「オルフェーヴル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: オルフェーヴルとは

2024-02-24

ウマ娘のこと普段ろくに追ってもいないくせに二次創作云々のことになるとギャーコラ騒ぐ方々へ

3周年での新要素やサプライズに一切触れることなく、勝手ネット右翼ネット左翼バトルに持ち込んで盛り上がってんの、本当はてなユーザーの悪いところ全開って感じで滑稽

しか開発者レター記事じゃなくてコタツ記事に大量ブクマとか馬鹿馬鹿みたいな馬鹿騒ぎとしか言いようがない

もっと3周年回のぱかライブTV面白さとかドゥラメンテとかイクノディクタスとかオルフェーヴルとかジェンティルドンナとかスティルインラブとかラインクラフト世代ティアラ路線をメインに据えたメインストリー新章とかで馬鹿騒ぎできませんか

ウマ娘って今や、日本競馬界の生産を牽引している吉田照哉・勝己兄弟ですら好意的に触れてくれてるんですよ

キャロットクラブシーザリオの参戦を記念して会報ウマ娘特集を組むくらいなんですよ

加藤和宏調教師ウマ娘シリウスシンボリ(騎手時代騎乗ダービー制覇)で一喜一憂してるくらいなんですよ

JRA馬事文化賞をやってもいいのでは?って話も出るくらいなんですよ

競馬ガチ勢に言わせればウマ娘邪道!」なんて言ってたら「まだそこで止まってるんだ…」って呆れられるくらいなんですよ

そういうモチーフとの友好的な関係が出来上がっているからこそ、二次創作やるときは気を付けてねって念を押して触れているわけです

大半の人が守ってる一方、XでAIエロを軽々しく上げてるやつもいますから

そんな背景もわかってないで明後日の方向でレスバトルしてるはてなユーザーの方々、どうか冷静になって静かにコンテンツを見守ってもらえると幸いです

2023-12-16

意外とサンデーサイレンス系の存続が危うい件

今年のリーディングサイアーランキング100位以内の種牡馬ピックアップしてみた。

ディープインパクト

今のところランキング10位以内に入っているのはキズナのみ。ただし2頭のGI馬がどちらも牝馬なのが残念。ディープボンドはどうなるか。大本命・コントレイルがまだ控えているが、そこでコケるとディープ系といえども存続は危うくなってくる。とにかく数だけは多いのでどこかで奇跡的に大物が出てサイアーラインが繋がる可能性はあるが。

ブラックタイド

イクイノックスの種牡馬入りにより曾孫世代までは確定した。ソールオリエンスも種牡馬入りできそうだ。キタサンブラックもこれからさら活躍馬を出す可能性はある。とは言うもののやはり現時点では層が薄すぎる。イクイノックスが駄目だった場合には苦しくなるだろう。

ハーツクライ

今年デビューのスワーヴリチャード産駒は今のところ好調だが、2歳戦だけではまだまだ信用できないところ。他にはシュヴァルグランとサリオス、今後はドウデュース種牡馬入りも期待できるだろうが、いずれも良い繁殖牝馬を集められるかどうか。苦しい戦いを強いられる。

ダイワメジャー

他にコパノリチャードアドマイヤマーズなどがいるものの、ダイワメジャー産駒はマイラー早熟傾向が祟ってなかなか大物が出ていない。サイアーラインを繋げるのは難しいだろう。

ステイゴールド

間違いなく大物揃いなのだが、いずれも種牡馬として成功しているとは言いがたい。これが血統の怖いところであり、コントレイルやイクイノックスでも安泰とは言えない理由でもある。オルフェーヴルについては、いちおうエポカドーロが種牡馬入りしているが種付け数は少ない。

フジキセキ

サンデー最初の後継種牡馬として長年気を吐いてきたが、キンシャサは既に種牡馬引退し、残ったイスラボニータも低調である

ゴールドアリュール

他にクリソベリルなど。ダート種牡馬地方需要があるので粘り強く残るかもしれない。とはいえ日本競馬においては傍流にならざるを得ない。

その他

このあたりはもはや厳しいだろう。

結論

こうして見るとフジキセキダンス・スペ・タキオンマンカフェネオユニ・ロブロイあたりはほぼ衰退、近年の人気種牡馬であるハーツステゴダメジャあたりも孫世代では苦戦しており、現時点で「安泰」と断言できるような系統はない。最良の繁殖を集めるには現役時代活躍必須であり、そういう意味で今後期待できるのはディープ系のコントレイルか、ブラックタイド系のイクイノックしかいない。サンデー系の未来はこの二頭にかかっていると言っても過言ではないだろう。ウインドインハーヘアは偉大なり。

追記

にわかなんで逆に盛り上がってる大種牡馬は何なのか知りたいところだが…。それとももサンデーサイレンスみたいな一強種牡馬はいないのだろうか?

ここ10年くらいはディープインパクトの天下だった。離れた2番手は非サンデー系の筆頭・キングカメハメハ。3番手を堅実なハーツクライ・一発が大きいステイゴールド・仕上がりの早いダイワメジャーが争うかたちだった。そのディープとキンカメが亡くなり、いまは種牡馬戦国時代のまっただ中である

今年のリーディングサイアーを争うのはキンカメ後継のロードカナロアドゥラメンテロードカナロアは、まったくサンデーの血が入っていないこともあり、とにかく産駒数が多くて盤石に見えるが、牝馬アーモンドアイを除くと産駒は小粒で、めぼしい後継もサートゥルナーリアくらい。ドゥラメンテは大物を連発しているものの既に亡くなっており、後継はタイトルホルダーくらいになりそうだが、社台のバックアップが無い点はどうか(ドゥレッツァは今後の活躍次第)。

サンデー系では、グラスワンダーの孫であるモーリスも大いに期待されていた種牡馬だが、いまのところは事前に上がったハードルを越えられておらず、サイアーランキングでは7位に留まる。非サンデー系ではもう一頭、シンボリクリスエス産駒のエピファネイアも、初期からデアリングタクトエフフォーリアなどの大物を輩出して期待されたが、アベレージが低くて今年は9位に沈んでいる。

というわけで現在は「圧倒的な一強」はいないし、そうなれそうな種牡馬もいないので、まだ産駒が走っていないコントレイル・イクイノックス・タイトルホルダー・エフフォーリアといったあたりの活躍に期待するしかない。

2023-12-01

日本競馬史上最強候補ダービー東京・芝2400m)

1. クリフジ

1111勝のパーフェクトレコードで有名。

ダービーオークスをどちらも勝利して変則クラシック三冠を成し遂げた唯一の牝馬

でもまあさすがに古すぎて記録上のことしか知りようがないので発走除外な気もする。

2. シンザン

戦後初の三冠馬。19戦15勝ながら2着4回の完全連対

レースでは一度も負けず、勝てるレースをすべて勝って底を見せないまま引退

長年「日本史上最強馬」として君臨し、「シンザンを超えろ」がホースマンたちの合言葉になった。

3. ミスターシービー

破天荒レース振りで人気を誇った史上3頭目クラシック三冠馬。

古馬になってからは低迷、ルドルフとの直接対決で敗れた点で評価は低い。

個人的には怪我体調不良で精彩を欠いたナリブ型の馬だと思うんだが。

4. シンボリルドルフ

日本史上初の無敗三冠馬であり、初の七冠馬ともなった「皇帝」。

シンザンに代わって「日本史上最強馬」の座に着いたと言っていいだろう。

「ルドルフには絶対がある」とまで言われたわりに二つの敗戦が痛いが、まあ他の馬でも取りこぼしくらいはあるもので。

5. ナリタブライアン

競馬ブーム真っ只中で現れた三冠馬ということもあり、いまでも「怪我をする前なら最強だった」と熱く語る競馬ファンは多い。

まあ3歳時は無敵だと思われていたのに、古馬になったらさっぱり…という馬もたくさんいるので、ナリブがどうだったかはわからない。

怪我も実力のうち」と捉えるか、「瞬間最大風速」で強さを測るか。

6. サイレンススズカ

最初から最後までずっと先頭で走り切って勝つ馬が最強じゃね?」という競馬ファンの夢と理想体現

若きエルコンとグラスを蹴散らして圧勝した毎日王冠伝説となっている。ただしあくまで中距離までの馬ではある。

7. スペシャルウィーク / エルコンドルパサー / グラスワンダー

人呼んで「最強世代」。

世代としては華やかだが、それぞれ引退が早かったこともあり、一頭一頭に飛び抜けた実績はない。

あと、どれか一頭を選ぶと他の二頭のファンがめちゃくちゃ文句を言ってきそうで怖い。

8. テイエムオペラオー

史上唯一「古馬王道完全制覇」を成し遂げた「世紀末覇王」。

一年間だけの実績に限れば、間違いなくこの馬がナンバーワンだろう。

ただ、勝ち方や相手関係を鑑みて、文句なしの最強馬と見なされているわけではないのも事実であり…。

9. シンボリクリスエス

史上初の秋天連覇、さらに9馬身差での有馬連覇は語り草となっている「漆黒帝王」。

勝つときは間違いなく強い勝ち方をするが、負けるとき普通に負けるという不安定さが評価を下げている。

10. ディープインパクト

能力、人気、実績、全てを兼ね備えた無敗の三冠馬。

最後から追い込んでほとんどのレースを楽勝するという怪物ぶりで、ルドルから日本史上最強馬」の座を奪い取った。

しか凱旋門賞でようやく3着入線、その後に薬物違反で失格、という体たらくは汚点というにはあまりにも大きな傷である

11. ウオッカ / ダイワスカーレット

牝馬にしてダービーを制したウオッカと、牝馬にして有馬記念を制したダスカ。牝馬最強時代の幕を開けた二頭の女傑である

とはいえウオッカは得意不得意の差が激しすぎるし、ダスカはGI勝ち数の少なさがネックとなる。

あと、どっちかを選ぶともう片方のファンが(略)

12. ブエナビスタ

牝馬にしてGI 6勝を挙げて一時代を築いた女帝

一時はウオッカ・ダスカを超えたとも言われたが、後続のジェンティルドンナアーモンドアイと比べるとさすがに見劣りしてしまうか。

13. オルフェーヴル

史上7頭目クラシック三冠馬となった「暴君」。

凱旋門賞2年連続2着の実績は大きいが、しかし結局は勝ちきれなかったわけでもあり。

また春天11着も地味に評価を下げているところ。

14. ジェンティルドンナ

オルフェーヴルゴールドシップと鎬を削りながらGI 7勝を達成した「貴婦人」。

古馬になってから一度も牝馬限定戦に出走しなかったところは偉いが、

しかしさすがにアーモンドアイと比べると見劣りするという(ブエナと同様の)悲劇

15. キタサンブラック

無事是名馬」を体現してGI 7勝を成し遂げた「お祭り男」。

近年には珍しく古馬中長距離GI皆勤している点は高く評価すべきだが、とはいえ圧倒的に勝ち続けたというわけでもないのが難しい。

16. アーモンドアイ

牝馬三冠達成からジャパンカップでの驚愕レコード勝利三冠馬3頭の「世紀の一戦」での勝利、そして史上最多となるGI 9勝を挙げた。

実績だけで見れば間違いなくナンバーワンなのだが、牝馬限定戦が含まれていること、そして有馬での大敗をどう考えるべきか。

17. コントレイル

英雄ディープインパクト航跡を辿った史上三頭目の無敗三冠馬。

終わってみれば11戦8勝ですべて3着以内なのだから戦績は悪くないはずなのだが、

やはり古馬になってから出走数が少なく、しかも勝ちきれないレースが続いたのがかなりの悪印象となっている。

18. イクイノック

圧巻のGI 6連勝で獲得賞金トップの座をものにした「天才」。

クラシックを一つも勝てなかったのをどう評価すべきかだが、終わり良ければ全て良し

2023-10-02

凱旋門賞終わったね

日本スルーセブンシーズが4着好走でした。

事前の予想として、案外好走するんじゃないか、という意見は多かったし、個人的にも5着前後は狙えてもおかしくはないなと思っていたので、見事に実力を発揮してくれたと思います

今回の好走の原因としてはやはり馬場、久々に雨が降らずほとんど良馬場と言っていい状態レースが行われたのが大きいです。

その他にも、

ステイゴールド系が好走する

体重が重すぎないほうがいい

・その時ベスト日本チャンピオンホースで臨むこと

あたりが好走の条件と事前に言われており、まさにピッタリはまった感じでしたね。

ステイゴールド系がなぜいいか?というと、生粋のスタミナ血統である、というのが一番の要因で、さらダートもいけるほど荒れた馬場重い馬場に強いというのもあり、さらには色々なことに動じにくい・環境の変化に強い気性があるようです。

気性難や癖馬も多いけど、我が道を行くタイプの癖馬なら海外遠征には強いんでしょうね。

あと、日本でやれることがあらかた終わってから、箔をつけに凱旋門に行くのではなく、やっぱり完全に旬な時に行かなきゃいけないのは改めて感じました。

スルーセブンシーズは最高のタイミングだったよね。

そして今回でやっぱり確信したこと

・数か月の滞在競馬のほうがよいのか問題

これは、他の国への遠征も直前輸送で結果が出ているのに、凱旋門だけ例外なはずはない、という考えが最近は主流だったけど、やはり今回のような2週間前輸送でも十分なのだろうと思います

・良馬場なら日本馬は強い

2400ではやはりヨーロッパの方が上で、日本馬の実力は単純に足りていないのでは説もあったけど、それも確かにある

でも、全然及ばないってことはない

オルフェーヴル級じゃなくても、うまく展開1つで勝てる馬は日本にもいるだろうというのは確信を深めた

ルメールがいい

やっぱりルメール日本馬への理解、ロンシャンへの理解が深く、現状、彼以外の騎手日本にのって凱旋門勝てる気はしない

ルメール世界トップと同等の最高の騎手だと思う

クリスチャンデムーロが乗ってくれるならそれでもいいと思うけども。


まとめ

とはいえ、かつて何度も2着もあり、4着はキズナもあり、スルーセブンシーズはそれらと変わらず4着どまりとも言える

何も進展はしていないかもしれない

でも、スルーセブンシーズより間違いなく強いイクイノックスを送っていたら、エースインパクトには負けたかもしれないけど、2-3着には入れたろうし、うまくいけばエースインパクトにも勝てた可能性は少し感じる

大将を温存してのこの結果はちょっと今後への期待感を増してくれた

1年後はまた新しい馬がトップホースになっているだろうし、それがステゴ系の小柄な馬であれば、ぜひまた挑戦して欲しいなと思う

2023-03-10

キンカメハーツステゴディープの主な産駒(GI 2勝以上)

キングカメハメハ産駒

ハーツクライ産駒

ステイゴールド産駒

ディープインパクト産駒

2023-02-08

anond:20230208135438

キタサンだけでなくモーリスエピファネイアオルフェーヴルゴールドシップ種牡馬として大成功したら面白いけどね。

モーリスメジロの牝系で辿ると戦前まで国内産だし

オルフェ、ゴルシも母父メジロマックイーンから牝系は戦前まで遡れるし

オルフェはノーザンテーストサンデーサイレンスも入った社台の近年の結晶のような内容だし

ゴルシは牝系も古い血が入ってるし

エピファも母父スペシャルウィークから遡ると牝系が戦前までつながる。

コントレイル顕彰馬になれるのか、顕彰馬にすべきか

2022年顕彰馬投票アーモンドアイがまさか落選となり顕彰馬になれなかった。

流石に2年目の今年は選ばれるものと思われるが

顕彰馬の条件である75%の得票は、4人に1人が4票の持ち分を他の名馬を優先しただけで落選する極めて厳しい条件だ。

2015年に今の制度に変更されて以降、オルフェーヴル(2015)、ジェンティルドンナ(2016)は一発合格だったが

ロードカナロア2015年から4回目でようやくの選定、キタサンブラックは2回目で選定となっている。

カナロアの場合は短距離路線歴史を塗り替えた素晴らしい実績だったが、実際には産駒が好走した結果もあって再評価されたという見方もある。(2018年投票時点でアーモンドアイが2冠)

さて、コントレイル顕彰馬になれるのか、すべきなのかだが

まず、顕彰馬に一発合格は厳しいのではないか

問題になってくるのが戦績。

他の選ばれた顕彰馬たちはいずれも「最強」か「挑戦・史上初」なのである

父、ディープインパクト国内では3歳有馬記念の2着しか破れておらず

海外遠征こそ結果は出なかったが、最後有馬記念でも圧勝国内敵無しを証明してターフを去った。

前代三冠馬オルフェーヴルはまともに走れば圧倒的なパフォーマンスを残し

日本馬に不向きとされる凱旋門賞にも出走、日本人にあわやというところまで夢を魅せた。

ラストランの有馬記念で並み居るライバルを圧倒的大差で蹴散らしたことも「最強」を示した。

ジェンティルドンナも史上初のジャパンカップ連覇や

ドバイSC勝利最後有馬記念勝利という輝かしい記録を持ち

最強世代と名高い2012世代の中にあって、同世代、周囲の世代と比べ優れた馬であることを証明している。

ロードカナロアにしても短距離馬の歴史を塗り替える

香港スプリント優勝、さらに連覇という短距離路線の史上初。

距離路線で「敵なし」を証明しての引退

それでもすぐに顕彰馬にはなれなかったのが短距離路線の厳しさである

キタサンブラック古馬王道路線はすべて走り

天皇賞春・秋、ジャパンカップ有馬記念とめぼしいレースはすべて優勝経験がある。

宝塚記念大阪杯が異なるだけで、オペラオーとG1優勝レース構成が似ている。

最強あるいは史上初、この条件に当てはまる引退馬は?というと

アーモンドアイだけである

G1 9勝は史上初だし、ヴィクトリアMを除いて古馬混合の中距離という激戦区で戦った。

最後ジャパンカップでは三冠馬3頭対決を制し「最強」を証明してターフを去った。

2400mは彼女からすると長い距離だったと思うが、それでも勝ってしまうというのは改めて本馬の規格外証明したものであった。

このように、名馬を超える顕彰馬たちは

果敢に挑戦し、競馬ファンに夢を魅せた存在の中でも特別な結果を残した馬が並ぶ。

さて、コントレイルである

5冠馬といったところで、同じG1 5勝にしても、ホープフルS歴史の浅い世代限定レース

最後ジャパンカップは格の高いレースにしても、海外遠征無し、グランプリ無し、歴史若い大阪杯で破れ

天皇賞秋では3歳馬のエフフォーリアに敗れている。

2021ジャパンカップ上下の有力馬が集結したわけでもなく、最強馬を証明してターフを去ったとはいえない状況だった。

仮にコントレイルが現役を続けていたら顕彰馬当確ラインG1 7勝をクリアたかといえば

していた可能性は大いにあると思うが、それよりも種牡馬としての活躍を優先した引退となった。

この戦績はいかにも物足りない。年度代表馬にも一度もなれなかった。

親子で無敗3冠は初とはいっても、半分は親の功績。本馬が初めて無敗三冠を達成したわけでもない。

かつ、2020クラシック世代世代限定レース果たしてレベルの高いものだったのかも疑問符がつく。

リオスアリストテレスは振るわず、ヴェラアズールやジュンライトボルトクラシックを走っていない。

コントレイルは、ターフで最強は証明できなかった。海外や史上初への挑戦をしたわけでもなかった。

それよりも種牡馬としての道を選んだのである

であれば、産駒成績を待って、それが評価できるものであれば

その実績を加えて顕彰馬評価するほうが妥当ではないかと思う。

名馬であったが、最強馬を証明するところまでいかなかった馬としては

ゴールドシップブエナビスタがいる。

コントレイルは彼らと同じ惜しい馬、だと思う。

特にブエナビスタ降着がなければG1 7勝JC連覇もあったかもしれず、極めて惜しい馬である

なお、戦績がすべて3着以内で綺麗だという主張もあるが、出るレースをかなり絞っての結果であり

若くして引退したキングカメハメハドゥラメンテダイワスカーレットきれいな戦績である

2022-10-21

菊花賞予想、ではなくアスクビクターモアのこと

こんにちは

お久しぶりです、ビクター増田です

ダービーの好勝負が懐かしいですね

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

anond:20220526191125



いよいよ菊花賞が近づいてきましたね

ついにアスクビクターモアの真価が問われるレースがきました

簡単に現状を書いておこうと思います

菊花賞三冠レースの最終戦

今回、G1馬は参戦していないため、実績だけで言えば皐月賞ダービーともに掲示板に乗り、G2弥生賞を勝ったアスクビクターモアが最上位となります

しかし、ご存じの通り、前哨戦セントライト記念で新星ガイアフォースに敗れ2着になったため、下馬評ではビクターが2番人気、ガイアフォースが1番人気となるかと思います

セントライト記念レースのものガイアフォースが非常に強く、いくら贔屓目を発動させても、このレースに関してはビクターよりガイアフォースの力が上だろう、ということになります

では、その力関係菊花賞でもそのまま変わらないのか?が最大の問題点となります

結論からいうと、みんなが初めて3000mを走るレースなので、確たることは言えません

からない、としか言えないのです

距離適正もわかりません

全馬、適性はあると思うしかないし、逆に現代では全馬に適性はないとも言えるかもしれません

ただ、コントレイルのように適性はなくとも、2200-2400m前後で強い競馬ができる能力の高い子を、3000m持たせるようにして勝たせるのが現代の長距離レースなので、2400で弱いのに3000mだけ強い、のような馬は、よほどの長距離の申し子みたいな馬を見落としてない限り、ほぼいないと思っていいです

なので、これまでのレース結果は、十分参考になるはずです

で、その持っている絶対的な力で言えばガイアフォースアスクビクターモアの2頭が抜けてます

よほど長距離が嫌いで途中でやる気無くしたり、調整過程で疲れやダメージが出てない限りはこの2頭はまず馬券内に来ることでしょう

そして有力馬の状況については話は出てきています

現状の様子を見ていると、伝え聞くところによるとどうやらガイアフォースセントライト記念反動が出ている様子です

よくてセントライト記念状態を維持していて、悪ければそれよりパフォーマンスが落ちます

が、それでも持っている絶対的能力が高いので、馬がやる気を失いさえしなければ、掲示板は外さないのではないかと思っています

それに対してビクターのほうは、ダービーのころ並みに絶好調か?と言われると疑問符が付くようです

しかし、休み明けで調子も上げていない中、セントライト記念では3着を突き放してのガイアフォース頭差2着でしたし、やはり調子に関わらず能力が突出していることは疑いようもありません

そして狙い通り、セントライ記念から調子を上げており、ちゃんステップアップして菊花賞に迎える様子です

持っている力は出せることでしょう

しかし、それを踏まえても、確実にビクターガイアを上回れる、とは言い切れないです

ガイアフォースは、少なくともセントライト記念では田村先生田辺騎手の想定を大きく上回るだけ強かったのは間違いないです

今回、前回並みの強さをガイアフォースが発揮した場合、それを上回るための作戦は当然ビクター陣営は用意してくることと思いますが、距離も変わるしそれでも足りないという可能性もあります

ちなみに鞍上田辺騎手不安、という声もよく聞かれます

が、田辺騎手は長距離うまいほうだと思います

2500m以上の成績(2600-2900のデータが見れなくて、2500、3000、3200-3600の成績ですが)は、

田辺騎手が7-9-14-112なのに対して、松山騎手1-2-3-30です

ほとんど変わらないか、なんなら田辺騎手が優勢かもしれません

さらに、田辺騎手は長距離重賞は2500mと3600mで1勝ずつしています

松山騎手は、重賞勝利の最長距離は2400mで、2勝していますが、2500m以上の重賞勝利はありません

G1での実績は?関西での成績は?と言われると松山騎手が優勢ですが、少なくとも長距離田辺騎手はそんなに悪いわけではない、というのは知っておいてください

過去G1の1番人気で結果が出なかったことが何度かあるので、「田辺不安」のように言う人がいるのはわかります

が、今回は田村先生がみっちりと作戦を考えて、「細かいんで…」と田辺騎手が会見で苦笑いするほど綿密な打ち合わせがあるはずなので、「無策でやらかす」可能性は今回ほぼないと思います

田辺騎手別に阪神で勝ってないわけではないので、そこはまあ、信じましょう

ビクター君の今までの戦いを見ていくと、「負けた相手には必ずやり返す」という、リベンジ力の高さがあるかと思います

これはダービーの時のストーリーにも書いたよね

新馬で負けたジオグリフにはダービーで、アサヒには次の未勝利で先着しています

アイビーステークスで負けたドウデュースには弥生賞で勝っています

皐月賞で叩きあって負けたダノンベルーガにはダービーでも同じく叩きあって雪辱しました

ビクターに一度も先着されてない馬は、アイビーステークスで2着だったグランエロと、皐月賞ダービーで負けたイクイノックスだけです

今回も、セントライト記念で叩きあって競り負けたガイアフォースには、今回で必ずリベンジすると信じています

というか、菊花賞を仮に勝てなかったとしても、ガイアフォースにだけは先着してこいと思っています

菊花賞編を盛り上げるために新ライバルガイアフォースの登場は歓迎です

枠は、京都阪神では違うし、阪神大賞典と比べてもフルゲートにならないから、何とも言えないのだけど、今回は最初の直線が長いし、14番過去20年の菊花賞でも2勝しています

枠が不利ということはないでしょう

ちなみにオルフェーヴル菊花賞では14番でした

ガイアフォースも1枠の怖さはなくはないですが、有利と不利を比べればそれは有利です

輸送に関してはわかりません

当日パドックを見ましょう

中継見れる人は細江さんがなんていうか聞いておいてください


しかしですよ

菊花賞は2人で走るわけではないので、伏兵に持っていかれる可能性もあります

前哨戦でよかったジャスティパレス、ヤマニンゼストをはじめ、プラダリアやセレシオンも不気味

距離特化型のディナースタも絡んで来るかもしれません

そして何といっても、ボルグフーシュの評価が非常に高いみたいです

強敵は多いです

ビクターくんは新たな強敵に勝てるのか?

それは誰にもわからないけど、ビクターくんがG1馬になるところを見たいので、はるばる阪神競馬場まで行くことにしました

指定席とってます

勝てば、グッズもたくさん発売されて、来年菊花賞ポスターにもなるので、絶対に勝ってほしいところですね

また気が向いたら書き足しま

2022-10-03

アルピニスタの繋ぎってすごい立ってるのな

凱旋門賞を勝ったアルピニス

馬体を見て驚いたのは、前脚の繋ぎと呼ばれる、人間だと足首に当たる部分が短くて、角度がすごく立っているところ

この繋ぎと呼ばれる場所は、角度が直立よりは地面に対して角度があった方が走る時にクッションが効くし、長さもそこそこあった方がクッションが効く

クッションが効くということは衝撃を足首が吸収して、硬い馬場でも柔らかく走れる

コンクリにバネを落とすとよく弾むでしょう

そんな感じ

その反面、繋ぎのクッションが効いていると、ダートだったり、芝でも重馬場のような、馬場に深さがあるようなコースだと、布団の上にバネを落とすような感じになり、反発力が生まれない

布団の上を歩くには、先にバネがある脚より、硬い棒のような足がいい

クッションが効かない方がいいんだ

なのでダート馬が一般的繋ぎが立っていて、短いもの

そしてアルピニスタの繋ぎを見ると、まるでダート馬のように角度のない、短い繋ぎをしている

日本で今有名な馬で言うと、ソダシの繋ぎがちょうどそんな感じ

ソダシは芝の高速馬場も得意だけど、フェブラリーステークス3着にも入っているダート適正もある

まあ、ソダシは2400走るスタミナはないのだけどね

ヨーロッパ馬場を問わずオールウドで走れる馬というのはこんな繋ぎなのかー、とちょっとびっくりした

凱旋門賞勝つには日本からダート馬連れてった方がいいんじゃない?みたいな冗談もあるけど、あながち間違ってないのだな、と思った

まあそうは言っても馬の実力、質がなければ話にならないので、日本ダートから凱旋門賞勝てる馬は出ないのだけど

日本で最も質の高い馬は芝に集まっているから、当然本当に強い馬は、日本では芝の馬からしかまれない

芝でディープインパクトオルフェーヴル並みの力を示しながら、少なくともソダシは程度にはダートも走れる馬、繋ぎの立った重馬場巧者が日本に生まれたら、日本から凱旋門賞勝てる日が来るのかもしれないね

しかし、そういう立ち繋ぎ日本の高速馬場を駆け回ると、クッションが効かない分故障すると思うんだよなー

今見るとドゥラメンテがなかなかアルピニスタに近い立った繋ぎをしている

彼が凱旋門賞に行ってたら、と思うけど、彼は日本故障して行けなかったんだよね

まあ、これっきりそんな馬が出ないというわけではないのだから、またいい馬が出る日を待ちましょう

2022-09-12

モンジューに泣きモンジューに笑うヨーロッパ挑戦

2014年記事

日曜日は、フランス凱旋門賞が行われます。今年は日本からゴールドシップジャスタウェイハープスターの3頭が参戦します。最近は、毎年のように「今年こそは!」と思っていますが、果たして今回で悲願達成となるでしょうか。一方、ライバル欧州勢は超強力とは言えませんが、粒ぞろいの印象。今年はどの馬が勝ってもおかしくないと言われています

そのライバル馬たちの血統を眺めていて、ちらついたのがモンジューの影です。そう、1999年凱旋門賞エルコンドルパサーをゴール直前で交わし、日本競馬ファンドン底に叩き落とした強豪です。

モンジューはその後種牡馬となり、再び日本馬の壁となりました。2006年キングジョージに、当時ディープインパクト評価を二分するほど強かったハーツクライ遠征。直線で一度は先頭に立ちますが、最後モンジューの産駒であるハリケーンランに内から差されました。その秋の凱旋門賞でも、ディープインパクトハリケーンランと対決しています。(結果はディープが3位入線、ハリケーンは4位入線)。

また昨年の凱旋門、確勝級だったオルフェーヴルをぶっちぎったのが、モンジューの孫(モティヴェイター産駒)のトレヴでした。とにかく、ことあるごとに日本馬が負かされているのが、モンジューとその子孫なわけです。

そして今年。有力馬の一角を占めるのは、なんとハリケーンラン産駒のエクトであり、昨年の覇者トレヴも出走します。モンジューの直仔であるチキータの名も。特にエクトは出走馬の中でも最も怖い存在かもしれません。

https://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=2898

今年の日本馬の中にはモンジューの血を引く馬がいる

その名はタイトルホルダー

モンジューに泣かされ続けたヨーロッパ遠征で、ついに今年タイトルホルダーが凱旋門賞を勝ったならば、再びモンジューに着目したストーリーが様々なニュースコラムで綴られるだろう

2022-07-16

悲劇シルヴァコレクターウインバリアシオン

オルフェーヴルさえいなければ、東京優駿日本ダービー)、菊花賞宝塚記念有馬記念を勝っている馬だからね。

有馬じゃゴールドシップを突き放して2着の馬だからね。

普通にGI4勝はしている馬なんよ。歴史的名馬の1頭よ。

オルフェさえいなければ。

藤井竜王は弱く見える

先日の王位戦第2局、対豊島九段戦典型的だけど。

なんでわざわざ端歩攻めをするわけ? 相手の香が成って来て、こっちの飛車が危なくなるやん。あーあー、飛車が取られた、なにしとんねん。

みたいなことが藤井竜王将棋対局では多い。特に多い。

絶対強者の戦いって言ったら、オルフェーヴルラストランの有馬記念みたいに、8馬身差で圧勝!みたいなのを期待するやん。

でもそんな戦い、1局もないからね。ハナ差で逃げ切った、みたいなのばかり。

飛車とかさ、詰み筋が見えているんならともかく、まだ中盤くらいで普通、切れないよ。

藤井竜王も駒損駒得を意識していないわけじゃないだろうけど、それよりも全体の布陣が「いい形」になること、手得を重視している感じ。

僅差であろうがギリギリであろうが、将棋は the winner takes allゲームなので、肉を切らせて骨を断つ、でも勝ちは勝ち。

藤井竜王将棋はそんなのばかりなので、安心して見られたことなんて一度もない。


藤井竜王特に極端だけど、棋士トップ層の戦いはだいたいそんな感じ。解説がつかないと意図がまったく分からない。

と書いている私はアマチュア四段なので、一般人としては結構強い方で、女流棋士の〇級よりは強い程度の棋力。

から、見ていて楽しいのは実は女流棋士戦だったりする。分かるから相手の成香が迫って来たら、飛車がきちんと逃げてくれるから。そりゃまそうよね、と言う指し手を指してくれる。

2022-06-26

三冠馬を2頭以上破った馬は何頭いるか

調べてみたら意外といなかった。

三冠馬に2回以上勝った馬」は割といるけど,「2頭以上の異なる三冠馬を破った馬」はそんなにいない。考えてみればそれはそうで,同じ時代に2頭以上の三冠馬がいなければ成り立たない記録なので,たとえばナリタブライアンに勝った馬が他の三冠馬に勝てる可能性はほぼなかったわけで。

そういうことで以下で「2頭以上の三冠馬に勝った馬」を挙げてみる(三冠牝馬も含む。また,「先着した」ではなく「レース勝利した」に限った)。

1頭目カツラギエース1984年ジャパンカップミスターシービーシンボリルドルフの両者を破っているが,実はその前,1984年毎日王冠三冠達成後初戦となったミスターシービーを破っている。

2頭目は言うまでもなくアーモンドアイ。自身そもそも三冠馬である2020年ジャパンカップコントレイル・デアリングタクトを破った。

ここでは「三冠達成後に破った馬」のみを対象としたけど,三冠達成前も含めるならホエールキャプチャが入る。同馬は2012年ヴィクトリアマイルアパパネを破っているが,実は2010年芙蓉ステークス新馬戦に勝ったばかりのオルフェーヴルを破っている。

現時点で現役で,この記録を達成できそうな競走馬は以下。

2021年大阪杯コントレイルを破っているので,デアリングタクトを破れば達成。

2021年天皇賞(秋)コントレイルを破っているので,デアリングタクトが出走している今日宝塚記念で優勝すれば達成。

  • ソダシ

先日のヴィクトリアマイルでデアリングタクトを破ったので,今年スターズオンアース三冠を獲った後彼女を破れば,あるいは来年度に誕生した三冠馬を破れば達成。

2022-03-28

牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬

ディープ産駒で牡馬クラシックを勝った馬は古馬になってGIを勝てない」というジンクスについて検証する。

というか「牡馬クラシック勝利古馬になってGI勝利」という例がどれだけ少ないかを見ていく。

「3歳時にJC有馬などの古馬GIを勝った例」は除外。

2000年以降のみ(追記1990年代を追加した)。

2021世代古馬になったばっかりだし除外。

皐月賞日本ダービー菊花賞
2020年コントレイルコントレイルコントレイル
2019年×サートゥルナーリア×ロジャーバローワールドプレミア
2018年×エポカドーロ×ワグネリアン○フィエールマン
2017年アルアインレイデオロ×キセキ
2016年×ディーマジェスティ×マカヒキ×サトノダイヤモンド
2015年×ドゥラメンテ×ドゥラメンテキタサンブラック
2014年×イスラボニータ×ワンアンドオンリー×トーホウジャッカル
2013年ロゴタイプ×キズナエピファネイア
2012年ゴールドシップ×ディープブリランテゴールドシップ
2011年オルフェーヴルオルフェーヴルオルフェーヴル
2010年ヴィクトワールピサエイシンフラッシュ×ビッグウィーク
2009年×アンライバルド×ロジユニヴァース×スリーロールス
2008年×キャプテントゥーレ×ディープスカイ×オウケンブルースリ
2007年×ヴィクトリーウオッカ×アサクサキングス
2006年メイショウサムソンメイショウサムソン×ソングオブウインド
2005年ディープインパクトディープインパクトディープインパクト
2004年ダイワメジャー×キングカメハメハデルタブルース
2003年×ネオユニヴァース×ネオユニヴァース×ザッツザプレンティ
2002年×ノーリーズン×タニノギムレットヒシミラクル
2001年×アグネスタキオン×ジャングルポケットマンハッタンカフェ
2000年×エアシャカール×アグネスフライト×エアシャカール
1999年テイエムオペラオー×アドマイヤベガ×ナリタトップロード
1998年×セイウンスカイスペシャルウィーク×セイウンスカイ
1997年×サニーブライアン×サニーブライアン×マチカネフクキタル
1996年×イシノサンデー×フサイチコンコルド×ダンスインザダーク
1995年ジェニュイン×タヤスツヨシマヤノトップガン
1994年×ナリタブライアン×ナリタブライアン×ナリタブライアン
1993年×ナリタタイシン×ウイニングチケットビワハヤヒデ
1992年×ミホノブルボン×ミホノブルボンライスシャワー
1991年トウカイテイオートウカイテイオー×レオダーバン
1990年×ハクタイセイ×アイネスフウジンメジロマックイーン

2000年から2020年までで「牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬」は52頭中19頭。

追記1990年代24頭中7頭)

特にダービー馬は、三冠馬たちとメイショウサムソンウオッカエイシンフラッシュの6頭のみ。

追記レイデオロ秋天勝ってるのを失念していた。合計7頭だ)

追記1990年代トウカイテイオースペシャルウィークのみ)

早熟でなければクラシックは勝てず、早熟であれば伸び悩むことも多い、ということだろう。

しろアルアイン・フィエールマンワールドプレミアコントレイルと、

条件に当てはまる馬を4頭も輩出しているディープはよくやっていると言える。

ちなみにサンデーは5頭(ジェニュイン・スペ・マンカフェダメジャ・ディープである

そもそもなぜ「牡馬クラシック勝利したうえで古馬になってGIを勝った馬」なんて奇妙な条件が設定されたかというと、

ディープ産駒はGIを勝てない→リアルインパクト勝利

ディープ産駒はGIを2勝できない→ジェンティルドンナGI 7勝

ディープ産駒の牡馬GIを2勝できない→ミッキーアイルNHKマイルマイルCSを勝利

ディープ産駒の牡馬王道距離GIを2勝できない→サトノダイヤモンド菊花賞を勝ってから3歳で有馬記念を勝利

ディープ産駒の牡馬クラシックGIを勝った馬は古馬になってからGIを勝てない→アルアイン皐月賞大阪杯勝利

ディープ産駒の牡馬クラシックGIを勝った馬は古馬になってから王道GIを2勝できない→フィエールマン菊花賞を勝ってから天皇賞春を連覇

ディープ産駒の牡馬ダービーを勝った馬は古馬になってからGIを勝てない→コントレイル三冠達成してからジャパンカップ勝利

こうしてディープ産駒に何とかケチをつけようとして条件を複雑化していったためで、こんなもの最初からイチャモンにすぎないのである

2022-03-18

凱旋門賞、いまだ日本馬の前に立ちはだかるモンジュー

今年 (2014年) は日本からゴールドシップジャスタウェイハープスターの3頭が参戦します。最近は、毎年のように「今年こそは!」と思っていますが、果たして今回で悲願達成となるでしょうか。一方、ライバル欧州勢は超強力とは言えませんが、粒ぞろいの印象。今年はどの馬が勝ってもおかしくないと言われています

そのライバル馬たちの血統を眺めていて、ちらついたのがモンジューの影です。そう、1999年凱旋門賞エルコンドルパサーをゴール直前で交わし、日本競馬ファンドン底に叩き落とした強豪です。

モンジューはその後種牡馬となり、再び日本馬の壁となりました。2006年キングジョージに、当時ディープインパクト評価を二分するほど強かったハーツクライ遠征。直線で一度は先頭に立ちますが、最後モンジューの産駒であるハリケーンランに内から差されました。その秋の凱旋門賞でも、ディープインパクトハリケーンランと対決しています。(結果はディープが3位入線、ハリケーンは4位入線)。

また昨年の凱旋門、確勝級だったオルフェーヴルをぶっちぎったのが、モンジューの孫(モティヴェイター産駒)のトレヴでした。とにかく、ことあるごとに日本馬が負かされているのが、モンジューとその子孫なわけです。

今回の凱旋門は、もう2~3世代にわたるモンジュー日本馬の因縁の対決とも言えると思います競馬が「ブラッドスポーツ」と呼ばれる所以はここにあるのでしょう。

凱旋門賞、いまだ日本馬の前に立ちはだかるモンジュー (vol.216) - 文化通信.com

https://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=2898

30年来の競馬ファンからしたら、モンジューは高い高い欧州の壁なのよ。

でも、「令和のツインターボパンラッサの母父もモンジューで、もしかしたら彼に欧州適性を与えているかもしれない。モンジューの壁に阻まれ続けた日本馬が、モンジューの血によって世界を制する、というドラマもあるのかもしれない。まぁそもそも2400m持つ気がしないけど。

風のシルフィード」でも、凱旋門賞を長手綱 (笑えるくらいの長さ) で大逃げして勝ったよね。

2022-01-15

[]ディクタスアイ

競走馬ディクタスからの子孫に受け継がれている目の特徴のこと。

馬の目は多くは黒一色なのだが、ディクタス一族は白目があることが多く、目を剥くと三白眼のように見える。

ディクタス一族の気性の激しさと相まって、めちゃくちゃ人相(馬相)が悪く見えてしまうのだった。

現在は、特にステイゴールドを通じてオルフェーヴルゴールドシップにこの特徴が受け継がれ、その数を増やしている。

正式名称としては「輪眼」といい、別にディクタス一族特有のものというわけではない。

2021-12-10

2021-11-21

温泉むすめのせいで温泉行きたくなくなった

浮いたお金ウマ娘オルフェーヴル実装に備えます

2021-09-13

anond:20210913130032

TTGはおじいちゃんすぎる

俺はオルフェーヴルvsジェンティルドンナ2012年ジャパンカップ観に行ってジェンティタックル生で見たし、

ジャスタウェイが勝った天2013年皇賞も見たし、

ジェンティルドンナ引退レースだった2014年有馬記念も現地に行ったで

2010年代競馬めっちゃ面白かった思い出

てかここら辺の馬、ウマ娘実装されないか

2021-07-17

ウマ娘モチベが持続しない理由

社台系(含キャロットファーム)や金子さんの馬が使えないから正直、馬のネタ切れ感が強い

ウマ娘としてのファンには申し訳ないが、フジキセキとか競走馬としてより種牡馬としてのイメージの方が大きいし、フジキセキウマ娘化してる時点でネタ切れを感じてしま

しかも社台や金子さんの馬が使えないってことは、実質ここ最近の人気馬はほぼウマ娘化しないということになる

逆に、無理かもしれんが交渉がうまくいけばめちゃくちゃ盛り上がると思う

クロフネキングカメハメハディープインパクト、ソダシ、ブエナビスタオルフェーヴルヴィクトワールピサクロノジェネシスハープスターレイデオロシーザリオ

ここら辺が一気に解禁されたら祭りだな

でも、社台系使えないのにウマ娘は頑張ってるよ

2021-05-21

府中2400mタウラス杯で環境の中心がゴールドシップってなんだよ!

ブコメで突っ込んでる人もいたけど、正直「だよな」と思う。

いくらウマ娘のゴルシが宣伝担当として初期から頑張ってくれてたとしても、「ちょっとこれはなぁ……」って感じ。

元ネタゴールドシップは明らかに東京競馬場が苦手な馬だった。netkeibaの戦績データでも引っ張ってきたらすぐわかる。東京で勝ったのは2歳の共同通信杯だけ。

ちなみに京都も苦手だった。菊花賞春天を一応勝ってはいるが、菊花賞は並み居るライバルが次々に故障回避した空き巣気味の勝利だし、三度目の正直の春天だってギリギリ、つーかあんなもんほぼ観客席からフェイムゲームだった。「フェイムゲームかぁ………」って呻いてるオッサンもいた。

ゴルシが府中と淀の何を苦手としてたかというと、長い直線である。最終直線の長いコースでは、キレる末脚が必要になってくる。ゴルシはどっちかというとバテない脚の持ち主だったので、直線が長いことはどちらかと言えば不利だった。よく言われる、スローで行って最後の直線よーいドン、なんて競馬が得意な馬じゃなかった。

古馬になってからのゴルシは府中淀で惨敗仁川で逆襲、というパターンを持ってたお馬さんだった。阪神内回りは直線が短く、2度の坂越えがあり、3角から下り坂。ラストスパートのために息を入れたくてペースを緩めようとすると逆に脚を使ってしまうようなコースであり、裏を返せばロングスパートで息の長い脚を使える馬が有利である。あと、例年阪神11Rは馬場が荒れるという特徴があり、これも荒れ馬場なんのその、スタパビルドのゴルシにハマる条件だった。

からゴールドシップ阪神では鬼のように強い馬だった。だからこそ、ロンシャンのフォルスストレートを大斜行して日本競馬の悲願を台無しにした牡馬三冠の半兄オルフェーヴルを、タックルで降した牝馬三冠ジェンティルドンナを向こうに回して宝塚三連覇(泡と消えたが)なんて話が出てくるわけだ。ゴールドシップという馬の特性阪神内回りというコース特性完璧に噛み合ってた。(余談だが、今年の春天ビワハヤヒデの時と同じく阪神外→内のコースで開催された。これはゴルシにとっては最高の距離コースで、もし春天が毎年阪神でやってたらゴルシはマックイーンの忘れ物(春天三連覇)を取ったろうと思う。尚これは素振りである)

ここまでダラダラ書いてきたが、要するに「ゴルシが強いのは仁川だろ、府中じゃねぇだろ」で終わる話である

ところで、府中2400という条件なら必ず名前が上がらなきゃおかしい馬がいる。東京レース場にとにかく強かった馬だ。

ウオッカである

勝ち星のほとんどを東京競馬場で挙げた馬である本質的にはマイル馬と言われているが、府中はコーナーがキツく直線が長いコースなので、必然曲がるために緩む。そこでスタミナを誤魔化して直線の切れ味で伸びる、というカラクリであるウオッカはこれがあるから府中の中距離なら勝てた。

で、タウラス杯、ウオッカ入れてグレードA1位獲った人いるか

いやほんとに。

チムレマイル用のビルドしかないっつーのも分かるけど、まっっったく有力馬としてウオッカ名前を聞かないのである

……おかしくない?ウオッカが弱くてゴルシが強い府中2400って何??

レア度の差なら分かるけど、両方同じ☆2じゃん。

……なんだかなーー!!!

ダービーすら獲ってない馬が環境の中心で、そりゃ一体どういうことだよと、まぁ多少は思っちゃうよ。

ここまでの文章ウマ娘新規がお送りしました。

春天その場にいたようなこと言ったじゃんって?現地映像というのがありまして。

うん、わかるー。こういうことするからオタクは嫌われるんだよな。

でも仕入れ知識を滔々とブチたいという欲求あんのよね。女相手マンスプキメるんじゃなくて、増田みたいな下水に流してるぶんまだ健全

ここまでの文章か「気持ちよく知ったかをキメる」という欲求にのみ基づいて書かれているので、サイゲは間に受けて調整とかしないでね。

じゃあの

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん