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はてなキーワード: 事務方とは

2020-05-08

anond:20200508210844

業務法律規制されている云々を除いて

公務員にできて民間にできないことなんてひとつもねぇぞ

民間も働く気ねぇなって思うけど事務方公務員の働く気の無さは異常

インセンティブ働かないし仕方ないね

自分はまともなに仕事せんのに、インターネットAmazonヨドバシはじめ様々な民間サービス普通に使うから

自分自身は社会にまともにサービス提供していないのに

サービスは受け取るって神経はよう理解できんわ

2020-04-30

その攻めどころも筋が宜しくないか

https://anond.hatelabo.jp/20200428203945


件の業者福島市福島県、国の調達案件を受注する要件の物品の業者登録は見つけられていません。

事業者登録必要なのはあくまで「入札」に関する規定

今回のケースは「緊急随契」(予決令第百二条の四)による調達と伝えられているので、

競争入札」に関して事前の資格登録必要とする旨の規定(予決令第七十二条)は適用されない。

従って、「この規模の契約で、全省庁統一資格の物販カテゴリAを持ってない事業者契約先となるのは異例ではないか?」

という増田氏の感覚自体はごもっともだが、法的には確実に合法。(実際稀だが前例もある)

行政担当者が「うちは何百万枚まとめて即納可能です、という売り込みがエビデンス付きであった所を全て選定した」

と言って、その旨を記載した省内の内部文書である選定調書を示せればそこまで。外形的には緊急随契なら選定経緯としてはこれで十分適切なのだ

もし万が一に不正があったとしても、この理路での防衛線程度は簡単に張れる/当然張られてる、とみるべき。


この防衛線突破するなら、「業者からの見返り」の類を直接探すしかなく、そうなると直接に「収賄があったかどうか/政治介入があったかどうか」

という別口の攻めが必要になる。そしてこの別口は事業者登録があろうと関係ない、どの企業が絡んでいてもアウトになる話であって、

事業者登録の攻め口ゆえに使えるわけでなく、単に正面突破しますよ、という話。

「非登録事業者との大口契約という異例さ」という攻め口は、不自然さという状況証拠の援護は有っても、緊急随契である以上、

防衛する側も根拠法的にボーナス効果があって守り易いのだ。

まり事業者登録の線は下手に突いても正面攻撃誘導されるだけ、搦め手のはずが搦め手になっていない筋悪の攻め口なのだ


突いていくなら、「緊急随契を適用すべき要件がそろっていたのか?」という点の方がまだしも隙のある話で、

既に実務家からはそういう指摘もある。

https://kaikei.mynsworld.com/three_of_negotiated_contracts/

但しこの点での不適切運用があったとしても、そこは通常であれば「会計検査院が不当事項として指摘する」レベルの話でしかない。

例えば、「焦って適用要件考慮が不足していました」という事務方ミスで決着させる線で事前に固めきっていれば、

そもそも明白な黒でなくグレーゾーン微妙な線ではあるので、検査から黒判定出ても十分防衛可能

そもそも検査院指摘不当事項は(本来あってはならない話ではあるのだが)現実には毎年何百件と出ているミスの一つでしかなく、

意図せずのミスなら担当者懲戒されるような話ですらない(出世は大抵消えるが…)からだ。

(↓が検査院のH30年度不当事項報告だが、自組織と関わりない不当事項指摘を1つでも覚えている人がいるだろうか?)

https://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary30/futo.html

結局の所、これまた防衛側にしてみれば「突破されてもダメージが最小限で済む」という点で与しやすい攻め口でしかない、

ということになるわけではあるが。














なお、恐らくこのエントリーの真の主題であろう

脊髄反射汚職を疑い荒れるブクマカは、相当な勇み足に思います

という点には全面的同意します。

この手の問題判断するには、行政手続きに関する十分な前提知識+本件に関する詳細な情報必要で、

少なくとも元増田氏や自分は本件に関する妥当な推測を示すに十分な能力を持っていません。

ある事象に触れて、感想を持ってしまうのは致し方ないと思いますが、それが自分の専門外の分野であっても

判断して結論を出し意見を持ってしまう、というのは頭が良ければ何でも正解が出せると過信し、

己の無知/情報不足も判らない傲慢しかないと思います

2020-04-23

元号があらかじめ書いてない書類

事務方ってアホなの?

グループ内で何人訂正させなきゃならんと思ってるのよ。

2020-04-21

怖いんだわ

はてなユーザー層の割に病院の常駐業者、常駐SEの話をほとんど見ないんだけどいないってわけないよな

俺なんかもそう。地方の大病院にいる。

他業種のサポートは続々とリモートになる中、くだらないことですぐ現場出動させるし、病院事務方なんて自分たちがノーガードだからって

業者なんか特にノーガード、ゴミ扱い。手を洗いマスクしてください。それだけ。

感染対策はしてるといいながらも、外来患者は熱あるなら各診療科の受付の人に言ってくれと入り口シャットアウトすらないし、

(よくある総合受付ではなく、病院の中にはいって、内科なら内科の受付で!)

受け付けのパート職員は衝立もビニールシートもなく唾を飛ばすジジババと向き合ってる

警備員事務、下手すると職員まで非正規ばかり。掃除コンビニ助手、ロジ、洗濯みんな給料安いだろ

看護師先生だって下っ端は激安

威張り腐る感染対策だか医療安全だかの奴らは、ポーズばかりで実行策が手落ちで、

診療してる奴らにはなんらかの指導があるのかもしれないが、院内距離は適切に保たれているためしがない

そっとーもんの近距離。みんなくっつきあって診察まってる。

事務の部屋も普段通り。普段から対策してるという理論なんだろうが、それにしては席近すぎないか

MR自粛して減ってるけどいないわけじゃないし、患者は減ってるけど、減ってるっても半分もいないわけじゃない。

ホールでの飲食、ご丁寧にテーブルまであってたくさんの人が会話しながらのコーヒーを楽しんでいる

国の指針なんてあるんだろうか?それより日常を壊す方が怖いんだろうなあ

2020-04-20

anond:20200417210511

不安なことと思う。

既に一般的に、共有されているかと思っていたんだけれど、covid-19については、かかるかかからいかでなくて、かかる人の増加を遅らせるというのが、WHOパンデミック宣言した4月8日以降の現状だ。

なので、誰もかかりたくはないけれど、感染するリスクを少人数づつ取っていくことになる。引きこもっていてもかかるときはかかる。100%安全なところはない。リスクに濃淡があるだけだ。

病院での受付事務は、リスク医師看護師、に次いで高いかもしれない。おそらく薬剤師よりは高い。ただ、事務系は、発症したときに休んでももらっても、この中では比較的替えが効きやすい。例えば、大学病院だったら、ほかの学部事務方とかで、病院事務やったことのある人などがいる。今は休んでいるだろうし。業務独占があるような職種はそうそう補充が効かない。

補充が効くから、いらないというわけではなくて、恐怖に耐えながら働く元増田のような事務方がいなくなれば、医療負担は集中していく。元増田が、今仕事を続けていることには価値がある。

ただ、医師看護師にも、”予備役”がいるといえばいる。

ホリエモンも言ってたけれど、最も崩壊に近いのは、救急科ICUで、いうなれば前線感染症科も専門だけれど、数が少ないので、患者の直接的な管理というよりはコンサルテーションになっているのかな?呼吸器内科次点。この辺の先生は、専門性も高く、医療の質を保てる。現役。

3番手は以降、covid-19に関しては、現在だと予備役かもしれない。例えば、major内科の循環器内科、消化器内科透析って、ecmoに近いような気がするので、腎臓内科はいるかな?。内科先生は、臓器特異性はあるかもしれないけれど、感染症を日常的にみているはず。

メジャー外科系の先生(呼吸器外科、循環器外科、消化器外科)が4番手かな。だけれど、covid-19の前線に駆り出すとすれば、相当に手術数をしぼってもらう必要性があるから、covid-19以外の死亡率が上がるかも。

5番手マイナー科(皮膚科眼科)など。あんまり重症の人の呼吸・循環管理はやらなくなっているだろうから治療の質は下がる。

もっとも遠いのが精神科だけど、精神科精神科で主戦場総合病院でなく、単科の精神科病院で、単科の精神科病院感染者が出たら、すぐに崩壊する。

初期研修制度が始まって10数年になるので、マイナー科でも中堅くらいの先生までなら、一昔前に人工呼吸器の管理を何例か経験しているはず。中堅以上の先生だと、やったことない人もいるかもしれない。

看護師体制は詳しくないけれど、結構な数の潜在人員がいるだろうと思う。危機が迫ったときにどのくらい戻ってきてくれるかわからないけれど。

私はマイナー系の医師大学病院の片隅で働いている。ちなみに、3月からマスクは週に1枚と言われていたけど、最近は内側にガーゼを置いて、それを取り換えることで半永久的に使うことが推奨されている。それでいいかどうかはわからない。

このエントリー趣旨は、大変な人もいるのだからボスリーダー文句を言うなということではない。批判が許されない社会健康じゃない。一方で、批判者が正解なのか、リーダー正義なのか、それは未来歴史ならないとわからないし、歴史すら修正されるかもしれない。批判もするけれど、社会的には統制の取れた行動を心掛けたいと、個人的には思う。

2020-04-17

病院事務だけど肉の壁させられてる

うちはそこそこでかい病院。1000床ほど。コロナ患者も受け入れている。

僕は、そこでレセプト計算などの事務をやっている。そう、ただの事務職だ。

うちの病院外来で、患者に対して発熱がないか等の問診を始めるときいたときも、それを事務がやると聞いた時も納得していた。

ドクターナースコメディカルの皆さんに無事でいてもらわないといけない。

納得していたけれど、まさか1週間使い古したマスクだけで、身一つで放り出されると思ってなかった。

ちゃんと防護服貸してくれたり、せめて衝立くらいあると思ってた。

いざ現場に立ってみると、患者ふつうに対面して「渡航歴は?」とか答えさせた上に熱も図らされて、いやこれうつるだろ、濃厚接触だろ、と戦々恐々としている。

しかもこれのせいで混んで人だかりができてる。なんだこれ。なんでこんなん許されてるの?

うちの病院研究もしてるし、テレビ解説とかしてる医者もいるくらいにはでかい病院なんだが、そしてそれを誇らしくおもっていたのだが、これでいいって判断なの?

事務局長は「医療職はもっとキツい」という。わかる、わかるよ。もしこれで我々事務が肉の壁となり、医療職を守れるならまだ涙を飲もう。僕の命が軽視されているショックにも目をつぶろう。

でもこれ院内に知らずに持ち込んで院内感染いっぱつアウトじゃないの!?!? ふつうドクター業務的な話したりするけど大丈夫なの!?!?

って訴えようものなら「また、たか事務文句言ってる」って白い目で見られる空気しかない。

医クラの方、おたく病院どうですか?これあってるの!?!?ほんとに!?!?!?

ブコメ返信

id:joruri こういうのを取材して報じて欲しい

→本当にお願いしたい。もう外から圧力しか変わらない。

id:surunpashi 医療機関の名前も出して書いた方が良いと思ったけど、そうすると色々問題あるんだろうな。

→書きたくてたまらないけどまだ我慢する。変わらなければ名前を書く。大学病院です。

id:dAbruzzo もちろん屋外でやってるんだよな?そうでないとしたらもう医療崩壊なんて時間問題じゃん.

→当たり前に屋内です。意味わからんよな。クラスター源になってもせめて責めないでほしいよ。

id:dc42jk マジで?うちの病院玄関看護師クラススクリーニングして、引っかかったら別室で診察になる。大病院なら必ず感染制御室があるはずだけど、感染制御室はそのことちゃんと把握してんのかな。

→うらやましすぎるわ。うちもあるよ感染制御会議室を一室かりきって毎日会議だけどなにしてんだろうな。

id:zataku 病院内は医療職以外の人の方がノーガード戦法させられる。事務方に限らず。結論、逃げて。

→逃げ出したい。同僚は鬱になりかけて本気で退職を考えてる。当たり前だ。

id:ljjhg 全く同じ状況。事務は死んでもいいのか。本当に苦しい。医療を支える一員だと思ったらただの肉の壁だった。

→怒りのあまり涙が出る。人命軽視もいい加減にしろ

id:kuriimusooda 同じく病院事務経営系)。事務は真っ先にマスクと消毒液を取り上げられたままなんだけど、医療事務増田と似たようなことしてるっぽい。妊娠中なのでこっちまで話が来る前に申し訳ないけど辞めました

→me too!!事務からマスクと消毒液を取り上げるスピードやばかったな。まあ納得したけどさ。だってドクターナースでさえマスク一週間で3枚だもん。そりゃあ事務にはまわしてらんないよな。だからって肉の壁やらされるのは納得いかない。妊娠中なら辞めて大正解だと思う。

id:bounoplagia 肉の壁ですらないじゃん

→それが悲しいよ。せめて役に立ってるなら納得するのに。

id:pmonty 私大っぽいね

→いっそ特定してほしい…。私大じゃない…。

id:Gondwana 報道関係者の目に届くよう支援ブクマするくらいしかできない。申し訳ない…

ありがとう。正直すごく助かる。その心がうれしいし。

2020-04-07

テレワーク

大学教員をしている。業務担当関係で、事務方仕事が多いのだけれど、

今日は自宅待機なのに、70通メールが来て、25通返事した。ふだんの3倍。

肩こりないのが自慢だったのに、腱鞘炎四十肩がいっぺんに来た。

これで授業準備して研究して炊事して掃除して子ども相手して、、、

コロナより先に死んでしまうわ。もう肩は死んだ。

2020-03-19

国税庁長官財務省事務方ナンバー2って書くようなニワカの推測…

ってあてにならんなあ。

次官級ではあるが、ナンバー3だよ。

anond:20200319153639

遺書赤木氏の妻がこのタイミングで公開した理由

// 文春の記事の要約

こうして昌子さんの中で「真相を知るには裁判しかない」という気持ちが芽生えていった。

夫の死には佐川氏も相当の責任があるだろう。だから裁判を起こすとしたら佐川氏も訴えたい。そうすれば法廷佐川氏に問い質すことができるかもしれない。

通常、この手の事件では「国家公務員行為は国が責任を負う」という国家賠償法規定に基づき、国だけを相手裁判を起こす。

だがこのケースは、到底通常の公務とは言えない違法改ざん行為をさせた責任を問うのだ。公務と言えないなら個人責任だろう。

しか佐川氏は当然、謝罪説明を行うべきだが、遺族の求めに全く応じていない。これはまさに佐川個人責任だ。

昌子さんは弁護士相談を重ね、佐川個人被告に加えることにした。

 昌子さんとしては、お金のためではなく真相究明のための裁判から賠償金はいくらでもいいと考えていた。

しか弁護士によると、安い金額では国が「認諾」と言ってこちらの主張を丸呑みして認めてしまう。

請求額を支払うことで裁判をすぐに終わらせ、それによって遺族側に原因追及をさせないことが狙いだ。

 そうさせないためには、丸呑みできない金額で訴えるしかない。佐川氏と国に対し、総額一億一千万円余の賠償を求めるつもりだ。

 裁判あくま佐川氏を法廷に呼び出し、謝罪を求め、真相を追究するのが目的だ。

訴状の冒頭にも「本件訴訟目的は、第一に、なぜ亡俊夫が本件自殺に追い込まれなければならなかったのか、その原因と経過を明らかにする点にある」と明記されている。

から勝訴して得られた賠償金は、何らかの形で世のため人のために役立てたいと考えている。特に、二度と公文書改ざんなどという不正が起きないようにするために。

 

 事件後の佐川宣寿氏

2020-03-13

anond:20200313120216

株価がどうたらレベルの規模感の会社従業員にはあん関係ないぞ

事務方首切りコロナ関係なくどこもしたがってるが、これ幸いとコロナを掲げて大義名分が通るかどうか微妙なとこ

非正規フツーに割食いそう


庶民は単純に物が入ってこないことを心配した方がいい

偉大な中国は既に勝利したらしいが。でも完全勝利6月予定らしいが

あと海外旅行へ行ける空気かだな

2020-03-08

能力が低いにもかかわらず会社で昇進しさらには事務方内勤部署に配属されのんびり仕事してる奴らを見るたびにモヤモヤしてたが

最近上も下もボロボロ辞めていってるので不満を持ってるのは自分に限らないんだなと

どういう理屈仕事もしない・そもそもできない人間ばかりを優遇するのかは分からないが

最終的に仕事するやつがいなくなってこの会社が潰れれば丸く収まる話だ

2020-03-06

anond:20200306160619

 

官僚人事権内閣移管

これかな

 

官邸人事」で政策遂行 内閣人事局が5月発足、官僚身構え

2014/4/12

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1102X_R10C14A4EA1000/

 

内閣人事局 これができたのか

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E5%B1%80

 

内閣総理大臣国務大臣などの政治家が実際に差配できる人事は、、

各省の事務次官を頂点とする一般職国家公務員(いわゆる事務方)の人事については、

事務方自律性と無党派性(非政治性)にも配慮して、

政治家が介入することは控えられてきた。」

 

もっとも、各省の人事を全て事務方に牛耳られては、

政治家官僚傀儡となりかねず、

縦割り行政弊害も大きくなってしまう。」

 

「そこで、各省の幹部人事については、

内閣総理大臣を中心とする内閣が一括して行い、

政治主導の行政運営を実現することが構想された。」

 

最近検事長だか検事総長だかの法律無視して定年延長問題も、これが根底にあるのかな

人事権 握るって 重要だしね

でもこれ他の自民党議員でも同じ事しないかな?

麻生財務大臣総理大臣に代わってもしないかな?

2020-02-25

大学入試業務ワンマンでやってるけど、コロナ対策で死にそう

某国公立大の末端教員をやっている。常勤だけど任期付。数年後にはプー太郎の予定だ。

で、立場的には教授准教授らのお偉方の中では一番下がゆえに、やってる仕事はというと雑務研究をする暇なんて殆どない。

要は、無駄肩書きだけ立派な事務員だ。

まあそれはいい(全然よくないけど)。

で、うちの学部では自分立場教員ワンマン入試業務をこなすことになっている。

昔は同じ立場教員が2、3名ほどいたが、運営交付金と比例するようにどんどん削られて、今は1人。

任期がない教員殆ど何もしない。試験問題を作ったりするが、ちょっと特殊試験なので、正直試験問題なんて1日あればできる。彼らの業務はそれだけ。

対して自分仕事は茫漠たる量で、資料作りから試験に関わる様々な手配や手続き、他科との折衝、試験監督に関する様々な手配や手続き、並行して通常業務…等々、他にもいろいろな業務があるが、とにかく書ききれないくら業務がある。

それでも去年まではギリギリ業務を完遂できていた。

できていたのだが、COVID-19の流行に伴って「ウチの大学でも対策をしよう」ということになり、今年は破綻寸前だ。

コロナについて厚生省が全くもってして意味のあるムーブをしてないのと同様に、文科省大学本体も何ら基準有効対策提案しないまま、下っ端に丸投げしてるのが現状。

2月に入って1日しか休みがない。他の日は8時に出勤して23時まで仕事帰宅したら寝るだけ。

試験の準備ではかなりミスが発生している。助手フォローしてもらって何とかやれてるが、この先致命的なミスおかしそうで恐怖している。

ちなみに大学事務方からは「忙しいと思うけど、残業は100時間に納めてね!あ、どう100時間に納めるかは自分で考えてね!宜しく!」と、これまた丸投げ。

2月に入って数日で残業時間20時間をすぎた時点で、諦めたけど。

頭がボーッとして文章がまとまらないし、殆ど書き殴っているような内容だし、別に何かを訴えたいわけじゃないけど、とにかくもう限界です。

2020-02-24

anond:20200224172432

適当のツケは弱いところに来るってそういうことやぞ

311の時の翌日にスーパー開けたり、普通にトラック動かしたりな

1000%給与が倍になったりとかしてないやろ

企業にその体力がなきゃ国が出すべきだけど、なんかそうはならないよね

ほんで現場給与だって本部事務方効率化すすめて無駄人員仕事減らせば、その分現場還元できるけどしない

還元するか保留するかは経営層の判断にしても現場が頑張ってるからメシ食えてるのに

効率化もせず属人化して働いてるフリをする連中はウンザリやで

2020-02-19

anond:20200219233733

人の話し聞かずに自分の主張だけ高圧的に押し付けて、いうとおりに動かないと癇癪起こす

佐藤正久ヒゲ隊長 「そんな総理はいらない!」「事務方は出ていけ!」

https://www.youtube.com/watch?v=UGbJp_FW7XY

 

権力を持ったら人類全員そうだろ

何で教授にだけ言うの?

2020-02-04

anond:20200203123927

殺し屋は信用が第一ですので、一端引き受けた以上、任務遂行しなければ信頼が下がりますしそれは今後の仕事にも差し支えるでしょう。

ですから、「遂行したフリをする」といったやり方はお勧めできません。両方とも殺す必要があります。そして、両方から依頼料を確実に手に入れる(しかも納得して、後腐れ無く)ということが重要になります。それなら、あなたがしなくてはならないことは、暗殺方法委任度合い、支払い条件の確認等の細部を依頼主と詰めることです。

たとえば「確実に死に至ることが確認できれば支払う」という条件がのんでもらえるなら、遅効性の毒をAに飲ませることに成功した時点でBの依頼完了として支払いを受け、その上でBの殺害を行ってAからの支払いを受けるといった手法が考えられます

あるいは、双方がその条件をのめるなら、Aを地上百階のビルから突き落としたのを確認した瞬間にBから支払いを受け、Aからは落下地点にBがいることを確認した瞬間に落下中支払いを行ってもらう、とか。まあこれはAのリスクが大きすぎて難しいですかね。ただ、「Aは確実に死ぬ死ぬまでのタイムラグにAから見ても確実にBが死ぬことが確認できるタイムラグ」が存在しさえすればこの手法は成立します。

たとえば環境保護団体代表Aは、過去自分恋人石油会社社長Bに奪われて殺され、復讐燃えているとします。そしてBから復讐燃えるAを殺してほしいと依頼された、と。この場合、B社長には安全小島を隠れ家として提案、Aには小型の核を積んだ自家用ジェットを準備。そして双方に「確実に相手死ぬと分かった時点での支払い」を確約しておいてもらう、と。そしてBのいる島の上空で飛行機撃墜、BにはAが撃墜され墜落する様子を見せて支払いを行わせ、Bには墜落する飛行機を見つめて呆然とするAの映像を見せて支払いを行わせる、という感じですかね。かなりタイミングがきわどいですが。

なお、参考までに、私たち殺し屋職務は、暗殺士法及びこれを受けた暗殺職務基本規定規律されています。この中に、依頼者と利害が対立し、職務の公正を害する危険のある行為(「利益相反行為」といいます)を禁止する規定があります。例えば、暗殺の依頼中に、依頼主と紛争中の相手方の相談を受けたり、今回のように石油会社代理人に就いているのに、同時に環境保護団体暗殺相談を受けたり、同代理人に就くことは、(感覚的に当然ではありますが)禁止されています。そしてこの利益相反禁止は、同一事務所所属する殺し屋であっても同様です(同規定57条)。この機会に貴事務所事務方に再度確認をしておいてください。そしてこのような初歩的なミスを再度犯さないよう、注意しましょう。

2020-01-29

anond:20200129094804

いま国会蓮舫さんがビシバシ質問してる。

首相官房長官はふやけた煎餅みたいな気色悪いいま聞いてない論点ずらしたぬるぬる答弁してるが具体的に作業に当たってる事務方には答弁になってて聞いていられる。

2020-01-15

まだ事務で消耗してるの?って藤田さんが言ってた。

一部界隈では有名な藤田先生がまたやらかしてるみたいです。

https://twitter.com/fujitatakanori/status/1217325659384467456

彼いわく「コンサル金融事務はBullshit Job(クソみたいな仕事)らしく、もっと社会に役に立つ仕事をしてるひとにこそ金を払え!」とのことでした。

実際に、膨大な事務作業のためにケアに専念できない福祉職もいるそうです。

……。いや、だから事務方がいるんでしょ???

膨大な事務作業を肩代わりして、専門家は専門分野に専念できるようにするために。

藤田論法でいくと

事務作業が多すぎる!事務作業を減らせ!!そして事務方も減らせ!!!」っていうことなんだけど、

この流れってどこかで見たことありますよね?

そう、公共工事減らしたり公務員を削減してきたここ数年の例の流れです。

その結果どうなりましたかね?工事の人は失職して廃業公務員世界非正規ばかりでみんな貧しくなっちゃった、と。

無駄を減らして効率化したはずなのに不思議…。でも、藤田さんが言ってることってまんまこれなんですよね。

じゃ、次に藤田さんの望み通りに事務方を減らすと、働いている人たちがどうなるか考えてみますね。

まず性格的にせよ体力的せよ事務作業しか出来ない人たちが働く場を失います。そういう人らには農業でもさせるんですかね?

それとも、社会の役に立つ仕事(彼の言葉でいう福祉教育)で働かせるんですかね。だとしたら専門家ナメてますね。

そして、次に起こるのは残った事務の人らへの事務作業の集中です。彼の思惑通りにいっときは減らせたとしても必ず増えてくるのが事務作業です。

法令が変わったり書類様式が変わるだけで手間暇増えます。これでは過労死一直線ですね。これも彼はAIの登場でも待つ気なんですかね。悠長なことですね。

最後に、けっきょくはさらなる効率化や事務作業員の負担軽減のために、現場人間もまた事務作業をすることになると思います

大学教授でさえ研究に専念できず事務処理に追われているのがこの国なわけですから事務員にだけ事務をさせるというのはおそらくないでしょう。

それに、藤田プランで削減された事務方もヘトヘトになっていることでしょうし。

藤田さんは事務作業を「無駄なこと、現場で汗水かいてない人間がする横着な作業」とでも思っているんじゃないでしょうか。

から事務を減らせ」なんて容易に言えるんだと思います

でも、実際に事務作業(ひいては事務方)を減らすと、彼が救うべき弱者を切り捨てることになること、そしてさらなる弱者を生むことに気づいてほしいです。

Bullshit Job を軽視してるとBlue sheet Jobばかりになってしまいそうです。

2019-12-29

事務方10年目。振り返りと来年抱負

仕事の振り返り

しばらく事務方を続けてきて思うのは、事務仕事なんてしょせん雑務の塊に過ぎないということ。これを軽視したがるやつの気持ちもよく分かる。でも、仕事アイデンティティを求めたくない自分にとっては(たいていは専門資格技能もつ人が職業アイデンティティを強く持っていると思う)、この名も無き仕事が適職だったとも実感している。

いやー本当に20年前に想像した通りだった。もっとも当時は、事務職のような「日陰職」を淡々とやるのが自分に向いているという程度の理解だったのだけど。

から自分的にはもういつ辞めてもいいとさえ思っている。ふだんから情熱やりがいも充実感も満足感もないが、だから辞めたいというのではない(むしろ事務方にはそんなものは一切必要ないと思っているくらいだ)。

そうではなくて、私が思うに、事務方仕事は属人化したままにしてはいけない。自分がいなくても問題なく回るよう、過不足なく引き継がれないといけない。

どんなことにも当てはまると思うけど、モノでも人でも永いこと関わっていれば、初めはどんなにシンプルでも、細かいかいノウハウがツタのように絡まりついていく。気づいたときには、いったいどこをどう解きほぐしたものだか分からなくなっている。それをもって、斯界にその人あり、なんてキレイにまとめるのは簡単だけど、じゃあそれ他の人にどうやって手渡していくんですか、って話。それって結局、仕事ぶりとしては二流三流ということなんじゃないの。

そういう、外目から見ればカッコいいけど内輪から言わせればタイガイな人だったみたいな評判を残すことを想像すると、じわりと嫌な気分になる。別に、いい人だったと言われたいというのではない(そりゃ、言われるに越したことはないんだけど)。トータルで見て、自分迷惑をかける存在だったと思いたくないんだ。

から先の言い方は「いつ辞めてもいい」というより、「いつ辞めてもいいようにしたい」というのがより正確だ。

「立つ鳥跡を濁さず」。まさにこの一言に尽きる。

あるいは、大学院担当教授が言っていたセリフ。「その人がカウンセリング必要としなくなった日には、カウンセラーのことも忘れてしまっているのが理想です」。

性格の振り返り

なんだかんだで少しずつ役職が付いてきて、立ち回りできる職務範囲も変わってきた。最近だと、社内規約表記方法に口を出したくなってきている。ただ一方で、ここにきて何か違和感がある。なんというか、やりすぎ、枝葉末節に過ぎるような気もする。

そんなとき(というか昨日)、一通の封書が「宛先不明」として返送されてきた。差出人は恐らく、このあいだ開設した分署のスタッフだ。本署の住所が印字された窓付封筒のその余白に、分署の住所をハサミで切り貼りしていた。

もーなんなのこれ。自分とこの住所が載った窓付きが欲しいってなんで言わんの。

…と、それを持ってきてくれた後輩の子にグチって、はたと気づいた。

オレ、ものすごく細かいことにこだわる性格持ちだったことを完全に忘れてた。

小学2年生のころだったか教室掃除で、皆の机を並べなおすときにユキミちゃんが机を割と適当に並べているのが気になった。「これはここじゃないの、その後ろはこれくらい離さないと」といちいち口も手も出し始めたのだ。彼女ものすごーく嫌な顔をして、「じゃああんたが勝手に並べたらよかたい。私は手伝わんけん」とそっぽを向いてしまった。私は(ああ、こういうことをやってはいけないんだ)としぼんで、人には極力干渉しないようにしようと思ったのだった。

以来、その性格が完全に封印されたわけではなかったが、優先順位を組み立てることができない以上、この性格を全面に押し出すべきではないと思って、なるべく無視するようにしてきた。

それに、あんまり器用な性格ではなかったので、そういう似たような「封印」を自分に幾つもかけるという対応ばかり採ってきた。その結果として、大学卒業も間近という頃には、見事なウスノロになっていたというわけだ。そして尻に火が付くのにさら10年。対策を打つのに、そろそろ20年…。

来年抱負

話が長くなった。

封印」は少しずつ解けてきているけど、同時に老化も、有無を言わさずやってきている。今年は「なるはや」で仕事をするようにしてきたが、これからはそうもいかないだろう。これからはより一層、局面も読むことが求められるはずだ。すこしずつシフトチェンジし、最後はきっちりケツをまくれるように準備していきたい。

もちろん、身につけないといけない専門知識はまだまだあるし、より専門家ぽくなっておく職域もある。しか事務方に就いている以上わたしは、スペシャリストとして振る舞う機会は少ないだろう。というかそんな振る舞いをした時点で、事務方は保身を図る老害とほぼ同じだと思う。

できるだけジェネラリストっぽく。それが、来年抱負

2019-12-19

anond:20191219124507

んなこと知っとるわ。てか昼間でも大きな病院ならだいたい窓口は事務だろうが。誰も「事務方は現場人間じゃない」なんて言ってねーよ。

役割分担の範疇を越えたことを言うなって言ってんの。なんのためにあんなに細かく国家資格が分けられてるかわかってる?

anond:20191219124507

医師ですが、事務方特に夜勤というのはじつは病院の出入り口に当たる所で、(結局受診しないで帰ることになる人を含め)元の増田に書いてあるような出来事を目の当たりにするという意味では医師看護師と同様に「現場」で働いてる方々です。治療方針がどうこうっていうのは確かに僕らの仕事ですが、患者と接するという点ではひとしくチームなんですよ。

逃げてほしい。

 こんばんは。医療現場で働いてる増田だよ。あなた家族に英一郎氏みたいなのがいたとして、助かるには家族全員で患者を見捨てて逃げるか、家族がそれを許さないなら自分一人で逃げ出すしかない。

 病院事務方夜勤)をやってると、徐々に限界を迎える精神疾患者とその家族を目にする機会が沢山ある。十年で二十組くらいは見たかな。大体は冬か梅雨にアイツらは活発になる。日照時間が短いとやっぱダメなんだろうね。大暴れして家を飛び出して何故か僕の職場に来る。僕は掃除用のモップとか放射線科に置いてある三角コーンとかを駆使して無力化を試みる。まあ大体はブン殴られて滅茶苦茶になるんだけど。無力化できたら僕が警察を呼ぶし、出来なくても殺すつもりでしがみついて時間を稼ぐと、その間に看護師とかドクター警察を呼んでくれる。

 暴力を振るってた場合警察がすぐに患者を拘束してくれる。大声程度だとそうもいかないらしく、警察がどんどん応援を呼んで、十人くらいでジワジワと患者を囲んで少しずつ動くことで患者を移動させ、二時間も三時間もかけて病院建物から出してくれる。

 気付くと患者家族が到着して、患者が暴れなかった場合は引き取っていくこともある。大体の場合は「御迷惑をおかけしました」の一言もない。別に腹は立たない。最初の頃は患者がアレなら家族も大概だなと思っていたけど、違うのだ。家族はもうとっくに限界を越えて疲弊しているのだ。やんわりと事情を聞くと、ポツポツ話してくれる。初回はかなり曖昧な話しかしてくれないけど二度目・三度目になるとその家族の苦しみが溢れ出たように話し始めることが多い。

 家族患者に殴られ、金を取られ、病院への受診を拒絶され、いつ何時大声を上げて暴れ出すか分からない中で生活しているのだ。金を与えなければ暴れる。食事が気に入らないと暴れる。病院へいこうと提案すると暴れる。疲弊し切った家族にできる事は、患者が暴れ出すきっかけになるような何かを徹底的に避けて顔色を伺いながら接することだけだ。患者けがデップリと肥えて、家族は皆痩せていて、カサカサしている。

 家族はどうするのが正解なのかというと、金目のものだけ持ってどこかに逃げるのがきっと正しい。携帯の番号も全部変え、患者に持たせたカードも止めて、逃げるのだ。運がよければ警察なり福祉が介入してくれる。そこに至る過程他人危害を加えるかも知れないがそこはもう仕方ない。殺されるよりはマシだと思って患者を捨てるしかない。

 もし家族の誰かが患者を捨てられないと主張し続けるなら、あなただけでも逃げるのがいい。例えばあなた兄弟姉妹患者で、両親のどちらかであったり兄弟姉妹の誰かが患者を捨てることに反対した場合、だ。大体の場合患者よりも先に家族限界が来る。一人倒れ、二人倒れ、自分が倒れるまでに何らかの解決がもたらされればまだマシだけど、それを期待して何年耐えなければならないかも分からないままあなた人生をすり減らすべきじゃない。

 患者家族にそんな話をやんわりとする。あの家族母親が倒れるまで頑張ってしまった。あの家族は両親共ダメになって、お兄さんがまだ頑張っている。あの家族は弟が自殺してしまった。あの家族患者以外全員が去年よりずっと痩せている。全部覚えている。警察病院人間に頭を下げるその仕草が、歩くときの動きと同じで完全に体に染み付いてしまったあの感じは忘れられない。あんな風になって欲しくないから、無責任でいいし患者が救われないかも知れなくていいから、一人でも逃げてほしい。

2019-12-09

メディア芸術センター法案がポシャった事についての話。

見た。

今回3分所か20分近くて草。

そりゃ山田議員も怒るのは判る。

  • 今回日を跨いで議論をする覚悟をしていたが、16時位に終了した。
    • 野党は不信任案及び会期の延長を主張していたが、不信任案は提出されず、また会期の延長の申し出も参院側にはしていなかった。
    • 本当に延長する気が合ったのか?ポーズだけでは?もしくは会期の延長を野党からした事が余りないのでミスではないのか?等とも言われた。

見た限り大体こんな感じの内容だった。

後はメディア芸術ナショナルセンター法案の為に色々動いたよって話。

そりゃ怒るのも理解できる。

2019-12-05

エンジニア職に就いたあと辞めたポエム

補足→ https://anond.hatelabo.jp/20191205212350


これは退職アドベントカレンダー2019 (https://adventar.org/calendars/4051) 5日目の記事です。最初自分ブログに書くつもりでしたが、書いてるうちにどこまで筆が滑っているのかわからなくなったので増田に投げることしました。そしたら余計にタガが外れたのはご愛嬌

What's this

よく見かける「未経験からエンジニアへ!」ストーリーの、あまりなさそうなルートです。よくあるルートのほうはなぜかTwitterで報告して「○○系エンジニア」的な命名をしてから入社その後の動向が闇に葬られているのをかなりの確度で見かけますが、まあ、なんか、いろいろあるんでしょう。逆にそういう成功(?)体験生存バイアスを強化する情報ばかりあふれていると情報として健全でないように感じます

ということで、今年あった自分体験談を残すことにします。

といいつつ後日しれっと消えてたらInternetArchivesか魚拓で会いましょう。

この話はここから先はフィクションです。剣も魔法労基法も出てこないファンタジーです。

who are you

地方に潜むフリーターです。好きなvirtual beingsはロボ子さんと東雲めぐさんれいきらさんです。

これまでは自分のためのプログラムを書き散らすだけで、ITとは無関係バイトをしてきました。玉掛フォークリフトなら任せろーバリバリ

入社の経緯

会社にもぐりこんだいきさつはやや特殊なのでぼやかします。とあるきっかけで知り合った人から誘われました。リファラルです。なお、とあるきっかけはなにかと炎上しがちないわゆるプログラミングスクールなどではないことを防火剤がわりに書いておきます。そんなもんに使う金など無い。

その人のことはあんまりよく知らなかったのですが、CTOとして手伝っている会社システム部門で人手を探しているとのことでした。会社ホームページにはリクルートページなど無く、何をやっているかいまいち要領が掴めなかったのですが、ざっくりと自社製のWebアプリ開発をやる感じらしく、内容も聞いた限りでは(自分スキルと照らし合わせて)そんなにどえらいわけでもない印象でした。ちょうど金もないし無職だし、少し経験でも積んでみるかという気になったので、この際ホームページDreamWeaverサンプルを流用したまんまといった細かいところは観なかったことにしました。

面接にいくと社長から「いつからこれるの?」と言われたので「あっこれは」となりましたが、金がなかったので是非もなくそのまま入社の運びとなりました。この頃はプログラム書いて金もらえるなんてサイコーとか思ってました。ちなみにgithubatcoderアカウントを書いた職務経歴書は一顧だにされませんでした。

やったこ

地方製造業システム部門を切り出して別会社にした形態の、創立数年ほどの会社です。自分のほかにもうひとり、社内情シスのようなことをしている方がいましたが、基本的にはサポートが専門な感じでした(ただし肩書自分と同じでしたが)。紹介してくれたCTOは週に一度のMTGに顔を出すだけということで、実質的に常駐している人間プログラムが分かるのは業界経験自分だけというチャレンジングな環境からスタートしました。なお入社して社内の平均年齢を大幅に下げることになりました。

レスポンシブ化

ちょうど入ったタイミング情シスの方が抱えている仕事があり、とくにやることもなかったので手伝いました。グループ会社サイトスマホ対応させるもので、事情はわかりませんがそれまで他社に制作委託していたものを自社で運用することにしたとのことです。みてみるとWordPress4でPHP5が動き、Bootstrap3を使ったオリジナルカスタムテーマ運用してきた様でした。もちろん仕様書ローカル環境もあるはずがないのですが、どうせ自分Webデザインなど知らんのでとりあえず直にheader.phpにviewportを書いてmain.cssメディアクエリを設定して、ザ・web制作初歩みたいなレスポンシブ対応しましたが、デザインについて当事者との意見のすり合わせの機会なんかの開発手順はなかったので良しとしました。

新規Webサービス

入社して2周間ほどのち、社長についてこいと言われた打ち合わせの後日、MTGで「昨日のアレの進捗はどんな感じなの?」と聞かれたこから、いつのまにか新規案件自分に一任されていることに気づきました。仕様は前日の打ち合わせがすべてだった模様です。要件定義技術選定・検証のような工程など決まってないので好みで揃えました。趣味と関心からExpress+Mongo+Reactのセットか、触ったことのあるDjango/Railsでざっくりやるか、どうせならDockerも使い時か、こんなとき相談できる同僚やメンターが欲しいなぁなどと考えていたら、CTOがそれまで作っていたやつをみるとPHP+ES5+MySQLだったのでなんだかんだでそうすることになりました。PHPを初めて触り、「これがペラ1のphpjscssもなにもかも書いていくといういにしえのスタイルか…!」と新鮮な感じでやってました。

既存システムの移行

Windows Server 2012で動いていたサービスLinuxに移行しました。これは自分が入る前から情シスの方が任されていたのですが、マニュアルに沿ってコマンドを打ちこんではどこかで転け、エラーは読まずにあきらめてCentOSインストールからやり直すということを繰り返していたのを見るに見かねて手伝いました。SSHPowerShellからマニュアルコマンドコピペして実行する方法を教えてあげると目を丸くされました。shellファイルを書いてあげると魔法をみるのような顔で驚かれました。自分が入ってなければどうなっていたんだろうか...

自分ツール作成

毎日出退時間規定EXCELフォーマットに記帳する必要があり、これが非常にめんどくさく無駄に思えたので、自動記述するpython/Goスクリプトを書きました。これは入社して2日目とかだった気がします。しかしここを自動化しても「印刷して人事に提出し、それをもとに人事の方がまたEXCELに書き込む」と知り虚無になったりしました。

FE取得

これはやったことというか思うところあってプライベートで取り組んだことです。自分想像していた開発現場との乖離を感じたので、こういうのはFE勉強すればわかるのかもしれないと思って1ヶ月くらいやって取りましたが、得られた知識会社に活かせそうなものは何一つありませんでした。

チーム開発などという概念存在せず、「1案件を1人で上流から実装運用保守サポートまですべてやる」という進め方でびっくりしました。手持ちの技術スタックでできる範囲ギリギリなんとかやった感じです。よく転職サイト上で見かける文言で「お任せします」がありますが、これとかも要するに「丸投げ」の換言なんでしょうか。わたし気になります

とりくめなかったこ

自分のように途中からジョインした人に対しての業務移行のシステムがないことから感じていましたが、案の定「誰かが抜けたあとの引き継ぎの機能」も整備されてないことに気づきました。もともとオンボーディングや研修概念などありません。えらいひとは「そのへんは現場で協力してうまくやって」と丸投げし、すべての作業を自宅でやっているCTOは社内のこうした事情については放任で、いちおう情シスの方がいつのまにかメンター代わりになっていたものの、不明点を尋ねても頓珍漢な返答が多くもどかしかったです。どのサーバでどんなサービスが動いているのかやSSH情報を聞き出すのに苦労しました。こうした不幸と無駄時間をなくすためにドキュメントを整備しようとしたのですが、頓挫しました。これから物理フォルダーと社内サーバ散逸した各種の情報混沌を深めていくのでしょう。gitも無いし。

サーバオンプレでした。自分クレカをもっていないためパブリッククラウドを試す機会がなく、ぜひとも触ってみたかったのですが、承認を得るための説明がうまくいかず、結局VBoxでやることになりました。唯一、それまで使われていたVBoxではなくVagrantを導入したのは少しだけ救いでした。どうせ自分しかいじらないのですが。

余談ですがオンプレ面白かったのはHDD増設のために初めてデータセンターなるものに入ったことです。インフラ/ネットワークはまったく分からんしなかなか個人で試せない領域だし縁がないかなと思っていたのですがやはりそこに見える物理層が存在するというのはテンションがあがりますね(断層みたいに言うな)

イキってカイゼンジャーニー情熱プログラマーを買って読んだりもしました。目につくように共同図書のつもりで「ご自由にどうぞ」を添えて自分ロッカーに置いておいたら「私物は持ち帰れ」と言われてしまったので持ち帰りました。

退職経緯

さてお待ちかねメインディッシュですね。

もともと技術コンテンツ会社ではなく、技術畑の人間がまったくいないことのインプレッションが次第に違和感として強く響いてきました。ITエンジニアとしてやっていくつもりの観点でみると、学習や成長の土壌は無いように思えました。協調関係や信頼がうまく築けず、自分のすべき道筋不明瞭のままやっていけるほどタフなYATTEIKI精神ではなかったのです。

これは地方の、それもIT気質のあるわけではない、ワンマン経営中小製造業ならばどこにでもあることかと思われますが、随所に感じるレガシーさに疲れてしまいました。一例を挙げると、毎朝30分に亘り行われる全社清掃(もちろん業務時間外)、社是の復唱、『感謝言葉をみんなで味わうポエム』の輪読、その感想大会、頻繁に行われる中身のない会議日報エクセルで書いてメールで送ったり、出退勤表を毎日エクセルに書いて印刷して事務方に持っていくなどのルーティンがけっこう苦痛でした。

社内のコミュニケーションツールLINEだったので使い勝手も悪く、会議chatworkslackを使いましょうと提案しても誰一人としてそれらの存在を知らず、「勝手にやってくれ」と言われてしまったり。LINE WARKすら知らんやんけ。説明しても「skypeじゃ駄目なの?」と言われたので諦めました。

えらい人の思いつきのたびに方向性が変わり、当人発言したらそれで全て完了した気になってしまったのか、会議終了後の10分後に「さっき言ったやつまだ出来てないの?」などと言われた時はギャグかと思いました。会議議事録も誰も見返さないので果たして意味があったのか疑問です。誰かひとりでもmarkdownが書けたり、少なくとも書く気があれば勉強会を開催してHackMDなどを推せたのですが。議事録機能していないエピソードとしてひとつ思い出しました。開発中に機能追加を下された際に、その挙動は完全にプラットフォームネイティブであり今の技術選定だと作り直しになり、結果納期に間に合わない(し、自分技術スタックからも遠く外れていたので学習コストも加算)と発言したらその場は収まったのですが、会議終了後に個人メールで「やはり機能マストだ」と伝えられました。当然それは議事録に反映されることなく、なんかしらんけどそういうことになっているという感じになりました。

初めてのエンジニア職でしたが、社内に開発をる人やマネージャー職は不在で、いわゆる開発現場での流れを学ぶことはできませんでした。少なくとも技術を知らないえらいひとが「俺がスケジュールを立てたからこれに沿ってやれ」と、”開発”と”広告作成しか書かれていない2週間の計画表をもってくるような現場システム開発として正しいのか、 と本能が警告を発していました。

もともと会社製造業から始まったため、えらい人たちとの見解齟齬があったのは体感としてあります。同じものづくりといえど設備マンパワー時間線形的に結果に結びつく工場業務と異なり、システムエンジニアリングはかける時間見積もりも容易でなく、かかった時間が必ずしも結果に結びつかないものである、と言う事実は受け入れられ難く、知識ドメインマインドセットが異なれば説明も困難です。しかしながらえらいひとは一様に「経営視点を」の号令で、経営誌を配り、その感想文の提出を義務付けるなど、現場視点を欠いた行動で現場(というか私)を疲弊してました。気づいたらSEO対策や別部署MTGのためのプロジェクター設定、全PCwindows updateに伴うドライバ更新の役も同一の職掌として役付けられそうになっていたり(一部は実際に情シスの人がやってた)、It’s not my workなシーンがみられるようになっていました。

そして、よくあることですが、理念実態乖離していたことです。世界をよりよくと言いつつ、目先の掛け算を考えてばかりのように思えました。グロースする中で発生しそうなあれこれをすっ飛ばし利益だけを皮算用するのはいいとして、データ量やトラフィックを指摘すると「そこは現場努力でしょう」となるので、世界を良くする前に精神を悪くしてしま人生で初めて心療内科にいったりもしました。一応グローバル展開を目指しているとしながらサーバからMailerDaemonが飛んできたら「ギャっ英語っ!」と言って読まず捨ててたり、急にサービスが止まった時には激怒して責任所在の追求を求められたため、草創期にえらい人の個人アドレスで取得してほったらかしにしていたドメインが失効したことが原因と伝えたら「あれはもう読んでいないアドレスだし仕方ない。こういうピンチときこそチャンスにしようぜ」という謎理論を出されたこともありました。

違和感が確かなものになったのは、外部に提出する資料で社内の数字が異なっているとを指摘すると「こういうのは見栄が大事なんだ」と暗に公文書偽造をほのめかされたことですが、これ以上は闇っぽいので書きません(たぶんどこもやってて罷り通ってる範囲だと思うけど)

総じて、心理的安全性の低さ、そこからくる身動きのとれなさ、ロールモデルの不在、前時代的な風潮、社内文化へのミスマッチと不理解、成長の実感が沸かない不安と不満、それらに伴う摂取アルコール量の異常な増大と過食、といった要因の積み重ねが、ネガティヴな形での退職へと駆り立てることになったのだと思います。まあ、よく知らんうちにリファラルしてるところからして「採用教育コストを考えてないのでは?」の念はあったのですが。中身がまったく不透明状態で飛び込んだらそうなるよなぁ、の好例かもしれません。誘われた時はわりと藁にも縋る思いだったのでしかたないね

これから

現在スキー場住み込みバイトしてます。無考えに退職すると年を越せないことに気づきました。

可処分所得可処分時間いずれも今の方が上なのはちょっとウケます賃金ふつうに生きていければいいので前職程度でも気にしなかった程度なんですが。いまは映画をみたり積ん読を消費したり、在職時は深いところまで触れなかったPHPをいじったり、生PHPしかやってないことに気づいたのでcakeやったり、あとはweb周辺も久しぶりにキャッチアップしたりしてます。nodeネイティブおじさんなのでFWはangularしか知らないんですよね。vue/nest面白そうな感じです。あと寮のwifi談話室限定で窒息しそうだったので、持ち込んでいたラズパイルータにして部屋まで飛ばしたら隣室の同僚から感謝されたりと活動は多岐に渡ります

先のことはなにも決まってませんが、ちゃんエンジニアリングしている組織で開発してみたいなという気持ちがありますレビュースクラムアジャイルなんてのはひとりだと不可能ですし。ですが、やはりそういった会社日本では都市部にばかり集中しているのでしょう。自分空気の悪いところには住めないし、案外また辺鄙なところでtechとは無関係のことをしているのかもしれません。ワーホリでも使って海外大麻栽培でも始めようかなぁ。

いかがでしたか

巷説に流布する「未経験からエンジニアへ」の言説のたぐいは、どちらかというと技術力よりもコミュ力が偏って高いタイプ生存しがちな雰囲気を感じます。たまにTLに流れてきたのを見かけますが、ああいった立ち回りは自分にはできないしやりたくないなぁと思ってきました。社会要請ならばそれまでですが。

自分は体系的な情報教育を受けていないどこにでもいる地方高卒で、下手の横好きで趣味プログラムを書いてきたし、続けてるってことはそれなりに好きなんだと思います。得意じゃないけど。んで、こんなのがITエンジニアをしたサンプルというのは見かけないかもなぁと思って投稿しました。光あるところに闇あり。

といいつつ、やっぱり好きなことの結果がおかねになるのはいいよなぁと思った次第です。プログラムを書くのは楽しいけどエンジニアリングは超絶むずい、が雑な総括ですが、今回のことを顛末次第にはする気はないので、どこかに拾ってもらえるよう精進するきもちになりました。

ぼくのポエムはこれでおしまい。じゃあね。

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