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はてなキーワード: 研究とは

2024-01-14

Xで

女性発達障害の気付かれにくさ」がトレンドに上がっていたけれど、

そもそも本当に『女性発達障害は気付かれにくい』のか?

表に出た発達障害の数の男女比を根拠に、女性発達障害は気付かれにくいって常々言われているけれど、

それって発達障害の発生率が男女同じで潜在的な数そのそのが男女で同じだけいるっていうのが前提だよね?

そもそもその前提条件が疑わしいっていうか…

だって男女で発生率の違う病気って沢山あるじゃん

知能指数だって女性平均値付近が多くて男性上下に激しく振れやすいって言われているのにどうして発達障害確率は男女差がない前提なんだ?

私は寧ろ、「女性発達障害は気付かれやすい」「男性発達障害は気付かれにくい」と思っている

何故ならばADHDの特徴とされるミスの多さや多動性は女性に多い主婦事務職では不利に働くが男性に多い営業職では有利に働き、

ASDの特徴とされる空気の読めなさは女性には致命的だが男性に多い研究職では問題とされない事も多く、

LD(学習障害)も男性に多いガテン系職業をやる分には問題ない事が多いからだ。

女性の方がちょっとした事で発達障害認定されて排除されやすい。

それぞれの性別に求められる社会的役割の違いから考えると、発達障害に属する部類でも、それを特に指摘される事なく社会人やれてる人って、明らかに女性よりも男性に多いと思うよ

ついこないだも普通にサラリーマンやってて管理職まで登り詰めてる中年男性で、この空気の読めなさからしてこの人多分発達障害だろうなーってのに出会ったわ

だけど年齢的に言っておそらく診断される事もなく、社会人として管理職になって高い給料を貰っている訳だ

2024-01-13

1+1=0である

これを見た時に「いや2だろ」って思っちゃうのが「間違いと思ったことを指摘してしま衝動」なんだけど

これについてあまり研究されているのを知らない、専門用語があるかどうかも知らない

SNS時代には結構重要テーマだと思うんだけど

 

この衝動を抑えるのは我慢の力が必要から

節操ない人ほど声に出して指摘してしま

 

これが何でもない間違いならいいんだけど

例えば地震対策のような難しい話題だった場合、とんでもないことになる

anond:20240113015934

件のがどっち指すのかわからんけど、どっちもさほど戦闘に重きが置かれてる作りじゃないから、一定以上強くするのはマジで趣味の域だよ。

物語世界探索が主軸だから、そこで度肝を抜いてもらえるよう一番お金工数かけて作られてる。スマホゲーどころか大半のコンシューマーRPGより凝ってると思う。

戦闘システムそれ自体もかなり練り込まれてて研究しがいがあるけど。

原神の場合は一生ハウジングしてる人もいれば、サブコンテンツのデジタルカードゲームして世界大会目指す人、バエ写真動画とってSNSに上げる人、料理再現する人、衣服建築意匠から考察をする人、いろいろいる。まあこのへんはネトゲあるある

イベントでも、戦闘コンテンツは数ある遊びのうちの一つで、毎回違うミニゲームをやることになる(スマホゲーでは異例)から戦闘一辺倒ではなくて、なんというか文化的

他のスマホゲームでは性能で釣って過剰な課金に至る人が多いのかもしれんけど、ここの場合は「与えすぎてくれる運営開発に報いる」気分でちょっと万札を気持ちよく投じてしまえる側面が大きい。

ネタバレにならん範囲で本気度が伝わる部分は音楽くらいだろうからちょっとこのへん覗いてくれればユーザー心理が分かるかもしれん。

https://www.youtube.com/watch?v=kRd1cW0_VMA

ちなみにオンラインコンサートかいってアーティスト動員した有料レベル映像を毎年公開してて、これは原神スターレイル崩壊3rdいずれでも最近やってる。

https://www.youtube.com/watch?v=Q126ms-sC90

だいたいネタバレになるけど公式にあがってる各所で流れるムービーキャラPVなんかも映像表現の凝り方が異様なほどで、そのペースも矢継ぎ早で、ちょっとよそが真似できる感じじゃない。

それだけお金かけてユーザー還元してるってことが、たまのアピールではなく日々ひしひしと伝わってくるから良い循環を産むんだろう。

アイドルリズムゲーなんかをやっていたときも、性能要求シビアでないか推しへの愛を示すお布施課金みたいな風潮を感じていて、これはこれで一種理想形だと思って課金してたけど

より普遍的王道な形で熱意と開発力のスケールが違うもんを見せられるともう感謝を表明するマシーンになるしかない、べつに何も強いられてないんだけどな

https://www.businessinsider.jp/post-280086 アメリカが約50年ぶりに建設許可を出した「溶融塩原子炉」とは

https://www.businessinsider.jp/post-280086

溶融塩炉1950年代から存在していたが、アメリカ1970年代にそのほとんどを見限り、それまでにすでに多くが建設されていた水冷原子炉を支持した。

 

だが近年、ケイロスをはじめとする企業研究所が、塩冷式原子炉を再検討しはじめている。

 

工学上の細部が決着すれば、冷却材としての塩は、水よりも断然優れている」とスミスはBusiness Insiderに話した。

 

溶融塩炉は、高温で水を液体に保つための分厚い圧力容器を必要としないため、設計上の柔軟性が高まるスミスは言う。

 

たとえば、原子炉水冷式よりも小型化され、さまざまな場所につくることもできる。

 

「言ってみれば溶融塩炉は、溶融塩炉以外では不可能な、設計上の多くの選択肢を開くものだ」とスミスは言う。

 

「低圧のパラダイムへ移行すれば、建造がずっと容易になる」

 

へき地や船舶、大規模発電所など、「溶融塩炉は、あらゆる領域で次々に導入されるだろう」とスミスはつけ加えた。

 

実験炉「ヘルメス」の仕組み

ヘルメスは、最高で華氏1200度(摂氏650度)で稼働する。だが、冷却材である溶融塩(FLiBeと呼ばれる、フッ化リチウムとフッ化ベリリウムの混合物)の沸点華氏2606度(摂氏1430度)で、炉心の温度よりもはるかに高い。

 

したがってFLiBeは、稼働時の高温でも液体の状態に保たれ、圧力を加える必要はない。そのおかげで、原子炉建設が容易になり、コストも安くなるはずだとスミスは言う。

 

ケイロス・パワーが提案する燃料も、従来の原子炉のものとは異なる。同社は「TRISO」(TRi-structural ISOtropic:三重等方性)被覆燃料粒子(ウラン酸化物を黒鉛セラミックスで被覆した粒子型の燃料)を用いる計画だ。

 

エネルギー原子力エネルギー局によれば、この燃料は、現行の燃料と比べて極端な高温に耐えられるため、核分裂生成物が放出されにくいという。

 

残る課題

溶融塩炉には、腐食抑制をはじめ、いくつかの課題がある。

 

スミス腐食について、「酸素はいわば、溶融塩が腐食する際の原動力だ」と説明する。そのため、塩が酸素さらされる状態抑制することが課題になっている。「まったく同じプロセスではないが、原理としては、他のどの冷却材とも変わらない」とスミスは言う。

 

化学制御する必要がある」

 

また、溶融塩炉が抱える他の欠点について、カナダブリティッシュコロンビア大の物理学者であるM・V・ラマナ(M.V. Ramana)教授2022年、「数種類の廃棄物の流れが生じるが、そのすべてについて徹底した処理が必要となり、廃棄に関連した課題に直面することになる」と書いている。

 

スタンフォード大学研究者などが2022年に発表した研究によれば、溶融塩炉で生じ得る核廃棄物は、現在システムよりも多く、「用いられる燃料と冷却材は、腐食性および自燃性が高く、照射後は高レベル放射性になる」という。

奥さんとは呼ばれたくない」

友達の嫁さんと初めて会ったときに、「奥さんとは呼ばれたくない」と言われた。

そういう人たちがいるのは知っていたけど、実物には初めて会った。

社会科学系の大学教員

後で知ったけど、そっち系でも知られた人。(国際的研究業績もあり、掃いて捨てるほどいる単なる活動家ではない。蛇足だが、社会学者でもない。)

 

「それじゃ、何て呼んだらいいですか?」

多少敬語が入っているのは、相手の方が年長なので。

騒がしい飲み屋友達と3人なので、カジュアル雰囲気

ただ、意外なことに、明確な返事が無かった。

意外だったのは、「相手にとってはFAQだろう」と思っていたから。

レスされる、と思っていた。

「夫の友人に返すような、穏当な返事の用意が無かった」というところかな、と思ったが、単なる邪推

 

友達相方を、名前では呼びにくいですよね」と友達に向けて言った。

「だよね」と返される。

奥さん」と呼ぶのは、「あなたは私にとって『友達奥さん』です」という暗黙のメッセージ

逆に言えば、敢えて名前で呼ぶことは「あなたと直接の友達になりたい」というニュアンスがこもる。

少なくとも我々の世代は、そういうことは不躾だと感じるのが普通だと思う。

今後、直接の友達になることがあったとしても、初対面でそういう態度はとらない。

 

友達とは、日本語で話すときは「増田さん」、英語で話すときファーストネームで呼び合う。

おそらくは奥さんとも、英語で話すときファーストネームで呼び合うだろう。

英語で話すのにファーストネームで呼ばないとしたら、それにも特別意味が生じる。

自分には、それを言語化はできないが。

 

夫婦マンションを買いに行ったとき営業から子供学校に行って教員から、「奥さんとは呼ばれたくない」のは理解できるし共感もできるし賛成もできる。

ただ、夫の友達に「奥さんとは呼ばれたくない」と言ってしまったのは、彼女ミスだったのではないか、と思う。

おそらく彼女はそのときすぐにミスに気づいたが、俺の方はこうして後で考えをまとめる段になって初めて気づいた。

邪推はやっぱり邪推だったわけだ。

恥ずかしい経験が、また増えた。

2024-01-12

松本人志強気だった理由の推測と今回の問題点

※読みづらいので断定口調で書くけど、あくまで推測なので語尾には全部「だと思う」がついていると思って読んでください。

ブコメなんかでも指摘されていることだけど、彼が強気である根拠は「同意がある相手しかしなかった」に尽きる。

松本人志にたどり着くまでにいくつかのフィルタリングがあって、それが要するに彼らにしてみれば「同意フィルタリングとして機能をしていた。

若手の飲み会に参加しますか?→同意

場所参加者が変わる飲み会に参加しますか?→同意

この後、偉い人も来るけどまだ参加しますか?→同意

松本人志とのみますか?→同意

松本人志と個室に行きますか?→同意

いたしますか?→同意

この一連の流れの中で一度でも拒否があれば、絶対深追いしないと決めていたのだろう。

当然自分スキャンダルを起こすリスクは十分に承知していて、最後にたどり着くまでかなり慎重に対応していたであろうことが予想できる。

本人はこのフィルタリングが厳格に運用されている限り安全であると考えていたので、当初の強気発言が出たのだと考えられる。

記事には手淫強要してきたと書かれてはいるが、それが事実ならもみ消す前提でここまで強気には言えないことを考えると手淫については同意があったのではないかと考えられる。

「俺の子供を産んでほしい」までは本当かもしれないが、拒否をされれば強制はしなかっただろう。

まり、彼としてみれば自分にたどり着くまでに幾つもの同意を経ているわけだから、そこに問題がない。=事実無根という認識で居たのだと考えるのが妥当だ。

事実、もしこれが本当に正しく運用されていれば、「既婚者による女遊び」という倫理観以外には問題がない。

正しく運用されていれば、である

松本人志トーンダウンしていった理由は、その運用が正しくされていなかったことがわかってきたからではないだろうか。

例えば、若手が成果を上げたくなってチートした場合だ。

具体的には、飲み会の参加にロイヤリティペナルティを匂わせる場合などだ。

「参加すると番組に紹介してもらいやすくなるよ」

拒否するとプロデューサーの期限を損ねちゃうよ」

今日女性を紹介できないと自分立場が悪くなるから協力してほしい」

フィルタリング同意の中で、一度でもこうした理由をもとに同意を得てしまっていたのであれば、このフィルタリング意味をなさなくなってしまう。

不同意性交罪、不同意わいせつ罪は次のような要件がある。

同意しない意思形成、表明 又は 全うすることが困難な状態にさせること、あるいは相手がそのような状態にあることに乗じること」

また、そうなってしまう原因として、経済的、又は社会的関係上の地位に基づく影響力による不利益の憂慮がある。

あくまで8年前にはなかった法律ではあるが、法が施行されるということはつまり過去の事例が問題視されていたということでもある。

罪に問われなかったとしてもイメージを重視する芸能人としてみれば致命的と言えよう。

これもブコメで指摘のあったことだが、水曜日のダウンタウンで行われた「怪しい自称プロデューサーから“100万円で『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ”と言われ払ったらホントに出演できるホントドッキリ」についてだ。

まさにそうした状況の中において100万円という大金の支払いを迫っている事自体問題があり、「払ったから出演できた」「払わなかったか問題ない」以前の話であるということには留意しておきたい。

しかし、現実における認識は、その程度なのだ

100万を払わなかったのだから問題ない。

100万円払っても番組に出演できたのだから問題ない。

相手から拒否されてセックスしなかったのだから問題ない。

相手同意を得てセックスしたのだから問題ない。

これらは理屈としては実に類似している。

しかし、問題本質はそこではなく、如何にしてその選択を迫ったかの部分にある。

番組としてはドッキリという形で終わってはいるが、そのような話が事実として存在していなければ、ドッキリとしてそもそも成立しない。

出演者はドッキリと明かされるまではその交換条件について真剣に悩んだわけで、それが嘘で済まされるなら詐欺未遂の全ても嘘で済んでしまう。

ここらで一度整理が必要な話だとは思うのだが、この「実害がなければ問題ない」という認識はそろそろ改めるべきだろう。

そうでなければ詐欺未遂はし放題であり、目の前で止められたはずの被害者を救うことができなくなってしまう。

実は、これらに共通する視点がもう一つある。

それが、関係者全員が緩やかに共犯関係にあるという点だ。

例えば飲み会女性を連れてくる若手芸人は、連れて行った女性の行き着く先を知っている。

それにもかかわらず、自分がやっていることはただ、飲み会に誘い出すという行為のみで、そこだけを切り取れば何かしら問題があるわけではない。

そうして罪の意識を軽減しながらも、しかし、問題が発覚すれば他人事ではないことも理解しているはずだ。

さらに言えばセックス同意した女性さえ、例えばそれによって自らにロイヤリティがあったりと、セックスを何かの代償行為に置き換えているのであれば共犯と考えるべきであろう。

例えば100万円の支払いと同じく、有名番組への出演権を得ているとすれば、それは正規手段ではなくまごうことな不正行為だ。

この場合、本当の意味での被害者はこのシステムの外にいる真面目に取り組んでいる人たちになる。

こうして関係する人間誰もが緩やかに共犯関係にあることで得られるメリットは2つ。

一つは関係する人間たちだけで利権を牛耳れること。

そしてももう一つは、組織不正を明らかにすることがつまり自らの不正を認めることになるために、内部告発しづらくなり発覚が困難になるという点だ。

思い返せば、2023年を賑わせたニュースにもこの関係性は多く見られた。

ジャニーズの性被害問題

宝塚いじめ問題

ビッグモーターによる保険金詐欺問題

バイトによる強盗事件

政治裏金問題

これらの問題全て、関係する人間が時に被害者であり時に加害者でありと、それでいて一つの利権を牛耳るという緩やかな共犯関係にある。

そして本当の被害者は、その外にいる不正を行わずに真面目に取り組でいる人達であり、搾取だけされて放り出された人たちだ。

こうしたこと社会問題として注目されるようになった結果とも取れるニュースではあるが、こうしたハラスメント連鎖によって作られる閉鎖的な組織についての研究もっと進んでも良いかもしれない。

言うなればハラスメントチェーンによる組織隠蔽を利用した不正組織が世の中にはまだ多く存在しているということだ。

その上で、セックスをさせることが前提で組織が組まれ、そこに誘い込まれ被害者が「自らの選択だった」と後悔することすら許されず、周囲からも「同意があった」とセカンドレイプすらされかねないようなシステムを善と言えるのだろうか。

お礼メールを持って「同意」を確信した松本人志本人は、今頃周囲から指摘を受けてやってきたことの問題の大きさを後悔していると信じたい。

そのシステムに組み込まれていた後輩芸人たちも、自らの責任希薄であることを良いことに自分に罪はないと開き直るべきではなく、もし自分の妻や恋人、愛する娘がそうしたシステムによって権力者に食い物にされたらどう感じるかを考えて見てほしい。

それがどれだけグロテスクであるかが理解できたなら、先輩芸人のためだなんて偽善を捨て、自らの罪を認めて事件の解明に協力するべきだろう。

ジャニーズの次は吉本かなーなんて年末にのんきな話をしていたこともあったが、まさか現実になるとは思わなかった。

テレビ役割が本当に終わったのだと感じる。罪は罪としてちゃんと償いましょう。

anond:20240111151102

>もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

>そういった研究痕跡を見つけることができない


古代中世近世において

陰陽道やらの既存説明否定して新たに説をぶちあげるのが社会的に困難だっただろうというのと

地震人間人生でそれほど頻繁に遭遇して観察できるものではないということ

情報の伝達速度、映像的保存手段交通利便性現在とは比較にならないので

日本全国の地震情報を集約した研究も難しいだろうということ

などが考えられるのでは

仮に志を持った研究者が居たとして後世に残るほどまとまった成果が集まらなかったとか

2024-01-11

ロールモデルがいないのが当たり前

旧帝、物理学専攻、修士、女、

同じ人の人生の進め方を知って、参考にしたりしなかったりしたいと思って調べ始めた。きっかけは書くまでもないだろうけど就活です。

同じ研究室の先輩を遡っても最後女性がいたのは何年前?って感じだし、

同期は教員なる子博士に進む子、自分とは専攻が違う子…といった感じ

通りで「リケジョ座談会!」みたいなイベントがあちこちで開催されているんだ。あれも横の繋がりって感じではないけれど。

自分人生自分のものだし、境遇が違っていてもいくらでも助け合えるし、そもそも全く同じ人なんていないし、他の人だってみんなそうなはず、私が贅沢言ってるだけ

だけどこんな風に考えてしまうのは、上に書いたような特徴を持った人はたくさんいるって知ってるからなんだろう。毎年100人くらいは増えてるだろうに…。

それに加えて「どうせ理系女子なんて就活楽勝でしょ」と就活すらろくにしたことないような人に言われたりするのも、その原因なんだろう。

「冬インターンとか行ってる〜?」って聞いてくるあなた公務員試験がんばったんだろうけど、それってこの時期の一般受験生ちょっかいかける指定校と同じじゃないですか???

不安で仕方ないけど、ここで弱気を吐き出して明日からまた就活研究がんばろう。

ワコムの話と『反AI』さんたちへの手紙

 Wacom炎上が止まらない。

 株式会社Wacomは、高品質ペンタブレット類を筆頭に、クリエイター向けのデジタル製品を展開する埼玉県企業だ。

 超有名ペインソフトCLIP STUDIO』のセルシス提携してイラスト情報サイト運営したり、YouTubeにて著名作家による液晶ペンタブレットでのメイキング動画配信するなど、顧客だけではなく、クリエイティブ世界全体に寄り添ってきた印象の強い企業だった。

 そんなWacomが、言うまでもなく数多のクリエイターから侮蔑され、今に至るまで常に批判を浴び続けているAI生成画像広告使用した。

 当然、界隈には激震が走り、すぐさまWacom非難誹謗中傷雨あられさらされることとなった。

  全ての発端となったその画像は、Wacom米国支社が新春セールの告知バナーとして掲載した画像使用されている龍のイラストだ。

 それは昨今の精緻化しつつあるAI画像事情を考えればまったく稚拙と言っていいAI丸出しっぷりのカスみてえなクオリティポンチ絵であり、切り抜きすらガバガバで、目にしたユーザー正気を失うのも無理はない瘴気を放っている。

 Wacomの弁明によればストックフォトサイトから購入した画像であり、説明には手描きですって書いてたらしい。信じるなよ。

 ゆえに、

ペンタブという、血と汗と涙を流してがんばるクリエイター相棒となる機器を売っている会社が、クリエイター成果物を無遠慮に搾取して作られたAI画像なんぞを広告に使いやがったことへの怒り

②たとえ本件が広告代理店単独やらかしであってWacomは悪くないのだとしても、創作現場と密接に関わってきたはずのトップ企業あんな分かりやすAI画像を見抜けなかった、あるいはチェックさえせず素通りさせた可能性があることへの懐疑

そもそもWacomかいう超有名かつクリエイターと親密なはずの企業が、自社の広告に使うイラストを新たに発注せず、ストックサイトから拾って済ませたことへの落胆

ユーザー告発がバズったさいに、迅速な対応を見せることなく火元の投稿を無言で削除してしばらくだまりだったうえ、ようやく出た謝罪文がどうも歯切れの悪い内容であることへの🤔

Wacom製品の宿痾であるタブレットドライバ虚弱体質への不満が炎上ついでに大噴出

上記を主な理由として燃え燃え、もはや消し炭すら残さなフェーズに入っている。

 自分は生成AIゴミだと思っている人間であり、Wacombambooに導かれて絵を描くようになったおえかきオタクであり、同じくWacomが展開する液晶ペンタブレットのフラグシップである"Cintiq pro"に憧れてきた一介のユーザーであるため、Wacom燃えているのは我が事のように苦しく、歯痒い。

 

 はじめはWacomに対する困惑と、とにかくは炎上を追わねばという気持ちけがあり、なぜAI画像を使う羽目になってしまったのかさえ知れればよいと思っていた。

 だが、炎上が際限なく広がり、どこまでも飛び火しまくっている現状を見るほどに、自分でもよく分からない様々なお気持ち悪態自分の内で噴き出しまくってないまぜになり、どう整理すればいいかさえ分からなくなってしまった。

 非難にあわせて拡まった不買運動や、やおら他社製品液晶ペンタブレットを持ち上げ始めるインフルエンサー挙動イラつく自分も情けない。

 その代替として挙げられた製品だって過去AI広告作って燃えてるし、そもそもそいつらがCintiqに敵うものかよ。

 一方で、そんな悪口が出てきてしまうのは、私が持ち合わせているある種の国粋主義的な、権威主義的な部分が強く認知を歪ませているせいであるという点を否定できない。私はWacom信者だ。恥ずかしながらこの目は曇っている。

 なんにせよ、よく分からないお気持ちを抑え込むことさえできない自分があまり馬鹿みたいでつらいのだ。

 AI慎重派の筆頭論客でもある某イラストレーターが「XP-PEN(Wacom以外であれば真っ先に候補に上がる中国の優秀なメーカー)の液タブ買ったよ」というツイートをしただけで「Wacomへの当てつけかよ!!!!!!!!!!?!」となってしま自分単細胞が恨めしい。

 だから、彼がとてもとても理性的な筆致で書いてくださっていたnoteを読み、示されていたフラストレーションの殺し方のすすめに従って、こうして文章の形で消化しようとしている。私は絵でしめすより文章をしたためるほうが相対的に得意だから。うまくいくかな。

 ファックAIファッキン創作ヘイターども。

 思いついた順に書く。くどいので今後は液晶ペンタブレットを「液タブ」と表記する。

 本件を概観するうえで見落としてはいけない気がするファクトとして"Wacomの液タブ"という存在概念が、デジ絵に親しむ者にとっては単なるハイエンド製品に留まらない、絵描きとしてのステータスシンボルでさえあった実情がある。

 「Cintiq」という名は単なる製品名前ではなく、それこそCHANELの「N°5」のような、ある種の象徴を背負ってきた。なぜなら長い長いあいだ、Cintiqこそが唯一の“本物の液タブ“だったからだ。

 どういうことかといえば、Wacom特許でもある電磁誘導方式(EMR)という動作形式作動するの液タブは、長らく新生Cintiqシリーズしか存在していなかったのである

 EMR方式は、グラフィックタブレット動作方式として最も優れていると言っていい代物だ。飛び抜けて高度な筆圧感知と動作検知能力を持つため、まるで紙に線を引くかのように繊細な描画が可能であり、ペンの充電に煩わされることもない。

 かつては板タブの専売特許であった強力な描画能力を、液タブだてらに誇示してみせたことでCintiqは伝説となった。

 EMRの特許が切れた現在となっては、他社も盛んにEMR方式の液タブを発表しはじめているものの、依然としてそのクオリティの高さは変わらず、Wacom歴史に根ざした信頼もあって、“Cintiqという名前“は永遠に“すんげーつよつよ液タブ“の比喩であり続けている。

 趣味であれ生業であれ、デジタル創作に親しむ人々はみな、ショーウィンドウ越しのトランペットを見つめる黒人少年のごとく、Cintiq proに憧れながら絵を描いているのである(主語デカ案件)。

 だからこそ、"あの"Wacomが!!?という衝撃は大きかった。よその企業AIを使いやがったときのそれとは、話が違うのだ。

 むろん、いくら創作にまつわる機器を扱う会社からといって、告知に使う全てのイラストにコンペを設けたりできないことは、さすがに分かる。

 それでも、だとしても、誰しもが「なんで社内イラストレーター使わねえんだよ」と失望するほどには、Wacom名前は重かったのだ。

 当のWacomにさえ抱え切れないほどに。

 また、消費者による企業への信頼とはすなわち資本への信頼でもある。

 資本といっても、なにも小難しい株価とかの話ではない。

 ただ、ただ単純に「高え金払ってんだからしっかりしてくれよ頼むよ」という話だ。

 「Cintiq pro27」とかでググっていただければ分かるとおり、Wacomフラグシップ製品は、おしなべてアホみたいに高い。Apple製品とタメを張るくらい高い。ちなみに企業姿勢もどとこなく似ているところがある。

 Wacomがどんだけ儲かってるかは知らんけど、あんな高いもの売ってるなら相応にお行儀よくあってくれたまえよという話なのだ

 これはカスタマーが企業に怒りを覚えるポイントとしてあまりに分かりやすく、またその気持ちを分からない消費者はいないだろう。

 ちなみに、米WacomAI画像をうっかり購入したフォトストックサイトが、よりにもよってAdobe Stockであるのも見逃せない点だ。

 かのAdobeもまた、AI魑魅魍魎占拠され AI汚染震源地とすら揶揄されるようになったAdobe Stockの有様をユーザー咎められ、「高えAdobe税払ってんのに自社のフォトストックすら守れねえのかよ」という失望を集めて絶賛失速中の身である。どうも示唆的なものを感じずにはいられない。

 ただまぁ、個人的上記の諸々は単なる背景情報であって私には正直どうでもよかったりする。ここまでクソ長々と書き綴ってきたうえでこんなことを言うと正気を疑われるかもしれないが。

 私はただ、頭が固くて権威主義旧弊オタクであり、Wacom埼玉の誇りだと思ってる埼玉県民ゆえ、ただただ、たった1回の過ちでWacom製品を投げ捨て、""有象無象"“の""中華""製品に手を伸ばせるみんなのフットワークが信じられないのだ。

 そして今回の傷が重篤な致命傷なのは否定できないとはいえ、なにもWacom主体的AIを推進したわけでもないのにここまで炎上が広がっていることに引いているのだ。

 なんかこう…例えばCintiqの次世代モデルAI積みますとか言い出したわけでもなく、ただAI画像をなんとなく手にとってしまっただけなのに、叩かれすぎじゃないかと思うのだ。確かに迂闊で許される範囲じゃないとは思うけどさ。

 とくに、まるでWacomが生成AIを大歓迎し、諸手を挙げてユーザー押し付けようとしている企業であるかのように罵っている一部のAI慎重派の言動あさましく思えて仕方がない。

 むしろWacomは絵柄を署名のように扱える技術研究し、「AIAIをぶちのめす」道を探ろうとしている途上にあるというのに、というかその話題が出た当時はみんなしてさすワコしていたというのに……。

 ……長い長い冬を抜けて、ようやく著名なイラストレーターの方たちでさえ腹を括ってAI被害を訴えてくださるようになり、ここ最近にきて生成AIに関する議論が持ち直したように感じられる場面が増えたように思う。

 一方で、その暗い冬のあいだに摩耗した精神を顧みぬまま、あれもAIこれもAIAIAI呪詛言葉を撒き散らすようになってしまったインフルエンサーの方が何人か思い浮かぶ

 特に最近になって「2023年8〜10月以降にいきなり生えてきためちゃう絵師は基本AIだと思え」というド失礼な認識自然発生し、ぽつぽつと苦言が出ることがあっても、とくに大きな反発もないままその認識が界隈に定着したのを見たとき、私は「底が抜けてしまった」と思った。

 そこに畳み掛けるようにして、絵描きの最良の友であったWacomへの過剰な警戒がドバドバドバドバ噴出しているのだ。しっちゃかめっちゃかだよもう。

 AIbroが吐き捨てていった「AI規制派はフェミ!」というお里が知れる鳴き声を、彼の意図した形ではないとはいえ、私は捨て置くことができない。

 今の「AIカスどもVS絵師とかの連合」の泥沼バトルは、慄然とするほど「"フェミニズム"VS表現の自由」の界隈が辿った道筋に似すぎているのだ。

 

 あの人たちはどうなった?

 ギャグみてえな炎上の渦中にあっても気高く振る舞ってきた、"フェミ"と蔑称されるいわれなき本物のフェミニストたる女性達は、数回の炎上ですぐさまインターネッツレスバの無意味さを悟り彼女らがまだ"まなざし村"という懐かしい名で呼ばれていた時代の終わりと共に雲隠れしてしまった。

 こうして萌えコンテンツをひたすら理不尽に憎み、ダブルスタンダード思想を振り回しながらLGBT迷惑をかけまくる、だいぶ苛烈女性けが鼻息荒くリングに残ることとなった。

 一方の"オタク"の側も、愛するコンテンツを守りたい一心不器用にも声を張り上げていた層が、本当はそんなふうに怯えなくてもいいことを知り、安心して去った。オタクコンテンツを傷付けやがる連中の正体見たり枯れ尾花。好きなものを愛でる時間のほうがよほど大切なことに気づいたのだ。

 そうして気持ち悪くて不謹慎処女厨童貞が一番カッコいいという化石じみた価値観のまま、アニメゲームに言うほど思い入れがないにも関わらず、現実女性逆恨みする原動力として自分オタクだと思い込まねばならない可哀想男性けがオタクバトン勝手に引き継いだ。

 そんなこんなで、かの界隈は"炎上のための炎上"の火の手が毎日どこかしらで上がり続ける、オタク嫌いとミソジニストがこの世の終わりみたいなナワバリバトルをやるだけの地獄と化してしまった。

 他人事とは思えない。

 「絵が描けるだけで好きなだけイキれてvtuberフォローしてもらえるキモオタどもが羨ましい」という凄惨嫉妬が胸の内で渦巻いていることにさえ気づけないまま、自分最先端技術理解しているすてきなテックギークだと心から信じて、満たされることな価値のない画像を貪り続ける“彼ら“の壮絶さを思えば、相対する我々はたしかに、さすがに、今のところは同じ場所まで堕ちてはいないと言っていいだろう。

 今のところは。

 だが、その尊い正気が首の皮一枚でつながっているに過ぎないことを、前線にいる多くのひとが忘れてしまっているように思う。

 自分がすぐにでも怪物に成り果ててしまうほど疲れ切っていることに気づかず、このまま怒りと悲しみを免罪符にして諍うだけの日々を送っていれば、すぐにでも炎上熱狂と、レスバのライブ感に飲まれしまうことだろう。

 これは自戒でもある。

 ここが正念なのだ

 この戦いはコップの中の嵐ではない。

 議論の場としては最悪なインターネットが唯一のフィールドというのも逆風だが、それでも。

 ヒュドラの頭を潰し続けることに拘泥してはいけない。

 非常に緩慢なテンポで、ときに腹立たしい揺り戻しに見舞われながらも、世界は確実に、ゆっくりとまともな方向に舵を切ろうとしている。

 それもこれも、生成AIという忌子の産声に迅速に反応し、大衆がことの重大さに気づく前から、狼少年のような扱いを受けながらも折れることなく声を上げ続けてくれた人々がいたおかげである

 あなたたちが戦ってくれたからこそ、ようやくたくさんの人々が目を覚ましはじめている。

 だから、我々はその目を裏切ることなく戦い続けなければならない。

 だから、少しでいいから、休んでほしいのだ。ふと立ち止まるだけでもいいから。

 この局面にあって、些細なことから「やっぱ反AIって頭おかしいわ」と思われるような事態があってはならないのだ。

 なにもあなたたちの活動疑義を唱えているわけではない。

 私は恥ずかしながら、かつて表現の自由戦士と揶揄される感じのあのへんの活動に片足を突っ込んでいた。

 そしてその日々の中で、素晴らしく聡明で、洞察力があって、敵を糾弾する時も優しさを忘れない、人間としても尊敬を集めていたオピニオンリーダーがある日突然ぶっ壊れてよくわからないことを言い出し、クソほど炎上するのを何度か目にしてきた。敵にも味方にもそんな人が出ていた。彼らはそのまま、“炎上のための炎上”をやるためのゾンビと化していった。

 思い返せば彼らはいつも最前線に立って、独りで戦っていた。“界隈の人間ではない“人間そばにいて、エコーチェンバー反響を適度に遠ざけることさえできていれば、ガス抜きさえできていれば、何かが変わっていたかもしれない。

 怪物と戦うもの怪物にならない方法は、ひとつだけ。連帯することだけだ。

 あなたたちの仕事は言うまでもなく私が、そしてなによりあなたたちが呼び覚ました無数のビジランテが引き継いでいく。

 だから、少しでいいから息をついて、AIbroどもにもみくちゃにされる中で削ぎ落とされてしまった何かを取り戻してほしい。我々にとってあなたたちが必要からこそ、壊れないでほしいからこそ、私はこんなことを言っているのだ。

 Wacomを許せるなら我々はまだ引き返せるはずだ。

 ibis paintとクリスタを許したように。

 このエントリあなたたちの目に入ったら、お前は手ぬるいだの悲惨現実理解できてないだのの有難いお言葉が飛び出してくることだろう。

 確かに前半のWacom擁護は、贔屓にしている会社かわいさゆえの妄言ではあると思う。正直。

 でも、後半で言っていることを取り下げるつもりは絶対にない。

 現実がまじくそだとしても、だからこそ、意地汚くAI押し付けてくる連中とこれからも戦っていくためにもここで少し立ち止まり、あたりを見回して我が身を振り返らねばならない時期にきていると私は強弁する。

 匿名の陰に隠れてこんなことを言っても説得力がないだろうが、どうか私を、Wacomを信じて矛を下ろしてほしい。

 それが私の祈りである

「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた

おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる

結論から言うと、明治元年1868年)ごろから急速に地震信仰は失われたと思われる

天保元年ごろ(1830年ごろ)

高野長英蘭学者

『泰西地震説』を執筆

オランダ辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した

安政元年(1854年

安政の大地震

鯰絵が大流行した

しかし「鯰絵が流行した=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが……

というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化け妖怪実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる

お化け妖怪実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚21世紀に生きる人間感覚だろうか

『泰西地震説』が世に出ておおよそ20年後出来事

『泰西地震説』は学者が読むような専門書で、一般民衆にはあまりまれなかったのだろうか?

江戸時代にもいくらかは民衆が読むような蘭学書が流通していたようなのだが、地震の原因を科学的に解説するようなものはなかったのだろうか?

当時は陰陽五行思想を信じる人が多かったはずなのだが、この思想では地震をどのように説明している?

ここは特に追加調査必要

鯰絵について語られた本でKindleで買えるものが無いため、追加調査図書館本屋資料を入手してからになる

明治元年1868年

小幡篤次郎、後の慶應義塾長、『学問のすゝめ』を福澤諭吉と共著した人物

天変地異』を執筆

小学校教科書にもなった本

雷、地震彗星、虹といった自然現象に科学解説を行った本

地震原理について、『泰西地震説』で解説された内容とだいたい同じ説明がされている

こういう本をわざわざ出版する必要があったということは、これに書かれた知識は当時広く知られていなかった……とみることができるか

明治元年でいきなりこんな教科書を出すとは正直驚きを感じる

西欧に追いつこうという強い意欲が見える気がする

明治初期の就学率は今と比べると低くはあるが、この本によって一部の若者に対して啓蒙が行われた

これによって明治に生きた若者地震鯰を迷信と見なすようになったのであろう

明治に書かれたエッセイ新聞記事を探したい

「私の父は地震鯰のような俗説を信じていてやれやれだ」みたいな記述がこの時代にもし存在すれば嬉しいのだが……

また、教科書ではなく大人が読むような啓蒙本はどのようなものがあったのだろうか?

追加調査必要

民俗学方面からばかり攻めていたが、明治維新に関する読み物を探すのもありか?

明治13年(1880年

横浜地震

M5.5程度で揺れはそこまで大きくなかったようだ

この地震体験したジョン・ミルンというイギリス人地震研究に関心を持ち日本地震学会を創設した

明治24年(1891年

濃尾地震

安政の大地震以来の巨大地震という言及が当時の新聞にある

科学者が地震調査のため派遣された、のような記事新聞に載っている

大正12年1923年

関東大震災

このときいくらかは鯰絵が描かれたようだ

ただ「鯰絵が描かれた=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」にはならないだろう

大正15年(1926年

井上江花、新聞記者

『江花叢書』第1巻

当時のエッセイ的な読み物

関東大震災に対する四方山話からの流れで「地震と大鯰」という題が名付けられた項がある

一部引用する

鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。大地の下には大鯰が生棲して、平生は辛抱強くじつとして動かぬけれども、どうかした拍子に其の尾鰭を動かすと大地が震動するのであると云ふので、我邦では正直に之れを信じ、

「正直に之れを信じ」という表現から、今は信じる人はいないというニュアンスを読み取る

1926年時点で安政の大地震はおおよそ70年前くらいか

「おじいちゃん子どもの頃は地震の原因は鯰だと思っていてね」と語る人がいてもおかしくない年数だ

科学とか西欧合理主義流行った結果、地震信仰のような俗説が廃れたんだろうなあ

ひと段落したら明治大正を生き延びた俗説で何か面白いものがないか調べてみたい

あと、柳田國男著作をまだどれも読んでいない

先に読んだ方が民俗学視点が備わって調査の全体の見通しがたつかもしれない

日記

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明治時代より前の時期の日本において、「なぜ地震は起きるのか?」のような原理の解明を目指した学者がどうにも見つからない

あるいは調べ方が悪いのか……

幕末日本人は地震ナマズを信じていなかった、ではいつ頃まで信じられていたのか?

あるいは最初からモノの喩えだと認識していたのか?

もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

そういった研究痕跡を見つけることができない

見つけることができない以上、ナマズ説を信じていたのかもしれないと消極的にだが認識せざるをえない

儒教においては「陰だか陽だかの気が地面から噴き出る時に地面が揺れる」のような説明がされているらしい

日本儒学者はそれを信じていた?だとすると江戸民衆のその説をどの程度認知していた?

あるいは「ナマズが原因ってことはないだろうけど、本当の原因が何かと聞かれると分からんなあ。詳しいことは学者先生に聞いてくれ」というスタンスが大多数か

日本人の宇宙観を調べた時にも思ったが、当時の天文方観測と暦の作成にばかり注力していて「なぜ?」という問いを立てない

調べることだらけだ、学生の頃に日本史や世界史選択しておけばよかった

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施政者が失政すると地震が起きる」みたいな思想もある

また、火山雷雨地震の3つセットを司る龍神がいるという信仰もある

ナマズじゃなくても結局別の信仰になってしま

ナマズが俗説ってそういうこと?

まり俗説でない主流の説は鹿島神だとか龍神に原因を求める?

この観点でも調査

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本屋に行ったが鯰絵関係の本が一冊もなく購入できなかった

しかし『陰陽五行日本民俗』という本を購入

陰陽五行について何も知らないに等しいので勉強しなければ

しか本来本業に関する勉強をして給料を増やす努力をすべきなのだろうが、仕事関係ない本ばかり買って読んでしま

悲しいね

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トラバブコメにあまり反応しないようにしているのだが(そこそこの確率不毛なので)、今回は必要を感じた

鯰絵はアマビエブームと近いものを感じるという意見には強く同感

ただ、いろんな本や資料に「昔の日本人は本気で地下にいるナマズ地震の原因だと信じていました」と書かれているんだよな……

これに強い疑いを抱く

しかし、アマチュアの私が思いつくようなことをプロ研究家が思いついていないわけがない……

なにか根拠があるはずと信じる

あと、この日記以外に書いている場所はない

清書の予定は……調査がひと段落したときにあるいはありえるかもしれない

追加調査資料入手待ちとか頓挫とか色々な理由でできていないことが多い

追加調査の結果を追記しようとすると買った本の内容丸写しみたいになりかねず、倫理的にどうなの?という気分を拭えず自分の中だけで調べた結果を味わうこともそこそこある

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先行研究

記録表現にみる中世日本の地震認識

ナマズ地震が紐づけられる以前の地震認識

断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究

近世地震認識記述がある!これをベースに調べるのが最善か

江戸時代の宗教観と芸能の盛行

幕末明治海外の人から見た日本人の宗教観記載がある

神や仏に敬虔祈りを捧げない一方で迷信深い、この点は現代日本と地続きに感じる

この庶民信仰の深部に最も接近した欧米人は、明治来日したアメリカ女性教育者アリスベーコンであろう。彼女は「村を見おろしている岩の頂上は天狗が作った」。「天狗はもうこの森から去って今はいない」。さきほど「山の神様の使いである大きな黒蛇が、いましがた、ここを通った」と説明する陽気な老女に接し、「神秘不可思議事物に対する彼女のかたい信念は、かしこい人々はとっくに脱ぎすてているものだけれど」、「すべての自然が深遠な神秘に包まれている文化のありかたへの共感私たちの心に湧きあがらせてくれた」と表した。

考えてみれば迷信深いお婆さんは昔は迷信深い若き女性だったかもしれないわけで、幕末だとその考えがスタンダードだった可能性があるわけだ

この引用箇所は別の文献から孫引きになるのでこういうことするのは本当はよくないのだが……

該当箇所は『逝きし世の面影』という本から引用……kindleあるじゃないか、買います

これを書いた渡辺京二という方の著作はすべて読んでもいいかもしれない

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現代を生きる信心深いキリスト教徒にとって「神は実在する」と「妖精/人魚/ドラゴン実在しない」の考えは矛盾なく両立するのではないか

(「実在」という言葉定義をしっかり言語化しないととまずい気配を感じる……)

同様に幕末江戸町民にとっても「神/仏/龍神/大鯰は実在する」と「妖怪/お化け実在しない」の考えは矛盾なく両立する可能性がある

ここらへんは本当に現代日本パラダイムに考えが支配された人間にとって想像しにくい領域

anond:20240111030026

悪いことは言わないから、今の彼女結婚した方が幸せになれる。

恋愛感情というのは平均3年で消えるっていう研究結果が発表されてるから、これから美人と付き合えてもたぶん増田は同じ状況になる。

それと、見た目を重視して乗り換える場合、次の人と付き合って、「もっと顔のいい人、スタイルのいい人」とう上には上現象が発生して終わりはない。

最後に、あらゆる組み合わせで初恋人同志の組み合わせの夫婦が、結婚もっと幸福度が高いといわれている。

別の可能性に賭けたくなる気持ちはわかるけど、嫁と分かれてバツイチになった俺の実感を持って伝えると、誰か交際相手がいる時に自分が思っているほど、別れた後にはモテないっていう現実が待ってる。

相手がいる時ってなんか妙にモテたりするんだけど、別れた途端「こんなに需要なかったのか・・・」ってなるんだよ。マジで。。。

2024-01-10

もっとフェチズムを感じたい病

俺はエロいんだけど

エロいのにもいくつかあって

エロいものを見たいしたい、射精したい

・いちゃいちゃしたい

・ぎゅってして落ち着きたい

セクシーものフェチものを見たり感じたりしたい

 

これらって割りと科学的にも研究されてるみたいで(説明はしないけど)

最近思うんだけど、「セクシーものフェチものを見たり感じたりしたい」が足りてない気がする

日本ってAV大国からエロ」は間に合ってて

いちゃいちゃと落ち着きは自分でなんとかしたんだけど

セクシーフェチはどうしたもんか

 

欧米ってここらへん充実してて

とにかくセクシーさ、エロさ、フェチにつよいコンテンツ多いよね

日本だと絵とか?

グラビアとか最近少ないんだよね(グラビア興味無いけど)

ASMRが増えたのはいいことかもしれないが(ASMR興味無いけど)

あー自分が何を欲してるかわからなくなってきた 

 

とりあえず魔法少女にあこがれて、のAT-X版を見たい

もし、これから日本戦争に勝ちたかったら

どことの戦争になるのかわからないけどさ。今絶対的チャンスだと思うんだ。二次大戦中のアメリカと同じことをするべき。

ナチス迫害された超優秀なユダヤ人達がアメリカで様々な成果を出したわけだけど、もし仮に何人かがドイツに残って研究を続けていたのなら、先に原爆を完成させ投下していたのはドイツだった可能性もある。逃げ先を用意して十分な研究環境を整えること、これだけで相手へのマイナスこちらへのプラスが計り知れない。

今日本は研究環境としては非常に貧弱だ。しかしとりあえず、自由言論活動ができる。「自国よりも日本の方が安全自由研究ができる」って他国の優秀な人に思ってもらえるような研究環境積極的に用意していくべきで、そのために例えば国籍差別人種差別とかそいう風潮も日本から廃していかないといけない。

外国人研究者を積極的に受け入れられる(獲得できる)かどうかで、ノイマンのいたアメリカいなかったアメリカ、そのくらいの差は平気で出てくるだろう。

もし、これから日本戦争に勝ちたかったら

どことの戦争になるのかわからないけどさ。今絶対的チャンスだと思うんだ。二次大戦中のアメリカと同じことをするべき。

ナチス迫害された超優秀なユダヤ人達がアメリカで様々な成果を出したわけだけど、もし仮に何人かがドイツに残って研究を続けていたのなら、先に原爆を完成させ投下していたのはドイツだった可能性もある。逃げ先を用意して十分な研究環境を整えること、これだけで相手へのマイナスこちらへのプラスが計り知れない。

今日本は研究環境としては非常に貧弱だ。しかしとりあえず、自由言論活動ができる。「自国よりも日本の方が安全自由研究ができる」って他国の優秀な人に思ってもらえるような研究環境積極的に用意していくべきで、そのために例えば国籍差別人種差別とかそいう風潮も日本から廃していかないといけない。

外国人研究者を積極的に受け入れられる(獲得できる)かどうかで、ノイマンのいたアメリカいなかったアメリカ、そのくらいの差は平気で出てくるだろう。

振られて研究就活も手につかないまま2か月が経った

不安と悲しさでぐちゃぐちゃになってしまってずっと泣いている

こんなの生き地獄すぎる

2024-01-09

anond:20240109233116

男女の脳がスキャン研究で全く同じと証明されている以上

化現象というのは女性性質ではなく態度の問題だと解するべきで

恋愛テクニック本よりもフェミニズム教科書の方が有効だという例だと思う

まぁ問題が解消したなら言うことはない

共有助かる

ただまぁ、、Xフェミ暴走しすぎる風潮があるのでそこは注意

包茎についての研究を教えて、もしくは体験談を語って

赤ん坊のうちから剥いて洗おう、とか見かけたけど、自分経験で言うと無茶だと思ってて。

自分中学生の頃から数年かけてだんだん剥けていったんだけど、ほんと初めは亀頭と皮が癒着してた。

毎日勃起して少しずつ剥離して、なんとか全部剥がれたんだけど、剥がれるのに痛みを伴ってた。

リアルの男友達とこういう話はできないタイプから自分の事例しかなくて、他の人の話を聞きたい。

そんで男児ママにも知って欲しい。

追記

知りたいことが書いてあった。

https://moshimoshi-kids.com/qa_penis.html

これを読む限り、自分は遅い方だったみたい。

anond:20240109024202

技術革新リベラル思想に支えられてるだろだろ。

秘密主義研究を行ってた国はだいたい競争に負けたのが現代だし

2024-01-08

宮台って多分根本的に周りの人間馬鹿だと思ってるんだろうな

女子大生と手繋ぎホテル入って研究でしたなんて言い訳通るわけないじゃん

これって周りが馬鹿からこれで騙されてくれるかもと思って言うわけだろ?

完全に馬鹿にしてるんだよ

お前らもっと怒ったほうがいいぞ

馬鹿だと思われてるぞ

anond:20240108115238

かにそうだけどそれは男が気持ちいいだけなので…女はメンタル的な快感が大きいです。前立腺もないので、どうしても背徳的な気持ちからくる快感が大きいかと(人それぞれですが…)。

こんな記事があります

女性対象にした肛門での快楽実体を調べる超マジメな研究が行われました】

https://nazology.net/archives/111436

結果、約40%女性肛門表面への刺激に快感を覚え、約35%の女性肛門への浅い挿入を快感と感じ、約40%の女性肛門への挿入と性器など他の刺激を同時に行うことを快感であると報告しました。

まり、やはり女性肛門の表面ないし浅い部分が快感であり、また他の性器(クリなど)と同時に刺激を与えることが大事だということです。

女性気持ち良くなってこそ、男性気持ち良くなれるのではないかと思います

まずは入り口部分をほぐしながら、次はクリなどと同時に攻めるといいかと思います

乱文失礼いたしました。

anond:20240108142246

バカ人生客観的指標相手には知識が明らかにないとわかることないもんな

そう思っちゃうよな

普通人間学位とか研究とか資格とか目に見えるもので大体わかるんで

英国ローマ教会から離脱してイングランド教会設立したり(1634)、EUからブレグジットしたのは(2020)、ダドリー男爵一族陰謀か?

彼らは初期の英領マサチューセッツ州支配してハーバード大UU派)も作った

江戸異端イギリスとは断交したわけだが、薩長から安倍晋三までは、UU統一教会も含めてズブズブだな

優生学洗脳技術研究し、ナチスドイツ大日本帝國イスラエルを作ったとも言える

イギリスは半導体で韓国と協力する予定だけれども、歴史からいえばそのあとに韓国戦争軍拡)が来るだろ…

すでに北朝鮮とまた紛争が置きかけている

死にたい

希望も何もない しんどいから課題就活研究も何もできなくて更に追い詰められる

死ぬ以外に解決方法が見つからない

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