線維筋痛症で休職したあと、復職を前にして不安があったので、人生で初めてカウンセリングを受けることにした。
復職後2回目、通算4回目のカウンセリングで、とてもおもしろい話があったので、書き残してみる。
■自分
線維筋痛症にせよ、慢性疼痛にせよ、痛みから逃げようとすると逆効果だ、ということは本で読んだんですね。
ある本には「パーティに招いてもいない嫌な親戚のおばちゃん」、
別の本には「痛みのモンスター(ただし実体も力もない)」と書いてました。
また「ロバが杭につながれて、もがくほど縄が食い込む、という禅の言葉、繋驢橛(けろけつ)」を紹介している本もありました。
なので、最近は「痛みさん、こんにちは」と言うようにしてます。
まぁ、毎回は無理ですが(笑)
それはいいことですね。
うちにくる方の中には、不快な事象や症状に名前をつけている人もいますよ。
■自分
名前ですか!
ある方は「スナフキン」と呼んでました。
ふらっとやってきて、ふらっと去っていく。
いつ来るかは分からないし、彼のありようを変えることもできない、ということですかね。
■自分
■自分
そういえば、正月たまたま早く目が覚めて、NHKBSの慢性腰痛の特番と、NHK総合のスヌーピーの映画を見たんですよ……
前者は慢性腰痛のメカニズム、後者は安心毛布をどうしても手放せないライナスのお話でした。
NHKスペシャル腰痛・治療革命 ~見えてきた痛みのメカニズム~ https://goo.gl/w4u4Y0
アニメ Happiness is:「スヌーピーと幸せのブランケット」 https://goo.gl/gvjAOs
■自分
ひらめいた!
私は痛みを「ルーシー」と呼ぶことにしようかと思うんですが、どうでしょう?
いいかもしれませんね。
■自分
いいでしょう?
でも、チャーリー・ブラウンもライナスも、それはそれとして生きている。
痛みを否定することはせず、痛みは痛みで受け止めて、できることをやる、いいことですね。
■自分