はてなキーワード: 重石とは
おはようございます。リングフィットアドベンチャー2ヶ月のデブです。略してRFAデブです。
昨日の日記への反響がすごくてブクマが増えるのを見てはニヤニヤしていました。ありがとうございます。
なんだか後に引けなくなったので、これからも毎日頑張って動いて食べます。
毎日とは行きませんが、RFAの記録とデブの半生でも書いていこうと思います。
今回は使用している道具について後半に載せておきました。
昨日は準備から片付けまで35分、ゲーム内記録で15分と少し。
消費カロリーは80と少し。大体雪見だいふく一つ分である。もちろん二つとも食べた。
この消費カロリーは設定された体重に比例して増えるので、デブであればあるほど数字が大きくなるのでなんだか得した気持ちになる。
得した分はもちろん食べた。デブなので。
RFAデブは何故こんなウェイトをキープできるのか。未だ謎である。
増えた理由は単純に菓子類の食べ過ぎなので、キープできているのも菓子類の食べ過ぎだとなんとなく頭では理解しても気持ちが必死で否定している。
軽く昨日を振り返ると、前述の雪見だいふくの他にオールレーズン小袋ふたつ、森永チョコチップクッキー小袋ひとつ、ストロベリーコーラ500mLと書き出したら心が痛んできたのでやめる。
レコーディングダイエットなんて生粋のデブにできるはずもなかった。
コメントでも多数指摘されていたように、このタイプのデブは間食やめたらおそらくすごく痩せるのだと思う。
しかし食べるのをやめるイコール死なのでやはり動く方に持っていきたい。基礎代謝爆上げでどうにか対応できないものだろうか。
ちなみに糖尿も血糖値も問題ない。ただ肥満なだけの至って健康なデブである。逆に何故。
リングフィットアドベンチャーをプレイするにあたって、Switch本体とソフトの他にいくつか準備しておくといいもの、よかったと思うものを記しておく。
まずはヨガマット。
走る動作があるため、これがあるとないとでは足裏への負荷が段違いである。
アドベンチャーモードではコース内を走って移動する。プレイヤーの動作に応じてキャラクターの走る速度も変化する。
この走る動作と一部エクササイズが足裏にかなり負担をかけるのと、座った状態でのエクササイズやヨガがかなりの数登場するので、床でやるのはシンプルに辛い。
ヨガマットは8〜10mm厚をオススメしたい。激しい動作もあるためできれば滑り止めもあるとよい。
丸めてケースに突っ込むタイプだと準備片付けが面倒くさくなくて良い。準備が面倒だと途端に継続できなくなるので大事なポイントだ。継続できることが何より大切。
ちなみに本ゲームではサイレントモードと称した修行僧モードが実装されているため、集合住宅や2階住まいなど足音の気になる方はこちらを選択。
サイレントモードはすべての移動が屈伸になる。要はスクワットだ。
ジョギングは軽い屈伸、ダッシュはそこそこの屈伸、階段などの腿上げ動作はがっつりスクワット。昭和の野球部でもみないくらいのスパルタである。
基本的にサイレントモードの方が負荷が大きいのではないだろうか。修行僧の皆様、ぜひ頑張ってみてください。
デブ女性は特にそうだが、走る動作で胸部が動くと痛みと息切れでまともに走れなくなる。
乳揺れ防止バンド、バストサポートなどで検索するとすぐ見つかると思う。
これは確実に要る。というかこの存在を知っていたらもう少し運動が好きになっていただろう。そのくらい効果がある。
デブの胸は本人にとっては柔らかい重石なのである。ひたすら邪魔なのだ。それを邪魔でなくしてくれるありがたい存在である。
余談というか単純に疑問、男性は走る時局部が痛まないのだろうか?ブリーフタイプでもない限り下着で押さえつけてはいないと思うのだが、スウェットやジャージの時なんかはそれなりに自由な状態なのではなかろうか。
大昔のオリンピックでは紐で縛っていたとも聞くし、男女共にもう少し邪魔にならないよう設計してほしいものである。
他に用意するべきものとしては、テレビやモニタ、それも最低でも20インチ以上がいいと思う。
Switchの強みとして画面が独立しているというのはあるが、1〜2メートル離れて走りながらのプレイとなると、小さすぎる。
アドベンチャーモードの道中にはアイテムが出るので見逃しがちだし、ミニゲームの得点コインも視認しづらい。
普段観ているテレビに繋ぐのがベストだが、間取りによってはヨガマットが置けなかったり周りに物があったりと運動に適さない場合もあると思う。
そういう人は中古の安いモニタをひとつ買うのも手だ。最近のものなら大体はHDMI端子がついているので大丈夫だと思う。いらなくなったらまた売っぱらえばいい。
あとは昔FitBoxingのために買ったプロテインがあるので、まずは朝食を置き換えてみようと思う。
丼いっぱいのシリアルや食パン半斤のトーストにバター塗って食べるよりはいいだろう。デブとしては腹持ちが不安ではある。
念のためというか配偶者名誉のために書いておくが、実は彼はデブ専ではないのだ。入籍してから30キロ太ったので詐欺に近い。
どころか痩せ型が好みだそうなので、それも含めて頑張りたいと思う。
ちなみに今回のエントリは何も食べず、どころかなんとヨガマットの上でながらエクササイズしながら書いている。さあこれがいつまで続くのか。
学歴ってこの社会を生きるには便利になるもんだと思って勉強して大学入ったけど、地頭の追いついてない、分不相応な大学に努力して入ったところで、その努力を続けられないと、大学を出た後に重石になったりするんだな
大学入学までは頑張って勉強したけど、入った途端に遊びまくってろくに授業も出ず適当にやり過ごして卒業したから、何も身についてないわけ
身についてないどころか、頭を使うってどうするのか忘れた。何にしても思考するのが面倒になってしまった。
でも会社のやつは○○大出てるから頭良いんだよねみたいな感じで俺を見てくる。
国立理系大卒って肩書きは世間的に良く見えるだろうし、俺もそう思うけど、俺自身はその肩書きに見合った能力はないんだわ。
まあそんな無能俺だけど、この学歴のおかげで盆明けには昇進してしまうんだよな
学歴って辛いな
よくある話だ。
数々の希望の話を見ながら、ぼくは輝かしいと思うと同時に、いつも少しだけ、
ほんの少しだけ恐怖していた。
ぼくは希望が持てない
優しい父と母に守られ、愛されてきた。
幼少期は少しいじめられたりもしたものの、人との関わり方を覚え、そのいじめっ子とも仲良くなれたほどだった。
というのも、ぼくがいじめられたと思っていたことも、その子に言わせてみればじゃれ合いの範疇だったことがのちにわかったからだ。
そんな幸せな世界にいながら、ぼくはどうしてもフィクションの世界の彼らのように、希望を持って生きることができなかった。
そんな時、いつもぼくの心に表れるのは
羨望の念だった。
きっと延命治療なんてしない。
できるだけ少ない苦痛の中で、放置していたゲームをやり切り、行きたい観光スポットに赴き、美味しいご飯を食べて、半年後に満足して死ぬ。
皆が家族の元で最期のときを過ごそうとして、人がいなくなった渋谷のスクランブル交差点に、堂々と大量のチョークを携えて立ち、地球最後の落書きをしよう。
描き終わったら、地面に描いたでっかい落書きの中央に寝転んで、そこから落ちてくる隕石を眺めながら昼寝でもしよう。
きっと最高に楽しい眠りにつけるだろう。
「終わり」について考えたときのぼくの中にあるのはいつだって喜びだ。
きっとなんの脈絡もなく交通事故で死んだところで、明日の部屋の掃除をしなくても良くなることを喜ぶ自分がいるのだ。
明日が来ないこと、それこそが僕の救いだ。
だらだらと毎日が続いてしまったら、きっと放置していたゲームをやり切ることなく、行きたい観光スポットにも一生行かず、独り暮らしの節約だけを考えた特に美味しくもないご飯を食べる生活が続く。
人の迷惑を一番に考え、スクランブル交差点で地面に落書きなんて絶対にできない。
「終わり」を考えると恐ろしいと、友人は言った。
隕石で、地震で、地球温暖化で、何かしらの大きな力で、無慈悲に人の今までの営みが消されていくのが恐ろしいと。
話を聞きながら、そうだねと相槌を打ちながら、人の営みが消されることに恐怖を覚えると言うことを、どうしても理解できずにいた。
人間は高度な文明を持ちすぎたせいで、自分が地球上に生まれた動物のひとつだということを忘れがちである。
「動物」と「人」を分け、動物を無意識に見下し下等生物だと思っている節がある。しかし、人間はただの動物に過ぎないと、神《ここでは生物が支配できない天候、運命等を言う》になることはできないのだと、ぼくは常々思う。
むしろ動物を超えてしまった何かになっていたのだとしたら、ぼくは僕の心臓が動いていることすら恐ろしく感じる。
たくさんの動物がこれまで絶滅してきた。隕石で、地震で、地球温暖化で。
人間がそれらの神の力によって死に絶えることが出来るなら、ぼくは人間が地上に存在して良い生き物であったと、やっと安心することができるだろう。
ぼくはきっと、希望の戦士から見たら倒すべき思想を持っている人間だろう。
きっと倒されて光の力に圧倒され、希望を持てるようにされるのだろう。
でも僕は、希望を持つことが何よりも恐ろしいのだ。
希望を持った人が、その希望が続くと信じて、その希望が失われた時、その先にあるのは深い悲しみと絶望だろう。
でも、希望に触れた人が、いずれこの希望は消えると思っていたら、いざ本当に消えてしまったとき、たしかに悲しいけれど、心の準備ができていた分苦しまずに済む。
後ろ向きなことを言っていることは百も承知だ。
でも、これはぼくなりの心の防衛術なのだ。期待せず、希望を持たず、諦める。
もちろん100%後ろ向きな訳ではないが、心のどこかで諦観を持っておく。
希望を持つということは体が浮いてしまうような漠然とした恐ろしさを感じる。
諦観を持っておくことで心に重石ができて、地に足を付けることができる。
「死」は、「終わり」は、僕にとってはエンドではなくフィニッシュだ。
終わりではなく完成なのだ。
どうせならヨボヨボの状態でなく、現在の最高点でフィニッシュさせてしまいたい。
忘れじの 行く末までは 難ければ
今日を限りの 命ともがな
(「忘れない」と言ったあなたの言葉が最後まで変わらないのは難しいだろうから、私はその言葉を聞けた今日死んでしまいたい)
この和歌を歌ったのは儀同三司母という人であり、この歌は恋のうたであるが、ぼくはこの人の気持ちがよくわかる。
きっとこの人も、この幸福な状態のまま自分の人生を完成させてしまいたいと思ったのだろう。
希望を持つことは素晴らしい。それは同感だ。
ぼくも希望に憧れるし希望に向かって進む姿はかっこいいと思う。
しかし、ぼくがそれをやれと言われたら、きっと迷子の子どものように前に進むことができず立ち尽くしてしまうに違いない。
フィクションの世界の悪役のように、人々を絶望に染めてやろうとは思わない。
でも、ぼくにとってぼくのネガティブ思考は、長年連れ添った相棒であり、ぼくの心を守ってくれた騎士でもある。
ぼくはきっと一生こいつを手放すことができない。
体力的には比較的回復したとは思うし一時的には会社に行ける気もするが、
また頑張るぞ~というような意欲がない。
生活のため以外の働く意義が見いだせない。
別に今の会社が嫌いというわけではないが、しかし平日中ほぼプライベートがないも同然なのはなかなか厳しいものがある。
もうちょっとやってみてやっぱり厳しそうなら転職するのかなぁ。
転職活動に必要なバイタルがある気もしない。別にそこまで転職したいというわけでもないし。
家族とかみたいに守るものがあればまた変わったりするんだろうか。
今の自分にはあまりに何もない。薄っぺらい紙の蓋に重石を乗せれば当然落ちるし穴もあくかもしれない。
なんか何もしていないのに気疲れしてきた。
私はモンスターが描けない。ドラゴンやオーガ、ロボットのような複雑なものも、ゴブリンや妖精のような比較的簡単なものでもとにかく描けない。ただでさえ人並み以下の絵しか描けないのにそれらを描こうとしたら尚更だ。普通なら「でも別に無理して描くものでもなくない?」と思われるだろうし実際そのように考える方が大多数だろう。もし絵で仕事をしたい、と考えるならなるべく描けないものは無い方が良いだろうけれど、別に趣味の範囲なら本当に気が向いたら…で良いんじゃないかという事を何度か友人に言われた。これから描くことは多かれ少なかれ他の人も感じているかもしれないしただ単に下手な奴の被害妄想かもしれないので話半分程度に流し読みするくらいの気持ちで読んで欲しい。
あるカードゲーム系のジャンルにいた頃だ。そのジャンルにハマった当初は登場人物の絵しか描いておらず、周りと比べて描けないことに凹む日もあったけれど別にそれが重石になるようなことは無かった。少しはあったかもしれないが、無視できる程度だった。しかし、交友範囲が広がるにつれ、何となく「あれ、もしかして人物よりモンスター描いた方がウケるのかな?」と感じる時が増え、やがてその気持ちがどんどん大きくなり毎日のように「私はモンスターが描けないから他の人と距離を置かれているんだ」「モンスターの絵を描かない奴に価値なんて無いんだ」と考えるようになった。今考えれば普通にモンスターの絵を描かなくても評価されている人はいたし別にそういった人達を無価値に思う人なんていなかった。しかし当時の私は進路のことでとても不安定な時期だったこともあり、どんどん悪い方へ考えてしまうようになった。そう思い込んだまま何とか進学し、細々と絵を書き続けた。何度かモンスターを練習したことはあったけれど、大抵は嫌になって投げ出してしまう事が殆どだった。花形のドラゴンを描きたい。ロボットを描きたい。そんな鬱々とした思いを抱えていた。
その頃はさらに交友関係が広がり、悪い方の考えの中に「皆出来ているのにどうして私だけ出来ないんだろう」という考えも追加された。知人にその話をした時、「考えすぎだよ」と言われた後「でもあたし変なモンスター絵描きに絡まれてからああいう人達もその人達を持ち上げる人も嫌いなんだよね」と言われて自分の気持ちがわからなくなった時もあった。何度もこんなジャンルにハマらなければ、いいやジャンルは悪くない、私が悪いんだと毎日ノイローゼのようになりながら絵を描いていた。そしてとうとう7月の末に一度絵が全く描けなくなり、しばらくリハビリをした後今は何とかまた描けるようになった。
何度か別のジャンルを経由して、結果としてまたジャンルに戻ってきた。ロボアニメにハマって資料集の三面図を模写してそれなりに苦手意識は無くなった。動物も何度か描いてそれなりに自分の手に馴染んだ(とはいえ両者ともまだ資料と首っ引きではある)。でも、もうモンスターは描かない。描けないということではなくて、描きたいと思わなくなった。人によっては「酸っぱいブドウじゃん」と思う人もいるし、「ふーん、それでいいんじゃない」と思う人もいるだろう。それは個々人の考えだから別に私はどうとも思わない。
もし、同じような事で悩んでいる人がいたらこれでも読んで気晴らしにしてほしいと思うし、何だったら「しょーもな」と笑ってほしい。
基地反対派の市長って、今回の名護市長戦でもそうだけど経済政策がむっちゃ弱いよね。
地方の自治体に雇用や経済情勢を何とかしろと言うつもりは全く無いけど、例えばゴミの分別や下水の問題を、2期やってきて解決していない。
金が無いのかと思ったけど、マンホールカードとかフタとかはやってるんだよ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/181176
2期やる中で止めて下水事業に回そうとは思わなかったのだろうか?
http://www.city.nago.okinawa.jp/5/4731.html
厳しすぎだろ。。。
反基地運動と経済政策は同時進行出来るはずだよね?なんでやらないの?
政府に睨まれて出来ませんとか言っちゃうのかもしれないけど、市長2期やってゴミの分別や下水垂れ流しを解決出来ないってヤバいでしょ。
どの面下げて「辺野古の海を守れ」とか言ってるの?お前が流したウンコ混じりの下水がすでに汚してるっつーの。
けど、解決出来る所に手を付けずに騒いでも仕方ないよね?
出来る所をやっていく積み上げをしない理由がマジでわからないのだけど、何でなの?
総選挙で負けた時もそうなのだが、反政府を標榜する方々ってイデオロギー優先で市民の生活を無視するよね。
とりあえずメシが食えて生活が出来なきゃ、政治やデモに興味持ちようも無いのだが。
あとさ~。
出口調査と全然違う結果が出たわけだけど、一部報道では出口調査を監視する反基地派が居たって話だった。
調査の表見るまではウソだろと思っていたけど、ここまで乖離すると疑わざるをえない。
本当にやっているのなら、何の得にもならないのでさっさとやめて欲しい。
独自検問とか、工事用トラックの下に潜り込む様子とか動画で見てると、一部暴走した運動家がやってるのでは?という疑いを拭いきれん。
家族も支えてくれた人もありがとう。優しくなりすぎて、別人かと思った。
特に父。
中学のときは薬全然効かなくてウゲェーってなってたけど、今は薬飲みだして2週間くらいで良くなったなーって感じるぐらい薬進化してる。
大人の今のうつは体に重石、頭の中がブラックホールみたいな感じ。
年齢によって辛さの種類が変わるんだね。
もともと臨床心理士目指してたので、うつになったときの自分の状態を知ることが何かに役にたつかなーっと思って、うつになってきたなーと感じたときから手書きで日記つけました。読み返すと調子の悪いときと良いときの差がハッキリしてて面白い。自分は~と理由で生きてられないから死にたいって書いてるときは字が大きくてまっすぐ書けてない。今日は~でハッピーとか書いてあるときは字が小さくて文字が詰めこんである。同じ人が、というか自分が書いたとは思えなくてウケる。
いろんな治療法があると思うけど、自分はとにかく人との関わりをめちゃくちゃ最小限にして、家族にもほっといてもらって、ひたすら寝てました。LINE返すのも話すのもしんどかった。
根がかまってちゃんだから、3ヶ月くらいほっといてもらうと、自分から家族とか友人とかにすり寄るエネルギーがでてきた。
こんな駄文を書けるぐらいには元気になりました。
本当にありがとう。
財務省がサラリーマン控除の大幅削減に動き始めたと聞いて、とうとう政府はフリーランスを本格的に増やす方向に舵を切り始めたか、と思った。
経営者にとっても、政府にとっても、正社員や非正規雇用よりもフリーランスのほうが扱い易いのは言うまでもない。
正社員やバイト、派遣は労働基準法や社会保険などの加護があり、経営者にとっては重石になっているが、フリーランスは下請法しかない。
下請法さえ破らなければ、何をやってもいい。
いや、下請法もかなりのザル法で、実際は強引な下請単価や発注金額の値引き要請を年中やっている。
下請法違反で告発されないための交渉テクニックが元請けとなる大企業で普及してるから、告発されることもない。
下請法がフリーランスを保証してくれるのは、検収後の売上が確実に支払われることだけである。もちろん検収にもかなりのハードルがあるのは言うまでもない。
話がやや逸れたが、経営者にとっては、正社員10人よりもフリーランス15人のほうがいろいろやりやすいのである。
また、国民の平均年収を上げたい政府にとっても、フリーランス増加は都合がよい。
フリーランスは社会保険や経費が自腹となる分、収入の額面だけはサラリーマンより多くなる。
だから、フリーランスを増やすことで、国民の平均年収は100万単位でアップする。
そのような、経営者と政府の両方に都合が良いフリーランスブームを、これから政府と広告代理店が仕掛ける。
https://anond.hatelabo.jp/20170626163755
を読んだついでに我が家の麻婆豆腐レシピを置いていく。なお我が家の今日の夕飯は麻婆茄子だったが、下記の材料の豆腐を茄子(3個)の薄切りに変え水の量を少し減らしただけ。
三、四人前。
【材料】量は目安
豆腐 一丁
ひき肉 250g
長ネギ 5cm
にんにく 1片
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1
ゴマ油 小さじ1
ラー油 お好みの量
一味唐辛子 お好みの量
水 カップ1
サラダ油 大さじ2
片栗粉 大さじ1
大きめのしゃもじ
お椀
ザル
皿2枚(レンジに入る大きさ)
計量スプーン
計量カップ
【作り方】
①豆腐の水を切る。
やり方→豆腐をキッチンペーパーか清潔な布で包み、皿に乗せ、上に重石がわりに皿を乗せてレンジで1分半加熱。すると皿の底とペーパーがびしょびしょになってるので、ペーパーを取り、皿に溜まった水分を捨てる。
②お椀に味噌以外の調味料を入れる。そしてフライパンに水1カップを入れて加熱。沸騰したら調味料の入ったお椀に注ぐ。フライパンはまた使うので水気を拭いておく。
③にんにく、生姜をみじん切り。長ネギもみじん切り。にんにく・生姜はフライパンへサラダ油と味噌と一緒に入れる。ネギは待機。
④③でフライパンに入れたもの達を炒める。いい香りが立ったらひき肉投入。全体に火が通るまでよく炒める。中火。味噌が焦げ付き易いので、焦げない様によく混ぜる。長ネギみじん切りの半量を投入。
⑤②の調味液を④に投入。すぐに豆腐をサイコロに切って投入。豆腐を潰さない様にざっくり混ぜる。
⑥一旦火を止め、片栗粉を約2倍量の水(分量外)で溶かして⑤に入れる。だまにならない様にまんべんなく。長ネギみじん切りの残りも投入。火を着けたら手早く混ぜて、とろみがついたら出来上がり。
※レンチンしている為豆腐の芯が温まっているから、フライパンに豆腐投入後の加熱時間は短くていい。それには豆腐が崩れにくいというメリットがあるが、前行程でひき肉の加熱が甘いと生焼けになって危険なので、ひき肉はしっかり炒めておくべき。
※使用する味噌は普通の日本の味噌でいい。白味噌やマルコメみたいに出汁入りのやつは避けた方が良いが。
※もし味噌ではなく豆板醤を使う場合は、小さじ1弱にすること。入れすぎるととてもしょっぱくて辛くなってしまう。あと豆板醤入れるならラー油と一味唐辛子は要らないし、醤油は少し控えめがいい。
※豆腐の水切りが面倒なら木綿豆腐や琉球豆腐みたいな元から水気の少ない豆腐を使うか、いっそのこと厚揚げ(揚げ豆腐)を使う。
※下ごしらえが終わったらあとはスピード勝負。あまりじっくり火を通しても豆腐が熱くなりすぎて舌火傷するし。豆腐がぬるい位で丁度いい出来。
先日のブクマで、国会中継見るのが退屈だ、忙しくて見れないみたいなご意見があったので、国会を楽しく見るためのポイントをご紹介したいなと思います。
リアルタイムで見たい、という変態さんはともかく、事後的に面白そうなのから見る、というところからでもOK。
衆議院、参議院ともに、インターネット審議中継で、アーカイブも見れます。インターネット審議中継で検索、検索。
基本的には、国会がつまらないと思うのは選手を知らないスポーツを見るのが微妙なのに似ていると思います。つまり登場人物の特性がわかってくると面白そうな番組がわかってくるわけですよ。あと与党の質問が長いので、それもつまらない原因のひとつ。答える人も見る人も、与党の質問時間は休憩タイムです。
そこで今回は現内閣の主要なメンバーについての評価と、野党の私が好きな議員の紹介とと主な議員の評価をお届けしたいと思います。
点数は100点満点です。
防御力10
けむまき力60
イライラさせる度100
ご存知われらが内閣総理大臣。煽りぬきで、内閣中で一番防御力が弱い。ただし、10秒で答えられる質問を3分ぐらい関係ないことを喋って質問時間を浪費させるテクニックは持っている。今期前半戦でも一太にですら「総理、簡潔にお願いいたします」、「総理、答弁が長いです」といわれている。陣笠出身だけあって、ガヤが大好きなくせに他人にされるとおちょくってくるのでものすごく人をイライラさせます。「答弁しておりますので、静かにしていただけますか?わたくし、野次がありますと、集中できないものですから」が個人的に一番いらつく。煽り耐性が極めて低く、ロジカルに何が自分のクリティカルな弱点かを把握できていないので、どうでもいいところで余計な言質を与えている。正直「外交は上手くやっている」というのが本当かについては極めて不安が大きいです。
それでも、部下に任せることができるようになった、というのは大きなポイントで、年取って、自分が、自分が、というのを抑え気味にしているのが、この内閣が比較的成功しているところなのかなとは思う。ただオキ二のともちゃんがピンチだと駆けつけ警護するんですが、輪をかけて意味不明な答弁を繰り返す辺りは残念です。口癖は「まさに、いわば、完全に」、得意技は「勘繰れお前!」
防御力80
応用力30
ポーカーフェイス力100
ミスター「問題ない」。とにかく彼にかかればなんでも「問題ない」、「批判はあたらない」。完璧超人のようにみえるけれども、臨機応変な答弁は得意なほうではない。谷査恵子さん関連の答弁では準備が足りなかったのか、結構危なっかしかった。最近、安倍ちゃんへの忠誠心に翳りが見えつつある。国会答弁に出てくることは稀。
防御力80
人間力30
えらそう力100
ミスターえらそう。自分が一番偉そうなくせに、山本太郎なんかに「えらそうに」と放言せずにはいられない。ただ財務大臣としては、保守的な考え方で、リフレ政策に走りたがる内閣の中では重石になっている感じはあり、さすがの重厚感。個人的にはなぜあそこまで安倍ちゃんのケツをなめるように拭いてやっているのかがわからない。森友問題で財務大臣として、財務省職員のヒアリングを「やる必要はない」で突っぱねてるんですが、安倍ちゃんの首根っこ抑えているポジションにいるわけだから、もっと野心を持って、岸田さん辺りを担いであげてキングメーカー気取ってみてもいいお年なんじゃないのかと思うところ。
防御力20
居丈高度80
脇の甘さ100
今期前半の逆MVP。安倍ちゃんのオキニだから出世してきた面が強いから党内からも嫌われているのであろうことが想像に難くない。お仲間のはずの山口委員長に「きちんと調べてから答弁なさってください」、「ちゃんと考えを整理して」と官僚と打ち合わせずに答弁しようとするのを制止されたりしている。おそらく自己評価と自分の性能が強く乖離しているので、自分では優秀だから自分で答えられると思っているのだが、そのせいで大失態を演じているので、役人にも嫌われているだろうと思う。「自分の記憶力に余りにも自信があったもので」と平然と言えるのはある意味すごい。一瞬しおらしくなっていたけど、すぐに居丈高になるのは自分に自信がありすぎるがゆえか。大野もとひろ議員の質問に対して、まったく違う答弁を読み上げてしまったりもしている。防衛省特別監察という名の答弁拒否権を得たため、現在は一息ついているが、防衛省側からのリークがとまらないので、早めに切らないと相当厳しいことになると思う。
防御力50
懐具合10
面の皮の厚さ100
森友学園に救われた女。自分の口座と党の地方支部の間で寄付金をイッテコイして還付金を頂戴したことがバレ、詐欺で告発されているが、森友学園でそれほど騒がれずにすんでいるラッキーな人。それを追求される中で、「ほんとうに火の車」を連呼しているので、好意的に受け取れば、懐具合はよろしくないのでしょう。安倍ちゃんにはわからない悩み。個人的には完全に真っ黒なわけだが、なぜか偉そうに「私はもうやりませんが、法的には何の問題もない(キリッ」と答える面の皮の厚さは化粧の問題ではないと思いマース。
防御力20
立派な答弁力0
ぬらりひょん力100
「成案が出た段階でお答えさせていただきます」。「通告していただければ、立派な答弁ができるかな、と」共謀罪でギリギリされているが、効いているのか効いていないのかがわかりにくい。ただ、全部官僚に聞いてから答えるという、ある意味で誠実な答弁をしているので、決定的な失点はしていない。追求側はえだのんや山尾議員で、論理的に攻めているのですが、本当にすぐに答弁しないので、時間の浪費感はすごいと思います。そういう意味でのディフェンス力は高い。
防御力90
クールジャパンw0
立て板に水度100
本当に口が上手い。クールジャパン関連の宣材の残念度からして、書き物が上手いタイプではないのかもしれないが、個人的には、クライアントの要求に忠実にこたえているだけのような気もしている。多分すごく優秀な人だと思う。金田さんのあとに世耕さんの答弁を聞くと、「これが同じ大臣か・・・」と絶句せざるを得ない。「私も関西人ですが、」「谷さんは私の高校の後輩ですので」、気さくな人アピールなのかもしれないけれども割りとすべるほうではある。
多分いい人で、頭もいいはずなんだけど、安倍ちゃんの政策のケツをなめすぎたので、立ち位置が難しくなっている人。宏池会系の領袖として、麾下にポストも配ってやりたいが
ゆえの悲哀だとは思うけど、それでいいのかあなたは。
ソツがない答弁はするし、聞きやすくはあるけれどもこの人自身がどんな考えの人なのかについてはいまいちよくわからない。教育勅語関連、教科書問題関連、銃剣道etc.という結構やばめの案件を答えてる割には上手くやっていると思います。育鵬社の教科書ですでに教育勅語のせちゃってるから、いまさらダメだとはいえないんだよねー。
攻撃力10
正直、民進党の中でも頭が切れるほうではない。口は結構滑らかだけど、それだけ。今期の国会で安倍ちゃんに負けそうになってたのは彼女だけ。同党の大塚耕平議員が、めちゃくちゃわかりやすくゴミ混入率の割引計算の話を整理してくれた次の日とかその辺に、安倍ちゃんですら理解したことを勘違いしたまま質問していたのはかなり恥ずかしい。安倍ちゃんが嬉しそうに「私、知ってるんですよ!」と解説してくれていたが理解しているかどうか・・・。あんまりしゃしゃりでないでほしい。個人的にも、蓮舫さんや野田さんみたいなネオリべ臭漂う人が中枢にいると応援しづらい。でも蓮舫さんを選んでおきながら客寄せとして失敗した感じになったとたん手のひら返して引き摺り下ろそうとしだす連中はもっと問題だと思う。
攻撃力80
若いときから弁が立つのは知っていたけど、官房長官を経験したせいか、議論自体も慎重になってきた。話の内容を整理して、相手が簡単に答えられる質問を上手にする点に関しては当代の議員でピカイチだと思う。ただし、悪い意味でも地味なので、党の顔になれないのかなぁと思う。個人的なイチオシ。今期後半では共謀罪関連で前面に立ってくると思うので要注目です。
攻撃力90
舌鋒鋭いという形容詞がよく似合う。ただし、ちょっとキツイ印象を与えるところはあり、おっさんに好かれそうなタイプには思えない。あと多分代表とかになると弱いタイプのように思う。野党向き。共謀罪関連では具体例を挙げながら、論理的に金田大臣に迫っているけれども、向こうはハナから戦う気がなく、ただ時間が過ぎるのを待っているだけなので、国民が注目してあげないとかわいそう。
あとは福島のぶゆきさん、福山哲郎さん、今井雅人さんの質疑は森友問題に興味があるなら見て損はないかな。藤田幸久さんなんか、あんなにトンデモ臭が漂っているのにも関わらず議論させると妙に上手いのでわからないもんです。
あと、面白い質問主意書を出して、論理的につめようとしている逢坂誠二さんあたりの質疑も面白いですよ。
こないだかいた加計学園関連なら、桜井充さん、斉藤よしたかさんあたりがいいと思います。
共産党は、粒ぞろいで、小池晃さん、辰巳孝太郎さんなんかはファクトに基づいて攻めるのが上手です。共産党はやっぱりファクトに基づいた戦術は上手いですよ。小池さんは、鴻池さんの陳情整理書をもってきたり、辰巳さんは、産総研に依頼したボーリング調査結果の分析を持ってきたりとかがんばっていると思います。個人的なイチオシは大門みきしさん。こないだの、メガバンクのカードローン問題の質疑はかなりよかったです。麻生さんもたぶん一目置いてる感じで、サラ金の後継者になっちゃってる問題について、今後ちゃんとやっていきたいという感じになって、こういう感じになると、野党議員といえど仕事した感じになっていると思います。清水ただし議員の押し紙問題の問題提起も非常によかったです。
とりあえずめんどくさくなったのでここで終わりますが、今国会で、一番の注目は、公文書管理だと思います。個人的には早く安倍さんにはやめて欲しいけど、やめないなら、公文書管理の問題に手をつけてくれないとヤバサノンストップです。特に防衛省関連、財務省関連でも問題になった、保存期間1年未満の文書に関する穴はふさがないと、好き放題やられますよ。
維新の足立さんについて書かないのがアレだとのことなので、一応書きますが、
私は足立さんのことはこれっぽっちも認めてないんで書きませんでした。アレは、暴言王言われてますけど、面白がっちゃいけないものです。
公式野党といわれる維新でもたとえば農水委員会での儀間さんなんかはちゃんとした質問をされますけれども、維新は基本ダメな議員が多いです。
委員長にもなんども注意されていますが、何より、自分のことは棚に上げて、野党の質問内容を批判しつつ、時間放棄して質問を終える態度からして
腕時計を持ってくるなと言ってるわけではない。来賓応対などで必要になる場面もあるだろうし、腕時計自体は今の日本の文化ではまだ必要だろう。
ただ、それを普段もつけなければいけないというのは甚だ疑問である。
机に置いといていいじゃん。画面の右上か右下をみれば時計が表示されてるのに、手に付着してるそれに目を配る場面があるか?
今は携帯もあるし、腕時計は社会人らしさを見せなければいけない場面以外では重石でしかない。
俺は会社のビルに着く直前まで、あるいは会社から出たら即座に腕時計を外し、ケースに入れてカバンに放り込む。また第一ボタンとカフスボタンを外す。
当方リアル書店勤め。といってもコミック販売メインだから、本当の書店員の人には鼻で笑われる存在なんだけど(偏見)。
それに、はてなー的には、「電子書籍とネット通販こそ正義。売上ランキングを上から並べるだけで何の面白みもないリアル書店滅ぶべし、慈悲はない」って感じなんだろうから(偏見)もうブラウザそっ閉じ案件かとも思うんだが、備忘録的に書く。別に面白い結論も新たな知識も発想もないよ。
先日他の店に手伝いに行く用事があってさ、そこの店員氏にお薦めのコミック聞かれて、
「弟の夫」(田亀源五郎/双葉社)が発売したばっかだし面白かったからそれ薦めたのね。
そしたら「え?何?××さんホモなの?(半笑い)」っていうからかい気味のリアクションを受けたわけ。
自分の性的志向は同性愛じゃないので、そこは普通に否定して、「弟の夫」が家族のあり方を考える漫画として普遍的な面白さがあるし(学術書じゃなくてエンターテインメントなんだからここは大事だ)、かつゲイの問題提起として示唆に富んだ漫画なので、お薦めだよって話をしてその話は終わったんだけど。
後から考えると、これって「お前はホモという異常者ではないよな?」っていういささか差別的なニュアンスをはらんだ踏み絵的質問だったんだなーと気付いたんだよね(当人はそこまで考えて言ったわけじゃないだろうけど)。
そう言ってきた人は、少なくとも自分よりは頭の切れる人で、間違っても普段から差別意識をばら撒くようなタイプの人ではないし、接客業やってて、自分の言動が意図しない意味に受け取られてクレームになった経験がない人なんていないんだから、その人もそこは慎重になる習性がついてる。
そういう人でも社会的常識と癒着した無自覚な偏見からは逃れられないんだ、と改めて思ったのね。
そもそも、自分もその質問されて動揺がなかったかといえば嘘になるから偏見から自由とはいいがたいなって思ったりもして。
で、「弟の夫」ってこういう事例を踏まえて書かれているんだと、改めて心の隅っこの方に重石を置かれた気分になったわけ。
西原理恵子の漫画でも、死んだパートナーがゲイだと親戚にカミングアウトしていなかったため、パートナーじゃなくて友人としてその死を見送らざるを得なかったゲイの方の話が描いてあったけど、
そういう人が感じている社会の圧力って大きさは全然違えど多分自分の心のに置かれた重石と多分同質のものなんだろうね。
重石を置く側の人たちも、全く悪気があるわけじゃなくて、だからこそ自覚も改善も難しい。
そんな人の何人かにでも「弟の夫」というよくできた素晴らしい漫画が届くといいな
(何度でも言うが、そもそも漫画として面白いのだ)、と心底思った。
だから、「弟の夫」を少しでも売れるよう微力を尽くすよ。しつこいようだが漫画としても面白いしね!
もちろんそれ以外の漫画も売らないと店がが回らないし、
それ以外の漫画を求めるお客様にちゃんと面白いと思ってもらえる漫画を買ってもらうのも
みんな、「弟の夫」読んでくれよな!
友人のYは、ちょっと危ないなとは思ってた。仲間内の中でも「あいつはきっとホンモノのマゾヒストだ」って密かに噂されてた。
けど、さすがに「ちょっと布団で巻いて欲しいんだけど」と真剣に頼まれた時は、頭の中で盛大にパトランプが回ったよね。(これは! ガチで! ヤバいやつ!!)って。
私「え……何……布団……?」
Y「そう。それで俺をくるんで、縛って欲しい」
私「しば……?」
Y「ああ、何で縛ればいいんだろう……あ、延長コードとかでいいかな?」
私「え、私が? Yを? 縛るの?」
余程怪訝な顔をしてたと思う、いや、して当然だと思う。
いろはすをガブガブ飲んでいたYは、私の珍妙な顔を見てキョトンと返す。
Y「いや、何も本格的に筵(むしろ)でくるんでくれとは言ってないじゃん?」
私(え、簀巻きって筵でやるのが正式なの?)
断っておくけど、Yはただの友達だ。彼のプレイに協力する義理も必要も、一切無い。
気を付けの姿勢で横たわるY(ちなみに、暑いだろうからという理由でパンツ一丁だ)の首から下をくるんと布団で巻く。出来るだけ圧迫してくれと本人が強く希望するので、胸部・膝付近の二ヶ所を延長コードで強く縛る。ごわごわしてやりづらいし、女一人の力では足りない気がする。人を簀巻きにするのがあんなに大変だとは思わなかった。
延長コードはYが用意していた結束バンドとやらで固定した。あれ、便利だね。まさか人を巻く為に使うはめになるとは思わなかったけど。って言うか何で常備してるんだろう。
ジャジャーン。Yの簀巻き、一丁上がりー。
見るも無残な簀巻きっぷり! 手も足も出ないとはこのこと!
ひょっこり頭だけ布団から飛び出してて、かえって無力感が増してる。
私「で、後はどうするの?」
Y「何もしなくていい」
私「うぇ?」
Y「今から、そうだな……2時間。俺の上に座って、漫画でも読んでてくれればいい」
えっ、この簀巻き状態で放置プレイを敢行? しかも私を参加させるつもり?
簀巻きのYは当然身動きもロクに取れず、ただ力無くフローリングの床に転がるだけ。更に漬物石(=私)を上に乗せて2時間を茫漠と過ごすって、それ何が楽しいのよ。
丸太にまたがる時の要領で、友人である(はずの)Yを布団で巻いた何かにまたがる。胴の辺り。
Yの妹が愛読していると言う『君に届け』が揃っていたので、とりあえず手に取る。
『君に届け』がなかなかどうして面白くて、しばらくはYの上にまたがっていることを忘れて読んだ。
Yはすごく大人しくて、実に優秀な簀巻きだった。呼吸による微弱な動きも、モコモコな布団に吸収されるのかあまりこちらに伝わってこない。
3巻を読み終わりそうな頃だから、30分くらいかな。だんだんモゾモゾが目立つようになってきた。
そりゃあね、身動き一つするなって言われたって、生きてるんだもの。するよ。身体のどこかが痒くなったり、居心地悪く感じたり、絶対にする。動かしたくなる。
でもYは動けない。
Yの簀巻きが不快そうにモゾモゾ動く。「……んん」みたいな、吐息めいた声が微かに漏れ始める。ああ、気持ち悪くなってきたんだなって思った。でも私は何も言わないし、どいてもあげない。
2時間のゲームが始まる前、Yに念を押されたことが1つだけあった。
どういう意味かは後々よーくわかった。
モゾモゾが目立つようになってきて、7巻を読み出す頃、Yが明確な言葉を発した。
Y「ね、ちょっと解いて」
来たか、と思った。試されている。
私は「んー」とあからさまに上の空で答えた。
Y「脚がさ、痺れてきてて」
私「あー」
Y「攣りそうなんだよ、ほんとに」
私「そりゃ大変だ」
私「もうちょっと頑張ってみよっかー」
何してんだろ、私。とは思った。
脚が痺れてきたのはきっと嘘じゃないんだろう。1時間も重石を乗せて同じポーズでいたら、そりゃ身体のどこかしらが悲鳴を上げる。
彼がマゾヒズムを味わいたいと言うのなら、私はサディズムを発揮しなければならないのだ。目覚めよ、私の内なるサディストよ!
Yは聞いているこっちが可哀相になるほど、憐れな声を上げ始めた。おずおずとしたお願いが、徐々に鬼気迫ると言うか、迫真の嘆願へと変わっていく。
まるで本当に筵にくるまれて東京湾に落とされる寸前みたいなテンションで「解いてくれ!」って言ってくるから、(えっマジなの? マジでヤバいの?)ってヒヤヒヤしっぱなし。『君に届け』ってこんなに冷や汗が噴き出すようなホラーな漫画でしたっけ?
Y「漏れる」
私は戦慄した。そして唐突な記憶のフラッシュバックが脳裏を襲った。
まさかこれも計算なのか? 事前の水分摂取により、簀巻きプレイ中に圧倒的尿意を催すことを計算していたのか? そうまでして自分を限界へと追い込みたかったのか?
二十代男子が「おしっこ漏らす」のって、もう人としてアウトだろ。人として。
そこまでスレスレの状況を楽しめるのかこいつは、と私は心底愕然としていた。それとも私が知らないだけで、放尿プレイとかが紳士淑女の貞淑なお遊戯の一つとして流行ってたりするの?
漏れそうなYはモゾモゾどころか牡牛の如くのたうち回り始めて、上にまたがるどころではない。私はロデオなんて嗜んでないんだよ、悪かったな。
呆気なく振り落とされたカウボーイの私は、Yが苦悶の表情で「漏れる」「もう」「だめだ」と言った断片的なワードを唸るのを茫然と見ていた。あと15分もこれを観戦してろって言うのか。苦行かよ。
ハサミでパチンと結束バンドを切断し、布団から脱皮したYは酸欠なのだろう(そうだと思いたい)、紅潮した顔でぼーっとしていた。
早くトイレに、と言いかけたが、もうその必要は無くなっていた。
名誉の為に言っておくけど、彼は簀巻きにされている間、尿意に耐え続けた。人間である為に、ひたすら我慢して我慢して我慢した。
だから、簀巻き状態から解かれた瞬間に気が弛んだとしても、まぁ、何も可笑しい話じゃないのだ。
幼少期から壊滅的に美術のセンスがなく模写もまともにできず授業で怒られ放課後まで居残りさせられて育ったためにオタクになっても自分で絵を描くという発想はトラウマレベルで思い浮かばなかったのだが、SNSの発展で趣味としてイラストを描くことは自分の想像するほど特殊な技能ではないことを知り、特にコミケ熱でTLが浮かれるこの時期は、自分もどうにか絵を描く技術を習得したいと思わされる。
特にPCを用いたデジ絵が発展した今なら補正とやり直しがしやすく自分のようなド下手くそでもどうにかしやすいのではないか?と甘い考えが頭をよぎる。
しかしいくらでも時間があった大学生時代に心の重石を外せていればよかったのだが、今は金があれど暇はなく、イラストは金より時間を求められる趣味に思われ、そもそも既にたくさんの美麗なイラストが溢れている現代に今更自分が上達の見込みのないことに時間を割くのは、ただでさえアニメやゲームの時間も足りていないのだから、それらを楽しむことだってオタクとして、創作できない者は劣等民であるなんて強迫観念に縛られることはないだろう、など延々と先延ばしを続けてきたのだけど、
トレーシングペーパーを使った模写ですら上手に出来ない程度の下手くそが基礎の基礎からイラストを学ぶのに参考になる物は何かないでしょうか?
本当は対面の教室にでも通いたいのだが、鉛筆・水彩・油彩のアナログ絵しかなく、そもそもある程度、学校の授業で困ったことがないような人を対象にしてるようだし、デジ絵の教室なんて都心に行けばあるのだろうか?
最近は宝くじを当てて退職し、得た時間で専門学校に入り毎日学ぶ妄想をよくするが、それだけ強制力が働かないと自発的に動かないと自分に自信を持っているのだなと。
折からトルメキアの王都トラスから戦線の崩壊に業を煮やしたヴ王がシュワに向けて自ら出陣していた。彼もまた墓所を狙っていたのである。敗走した生き残りの兄皇子たちもまた、国境警備を命じられたものの、ヴ王の目を盗んでシュワに向かう。そして偶然ナウシカは兄皇子たちの斥候部隊と遭遇する。嬉々として彼らを撃滅する巨神兵を制止したナウシカは、彼を立派な人になるようにさとし、エフタル語で無垢を意味するオーマと名づける。
名を与えられた巨神兵は急速に知能を発達させ、自らを調停者と称する。ナウシカは巨神兵についての伝承に疑問を抱く。巨神兵とは単なる兵器ではなかったのではないだろうか?
一方難民終結地は一瞬即発の危機状態にあった。クシャナによる、ナウシカを追ってシュワに行く為の船を貸してほしい、との要請が火種になり皇帝と僧会という重石がとれ権力の真空状態にあった土鬼難民の間に、侵略者トルメキア軍への憎悪がクシャナを標的として再燃する。クシャナももはやかつてのような攻撃性は失ったものの、自体を平和的に打開する手を打つでもなく、「所詮血塗られた道か・・・」と呆然とすべての終わりを待っているだけであり、
チャルカもまた圧制者たる僧会への民衆の憎悪をなだめるのに手一杯で後手に回ってしまう。しかしユパがクシャナを殺到する兵の刃から身を持って庇ったその瞬間、マニの僧正の霊が彼の体を借りて再臨し、人々の憎悪は打ち消され、衝突は回避される。「そなたには王道こそふさわしい」と言い残しユパは死に、「友達になろう」と差し出されたチククの手をようやくクシャナはとる。
ナウシカとオーマは兄皇子たちの艦隊に合流するが、ナウシカの身体はオーマの発する「毒の光」によって衰弱しきっていた。テレパシーで伝わったユパとほぼ同時に、彼女の旅にずっと同伴してきたキツネリスのテトも死に、テトを埋葬する為ナウシカはオーマとともに艦隊を離れる。ナウシカを逃がすまいとする兄皇子たちはオーマの「裁定」により艦隊から引き離され、身一つでナウシカに伴わなければならなくなる。
テトを埋葬するために降りたオアシスでナウシカは奇妙な牧人に救われ、彼の庭園の館で治療を受ける。彼女の身体はみるみる回復し、とうに滅びたはずの動植物をヒドラの農夫が世話するこの館で、彼女はくつろぐと同時に記憶をなくしていく。しかし同じように記憶をなくし、かつての権力への妄執から解き放たれて別人のようになった兄皇子たちの奏でる、「火の七日間」以前の古典音楽の調べが呼び覚ました「青き清浄の地」のイメージとともに、彼女は忘却から醒め脱出をはかるが、牧人に制止される。
目覚めた彼女は牧人のテレパシーによる誘惑をもはや受け付けず、牧人に真実を語ることを求める。しかし牧人は、二百年ほど前にこの庭を訪れた「そなたに良く似た少年」のことを語る。彼はやがて人類を救いたいと書き置いて、ヒドラを連れて脱出し、初代神聖皇帝になった。「そなたのしようとしていることはもうなんども人間が繰り返してきたことなんだよ」。
くじけそうになるナウシカのもとにセルムがテレパシーで救援に駆けつける。しかし、牧人もまた一種のヒドラであることを指摘するセルムの前でも、彼(彼女)の奏然たる様は揺らぐことはなく、逆にセルムを問い詰める。「青き清浄の地」に今の人間は適応できずに死んでしまう。そのことを森の人は知っておきながら何故それを希望と偽るのか、と。
しかし、問答をきっかけにナウシカは一気に自体の真相に肉薄する。実は「腐海」の地球環境浄化機能は、自然にできたものではなく人為の所産である。そして腐海の周辺の汚染された環境に対する人間の耐性もまた、人為的な改良の所産である。つまり産業文明末期、「火の七日間」の前後に巨大な地球環境復元プロジェクトが組まれ、そのために「腐海」という人工の生態系が創造され、プロジェクトの期間中、「腐海」が副産物として生成する毒物に耐えて生延びていけるように人間も改造されたのだと。
そしてこの庭は復元された環境の中に開放されるべきものたち、農作物や家畜、文学や芸術を保存したタイムカプセルのようなものなのだと。
「この庭にあるもの以外に次の世に伝える価値のあるものを人間は造れなかったのだ・・・」つぶやく牧人にナウシカは「何故墓所には伝えるに値しない技が遺され死の影を吐き出しているのですか?」と問う。答えない牧人に「沈黙もまた答えです」と言い放ち、牧人ももはや彼女を止めようとせず、「そなたのためにこの庭はいつも開けておこう」と別れを告げる。そしてナウシカは館を脱出し、ガンシップで追ってきた風の谷の従者たち、蟲使いの若者たちと合流する。すでにオーマは、病んだ彼女を置いて一人シュワに出発していた。ナウシカたちはシュワに急行する。
シュワにはすでにヴ王の軍勢が到着し、制圧を完了していたが、墓所の門は閉ざされたままあらゆる攻撃を跳ね返し、逆に激しく反撃してくる。そこに到着したオーマは裁定を申し入れ、墓所に対して門を開くように通告し攻撃を加える。これにさしもの墓所も損壊するが、反撃でオーマは傷つき倒れ、シュワの市街ともどもヴ王の軍も全滅する。辛くも生き残ったヴ王とその忠実な道化の前に、門は其の新しい王を迎えるためついに開かれる。
ヴ王に遅れてナウシカも到着し、ともに墓所最深部、主の前に立つ。主はその表面に旧世界の知を記した古文字を浮かび上がらせた巨大な肉塊である。そこから人々(浄化計画を設計した旧世界の科学者達?)の幻影が立ち現れ、「腐海の尽きる日」「青き清浄の地」の復活を予告し、其の準備として用意された技術の貯蔵庫である墓所を守るように要請する。しかしナウシカはそれを拒絶し、「真実をかたれっ」と迫る。
幻影はかき消え主は新たに道化の口を通し、お前は人類を滅ぼそうとするのか、と責めるが、ナウシカは未来と引き換えに現在を犠牲するプロジェクトをあくまで拒絶、かろうじて生きていたオーマを呼び出し、主を攻撃させて破壊する。断末魔の主の反撃からナウシカを庇ったのはヴ王であった。オーマは母の名を呼びながら絶命し、その死を哀しむナウシカはオーマとともに解体する墓所の中に沈もうとするところをアスベルに救われて脱出する。
救出されたヴ王はクシャナに看取られ、彼女に王位とトルメキア再建の責務を託して死ぬ。クシャナは「わたしは王にはならぬ すでに新しい王を持っている だが帰ろう!! 王道を開くために」と、ユパとヴ王の遺志に従うことを決意する。
ナウシカは青き衣のものとして民衆の歓呼に迎えらる。彼女は自分の知りえた真実については黙して語らず、人々を欺き続けることに決める。ただ秘密をセルム、森の人とのみ分け合って。
後日談としてナウシカはその後土鬼の地にとどまり、チククの成人まで風の谷にもどらなかったこと、また一説には森の人の元に去ったとも伝えられていること、そして後に「トルメキア中興の祖」とたたえられたクシャナは生涯王位につかず代王にとどまり、以後トルメキアは「王を持たぬ国」になったこと、が記されてこの長い物語は終わる。
傾いて色の濃くなった日差しと、意外なほどに涼しい風が入る部屋で、スーパーのレジ袋から豆腐を取り出す。
昔の豆腐はパックの中でもっと水に浮いているような感じだった気がするが、そうでもなかったかも知れない。パックされた豆腐がどうなってるかなんて考えてこともなかった。そもそも昔っていつだろう。小さな頃は豆腐なんて母親が買ってきてぼくが目にするのはもう調理済みの豆腐だけだったんじゃないのか。それにしても最近は豆腐だ納豆だ豆乳だと大豆製品ばかり摂っているな。
豆腐パックのラップはどの製品も揃って剥がしにくいので果物ナイフを立てて差し込み周囲を切り取る、一部が内側に飛び出たように曲がってしまったがいつものことだ。取り出すときに豆腐が引っかかり少し崩れてしまうことが少しだけ悲しい。
豆腐を深めの皿に乗せ水を切る。何か重石になる物を乗せなければならないが水を入れたボールでは後で傾いた時に水がこぼれて危ない。いつものように何枚か皿を重ねた物を乗せようか。水が切れるまでしばらく待つのは面倒だな。
ふと、豆腐に向けて手を伸ばす。手のひらを豆腐に乗せてゆっくりと力をかけていく。少し、水がにじみ出た。しばらくそのまま慎重に手を乗せておく。しかし水はもう出ない。もう少し押し込むとほんのちょっと水が出た。さらにゆっくりと力を強めていくがなかなか水は出てこない。不意に豆腐の各所に亀裂が走る。慌てて手を上げると白く四角く美しかった豆腐は片方の肩を下げたようにゆがみ、傷だらけになっていた。
思えば昔からぼくはこんな失敗ばかりしていたような気がする。豆腐の水を切るのには適切な荷重が必要で、ゆっくりと水が出てくるのを待たなければならない。急いて結果だけを求めてもむしろ望んだ物は得られずにお互いを損なっていくだけだった。
明かりを点けずにいるにはやや薄暗くなった部屋でぼくは豆腐の皿に溜まった水を捨てる。
もう一度豆腐の上に手をかざし、手を閉じる。豆腐は大きく引き裂かれたけれど、思っていたよりは元の形を保っていて、いらついたわけではないけれど少し乱暴に追加で何度か握りつぶした。