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はてなキーワード: 十字架とは

2016-08-06

自分のせいで相手が死んだら十字架を背負うフィクション

って日本だけじゃね?

海外ドラマとか見てても引きずったりせずに「終わったこと」という感じで話が淡々と進んでる気がする。

加害者が苦悩しないと周りが納得しないからそういう作り話が求められてるのであって、現実もっと残酷だと思う。

2016-08-04

讃美歌リスト。順番に聞いていきたいなと思ったので

番号 讃美歌1番~100番 番号 この頁のトップに戻る

1 主イェスよ、われらに 2 聖なるみ神は

3 扉を開きて 4 世にあるかぎりの

5 わたしたちは神の民 6 つくりぬしを賛美しま

7 ほめたたえよ、力強き主を 8 心の底より

9 わが身にたまいし 10 今こそ人みな

11 感謝にみちて  12 とうときわが神よ

13 みつかいとともに 14 たたえよ、王なる、われらの神を

15 みことばにより 16 われらの主こそは

17 聖なる主の美しさと 18 「心を高くあげよ!」

19 み栄え告げる歌は 20 主に向かって喜び歌おう

21 主をほめたたえよ(歌えハレルヤ) 22 深き悩みより

23 イェスよ、われを顧みたまえ 24 たたえよ、主の民

25 父・子・聖霊に 26 グロリアグロリアグロリア

27 父・子・聖霊28 みさかえあれや

29 天のみ民も 30 主よ、あわれみを

31 キリエ・エレイソン  32 キリエ・エレイソン 

33 キリエキリエ  34 キリエキリエ・エレイソン 

35 主よ、あわれみたまえ 36 いと高きところには

37 いと高き神に 38 グローリア、グローリア

39.1 ハレルヤ 39.2 ハレルヤ

39.3 ハレルヤ 39.4 ハレルヤ

39.5 ハレルヤ 39.6 ハレルヤ

39.7 ハレルヤ

40.1 アーメン 40.2 アーメン

40.3 アーメン 40.4 アーメン

40.5 アーメン 40.6 アーメン

40.7 アーメン 40.8 アーメン

41 主の平和あなたがたとともに

42.1 感謝せよ、主に  42.2 感謝さび

43.1 マラナ・タ 43.2 マラナ・タ

43.3 主よ、おいでください

44.1 キリストは死に 44.2 キリストは死んで

44.3 キリストは死に

45 わが主のみことばは 46 すべての人よ

47 とわに たたえて歌え 48 主をほめうたえ

49 全地よ 主をほめうたえ 50 みことばもて主よ

51 愛するイェスよ 52 歌え 高らかに

53 神のみ言葉は 54 聖霊みちびく神のことばは

55 人となりたる神のことば 56 主よ、いのちパンをさき

57 ガリラヤの風かおる丘で 58 み言葉をください

59 この地を造られた 60 どんなにちいさいことりでも

61 われらは信ず 62 天にいますわたしたちの父

63 天にいます父よ 64 まごころこめ

65.1 今ささげる 65.2 今そなえる

66 父と子と聖霊

67 貴きイェスよ 68 愛するイェスよ(おさなごとともに)

69 神はそのひとり子を 70 聖霊のしるしの

71 近づき、み前にでよう 72 まごころもて

73 主よ、平和のうちに 74 キリストの示す神を 

75 今、装いせよ 76 今こそ歌いて

77 パンくずさえ拾うにも 78 わが主よ、ここに集い

79 みまえにわれらつどい 80 今 与えられる

81 主の食卓を囲み 82 今こそここに

83 聖なるかな 84 聖なる神よ

85 サンサンサン86 世の罪除く

87 罪なき子羊 88 心に愛を

89 共にいてください 90 主よ、来たり、祝したまえ

91 神の恵みゆたかに受け 92 主よ、わたしたちの主よ

93 礼拝文 94 わが主よ、すべてを

95 聖なる霊よ 96 恵みあれ しもべらに

97 羊飼い羊飼いよ 98 みどりの牧場

99 主イェスよ、われらの 100 聞きたまえわれらの祈り 

番号 讃美歌101番~200番 番号 この頁のトップに戻る

101 いのちひかりたもう神よ 102 全き愛与える主よ

103 主よ、いま二人は 104 愛する二人に

105 ガリラヤの村を 106 み前に集まり

107 主イェスのみ名は 108 眠れ、主にありて

109 天地はすべて 110 死はひそかに

111 信じて仰ぎみる 112 イェスよ、みくにに

113 いかに幸いな人 114 民よ、主に仕えよ

115 朝ごとに主に祈る 116 主よ、わたしたちの主よ

117 神を知らぬ者 118 天は神の栄光物語

119 力のみ神よ 120 主はわがかいぬし

121 主はわが牧者 122 地とそこに満ちる

123 ひらけ、とこしえの扉よ 124 主よ、わが魂は

125 いかに幸いなことだろう 126 感謝してあたらしい歌で賛美せよ

127 み恵みあふれる 128 悪は罪人の

129 私の望みは 130 涸れたる谷間に

131 谷川の水を求めて 132 涸れた谷間に野の鹿が

133 み神は避けどころ 134 神よ、われをあわれみ

135 あわれみをたまえ 136 わが魂 黙して

137 聖なる主の家で 138 全地よ、神に向かって

139 神が私たち憐れみ 140 み神のすまいは

141 主よ、わが助けよ 142 主はわがかくれが

143 主をほめ、主に感謝せよ 144 主に向かって喜びうたおう

145 全地よ、主に歌えよ 146 主は来られる

147 新しい歌を主に 148 全地よ、主に向かい

149 わがたまたたえよ 150 主よ、あなた聖霊

151 主をほめたたえよ 152 みめぐみふかき主に

153 幸いな人 154 みことばはわたしの喜び

155 山べにむかい156 目を上げ、わたしは見る

157 いざ語れ、主の民よ 158 捕われの民

159 主が建てなければ 160 深き悩みより

161 見よ、主の家族が 162 見よ、兄弟

163 み恵み深い主に 164 バビロンの流れの

165 心をつくして 166 主は、わたしを究め

167 天にいます神よ 168 天にいます神よ

169 ハレルヤ。主をほめたたえ 170 わが魂よ、主をたたえよ

171 かみさまあい172 ハレルヤ、うたえ

173 荒れ地よ、喜べ 174 あがめよ、わが魂

175 わが心は 176 マニフィカート

177 マニフィカート 178 あがめます主を

179 わたしの心は 180 去らせたまえ

181 主よ、今こそ 182 ほめうた歌え

183 イェスのみ名に 184 アブラハムアブラハム

185 旅に疲れて 186 エジプトイスラエル

187 よろこびの歌で 188 歌え、デポラ!

189 ちいさいこもの 190 ヨセフいいなずけ

191 われら迎えん、救いの光 192 主イェス・キリストはわれらの道

193 神の使者、その名ヨハネ 194 神さまはそのひとり子を

195 まかれた種 196 主のうちにこそ

197 ああ主のひとみ 198 二ひきのさかな

199 ひとつぶのからし種のよう 200 小さいひつじ

番号 讃美歌201番~300番 番号 この頁のトップに戻る

201 天使のことばも 202 よろこびと栄えに満つ

203 今日こそ主の日なり  204 よろこびの日よ

205 今日は光が  206 七日の旅路

207 ほめよ主を 208 主なる神よ、夜は去りぬ

209 めさめよ、こころよ 210 来る朝ごとに

211 あざかぜしずかにふきて 212 三一の神よ

213 み神をたたえよ(さびしきこよいも) 214 わが魂のひかり

215 心をはずませ 216 月はのぼり

217 一日の仕事を終え 218 日暮れてやみはせまり

219 夕日落ちて 220 日かげしずかに

221 この日のつとめ 222 キリストよ、光の主よ

223 造られたものは 224 われらの神 くすしき主よ

225 すべてのものらよ 226 輝く日を仰ぐとき

227 主の真理は 228 造り主なる主

229 いま来たりませ 230 「起きよ」と呼ぶ声

231 久しく待ちにし(すくいの主きたり) 232 神のみ子は世に来られた

233 高く戸を上げよ 234 ヨルダンの岸で

235 久しく待ちにし(イェスよ、きたりて) 236 見張りの人よ

237 聞け、荒れ野から  238 さばきを伝えよ

239 王なるキリスト240 「主イェスは近い」と

241 来たりたまえわれらの主よ  242 主を待ち望むアドヴェント

243 闇は深まり 244 キリスト明日おいでになる

245 世の成らぬさきに 246 天のかなたか

247 今こそ声あげ 248 エッサイの根より

249 おさなご主イェスよ 250 主にある人々

251 羊飼い群れを守る夜に 252 羊はねむれり

253 踊れ、わが心 254 小鳥も飛び去る冬のさな

255 生けるものすべて 256 まぶねのかたえに

257 目覚めよ、高く歌え 258 まきびとひつじ

259 いそぎ来たれ、主にある民 260 いざ歌え、いざ祝え

261 もろびとこぞりて 262 聞け、天使の歌 

263 あら野のはてに 264 きよしこの夜 

265 天なる神には 266 イェスは生まれ

267 ああベツレヘムよ 268 朝日は昇りて

269 飼いば桶にすやすやと 270 神はひとり子を

271 喜びはむねに 272 おやすみなさい

273 この聖き夜に 274 救い主キリスト

275 闇を行くものは 276 あかつきの空の 美しい星よ

277 罪なき神の子 278 暗き闇に星光り

279 ふるさとを離れて遠く 280 馬槽のなかに

281 大いなる神は 282 幼い主の宮もうでは

283 深い愛により 284 荒れ野の中で

285 高き山の上 286 ほめたたえよ、われらの主を

287 ナザレの村里 288 恵みにかがやき

289 みどりもふかき 290 おどり出る姿で

291 み神の座を捨て 292 勝利をたたえて

293 救いのぬしは罪もなしに 294 ひとよ、汝が罪の

295 見よ、十字架を 296 いのちいのち

297 栄えの主イェスの 298 ああ主は誰がため

299 うつりゆく世にも 300 十字架のもとに

番号 讃美歌301番~400番 番号 この頁のトップに戻る

301 深い傷と流れる血に 302 暗いゲッセマネ

303 丘の上の主の十字架 304 茨の冠を主にかぶせて

305 イェスの担った十字架は 306 あなたもそこにいたのか

307 ダビデの子、ホサナ 308 栄光と賛美と誉れ

309 あがないの主に 310 血しおしたたる

311 血しおしたたる 312 紅海渡り

313 愛するイェス 314 神の国の命の木よ

315 茨の冠かぶせられ 316 復活の主は

317 主はわが罪ゆえ 318 勝利の声を

319 輝きのこの日 320 ハレルヤハレルヤ

321 しずかな喜び 322 天の座にいます

323 喜びいわえ、わが心よ 324 主ィェスはすすみて

325 キリスト・イェスは  326 地よ、声たか

327 すべての民よ、よろこベ 328 ハレルヤハレルヤ

329 目覚めよ、歌えよ 330 神の霊が

331 主はよみがえられた 332 恐れを捨て去り

333 主の復活、ハレルヤ 334 よみがえりの日に

335 われらの主イェスは 336 主の昇天こそ

337 たたえよ、この日 338 勝利の喜び

339 来たれ聖霊よ 340 来たれ聖霊

341 来たれ聖霊、わが主  342 かみの霊よ、今くだり

343 聖霊よ、降りて 344 聖霊の神、きよき愛よ

345 聖霊の力にあふれ 346 来たれ聖霊よ 

347 たたえよ、聖霊を 348 神の息よ

349 神の息よ 350 来たれよ、聖霊 

351 聖なる聖なる 352 来たれ全能の主 

353 父・子・聖霊の 354 天の神、祈ります

355 主をほめよ わが心 356 インマヌエルの主イェスこそ

357 力に満ちたる 358 小羊をぱほめたたえよ!

359 ひつじかい360 人の目には

361 この世はみな 362 創造の主

363 み神の力は 364 いのちと愛に満つ

365 古い年は行く 366 悔い改めつつ

367 偉大なみ神の 368 新しい年を迎えて

369 われら主にある 370 おもいもことばも

371 このこどもたちが 372 幾千万の母たちの

373 戦い疲れた民に 374 おやすみ

375 賜物と歌を 376 人の知恵と言葉を超え

377 神はわが砦 378 栄光は主にあれ

379 この世にあかし立てて 380 信仰つばさ

381 力に満ちたる 382 力に満ちたる(わがかみの)

383 証し人の群れ 384 盾も武器もなく

385 花彩る春を 386 人は畑をよく耕し

387 刈り入れの主を 388 主の恵みゆたかなり

389 み神をたたえよ 390 主は教会の基となり

391 キリストよ、救いの神 392 主の強い御腕よ

393 こころを一つに 394 信仰うけつぎ

395 建ちては崩るる 396 喜べつねに

397 主の教えのべ伝え 398 光りさす朝

399 さすらいの民よ 400 たとえ塔は崩れ

番号 讃美歌401番~500番 番号 この頁のトップに戻る

401 しもべらよ、み声きけ 402 いともとうとき

403 聞けよ、愛と真理の  404 あまつましみず

405 すべての人に 406 聖霊たか

407 この世のすべては 408 この世のもの

409 すくいの道を 410 昇れよ、義の太陽

411 うたがい迷いの 412 昔 主イェスの

413 キリストの腕は  414 せかいの友と

415 せかいの友と 416 神の民は

417 聖霊によりて 418 キリストのしもべたちよ

419 さあ、共に生きよう 420 女と男と知性と愛と

421 ウリエイウッソン 422 主よ、この時代

423 人がこの世界に 424 美しい大地は

425 こすずめも、くじらも 426 私たちを生かす

427 ああ、美しい自然 428 神は御覧になった

429 世界のどこかで 430 とびらの外に

431 喜ばしい声ひびかせ 432 重荷を負う者

433 あるがままわれを 434 主よ、みもとに

435 主よ、みもとに 436 十字架の血に

437 行けども行けども 438 若き預言者

439 暗い夜 440 備えて祈れ

441 信仰をもて 442 はかりも知れない

443 冠も天の座も  444 気づかせてください 

445 ゆるしてください 446 主か手をとって起こせば

447 神のみこころは 448 お招きに応えました

449 千歳の岩よ 450 死に勝利された

451 くすしきみ恵み 452 神は私を救い出された

453 何ひとつ持たないで 454 愛する神にの

455 神は私の強い味方 456 わが魂を愛するイェスよ

457 神はわが力 458 信仰こそ旅路

459 飼い主わが主よ 460 やさしき道しるべの

461 みめぐみゆたけき 462 はてしも知れぬ

463 わが行くみち 464 ほめたたえよう

465 神ともにいまして 466 山路こえて

467 われらを導く 468 神をたたえよ

469 善き力にわれかこまれ 470 やさしい目が

471 勝利をのぞみ 472 朝ごとに主は

473 世界の望みなる主よ 474 わが身の望みは

475 あめなるよろこび 476 あめなるよろこび

477 主イェスを想えば 478 どんなものでも

479 喜びは主のうちに 480 新しい時をめざし

481 救いの主イェスの 482 わが主イェスいとうるわし

483 わが主イェスよ、ひたすら 484 主われを愛す

485 この世を愛する神は 486 飢えている人と

487 イェス、イェス 488 この世に造られた

489 めぐみの神さま 490 かみさま感謝

491 永遠の光よ 492 み神をたたえる心こそは

493 いつくしみ深い 494 ガリラヤの風

495 しずけき祈りの 496 しずけき夕べの

497 この世のつとめ 498 道、真理、命

499 平和の道具と 500 神よ、みまえに

番号 讃美歌501番~580番 番号 この頁のトップに戻る

501 主よ、私たちは祈ります 502 光のある間に

503 ひかりにいます主 504 主よ、み手もて

505 歩ませてください 506 すべては主のため

507 主に従うことは 508 救い主イェスこそは

509 光の子になるため 510 主よ、終わりまで

511 光と闇とが 512 主よ、献げます

513 主は命を 514 美しい天と地の造り主

515 きみのたまものと 516 主の招く声が

517 神の民よ 518 主にありてぞ

519 イザヤを招く神の声は 520 真実に清く生きたい

521 とらえたまえ、われらを 522 キリストにはかえられません 

523 神を畏れつつ 524 われらみ名により

525 主なるイェスは 526 苦しみ悩みの

527 み神のみわざは 528 あなたの道を

529 主よ、わが身を 530 主よ、こころ

531 主イェスこそわが望み 532 やすかれ、わがこころ

533 どんなときでも 534 キリスト使者たちよ 

535 正義の主イェスに 536 み恵みを受けた今は

537 眠りからさめよ 538 力の限りに

539 見よ、闇の力 540 主イェスにより

541 また会うその日まで 542 主が受け入れてくださるから

543 キリストの前に 544 イェスさまが教会

545 まことの神 546 世界中の父や母を

547 生まれるまえから 548 わたしたちを造られた神よ

549 わたしたちを造られた神よ 550 大地よ、星々よ

551 朝の光 闇をはらい 552 若い日の道を

553 キリストがわけられた  554 神のみむねが

555 真っ青な空と海に 556 神の賜物を

557 み神の風うけ 558 主よ、聞きたまえ

559 見よ、世はすべて 560 主イェスにおいては

561 平和を求めて 562 諸民族諸国世界の主よ

563 ここに私はいます 564 イェスは委ねられる

565 働く人びと 566 むくいを望まで

567 ナルドの香油 568 朝日のぼり

569 今やこの世に 570 主はわが命

571 いつわりの世に 572 主をあがめよ

573 光かかげよ、主のみ民よ 574 雪より真白い

575 球根の中には  576 天の輝きの宿る都よ

577 聞けよ、主の民  578 平和を求めよう

579 主を仰ぎ見れば 580 新しい天と地を見たとき

2016-07-17

300万円の壁

300万円

自分が生まれから高校3年生まで生まれ育った市区町村民の平均年収東京都民の平均年収の差である

300万円でも少なめに言ってる。実際にはもう少し差がある。

自分地元の平均年収は300万円を下る。

まあただ、首都圏ということで埼玉千葉神奈川考慮すると300万程度の差だ。

そんな土地から自分東京の中堅(?)私大に入った。

奨学金も借りてない。親は経営者で、正直都内でもアッパードル以上の生活が出来る程度の収入を得ていると予想できる。

自分の実力に見合った場に送り出してくれた親には本当に感謝している。

ただ、自分より高校での成績が良く、模試の点数も良かった友人たちは、経済的理由私立を拒んだり、本来レベルよりかなり落として特待や、特別奨学金を得て生活してる事例が珍しくない。

これが300万円の壁だ。

300万円の壁がある中で地方から首都圏関西に子を送り出すコストはあまりに高すぎて、現実的じゃない。

それに比べて首都圏から都内大学に子を通わせるコストは低い。

格差だ。

日本育英会から奨学金を頂いても足りないことだってある。

しかも、奨学金を返すことになったら地元には帰れない。平均年収300万円を切る街で奨学金の返済の目処なんか立つだろうか?

からあの街は人工流出し続ける。経済規模は小さくなり続ける。夕張市のように破産する日も近いかもしれない。

そんな悲惨地元から自分東京にきた。

東京人たちは、神奈川の人たちは、埼玉の人たちは、千葉の人たちは、そんな現状を知る由もない。

しろ貧乏なんだから頑張れ」と取れる言葉すら吐き出す連中もいる。

彼らは環境のせいにしてなんかいない。むしろ与えられたカードの中で戦ってる。

ただ、僕はそんなら彼らにもチャンスは与えられるべきだと考えているんだ。

流石に現在日本財政的に大学学費無償化しろとは言わないが、少しは国は彼らに手を差し伸べてくれ。

私立に行くことが甘えというなら私立大なんて消してしまえ。結局私立大に来てる奴らは親の財布に頼ってるんじゃねぇか。

何でそれが貧乏ならやっちゃダメなんていわれるんだ。

貧乏に生まれたなら早稲田大学に入れる成績でも神奈川大学の給費生を選べとでも?

自分は親に甘えて今ここで勉強してる。遊んでる。楽しんでる。

自分東京に来れるはずの脳と努力をしてきた人間に対しての償いかのように大学で楽しんでる。ただ勉強するだけじゃなくて楽しんでるんだ。

そんな十字架のようなものも背負ってしまっる。

あん悲惨な街を見たこともない連中に、自分の旧友達に「奨学金とか甘え」なんて暴言吐くな。

どうしてもそんなこと言いたい?

それなら是非君たちも平均年収300万を下る土地私立大学を目指す体験をしてみては?

2016-07-15

完全増田オリジナル! クソザコナメクジが読むべきオススメミステリ200作!

http://anond.hatelabo.jp/20160715120436


貴様の好き嫌いから増田に伝わる独自の推理小説検索アルゴリズムによって、

完璧かつスウィートに貴様の趣味嗜好にそって完全オリジナルベストミステリリストを生成したぞ。

ありがたくよむべし。


【国内】

1 横溝正史 獄門島 1947

2 中井英夫 虚無への供物 1964

3 島田荘司 占星術殺人事件 1981

4 夢野久作 ドグラ・マグラ 1935

5 宮部みゆき 火車 1992

6 松本清張 点と線 1957

7 天藤真 大誘拐 1978

8 綾辻行人 十角館の殺人 1987

9 京極夏彦 魍魎の匣 1995

10 横溝正史 本陣殺人事件 1946

11 鮎川哲也 黒いトランク 1956

12 連城三紀彦 戻り川心中 1980

13 東野圭吾 容疑者Xの献身 2005 -

14 小栗虫太郎 黒死館殺人事件 1934

15 山口雅也 生ける屍の死 1989

16 泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽 1978

17 北村薫 空飛ぶ馬 1989

18 東野圭吾 白夜行 1999

19 坂口安吾 不連続殺人事件 1947

20 綾辻行人 時計館の殺人 1991

21 島田荘司 斜め屋敷の犯罪 1982

22 有栖川有栖 双頭の悪魔 1992

23 京極夏彦 姑獲鳥の夏 1994

24 江戸川乱歩 二銭銅貨 1923

25 松本清張 砂の器 1960

26 原尞 私が殺した少女 1989

27 江戸川乱歩 孤島の鬼 1929

28 高木彬光 人形はなぜ殺される 1955

29 髙村薫 レディ・ジョーカー 1997

30 山田風太郎 妖異金瓶梅 1954

31 水上勉 飢餓海峡 1962

32 高木彬光 刺青殺人事件 1948

33 鮎川哲也 りら荘事件 1968

34 泡坂妻夫 乱れからくり 1978

35 江戸川乱歩 陰獣 1928

36 歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ 2003

37 松本清張 ゼロの焦点 1959

38 泡坂妻夫 11枚のとらんぷ 1976

39 横溝正史 犬神家の一族 1950

40 竹本健治 匣の中の失楽 1978

41 宮部みゆき 模倣犯 1995

42 岡本綺堂 半七捕物帳 1917

43 桐野夏生 OUT 1997

44 皆川博子 死の泉 1997

45 大沢在昌 毒猿 新宿鮫II 1991

46 船戸与一 山猫の夏 1984

47 藤原伊織 テロリストパラソル 1995

48 山田風太郎 太陽黒点 1963

49 京極夏彦 絡新婦の理 1996

50 馳星周 不夜城 1996

51 島田荘司 奇想、天を動かす 1989

52 横山秀夫 第三の時効 2003

53 髙村薫 マークスの山 1993

54 横山秀夫 半落ち 2002

55 笠井潔 サマーアポカリプス 1981

56 島田荘司 異邦の騎士 1988

57 横溝正史 八つ墓村 1949

58 船戸与一 猛き箱舟 1987

59 小泉喜美子 弁護側の証人 1963

60 宮部みゆき 理由 1996

61 真保裕一 奪取 1994

62 三津田信三 首無の如き祟るもの 2007

63 麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲 1993

64 森博嗣 すべてがFになる 1996

65 大沢在昌 新宿鮫 1990

66 貴志祐介 黒い家 1997

67 山田風太郎 警視庁草紙 1975

68 泡坂妻夫 しあわせの書 1987

69 久生十蘭 魔都 1948

70 西澤保彦 七回死んだ男 1995

71 笠井潔 哲学者の密室 1992

72 舞城王太郎 煙か土か食い物 2001

73 伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー 2003

74 乾くるみ イニシエーション・ラブ 2004

75 横溝正史 悪魔の手毬唄 1957

76 麻耶雄嵩 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 1991

77 仁木悦子 猫は知っていた 1957

78 京極夏彦 鉄鼠の檻 1996

79 土屋隆夫 危険な童話 1961

80 我孫子武丸 殺戮にいたる病 1992

81 稲見一良 ダック・コール 1991

82 綾辻行人 霧越邸殺人事件 1990

83 中島らも ガダラの豚 1993

84 殊能将之 ハサミ男 1999

85 逢坂剛 カディスの赤い星 1986

86 連城三紀彦 夜よ鼠たちのために 1983

87 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 1926

88 高木彬光 白昼の死角 1959

89 志水辰夫 背いて故郷 1985

90 山田風太郎 明治断頭台 1979

91 佐々木譲 ベルリン飛行指令 1988

92 赤江瀑 オイディプスの刃 1974

93 貫井徳郎 慟哭 1993

94 高野和明 ジェノサイド 2011

95 有栖川有栖 孤島パズル 1989

96 都筑道夫 なめくじに聞いてみろ 1968

97 逢坂剛 百舌の叫ぶ夜 1986

98 岡嶋二人 99%の誘拐 1988

99 宮部みゆき 龍は眠る 1991

100 鮎川哲也 黒い白鳥 1959

101 天童荒太 永遠の仔 1999

102 佐々木譲 エトロフ発緊急電 1989


【国外】

1 アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった 1939

2 エラリー・クイーン Yの悲劇 1933

3 アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズの冒険 1892

4 ウィリアム・アイリッシュ 幻の女 1942

5 アガサ・クリスティ アクロイド殺し 1926

6 レイモンド・チャンドラー 長いお別れ / ロング・グッドバイ 1954

7 ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 1980

8 G・K・チェスタトン ブラウン神父の童心 1910

9 トマス・ハリス 羊たちの沈黙 1988

10 ジョン・ディクスン・カー 火刑法廷 1937

11 アガサ・クリスティ オリエント急行の殺人 1934

12 スティーグ・ラーソンミレニアム〉三部作 2005

13 アイラ・レヴィン 死の接吻 1953

14 エラリー・クイーン Xの悲劇 1932

15 ロス・マクドナルド さむけ 1964

16 ジョン・ディクスン・カー 三つの棺 1935

17 フレデリック・フォーサイス ジャッカルの日 1971

18 S・S・ヴァン=ダイン 僧正殺人事件 1929

19 ジャック・ヒギンズ 鷲は舞い降りた 1975

20 アントニイ・バークリー 毒入りチョコレート事件 1929

21 ローレンス・ブロック 八百万の死にざま 1982

22 ジェフリー・ディーヴァー ボーン・コレクター 1998

23 エラリー・クイーン ギリシア棺の謎 1932

24 クリスチアナ・ブランド ジェゼベルの死 1949

25 ギャビン・ライアル 深夜プラス1 1965

26 ジェイムズ・P・ホーガン 星を継ぐもの 1977

27 ジェイムズ・エルロイ ホワイトジャズ 1992

28 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 1907

29 スコット・トゥロー 推定無罪 1988

30 シューヴァル&ヴァールー 笑う警官 1968

31 アントニイ・バークリー 試行錯誤 1937

32 ルシアン・ネイハム シャドー81 1975

33 F・W・クロフツ 樽 1920

34 エドガー・アラン・ポー モルグ街の殺人 1841

35 ディック・フランシス 興奮 1965

36 ダシール・ハメット マルタの鷹 1930

37 ジョン・ディクスン・カー 皇帝のかぎ煙草入れ 1942

38 ダシール・ハメット 血の収穫 / 赤い収穫 1929

39 ジョセフィン・テイ 時の娘 1951

40 スチュアートウッズ英語版警察署長 1981

41 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 1962

42 エラリー・クイーン エジプト十字架の謎 1932

43 R・D・ウィングフィールド クリスマスのフロスト 1984

44 カーター・ディクスン ユダの窓 1938

45 ドロシー・L・セイヤーズ ナインテイラーズ 1934

46 ディック・フランシス 利腕 1979

47 アーサー・コナン・ドイル バスカヴィル家の犬 1902

48 イーデン・フィルポッツ 赤毛のレドメイン家 1922

49 アントニイ・バークリー ジャンピング・ジェニイ 1933

50 ジョン・スラデック 見えないグリーン 1977

51 ルース・レンデル ロウフィールド館の惨劇 1977

52 フェルディナント・フォン・シーラッハ 犯罪 2009

53 カトリーヌ・アルレー わらの女 1956

54 スティーヴン・ハンター 極大射程 1993

55 ジェイムズ・エルロイ ブラック・ダリア 1987

56 トム・ロブ・スミス チャイルド44 2008

57 ロス・マクドナルド ウィチャリー家の女 1961

58 キャロル・オコンネル クリスマスに少女は還る 1998

59 アントニイ・バークリー 第二の銃声 1930

60 ジェイムズ・エルロイ ビッグ・ノーウェア 1988

61 スティーヴン・キング ミザリー 1987

62 アガサ・クリスティ ABC殺人事件 1936

63 ウィリアム・L・デアンドリア(英語版) ホッグ連続殺人 1979

64 ロアルド・ダール あなたに似た人 1953

65 R・D・ウィングフィールド フロスト日和 1987

66 アイザック・アシモフ 黒後家蜘蛛の会 1980

67 ウィルキー・コリンズ 月長石 1868

68 ハリイ・ケメルマン英語版) 九マイルは遠すぎる 1947

69 ダン・ブラウン ダ・ヴィンチ・コード 2003

70 アリステア・マクリーン 女王陛下のユリシーズ号 1955

71 トレヴェニアン シブミ 1979

72 ロバート・ゴダード 千尋の闇 1986

73 ジェフリー・ディーヴァー ウォッチメイカー 2006

74 カズオ・イシグロ わたしを離さないで 2005

75 ロバート・R・マキャモン 少年時代 1991

76 シャーロットアームストロング英語版) 毒薬の小壜 1956

77 ドン・ウィンズロウ ストリートキッズ 1991

78 エラリー・クイーン 九尾の猫 1949

79 レイモンド・チャンドラー さらば愛しき女よ / さよなら、愛しい人 1940

80 コリン・デクスター キドリントンから消えた娘 1976

81 セオドア・ローザック フリッカー、あるいは映画の魔 1991

82 サラ・ウォーターズ 荊の城 2002

83 ジョージ・P・ペレケーノス 俺たちの日 1996

84 スコット・スミス シンプル・プラン 1993

85 トマス・ハリス レッド・ドラゴン 1981

86 G・K・チェスタトン 詩人と狂人たち 1929

87 ドン・ウィンズロウ 犬の力 2005

88 サラ・ウォーターズ 半身 1999

89 クレイグ・ライス スイートホーム殺人事件 1944

90 エラリー・クイーン 災厄の町 1942

91 デズモンド・バグリィ 高い砦 1965

92 モーリス・ルブラン 奇岩城 1909

93 ロバート・B・パーカー 初秋 1980

94 トマス・H・クック 緋色の記憶 1996

95 ジェフリー・アーチャー 百万ドルをとり返せ! 1976

96 アーサー・コナン・ドイル 緋色の研究 1887

97 ドナルド・E・ウェストレイク ホットロック 1970

98 リチャード・ニーリィ 心ひき裂かれて 1976

99 アガサ・クリスティ ナイルに死す 1937

100 アイザック・アシモフ 鋼鉄都市


――閉幕(カーテンフォール)。

2016-06-09

青二才深夜のポエムはぜひシリーズ化してほしい

ちびまるこちゃんに出てくるともぞう心の俳句みたいで良さがある。

続いた躁状態にようやく終わりが見えてきた。やっと人並みにつかれたというか、ちゃんと体内時計が働いて眠いというか…。

体内時計おかしいと、ほんと良くない。人間が壊れる

メルマガ向けに今日書く記事マジですごいよ!自信あるわ

かなり気合いを入れて書いたネット未来の話 / “これから起こる『ライター業の衰退』と『ブロガーの台頭』について|三沢文也

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/tm2501/n/ncbe3f050708b

話が分かる人にだけに読んでもらいたいかブログではなく、有料限定にしたのに、はてブ重箱の隅をつつくようなことで盛り上がっていて「そんなんだからはてな村腐海に沈んだんでしょ」と言いたくなってる

ある人が「はてな村日本的組織の、はてな日本的競争の縮図でしょ?」みたいに言ってたけど、つくづくそう思う。

ちょい悪オヤジにはなりたくないけど、それと同じぐらいには頭ごなしに若者バカにするkanoseのような老害にもなりたくない僕は本当に「あーあ」って感じな気持ち

僕がしんどいのって、08〜12年に罪山罰太郎ハックルデマこい・青二才以外の人を台頭させないようにへし折ってきたはてな村文化が招いた後継者不足のせいであって…彼らで潰した数年を取り戻して追い越さないといかからしんどいわけさ

いや、オレが1年半もネット罵倒され続けてもブログを続けられるほどのキチガイじゃなかったら、はてな村はとっくに血が息絶えてますよ。

はてな村どころか、けいろーくんもしっきーくんもヒトデ祭りも出てなかったと思うよ?あいつらじゃ、1年半罵倒され続けたら折れるし。

偶像から十字架にかけられてもなお、生きている必要があったのです。

ひどい話です

今思えば、野蛮な時代ですよ。

インターネットで生きていくのに、耐久力が求められた時代が昔はあって、それをオレが1年半…はてな運営側が「これはやり過ぎだから、介入しよう」と思うところまで踏ん張らなかったら、Togetterとか2ちゃん同類であり続けたわけですよ…いや本当に

頭のいい人、技術のある人、貴重な体験をしている人などは入ってきましたよ。でも、そういう人が安心して書ける環境に僕は大なり小なり貢献しているわけですよ…。

ビックマウスな言い分だと言われそうだけど、そこは割と自信がある。

青二才数字で追い越されようが、もっと賢いやつが出ようがなお「大物」だと言われ続けるのは、常にルールに介入し続けるからだ。

ルールが変わるまで徹底的にやる。不利に変えられたら変えられたでそれを文章力とか、非モテなりのやり方で食いついて新しいスタイルで介入する。オレ以外にできるか?


野蛮な時代を生き残ったどっかが狂ってるんですよ。

今の若い子にはきっとできなかったであろうことだけど、僕はそれがない代わりに知性とか友達とか学歴とか、僕には足りなかったものをちゃんと手に入れてからネットに来た若者の方が羨ましいわけですよ。

負ける気はしないけど、幸せそうだもん



よく、日本には坂本龍馬スティーブ・ジョブスが足りないと言う人がいるけど、ああいう動乱の時代の人は、大なり大なり狂ってる。

狂ってる人が平時に同じように活躍できるかといえば、ムリ!

それとも狂った人に自分が合わせられるとでも?


狂人は居場所は見つけられても、仲間とパートナーは見つけられないし、誰かと調和したら多分自分が壊れるか、無邪気に握りつぶす。力があるうちに狂ってることを正当化デキるだけの「暴力」をしなきゃ、生きていくこともできない。孤独でも地位があれば生きていける。地位のない孤独はただ消えるから




頭に血が上って、病んだポエムを書いた。

忘れてともわかって欲しいとも言わないけど、…わかったふりはされたくないので、わかんないなら素直に「こいつわけわかんねー」と言ってくれたほうがまだいいです。

僕はキレると、断片的なメタファーか、自分の目に見えたことでしか言葉を紡がないので

あー今日が3ヶ月に1回ぐらいあるかないかの「ブログ書くのが嫌で嫌で仕方ない」日だ…。書く内容がわかってるのに筆が進まない。

2016-04-28

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.吸血鬼って弱点が多すぎて、実はあまり強くないのでは?

一際強いからこそ、弱点が際立って見えるだけだろう。

文献によって諸説あるが、私が知っているのだと。

・銀(鉄でもいいらしい)

日光

ニンニク

トリカブト

・米や種などの穀物

あと、なぜか狼男にも銀やトリカブト有効らしい。

というか、調べてみたら英語の「wolfsbane」はトリカブトを指すらしいから、むしろ狼男のついでみたいな弱点だな。

吸血鬼と親戚なのだろうか。

他には、信仰の強いお国柄なのか宗教に関連するアイテム有効らしい。

十字架

聖書

・聖水

サンザシ(イエス・キリストと深い関わりがある植物らしい)

他には割と直接的な物理攻撃有効らしい。

心臓に杭を打ち込む

・炎で焼かれる

・首を切り落とす

私たちでも死にそうだな。

あと、直接的な弱点というわけではないが、制約とかもあるらしい。

中の人許可を貰わないと家に入れない

・鏡に映らない(人間と見分けがつきやすい)

・流水を渡れない(聖水関係ない)

自分用の棺桶じゃないと眠れない

これだけ列挙すると吸血鬼が弱くみえるが、そんなことはない。

これらの弱点は出展がバラバラだったりするので、実際のところ有効か分からないからな。

もし全て真実だったら雑魚という結論になるが。

2016-03-11

檄文

われわれ働く増田の会は、日本保育園によって育てられ、いわば日本保育園はわれわれの父でもあり兄でもあり、母でもあり姉でもある。その恩義に報いるに、このような忘恩的発言に出たのは何故であるか。

かえりみれば、幼きわれら増田は3年、あるいは保留児となったかも知れぬ過去を父母の加護により隠蔽し、入り得た保育園で一片の打算もない教育を受け、またわれわれも保育園を愛し、もはや園の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後ついに先達の知らなかった豊かさを知った。ここで流したわれわれの涙は山川純一であり、憂国精神を相共にする同志として共に園の庭におしっこした。このことには一点の疑いもない。われわれにとって保育園故郷であり、生ぬるい現代日本で凛冽の気を呼吸できる唯一の場所であった。保育士諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなお、敢えてこの挙に出たのは何故であるか。たとえ強弁と云われようとも、保育園を愛するが故であると私は断言する。

われわれは失われた二十五年の日本が、経済的繁栄うつつを抜かし、保育の大本を忘れ、保育園精神を失い、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は森元らに転がされ、五輪紋章の汚辱は払拭されずにただごまかされ、保育園卒園者すなわち日本人自ら日本の歴史伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。

われわれは今や保育園にのみ、真の保育、真の保育士、真の保育再興の魂が残されているのを夢みた。しか法理論的には、待機児童の現状は自治体および日本国行政不作為が問われる状況にあり、国の根本問題たるべき待機児童が、御都合主義の法的解釈によってごまかされ、待機の語義を永遠の諦めにすり替えることによって、親となった増田たちの魂の疲弊道義頽廃根本原因を、なしてきているのを見た。もっと名誉を重んずべき保育が、早期解決すべき待機が、実質を重んずべき一億総活躍美名が、もっとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである保育園元号平成に変えてから国家不名誉十字架を負いつづけて来た。待機は待機の本義を与えられず、女性活用一億総活躍もその対象も明確にされなかった。われわれは失われた二十五年のあまりに永い保育園の眠りに憤った。保育園が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。保育園が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によって、保育園福祉の本義に立ち、真の男女均等となる日のために、国民として微力の限りを尽すこと以上に大いなる責務はない、と信じた。しかるに、誤って目覚めたのは宮崎であった。

われわれは悲しみ、怒り、ついには憤激した。地方行政は自らは何もできぬという。しか行政に与えられる任務は、悲しいかな、最終的には増田らの民意からは来ないのだ。シヴィリアン・コントロール民主的保育園の本姿である、という。しか英米シヴィリアン・コントロールは、保育園行政に関する財政上のコントロールである日本のように人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。

この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞自己冒涜の道を歩もうとする保育園は魂が腐ったのか。ゆりかごから墓場まで理想はどこへ行ったのだ。魂の死んだ巨大な遊戯所になって、どこかへ行こうとするのか。

われわれは二十五年待った。最後一年は熱烈に待った。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。保育園を真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。次世代生命以上の価値なくして何の保育園であり一億総活躍だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値所在諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。保育だ。われわれの愛する歴史伝統の保育だ。これを骨抜きにしてしまったこの国に体をぶつけて死ぬはいないのか。もしいれば、今からでも共に勃ち、共に死のう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の増田として蘇えることを熱望するあまり、この挙に出たのである

増田 公威

聞けい。聞かぬか。そうか。

http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

2016-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20160305122554

妄想癖がさしてるのはその手前、

「まちがったことに気づかないおまえより、知らないやつの方がましだ」

という論法なら間違いに気づくまで直せなかった私はまともになっちゃます

妄想勝手論法を立てんなっての

手斧の投げ合い。というか宗教家十字架のついた手斧を投げてきたので反論してただけ。

それ以上の意味ってあるっけ。本来用途ならWikipedia見てたらよくない?

それと増田信憑性なんかない、はい終わり。

誤字のあたりからしか読んでないから申し訳ないが元記事みてないもんでなんとも言えん

2016-02-26

知人が東京オリンピックに参加するために今日来日するから空港まで迎えに行くのでこの会議終わったら直帰しますね。

聞けば、嫁さんの義理のお姉さんの旦那さんだという。世界マラソン大会に参加しているそうな。

東京マラソンって世界的に有名だそうですよ。走りやすさとか道中のサポートの厚さとか。

おおー。

そんな会話で、明後日東京マラソンがあることを初めて知った打ち合わせに向かう道中。無駄話は続く。


東京マラソン、どの辺で応援されますか?

東京都庁スタートの近くかなぁ。

確か、東京マラソンコースって十字架なんですよね。

東京マラソンコースって魔法陣描いているみたい。

それじゃ、東京に描かれた十字架は、帝都からナニカを守護するための封印ですね。

帝都w 懐かしい。

(無言の頷き)

厨二病的な。

ですねw

そんな会話を銀座トリリンガルの同僚と束の間にした。

グローバルなんて名前のついてる部署実態はいつもこんな感じ。

から楽しい

2016-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20160223152452

彼らは走るべき。

 メロス激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのであるメロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈だが、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺のからだをゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。

王様は、人を殺します。」

「なぜ殺すのだ。」

「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」

「たくさんの人を殺したのか。」

はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」

「おどろいた。国王は乱心か。」

「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」

 聞いて、メロス激怒した。「呆れた王だ。生かして置けぬ。」

 メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城はいって行った。たちまち彼は、巡邏の警吏捕縛された。調べられて、メロスの懐中から短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。メロスは、王の前に引き出された。

「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を以て問いつめた。その王の顔は蒼白で、眉間の皺は、刻み込まれたように深かった。

「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。

「おまえがか?」王は、憫笑した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、わしの孤独がわからぬ。」

「言うな!」とメロスは、いきり立って反駁した。「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑って居られる。」

「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて呟き、ほっと溜息をついた。「わしだって平和を望んでいるのだが。」

「なんの為の平和だ。自分地位を守る為か。」こんどはメロス嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」

2016-02-21

国民の為に働いたリーダー殺しは、いずれ、その国民十字架を背負うことになる。

畏れを知らないおごり高ぶった国民として。

2015-12-27

娯楽とか脚本とか知ったかぶりするなよ

http://anond.hatelabo.jp/20151227204343

娯楽と脚本が対立概念になってるとか何見てきたんだろうね。

こういうまとめサイトとかによくいる間違った「娯楽」信者は早く滅ばないかなー。娯楽って批判を免れるための言い訳じゃねえから十字架にするもんだから。娯楽制作者に失礼すぎ。

そもそもアバター脚本が糞って、お前脚本についてなんも知らないだろ。キャメロン脚本技術くらい知っとけ。3D企画だけで歴代最高興収が生まれるわけも全米脚本家協会賞にノミネートされるわけもねえから

本気でわかってないっぽいけど脚本って他に例えると設計図とか楽譜のことで、ストーリーとかそういう意味じゃねえから脚本が糞だと思って作る制作者なんていないから。いい脚本からはい作品も生まれるけど駄目な脚本からは駄目な作品しかまれないの。ガルパン制作陣が脚本が糞だと思ってたら自覚的に糞作品を作ってたって話になるからね。

もうお前は一生映画とかアニメについて語るな。

2015-12-20

[]手塚治虫からだが石に…(ブラックジャックより)」

前置き

1巻5話。

あらすじ

イタリアへ飛ぶBJ

そこには筋肉の部分がだんだん骨に変わっていく難病の子どもがいた

BJ筋肉を全部取り除くか、脳神経を別のからだに移すしかないと言う

しかしそう都合よく子ども死体があるわけもない

父親は焦りのあまり車で村の子どもを轢こうとするが、

凶行を止めようとした妊娠中の母親を轢いてしま

そのまま赤ん坊は生まれたがすぐに死亡してしまった

BJはその子移植する手術を始める

赤ん坊はたぶんそのために生まれたんだ」

「たぶん…神がくださったのだ!」

神父キリストを見上げながらそう言って、

十字架にかけられたキリストが死んだ赤ん坊を照らすようなイラストで幕

感想

死んだ赤ん坊にももともとの命はあったのにそれをまったく無視するのはどうなんだろ・・・

なんかいい話風になってるけどいろいろとひどい・・・

神に対する感覚の違いってだけかなあ・・・

手塚治虫ってキリスト教についてどんくらい知ってたんだろ

ピノコor印象に残ったセリフなど

子ども悟りきってるのが印象的だった

僕が石になったら公園に飾ってね・・・とか

自分に酔ってるだけなのかもだけど

ランキング

1.ときには真珠のように

2.白いライオン

3.シャチの詩

4.えらばれたマスク

5.閉ざされた三人

6.報復

7.からだが石に…

2015-12-03

http://anond.hatelabo.jp/20151203113007

厨二ならドラッグやバラや羽毛の中で十字架に鎖で縛られ服を切り裂かれ露出しまくりの肌は傷つき流血とか

ショタならシャツの前を開けてせつなげな赤らんだ顔で股間をもじもじさせているとか

イケメンならバスローブ一丁で横たわり胸が露出してこっちに微笑みかけてるとか

両手を縛られシャツズボンボタンを外され胸とパンツ露出してこちらを睨んでるみたいな抱き枕系統とか

ゲイならパンツだけで赤らんで汗かい勃起状態とか

2015-11-29

高校の頃、部活の先輩に、買いものに行くから手伝ってと、田舎駅に唯一あるショッピングモールに一緒にでかけた。

シルバーネックレスを、男の子の好みで良いから選んでくれ。とたのまれ中二病丸出しの十字架ネックレスを選んだ。

サイズ確認をしたい。と首を貸しだすと、うん、ぴったりだと言われ、レジに連れてかれた。

そのままでよろしいでしょうか。と、半笑い店員の前で、彼女は言った。

これは、首輪から。あうときはいつも、つけてて。こちらの返事なんてきかれて無かった。

十年以上たった今でも、朝起きると首にネックスレが残ってる違和感を覚えてさすってしまう時がある。

そういう日は、ウォッカ適当にあおる。そうやって今日も目覚めた。

こんなものに縛られ続けるぐらいなら、独りでいた方が良かった。

2015-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20151126202818

妹をオーブンで焼き殺した兄。

その十字架を背負って生きる兄弟心中を察すると、絶句せざるを得ないけどなぁ。。

2015-11-19

ハモでトァンが愛してると言いつつミァハを射殺したのはなぜなのか

 劇場版ハーモニー』の公開から一週間が経過し、『ハーモニーLINEスタンプとか『ハーモニーTシャツといった危険信号無視して戦場に足を踏みいれたオタクも大半が死んだ。不満はいろいろとみかけるが、もっとも多いのは「謎のピンク日本」と「ラストの『愛してる』」のふたつのようだ。ところがどっこい、このふたつは同じものである

 賢明なる読者におかれてはマイケル・ラザフォードの『1984』を思いだしていただきたい。本作においてはビッグブラザー支配する全体主義国家モノトーンに近い暗い色調で、対照的ウィンストン恋人と逢引きするシークエンスが鮮やかな色調で撮影されている。原作ではこいつらが明るくて前向きの元気ハツラツの若者だったら全人類ハーモニクスはおきなかったといわんばかりの〈次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ〉の老人たちが、劇場版では思わぬ躍進をとげ、全人類情報をにぎり管理する巨魁となっていた驚きはまだ記憶にあたらしいと思う。そう、劇場版ハーモニー』の主題全体主義との対決なのである。「『ハーモニー』のテーマ全体主義との対決じゃないだろ」といわれても、それは脚本を書いた山本幸治にいってほしい。となると日本ピンクの単色で描かれていた理由もわかろうというものだ。対照的学生時代の回想は背景の自然を強調して鮮やかな色彩で描かれている。劇場版ではトァンとミァハはAからはじまりセックスまでしているのが、いかにも国家と個人の対立らしい。『1984』でウィンストン恋人は逢引きするたびにセックスして、むしろセックスするために会っているのではないか、さすが1948年現代草食系若者とはちがうと思うがそれはどうでもいい。

 劇場版をみてなんで意識を消滅させるかわからなかった観客も多いようだが、それもそのはず、意識を消滅させる根本動機である生命主義社会への違和感とか、生きづらさにたいするトァンの独白はばっさりカットされている。劇場版意識を消滅させるのは、単純明快に「ヤツらに管理されない」という〈次世代~〉の老人たちへの反逆であるシュタウフェンベルクはその手先なのでもちろん同情の余地はないし『働きマン』の上司よろしく最後最後で態度を変えてトァンをねぎらったりもしない。というわけで、根本的に意識を失いたくはないわけであるしかし〈次世代~〉の老人たちの管理支配体制を脱するために意識は消滅させなければならなくて、トァンが「でもミァハは、私が好きだったミァハのままでいて。愛してる、ミァハ」といってミァハを射殺するわけである。なので、『Ghost of smile』の歌詞も惜別を唄うものとなっている。死んで悲しむくらいなら殺すまえに意識を失っても生きていたいかどうか確認くらいしたらとツッコむのは無粋である

 では劇場版ハーモニー』は原作とはちがうはなしなのかといわれたらそのとおりである。とはいマーケティングを考えれば当然で、J・G・バラードにならった個人の精神世界がそのまま世界に直結する内宇宙インナー・スペース)の物語でも、ノイタミナをみている女子大生に「生きづらいから人類意識を消滅させる」といったら、「ナイーヴすぎる」とか「周りがみえてない」とか「『ガキ使』をみれば意識必要だってわかるよ」とかいわれて終わりである。もし「テクノロジー情報過剰の帰結として自動車事故セックスを疑似体験する」などといおうものなら、「なにそれ。キモ」といわれるのがオチである

 それでは劇場版ハーモニー』が原作への理解にもとづいて制作される可能性はなかったのか。たとえばタルコフスキー監督である。リリシズムと内宇宙インナー・スペース)への理解があり、ついでに日本通のタルコフスキーなら『ハーモニー』を完璧映画化してくれるにちがいない。タルコフスキーなら映画を『007さながらのニジェールドンパチではじめたりはしないだろう。学生時代のトァンが自宅でふつうに起居するところからはじめて日常生活をしばらく撮影するにちがいない。そしてトァンと出会うシーンになるが、だいたいこんなカットのはずだ。

①ベンチに座るミァハ(遠い)

②トァンの後ろ姿

③へんなオブジェ知的素材のジャングルジム

① ②  ③

そこでミァハとの会話がはじまる。途中からキアンもくわわるが、ともあれえんえん一時間くらいずっと会話がつづく。そこでようやく十三年後になりキアンが自殺する。トァンも政府高官だとわかるだけで詳しい説明はないだろう。物語淡々と進んでコーカサスに登攀し、なんか濛々たる霧に覆われて半分くらいみえなくなっているバンカーはいる。もちろん内部は水浸しだ。ミァハとトァンの対話がはじまるが、水中に没している十字架を写すカット意味深に挿入され、「ちょっと待ってくれ」といいたくなるが映画はとまらない。ミァハとトァンの対話がまた長い。そして最後唐突にトァンがミァハを射殺し、瀕死のミァハをずるずると屋外まで引きずっていって、だんだん白霧が濃くなってゆきホワイトアウトする。ショットが替わり、チェチェンの広大な大地を少女が遠景に去ってゆくところを長々と写し、クレジットが表示される。BGMに思いっきヘンデルの「メサイヤ」が流れ、オタクたちが「やっぱり宗教モチーフで全人類ハーモニクスが『最後の審判』に読み替えられてたじゃねえか!」といきりたつが当のタルコフスキー原作者と同じく夭折していてこの世にいない。いたらいたでコーカサス山脈撮影に都合のいい海や湖がないからブチ切れそうだ。というかミァハたちの会話がえんえんと一時間もつづく劇場版ハーモニー』なんてどう考えてもつまらないし、正直なところ①②③とか書きはじめたあたりからどうでもよくなっていた。劇場版ハーモニー』はあれはあれでいいと思う。

2015-07-30

数珠みたいなアクセサリー

つけてる人って仏教徒なの?

普段アクセサリーつけない男だからわからん

十字架ぶら下げてる人はキリスト教徒なのか?

2015-07-29

悪の十字架

悪魔のしっぽ

・恐怖の味噌汁

理科、ちゃんと勉強してる?

・ねぇ、ちゃんと風呂入ってる?

他なにがある?

2015-07-21

人でなしの××


覚えているかな。

何年か前、二人で歩きながら、君は言ったよね。

「手を繋いでもいい?」

何言ってるんだと笑って振りほどいた手を、

数年越しで握られるまま握り返したあの夜の僕の気持ちを、君は一生知ることはないでしょう。


君はこうなってしまったことを、自分がしたいからしたのだと言ったけれど、それはずるい言葉です。

本当に僕の気持ちを考えていてくれたなら、そんなことは言えなかったはず。

君はそういう人だよね。


君は僕のことがずっと好きだったんだよね。

知っていたよ。

知っていてずっと知らないふりをしていたよ。

だって君には恋人がいたからね。

もうすぐその人と結婚するんだよね、きっと。

打算的で押しに弱い君の性格では、現状を変えることなんてできないよね。

そうしようと努力するつもりもないんだよね。きっと。


何年も付き合った恋人を捨てて、誰にも祝福されない荊の道を歩く覚悟はないでしょう。

属したコミュニティーの皆から、後ろ指を指され続ける人生を送る勇気もないでしょう。

わかっているよ。

それは僕も同じだから

似すぎていたんだよね、僕たちは。

長く友達でいすぎたんだ。


君が信じて。って言ったから、信じるよ。って言ったけれど、本当は全然信じてないんだよ。

それでも君を受け入れたのは、自分の弱さだって知っているから、安心して。

君に全ての責を擦り付けるつもりはありません。

同じ十字架を背負って歩きます

もちろん誰にも言わないよ。言えないよね。

やれやれ墓場まで持っていかなければならない話がまた一つ増えてしまったな。

いつもいつも、君の言葉はうわべだけ、つるつる滑って消えていく。

だけど僕を好きだと言ってくれた、君の気持ちだけは信じるよ。


大丈夫

もういい大人だから、割り切れます

結婚おめでとうを笑顔で言える自信はあるよ。

僕がドライ性格だっていうのは君もよく知っているよね。

からって今君のいいように振り回されるのは癪だけれど。

もう少しだけ、このままごとみたいな恋愛ごっこに付き合おう。


君はこんな性格の僕が寄り掛かれる、数少ない人だから

君の望むことはなんでも叶えてあげる。

でも絶対に「好きだよ」の言葉だけはあげないよ。

僕にだってなけなしのプライドってものがあるからね。

少し軽すぎる気がしないでもないけれど、

それが僕らの罪と罰





この文章フィクションです。

浮気ダメ絶対

2015-06-23

セックスって言葉エロすぎやしないか

「失敗って言葉、まじ救いがないと思いませんか?」

新人の後輩がそんな言葉を投げつけてきた。

彼は我が職場工場において3つ存在する「絶対に閉めてはいけないバルブ」のうち、何をトチ狂ったのか2つを連続して閉めるという史上初の快挙を達成した男だった。

当然、職場大パニックに陥り、上へ下への大騒ぎ、鯛や平目の舞い踊り、といったとにかく大変な状態となったのだった。なんとかその苦難を克服し、職場平穏が戻りつつあった時、彼は冒頭の言葉を言い放った。

職場内では、彼がライバル社のスパイであんな行動に出た、だとか、彼は専務の甥でコネで働くことになったが嫌々だったため解雇されたくてあんなことをした、だとか、バルブを閉めるときにアヤナィィィィィと叫んでいただとか、根も葉もない噂が蔓延していた。

そんな様々な噂が渦巻く中で、別の用件で彼と話をする機会があったのだ。結構おそるおそるで、彼が深刻な顔をしながらあの日のことを「神が直接僕の脳にバルブを閉めろと語りかけてきたんです、悪魔が来る日に備えて!」とか言い出したらどうしようかと思ったが飛び出したのは冒頭のセリフだった。

「失敗って言葉、まじ救いがないと思いませんか?」

彼曰く、今回の自分の行動はミスであり失敗である、それを痛切に感じているとのことだった。それを踏まえてなお、「失敗」という言葉字面はあまり無慈悲であると言いたいようだった。

「失敗」

読んで字の如く、失って敗れることである。ただ敗れるだけでなく、失うことまでセットと読むこともできる。完全に踏んだり蹴ったりだ。

「この字のイメージだと、すごく大変なことをしでかしてシャレにならない感じしませんか?些細なミスを敗北にまでもっていくのはあまりにもあんまりだ」

僕はこの時初めてこいつは何も反省していないという事実に気がつき、驚き、こりゃあながち他社のスパイって話も眉唾じゃない、閉めるときアヤナミィィィって叫んでたんだろ、と理解するに至ったのだった。あれを些細なミスと言って良いのだったら、自身音楽著作権の二重譲渡城崎に100回以上日帰り出張些細なミスで済みそうな勢いだ。

けれども、彼の反省はともかく、言いたいことはかなり理解できる。

「失敗」

この文字の持つネガティブさは相当なものだし、些細なミスもこの深刻そうな文字で表現されることで、さも大事のように感じてしまうのも確かだ。

極度に「失敗」を恐れ、マニュアル通りに行動するしかできない、もしくは行動そのものを起こさない人々が増え、チャレンジ精神が失われつつあることも「失敗」の文字が持つ重大さがいくらかは関係しているのかもしれない。人々はとにかく失敗を恐れすぎている。

同時に、私はかねてから同じように考えている言葉があった。それが「セックスである。この「セックス」という文字、とにかくエロい。かなりエロい言葉から連想する内容だけでなく、この4文字がこの順番で並んでいることがとにかくエロい

ジーッと字面だけを眺めていても色々と感じるものがあって、例えば、直線だけで構成されている文字なんだとか、クとスは比較的似ている文字だとか、色々見えてくる。

次に見えてくるのがバランスエロさだ。字の高さを揃えるのではなく、ッの部分でわざと低くしている。この凸凹感がとにかくエロいし、クスという部分のクの不安定さをスの安定感で補っている部分などエロしか感じない。セの返しの部分なんかド直球のエロさだ。

字面の段階でエロいセックス」、この言葉があまりエロすぎる故に日常生活から敬遠されがちだ。電車バスラッピング車両に「セックス」と書かれることはないし、看板にも大型ビジョンにも「セックス」が登場することはほとんどない。つまり日常からセックスが遠ざけられてしまっているのだ。

清潔で平和であるこの国は、あらゆる生物死体を見る機会がほとんどなく、核家族化が進み祖父が死んだなどの家族の死を経験しない子供たちは「死」というものをあまり理解できない、という話を聞いたことがある。

それと同じで、あまりに遠ざけられたセックス、は性に関する様々なことに影響を与えているのではないだろうか。それらが少子化などの遠因になっている可能性も否定できないのではないだろうか。

そして、その一端を「セックス」という字が持つエロさが何パーセントかは担っていると考えるのだ。

まり、今後はもっと日常的にセックスが町に溢れ、身近なものになるべきなのだ。それには、もっとエロくない単語に置き換える必要がある。そう、例えば性行為のことを「鳩」と呼ぶことにしよう。

エロビデオなどでも、新人女優インタビューを受ける際は、ちょっと色黒の男優質問

今日はみんなにセックスを見てもらうわけですけど。すごいよー、画面の向こうでみんな君のセックスを見てる」

とか言って群馬から出てきたばかりの女優赤面させる。なかなかわかってるやつだ。でも、こんなもん地上波では流せない。いや、エロビデオは流せないけど、このセリフだけでもエロすぎてダメだ。ところがどうだ。こうすると一気に様子が変わる。

今日はみんなに鳩を見てもらうわけですけど。すごいよー、画面の向こうでみんな君の鳩を見てる」

地上波で流せてしまう。たぶんEテレもいける。

終電を逃した26才OLカクテルを傾けながらかねてからジャニ系でかわいい顔と狙っていた新卒の22才イケメンに言う。

今日は私とセックスしよ」

これでは新人に逃げられてしまう。逃れられない恐ろしさ、重さ、彼に十字架を背負う覚悟があるのか!22才の彼にはあまりに荷が重過ぎる。結婚させられるんじゃないか。赤色カクテルを飲む彼女が生血を啜る魔物に見えるかもしれない。ところが、こうするとどうだろうか。

今日は私と鳩しよ」

なんだか楽しそうだ。

そうこうしてると、「鳩」では温い。もちろんセックス言葉を変えて性行為を身近なものにしようとしてるのは理解するし応援もする。でも「鳩」では温い。それでは草食化は止まらん。もっと過激な動物にすべき。そんな意見が飛び出してくるはずだ。

ライオンじゃあ身近じゃない、タイガーもだめ、ハイエナはなんか意味が違う、馬はどうだろうか、犬はどうだろうか、カブトムシという手もありますぞ、色々な意見が出され、議論がととっちらかってしまい、せめて鳥類でいこうと主張するグループが出て結束を強める。紆余曲折を経て、鳩より攻撃的な「鷹」にしようという形でまとまる。

こうして、セックスのことを「鳩」と呼ぶハト派「鷹」と呼ぶタカ派二大勢力に分かれることになり、ますます意味が分からないことになる。長いこと穏健なハト派と過激なタカ派の論争は続くことになるのだけど、

今日は鳩したいな」

「鷹ならいいよ」

「は?」

みたいなことが続くようになり、不便だという声があちこちからあがる。しかし、どちらの派閥無視できないほどに大きくなりすぎていて、ある意味宗教がかってきているので、双方に気を使う形で

タカハト

行為を指し示す言葉がそう制定されるが、なんで鳩が後なんだよ、それに全国の高橋君のあだ名がみんなこれになる気持ちを考えたことあるのかという声が高まり、かなり配慮した形で

「ハタカト」

という文字に落ち着く。性行為は「ハタカト」、「裸と」みたいでいいでしょ、そう発表する時の官房長官ドヤ顔が今から目に浮かぶ。

で、それから数年して、すっかり「ハタカト」が定着した時、こういうと思うんですよね

「ハタカト」って文字はエロすぎる。

結局、「ハタカト」って言葉を公の場で出すことはなくなって、老人は「セックス」って呼ぶから若者は何のことか分からずに混乱するし、大失敗になるんですよね。

でも、「失敗」って言葉はマジ救いがないですから、こういう些細なことは「失敗」ではなくマイルドな「マングース」あたりの名称を用いたらどうか。

2015-06-20

馬鹿じゃねえの。<中川淳一郎の『絶歌批判について>

始めに、この文章は「元少年A」や『絶歌』に対する世間の大多数と反応と「真逆の主張」であることを先に示しておく。

中川淳一郎の『絶歌書評に思うこと

馬鹿じゃねえの。

この中川淳一郎っていう奴の『絶歌』の書評( http://biz-journal.jp/2015/06/post_10431.html )を読んで、正直こう思った。

ハッキリ言うけど、お前に元少年Aや太田出版外道だなんて糾弾する資格なんてないだろ。正義ぶって勝手書評を書く前に、我が身を反省してみたらどうなんだ。

おそらく、中川淳一郎はこう思ってるんだろうな。

「この記事に誰も文句なんて言ってこない」

元少年A」は叩かれて当然の「極悪人」で、それを一刀両断している中川淳一郎は「正義告発者」だからな。

世間感情同調している中川淳一郎はきっと、どれだけ「元少年A」を扱き下ろしても大丈夫だと、そう思っているんだろう。

フザけんな。

非難してやる。ネット上の他の全員がお前の書評を褒めちぎっても、俺だけは非難してやる。

元少年Aを「外道」だと罵るお前の方がよっぽど「外道」だと、この場で主張してやる。

「人の言葉」を踏みにじる中川淳一郎

俺が最も中川淳一郎書評で怒りが沸いた部分は、元少年Aが「どうして人を殺してはいけないのですか?」という問いに対して答えた箇所に、コイツが吐いた感想だ。

一応、元少年Aの言葉引用しておく。前述の問いに対して、元少年Aはこう答えた。

引用

『「どうしていけないのかは、わかりません。でも絶対に、絶対にしないでください。もしやったら、あなた想像しているよりもずっと、あなた自身が苦しむことになるから」』(註:原文では「あなた自身が」の部分に傍点あり)

絶歌』の関連記事を漁っているなら見飽きた文章だろう。

で、これについて、中川淳一郎はこんな風に言っている。

引用

 あぁ、何もわかっていない……。どうしてこうも自分本位なのか。「あなた自身が苦しむから殺人はいけない」と言い、まるで自分悲劇主人公かのように「重い十字架」というエセ文学的表現を使う。人を殺してはいけない理由は、これである

「誰もが他人人権蹂躙することはできないから」
「殺された人に近しい人が悲しむから

 酒鬼薔薇被害者とその遺族よりも、自分自身加害者)の側の論理でいまだに語っている。そしてこれがやっと見つけた唯一の答えとは、非常識かつ幼稚もはなはだしい。

ハッキリ言って、頭にきた。

なんて身勝手文章だと怒りを覚えた。

何も分かってないのはお前の方だろう?

人の「本気の思い」をこんな風に平然と踏みにじる、お前の方がよっぽど外道だ。

確かに、元少年Aの答えは自分本位だよ。凶悪殺人を犯したくせに、いまだに自意識の中でしかその理由を語れてない非常識で幼稚な答えかもしれない。

だけどな、ここにあるのは『本気の思い』だよ。事件の後の全人生を通じて、元少年Aが自分の頭で考えて言葉にした「人殺しをしてはいけない」ことへの『本気の思い』だ。

どれだけ自分本位で幼稚でも、本人があの事件を起こした後に見つけてきた『自分の答え』だ。

それを、お前は踏みにじった。

「あぁ、何も分かってない・・・・・・。」なんて、さも悲哀ぶった言い方で、お前は元少年Aの言葉から耳を塞いで、「自分意見」で踏みにじったんだ。

人殺しをしてはいけない」ことに、お前の考えや正義があるのは分かったよ。客観的に見れば、お前の考えの方に正当性があるんだろう。

でも、だからって踏みにじって良いわけじゃないだろ?

他人自分の全人生をかけてたどり着いた『本気の答え』を、そんな風に無価値だと切り捨てて良い理由にはならないだろ? お前にとっては「何も分かってない」ような幼稚な意見でも、それが元少年Aにとっては「やっと見つけた正しさ」なんだぞ。

婚約者」が『自殺』している

まあ、元少年Aの「答え」なんて、他人から見たらボロ布くらいの意味しかないのは分かってるよ。

ネット上の大多数、「元少年Aや『絶歌』に対する怒りを燃やす人々」はそれでもいいよ。

だけど、中川淳一郎。お前は違う。

お前は、婚約者を亡くしているんだろう?

正直、俺には信じられない。婚約者鬱病の末の自殺で亡くしているにもかかわらず、あんな身勝手書評を書くだなんて。

一応、読んでない人のために書く。

中川淳一郎書評には、その昔、当時の婚約者自殺で亡くなった件について書かれている。

そして、その際に本人が参考にしたのが『完全自殺マニュアル』・・・・・・『絶歌』の担当編集である落合美砂が、93年に世に送り出したベストセラーとのことだ。

これだけ書くと、まるで中川淳一郎が「『完全自殺マニュアル』のせいで婚約者自殺した!」って主張してるみたいに誤解しそうだけど、そこまでは思っていないらしい。

ただ、その本が自殺した婚約者本棚の中にあって、そこに書かれた「最も推奨されている方法」で自殺したという、それだけらしい。

中川淳一郎は言っている。「彼女が死んだのは鬱病のせいである。それは間違いない」と。

そう、その婚約者自殺したのは「鬱病」のせいなんだ。

これは完全に憶測になるけれど、鬱病みたいな「心の病気」の最たる原因は「孤独」だ。

自分の抱えている問題を誰にも打ち明けられない、誰とも共有できない、そういう風に「一人でどうにかしなきゃ」という状況に追い込まれときにこそ、「鬱病」みたいな精神病に人は陥る。

もちろん、実際にその婚約者が「孤独」だったかどうかは憶測の域を出ないけれども、誰にも相談できなかったことは間違いないだろう。

そうでなきゃ、『完全自殺マニュアル』なんて買うわけはないからな。

ここで『完全自殺マニュアル』について確認しておく。

当たり前だけど、この本は自殺の「方法」を書いているだけであって、自殺を「推奨」しているわけではない。中川淳一郎引用していたけれど、太田出版の紹介文ではこうなっている。

引用

世紀末を生きる僕たちが最後に頼れるのは、生命保険会社でも、破綻している年金制度でもない。その気になればいつでも死ねるという安心感だ! 自殺方法を克明に記し、さまざまな議論を呼んだ、聖書より役に立つ、言葉による自殺装置。」

この文章で注目すべき点は、二つ。

一つ目は、「世紀末を生きる僕たちが最後に頼れるのは」という部分。この箇所から、この本は「生きる僕ら」が「頼れる」ものを示したものであることが窺える。

二つ目は、「その気になればいつでも死ねるという安心感」という部分。この箇所からあくまでこの本は「安心感」を提供するためのものであることが窺える。

以上の点から、この『完全自殺マニュアル』はあくまで「生きるための本」であることが分かる。具体的には「自殺という『逃げ道』を示したから、後は安心して生きればいい」という本だということだ。

イメージが掴みにくい人は、『完全自殺マニュアル』を「精神科医」に喩えてみてほしい。「『いつでも安心して、私を訪ねてきて下さい』そう患者に言ったら、二度と患者は訪ねてこなかった」一度くらいこういう話を聞いたことはあるだろう。要するに、「いつでも訪ねられる」という「安心感」が重要なのであって、実際にその選択肢を取るかはさほど重要ではというないのだ。その「安心感」を提供されただけで、患者心の問題は半分くらい解決しているらしい。

おそらく、『完全自殺マニュアル』も、そういう「安心感」を提供することが目的書籍なのだろう。事実、前書きや後書きの部分には「いざとなれば自殺してしまってもいいと思えば、苦しい日常も気楽に生きていける」旨が書かれているようだ(https://ja.wikipedia.org/wiki/完全自殺マニュアル)。

というわけで、この『完全自殺マニュアル』はそういう、精神科医的な「安心感」を提供する本だ。

そんなもの本棚にあったということは、そんな「安心感」に頼らなくてはならないほど、その婚約者精神的に追い詰められていたのだろう。

普通ならば、『完全自殺マニュアル』は買って読まれた時点でその役割を全うする。

「いつでも死ねるという安心感」さえ提供してしまえば、いつでも精神科医相談できる患者のように、「生きる日常」に帰って行けるからだ。

ところが、その婚約者場合、そうはならなかった。

完全自殺マニュアル』に書かれている方法を実行して、本当にこの世から「逃げ」てしまたからだ。

その婚約者がいつ亡くなったかは分からないが、おそらく『完全自殺マニュアル』を読んですぐというわけじゃないだろう。

一度読んで、一度「日常」に帰って、そこで何かしらアクションがあったのだと思う。

そして、そこで「上手く行かなかった」からこそ、まるで精神科医に再び相談しに行く患者のように、その婚約者は『完全自殺マニュアル』に頼ってしまったはずだ。

先ほども言ったとおり、鬱病の最たる原因は「孤独」だ。

そして『完全自殺マニュアル』に頼ったことからも明らかなように、その婚約者も「誰にも相談できない」状況に陥っていたはずだ。

それが行き着くところまで行き着いて、自殺だ。

何が言いたいかっていうと、その婚約者の死因は「周囲の無理解」だということだ。

中川淳一郎本人が語っている、「(自殺の)予兆に気づけなかった」という話が象徴的だろう。「婚約者」という最も近しい立場人間ですら、本人の抱えている「問題」に気がつけなかった。

婚約者の男が居てもこの世を去らなくちゃいけないほど、自殺したその女性は「分かられていなかった」のだろう。

以上のことから、俺が言いたいのはこうだ。

他人言葉に耳を塞ぐ」ってのは、こんな風に人を鬱病になるまで追い込んで自殺させることもあるってことだ。

それを中川淳一郎は、「予兆」に気がつけず婚約者自殺させてしまったお前は、知ってるはずじゃないのか?

他人への共感理解」の欠落

にもかかわらず、中川淳一郎はよくも平然とあんな風に「人の思い」を踏みにじれるものだ。

自分婚約者を殺したかも知れない「人の話に耳を貸さない」ことを、あんな風に実行できるものだ。

元少年Aの「問いへの答え」へ呟いた感想もそうだし、『完全自殺マニュアル』の「大義名分」を語ったこともそうだ。

確かこんな風に勝手に決めつけてたな。

引用

自殺する自由はある」
「苦しい時の選択肢として、自殺もあっていいのでは」
「命の大切さを伝えたい」

 こういった大義名分は『完全自殺マニュアル』発刊にあたってはあったのだろう。

きちんと紹介文を読めば、この発言的外れであることが第三者にも明らかだろう。

完全自殺マニュアル』は、「生きるための安心感」を提供する本なんだよ。本当は自殺のためじゃない。

自分引用した箇所に書いてあったことだろうが。

婚約者が亡くなった後、「本当に後追い自殺をするつもりになり、彼女が愛読した『完全自殺マニュアル』を再度読んだ」ときに目にした前書きと後書きに、ちゃんと書いてあったはずだろうが。

どうして、他人の言っている言葉に耳を傾けない?

そういう態度にこそ自分婚約者が殺されたかも知れないことに、どうして気がつかない?

中川淳一郎の「書評」に見る、元少年Aの『絶歌』との同一性

元少年Aは外道だと、いまだに悲劇主人公ぶる幼稚な男だと、中川淳一郎はそう言った。

だけど、ハッキリ言うぞ。

お前の書評元少年Aの『絶歌』と何も変わらないからな。

元少年Aの「なぜ人殺しはいけないか」っていう問いへの答えを、お前は「自分本位」だとか「非常識」だとか「幼稚」だとか非難するけどな、お前の書評だって全く同じだ。

完全自殺マニュアル』や落合美砂への「自分本位」の勝手な決めつけ、記念パーティでの「非常識」で「幼稚」な不謹慎発言。これらは元少年Aの態度と何が違う?

酒鬼薔薇被害者とその遺族よりも、自分自身加害者)の側の論理でいまだに語っている。」ってお前は非難するけどな、だったら自分はどうなんだ?

自分婚約者自殺予兆に気がつけなかったのを棚に上げて、『完全自殺マニュアル』や落合美砂という「外的要因に」文句をつけるしかないお前の態度はどうなんだ?

「『完全自殺マニュアル』を参考に恋人自殺された、可哀想自分」を気取っているお前は、「いまだに『罪の十字架』に苦しんでいる、可哀想自分」を演出している元少年Aと何が違う?

 「悲劇主人公ぶっている」のはむしろ、今のお前の方じゃないのか。

他人言葉に一切耳を貸さない、身勝手な「自分本位さ」にまみれているお前の書評は、いまだに被害者遺族の心情に寄り添うことのできない元少年Aの「自分本位さ」と良い勝負だ。

から、まるで奇っ怪なモンスターみたいに言ってんじゃねぇ。

最後

ハッキリ言っておく。

中川淳一郎。そして、元少年Aや『絶歌』を叩きまくっているネット上の大多数の諸君

お前らがやろうとしていることは、れっきとした人殺しだ。

絶歌』という本人の言葉封殺して、元少年Aの人格否定して悦に浸るその行為は、間違いなく「一人の人間」を社会から抹殺しようとしている殺人行為だ。

かつて、どこかの誰かの婚約者自殺に追いやった「他者への無理解」を、今度はお前たちがやってるんだ。

かつて、どこかの十四歳が、か弱い十一歳の少年を殺したようなことを、今度はお前たちがやってるんだ。

元少年Aのことをお前らは「殺人犯だって言って罵るけどな、今ではお前らの方がよっぽど「元少年A」に見えるよ。




正直な話、『絶歌』なんていう「ポエム」を出版「しなくちゃいけない」くらい元少年Aを追い詰めたのは、俺たち社会の方だと思う。

本当にこの書籍出版を憎んでるなら、こんなものを出さなくて大丈夫なくらい元少年Aを社会の方が受け入れてやれ。

これが、俺の精一杯だ。

2015-05-23

生きて欲しかった

 先月、むかしの彼女が死んだ。

 心の病にかかったというのは聞いていた。

 というか、別れてからしばらくしてから再会すると、もうおかしくなっていた。もう、目を合わせてはくれなかった。こえはか細かった。

 俺は俺なりに手を差し伸べたつもりだった。でも、彼女うつろな目をしているだけだった。俺は、彼女を憎いと思った。だからもう、彼女のことを意識の外に置いた。

 

 彼女が死んだのは俺は、俺のせいかもしれないと思った。

 思いあがりなのだろうか。もう、わからない。彼女は死んだから

 ずっと、十字架ふうのものを背負って生きていくのか、と思った。聞いたときは。

 それなのに、1時間後に俺は平気な顔をしてガパオライスを食っていた。

 なあ、死ぬほど辛かったのか? 



 先週、彼女とはじめてお酒を飲んだ店に別の女を連れて行った。どんな気持ちになるだろうという、意味不明な興味もあった。


 女とは盛り上がった。初めて手を繋いだ。初めてキスをした。彼女と、初めてお酒を飲んだ店で。

 いま、この文書を打っていているのは、彼女にふざけた男だと、呪って欲しいからなのかもしれない。

 

 

 なあ、死ぬことはなかった。死ぬことはなかったんだよ。

 

2015-03-30

J-POPキラキラマイルドヤンキー墓地

先日親類の墓参りに行った。

新しめの霊園で、その親類の墓は

自分にとっては一般的な「○○家代々の墓」ってタイプのだったんだけど

周りを見渡してみると、洋式墓石デカデカ

「絆」とか「感謝」とか書いてあるのをちらほら見かけて面食らう

google:image:洋式墓石

洋式墓って、十字架聖書の一節とかを書いてあるのが

普通だと思ってたので、すごい違和感

誰がこんな墓にするんだろう。洋式墓ってなんかモダンでいい感じ

でもキリスト教徒じゃないから十字架とか聖書じゃないし

経書くのもモダンじゃないし、って感じなのかな。

それにしたって「絆」とか「感謝」って、J-POPじゃないんだし

今どきは墓までキラキラかよと、正直心のなかで思った。

でさ、そんな中の一つの墓誌何の気なしに見てみたらさ、

俗名もやっぱりというかキラキラネーム女の子でさ、

享年2才だって

なんというか、この子のご両親ってきっと無宗教というか

今まで「死」という現象を全く意識してなかったんじゃないのかなあと。

で、突然我が子の死に対峙して色々悩んで泣いて悔いて責めてとか色々あったんだろうと、

でも、主に時間的な、次に予算的な数々の妥協を受け入れていく中で

その結果っていうのが、このJ-POPキラキラ墓。

すっごいイオンロードサイドマイルドヤンキーな、

どこにでもある何者でもない感じで切ない

我が子にオリジナリティのある命名をしたつもりが

すごいダダかぶりだった感じの切なさ。

命名ってのはそれまでの人生教養が出るので恐ろしいなあと

常日頃から思っていたけど、墓というのも

送る人たちの死生観が否応なく表現されてしまうんだなあと

とても恐ろしい。

自分の死んだ後ってのも気になるんだけど

それよりもまず、親しい人たちを今後どう見送るべきかってのを

自分に翻ってもっと日頃から真剣によく考えないとなあというのをしみじみ思った

http://anond.hatelabo.jp/20150330001506

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