はてなキーワード: 他の方法とは
先日、どこかの掲示板にプロ野球選手の嫁をブスだと書きこんだOLが名誉毀損で訴えられてニュースになった
これはもうインターネットに気軽に書き込むことが許されなくなるってことだろうなと思った
僕はインターネットを弱音とか愚痴とか、たまには悪態をついたりする場所として依存してきた面があって
辛い時にけっこう救われてきたと思う
こんな使い方が出来たのは掲示板が小さなコミュニティだと思っていたからだが、今はそうではないらしい
また、ネットは道徳に縛られない考えを書き込むことで発想に広がりが出る場所だとも思っていた
ディベート的な議論において道徳ってほんと邪魔なんだけど、現実の日本だとそれは難しい
ネットならそれが出来たけど、もう無理だろうな
インターネットが開かれた空間になり、テレビと同じ空間になり、相互監視になり、モラルの押し付けと言葉狩りが強化された
僕らはすべての発言に責任を持たなければいけなくなったし、道徳に目配せして書き込まなければいけない
多くの人にとっては当然のことなんだろうが、インターネットの無法地帯に救われてきた身としては鬱屈とした日々に戻らなきゃいけなくなって非常につらい
ブクマで皮肉芸やってる人たちもそろそろ気をつけたほうがいいよ
「ブス」程度の発言でも気軽に訴えられるようになったのだから、これからいろんな人が訴えを起こすようになる
今のうちに言いたいことを言っておこう
王様の耳はロバの耳!
王様の耳はロバの耳!
王様の耳はロバの耳!
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1: ブスと言わせろと言っているのではなく、ブスで名誉毀損になる時代になったので
その他の発言についても締め付けが厳しくなり、客観性のない発言や、客観的でも誰かを傷つけると判断されれば
2: 怒っている人もアウトのブコメしている人がいます。ふと気が抜けて、感情的になってしまったり、非論理的な憶測をすることありますよね
普段きわどい発言をしている人もいるようですが、自覚がないようです
罵倒させろという意味ではありません。ディベートの態度ではなく、論理の展開に道徳によるブレーキが必要ないという話です
人前でディベートをするとなると、道徳的に疑われるような仮説を引っ込めなければなければなりません
ディベートだからと言っても現実ではある程度のコードがあるわけです
例えば「戦争は勝てるならするべきだ」「いかなる理由があってもするべきではない」というディベートは
(道徳と倫理は区別されていて、道徳というのは時代と場所に制限され共有されたローカルな価値観のことです)
「ネットで悪口を言うべきではない。傷つく人がいるのだから」というのも道徳です
A 「絶対にバレないLINEグループ等なら自由に言っても良い」
B 「それはバレなければ赤信号を渡ってもいいという理屈ではないか」
A 「その通りだ。事故が起きるか起きないかが問題なのだ。来もしない車を待つことに何の意味がある」
B 「ルールというものは、個別に存在するのではない。共同体の価値観に敬意を持てるかどうかが大事なので、小さな例外も認めるべきではない」
A 「ルールがあって共同体があるのではない。我々個人があって共同体があり、共同体があってルールがあるのだ。個人よりルールを崇拝するのは本末転倒だ。本題に戻ろう」
B 「本題に戻るなら、やはり悪口を言うべきではない。LINEグループの誰かが漏らして、本人に伝えるかもしれない。そうすれば本人は傷つく」
A 「それは私が書いた悪口ではなく、本人に伝えた人が傷つけたことになるのではないか」
B 「いや、悪口を書いた先に起きうることを考えなかったあなたが悪い。ネットではなく日記帳にでも書いていればいい」
A 「しかし、紙に書いたとしてもそれがどこかで漏れれば本人が傷つくことになるだろう。紙に書くのも問題ではないか。
B 「いいや、そもそも悪口を書こうと思う精神がよくない。他人だけではなく自分を貶めることになる」
A 「違う、私達はそもそも貶められ苦しんでいるのだ。どこかでもやもやとした感情を発散しなければ生きていけない人もいるだろう」
B 「発散するのは自由だが、それによって他人を傷つけるのは生贄と変わらない。他の方法を考えるべきだ」
A 「だから、バレなければいいんだって。他の方法を簡単に探せると思うな。悪口が一番効率的なのだ」
B 「いや、バレれば訴訟のおそれがあるのだから、余計に苦しくなる。もっと生産的な方法があるはずだ。スポーツとか」
B 「それはその人が悪い。そのような底意地の悪い人の気持ちまで考えてやる必要があるのか?
A 「確かに。ストレスがなく、お互いを承認しあえる美しい社会であれば、私も彼らも他人を中傷せず、誰も傷つかないかもしれない(きれいな目)」
4: 「悪口でもなんでも自由に言わせろ」と書いているのではなく、過剰にビクビクせずに書き込みが出来る「民度の低い村」だったインターネットが終わったんだなあという、そういう話です。
終わって来ていたのは認識していたけど、決定打が来たなという話ですね
「幸せ」とそれに関係する「怒り」「哀しみ」について書いてます。
本気で考えたから長くなったし、読みにくいと思う。
生活が豊かになっても、富を得ても、幸せでなければ意味はない。
「人より生活が豊かである」ことに幸せを感じる人もいるだろうが、 「あらゆる人より」は世界に1人しかいないので、「誰かより」と人と比べることになるだろう。
どんな環境であっても、自分を幸せだと思う人もいれば、常に自分は不幸だと思っている人もいる。
自分が何のために行動しているのかを、もっと掘り下げて自問しなければ、自分で自分が理解できない。
「自分が理解できない自分」を他人に理解してもえることはほとんどないが、稀にあり、その出会いは幸せであるので感謝する。
「自分が何のために働いているのか」「何のために怒っているのか」「何のために勉強をするのか」「何のためにそこに住んでいるのか」
幸せになる方法は、あらゆる選択肢の中から自分の「好き」を選ぶこと。
付き合う人や孤独であること、仕事・仕事でない生きる方法、住む国や場所、食べるもの、着る服、宗教・無宗教など、すべてを「自分の」幸せと照らし合わせて選んぶ。
傲慢は誰も幸せにしない。傲慢であることに幸せを感じる人もいると思うが、私はそういう人とは付き合わない。
幸せを実現する手段を教えることはいいことだが、その選択自体は、他人にとやかく言われることじゃないし、他人に口出しするものでもない。
「人それぞれ」という言葉に不安を覚える人は、宗教や学問を選ぶと、自分以外の場所に確かな指標や信じるものが出来ていいと思う。
それを信じている間は、幸せのカタチを変えられないというデメリットも分かっていたほうがいい。
宗教だって学問だって、信じられなければ変えればいいと思うけど。
その手段は相手に対して間違っていることがあるかもしれないが、それを「偽善者」の罵る人は、想像力が足りない。
お金があること自体に幸せを感じる人は、自分をまだあまりわかっていない。
「お金あっていいな」とは思うけど「お金あればアレができるのに」はみんな違う。
「そのために何をしている、何をする」が近い人とは過ごしやすいし、「その手段もあるのか」「こういう手段もありますよ」がお互いを幸せにする可能性を広げる。
「わたしはこっちがいいんです」と言われても、それはその人の幸せのカタチなのだから、落ち込む必要も怒る必要もない。
こういう考えが自分に合ってるというだけで、それこそ個人個人にもっと合う考え方があると思う。
数多の国・宗教・文化があり、法律・戒律は違えども、すべての目的は「幸せになること」で、根っこの部分は本当によく似ている。
幸せのカタチはみんな違うけど、皆自分の生活をより良くしたくて、または今の良い生活を維持したくて、行動している。
怒りを感じる事自体は悪いことではなく、あたりまえの本能なのだけれど、それで幸せが遠のくのであれば、感じすぎないほうがいい。
怒りの成分は大きく分けると「自分の幸せへの危害」と「嫉妬」くらいだろうか。
嫉妬とは「相手の幸福により、相対的に自分が不幸になること」に対する怒りであり、あんまり自分の幸せがなんなのか分かってない時にあふれだす。
自分の幸せの手段である何かを持っている人に対して湧く感情なので、消し去ることはできない。
「今嫉妬してるってことは、自分もああなりたいんだなぁ」と言い聞かせて、「羨ましい」と言葉にすることで、少しは解放されるかも。
「それを持っていることでなぜ幸せなんだろう」と掘り下げることで、「元から嫉妬するようなことでもない」と気づけるかも。
「怒り」は「幸せ」を守っている。
ただ、必要以上の怒りは、怒っている本人を含めて誰も幸せにしない。
「何に怒っているのか」を自分で理解して、それ以外のことにぶつけてはいけない。
怒りの多くは、その原因を取り除けば解決できる。
「その手段でしか幸せになれない」と思っているから怒るのであって、他の方法を探すことで、かなりの怒りから開放される。
他人に対して怒りが湧くときも、お互いが「相手も幸せになりたくて、その行動をとっているんだ」と思えば、多少軽減できるし、「じゃあどちらも幸せになるように新しい手段を探そう」と原因の解決に迎える。
あらゆることに対しても怒りが湧くときは「眠い」か「疲れている」か「お腹が空いている」。怒っても解決しないので、うまいもの食って休もう。
「怒り」から遠ざかることで、「怒り」から遠い存在である「幸せ」に近づくことができるのではないだろうか。
哀しみを感じる事自体も悪いことではなく、あたりまえに持ってる本能だけど、それで幸せが遠のくようであれば、感じすぎないほうがいい。
幸せも怒りもわりとすぐに忘れてしまうけれど、哀しみはなかなか慣れない。
怒りと違って、死や離別など、原因を解決できないことがほとんど。向き合って鎮めるか、逃げるしかない。
仏壇に手を合わたり、十字を切ることで、寂しさから解放される人もいるだろう。一種のルーティーン。
大事な人やモノを失うと寂しい。いつもの幸せな日々が終わってしまうから。幸せなときにいつもやっていたルーティーンによって「大切なものの1つを失ったが、今も幸せである」と思い出す。
それは幸せなのかと言えば、そうではないと思う。哀しみをごまかしているだけではあるが、他にいい方法がない。
哀しみと向き合うのは、辛すぎる。
どうあがいても哀しいものは哀しい。
ずっと哀しんでいないといけない雰囲気がある。
それって誰が得するかと考えると、やっぱり宗教なのかなと。
余計に哀しむ必要はない。普通に過ごせば、みんな充分哀しんでると思う。
「哀しく感じていた感情を忘れる哀しさ」があるのも、また真実。
哀しく感じなくなったからと言って、愛していた事実がなくなるわけじゃない。それだけを愛情のモノサシにしなくても良いのでは?
私はいろんな人に愛されていると思っているから、私が死んだときにはそう考えて欲しい。
「恐怖」とはなにかを考えると、「幸せを害される」ことに起因する感情。
自らの死、病気、老い、孤独、蔑視など、人生においては恐怖も少ない方がいいが、避けようがないものもある。
悪い結果を想定して、余裕を持っておく。
恐怖を乗り越える「覚悟」を持っていれば、もはやそれは恐怖ではない。
老いたから、即不幸なのか。何ができなくなることが不幸なのか。若いままでいて、何ができることが幸せなのか。
病気も孤独も蔑視もそう。それ自体が不幸なのではなく、その結果なにかができなくなることが不幸であり、逆に何かしたいことができるままであれば、それ自体は恐怖の対象ではなくなる。
「死」の恐怖はすさまじい。「死」は積み上げた幸せを失う。
死んだことがないから、またわからない。わからないものは怖い。
あれもしたかった、これもしたかったはたくさんあるけど、「この人と一緒に過ごせてよかった」とか「得られるだけの幸せを手に入れた」と満足することこそが、生死の際まで幸せでいられる手段ではないだろうか。
この世との別れは哀しい。それは絶対に避けられない感情だけど、それより人生に対する幸福感が上回れば、受け入れられないものでもないのかも。
うん、やっぱりどう考えても今は死にたくないな。
長生きするのは不幸だという意見だったけど、失う対象が少ない状態で死ねると考えれば、今はじめて、少しだけ羨ましくなった。
「幸せな死」にこれから出会えることがあれば、そこから学ぼう。
出会う前に死んだら、仕方ないな。
怒りや恐怖について考えられる日も、多分幸せな日だけ。
哀しみについては、哀しい日の方が考えられるかも。
余裕ができたら、余裕がなくなったら、また読み返そう。
これらの疑問はどれも共通の誤りを含んでいる。
それは、「人生を外側から見なければ答えを出しようがない」という点である。
つまり、「何にとって」意味があるのか、「何の」役に立つのかという目的語を定めなければ意味が定まらない。
意味が定まらないということは議論の俎上にさえ上げることができない。
たとえばドラクエをしている人に
と聞けば、
「レベルを上げるためだ」
と返ってくるだろう。
ところがこの答えは「ゲーム」という狭い枠組みの中の話でしかない。
→シナリオを進めることはゲームをクリアするために意味がある。
となって、それ以上は辿れない。すなわち「スライムを倒して何の意味があるのか」という疑問には、
【ゲームをクリアするうえで】という限定指示が暗に付属していると解釈せねばならない。
これがもし「【人生において】何の意味があるのか」という疑問だったならば、
とでも答えないといけない。答えが変わるということはすなわち元の疑問が全く違う疑問に変わっているということだ。
ところで冒頭に上げた疑問のうち、
これはいったい、「何にとって」なのか?
「他人にとって」、ならば、まだいい。
厳密には、「他人の人生に対して何か満足度を上げるようなことができるのだろうか?」という疑問になる。
これは疑問として成立する。
「俺の人生の意味」なんていうのは、「俺の人生」が一度終わってみないと確定しない。
しかし、「俺の人生」が終わっているということは、「俺」はもういないということである。
いない対象にとってどんな意味があるかという疑問は、疑問として(語用論的に)成立していない。
一応、死後の世界の存在を仮定すれば、その疑問を持つことは可能であるが、
神ならぬ我々には死後の世界の詳細がわからない以上、その疑問には「絶対に回答できない」。
絶対に回答できない疑問は、やはり疑問として成立しない。
という主張にある。
細かいことを言えば、効用関数とかリスク選好度はどうなんだとか色々突っ込むところはあるのだが、それよりも最も重要なのが、この主張は
ということだ。
言うまでもなく、この比較は、「人生を外側から見なければ評価できない」ことの典型的な一例である。
生まれた場合と生まれない場合の評価を、期待値で測るのか、期待効用原理で測るのかはたまた他の方法なのかは反出生主義の主張からは読み取れない部分だが、
いずれにせよ彼らは「生まれない場合の評価はフラットにゼロである」ということを前提としている。
ここがクリティカルな誤りだ。
我々は人生内部のことしか検知できないため、そもそも生まれない場合の評価をすることができない。
いわば、生まれない場合の評価はNullであり、Nothingであり、#N/Aである。
死後や生前の世界が存在しない場合、評価値が存在しえないという意味の#N/Aであり、
それが存在する場合、正当な結果を知りえないという意味で#N/Aだ。
#N/Aとの比較結果は当然#N/Aであり、前提が成り立っていないことがわかる。
(追記)
これに対する言及です(忘れてた)
晒された人です。Twitterで書くには長すぎるので増田で書きます。
この文章だけ読むと、何がなんだかわからないと思うので、詳しくは下記リンクをご覧ください。
http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2017/12/20/123000
ええと。なんだか面倒くさいというと不謹慎なんだけど、ここまでくるとラフにやった方がよいと思うので、ラフに書くことにしたよ。最初は告発チーム(あえてチームと書きますよ)のそもそもの理念に照らし合わせて、MeTooの機運の妨げになってもいけないしな、と思って、PCを意識した表現を取っていたのだけれども。
最初に、もうここ数日、必ず冒頭に入れないといけないテンプレになってるけど、K氏の行為は、彼が謝罪文を出している内容において、ダメ絶対です。弁護の余地はないです。そこに関して繰り返し強調しておきます。はあちゅうさんのことは好きでないけど、告発内容そのものは支持します。
その上でね。もはや、今回の告発チームの経過ってグズグズになっちゃってるじゃん? 一言で言うと、
「残念です」
ていうか、こうなることをイメージしちゃったから、ニュースが出たときに、個人の雑感としてFBにコメントしたんだよね。
友人限定の個人雑感だから、何を書こうと、著しい事実誤認とか名誉毀損とかない限り、そんなの僕の自由なわけ。で、その投稿を見て「こいつは他人の陰口を叩く最低な奴だな」となるか、「いやー、わかるよ」となるかは私の友人との関係に依存するわけだ。試される大地ってやつだ。コミュニケーション・デザインのスキルが問われるところだ。もしはあちゅうさんが真っ当に活動してきているなら、前者になるところだ。
そもそも、僕の元投稿は、誰も名指ししてないわけじゃん? あの投稿で「わかる」人って、それこそネットで10年選手以上の人くらいなんだよ。さらには、元投稿の「バスツアー事件」なんて覚えている人なんて、10年以上も経った今、インターネッツ老人会くらいしかいないんだよ。
すでに知れ渡ってるけど、私とはあちゅうさんはFB上のつながりはなかったし、Twitterのつながりもなかったんだ。ブロックされる前のFBを覗きにいったら、はあちゅうさんと共通の友人はたった47人。おい、そういえば、このなかにユダがいるぞ! 誰だ! (思い出した)
そんな希薄な関係のなか、名指しもしてない投稿で、それが誰かと特定できる人なんて、私と長いつきあいのインターネッツ老人会の人か、告発チーム関係者くらいしかいないわけですよ。
でね、誰でも若さゆえの過ちってあるものなので、当時を知っている人は生ぬるく見守っていたりするわけですよ。そんななか、ポリコレ/セクハラ絡みのネタなんて炎上必至じゃん。慎重に書くじゃん。いや、本当は個人雑感だから慎重に書かなくてもいいんだけど。
でもまあ、こういうご時世ですよ。友人限定で、基本的には消すかも前提で書いたりもしますよ。なんでわざわざそんなネタなんで書くかって? 「おお、あのときの娘っこがまたなんかやらかしとるのう。大事にならんとよいが」くらいの温度感ですよ。
そんなクローズドな投稿をわざわざご本人に送ってさしあげる人なんて、基本的には面白インターネッツ大好き人間じゃないですか。だって、わざわざスクショ取って、ほっとけば知りもしない自分の噂をご注進してくるんだよ? フレンズのセレクションにはケアフリーになった方がベターなドンチュー?だよね。
しかも、放っておけば拡散しない自分の黒歴史を、わざわざ自分で17万人に向けて発信するとか、バカなの死ぬの? おっと、ごめんなさい。口が過ぎましたね。これはネットスラングなので、脅迫とかじゃないんですよ。僕は誰も死ぬことなんで望んでいないんだ。わかってくれよハニー。ちなみに当該投稿が公開されてたのはたかだか2時間もないわけ。
で、はあちゅうさんは、僕がはあちゅうさんの仕事先にデマを撒き散らして迷惑だから、晒したんだってニュアンスで書いてるよね。わざわざ僕の所属する組織の名前を上げて。どこの業界ゴロですか。
そもそも、非公開でコメントした雑感に根拠を説明するのナニがアレなんだけど、そんなにお望みなら、なぜ僕がああいったコメントを書いたか説明しますよ。
バスツアー。15,000円だったね。主催はSIFE慶應。当時、大学生が地域に貢献するって名目で、特定非営利団体としてSIFE慶應とういう組織があった。はあちゅうさんはそれの代表だったよね。オフィシャルサイトには慶應義塾大学のロゴが入っていたもんだ。で、そのSIFE主催でブログセミナーってのがあった。名目は「ウケるブログセミナー」だ。後に大ヒットを飛ばすM野さんも講師として招かれていたんだ。
ところが、いざセミナーの段になって、セミナー料金の取扱いについてのトラブルが起きた。豪華メンツが登壇するから売り切れ必至! 参加は抽選制! と謳って、集客をやった。ところが、当選者に出発のギリギリまで入金方法が示されず、しかも送られてきたメールに書いてあった口座番号が二度に渡って間違えてた。結果としては入金期日の3日前にようやく正確な入金先が知らされたって状況。
参加者は入金しようにもできない。そこに「もうあなたは当選したから、お金を払わない場合は、はとバスの規約に則ってキャンセル料をいただく!」というような内容(超訳)が送られてきたものだから、大騒ぎになった。デマカセいうなって? 下記がそのときに送られてきたメールだ。一部抜粋しておく。相当数の参加者に送られたメールなので、匿名性はないよね。というか、インターネッツ探せば出てくるから。
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ウケるブログセミナーは明日(25日)となっておりますが、お客様のご入金を未だ確認できておりません。セミナーにご参加頂けるのであれば、至急ご入金をお願いいたします。振込みが困難な場合は今回のみ当日現金払いも受け付けますので、ご連絡下さい。
今回すでに当選確定後ですので、私どもでお客様のお食事・バス・その他すでにご用意させていただいております。万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お待ち申し上げております。
また大変恐縮ではございますが、万が一、キャンセルされる場合も必ずご連絡いただけるようお願いいたします。今回、お客様の参加キャンセルは想定していなかったため、HP、告知文にもキャンセルについての記載はございませんでした。
ご案内が遅れてしまったのは大変申し訳なく思っております。しかし抽選形式で行っているツアーの性質上、当選確定後のキャンセルは承る事が大変難しい状況となっております。
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入金したいのにできない。けれども入金期日は迫ってる。一部の参加者が不審に思って、各所に問い合わせた。そうしたら、慶應義塾大学側からは「それは慶應義塾大学オフィシャルじゃない」。SIFEの上部組織からも、「それはSIFE慶應の自主的な判断」という回答だった。
なので、不参加組からはキャンセル料の扱いについて、皆が首をかしげ始めた。
一方で参加組。もともと
・通常◯◯◯◯◯氏の講演は2時間1万円!!
みたいな煽り文句で集客してたわけだよ。それも、こんな豪華な料理が出ますよ! みたいな写真付きで。そもそも特定非営利団体の文言じゃないよな、というツッコミはさておき。
その写真は、その旅館が他の一般パックツアーでも使ってた写真だったので、「あれ? このツアー、実はすごく安いんじゃね?」ってなって、特定非営利団体であることもそうだし、キャンセル料の扱いもあったので、収支を出せ! みたいな流れになったよね。覚えてる? 結局収支は出なかったけど。さらにははあちゅうさん、「文具メーカーのスポンサーも取れました!」って書いてたよね?
ちなみに、これは旅館側もどうかと思うけど、あからさまに実際に出てきた料理と写真が違ってて、「写真はイメージですってレベルじゃねえだろ!」ってなったよね。今でも写真は手元に残ってるよ。
まとめると、
・慶應義塾大学公認じゃないのに、ロゴ出してあたかも公認のようにしていたこと
・振込先口座番号間違えてる上に、キャンセルポリシーも書かずに、キャンセル料は取ろうとしたこと
・料理もセミナーの集客要素のひとつだったのに、出てきた料理が残念すぎたこと
・SIFEの活動内容である地域貢献などが十分に告知されていなかったこと
・セミナーではなぜかウケるブログの話とは別に唐突に地域貢献ネタが出てきたこと
・その流れで、参加者は泊まった温泉宿のプロモーションを考えさせられたこと
ということが重なって、総じて「これ、ともすると、意図はともかく、結果として詐欺まがいじゃね?」って話になったわけだよ。金銭関係の真実はわからないよ? でも宿のプロモーション企画があったら、なんらか宿からの利益供与があったんじゃないかって考えるのが普通だし、はとバス側のパックツアーも「コラボ」ってくらいだから、通常のパックツアーよりもなんらか有利な条件になっているって考えるのが普通じゃない。
結果として、キャンセル組とは話し合いが持たれることになり、はあちゅうさん側も弁護士と相談したよね? 特定商取引法からどう捉えるか。で、これでキャンセル料取るのは無理筋だって結論になったよね? さらにはその話し合いにあたってのメールには、
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ご同席に関しては、今回は◯◯様への謝罪と説明を目的としておりますので、第3者のご同席はご遠慮頂きます様お願い致します。また、面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様お願い致します。
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って記述もあったよね。なんですか。最後の「面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様」ってのは。録音/録画されたらマズい内容が含まれてるってことですか?
まあ、そんなこんなで、この騒ぎはキャンセル料なし、はあちゅうさんが謝罪という形で終わったんだけど、そもそも、このセミナーではあちゅうさんが受け持ったパートは
だったという壮絶なオチだったわけじゃん。しかも、ブログに載せた謝罪文(本人は謝罪文ではないと後日話してたけど)にはアフィリエイトが仕込まれてたって、面白いにもほどがあるだろって話だったよね。
次に世界一周旅行の話をしようか。僕たちおじさんはね、青春時代にオールナイトフジとか見てたの。でね、80年代には「女子大生ブーム」というのがあったの。「女子大生」という言葉が商標登録されていたりもしたの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E7%94%9F
その流れで、女子大生を使って話題づくりをするのはおじさんたちの間では一定の常識だったんだよ。いろいろな企業を回って、断られたり、スポンサーになってもらったり、という行動力とガッツは認めるよ? でもね、それはあなたが女子大生だったからなの。30過ぎのおっさんが同じことしても、話題にならないの。悲しいけどこれ、現実なのよね。
誰もが黒歴史なんてあるわけで、いつまでもそれをほじくり返されるのって、キツいじゃん? それに、過去の黒歴史をもとに、今回みたいな告発が相殺されるのもダメな話じゃん? もともと非公開のスタンスだったのは、そういう意味があったわけだよ。別に僕が公開してやましいことを書いているからじゃないんだよ。
でも、もはや現在進行形で、はあちゅうさん自らが、告発の意義を削いでいっているよね。だから今回、このエントリを書くことにしたんだよ。
告発のメディア側の担当者さんや、はあちゅうさんがとあるメディアをディスってたけど、はあちゅうさん、その昔、同じグループのメンバーと一緒に記事書いてたんだよ。担当者さん、そのあたり、どう思います? ぜひ五反田あたりのスナックで話聞きたいです。
どんな記事書いていたかって? せっかくだからみんなにも読んでみてほしいよ。
その2 自慢する
その3 権力にたてつく
その4 脱ぐ
抜粋するよ?
「これは女の子限定だけど、困ったら、乳出してみYO!!乳でダメなら毛も出してみYO!!ついでに出会い系掲示板にも貼り付けておけば、OK牧場だよー!!めくるめく素敵なブログライフの始まり始まり。」
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/17_01/
http://www.tanteifile.com/baka//2005/09/19_01/
ネットトラブル編なんか、セミナーというより、単なる「いや、それをどう防ぐかって話すのが君の仕事なんじゃないの?」って内容だよね?
その次は、もう一度【アクセスアップ編】
コツ1 日記の場合:本音を書く
コツ2 食べ物の場合:とにかく写真をたくさんアップすること
コツ3 女の子の場合
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/21_01/
抜粋するよ?
「『奇跡の1枚』をプロフィールに載せた上で、毎日写りのいい写真をアップしよう。勇気のある人は、首から下を、工夫しよう。ちなみにプロフィールに看護婦とか女子大生とか書くと、食いつきはいいのかもね。興味ある人多そうなので。
……と、この記事の通り、女子大生がネタになるなんてことは、はあちゅうさん知ってたじゃん。
「最後に言いたいんだけど、このセミナーで私が紹介してきたことの一部は、実際にやったらキチガイと思われるのがオチですから、皆様本気にしないでくださいましね。あくまで、ブラックなジョークだと受け流して下さると嬉しいわ」
そうだよね。実際にやったら、キチガイだと思われるよね。僕も本当にそう思うよ。だから僕のこのエントリもブラックなジョークとして受け流してほしいな!
エントリも後半に入ってきたよ。
公開されたインターネットに何かを発信すると、こうして13年近く経っても消せない過去として残っちゃうんだ。だからね、多くの人は露悪的にふるまったり、顕名で活動することに躊躇するよね。だから、結果として過去をほじくり返されても構わない無敵の人しかそういうことをやらなくなる。だから、アクセスが集まるって理屈なの。
組織に属していて自由に発言できなかったり、あるいは上下関係や受発注関係、男女関係で抑圧されるシーンというのは多々あるんだよ。そのなかで、本当に深刻な被害を受けた人が、そうした抑圧によって黙殺されるのを防ごう、というのが今回の告発の意義でしょう?
今回の告発ってプライバシーともものすごく関連の深いトピックスじゃん? それから、強いものが弱いものを抑圧する、というのも今回のテーマの核心じゃん? 数の暴力を使って、非公開の投稿改変して、あたかも公開投稿かのように見せて晒し上げたり、個人宛の私信を晒したり、僕の所属する組織をわざわざ名指しして、仕事に絡めて僕の組織がセクハラ擁護しているから関わるなっぽい印象操作をしたり、それって、まんまKさんがやっていることと同じだよね? セクハラかパワハラの違いでしかなくて。
それでも僕ははあちゅうさんは3重の意味で被害者だと思っているよ。ひとつめの加害者はもちろんKさんだ。そしてふたつ目の加害者は、はあちゅうさんを使って、別の目的で利用しようとしているメディアの人たちだ。そして、最後は学習する機会がないまま、それを許して、あまつさえマネタイズできちゃう社会だ。
だからね、ほんの少しだけ年長者としてアドバイスさせてほしい。誰かに乗っかるのではなくて、ちゃんと自分で立とうよ。自分を利用しようとする人にもう少し気をつけようよ。それと、批判的な立場であれ、ちゃんといい方向に議論をしていきたい人たちはたくさんいるんだ。それを十把一からげに「誹謗中傷だ!」というのはもうやめようよ。
あとね、普通の人の感覚を教えてあげる。自分が炎上しているときに、自分の著書とか宣伝するのは、普通は控えるものだと思うよ。
追記:おじいちゃんだから、手直ししてたら元記事消しちゃった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171224021418
2017年12月27日追記:質問があったので、追記しておきます。この記事に書かれている事実関係は、私の記憶をもとに、全てインターネット上で今も存在している公開情報によって構成されています。それと、私はこの騒動のときに、かなり近い場所にいましたが、私自身はセミナーの申し込みも参加もしていません。
2017-12-24
晒された人です。Twitterで書くには長すぎるので増田で書きます。
ええと。なんだか面倒くさいというと不謹慎なんだけど、ここまでくるとラフにやった方がよいと思うので、ラフに書くことにしたよ。最初は告発チーム(あえてチームと書きますよ)のそもそもの理念に照らし合わせて、MeTooの機運の妨げになってもいけないしな、と思って、PCを意識した表現を取っていたのだけれども。
最初に、もうここ数日、必ず冒頭に入れないといけないテンプレになってるけど、K氏の行為は、彼が謝罪文を出している内容において、ダメ絶対です。弁護の余地はないです。そこに関して繰り返し強調しておきます。はあちゅうさんのことは好きでないけど、告発内容そのものは支持します。
その上でね。もはや、今回の告発チームの経過ってグズグズになっちゃってるじゃん? 一言で言うと、
「残念です」
ていうか、こうなることを最初にイメージしちゃったから、ニュースが出たときに、個人の雑感としてFBにコメントしたんだよね。
友人限定の個人雑感だから、何を書こうと、著しい事実誤認とか名誉毀損とかない限り、そんなの僕の自由なわけ。で、その投稿を見て「こいつは他人の陰口を叩く最低な奴だな」となるか、「いやー、わかるよ」となるかは私の友人との関係に依存するわけだ。試される大地ってやつだ。コミュニケーション・デザインのスキルが問われるところだ。もしはあちゅうさんが真っ当に活動してきているなら、前者になるところだ。
そもそも、僕の元投稿は、誰も名指ししてないわけじゃん? あの投稿で「わかる」人って、それこそネットで10年選手以上の人くらいなんだよ。さらには、元投稿の「バスツアー事件」なんて覚えている人なんて、10年以上も経った今、インターネッツ老人会くらいしかいないんだよ。
すでに知れ渡ってるけど、私とはあちゅうさんはFB上のつながりはなかったし、Twitterのつながりもなかったんだ。ブロックされる前のFBを覗きにいったら、はあちゅうさんと共通の友人はたった47人。おい、そういえば、このなかにユダがいるぞ! 誰だ! (思い出した)
そんな希薄な関係のなか、名指しもしてない投稿で、それが誰かと特定できる人なんて、私と長いつきあいのインターネッツ老人会の人か、告発チーム関係者くらいしかいないわけですよ。
でね、誰でも若さゆえの過ちってあるものなので、当時を知っている人は生ぬるく見守っていたりするわけですよ。そんななか、ポリコレ/セクハラ絡みのネタなんて炎上必至じゃん。慎重に書くじゃん。いや、本当は個人雑感だから慎重に書かなくてもいいんだけど。
でもまあ、こういうご時世ですよ。友人限定で、基本的には消すかも前提で書いたりもしますよ。なんでわざわざそんなネタなんで書くかって? そりゃあ老人だからですよ。「おお、あのときの娘っこがまたなんかやらかしとるのう。大事にならんとよいが」くらいの温度感ですよ。ビバ老人!
そんなクローズドな投稿をわざわざご本人に送ってさしあげる人なんて、基本的には面白インターネッツ大好き人間じゃないですか。だって、わざわざスクショ取って、ほっとけば知りもしない自分の噂をご注進してくるんだよ? フレンズのセレクションにはケアフリーになった方がベターなドンチュー?だよね。
しかも、放っておけば拡散しない自分の黒歴史を、わざわざ自分で17万人に向けて発信するとか、バカなの死ぬの? おっと、ごめんなさい。口が過ぎましたね。これはネットスラングなので、脅迫とかじゃないんですよ。僕は誰も死ぬことなんで望んでいないんだ。わかってくれよハニー。ちなみに当該投稿が公開されてたのはたかだか2時間もないわけ。
で、はあちゅうさんは、僕がはあちゅうさんの仕事先にデマを撒き散らして迷惑だから、晒したんだってニュアンスで書いてるよね。わざわざ僕の所属する組織の名前を上げて。どこの業界ゴロですか。
そもそも、非公開でコメントした雑感に根拠を説明するのナニがアレなんだけど、そんなにお望みなら、なぜ僕がああいったコメントを書いたか説明しますよ。
バスツアー。15,000円だったね。主催はSIFE慶應。当時、大学生が地域に貢献するって名目で、特定非営利団体としてSIFE慶應とういう組織があった。はあちゅうさんはそれの代表だったよね。オフィシャルサイトには慶應義塾大学のロゴが入っていたもんだ。で、そのSIFE主催でブログセミナーってのがあった。名目は「ウケるブログセミナー」だ。後に大ヒットを飛ばすM野さんも講師として招かれていたんだ。
ところが、いざセミナーの段になって、セミナー料金の取扱いについてのトラブルが起きた。豪華メンツが登壇するから売り切れ必至! 参加は抽選制! と謳って、集客をやった。ところが、当選者に出発のギリギリまで入金方法が示されず、しかも送られてきたメールに書いてあった口座番号が二度に渡って間違えてた。結果としては入金期日の3日前にようやく正確な入金先が知らされたって状況。
参加者は入金しようにもできない。そこに「もうあなたは当選したから、お金を払わない場合は、はとバスの規約に則ってキャンセル料をいただく!」というような内容(超訳)が送られてきたものだから、大騒ぎになった。デマカセいうなって? 下記がそのときに送られてきたメールだ。一部抜粋しておく。相当数の参加者に送られたメールなので、匿名性はないよね。というか、インターネッツ探せば出てくるから。
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ウケるブログセミナーは明日(25日)となっておりますが、お客様のご入金を未だ確認できておりません。セミナーにご参加頂けるのであれば、至急ご入金をお願いいたします。振込みが困難な場合は今回のみ当日現金払いも受け付けますので、ご連絡下さい。
今回すでに当選確定後ですので、私どもでお客様のお食事・バス・その他すでにご用意させていただいております。万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お待ち申し上げております。
また大変恐縮ではございますが、万が一、キャンセルされる場合も必ずご連絡いただけるようお願いいたします。今回、お客様の参加キャンセルは想定していなかったため、HP、告知文にもキャンセルについての記載はございませんでした。
ご案内が遅れてしまったのは大変申し訳なく思っております。しかし抽選形式で行っているツアーの性質上、当選確定後のキャンセルは承る事が大変難しい状況となっております。
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入金したいのにできない。けれども入金期日は迫ってる。一部の参加者が不審に思って、各所に問い合わせた。そうしたら、慶應義塾大学側からは「それは慶應義塾大学オフィシャルじゃない」。SIFEの上部組織からも、「それはSIFE慶應の自主的な判断」という回答だった。
なので、不参加組からはキャンセル料の扱いについて、皆が首をかしげ始めた。
一方で参加組。もともと
・通常◯◯◯◯◯氏の講演は2時間1万円!!
みたいな煽り文句で集客してたわけだよ。それも、こんな豪華な料理が出ますよ! みたいな写真付きで。そもそも特定非営利団体の文言じゃないよな、というツッコミはさておき。
その写真は、その旅館が他の一般パックツアーでも使ってた写真だったので、「あれ? このツアー、実はすごく安いんじゃね?」ってなって、特定非営利団体であることもそうだし、キャンセル料の扱いもあったので、収支を出せ! みたいな流れになったよね。覚えてる? 結局収支は出なかったけど。さらにははあちゅうさん、「文具メーカーのスポンサーも取れました!」って書いてたよね?
ちなみに、これは旅館側もどうかと思うけど、あからさまに実際に出てきた料理と写真が違ってて、「写真はイメージですってレベルじゃねえだろ!」ってなったよね。今でも写真は手元に残ってるよ。
まとめると、
・慶應義塾大学公認じゃないのに、ロゴ出してあたかも公認のようにしていたこと
・振込先口座番号間違えてる上に、キャンセルポリシーも書かずに、キャンセル料は取ろうとしたこと
・料理もセミナーの集客要素のひとつだったのに、出てきた料理が残念すぎたこと
・SIFEの活動内容である地域貢献などが十分に告知されていなかったこと
・セミナーではなぜかウケるブログの話とは別に唐突に地域貢献ネタが出てきたこと
・その流れで、参加者は温泉宿のプロモーションを考えさせられたこと
ということが重なって、総じて「これ、ともすると、意図はともかく、結果として詐欺まがいじゃね?」って話になったわけだよ。金銭関係の真実はわからないよ? でも宿のプロモーション企画があったら、なんらか宿からの利益供与があったんじゃないかって考えるのが普通だし、はとバス側のパックツアーも「コラボ」ってくらいだから、通常のパックツアーよりもなんらか有利な条件になっているって考えるのが普通じゃない。
結果として、キャンセル組とは話し合いが持たれることになり、はあちゅうさん側も弁護士と相談したよね? 特定商取引法からどう捉えるか。で、これでキャンセル料取るのは無理筋だって結論になったよね? さらにはその話し合いにあたってのメールには、
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ご同席に関しては、今回は◯◯様への謝罪と説明を目的としておりますので、第3者のご同席はご遠慮頂きます様お願い致します。また、面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様お願い致します。
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って記述もあったよね。なんですか。最後の「面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様」ってのは。録音/録画されたらマズい内容が含まれてるってことですか?
まあ、そんなこんなで、この騒ぎはキャンセル料なし、はあちゅうさんが謝罪という形で終わったんだけど、そもそも、このセミナーではあちゅうさんが受け持ったパートは
だったという壮絶なオチだったわけじゃん。しかも、ブログに載せた謝罪文(本人は謝罪文ではないと後日話してたけど)にはアフィリエイトが仕込まれてたって、面白いにもほどがあるだろって話だったよね。
次に世界一周旅行の話をしようか。僕たちおじさんはね、青春時代にオールナイトフジとか見てたの。でね、80年代には「女子大生ブーム」というのがあったの。「女子大生」という言葉が商標登録されていたりもしたの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E7%94%9F
その流れで、女子大生を使って話題づくりをするのはおじさんたちの間では一定の常識だったんだよ。いろいろな企業を回って、断られたり、スポンサーになってもらったり、という行動力とガッツは認めるよ? でもね、それはあなたが女子大生だったからなの。30過ぎのおっさんが同じことしても、話題にならないの。悲しいけどこれ、現実なのよね。
誰もが黒歴史なんてあるわけで、いつまでもそれをほじくり返されるのって、キツいじゃん? それに、過去の黒歴史をもとに、今回みたいな告発が相殺されるのもダメな話じゃん? もともと非公開のスタンスだったのは、そういう意味があったわけだよ。別に僕が公開してやましいことを書いているからじゃないんだよ。
でも、もはや現在進行形で、はあちゅうさん自らが、告発の意義を削いでいっているよね。だから今回、このエントリを書くことにしたんだよ。
告発のメディア側の担当者さんやはあちゅうさんが、TwitterであるメディアをDisってたけど、はあちゅうさん、その昔、同じグループのメンバーと一緒に記事書いてたんだよ。担当者さん、そのあたり、どう思います? ぜひ五反田あたりのスナックで話聞きたいです。
どんな記事書いていたかって? せっかくだからみんなにも読んでみてほしいよ。
その2 自慢する
その3 権力にたてつく
その4 脱ぐ
抜粋するよ?
「これは女の子限定だけど、困ったら、乳出してみYO!!乳でダメなら毛も出してみYO!!ついでに出会い系掲示板にも貼り付けておけば、OK牧場だよー!!めくるめく素敵なブログライフの始まり始まり。」
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/17_01/
http://www.tanteifile.com/baka//2005/09/19_01/
ネットトラブル編なんか、セミナーというより、単なる「いや、それをどう防ぐかって話すのが君の仕事なんじゃないの?」って内容だよね?
その次は、もう一度【アクセスアップ編】
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/21_01/
抜粋するよ?
「『奇跡の1枚』をプロフィールに載せた上で、毎日写りのいい写真をアップしよう。勇気のある人は、首から下を、工夫しよう。ちなみにプロフィールに看護婦とか女子大生とか書くと、食いつきはいいのかもね。興味ある人多そうなので。
……と、この記事の通り、女子大生がネタになるなんてことは、はあちゅうさん知ってたじゃん。
「最後に言いたいんだけど、このセミナーで私が紹介してきたことの一部は、実際にやったらキチガイと思われるのがオチですから、皆様本気にしないでくださいましね。あくまで、ブラックなジョークだと受け流して下さると嬉しいわ」
そうだよね。実際にやったら、キチガイだと思われるよね。僕も本当にそう思うよ。だから僕のこのエントリもブラックなジョークとして受け流してほしいな!
エントリも後半に入ってきたよ。
公開されたインターネットに何かを発信すると、こうして13年近く経っても消せない過去として残っちゃうんだ。だからね、多くの人は露悪的にふるまったり、顕名で活動することに躊躇するよね。だから、結果として過去をほじくり返されても構わない無敵の人しかそういうことをやらなくなる。だから、アクセスが集まるって理屈なの。
組織に属していて自由に発言できなかったり、あるいは上下関係や受発注関係、男女関係で抑圧されるシーンというのは多々あるんだよ。そのなかで、本当に深刻な被害を受けた人が、そうした抑圧によって黙殺されるのを防ごう、というのが今回の告発の意義でしょう?
今回の告発ってプライバシーともものすごく関連の深いトピックスじゃん? それから、強いものが弱いものを抑圧する、というのも今回のテーマの核心じゃん? 数の暴力を使って、非公開の投稿改変して、あたかも公開投稿かのように見せて晒し上げたり、個人宛の私信を晒したり、僕の所属する組織をわざわざ名指しして、仕事に絡めて僕の組織がセクハラ擁護しているから関わるなっぽい印象操作をしたり、それって、まんまKさんがやっていることと同じだよね? セクハラかパワハラの違いでしかなくて。
最後に、それでも僕ははあちゅうさんは3重の意味で被害者だと思っているよ。ひとつめの加害者はもちろんKさんだ。そしてふたつ目の加害者は、はあちゅうさんを使って、別の目的をしようとしているメディアの人たちだ。そして、最後は学習する機会がないまま、それを許して、あまつさえマネタイズできちゃう社会だ。
だからね、ほんの少しだけ年長者としてアドバイスさせてほしい。誰かに乗っかるのではなくて、ちゃんと自分で立とうよ。自分を利用する人にもう少し気を配ろうよ。それと、批判的な立場であれ、ちゃんといい方向に議論をしていきたい人たちはたくさんいるんだ。それを十把一からげに「誹謗中傷だ!」というのはもうやめようよ。
あとね、普通の人の感覚を教えてあげる。自分が炎上しているときに、自分の著書とか宣伝するのは、普通は控えるものだと思うよ。
カスペルスキーのネット決済保護でgoogle chromeを使用した場合、chromeの使用履歴を削除しようとしても消し忘れてしまうことがあるので注意しましょう。
ネット決済保護機能でgoogle chromeを使った履歴は、ネット決済保護機能中に削除します。
確認手順
(1)ネット決済保護機能でgoogle chromeを使う。(履歴がたまる)
(2)google chromeを閉じる。
(3)google chromeを通常に起動して(ネット決済保護機能を使わないで)履歴を削除する。
(4)google chromeを閉じる。
(5)ネット決済保護機能でgoogle chromeを起動して、履歴を確認する。
※履歴の確認は、chromeの右上の設定ボタン(…が縦に並んだようなアイコン)の履歴→履歴 で行える。
ネット決済保護機能でchromeを使ったときの履歴が(5)のところで確認できます。
なのでもう一度結論を言うと、ネット決済保護機能中にgoogle chromeを使った履歴を削除するときは、
ネット決済保護機能でgoogle chromeを起動して削除してください。
カップラーメンの無茶な要求のやつ、あれ見てて胸がキュッってするな・・・
お笑いってのは理解できるつもりやけど仕事であんな赤が返ってきたら1日はもうなにもできないくらい凹んじゃうな。
あそこまで赤を入れるならもうちょっと言い方ってのを考えて欲しい。
2枚目の「なんで晴れてないんですか?」は完全に殺された。
「先進感を出して」とか「他の方法があると思います試せますか?」は許せるよ。でも指示されてないのになんで?はきつい。
そもそもの初稿からまったくディレクションされてないわけで糞クライアントと無能ディレクターの尻拭いしてるわけでこの辛辣な仕事の流れは割増料金くらいじゃ割に合わないな。
いやお笑いってのはわかるんだよ。。。
進捗の出し方にもよるんだけど、だいたい求められるのは成果物の数。理由は、上司が分かりやすいから。
それだと、例えば工数が5日だとすると、
1日目 0%
2日目 0%
3日目 20%
4日目 90%
5日目 100%
だいたい、こうなる。
1~2日目までは、構想をねったり、矛盾がないか、もっと効率的な方法はないか、というのを考えているから、成果物はゼロだ。
アイデアを成果物として認めてくれるならば、この時点で60%ぐらいなのだが、頭の中と汚いメモしか証拠がない。
仮にこの時点で「他の人に引き継げ」と言われても、何も引き継ぐものがない。
3日目には実験が必要な部分を作り込む。極端に処理に時間がかかるとかの問題があれば、他の方法を模索する。
でも、そういうことはあまりない。前日までは形になっていなかった仕事の成果だ。
4日目は残りの簡単な部分。バリバリ進められる。こういう日に電話やら会議やらで時間を取られるのが一番腹が立つ。
5日目は細かい修正。前日に燃え尽きてしまって、実質何もしないこともある。まあ、予備日くらいの気持ちだ。
ところが、正直に上記のように書いてしまうと、3日目に呼び出されて、「遅れているけど大丈夫か」「誰か手伝いが必要か」などと聞かれる。
「大丈夫です」と答えても、4日目(一番ノリノリな日)にもチョロチョロ様子を見に来られる。
こういうのが嫌だから、毎日20%前後ずつ進んだことにしちゃう。
って、上司に言ってごらんよ。
無事に「ロジカル上司」に無事転生できたので、詰めるテクニックを書いていく。
詰めてくるやつは頭良く見えるけど、このテクニックを使ってるだけだったりする。
詰め上司に対する傾向と対策を下記にてメモする。簡単なやつだけ。
アイデアを出してくるやつは大体デメリットなんて考えきれてないのでこの質問で一発KO。
自分が優位に立てる。
詰めまくられた結果、細かく検討するクセはついたが、
この仕事が面白いか面白くないかで言われると面白くないので転職を考えている。
しかし、これは考え抜いた結果なんだろうか。
ICO 他の仕組みと比較すると、割りと今後どうなるか予想できる気がする
・ICOは株式公開に似てるけど、それよりももっとVALUに似てる
・調達という意味ではクラウドファンディングにも似てる(Kickstarterとか)
・寄ってたかって何かを作るという意味では、クラウドソーシングにも似てる
ここまで考えればもう衰退ルートしか見えてこないと思うがどうだろう
まともな企業なら使えると思うが、まともな企業ならICOする理由がそれほど無い
何故他の方法じゃなくてICOなのか? を答えられる企業がどれだけあるだろう?
ICO企業が8割9割クソになったら、残りの1,2割がまともでも悪い印象がついてしまう
投機ですらない、金ドブ
何か作るために〜とかならクラウドファンディングでいいしね
世の中には超見切り発車で行動してあとは丸投げっていう社長っていうのが普通に居るらしい
彼らを排除できないとICO文化は無理だろ? でも誰がコントロールするんだって話で
VCでも失敗するのにさぁ
絶滅させようっていうのにその人一人自殺した所で日本人絶滅には全く意味が無い。
本気で絶滅させようと思ってるなら、もっと他の方法取らないとダメだろう。
テロも精々数百死ねばいい程度だし、核施設など狙えばまた少しは増えるだろうがそこに行くまでが難しいだろう。
某ゲームに出てきた特定言語話者だけ殺す寄生虫みたいな感じとかは日本人を絶滅させるとかいう目的にはいいかもしれないが、そもそもそんなフィクションの産物を設計するのは無理だろう。
草の根的に個人で出来そうな辺りでは、歴史ある国なら大なり小なり負の歴史を持っているものだしそこから引っ張り出してナチスなどといった絶対悪と同一の存在を見なすように仕向けたりして世界的に日本へのヘイトを高めていって、日本を孤立化させ日本人絶滅収容所などを作られても仕方ないあの民族は核で浄化するしかないと思えるようにもっていくのはいいかもしれない。
戦争辺りもいいかもしれないし、前案で世界からヘイトを募りつつ、自国の保守派をバカにして煽る一方日本の軍国化を批判して兵力を削ぐのが良さそう。その過程で内戦で潰れてくれればなおよし。
滋賀の姉川氾濫に際してフジテレビ「とくダネ!」のTwitter上での振る舞いが話題となっている。
一般人が撮影した動画の使用許可を求め、返答が無くとも利用に踏み切ると書いて批判を浴びているのだ。
しかし各所で指摘されているように「時事の事件の報道のための利用」は合法である。
第四十一条 写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。
Facebook等のSNSの写真を被疑者等の承諾なく利用するという意味においては,写真の著作権の侵害の有無が問題となり得ます。
SNSの写真の場合,前提として,「その撮影者(著作者)は誰か」という問題があります。この問題は,自撮りの写真であれば本人が著作者であり,別の人が撮影したのであればその別の人が著作者となります。
そして,著作者が誰であるにせよ,報道機関が,事故の被害者はどういう人なのかということを報道する目的で,SNSの写真を使用(新聞掲載やテレビ放送)したという場合,そのような利用は著作権法41条(時事の事件の報道のための利用)により認められているので,違法であるとはいえません。
http://www.hamakado-law.jp/blog/2016/09/facebook-330924.html
まあ実際に裁判に出てみたらこれまでの常識がひっくり返るような判決が出た、といったこともありうるので絶対とは言えないが、一般的には無許諾で利用可と捉えるべきだろう。
さて、著作権法的には問題がないという指摘が広まると、批判者たちは「違法でなくても無許諾で放送したのは問題だ」といった論調に切り替わった。
動画の投稿者によると、番組側とはDMでやり取りしたとのことで、番組では今回の動画も放送された。
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0808/blnews_170808_4885859459.html
いやいや、それでも諦めきれない批判者たちは「法律的に問題なくても、許諾を取っていたとしても、言い方が無礼だから炎上するのは当然だ」と主張する。
突然の連絡失礼致します。フジテレビ情報番組「とくダネ!」のスタッフです。現在、各地で台風5号の取材をしております。ゆうま様が撮影された姉川の映像を番組で使用させていただけないでしょうか。よろしければフォロー上、DMにてやりとりさせて頂けないでしょうか?宜しくお願い致します。— とくダネ!スタッフ (@tokudane_info) 2017年8月7日
何度も申し訳ありません。こちらは、フジテレビ「とくダネ!」と申します。
本日午前8時より「台風5号」のニュースを伝えるにあたり「ゆうま」様が撮影された滋賀県長浜市の大雨・増水の映像を放送にて使用させていただきたく、
再度ご連絡しました。— とくダネ!スタッフ (@tokudane_info) 2017年8月7日
周辺住民の方々への注意喚起および台風の被害を伝えるニュースの重要性に鑑みて、非常に公共性の高い映像であると認識しております。つきましては、「視聴者撮影」などのクレジット表記にて使用させていただけると幸いです。誠に恐れ入りますが一度、— とくダネ!スタッフ (@tokudane_info) 2017年8月7日
午前7時30分までにご連絡を取らせていただけないでしょうか?また、午前8時の放送までにご返答がない場合、上記の理由により使用させていただきたく存じます。放送させていただいた場合は、追って当方より
ご連絡いたしますので何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。— とくダネ!スタッフ (@tokudane_info) 2017年8月7日
どこが無礼なの?
本来なら無言で利用してもおかしくないところ、できるかぎり許諾を得ようとして何度も何度も連絡を取ろうとしてるだけだよね。
これにレスを付けてる奴らのほうがよっぽど無礼なことを書いてるじゃん。
敢えて言うなら時間が深夜というのは問題だけど、災害の発生時間も番組の放送時間も変えられないんだから仕方ない。
むしろ「みんな寝てるので取材を控えますね」というほうが報道としてどうかという話になる。
もう正直に言いなよ。
上記の記事を読んで。
大変な労働環境に身を置かれていることは同情する。
しかしながら、現状の責任の在り処について考えるなら、増田の現状は自己責任以外のなにものでもない。
夢、野望を持つのは大いに結構、だが、増田が非常勤か否かという問題は、生徒たちには何も関係がない話しだ。
生徒の将来を担うだとか、貧困の連鎖を断ち切ると言われているが、その問題は非常勤か否かという問題にはもっぱら関係ない。
本当に上記課題を解決する一助になりたいだけなのであれば、非常勤であろうが与えられたコマに全力であたれば良いだけだと思う。
他の授業は他の教員が責任を持って受け持っているのだし。それで十分足りているのだ。
現状を換言すれば、「あの業界の有名大企業のこの部署に入るのが夢だったけど、夢を追い求めてしがみついた結果非正規社員になりました。生活は苦しいですが夢なので他の方法は考えられません。このようになってしまう採用形態には問題があります」
とまぁ、だらだら書いたが、ぜひ増田には自己責任のもとで夢に向かって頑張ってほしい。
そして夢を勝ち取ったその暁には、
と、生徒を教育するのも良いだろう。
一行は河口湖からまずは大月方面を目指していきます。その途中の富士山駅、都留市駅の2ヶ所で道志村行きのバスがある情報を得ていましたが、いずれもスルーしました。もし道志村方面に向かっていたら、どうなっていたのでしょうか。
道志村は山梨県の最東南端の村で山中湖、都留市からのバスの他、神奈川中央交通が相模原市の三ケ木から県境の月夜野までバスを走らせています。都留市駅で羽田さんが行き先を聞いていた、あの月夜野です。
調べてみると以下のルートが見つかりました。
富士山駅11:30(富士急バス)12:08山中湖旭日丘13:45(富士急バス)14:35道志小学校14:47(富士急山梨バス)15:05月夜野(徒歩2.3km)東野16:05(神奈川中央交通)16:42三ケ木
月夜野まで来るバスは平日は午前の2便しかないのですが、峠を越えた神奈川県の東野まで行けばバスがありました。月夜野まで行ってしまった一行がその場で止まることは考えにくいので、おそらく神奈川県側のバスを見つけることはできたでしょう。
三ケ木からは神奈川県の橋本からバスが出ており、橋本からは北上を続けると、最終的には一行が2日目の日中に到達する青梅線の河辺駅まで行くことができます。というわけで半日以上先行することが可能でした。
ただし、一行が新狭山駅で見つけた川越行きや、後述する埼玉から栃木の県境越えの接続がうまくいかず、最終的には大月ルートに追いつかれます。とはいえ、八王子や川越でじっくりと情報収集を行うこともできたでしょうから、道志村ルートを検討する価値はあったと思います。
一方で都留市駅まで行ってしまった場合はどうだったでしょうか。その場合、一行は都留市駅を17:37に出るバスに乗ることになり、さすがにこの時間ではもうバスはなく、神奈川へ抜けるのは翌日になってしまっていました。というわけで、都留市駅まで来た一行が大月ルートを選択したのは正解でした。
ところで、一行が東桂入口でタッチの差で逃した「路線バス」ですが、あれは事前予約制のデマンドタクシーだったので、今までのルール上では乗車できませんでした。ただ、路線バスの旅は厳格にルールが運用されているとは限らないので(今回も路線バスではない、宿の送迎バスの利用が認められました)もしかしたら便乗を申し出てOKだったら認めていたかもしれません。その場合は都留市駅に14:10に着くことになりましたが、先へ行くバスはなく、大月へは放送と同様のバスに乗ることになりました。このほか、都留市の循環バスが都留文科大学まで来ていますが、時間は合いませんでした。
一方で大月への移動は途中徒歩を挟んでいますが、実は都留市駅からのバスはリニア見学センターで大月駅行きのバスに経路が繋がっています。
都留市駅16:30(富士急山梨バス)16:44大原入口17:19(富士急山梨バス)17:30大月駅
しかし、リニア見学センター〜大月駅は月曜運休で、もしロケ日が月曜日では利用できませんでした。同じバス会社で直通便もあるにも関わらず一行どころかバス会社の人も気づかないのは考えにくいので、ロケ日は月曜日だったと考えるのが妥当です。
2日目は奥多摩で日原鍾乳洞に立ち寄るなどの停滞はありましたが、先へ進めなかったので大きな影響はありませんでした。しかし、ポイントは川越での選択でした。
川越で、上尾・桶川・鴻巣の3方向へバスがありましたが、羽田さんの「鴻巣には何もない」の一言で一行は上尾を目指すことになりました。しかし、この3方向で上尾はもっとも南にあり、先に進むには損をしています。そして、結果的にこの決断が運命を大きく左右します。
もっとも北にある鴻巣へ行っていたどうなっていたでしょうか。放送では19:13の鴻巣駅西口行が紹介されていました。
川越駅19:13(東武バス)20:00鴻巣駅20:22(朝日バス)21:00加須駅南口
このように放送では3日目の午後に到達していた加須に2日目に到着することになりました。
ちなみに3方向の真ん中にある桶川を経由する場合、その日は桶川泊りになりますが、桶川からは菖蒲車庫行きの朝日バスが頻発しており、多少は歩く距離と時間を稼げたと思います。
ただ、後述しますが放送通りに柳生駅に着いても挽回は可能でした。
3日目はどのルートを通っても、結果的には加須市へ収斂し、柳生駅を目指すことになります。そこで、柳生駅から先のルートですが、放送では一駅先の板倉東洋大前まで歩き、そこで歩き疲れた一行は館林駅行きのバスを利用します。結果的にはこの選択が致命傷となり、最後まで挽回することができませんでした。ルイルイと蛭子さんが旅をした第18回の水戸〜善光寺の回でも佐野市、足利市の脱出に苦労し乗り継ぎ失敗となりましたが、結果的には同じような失敗になりました。放送でも紹介されていましたが、足利市、佐野市の両市は、JR両毛線、東武線などの鉄道網が発達している分、市外とのバス路線の接続に乏しく、市境は徒歩で越えなければなりません。両市の経由は避けたいところです。その一方で板倉東洋大前駅からは館林市方面への広域バスはありますが、栃木方面へ行くバスはありません。
では、柳生駅から直接栃木市方面に行くルートはなかったのでしょうか。
柳生駅から少し北上したところに「きたかわべ」という道の駅があります。ここは埼玉県と群馬県の県境にありますが、なんと平日に限り栃木市のコミュニティバスが県境を越えてここまでやってきています。
3日目を加須からスタートした場合、放送でも一行が利用した柳生駅行きのバスの初便に乗り柳生駅には9:46に着いていました。ここから次のようなルートが考えられます。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ10:45(栃木市バス)12:02栃木駅南口
川越のショートカットと合わせて放送ルートよりも丸1日早く栃木市入りをしました。ちなみに、道の駅きたかわべまで来るバスはこれが初便で、1日目を道志村ルートで先行していたとしても、ここで追いつかれます。
しかし、道の駅きたかわべまで栃木市のコミュニティバスが来ているとは、地元の人々の情報がなければまず想像できないでしょう。放送では柳生駅で有力な情報が得られず、板倉東洋大前駅まで歩いていますが、このルートでも同じような展開になったと思います。
しかし、板倉東洋大前で北行きのバスがないことを知った一行が次の藤岡駅まで歩けばあるいは、と考えるかもしれません。そうなるとこんなルートになります。
柳生駅(徒歩7km ※板倉東洋大前駅経由)藤岡駅12:02(栃木市バス)13:33栃木駅南口
栃木駅から先は放送ルートと同じく東武金崎駅、楡木車庫とつないで宇都宮駅に行くのが最速です。例えば柳生駅〜藤岡駅を徒歩で繋いでいた場合にはこうなります。
栃木駅北口16:23(栃木市バス)17:20東武金崎駅(徒歩4.4km)楡木車庫19:35(関東自動車)20:17宇都宮駅西口
ちなみに、栃木駅を13:45に出るバスもあり、これに乗ると宇都宮駅の到着は18:27になります。市バスの運転手から事前に情報が得ていれば、決して不可能ではない乗り継ぎかと思われます。もちろん、道の駅きたかわべからバスに乗れていれば、これよりもずっと早く宇都宮へ到着できます。
さて、放送では14:00(正しくは13:26平成29年7月10日訂正)に柳生駅にたどり着いていますが、道の駅きたかわべまで足を延ばしていれば同じバスの終便である14:55発のバスに乗れていました。その場合、以下のようにつなぐことが可能です。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ14:55(栃木市バス)16:12栃木駅南口(以降、上のルートと同じ)
このように上尾経由でも3日目に宇都宮へ到達することは可能でした。
そして、運命の4日目。放送では佐野市をスタートし、栃木市、宇都宮市、上河内、氏家とつなぎ、ここでバスがつながらず、無念の断念となりました。那須塩原駅発の那須岳ロープ行きの最終が14:45だったことを思うと、一行が楡木車庫へ向かって歩いている間に最終が行ってしまっていたという辛い幕切れだったのですが、なんとかゴールにたどり着いてみましょう。
4日目を宇都宮からスタートした場合、最もスムーズな乗り継ぎは以下のとおりになります。
宇都宮6:38(東野交通)7:30氏家駅前7:37(東野交通)8:13小川仲町8:38(東野交通)9:16大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所9:32(大田原市バス)10:00那須塩原駅10:45(東野交通)12:02那須岳ロープウェイ
宇都宮〜氏家のバスが朝1便しかないためこの時間に出発となりますが、その後は比較的余裕のある行程です。3人がここまで来てゆったり進もうと思うかどうかはわかりませんが、氏家〜那須塩原はどこかでバスを1本落としたとしても間に合います。
しかし、最終日に慎重を期すために営業所が開いて情報を仕入れてから出発ということも考えられます。宇都宮駅の関東自動車営業所は7:30に開くため、それまでは留まって情報を得たとしてもロスにならないと考えても不思議ではありません。その場合、氏家へ直行することはできず、次のようなルートになります。
宇都宮8:36(関東自動車)9:06白沢河原(徒歩5.8km)氏家駅前10:45(東野交通)11:16小川仲町11:58(東野交通)12:36大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所13:17(大田原市バス)14:15那須塩原駅14:45(東野交通)16:02那須岳ロープウェイ
なお、放送では上河内経由で氏家を目指していましたが、上河内〜氏家のバスが早朝と夕方しかなく、このルートでは使用できませんでした。
この他、羽田さんが矢板市を経由するルートをイメージしているようなシーンがありましたが、矢板市は市内で完結する路線バスしか運行しておらず、14時に那須塩原駅に到達するのは不可能です。また、周辺の自治体ではバスではなくデマンドタクシーを採用しているケースも多く、他の方法で那須方面に進む道はありませんでした。
さらに、赤城からわたらせ渓谷鐵道沿いに足尾、日光を目指すルートも検討してみましたが、県境越えがうまくいかず断念しました。
つまり逆算すると、遅くとも3日目には宇都宮へ到着していなければゴールできなかったということになります。
シーズンZ初の失敗となり、改めてバス旅の洗礼を受ける結果となりました。とはいえ、普段は3泊4日ですが、今回はスタートの富士山子抱きビューポイントを10時台の遅めの出発、一行が見つけていた那須塩原〜那須岳ロープのバスの最終が14時45分だったことを踏まえると、実質3日しかなく、鬼門の北関東を抜けていくコース設定でもあり、3回目の田中・羽田コンビには酷なお題だったかと思います。
番組としては2日目の川越まではほぼ想定通りで、ここでルートをじっくり悩んで…というハイライトシーンが来る予定だったと予想しますが、あっさりと上尾経由を選んでしまい、体力を消耗してしまった結果、栃木市のバスに気づくことができず、失敗となりました。初日の道志村ルートも含め、ポイントポイントで情報をきちんと仕入れることが重要というバス旅の基本を見せつける結果となったのではないかと思います。
また、各自治体の公共交通機関への対応の差が浮き彫りになった回でもありました。すなわち、周辺の市町村とも連携して、広域的なコミュニティバス運営を行う自治体、領域内で完結するコンパクトな運営を行う自治体、デマンドタクシーによる地元住民の利便性を追究した自治体とある中で、バス旅が結果としてそれに左右されるというのは、バス旅をますます難しいものにしているように思います。
ただ、バス旅を成功するかどうかのゲームと捉えた場合、単に路線をつなぐだけではなく、地図を駆使していかに途切れたバス路線を繋ぐか、という旅の視点よりもゲームとしての視点が今後より強調されるような、そんな回だったかと思います。
「最初から車椅子客を一律登場させる気がないわけではない」と言いたいのね。なら、ちゃんとそう書かなかったお前が悪い。
で、「気があるかないか」みたいな精神論じゃない、やる気の問題じゃないって最初から言ってるだろ、ボケ。設備がないのが悪い。設備を導入するかどうかは、下っ端じゃ決められない。電話応対している奴や、現場の人間の気持ちは関係ない。
「設備を用意しない」というルール違反の意思決定をしている上層部のやつこそが元凶。事前連絡を要請することで、拒否した時に客が悪いと言い張れる制度設計になってて、そういう制度設計した上層部のやつがいるんだよ。
電話応対する奴や現場の人間としては対応してやりたいのかもしれないけど、そういう意思決定を上層部がしているということは、会社としては門前払いしているのと同じじゃない。
ルールで必須になってる設備を購入せずに、他の方法や現場の人間の対応に押し付ける事自体が「門前払い」だって言ってるんだよ。日本語通じないのか、ボケ。
それが真だとすると、自身の子が居ないならば、血縁者の年少者や親しい知人の子に自身のリソースを配分することで、代替的な意味を見いだせるかもしれない。
そういう子供の未来を明るいものにするために、仕事をすると考えると価値観が違ってみえるかもしれない。
他の方法で生を実感するには、原始的な生物の部分を刺激してみるのはどうだろうか。格闘技などの対人スポーツであれば、競うことでアドレナリンが分泌されるなどして昂揚した気分になるかもしれない。もうそれを習慣としているのであれば、より過激にスカイダイビングなどの物理的な危険が高いものはどうだろうか。
あるいは、もっと原始的な衣食住の部分を意識的に揺らしてみる、例えば断食などをすると実感できるかもしれない。
(くれぐれも、最低限度の身の安全と、社会的に認められる範囲の行動で、の前提だが)
私の体験では、一人で旅行をするのが退屈な日常から離れるには、良いと思う。
というのは、慣れない道を歩き、耳慣れない言葉を聞き、いつものとは異なる食べ物を食し、初めての部屋で眠る。私がビビりがちな性格であるからか、かなり生物的な危機感が煽られる。十分な準備をしても落ち着かない。
また、知らない土地の歴史を知るのが楽しい。今ある街並み・建築物・展示品が人の手で作られるに至るまでの過程を想像すると、人の文化に触れられる気がする。人工物でなく自然の中でも発見があり、日に焼けたり、森や海の臭いをかいだりし、キャンプで火おこしをすると、人間も一匹の獣から始まったことを体感するようで楽しい。
人生の意味は「自分の血を残す」部分が大きいと思う。しかし、子供を持たないという選択をするならば、自分の生を満たすためのちょっとした冒険してはどうだろうか。
ワキガ歴は15年くらいになるだろうか。何もケアしないとかなり匂うのが自分でも分かる。
昔からそれなりにデオドラント用品を試してみたが、どれも汗をかいたりして匂いが出てしまうという状況の時には効かなかった。
しかしなぜかひとつだけ体に合ったのか、Hミッテルという塗り薬?を3日以上塗り続けると汗をかいた状況でも無臭に近い状態でいられた。1~2日だけではほとんど効果が無く、3日以上続けないと効果が出なかった。
これはかなり自信があるが、自分がワキガな事に気づいてる友人知人はおそらくひとりもいない。
ワキガの友達には直接本人に言ってしまう関係性の連中だったし遠慮されてる感じもない。それぐらいその塗り薬は効いていた。
なので夏は毎日塗るから無臭状態が続くが、冬などあまり汗をかく危険性が無い時はついサボってしまい、厚着して汗をかくと匂いが出る時があった。しかし自分に合ったいい商品を見つけたが、ほぼ毎日塗らないといけないというのがネックだった。
このまま一生これを買い続ける費用と、塗り忘れた時の不安とワキガというコンプレックスを解消してしまおうとワキガ手術をする事にした。
方法を調べていたら剪除法(皮弁法)というのなら保険が効くらしく両脇で5万円ぐらいで済むことがわかった。
(自分は両脇二回づつだったので結局10万弱ぐらいかかった。)
しかも効果も他の方法に比べて高い効果が得られるようなので一択だった。
次は病院選びだが、田舎から都会に引っ越してきたので選び放題だった。
人気がある病院だったのか、予約がかなり取りづらく手術は平日の昼間ぐらいしか空いていなかった。
手術までの流れは
・診断
・手術&固定
・経過観察&消毒(手術三日後)
・抜糸(手術一週間後)
・塗り薬などで手術跡のケア
というのを左右ずつやる。計二回。
範囲が広いと片側を二回に分けてやるので計四回。
・診断
自分はここでアポクリン腺が広範囲にあるので片側二回、計四回に分けてやると言われた。
左 上部、右 上部、左 下部、右 下部 の順番。順番は選べる。
上部が特にアポクリン腺が多いとの事だったので、先に上部をやることにした。
四回に分けてやるというのは、かなりショックだった。
同じ場所は手術後に一年経ってないとできないので、全部終わるのに二年かかった。
・事前検査
血液検査をするだけ。
・手術&固定
手術は片方40分ぐらいかかった。日帰り。
最初に麻酔をワキに打たれるのだが、これが妙に痛くて嫌だった。
毎回二本ぐらい打たれたのではないだろうか。
感覚はすぐに無くなり、メスで切開されているのがワキをつたってくる血で分かる。
血が苦手なのでこの感覚も毎度苦手だった。
その後は切った箇所から指を入れて皮膚を引っくり返してアポクリン腺を除去していくのだろうけど見えないのでよく分からない。麻酔が効いているので全く痛くない。
皮膚を引っ張られている時も、手の甲の拳骨あたりの皮膚をつねられているぐらいだ。
手術が終わるとかなりワキをかなり圧迫されながら固定された。
これをタイオーバーといって、皮膚と肉をくっつける為にやるらしい。
脇を開くことができないので、基本的に衣服はシャツやジャケット前開きの服のみとなる。
Tシャツは着れない。伸びる素材で作られたタンクトップなどはギリ着れた。
パジャマがTシャツやスウェットの場合事前に、いつもよりゆったりしたサイズの前開きの服を購入しておかないとツラい。
ユニクロで投げ売りされてるシャツを二枚買ってパジャマにした。
ワキを閉めっぱなしにしないといけないので、煩わしく日常生活に支障が出るが片側は普通に使えるのでそんなでもない。
シャワーも当日から入れて、脇を濡らさないようにすれば頭も洗える。
寝る時はバンドを体に巻いてワキが寝てる間に動かないように固定する。
痛み止めを毎回もらったが、初日に麻酔が切れて痛みそうになる前に飲んでいたので術後に痛みを感じた事は四回の内一度も無い。
・経過観察&消毒(手術三日後)
経過観察は異常が無いか見てもらい、ガーゼを変えて固定をやり直してもらう。
ここではじめて術後のワキと対面できるが、ワキ周りが内出血してたりしてちょっとグロい。
固定をしっかりやらなかったり、動かしてしまうと圧迫してる箇所がシワになってしまうらしい。
最初は固定に神経質になっていたが、徐々に意識が薄れてかなり適当に過ごしていても運が良かったのかシワにはならなかった。飲酒は止められたかどうか忘れてしまったが、ほぼ毎日飲んでいた。
・抜糸(手術一週間後)
・塗り薬などで手術跡のケア
抜糸をしても数日は薬を塗りガーゼを当てて軽めに固定する。しかしほぼ固定のストレスは無い。
ワキの下部の方が皮膚がくっつきにくいらしく、一回だけ抜糸後の経過を見て右の下部の固定が延長(三日)された。
術後のワキの色を改善する為の飲み薬を処方されたりする。
・左右の手術を終えて
上部が特にアポクリン腺が多かった為左右の一回目をやった時点でかなりニオイは軽減された。
ワキ毛はなくなった。術後一年経っている上部には、同じ穴から二本同時に太いのが生えていた毛は無くなった。
アポクリン腺の再生について先生に聞いてみたのだが、多少あるらしいがほぼ気にならない程度の多少らしい。
術後の色素沈着に関しては男だからかそんなに気にならない。
ただワキ毛も無いので、あまり大っぴらにワキを見せる気にもならない。
手術をして本当に良かったと思う。
背中がかゆい。かゆくならないという人も居るけれど、むしろ自分は周りより少しかゆみが強い方かと思う。
ここに孫の手があったら、どんなに気持ちいいだろうか。
嗚呼、孫の手。背中を思う存分に掻ける幸せは、生きる意味の一端を担っているのかもしれない。
やれどこ産の竹が素敵だとか、やっぱり長さは重要だとか、掻きかたへのこだわりだとか。どうやらそれが普通らしい。
そんななかで、何故だかそういう話題に興味を持てない自分がいる。
むしろ、背中。何時からだとか、何故だとか訊かれたって、知らないし分からない。だけど気付けば、背中を目で追ってしまう。
あわよくば、掻きたい。爪なんてほとんど切ってしまって丸っこいから、竹や木でできた孫の手ほど気持ちよくはないだろうけど。
気持ちとしては、そう思ってる。
ここまではいい。
我々は、社会に生きている。
背中は孫の手を選び、孫の手もまた背中を選ぶ。選び選ばれた背中と孫の手には、手厚い保証制度だってある。
こうして社会は成り立っているのだ。
そういう人もいる、という知識は持っていた。だからこれも、そんなに変わったことではない。そう思って母に相談した。これまで愛情たっぷりに育ててくれた母に。
母は、絶望していた。
未だにあれ以上、ひとが絶望した、という顔は見たことがない。乏しい語彙力ではこんな表現になってしまうが、とかくこのような結末であった。
さて、どのように生きるべきか、そろそろ真面目に考えねばならない。
掻くべき背中を探すのはどうだろう。
まったく残念なことに、掻いてもよい背中にはさして特徴はない。事実、自分の背中だってそうである。
そしてこれまた残念なことに、「背中を掻きたい」とは公言しにくい社会である。
それを探すためには、何らかの仮面舞踏会へ行くことが手っ取り早い、というより他の方法など殆どない。
そこへ行く今一歩の勇気が、未だに出せていないのだ。
おまけに、自分はすっかり、背中を掻きたいことをオープンにしてしまっていた。
案外この世には同胞は多く、自分も恐らく沢山出会っていたとも思う。
さて、では隠していたいひとは、万 が 一 興味を持ってくれたとしても、自分に声をかけるだろうか? 考えるまでもない。
だから、孫の手を受け入れること、それ自体にはきっと何の問題もないのだ。
受け入れさえすれば、たぶん気持ちいいのであろう。
実際に背中にあてて動かせば、自分のまだ知らない魅力に気付くこともあるかもしれない。
また、オープンであるとは言ったが、未だに親戚筋には打ち明けられていないのだ。
かつて、この症状は病気と考えられており、そのため一定以上の年齢層はこの話を拒絶しがちである。
加えて、初孫の将来への期待はずいぶんと大きく、それを裏切ることともなってしまう。
無事にペアを組むことが出来れば、こんな懸念も吹き飛ぶのである。
ただし、そんな気持ちで選ばれた孫の手はたまったもんじゃないだろう。
背中、孫の手。どちらの魅力も理解出来る(後者については微妙なところだが)。
たまにお得と言われるこの特性を持ち生きるということは、あくまで一例ではある(重要)が、こんな感じである。
さて。
などと考えてみたが、どちらにせよ自分は最初にしなければいけないことをしていない。
自分の理想にうつつをぬかし、「相手から好まれる背中になる」という視点をすっかり欠いてしまっている。
まずは見た目に少し気を使ってみるか……なんて思いながら、今日も自分は、必死に手を伸ばして、自分の背中を掻くのである。ぽりぽり。