はてなキーワード: 交流とは
スペック:年収は280万ぐらい、貯金ほぼなし、ひとり暮らし、小デブ、顔は下の下(目は普通だけど顔の下半身が超ブサイク)
ゲーム実況者のオタク、男性VTuberの配信もみる、一人でディズニー行くぐらいにはディズニーが好き
今まで年齢=いない歴、当然性経験もなし、なんなら異性の友達も一人も出来たことがないから関わり方も分からないという状態でも恋愛をしたいと思ったことすらなかったので気にしたこともなかったのだけれどアラサーにさしかかり仕事で自分より年下の若いママさんを見かけることが多くなりこのままだとマズイのでは…?と思うことが増えた
高校生の頃、外見に無頓着で今よりもっと芋臭かったため授業中にうとうとして目を瞑った顔が相当ブサイクだったのか前に座っていた男子が自分の隣に座っていた男子に「コイツwww」みたいな耳打ちをしていたのが聞こえてきたのが若干トラウマみたいになっていて男性が少し怖い
高校は共学だったけれどそんな調子だったため異性の友達も出来ず大学は色々あってほとんど通わず半年で退学してしまったので交流関係は広がらず、今の職場は職員が女性しかいないので出会いもなし
今の時代マッチングアプリなどすればいいのだろうけれど知らない男性と会うこと自体が怖い、世間知らずだからヤリモクの見分け方もわからないし
男性との関わりが極端に少ないせいもあるけれど同世代の男性と話すだけで顔が赤くなってしまうのが自分でもわかる、多分自分に自信がなさすぎるのも原因だと思う
親は諦めているのか何も言わない、そもそも折り合いが悪く恋愛の話を両親と一度もしたことがない
ただ性欲だけは一丁前にあるためほぼ毎日のように自慰行為をしてしまってその度に罪悪感に苛まれている状態
どうやったら人を好きになれるんだろう、正直誰かの前でこの汚い身体を晒すこと自体に抵抗があるし誰かの性器を口に咥えたりするなんて考えたくもない
TRPGをしている。仲がよく、いくつもの卓を共にしてきた友人が自分から離れていった。気の合うプレイグループを見つけたらしく、楽しく遊んでいる様子がSNSから伝わってくる。いい事だと思う。楽しいのが一番だ。
思い返せば中高の頃から、ふとしたきっかけてとても仲の良い友人ができて、何かのタイミング(試験やら引っ越しやら)で少しの間交流が途絶えた時、向こうが別の友人と出会い、自分と疎遠になる、ということばかりある。大人になってもずっとその繰り返し。なので今回も「またか」という感じである。いずれこうなることは分かっていたのだ。ただやはり寂しいし、自分の人間的魅力のなさを痛感して落ち込んでしまう。ここまで繰り返されるということは相当なのだろう。
そして数々のシナリオに連れていき、友人のPCと深い関わりを築いた自分のPCが、自分の至らなさのせいでみんなボッチになっていくのが本当に申し訳ないと思ってしまう。この先共に物語を紡ぐ事もないのだろう。なりたいものになれる遊び、とは言ったものの、イカしたエージェントとして振る舞っても、冷徹な軍人の設定を凝っても、終末世界に取り残されたロボットを描きあげても。結局自分は自分でしかないのだな。
そろそろ潮時かもしれない、という考えが頭をよぎる。でももうちょっと続けようとも思う。
魅力はないけども、時間を守るとか、連絡を迅速にするとか、人の話を聞くとか、せめてそういうところできちんとしたPLでいようと思う。
2025年、大阪で開催される万博についてお話しします。万博は、高額な費用と税金の使用に関する様々な議論があります。しかし、このイベントの持つ国際的な相互理解の促進という側面を忘れてはなりません。
万博は、世界中からさまざまな文化、技術、そして思想が集まる場です。ここでは、異なる国々の人々が直接対話を持ち、新しい発見を共有し、互いの文化を理解し合う機会を得ます。これは、単なる展示会以上の価値を持っています。
国際的な理解は、今日のグローバル化された世界において不可欠です。異文化間の交流を通じて、相互の尊重と協力の精神を育むことは、平和と繁栄の基盤を築く上で欠かせません。万博は、このような理解を促進する絶好の機会を提供します。
さらに、万博は新しい技術やアイデアの展示の場でもあります。世界中の才能が集まり、未来を形作る革新的な発想が交換されます。ここでの学びは、参加する全ての国々にとって有益であり、新たな協力関係を生む基盤となるでしょう。
もちろん、財政的な負担は重要な検討事項です。しかし、万博を通じて築かれる国際的な理解と協力の橋は、長期的な視点で見れば、その価値は計り知れません。2025年の大阪万博は、世界が一堂に会し、未来への希望とインスピレーションを共有する場となるでしょう。
四十代前半の独身男性。恋愛経験はあるし童貞でもないが、別に美形ではないし、すっかり小太りになってしまったし、加齢にともなって清潔感も失せてきた。
もはや異性に対する性的なアピールというものがほぼない。他人に確認してみたことはないけど、おそらく。
それでもありがたいことに、飲み会だとか、交流会みたいなのには誘ってもらえる。出会いが目的のものではない。本当に友達づきあいの集まり。
おかげで孤独を感じるような目には遭っていない。誘ってくれる人たちには本当に感謝してる。
でも、そういう会に声をかけてもらえるのは、とにかく俺が性の匂いを消してるからなんだと思う。
下ネタにはほぼ乗らないし、「恋愛? もう興味ねっす。少なくともこの会の参加者にそういう視線は向けてませんから!!」みたいな、鉄壁のガードをしてる。
特に年下の女性には、とにかく「俺が十代や二十代のころの感覚は通用しない。紳士的に対応せよ」みたいなことを徹底してる。
そういうのがスマートにできればいいんだけど、無理だから、正直、童貞だと疑われるくらいの挙動をしてると思う。というか、一回、実際に言われたことある。
それを言ってきたやつはまわりから言葉でボッコボコにされて、そのあと、そういう会にあんまり呼ばれなくなった。震えたわ。ミスったらこれかと。
あー、でも実際のところは、恋愛欲はないけど性欲はありまくりで、できるものなら参加者の女性陣の誰かといいことがしたいんだよ〜。
ここで「特定の誰かが好き」じゃなくて、とにかく「やりたい」なのがホントに我ながら終わってると思うのだが、正直な気持ち。やりたい。
ちなみに風俗は合わん。攻めたい派なので、「触られたい」と思っている女性としか性行為したくないので、風俗では満たされない。悟った。
どうしたらいいんだよ、も〜〜〜〜〜〜。ストレス溜まる〜〜〜〜〜〜。
どうやったら「エッチなことしたいけど、別に無理やりにでもしたいとかそういうわけじゃなくて、そちらから『してもいいよ』と思ってくれるのであれば、積極的にしたい感じなんですがいかがでしょうか。変なプレイも要求しません! なんなら、一緒に朝まで寝てくれるだけでもいいんです!」みたいなアピールを自然にできるんだろうな〜。しても嫌がられないんだろうな〜。
個人的には、『おじさんはおじさん(事実)』だし、『おばさんはおばさん(事実)』だしって思うので
クソどうでもいいよって思うが、それって私的なものに限るですよね?
仕事をしている時に、坊や(ぼくちゃん)/お嬢ちゃん/おじさん/おばさん とか論外でしょうよ
あと、私的な交流がない人物に対して 坊や(ぼくちゃん)/お嬢ちゃん/おじさん/おばさん を使うのも論外ですね
交流も無いのにいつ身内みたいな親近感を抱くに至ったのです?
他者への敬意がない異常に軽薄なエイジズム患者です、あるいはいつでもどこでも萌え絵と同じくTPOが理解できない発達がアレしてる人
参考にしてね:
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755425726897
はてブにしろジャンプラにしろ、読者の感想では、リアリティが無いだの漫画だろ楽しめよだの、ちょっと揉めてたりして。
最初は自分も細かい設定の粗を突っ込みたくなったけど、読み返すと、この漫画への突っ込み欲求はそれ以上に、本質的な主人公の人物像の気持ち悪さに起因しているのだと思った。
長期間不死で虚無的になった人物が有限な生を持つ人間とのふれあいで変わる、というのは割と使いまわされたプロットだ。
この漫画が変わってるのはそこからで、彼女と長年共に過ごしてそして彼女が死んでも特に主人公は変わらない。(主人公が既に3000年生きてきたならともかく、350年のうち50年は短い期間ではないだろう)
数百年ぶりに温かい言葉をかけてもらっても、自分を描いた小説を読んでほしいと言われて喧嘩しても、主人公はゲームやろうぜとしか言わない。
死んだ時も涙も流さないし、彼女が一生をかけて書いた全50巻の原稿を書斎で見ても、片づけるの面倒だ、もっとゲームしろよとしか言わない。
彼が変わるのは、娯楽を探している時に街中で小説がベストセラー化しているのを見るのがきっかけだ。
それまで数百年にわたり他人や社会を拒んでいた主人公は、"売れている"・”売れているなら面白いだろう”という極めて当時代的な価値観を突如受け入れて、それを以て急激に変貌する。
字も数も読まず他者とろくに交流しなかった主人公が、ベストセラーになってるのを見ると急にそれまでの生きざまを翻してしまう。
彼女の思いよりも、過去300年の生涯で築かれた自分の人格よりも、世間で売れていることの方が主人公にとって重要な事実だったということだ。
彼女が死んだ後にうず高く積まれた原稿を見て、そのまま書斎で読みだし自分と彼女を顧みるなら、ツッコミはあったろうがここまでは多くはなかったのではと思ってしまう。
彼女の視点を仮定すると、自分の生涯を費やした作品でありあれだけ言葉を尽くして読んでほしいと願った作品なのに読んでもらえず、世間で売れてるからって理由で初めて読んでもらって嬉しいのかとも思ってしまう。
不死の人物と有限な人間のふれあいで変わるというありふれたプロットは、最初の数ページで読み手も暗黙のうちにある程度展開が予想できるし、一定の像を期待して読み進む。
読み手もこなれていて、このような設定にハイコンテクストな昨今では、世代を超える不死といえば世俗的な死生観・倫理観・社会観を越えたものを過去の経験から纏っているのだろうと読者は(勝手に)補完する。
しかし、多くの作品に比べるとこの作品の主人公の変貌のあり方はあまりに収まりが悪い。
そしてもう一つ、主人公の元々の人物造形は極めて幼児的だ。彼女が生涯をかけた創作には50年に渡り目もむけず、彼女が亡くなっても動じず、ゲーム・ボウリング・カラオケ…出てくる言葉は相変わらずこれらばかりだ。
不死ゆえの虚無性や刹那主義もあろうし、誰しも大人になっても怠惰に流れることはあるが、共感を普遍的に得られる人物像ではない。
後半生は変わるし、本来はそこにカタルシスがあるべきシナリオなのだが、上に書いたようにその変貌はあまり説得性が無い。
作品には細かいツッコミどころが多くあり、突っ込みやすさ故にそこを主に突っ込まれている。
しかし、この主人公の人物像の気持ち悪さや変貌の説得性の低さがツッコミを招く本質なのだろうと思った。
付)この作者の前の作品「ぼくははやくなっていく」、「お兄ちゃんと抱き枕」も読みましたが、これらは当作とは逆の”時間が止まる”モチーフですが上の様な点の無い面白い作品だという感想です。
こういうのも典型的なやつで、
「基本的には絵を買ってくれる(可能性含む)人だから相手をする」とか
そういう当たり前の暗黙の了解が皆目わからない昆虫みたいな人間が社会には一定数いて、
「わあお得、無料でキャバクラみたいに若い女の子と交流できるぞ!大発見!」と考えてうろつくようになり
ついこのあいだ、撮り鉄の高校生が「いい写真を撮りたいから」つって停止ボタン押しちゃった事件もあったじゃん。
ボタン押したら他の人がどれほど迷惑するか、社会的にどうなんだ、
みたいなことが全く判断付かない。
発達の問題に見えるのは俺だけか?
最終的に激昂して刺しまくって逮捕されて懲役15年くらいついた男も、
そんなもん本当にただのモンスターって言うか虫じゃん?
多くの問題について
我々は社会的な原因や社会的なソリューションを考えてしまうけど、
他の人間が感じることを一切感じない察知しない昆虫みたいな人間であった
という方がよほど事実に近いことは多いんじゃないのか?
ギャラストの話を見ても全く自分のことだとわからないギャラストが実在する。
人間の振りしてるけどほとんど人間の感性や思考じゃない昆虫人間がいるんだ。実在するんだ。
ギャラスト対策にマナー周知が含まれてたらもうおかしいんだよ。
虫の対策は「餌の除去」「通り道の閉鎖」「嫌がる物質の散布」だろ?
そういうことなんだよ。
スターウォーズとかって異星人交流がやたら対立的だったりするけど、スペース★ダンディは「異星人とあたりまえに交流している」空気だったり、離れた星に行くのもちょっとしたお出かけ感覚だったりで世界は小さく見えるのに、
視聴者にとっては未知がダンディは当たり前の様に受け止めている感じとか。
とはいえ視聴者を置いていくような未知の技術とかは出てこないのもちょうどいい。
つまり、KETSUはSAIKOってコト
Twitter(現X)で、趣味のつながりで10年以上相互フォロー状態の人間が無数にいる。
以前はオフ会などで直接会って交流をし、それなりに活発な付き合いがあった。
出会った当初大学生だった私も、就職し、結婚し、今では子育てをしている。
以前ほど趣味にのめり込むこともできず、今は界隈の中心にがっつりいるわけではなく、幽霊部員のような感じだ。
まず大前提として、結婚して、子育てするだけが人生ではないと思う。その選択が素晴らしく崇高なものでもなく、独身で子どもを作らない選択も尊重されるべきだとも思う。
こうした原則を頭では理解していながらも、出会って10年以上、社会的な立ち位置が変わらず、言動も特に変わらず、冷笑しつづけるネットユーザーのような旧友を見ているのが辛くなっている。
変わらない趣味の投稿の合間にフェミ叩きをし、エアプの子育てについて的外れな物申し方をして失笑されている。
ずっと地元の人間とだけ交流をし、視野狭窄の「地方都市マイルドヤンキー」を嘲笑する文化が以前はあったように感じる。
その「地方都市のマイルドヤンキー」感が、そうしたフォロワーたちに出てきて正直きつい。
女性登場人物がレイプされるアニメを嬉しそうに拡散しては「そこに痺れる憧れる」みたいなはしゃぎ方をしているのは流石に小学生の親としてこたえるものがある。
以前のように、共通の趣味を無邪気に語り合える日はこないと思う。正直寂しい。
繰り返すが、決して結婚して子育てしているのが偉い、といった話ではなく、居心地のいいネットでずっと同じノリを繰り返すのではなく、年相応の社会性や見識をもってほしいと思った話だった
「最後にして最初の人類」は現代の人類から数えて第18番目の人類の進化を描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドかアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類の歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットとキャラクターは極めて希薄で、現代の作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。
「スターメイカー」はそれをさらに発展させたもので、時間と空間を越えて精神が銀河を飛び回り、エキセントリックなエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河の歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙を創造した存在の意図を探求する旅をする。光速の限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流はテレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、宇宙創造の目的たる究極の歓喜の瞬間を目指すヴィジョンは美しい。残念ながら、その瞬間までには人類はとっくに滅亡していることが示唆されるんだけどね。冷えて寿命を迎えつつある宇宙で必死に命をつなごうとする生命の描写は壮絶。
「アッチェレランド」は指数関数的に発展するAIを10年ごとに描いた小説で、タイトル通り加速のスピードがとんでもない。最初の21世紀は現実世界と地続きなんだけど、21世紀半ばには進歩しすぎたAIが地球を解体してダイソン球を作り始め、その過程で地球のすべての化石だとか地質だとかをアーカイブ化しはじめる。人類は暴走するAIを止められなくて太陽系の辺境に追いやられていく。その途中でエイリアンともコンタクトを取る。
これはとある一族の三代にわたる因縁話でもある。最初の世代では夫がAI・特異点信奉主義者でコピーレフト大賛成、妻がガチガチの保守主義で著作権とかに厳しく、しかもSMプレイの女王様だ。2代目は妻が夫を無理やり犯すことで妊娠した子どもだという、ドロドロの設定。
「皆勤の徒」は遠い未来の地球で、地球外生命体に奴隷として使役されるコピー人間の苦悩を描いている。この短篇集は優れた言語感覚、日本語の漢字表記とルビの可能性を拡張した造語であふれており(というか酉島伝法の作品はだいたいそう)、異文化に触れたときの驚きや、似ているけれども少し違う文化に対する戸惑いが感じられる。ただし、かなり読解に力を要するので、場合によってはネタバレ覚悟で世界観を通常のSFの用語で説明した巻末の大森望の解説を先に読んでもいいのかもしれない。
「宿借りの星」はとある惑星で地球人類との宇宙戦争に勝利した昆虫型生命の弥次喜多道中記で、舞台や固有名詞こそ異質だがストーリーそのものは非常に読みやすくなっている。まったく異質なものを作り出すことにかけてはこの作家は他の追随を許していない。そして、滅ぼしたはずの人類がどこかに生き残っているのでは? という疑惑から物語は不穏になっていく。
天文部だった主人公が宇宙に出ていくという意味でもすごく夢がある。
まずは前述したH・G・ウエルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編「タイム・シップ」が面白い。前作で行方不明になってしまったヒロインを救うために、再び未来に旅立ったはずが、なぜか前回とは似ても似つかない未来にたどり着いてしまう。
時間旅行のたびに歴史改編がなされ、パラレルワールドが生成されてしまうとしたら、主人公はどうやってヒロインと再会するのか? いっそ歴史を改変してしまってもいいのか? さまざまなジレンマに悩まされる冒険小説だ。
また、この著者は「時間的無限大」という作品も書いている。これは宇宙最強の種族ジーリーを扱った「ジーリークロニクル」の一編だ。作中世界では、人類はクワックスというエイリアンの支配を受けており、それに対抗する手段を知っているという「ウィグナーの友人」という、とある思考実験にちなんだ名前を持つ謎の団体が暗躍する。主人公は父親との(正確にはその再現人格との)屈折した関係に悩んでいる。作中に出てくるタイムマシンは、少なくとも現代の物理学とは矛盾しないらしい。ちょうど90年代の「ニュートン」で紹介されていた。
で、確かこの作品だったと思うんだけれど、人類もクワックスもジーリーという宇宙最古・最強の種族のテクノロジーのおこぼれで生活してるんだけど、そのジーリーでさえ恐れている存在がいる……というのがこのシリーズの基本設定。
なお、同一世界観の短編集が「プランク・ゼロ」「真空ダイヤグラム」にまとめられていることを最近知った。それに、長編も結構邦訳がある。未読だけど気になる。
短編集「ウロボロスの波動」は高校生時代に読んですごく好きだった。実際にかなりありそうな宇宙探査が描かれていたからだ。太陽系に侵入してきた小型ブラックホールを捕獲して天王星を周回する軌道に乗せるという設定と、作中の謎解きがすごく魅力的だった。
ただ、なぜかそれ以降の「ストリンガーの沈黙」「ファントマは哭く」が読めなかった。キャラクターの会話や背景となる政治の設定がかなり説明的で、ぎこちなく感じられたからだ。読むのに気合がいる本は、持っていてもあえて図書館で借りることで、期限を決めるという強硬策があるが、まだ試していない。
「オーラリーメイカー」「法治の獣」。とにかく事前情報なしで読んでほしい。日本のファーストコンタクトものの第一線に立っている。とにかく奇抜なエイリアンが出てくるし、どうやら知的生命体の連合らしきものが確立されていく歴史の一部らしいのだが、この「オーラリーメイカー」という宇宙人の種族の作り上げたシステムは、素晴らしく絵になる。
おなじみクトゥルフ神話の創始者の一人。前にも書いたけど、ラブクラフトの作品は知識欲に負けて禁断の知識に触れて発狂するか未知の存在に拉致されるかするオチばっかりなんだけれど、人類は宇宙の中では取るに足りない存在なんだという絶望感が僕は好き。
SFを紹介するのが趣旨なのでエイリアン(地球外の神々や人類以前の種族)の歴史の壮大さを感じさせてくれるのをピックアップすると、南極探検で発見した人類以前の知的種族を扱う「狂気の山脈にて」や、異種族の図書館に幽閉される「時間からの影」だ。侵略ものとしては「宇宙からの色」かな。ニコラス・ケイジがこれを原作した映画で主演を務めていたはず。
ダンセイニ風のファンタジー作品も好きだ。読みやすいとは言えないが、ラブクラフト全集を読んでほしい。というかアザトースの設定が好きすぎる。元ネタのマアナ・ユウド・スウシャイそのままだとしてもね。
「ブラインドサイト」についてはこちらに書いたので、「6600万年の革命」について。巨大小惑星の中で暮らす人類と、それを管理するAIの物語だ。彼らは銀河系にワームホールのネットワークを作る旅路に出ているのだが、もはや地球の文明が存続しているかどうかも定かではない。すでに正気を失いそうな時間が経過しているが、使命をひたすらこなしている。
管理AIは人間の知能を越えないようにギリギリ調整を受けている。そのことから「チンプ」つまりチンパンジーとあだ名がつけられている。とはいえ、地球時間で6600万年が経過していると、「もしかしてシンギュラリティ迎えたんじゃない?」みたいな出来事があり、人間がAIに対してレジスタンスというか隠蔽工作をする。バイタルを始め何から何まで知られている人類は、AIに対して何ができる?
アシモフの例えば「銀河帝国の興亡」なんかはシリーズが進むと「鋼鉄都市」や「はだかの太陽」などの「ロボットシリーズ」とクロスオーバーして行って、確かにアシモフが発表順に読んだほうがわかりやすくなるんだけど、さすがに全部読む前提で書くのはちょっとしんどかった。個人的にはアシモフは「黒後家蜘蛛の会」というおっさん萌えの短編ミステリがおすすめ。英米の文学や地理に関する雑学が無いとわからないところもあるけど、口の悪い仲良しなおっさんの同士のじゃれあいを読んでなごんでください。
堀晃の「太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束」が出てくる「バビロニア・ウェーブ」はハードだなって思ったんだけど、どういう話か思い出せなかったので省いた。まずは「太陽風交点」かな?
あと、SFじゃないんだけど「マン・アフター・マン」あたりも未読だったのでリストに入れなかった。人類のグロテスクな進化という意味では、上記条件は満たしていたと思う。「フューチャー・イズ・ワイルド」は読んだ。
ダン・シモンズの「ハイペリオン」四部作はSF全部乗せだし、AIの反乱だとか人類が進化した宇宙の蛮族だとか愛が宇宙を救うとかとにかく壮大なんだけど、とある場所で増田では評判の悪い(?)「夏への扉」以上に男性主人公に都合のいい描写があるのが欠点。あと、それ以外の作品はもっと男性に都合がよくなっていて、保守的な僕もちょっと「おや?」って感じた。でも、「三体」にどっぷりハマった人だったら好きになると思う。「三体」よりも前の90年代SFだから時代背景を知ったうえで、加点法で楽しんでください。
あと、全然エイリアン・宇宙SFじゃないんだけど、今注目しているのは空木春宵で、この人は東京創元社の年間傑作選やGenesisですごくいい作品を描いてる。どれもいいんだけど、たとえば「地獄を縫い取る」は「アリスとの決別」や「allo, toi, toi」に並ぶロリコン・ペドフィリアを扱った名作に並ぶ。
エイリアンSFも出てくるけど、「世界の中心で愛を叫んだけもの」「ヒトラーの描いた薔薇」のハーラン・エリスンは人種差別を扱った作品も書いていて、これもいい。穏健派の黒人男性がテロリストに転身してしまう作品はつらい。とかくエリスンの絶望と怒りは若い人に読んでもらいたい。
自分が一番SFを読んでいた時期は、今と比べて女性作家が推されるずっと少なかったし、さらに自分は古典を好んで読んでいた。アジアの作家が紹介される機会も少なく、そういう意味では感受性のみずみずしい今の若い読者がうらやましい。
後は、女性作家で今回のテーマである宇宙を扱った作品は男性よりも少ない気がするのだが、よく考えてみればル・グインの「ハイニッシュ・ユニバース」があるし、ティプトリー・ジニアも「たった一つの冴えたやり方」で始まるシリーズがある。スペースオペラでは「叛逆航路」のアン・レッキーもいることだし、単純に探し方が悪いのかもしれない。
最近短編ばっかりで腰を据えて長編を読んでないな。銀河系で忌み嫌われた人類の唯一の生き残りが活躍する「最終人類」とか、面白そうなのがいっぱいあるので、そのうち読みたい。
というか、僕の選んだ作品の他にもっといい作品を知っている、勧めたいという方は、どんどんトラバやブクマで追記していってほしい。
気が向いたらまたなんか書きたいな。まだおすすめしたいSFもあるし、池澤夏樹の世界文学全集を9割読んだのでその感想も書きたいし、かなり疲れるから数ヶ月後にはなるだろうけど。
【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて
はみ出たのでこちらに。
アスペの自覚があって、自分が面白い・興味深いと思うことを言うと、他人が不快になる経験を重ねて話さなくなった。自分だったら嬉しい反応が他の人は不愉快になるようだ。そして他の人が喜ぶ反応とは、自分だったら何も面白くない(子供扱いされて馬鹿にされているようにも感じる)予定調和の会話のようだ。
合わせたらいいんだけど、馬鹿みたいと内心思いながら合わせるのも出来ない。嘘をずっとつき続けるようなもんだし。嘘つくくらいなら黙ってる。
これに該当するんかなァ。もっとアスペを全面に出した選択肢が欲しい。
・趣味や思考回路が相当変わっている為、普通の人と話題や会話のスタイルが合わないから交流を諦めている(早口で論理的にまくし立ててしまう為、普段は話さないなど)
理由は上記の通りだけど、二次障害として以下に該当するようになった。色んな理由で二次的にこれになる人も多いのだろう。
・目立ちたくない
・失言をふせぐため
・声を出すことや会話が怖い、緊張する。傷つきたくない
何年か小説書いて載せていればファンがついてくれるかと思ったけどそんなことなかった
たまにコンテストでランキング載って評価はもらえるけど読者というより作者アカからの評価で、同じ人から評価がつく感じもなく、固定のファンがついてる感じはしない
カクヨム、小説家になろう、アルファポリス、ノベルアッププラス、noteにも進出してみたけど、賞もとれないし、上に上がっている気がしない
他の作者たちには固定のファンがいて新作書くたびに読んでもらって評価してもらって、楽しそうに交流しているのがツイッターで流れてくる
私は何やってたんだろ、この数年
ひとり相撲ってやつか
ネタだとかはさておき、実際にはてな限定のリアルイベント開いてオフ会するって話ってあるのかな
殺人事件のことを引き合いにするのはわかるけど、裏で仲良くしているはてなーって結構いそうなんだよね
むしろ一度の事件だけで人と交流するのをためらっている人なんかいないでしょ
コミュニティ形成能力が低い場所ではあるものの、”元々は”テクノロジー関係の人たちが多くいた界隈なんだし、ツールの一つとしてとらえればそんなに非現実的とも思えない
(追追記)
思ったよりバズり困惑する一方でこの話題に感心を持ってもらって嬉しくも思います。表現の汚さは、連休中日の当直後、概日リズムを崩すまいと、徹夜明けのハイな状態で書いていた文章である事を以て言い訳とさせてください。
一点、誤解されている点を追記させてください。あんな文章を書いておいてアレなのですが、私個人は、皆保険制度をまるごと消滅させるべきとは考えておりません。医者が他人の金をクソの山に埋める事を生業としている現状を変えたいと思っているのです。
現状は、様々なプレイヤーが種々の程度で皆保険チャンに乱暴を加えている状況であり、それが日本の衰退を惹起させているのだと認識しております。
(そして、すべてが手遅れになった際には、全て医師のせいにされるのであろうという、強い予感も感じております。)
しかしながら、ルールが悪用されるに当たっては、悪いのは悪用されるルールの方です。日本だとこのルール及び細かい数字はよーわからん方々がエイヤーとやって定めているのだと理解しております。
自己負担○割に変更するのも一つの手でしょうが、明確な理由も無くその数字が定められる以上、本質的な最適化ではないと思われます。勿論、1割よりかは3割の方が望ましいと思います。
根本的にこれを是正するにあたって、米国の様に見えざる手に委ねるか、或いは英国の様に医療アクセスを絞り費用対効果を分析から得られた結論をトップダウンで課すか。
表題では医師というポジションのみを考え露悪的に前者を推してみましたが、現実的には後者でしょう。
つまりは「○○歳の五体満足な人間の一年間は、○○万円に相当し、bedriddenであればそれを0.○倍する」という、地球より重いはずの人命を日本円で測定する事をやらねばならない訳です。
忖度なしにこれをやると、いまの医療漬けのご老人方は壊滅すると思われますが、忖度無しに行うからこその費用対効果なのです。
このベースに加え、足りない分を、英国のように、修練を積んだconsultantにのみprivate practiceを許して補うという制度あたりがちょうど良いのだと考えております。
(追記)
医者バッシング一色になるかと思ったら、意外にもそうではなくびっくりしました。
我々の富が如何にして投資に回されず、誰のためにもならない形で浪費され、みんなで不幸になっているかを知ってもらうため、注目を引きたいが為に露悪的に、過激に書きました。ハマスがやってるような手法です。大勢の方々が気分を害されたと思いますが、誰も半裸にして引き回したりしてないので、許してね(^_-)
日本人が皆保険を手放す訳無いと理解しておりますし、仮にもし、皆保険制度がなくなったとしても、案外多くの勤務医がクソみたいな低い値段で医療を提供し始め、そんなに人件費は上がらんじゃないかと思います。奴ら、どうしようもないお人好しばかりなので。
私個人は普段努めて優しく臨床をしております。患者が憎いわけではないのです。先程私が口汚く罵ったような方々を実際に目の前にした際には、「大変だなぁ」と思います。患者ご本人に対し、そして世話をする家族や自分含めた医療従事者、そのシステムを支える皆様方や将来の子供たちに対して、です。
もうちょっと、制度が違っていれば、もっとうまくいくのになあと感じます。
さて、皆様に於かれましてはお医者さんが大嫌いな方も多いと思われますので、以下、医者を困らせる方法を記載しておきます
これらをされると、我々のお客さんが「なんもしてないのに病気になった人」だけになってしまい、困ります。
(本文)
国民民主党の玉木議員の医者の給与を減らせというツイートが昨今話題になっている。その理由は医療に金がかかりすぎ、成長と全体の幸福を損ねているから、らしい。
ここに、手っ取り早い解決法を提案したいと思う。国民皆保険制度を廃止すれば良い。
国民皆保険制度、そして高額医療制度は非効率な医療サービスのバラマキを行っている。
発熱すらしていないコロナ患者に対するラゲブリオや末期肝硬変患者の貧血に対するエリスロポエチン。どうしようもなくボケちまった爺さん婆さんはあめ玉のようにアリセプトを舐めている。大正生まれのご老人に順内と血外の連中がTAVIやらEVAR,TEVARをするせいで、ピンピンコロリへの道筋が絶たれていく。一種の老人病である心アミロイドーシスという病気にタファミジスのような冗談みたいな価格の薬が投与される。
PD-1阻害薬なんて薬ができたせいで森○朗が復活してしまい、東京五輪で遺憾無く老害っぷりを発揮したのは記憶に新しい。ヤニカスは年金を受け取る前に早く死んでくれるから財政的にトントンだったのであって、延命してしまえば単なる息の臭い金食い虫だ。
糖尿病で腎臓をぶっ壊せば医療費がタダになる上に週3人工透析をする権利が付与される。これは米国だと週2回である。別に週2でも死にはしないのだが、政治家にとっての票田、透析病院にとってのアクティブユーザー数を維持する為に週3となった。
そして今後これにレカネマブが加わる。
この話を欧米の医者にすると、イかれてんなwどこからその金が出てんの?、と言われる。納税者の財布からである。日銀が円債を引き受け、円の価値を希釈させることでそれを行うこともやっている。
世間のイメージとは裏腹で、日本の医療従事者の人件費はとても安い。
これは一人当たり医療費支出を見れば明らかだ(4,691ドルでOECD加盟中15位/38位)。上述のような無意味なバラマキをしており、かつ失敗国家のような人口比率であるのにもかかわらず、日本の医療支出は相対的に低い。何故か?それは医療従事者の人件費が安く押さえられているからだ。
米国の医者や看護師の給与水準は日本の5〜6倍くらいはある。最近は円安でそれにブーストがかかった。米国の一人あたりGDPが日本の2倍程度であるのを考慮しても、単純計算で3倍もらっていいことになる。しかも、日本は医療サービスを必要とする高齢者の割合が高く、富は高齢者に集中している。その上、日本の人口あたりの医者数は米国の二分の一強しかいない(看護師数は知らん)。自由競争が許されれば、価格はどこまで上げて良いのだろうか?
社会主義的な医療制度を採用しているカナダ、オーストラリア、イギリスと比較しても日本の医療従事者の待遇は地を這うような水準だ。この差は、これら国々は費用対効果に見合う医療のみ提供する事より生まれる。そして、費用対効果という言葉は日本で最も忌み嫌われる言葉だ。医は算術ではなく、バラマキなのである。
看護師の方々の礼節は海外と比較するとびっくりする程だ。大して金を払っていない患者に対して奴隷の如くクソ丁重にもてなす(個人的にやめたほうがいいと思っている)。消化器の先生は海外ではまず不可能であろうESDなどを華麗にこなしてみせる。外科の先生はクソ面倒くさいリンパ節郭清などを毎回丁寧にやってらっしゃる(あれエビデンスあるんすか?)。心外、脳外、婦人科の先生方はキチガイじみた24hオンコールを律儀に請け負っている。
ネットに出没する出羽守の方々が海外で稼げなくなってから日本に凱旋するのはまさにこれが理由である。医療が安いだけが理由であったのなら、金が腐るほどある金持ちは海外で医療を受け、そこを終の住処とするだろう。
要するに国民皆保険制度は医療従事者を抑圧する制度でもあるということだ。
この手の話題では、医業の独占を医者から譲り渡すべきだという議論になりがちがだが、別にそうすればいいと思う。
chatGPTの言われた通りに動けば素人でも9割方正解を出せる(残り一割はとんでもなく間違う)。
ただ、麻薬とか向精神薬とか抗癌剤など人を殺せる系薬剤の処方権をお譲りするのは難しいと思うし、無免許医が患者に不利益を及ぼした場合、たとえ事前の患者の同意があったとしても殺人罪やら傷害罪が適応されるべきだと思う。じゃないと麻薬密売やら自殺幇助などがはびこるだろう。
血圧とか糖尿病の薬程度であれば各々自由にやればいいんじゃないかな。ここら辺も匙加減間違うと死ぬけどね。
ネット上では医者が率先して寝たきり患者を量産していることとなっているが、それは嘘だ。寝たきり患者が増えることで得をするのは病院であって、医者ではない(そして、病院にも大した得にならない)。医者が胃瘻やら中心静脈栄養やら喉頭気管分離を行うのは、家族から「できることはやってあげてください」、或いは「昇圧剤と心マは希望しないけど、他はやってください」と言われるためである。一度そう言われてしまうと、文字通りできる限りの事をしないと訴訟や医師免許お取り潰し、場合によっては殺人罪を着せられることになる。延命を行わないことのデメリットが甚大である一方で、メリットは皆無なのだ。
そんな中でも過去にALS患者を安楽死させようとした医者や、透析を中断させようとさせた医者が過去に居たが、日本人はその行為の是非を議論しようとはせず、彼らは司法やらメディアの袋叩きに逢い、無事死亡した。
医療従事者は、低所得者や生活保護者ともっとも交流する職業のうちの一つだ。実際に相手をしてみると解るが、大抵彼らは愚かで、卑しく、救い難い。そんな人々を相手にしたくないし、彼らのために真面目に労働し納税している人々の税金を注ぎ込む際には良心が痛む。
だが、そうせざるを得ない。国民皆保険制度がそうさせているのだ。
ただ、想像してみてほしい。ご高齢の方々は、周囲から疎まれながら、そんなに長く生きたいだろうか?役目を終え、尊敬される老人のまま、死にたくないか?
デブやアル中、ヤニカスの皆様方は、太く短い生涯を送りたくて、そういったライフスタイルを営んでいるのではないだろうか?
そしてなんといっても皆さん、フリーライダーは、お嫌いでしょう??
「お前もいずれは高齢者になる」と言われるが、私の経験では生産可能年齢を過ぎてからの延命は本人含め、誰も幸せにしない。
病院に巣くうご老人方は醜く礼節に欠きそれでいて生産性は皆無である。家族含めた周囲は陰に陽に早く死んでほしいと考えている。そんな中貴重な医療資源を浪費し、死ぬはずであった今日を先延ばしにしているご本人は少しも幸せそうでなく、それどころか不機嫌な顔をしている。飯塚○三のような、あの顔である。
医療に縋らないと生きられない時点で、生物として破綻しているのである。そんな中長く生きても、なーーーーーーーーーーーんもいいことないよ。
私は、基本的には人の為になりたくて医者になった。給与や労働条件が他国に比べてイけてないのはまだ我慢できる。だが、劣悪な労働条件で滅私奉公し、それが故に国賊の様に扱われるのは納得がいかない。国民皆保険制度は医療従事者の待遇を悪化させているだけではなく、医療従事者が頑張れば頑張るほど、日本国民、および患者とその家族に不利益を及ぼすような制度設計になっている。悪いのは制度であって、医療従事者でも、患者でも、老人でもないのだ。