ
性格面だけど、気性はよくなく、菊花賞の前のレースでは武豊に、気性面はまったく成長してないと切り捨てられた
が、それでも3着には入るし、次の菊花賞は優勝
とりあえずクセは強いみたい
そこから2年たっているし、いまの性格がどうなのかはいまいち情報が見当たらなくてわからない
ネットにはお父さん(馬主)の悪いうわさがいっぱい書かれている
(ウマ娘的要素なにも書いてないな)
長くて途切れちゃったので続き↓
今までの競馬歴は、タイキシャトルのときに買い、ディープインパクトのときに買い、ゴールドシップのときに買い、キタサンブラックのときに買ったくらいのクソにわかだ
ギャンブルやるからには当たればそこそこ嬉しいくらいの額賭けな意味ないやろ、と思って5000円張った大阪杯で夢が露と消えたので、桜花賞、皐月賞は1回300円と決めることにした
ギャンブルは、儲かる気でやったら金が消える
なので勝つ額ではなく、観戦に熱を入れるためだけに馬券を買うことにしたのだ
300円では何も変わらないやろ、と思うかもしれない
が、変わるぞ
300円でも買う買わないでは事前情報の収集量、考察量は変わるし、レース中の応援の熱も変わる
今日のレース、もし馬券買わなかったら、「ダノンザキッドかエフフォーリアなんやろ」「エフフォーリアやっぱ来たんか、ほーん、エフフォーリアやっぱ強いんやな」で終わりだ
私、増田氏ももちろんダノンザキッドエフフォーリアの馬連は買ったが、弥生賞の動画と今日の馬場状態、今日の中山の4レースでも逃げ馬が連対してた点から、タイトルホルダーに複勝100円賭けたのだ!
予想通り、タイトルホルダーは逃げて、いい形で最終コーナー入ってくれた!
軸のダノンザキッドが早々と失速して消えたので、最終直線では勝つ要素がもはやタイトルホルダー複勝しか残ってなかった
エフフォーリアは早々とタイトルホルダーを抜いて先頭に立ったが、タイトルホルダーは2番手好走も後ろから差し馬がジリジリ迫る!
差はみるみる小さくなっていく!
うおお、タイトルホルダー!!
いけぇっ!!
粘れえ!!
抜かせるなあああ!!!!
行けたよね!?
結果、2着!
やったぜー!
3週目でようやく当たり馬券取れた!
タイトルホルダーは最終的に8番人気で、4.9倍ついた
300円賭けて、うちタイトルホルダーに100円、リターンは490円
利益は190円ぽっちだ
でも、最終直線でここまでタイトルホルダーを応援できたのは、熱くなれたのは何故か?
300円とか190円を超えた楽しみが、そこにはやっぱりあったと思うんだよな
自分の考えを、言い訳が効かない形で残して、それが的中する、というのは金額関係なくやはり嬉しかったです
それもエフフォーリアの複勝買って170円、とかじゃなく、素人なりにも自分で色々考えて、買った瞬間は10番人気くらいだったタイトルホルダーを買って当てたからなお嬉しい
やっぱり馬券買おうぜ
元増田です。
ご覧になったかわかりませんが、ご指摘いただいた点について、ご返答すると元記事に3月12日正午過ぎに追記しました。
しかし直後に、その記事に削除の申し立てがあり、はてなサポート窓口 法務関連対応チームから記事削除の連絡がありました。その連絡の中に、
なお、今後も匿名ダイアリーを利用して同氏に対する言及を続けられた場合、はてラボおよびはてな全体のサービス利用停止措置などの対象とし、別のアカウントを取得しての再利用もお断りすることとなりますので、ご注意ください。
と警告を受け、削除の申し立て人に言及せずにあなたへのご返答は難しいため、ご返答できません。
追記で返答しますと書いたにも関わらず、申し訳ありません。どうぞご了承ください。
(追記)
上で3月12日と書きましたが、正しくは3月19日でした。謝罪文にもかかわらず推敲が不十分で申し訳ありません。お詫びします。
・キリがないので重賞馬に絞ってある。
・【】内はおもな勝ち鞍
・調教師から「重賞を勝てる馬」と太鼓判を押され、素質はおおいに期待されていた。
・デビュー前から喘鳴症を患って初出走が大幅に遅れる(3歳時の6月)。
・条件戦では走りさえすれば勝てるような馬だったものの、4歳春に屈腱炎で一年半以上レース不可能になるなど脆弱な体質に悩まされ、6歳になるまでの出走回数は6回のみ。うち4勝。連対から外れたことは一回だけ(そのときも3着)だった。
・6歳のシーズンにようやくまともにローテが組めるようになり、プロキオンSで初の重賞制覇……が、またも故障で予定していたGIレース出走を取りやめに。
・7歳の6月に復帰したもののそのレース後にまたまた故障。さすがにもう高齢ということで引退。
・2005年のデビュー二戦目で重賞である新潟2歳Sを勝ち取り、アグネスタキオン産駒初の重賞馬となる。ちなみに産駒中でGI初制覇はNHKマイルを2006年に制したロジック。
・同年の朝日FS(GI)でも四位入着を果たし、アドマイヤムーンやメイショウサムソンといった2005年組のクラシック有力馬の一頭と目される。
・が、皐月賞で18頭中17着のブーピーに沈むと、放牧に出されて長期休養。復帰したのは皐月賞からちょうど一年後の4月だった。
・復帰後はファンも驚くほど精彩を欠き、15戦でわずか1勝。5歳以降は入着ラインにも達せなかった。
・それでも2歳時に輝きを信じて走りつづけたが、8歳時のレース後に脱臼が発覚。予後不良。
【エリザベス女王杯(GI)、有馬記念(GI)、桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、大阪杯(GII)、ローズステークス(GII)】
・感冒でオークスを回避、調教中にウッドチップが目に入り角膜炎に罹ってドバイ遠征中止、骨瘤でヴィクトリアマイルと宝塚記念に出走不可となるなどつまづきが絶えず、最終的には屈腱炎で5歳のシーズンを見ることはなかった。
・それでも牝馬クラシック2冠や有馬記念を含むGI4勝をあげたのだから凄まじい。同世代のウオッカととも牝馬の枠に収まらない名馬として讃えられた。
【シンザン記念(GIII)、弥生賞(GII)、京都記念(GII)、】
・当初は順調にクラシック路線の前哨戦を勝ち上がり、皐月賞トライアルの弥生賞を勝つも、本番では4着に終わった。
・それでもダービーでは3着と意地を見せ、玉座も伺える実力を証明。そして三冠ラストチャンスである菊花賞へ……と進む前にダービーのレース中に骨折を負っていたことが判明。半年間の療養へ。
・復帰後は京都記念に勝ったり海外GIに挑戦したりと健在をアピール。人気投票で宝塚にも出走……だが、ドベに終わり、レースから数日後にまたも骨折が発覚。5歳時の年初に復帰したものの、この年は早々に故障して一走だけ。6歳の夏に引退。
・骨折を重ねた割に無事(?)に競走馬生を終えたものの、種牡馬となって以後の11歳のときに肩甲骨の粉砕骨折で予後不良。人間でいえば40歳ほどでの死だった。
【NHKマイルC(GI)、東京優駿(GI)、神戸新聞杯(GII)、毎日杯(GIII)】
・デビューから初勝利まで6レースかかった。だが、4歳時に鞍上に四位洋文を迎えて毎日杯を制すると、その後はNHKマイル、日本ダービー、神戸新聞杯と重賞四連勝。その後もGI戦線で上位争いを繰り広げ、一時は凱旋門賞出走プランまで持ち上がったものの、4歳時の8月に屈腱炎を発症して引退。引退後は種牡馬としてGI馬も輩出している。
【皐月賞(GI)、デイリー杯2歳S(GII)、朝日チャレンジカップ(GIII、二回)】
・父アグネスタキオンとおなじ皐月賞馬となったものの、やはりその後に父同様故障でクラシック戦線から外れてしまう。
・ただ父とは違って6歳のシーズンまで戦った。故障からの復帰後はGIレースでこそ目立たなかったものの、朝日チャレンジカップを二連覇するなどGII以下では存在感を示した。
・やはり体質の弱さからややデビューが遅れ、皐月賞には間に合わず。それでも青葉賞を勝ってダービーに出た。
・ダービーでは七着に終わったものの、菊花賞には出よう……としてやはり故障。クラシック路線はここで打ち切り。どころかその後は一年半もレースに出られなかった。
・復帰後はオープン戦で微妙な順位に入線する微妙な感じの馬になり、全く勝てなくなる。ラストランではなぜか障害の未勝利戦に挑戦して五年ぶりの一着になるも、そのまま引退。タキオン産駒が障害なんて死んじゃうよ!とドギマギしたファンもほっと胸をなでおろした。
・かねてから素質の良さは評価されていたものの、デビュー後はややもたついた。それでも3歳2月にきさらぎ賞を獲ると皐月賞、ダービーでは入着馬(4着、5着)となり、菊花賞こそは陣営は意気込んでいた。
・……ものの当然のように骨折(調教中)。そのまま3歳シーズンが終了。
・復帰するとやはり勝てない馬と化してしまい、重ねて屈腱炎を発症。5歳シーズンはろくろく走りもしなかった。
・それでも6歳シーズンには関屋記念(GIII)を勝ち、重賞コースに返り咲く。が、翌年にまたも骨折。復帰したときは9歳の11月で、一回だけ走ってドベで引退。
# 麻雀歴について
月々のお小遣いが300円なのに、1日に100円負けて(点0.1でやっていた)毎回大泣きしていた記憶がある。
中学生から同級生に麻雀仲間ができて日々楽しく打っていた。放課後に、ほぼ毎日のように打っていた。部室で牌やカードを使って打つこともあったが、当時はゲームボーイアドバンスの通信ケーブルを繋いで打つことが多く、そのために中古のアドバンスSPを購入した覚えがある。一応同級生の中では打っている期間が長いこともあってそれなりに打てるつもりでいたが、ある時から、いつものセット仲間がフリー雀荘に通い始め(今はどうか知らないが、当時は高校生でもフリー雀荘で普通に打てた)気づいたら全然勝てなくなっていた。こいつだけには一生勝てそうに無いなあと思うほどの差を感じた。
大学にはいかなかった。就職してからはたまに学生時代の仲間と卓を囲んだり、職場の同僚と打ったりしていた。たまにふらっとフリー雀荘に行くこともあったが、大体勝てないし、緊張して普段通り打てなかったり、点数計算間違えたり、大体負けまくっていて全然良い思い出がない。
2年ほど前に始めた。一人で地方で住むことになり、仲間がいなくて寂しかったのかもしれない。特段勉強はしなかったが、特に壁に当たることもなく380戦程で5段になった。その後1000戦ほど費やし苦労して6段になったが酔っ払って打ったりコンディションが悪いとすぐにレーティングを溶かしたので、少し真面目に打つことを心がけた。同時に放銃率などの数字も気にして、たまに牌譜を見直して反省してみたりして、天鳳で勝つための方法を探り始めたのはこの頃だったように思う。
# 伸び悩み そして降段
少し専門的な話になる。
当時の記録を遡ると、5段昇段時の数字が
放銃率13.5%
副露率38.4%
平均順位2.36
対戦数379
1位29.6%
2位27.2%
3位率21.1%
4位率22.2%
端的に言えば、めちゃくちゃ仕掛けて上がりまくる麻雀だった。放銃率はギリギリ及第点だが、特上卓(4段以上になると打てる)に移ってからレベルが上がったので、なかなか上がらせてもらえず、和了率が下がった分放銃率が上がった。フリーやセットのような、1着の価値が高い麻雀では正しい戦略だが、圧倒的にラスを引いた時のマイナスがでかい天鳳ルールには適さない。このあたりまでは、学生時代にそれなりに打っていた蓄積だけで戦っていた(日常的に麻雀を趣味とする人で、それなりに自分が打てると自負する多くの人が、おおよそこの辺りのレベルだと思う)が、その後伸び悩み(結局7段昇段までに2000戦程度を要した)自分の打ち方を変化させることを迫られた。
6段になると、ラスを引いたときのマイナスがシャレにならなくなる。例えば特上卓東南戦だと、1位+75、2位+30、3位±0、4位-120。1位から4位まで一回ずつ引くと、15点もマイナスする(セットだとトントン)。一度は運で6段に昇段したものの、その後負けまくって一瞬でレートを溶かし、一気に4段まで降段した。放銃率も14%を超えた。一度は心が折れそうになって、天鳳から離れていた時期もあったが、時折思い出したように打ち始めた。牌譜を検討して改善点を洗い出したり、いくつか戦術本を読んで、いろいろ打ち方を変えてみたりした。
振り返ってみると、実戦と反省、試行錯誤の成果が大きかったように思うが、中でも参考になった戦術本をいくつか挙げてみたいと思う。
リーチ判断、押し引き、ベタ降り手順(対リーチの危険度比較)の参考にした。ひと昔前にネット麻雀で強いとされている戦術について、統計的な裏付けをした本という認識。最新の戦術とは少し違いはあるかもしれないが、今でも十分な教材として通用しうる。特上卓を抜けられない中級者にとって、自分の判断を改めて見直すためには良い教材だと思う。
副露率が35%を超える人にとっては有用な教材になりうる。副露率が高いと、中終盤での押し引きを単純化しやすいが、その分いつの間にか損な選択を強いられているケースが多発する。親リーに対して2者が降りている状態で1000点愚形を無限押しせざるを得ない状況は泣ける。そんな人にとって、面前で柔らかく構えて先制リーチには14枚からベタ降りする、副露手には危険牌を吸収しつつ、面前で押し返す戦略を取れるようになると、戦略の幅が広がる。そんなきっかけをくれる本。
参考にしたというほどでもないが、初中級者が読むには良い本だと思ったので推薦。ネットで無料で読める。最近実写化もされた。多少戦術が古い感も否めないが、麻雀覚えたての人にとっては、今でも十分な教材になるかと思う。
お知らせさんの鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズムも読んだが、少し内容が難しすぎた。難読の上に、書籍に書いてあることを実戦で活かせるようになるまでに、数百から数千戦の実戦が必要になると思う。超上級者の思考が垣間見えるという点では良書。
# 確かな手応え そして7段へ
4段に降段してから、400戦ほど試行錯誤を重ね、ようやく再び6段に復帰することができた。相変わらず放銃率は14%を超えている(四人打ち7段の平均放銃率が12.5%なので、せめて13%台、可能なら13%台前半まで下げたいところ)し、褒められる成績ではないが、はじめて6段に昇段した時よりも微かに手応えを感じていた。その間に主に以下のポイントを中心に修正を心がけた。
まとめると、鳴きすぎ、副露手と対リーチ時の他家に対するケアが甘い、ケイテン取りすぎ(某氏の「ケイテンは勝負手」という独り歩きした言葉を鵜呑みにするとひどいことになる)といったこと(結果として放銃率が高い)を自分の弱点と認識していた。無論いまだに上記の弱点はあるが、多少改善していると信じたい。あと、それまでは特東赤速で打っていたが、多少東南戦の方が勝ちやすい気がしたのでボリュームを増やした。6段になってからはほとんど東南戦しか打っていない。東南戦のほうが時間はかかるが、局数が長い分強者が勝ちやすく、上振れを引いたときの上昇幅も大きくなる。それまで特東で2000戦近く打ちまくった経験が、南場での条件戦で相対的に有利に働いた感もある。
6段に昇段して100戦くらいした頃、某Microsoft製のAIとマッチングした。たまたまトップを取れたが、牌譜をみてびっくり。今までみた牌譜で圧倒的に衝撃を受けた。色々と特徴はあるが(勢いでお知らせさんのsuphx本を買ってしまった)中でも最も凄いと思ったのは押し引き。特に副露手に対する速度計算とケア。自分よりも数段階前倒しでケアしていることに驚いた。次に中盤の手組み。スリムに構え、終盤で手詰まって損な選択を迫られるケースがほとんど無い。そして手役とドラに対する意識、特にホンイツ。その他細かいところではション牌字牌の先切りと、一枚切れ自風への価値。2,3巡目でもsuphxはション牌字牌より1枚切れ字牌の価値を高く見積もる傾向(この判断が勝率に直結しているとは思わないが。suphxの最も優れた点は押し引きだと思う。)がある。
以後、副露手に対するケアと中盤の手組みを意識して改善した結果、ラス率が2%程度減少した。たったの200戦程度なので数字自体は参考にならないが、これまでに無い手応えを自覚した。結果として、おそらく多少の上振れをひいてはいる気はするものの、再度6段になってからは300戦程度で7段に昇段することができた。直近200戦のラス率は21±2%前後で推移していたはず。この位の数字をキープできれば、おそらく数百戦で7段に昇段できるはずだ。
# 7段昇段時の成績
放銃率14.1%
副露率37.3%
リーチ率18.9%
平均順位2.48
対戦数2425
1位25.9%
2位24.8%
3位率25.1%
4位率24.2%
R2060
昇段まで残り20ptで3ラス引き、残り20pt再挑戦でsuphxに連対を阻まれ、その後2ラス引いたときは泣きそうになったが、最後はあっさり3トップで昇段することができた。長かった。本当に長かった。
技術向上のためにやったことと言えば、とにかく実戦。そして自分の打った牌譜を見直して再検討。とにかくこれの繰り返しに尽きる。戦術書はいくつか読んだが、中でも上にあげたものが役にたった(ように思う)。強者の牌譜をみて検討するなど、他にもっと良い手段があったかもしれないが、自分にとっては、今一つ自分でない人の牌譜をみて検討するという気力が起きなかったでやっていない。他にプロのリーグを観戦したり、youtubeで麻雀関連の動画を漁ってみたりはした。どれも楽しくてタメになるコンテンツだったが、果たして自分の技術向上に活かされているかという微妙なところ。辛うじて、うに丸さんの押し引きと、鳴き読みに関する動画、渋川難波プロの天鳳名人戦牌譜検討動画の切り出しコンテンツで、ケイテンの方針などは参考になったような覚えがある。
ちなみに天鳳7段は、ゲームの中では上位3000番付近、競技人口全体では上位0.3%に入るかどうかというところ。プロ雀士と言われる人の平均的な実力はこの付近だと思われる。麻雀知らない人(がここまで読んでいるとは思えないが)向けに説明するとこんな感じだと思う。もし大きく違っていたら訂正してほしい。
昇段して数日たった今になってじわじわ嬉しさを噛み締めている。たかがゲームとは言え、最後の数百戦は寝食を忘れ死に物狂いでコミットしたことが結果的に運良く実を結んだことへの実感と自信。代償に、ただでさえギリギリだった体重が6kg減ったこと。費やした概算1000時間。今となっては、本気で取り組んで心底良かったと思っている。
一方で、麻雀というゲームの果てしなさ、というかある種の不毛さを感じないでもない。例えば特上卓で平均順位2.50と2.45の人では、スポーツ競技に例えると地方トーナメントで1回か2回勝ち上がれるかどうかという選手と、シード選手ほどの明確な差がある。ところが、両者が仮に100戦戦ったとして、前者は1着から4着を25回ずつ取るものとする。後者は、前者が4着を取ったゲーム2回分を、それぞれ1着と2着で終える計算になる。着順の合計の差はたったの5。
ところがこのくらいの着順は、麻雀の運要素で軽く吹き飛んでしまう。仮に東南戦を打つとして、1戦あたり平均40分程度。100戦程度でも、4000分=66.6時間かかる。大体月一でセット麻雀打つ人が一年で費やすくらいの時間だ。仮に毎週打つにしても年間400戦程度。その程度では両者の差は運で吹き飛んでしまう。実力差がある程度数字に反映されるためには最低1000戦、できれば2000戦ほどは必要になってくると感じる。この認識は間違っているかもしれないので、統計に詳しい諸兄がいれば教えてほしい。
そんな競技、言ってみれば運ゲーの世界で数千、1万数千と打数を重ね、天鳳位まで上り詰める人は一体どれほどの鍛錬を積み重ね、神経をすり減らしているかと思うと途方もない。反省して改善を施そうと努力したところで、その微差を改善した結果が数字に現れるのは少なくとも1000戦以降。単純計算で666時間もの時間がかかる。果たしてその間ブレずに方針を貫くのは非現実的で、仮に結果が数字に現れたところで、本人は何が数字を良い方向にもたらしたのか検証する術がない。ものによっては時の運に吹き飛ばされ、永遠に結果が出ないものもあるかもしれない。こんなブラックボックスの中で、競技プロ含めガチ勢は日々細かい努力を重ねているかと思うと本当に凄いと思うし、不憫でもある。
いったん満足したし、仕事も忙しくなるのでしばらく麻雀から離れようかと思っていたが、1日休んだだけで鳳凰卓への興味がむくむくと湧いてしまい、結局課金して遊んでしまった。たった鳳南を6戦打っただけだが、ひとまず現時点では戦えている感触はあって一安心している。散々不毛だと書き散らしたが、麻雀自体は楽しいし、友人とセットもしたいし、今後も適度にゆるゆると楽しんでいきたいと思う。
たかが新人7段が偉そうにと思われる方が大半だと思うが、麻雀好きの誰かの参考になれば幸甚である。もう少し初心者にも寄り添った内容にしたかったが、申し訳ない。
最後になるが、改めて。麻雀は素晴らしい。いつか増田諸兄と同卓した際には、お手柔らかにお願いしたい。
(追記)
もうワードプレスに引っ込んだので、あんまりはてなでグズグズ言いたくないのですが…酷いなぁ…と感じたので実力行使させてもらおうと思います。
https://tm2501.com/entry/2015/05/27/223114
https://twitter.com/TK_sorolife
お手数をおかけいたしております。
・全文が一致する
など、明確な著作権侵害、無断転載であると判断できませんので、本件につきましては、プロバイダ責任制限法に基づき「はてな情報削除の流れ」に沿い、対応いたします。
お手数をおかけいたしますが、下記フォームに必要な事項を記載し、申立てを行ってください。
内容の確認後、発信者に対し意見照会を行い、正当な反論がない場合には1週間の猶予を持ち情報を非公開とします。
----------------------------------
■住所
■氏名
■連絡先
(特に送信防止措置を保留したい事情がない限りは「希望します」としてください)
■発信者への氏名開示の可否
■発信者への申立内容の公開の可否
(原則として、言及されている当事者からの削除申し立てがあった事実は発信者に対し
公開する必要があります。特に、記事内に実名が含まれている場合は、実名を伏せて
対応を行うことはできません)
-------------------------
対応方針および判断の基準につきましては、下記のガイドラインで
ご参照いただけます。
いや、決まりの問題だから、はてなが悪いということはないと思うんですよ…。
しかしながら、こっちが被害者のときでもこっちだけ名前や個人情報名乗って相手にお伺いを立てるって手続きがもうダルすぎてうんざりですよ…。
しかも、書いたぼくも「ああ、昔こんなもん書いたね」ってぐらいの記事で今特に思い出深いとか、今でもすごい読まれてるとか、自画自賛するほど好きな記事って記事でもないから重い腰上げて抗議する気も起きないんです。
ただ、ちょいちょい細かいところ変えて無断転載…という確信犯的なことをしてるやつが俺のブログにアレコレしてるのは、いい気分はしないので、晒しておくことにします。
あーひたすらだるい。
俺が悪いわけでもなんでもないのに、俺の余計な時間取らせるな