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2018-07-06

ハゲ増田

女だ。

いつもポニーテールにしているか

20代後半にして、頭頂部が薄くなってきた。

「将来ハゲになるぞ。ハゲ増してやろうか~」と笑いながら言ってくる奴が居る。

いやいや。ハゲ増すのはお前でいいよ。

私はハゲになりたくないかシャワーときにしっかりマッサージするように頑張っている。

女の微妙ハゲ人権はなくなる・・・・・・。

2018-07-02

女性メガネをかける人に聞きたい

PCメガネをかけているんだけど、

ポニーテールにしていると耳横部分がボッサボサになる。

毎回結びなおすんだけど、これはかけかたが下手なのかな?

2018-06-18

ゴムはぶち切れた

ゴム「おりゃーーー!!俺をなめてると痛い目見るぞゴルァァアァ!!!

ブチッ

ゴム「……」

ポニーテールに出来なくなったじゃないかゴム

もう少し頑張ってくれい

2018-06-11

メガネっ子好きって異様にメガネ外すの嫌うよな

 

観測範囲狭いといわれたらそこまでだけどこの人のように「メガネっ子メガネを外すな」「メガネを外したので失望」みたいなのが多い。

まぁ、上記の人は定形反応ネタだろうけど。

 

思うんだけど、キャラ熟成されてきた現在メガネっ子キャラって二種類あると思う。

それが「ネガティブメガネ」と「ポジティブメガネ」だ。

 

ネガティブメガネとは

メガネをつけることでネガティブキャラ演出されているキャラの事である

一昔前の「メガネを外すとかわいい」「メガネつけてると地味、メガネを外すと明るい」みたいなやつ。

彼女らにとってメガネとは「枷」であるメガネがあることで自分は地味でガリ勉コミュ障ダメ人間だと思ってしまう。

なので、彼女らが「変身」をした時、メガネ(枷)は外れ、本来の明るさを取り戻すことができる。

こういうネガティブメガネに対して「メガネ外すの嫌う奴」がいるのは何ら不思議ではない。なぜなら彼らはメガネをつけている彼女が好きなので、「メガネを外すことが正解とされた変身」は彼らの好みの全否定である

 

ポジティブメガネとは

逆にポジティブメガネとはメガネをつけることにネガティブな要因を付与されていないキャラである

根本的にネガティブメガネと違うのはキャラの魅力を引き出すためにメガネをつけられているというキャラデザイン者による意味付けである

これは感覚的に髪型服装などのファッションに近い。

なのでメガネを外すことは一つのシチュエーションであるが、メガネを外すことを登場人物から褒められる事(伝えられる事)はまずない。

しかし、このキャラメガネを外すことを嫌う人がよくわからない。

例えばだが、普段からボーイッシュファッションを好むキャラ好きな人は多いが、そういったキャラ女の子らしいファッションをした時は基本的オタクは喜ぶ。ポニーテールツインテールのような髪型が特徴のキャラが、なにかのシチュエーションで髪の毛をおろしたことを喜んだり、普段ロングヘアーのお姉さんキャラが髪の毛を上げてうなじが見えるようになるのを喜ぶオタクは多いように思える。

どのファッションでも「ネガティブ○○」はわかる

例えば前髪で目元まで隠れているキャラが最終的にバンバン目を出して、前髪隠れは「枷」のような扱いをされたらどのオタクだって自分の好みを枷扱いされたのだから怒るのはご尤もである

しかし、「ポジティブ○○」の場合はそうではない。なぜならキャラがその後も○○を愛用するからだ。ファッションとして。

ポジティブツインテールキャラが髪の毛をおろしても翌日はツインテールに戻っているからこそツインテール好きはツインテールを下ろすことに安心でき、ポジティブツインテールキャラの別の一面を見れることを喜ぶのである。まぁ、ツインテールネガティブに使われる場面は少ないが。

なのにメガネっ子好きはポジティブメガネメガネを外す行為をかなり咎めるのが異様に思える。

なにを彼らをそこまでさせるのだろうか。個人的メガネネガティブ要素として使われてきたので、「メガネを外すこと=悪」という定形反応が根付いてしまったのが原因では無いかと思う。

まりメガネネガティブに扱ってきた歴史がそうさせているのではないか

2018-05-31

1000円カットもっと高いとこ行ったら?wwww」

1000円カット増田が居るみたいだから、便乗する。

会社女性タイトルのことを言われたことがある。

私も女なんだけど、その後も「女捨ててるww」みたいなニュアンスのことを言われた。

常に一つに結んでいて、どんな切り方だろうと見ても分からない。

特別な結び方だってしないし、普通ポニーテールもの

1000円カットだろうが、他のところだろうが結果は見えている。

そしてその後、「ネイルくらいすれば?」とも言われた。

そのオバサン(定年間近)は赤いネイルをしていた。

私はネイルを何もしていないが、爪は綺麗。

正直、ほっといてくれって思った。

そのオバサンのこと好きじゃないから、もちろん勝手にするんだけどね。

2018-05-20

ぜひ読んでほしいムーンライトノベルズ小説紹介する

ほんとは2chスレ立てようかなとも思ったけどただただ作品への愛しさをぶつけたいだけでもあるので…

ここ7年くらいずーーーっとムーンライトノベルズヘビーユーザー続けているのですが全く書評を見かけないので私が書きます

ムーンライトノベルズユーザーの皆様はもう「知ってるわ!!」くらいの有名どころを攻めてるので面白くないかもしれないんですが、あくまムーンライトノベルズ読んだことない人向けに書きますみんな読んで…

ムーンライトノベルズはただ性癖に刺さる小説もあればエロだけじゃない作品もあってサイコーです。でも良い作品は大体書籍化されてなくなってるんだよなぁ。みつを

とりあえずみんなムーンライトノベルズ読もう!!!おすすめ紹介しま

とりあえず今回は長編完結作品(作者敬称略)だけおすすめしてまた次回短編とか未完結のやつ紹介します。私は本気です。

1.初恋怪獣 ペッテンソン

https://novel18.syosetu.com/n9999cd/

【内容紹介】

高校一年生の新田一葉は生徒会選挙で見た福沢鬼丸の事が好きになった。

なんとか両想いになろうと悪い頭を駆使して頑張るけれど運命神様は何故かクラスメイト夏目輝とばかりひきあわせようとする。うまくいかない事やまのごとしなのである

(あらすじより引用)

ムーンライトノベルズ界では言わずと知れた巨匠なので知ってる人も多いとは思いますが…!!!!読みやす文章と抜群のワードセンスで惹き込まれます…。結構笑って読めるあけすけな下ネタもあるのに、シリアスなシーンもあって深いです…。陰と陽の描き方がうまい

どの作品オススメなのですが、私がイチオシなのはこれです。

主人公のイチヨこと一葉ちゃんとメテルこと夏目輝くんの恋愛模様、そしてふたり成長物語を描いています

この作品というか作者さんの描くキャラクターはみんな魅力的で!!!

イチヨはおバカ怪獣ばかり追いかけてぽーーっとしていてメテルによく「珍獣」と言われるような変な子なんですけど、意外によく考えてたりもするし自分のいままで知らなかった「好き」の気持ちだったり、ちょっと影のあるメテルに対して向き合う姿勢が素敵。あとイチヨの天真爛漫さ、どこか子供みたいな所が抜けないところや、素直なところが良いなぁと思います

あとそう、場面設定というか背景設定も良いです。架空の「生古市」を舞台に繰り広げて行くんですがなんかいちいち「ナマコ仲良しどうぶつランド」とか「生古高校」略して「ナマコー」だったりとか小ネタ面白いです。

メテルくんもちょっと生意気クールなところが可愛いです。彼の顔面のことをイチヨは「猥褻制服を着てるだけの顔」と称するのですが一体どんな顔なんだ!?!?!そこがこの作品いちばん気になるところかもしれない。

2. 偽りから始まる恋模様 桔梗

https://novel18.syosetu.com/n6660bo/

その高校では有名な男がいる。しかそいつは悪質ともいえる行動を繰り返していた。 真城紗弓は友人を傷つけられ、怒りにまかせて男をこらしめに行く。しかし、逆に興味を持たれてしまい…。

(あらすじより引用)

この作者も有名です。よく書籍化されてますが、この作品書籍化されていません…。なんで!?!?!?

私はこれが一番好きなのですが…。

かに内容は浅い部分もあるので賛否あるとは思いますが、私は本当にこの作品が好きです。

いわゆるティーンズラブな色が強い作品です。

この作品は何よりデートシーンが最強!!!!!!!!たぶんムーンライトノベルズ小説のなかで1番デートシーンがドキドきゅんきゅんします。描写リアル

序盤で主人公の紗弓と怜が横浜デートするシーンがあるのですがそれが本当に最強。出てくるお料理を半分こしたり、食べ歩きしたり、雑貨屋さんを見たり…と何気ないけどあるあるきゅんきゅんするし、私は高校生の頃横浜近郊にすんでたら絶対こういうデートたかった…と泣きました。本当に泣いた。なんか抉られるくらいデートシーンが素敵なので本当にぜひ読んでほしい。

海の家ふたりバイトする回もあるんですけどそれも最強。なんで怜お前国立受験生なら夏休みバイトは無理だろとかいツッコミは置いといてほしい。

なんか本当にあるあるなシーンばっかりでもあるんですが情景が浮かんできてうわーこういう高校生活もあったのかも…しれない……??????という気持ちになる。切ない。

イベントごとの描写キッチリしてて本当に疑似体験出来る。まさに学園モノという感じ。あと食べ物描写もいちいち美味しそうでびっくりする。美味しそう。そこにも注目してほしい。

あと地味めな紗弓がオシャレするシーンも本当に最強。よくある劇的な変身じゃないけど、お母さんとかに相談しながら頑張る紗弓が本当に可愛い。頑張る女の子って本当に最強。

というか紗弓のキャラが良いのがこの作品の最大の魅力かもしれない。

気の強いヒロインは好みが別れるかもしれないが本当に紗弓は可愛い可愛い

まっすぐで意思が強く正義感も強く、そのせいでトラブルもおこしてしまうのですが…友達のために先輩の怜に初対面なのに突っかかっていく紗弓は本当に魅力的です。それにメガネポニーテールおっぱい大きくて身長小さくて気が強いヒロイン×高身長イケメン頭脳明晰敬語なのにエロくて過去が暗く歪んでるヒーロー は最強じゃないですか!?!?

本当に最強しかいってなくて語彙力の低下が著しいのは自分でもわかってる。わかってる。

ヒーロー過去が暗いのは定番中の定番ですがそれにしても暗すぎてそれにより人間性も歪んでるんですがそれを上回る紗弓の魅力で最早私のなかでは帳消しになっています

紗弓が本当に可愛いエロシーンも最強紗弓が可愛い。本当に紗弓が可愛い

エロシーンは主に後半なのがまた良いです。序盤にも少しあるけど!!!

ハ〇ヒとかか〇めとかそこらへんのヒロイン好きな人絶対に刺さります

現実だとありえない設定ばかりですがそこはパラレルワールドでお願いしたいです。

から作者さんには是非とも少し設定直して書籍化して欲しい。これは多分高校生とかにウケると思います… というかおたくウケると思う。

長くなりましたね、本当にこの作品は最強なので読んでください。

3.squall 香子

https://novel18.syosetu.com/n5220cb/

女子大生瀬川かなたには大好きな友達がいる。かなたの恋の相談ものってくれ、料理も上手でかわいいものを選ぶのが得意なその友達、天江環はオネェ言葉の美形だった。友達のはずだったふたり関係が、雨の日を境に変わっていく。

(サイトあらすじより引用)

はいみんな大好きオネエ×女の子~~~~~~!!!!!これ数年前からかなり人気のジャンルですよね。私も好きなんですけど、ムーンのなかで1番オススメなのはこれです。

この作品一言で表すと「雨」。しっとりとして暗くてじめじめしています別に全編ずーっとどシリアスって訳では無いのですが、読み通すとずーっと雨雲の中にいるような気分になってきます。なんでだろう…。

登場人物がそれぞれに悩みを抱えていて、乗り越えようとする姿が本当にもどかしいです…。やるせなさと切なさとぬくもりが交差する感じで、やっぱり雨の日です。雨の日。(意味不明)

あとみんな良い子なんですが途中から出てくるキャラクターの不気味さと危うさに痺れます一見普通女の子なのに、どこか引っかかる…という描写が本当に上手い。

あと正反対だけど環とかなたのなかには同じ温度が流れてるんですよ、ペースが一緒。ゆっくりだけど焦りもある。そこに惹き込まれますえっち描写過激ではないですがエロいです。なんかやっぱりこの作品流れるしっとりとした空気がそうさせるのかな。

4.笑え、リビドーエノキユウ

https://novel18.syosetu.com/n1382by/

(内容紹介)

平田さんて、かわいいよね」

会社喫煙から聞こえてきた会話に、平田嘉奈は思わず足を止めてしまう。声の主が職場イケメン有望株・眞野灰路だとわかり喜ぶも、続けて聞えてきた、嘉奈を「かわいい」「好きだ」という“理由”にがくぜんとする。

「笑い声から想像できる喘ぎ声が好き」

あげくに──嘉奈の笑い声を録音していると、しれっと悪びれもせずカミングアウトする灰路。てかそれって犯罪スレスレ、いやアウトですからっ!

とんでもない性癖ドン引きした翌日、灰路は「バレンタインデーから」と涼しい顔で嘉奈に贈りものをする。嘉奈の手に残された小さな箱の中身はチョコレート……ではなく、ダイヤ指輪!?

ホワイトデーには僕の奥さんになってもらおうと思って」

はい? 意味がわかりません! 私たち、ただの同僚ですよね!?

アウト寄りの犯罪スレスレフェチ残念変態イケメンと、ちょっとワケあり純粋OL

バレンタインデーから始まる、1カ月間のハイテンション恋愛攻防戦開幕!

(Amazonより引用)

この作品書籍化されています!3巻で完結です!

なんかあらすじを読むといかにも~という感じがするかもしれません!!!!!でもこの作品自分リビドーに正直にいようというのが裏打ちされた作品だと思ってるしそうだと思います

リビドーとは

リビドーとは、日常的には性的欲望または性衝動同義に用いられる。世間一般的には、リビドーという言葉は押さえきれない性的欲求のようなものを指して使われる。特に男性の荒々しい露骨性的欲求表現する言葉としてしばしば使われ、また時には男性性的欲望軽蔑する意味合いの言葉としても使われる。 ウィキペディアより

リビドーに正直にいるって、なんて破廉恥非常識!と思うかもしれません…

でも自分好きな物や好きなことに正直でいるって、難しいけど大切ですよね。

自分性癖だったり、性に関する悩みって誰しもあるし尽きないと思うんですよ、でもヒーローの灰二はそれに正直でいる(たまに犯罪スレスレのことまでするのはご愛嬌)んですよ、隠さない。まぁ創作から有り得る話だとは思いますが、自分の好きなものに素直でいて良いんだって後押しされる作品です。エロいし笑えるけど、そういうことの大切さも教えてくれる作品だと私は思ってます!!

ヒロインのカナちゃんものすごくチョロいチョロインなのですが、その灰二の性癖に向き合いつつ自分の悩みにも向き合おうとする姿勢が良いです。

というかムーンライトノベルズヒロインみんなだいたいチョロインから仕方ないね!!

5.イケメン夢魔が好きな女の子を夢の中でぐちゃぐちゃにしちゃう紅茶

https://novel18.syosetu.com/n4400dv/

内容はタイトル通り!!!

これは本当に一言エロい」に尽きる。まぁ設定がインキュバスな時点でエロいんですが、もう作者様の描写エロエロエロハートが乱舞する描写なので好き嫌い分かれますが私は好きなのでどんとこいです…!

ヒーローヒロインに対してだけデレデレのエロエロになるのがやっぱり強いよなぁ…と。目にハートが浮かんでるのが容易に想像できます。とりあえずエロいからみんな読んで。

6 4ever mine カオリ

https://novel18.syosetu.com/n4291ce/

まさか男子4人の班に女子が私1人だけだなんて。不運にもそんな組み合わせになってしまった高校1年の班。少し不安を抱えて高校生活が始まったけれど意外にも男の子達は優しかった。平穏な日々を過ごせそうだなと思っていた。でも、友達に見せてもらったある物が私を変えてしまう。

(サイトあらすじより引用)

タイトルから察する通り男4×女1です。

もうわけがわかりませんね。でも私は複数ものだったらこ作品が1番オススメです。

4人の男の子たちも、真面目な優等生の梛本くん、女好き中性的須藤くん、厳つくてちょっと乱暴五十嵐くん、小柄でやんちゃな柏倉くん…とそれぞれバラバラです。それがまぁ良いんですけど!!

複数ものですが愛があるし、主人公が1人を選ばないところが私は好きですね。

それぞれの男の子に良さがあって私も選べません…!!!

主人公恭子ちゃんの1歩引き気味でなおかつ優柔不断なところがまたそそります…。それなのに妄想癖があるところがまた良い!!

その妄想だんだんと……なっていく感じがたまらないですね。複数ものでもすんなり読める、私はオススメです。

7 サクラ恋サク たなかやす

https://novel18.syosetu.com/n4773da/2/

多田美羽(ただみわ)二十三歳。ただいま彼氏募集中です。好きなタイプの条件はイケメンである事。これを言うと大抵周りのみんなは微妙な表情になりますが、そこは絶対に譲れません。二十五歳までには寿退社する事を目指します。

(サイトあらすじより引用)

これはこの作者さんの『恋愛など要らぬ人生を送りたい』https://novel18.syosetu.com/n8821cw/

スピンオフです。

本編もオススメなのですが個人的にはこのスピンオフが本当に素晴らしい…!!!

本編ではいわゆる「イマドキ」で合コン大好きでちょっと空気が読めない作品に「よくいる」後輩OLの美羽ちゃんは私も読んでて「あー、いるいる」となりそんなに思い入れはなかったのですが…!!

このスピンオフを読むと美羽ちゃんが本当に可愛いちょっと空気読めないけど彼女なりに奮闘して突き進む姿が本当に健気で可愛いです。あとエロシーンも本当に好きです……彼女の意外なギャップ萌えます!!!!!!!!!

あと彼女は本当に後先考えない、本当に後先考えずに突き進んでしまトラブルメーカーなのでこちらもハラハラします。

ヒーロー岩井くんもこれまた良い。いわゆるイケメンではないし、地味だけどはっきりものを言う人で美羽ちゃんとはぶつかり合うんですが…!!!!!ただ地味な訳じゃなくてちょっとイヤミっぽくて無愛想な感じがまーーた良い。でもそんな!!!本当に本当に正反対ふたり!!!!くっつく!!めっちゃトラブルあったけど!!!!くっついた瞬間はもうスタンディングオベーションありがとう世界!!!という感じ。とりあえず読んでください。

以上!!!!!!!!とりあえずここまで読んでくれた人ありがとうございます。ほかにもめちゃくちゃおすすめな作品いっぱいあるんですけど… というか王道の転生もの異世界もの書いてなかった…(絶望)

次は短編と未完結で書きます需要いかもだけどみんなにムーンライトノベルズ読んでほしいから書きます

なんかレビューとか紹介ってより語彙力のないオタク感想垂れ流したみたいな感じになって非常に恥ずかしいんですけど愛する気持ちは変わらないんで是非とも!!何卒!!よろしくお願い致します。

2018-05-15

百合豚クソオス界隈の女と女百合絵師の話

 ※これはフィクションです。実在人物団体、界隈などとは一切関係ありません。

 そのひとが描く、すらりと伸びた手足が好きだった。

 何にも染まらない白い肌が同じように白い肌と重なっている。草原の中に佇む、少年とも少女もつかないその姿は確かに静止画としてそこから動かない筈なのに、きっと誰にも捕まえられない。吹き抜ける風のように自由で追いかけても追いかけてもすり抜けていくだろうから

尊い

 そんな私の口から零れたのは、たったそれだけ。ツイッターで回ってきた、その美しすぎるイラストについて、私はそれ以上語る言葉を持たなかった。

 いや、持てなかった、と言うべきだろう。私のような語彙力のない人間がありふれた陳腐言葉で褒めちぎっても何にもならない。

 だからただ「尊い」とそれだけ言っていればいいのだ、そうだそうだ、それが正解だ。

 残念なのは、一回しかふぁぼが出来ないこと。見た瞬間に無意識に1回ふぁぼって、見入って息をするのを忘れて、それからやっと呼吸を再開した時に手癖でもう一度ハートマークを押したら、ふぁぼが解除されてしまった。正直あと億万回押したい。ツイッター仕様変えられないの?

 これだからツイッターはなんて思いながら、絵についてるツイートに目をやった。

『久しぶりにオリジナルのこたちかいたたのしい』

 なるほど、確かにたことないキャラだと思ったけど、やっぱりオリジナルだったんだ。そして”久しぶり”という言葉から察するに、普段二次創作をやっている人のようだ。

 ツイ主のアイコンは、知らない2頭身の金髪女の子キャライラストだ。アカウント名は@noanoa_hc、スクリーンネームはNoa。

 初めて見る人だ。世の中にはまだまだ私の知らない素晴らしい絵師さんがいるんだなぁと思いながらその人のプロフィールページに飛んだ。

 固定ツイートを見てぎょっとした。

 女の子女の子キスをしているイラストだった。一人はアイコンにもなっている金髪ロングの女の子、もう一人の子茶髪ポニーテールだ。

 オリジナル中世的で絵画的でもあった雰囲気とは全く印象が違う。女の子らしさを凝縮したふわふわキラキラした世界。可愛らしい色合い。

 でも確かに絵柄は同じだった。すらりとした手足のタッチは同じ。間違いなくどちらもNoaさんが描いたものだということは分かる。

 そうかそうか。なんだ、その、普段百合?をやってる人、なんだ。え、それってどういうこと?

 っていうか百合って男向けのだよね?そういえば時々BLとか少女漫画作家さんが百合描いてるの見かけるけど、正直仕事として依頼されたからだよね。好き好んで男のために消費されるようなものを作る女なんていないでしょ。

 だったら何?このひとは一体何なの?bio見る限り商業作家さんではなさそう。お仕事用別アカウントもないみたいだし。趣味百合をやってる女のひと、ってこと?

 何のために?……百合二次創作って売れるのかな?

 ああ、そうだ、きっとそうだ。それを収入源にして本当にやりたいオリジナルやってるひとなんだ。なんかそれってすごい。女を消費したがる男を食い物にして自分の好きなことの肥やしにしてるってことだよね。格好いいな。

 私は男子の絡みを主食にしているし、可愛い受けより美人男前な受けが好きだから、こういういかにも”かわいい”を強調したイラストを見ていると少し居心地が悪い。だけどやっぱり絵柄自体は好みだから不思議とずっと見ていられた。もうフォローするしかなかった。

 Noaさんのツイート頻度はそんなに高くなかった。2~3日に一回つぶやけばいい方。おはようとか疲れたとかの一言だけだったり、突然おいしそうな飯画を上げたり、内容はまぁ普通だ。口調は結構乱暴な感じだけど、名前からしても多分女のひとだろう。あんなに繊細で美しくて尊いイラストを描ける人が男であるはずがないと思う。

 そんな普通ツイートに混じって、週に1回平日(後にそれが毎週水曜日であることに気付く)に何かのアニメの実況をしているらしいことも分かった。

 最初は何のアニメなのかよく分からなかったけど、ツイートがやけに熱いなと思っていたら、その日のうちにワンドロを上げたりすることも多くて、例の固定ツイートにしている女の子達が出てくるアニメのようだった。

 イラストはワンドロにも関わらず、毎回クオリティが高くて、知らないアニメだけどNoaさんのは別だ。即座にハートマークを押して、でも少し考えてそれを取り消した。

内容が内容だから自分フォロワーさんにこんなのが回ったら絶対迷惑になる。みんな百合の耐性ないもんね。

 だから私はNoaさんを追うためだけのアカウントを作り、改めてフォローし直した。ふぁぼ欄がNoaさんのイラストツイートで埋まっていくのが嬉しかった。

 Noaさんは週末には時々オリジナル絵も上げてくれた。キャラは私が初めて見た時のものと同じだったりそうじゃなかったり。とにかくもうNoaさんの絵が全部好きだった。

 というかNoaさんのことを好きになっていた。低めのテンションからジャンル話題に食いつくときギャップが最高だし、普段砕けた乱暴な口調も格好良い。何か自カプについて考察みたいなことをツイートして界隈からのふぁぼリツをかっさらっていったかと思えば、オリジナルの儚げなイラストで私達を殺しにくる。

 ツイート頻度が高くないことは重々承知の上で、それでも今日は呟いているかどうかと、毎日のようにアカウントを見にいった。

 そうしていると段々話しているジャンルの内容が気になってきた。気になりすぎて動画サイトで探して、アニメを前クールから全部追った。

 正直そこまで私には刺さらないアニメで、男同士でやればいいのにと何回も思ったけど、ツイートの中身がスラスラ分かるようになったのは本当に良かった。

 TLを読解出来るようになると、それまで見えていなかった色々なものが見えてくる。

 ジャンルの界隈の人でいつもNoaさんの考察空リプしてる人、それに丁寧に対応するNoaさん。時には長めの議論に発展することもあるけど、いつもNoaさんが綺麗に論破してしまう。

 そして、Noaさんをしきりにご飯に誘ってくるのはいつも同じアイコンだった。休日の度に何度も何度も図々しい。でもNoaさんは優しいからその誘いに乗ってあげていた。

 TLに流れてくる二人分のスイーツ画に吐き気がした。Noaさんはお前のSNS映えのための道具じゃないんだぞ。

 無事に現行クールの話数に追いついた私は、水曜日にはリアルタイム視聴もするようになった。Noaさんの実況を見ながら見アニメは格別だ。離れているのに、お互い顔も本名も知らない関係なのに、一緒の時を過ごしている感じがする。

 そして、見ているうちに私はある思いが日に日に強くなっているのに気が付いた。

 Noaさんの自カプ、BLじゃない?と。

 女王様系の金髪ロングと、従者的な幼馴染の茶髪ポニーテールBLじゃ王道中の王道関係性じゃない?断然金髪が受け。大人っぽいのに可愛いところもあって女王様美人受け、最高じゃん。茶髪の方は幼馴染だからってこともあって、金髪傍若無人な振る舞いを上手いこと扱っていて、なんかちょっと熟年夫婦感があるんだよね。もしこの二人が男の子だったら私の好みどストライクだ。本当になんで男同士じゃないんだろう。もったいなさ過ぎる。

 いよいよ私は我慢が出来なくなって、その思いをNoaさんのマシュマロにしたためた。Noaさんが私の考えをどう思うのかが知りたくなった。

 メッセージを送った瞬間は正直冷や汗が出た。これまでイラスト好きですとか応援してますとかそんなことしか送ったことはなくて、CPについて聞くなんて初めてだったから。

 百合ことなんか全然からないけど、やっぱり男体化って話題はよくなかっただろうか。でもでもNoaさんの普段発言じゃ、金髪茶髪に付いて嫁とか夫だとかい言葉だってよく出てくるし、彼氏面とかも頻繁に言ってるし。それにオリジナルの時はどちらかというと少女より少年っぽさの方が強調されたりもする。”男キャラ”についてそこまで拒否感はないはず。いやでも。そんな考えが頭の中をグルグル巡って、やっぱり送らなければよかったとさえ思った時、それは起こった。

『男体化!その手があったかー!ありがとうございます!!』

 TLに現れたその文字列を見た瞬間、私の体温は5度くらい上がったんじゃないかと思う。

 その後Noaさんは続けざまに男体化について3ツイートくらいのツリー形成して思いの丈を語った。もちろんマシュマロのお返事含め、それらは全部スクショした。

 Noaさんが、あのNoaさんが、私の意見を拾って、それに賛同、私と同じように萌えてくれたのだ。

 自分性癖にとことん刺さるBLを読んだ時くらい嬉しかった。嬉しすぎて文字通り部屋の床をゴロゴロ転がり回ってしまった。

 数時間後に男体化イラストが上げられた時には確実に一度心臓が止まったと思う。

 これだと思った。二人の少年はばっちりNoaさんの絵柄にハマっていた。そうなのだ、これが金髪女王改め王子茶髪従者の真の姿だ。彼らはその女性性を捨てることで、真に美しい姿に、概念にまで昇華したのだ。

 その後もNoaさんは度々男体化イラストをUPしてくれた。それに触発されて界隈の他の絵師が同じように描き始めたけどやっぱり全然だめ。Noaさんじゃないと、”少年”のリアルな質感は描けない。絶対に。やっぱりNoaさんは男同士を描くために生まれてきたんだと思う。これまでの百合をやってきたのは金髪王子茶髪従者に出会うための布石だったんだ。私はそう確信してさえいた。

 自ジャンルオンリーイベントサークル参加募集が始まったのはちょうどそんな頃だった。Noaさんがサークルカットと共に『新刊男体化漫画やります』とツイートした時は、見間違いじゃないか5度見くらいした。

 大好きなNoaさんが、他でもない私が布教した大好きな男体化カプで新刊を出すのだ。信じられない思いだった。というかこんなにいいことばかり続いていいのか?とさえ思った。

 そして、一番重要なことはイベントに行けばNoaさんに会うことが出来るということだった。一体どんな人なんだろう。いや素敵な人に違いないとはもちろん思っているけど。これまで飯画や上げられる写真には本人は全く映り込んでいなくて、顔もそうだが服装雰囲気なども一切分からなかった。でも、会えるのだ。せっかくの機会、Noaさんと自カプについて話がしたい。

 そのためにも私はもう一度アニメを隈なく見返した。金髪王子茶髪従者についてやれるだけ考察を重ね、解像度を上げることに専念した。

 いよいよイベント当日。

 一般入場が開始された瞬間に私はまっすぐNoaさんのスペースを目指した。15分前にTLをチェックした限りでは設営完了とのこと。新刊表紙の茶髪従者にお姫様抱っこされている金髪王子を目印に人の波をかき分けて進んだ。

 パンフレットとスペース番号を何度も見比べながら場所を確かめる。ああ、私Noaさんに会うんだ。そう思うと心臓はがなり立て、喉はカラカラに乾いてくる。歩みを進めながらも深呼吸してごくんと唾を飲み込んだ。

 スペースには大きな列こそ出来ていなかったものの、既に5~6人並んでいた。開始直後にってすごくない?やっぱりNoaさんって人気作家なんだ。

新刊1冊500円になります

 声の主の方を視線で辿って息を飲んだ。めちゃくちゃ美しいひとがそこにいたからだ。可愛い、ではなく、キレイなどでは足りず最早「美しい」という言葉しかさない顔の造形だ。

 身長は170cm近くあるだろうか、きれいめのジャケットクロップデニムカジュアルダウンしている姿が様になりすぎている。

 耳が見えるくらいの明るい色のショートカットの髪が、さらさらと額の上で揺れていた。

 一見して男か女か分からなかった。どっちと言われても信じることが出来そうだ。確かなのはその人が美しいということ。

 そしてそのひとの胸元に名札がついているのに気が付いた。

 ”Noaだょ”

 崩した文字だけど、確かにそう書かれている。Noaさんだ。Noaさんなのだ、この人が。この美しいひとが。

 聞こえてくる「ありがとうございました」の声は見た目の印象よりも少し高め。それに何より名札から下をよくよく見ていると、柔らかそうな身体つきが見て取れた。Noaさんは女のひとだ。メンズライクだけど確かに女のひと。男装カフェかにいても不思議じゃないタイプの。私だってあんな風に顔が良かったら男装コスだってしてみたいと思ったことが1度や2度くらいある。もちろん鏡を見てすぐに諦めたけど。

 Noaさんは私の理想のひとだった。あんな風になりたかったと思えるひとだった。最高のイラストが描けて、TLでも人気者でその上顔やスタイルまで美しくて格好いいなんて。すべてが私の理想通りだ。こんな素敵なことがあってもいいのだろうか、本当に。

 私はの緊張はいよいよピークに達し、息が上手く出来なくなってきた。

 無情にもNoaさんの客さばきは高速で一気に私の番になってしまう。

「あ、あの、しんかん1部、くださひっ……」

 噛んでしまった。

 やばい恥ずかしい。一気に顔に血が上ってくるのが分かる。今すぐにでも逃げ去りたい。そんな私を気にも留めずにNoaさんは新刊1冊ですね、と私の震える手から500円玉を受け取った。

 何をしているのだ。こんなことで怯んでどうするのだ。何のためにここへ来たのか、何のために夜通しアニメを見返したのかも分からなくなってしまう。

 私はNoaさんのから新刊を受け取ると、「あの」と切り出した。

「あの、実は私、Noaさんに最初マシュマロで男体化よくないですか?って言った者なんです……!」

 よかった。今度は噛まずにちゃんと言えた。少しだけほっとする。

「そうなんですか!?えー、ありがとうございますー」

 Noaさんは目を見開いて驚いて、すぐさまぱぁっと明るい笑顔を浮かべる。

「うわー、じゃあこの新刊出せたのもあなたのおかげじゃないですかー。えー」

「いえいえそんな全然です!あの、やっぱ二人の関係ちょっと少年的というか、男体化すると無垢な感じがめちゃくちゃ出るというか、それがNoaさんの絵柄に合うんじゃないかってずっと思ってて」

 やばいなと思いながらも一気に捲し立ててしまった。やばいな、Noaさん引いてるかな。ちらりと顔を見ると、Noaさんは先程から変わらずニコニコとした笑顔のままだった。

「いやぁ嬉しいなー。マシュマロもらった時私もその手があったかー!って思って興奮しちゃって。ほんと”少年”って儚げな感じがこの二人っぽくもあっていいですよね」

 なんてことだろう。私が思い描いたような展開が繰り広げられている。本当に夢かもしれない。それなら覚めて欲しくないけど。

 そう思っていると、隣のスペースの人がNoaさんに声を掛けた。

「るかちゃーん、今ソラリよんさんからラインきて、今日打ち上げ来れるかって言ってっけど、参加でいいよねー?」

「ん?ああだいじょぶー」

「りょ~!」

 背中である長い髪を綺麗に巻いたその女は、Noaさんの返答を聞くが早いかキラキラしたネイルの指先ですぐさま返事を打ち始めた。

 なんだこの女。やけにNoaさんに馴れ馴れしくないか?あのNoaさんだぞ?分かってる?

 隣のスペース誰だったかな、ほとんどNoaさんしか見てなかったからよく覚えてない。でもお品書きポスター新刊表紙に見覚えがあった。

 こいつ、毎週末NoaさんをSNS映えの餌食ににしているクソ女じゃないか。いつもこんな風に馴れ馴れしくNoaさんに絡んでるんだ。最悪。胸の中にモヤモヤした感情がくすぶり始める。

 でも同時にそれが正しくない感情であることも私には分かっていた。だって私はオフラインのNoaさんのこと、ほとんど何も知らないのだ。隣のクソ女の方がずっとずっとNoaさんを分かってる。他にも打ち上げの連絡をしてきたソラリよんか誰か知らないけどそういうやつとか、打ち上げに来る他のメンバーなんかの方がよっぽどNoaさんを知っているはずなのだ

 それでも、それだけで私がこの人たちに負けていると思いたくなかった。私はそんなみんなから慕われている神絵師同人作家Noaさんに布教してそれをNoaさんも気に入って新刊まで出したのだ。それをさせたのは、間違いなくこの私。

 気が付いたらNoaさんが再び私の方を見ていた。

「そうだ、よかったらあなた打ち上げ来ませんか?」

「え!?

 いきなりのことにひっくり返ったような声が出てしまった。

「あ、お時間あればいいんですけど」

「えと、ぜんぜん、全然大丈夫です」

「よかった!男体化のこともっとお話しましょ」

 Noaさんは白い歯を見せながらニカッと笑った。笑顔があまりにも眩しすぎる。Noaさんはクソ女の方を振り返る。

「ねー、もりーぬさん、打ち上げもう一人追加でいいー?えーっと」

 そしてもう一度私の方を振り返って聞いた。

「すいません、お名前、教えて頂けますか?」

「あ、双樹、です」

「りょーかいです。もりーぬさーん、”そうじゅ”さん、追加で。そ、1人。あ、そうじゅさん終わったら連絡するんでライン教えてもらえません?」

 それが私がNoaさんと”繋がった”瞬間だった。

 Noaさんのスペースを後にして、会場をぼんやり歩く。正直百合がメインのジャンルから男体化で本まで出しているサークルは少なかった。打ち上げの時にNoaさんと話すネタになるだろうと買い込みたかったが、Noaさんに触発されて突発で出したコピー本みたいなのが数冊だけしかなかった。それでも収穫は収穫だ。

 どこかでご飯食べて戦利品に目を通して、打ち上げの連絡を待つとしよう。

 Noaさんのスペースは会場のだいぶ奥だったか入口まで地味に距離がある。それにまだ一般入場が始まって30分も経っていないわけで、色んな列が進路を阻み、色んなスペースに向かう人が色んな方向を目指して進むに進めなくなって新たな混雑を生んでいる。ぼーっとしていたら人の波に攫われてしまいそうだ。

 そういえば今までBLオンリーオールジャンルには参加したことがあったけど、百合がメインなのは初めてだ。どこもかしこ女の子イラストポスターやらなんやらが目につく。そしてそんな会場にいるひとの8割くらいは男性なのだった。確かに女性はいるし、サークルで参加している人には女性が多いようには思うけど、客はみんな男性だ。こういう男女比のところに初めて来たから余計にそう思うのかもしれないけど。やっぱり百合男性向けなんだ。男女もの男性向けほど直球のエロじゃないにしても、キレイ理想女の子女の子世界ってやっぱり男の考えた理想郷で、男のための消費物に他ならない。

 よかった、Noaさんが男体化をやるようになって。あの美しいひとが、例え売れるからってこれ以上男のための消費物を作り続けるなんてもったいなさ過ぎる。、

 そういえばさっきNoaさんのスペースに来てたのもほとんど男の人だった。男体化でもちゃんと買ってくれるってことはやっぱりNoaさんの画力漫画の上手さだよね。

 いや、待てよ。もしかしてNoaさんガチ恋勢なんじゃないの?だってあれだけ美しいひとなんだし、それもない話ではない。だって元々百合が好きなのに男体化の本を買うなんてありえない。絶対あいつら内容なんて見てないんだ。ああやっぱり男って最悪。Noaさんもこのまま男体化続けて、早くBLにきたらいいのに。

 人込みの中、男がこっちにぶつかってくる度に聞こえるように舌打ちしてやりながら、私は何とか会場を出た。

 連絡を受けて、打ち上げ会場となる居酒屋に集合より少し早い時間に到着した。既に店の前でNoaさんとクソ女、それからいかにもな感じの男オタクが2人いた。Noaさんはすぐに私に気付いてくれて、私をそこにいた人達に紹介してくれた。一通り自己紹介が終わるとクソ女が男達に身内的な話題を振って私以外の4人で話し出した。何これ居辛ら過ぎる。私が死んだ魚のような顔になってもクソ女と男共は全く気付いていないようだった。最悪。

 するとNoaさんが、急にこちらを向いた。私は慌てて生き返った顔に戻る。ヤバイ、見られたかな。Noaさんはこちらを見てにっこり笑うと、クソ女と男共に「そろそろ時間だし先はいっとこ」と言った。流石Noaさん。きっと私を気遣ってこう言ってくれたんだ。まだ来ていない人が2~3人いるらしかったが、その人達にはクソ女が連絡することになり、私達は店の中に入った。

 ビール乾杯した後、早速みんなアニメ今日イベントの話をしたり、戦利品について語り始めたりする。

 席順は奥からクソ女、Noaさん、私。そして向かい側に男が二人。男のうち1人は赤髪紫髪姉妹が自カプらしくてその話をNoaさんに振ってくる。

「82話のお姉ちゃんの妹への眼差しがやっぱりすべてを表してるんすよ」

「あれはね。流石に言い逃れ出来ない」

「っていうかソラリよんさんの新刊が、全部やってくれたからなー」

「空白の8時間!!」

「いやまじで空白の8時間ってなにっていう」

 そんな会話が次々と展開されていく。なにこれ。っていうか赤髪紫髪カップリングって何で人気あるのか不思議なんだけど何で?今日イベントでも島が出来て

2018-04-05

女=穢れ

月経で血を垂れ流す=穢れ って言うならその考えは伝統から消して変えないといけないものだけど

もう一つの

https://wajikan.com/note/nyoninkinsei/

女が来ると男が浮足立って相撲どころではないからって

女子生徒のうなじ男子生徒が欲情してしまうからポニーテール禁止かいう超低レベルちんぽ案件と同じなんですけど

逆に男性から俺たちはそんなに低俗ではないって声あげたりしないわけ?

女=穢れ

月経で血を垂れ流す=穢れ って言うならその考えは伝統から消して変えないといけないものだけど

もう一つの

女が来ると男が浮足立って相撲どころではないからって

女子生徒のうなじ男子生徒が欲情してしまうからポニーテール禁止かいう超低レベルちんぽ案件と同じなんですけど

逆に男性から俺たちはそんなに低俗ではないって声あげたりしないわけ?

2018-03-29

実はポニーテールが嫌いです

離れていったあの子を思い出すから

純水に惑溺して沈殿する不純物のように

行かないでって縋り付いても、あの子は帰ってこない。

2018-03-22

ラストダンスを待てずに

パーティぬけ出す二人

恋の物語

お前と裏切りの夏

闇に向かってアクセル

ポニーテールがふるえた

熱くとばしても

ゴールはこないぜ

Midnight Road

2018-03-08

拙者ラブラブJKものエロ漫画大好き侍でござる

で、表紙タイトル見てエロ漫画買ってガッカリすることが多い。

黒髪ロング、ポニーテール、胸のサイズはCから大きくてもFくらい、体位は正常位好き、メガネもあるとなおいい。

DMMジャンルあたりもかなり粗くてあまり参考にならない。

こう、もっと裏表紙あたりにピクトグラムでたとえばニコニコタグみたく内容説明したり、収録作のエッチシーンは純愛5、ユキズリ1とか、そういうの分かるといいんだけど、どうにかならないものか。

2018-03-05

校則と社則

男性の劣情を刺激するのでポニーテールは良くないとかってあるものな。

勤務先に内申点というか、査定に関わる評価が行くになるといいんだろうな。

2018-03-02

もうすぐ春だ、女の話をしよう

職場のいけすかねぇ女の話だ。

会社員としてはとても有能。敵も全く作らない。(どちらかと言うと同性の敵を作りがちらしいが(本人談)

、うちの職場には女性が少ないので無問題。)

基本的に腰が低いスタイル。ゆえにマウントされがちだが、マウントするようなやつには反撃を入れるらしい。

他人に対して気を使いすぎて疲弊するため週末は家に引きこもる。本人曰くコミュ障らしい。

基本上司には媚を売る。露骨なほど。 1番偉い人には甘い声で囁きチョコレートを与え笑顔を振りまき行く所々へお供するスタイル

ただ人当たりの良さと頭の良さで将来は約束されている。よくする髪型ポニーテールの29歳。

その女なんだが、俺の目の前にここ半年ばかり座っているわけだ。

最初の3ヶ月は先輩A(31歳)の隣に座ってマンツーマン仕事を教えてもらっていた。

んで毎日こいつらいちゃついていた。

「先輩って髪長い方が可愛いですよね」

ゾンビみたいに加工できるアプリがあるんですよー、写メ撮っていいですか?」

Aもまんざらでは無いようでニヤニヤしている。

そんなやりとりを目の前で毎日3ヶ月やられたら、さすがにこっちも疲れる。

疲れるけど何も言わない。

Aが移店になった時、

「先輩行っちゃうのやだー、明日からほんとやだー!」

職場で出しちゃいけないような声を女は出していた。

それを目の前できかされる俺の身にもなってくれ。

そしてAは別店舗へと去っていった。彼が愛用していた備品は女に預けて。

で、問題はここからなんだが。

増田を読んでるはてなーの皆さんもお気づきかもしれんが、この女めちゃくちゃプライド高い自分大好き女なわけです。

ただそれを他人には見せない、見えないよう演出してるわけで。

そんな女が恋をすると、どうやら好き避けをするらしい。

その後Aと飲み会が何回かあったんだが、女のAへの態度は一貫していた。

女が幹事だったのに、Aにだけはフォローアップの連絡なし。最初事務的メールだけ。

Aは俺に当日開始時間を聞いてきた。

飲み会中も女はAにだけは話かけない。最初挨拶以外は全く。

逆に周りの男には過剰な位サービスする。

俺がその時のAだったら、あー嫌われたのかなあって思っただろうなぁ。

でそのAなんだが、生い立ちがあまりよろしくなくて、

会話が全くない家庭で育ったらしく(本人談)、表情が乏しい。

後輩の面倒見はいいんだが、上司に甘えるのが下手。

将来は早く死にたい、が口癖。寡黙。シャイ

親の愛情が足りてなかったのかなあ、と思わせるような人である

俺は、Aには溢れんばかりの愛情が与えられるべきだったし、それは今からでも遅くないと思うんだ。

それでこの女にはそれができると一瞬思ったんだが。期待していたんだが。

どうやらそれは叶わないらしく、俺は悲しい。

とても悲しいのだ。

2018-02-27

隣人のオナラクシャミが聞こえる

鉄骨造りのマンション(?)なのだけれど、

隣人のオナラクシャミテレビの音がもろに聞こえる。

特に、オナラは近くでしたんじゃないかと思うくらい

ブブブブボボボボォ! と聞こえる。

どんだけ屁溜まってたんだコイツ

そして、クシャミも聞こえる。

えっくしょい、いっくしょい、

ちっくしょーい!

時々、テレビの音がそのまま聞こえることがある。

聞き耳立てたらAVだった。

隣人よ、ヘッドホンしてはどうかね。

そんな隣人、黒髪ロングヘアーポニーテールにしていた。

「男」だった。

まぁ……そらそうよね。

2018-02-17

女性専用車両痴漢も両方無いのがゴール

女性専用車両は法だ憲法運用会社の約款だ、どのレベルの制約か知らんけど、まあ少なくとも法律では無くてブッチしたところでそれだけでは即たとえば条例により5万円以下の罰金が科せられますとかそういうもんでは少なくともないだろう。たぶん。

ホームでは目印のとこで並びましょうみたいな「みんなで協力して社会を回してゆくルールの呼びかけ」みたいなマナーとか社会規範とか、を、鉄道各社等が呼びかけている、みたいな実態なんじゃなかろうか。調べてないけど。優先席とかさ、法的な根拠は? 優先されるべき人員定義条例とか鉄道会社を利用する際の規約かなんかの第2条あたりにかいあんの? といったら、そうじゃないみたいに、女性専用車両は、他と変わらんハコにシールをぺたっと貼って、みなさーんココは女性専用車両しましょうねえ、という呼びかけをされている、くらいのもんにすぎない。

従って、思うところあってブッチする男性がいたところで彼の持つ権利行使を禁じることはできないはずだ。女性専用車両女性専用車両足らしめているのは利用者の協力だけにすぎないのだから。彼はおまわりさんにしょっぴかれはしない。周りの人にできるのはその非協力者に協力をお願いすることだけである。たぶん。一回駅員がむりやり下車させて裁判でもすればハッキリするんだろうけど。

で、このルールの危うさというのはなんとなく隠されていて、それがまたルールを強化しているんだろう。「女性専用車両運用にご協力ください」とはいわず女性専用車両です」と言うみたいに。

そこらへんも踏まえて反・女性専用車両派の男性というののパフォーマンスがあるんじゃないかな。

世の中、アンチ女性専用車両公言しにくいのは、被害者女性←→加害者男性みたいなレッテルの構図を元にした制度ゆえに、加害者側が被害者側の感情を軽視しているがゆえの廃止論みたいに取られがちなのがあるだろう。つまり痴漢いちばん悪い(当たり前)。

潮目が変われば「うるせえ隣の車両死ぬほどぎゅうぎゅう詰めなんだよ」みたいなのを後押しに、女性専用車両であることを無視する男性が一気に増える、ことも、ありえなくはないと思う。そしてそういう流れが起きた時に、止めることは難しいんでないか

個人的女性専用車両、なんかなあと思うのは、そういうやり方が「異性を誘惑するからポニーテール禁止」の校則だとか、イスラム教学校は全部男女別学(いかがわしいから!)とかと同根のものを感じで、こう、痴漢前提のハードってそれはよお、という感じ。

理想を言えば痴漢防止策を十分に取った上でのまんをじしての女性専用車両廃止だろう。現状、女性専用車両っての作ろうか、と判断された時からそっちのそもそも改善された印象は無い。そっちが改善されないことには廃止への動きも鈍くならざるをえない。

ラッシュ時は使えないけど割安の定期券」で企業オフピークを促す、監視カメラ増設鉄道警察の取り調べ体制の変革など、やれることはあるはずだ。

はやくそっちをやってくれ。

2018-01-30

立花理香さんが好きだという話

私は声優立花理香さんが好きだ。

本人は気にしている目が好きだ。

一重なのか結局よく分からない目が好きだ。

涙袋が大きい目が好きだ。

サディスティックな目が好きだ。

ツンと上を向いた唇が好きだ。

横顔が好きだ。

こだわりのある髪色が好きだ。

悩んだけど結局戻した髪の分け方が好きだ。

どんな髪型でも似合うのが好きだ。

ポニーテールが一番好きだ。

華奢な身体が好きだ。

さな胸が好きだ。

綺麗な腋が好きだ。

可憐に伸びる二の腕が好きだ。

細くて長い指が好きだ。

ヘソは出さな姿勢が好きだ。

胸よりは小さくないが決して主張しないお尻が好きだ。

視線を独り占めする太ももが好きだ。

若々しいふくらはぎが好きだ。

子供みたいな小さな足が好きだ。

メリハリのある完璧脚線美が好きだ。

ほんとはもっと声優としての立花理香さんとか内面のことについて語りたい。

でも私はまず、立花理香さんの外見から好きになったから、今回はここまで。

2018-01-03

4コマ

まんがくらぶ

有閑みわさん たかの宗美

のみじょし 迂闊

高尾の天狗と脱ハイヒール 氷堂ジョージ

森田さんは無口。 佐野妙

堕天使の事情 神仙寺瑛

リコーダーとランドセル 東屋めめ

恋愛感情のまるでない幼馴染漫画 渡井亘

父とヒゲゴリラと私 小池定路

そのアパート座敷童子付き物件につき・・・ 小夏ゆーた

でぶぼの いがらしみきお

思春期コーヒードリップ 裕木ひこ

田舎で、暇だから、モテたい お肉おいしい

白滝高校きぐるみ部 橘紫夕

愛のたたき売り物産展 胡桃ちの

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

まんがでわかる動物講座 高橋のぞむ

ゆるめいつ saxyun

せんせいになれません 小坂俊史

麻衣の虫ぐらし 雨がっぱ少女群

鳩子のあやかし郵便屋さん。 雪子

みのり100人お嬢様 藤沢カミヤ

佐伯家長男の妹 のん

おじさんとポニーテール 香日ゆら

宮尾さんは生えている TOもえ

鉄道少女ふたり旅 山口悠

死神見習!オツカレちゃん コハラモトシ

まんがホーム

らいか・デイズ むんこ

孔明のヨメ。 杜康潤

マツ係長は女ヲタ 奥十

王子様育成計画 市川なつを

守った世界のその中で 沙嶋カタナ

人面犬さんといっしょ 野イチコ

ワカレバ 胡桃ちの

けいさつのおにーさん からけみ

スナックあけみでしかられて 松田円

天国のススメ! 宮成樂

スズちゃんでしょ! 辻灯子

転生したら蘭丸でした 真田寿庵

モテ期が来たと思ったら 佐藤りえ

週末親子 楯山ヒロコ

うちの秘書さま ミナモ

もっと!夫婦の生活 おーはしるい

ねーちゃんはぼくが守るっ いちかわ壱

歌詠みもみじ オオトリキノト

座敷童子あんこ エミリ

おかあさんがいっしょ! 木村和昭

マチ姉さんの妄想アワー 安藤友子

新人展「キュー太とめぐる」 舞原ゆき

まんがタウン

新婚のいろはさん OYSTER

派遣戦士山田のり子 たかの宗美

恋するヤンキーガール おりはらさちこ

ようこそ!スマイリーバーガーへ 乃花タツ

かわいい先輩と残業めし 梨尾

メタボリックダーリン 湖西晶

ひなたの総務メイト 佐野妙

野原ひろし昼メシの流儀 漫画:塚原洋一/キャラクター原作:臼井儀人

かりあげクン 植田まさし

新クレヨンしんちゃん 臼井儀人&UYスタジオ

ちこはゲーセン一番星とく村長

みんな猫に恋してる 唐草ミチル

少年アシベGO!GO!ゴマちゃん 原作:森下裕美 作画:おぎのじゅんこ

俺の生徒は神メイド 桐原小鳥

妄想しがちなすみれさん 野広実由

うちの大家族 重野なおき

鎌倉ものがたり 西岸良平

純喫茶プリムラさん ほっぺげ

中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます 吉田美紀子

桜田ファミリアツーリスト 胡桃ちの

あいたま 師走冬子

まんがタイム

とぼけ課長 植田まさし

ラディカル・ホスピタル ひらのあゆ

まりあ17 むんこ

大家さんは思春期! 水瀬るるう

見上げればいつも妹が。 市川和馬

ウレ漫とガケ漫 綾野綾乃

秘書の仕事じゃありません 東屋めめ

神シュフ☆エンタ 胡桃ちの

さわらせてっ!あみかさん トフ子

瀬戸際女優!白石さん 櫻井リヤ

見晴らし良子さま きなこ

天子様が来る! 安藤友子

両手に花村さん! 榎本あかまる

はこいり良品 井上トモコ

ボンジュール!中居さん ばたこ

おかわり自転車 佐倉イサミ

だいじょぶ!?カナ先生 さんじゅうなな子

とり男子 ハマトリ智

パパは心配ご無用 きんのりふみ

友ちゃん! ノコ

ニッポンのワカ奥さま 木村和昭

そとバンド! 横道曲郎

まんがライフオリジナル

ちぃちゃんのおしながき 大井昌和

のみじょし 迂闊

出会ってしまったツルとカメ むんこ

リコーダーとランドセル 東屋めめ

そのアパート座敷童子付き物件につき・・・ 小夏ゆーた

未亡人と魔女 仙石寛子

ネコぐらし 深谷かほる

よっけ家族 宇仁田ゆみ

ふくよかさん 井村瑛

魔法少女メテオちゃん サンクス仮面

マンガ家ゲーム日記 panpanya

ねこようかい ぱんだにあ

りふじんなふたり 松田円

永緒ちゃんはこって変わってる? 井ノ上ふき

ばつ×いち おーはしるい

クレオパトラな日々 柳原満月

なごみクラブ 遠藤淑子

鬼桐さんの選択 ふかさくえみ

中年女子画報 柘植文

♯庭バカ カラスヤサトシ

全ての映画は、ながしかく 施川ユウキ

ねこようかい ぱんだにあ

おうちがいちばんアンコール秋月りす

新婚よそじのメシ事情 小坂俊史

先生ロックオン!2nd 神堂あらし

銀子の窓口 唐草ミチル

セトギワ花ヨメ 胡桃ちの

みっちゃんとアルバート 森長あやみ

猫喫茶いぬい みずしな孝之

出没!アダチック天国 吉沢緑時

とーこん家族 よしもとあきこ

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

ぼのちゃん いがらしみきお

まんがタイムジャンボ

レーカン! 瀬田ヒナコ

人気マンガ家になるための15の法則 津々巳あや

銭湯の女神さま えのき

おにいちゃんと呼ばないで 桐原小鳥

江戸の鳶屋さん 桐丸ゆい

ねがい朝倉さん 大乃元初奈

偏食女子は恋でおなかを満たしたい 野澤ゆき子

おひとり女子高生が憑依されました トイシキ

きつねとパンケーキ 遠山えま

けいさつのおにーさん からけみ

中の人に恋をしました。 鈴音ことら

花と蝶子の戦国めし 火ノ原たもん

大漁ガールズ 神堂あらし

おやすみモーニング 井上トモコ

雀娘。 みさき樹里

モンスターだってうまい飯がたべたい!! ぼく

ペンタブと戦車 坂木原レム

はるとごーすと 和乃なつめ

あの日の海と16歳の夏休み 川泉ポメ

姫神様は半人前 間口まき

みんなで給食! はらだなおみ

もんもん 熊野みみ

まんがライフ

動物のおしゃべり 神仙寺瑛

スパロウズホテル 山東ユカ

紡木さん家の場合 碓井尻尾

ファーストクラスニートましろ えきあ

お姉ちゃんが来た 安西理晃

マンドラさんとヒト科たち ほずの都

めんつゆひとり飯 瀬戸口みづき

アスクミ先生に聞いてみた 後藤羽矢子

眠り姫と起こさない王子 渋谷一月

わくわくワーキング おーはしるい

エッセイまんが不適合者 渡辺伊織

夜のメイドさん あづま笙子

大神先生は鼻がキく 佐野妙

白衣さんとロボ 柴

ホラーハウスは内より裏が怖い 胡桃ちの

ななこまっしぐら小池恵子

キャバはじめました 忍田鳩子

だめっこどうぶつ 桑田乃梨子

がーでん姉妹 竹本泉

ねこごよみ さわだまこと

ぼのぼの いがらしみきお

フリテンくん 植田まさし

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

まんがタイムファミリー

大家さんは思春期! 水瀬るるう

ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 あきばるいき

シロクマはシェーカーを振れません 佐倉色

軍神ちゃんとよばないで 柳原満月

僕しか知らないあやの先輩 いつみまお

うちの可愛い掃除機知りませんか? 裕木ひこ

マイ.ベスト.腐レンズ 星海はやと

この恋は深見くんのプランにはない。 ひのなつ海

妹のおシゴトは自給2000円 遠山えま

みのさんちの大黒柱 池田乾

おしかけツインテール 高津ケイタ

月夜にカカオシガレット 師走冬子

航海王子の優雅な船旅 ひらのあゆ

広島さん、友達になってください こみちまい

役職名はお嫁さん G3井田

いにしえや浪漫堂 あろひろし

七瀬先輩のレキシスイッチ 高橋祐

感染!ウイちゃん かわのゆうすけ

ウチが古武道宗家 さくまりょう

パパとあそぼう! かより

かしこかしこ幌倉さと

ファミリー新人まんが展(ゆるやかぱぁとたいま!) ふたばたまこ

★主任が行く!

主任が行く!『パワフル年末年始』編 たかの宗美

ゆえちゃんは今日も遊びたい 佐野妙

農学女子 そめい吉野

つれづれ花譚 長田佳奈

オトメ巫女さんと妖精神主 野広実由

妖怪タヌキのそだて方 うず

あい・ターン おーはしるい

異世界人とスローライフ 道野ほとり

モノズキ散歩 胡桃ちの

おさな妻の星 後藤羽矢子

編プロ☆ガール 川崎昌平

とろみ極道 住吉文子

双子コンプレックス おりはらさちこ

となりの育児くん。 NYAN

ささくれジャーナル 碓井尻尾

ぷらんつ・がーる あづま笙子

楠瀬くんは管理人不行届 うさみ☆

絶滅石 倉薗紀彦

花色プロセス 安西理晃

墨たんですよ! 師走冬子

主任が行く!『鬼のかく乱』編 たかの宗美

主任が行く!『防寒バッチリ』編 たかの宗美

金髪女将綾小路ヘレン たかの宗美

それいけ!せっぷく丸 大塚みちこ

まんがタイムスペシャル

恋愛ラボ 宮原るり

ミッドナイトレストラン7to7 胡桃ちの

ごにんばやし 水瀬るるう

課長と私のおかず道 梨尾

可愛い上司を困らせたい タチバナロク

ざしきわらしと僕 西岡さち

穂積くんは猫に勝てない ほしな

ローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづき

ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 あきばるいき

難関女子の恋愛参考書 井冬良

ちんまり経理のヒメ先輩 kera

渚は太陽をひとりじめ 山東ユカ

なごみ先生は職場のお医者さん 按図よしひろ

この恋は合法ですか? 雨沢もっけ

年上の物理女子は可愛いと思いませんか? ミツナナエ

君のパンツに一目惚れ 喜耶麻アキ

できれば俺が腕枕 黒麦はぢめ

2DKに弟嫁と 近衛桜月

ぼくとへっぽこ弟嫁と えのまなみ

メイドな姉の甘える妹育成日誌 ぶちハルヤ

お役所任務のススメ 青山六郎

アテナの初恋 縞はるひ

メェ~探偵フワロ ナントカ

まんがタイムオリジナル

ラディカル・ホスピタル ひらのあゆ

らいか・デイズ むんこ

きっと愛され女子になる! 瀬戸口みづき

小森さんは断れない! クール教信者

ここから風林火山 柳原満月

カントリー少女は都会をめざす!? 鬼龍駿河

社外秘!神田さん 大乃元初奈

ゆとりの町長 小坂俊史

美軍師張良 秦和生

ぎんぶら 安藤友子

北斎のむすめ。 松阪

スズちゃんでしょ! 辻灯子

ねこにまただび恋ばなし 松田円

コスプレ先生の絵画教室 東屋めめ

あかるい夫婦生活 井上トモコ

予行恋習カノジョ アジイチ

ひとりで飲めるもん! コナリミサト

どす恋!りきしー女 銅代きいろ

部屋にマッチョの霊がいます nev

歌詠みモミジ オオトリキノト

脳内フェスタ 松永みやこ

まんしゅう 唯洋一郎

新人まんが展(事務員さんはハリネズミ) 彼岸鳥月

まんがライフMOMO

晴れのちシンデレラ 宮成楽

お姉ちゃんが来た 安西理晃

奥さまはアイドル 師走冬子

針棘クレミーと王の家 唯根

ファミレスのナガイさん 真島悦也

おうちでごはん スズキユカ

宮尾さんは生えている TOもえ

三護さんのガレージセール 黒谷知也

二つの歌三つの物語-理の橋- 樹るう

森田さんは無口 佐野妙

かみびと太子! まさる

びわっこ自転車旅行記 -淡路島編- 大塚志郎

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

お兄ちゃんビフォーアフター 内村かなめ

わくわくワーキング&ばついち おーはしるい

ト或ル夫婦ノ日乗 崎由けぇき

白鳥ちゃん閲覧禁止っ!! ひらふ

クマ男子 胡桃ちの

海咲ライラック 険持ちよ

わびれもの-戌- 小坂俊史

2017-12-18

概念としての女子高生に関する考察

この記事女子高生 Advent Calendar 2017 18日目の記事です。

ダブルチーズバーガーチキンマックナゲットコーラセット。ちらっとカロリー計算する。ちょっと気になるけどハンバーガーコーラで飲まなければならない。ウォンテッドリーフィードを流し見していると番号が呼ばれた。ちょっと重くなってるトレイコーラが滑り落ちないように水平を保ちながらそろそろと2階へ登る。平日の3時半、人はまばらでシンクパッドでエクセルを打っているスーツ姿のおっさんパーカーを着てアズールレーンしてる若者ぐらい。目の前が一面ガラス張りになってる細長いテーブルには誰もいない。一番奥に陣取る。すっとトレイを置きメイのリュックをひざの斜め前にあるはずの空間に向けて押し込む。ブレザーを脱いで背もたれにかけ、下ろしていた髪をゴムポニーテールに結ぶ。状況開始。ストローを包む紙袋の端をちぎり、ドュゴォォォと音を立てながらコーラにぶっ刺す。そっとくちびるを当てちゅるちゅると吸いながら糖分が脳にまわっていく感覚を楽しむ、大麻吸うときよりは全然弱いけどまあまあいい感じ。チキンマックナゲットを一つバーベキューソースにつけて食べる(ここはバーベキューソースだと決まっている)。ダブルチーズバーガーの包装を少しずつ引き剥がしていくと、パンチーズチーズピクルスケチャップパンの順に重なったパラレルな縞模様がのぞく。いざ口に運びパンチーズチーズピクルスケチャップパンが一斉に味覚に襲いかかられているとふと、ある問いが頭にポッと持ち上がった。

女子高生ってなんや女子高生ってなんや??とりあえず個ではなく概念としての女子高生について考える。≒制服とする説もあるが、制服あくま女子高生を際立たせ識別やすくするためのわかりやす符号であり概念本質ではないだろう。思うに女子高生はいわば中途の期間であり体は大人ではあるが心など諸々は子供である。この未完成矛盾している状態女子高生に心が体をもてあそばせ、体が心にいらだつという状況を強制している。過ぎ去った時代に対する哀愁の説もあるが現役女子高生としてこの点についての判断は控える。ざっと抽象化するとこのように捉えることができるであろう。

アメリカンライフスタイルことアメリカ型大量消費社会グローバル化象徴であるがゆえにたびたび店舗襲撃なども発生したマクドナルド画一的イメージに閉じ込められた形而上学的な女子高生が同時に語られることがあるのは皮肉とも言えるだろうがわたしマック商品のものフォーカスして語ったように女子高生においても概念から解脱し個々にその内面に着目していくべきなのではないか。そんなことを考えながら街を見下ろした。

2017-11-03

6年ぶりにパーマをかけた話

一回打ってる最中に消えたけどがんばって打ち直し。

他にもはてなで書きたい話はあったけどついに登録してしまった。

成人式ぶりにパーマかけてきました。早6年。

人生二度目のパーマはエアウェー初体験です。

いままでずっと美容室難民してたんだけど出勤途中にある店舗はみてて、ホットペッパーカウンセリングがんばってるところ見たらそこだったのて行ってきました。

予約は13時半から。顔作って五分くらい前に着。

終わって店出て一息したら今。

なんと17!!!!!

3時間〜3時間半とは言っていたけどにしてもかかったなあと。

ほかの客との兼ね合いで美容師戻ってこなかった時とかパーマかかりづらくて待ったりしたからこんなものかなあと。

んで流れ。エアウェーブかける人が参考になったら嬉しいがあまり役にはたたないかな。

その店は大型店でスタッフめっちゃいる店。

受付して荷物ロッカーに。鍵は自分で持ってるタイプ

鏡の前に通されるのかと思いきやカウンセリングルームがある店だった!!!

受付のおねーちゃんがバインダーを渡してきて記入、そこから詳しく聞いていった。

書いている間ずっと向に座られなかったのは安心した。

デジタルパーマかエアウェーブか選べるプランにしてたんだけど初めから3時間半くらいかかるが大丈夫かと聞かれていた。

んでそのカウンセリングの内容を担当美容師に伝えてもらってそこから席へ。でそこでも最初のどんな感じか相談して

かっちりコテで巻いたみたいにかたいデジタルパーマよりは傷みにくくて長持ちするけどゆるいエアウェーブにすることにした。

私は朝時間をかけるのがすこぶるいやでいままでも手ぐしでしゃしゃっとしてあとは適当にまとめておわりだ。とても楽したい。でもセミロングストレートは寝ぐせがつくとごまかしがきかないのと適当ポニーテールにするとまあかっこうがつかない。

それでも定期的に美容室にいくのがいやで気づけば数年たってしまった。

さらに3年半付き合ってた男がパーマよりこつちがいいよ!なんならショートにしてくれといわれてセミロングーロングは保っていたけど結局パーマはかけずにきてしまった。

んで別れてたっぷり3カ月引きずった挙句円形脱毛症が再発していまや頭頂部に毛が立ってしまった。

カットでほどほど整えて、薬液つけてロッドまいて、ちょっと待つ。チェックしてまだ待つ。なんなら薬液追加してまだ待った。かかりにくい毛質なうえに普段からカラーをしてるわけでもないからとにかくかからない。

アシスタントにすすいでもらってエアウェーブの機械に入る?がうるさいの大丈夫確認されたくらいには納得なうるささ。

闇風が送られて5分くらいであたかいなーだったけどそこから10分入ってたらだいぶ熱い。

一度止まって、ロッド空気送るチューブつないで、また15分。

停止液つけてまた待ってこの時点で16時。

すすいでドライヤーして終わり。

このドライヤーも停止液つけたアシスタントだったんだけど乾かしてる最中にメインの美容室戻ってきて容赦無く霧吹きで濡らし直したかちょっと面白かったけどいきなり奪われたアシスタントちょっと可哀想だった。

ざかざかーって乾かしてすぐ外出すならちょっとウエットなのでいいよ!オイルか流さないトリートメントでまとめてあげるとパサつかないね

ってはなしでした。

で、会計の時に受付の子が2カ月以内にパーマのあと一度カットするとパーマの持ちも良くて〜おやすくなりますよ〜と営業をかけてきて企業としてりとてもうまいとおもった。

また行くかはよくわからないけどとりあえず髪をまとめるのが楽になったらいいなとおもう。

まだ自分の姿がみなれない。

2017-10-24

砕かれた鏡

(この日記は、「副業風俗レポを連載していたのだが、」https://anond.hatelabo.jp/20171023190844を「俺が編集者ならこう書き換える」という内容に無断で編集したものです。)

お久しぶり~。とにかく更新が滞りがちなこの連載。今回はちょっと趣向を変えて、生まれて初めてアジアンエステに行った日のことを書くぞ。もう六年半も前の話だ。僕のドスケベオイルマッサージ道はこの日から始まったのだ!

某月某日、夜。駅前商店街を歩いていると、妖しく点滅する立て看板が目に入った。

中国式マッサージ 60分¥6000

インターホンを鳴らすと、異様に背の低い白髪の老婆が出てきた。待合室に通され、メニューを渡された。メニュー表には複数コースが書かれていたが、婆さんは大きな目をさらに大きくして90分一万円のコースゴリ押ししてきた。僕は気圧されて、よくわからないまま一万円を払った。

部屋に案内されて、ベッドに腰かけていると、小柄な女の子が入ってきた。名前はナナちゃん。第一印象はツンとして見えるが、笑うと一気に表情がやわらぐ。かわいい! 大きな目に長いまつげ。ピンク色のぽってりした唇が印象的。髪は長めで、えり足がスッキリとまとめられている。あらわになったうなじセクシーしかし、何より目を引くのはオッパイ。かなりでかい! 上着がパンパンに膨れあがってる。そして、むき出しになった太もも。僕が太ももフェチになったのは、この日がきっかけかも。ミニスカートからのびる二本の素足。た、たまらん....。

ナナ「初めてですか?」

僕 「はい

ナナ「先にシャワー浴びますか?」

僕 「あ、はい

ナナ「じゃあ、脱いで待ってて」

ナナちゃんが部屋を出ていく。言われるままに服を脱ぐ僕。上半身裸になったところで、ナナちゃんがバスタオルを持って戻ってくる。いたずらっぽい笑みを浮かべながら、僕のズボンベルトを引っ張る。脱ぐように促しているのだ。恥ずかしながら、僕はすでにビンビン。ナナちゃんがそれを見て、キャッと笑う。腰に白いバスタオルが巻かれると、腹部がふくれあがり、その形状はまるで雪山

一緒にシャワールームへ。ナナちゃんが全身をやさしく洗ってくれる。「後ろ向いて」「はい、前」「もう一回後ろ」ころころと向きを変える僕。後ろ向きになると、ナナちゃんの手首が僕の足のつけねを通って、さわ~、と尻の穴を通過。最高だ...。タオルで体を拭いてもらい、部屋に戻る。紙パンツを渡されたが、明らかに小さい。無理して履いてみたが、思いっきハミ出てしまう。ナナちゃんがそれを見てウフフと笑う。

ナナ「うつぶせになれますか?」

僕 「あ、はい・・・

ナナ「・・・やっぱり、あおむけでいいよ。うつぶせ、痛そうだから

うつぶせだと、いきり立ったモノが圧迫されて痛いと判断されたらしい(笑)それで急遽、あおむけの態勢から始めることに。ナナちゃんが僕のひざの上にまたがると、太もも感触がじかに伝わる。う~ん、たまらん!

まずは首筋のマッサージ。ナナちゃんが前かがみになると、はだけた胸もとから谷間が見える。膝を動かすたびに、スカートの中もちらり。これってわざと!? そして、ここから先は怒濤の展開。まだ序盤なのに、ナナちゃんが僕の全身にオイルを塗り始めた! 本来うつぶせでじっくりと肩や腰をもんでから、ようやくあおむけになり、オイルが登場するのは後半なのだしかし、ナナちゃんは通常のセオリーをすっ飛ばして、大暴走。おそらく僕の興奮が伝わり、一気にスパークしたのだ! 奇跡フュージョン国籍を越えた魂の交感。ナナちゃんの指先が、僕の体の上を縦横無尽に滑走。そのなめらかな滑りは、ロシアフィギュアスケーターユリア・リプニツカヤ選手のようだ。僕はあっという間にフィニッシュ。開始からわずか30分。瞬殺だった...。

本来、こういったマッサージは焦らしてナンボ。ナナちゃんの施術はあまりトリッキー過ぎた。でも僕は大満足! 最高のアジアンエステデビューであった。

🌑

これは、ある風俗系のサイトのために書いた原稿である。そのサイトが突然閉鎖してしまい、行き場所がなくなった。自分で言うのも何だが、本当に下らない。僕は二年近く、こんな文章ばかり書いていた。この記事は、新しい店を取材する時間が無かったので、苦しまぎれに昔話を書いたのだった。結果的にこの原稿は陽の目をみなかったわけだが、書きながら当時のことを色々と思い出した。

あの頃、実は僕はドン底の状態だった。親から継いだ会社倒産させた後だったのだ。単なる地元中小企業だったが、そこそこ歴史のある会社だった。古参幹部裏切り横領大手の参入、理由を挙げればキリがないが、結局は僕が無能だったのだ。すべてを失った。恋人も仲間も、みんな去って行った。絵に描いたような転落人生だ。酒びたりの日々。毎日、目を覚ます頃にはすでに日が暮れかけていた。時計を見るのもつらかった。起きるとすぐに冷蔵庫を開けて、安い缶酎ハイあおり、またベッドに戻る。酒が切れたらコンビニに行って、缶酎ハイカップ麺を大量に買い込む。そんな生活が何ヵ月も続いていた。

いよいよ金が尽きてきたので、警備員バイトを始めた。まわりは爺さんばかりだった。地元では警備員仕事高齢者の受け皿になっていた。爺さんたちと一緒に働いているうちに、まだ20代後半だった僕も、老後みたいな気分になっていた。

件のエステに行ったのは、そんな時期のことだった。前述の通り、僕は30分で果ててしまった。そのあとどうしたかというと、ずっと彼女とお喋りをしていた。彼女は色々な話をしてくれた。まだ来日して三年足らずで、日本語ジブリアニメ勉強していると言っていた。なぜか子供の頃の写真を持っていて、それを見せてくれた。山村風景を背にして、薄汚れたシャツを着て立っている、仏頂面の少女が写っていた。それが彼女だった。話を聞いてみると、彼女は非常に貧しい家に生まれて、家族を支えるために、日本出稼ぎに来ていたのだった。

僕も自分のことを話した。地元中小企業の二代目社長社員は26人。趣味スキーテニス、車はベンツを2台所有。どれも過去には本当のことだった。でもすべてを失っていた。僕は彼女に、会社経営の苦労や、幹部に対する不満を、現在進行形の悩みとして語った。彼女の前では社長でいたかった。悲しい見栄だ。話しているうちに、自然と涙が流れてきた。彼女がそっと抱き寄せてくれた。僕は彼女の胸に顔をうずめて泣いた。しばらくのあいだ泣き続けた。あのとき彼女はどんな気持ちだったのだろう。異国で、初対面の男が、いきなり泣きだしたのだ。理由もわからなかったはずだ。かなり戸惑ったにちがいない。

ナナちゃんと話した翌日から、僕は仕事で新しい現場に入った。美術館の警備スタッフだ。スタジオジブリレイアウト展覧会だった。そこでマズイことが起きた。彼女が客として入場してきたのだ。どうやら彼女は一人で、オレンジワンピーススニーカーを履いて、髪はポニーテールにまとめていた。相変わらずちょっとツンとしていて、喋らなければどこからみても普通若い女性だった。僕はあわてて顔を伏せた。見られてはいけない。彼女の中ではまだ僕は社長なのだ。警備服を着ているはずがないのだ。彼女は食い入るように展示物を見ていた。僕は帽子限界まで目深に被り、ばれないようにした。

午後になって、今度は外の駐車場ですれ違いそうになり、あわててトラックの背後に隠れた。警備員なのに、僕の挙動は完全に泥棒だった。彼女は僕の前を通り過ぎて、その先の角を右に曲がっていった。彼女は僕の視界から消えた。

数日後に、地面が揺れた。これまでにないぐらい、大きく揺れた。巨大な津波が来て、あらゆるもの破壊した。そう遠くない場所で、原子力発電所が爆発した。日常が奪われ、何日も、何週間も、不安状態が続いた。

僕はやることもなく、ふと思い立って再びあの店に行ってみた。当然のように閉まっていた。インターホンを鳴らすと、ゆっくりドアが開いた。中からあの大きな目の老婆が顔を出して、「やってませんよ」と言った。

僕 「いつごろ再開しますか?」

老婆「もうやらないよ。おしまい

僕 「・・・

老婆「みんな中国に帰ったよ」

僕 「ナナちゃんは?」

老婆「ナナも帰った。モモも帰った。サクラもユキもみんな帰った。日本は危ないから」

当たり前だが、ナナちゃんとはそれっきりだ。僕はほどなく上京して、小さな広告プロダクション就職した。その後、仕事で知り合った風俗関係者に請われ、メンズエステ体験レポを書くようになった。

最初のうちは、アジアンエステ取材する度に彼女のことを思い出したものだが、最近はすっかり忘れてしまっていた。女性の胸に顔をうずめて泣くなんて、あの夜が最初最後だと思う。

地震で粉々に砕かれた鏡の上に今は別々の人生が映し出されている。ナナちゃん、元気だろうか。

2017-10-01

色という漢字をじっと見ていたら

ポニーテールメガネで顎の出た顔に見えてくる

2017-08-09

絵に描きたい

夏の日差し、日除けのあるバス停ピンク帽子、短いポニーテール、水色のセーラー服、グレーの大きめなリュック

腕は下ろしていて、肩幅の仁王立ちで、眩しいのかにらむようにバスを待っている。

絵の才能がないか文章で。

帰ったら、『さよなら、パパ。』を読むことも決めた。

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