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2023-10-10

99.9%外れない競馬レースがやってくるよ

次の日曜、10月15日秋華賞

ここで走るのが盤石のヒロインリバティアイランド

ここまで5戦4勝、キャリアの序盤に2着の敗戦はあったものの、今のところG1レースを3連勝中の絶対的ヒロイン

牝馬の2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズを圧巻の走りで勝ち、3歳になって3歳牝馬三冠レースのうち2つ、桜花賞オークスを危なげなく勝った

そして三冠達成がかかる3戦目、秋華賞が今週末行われる

春と同じく、有力なライバルは夏の間に現れず、リバティアイランド自身は順調に夏を越して成長している

追い切りも今のところ良好

鞍上今日本で1番信頼できる川田騎手

これを覆してリバティが負けることがあるとすれば、アクシデントくらいしか考えられない

落馬や躓き、特大の出遅れでもあれば勝ちを逃すことは確かにゼロではないかもしれない

実際、昨年のスターズオンアース三冠がかかった秋華賞出遅れて負けた

じゃあここで、桜花賞オークスと連勝して牝馬三冠王手をかけ、三戦目にも出走した馬が3戦目でどんな結果になったのか見てみる

結果はこれだ

1976年 テイタニヤ 4着

1986年 メジロラモーヌ 三冠達成

1987年 マックスビューティ 2着

1993年 ベガ 3着

2003年 スティルインラブ 三冠達成

2009年 ブエナビスタ 3着

2010年 アパパネ 三冠達成

2012年 ジェンティルドンナ 三冠達成

2018年 アーモンドアイ 三冠達成

2020年 デアリングタクト 三冠達成

2022年 スターズオンアース 3着

ここまで11頭、リバティアイランド12頭目となる

このなかで3冠達成は6頭と半数を超え、馬券内3着内を外した馬は1976年テイタニヤ以外いない

そしてこのメンバーの中でもおそらく上位に位置するであろう能力リバティアイランドは持っている

というのは阪神JFからのここ3レースアクシデントが起きないように馬群の外々を余裕をもって回していっても余裕で差し届いているからだ

能力最上位だけどベストな乗り方をしないと負ける可能性がある」ような馬ではなく、「レース駆け引きに付き合わず、馬群の大外ブン回しても勝てる」馬なのだ

昨年のスターズオンアースはどちらかというと前者だった

なので、リバティの勝ちのみに賭ける単勝でも95%は当たる

リバティが3着内にきたらあたりとなる複勝なら、99.9%外れないだろう

0.1%は心房細動や落馬など、特大のアクシデントが起きたときのもので、アクシデントなく完走すれば100%だと思っている

で、問題なのは買い方だ

絶対当たる馬券配当が安い

下手すると元返しになってお金は増えない

でも、ここまで盤石な馬がいると逆に、穴馬の複勝を買って勝負する人がそこそこ出てくるので、おそらくリバティ複勝でも1.1倍はつくと思っている

単勝は1.3から1.4倍程度だろう

単勝リスクと安さを天秤にかけると、単勝ではなく複勝でいい

元金が1割増える金融商品なんてないぞ、と思えば、とてもおいしいレースに見えてくる

ここで100万行けたら10万増える

1000万行けたら100万増やせる

でも0.1%アクシデントが起きればパーだ

ちなみにコントレイルジャパンカップでは1400万の大口があったらしい

1万円なら千円増やせる、これなら価値はあるかもしれない

まあ、増田複勝1000円で、上り100円でwin5買うんやけどね

2022-02-24

ゲーム配信1周年を迎えたウマ娘に、今後新規参戦しそうなキャラ妄想する

2022年2月24日ゲーム配信1周年を迎えたウマ娘

先日、一挙5キャラ新規参戦発表には驚いたが、

世代の穴を埋める追加ばかりで、競馬ファン自分としてはかなり満足している。


今後も新規参戦は続々と増えるだろうと考えると、膨らむ妄想が抑えきれなくなったので、

参戦可能性がある程度ありそうで、実際参戦したら主に俺が喜ぶウマたちを、

モデル馬のプロフィールと合わせて紹介しようと思う。


キョウエイマーチ

1994年4月19日まれ

メジロドーベルシーキングザパールサイレンススズカタイキシャトルマチカネフクキタルと同期で、

キングヘイローと同じ、ダンシングブレーヴ産駒の快速牝馬

5戦4勝で迎えた桜花賞で、前年の2歳王者メジロドーベルをぶっちぎって優勝。

オークスでも1番人気になるが、距離が長すぎたのかメジロドーベル惨敗

秋は始動戦で2000Mを克服するも、秋華賞では再びメジロドーベルに敗北。

次走は牝馬限定戦のエリザベス女王杯ではなく、距離を縮めて牡馬合戦マイルCS選択

サイレンススズカを制し超ハイペースで逃げて粘るも、

タイキシャトルにかわされ2着に敗れた。

以降、短距離ダートを中心に使われGIII勝ちやGIでの好走もあったが、

2度目のGI制覇は最後までかなわなかった。

当時、ヴィクトリアマイルがあれば……


ウマ娘としては、快速馬のイメージからバクシンオーみたいな猪突猛進型のキャラになるかも。

対戦の多かったメジロドーベルシーキングザパールタイキシャトルや、

ダンシングブレーヴのつながりで、キングヘイローカワカミプリンセスとの絡みはぜひ見てみたい。


タニノギムレット

1999年5月4日まれ

2002年の第69回日本ダービー馬。ウオッカの父として有名(馬主も同じ)

皐月賞NHKマイルC日本ダービーという、

中2週で行われる春の3歳GI3戦全て出走してすべて1番人気に支持されている。

(現状、一流馬はまず選択しないローテーション)

勝ったのはダービーだけだったが、皐月賞は、主戦の武豊が負傷で乗れず差し遅れて3着、

NHKマイルCは直線で勝ち馬の斜行で致命的な不利を受けての3着と、

歯車がかみ合っていれば春3冠を成しえる強さは間違いなくあった。

ダービーの後も飛躍が期待されたが、

シーズン始動前に不治の病と言える浅屈腱炎発症し、引退することとなった。

大変残念ではあったが、4歳まで現役を続けていたら初年度産駒であるウオッカは生まれず、

父娘ダービー制覇も達成しなかったことになるので、なんとも複雑な話である


ウマ娘としては、ギムレットの由来から軍医っぽい雰囲気キャラ勝負服になりそう。

ウオッカとの絆はもちろん、

父が同じナリタブライアンマヤノトップガンとの絡みも期待できる。

シナリオでは、春3冠達成の隠し要素、3歳秋、4歳のローテーションなど、

IF要素を多く盛り込めそう。


シンボリクリスエス

1999年1月21日まれ

ダービーではタニノギムレットの2着。

秋の天皇賞有馬記念を3,4歳時に連覇し、2年連続年度代表馬に輝いており、

種牡馬としてエピファネイア(その産駒に昨年の年度代表馬エフフォーリア、ルヴァンスレーヴといった芝ダートそれぞれで大物を生んでいる。

3歳秋の天皇賞では、ナリタトップロードを下し、

有馬記念は1番人気のファインモーションらを下して制するなど、

ウマ娘参戦済のキャラとも縁が深い。


ウマ娘としては、大型かつ漆黒の馬体、やや体質が弱い、アメリカまれのシンボリ系ということでキャラを立てやすそう。

同厩舎の後輩ゼンノロブロイや、後述タップダンスシチーとの関係も描きやすい。

ダービー制覇、2年連続3着だったJCを制覇しての秋3冠などのIFシナリオも考えられる。


タップダンスシチー

1997年3月16日まれ

5歳に覚醒した「晩成」の外国産牡馬

特に佐藤哲三騎手出会ってからの逃げ・先行戦法でファンを魅了した。

この馬をメジャーにしたのは、5歳時の有馬記念

実績不足で全く人気がなかったものの、

1番人気だったファインモーショントラウマを植え付けるようなレースぶりで、

終盤までレース支配

最後シンボリクリスエスに差されて2着に敗れたが、

強さの片りんを見せつけるものだった。

6歳時には、金鯱賞1着、宝塚記念3着と前年有馬記念フロックでないことを示し、

京都大賞典1着を経て挑んだジャパンカップでは、

2着を9馬身突き放す圧勝劇でGI初制覇を飾った。

次走の有馬記念ではハイペースに巻き込まれ失速し、

シンボリクリスエス引退花道を飾られてしまうが、

7歳時の宝塚記念GI2勝目と強いレースぶりを再び発揮。

同秋には凱旋門賞に挑むも遠征までのトラブルもあって惨敗

失意の中出走した有馬記念では、秋3冠を達成したゼンノロブロイの2着に入り力を見せている。


ウマ娘では、職人肌だった鞍上の印象からナカヤマフェスタみたいな無頼系、

エアシャカールみたいな気性の荒い理論キャラになりそう。

ジャパンカップへの思いの強さもシナリオで強調されるかもしれない。

また、シンボリクリスエスとのライバル関係(4回戦って2勝2敗)、

ファインモーション敵役ゼンノロブロイにとっての最後の壁など、

複数キャラとの絡みが展開できるはず。


ヒシミラクル

1999年3月31日まれ

タニノギムレットシンボリクリスエスと同期の牡馬

菊花賞春の天皇賞宝塚記念をそれぞれ10番人気、7番人気、6番人気で勝利したミラクルホース

宝塚記念時に出現したヒシミラクルおじさんの存在(同馬の単勝を1222万円分購入し、約2億円を獲得したといわれている)で、

競馬ファン以外に名が知れたこともある。

勝ち上がりはダービーと同日の未勝利戦と遅かったものの、

以降勝ち星を重ね、抽選滑り込み出走した菊花賞で1度目のミラクル勝利

なおこの年の菊花賞は、タニノギムレットシンボリクリスエスが参加しなかったこと、

断然1番人気の皐月賞ノーリーズンスタート直後に落馬して競走を中止したこと

16番人気のファストタテヤマが2着に突っ込んできたことなど、

あらゆる意味で大荒れのレースだった。

その後、余勢をかって出走した有馬記念でいいところなし。

翌年阪神大賞典大阪杯GIIを連戦するも、ここでもいいところなし。

結果、菊花賞勝利フロック視され始めたが、

叩き3戦目で挑んだ春の天皇賞で、菊花賞再現するかのような2度目のミラクル勝利

続戦となった宝塚記念では、

前年の年度代表馬シンボリクリスエス、同年クラシック2冠馬のネオユニヴァースをはじめ、

安田記念で復活勝利を遂げた2刀流アグネスデジタル有馬記念2着後2連勝中のタップダンスシチー

といった超豪華メンバーが参戦。

勝ったGI2つの評価が芳しくなく、戦前の注目は低かったが、

先述のおじさんによって単勝オッズが急激に下がり、前日の時点ではなんと1番人気(最終的には6番人気まで落ち着いた)

一躍注目の存在になったことで気分を良くしたのか、

おじさんの期待に応えるレースぶりで3度目のミラクル勝利を飾った。

(タップダンスシチー3着、ネオユニヴァース4着、シンボリクリスエス5着、アグネスデジタル13着)

この勝利で秋の飛躍も期待されたが、

メジロマックイーン引退に追い込んだ繋靭帯炎発症

長期休養を経て復帰するも精彩を欠き、再び繋靭帯炎発症したため引退した。


ウマ娘としては、「ミラクル」を推しつつ、

勝ってもなかなか評価が上がらなかったこから

明るいが影のあるキャライメージできる。

馬主ヒシアケボノとの絡み(ステイヤースプリンター凸凹コンビ感ある)

父が同じで菊花賞馬という共通点もあるナリタトップロードとの絡みも面白そう。


ツルマルボーイ

1998年3月5日まれ

アグネスタキオンマンハッタンカフェと同期。

お母さんがツルマルガール(母父サッカーボーイ)で息子がツルマルボーイ

安易というなかれ。

4歳時に頭角を現し、中長距離GIで互角の勝負を続けたが、2着3回と中々勝ちきれなかった。

(この中にはヒシミラクル宝塚記念シンボリクリスエスが連覇を果たした秋の天皇賞がある)

悲願を達成したのは、2年半ぶりのマイル戦となった6歳時の安田記念

元々左回りコースで強かったことや、スタミナを要する馬場になったことに加え、

コンビとなった安藤勝己騎手の「マジック」があったのかもしれない。


ウマ娘としては、女の子で「ボーイ」ということもあり、

そのままボーイッシュな見た目になる予感。

同じく女の子で「キング」なキングヘイローともいい関係を築けそう。

中々GIを勝てずに6歳時に悲願を達成したというところも共通しているので。

サッカーボーイつながりで、ナリタトップロードらとも絡んでほしい。


テイエムオーシャン

1998年4月9日まれ

ツルマルと同じくアグネスタキオンマンハッタンカフェと同期の牝馬

父はキングヘイローの父と同じダンシングブレーヴ

母父はナリタタイシンの父と同じリヴリア

母母父はミホノブルボンの父と同じマグニテュード

2000年阪神ジュベナイルフィリーズ(当時阪神3歳牝馬S)を制し、

翌年桜花賞秋華賞牝馬2冠を達成。

2冠目のオークスも断然1番人気だったが、3着に敗れている。

牝馬劣勢の時代牡馬にも果敢に挑戦し、

4歳時、エアグルーヴも勝った札幌記念勝利(しかも前走比+38kgで)したことで、

秋の天皇賞では1番人気に推された。

(13着敗退。1着シンボリクリスエス、2着ナリタトップロード)

マイルで強かった印象もあり、中距離路線に行かなければ…と今でも思わされる存在

キョウエイマーチ同様、当時ヴィクトリアマイルがなかったことが悔やまれる。

デビュー2戦は1200Mで連勝しており、ひょっとしたら短距離でも強かった可能性がある。

なお、JRAでは2001年から年齢表記が数えから満年齢に変更となったため、

JRA賞の「最優秀3歳牝馬」を2年連続で受賞するという珍記録を持っている。


ウマ娘としては、同馬主テイエムオペラオーとの絡みが面白くなりそう。

(繁殖牝馬としても5年連続で配合されている)

他には先述した血統的に縁のある3人や、

厩舎・主戦騎手が同じで、キングヘイローの血を引くカワカミプリンセスとの掛け合いも見てみたい。




まだまだ書き足りないけどキリがないのでここまでにする。

2021-12-01

初めて競馬場行くことになった

から仕事帰りにWINS馬券買ったりはしてたけど、競馬場は行ったことはなかった

競艇場は行ったことあるけど)

それが職場の人に誘われて初めて競馬場に行くことになった

楽しみ

なんと行く予定の日は、あの名牝GI7勝ジェンティルドンナの娘の初めての重賞取りチャレンジ戦がメインレースに設定されている

売り出し中のジェラルディーナを見れるので楽しみしかない

ジェンティルドンナ引退レース有馬記念は、新婚の時に妻とWINS行って、馬券握って中継見た思い出があるわ

なかなか思い出のある馬の子なので感慨深いね

強い牡馬種牡馬になると、毎年何十匹何百匹子供作れるよね

そうするとカスみたいな子供もたくさんできる代わりに、歴史的に強い馬もちょこちょこ生まれるので、結局は後継になるような代表産駒が出てくるんだよね

それに対して牝馬は年1頭しか産めないわけで、名馬を産むにはかなり引きが強くないといけない

牡馬みたいに打率は悪くともベストな1頭が出ればいい、というわけにはいかない

歴史的名牝も、案外子供が走ることは少なくて、ダイワスカーレットウオッカブエナビスタの子供もほとんど走ってない

牡馬のようにはいかない難しさがある

シーザリオエアグルーヴはすごいの産んでるけどね

ジェンティルドンナもどっちかと言うとダメな側で、初仔モアラアネラは頑張って3勝したけどオープン入りすることな引退

2番仔はなんか怪我があったとかでデビューできず仕舞

3番仔はジェラルディーナは阪神ジュベナイルフィリーズには出走したけど7着惨敗で、その後クラシックには出走できず、またダメか、となっていた

ジェンティルドンナ、強かったけど繁殖ダメかー、という空気が春までは出ていたよね

ところがこのジェラルディーナ、3歳夏から連勝して、一気に秋華賞が狙えるところまできた

が、賞金が足りずに惜しくも除外対象

しかし、その代わりに出たレースが強かった

ここで圧勝して、これで3連勝、一気にオープン馬になった

末脚が切れ切れの差し込むタイプで、なかなか強い武器を持ってるやないか、ということがわかってきた

これはクラシックは間に合わなかったけど、4歳から一線級狙えるぞ、と

そして初めての重賞勝利を狙えるのが今週のレース


そしてそして

話はこれだけではなかった

繁殖ダメかと思われたけど俄然期待感が増してきたジェンティルドンナ産駒

思えば初仔も、オープン入りはしてないにしても中央3勝は悪くはない数字

デビュー2頭目オープン馬を出し、次の子、4番仔はロードカナロアを付けている

の子もまた悪くない雰囲気で、晩成型っぽいと見られながらも、素質はすでに見出されてるそうだ

その4番仔、マリーナドンナのデビュー戦が決まったのだが、なんとこれが姉ジェラルディーナの走る重賞と同日になったのだ

5レース新馬で妹マリーナドンナのメイクデビュー11レースG3チャレンジカップで姉ジェラルディーナの重賞挑戦

これはもう、ジェンティ姉妹勝利を願わずはいられない

姉妹で勝てばドラマだし、まあ、勝てなくとも来年以降活躍していけばそれはそれで楽しみだ

楽しんでくるよ

2021-04-19

anond:20210417233914

あ、ごめんよ!

あれ書くのかなり下調べの時間執筆時間かかってたし、桜花賞の時は大阪杯の時より批判的な声も少し増えてたから、もうここらが潮時かなーって思ってたよ

需要があるなら春天とき書けそうならまた書きます

大阪杯アーモンドアイとの関係性を中心としたストーリー桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズ参加者を中心としたライバル関係が見て取れたけど、皐月賞朝日フューチュリティホープフルという2つのG1レースと、かなり違う重賞レース弥生賞共同通信杯から参加者が集まってるからストーリーを思い描きにくかった、ってのもあります

春天なら古馬だしストーリー大丈夫そうかな

ダノンキッドだめでしたねーなんでやろ

僕はタイトルホルダー注目してたから、それ関連を少し買えてました

anond:20210416100947

すまねえ

2021-04-09

ウマ娘風に日曜の桜花賞解説する

ウマ娘に詳しいみんなはもう知っていると思うけど、桜花賞は3歳になったウマ娘が走る生涯1度きりのクラシック3冠タイトルのうちのひとつG1レース

若手の登竜門芥川賞みたいなもんですね

その中でも桜花賞シーズン最初レースなので、有馬記念天皇賞、またはシーズン終盤の秋華賞などと比べると、実績のあまりない若手ウマ娘たちが走ることになる

なので古馬が走るレースみたいなドラマは、背景にまだあんまりないです

ウマ娘は3歳から4歳くらいまではぐんぐん成長するので力関係も日に日に変わっていくし、不確定なことが多いです

なので、桜花賞アニメ12話で言うと2話くらい?と思って秋への伏線として楽しめばいいかと思います

その中でも気になる点を少しだけ紹介しておきます

注目度トップクラス  ソダシ

めちゃくちゃ珍しい白馬白毛ウマ娘

ウマ娘キャラデザとして、馬の毛色とウマ娘の髪の色が一致しているのは知っていると思いますが、白髪オグリキャップメジロマックイーンゴールドシップなどはどうなのかというと、芦毛と言われます

芦毛は生まれとき茶色い毛で、成長とともにグレーから白がかった色味に変化していくのに対して、白毛は生まれた時からずっと真っ白

デザインとしては、鬼滅のクモの鬼の姉さんか母さんのような髪も肌もドレスも真っ白なウマ娘なんだろうなと想像しています

白毛馬はそもそも数が少なく、今までの歴史中央では30頭くらいしか走っておらず、中央トゥインクルシリーズ勝利をあげたのもソダシのおばあ様のシラユキヒメが初(*間違いすみません、初勝利ではなく、初めて馬券からむ(3着以内)でした。指摘ありがとう

おばあ様シラユキヒメの両親の血筋白毛はいないため、シラユキヒメ白毛突然変異で発生しており、その形質は娘のブチコ、そしてソダシへと受け継がれている

古くから白毛ウマ娘は勝てんやろ、という言説はかなりあったけど、ソダシ自身が勝つことでその偏見を少し打ち破ってきている

差別偏見と闘うストーリー付与できるかもしれません

ソダシの実績は4戦4勝

2戦目、3戦目がG3、4戦目でG1阪神ジュべナイルフィリースを走り、全て勝っている

白毛馬の芝の重賞制覇、G1制覇は初だし、これ以降ソダシがいろいろやるたび、白毛初がついてまわる

ジュベナイルフィリーズは2歳牝馬チャンピオン決定戦という位置づけなので、この世代でのディフェンディングチャンピオンといえる

トレセン学園入学試験1位だった感じか、入学後の1年生限定レースで優勝した感じ

ただし、ジュベナイズフィリーズ覇者が順当に桜花賞勝ったケースはほとんどない

それだけ数か月でライバルのウマも成長するのだが、それでもソダシがおそらく一番人気になるだろうと言われているし、実力もトップクラスで間違いない

タイプは先行で、ずっと前めにつけて勝負する

気になる点は、ソダシのお母ちゃん、ブチコはゲート難で、出走前に扉破壊、ゲートくぐって飛び出す、なんてことを3度やって、2回競走除外になった

鞍上ルメールがゲートで落とされて骨折したりしているし、3度目やらかしたせいで引退した

ソダシも立派にその血筋を受け継いでおり、ゲートでは割と暴れるらしい

でも週1でゲート練習やってて、だいぶよくなっている!だそうですが

そして、あのゴールドシップと同じチーム(厩舎)、同じトレーナー調教師)で、厩務員いわく、ゴールドシップとかなり似ている!だそうです

幼くてやんちゃわがままで暴れるけど、レースになれば真面目で抑えも効くらしい

差別偏見と戦う真っ白で美しいウマ娘が、天真爛漫でゴルシ級に暴れる、って想像すると、そりゃあ萌えるよね

ゴルシの再来に馬券を託せるかはあなた次第です

父親ダート最強馬クロフネ


注目度トップクラス  サトノレイナス

サトノダイヤモンドと同じ、名門サトノ家のご令嬢(サトノ家の家業ゲーム販売セガ

お姉ちゃん(兄)にサトノフラッグがいる

レイナスとは女王スペイン語複数形らしく、複数タイトル獲得を宿命づけられている

レイナスちゃん所属チームからは、あの史上最強女帝アーモンドアイと、アパパネという2人のトリプルティアラウマ娘牝馬3冠)が誕生している

チーム名はチーム国枝(国枝厩舎)

ここは強い牝馬を育てるのも、桜花賞勝たせるのも慣れていると思われるので、レイナスちゃんも偉大な先輩のような道を歩む期待感あり

実績は3戦で2勝、2位がひとつ

2位になったレース阪神ジュベナイルフィリーズでソダシに負けた一戦

このレース最後の直線で差しトップに立った後に、ぎりぎり差し返されてのハナ差だったし、ソダシと力の差はほぼない

レースのあった12から4か月たって、筋肉のつき方が子供のものから大人のものへと変貌しつつあるらしく、今の力はソダシより上なんじゃないか、というような期待感もある

同じ相手に2連敗するわけにいけないし、ここで勝ち切ればよきライバルとして、オークス以降も楽しみになってくる

ちなみに阪神ジュベナイルフィリースは、ハナ差クビ差で3頭がもつれる結果となったけど、3着の子桜花賞回避したので、今回はおそらくソダシとレイナスの2強だろう、という見方が多い

性格的には折り合いが付きやすい(騎手の指示を聞きやすい)子らしく、従順で頭がよいのだと思われます

スタイルは中段の後方につけることが多く、いわゆる差しウマといっていいかと思います

わりとダイヤちゃんそのままのイメージでいいかもしれないですね

父親ディープインパクト


注目度次点  アカトリノムスメ

牝馬3冠を達成したアパパネの娘

アパパネハワイにいる赤い鳥らしく、その娘なのでアカトリノムスメと命名されたそう

母親以上の成績を残して、母親のことをアカトリノムスメの母、と呼ばせるようになってほしい

父親ディープインパクトで、両親ともに三冠馬

そのわりには名前適当過ぎんか

名前血筋からして、背負ってるものが多すぎるような、業の深い子だと思う


4戦3勝で、G3をひとつとっている

負けたのはデビュー新馬戦での7着で、その後3連勝中

の子もサトノレイナスや母アパパネと同じ、チーム国枝

ウマ娘的にはエアグルーヴみたいに、母と同じチームで、母と同じトリプルティアラを目指すストーリーをこの子に重ねて見ることができる

レーススタイルとしては真ん中につけるレースと、最後方につけるレースが半々だけど、後方にまわったレースで負けてるし、騎手は今回前につけたいと言っている

性格はおとなしくて落ち着いているとのこと

まだ若いのにもう落ち着きが出ているということだし、ウマ娘キャラとしてはスーパークリークみたいなお姉さんをイメージしたらよいのかな?

の子がこれから親に負けずに勝っていくならマックイーン的な王者キャラ付けになるだろうし、ここで負けてしまうならキングヘイローみたいなアイデンティティと戦うキャラ付けになるかもしれない

ここで勝たないと母親を超えれないため、本当に「アパパネの娘」になって自分名前を名乗れないウマ娘になってしま懸念があるし勝ってほしい

まわりからのんびりしてそうで、幸せそうに見えているけど、夜な夜な親の偉大さに押しつぶされそうになって寝れなくなっている様子を想像してしま



注目度次点  メイケイエール

ひいじいちゃんがソダシの父親クロフネ、その奥さんまりひいばあちゃんがソダシのおばあちゃんシラユキヒメ

母親シラユキヒメの孫のシロイジャーって名前白毛の馬だけどメイケイエールは白くない

父方の祖父ディープインパクト

これだけ見るとみんなよりひと世代若く見えるけど、みんな3歳

実績は5戦4勝で、G3を2つ、G2を1つとっているので実績と実力は出走馬の中でも十分

負けたレースはソダシが勝った阪神ジュベナイズフィリーズでの4着

そこからG2チューリップ賞を挟んでの参戦となっている

気性難として有名で、レースさせるにはまだ危険とまで言われるほど

負けたジュベナイズフィリーズはかかりっぱなしで、言うこと聞かずに大外回っての4着

チューリップ賞も、とにかく前にウマがいたら抜かさないと落ち着かなくなるらしく、武豊と大喧嘩しながら走って、結局騎手は諦めて最終コーナーより前からスパートかけさせて先頭に立つ

直線で後ろからエリザベスタワーに差されるも、根性で脚を伸ばして差し切らせず、同着での1着に持ち込むという(チューリップ賞動画みると騎手との喧嘩っぷりに笑う)

乗ってた武豊ですら、頭をかかえたらしいけど、こんなんもう負けやろうというレースをしておいて最後ちゃんと合わせてくる能力の高さは間違いないみたい

もし騎手と折り合って力を100%出せたら?と思うとまだまだ能力は底知れない


しかし、実は気性難というより、本当は真面目なおりこうさんらしく、レースもムキになったり闘争心むき出しというよりかは、「これを抜かせばいいんですよね?マスター」みたいな感じの生真面目さからくるという話

普段はおとなしいけど、仕事になると私生活もペースも無視して突っ込んでいくバリキャリタイプのようです

ウマ娘キャラ的には、医療品が足りてない!って騒いだり、タイキシャトルをとっ捕まえたりしてる場面のたづなさんのイメージ

ミホノブルボン的とも言えるかもしれない

たぶん、部屋は散らかってると思う

今回は主戦騎手武豊が負傷療養中で、かわりに横山典弘が乗ることになる

横山典弘はゴルシにお祈りしながら乗ってた人だし、馬の気持ち尊重して乗る名手

今回は馬具も馬を従わせるための拘束のきついものは全部やめることにしたそう

というわけで今回は変に折り合わせようとせず、馬の気分にあわせて逃げるんじゃない?って予想も多いです

これで勝ったらサイレンススズカの再来と言われるはず



その他

アールドヴィーヴル、エリザベスタワー、ファインルージュソングラインシゲルピンクルビーあたりも名前があがってます

関係を正確に把握するのはなかなか困難だと思います

2020-12-06

日本競馬史上の重要事件並びに記憶されるべき事件(画期となる出来事) 1854-1980

https://anond.hatelabo.jp/20201219095651

出来事

1854 日米和親条約締結、下田函館開港

1856 日米修好通商条約締結

1859 函館横浜長崎開港

1860 横浜外国人居留地において、競馬が行われる(居留地競馬

1867 大政奉還王政復古

1868 明治改元戊辰戦争開始

1869 戊辰戦争終了

1870 東京招魂社(現・靖国神社)において、初めて洋式競馬が行われる(招魂社競馬1898年まで)

1874 台湾出兵

1877 西南戦争開始~終了

1894 日清戦争開始

1895 日清戦争終了/馬匹調査会設置

1904 日露戦争開始/臨時馬制調査委員会設置

1905 日露戦争終了

 桂太郎内閣による馬券発売の公認(黙許)(公認競馬中央競馬ルーツ

 馬政第一計画の制定(第一期:1906年1923年、第二期:1924年1935年

 帝室御賞典(横浜)創設(当初の名称皇帝陛下御賞盃)

1906 内閣総理大臣直轄の機関として馬政局が設置される

 帝室御賞典(東京)創設

1907 小岩井農場種牡馬インタグリオーと20頭の繁殖牝馬小岩井農場の基礎輸入牝馬)をイギリスより輸入する

1908 馬券発売の禁止馬券禁止時代の始まり

1909 ウラジオストックにおいて日露競馬会が行われる

1910 韓国併合

 馬政局陸軍省外局となる

 改正競馬規程(閣令)を根拠として、産牛馬組合による競馬が開催されるようになる(地方競馬ルーツ

 主要競走に騸馬(せん馬)が出走不可に。芦毛、月毛、河原毛が出走不可に(毛色の制限1928年まで)

 帝室御賞典(阪神)創設

1911 優勝内国産馬連合競走(連合二哩)創設(ラングトンが第1回の勝馬となる)

1912 大正改元

 宮崎競馬場において、商品券付き勝馬投票実施される(事実上馬券)。1914年までに全ての競馬倶楽部実施するようになる

1914 第一次世界大戦開始

1918 第一次世界大戦終了/シベリア出兵1922年まで)

1922 帝室御賞典(札幌)創設(1937年秋まで。1922年1924年は春のみ。1925年1937年は秋のみ)

 帝室御賞典(福島)創設(春のみ。1922年春~1937年春)。帝室御賞典(函館)創設(秋のみ。1922年秋~1936年秋)

1923 関東大震災/旧競馬法制定(馬券発売再開)/馬政局廃止

 帝室御賞典(函館)創設(春のみ。1923年春~1937年春)。特殊ハンデキャップ競走創設

1925 濠抽混合創設(当初の名称は各内国抽籤濠州産馬混合競走。1932年より目黒記念

1926 昭和改元

 下総御料牧場が2頭の繁殖牝馬(種正・稙道)をアメリカより輸入する

1928 横浜特別創設(1943年秋まで)/連合二哩(牝馬)創設(1928春~1941秋)

1931 満州事変

 下総御料牧場が3頭の繁殖牝馬(星旗・星若・星友)をアメリカより輸入する

1932 東京優駿創設(1950年より「日本ダービー」の副称が付く。ワカタカが第1回の勝馬となる)

 下総御料牧場が3頭の繁殖牝馬(星濱・星谷・星富)をアメリカより輸入する

1934 中山大障害創設

1936 二・二六事件

 旧競馬改正

 馬政局再設置/馬政第二次計画実施1945年まで)

 各地の競馬倶楽部統合し、日本競馬会発足

1937 日中戦争開始

 天皇賞(帝室御賞典)創設(連合二哩並びに各競馬倶楽部で行われていた帝室御賞典を統合。当初秋2600m、春2700mで施行され、第3回から春秋共に3200mで施行ハツピーマイト(ハッピーマイト)が第1回(1937年秋・東京)、ハセパークが第2回(1938年春・阪神)の勝馬となる)

 連合二哩はこの年限りで廃止。各地の帝室御賞典はこの年春限りで廃止

 ヒサトモ牝馬として初の東京優駿制覇

1938 軍馬資源保護法制

 菊花賞京都農林省賞典四歳呼馬)、優駿牝馬オークス)(阪神優駿牝馬)創設

 ヒサトモ牝馬として初の天皇賞(帝室御賞典)制覇

1939 皐月賞横浜農林省賞典四歳呼馬)、桜花賞中山四歳牝馬特別)創設(五大クラシック競走が成立)

1941 太平洋戦争開始/セントライトが初のクラシック三冠を達成

1943 クリフジクラシック三冠(変則)を達成

1944 競馬開催の一時停止。この年の競馬能力検定競走として施行される(戦前競馬はこの年限りで終了)

1945 太平洋戦争日中戦争終了/日本占領/馬政局廃止

1946 競馬再開/地方競馬法制

1947 天皇賞再開(この年春は「平和賞」の名称施行

1948 新競馬法制定。日本競馬解散国営競馬時代の開始

 2歳(旧3歳)競走が競走体系に加わる

1949 朝日杯3歳ステークス1991年から牡馬及び騸馬(せん馬限定レースとなる。現・朝日杯フューチュリティステークス)創設

 阪神3歳ステークス(1991年から阪神3歳牝馬ステークスとして牝馬限定レースとなる。現・阪神ジュベナイルフィリーズ)創設

1951 中央競馬における重勝馬券の発売(1961年廃止

 トキノミノルが無敗で二冠を達成

1952 日本独立占領時代の終了)

1954 高度経済成長の開始(1973年まで)

 日本中央競馬会(略称1986年までNCK。1987年からJRA)発足(国営競馬時代の終了)

 啓衆社(競馬予想紙を発行)が啓衆賞を設け、各年に活躍した競走馬表彰することを始める(1972年から優駿』(日本中央競馬会の機関紙)の主催による優駿賞、1987年から日本中央競馬会の主催によるJRA賞となる。最初年度代表馬ハクリヨウ(ハクリョウ))

1955 日本中央競馬会が英国ジョッキークラブとの間に騎手に対する制裁相互実施協定を締結する(国際交流の始まり

 東京大賞典(秋の鞍)創設

1958 ハクチカラ戦後日本調教馬として、初めて海外遠征する

1956 有馬記念中山グランプリ)創設(メイヂヒカリが第1回の勝馬となる。八大競走成立)

1962 日本中央競馬会が優駿誌上でフリーハンデ公表

1963 中央競馬において8枠制が導入される

 メイズイとリユウフオーレル(リュウフォーレル)の2頭が年度代表馬に選出される

1964 東京オリンピック。東海道新幹線開業

 シンザン戦後初のクラシック三冠を達成

1965 シンザン天皇賞秋・有馬記念を制覇し、五冠を達成(当時牡馬が出走できる大レースを全て制覇)

 シンザンが2年連続年度代表馬に選出される

1967 栗東トレーニングセンター開場

1968 中央競馬における繋駕速歩競走はこの年限りで廃止される

1969 競走馬輸入自由化

1970 大阪万博

 スピードシンボリが初めて有馬記念を連覇し、1967年以来2度目の年度代表馬に選出される

 競馬ブックより「合同フリーハンデ」が発表される

1971 ニクソン・ショック

 地方競馬における繋駕速歩競走はこの年限りで廃止される

 貿易自由化に伴い国内生産者への保護政策実施されたことにより、持込馬有馬記念を除く八大競走への出走権を失う

 トウメイ天皇賞秋・有馬記念と連勝し、牝馬として初の年度代表馬に選出される

1972 沖縄返還

 地方競馬における騎乗速歩競走はこの年限りで廃止される(中央競馬では戦前限り廃止

1973 第1次オイルショック高度経済成長の終了)

 ハイセイコー中央競馬移籍し、好成績を挙げ、国民的人気を集める(1974年有馬記念2着(勝馬タニノチカラ)を最後引退

1974 単枠指定制度の導入(1991年10月5日廃止最初指定馬は同年の皐月賞におけるキタノカチドキ最後指定馬は1991年セントライト記念におけるレオダーバン

1977 テンポイント有馬記念トウショウボーイとのマッチレースを制し、年度代表馬に選出される(3着はグリーングラス

1978 美浦トレーニングセンター開場

 
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