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はてなキーワード: NHKスペシャルとは

2017-08-08

テレビ新聞情弱を騙せれば良いから質がどんどん下がっていく

テレビ新聞の主な購読者視聴者高齢者DQNなので、広告ターゲット高齢者DQN

新聞を読むことが教養の一部で、NHKスペシャルテレビニュース報道番組を見れば教養が身につくと信じている一部の人々だ。

高齢者DQNターゲットなのは広告を見ていればわかる。

インターネットで物を売れないが金を持っている高齢情弱企業テレビ新聞をありがたがって広告を出すのだ。

からテレビ新聞高齢者DQN向けの番組を作ったり記事を書いたりしている。

高齢者スマホを使わないし、使っていても有効な使い方ができい。DQNスマホゲームしかしない。

かくして視聴者層に合わせてテレビ新聞の質はどんどん下がっているのだ!

嘆かわしい。

2017-06-11

実は毎日NHK観てる

19時〜と21時〜はほぼ間違いなくニュースやってるし

クローズアップ現代とかNHKスペシャルとかプロフェッショナルとか番組名忘れたけどどこかに3日間密着してみるドキュメンタリーとか全部録画してあとから見てるし

NHK教育…今はEテレか…もいいよね

うちは野球サッカーの中継やスポーツニュース観てるくらいなら近所の小学校卒業式とか地域の連絡事項ひたすら流し続けるチャンネル観てたほうがマシってレベルスポーツに興味ないか

どこもスポーツニュースしかやってない時間クラシックコンサートとか流してくれるのすげー有り難いよ

あと多分再放送なんだろうけど

モーガン・フリーマンかいうオッサンが出てる番組

あれもよく録画して観てる

そんなこんなで

とりあえずテレビつけたらNHK観てるんだよ

民放2局かNHKしか選択肢がない田舎者にとってはNHKの安定したラインナップとクオリティにはすごく助けられてるんだよ

でも、申し訳ないけど

受信料は払ってないんだよなー

わざわざ夜中に徴収に来てるのにいつも居留守使ってごめんね

NHKに限らずアポなしの訪問は全部居留守使ってるんだけどさ)

毎日NHK観てるけど受信料払ってまで観たいかといわれるとそうじゃないんだよなー

受信料払うくらいならうちの部屋だけ地上波含めて一切テレビ映らなくしてくれても構わないし

俺のテレビ番組に求めるものって

テレビ東京ビジネスオンデマンド(月額500円)とかでも満たせちゃうから

月何千円払うくらいならそっちに課金するかなーってね(「課金」の本来意味については突っ込まないでください)

めっちゃ勝手なこと言うけど

受信料わずNHK観てるっていう罪悪感はあるんだよ

から別にテレビ映るなら強制徴収のままでいいからさ

映る番組絞る代わりに月数百円のプラン作ってくれないかなあ

そうすれば気持ちよくお金払って思う存分NHK観れるから

2017-06-06

春の終わりの不倫

日曜日

息子はリトルリーグ試合

妻はその付き添いで、

朝早くから出掛けている。

私はキッチンテーブルに置かれていた

弁当の残り物とご飯を電子レンジで温める。

 

身支度をととのえ、

試合をしているグラウンドとは逆方向の電車に乗り、

終点に着くと、改札の先で、

大学の後輩であり、

友人の妻でもある彼女が待っていた。

 

ジムに行くって出てきました。

ある意味運動するんですからウソじゃありませんよね」

さなスポーツバッグを胸に抱えながら、

いたずらっ子のような表情を見せる彼女は、

サークル勧誘で初めて声を掛けたあのころと、

少しも変わらない。

 

「うわ、日がたかいですね!」

ホテルを出ると、彼女は目を細めながら、

ちょっとうれしそうに、声を上げる。

10分ほど歩いて駅ビルのお寿司屋に入り、

刺身焼き物ビール

運動の後のお酒はおいしいですね」と

冗談っぽくはしゃぐ彼女に、ほほ笑み返す。

 

「じゃあね」と言ったら、

お互い振り向かないのが暗黙のルール

帰りの電車の中で、今日行為を思い出す。

 

妻も息子もまだ帰ってきていなかった。

冷蔵庫からビールを取り出し、

一口つけたとき、不意に、

部下から打診されていた結婚式スピーチ

引き受けよう、という気持ちになった。

社内恋愛で、2人とも直属の部下だったから、

私以上の適任はそういないのだろうが、

不倫している私に何かを語る資格などないのでは、と

逡巡していたのだ。

 

スピーチの件、引き延ばしにしていて申し訳ない。

私でよければ引き受けます

家内に話したら『ぜひやりなさい』と怒られました」

即答しなかった言い訳に、

少しだけウソを交ぜてメール送信

そのすぐ後に、どろどろになった息子を連れて妻が帰宅

「ただいまー!」

「おかえり」

「ただいま。今日は何してた?」

「部屋の中でごろごろしてたよ。さっきからビール飲みはじめた」

妻は少しだけ非難の表情を作ったが、本気で怒ってはいなかった。

「これから夕ご飯にするから、○○(息子の名前)をお風呂に入れてあげて」

了解!」

 

夕ご飯は値引きシールが貼られたパック寿司

これはこれでうまい

赤霧島』をロックで飲みつつ、

『おんな城主直虎』『NHKスペシャル』そして

スポーツニュースをだらだら見ていたら、

メールの着信音。

 

「おつかれー。今どうしてる?久しぶりに会いたいね

何てことのない文面の差出人は、彼女の夫、

まり、私の友人からだった。

 

1年以上連絡してないのに?

なぜ?

今日

このタイミングで?

 

まさか……。

 

このメールにまだ返信できずにいる。

2017-06-04

俺は基本的自己中なので、知らないところで知らない人が困ってても別になんとも思わない。

でも社会福祉にはかなり興味があって、今日NHKスペシャルも真面目に見ていた。

この2つは俺の中では矛盾してない。

老人相手社会保障は俺が年取った時に減ってると困るので、必要。減らさないで増やしておいて欲しい。

子供相手社会保障必要。将来の税収の源だし、俺が年取った時に受給する年金払ってもらう予定だから

働いてる人相手社会保障も充実させるべきだと考えてる。現在の子供、将来の大人を育てるための肥料になる。

全ては俺が将来楽をする為に社会保障を充実させるべきと考えている。

だが子供貧困に関する意見を聞いていると、現在の老人へとヘイトを向けるような意見散見される。

本来対立するものではないはず。

予算に限りがあって全てを充実させることはできないなんて寝言も聞きたくない。

予算が足りなければ増やせばいい。

社会保障経済政策も全ては一体となるもの

全ては金の問題に繋がる。

経済が上向けば税収が上がり、予算として使える金額が増える。

絶対値が増えれば少ないパイの取り合いなどという醜い争いは無くなる

俺の考えは間違っているのだろうか。

同じ意見の人をなかなか見ないのでわからない。

社会問題を扱う番組を見ていて

私は社会問題を扱う番組を見るのが好きで、特にNHKスペシャルはほぼ毎回見ていると思う。

番組に対して、視聴者は様々な感想意見を送ってくる。そしてしばしばテレビの画面に表示されることがある。また、Twitterなどに番組感想記述する人も多い。

そういったコメントの中によく出てくるのは、番組で取り上げている問題に対して解決策を示さないことへの不満である

私はそのコメントを見ると、毎回辟易するのである。またか、と。

番組内で何かしらの解決策や提案がなくとも、私は構わない。その問題の背景や関連したデータをもとに、視聴者である自分自身がその問題理解し、考えを巡らすことに意義があると考えるからである

したがって、そんな私にとっては、先述のコメントをするような人たちが、考えることを放棄した哀れな人に映るのである

そもそも簡単に答えが出るなら、1時間番組なんか作らなくていいのである。そんな時間があるならさっさとその答えを実行してしまった方がいい。

以上のような私の考えに賛同してくれる人は、いったいどれくらいいるのかしら?

2017-05-23

ADHDなのかも

発達障害特集したNHKスペシャルを見た。

番組中、ADHDの子がなぜ授業に集中できないのか、その時、彼女は何を考えていたのかの解説をしていたのだが、小学生の頃の私を見ているような気分になり、ネット徘徊してADHD自己診断チェックや、その特徴を読み漁った。

・片付けが苦手

・物をすぐ無くす

・集中が持続せず人の話をあまり聞いていない

ケアレスミスが多い

・飽きっぽい

独り言が多い

・話が飛躍する

ダメ男と付き合いがち(それが自分には合っていたのだろう)

などなど、けっこう当てはまる。

時間が守れない、約束を破る、座っていると立ちたくなるなどは当てはまらないが。立ちたくはならないけど揺れがち)

ADHDっぽい傾向が顕著に出ていた小学生の頃、番組を見たことで思い返すとあれが本当に辛い時期だった。

すぐ気が散るので先生の話が聞けない→ゆえに宿題明日持っていくものなど聞いてない→当然、宿題はやってないし、忘れ物も山ほど→先生に怒られる→男子からバカにされる(女子は何故かかばってくれた)→すぐ泣く→余計にいじめられる

という毎日だった。

あの当時は本当に、人の話を聞くことも、勉強の仕方もどう行えばいいのかが全く分からなかった。

集中しなさいって言われても、集中の仕方なんて皆目分からないし、思考があちこちに行ってしまうことをコントロールすることもできないし、そしてそれを説明できないし。

ついでに、歯磨きをしなかったか虫歯だらけだし、お風呂も湯船に浸かるだけ。ランドセルや机からカピカピのパンが出てくる始末。

典型的な不潔でだらしない子どもだった。

ここまで書き出すと親が呼び出されてもおかしくない気がするが、おそらく先生は私に関心が無かったのだろう。

私が授業を妨害するわけでも、誰がに暴力をふるうわけでもないので、放置されたのではないかと推測する。

では、家で問題にならなかったのかと言うと、私の兄がアスペルガーでそれこそ学校問題を起こしまくっていたため、私の問題など取るに足らないものだったのだろう。

母はしょっちゅう学校から呼び出され、教師から「○○くんのために授業が進まない」などと言われていたそうだ。

当時は発達障害が今ほど問題になっておらず、母はノイローゼに、兄は引きこもりになった。

ちなみに父は外に女がいて家にほとんどいなかった。

そんな環境だったこともあり、本当に誰も私を見てくれていなかったって未だに思っている。

毎日先生に怒られ、男の子からいじめられるのは辛いし、本当は学校になんて行きたくなかった。

そこで思い切って母に「学校行きたくない」と訴えたところ、「あんたまでそういうこと言うの勘弁してよ」と言われて、それからひたすら我慢して登校した。

プリント教科書も入れっぱなしのランドセルはとても重く、虫歯は痛く、頭は臭かった。

結局私はADHDなのか、怪しいなー分からないな―。

先月派手に転倒して顔を縫ったあたり、ものすごくそそっかしいことに間違いはないんだな。

これまでだって知らなかったことだから別にからないままでいいんだけど、ただ、あの辛かったころの私に手を差しのべてあげたいな。

一緒にお風呂に入って髪を洗ってあげながら、学校で何があったのか聞いてあげたい。

今、そういう救いが必要な子に何か出来ることってないのかな。

集中力と根気が続く限りだけど、考えたいなあ。

本当に辛かったもん。

2017-05-15

[]岩田明子NHK解説委員政権との距離を質し続ける高井たかし議員

国会ウォッチャーです。

 先週木曜日(間違えた)総務委員会。籾井さんのときの質疑と比べて、別に新しい情報があったわけではなかったんだけど、高井議員NHK政権との距離問題はかなりしつこく聞いてきています学生時代NHKの集金のアルバイトをして生活の足しにしていたとか。指摘するのは大事だけど、特段有効打は出せてない感じですね。

 こういう、政権意向に反した奴を左遷させる、というある種の忖度のようなものは、かなり省庁、NHKなどの中で広がってるんだろうと思うんだけど、いかんせん証拠がないので、そういう例がどれだけあるのか、ということを示していくしかないんでしょうが魚住昭さんが書いた、月刊現代中川昭一安倍晋三の両議員からNHKに対する圧力についての朝日新聞記者取材テープとされるものの中で、松尾武氏が答えていたようなNHKの内情からするとだいぶ変容してるんだろうな、と思います

 岩田明子さんは、NHK解説委員で、今井尚哉首相秘書官お気に入りとされる人で、田崎史郎山口敬之氏らとならんだいわずと知れた寿司友ですが、週刊誌的には、彼女政治部内での発言権が非常に大きく、人事にまで口出ししている、と噂されているところです。最近で言えば、籠池理事長の会見の最中に、安倍総理のぶら下がり開始の10分前にご登場あそばして、南スーダンPKO撤退について、政府見解のご解説をなさっていらっしゃったことが記憶に新しいところ。まぁそれに関する質疑もありましたが、唯一新味のあった話だったのが、前任の政治部長山下熊本放送局長)が、岩田さんの文芸春秋への寄稿に対していかがなものかと異議を申し立てたらしい、ということで、籾井氏の粛清とされる昨年4月25日発令人事で、通例2年の政治部長職ですが、1年で熊本に異動になった、という話が、どうもNHK内部では、岩田さんのインタビュー記事が原因なのではないかとされているというところでしょうか。

日露首脳会談映像はいったい誰が撮影して、誰がNHK提供したのか

 これももう何回も聞いてるけど、何を聞いてもまったく答えないので、ほんと聞いててむなしいだろうな、と。昨年11月APECでの日露首脳会談事前協議映像が、内容をNHKスクープドキュメント北方領土の中で流れたことに対して、いったい誰が撮影して、どうやってNHK放送することになったのか、という話。これを外務省内閣官房映像撮影したのかと聞いても、「お答えを差し控えさせていただきます」、NHKに聞いても個々の取材についてのお答えは差し控えさせていただきます。という流れなんですが、撮影事実あるかないかも答えられない理由が、「政府内部の協議一般には公開していないから、撮影の有無を含めて答えることはできない」といってるんだけれども、放送の中で、「外交機密が含まれいるから音声は流せない」といいながらNHK放送されるというのなんでそんなもんが流出してんのっていう疑問に繋がるのは当然じゃないかしら。NHKにだけ撮影に入らせてるっていうのであれば、政府の機密的事項を話し合う場面にNHK記者が入っている、という時点で、コンプライアンスがぶっ壊れてるし、官邸撮影して提供してるんなら、NHK提供できるものを誰が撮影したのかについて、政府側が答えないっていうのは、国民代表たる国会議員なめてる案件なわけで、どっち方面に転んでも頭おかしいとしか、っていう話なんだよね。(NHKニュースソースを答えないのは仕方ないけど、政府は答えない理由はないはず。だってNHK提供してんだから。)

 そんで、どうやっても答えないか一般論として、

高井

NHK政権距離を接近させすぎてまで、特ダネスクープを追い求める必要性はあるのか、政権が流したいものを、スクープをあげるから、ということで流す、というのは税金が入っている公共放送としてあってはならないと思うがいかがか」

上田良一NHK会長

NHK報道機関として、視聴者判断のよりどころとなる情報を、正確に、そしてより早く提供することが重要であると考えております。そのためにも取材報道のあらゆる段階で、真実に迫ろうとする姿勢を徹底することが、大切と考えております。今後も社会必要とされる情報いちはやく伝えてまいりたいと考えております。」

高井

いちはやく、ということは否定しないが、NHKが、独占的に、他社が入手していない情報を追い求める、これ自体否定はしないが、相手政権場合、当然見返りがあるから問題だと思っている」

この上田さんの答弁も、もう何回目、という感じで、ただの作文読み上げだけど、籾井がやめてもNHK本質は変わってないなというのは思いますね。籾井に反抗するような幹部粛清済みみたいだからしかたないのだろうけども。確か、オバマ大統領との首脳会談がセッティングできなかったとき批判の声があがったときも、NHKは独占映像として、オバマ大統領安倍さんが2人で話してる映像を流してたよね。G7の首脳会合には海外勢含めてメディアは入れないからどこから出たっていわれたら官邸からしかないわけだけどね。

岩田明子氏の「ジャーナリズム掲載原稿

http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2017021700004.html

これね。これを読んで会長感想を求めるが、「感想差し控える」

高井

感想はいえないということでしたら、もう少し具体的に聞きますが、私はこの中にはちょっと問題だと思うところがいくつかあるんです。

(略)永田町での取材を通して思うのは、記者取材対象者関係においては、権力のチェックという側面と、信頼関係確立の側面の絶妙バランスが大切だということです”その通りだと思いますね。バランス大事なんです。”取材相手に誠意と情熱を持って全人格で向き合い、その一方で私を超えた公の立場でチェックをする、と同時に情報はよい意味で、ギブアンドテイクであるべきだと実感をしました。権力主体が隠したい事実がわかり、それが不正だった場合外交上やむをえない場合を除き、この事実を報じなければなりません”報じなければなりません、ってか報じる、当たり前ですよね。報じるに決まってるじゃないですか。”そのためには、日ごろから取材対象に肉薄し、情報を取る力と交渉をする力が不可欠です”こう書いてるんですね。つまり今回のスクープドキュメントNHKスペシャルの話もそうです、あるいは国会で何度か取り上げてきた、南スーダンから撤退するときの、情報いちはやく入手して、しかし、その見返りというんでしょうか。夕方放送でですね、ちょうどあのとき、籠池理事長記者会見とあえてぶつける形で、記者会見をした、その後すぐにですね(事実誤認記者会見がはじまる前です)、岩田明子さんが出てきて、長々と政府立場解説する。やはり。情報をとる、ということに対してですね、どうしても、政権よりの放送に、どうしてもなる、と。だからこそ政府情報を出すんじゃないですか。ですからバランス大事だといいながらですね、私は権力のチェックこそマスメディアの使命だと、ましてや受信料で成り立つ、NHK公共放送として、大事な使命だと思いますが、会長NHKとして、こういう考え方、この考え方、これでいいと思いますか。」(質問がわかりにくい、もっとストレートに、コレは癒着だと思いませんかとか聞いたほうがいいよ。岩田明子氏が権力のチェック果たして政権の思惑と違うことをしゃべったことがこの5年で何回あるか知らんけど、外見からは、政府スピーカーとしての機能しか果たしてないと思うけどね。)

上田

NHK姿勢に関しましては、取材政策ルールブックであります放送ガイドラインがありまして、そのなかで、取材相手との関係については、放送倫理や公平・公正な姿勢意識し、節度ある距離を保たなければならないと定めております。また国民知る権利や、公共利益のために、密着取材必要場合でも、相手利益を図ったり、癒着と受け取られる行動を取ってはならない、と定めております。この冊子を全職員に配布いたしまして、周知の徹底をいたしております。また真実を明らかにするために、取材相手に食い込むことと、いっぽうで、取材相手一定距離を保つことは、ジャーナリストが必ずわきまえなければならないことである認識しておりまして、現場ではこのことを十分に踏まえて、日々の取材制作に取り組んでいるもの承知しております。」

高井

会長まだ就任されたばかりでね、まだ、まぁ監査委員やっておられましたけども、昔のNHKはそれを守っていたかもしれませんが、そうじゃない実態が、だんだんそうじゃなくなってきているということを、皆さん、NHKの内部からも、皆さん危惧されて私のところにも情報を下さる方がいる。この委員会でも取り上げました。去年ですかね(5月24日衆院総務委員会)、あのーこれもまた岩田明子さんが、文藝春秋安倍総理のお母さんのロングインタビュー、4時間半のインタビューを書いたと。これも内部ではですね、なぜNHK記者が、解説委員が、文藝春秋に、自分たちが集めたリソースNHK記者として安倍洋子氏との人脈を築いたわけだからね)を使って、集めた情報を、文藝春秋に出すんだと、反対した方がね、部内にもいらっしゃるそうですよ。しかしその方はね、定期じゃない人事異動地方にいってしまったそうですよ、政治部長がね。異動になったと、これはもうNHKの内部では有名な話ですが、会長がご存じなかったというのなら、この機会に是非知っておいて頂きたいと思います。結局、NHK組織権力をチェックするというバランスに対して、鈍感になってしまっているのではないか、これは前の会長の籾井さんの体制の悪い影響がでているんではないかと思います。これ以上聞いても堂々巡り議論・・・(略)

高井さんはここでとまっちゃだめだよ。わざわざNHKが籠池理事長記者会見に合わせて、前から持っていた情報を流し始めるというのは癒着だと思いませんか、岩田さんが会長賞を受賞されたそうですが、彼女のどの報道評価されたんですかってしつこくしつこく聞いて欲しいわ。この、寿司ともを利用して適度にスクープ読売産経日テレフジテレビとかに与えながらやっているメディアコントロールと、桜井充さんの質疑で出てきたような、国家戦略特区に関して、変に便宜を図るようなことはしないほうがいいって発言したら、次官経験から脅しの電話がかかってきて、地方大学に飛ばされた、みたいな人事権を使った官僚コントロール安倍政権を磐石にしてるものだと思うから、ここをしつこく突っつくのは、ホント大事なとこだと思うんで、ここでやめちゃいけない。、

一応時系列を整理しておくと、岩田氏のインタビュー記事、「晋三は「宿命の子」です」の取材は当該記事によると取材の申し込みは昨年3月、当該記事出版5月10日NHKの定期人事は例年6月山下毅氏を含む籾井氏の粛清人事があったのが4月25日山下毅氏の熊本異動後の記事によると、内示を受けたのは、熊本地震の前日、4月13日ということです。まぁ一応筋道としては通った話なのかな。真偽は知らんけど、こういう話は、この政権ではごろごろ聞く話ではある。

2017-05-01

貧乏人の生活

NHKスペシャル低所得家庭の子特集自転車スマホなど、半数の家庭は持っていると思われる物は与えられてるので

一見したら貧困家庭と気づかれないという話があった。んで、外見的には普通だけど、外食旅行などはいけない。

今の俺じゃん。

2017-02-13

NHKスペシャル「見えない貧困未来を奪われる子供たち」を見た

2017/2/12、日曜の21時から放送

概要

・全世帯可処分所得中央値の半分以下である世帯貧困定義。この定義だと6分の1の子供は貧困になる。

貧困調査において「剥奪指標」を用い、物的資源の欠如、つながりの欠如、教育経験の欠如の3点で調査した。

・この子供の貧困放置した場合、低収入などで42.9兆円の社会的損失が予想される。

先進国は「相対的貧困」で、途上国は「絶対的貧困

貧困の子供は、苦労している親を助けられないジレンマや、自分の将来に楽観が持てないことで自己肯定感が低くなる。

感想

番組ではその現状を伝えることが目的だったので具体的な解決策まではありませんでした。

でも深刻さが十分伝わったことで、有意義だったと思います

剥奪指標である、物的資源の欠如については、「ジモティー」みたいな需要供給マッチングサービス有効かと思いました。

こういうのを国主導でやれないのでしょうか?

開発費、運営費が具体的にどのくらいになるかはわかりませんが、生活保護に比べて、費用対効果は大きいんじゃないかと思いました。(効果とは国民生活水準向上、幸福感です)

ジモティーでもいいんですが、国がやって、すべての国民が知って使うようになると、ますます有用性が高くなると思うのです。

あと、つながりの欠如については、

デンマークのコウハウジングコミュニティーみたいな、大きなスペースの中に各家族プライベート空間を持って住み、家族間を超えてつながりを持ちやすくするような住形態あったらいいなと思いました。

今後は過疎化していく地域などでも、こういった助け合える、つながりを持てるような場が必要だと思います

結局は必要になってくるものなら、これも国がインフラとして作ってもいいと思います

教育経験の欠如については、

コミュニティーができれば、レクリエーションなどで、遠くへ旅行できずとも色んな思い出が作れると思うけど、塾レベル教育は難しいと思います


今回の番組を見て、国がもっとお金出したら良いのにと思ったのは、42.9兆円という社会的損失です。

それは結局は生活保護などで補填しなければならない損失になると思います

損失がそこまで大きくなる前に対策できるのであれば、それにはある程度のコストはかけていいと思うんです。

視点だけではありません。

貧困の子供は自己肯定感が低くなるということで、自立して生きる力が育たず、幸福感を得れない人が増えると思うのです。

最近就職の安定志向や、専業主婦願望といったものは、自分で生きていく自信のなさの表れだと感じます

安定はすぐに飽きます自分の力で生きていくことの幸せを知らずには、不満が増えるだけでしょう。

不幸な人が増える事自体、憂慮すべきですが、それによる社会問題も増えます人間が荒めば社会も荒むでしょう。

他に、意識についての教育必要だと思いました。

上に挙げたインフラをただ整えるだけではうまくいかないと思います

日本貧困は「相対的貧困」というもので、紹介された子供たちは生きていけないレベル貧困というわけではなく、

日本生活水準における相対的貧困、他の一般的子供たち、友達と同じように物を買ったり旅行ができなかったりすることが問題でした。

まり他人比較することで貧困を感じ、不幸な気持ちになるということです。

コウハウジングを作っても、他人を信頼できない人は快適な生活はできないし、そこに住むという劣等感が拭えなければ幸福になることはないでしょう。

これは、意識次第と言うこともできます。ですがその意識を変えることは容易ではありません。

この意識への教育学校でできないかと思うのです。

今の道徳倫理の授業では何を教えているかはわかりませんが、

生きていく上で本質的重要な、自己肯定感を高めることや、他者比較競争しなくてもいいということなど教えたり、

勝ち組になりたいと思わざるをえない環境をなくして、強くて幸福子供が増えると、いじめをする動機すら薄まると思うのです。

これも国主導で、社会学者心理学者を集めて、国民意識を良いものにしていくための教育作りはできないんでしょうか?


好き勝手に疑問や提案をしてきましたが、

国がどこまでやっているか、何を試したのかを全く知りません。

ただこの問題について共有したいのと、有識者トラバとかで教えてくれないかと思って書きました。

2017-01-28

線維筋痛症の痛みを「ルーシー」と呼んでみようかな。

線維筋痛症休職したあと、復職を前にして不安があったので、人生で初めてカウンセリングを受けることにした。

ありがたいことに、会社制度無料で受けられる。

医療行為ではない)

復職後2回目、通算4回目のカウンセリングで、とてもおもしろい話があったので、書き残してみる。

自分

線維筋痛症にせよ、慢性疼痛にせよ、痛みから逃げようとすると逆効果だ、ということは本で読んだんですね。

ある本には「パーティに招いてもいない嫌な親戚のおばちゃん」、

別の本には「痛みのモンスター(ただし実体も力もない)」と書いてました。

また「ロバが杭につながれて、もがくほど縄が食い込む、という禅の言葉、繋驢橛(けろけつ)」を紹介している本もありました。

なので、最近は「痛みさん、こんにちは」と言うようにしてます

まぁ、毎回は無理ですが(笑)

カウンセラー

それはいいことですね。

うちにくる方の中には、不快事象や症状に名前をつけている人もいますよ。

自分

名前ですか!

それは面白いですね。たとえばどんな名前ですか?

カウンセラー

ある方は「スナフキン」と呼んでました。

ふらっとやってきて、ふらっと去っていく。

いつ来るかは分からないし、彼のありようを変えることもできない、ということですかね。

自分

スナフキン

面白い、実に面白い……ストンと落ちました。

(このあと別の話題雑談

自分

そういえば、正月たまたま早く目が覚めて、NHKBSの慢性腰痛特番と、NHK総合スヌーピー映画を見たんですよ……

前者は慢性腰痛メカニズム後者安心毛布をどうしても手放せないライナスのお話でした。

NHKスペシャル腰痛治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズムhttps://goo.gl/w4u4Y0

アニメ Happiness is:「スヌーピー幸せブランケットhttps://goo.gl/gvjAOs

自分

ひらめいた!

私は痛みを「ルーシー」と呼ぶことにしようかと思うんですが、どうでしょう

カウンセラー

いかもしれませんね。

自分

いいでしょう?

ルーシーは、いつやってくるか分からないし、理不尽だし、

でも、チャーリー・ブラウンライナスも、それはそれとして生きている。

野球チームにもいれてやるし、家から追い出したりもしない。

カウンセラー

ルーシーに乗っかかられたら、それはそれで痛いですしね。

痛みを否定することはせず、痛みは痛みで受け止めて、できることをやる、いいことですね。

自分

そんなルーシーが、ときどき精神科医にもなるあたりが、なんともシュールですね(笑)


この日は、結構スッキリした。

2016-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20161208175317

サイエンス信じてなくてもいいけど、利用をして生きてることは自覚してほしい。

AIに関しては自分も詳しくないけと、

羽生善治NHKスペシャル面白かった。

ニューヨーク法律事務所AI裁判資料作らせて、弁護士はそれを法廷で読むだけ的な。

将来、AIAIってあるのかなーとか思っちゃった。コンマゼロ秒で裁判決着しそうw

てかこういうNHK科学番組の案内する人って立花隆イメージだったんだけど、

年取っちゃったのかな。

死後の世界存在するかとかで真剣に悩んでいるみたいだったし。

2016-11-21

[]NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿

先週散々話題になってたけどこの週末にやっと見た

そしたら宮﨑駿がなんであれに怒ったのかがすごくわかりやすかった

過去の宮﨑駿作品見てなくても番組だけ見て分かる程度にはうまく編集してあったと思う

何かっていうと、番組序盤に、毛虫のポロCGで作ることになって宮﨑駿が若手クリエイターといろいろ話したりするシーンがあったんだけど、

その中で、CGで動くポロをすごくうれしそうに楽しそうに見て話してる姿が出たのよ

前足は頭と別に動いたほうがいいね、とか

それ見て、あーCGの動き一つでこんだけ嬉しそうにする人にあんなの見せてあんな言い方したら、そりゃ怒るわってなった

別にCGの動きならなんでも否定するわけじゃないし、見せ方によっては十分好意的な反応もありえたと思う

改めてkawangoの失敗の根本は、ああいったCGでの取り組みをはじめた宮﨑駿の現場ほとんど知らずに、自分らの中途半端プレゼンをしたことだなあとつくづく思った

毛虫のポロ製作中にkawangoの姿がうつるところなんて全然なかったし

どういうふうに作ろうとしててどういうところで苦労してるのかがわかってればあんプレゼンには絶対ならなかっただろうと思うともったいなく感じる

価値観の相違でもなんでもなく、あれは単純なプレゼンの失敗

番組全体としては700日間とサブタイにあったのにたった一時間だったことから大体わかってたけど、30分で1年過ぎてはやすぎ!ってなった

ぶっちゃけ内容薄くて期待外れだと思ってしまった

最後特にまとまりなく終わったし

もうちょっと明確なゴール見えてから時間くらいがっつり時間とって放送してもよかったんじゃないかとも思う

kawangoのあれがなかったらほんとにだらだら終わってたから、あれをどうしてもカンフル剤として入れたかったプロデューサー?の気持ちもよくわかる

2016-11-14

NHKスペシャルの宮﨑駿 身障発言

宮﨑駿の発言ですでに色々意見は出ているけど、もうひと押ししたいと思った。

あのCGを見て、ほぼ全ての人がアレを「気持ち悪い動きをする人形」として観ていたのに対し、宮﨑駿だけは「最適な動きを模索する生命体」として観ていたのではないかと、私は考えた。だからこそ自身感想として一生懸命努力するアレ自体を「気持ち悪い」と評さなかったし、同じように最適な動きを模索する身障者にイメージを重ねたのではないだろうか。

AI研究制作する専門家たちがアレをただのデータとして嘲笑う一方で、ITに疎くCGにあまりいい印象を持たない宮﨑駿だけがCGで作られた体をAI一生懸命に操るアレを生命体として認識していたのだとしたら、なんと皮肉な話であろうか。

川上さん叩きがちょっとつらい

こないだのNHKスペシャル川上さんが宮崎さんに怒られて

まとめサイトとかあちこちで話題になってる。


個人的には川上さんのプレゼン方法が下手糞だったとか色々あってまぁ思考的にも宮崎駿よりである

なんか川上さんのやってることがナウシカヒドラ作ってた旧人類側みたいじゃねーかwwwww

とか思ったので少なくとも宮崎さんの前では見せるべきではなかったと思う。


でも宮崎さんも別でやってくださいって言ってたようにあれはあれで

将来的に別の道につながる可能性もあるのかもしれないし全否定はしてなかった。

なんかここ数年間川上さんとかに付き合って宮崎さんも結構そういう文化を頭ごなしに否定するべきではないとも思ったのかもしれない。

少なくとも吾郎監督が作った3DCGアニメプロデューサー担当したのはカワンゴだし、宮崎駿ペンタブとか3DCGを使ってみようかなって思ったのはそういう影響もあったと思う。

それでカワンゴさんもなんか色々思うところはあったのかもしれないけどあのプレゼンあんまり良くなかったかなとは思う。


でも言って見れば社内ミーティングの一環だったわけですよ。

なんか始まる前はめっちゃわきあいあいとしてたし、「3人だけのところがめっちゃ増えた」とか笑ってたし。


で、その後自体は急転直下して空気最悪になるわけだけど(あれ怖すぎだろw)、あれを全国放送するのはちょっと流石にカワンゴかわいそうや。

いや了承したのかもわからんけどね。

了承してたとしてもちょっとネット民叩きすぎや。

言ってみりゃ社内で社員プレゼンミスって上司に怒られた話であって別にそんなたいした話じゃない。

別に宮崎さんも怒鳴ってたわけじゃなく静かに淡々と怒ってたし、酷い叱責の仕方ってわけじゃない。

でもそれを全国放送するってもろにパワハラやんけw

駿の考えを変えた会議ってことでTV放送的には重要なのかもしれないけど正直みててちょっときついわ。


まぁ以前の放送とかでも怒られて人とか出てたと思うけど、ちょっと段々きつくなってきた。

2016-11-09

このブコメ欄をみてよ

http://b.hatena.ne.jp/entry/www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=08006&f=prtw

宮﨑駿が引退したのは「長編アニメ製作」よ。

短編やその他美術館活動積極的に続けるという話をさんざん方々で言われていたじゃない。

なのにこの、「またいつもの復活か」などと馴れ馴れしくのたまう雰囲気

国民アニメ監督としてなれ親しみを感じるなら、どんな発言をしたかくらいちゃんと読みなさいよね。

それに、もしちゃんとジブリとその周辺を追う気のある人間なら、以前のスタジオカラーNHKスペシャルで、アニメーター見本市でCGアニメを作った若手監督がいま宮﨑駿と美術館で上映する新作短編CGアニメの「毛虫のボロ」を作ってることくらい知っていて当たり前なのよ。

君の名は公開よりだいぶ前の情報よ。

それなのに新海誠に触発とかいコメントもでちゃうし。

適当自分の中で物語捏造しちゃってまあ。

情報を集める、整理する。思い込み判断しない。

そんなこともできないでドヤコメ書いてるんですよ、あなたがたは。

そんなコメントに星を付けちゃってるんですよ、あなたたちは。

2016-08-17

NHKスペシャル捏造・虚言を肯定 はてな民激怒

先日放送されたNHKスペシャルふたり贖罪(しょくざい)〜日本アメリカ・憎しみを越えて」が面白かった。

内容は、太平洋戦争で敵国への憎しみを募らせる経験をした日米の軍人2人が、戦後それぞれキリスト教宣教師となり、米軍人は日本で、旧日本軍人はアメリカで、「憎しみはいけない」と布教した人生を追ったもの

その中で、旧日本軍宣教師が話していた自身経験談とされるエピソード捏造されたものがあり、晩年アメリカで追及された、と触れていた。

NHKはそのエピソードについて、「憎しみはいけない」というメッセージを分かりやすく伝えたくて、善意で作ってしまったものだろう、と結論づけて流していた。

この手の、自身を良く見せるために捏造した虚言は、現代ネットでは炎上対象になっており、袋叩きにあって糞味噌にけなされるものだが、おいおいNHK大丈夫かよ

はてな民激怒ちゃうぞと、この内容に笑ってしまった。

2016-07-09

めいそう!

32歳。とだけ。瞑想はじめて二年目。といってもやりたいときにやるだけで、毎日はやってない。初心者の域を出ない。今までに軽くいくつかの瞑想方法を試した。そしてそのいくつかの瞑想方法を気分によって使い分けたりミックスさせてやっている。メインは金井メソッド。サブでマインドフルネスストレス低減法、Zmeditationというアプリでの誘導瞑想、某瞑想団体誘導CDによる瞑想、など。

だらだらと適当にやっているが、割と楽しい金井メソッドは別名源波動瞑想といって、本が何冊か出ている。割と説明が難しい。瞑想関連の本で一番面白かったのでこれがメイン。おすすめは「すべてを受け入れて自由になる」というやつ。金井…なんだっけか。本見に行くのがめんどくさい。

マインドフルネスストレス低減法は、こないだNHKスペシャルでもやってたけど、あらゆる種類の瞑想から宗教性排除し、共通項を取り出して作られた瞑想法。マサチューセッツなんとか大学(工科ではない)で研究・開発された、エビデンスベースドな瞑想法。といってもシンプルに、座って、目を閉じて、今ここを意識して、意識が飛んだら呼吸に意識戻して〜みたいな、簡単なやり方。エビデンスベースドな瞑想法、というより、瞑想科学的根拠を与えた、と言った方が正確か。何がすごいって、瞑想すると恐怖を司る扁桃体とやらがリアルに小さくなり、そのかわり感情記憶を司る海馬がこれまたリアルに大きくなるということだ。脳ミソが物理的に変化するという。実験は8週間だというからさらに驚き。瞑想欲が深まった。詳しくは、ジョン・カパッドジンマインドフルネスを始めたいあなたへ」がおすすめ。ジョン・カパッドジンなのかジョン・カッパジンなのかは、確かめるのがひどく面倒だ。

Zmeditationは、丁寧な日本語誘導付きの、お手軽簡単な未経験者にオススメ瞑想アプリ。5分、10分、15分、20分…と、五分刻みで瞑想時間が用意されていて、誘導も調整してある。シンプルでおしゃれなUI。呼吸に意識を向けさせる誘導がメイン。仏教では数息観というのだそうだ。仏教瞑想の中で入門的な瞑想らしい。

瞑想団体のやつは、金もかかるしガッツリスピリチュアルなのでオススメしないので名前は出さない。ただ、実感として、これが最も手っ取り早く、かつ最も効果的なんだろうなと思っている。直感

何を目指すかによって瞑想は幾多も用意されている。ストレスの低減なのか、パフォーマンス向上なのか、はたまた悟りへの道としてなのか。

そういえば悟りについて面白い本があった。魚川なんとか先生の「仏教思想ゼロポイント」という本。著者は東大哲学を学び、同大学院仏教研究。その後ミャンマー渡り五年、瞑想センター修行した方。内容は、悟りって何?を研究者らしく論理的に解明していくというもの

志の高い方、また所謂日本仏教に納得いかない方は是非。

瞑想って、ライフハック中のライフハックだと思う。ガジェットオフり、瞑想をしよう。

2016-05-21

NHKスペシャルがすごい

今やってた「そしてテレビ戦争を煽った」という番組がすごいと思った。

 

番組ウクライナ戦争をロシア国営テレビ新聞などのメディアがどう報道たか、という内容。

俺にとっては当たり前だが、ロシア事実とは完全に違う内容に作り替えて、自国の主張に都合の良いことを流す。

 

例えば、戦闘で死亡した人の映像勝手事実と違うナレーションを入れる。

「これは敵が死亡した国民を嘲りながら映した映像だ。笑いながら死体から金品を奪っている」

といった感じ。

その映像を撮ったフリージャーナリストは「これは事実とは全然違います。ひどい」と言う。

また、その報道を見て怒り狂って、志願兵として実際に戦場に行っていた人に取材して

あなたは騙されたと思いませんか?」などとやっていた。

 

俺がすごいと思ったのは、これをNHK企画して報道しているという点。

たぶんこれは頭の良い順に次のように理解されるだろう。

 

知能レベル1:ロシアはひどいなぁ。

知能レベル2:NHKもこういう事をするんじゃないかメディアはどいつもこいつも。。。

知能レベル3:NHK自身批判されるかもしれないのに、こんな内容を放送できるなんて、まだまだ捨てたもんじゃないな。

 

さて、おまえらはどこに入るだろうか?

2016-05-15

メッセンジャーの向こう側

NHKスペシャル人工知能(主にディープラーニング)の後半で、AIによって会話するメッセンジャー利用者の反応を見て、90年代後半に流行ったICQにハマっていた時期のことを思い出した。

テレホーダイネット接続Webチャットで知り合った人と30分〜1時間くらいネットサーフィンしながらICQで会話して寝るような生活フリーターしながら資格試験勉強してたなあ。

会話相手のうちのひとりに、実際に会ったこともないのに恋心を抱いていた。他愛のない会話に混じって悩みを聞いてくれた人だった。

メッセンジャーの向こう側に彼女がいる…勝手にそう思っていた時期だった。実際にはリアル彼氏がいたらしいけどね。

その人と話したことを思い出すと、テレビに出ていた内向きな青年の反応が、少しだけ理解出来たよう気がする。

2016-05-03

池上彰氏の凄さ限界

池上氏関連のホッテントリがここ数日あがってたので、自分の思うところを書いてみる。

自分は一応、新卒池上氏と同じ業界就職(といっても、自分は紙媒体)し、記者という肩書をもらっていた経験がある。

7年ほど現場にいて、体壊して、ちょっと内勤の管理部門にいさせてもらったのだが、なんか、内側から会社を見ているうちに

もともと、あんまり向いていなかったかな?と思っていた業界さらに嫌になって転職して

10年ちょっとになる。

普通、あの業界では、最初の何年か地方修行して、いずれ東京大阪に戻ってくるパターンが多いが、

自分就職先は、いわゆる経済紙で(ってもう社名明かしたようなもんだが)地方支局が貧弱な会社だった故、

新卒地方支局に行くという制度がなく、入社から退社まで東京で過ごした。



池上氏の凄さは、なんといっても、情報を取捨選択してわかりやすく伝えるプレゼン能力と、守備範囲の広さだと思う。

で、あれだけのことを伝えられるには、背後に相当の知識があるのであろうと思われている。

その「相当」がどの程度なのか、というと、たぶん、世間一般の人が想像するよりは、かなり浅くて、

けっこうぎりぎりのラインでしゃべっているのではないか、という気がする。それでももちろん、かなりのレベルではあるだろうが。

いわゆる大手メディア企業記者にまず最初に求められるのは、

「昨日聞きかじったばかりのことを、あたかも以前から詳しく知っているかのようにしゃべったり書いたりする能力である

なにしろ、日々、いろんなことが起こるのだ。

なかなか深堀している暇などない。

そうこうして、キャリアを積んでいくうちに、それぞれの専門分野ができていくわけだが、

大半の人は、きちっと専門分野を確立する前に、デスク管理職になったりして、だんだん現場から離れていく。

記者職としてキャリアを全うする人(編集委員とか論説委員とか解説委員とか)は少数派だ。


池上氏の経歴を見ると、NHKで地方局通信部を回った後、東京社会部気象庁文部省宮内庁などを担当した、とある

まあ社会部記者として一般的コースという感じだ。

東京では、悪名高き日本の「記者クラブ」に所属し、最優遇される立場で、役人から懇切丁寧なレクを受けて、

それをニュース原稿に仕上げるのが、まず最初基本的仕事だったと推測する。

NHKの記者特に、「特ダネ」を取ってくることよりも、「報道されるべき情報を落とさない」ことをなにより求められるらしいので、

多分、想像以上に、定例記者会見に出席したり、資料をチェックしたり、他社の報道確認したり、

思いのほかルーティーンワークが多いのではないかと推測される。

(なお、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組は、主にディレクター職の人が担当しているので、

つのテーマを深くじっくり追いかけるのは、あまり記者仕事ではないらしい。

実は自分もNスぺ作りたくてディレクターを第一志望にしてNHK受けたのだが、見事に落ちた)



で、そんなに知識が深くなくても記者が務まるのかといえば、そこそこ務まる。

自分は、そのさして長くない記者キャリアの大半を、メーカーを中心とした企業取材で過ごしたのだが、

正直、最初は、「貸方」「借方」もよくわかってなかった。(大学政治学選考だったし)


それでも、入門書片手に勉強しながら記事書いて何とかなっていたし、

そもそも「大手メディア記者」が企業広報部を訪ねると、結構いろいろ懇切丁寧に教えてくれるのである

そりゃ、変な記事書かれたくないからね。

多分、NHKの記者というのも、それなりの対応を受けるはずである

もちろん、伝えてほしいことは積極的かつ懇切丁寧に伝え、触れられたくないことは隠しながら、だが。

中には、「たいてい経験の浅い若手が担当する企業」というのがあって、そういう会社古参広報さんの中には

「今、編集委員の何々さんねえ、あの人が新人のころ、私がいろいろ教えてあげたものだよ、わっはっは」なんて言ってたりした。

もし、あなた会社広報部に、なんだか大学出たての記者ばっかりくるようだったら、

それは、メディアから軽んじられている証拠である


もちろん、教わってばっかりでは舐められるので、こっちも勉強していくわけだが、

しろこちらは早いと一年担当が変わってしまうが、

相手はその会社一筋なわけで、知識の深さでは、敵わないのが通常だ。

知識を深めるのは、そこそこにしておいて、知らなくてもはったりかませる胆力をつけたほうが役に立つ。

そうこうしているうちに、正面から取材を申し込んだり、正規記者会見に出席したり、

ニュースリリース原稿に仕立て上げているばっかりでは通り一遍記事しか書けず、

社内的にもマイナス点はつかないものの、プラス点がつけられることもないので、

独自夜討ち朝駆けアポなしで取材対象のところに押しかける)したり、独自ルート作ったりし始めるのである

そんなことをしているうちに、自分のような、結局途中で業界を去ってしまうような木っ端記者でも、

ごくごくたまには、取材担当企業株価ストップ安にしちゃうような記事を書くチャンスが巡ってくることもある。


まあでも、ぶっちゃけいえば、そこそこキャリアを積んでいる先輩の中でも

減価償却費資金繰りにどういう影響を与えるのかよくわかっていないまま、

それでも企業経営危機について記事を書いているような人はざらにいた。

(まあ、自分経験積みながらようやくわかるようになったクチで、

当初はなんのことやらわからなかったのだから、偉そうなことは言えないが)

それでも、首にはなりはしない。



そういえば、思い出したことがある。

今の若い人にほ想像もつかないだろうが、その昔、世界エレクトロニクス業界リードし、

今でいえばappleと同じくらいのブランド力で各種製品を生み出していたSONYという会社があった(今もある)。

当時はまだまだ、かつての威光が残っていた。

自分は、そこのメイン担当になるほどの能力キャリアもなかったが、

たまたまSONY会社が取り組んでいる内容が、自分取材テーマに関わっていたことがあって

取材を申し込んだことがある。

いわゆるストレートニュースではなくて、連載コラムのような記事を書くためである

で、SONYに行ってみて驚いた。

美人広報さんが、それまでの取材で見たことないような、

膨大でかつ、非常にわかりやすくまとまった資料をお持ち帰り用に用意していたのである

なんかもう、取材しなくても、この資料キトーにまとめたら記事書けちゃいそうな。

もちろん、そんな手抜き仕事をして相手の思うツボにはまってはいかんので、

きちんと担当者さんに話を聞いて、自分なりの記事を書いてみたのだが、

やっぱり資料に引きずられなかったかといえば、影響はあったわけで、

まあ、恐ろしい会社であった。

かつて「メイド・イン・ジャパン」の強さの象徴として流布されたSONY伝説は、

もちろん実力の部分もあったけれど、伝説伝説たらしめようという広報戦略によって

かさを増されていた側面も多かったというのは、そこそこ業界で有名な話である

なんだか、大分、話がそれた。



多分、池上氏は、NHKでそこそこの社会部記者だったのだろうと思われる。

そんな彼の経歴の中で異彩を放っているのは、そろそろ管理職か専門記者か、という分岐点にさしかかったあたりで

キャスターに転身し、その後10年以上にわたって「週刊こどもニュース」を担当していたことだろう。

(すごい優秀な記者と認められていたら、ここいらで、海外支局あたりで経験つんでいるはずである

そこそこの取材経験を積んだ後で、

衆議院参議院って、どう違うのですか?」とか「比例代表制ってなんですか?」とか、

「どうして輸出が中心の企業は、円高ドル安になると困るんですか?」とか

あらためて、そういうレベルからニュース解説する仕事を10年以上も続けたジャーナリストは、

少なくとも今の日本では皆無に等しいんではなかろうか?



普通、そこそこキャリアを積んだ記者は、あらためてそんな仕事をしたがらないし、

そもそも、そんなレベルことは、真っ当な社会人ならば学校で習っているはず、というのが日本社会の建前で、

読者や視聴者を、そんなこともわからないヤツらと想定して記事番組を作っていたら、

ある意味、「お客様をバカにしている」ことにもなりかねない(と、みんな考えていたのだろうと思う)。

まあ実際、そのレベル作ってみたら、予想以上に受けたわけだが。


「こども向け」の番組というフォーマットを得ることで、池上氏はそういう稀有仕事を追及していった。

その結果、得たのが、あのたぐいまれなるプレゼン能力だと思うのだ。

多分、池上氏程度の知識や取材能力をもった記者は、NHKや全国紙にはゴロゴロしていると思う。

自分のかつての勤め先でも、そこそこキャリアがあって、東京でそれなりに仕事している先輩は、皆さんそれなりに凄かった)

でも、その知識や取材結果を子供にわかレベルでよどみなくしゃべれる人は、そうはいない。


池上氏のニュース解説番組をたまに拝見すると、自然災害メカニズムから、最新の科学上の発見、日本選挙から世界経済まで

あらゆる森羅万象を斬っておられるようである

だが、自分が見る限り、その解説一般紙新書本で得られる知見を超えるものほとんど見ない。

「いや、それは、視聴者に分かりやすいレベルにしているからで、その背後には物凄い知識が・・・」という見方もあるが、

果たしてどうだろうか?

多分、毎日6紙読むという新聞ベースに、ひたすら横に広くいろいろな情報を取り入れておられるように見える。

海外取材などの映像を見ることもあるが、どうも、テレビ局とコーディネータによるセッティングが透けて見えてしょうがない。

多分、その経歴からいっても、海外取材独自ルートなどはそんなにお持ちではなさそうだ。

やはり、「あまり深くないレベルで次々とあらゆる分野に取り組んでいく」ことがこの人の真骨頂だと思う。

それが悪い、ということではなくて、それがこなせる凄さがある、ということである


著書を読んでも(といっても、ほんの数冊目を通しただけだが)、たとえば同じNHK出身の元ワシントン支局長の手島龍一氏とか、

あるいは日経の元スター記者週刊ニュース新書田勢康弘氏の著書のような、深い取材と鋭い洞察に支えられた

凄みのようなものは感じられない。

そのかわり、入門書としてのわかりやすさはピカイチだ。

やはり、この人の存在価値は「広く入門レベルの知識を提供する」以上でも以下でもないのだろうと思う。

(なお、今、軽く検索してみたらどうやらニュース英語の本まで出されているようだが、

膨大な著書のどこまでご自分で書かれているのだろうか?という疑問は置いておく。

出版業界では、驚くほど「著者が適当にしゃべったことを編集者ライターがまとめた本」というのが、世間で思われている以上に多い。

あと、池上氏が英語を話しているところって、あんまり見たことないような。

NHKの採用試験突破するくらいだから、読むことに関しては、そこそこのレベルと推察できるが)




さらに、分かりやすさの理由の一つとして、「子供のような素朴な疑問にも正面から取り組む」というのがあるように思う。

巷間よくいわれる、選挙特番の「池上無双」の象徴ともいわれる「創価学会話題」についても、

タブーへの果敢な挑戦というより、素朴な疑問を追求していった結果なのかもしれない。

「どうして自民党公明党と組んでいるんですか?」という質問は、大人あんまりしない。

それは何となくタブーであると感じているせいでもあるが、一方で「そりゃ、理由はみんな知っている」からである

ましてや、「政治記者歴何十年」を売りにするような政治ジャーナリスト諸氏は、

そんなことよりも、自分の掴んできた独自情報を話したくて仕方なかろう。


だが、池上氏はそういう疑問をスルーしたりしない。

「それは、公明党には創価学会という支持母体があって、固定票が見込めるからですよ」と優しく語りかけるのだ。

で、「では、公明党創価学会本部がある信濃町に行ってみましょう!」と、女子アナを連れてツアーを組んだりする。

実際、やってみれば、放送しちゃいけないタブーというほどのこともない。

そりゃそうだ。

ある程度、日本の政治に関心を持っている人ならば、普通に知っていることなのだから


公明党の側だって、連立与党として大臣まで出す立場になった以上、その程度の取材拒否するはずもなく、

ちゃんと「公式な答え」だって用意している。


から池上氏が

創価学会の人たちが、選挙は功徳だなんていう仏教用語を使っていたりしますが、政教分離観点からみて

問題があると思われませんか?」と質問しても、

創価学会は、大切な支持団体ではありますが、創価学会公明党は全く別個の組織です。

政教分離というのは、政府宗教活動を行ったり、宗教活動に介入したり、宗教団体政治に介入することを禁じております

宗教団体政党を支持することを禁じるものではなく、現在公明党創価学会関係問題と思っておりませんが云々」

といった、きちっと理論武装した答えしか返ってこない。


「そうはおっしゃいますけれども、ここに創価学会名誉会長が、公明党に指示した文書がありましてね・・・

などと、爆弾情報でもぶっこんで来たら、それは多少「タブーに斬り込んだ」ことになるだろうが、

そこまでのことはしない。

多分、そこまでの取材もしていないと思う。そもそもが、そういう役割の人ではなくて、そこは、

政治を専門する別のジャーナリスト役割だろう。

池上氏はただ、意味ありげに

はい、そうですか、よくわかりました」と視線を投げかけるという、

きわめてテレビキャスター的な技術を見せるのみだ。


で、こう考えてみると、やはり池上氏の凄さでは

子供にも分かるように語ること」「子供の持つような素朴な疑問をゆるがせにしないこと」

を常に追求し実践してきた所にあるように思われる。

これは、なかなかに難しい。

多分、そこには、「相手子供)が、何がわかって何がわからないのか」を推察する想像力共感力

「限られた言葉で複雑なことを説明する」ことを可能にする、優れた言語能力必要なのではないかと思っている。

ただし、限られた言葉で語りえることは、やはり、ある程度、限られているわけで、

その辺が、池上氏の限界ではないかと考えている。

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