30歳 男
フルタイムだがもちろん安月給。
働きながらの受験が難しいのか、それとも私が馬鹿なのか、こんな歳までずるずるきてしまった。
私なりに仕事は熱心にしてきたつもりだった。
それなりの信頼を得、沢山の仕事を任せていただき、頑張ってきた。
職場でも、人間関係は良好で、いつも頑張っていると評価されていた。
頑張っても、報われない。
わかっている、努力が足りない。
足踏みするということは、無駄に歳をとり、人生が後退しているということだ。
情けないほどに物忘れがひどい。
また理解力も低下し、自分の頭の中がうまく整理できず、適切な言葉が出てこなかったり、話す順番や優先度があべこべになってきている。
小さい頃は勉強もスポーツも出来ていたのに、私はいつの間にか社会から落第点を告げられるようになった。
当時の私はもういない。
全くの別人だ。
障害というほどでもないが、病気を抱えたあの時から、認識した時から私の人生は緩やかに直実に下降しはじめた。
言い方が悪いとは思っている。
もう私は平凡な幸せを手にいれることはできないのだろうか。
ネガティヴな事は言いたくない。
常に明るい言葉を発して、前向きに生きてきたいのに、心がもう折れてしまった。
もう希望がないことを認めることができない。
ここ数年、外に出ようとするとえづきが止まらない。
きっと私の胃はおかしいだろう。
それでも外に出ると落ち着く。
こんな状況ですら、自分の弱い部分を出せない。
今までの人生も人にダメな部分を見せ、教えてもらったり、助けてもらうことが苦手だから、こんな人生になってしまったんだ。
私は鬱なのか。
もし仮に鬱なら、より人生は下降するのか。
くるしいのはよくわかる。 でも、悲観的になってるぞ。 「平凡な幸せ」なんかどこにもない。 岡本太郎の「自分の中に毒を持て」なんか暇な時読んでみたら
年齢制限に引っかかって試験が受けられないなら諦めるしかないんじゃないの? 公務員がダメなら他の方法で稼げば良いじゃない。
だいたい三十路男って時点でバイトとして雇っていただけているだけありがたいと思うべきなんだよな。 既卒風情が公務員とか何様って感じ。
なんでそんなに公務員に拘ってるのかわからない。 国を変えたいという意地みたいなのがみれない。 なんとなくで目指してるようにしか見えないけど、そんなんじゃ仮に受かっても辛い...