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2024-10-28

anond:20241028131554

スポーツだとそれは小学生とか中学生ありがちな状況やね

天狗になる

でもインターハイとか見えてきて鼻を折られる、もし天才でもプロで折られるのでおとなしくなる

新興の分野だからまだ小中学生レベルなんや

小泉ジュニア、さすがの立ち回りで早々に泥舟から脱出

選挙対策委員長として今回の選挙責任取りまーす!という名目

さっさと石破政権離脱した

この立ち回りは完璧

男を上げつつ沈む泥舟から逃げ出した

政策論争バカでも立ち回りは天才的だ

天才

戦隊たちに、俺のちんこが倒されれば、巨大化するはず!

2024-10-27

今日馬鹿の発想

馬鹿の発想1. 「人口の半分以上がIQ100以下なので、そいつらは馬鹿

正しい理解: IQ相対評価であり、全人類天才でも概ね人口の半分以上は100以下になる

 

馬鹿の発想2. 「対数正規分布は見た目としてキレイなので正しい可視化方法である

正しい理解: 人間の脳は対数スケール物事理解できる構造になっていない。プロットして可視化して理解するなら、むしろスケール変換しないほうが的を射ている(特に収入などの数値)

 

anond:20241027150038

仮に日本人全員が神になって天才になってもIQ定義上、IQ100以下は人口の半分くらいいるよ

日本漫画史上最も重要漫画10

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ヤングサンデー史上最も重要マンガ5選 anond:20241024163903

鳥獣戯画12世紀13世紀

日本最古の漫画とされる文字通りの国宝800年この宝を守り残してくれた高山寺感謝しよう。

果たして現代漫画原画800年後も無事に守り伝えられているであろうか?

手塚治虫酒井七馬新宝島1947年

手塚治虫長編デビュー作。諸説あるものの当時にして40万部を売り上げたとされる革命的な作品

この漫画に衝撃を受け、多くの若者漫画家の道を志したとされ、藤子不二雄などもその偉大さを強く伝えている。

後に繋がる進化連鎖大元の要となる最重要作品

酒井七馬との共作であったため、それに伴うトラブルからその出来を手塚自身は認めていなかったとされ長らく封印されており、完全に書き直したバージョン存在する。現在ではオリジナル版が復刊され電子書籍でも手頃な価格で読める。これはよほど状態の良い初版から丁寧におこしたらしく非常に鮮明な素晴らしい出来だぞ。

(ただオリジナル版は印刷の都合上、手塚の絵を職人が手でトレースして出版したものらしいので筆使いみたいなものを論じる意味はないぞ)

手塚はここから本格的に出発し、約40年間で15万ページの漫画を書いたという。

辰巳ヨシヒロ「黒い吹雪1956年

最初長編劇画とされる作品

手塚治虫トキワ壮グループカウンターになるようなシリアス表現を極めていく劇画の礎となり、漫画表現の幅を大きく広げる道を作った。

当時の劇画としては、白土三平の「忍者武芸帳 影丸伝」が傑作として名高く今読んでも抜群に面白いが、パイオニアとしての黒い吹雪地位は揺るがない。

劇画黎明期の様子は、同じく辰巳晩年に描いた「劇画漂流」という漫画に詳しい。

また辰巳海外での評価が非常に高く、例えば「黒い吹雪」もWikipedia日本語版はないのに英語版存在している。

劇画といえば手塚との対立面白おかしく語られがちだが、劇画の始祖辰巳中学生の時から手塚の自宅に出入りし、終生手塚敬愛して二人でフランスを訪れたりもしていたことは覚えておいてくれよな。

藤子・F・不二雄ドラえもん1969年

藤子不二雄が、おばけのQ太郎に始まり手塚治虫とはまた違う新しい読者層を開拓していった活動の頂点に位置する作品短編大長編を合わせて膨大な作品群を形成し、その影響は漫画界よりもその外部に大きく広がり、多くの人の人生や、現代に溢れるkawaiiキャラクターものにまで現在進行形で強く力を与え続けている。

いまだにアジアで愛され続けるそのレガシーの大きさはとても一言では表せないが多くを語る必要はないだろう。

萩尾望都ポーの一族1972年

旧来の少女漫画が描いていたステレオタイプを打破する作品を矢継ぎ早に発表した萩尾望都出世作

少女漫画誌に次々と新しい手法で圧倒的な画力文学性を持ち込み、後の多様性形成の礎となった。

世界の中で少女漫画市場現在でもきちんと維持されているのは日本だけであるとされるが、その中興を成した作品の一つである

萩尾望都は花の24年組というくくりで呼ばれることが多いが、近年出版した自伝で当時のトラブルを語り、萩尾先生自身はこの名称には肯定的ではないようなので、令和の漫画読み諸氏はアップデートしていこうぜ。

鳥山明「Dr. スランプ1980年

体感漫画らしさを融合させた絵作りで後世に多大な影響を与えた鳥山明出世作

第一話の扉絵を見ただけで、当時別次元漫画であったことが分かると思う(ジャンプ+で今すぐ読めるぞ)。

鳥山明の登場は手塚以降で最も衝撃的であったという事はプロアマわず多くのものが口を揃えて語っている。

鳥山明においては、Dr. スランプドラゴンボールどちらを選ぶのか好みが真っ二つに分かれるところであろうが、世界的な評価やバトル漫画への影響を重視する人は遠慮なくドラゴンボールに入れ替えてくだされ。筆者も個人的にはドラゴンボール思い入れがある。

大友克洋童夢1980年

鳥山明に並び、並外れた表現力で後の漫画界のレベルを一気に引き上げた大友克洋代表作。

漫画における超能力描写を完全に塗り替えた事はつとに名高い。

フランスに生まれメビウスという天才漫画家の開拓した表現大友を通して日本漫画界に合流し発展することにもなった。

後に大友が連載する「AKIRA」においては連載途中に、作者自身監督として超一流のアニメーターを集め、巨額の予算をかけ同名のアニメ映画を作り、そちらも歴史に残る大傑作になったのはご存知の通りである

童夢ではなくAKIRAを選びたい場合は遠慮なく(以下略

ちなみに大友AKIRAに書いた最後最後の言葉はなんだったか知ってるかな?答えは、『そして、手塚治虫先生に…』だったんだぜ。

現在大友作品は、電子書籍版が出版されず現代若者に対しての間口が狭いのが少し残念であるが紙で読んでくれということなのだと思う。

宮崎駿風の谷のナウシカ1982年

独自出自を持つ作品であり、日本一のアニメーション監督が全盛期に描いた本気のファンタジー漫画として、ナウシカの前にナウシカなし、ナウシカの後にナウシカなしという唯一無二の完成度の高い作品

途中に「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」の映画制作を挟み、全59回の連載を15年かけて終わらせた。時間節約するため連載第2回目からしばらくはペン入れをせず、鉛筆で仕上げた原稿掲載したことは語り草となっているが、画力限界突破しているので読んでも違いに気付かないぞ。

100年後も古典として読み継がれているのはこの作品ではあるまいかと思わせる風格を漂わせている。

井上雄彦「SLUM DUNK1990年

連載当初はダイヤの原石であったが、6年間の執筆の中で画力構成力の凄まじい向上を見せ、人気絶頂のまま連載終了した伝説作品

従前から繰り返された「天才」たちの活躍という題材ではあるが、漫画表現リアリティという点で飛躍的な進歩を示してみせた。

大きな流れで見ると、手塚治虫平成元年、すなわち1989年、60歳でその生涯を閉じた翌年に、時代を大きく動かすこの大傑作が連載開始した形であり、新しい元号とともにさらに大きく発展を遂げていく漫画新時代象徴となる作品となる。

東アジアでの人気は凄まじく、アニメ版聖地巡礼鎌倉を訪れるものも未だ後を絶たない。

諫山創進撃の巨人2009年

突然変異的に登場し、それまでの漫画常識を覆した2000年以降最大の問題作

少年漫画天下一武道会以降繰り返してきた自己模倣を打ち破り、新たな可能性を存分に示した。

この漫画は終わらないだろうという世間心配をよそに、諫山は数々の伏線を回収しつつ、一度も休載せず堂々と完結まで導いた。そういった点でも未完のまま停滞した名作たちが越えられなかった壁を打ち破り、その名声を比類なきものにした。

実は諫山は福岡専門学校マンガ学科出身であることをご存知だろうか?その授業の一環として、生徒が東京出版社に持ち込み旅行をするという企画があり、19歳の諫山がいくつかの出版社を周った際に、講談社で当時新入社員の川窪慎太郎進撃の巨人原案を見せたことが巨人物語を始めたとされる。

少年ジャンプはなぜ進撃の巨人を逃したのかという点ばかりセンセーショナルに語られがちだが、社会人生活4ヶ月目にして諫山の才能を見抜いた川窪の目には一点の曇りもなかったことをただ賞賛すべきだろう。

おまけ anond:20241027152458

2024-10-26

米津は天才だなあ

私も漫画描いてアニメになって米津に歌って欲しい

3歳にして「触手」を知らないまま脳内で「発明」した天才

3歳にして「パパの方見て寝るよりママの方向いて寝た方が淫夢見れるな」と認識する天才

2024-10-25

朗報】暇空勝訴

カンパの内訳を見て、なんでこんなに金がかかっているのかと思ったら、いわゆるマネーロンダリング、暇空風に言えばカンパ金チューチュースキームですね

18万円じゃ弁護士代で費用倒れという人がいますが、暇さんの手出しは0円なんだからその指摘は当たりません

さすがは戦略天才です

スヤスヤ教は仏教の「十住心論」が語る「仏と一体になる」という境地を凡人でもわかりやす実践できる優れた宗教だ!

ミリ関係ないんだけど、全然関係ないところから空海が言ってる

大日如来と一体になるのが悟りの最終形態(十住心論)」

意味がわかった!これもう十住心論の解釈書やろ…

睡眠教義の謎の宗教ヤバいペースで信者が増えてしまう 【スヤスヤ教】 https://youtu.be/OLdvnaLV3e0?si=tmEOHS8Ud04RHKFb

超絶難しい十住心論をアバタローさんという読書YouTuberの方が「大日如来と一体になるのが悟りの最終形態」と紹介してるのですが…ここだけずっと謎でした。

【名著】三教指帰空海 全ての悩みは、10段階で消滅する。 ~現代人の心を救う、天才僧侶秘密の教え~ https://youtu.be/u9thajcl2oc?si=4IiHParjPiNaKii3

十住心論は、かなり画期的な本で、

そもそも悟り】とはなんぞや?」

を、悟ったと言ってる本人が解説しようとしてる歴史的に見てもすごい本で、今読んでも参考になる。

真言宗ポジショントークも混じってるけど、

自分が人としてどう成長していけばいいか

を考える時にかなり面白い本

ざっくり言うと

本能のまま生きる→

教育によって道徳心が芽生える→

社会の中での自分を見つける→

ちゃんと人に伝わる方法愛情を持つことで)自分が流れを作れるようになる→

全てが移り変わるものであることをポジティブに捉えられるようになる→

健やかで穏やかな時間を生きる

という感じ

で、最後の「大日如来と一体になるのが悟りの境地」だけ「そもそも大日如来ってなんだよ」「仏と一体っていみわからん」と思ってた。

これをスヤスヤ教の解説を読んでて

「心が落ち着く場所行為・習慣の中に身を置くことで、生きながらにして健やかで穏やかな状態になってることか!」

と納得

仏教の教えは用語哲学的過ぎたり、大げさな言い回しになりがち。

そのため、最初聞いた時「なにそれ?」というものが多い。

スヤスヤ教は宗教メリットである「心や体にいいこと言ってる」要素を、シンプルかつ肉体の健康にも敬意を払ってるからとてもわかりやすくていい!

大日如来と一体になる≒おふとんと一体になる≒心安らぐ時間・習慣を大事にする」と捉えると、

「心安らぐ時間を大切にするなら、推し活やオタ活でもいいの?」

と思う人もいるかもしれない。

推しがロスした時にパニックにならないならいいんじゃないですか?

快楽を求めて執着すると不健康なんで

スヤスヤ教とて、信じすぎて

睡眠に執着する」

と捉えてしまえば、信者をむしばむ邪教ですよ?

仏教のよくあるイメージとして

「執着や煩悩は悪。そんなもん捨てろ」

があるけど…アレ、「お前の物事との付き合い方おかしいよ」という話です。

付き合い方がおかしくなるほどアツくなったら執着かと

ブッダ自体が「煩悩や執着を捨てる厳しい修行したけど、全然悟れなかったわ」というてますし。

無欲になることよりもむしろ、「物事は常に移り変わっていくけど、自分の中で心地よい習慣や関係性作っていく・その都度見つけていくの大事よね」というね…。

人体で生きてる限り、欲は必ず生まれるし

スヤスヤ教も

「移りゆく世の中でも、俺は家に帰って必ず寝る時間ちゃんと確保する。これが心を豊かにしてくれる」

というものを見つかったなら、空海のいう即身成仏(生きてるうちに仏になる)なんじゃないですか?

様式美としての仏教好きな人から怒られそうなこというてるけどね…

最後に、勘違いしてほしくないから1つだけ。

私、「哲学としての仏教」が好きなだけです。

本書く時に「メンタル勉強するなら、心理学哲学仏教全部やろう」と勉強して、面白い考えを取り入れてるだけ。

元々仏教自体インド哲学の流れを汲んだ哲学から、そういう楽しみ方してます

哲学としての仏教」好きだと、空海は超面白いです。

日本で一番信者が多いのは(無戒律主義で、僧侶にも肉食妻帯が許される)浄土真宗ですよ?

それでも、作家教育者・事業家として別格の才能があったことで、仏教詳しくない人も空海は知ってる。

そんな天才作った哲学だけに、おもろいんよ



事実上なにも言ってなくない?

タフタフ教について

猿を騙るこの教祖 人を幸福にする能力はないが人を不幸にすることにおいては天才

りぼん史上、最も重要マンガ10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

 

えーいきなりごめん。私はりぼんに詳しくない!

でも少女漫画誌別、最も重要漫画があまりにもあんまりだったのでこれよりはマシな選択肢を作ろうと思って書く。10点よりは30点を。選挙と同じだ。もっと詳しい人が上書きしてほしいし別マ少コミ10選も誰か書いてくれ。

 

・マキの口笛(牧美也子)1960-1963

バレエマンガ開祖。詳しくはバレエ漫画60年の遍歴60年代https://note.com/bearsxxx/n/na7ff9f1aa61eを読んで。

現在少女マンガスタイル水野英子わたなべまさこ牧美也子高橋真琴が作った。四人とも健在。

 

ひみつのアッコちゃん(赤塚不二夫)1962-1965、1968-1969

いたずらぼうずがとびだしたエッヘヘそれはだあれ…私は幼い頃'88年版のアニメを見ていた世代だ。「コンパクトが使えない」の回はハラハラした。今に続く魔法少女スタンダード確立アニメ魔法使いサリーの方が早いけどマンガはアッコちゃんの方が早い。

 

アラベスク(山岸凉子)1971-1973

不滅の金字塔ソ連亡命って時代だなあ…。これもバレエ漫画60年の遍歴70年代編を読んで。(人任せ…)山岸先生はこれで開眼したんだけど、それ以前の作品もどうかどうか単行本化して下さい!読みたいのに読めないよ。

 

・たそがれ時に見つけたの(陸奥A子)1975

でた!りぼんおとめちっく御三家!私はあんまりきじゃないんだけど…でも入れるしかないよね。フランス窓便り(田渕由美子)花ぶらんこゆれて…(太刀掛秀子)までは手が回らなかった。

 

砂の城(一条ゆかり)1977-1979、1980-1981

えーっ有閑倶楽部じゃないの?と言われそうだけど「りぼん一条ゆかり」としてはコメディよりロマンを取るべきじゃないかと思うのだ。悲恋にうっとりした後で作者コメントにムッとするまでがセット。

 

ときめきトゥナイト(池野恋)1982-1987、1988-1990、1991-1994

大ヒット作。私はアニメ知識しかないけど全然フィフティーフィフティーじゃないよね。古田喜昭は天才だと思う。クリィミーマミシュガーウェディングベルもこの人。

 

ちびまる子ちゃん(さくらももこ)1986-1996、2002-2016

私は「まる子ノストラダムス予言を気にする」の回がすごく好きで、お姉ちゃんの「ハズれることだってあるのよ そしたらあんたただのバカ大人として残りの人生すごすのよ」「1999年はどうなるかわからないけど明日テストができなきゃ怒られるのは100%確実でしょ」はとりあえずの座右の銘にしている。

 

天使なんかじゃない(矢沢あい)1991-1994

最後まで悩んだ一枠。これか星の瞳のシルエットママレード・ボーイかで悩んだ。結局後の作者の活躍ぶりを考慮して選んだ。それにママレード・ボーイ10選に選ぶのは倫理観邪魔をした。

 

神風怪盗ジャンヌ(種村有菜)1998-2000

やっぱりありなっちの絵は綺麗!それに尽きる。素行問題のある人だけどあの絵を見ると許してしまう。女版玉置浩二

 

絶叫学級(いしかわえみ)2008-2015

2015年からの続編含め、今のりぼんを二十年近く支えているホラーマンガ。集英社みらい文庫でのノベライズも40巻に及ぶ。りぼん認識90年代で止まっている人は絶叫学級とハニーレモンソーダを読むこと!

もし20選ならこれも

 

・5年ひばり組(巴里夫)1965-1969

パリおっとじゃないよ、ともえ・さとおだよ。わんぱく子供たちのノリがいい!再評価されるべきだと思う。

 

銀曜日のおとぎばなし(萩岩睦美)1983-1984

好き!好き!ポーかわいい!こういう世界観に憧れた。

 

星の瞳のシルエット(柊あおい)1985-1989

やっぱり10選に入れるべきだったかな〜。250万乙女バイブル柊あおい代表作は耳をすませばではなく星の瞳のシルエットだ。

 

・こいつら100%伝説(岡田あーみん)1989-1992

あーみん!あーみん!EじゃんGジャン最高じゃん。買うは一時の恥 買ったら一生の恥 ってこれはお父さんは心配症か。

 

ママレード・ボーイ(吉住渉)1992-1995

1話主人公の両親が離婚し父はボーイフレンドの母と再婚し母はボーイフレンドの父と再婚し6人で一つ屋根の下で暮らす話。これに限らず吉住渉マンガって倫理観がぶっこわれてるよね!

 

こどものおもちゃ(小花美穂)1994-1998

いっきドンピシャ世代アメリカ気分でテキサス!こっちは倫理教科書といってもいいくらちゃんとした話。

 

HIGH SCORE(津山ちなみ)1995-

まだやってんのかーい!なかよしわんころべえちゃおのこっちむいて!みい子、りぼんHIGH SCOREりぼんだけシュールだな。

 

GALS!(藤井みなほ)1999-2002

シカンのおむすびに出てくるかな?これも倫理的な話だよね。

 

・ハニーレモンソーダ(村田真優)2016-

今のりぼん看板。1300万部突破2021年実写映画化、2025年アニメ化決定!りぼんっ子のあなたはもちろん読んでるよね?

 

姫ちゃんのリボングッドモーニング・コール愛してるぜベイベ★★が選外になったのは心残り。あ、あとりぼん横山光輝なら魔法使いサリーよりおてんば天使だよ!

 

追記

姫ちゃんのリボンは入れたかった!水沢めぐみりぼん良心。でもネットりぼんの話になるとどうしても80年代90年代に偏ってしまうから古典や現役の人気作にも目を向けてほしくて年代をばらけました。

誤字訂正。

2024-10-24

ヤングサンデー史上最も重要マンガ5選

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選 - https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424
週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241016182953
月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241017235116
月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241018225514
漫画アクション史上、最も重要漫画10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241020163403
週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241021181149
モーニング史上最も重要マンガ10選 - https://anond.hatelabo.jp/20241023001913
ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選 - https://anond.hatelabo.jp/20241024031536

ヤンサンだけは、当時欠かさず購読していた俺が書かないと、という義務から書いた。

異論は受け付ける。順不同。

ザ・ワールド・イズ・マイン新井英樹

この作品を世に遺せたことだけでも、ヤングサンデーという雑誌存在した価値がある。世界規模で暴力正義等価値に描いた、怪作にして超名作。マクロ視点テーマ性や劇的なストーリー展開と、市井の人々のエゴディテールたっぷりに描いたミクロ視点の描き込みの両立が天才的。「宮本から君へ」はモーニング連載だが、この作者で一作だけ選ぶならこれだと思う。

殺し屋イチ山本英夫

のぞき屋」の頃から片鱗が見えてはいたが、変態的なキャラクター造形と淡々とした描写が素晴らしい。そして前作から画力進化にも驚く。海外でも評価が高い。この作風スピリッツ連載の次の怪作「ホムンクルス」へと繋がっていく。

Bバージン山田玲司

ヤンサンは、山田玲司を育てた雑誌でもある。個人的には『アガペイズ』の方が圧倒的に好きだが(最高傑作だと思う)、知名度重要作品としてはこっち。オタクモテ男に変身していくHowToマンガの側面もありつつ、純愛志向することでバブル期の軽薄な恋愛観へのアンチテーゼになっているメタ的な作品。ちなみに作者はヤンサン廃刊後、「山田玲司ヤングサンデー」という人気のYouTubeチャンネル運営していて(後から出版社公認に)、マンガ評論がかなり面白い

「ムジナ」相原コージ

共著の「サルまん」を除けば、これが相原コージ最高傑作だと思う。白土三平的な王道忍者マンガと、「勝手シロクマ」「コージ苑」的な不条理ギャグと、「サルまん」的な実験アプローチとを高度に融合して、両立どころか鼎立させた奇跡的な作品

ANGEL遊人

遊人は、青年誌エロマンガにおいて未到達だった性表現の境地を切り拓いたので、漫画史的にも取り上げる必要がある。散漫なストーリーはともかく、今見ても女の子の絵が抜群に上手いし、性的描写のお下劣さが限界突破している。新宿風俗店イラスト無許可で使われ続けてて可哀想

次点

最初ベスト10作品にしようかとも思ったが、逆に絞るのが難しかった。

本当は、柏木ハルコ作品を入れたかった。

原秀則作品

冬物語シーソーゲーム、SOMEDAYなど。ヤンサン看板作家だとは思うが、これといった新規性は感じられない。

柏木ハルコ作品いぬ、よい子の星、ブラブラバンバン

どれも安定した名作揃いで、ほぼ外さないのが凄いのだが、逆に言うとヤンサン時代には、まだ突出した作品がない。

海猿

他誌で『ブラックジャックによろしく」があるからなー。名作だが、ドラマ化されるまでは割と知られていなかった。

移籍した作品

アオイホノオおやすみプンプンDr.コトー診療所クロサギイキガミ土竜の唄などの名作・人気作が、廃刊と同時に他誌へと移転している。本当に、こんな良い作品が集まってた雑誌廃刊にするとか、何考えてんだよ……。

これらをヤンサン作品として見てる人はもういないだろう。

おしゃれ手帖

よくある不条理ギャグと思わせつつ、後半から哲学的ヤバい展開。しりあがり寿弥次喜多に通じるところがある。

長尾謙一郎作風は、ヤンサン以降の「ギャラクシー銀座」などで完成されたので入れなかった。

ちなみに作者は、最新作ではギャグを完全封印して、爽やかな青春空手マンガ三日月ドラゴン」を書いていて、これもめっちゃ面白い

お〜い!龍馬

前身の「少年ビッグコミックから移籍だし、代表作は他誌で『あずみ』があるからなー。

同じ月を見ている

土田世紀は他誌の「編集王」かなー。

デカスロン度胸星

ここは、かなり迷ったが、入れなかった。作者で入るとしたら、「へうげもの」「望郷太郎」かな。しかし、とんでもない傑作SFになる可能性を秘めていた度胸星を未完結で打ち切った当時の編集部の罪は重い。

北崎拓作品(なんてっ探偵アイドルクピドの悪戯など)

絵は可愛いのだが、どれも作品としては小粒。

月光の囁き

喜国雅彦は独特すぎて扱いづらい……。「月光の囁き」はシリアス路線作家史的には価値があるが、基本的ギャグ漫画。どうなんだろう。

他の作品ブレイクした作家の初期作

忘却のサチコブレイクした阿部潤帝一の國などで知られる古屋兎丸さそうあきらなども、漫画家としての初期は、この雑誌で育てられたという印象が強い。

ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選

https://anond.hatelabo.jp/20241023001913

リーを見てみると週刊チャンピオンやあろうことか少女漫画を一緒くたでまとめ切った方もいらしてすごいなと思いつつ、自分が愛読している雑誌自分の手でどうにか出来そうなのはどこかな?と考えた末に選んだのはこの雑誌でした。

自分が読んだ時の実感と漫画史においての位置とこの雑誌の不遇というか地味というか中途半端なところを捉えつつ僭越ながら書かせていただきます

この雑誌しかたらこから黄金期じゃないかなあ。

味いちもんめシリーズ/原作:あべ善太 作画:倉田よしみ(協力:福田幸江、花形怜、久部緑郎) 1986-連載中(備考:連載開始時の掲載誌ビッグコミックオリジナル増刊)

この雑誌の創刊から連載されているレジェンド中居正広ごきげんようSMAP内での格差をボヤいてすぐに企画されたテレビドラマでも知られている、あともう少しで40年というロングセラー

初っ端で辻調服部喧嘩を売ったり最近ではマナー講師血祭りにしたりするが普段は素朴な和食職人物で『江戸前の旬』をはじめ青年誌に多数のフォロワーが。

ストーリーテリングが下手なので先輩後輩が突然消えたりするがそれも意外と飲食店あるあるなので気にならないという奇跡最近再遊記の久部さんが合流したのでもう少し話が落ち着きそう。

あずみAZUMI/小山ゆう 連載期間1994年14号 - 2008年23号(あずみ) 2009年2号 - 2014年6号(AZUMI)

ヤングサンデー武田鉄矢と組んで坂本龍馬を描き切り名実ともに小学館巨匠漫画家のひとりへ。『おーい龍馬』のときでもたまに見せる残虐シーンの迫力にただものではない雰囲気を出していたがスペリオール移籍した今作でリミッターが脱落。

英雄とされた数々の武将たちやその配下忍者刺客その他が凄腕のスナイパーである無垢美少女あずみの手によってどんどん殺される。味方もモブ平等に斬られて命を落とす。そしてちゃんと血みどろに表現する。

そしてこのあずみという美少女無垢という設定の元よく全裸になる。修行の滝行で全裸。お風呂全裸。戦って切り刻まれて半裸。よく本番やらなかったな。作者の好みがそっちじゃなくて良かったな。(当時実写主演が決まってた上戸彩に過大な期待と心配があったという)

実写化も落ち着き人気が下火になったなと思ったら話をまとまらないまま終了。突然題名が『AZUMI舞台幕末となる。というよりは舞台は前作『おーい龍馬』の世界に入りあずみはついに…(これは読んでくれ)

小山ゆう恐るべし。今ビッグコミックで描いているけど大丈夫かな……。

ラーメン発見伝シリーズ(ラーメン発見伝らーめん才遊記・らーめん再遊記)/原作:久部緑郎 作画:河合単 連載期間1999年23号-2009年15号(発見伝)2009年17号-2014年5号(才遊記)2020年5号-連載中

天才原田の「イエース!!」が話題になりついにこの作品がこの雑誌看板まで登り詰めた。だって最初の頃このマンガで一番目立ってたキャラクター藤本くんでも佐倉さんでもあの芹沢達也でもなく「ラーメン石神秀幸」だったんだから。化けたよホント

オーソドックスな主役藤本くんの成長譚だった発見伝の次に「誰も共感できない天才ゆとりちゃんを主役に据え上司芹沢の苦労を引き出しラスボス芹沢とは違った側面を引き出したのも憎い。『銀平飯科帳』(たまには新作書いてください)を挟んで再び出てきたときには芹沢達也というキャラクターが完成していた。その間に脇のキャラクター造形が一段と深みを増し(永友とか坪内とかよく考えついたな。モデルが誰だろう…)現在にいたる。

麺一郎・汁二郎・具三郎のあとどういう風に物語を作っていくのか、ちょっと目が離せない。

サンクチュアリ/原作:史村翔 作画:池上遼一 連載期間1990年-1995年

トリリオンゲームと迷ったが池上遼一の「ストレート」を分かっていないと「魔球」が分からないということでこの作品を。

ヤクザ政治家という表裏のサクセスストーリーを同時進行に描き10巻という巻数でまとめ上げた手腕が見事。

医龍-Team Medical Dragon-/原案:永井明 作画:乃木坂太郎 連載期間2002年10号 - 2011年4号

マイケル・クライトン原案の『ER緊急救命室』がブームとなり医療ものドラママンガが作られたが程よいエンタメ性とキャラクター造形の上手さで最大の影響を与えた作品2006年の実写化ドラマからフォロワー作が目白押しとなる『コードブルーからドクターX』に至るまで医龍が無ければ存在し得なかったと言っても過言ではない。

あと乃木坂太郎先生も『夏目アラタの結婚』でさらに化ける。

選外になった作品

もともと他の小学館青年誌に比べて年齢層がなかなかはっきりせず漫画家が集まりづらかった。転機はヤングサンデー休刊によって作家がここまで辿り着いたことだと思われる。

今回選べなかった作品は以下の通り

岡崎に捧ぐ/やまもとさほ

岡崎さんの話より自分語りの方がやりたそうな感じがずっとあったが、本当に岡崎さんと仲が良かったのかねえ?

女の子ものがたり・上京ものがたり・営業ものがたり/西原理恵子

きれいなサイバラ。まあ少しずつキレイなままでいられないところがチラホラ。

西原理恵子人生画力対決ダーリンは70歳シリーズ/西原理恵子

汚いサイバラ画力勝負は羽海野先生を担ぎ出したのが最大の功績。高須のアレはもうすでにギャグですらならなくなった。クマごまかしているが細かく見るとさあ。

江川西本/原作:森高夕次 作画:星野泰視

哲也の頃から星野先生の眼がたまらない。ヤバい人の描き方いつもすごいよなあ。森高先生はグダるクセどうにかして下さい。

夢かもしんない・本気のしるし・ルナハイツ/星里もちる

星里もちるギアに入ったのがスペリオール時代特に『本気のしるし』は凄かった。凄かったけど選びたくない。あとこころまれたのは『夢かも…』の方。

血の轍/押見修造

すごい作品ですよ。よくこんなの描けるなと。これからどう評価されるかちょっとからないけど、選びたくない。そういう作品なので覚悟を。

キーチ!!・キーチvs/新井英樹

モーニングヤンサンスピリッツで傑作をものにしながらここは合わなかった。

コタローは一人暮らし/津村マミ

最悪の想像をしながらコタロー中心にコミュニティができてくるし現実の苦さが時々感じるのもいい。結末もベストじゃないけどそれしかないのかあという納得も。

遅ればせながら追記

Moonlight Mile機動戦士ガンダムサンダーボルト/大田垣康雄

書いていたはずなのに抜けてて顔面蒼白に。とはいえギリギリ次点なのは吾郎と理代子の性的な強さについて行けなかったのと第二部になってから長官になり責任に押し潰されつつある吾郎キャラ違和感を感じて。

サンダーボルトもすごい作品だしムーンライトマイルで培った描写力が生かされて思わずため息が出るのだがこれはファーストガンダムありきなんだよなあと。

響 〜小説家になる方法〜/柳本光晴

芥川・直木同時候補はさすがに冷ややかになる。曽田正人細野不二彦ならある程度カタチを見せるけど『龍と苺』もそうだがサンプルの出し方が下手。

フットボールネイション/大武ユキ

身体のことは多分どのサッカーマンガより知識量が多い。だからプロ選手からの支持が大きいんだろうな。下部リーグにしては上手すぎるのはご愛嬌か。

劇光仮面/山口貴由

これはこれから。『覚悟』や『シグルイ』とは別の話の流れが見えるのが頼もしい。

淋しいのはアンタだけじゃない/吉本浩二

佐村河内サイドからもう一度盗作事件を掘り起こすつもりだったのに聴覚障害について触れていくうちにいろいろ見えてくることに。それでも佐村河内夫妻はひどいけど。

2024-10-23

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

---

以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

---

きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

---

きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-10-22

暇空茜に訴えられた人、前科が多すぎて死刑になりそう

どうすんだよこれ・・・

http://ame.hacca.jp/sasss/log-be2.cgi?i=858860497

暇空茜「私のティック◯ック、いいねあんまりつかない…」茜の友人「ちょっとエッチな感じにしたらいいねなんて簡単に稼げるよ!」

岩下和了「ムニャムニャ」暇空茜「このバカ和!早く起きなさいよね!学校遅刻ちゃうわよ!」岩下和了「んん…茜、おはよう

迫稔雄「俺にもおちんぽチューチュースキームしてよw」暇空茜「いいよ。一緒にcolaboしよ///」迫稔雄「やったー」

暇空茜とセックスしたい!暇空茜と対面座位で唾液交換しながら挿入したい!毎日暇空茜のことを考えながらオナニーしている!

【まとめ】暇空茜メス化SSをまとめてみました!

執事「茜お嬢様家庭教師の方がお見えになられてます」暇空茜「パパったら、あんなに家庭教師はいらないって言ったのに…」

〈私、暇空茜15歳。今日から高校デビュー中学までのポテトだった私とはお別れよ☆〉

【つづき】暇空茜「んんっ…」青識亜論「えろっえろえろ…ぢゅるるる…」暇空茜「亜論、クンニ上手になったね…」

なる「おい!ブス!臭えからあっち行け!」青識亜論「うぅ…(泣)」暇空茜「私、そういうの良くないと思う!」

暇空茜をメス化させたssを書いてスレ立てしとる者だが最初はおちょくってるつもりだったがいつの間にか茜を一人の女として見てる自

俺…茜に…暇空茜に本気だ…。

【つづき】暇空茜「嫌ッ!来ないで!まっきぃさん!助けて!まっきぃさん!」なる「うるせえな。スルメ、手ぇおさえとけ!」

暇空茜「よし、マッチングアプリパパ活でもしようかな。なになに…ADHD持ちのケンモメン…。ケンモメンってなんだろ?」

暇空茜「亜論、アンフェミのくせに私に触られてびしょびしょに濡れてんじゃんw」青識亜論「そういう茜こそすごく興奮してるじゃん」

堀口英利「おまえが噂になってる転校生のおもしれー女か?」暇空茜「何よ?」堀口英利「なんでも戦争戦略天才だとか?」

肝炎ロボ「ナマエハ?」暇空茜「暇空茜です…」肝炎ロボ「ネンレイハ?」暇空茜「…40歳肝炎ロボ「シュッシンダイガクハ?」

垣鍔晶「茜!茜ぇ!」暇空茜「先生のおちんぽ、気持ちいい!」垣鍔晶「茜、中に射精すぞ!ほら、カルピスだよ!4代目の子を孕め!」

なる「茜のナニカ、まるでバスカフェの車体みたいに綺麗なピンク色だ」暇空茜「安全日だから下のお口で精液チューチュースキームするね」

スルメロック「俺にもおちんぽチューチュースキームしてよw」暇空茜「いいよ。一緒にcolaboしよ///」スルメロック「やったー」

暇空茜「いえーい!なる君、観てるー?今からフェ殺隊のまっきぃさんにおちんぽチューチュースキーしまーす」なる「茜えええ!」

暇空茜「ダサいって言ってごめんね…」なる「じゃあ、今日は茜が“ネコ”だよ」暇空茜「茜を虐めちゃうの?いいよ…。いっぱい虐めて…」

暇空茜「ナザのナニカ、すごく固くなってる」ナザレンコ「いつものあれやってよ」暇空茜「おちんぽチューチュースキーム?いいよ…」

なる「茜、俺のナニカにちゃんとご挨拶しなさい」暇空茜「ナニカさん、今日もいっぱい私を気持ち良くしてね♡チュッ♡」

ドラえもんを作ってる

最近は家に籠ってドラえもんを作ってる。

俺はもうアラフォーだし、非モテで、正直、結婚なんてもう諦めている。

付き合ったこともないし、ここまできたら童貞卒業なんて無理だろうって思う。

からもういいんだ。でも仕事から帰ってくると、家には誰もいない。それが当たり前になってる生活で、でも今は少しだけ違う。

とうとうついに耐えられなくなったのだと思う。

からドラえもんを作ることにした。

作ってるって言っても、別に俺は天才なわけじゃない。

工学とかロボット工学とか、そんなのは全然からない。

俺がやってるのは、大きめのドラえもんフィギュアを改造して、なんとかそれらしく見せてるってだけのこと。

最近は音声応答プログラムってやつを使って、そのフィギュアと会話できるようにしてるんだ。たとえば、特定質問を投げかけたら、それに答えてくれるみたいな感じ。俺はプログラミングスキルもほぼゼロだけど、世の中には便利なソフトウェアプログラムがいっぱいあって、ちょっと勉強すれば簡単に導入できるようになってるんだよ。それで、ドラえもんの声をのぶ代どらの声に自動変換してくれるプログラムも組み込んで、まるで本当にドラえもんが喋ってるみたいに会話ができる。

もちろん、会話っていっても「未来の道具を出して」とか「のび太くん」みたいな感じにはならない。

それでも、あの懐かしい声で返事が返ってくるってだけで、何か温かい気持ちになれるんだ。

俺は一人ぼっちでも、ドラえもんと話してると、孤独が和らぐ気がする。

本当に、やってることはそれぐらいのことだ。四次元ポケットなんてもちろん作れるわけがないし、タケコプターだって作れるはずがない。

でも、俺がドラえもんに「今日はどうだった?」って話しかけたら、のぶ代どらの声で「今日も楽しかったよ!」って返ってくる。

そんな会話だけで、救われる。

まるで子供の頃に戻ったみたいで、あの頃の「空気」が今でも俺のそばにある気がしてさ。

最近3Dプリンターレンタルできるサービスがあるのを知ったから、次の目標等身大ドラえもんを作ること。

フィギュアだけじゃなくて、本当に目の前にいるような大きさのドラえもんを作りたい。そうすれば、俺の部屋にいるのはただの人形じゃなくて、もっとリアル存在になるんじゃないかって思うんだ。

等身大ドラえもんを改造して、組み込んで、声をかけてみたい。

ドラえもん今日は何してた?」って。

そうすれば、きっと「おかえり、今日どら焼き食べてぼぉ~っとしてたよ」なんて返ってくるに違いない。

そんなやりとりができるって考えると、ちょっとクワクするし、それだけで楽しい

俺は今日も家に籠ってドラえもんを作り続けていた。

たぶん、この作業を終える頃には、俺は還暦を迎えているだろう。

ドラえもん未来の道具を出してくれないけど、俺にとっては大事友達だ。

2024-10-21

anond:20241021212232

手間かけすぎなんだよな。

子供絵本をせがむ

・読んであげるが、2,3ページで飽きたので、その絵本を片づける

・次のおもちゃを出してきたので相手をする

・また飽きたので片づける

・たまにおむつ交換や子供の水分補給

以下、無限ループ

これを一時間みたいな。

こんなもんたまに相手してあとはほっとけばいい

子供が発育が順調なのかをググって確認したり、育児本を見たりする時間

こんなもんやんなくていい

・季節が変わったので、子供の服・靴を買いに行かなければならない

子供が大きくなったので、新しい家具(たとえば子供椅子)が必要になった

ネットポチっとけばいい

多少サイズ合わなくても気にしなければいいし、子供が気に入らないとか喚いても黙って言うこと聞けで済ませればよい

同様に、「大人だったら触らない」部屋の隅や角の汚れも綺麗にする必要性が出てくる。

例えば、大人だけの生活ならテレビ台なんて年に一度程度拭けば十分かもしれないが、そういう訳にもいかなくなる。

別にホコリ食べたくらいじゃ死なないのでほっとけばいい

まして、子供は散らかす天才

常に散らかる。

片付けなければならない義務はない

夫側から見た「産後の恨みは一生」

https://anond.hatelabo.jp/20240830213900

これに触発されて書いてみる。

うちも夫側の増田育児の多くを担っている。

育児をして「産後の恨みは一生」というのはマジだと実感した。

今後、子供希望している男性諸君気を付けてくれ。

状況

増田:フルリモートワーク。仕事は超まったり。定時確実。

嫁:かなり激務。平日子供が起きてる時間帰宅することはほぼない

子供:2人、2歳と0歳。どちらも既に保育園に通ってる

増田実家:超遠距離。全く頼れない

実家:片道3時間。ただ、緊急時にほぼ確実に助けてくれる。

平日は基本的に朝晩ともに増田ワンオペ

嫁は週末も緊急トラブル対応に追われたりしているし、それ以外の外出(通院、美容系、最低限の友達との外出等)で週6ワンオペ常態化

正直、「増田がフルリモートワークなので、多くの共働き家庭に比べたら、育児は楽勝だろ」と思ってました。

間違ってました。

楽勝なんてことは全くないです。

育児の大変さ1:体力、身体的不調



子供が歩くようになるまで、10kg弱の赤ちゃんをひたすら抱っこで移動。

特にの子は歩くのが遅かったので、1歳4か月で歩き始めたくらいだったと思うので重かった。

筋トレ趣味増田でも、10kgを常に抱えることは大変だった。

土日だけ、高い高いして遊んであげることと、育児のすべてを担う大変さはまるで違う。

慢性的にズーンとした疲れがくる。

たまに、「グキッ」と肩や腰をやってしまうわけだが、それでも抱っこから解放されるわけではない。


歩くようになると多少楽になる。

「おいで」と言ったら移動してくれるし。

とはいえ、抱っこは続く。

愛情表現として抱っこしてあげたい」という気持ちもある。

ただし、重い子どもをずっと膝にのせてると、腰が徐々に破壊されていく。

男性なんて、妊娠出産身体負担ゼロなわけど、それでも育児ダメージデカい。

育休ゼロ実家の助けゼロ出産から育児してる母親バグってる(誉め言葉)。


育児の大変さ2:謎の労働



子供と過ごしていると、ずっとあくせく家事育児をしていても「あれ、今の1時間何してたっけ?」と、何も進んでいないときが多々ある。

実際には、

子供絵本をせがむ

・読んであげるが、2,3ページで飽きたので、その絵本を片づける

・次のおもちゃを出してきたので相手をする

・また飽きたので片づける

・たまにおむつ交換や子供の水分補給

以下、無限ループ

これを一時間みたいな。

その間、自分的には「一生懸命育児と片付けをした」つもりなのだが、実際は何も進んでいない。

育児の大変さ3:寝れないきつさ



うちは、元々夫婦の寝室が分かれていた。

今は、子供と寝るのは交代制。

子供と寝ると、まったく安眠出来ない。

うちは夜泣きが酷いわけではないと思うが、寝言で「うにゃー」みたいなことを大きな声で言ったり。

子供の声って、親は目が覚めるようにDNAインプットされてるのか」ってくらいすぐ目が覚める。

そして、寝相が良くない。

不意に顔や腹にかかと落としがくる。

仕事の疲れがたまり慢性的身体の不調を抱えながら、夜中起こされる生活はきつい。


育児の大変さ4:土日の休みのなさ



土日の休みというもの存在しない。

しろ、平日は保育園任せに出来る分、土日の方が大変。

大体、何かしなければいけないことがある。

子供が発育が順調なのかをググって確認したり、育児本を見たりする時間

・良い季節なので、子供をおでかけに連れて行ってあげたい

・季節が変わったので、子供の服・靴を買いに行かなければならない

子供が大きくなったので、新しい家具(たとえば子供椅子)が必要になった

子供発熱したので、病院

等が、それぞれ概ね3か月おきに発生する。

プラス自分たちの仕事や体調のトラブルだってある。

当然、自分たちの服の買い物、美容室、家電が壊れたから新調などのやることもある。

半年一年に一度友達と遊びに行ったりもある。

そうすると、どちらかがワンオペになり、平日以上の負担になる。

フルリモートワークの増田からすると、基本的に土日の方がよほど大変。


育児の大変さ5:倍増する家事



まず、子供がいると洗濯が倍増する。

特に離乳食期はあっちこっち汚す。

おむつ漏れもある。

大変。

食事も朝食や昼食なんて、大人だけなら10分で終わるかもしれない。

しかし、子供食事20分以上がザラ。

それを付きっ切りになったりする。

離乳食が始まると、常にご飯粒が床に落ちてる。

毎日掃除機をかける必要性がある。

洗濯も増えるから、室内にホコリも増える。

それと、「大人のいる生活にとって片付いてる部屋」と「子供がいるうえで片付いてる部屋」は違う。

腰より低い高さの扉のない収納が無力化する。

同様に、「大人だったら触らない」部屋の隅や角の汚れも綺麗にする必要性が出てくる。

例えば、大人だけの生活ならテレビ台なんて年に一度程度拭けば十分かもしれないが、そういう訳にもいかなくなる。

それに子供の衣類も増えるから収納等も必要

部屋がすごく狭くなる。

まして、子供は散らかす天才

常に散らかる。

育児の大変さ6:病気



もうね。やばいね。

こども体調壊しすぎ。

一番ひどかったのは一人目の初めての胃腸風邪

最初子供嘔吐から始まった。

その深刻さを理解しておらず、まったく除菌等をしなかったら、家族全員うつった。

翌日、増田は、1回で2L近く嘔吐したと思う。

結局一晩吐き続けた。

確か、その翌日、嫁も発症して履いてた。

見てないから知らないが、結構やばそうだった。

それほどのパンデミックは他にはないが、定期的に熱を出す。

2,3か月に一度は38.5℃以上出して、夜間病院や土日の緊急病院に行ってるように思う。

緊急病院ばかり行ってるが、保育園でもらう病気って大体週末に発症する気がするわ。

そして、そのたびに自分たちも多少は感染してしまう。

頭痛咽頭痛、咳、鼻水、微熱等。

うちの場合、こういう緊急事態では義実家が助けてくれて、預かりに迎えに来てくれる。神。

助けてもらえなかったら、マジで詰む。

仕事やすまなきゃいけないし。

助けてもらえない場合体調不良の上に、寝れない、休めない、肩腰痛いってなるんだろうな。

それと、子供入院した場合、付き添い入院地獄

子供用のベッドに無理やり寝転がる以外は、ひたすらパイプ椅子

うちは簡易ベッドも無かった。

現代拷問

参考用:https://www.asahi.com/articles/ASR6Z5TCXR6VULLI00B.html


育児の大変さ7:夫婦の不仲



人は追い込まれていくと、イライラする。

冷静な時はそれが理解できるし、我慢もできる。

でも、子供号泣して、他のイライラたまると、爆発が多発する。

そして、子供が寝た後は、夜中静かに過ごすため、夫婦の会話も控えめになる。

まり夫婦仲をリカバリーする時間が乏しくなる。

すれ違ってるような感覚がすごく増す。


結論



一応、増田子供が生まれる前は、午前様も続くような仕事環境だったので、キツイ仕事経験もあるつもり。

それでも、育児ワンオペ身体的にはその仕事並みに大変。

育児メンタル面で追い込まれることはないのが、仕事との大きな違いだけど、休めない点は同じだった。

仕事以上に、「なんだこれ?」みたいな徒労感は大きいときもある。

あとyoutube等で丁寧な暮らしをしてる子持ちママさんヤバいよ。

あんなの無理だよ。

すごすぎ。

正直、上の子が生まれる前までは「専業主婦産後鬱?え?育児なんて誰だって出来ることでしょ?」と真剣に思ってた。

ただ、実際に体験してみると、「あ~そりゃ、産後鬱になる人もいるわ」って実感した。


産後の恨みは一生」はマジだと思う。

それは今後子供を望む男性諸君は胸に刻んだ方が良い。

最後に、これだけ悪いところを並べても、「だっこーーーー」と、自分の胸元に走ってくる姿で、子供の悪いところ全てが消し飛ぶことだけは付記しておく。

学生集団行動として「エッサッサ」を始めた人もきっと

ジャ◯ー喜◯川みたいに趣味実益を両立する天才だったんだろうな

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