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2023-07-12

手越祐也を愛していた、愛していたかった。今でもきっと愛している。

近頃平野君と神宮寺君の、というか脱退ジャニーズ関連のニュース世間を騒がせている。

ジャニーズ卒業・脱退・解散する、というニュースを聞くたびに、私は手越のことを思い出して苦しくなる。

手越祐也がNEWSを、ジャニーズをやめて3年が経った。

なんでこのタイミングで書き起こそうと思ったかというと、前述のキンプリ騒動をはたから見る中で、そろそろ一度振り返ってみてみてもいいんじゃないかと思ったからだ。

というか、オルタネートを書いた加藤さんではないけれど、あの出来事から3年という長い月日がたって感情的ならずに思出せるようになって、でもこれ以上離れてしまったらきっと気持ち記憶も色あせてしまうから、「今」が最初最後タイミングなんじゃないかと思った。

何を話すかといわれると難しいが、結局のところ手越のことをどう思っているかというお気持ちと思い出をたどるための文章である

どこから話そうか迷ったが、時系列順で話すのが一番いいのかもしれない。

小学生のころ、私はジャニーズなんてみじんも興味がなかった。

なんか女子が騒いでるなあという感じで、当時の関心ごとといえばサッカー観戦、ポケモンイナズマイレブン受験勉強ライトノベル、あとはおままごととかだろうか。

でもVS嵐も、イッテQも、地獄先生ぬ~べ~も、鉄腕ダッシュも見ていたし、キスマイの光のシグナル(ドラえもん主題歌だった)も大好きだった。

ごくごく普通小学生だった。

中学生になって、親友ができた。

彼女は歌がうまくて、カラオケが好きで、そして増田担だった。彼女カラオケに行くと、親友は必ずNEWSの歌を入れる。

当時4+FANの合いの手リズムがわからなくて苦戦したのをいまだに覚えている。

友達が歌う曲をどうせなら一緒に歌えるようになりたいと思うのがカラオケ好きの性である

親友に頼んでNEWSCDを貸してもらい、聞いてみたのが多分2017年

まずNEWSの歌にはまった。

アルバムを4つくらい借りたのでそりゃ一曲くらい好きな曲もできるし、テゴマスは当時から歌がうまかった。

歌番組の時に親友からアナウンスがあったので、時間が合えば見ていた。

当時日テレっ子だった私は、イッテQ手越を、everyで小山さんを知っていた。

気づけば親友からテレビドラマバラエティ番組情報アナウンスも入るようになり、私はNEWSをしっかり好きになっていた。

親が厳しかったためにファンクラブは入れず、ライブも行けなかったが、私は私なりの最大風速でNEWSのことが好きだった。

それから2020年まで、のんびりと、自分なりの距離感ではあったが「好き」を貫いていた。

2020年2月NEWS LIVE TOUR 2020 STORY当落発表があった。

2017年のNEVERLAND、2018年EPCOTIA、2019年のWORLDISTA、最後2020年STORY

4つのライブ頭文字をつなげると「NEWS」になるこの4作品は、通称「4部作」と言われるもので、NEWSにとっても、ファンにとっても思い入れの深い、大事大事ライブだった。

STORYアルバム)」にはファンの将来の夢が収録された楽曲や、メンバーからファンに向けてつづられた思いのこもった楽曲、9人時から気持ち言及するような楽曲インタビューなどがふんだんに盛り込まれていた。

チームNEWS全員にとって本当に大切なアルバムで、私たちSTORYライブ成功を心から願っていたし、心から信じていた。

しかし、世界新型コロナウイルスによる混乱に見舞われた。

様々なイベントの中止が決まっていった。

STORYももちろん例外ではなかった。

「来月にはこのパンデミックが収まる」と信じて駆けずり回ってくれた方がどれだけいたのだろう。

三大ドーム城ホ横アリ

大きな会場を抑えてファンのために準備してくれていた。

ライブ直前のラジオ内で行われたマジカバナナ的なゲームでは、「準備万端といえば?」「「「「STORY!!!」」」」と4人で口をそろえて言ってくれていた。

河川敷ランニング中、桜の舞う中で聞いたその言葉を今でも覚えている。

しかし準備万端だったはずのライブは一公演一公演丁寧に中止を重ねていき、結局全公演中止になってしまった。

実はあの当時、ファンの間でうっすら「STORYが終わったらNEWS解散or 何かしら節目を迎えるのでは?」という空気があった。

実際どうだったのかは本人たちに聞かないとわからない。

それでも、STORYに込められた気持ちはそれだけ大きかったのだ。

「この作品最後なのかもしれない。そんなことはあってほしくないけれど、もしそうであれば、悲しいけれどきっとどうにか受け入れることができると思う。」

そうファンに思わせるほどものだった。

時が来れば必ず報われると思っていた努力が、世界規模の不幸によってぶち壊されてしま気持ちは痛いほどわかる。

この辺は一回全員back number水平線』と 「入学から、この世界だった僕たちへ。」を聞いてきてほしい。

当時高校生だった私も何度も泣いた。

当時仲の悪かった母親背中をさすられながら、夜中に号泣したこともある。

高校生活の中で最も大事な思い出になるはずだった最後合宿が、文化祭が、体育祭が、すべてがなくなってしまうやるせなさに、どれだけ頑張っても結局行われなかったそれらにたいして、声をあげて泣くことしかできなかった。

そんな中で、私はジャニーズWESTに出会っていた。

彼らは底抜けに明るかった。

少なくとも明るくあろうとしてくれた。

まあ彼らに救われたことに関して詳しく書こうとすると長くなるので割愛するが、ジャニーズWESTと出会たことで私のジャニーズ世界は大きく広がっていた。

NEWSはびっくりするぐらいジャニーズ内での縦のつながりがない。

気がする。

あったらごめん。

小山さんと手越からちらほら後輩の名前が挙がっていたくらいで、残りの二人に関しては正直ほとんど思い出せない。

増田さんは兄貴高橋君がいるか

加藤さんは正門君と如恵留くんがまあ居るか?と思ったが、名前が出始めたのはコロナ後かもしれない。

少なくともグループ全体でかかわりの深い後輩グループみたいなのはなかったと思う。

NEWSしか見ていなかった時代、全員顔と名前が一致していたのは正直NEWSと嵐とTOKIOだけだった。

ジャニーズWESTはそこが大きく違った。

関西での縦の結びつきは、とんでもなく強かった。

WESTと仲のいいだれだれが出ているなら、時間もあるし見てみよう、という感覚で、芋づる式に「顔と名前とざっくり性格くらいまでなら把握している」程度のジャニーズが増えていった。

とまあそんな時期、手越が飲んでた。

外で、女の子呼びつけて。

「ねーわ」って思った。

でもまあ手越だし。

そういうやつだし。

そりゃ謹慎くらいするべきやろうけど。

まあ謹慎開けたらちゃんと戻って来るやろと思っていた。

文春では退所報道とかもあった。

正直なところ不安も大きかった。

Johnny’s world HAPPY LIVE with YOUが発表され、NEWSが3人で出演すると知ったときは動揺した。

見るのが怖かった。

それでもNEWSが好きだったから、あとこれは余談だけど、同じ日の出演者ジャニーズWEST(推し)とHey! Say! JUMP(当時好きだった女の子推し)だったのでその日の配信チケットを買わない選択肢はどちらにしろ無かった。

3人のステージを見て、安心した。

泣いた。

それはもうボロボロ泣いた。

簡単セトリを書くと

クローバー」:NEWSからファンへのメッセージソング、4人それぞれが自分パート歌詞を書いた。手越ソロパート前半は歌わず、後半は3人で向かい合って歌った。

weeeek」:6人時からずっと歌っているライブ定番曲であり、代表曲

エンドレスサマー」:6人時代の思い出の曲

「Going that way」:小山さんのソロ

世界」:加藤さんのソロ

「戀」:増田さんのソロ

UR not alone」:4人の代表曲ライブ最後アンコールで必ずうたわれる名曲。ラスラビ手越ソロパートこちらも歌唱ナシ

手越ソロパート部分を歌わないという選択をした三人を見て、三人は手越の帰る場所を守ってくれているのだと思った。

ほかの2グループアイドルらしいきらびやか衣装で華やかな曲を歌っていて、言い方を変えれば自分たちのファン以外の子たちにも楽しんでもらえるような、それでいて自分たちのファンにも愛を届けられるような、そんなバランスの取れたセトリを組んできたのに対して、NEWSははなからNEWSファンと、それから手越のことしか見ていなかった。

セトリを今確認してみても、MCがないのはNEWSだけだ。

状況が複雑な中、語ることを選ばなかったのかもしれない。

当然だろう。

でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う。

私は手越の部分の空席をあえて作るその演出を「3人は手越が返ってくると考えている、これはその表明である。何も案ずることはない。もう少ししたらまた4人のNEWSになる」と受け取った。

違った。ダメだった。彼は帰ってこなかった。

3人での配信ライブが行われた次の日、「18時半に手越に関する重大ニュースがある。おそらく退所報道である」という情報リークされた。

昨日の配信ライブで得た確信なんてものはいつの間にか崩れ去っていた。

私はそのリー情報が本当な気がしてならなかった。

どうしてもその事実を受け入れたくなくて、夕方17時に布団に入った。

ただの現実逃避だ。

知るタイミングを遅らせたからと言って事実が変わるわけではないのに。

朝起きて、ニュースを見た。

不思議とこの日の朝から記憶あいまいで、もしかしたら無意識で封じ込めてしまっているのかもしれない。

泣いた気がする。

気がするだけだ。

3人の側があれだけお前の居場所を作って待っていてくれたのに、なんて不義理なんだ。

せめてSTORYは終わらせてから抜けてほしかった。

あれだけ一生懸命準備してきたものを放りだして「今」退所しなきゃいけない理由があるのか。

事務所じゃできないことって何なんだ。

会見と、その後の活動半年間くらいはみていた。

でも結局彼がわからない。

今書いている恨みつらみが、どの時点で私の中に生まれ感情なのかも正直わからない。

「やめたくなかった」「まだ続けたかった」という発言散見されていた時、「じゃあやめなきゃよかったじゃん」「今ならまだ間に合うから、戻らせてくださいって頭下げて戻ってきてよ」と思っていた。

それと同時に、私たちを、四部作を、3人を、すべてを放りだして知らない人たちと知らないところへ行ってしまたことに激しく怒っていた。

暴露にもならないような浅い内容の暴露本を出したことにはぶちぎれていた。

それでも、彼が好きな気持ちもまだあった。

心のどこかで彼を信じていた。

彼を嫌いになることで、彼がいた時代の楽しかった思い出たちまで嫌いになるのは嫌だった。

でも、脱退前後以降の彼の行動は到底許せるものではなかった。

気持ちの整理がつかなくても手越勝手にズンドコ進んでいっちゃうし、NEWSの3人も少しずつ動き始めていた。

少しずつ「3人のNEWS」が当たり前になっていって、人数が少なくなっていった自虐もたまに挟まるようになっていって。

あといつの間にかNEWSKinKi Kidsに次いで上から二番目になっていたことにびっくりした。

ずっと中堅くらいの意識だった。

そういえばもう嵐もTOKIOV6SMAPタキツバいねえや。

あとたまに忘れちゃうけど、エイトのほうが一年デビュー遅いですよ、これは増田さんへ。

ジャニーズ事務所手越アイドルでいさせてくれた。

あの事務所のおかげで、私たち魔法にかかっていられた。

脱退後のインタビューで、「多くの人は、アイドル事務所という“魔法”にかかっている」と手越が話していた。

違う。

多分違うと思う。

あなたは“魔法”をかけてもらっていたのだ。

“ただの手越祐也”ではなく、“ジャニーズ事務所NEWSアイドル手越祐也”だったから、私たちあなた素行を、すべてひっくるめて、「アイドル個性」と思って愛することができた。

むろん愛すべきところがたくさんある人だ。

花が開いたようにパッと明るく咲く笑顔が大好きだった。

周りを巻き込んで笑わせてしまうような、自分の信じているものに対する絶対の自信からくるあの笑顔が大好きだった。

人の心に直接刺さるような、それでいて華やかで、のびやかで、何にも縛られないような歌声も好きだった。

いつだかジャニーズみんなでTOKIOの『宙船』を歌ったとき、一人きりで上ハモ担当していた。

あの時の誇り高さは、あれだけの大人数でも埋もれない美しい歌声は、きっと一生忘れない。

運動能力の高さと、周りの空気を作り上げてどんな難題だってこなしてしまうところは、天性のアイドルだと思っていた。

彼以上に「アイドル」という言葉が似合う人間はいないんじゃないかとすら思っていた。

どこにも行かないとは思っていなかった。

きっといつかどこかへ行ってしまう人なのだろうと思っていた。

それでも、あなたの安住の地が、優しいあなたの探してた場所が、僕らの愛したここであればいいと思っていた。

今でも正解がわからない。

NEWSいたころの手越が大好きだ」「2020年以降のことに関しては絶対に許せない、許さない」という、相容れない感情いつまでもぐるぐる渦巻いている。

カラオケSUMMER TIMEMVなんか見ちゃうやばい

あのMV全員ビジュ良いけどその中でも手越さん可愛すぎないか

気づいた人がいるかどうかはわからないけれど、私いままでこの文章の中で二回だけ「手越さん」呼びをした。

この段落での一回と、3人での配信ライブの内容に言及したときの「でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う」という文章の中。

この三年間、私は手越を恨み続けてきた。

コロナ前までは「手越さん」と呼ぶことも少なくなかったが、退所後はかたくなに「手越」と呼び続けてきた。

ちなみに残りのメンバーはずっと「小山さん」「増田さん」「加藤さん」「山P」「錦戸君」呼びだし、ほかのグループの人のことも呼び捨てをすることはめったにない。

これはささやかな反抗だった。

私は、「私はあなたを許さない」という気持ちを込めて「手越」と呼んできた。それでも、彼のことを愛おしいと思うときには思わず手越さん」と呼んでしまうのだ。

結局私は彼に対するこの矛盾した気持ちを抱えたまま生きていくしかないのだ。

退所前後の一連の行動は許していない。

きっと一生許せないけれど、彼が健康で、幸せでいてくれるといいなと思う。

今の彼のことを応援しているファンのことを盲目だとも思わない。

彼にはそれだけの魅力もある、訴求力がある。

好きになってしまうのはしょうがない。

あの奔放さを、考えなしな一面を、どうしようもない自我の強さを、許すことができるのであれば私だって今の彼の活動応援したい。

もう一度あの伸びあがる歌声を聞きに行きたいし、はちゃめちゃさで成り立ってしま天才的なバラエティ感覚享受したい。

でもだめだ。

ダメなのだ

許せないのだ。

何一つ。

愛していたからこそ。

信じていたからこそ許せないのだ。

それでも愛しているのだ。

結局この話に結論なんてない。

せっかくなのではてなに挙げてみるが、誰かに届くかどうかなんて考えてない。

ただ、こういう折り合いのつけ方をした人間もいる。

というのをどこかに放流しておきたかった

すべてのアイドル幸せでありますように。

できる事ならファンにとっての幸せと、アイドルにとっての幸せが同じでありますように。

anond:20230712160455

竹内まりや「今夜はHearty Party」(95年11月リリースの25thシングル)に

SMAP木村拓哉コーラスセリフで参加している……というのはワリと有名な話

TOBEが積極的ジャニーズから引き抜いてるけど、新しい地図は動かないのかな?

あそこはSMAP特化?キスマイとかも元は飯島だったよね?

ジャニーズ事務所の長期的な弱体化は不可避 松谷創一郎氏 書き起こし

ジャニーズ事務所の長期的な弱体化は不可避 ジャーナリスト松谷創一郎氏が会見

https://www.youtube.com/watch?v=GrguzAYY3Wg

上記動画の書き起こしです。

文字数関係で一部省略しています

はじめまして松谷と申します
いきなり始めてしまって
その中で自己紹介 もしたいと思います

ジャニーズ問題から考える構造の話を 
ちょっとしたいと思うんですけれども

(略)

このジャニーズ事務所なんですけども 
近年いろいろちょっと起きました

(略)

ただその根っこにあるのがですねやはり
2016年末のSMAP解散騒動および解散だったと思います
皆さんもご存知だと思いますけども
これフジテレビSMAP×SMAPゴールデンタイムに 
5人が並んでお騒がせしたすみませんっていう 
謝罪しました
これは公開処刑だいろいろ 言われてますけれども 
最近あのいろいろその裏話っていうのは明らかになりつつありますが
やはりこれ メリーさんがどうも仕掛けたということ らしいです
ただこのぐらいかジャニーズ事務所おかしいよなっていう ようなことが 言われましたよね
そしてこの中で3人がですね
後に 翌年ですか、
2017年9月ジャニーズ事務所を退社をします
もちろんこの後 SMAP解散をすると 
この退所した3人、香取さん、草なぎさん、稲垣さんの3人ですけども
2017年 9月に退所して
番組テレビ番組が相次いでなくなります 
テレビ朝日番組が2つ、フジテレビ、そしてTBS番組が相次いでなくなるんですね 
ただNHKブラタモリ、これナレーションですけどもそれは 継続を今もしています 

ここで何かあったんじゃないかというふうに
当然みんな思うわけですね
思うんです けどもやはりその通りで
2019年7月17日、これジャニーさんが亡くなって8日 後のことなんですけども
公正取引委員会ジャニーズ事務所を注意をします
これは元 SMAPの3人 をテレビ出演させないように圧力をかけた疑いと
これはですね、おそらく共演NGタレント引き上げみたいなことを匂わせたという風に今考えられますけれど も
具体的にジャニーズ事務所がどういうことをやっていたかというのは私も聞いてますけれども
かなりえぐいことをやっていたようですね
これで公取委が注意をします 

(略)

ジャニーズ事務所がこういう注意を受けた後にどういう対応たかというと ですね 
ここはね結構面白いんですけども
自分たち圧力をかけた事実はないと
公正取引委員会から独禁法違反行為があったとして行政処分や警告を 受けたものでもありません
という風に 言ってるんですけども
公取委がやったのは注意なんですね
だから注意されたのは事実なんだけども
行政処分や警告ではないですよって
ジャニーズ はこういう
なんていうのかなあのすごく
ずる賢い言い方をするのが
ジャニーズ事務所だったわけですね

で、そういう やり口っていうのは今回もいろいろ見られ ますけれども
基本的にもともとこういう会社だったんですよってことはご確認いただければと思います

(略)

ジャニーズ事務所に限らず芸能界では
公然移籍制限っていうのがありました
これはあのスポーツ界でも行われていたようなものと
近いような 引き抜き防止のカルテルですね

(略)

で、今のが基本的ベースラインの話なんですが
ここから構造的な問題に、
いよいよ本題に入っていきたいと思います

全体像として見ればですね
日本芸能界80年代以降に非常に活性化をして
かつ同時に内閉化状況、
ドメスティックビジネスモデルが完結をしてしまった状況 が進むんですね
ピークは、どこをピークとするかなんですけども
音楽産業ピークは1998年なんですね
その辺、90年代中期から後半ぐらいがピークであろうと
そういうふうに捉えていただければいいと思いますけれども
結構その、いわゆるバブル崩壊からちょっと遅れたぐらいがピークだったんですね 
で、その中では先ほどもちょっとしました、
独自の商慣習が続いていました

その引き抜き防止カルテルであるとか、
それに伴う新興勢力参入障壁になるわけです、それが

あとはタレントとの対等ではない契約プラスメディアコントロールこういった ことが続いてきたし
これジャニーズだけではなくて
大なり小なり行われてきたと いうことなんですね

ただその状況にも大きく変化が生じてきて います 
それはインターネットとおよびそれによるグローバル化です
コンテンツグローバル化によって
かなり相対化をされ つつあるというのが2010年代プラス公正取引委員会問題視をした
これ2018年 以降なんですけども
これがジャニーズ問題2019年7月ジャニーズの注意によって
より明らかになったということ

(略)

で、芸能プロダクションというのは
この今で いう芸能プロダクション体制ってのは
実 はこのテレビとかなり関係をしています

(略)

で、今のがまあちょっと前提的な話なんです けども
最後にあのジャニーズ事務所の性加害問題に関してお話をしたいと思います

昨日もですね喜多村先生ちょっとお話をさ れていましたけども
まあいろいろ 歴史的にですね
過去告発等がありました
中でも北小路さん、光GENJIっていうものと
99年から2000年にかけての週刊文春報道、
この 辺はすでにご存知の方多いと思いますけど も
かなりやはり当時としては芸能ゴシップ扱いをされていましたね
でどちらかという と告発ではなくて暴露という形でもありましたし 
昨日も喜多村先生ご指摘だった通り、
週刊文春ホモセクハラという表現をしていますし
ある種その 男性同性愛に対してすごく侮蔑的見方、
ある種まあ嘲笑するような見 方自体があったのは 確実だと思います
それはまだ男性同性愛に対しての理解が進んでいなかった当時の時代もあります媒体的な特性というのもあるのかもしれません

(略)

ひとつ付け加えるんであれば、現役のタレントジャニーさんに対してものすごく何て言うかな親愛の情を
テレビ 番組とかで示しているというところもあったと思うん ですね
ジャニーさんの口癖「ユーは何々だよ」とかそういう言い方を真似したりしていて
本当に性被害を受けてる人か何でこんな こと言うんだろうっていう風に
まあそこの整合性が取れなかったわけですね

で、今回 やっぱりBBCのモビー・アザーさんが
やった一つすごく大きな功績っていうのは 
そこにグルーミングっていう概念をですね 
日本ちゃんと伝えてくれたことです
これはあの性犯罪においては 非常によく知られていた概念だったそうなんですけれども
私は知らなかったので ようやく 納得ができたんですね

現役タレントのそのジャニーさんに親しげな表現をすること
あるいは親愛の情と性被害っていうものが
ある種両立をするんだ ということに
すごく納得がやっとできたという印象です 

何よりですねそのジャニーズ事務所の
性加害問題が 報じられなかったっていうのは
メディア コントロールがあったからなんですね

で、それはやはり各社内にジャニーズ担当者がいてこれはジャニーズへの窓口連絡窓口を 一括するものです
でこれジャニタンって言われるんですよね
ジャニーズ担当者、
これ はもう新聞社かにもいますNHKにもいますし、NHKには制作側と報道側に1人ずついるというふうになっています

で、まず ですねそのジャニーズ担当者のが目を光らせていて
そこでまず なんですかね 忖度が働くと
自己検閲が生じるメカニズムが働くんですね
なので私たち 早い段階で
その朝日新聞グループプラスという媒体民放テレビ局が官邸政府よりずっとおそれているのは
間違いなくジャニーズ事務所だっていう風に書きましたけども
これ私以前から言ってますけども
残念ながらその後の報道を見ると
やはりそうだったということが確認でき ました 

で、民放テレビ局としてはですね
やはりコンテンツ報道の天秤をかけた時に 
コンテンツを取っているんでしょうねっていうことですね
で、例外的に違うのが、
初期段階ではTBS は違いましたよということと
日本テレビも迷いながらもやっていると 
テレビ朝日フジテレビちょっと腰が引けてるけど
フジテレビ最近やり始めたなっていう印象ですよね 

で、このコンテンツ報道の天秤なんですけれども
まあ実際そのこれは19時から 23時台までのレギュラー番組ジャニーズレギュラー番組なんですけども
各局 こんな感じなんですね、バラエティドラマ 
これ4月ですけれどもこんな感じであります
一番やっぱまあそうですね
あの結構TBS実はね番組が多いんですよね 
あとフジテレビ結構多いですね
フジテレビなんかもう 金土日も1週間に4日19時台に
出来上がるそれぐらいあります 
テレ朝は実は結構 薄く見えますよね
NHKも今大河ドラマですね
松潤大河 ドラマをやってるので
全く無関係でもないし
ここにはないですけど
NHKBSで ですねあの少年倶楽部っていう
ジャニーズ Jr.番組を長くやってます
という風にですね
各局、大なり小なりジャニーズ事務所との深い関係ってのがあります 

で、ここで注目するのは実はこの表で色が
ついてないところなんですね
ここなんです 
ここ何かって言うとテレビ朝日ミュージックステーション
で、ご存知だと思い ますけども
1986年から続いているゴールデンタイム音楽番組です 
この番組1988年からジャニーズタレントレギュラーなんですね
総集編を除く1369回のうちジャニーズの
出演がなかったのは13回だけなので1%を 切っていてこの13回のうち4回はですね
うち1回がコロナで
あと3回が特定アーティスト特集みたいな感じなので
ほぼレギュラーだという風に考えて いただいていいと思います

でこの番組の特徴はですね
ジャニーズの 競合の男性グループアイドルグループが出演をしにくいことなんですね
長らく言われているのが
1997年11月14日にですね
DA PUMPっていう
紅白に5回ぐらい出ている
最近再ブレイクしましたけども
そのグループが 出演をする日にですね
これ予告されていたんですけども
当時売り出したばかりのデビューしたばっかりのキンキキッズの出演が キャンセルとなったことがありました
これを最後DA PUMP10何年後かな
20年近く後まで出演ができなかったん ですね 
そして今もですね、
JO1、BE:FIRST、Da-iCE、INI
という男性グループアイドル男性アイドルグループが出演をできていません
でこれはJO1とINIにはですね 
まあ一人ずつジャニーズジュニアがいます
で、BE:FIRSTをプロデュースした 日高光啓さん
この人も元ジャニーズJr. です
そういうことが関係しているのではないか
というふうに考えられますけども
何 にせよ競合しやすグループていうのは出にくい んですね

ただ例外があって
K-POPLDH必要もできます 
K-POPちょっと話を長くなのでやめますけども
これはジャニーズとうまく取引 をしたからです 
LDHに関しては丸坊主で髭を生やしているような グループはできますけども
若い人ではでき ないようですね 

で、他方でTBSCDTV ライブ! ライブ! 
という番組が今 ありますけども、月曜日に
こっちは忖度なくて今は一緒に出演できます 

押さえておいていただきたいのは
実は今回の 報道姿勢が
この音楽コンテンツ結構 
同じようなノリだっていうことですね
TBS積極的 にやるけども、
テレ朝は一番腰が引けている
これはコンテンツの中身と
結構 似てるような感じがありますよね
テレビ朝日がじゃあなんでこんなに
ジャニーズに対して腰が引けているのかというと
その要因としてやはり考えられるのは
過去圧力があったからではないか ということですね
例えば実際にテレビ朝日の皇達也さんっていう
この番組を、ミュージックステーションを立ち上げた方がいらっしゃいます 
皇室の皇って書いてスメラギさんて読むんですね
亡くなったんですけれども 
この人がですねジャニーさんが亡くなった 時にですね
週刊新潮ジャニーさんから
「ただ、うちのタレントかぶるからうちは出さない方がいいね」
っていう風に言われ たっていう風に
実際に圧力があっ たってことを
亡くなった時に美談として言ってるんですよ
ジャニーさんには
「そんなこと言わないでくださいよ」
って言ったんだけども、
「わかったよ」とジャニー さんは納得してくれたって言ってるんですけども
あの先ほども言いましたけれども
まあ競合グループDA PUMPも含めて 
出られていないんですね
だから全然美談でも何でもないだろう と思うんですけども

要はこれはタレント 引き上げの圧力ジャニーズさんが
示していたということです 
なんでテレ朝とこう、
ジャニーズがこんな 深い関係なのかっていうと
まあ長らく知られていることとしては
テレビ朝日の社内に、社内というか社屋内に
ジャニーズ事務所のレッスン場があったと いうことです

これは旧社屋なので旧社屋って、2000年代前半ぐらいまでまあ今の六本木ヒルズができる前まであったんです けども
3階建てプレハブの3階の第2リハーサル室だという風に言われてます
これはですねテレビ番組に出てベテランタレントが懐かしい話としてよくするん ですね
だからまあ知ってる人多いと思い ます
私が文章確認最近したのは
少年隊錦織さんが 1977年7月六本木テレビ朝日リハーサル室に来てくれというふうに言われたと
だからその頃 から 旧社屋がある頃ですから
2000年ぐらい まであったんだろうなというふうに予想さ れます

今回、実名告発をしてる
二本木さんとか平本淳也さんが
レッスンや公 の場とかレッスン上でジャニーさん少年愛的な行動をしていたというふう なことを 証言をしてます

これがテレビ朝日のレッスン場かどうかは確認はできませんけども 
多分そうなんじゃないかなという感じがしますね 

あとここにはちょっと書いてないです けれども
NHKにも2000年代以降には
レッスン場が 少年倶楽部って番組関係であったという ふうには言われています

(略)

私はですね構造的な問題を話すんであれば
こう いう風にテレビ局がジャニーズを退所した人に対して忖度をし続けること自体共犯だと思ってるんですね

なぜかというとこれをやっ てる以上はジャニーズが離れられないから なんですね
ジャニーズに留まったらジャニーさん から性的課題を受けるかもしれないし
性的被害を受けるかもしれないし 
ジャニーズから離れたら今度は芸能界活躍できないかもしれない 
となると この構造自体がですね
まあ今回の性加害を生じさせてしまったということになるん ですね

で、テレビ朝日が今もまだこれを続けているんならば
テレビ朝日が今もまだここ に対して共犯であるということだと私はとらえています
最近、元SMAPの3人がフジテレビ番組に
やっとバラエティーとかドラマにも出 られるようになったので
状況はフジテレビ とかは結構変化をしているけれども

なかなかこういう状態を本当にまだ続けて いくのであればちょっと問題としては
より追求をしなければいけないのかなという ふうには考えてます 
同時にですね
今回ちょっと未成年者の話自体が 注目をされていますけれども 
未成年者の話には限りません

これはそこだけご留意いただきたいと思います 
ちょっと時間が過ぎていたので
次もう ちょっと最後少し言いますけども
今後の課題についてお話します

今言ったような芸能プロダクションメディアとの環境を変えない限りは
今後はジャニーズの今のポジションに
他のプロダクションが入って
同じことを 繰り返す可能性があります
なので 移籍独立自由度をより高めて
忖度が生じない制度を作っていかないと 
また同じようなことが起こりかねないと私は考えてます

で、同時にですね、
芸能人が救済を求められる窓口というものが明確にはありません
もちろん 各都道府県単位で言えばあるんですけれども 
例えばアメリカにはですね協同組合があっ て
韓国にはまあ準政府機関として
機関があります、窓口があります
韓国にはこの準政府機関というのは
コンテンツ振興院って言って
日本でいう文部科学省の傘下にある 準政府機関ですね
日本で言うと 独立行政法人みたいなところがあるそこに
窓口があります 
プラスですね組合なんですけども
日本にも ね声優が入る日本俳優連合っていうのは存在するんです
なので日本声優さんに 関しては実は
移籍とか独立ってかなり自由なんですよ 
なので現実問題としては
まずここ日本俳優連合に
タレントさんが 俳優さんとかが入っていくことが
解決には近くなるだろうなというふうに 考えてます

でこの日本俳優連合なんです けども 
会長西田敏行さんでそこは俳優さんがやってるんですね
この経緯はちょっとからないですけども 

で、最後に指摘しておきたいのは
こういう芸能プロダクツの他の問題
近年すごく 起きてます
それは今回のジャニーズの加害問題とも近いものがたくさんありますので 
ここだけ ご確認いただきたいと思います

(略)

(以下、質疑応答は省略)
(TBSの元キャスターの金平氏質問する場面あり)

2023-07-11

TATSUROの罪は何か、「正しい」以外は失敗になる社会について

つらつらと今のネット社会について思ったことがあるので、前者を話の出汁にして及第点を許さない・許すことが出来ないネット社会構造について書き散らしたいと思う。なお、筆者は別にTATSUROのファンではないしCD等も持っていない。また本件の松尾氏に対する言及については主題と外れるので取り上げない。

TATSUROのラジオでの発言について

まだ内容を知らないなら、radikoタイムフリー(一週間以内)で聞いてくるかニュースサイトの書き起こしを見て欲しい:

さて、その上で次の質問を投げかけたい。果たしてTATSUROは「ジャニー喜多川の性加害」を擁護しているのか。それともしていないのか。しばし、お考え願いたい。

答えが「している」の方はハズレ。そして「していない」の方もハズレ。正解は「本当なら問題だと考えるが、自分が把握していないのでコメントできない」。つまりノーコメントだ。

自分が考えるに、これおそらく次のような建付けで説明できると思う。

1. TATSURO本人はその噂は聞いたことがあったが、真実であるかを判断するほど情報を持っていない

2. ジャニーズ事務所も今に至るまで創業者による性加害を「あった」と認定していない( https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/

3. よって会社代表するアーティストとしては「あった」ことを前提としたコメント出来ない。

これに対して、過去裁判で加害の事実が認められているではないか! 卑怯である! という反論が予想されるし、個人的にはTATSUROの発表には最高裁での判決を知った上でのコメントが足りていなかったと考える。ただ、今がトレンドジャニー喜多川の性加害問題について多くのメディアでも盛んに取り上げられているが、ならば現在、彼や事務所取引があった組織がどれだけ氏の所業について声明を出しているだろうか?

念の為だが、だからTATSUROの対応も許されるということではない。吉田豪氏が ヤフコメ で指摘していた通り、薄っすらと業界全体が共犯関係にあり、うかつに声を上げられないところが問題なのだろう。さらには現ジャニーズだけではなく、独立した元SMAP新しい地図)や元TOKIOなどにも延焼しかねないし、事務所を辞めたジュニアの人にすら風評被害が出てしまうかもしれない。松尾氏が口火を切って声を挙げたことは偉大ではあるが、個人ではなく会社組織となるとそう簡単には動けないのだ。当然、松尾氏もそれは想定した上で、声を上げようと呼びかけているのではあるが……

自分としては、だからジャニーズ事務所本体が早急に創業者による加害を認め、外部委員会や透明性のある組織改革看板の付替えなどで心機一転し、責任を持って業界全体を巻き込んで芸能界清浄化に取り組むのが筋であるとは考えている。)

次は、ならばTATSUROはその加害について言及する必要があったのか検討したい。

TATSUROとしての説明責任。ただのヒラ作曲家なのか音楽業界の重鎮なのか。

私見ではあるが、ジャニー喜多川の性加害について説明責任が発生するのは現段階ではジャニーズ事務所および加害に関与した者のみであり、それに関与せず単に所属タレント活動関係していた作曲家振付師などには発生しないと考える。

そこで、もう一度番組での発言に立ち戻りたい。もし時間が許すならば彼の発言をもう二回「イチ音楽家」および「長年に渡り音楽業界を引っ張ってきた重鎮」の言葉として読み直して欲しい。

いかがだっただろうか。思うに、前半と後半の論調の違いに違和感を覚えたのではないだろうか。そう、このコメントは、前半はスマイルカンパニー代表として会社代理、そして後半は一介の音楽家としてジャニー喜多川およびジャニーズへの想いの吐露という構成になっている。そう、TATSUROという唯の音楽家としての、だ。松尾氏の契約解除にジャニーズへの忖度が疑われているなか、なんでそんなことするんじゃいと頭を抱える行為だが、音楽家としての彼はジャニー喜多川の功の部分について語らざるを得ないのだろう。

ここで重要なのはあくまでのTATSUROはあくまでも音楽家として「私」を語っているつもりであるということだ。そして不幸なのは週刊誌などの好奇心の徒が興味を持っていたのがジャニー喜多川音楽を通じて縁があったことに対する反省・釈明であったことだ。なぜあんなにも大量の性被害を生み出したジャニー喜多川の肩を、今やシティポップで海外にも名が轟くTATSUROが持つのかと。

そう、求められていたのは、TATSUROという音楽界を生き抜いてきた重鎮が、責任感を持って性加害問題言及することであり、それによって歩みが鈍いジャニーズ問題に進展が見られることだった。筆者も正直その方向性声明を期待していたところがあるので肩透かしであったし、前述したように最高裁による裁判結果という事実は参照するべきであったと考える。

さらにここからラジオ聴き個人としての意見だが、自分にとって先日のサンソンはTATSUROの生き方をそのまま出力したようなものに感じた。週刊誌等の俗事な話題を厭い、一身上の理由のみ告げる。なので、全く持って現状の炎上状態対応するには未熟で不適切であると同時に、(氏の中で)一貫して筋は通っているな、と感じた。特にファンではない自分がそう感じる程なのだから、曲を聞き続け、ライブにも通っていた氏のファンのアンビバレンスは想像に難くない。

期待された正しい振る舞いが得られなかった場合に、高度情報社会ではその反応が画一化してしまうことについての懸念

ここからが本駄文の本題。

ここまでにグダグダと書いてきたように、長々6分も使ってラジオで述べたTATSUROの対応は、ジャニーズ事務所のゴタゴタに端を発する松尾氏のスマイルカンパニー契約解除事件のものとしては上手いものではなかった。そして連日のように彼のどこがマズイか諸々記事が生み出され、はてぶでを騒がせている。首肯するしかない理性的な論説もあれば、偏見に基づいた単なるアンチが皮を被っただけのゴミもある。しかし、一貫しているのは彼は失敗したという前提だ。つまり、何が大衆の心を逆なでし、何が更なる炎上を招くのか。これはネット社会では数多くの物事炎上してきた結果、その都度に識者がなぜ炎上したのか解説記事を書き広めてきたことの成果だ。

これによりネット民炎上リテラシが向上し、やれ謝罪文テキストではなく画像だ、検索クローラ拒否している、被害者に対する謝罪が条件付き謝罪だ、などなど「正しくない」炎上の型が言語化がされてきた。これ自体社会全体の知識の向上であり当然ではあるのだが、最近は「正しくない型」にハマっているとそれ自体が罪とされているような感覚がある。本来はそれらは当事者の間で決着を付けることで十分なのに、ネット民が「型」を定規のように振り回し、それがいかに正しくないかおもちゃにして遊ぶような。

そしてこれは謝罪文だけに限らず、どんな事柄に対してもSNSで尤もらしい解説批判が一斉に広まって、そしてフォロワーがそれを縮小再生産して再びばら撒く。これが正しい知識である場合問題ないし、歓迎することでもあるとは思うのだが、ただそれなりに長くネットをやっていて感じるのは、結局はそれは知識として深く根付くことはなく、単なる善悪物差しとしての判断基準になっているのではないか専門家専門家足るのは状況に応じて適切な対応が取れるからなんだが、単なるSNSユーザである我々にそれ程のものがあるのか。

そう考えると、松尾氏とTATSUROのこの問題は、突き詰めるまでもなく当事者間の契約問題の話であり、外野がそれを酒の肴にして相応しい相応しくないと論じるのはなんだかなあと感じている。

個人的には週刊誌ゴシップ記事情報源が曖昧ものが多くあまり好まないのだが、最近はてぶでは多く見かける気がしている。文春による調査報道週刊誌記事エントリーすることが多くなったからだろうか?)

山下達郎が急にSMAPの灯を灯し始めたところを思い出してる

2023-07-10

山下達郎サンデーソングブックのコメントをゆるく読み解く

自分は当該番組通称サンソン)をたまに聴いており、いつもはおじいちゃんとそこに集う類友のたわいないハガキ

選曲を楽しんでいるのだが、週半ばにコメントを出すと事務所が告知して以降、どうせロクなことは言わないんだろうなと思っていたら案の定そんな感じだった。

今回の番組構成も踏まえつつ、結局彼が何を伝えたかたか考察し、どう受け止められるかを観察する。

山下達郎ファンの方で何故こんなに炎上しているのかわからないひとにも一読していただけると幸いである。

<参考リンク

コメント文書き起こし増田

https://anond.hatelabo.jp/20230709143809

今日放送radikoタイムフリー(冒頭から

https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230702140000

コメント分頭出し)※約7分

https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230709142936

まず驚いたのがコメント番組の中盤、30分近く経ってから流れたことであった。

芸人結婚恋愛報道が出た後のラジオで冒頭すっとぼけから中盤で報告するくだりは何回か聞いたことがあるが

こういったお世辞にも明るいとは言えない話の場合リスナーのために冒頭でさらっと言及して

あとはいつも通りやるパターンが多いので、一旦普通に番組進行してから報告するのは新鮮である

ちなみに今週は「棚からひとつかみ」という山下達郎の膨大なレコードコレクションから

選曲するおなじみのプログラム放送される予定だった。

普段聞かないひとのために説明すると

この番組の中心は洋楽で、山下達郎の曲は基本的には最初最後しか流れない。

熱心なファンから送られてくるウィットに富んだおたよりを時折紹介しながら洋楽を流しまくる番組である

当然山下達郎オンリー回もあるのだが、6月は既にそうした達郎三昧が続いていたので久々に洋楽回になるはずだったのだ。

しかし予定を変更したのか最近リリースしたリマスター盤中心の達郎三昧回となっていた。

コメントを発表する前にかけたのはJuice=Juiceによる「Funky Flushin'」カバーと本人歌唱

そして「Rainy Walk」の3曲であった。「RainyWalk」はアン・ルイスプロデュースした際にボツになったもの

本人が買い取ってアルバムに収録したものであり、この放送中でも本人からそのような紹介があった。

コメントで強調されていた「一作曲家、一楽曲提供者」という自身位置づけにも通ずる選曲であり

この2曲を先にかけたのは、コメントのために野次馬で聞いているひとたちへの当てつけなのではないか邪推してしまう。

そしてコメントの内容である

個人的に気になっていたのはそもそも松尾氏の主張である

ジャニーズ批判したことによって業務提携を解消した、それに山下達郎同意した」が事実なのか

また事実であればそこにどのような正当性を見出すのかという点であった。

その答えは簡潔で「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的批判したこと契約終了の一因であったことは認めます」ということである

そのあと「理由は決してそれだけではありません」と続くのでおっと思ったのだが

そのことについては触れることを差し控えられてしまった。ここで何か松尾氏との問題や経緯に関する新たな情報があれば

松尾氏側から視点しか無かったこ騒動に新たな見方が生まれ

内容によっては契約解除の正当性が見いだされてスマイルカンパニー山下達郎への風当たりが和らいだ可能性も十分あったはずである

から何か問題はあったんですよ風の雰囲気だけ出されても、他に大した問題も無いのにジャニーズ批判をしたからこそ契約解除したことが際立つだけで逆効果だったと思われる。

更に山下達郎には興味が無いが、ジャニー喜多川の性加害報道に関心のある層が気になっていたのは

山下達郎は当時そのことを知っていたのか、また今こうした告発をどう受け止めているか」あたりだと思う。

別に山下達郎ジャーナリストでは無いので、自ら当時の姿勢を省みて何かしらの責任を取ったり

コメント絶対に出す必要が必ずしもあるかと言われると、それが望ましいかもしれないが(他の楽曲提供者同様)微妙であった。

吉田豪コメントしていたがこの件には「誰もが知っていて、誰もがうっすら共犯関係にあった」側面があるからである

しかジャニーズ批判を展開していた松尾氏の契約解除、というジャニーズへの忖度と取られかねない行為に踏み切ったために、

諸々問われることになったというのが現在山下達郎および事務所の前提である

この問いに対する回答は「噂には聞いていたけど知らなかった」であり、疑念を持つ人はいたとしても大きな問題はない。

そのまま性加害を擁護しているわけではない、第三者委員会による調査必須という内容をすらすらと読み上げて

楽天カードマン一社提供なので番組の途中にふざけたCMが延々と流れている)に

バトンを渡していればまだマシな着地を迎えられたと思うのだが、ここからなぜか達郎のエンジンがかかる。

3分わたりジャニーさんおよびジャニーズ賛美&思い出タイムが繰り広げられたのだ。

ジャニーさん」との出会い、一緒にやった仕事キャリアへの影響、功績と感謝・・・

NHKFM今日は一日ジャニーズ三昧、あるいは関ジャムジャニーズ特集でそのまま流しても

何も違和感が無いぐらいのめちゃくちゃ熱いコメントである自分ジャニーズ関係者なら涙ぐんだかもしれない。

更にメンバーが退所したSMAPキンプリのことを急に惜しみ、妻である竹内まりや名前を出してまで再結成を願っていたが、

この流れだと大半の人は「なんでジャニーズ辞めちゃったの」という意味に捉えるので

内部軋轢方針の違いで飛び出したメンバーファンからしたら余計なお世話といったところである

山下夫妻がジャニーズ側の視点でこれらの解散・脱退を捉えていることも示唆されたので本当に余計だったと思う。

では何故山下達郎がこのような話を展開したのか。

本人はコメントの中で、今回の件に関するネット週刊誌の最大の関心事は

「私(山下達郎)がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の一件もそれに基づいて関与しているのでは?」

であるとしている。それにこたえる形でこれらのコメントを出したと考えていいだろう。

振り返った通り、彼がジャニーズに対して並々ならぬ思いを持つことは痛いほど伝わってきたし、

松尾氏の契約解除については冒頭で松尾氏のジャニーズ批判が原因であると明言している。

これらの発言から読み取れる回答は

はい忖度してます。それで切りました」なのだが、山下達郎にとってYES/NOはおそらく重要ではない。

彼が伝えたかったのは「僕とジャニーさんジャニーズとの絆を忖度なんて言葉で呼ばないでくれ」ということなのではないだろうか。

忖度という言葉のもの他人心中推し量ることという意味だが、この数年政治問題でこの単語連呼されたこともあり

以前より一層ニュアンスとしては悪いものとなっている。そのような薄汚いイメージで僕とジャニーズ関係を表さないでくれというのが

山下達郎コメントに至った原動力であり、正直松尾氏が自分名前を出してどうこう言ったことはそこまで気にしていない可能性がある。

現に松尾氏の名前を挙げたのは序盤だけで、松尾氏の主張にも特に反論していない。

しろコラム言及されていた義理人情ストーリーを本人の声でしっかりと補足してしまっているぐらいである。

その一方で忖度という単語へのジャッジは厳しく、コメント終盤で

「このような私の姿勢をですね、忖度あるいは長いものに巻かれている、とそのように解釈されるのであればそれでも構いません。

きっとそういう方々には私の音楽不要でしょう」とまで言い切っている。

いや達郎、あなたの中でそれが絆だろうがエターナルだろうがどれだけ美しい言葉形容できるものだとしても、

結果としてジャニーズをおもんばかって首切ってたら世間の受け止め方は一緒なのよ。

そんなに熱い絆があったのならしょうがない、ということであれば今まで忖度で追及されてきた政治家たちにも

おそらく夢を語り合った時間とか、何かを一緒に成し遂げた経験とか、誰かの成長を共に見守ってきたこととかあったと思うよ。

とぶった斬るのは簡単だが、細かい表現にここまでこだわってしまうのがアーティストらしいところである

それを「多分ファン以外の世間には屁理屈しか聞こえないです」って止められるひとがマジで誰もいないまま発信されたことが問題なだけで。


ラジオでの発言が物議をかもすたびに、ラジオクローズドかという議論が起こり、個人的には色々思うところがあるのだが、

今回に関しては本人がわざわざツイッター、インスタ、FBの代わりにここで発信すると宣言してからのこの展開なので、

世間一般との認識のズレの大きさだけが浮き彫りになってしまった形である

「私の音楽不要でしょう」という捨て台詞については、

ファンが今回の対応に疑問を提起すること自体を封じ込める踏み絵のようなものであり、全くスマートではないと思うのだが、

好意的に受け止めているファンもいて、ツイッターでも嫌なら聞かなかったらいいんです!と振りまわしている人が既に散見される。

わざわざこの一言をつけたことで、この踏み絵ファン以外、世間一般企業、周りまわってステークホルダーに行きつく可能性もあるのだが、おそらくそこまでは考えていない。

この騒動自体根深いながらもジャニー喜多川の性加害報道においてはあくまで場外乱闘なので

BBCなどの海外メディアが取り上げている様子は今のところない。

しかしこの性加害問題がなぜ外圧しか浮上しなかったのか、という点においては本質的な部分を含んでいるため、

海外メディアが続編ドキュメンタリー制作するとしたら、日本におけるこの問題に対する反応の例、

あるいはジャニー喜多川への信仰の例としてこの騒動を取り上げる可能性はある。

それでも会場は箱を貸すだろうし、CD流通するだろうし、元々海外配信プラットフォームとはほぼ無縁の存在なので山下達郎が食いっぱぐれることはないだろう。

今日山下達郎コメントから見えてきたものは、お前ら世間がどれだけ騒ごうが

自分大事にしているものを譲るつもりは一切無ければ、うしろめたさを感じて取り繕うつもりもない、

またジャニー喜多川を堂々と称えることで被害者に与えるダメージも知ったことはない、

それでもファンと今までのキャリアが十分自分を支えてくれるという、THE重鎮THE大物らしい絶対的自信とその空虚さだけであった。

21:21 誤字修正(ご指摘ありがとう)

2023-07-09

【全文書き起こし】山下達郎のサンデー・ソングブック 7月9日(日)

この度、私のオフィススマイルカンパニー業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、そのことについて私の名を挙げたことで、ネット週刊誌等で色々と書かれております。私は、Twitterfacebookinstagramといったものを一切やっておりませんので、ネットで発信することができません。そのため、私の唯一の発信基地であるこの「サンデーソングブック」にて、私の話をみなさんにお聞きをいただこうと思います

少々長くなりますがお付き合いください。

まずもって、私の事務所松尾氏とはですね、彼から顧問料をいただく形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。

また、彼が所属アーティストだったわけでもなく、従って、「解雇」にはあたりません。弁護士同士の合意文書存在しておきます

松尾氏との契約終了についてはですね、事務所社長判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は、直接何も話をしておりませんし、私が、社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません。そもそも、彼とはもう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です。

今回、松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して、憶測に基づく一方的批判したことが、契約終了の一因であったってことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場では、そのことについては触れることを差し控えたいと思います

ネット週刊誌の最大の関心事はですね、私が、ジャニーズ事務所への「忖度」があって、今回の一件も、それに基づいて関与してるのでは?と言う根拠のない憶測です。

今の世の中は、なまじ黙っていると言った者勝ちで、どんどんどんどんウソ情報拡散しますので、こちからも思うところを、正直に率直にお話ししておく必要性を感じた次第であります

今、話題となっている性加害問題については、今回の一連の報道が始まるまでは、漠然とした噂でしかなくて、私自身は1999年裁判のことすら聞かされておりませんでした。当時、私のビジネスパートナージャニーズ業務兼務していましたけれど、マネージャーでもある彼が、いちタレントである私にそのような内情を伝えることはありませんでした。性加害が、本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係調査っていうのは必須であると考えます

しかし、私自身がそれについて知ってることは何もない以上、コメントの出しようがありません。自分あくまでいち作曲家楽曲提供者でありますジャニーズ事務所は他にもダンス演劇映画テレビなど、業務人材も多岐にわたっておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情など、全くあずかり知らぬことですし、性加害の事実について私が知るすべも全くありません。

私は中学生だった1960年代初代ジャニーズ楽曲出会って、ジャニー喜多川さんという存在を知りました。何年か後に、初代ジャニーズ海外レコーディング作品を聞いて、私はとても感動してこの「サンデーソングブック」でも特集したことがあります

1970年代の末に、私の音楽を偶然に聞いたジャニーさんに褒めていただいて、そのご縁で、数年後に私のビジネスパートナーが、近藤真彦さんのディレクターとなったこから、「ハイティーンブギ」という作品が生まれました。その後も、ジャニーズ楽曲提供する中で多くの優れた才能と出会私自身も作品の幅を大きく広げることができ、成長させていただきました。

たくさんのジャニーズライブに接することができたおかげでkinki_kidsとの出会いがあって、そっから硝子の少年」という作品を書くことができて昨年の「アメージングラブ」まで、彼らとの絆はずっと続いております

芸能というのは人間が作るものである上人間同士のコミュニケーション必須です。どんな業界会社組織でおそらく変わらないでしょう。人間同士の密な関係が構築できなければ良い作品など生まれません。そうした、数々の才能あるタレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません。

私の人生にとって一番大切なことは「御縁」と「御恩」です。

ジャニーさんの育てた数多くのタレントさんたちが戦後日本でどれだけの人の心を暖め幸せにし夢を与えてきたか。私にとっては素晴らしいタレントさん達やミュージシャンたちとのご縁を頂いて、時代を超えて長く歌い続けてもらえる作品を創れたこと。そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています。私の一個人、一ミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんプロデューサーとしての才能を認めることと社会的倫理的意味での性加害を容認することとは、全くの別問題だと考えております作品に罪はありませんしタレントさん達も同様です。

繰り返しますが私は性加害を擁護しているのではありません。アイドル達の芸事に対するひたむきな努力を、間近で見てきた者として、彼らに敬意をもって接したいというだけなのです。ですから、正直残念なのは、例えば素晴らしいグループだったSMAPの皆さんが解散することになったり、最近ではキンプリが分裂してしまったり、あんなに才能を感じるユニットがどうして?と疑問に思います。私には何も分かりませんけど、とっても残念です。

願わくば、皆が仲良く連帯して素晴らしい活動を続けていって欲しいと思うのは私だけではないはずです。キンキ、嵐、他のグループみんな末長活動していって欲しいと思うばかりです。先日、あの男闘呼組再結成って嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか近い将来SMAPや嵐キンプリの再集合も実現するような日が来ることを竹内まりや共々に願っております

性加害に対する様々な告発や行動というのが飛び交う今でも、そして、彼らの音楽活動に対する私のこうした気持ちに変わりはありません。

私の48年のミュージシャン生活の中で、沢山の方々からいただいたご恩に報いることができるように、私はあくまミュージシャンという立場からタレントさん達を応援していこうと思っとります。彼らの才能を引き出し、良い楽曲を共に創ることこそが、私を本分だと思ってやってまいりました。

このような私の姿勢をですね、「忖度」あるいは「長いものに巻かれている」とそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。

きっと、そういう方々には私の音楽不要でしょう。

以上が今回のことに対する私からのご報告です。

長々失礼しました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます

山下達郎のサンデー・ソングブック 書き起こし

さてこの度、私のオフィススマイルカンパニー業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、その事について私の名を挙げたことでネット週刊誌等で色々と書かれております。私はTwitterFacebook、インスタといったものは一切やっておりませんので、ネットで発信することが出来ません。そのため、私の唯一の発信基地であるこのサンデー・ソングブックにて私の話を皆さんにお聞きを頂こうと思います。少々長くなりますが、お付き合いください。

まずもって私の事務所松尾氏とはですね、彼から顧問料を頂く形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。また彼が所属アーティストだったわけでもなく、したがって解雇には当たりません。弁護士同士の合意文書存在しております松尾氏との契約終了についてはですね、事務所社長判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は直接何も話をしておりませんし、私が社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません。そもそも彼とはもう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です。

今回松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的批判したこと契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場ではその事については触れることを差し控えたいと思います

ネット週刊誌の最大の関心事はですね、私がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の一件もそれに基づいて関与しているのでは?という根拠のない憶測です。今の世の中はなまじ黙っていると言ったもの勝ちでどんどん噓の情報拡散しますので、こちからも思うところを正直に率直にお話ししておく必要性を感じた次第であります

話題となっている性加害問題については、今回の一連の報道が始まるまでは漠然とした噂でしかなくて、私自身は1999年裁判のことすら聞かされておりませんでした。当時私のビジネスパートナージャニーズ業務兼務していましたけれど、マネージャーでもある彼が一タレントでもある私にそのような内情を伝えることはありませんでした。性加害が本当にあったとすれば、それは勿論許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば第三者委員会等での事実関係調査というのは必須であると考えますしかし、私自身がそれについて知ってることが何も無い以上、コメントの出しようがありません。自分あくまで一作曲家楽曲提供者でありますジャニーズ事務所は他にもダンス演劇映画テレビなど、業務人材も多岐に渡っておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情などまったく預かり知らぬことですし、まして性加害の事実について私が知る術まったくありません。

私が中学生だった1960年代初代ジャニーズ楽曲出会って、ジャニー喜多川さんという存在を知りました。何年か後に初代ジャニーズ海外レコーディング作品を聴いて私はとても感動して、このサンデー・ソングブックでも特集したことがあります1970年代の末に私の音楽を偶然に聴いたジャニーさんに褒めて頂いて、そのご縁で数年後に私のビジネスパートナー近藤真彦さんのディレクターとなったこからハイティーン・ブギ」という作品が生まれました。その後もジャニーズ楽曲提供する中で、多くの優れた才能と出会い、私自身も作品の幅を大きく広げることができ、成長させて頂きました。たくさんのジャニーズライブに接することが出来たおかげでKinki Kidsとの出会いがあって、そこから硝子の少年」という作品を書くことが出来て、昨年の「Amazing Love」まで彼らとの絆はずっと続いております

芸能というのは人間が作るものである以上、人間同士のコミュニケーション必須です。どんな業界会社組織でもそれは変わらないでしょう。人間同士の密な関係が構築できなければ、良い作品など生まれません。そうした数々の才能あるタレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は、今も変わっていません。

私の人生にとって一番大切なことは”ご縁”と”ご恩”です。ジャニーさんの育てた数多くのタレントさんたちが戦後日本でどれだけの人の心を温め、幸せにし、夢を与えてきたか。私にとっては素晴らしいタレントさんたちやミュージシャンたちとのご縁を頂いて、時代を超えて長く歌い継いでもらえる作品を作れたこと、そのような機会を与えて頂いたことに心から恩義を感じています

私が一個人、一ミュージシャンとして、ジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的倫理的意味での性加害を容認することとはまったくの別問題だと考えております作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。繰り返しますが、私は性加害を擁護しているのではありません。アイドルたちの芸事に対するひたむきな努力を間近で見てきた者として、彼らに敬意をもって接したいというだけなのです。ですから、正直残念なのは、例えば素晴らしいグループだったSMAPの皆さんが解散することになったり、最近ではキンプリが分裂してしまったり、あんなに才能を感じるユニットがどうして、と疑問に思います。私には何も分かりませんけれど、とっても残念です。願わくば、みんなが仲良く連帯して、素晴らしい活動を続けていってほしいと思うのは私だけではないはずです。キンキ、嵐、他のグループもみんな末永く活動していってほしいと思うばかりです。先日、男闘呼組再結成という嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか近い将来、SMAPや嵐、キンプリの再集合も実現するような日が来ることを、竹内まりや共々に願っております

性加害に対する様々な告発報道というのが飛び交う今でも、そうした彼らの音楽活動に対する私のこうした気持ちに変わりはありません。私の48年のミュージシャン生活の中でたくさんの方々から頂いたご恩に報いることが出来るように、私はあくまミュージシャンという立場からタレントさんたちを応援していこうと思っております。彼らの才能を引き出し、良い楽曲をともに作ることこそが私の本分だと思ってやってまいりました。このような私の姿勢をですね、忖度あるいは長いものに巻かれている、とそのように解釈されるのであればそれでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽不要でしょう。

以上が今回のことに対する私からのご報告です。長々失礼しました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます

2023-07-06

ジャニーズは復活する事は2度と無い

道枝駿佑「僕は言霊の力を信じています。今は韓国エンタメが目に見えて盛り上がっていますが、もっともっと頑張って、ジャニーズ時代をもう一度作りたい。」/『AERA』2023.7/10


と言うのを見てジャニーズって言うのは何も理解してない裸の王様なんだなと思った。


地方政令指定都市に住んでいて所謂親戚のよく分からない謎おじさんやってるんだが、ここ数年従兄弟・再従兄弟の子供達が中高生になり始めた。

コンサートに行きたいけど中高生だけでは危ない・日帰りは難しいと言うので宿泊コンサート同伴を頼まれる事が増えたんだが、圧倒的にジャニーズコンサートの出来が悪すぎる。


・公演時間が2時間前後

ダンスそもそも踊れてない

・音をガンガンに外す

MCが始まったと思ったら何故か自分ファン達をミソジニー目線disりだす

あくまでも与えてやってる立場感謝されこそすれ自分達はファン感謝する必要はないスタンス

まだデビューしていないJrでもグループ組んでたりすると同じ様な感じで舐めプ発言多数。

姪に見せてもらった動画に出てるJr達は全身ハイブランドの子も多く儲かってるんだろうなという印象。


他のジャンルコンサートでここまで客を舐めた様な態度を取ってるグループは見た事がない。

SMAP観に行った時各々がファンに対して感謝の念を伝えてたから今のジャニーズ侮蔑MCをするとは思ってなくてびっくりした。


それに対してKPOPは

・基本4時間

ダンスと歌は完璧

最後ファン感謝の念を伝えるコーナー?がある

多分相当練習したり追い詰められてるみたいで自殺したり精神病んで活動休止したりする子が多いみたいだからこれが良いとは一概に言えんが客を馬鹿にはしないのでこっちの方がマシ


やっぱりジジイチンコ吸われてたら女を馬鹿にしないとまともで居られないのだろうか。どちらかと言えばミソジニーに近い自分でも引く位馬鹿にしてたのが凄く衝撃的だったんだよな

2023-07-02

ジャニーズ問題はどうなればいいの?

記事への反応を見てたらわかんなくなってきたので教えて。

ジャニーさんショタ好きなのはぼんやりとは知ってたけど、合意もなしにほぼ全員毒牙にかけたみたいな話でここまで酷いとは思っていなかった。

ここでジャニーさんが存命なら辞任は元より強姦による刑事罰を受けるべきだと思うんだがね。

ただ既に故人であり、加害者が既に居ない訳じゃない?当事者はとっくに不在じゃんかよ。

今後も権力者の牙が向く可能性もあるから再発防止云々も効果がない訳じゃないけどもさ。当座の問題はとっくに解消しているわけじゃん。

から、あとは粛々と損害賠償かに応じる程度かなと思ってたんだが、皆は違うの?

個人的には社長が白々しく知らんかったという発言をしたのは納得が行ってない。

しかそもそもが前面に出る人じゃないか社長辞任しても株主だしどうにでもなっちゃうだろうから、辞任とか溜飲を下げるだけで解決策にもならん気がする。

人によっては事務所が潰れるまで許さんくらいの勢いで書いてる人をよく見るんだが、それが本当に必要ことなの?

ようやく被害を受けずに済むようになったタレントが、今度は職場を失って我慢のし損になればいいの??

追記1:

会社共同正犯または幇助であるという意見は頷ける。被害者が内側にいる状況下で会社にも責任を問うべきかは意見割れている気がする。主な論点はそこかなぁ。

同様にメディア責任を挙げている人がいて、過去検証大事だし進めるべき。タレントをそのまま採用し続けていることへの批判については上と同じで被害者にダメージが行く方法からね。

例えば過去番組も全部配信なしね、とか。って確か配信NGなんじゃなかったっけ。じゃぁそれすら今とあんまりかわらんじゃない。

意見の中で社名変えるというのがあり、それは別に良いけど現社長もそこまで「ジャニーズ」という名称にこだわってるとは思わないけどなぁ。名称変更によるダメージっていうほど少なくない?

タレント会社を切り離して別会社移籍させるというのは流石に安直で、そんなことが一存でできるならとっくにやっているだろうという。流石に世の中そこまで単純にできてない。

まぁホリエモンライブドア事件の際に役職取り上げられて株も強制的に売ることになったから、似たようなことだしやれなくはないのかも知れんけども。

感情はおいといて、法的根拠鑑みるにそこまでさせる正当性がないよね。

あと一部届いてなかったから俺の意見も改めて述べるけど、この内容では過去被害者に対して損害賠償をするのがせいぜいで、それによる金銭ダメージ社会から信用失墜が落とし所なのかなと思ってる。

追記2:

一部権力もたせたらやばそうな発言してる人も含めてはてな村民度が気になるところもあったよ。スカッジャパンコンテンツが無くならない理由なんだろうな。

なお、そのスカッコンテンツについては、立法で「権力者による性的搾取を取り締まる懲罰的損害賠償法(通称ジャニー法案)」みたいの作ってあげると溜飲が下ろせるのかも知れんね。

本件は、大多数の発言ははやり問題意識は持っていて、許せないという思いが共通してあったことは安心したよ。こんなことは繰り返させちゃいけない。

落とし所が人それぞれ違うなぁっていうのはよくわかって大変参考になった。

このまま風化させないことで社会責任を問うというのは大事だと思うので、この投稿も少しでも問題提起に繋がったのなら良かったと思う。

追記3:

増田プロファイル勝手ジャニオタ女子にされてたのでそれだけはないと言わせてくれ。

俺はどっちかというとSMAPごと飯島氏を追い出したメリーにブチギレてた勢だから

ただ功労者を追い出す権力者という構図が許せないという義憤もつが、一方でTVアイドルにもそんなに興味がないんだわ。

この件は単なるゴシップを超えて権力者による性的搾取という問題から気にはしてるが、広末不倫くらいの話だったらお好きにどうぞで流す程度にしか芸能界は興味ないんだわ。

追記4(2023/09/16):

俺は無意識日本を侮っていたのかも知れない。こんなふうに世間が動くはずがないという諦観があったが良い意味で予想を裏切られた。自浄作用あったんだな。

TV局も徐々にスポンサー包囲網が敷かれ、タレント降板の話もチラホラ出てきた。まぁ事なかれ主義的なTV局は自浄作用は働いてない気がしているけど。

ともあれ、前時代的な対応は許されないというのが社会的に認知されてきたなぁと実感する。良いことだね。

なお、最後の「ようやく被害を受けずに済むようになったタレントが、今度は職場を失って我慢のし損になればいいの??」という疑問についても解が得られた。残念ながらこれを受け入れるしかないのだね。

新疆綿は「強制労働」による搾取があり、働いている人たちに罪はなくても結果として搾取構造是認につながるので不買するべきである

本件はそれと同じロジックであるという話だ。とても納得できた。

https://acejapan.org/blog/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%A4%95%E5%88%8A%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%80%8C%E7%B4%99%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%A6%E3%80%8D/31052

2023-06-16

anond:20230616003926

詳しくないけど、アルフィーコロナ禍以前から起用されてたような

昔はキムタク契約してて、その時期にSMAP解散騒動が起き木村事務所にご注進してバッシングされ、タマホーム社長擁護コメントを出したけど、それからすぐにCMキャラが交代したことを覚えてる

2023-06-15

つのまにかJ-POP黄金期が到来してるよな

1位2位3位4位5位
2012真夏のSounds good!AKB48GIVE ME FIVE!AKB48ギンガムチェックAKB48ワイルドアットハート』嵐ハピネスAI
2013恋するフォーチュンクッキーAKB48さよならクロールAKB48ピースとハイライトサザンオールスターズEndless Game』嵐Calling』嵐
2014『GUTS!』嵐心のプラカードAKB48ラブラドール・レトリバーAKB48『誰も知らない』『Bittersweet』嵐
2015『R.Y.U.S.E.I.』三代目 J Soul BrothersSakura』嵐『愛を叫べ』嵐青空の下、キミのとなり』嵐Dragon NightSEKAI NO OWARI
2016『翼はいらない』AKB48前前前世RADWIMPS『恋』星野源『君はメロディーAKB48世界に一つだけの花SMAP
2017『恋』星野源『シェイプ・オブ・ユー』エドシーラ打上花火DAOKO × 米津玄師不協和音欅坂46『二人セゾン』欅坂46
2018『Lemon』米津玄師『U.S.A.』DA PUMPガラス割れ!』欅坂46打上花火DAOKO × 米津玄師ドラえもん星野源
2019『Lemon』米津玄師マリーゴールドあいみょん『Pretender』Official髭男dism『白日』King Gnu『馬と鹿』米津玄師
2020『夜に駆ける』YOASOBI『Pretender』Official髭男dism『紅蓮華LiSA『I LOVE…』Official髭男dism『白日』King Gnu
2021ドライフラワー』優里DynamiteBTS『夜に駆ける』YOASOBI『炎』LiSA怪物』YOASOBI
2022残響散歌』Aimer『W / X / Y』Tani Yuukiベテルギウス』優里ミックスナッツOfficial髭男dismドライフラワー』優里

ビルボード・ジャパン 年間チャート HOT100より)

2010年代前半はとにかく嵐・AKBチャート支配していて、その次の2016〜2018年あたりは目ぼしい大ヒット曲が『恋』と『Lemon』しかないような状態からヒゲダンKing Gnuあいみょんが一斉に登場した2019年、っていうね。もう日本音楽業界はこのまま終わって、K-POP蹂躙されるのかと思ったところで、有望な若手が次々に出てきて試合をひっくり返したって感じよな。

米津玄師」「Official髭男dism」「King Gnu」「あいみょん」「YOASOBI」のJ-POP四天王から最近の「優里」「Tani Yuuki」「Vaundy」「藤井風」あたりまで、いずれも若くて自分作曲をやっている人たちばかり。高音や転調を駆使した歌唱の難しい曲が増えていて技術的にもハイレベル海外でのヒットも珍しくなくなった。

サブスクの普及・ボカロの定着・TikTok流行といったあたりが上手く噛み合ったんやろね。才能あるやつがどんどん作品を発表してバンバン発掘されている状況。ええことやね。

2023-06-06

anond:20230606143527

昔、SMAP稲垣香取に、俺ら仲良いよなって笑顔で話しかけたらマジトーンで仲良くないって返されて、え?って感じになってたのを思い出した。

2023-05-31

ジャニーズ問題でColaboが出てきたと思ったらPENLIGHTがお気持ち表明した

今までのあらすじ

ジャニーズ問題でPENLIGHTという自称ファン団体が加害の実情を明らかにして謝罪要求するオンライン署名をしている(この団体にこの件の被害者は参加していない)。

元々ジャニオタから不審がられていたのだが、賛同人が揃いもそろって仁藤夢乃関連だったので、Colaboを追っている人たちが記者会見に出た発起人を調べたところ仁藤夢乃と一緒に講演会に出たり、慰安婦関係団体所属し、活動している活動家にものすごく似ているということがわかった。

かつアカウントではジャニーズの話を全くせず、自身活動のことかK-POPアイドルの話しかしていなかったということもわかった。


この件を受けてPENLIGHTがお気持ち表明をしたのだが、これも見事にファンおよびColabo追っている人たちからツッコミを受けている。

お気持ち表明の内容はPENLIGHTでツイートを見てもらうといい。長いので簡潔にまとめたツイートも落ちてるのでそれを見ても。

好意的に取っているのはいものジャニーズ松谷創一郎や、SMAP解散で亡霊化したスマヲタ(ちなみに木村拓哉ファンではない)や暴走ティアラ(ほぼ平野ファン)ばかりだ。

ジャニーズオタクということを表明するためにグッズを出せとか証拠を出せというのは難しいのはわかる。自分も何を出せばいいかからない。

で、ジャニーズオタクであることを表明するのに嵐の櫻井くんの歌詞引用したお気持ち表明をしているのだが、これが見事に叩かれている。

というのも、このツイートの前に「何も言及しないならキャスターをやめろ」という発言をしているからだ。

自分が凄いなと思ったのが、引用した歌詞はたった1回だけしか披露していない、つまりサブスク配信どころか音源化もしていない、ということはどこかで違法に聞いた可能性が高い。

多くの人に訴える文章なのにこれだけマニアックな曲をむしろ持ってくること自体違和感ある、という櫻井くんのファンの人のツッコミである


別にほとんどのファン被害者の口や抗議をする口を塞ごうとしているわけではない。

被害者ケア及び所属者のケアは手厚くしてほしいと思っているし、それを知るのは公開された情報しか知る由もないので、対応などの状況は連携してほしいと思っている。

ただこうした「明らかに違う目的があることが透けて見える団体」がのさばったり、メディアで取り上げられることに憤りを感じている。というかこういう活動をするのに虚偽は本当にやめたほうがいいと思う。

2023-05-29

Twitterの4拓アンケート機能で、MECEで正確な5拓以上のアンケートを取る方法って、

無いの?

サンプルが偏ってるのはおいといてさ。

Twitterの4拓までしか使えないアンケート機能で、例えば「元SMAPで誰が好きですか?」っていう5択のアンケートを取りたいときってどうすればいいの?

よく見るのが

アンケート1:元SMAPで誰が好きですか?
  1. 中居
  2. 木村
  3. 稲垣
  4. 草彅か香取(次のアンケートへ)
アンケート2:アンケート1で「草彅か香取」を選んだ人向け
  1. 草彅
  2. 香取

みたいなアンケート方法だけど、これってアンケート1で「草彅か香取」を選んでない人もアンケート2を選べるっていう欠陥があるよね。

(例えば中居派・木村派・稲垣派の多くが「草彅か香取なら草彅かな~」と考えてたら草彅派は実際よりも多い票が入ってしまう)

それに、アンケート1で草彅と香取単独で立項されないせいで選択肢としてイメージされづらく、この2人が圧倒的に不利っていう欠陥もある。

これなんか解決法無いの?

2023-05-22

海外旅行なんかじゃなくて普通にテレビ見せてほしかった

うちの親はいわゆる「意識高い系」。

テレビNHK以外基本禁止漫画もなく、ポケモン遊戯王プレステもない家庭で育った。

謎の知育玩具歴史漫画科学雑誌だけはあったが‥‥

親父の口癖は「テレビは毒」「俺は芸能人なんて一人も知らない」

平成初期生まれなので、自分が小中高のときバラエティ全盛期。でも話に全くついていけず、「不思議ちゃん」扱いを受けた。仕方がない。SMAPも嵐もダウンタウンとんねるずも知らなかったんだから

毎日勉強しろと言われ、頑張っていたが、高得点を取っても褒められることはなかった。友達は上位50%ゲームソフトを買ってもらっていたのに、私のクリスマスプレゼントは毎年、欲しいとも言っていない本だった。

部活無駄から辞めろと言われたけれど、部活が唯一の居場所だったので、部活だけは続けた。正解だったと思う。

経済的には何故か余裕があったのか、海外旅行にはそれなりに行かせてもらった。周りからは良い家庭にみえていたんだろう。でも百万円以上かけて家族ヨーロッパへ行くより、5万で皆が持ってるゲームを買ってほしかった。iPodを買ってほしかった。週刊少年ジャンプを買ってほしかった。

別に海外旅行なんて大して行きたくなかった。中学受験だってしたくなかった。

意識高い系の親に育てられる息苦しさを知っているので、私は絶対意識高い系とは結婚しないだろう。

「最低march」とか、馬鹿みたいだ。高卒で生きていける人なんて山ほどいるじゃないか

小学生とき新宿公園に連れていかれてホームレスの人を前にして「お前も勉強しないとこうなる」と言われた。

そんな親が高尚な趣味を持っているかって?

大人になって実家に戻ってみたら親がやってることと言えばスマホゲームワイドショー見て政治家文句言ってるだけ。学もない。

学がないから、インテリっぽいもの子供に浴びせ続ければ子供幸せになるとでも思ってたんだろうか。

今考えたら馬鹿みたいだ。

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言っとくけどこれ思春期だけじゃなく大学一年になったときもだからね。こっちが入るサークルにまで口出してバイトはするなとかさ、頭おかしいんじゃない?

高校生まで勉強しろしか言わなかった癖にせっかく自分チャレンジしようと思った再受験は反対とか

人の人生なんだと思ってんだよ。クソつまんない十代二十代だったよ。一生引きずるよ。

大人になっても自分少年時代流行っていたことを何一つ知らない、なにも共感できない。

世代でみんな聴いていた音楽も観ていたドラマ流行っていたゲームもやってない。

うちにあったのは意味の分からない知育玩具歴史漫画科学雑誌

あんたら、インテリでもなんでもない癖に、ふざけた教育してんなよ。

なんで子供クリスマスプレゼントに買い与えるのは欲しくもない本なのに、自分たちが暇な時間やってることとはスマホゲームワイドショー見て政治家文句言う事なんだよ。

俺が少年時代にずーっと変だとか不思議だとか言われてたの、言っとくけどあんたら親のせいだから

2023-05-20

ジャニーズみんな退所してくの見ると

やっぱりみんなそうなんだーって

SMAPや嵐とか社長すら辞めちゃうって

ジャニーさんってある意味すごいよなぁ

2023-05-19

anond:20230518152056

この件でSMAPの話だしてSMAPのおかげだーするのはSMAPに分が悪いと思う

どうして彼らは実力もない時期に仕事から次へと舞い込んできたのか、とか普通に考えてジャニーさん全盛期ジャニーズはこいつらだぞと

2023-05-18

https://anond.hatelabo.jp/20230518163932

https://anond.hatelabo.jp/20230518163138

いや、SMAPジャニオタからはもはや「ジャニーズではない異質なもの認定されてるんだよ。

からSMAPを持ち出してジャニーズ擁護しようとしても、当のジャニオタがそれを否定してるんだって

anond:20230518160914

亜流故に変な扱いされて大変なことになったとは思うけど、SMAPがいたからこそ

ジャニー喜多川の(変態性含む)センスイコールジャニーズセンス」ではないと思うのよ

主流がそっちにあるのは否定できないけどさ

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