はてなキーワード: 放射線科とは
初期研修中に、チューブを気道ではなく食道へ入れかける、扁桃膿瘍の排膿で子供の喉を穴だらけ血だらけにした上で排膿はできず、消毒をプロポフォールと間違えそうになる、CT操作室の鍵を持ったまま帰り旅行に行く、をやらかした。
紆余曲折を経て放射線科医となり、放射線診断の道に進み医局やがんセンターで勤務。現在は病院を辞め、医療機器メーカーにて画像診断AIの開発に携わっている。
元々循環器外科医を目指していた。放射線の道に進む時は乗り気でない上に勉強も生半可ではなく大変で苦痛だった。
やりたくない仕事でもやっているうちに面白さややりがいに気がつく時もある。皮膚科や放射線と異なり、技官や特に基礎は誰もが話を頂けるわけじゃない。一度「自分のやりたい道」を離れて「やってみろと言われた道」を歩んでみては?
僕はマッチングを控えた地方医学部6回生である。最近の動向からおすすめの医学部を受験生の皆さんに紹介したいと思う。簡単に言えば、私立でも良いから都市部の医学部を目指すべきだということである。特に首都圏の医学部(医科歯科、千葉、横市、慶応、慈恵、順天など)を強く勧める。
近年のマッチング(初期研修先を決める就活のこと)では、首都圏の人気が非常に高くなっており、東京の市中病院では6、7箇所受けても全落ちすることが珍しくないのである。また初期研修後は大半の人が後期研修へ進むのだが、マイナー科(皮膚科、眼科、精神科、放射線科など)の人気が非常に高く、これもまた首都圏では年々競争が激しくなっている。シーリングと言って毎年都道府県ごとにマイナー科に進める医師の数が限られているのだ。僕の聞いた話では、地方大卒で地元の県で初期研修をしていた女性研修医が、東京の皮膚科への入局を希望したところ、全ての医局から断られたそうである。彼女は優秀で真面目な雰囲気だったのだが。
受験生には恐らく東北大といった地方旧帝大が魅力的に映るのかもしれない。しかし、マッチングや入局で明らかに人気のあるのは首都圏である。医学生として地方で過ごしていくうちに考えが変わる人が多いのである。特に、関連病院が首都圏に集中している医局が人気である。
以上のことより、受験生にはどうか首都圏の医学部に入り、将来を見据えて行動してほしい。マッチングや入局は情報戦であり、関東の大学が圧倒的に有利である。
卒後20年超、放射線科ストレートで患者に挿管だの心肺蘇生だのやったことありません。卒後しばらくしてBLS研修を受けたことはあるけど。
造影剤でごくまれにアナフィラキシー起こすので検査室の片隅(操作卓のそば)にアドレナリンとかポララミンとか入った救急カートは置いてあるけど、幸いなことに今までそれを使う機会はなかった。
さすがにアナフィラキシー初期対応でアドレナリン筋注、ぐらいは知識として知っている。でも同世代で知らない・やったことないって医師いると思うな。検診とかで食ってるような人。
なのでこの事件については起こりうるだろうな、とは思っている。アドレナリン静注しようとしたとこ、事患者家族に"『アナフィラキシーには対応したことはありません』。"とか説明したらしい
2021年10月の衆院選、滋賀1区には以下の3人が立候補している。
新聞各紙の情勢報道では大岡氏と斎藤氏が激しく競っており、どちらかが小選挙区で当選する可能性が非常に高い。一方で、大岡氏及び斎藤氏両者とも比例重複しているため、たとえ選挙区で落選したとしても近畿比例での当選確率は非常に高い状況である。
じゃあ当選は二人じゃないの?NHK党なんて当選するわけないでしょ?という感想が一般的だと思う。しかし日高氏はNHK党近畿比例に重複立候補しており、その名簿順位は1位である。近畿比例は3.1%の得票で1議席が獲得できるため、NHK党でワンチャン議席獲得できる可能性のある比例区の一つである(ちなみに他に可能性があるのは九州と北関東)。
そうは言ってもN党の候補者なんてまともな人いないでしょ?というのがはてなでの通説だとは思うがそこは否定させてほしい。
浜田聡参議院議員を知っているだろうか?2019年の参院選でN国が獲得した1議席を、立花の辞職に伴い繰り上げ当選した1期目の44歳の議員である。浜田氏は東大を出たあと京大に入り直して医師免許を取得した放射線科医という異色の経歴で当初は注目されたが、渡辺喜美氏と参議院でみんなの党会派を構成し、財政金融委員会で積極的に活動している。その質問能力の高さはこの2年で確実に実証され、同僚議員や官僚からの評価が非常に高い。財金でも麻生に臆することなく痛烈な質問をする姿は見ていて清々しい。参考としてはてな思想的に評価されそうな質問動画を貼っておく。これは昨年5月9日の段階で厚生労働省から消毒液の空間噴霧は推奨しない旨の答弁を引き出した質問である。
https://www.youtube.com/watch?v=Crfb7P08I-s
ちなみに思想的には浜田氏は規制緩和、減税、自由主義に積極的で外交防衛に関しては割と穏健な印象があるのではてな諸氏とも相性がいいと思う。今回増田が推している日高氏は、反既得権益で二階に批判的な反面、菅前総理は評価している立場である。また外交防衛に関しては保守的な考えの持ち主でもある。両者ともに選択的夫婦別姓には賛成の立場だ。日高氏の政治家としての資質は未知の部分もあるが、少なくとも医療機器販売会社を経営する仕事のできる人物であることは確かである。42歳女性を国政に送るのは多様性の観点からも望ましいことだろう。
滋賀1区で野党共闘を支持する人は斎藤氏に投票するのが良いと思う。一方で共産党は微妙だという考えの方はぜひ日高氏に投票し、二枚目の投票用紙にNHK党と書いて欲しい。現在の情勢分析では大岡氏が優勢でおそらく当選するだろう。たとえ次点だったとしても惜敗率が高いので比例復活できる。斎藤氏も順当に比例復活するだろう。一方で日高氏は比例1位なのだが、選挙区で10%の得票を得ないと復活条件を満たせない。滋賀1区から3人を当選させるには日高氏に投票するのが最も合理的な選択なのである。
一つの選挙区で3人全員当選というのは増田が聞く限り記憶がない(あったら教えて)。こんなチャンスはなかなかないので、滋賀1区のみなさんにはぜひ日高ちほに投票していただきたい。
《ワクチン接種翌日に急死》「主人は泡をふいて搬送先で息絶えた」遺族が訴える厚労省“副反応調査”の問題点 |
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/47030
に対するコメント
id:teruyastar 1日200人心臓病で亡くなる所全員にワクチン打ってるしなあ。その日の食事も心筋症要因の高齢、男性、高血圧、持病? (糖尿病 高脂血症 肥満 喫煙) に引っかかりそうではある。mRNAは海外でも血栓報告無し https://bit.ly/3r4XudV
6/28付のアナルスオブインターナルメディシンに世界初というモデルナによる 血小板減少性血栓症の報告が載っています。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/l21-0244
id:cardmics 年間の死者数は約140万人なので、ワクチンを打つ打たないに限らず今日から3日以内に死ぬ人は1万2,000人弱。ワクチン接種率はすでに高齢者の75%なので、ワクチン接種後の突然死はそれ相応に起こりうるよね。
その通り。個別の因果関係はだいたいわからないだろうから、打った人と打たない人との間で(この時点ですでに交絡因子が入り込む余地がある)今後も死亡率に差がないか調べる必要があります。そして個々の死亡例で、上記のような VITT/TTSが起こってないか、各個人の冠動脈疾患のリスクファクターをどのぐらい有していたかについて調べうる限り調べた方がいいですね。
id:kunioya それが確率的なものであったとしても、確率的であるならなおのこと「疑い」レベルで救済しないとワクチントンデモ連中が跋扈することになると思う。まれに心筋炎があることに注意。こういうのは救済すべき
確かに現行の救済制度(https://bit.ly/3wvGQFq)だと、「因果関係が認定された」場合のみ補償となっているのでこの人が救済されるかは微妙・明らかな外因死・治療中疾患による死亡でもない限りは救済対象にした方がよさそうとは思います。
id:T-miura ただの確立の話だとは思うが、紙一枚だと納得しずらいわな。CTのデータ(IAの話だと思うが)、カルテの写しとかもらって、遺族側の費用で第三者に見てもらうみたいな話はできんもんかね?対応はあんまよくないよな?
Ai (Autopsy Imaging) ですね。あれだと、冠動脈の石灰化は確認できても、それが死因と診断することはできません。石灰化した部分の内腔が詰まっているかどうかなど確認できません。
id:shinkuhadouken 虚血性心疾患の冠状動脈硬化症は生活習慣等が原因でありワクチンの結果起きたとは考えにくい。/偶然の産物だと思うのだが、それを遺族に納得してもらうのはとても難しい。/日本人の15%は心臓病で亡くなっている。
冠動脈の動脈硬化はそうでも、プラーク破綻を誘発したり、狭窄部に血栓を形成して急性心筋梗塞から死に至らしめることはありうる。偶然の産物と決めつけるのは早計。
当方放射線科医ですが、MRI検査の時に使うガドリニウム造影剤について痛い目を見たことがある業界です。かつて(20年ほど前)、ガドリニウム造影剤は安全に使える造影剤であると信じられていて、腎機能が悪い患者さんでも、少量だし尿から排泄されるだろうからら、と使っていました。ところが、2006年ごろから、腎機能が悪い人にガドリニウム造影剤を使うと、NSF(腎性全身性線維症,
致死率30%程度といわれる)という疾患を引き起こすことが分かってきました。また、2014年には何回もガドリニウム造影剤が投与された患者さんの脳内に沈着することが日本からの報告で明らかとなり、世界的に衝撃を与えました。この沈着により引き起こされる健康障害は確認されていませんが。ガドリニウム造影剤の発表が 1984なので、そのような副作用が明らかになるまで 22年かかったことになりますね。どんなに有用・必要とされる薬剤でもこのようなこともあるので、発売後のモニタリングは常に必要だし、どんな段階でも予断をもって決めつけると思いもよらない結果を招くこともあるのです。
まず胃と腸の話分けようぜ・・胃がんはおめでとさん
腸の病気の診断って「お腹が痛い(胃じゃないとこ)」が主訴になるわけだけど
そこからしこりとか反跳痛とかさわってでなければほぼほぼなにもしないじゃん、検便さえしない
(相手がプロレスラーとして腹筋つけてて痛みにものすごく耐久性あげててもそれで診断できるの?おかしくない?)
毎回下痢便がとかいってもどの程度か検便もせず病院のトイレで下痢してても流すまえに見に来ることもしないで「診断」するじゃん
むしろヤブになると女性で痩せ型だからお腹いたいなら便秘だろ~!とかいう固定観念ゴリゴリで
「とりあえず」(よくある抗生物質じゃないけど)下痢に下剤だすようなこと平気でするじゃん
外科として手術の手技をみがいてても診断は(一部の名医以外は)放射線科医だの血液科の腫瘍マーカーとかに実質まかせっきりなんじゃないの?ってオレはおもってるよ
ならそれでいいからとりあえずその日に、症状が出てるその日に!とれる写真くらいとってよ
「いまから絶食しなくても下痢で絶対空っぽだ」っつっても絶対内視鏡してくれないじゃん
「万が一突き破ったらお腹がうんちだらけになりますので」っつってさー
こっちは体調悪い下痢の合間みていっしょうけんめい医者にたどりついてるの
水も飲むな?脱水で先に死ぬわ!死にかけないと診断できないんか!
下痢してない体調のいいときに絶食していったところで保険検査できないし病気発見できんやろが!
って近所のヤブに(大意を)いったら引退して院長交代したっぽいけど
あれはヤブがヤブだっただけのことなのかね
こんばんは。医療の現場で働いてる増田だよ。あなたの家族に英一郎氏みたいなのがいたとして、助かるには家族全員で患者を見捨てて逃げるか、家族がそれを許さないなら自分一人で逃げ出すしかない。
病院の事務方(夜勤)をやってると、徐々に限界を迎える精神疾患者とその家族を目にする機会が沢山ある。十年で二十組くらいは見たかな。大体は冬か梅雨にアイツらは活発になる。日照時間が短いとやっぱダメなんだろうね。大暴れして家を飛び出して何故か僕の職場に来る。僕は掃除用のモップとか放射線科に置いてある三角コーンとかを駆使して無力化を試みる。まあ大体はブン殴られて滅茶苦茶になるんだけど。無力化できたら僕が警察を呼ぶし、出来なくても殺すつもりでしがみついて時間を稼ぐと、その間に看護師とかドクターが警察を呼んでくれる。
暴力を振るってた場合は警察がすぐに患者を拘束してくれる。大声程度だとそうもいかないらしく、警察がどんどん応援を呼んで、十人くらいでジワジワと患者を囲んで少しずつ動くことで患者を移動させ、二時間も三時間もかけて病院の建物から出してくれる。
気付くと患者の家族が到着して、患者が暴れなかった場合は引き取っていくこともある。大体の場合は「御迷惑をおかけしました」の一言もない。別に腹は立たない。最初の頃は患者がアレなら家族も大概だなと思っていたけど、違うのだ。家族はもうとっくに限界を越えて疲弊しているのだ。やんわりと事情を聞くと、ポツポツ話してくれる。初回はかなり曖昧な話しかしてくれないけど二度目・三度目になるとその家族の苦しみが溢れ出たように話し始めることが多い。
家族は患者に殴られ、金を取られ、病院への受診を拒絶され、いつ何時大声を上げて暴れ出すか分からない中で生活しているのだ。金を与えなければ暴れる。食事が気に入らないと暴れる。病院へいこうと提案すると暴れる。疲弊し切った家族にできる事は、患者が暴れ出すきっかけになるような何かを徹底的に避けて顔色を伺いながら接することだけだ。患者だけがデップリと肥えて、家族は皆痩せていて、カサカサしている。
家族はどうするのが正解なのかというと、金目のものだけ持ってどこかに逃げるのがきっと正しい。携帯の番号も全部変え、患者に持たせたカードも止めて、逃げるのだ。運がよければ警察なり福祉が介入してくれる。そこに至る過程で他人へ危害を加えるかも知れないがそこはもう仕方ない。殺されるよりはマシだと思って患者を捨てるしかない。
もし家族の誰かが患者を捨てられないと主張し続けるなら、あなただけでも逃げるのがいい。例えばあなたの兄弟や姉妹が患者で、両親のどちらかであったり兄弟や姉妹の誰かが患者を捨てることに反対した場合、だ。大体の場合、患者よりも先に家族に限界が来る。一人倒れ、二人倒れ、自分が倒れるまでに何らかの解決がもたらされればまだマシだけど、それを期待して何年耐えなければならないかも分からないままあなたの人生をすり減らすべきじゃない。
患者家族にそんな話をやんわりとする。あの家族は母親が倒れるまで頑張ってしまった。あの家族は両親共にダメになって、お兄さんがまだ頑張っている。あの家族は弟が自殺してしまった。あの家族は患者以外全員が去年よりずっと痩せている。全部覚えている。警察と病院の人間に頭を下げるその仕草が、歩くときの動きと同じで完全に体に染み付いてしまったあの感じは忘れられない。あんな風になって欲しくないから、無責任でいいし患者が救われないかも知れなくていいから、一人でも逃げてほしい。
年功序列だし、できる医者だからって若手が上に行けることはない。
女医ってのは男の医者よりもQOL思考が高くて、こき使われるのが嫌なんだって。そりゃそうだよね。きっと、昔から「できる女の子」としてプライド高く成長してきたから、いまさらへこへこして従事することができないんだと思う。あと体力的にも男にはどうしても劣るからね。
根は真面目だから学力高いけど、だからといって男女関係なく医学を学ばせてみたらやれ「きつい科は嫌だ」「夜勤したくない」「緊急のない科がいい」つって、人手の足らない科には行かないんでしょ?医者も転勤やら異動はわりと多いけど、そしたら「辞めます」。せっかくの県費奨学金数千万が無駄の無駄。そりゃ訴えたくもなるよね。(県が)
働き方改革の恩恵なんてないし、家事なんてとてもできない。家で誰かがサポートしてくれる環境になきゃ到底無理。
でも国家資格はとにかく強い。
・医者にもう少し信用されている。
・劇中で「技師は撮って終わりだ」とよく言ってるが、最中に読影をするし、異常があれば医者に進言することがある。部署内でカンファもする。
・技師も医療を勉強している。ただし、全くしていない病院もある。そこの技師達は何を撮っているのか、どこを見ているのか把握できていない。あらゆる検査の質が低下する。
・あの規模の病院で技師7人はブラックにも程がある。本来なら昼休憩5分レベルで撮影に忙しい。劇中のように、病室で患者と話し込んだり、技師全員で検査を見守るのは絶対に無理。
放射線科医PKA氏がこんなツイートをしているのを見かけて、おもわず逆上した。
https://twitter.com/PKAnzug/status/966542288368287745
「リア充」の訳語に「normie(普通の人)」を充ててるのが興味深い。日本では「中道から上を見て言う言葉」なのが、英語では「下から中道を見て言う言葉」になってて、この言葉を使うオタク(ナード)の社会的立ち位置が日本と英語圏で違うことが伺える。
中道の使い方がなんだかへんてこだけどまあ「普通の人」くらいの意味だとそこは深くとわずにおいて。
リア充はネットにしか居場所が見つからないようなオタクが、「普通の人」のやることをバカにしたり嫉妬したりするときに使う単語だろ?
リア充って、普通に休日は友達と外へ遊びに行ったり、学食にたむろってたり、普通に彼女がいて街を歩いてたり、そういう人を指す言葉だったと思うんだが。
まごうことなく、下、っていうかこの言葉をネットで使ってた人間として言うと「底辺」から、「普通」を見て言う言葉だったはず。
Wikipediaの説明を引き合いにだすのもなんだけど。少なくとも発生段階のころについては、PKA氏よりもまともなことを描いているように見える。大学生活板はちょっとしか見たことないけど(まだ犬学じゃなかった頃か?)、まあそういう板だった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%85%85
概念自体は2005年頃に2ちゃんねるの大学生活板で成立しリアル充実組と呼ばれていたが、2006年初頭に今のリア充の形として使われ始めた。その後2007年夏頃からブログやtwitterでも流行した。未来検索ブラジルの主催するユーザ(2ちゃんねらー)投票企画「ネット流行語大賞」では2007年に21位となった。2011年には女子中高生ケータイ流行語大賞の金賞に選ばれるまでに成長し、ギャル語として確固たる地位を獲得するに至った。
当初は、インターネット上のコミュニティに入り浸る者が、現実生活が充実していないことを自虐的に表現するための対語的造語だった。当時は友達が1人でもいればリア充とされた。その後、このニュアンスは、従来のネット文化に(触れずにいた事から)染まっていない、携帯電話を介したネットの利用者たちが流入するにつれ、彼らの恋愛や仕事の充実ぶりに対する妬みへと変化していった。
もっとも俺も無知ではあった。10年代には女子中高生に広まって、ネットに広まってない利用者によって意味を変質させられているのだそうだ。それは知らんかった。
なるほどPKA氏が念頭においてるのはこっちなのかも…… って、やっぱりオタク関係ないところで変質してんじゃねえか!
たんに、話者が底辺にいるオタクから、中位層などの非オタク層に移り変わっただけだ。オタクの階層分析の違いになんて使えたものじゃない。
あきれますよ。あんだけ、放射線デマについて強く批判し、なにかというとメディアのどこかにアラをみつけては形相変えて「マスコミ叩き」にいそしむ放射線科医は、マスコミ以下のエビデンスで歴史をでっちあげていた、って。
この放射線科医のツイートはですね、要するに日本のオタクをよいように語ってるようにみえるけど、実際はそうじゃないわけですよ。むしろ、北原みのりなんかの100倍、オタクのことをバカにしているといってよい。なにしろ10年くらい前までは主流だった(と思う)オタクを、存在ごとなかったことにしている。トロツキーが消されてる写真もびっくりだ。
エロゲにどっぷりはまって本田透を読みふけり、週刊少年漫画の楽しみな連載は早売りをろだに上げてもらって読む、個人ニュースサイト巡りしながら非モテ文化を語る、というより実在女性への怨みを吐く、まあそこまでステレオタイプにどっぷりな人は意外と少ないかもしれないけど、そういうオタクがいたわけですよ。当時は。俺は当時恋愛障害者2級でした。あなたは何級でしたか。
それはぶっちゃけロクなもんじゃなかったですよ。でも、当時のオタク文化というか、ネットのオタク文化はそういうものだった。
今はそうじゃない。オタクといってもいろいろだけど、今どきの一般人のインドア側端くらいの意味しか持たなくなりつつある。あんまり悪いイメージもなくなりつつある。でも、昔のオタクの名残は、あるにはある。その典型例がリア充、なる言い回しなのかもしれないわけだ。
だからこう邪推したい。「オタク」、それは今のカジュアルなオタクじゃなくてどろどろとしたオタクのことだけども、それを粛清しないと、何か都合悪いことでもあるんですかね? このトンデモ放射線科医。
二度と人にエビデンスなど求めずに、隅っこでデマと偏見だけ食ってかろうじて生きていってほしい。
でもこのツイート、今の段階で4200越えのイイネと2600越えのRTがされている。この人たちには、修正された歴史が本当のもの、なんだろうね。
よかったですね、「非リア」の営みを「リア充」どもの手で簒奪出来て。
クソが。
やれビール瓶だの、アイスピックなどその場の状況も発言者によっててんでばらばらだし
その中で、一つキーポイントになるのが診断書だが、こういった診断書を書くことの多い市中末端の脳外科医がどういう経緯だったか予想してみる。
まず、書かれた病院は済生会福岡総合病院。ここは博多のど真ん中にある大きな病院で救急もやっている。全く怪しい病院でもない。
鳥取で行われた暴行について後日いってるんだから貴乃花親方としては、きっちり証拠を取ってやる、ぐらいのつもりで貴ノ岩を連れて行ったんだろう。
書いた医者は宮城知也先生。直接面識は無いが、科研費とか論文見る限りでは頭部外傷を専門にされているベテランの先生のようで
求められるがままにへんてこな診断書を書いたり、ということは多分無いように思える。
こういう外傷の患者さん、特に暴行とかで証拠が必要、となるとやはり精密な検査をすることになる。こういった有名人とか社会的な問題に成りそうなときは
さらにその傾向が強いだろう。
したがって、電話、もしくは紹介で現役幕内力士が横綱に暴行を受けたということで受診になるというとペーペーではなくその日の一番立場が上(できれば部長)の
外来にまわされ、XP、CT、MRIとできる限りの検査をしたうえで診断書を書くという話になる。
で、内容。
「脳振盪(しんとう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑い」
脳震盪はよい。おそらく頭部を打撲した後ふらふらしているという自覚症状に基づいて書いている。そして脳実質についてはそれ以外の言及は無いのでおそらく
職業上T2スター(出血に鋭敏なとり方)で多少出血があっても陳旧性かどうかわからず因果関係が判断できないので危なくて書かないだろう。
で、左前頭部裂傷、右外耳道炎もよい。これは視診で判断できるし、右耳から出血もあったんだろう。耳鏡で見て血腫もあって、でも鼓膜は破損してなかったということで
この書き方になる。右側に張り手を受けたんだろうなぁという感じ。
問題は右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑いである。画像上骨折がもしあったら、「疑い」はつけずに断言する。なのでわかるような骨折は無かったのだろう。
じゃあなんでこんなことを書いたのかというとおそらく、受傷後しばらく鼻水か耳漏が止まらなかったという訴えがあったのではないだろうか。
頭蓋底というのは一般的にイメージされる頭の周りを囲む硬い厚い骨ではなく脳実質と鼻や耳をしきるとても薄い骨で、ある程度の衝撃で骨折してしまう。
で、頭蓋底が骨折すると、そこから髄液がもれる。もれた髄液は鼻水もしくは耳漏として出てくることが多い。
リアルタイムで出ていればそれをテステープなどで検査して(鼻水は無糖、髄液は糖が含まれているのですぐに判断できる)髄液漏は判断できる。
でも疑いということは受診時はもう鼻水もしくは耳漏が止まっていて証明できなかった、
でも来る前は鼻水か耳漏が止まらなかった=髄液漏の可能性があった=微細な頭蓋底骨折があったのではないかという考えで
このような診断書となったのだろう。いずれにせよ、血腫もないし挫傷もないし手術するものもないし安静しかないよね、っていう結論だけど安静入院、っていう結末を予想する。
推測するに、できるだけ客観的に丁寧に診断書を書いた結果、こんな大事になったことで宮城先生も困惑されているだろう。
少しでも軽い怪我として内輪でなあなあですませたい相撲協会とかから圧力もかかっていて、とっても大変だと思われるが、あまりこのようなことに巻き込まれず
追記(11/19):ご指摘ありがとうございます。貴の岩を貴ノ岩に表記変更しました。予想という日本語の使い方については、申し訳ありません、今後気をつけます・・・
追記(11/20):元増田です。(この言い方でいいのかな?)反応が大きくてとてもびっくりしてますが、やはり皆さん興味があるところだからなのではないかと思います。思いもよらず放射線科の先生からコメントまでいただいて恐縮です。
ところで、あまり深く調べずに元のエントリーを書いてしまい、改めてみなさまの反応をいただいてから記事をしっかり読んでみました。
右中頭蓋底骨折については、患部をCTスキャンしたところ、骨折線とも考えられる線が確認された。ただ、もともと存在する縫合線である可能性が高く、過去の衝撃等が原因で生じた骨折線の可能性もあり、日馬富士の暴行との因果関係も分からないものの、念のため右中頭蓋底骨折の疑いとしたという。
また髄液漏れについては、右の空洞部分の一部に水がたまっている所見があり、単に右外耳炎による炎症が原因のものとも考えられたが、右中頭蓋底骨折による髄液漏れの可能性も全くないとは言い切れないため、髄液漏れの疑いとした。ただ、実際に髄液が漏れたという事実はないという。
その上で、受傷から日数が経過したことを考えれば、髄液漏れが今後生じる可能性、つまり右中頭蓋底骨折が生じていた可能性は「極めてまれである」とした。
というものを見つけました。そして外耳道損傷ではなく外耳炎であること、頭蓋底骨折ではなく中頭蓋底骨折であるということに改めて気づきましたので、いくつか訂正させていただきたいと思います。(みなさんの興味を引くのかわかりませんが・・・)
まず外耳道損傷と書かなかったことについてですが、もしかしたらこれは直視下で外耳を確認できなかったのではないかと思います。つまり耳が聞こえづらいという訴えで耳鏡でのぞいてみたところ血と耳漏で観察ができなかったのではないか。なので外耳道炎とした、ということです。
この言葉の使い方で、右外耳の異常が外傷と因果関係があるかどうかわからない、という担保をつくることができます。事後コメントの「単に外耳炎による炎症」という言い方もなんとなくその方向なのではないかと予想できます。
また、これはうっかりしていたのですが中頭蓋底骨折の疑いだったのですね。一般的に鼻漏は前頭蓋底骨折、耳漏は中頭蓋底骨折で生じますので、鼻漏は存在せず、耳漏のみ存在が疑われる状況であったということを指し示します。
右の空洞部に水がたまるという表現からは、画像上(CT,MRI上)中耳、もしくは外耳に液性成分が認められたことが考えられます。
したがって結論としては
「CTとってみたら骨折線はまぁわかんない(多分縫合)。だけど外耳に水たまってるし受傷直後だし、髄液漏かもしんないし中頭蓋底骨折もあったんじゃないか?」という推測の元かかれた診断書なんじゃないかと予想します。
同業者の方は理解していただけるかと思うのですが、暴行とか事故の被害者、というふれこみで診察、診断書となるとやはり被害者を目の前にしていることもあって、お気の毒に思って考えうる状態の中でいささか大げさな方に判断しがちなところがあります。
宮城先生ももしかしたら、そういう心持で書いちゃった診断書が今一人歩きして大変になってて困ってらっしゃるのかなーと思い、だとしたらお気の毒で、自分も反省しつつ、この騒動が早く収まることを祈らせていただきます。
医学という学問は、暗記ばかりで時々嫌になるけど、基本おもしろいと思うし、何より学んだことが誰かの役にたつ、という意味ではとてもやりがいがある。
困っている人の役に立つのはとてもすばらしいことだと思うのだけれども、クズの相手はしたくないなと。
まぁ、クズにもいろいろあって、俺もクズっちゃクズだけど、自分の負の感情を社会的強者にぶつけたりしないし、立場の弱い人間にもあたったりしない。
相手にしたくないのは、自分の置かれている環境に満足できず、それを昇華できないから、不当な主張を繰り返すクズ。
ただ、医療現場で働く上では、そういうクズを避けては通れないわけで。
学生如きが何を知ってるんだと言われるかもしれなけれど、一度社会経験を経たうえでの医学部再受験なので、社会には色々なクズがいるっていうことは少しは理解しているつもり。
もちろん、「困っている人を助けるやりがい+α>クズを相手にしなければいけないこと」なんだけれども、なんとかならないものなのかと考えてしまうわけです。