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はてなキーワード: 親友とは

2022-10-10

キモいはなし

出会ってもう10年経つ友だちが好きすぎすぎる。

キスとかそういうのはしたいと思わないけれど、ずっと一緒にいたいし、なんならパートナーになるのもいいなって思い始めた。相手はどう思ってるか分からないけど、マジで好きってはなし。

同性の友だちで、なんかもうお互いに知らないことはないくらいだし相手が好きそうなものとか、やりそうなこととか考えてることとか全部わかる。

人生観も似ていて、結婚とか出産とか想像すると微妙な何とも言えない気持ちになって、お互いに「したくない」って思ってる。

それでもこの前、相手が「同性の気の合う人とパートナーになって暮らしたい」と言っていた。それを聞いて、自意識過剰かもしれないけれどなんだか私に言われているような気がした。たぶんその子人生の中での一番の親友は私だし、もし私以上に「同性の気の合う人」が現れたらものすっっっごく複雑な気持ちになる。多分泣く。想像するだけでも辛い。きっと、なんで??どこが??って思うだろう。

相手は周りの人からイチャイチャすんなw」って揶揄されたときでも満更でもない感じで、私は優越感っていうか特別な感じに浸れて嬉しかった。

今でも毎日LINEするし、通話も2週間に1回は夜が明けるまで何時間もやるし、長い時は13時間繋げてた。めちゃくちゃ楽しい

そんで最近相手LINEスタンプのタイプが「抱きしめる系」「ハート系」に変わってきた。あまりそういうのは使わないイメージがあったから、なんていうか特別感があって嬉しい。ドキドキする。

あれ?なんか脈ある???もっと踏み込んでも大丈夫??って勘違いしそうだ。。。

ずっと仲良くしてたいなぁ。

2022-10-09

ひとりぼっちになってしまった

ゲイ、62歳、ひとり、田舎暮らし

同居の両親は死んでしまった。介護頑張ったよ。後悔したくなかったから頑張れた。

愛情深い人だったからもらった愛情の半分でもいいから返そうと思った。。でも、もらった愛情の1/10も返せなかった。でも、後悔してないよ。だって頑張ったもん。

子供のころは、ひとりになってしまうなんて考えもしなかった。普通に結婚して、温かい家庭を築くことくらい簡単にできるはずだった。

親の背中を見て育ったから。

両親とも早く親を亡くしていて、昔は仲人さんがそういう人はそれなりの人同士を結び付けて結婚してたんだよね。

幸せの薄い親だったけど、暗黙の了解で頑張って貧乏から脱出して幸せになろうねって誓って、毎日頑張ってた。

でも、長女を亡くし、長男、三女も亡くしてしまって、末っ子二男として僕が生まれた。

なんて血縁に運のない人なんだろうと思うよ。親を早く亡くして、その上子供を三人も亡くしてしまうんだもんね。

僕が生まれときは、それはそれはみんな喜んで大変なお祭り騒ぎでね。

やっと念願の後継ぎが生まれた!神様仏様ありがとうございます。苦労の甲斐あってやっと人並みになれそうです、と。

それはそれは、大事大事に育てられ、惜しみなく愛情を注がれました。

でも、蓋を開けてみたらまさかゲイだったってわけ。

は?ゲイ

それを知ったときの僕の気持ち分りますか?

もう、死んでしましかないみたいな絶望的なこの張り裂けそうな胸の痛みを分かってもらえますか?

親の平凡な願いさえも打ち砕かれてしまうこのありえない現実

いくらありえないありえないと狼狽え騒いでみても、どうすることもできないリアル過ぎるゲンジツ。

でも、僕のせいではない!もちろん、親のせいでもない!誰もせいでもない!

でも、僕はゲイで、このくそ田舎ゲイ理解のない世間空気にまみれながら血を流しながら生きていくしかないのよ。

彼氏とは13年前に別れた。それ以来ずっとひとり。

毎日遊んでいた親友県内1番目のエイズ患者となりもうこの世にはいない。

もうひとりの親友は、生徒に手を出して首になり、遠方で再就職するも、2年前に病死

そして唯一の血縁である姉に「あなた自分で選んでそうなったのよね」と言われ、もう縁を切ってもいいと思っているくらい怒っている。

この人は何も分かっていない。分かろうとしていない。一番の理解者になりうるたったひとりの人なのに。

もうなにもかも自分の手から離れて行ってしまって、僕には何も残っていない。こんなの人生で初めての経験

本当にひとりぼっちになってしまった。

自由に飛び回るには歳を取り過ぎてしまった。さりとて、人生悟るには早すぎる。

これから死ぬまでどう生きていこうかな?

anond:20221009000532

「描く才能」と”俺はこの画風で行く”と決めることができる「選ぶ才能」が両立していたのが人間画家

審美眼のあるパトロンとか親友とかがいたかもしれないけど)

この「選ぶ才能」の部分だけ突出した者が神AI絵師と呼ばれるようになるだろう・・・

2022-10-07

anond:20221007132122

そうやって誤魔化すから余計に炎上する

そう元増田も書いている

ごめんねの一言が言えない

それが自分を苦しめることになる

「あのとき、ごめんねと言えていたら、私たちはまだ親友だったのかな...」

2022-10-04

今日親友と絶交する

あとはLINEブロックしたら終わり、今親友と絶交しようとしてる。

私と親友中学の時に出会った。同じクラスで、デフォルトの席が同じだった。当時オタク道に片足突っ込んでた私は推し作品がある親友アニメラノベについて語り合い、お互い影響し合って、いつもおすすめし合ってた。

それから10年、私と親友は何回か大きなケンカをしたけど、なんだかんだ流したりして、ずっと親友だった。

家族>親友>その他の友達

という感じ。

なぜ他の友達とは違うのか。私は共有した時間の長さだと思う。少なくとも私にとって親友家族の次に私のことを知ってる人だ。

なぜなら、何かあるたびに話したから。夜、虫が出て大変だったこと。朝の満員電車面白いLINEを打つ人を見かけたこと。今日ランチ学食ラーメンであること。Twitter更新された推し情報テンションが高いこと。

推しとかどうとか関わらず、何でも共有したから、いつも会話が楽だった。何も説明しなくても「この間の〜」で通じる。

だけど、そんな私の性格と違って、親友秘密主義気味だったと思う。中学の時、テストの点は隠すものだと知ったのは親友が頑なに隠していたから。何年も経ってから親友自分の姉を「ねね」と呼んでることを知った。可愛いと思ったのに、私の前では全然話題にしてくれなかった。恥ずかしいと言って。

親友がどの大学に行ったのか、実は今でも知らない。ずっと隠されているから。

なんとなくのエリアはわかるけど、特定できるほどの情報はない。

就職先は流石に教えてくれたけど、一度も家に招待されたことがない。私の家には片手じゃ数えきれないくらい来ている。だけど家が汚いから、片付いたら、とこの10年間一度も招待されなかった。

私たちの間にはそういう根本的な価値観の違いがあって、でもずっと仲良しだった。それはやっぱり、趣味が似ていて、そして何より何でもかんでも共有したからだと思う。

新しい作品出会ったときはまず、親友お薦めする。大抵最初拒否されるけど、なんだかんだ強制的にみることになって一緒に沼にドボンする。でもいつも推しが被らないかランダム喧嘩することもない。あらゆるイベントに一緒に行った。

私も親友の影響でハマった作品がいくつもある。

しかった。いい思い出しかない。だけど、本当は毎回少しずつ不満があったんだと思う。その理由はいつもお金だった。多分お互い、少しケチ性格なんだと思う。そもそも学生だったし、好きなものが多くてお金がカツカツだったから。食事しても、長年の習慣で1円単位計算した。「5円くらいいいよ〜」とはならない。

からか、今年の6月不和が起きた。

きっかけは親友に誘われた劇。私もこの作品が好きだったけど、その当時は冷めてた。親友は「宮城まで遠征したいからついてきてほしい。チケット代出すから」と言ってきた。

チケット代出してくれるなら…まあ旅行だと思えば…と考え、承諾した。

でも親友推しに熱が入りすぎてて、全3公演全部のチケットを取った。3公演も出してもらったら4万くらいになる。親友社会人だけど、4万がどれだけ大きい出費なのかは理解できる。

「1公演なら出してもいいよ」本当は冷めてたので1公演も出したくなかったが、1公演だけならと思った。

公演はすごく楽しかった。冷めてたけど、家に帰ってから毎日曲を聴いて、配信を見ていた。親友には報告していない。

遠征中、何か大きな出来事があったわけじゃないけどとにかく空気が重かった。

私はその理由を主に3つだと分析してる

お金(チケ代出してあげてるのに〜)

テンション(乗り気じゃないから準備を怠る)

・疲れ(言葉キツイ)

帰りの新幹線なんて、事務的な話しかしてない。

これまでもあった価値観の違いが、旅行で顕著に出て、そして崩れたんだと思う。

そして3ヶ月ほど経ち、2人で好きだった作品映画が公開された。

この間何回かやり取りしたけど、もう以前みたいな親しみがない。

私は、今まで生活を共有したかったのは自分ばかりだったかもしれないと思った。友人は別に趣味の話をわざわざ私にしてこない。私が切ったら、この長くて深いと思ってた関係性も終わるんだな、と感じていた。

映画を一緒に見に行くほど気持ちがない。それでも、素晴らしい作品だったか親友絶対好きになると思った。それで、好きだった昔も思い出して、幸せになってくれればいいと思った。

私はムビチケを持ってなかったけど、友達の1人からムビチケをわざわざ買いとって、コードだけもらった。

それをLINE親友に送った。

「腰重いだろうと思った。無料なら行きやすいでしょ」なんて、プライド邪魔されて全然優しく伝えられなかった。

2週間後、ようやく返信がきた。内容は

「こんばんは。腰が重いのもあるけどなんかもう色々あって映画を見に行く元気が出なくて勿体ないのでムビチケ自分で使ってくださいな。ありがとう。」

プライド高くて優しくムビチケを渡せなかった私が悪かったかもしれない。無料なら見るだろ、とたかを括ってたからショックだった。

今まで10年間、人生のほぼ1/2。

親友がいたから楽しかったのは事実。でももう、その楽しさをリピートするためだけに優しくできない。

これから先、虫が出たら誰に報告すればいいんだろう。

昼ごはんカップラーメンが美味しいって誰にいえばいいんだろう。

親友と同じくらい親しい人ができた時、またプライド高くてケチになってお金問題で揉めて、絶交することになっちゃうのかな。そういう不安がある。

だけど、きっと学校クラスが一緒で席が隣じゃなかったら私と親友親友になってない。価値観全然合わないから。むしろ、何回もケンカしたのによくここまで交友が続いたよ。

これから先の未来を共有できないか親友幸せになれるか勝手心配してる自分がいる。こうやって文章をしたためてるのも、未練たらたらだからだ。

それに、私ではもう自分が正しかたかどうか判断できない。私が1人大バカ親友を失いかけてるのかもしれない。よくわからいか人生で初めてネットに何かを投稿してる。

これをしたためてる間にも「やっぱり絶交」と「やっぱり仲直り」が何回も頭をよぎった。だけど、楽しかった思い出の裏に不満が常にあったことにもう気づいてしまたから。

来年私が遅れて新社会人になるこのタイミングで、交わらない道にお互い行くのもアリな気がする。

さようなら、これから数年は貴女のこと、忘れられないと思う。将来振り返った時に、本当に楽しかった思い出だけが残ってますように。

オタク友達がウザい

友人も私のことウザいと思ってるのが伝わってくる。

毎度のことだけどある程度付き合いのある友人が一定期間を終えると手のひらを返して私に辛く当たってくるパターン、もう何回目だろう。全員相手ADHDだったんだけど仕事もしてるし軽度でそんなに悪い奴じゃない。でも向こうから私の特別親友になりたいみたいな空気を感じると日和って逃げてしまう。本能的に関わりたくないと思ってしまう。何となく避け始めたのを感じ取ると途端に攻撃的になる。もう勘弁して欲しい。

あの手の人たちってなんであんなに攻撃的なんだろうなぁ。疲れるよ本当に。共感性が高いのかとにかく気持ち共感強要をしてくる。自分とズレてると感じるとすごい怒ってくる。あと「これが出来ないなんて私より酷い。あんた終わってるね」みたいなことを平気で言ってくる。こっちはADHD相手真剣になれないので会う時は正直すごい色々と手抜きになってしまう。そのせいですごい小馬鹿にしてくるんだけど「そうだね〜」ってヘラヘラ流してしまうので何回もそれをやられる。それで段々イラついてくる。

仲良かったのにな〜またか〜何回目だよこれ……

腐女子が多すぎる

……というと、「結局はそういうジャンルいるから多く見えるだけで絶対値としてはそうでもない」という答えが返って来そうだが、そのあたりは一旦置いておいて。長文のため先に要約を置いておく。

【要約】

交流企画腐女子が大集合すると、男同士の恋愛ネタ蔓延りすぎてそれ以外の話題を扱うと除け者気味になる傾向があるので、楽しみ方が限定されてしまい、本来自由度が損なわれているような気がして居心地が悪い。嗜好による選択の結果である認識しているため、仕方がないと思いつつモヤモヤしているという話。



 はじめに自己紹介だが、一次創作趣味にしている筆者は、自身小説を書いたり、絵を描いたりする。主な活動拠点TwitterであるBLGLともに嫌いというほどではないが、進んで手に取ることはない。

 Twitter上には様々な「交流企画」なるもの存在しているが、どこを覗いても思うことがある。

 腐女子が多すぎるのだ。

 ここでいう交流企画というのは、ある設定が共有されたシェアードワールドの枠組み内でキャラクター創作し、時には企画制作者が提供するイベントに沿って世界観に没入しながら、キャラクター同士の交流作品群を楽しむ、というものを指す。学園モノであれば我々は教師や生徒を作り、異世界モノであれば魔法使い剣士を作り……といった具合にそのシステムは様々であり、言うなれば一種TRPGのようなものである。Tabletalkではないので、TはTwitterのTだ。

 「交流」と名を冠するからには参加者が互いの趣味嗜好を尊重する必要があり、相性のよい相手関係を深める(キャラクターも作者も)という在り方が推奨されるが、そのために自己紹介シートのようなものが設けられていることがある。その中にしばしば「GLNLBL」と書かれた項目があり、地雷バツ印を付ける、あるいは平気なものにマルを付けることで、自身の嗜好を示せるようになっている。(こうしたシートが無い企画も当然ある)

 企画世界観に興味を持った筆者は、前述の通りBLGLNLともに平気であること、全部にマル(なんなら花丸)つけてる人が大多数を占めていることなどを理由として、そういった「腐女子」達と交流を持つことになるわけである

 ここで問題になるのが、「マル」というのが何を指しているか、という点。企画主が明示していない限り、「平気ですよ」のマルもあれば、恐らく「それはもうメチャメチャ大好きです寝る間も惜しんでPiiv渉猟し三度の飯よりバクバクムシャムシャペロリズム」みたいなマルもあるだろう。筆者は前者の消極的なマルなので、当然後者積極的参加者たちとは熱量に差が出てくる。

 そして後者場合、往々にして彼ら彼女らが求めるもの提供できない人間人権はない。

 極端な言い方をしたが、見ても忌避感を覚えず恋愛モノの一様態として楽しめるというだけでそうしたコンテンツ提供しない筆者は、どうも「つまらないヤツ」と判断されてしまうようなのだセロリ嫌いじゃないけど好きでもないから進んで食卓に並べはしない人間が、セロリ大好き主食集団の中に紛れ込んだとき異端になるのは自明であるが、つまりセロリ食え!セロリ出せ!セロリを愛さぬ者に用はない!というわけだ。それならばセロリを愛する者同士、色がどうの食感がどうの味がどうのと推しポイントを共有できる相手と関わった方が精神的にコスパが良い。その道理はよくわかる。

 ところがこちらとしては男同士(GLパターンもあるだろうがBL遭遇率が体感異様に高いのでBLということにする)がイチャコラしているのが見たいわけでも、そこに割って入りたいわけでもなく、あくま企画世界観に惹かれているのである交流を成り立たせるための関係は必ずしも恋人に限らず、先輩後輩、同級生親友、そこまで親しくはないけども同じ部署にいる顔見知り、敵対……etc.、様々な在り方があってしかるべきだ。が、その実態といえば、先輩後輩(ホモカプ)、同級生ホモカプ)、親友(だがホモカプ)、ただの顔見知り(だが寝たことがある)、敵対(しているがやはりちょっと気になる///)といった具合で、ファミレスメニューを見たら全部にセロリ入ってたような状況なのだライスにも刻みセロリが入っている。

 与えられたシステムの中で仲良くワイワイしたいだけなのだが、「平気ですよ」のマルを付けたばかりに、友達だと思っていた相手から突然「酔っぱらってそういう雰囲気になるかもねw」「受け攻めどっちぽい?」というコメントが飛んでくる。拍子抜けする。勢力図がどうとか、この世界ではどんな生き物がいるのかとか、能力の応用とか、そういうもの基本的話題に上がらず、TLを流れていくのは専らうちよそのデート描写、お互いをどう思っているか、お互いの好きなところは、という風に恋愛色が強い。その企画でなくてもできたのではないかという、企画世界観や設定が全くといっていいほど絡まない恋愛ネタ。そして見渡す限りの同性カップル戦闘駆け引き、探索をしながら絆を深めるとか、そういうものを想定していたら合コン会場に迷い込んでしまった。

 ここまで書いて、同性カップル理解の無い差別主義者と疑われていそうなので、弁明しておく。筆者にとって、恋愛性別がどうだろうと恋愛なので、閲覧に際してはNLGLBL特別区別はしていない。この文で「同性」を強調しているのは、それ以外の恋愛形態尊重されないほど腐女子たちによるBL推しが激しいためである。そしてBLネタを求める彼女らは自動的男性キャラクター作成するため、片割れを探す作者同士が意気投合すればカップル、もしくはちょっとつつけば即座にカップル成立しそうな距離感の過沸騰ペアが増えていく。女性キャラクターとして受け入れられていた独身キャラクターが、実は男でしたとネタ晴らしされた瞬間伴侶を得るこの世界で、女性キャラクター婚活氷河期にある。

 腐女子であることが豊かな交流の前提になっている空間は、本来許されていたはずの自由創作自由交流制限をかける。男女、女女、男男、3種類あるはずの恋人関係が1種類しか快く受け入れられないとあってはそこで楽しむのも難しくなってくる。それが分かれば最初から参加していないのだが、企画ができたてであればあるほど、なまじゾーニングを重視する彼女らの生態を初対面で汲み取るのは難しい。数段前に自己紹介シートの話をしたが、シートがあれどもすれ違うのに、無ければなおさら困難極まってくる。筆者が極まりたいのは困難ではなく感なのに、だ。

 平気ならお前もBLカップル作ればいいじゃん。その通り。だが環境強制されて作る関係を心地よいものとは思えず、結局幾度も身を引くことにした。したくてするのと、そうしないと弊害があるから妥協してするのでは大違いだろう。

 「腐女子が多すぎる」というのはこういうことだ。ある空間に占める腐女子が多ければ多いほど、彼女らの常識がその場の常識にすり替わっていく。これは筆者の体験から腐女子を取り上げているだけで、同じことはそれ以外にも言える。自然愛好グループの中に野生動物に餌を与えることを生きがいとする集団が増えて、動物たちが事故に遭うリスク懸念する人々が押し負けてしまであるとか、例を挙げればキリがない。感情思想を共有する集団は強固ゆえに存在自体がある程度の強制力を持ち得るというわけである

 腐女子は日陰者であるべきとは言わない。しか意識的にせよ無意識にせよ、ホモカプが描写できないならお役御免とばかりの傲慢さを感じざるをえず、それゆえ不信の念を抱かずにはいられない。なぜこうも交流企画には内輪を形成する腐女子が集うのだろう。

2022-10-03

何故我々は別れの予感を常に感じざるを得ないのか。

ミレニアル世代の私は年甲斐もなくコナングレイの出現に狂喜乱舞した。

希望を探し求めているのに自身のことに対しては常に悲観的(極度の恋愛恐怖症というやつ?)、デートを何度重ねていようが「恋愛」はしたことが無いと歌う彼、それでも恋愛をしていない登場人物が「恋愛について」を語る詩は二十数年生きてきた中で出会えた最も自分ごとなラブソングに思えた。こんな話はManiacのMVコメント欄に溢れかえっていそうだ。「コナン不思議な話だけど私貴方が本当に私の親友のように思えるの、これはまさしく私が考えていたことだ」って。

インターネット人間関係全盛期に思春期を過ごしTinder大人になった私や私の仲間達は勿論、恋愛友情謳歌する者も数多いがそれと同じくらいクローズドコミュニティの中で出会いの無さを嘆く人々に溢れている。テキスト地球の裏側にいる人間にすらすぐ繋がれる世界は案外と半径5mくらいの宇宙を狭めているのではないかと思う。

求めた数だけ出会いは増えるが、心の底から求めるような着てみたら案外ピタッと形がハマる白Tシャツのようなメイトを探すことは非常に困難で、会う人数を増やせば辿り着けるというわけでもないユートピアであり幻想なのだ、そういう人間は。

私はそういう人間恋愛パートナーになった。約10もの身体関係どころかプラトニックラブすら育んでこなかった、正真正銘の友人、よもや親友と言えるであろう相手だった。彼との友人関係説明するのに打ってつけな状況は小学校放課後くらいかもしれない、「後で公園に集合な!」そう声をかけ合い、ランドセルを置くため一度は帰路に着くが落ち合う時間を正確に決めたわけでもないのに集い気が済むまで遊ぶ、喧嘩でもない限りは毎日。本当にそんな関係性だった(実際週に何度も会うというのが毎週、小学校を余裕で卒業できる年数分も続いた)。小学生の頃仲が良かった友人で大人になっても付き合いがあるような人は殆ど居ないのが一般的だろうが、当時小学生であった我々はこの友情が終わりなく続くもののように感じられていたのではないだろうか。少なくとも私はそうだ、終わりという概念が頭をよぎったことすらなかった。

そんな彼と10年越しに付き合うことになった、そこに至る理由イベントについての記述は省く、問題はそれだけの、小学校親友のように過ごしてきた相手に対してですら、こと恋愛という人間関係の箱に入れられればひとたび、その関係の終わりを匂ってしまうということだ。

初めて恋のフィルターを通して私を見た彼はそれはそれは浮かれていた、恋愛初期段階を楽しむ人間が往々にしてそうなるように。選り好みが激しく友人の少ない彼は数年ぶりのステディ相手ができたこ自体が非日常で、楽しかったのかもしれない。

私はというと戸惑っていた、そして戸惑いの中で愛着を育てながら、精神力は段々と骨粗鬆症が進行していく様で。いつか来る別れに対して一撃で粉々に砕かれるように、脆く柔らかく心を解いていってしまった。いつか来る別れへの悲しみを深める準備、これこそが愛が育てるということらしい。

信じられないくら身体ピタリとハマる白Tシャツを見つけたのなら先ずは買わないことが賢明だと思う。汎用性が高く絶対に一着は持っておきたい必需品なのにどんなに大事にしようがお構いなく着れば着るほど劣化し、摩耗する消え物なのに、「コレという一着」を見つけてしまえばそれがダメになった時は捨てるに捨てられず箪笥の肥やしが増えるばかりか、そこから先新しいシャツを何万着と探そうが満足がいかなくなってしまう。

何故友人であった頃は微塵も心配していなかった感情賞味期限を恐れなければいけないのか。恋情はいっ時の劇薬で、いつかコレを愛情に変える為の努力として結婚出産と言ったライフステージの変化をもたらす必要があるのかもしれないとか、インターネット耳年増で蓄えた知識のせいで不安になっているだけかもしれない。そう思うと何故友情には飽きも明確な終わりも来ないのだろう。

それでも何も考えずにずっと楽しく過ごせる関係を捨ててしまった自分の軽薄さに身震いしながら後何度週末を待つのだろうか。

絶賛円満恋愛関係を進行中の彼はマカロニえんぴつの「なんでもないよ、」を聴き、私はコナングレイの「Disaster」を聴いている。

anond:20221002204837

まず統一教会に蝕まれ社会改善しようとなどするべきではない。

己が辛いとき自分大事にすべき。

社会がどうこうするのは金稼いで余裕出てからだ。

 

そして、自己保全利益大事にすると言う観点から取るべき行動は、母との絶縁、ということになる。 

カルトにはまった家族への対処は、どうしてもそうなる。

カルトから信者を抜けさせるのは難しい。不良に、不良の親友との縁を消れ、と言うようなものだ。言葉や説得ではどうにもならない。

兎に各、山上本人の金が減らない状況をつくらねばならなかった。

 

で、もしも自己利益保全だけでは復讐心が満足しない、ということであれば

諦めることなく、マジで統一教会トップを狙うべきだった。

でもそれをしなかったわけで、彼の中で復讐心は大したウエイトではなかっただろう。

やはり、社会を良くしようととか、思い詰めてしまったのが根本の間違いだ。

2022-10-02

anond:20221002104138

男女の友情は成立しないよ。確認済み。

小学校時代から続いてた腐れ縁の男の親友がいたけど結局切ったわ。

正月コタツでダラダラと飲んでたときネタとして聞いた。

もし隣に寄って抱きついたらムラムラする? 押し倒したくなる? って。

はぐらかしてたけど、しつこく問い詰めたら、ついに吐きおった。

「したくなるし、機会があれば出来たらいいなと思ってた」

ここには若い子もいるから、この機会に老婆心ながらアドバイスさせてもらう。

男女の友情は成立しない。心の底から信頼できたと思えた男でも必ず、下心を隠し持ってる。

本性を隠してる。

ピュアな心で信じたぶん裏切られたショックはキツかった。

あなた達は人生の大切な時間無駄遣いしないで。

2022-10-01

anond:20221001112050

単なる事実から

婚活業界で少しでも関わったり・働いたことあれば、

『あっ、こいつら結婚する気ねーな』ってすぐに気付くと思うよ

でもお金入れてくれればどうでもいいって世界から

 

ちなみに下記に該当しない場合も、

 

いわゆる運命出会いを探しているので『そっかぁ』って気持ちになる

どこでどんな出会いがあるかはわからないのでそれが無駄とは言わないけど、

親友だってゴロゴロ会えるわけじゃないのは今までの出会いで察せませんでした?って思う

運命の妻・夫も同じだけど?って思う

世界にまで視野を広げ幅広く、相当気長に続けた方が良いと思うわ

(元)親友の書いた短編小説を読んでしまった。

 (元)親友とは、もう十年以上さして交流がない。ちなみに親友接頭語に「(元)」を着けたのは、単に中学卒業して別々の高校に進学して以降、会う機会が数回しかなかった上に、(元)親友がいつの間にか数多の友達を持つ交遊関係のやたら広い奴になっていたかである。きっと、ぼくの事なんかミリも覚えていないと思う…………そう、それって単なる被害妄想

 中学の頃はヤバいくらいにべったりくっついて離れないくらいの勢いで互いに「親友」と称していたぼくらだが、現在の接点はというとTwitterのほぼ死んでるアカウントと実況アカウントとで相互フォローになっているくらいのものだ。

 (元)親友はぼくの知らないオンラインゲームの戦況をひたすらツイートしている。ぼくはアカウント放置し、他にいくつか所有する趣味垢で呟くのに忙しい。

 ぼくは趣味小説を書く。ただし投稿サイト粛々と投稿し続けるだけで、本を出したりはしない。(元)親友もどうやら小説書きであるらしい。二次創作小説を書きイベント頒布しているようなのだが、具体的にどんな活動ぶりなのかを聞けば言葉を濁すばかりなので、よくわからない。

 (元)親友にはぼくの知らない顔がある……時点で、すでに親友とは呼べないのではないか? という悲しい思いがなくもない。

 ちなみに、(元)親友はといえば、ぼくのTwitter放置垢だけでなく趣味垢も知っているから、その気になればぼくの書いた作品を読み放題だ。だが、(元)親友がぼくの書いたものに何かしらの反応を寄越したことは一度もないので、ちょっと読んでドン引きたか、あるいはそもそも社交辞令アカウントを聞いて繋がってみただけなのかもしれないな。なんていう非対称性もりもりで実のない関係性というか、関係の断絶なのだろうか。書いててちょっと涙が出てきた。

 もはや「謎の元親友のような者」と呼んだ方がいいような気のする彼女ツイ垢を、昨日なんとなく久しぶりに覗いてみたところ、プロフィールにぷらいべったーへのリンクが貼ってあるではないか。ぼくはドキドキしながらそのリンククリックした。

 中身はやはり何らかの二次創作であるようだ。いわゆるブロマンス。男同士の熱くて強固な関係性を描いたもの。色気とエロは一切書かれていないところが君らしいな、と思ったそばから、それはぼくが彼女に潔癖を求めているからそんな風に思っただけのことだと考えた。

 へぇゴリゴリ理系国語は得意じゃないと昔は言っていたのに、小説ちゃんと書けるんだな。うん、ぼくほどではないと思うけど、上手いと思う。

 だが軽い衝撃を覚えたのが、それらの短編小説達が一体何の二次創作なのか、さっぱりわからない事だった。登場人物名前すら出て来ない。名前が入って然るべき部分は全て一人称二人称三人称があてられていた。君ってやつは、どこまでも秘密主義なんだな。

 ふと、短編いいね! とブクマをしてやろうかと魔が差したが、そんな事をしたらいよいよぼくらの関係性は断ち切られてしまいそうな気がして、ぼくはそっとブラウザを閉じた。

2022-09-28

読まずに評価してくれる熱烈ファンがありがたくもうざい蛙化現

ここにしか書けないのでここに書く。Twitterブログ投稿サイトもぜんぶ見張られているので。

同人誌を作ったりオンラインで公開したりしている。もちろんまったく売れない。びっくりするくらい売れない。イベントには新刊を5冊だけ持っていく。完売御礼ツイートをしてみたくて。でも売れない。そしてオンラインでも評価されない。

賞に送ってもかすりもしねえ。そして無駄に歳をとってしまった。

そんな同人人生なのに、なぜか熱烈なファンを飼っている。

どうやらそのひとは、10年以上ずっと、ずっとずっとずーっと、ホームページをちまちま更新していた頃から一方的に私を推してくれている。

イベントで凸られたことはないので何の被害もない。だがオンライン上ではいつも見守られている。私が少しでも落ち込んでいるとシュババッと飛んできて長文のマシュマロで慰めてくれる。

でも毎度毎度「先生はすごいです」「神です」「どうしてこんな偉大な作品が描けるのですか」「頑張ってください」「応援してます」「尊敬してますしか書いてなくて、その言葉で心を動かされたことはない。そんな冷酷な自分申し訳なくてさら気持ちが沈んでしまう。

そのひとは、私という人間を好いてくれているのであって私の創作物には興味がないのだ。

私という「推し」の「いつも評価ありがとうございます♡」というリプだけが生きがいなのだ。知らんけど。

作品公開の場をホームページから投稿サイトに移した後もずっとついてきてくれるのはありがたい。更新告知を呟いたらその直後にブクマ評価を入れてくれる。だがたぶんぜったい間違いなく確実に読んでない。投げてくれたコメントは「今回もヒロイン可愛いです!応援してます!」「この先どうなるんでしょう!全裸待機!」的な。いつも感想トンチンカンなんだよな、これぜったい読んでねえだろ。

更新しても更新しても同じ人間が謎の素っ頓狂なコメントをつけてる作品って無駄に痛々しいじゃねえか。他の読者さんが近寄りにくいだろ。せっかくリンクを踏んでも、あっ…また来ますね…って。常連オッサンが住み着いてるせいで一見客が即バックする居酒屋やん。ただでさえ誰も来ねえのに。

どうしてこんなに長いこと一方的に懐かれているのかさっぱりわからない。

そして正直うざい。すまない。本当にすまないと思っている。

けれども、そのひとが反応してくれなくなったら私はひとりぼっちだし評価永遠の0だしきっと寂しい。というか、このひとの正体は私のリアル親友なんじゃねえかなと思っていた。違っていた。それじゃ本当にガチガチ赤の他人がこんなに私を愛して優しくしてくれてるという事実。うーん。だから突き放せない。

こういうのも蛙化現象なんだろうか。誰かの推しになるのもしんどいもんだな。贅沢な話だ。

似たような感じでまったく害のないネットストーカーを飼ってるひといますか?

消えたWeb小説家に執着してたマンガ家がその愛と執念を実らせてついに商業コミカライズ化させた、という美談を見かけて複雑な気分になってしまった。私を好いてるそのひとが石油王だったらなあ……。まあ私のそのひとは私の作品を愛するどころかひとつも読んじゃいねえんだけど。

2022-09-25

漁港の肉子ちゃん」見た

 母一人子一人の環境で、強烈な個性を持つ母親の肉子ちゃんにやや振り回されるように生活している喜久子の成長を描いたアニメ。喜久子は母子家庭ということもあり、母がダメ男に引っかかりがちなこともあって、子供なりに自分がしっかりしなくてはいけないと思っているふしがある。

 喜久子が、二宮という男の子のチック的な症状を見たことをきっかけに、彼と親しくなる。後に明かされるが、実は喜久子にもちょっとそれっぽいところがある。二人の関係は恋というよりも親友や同志を見つけた感じに近い気がする。普通とはちょっと外れたところにいる仲間を見つけたような。だから二宮に対しては気を許して、母親にもしないような友人とのトラブルについての話ができるし、感情をあらわにしてぼろぼろ泣いたりもできる。

 このアニメ全体が喜久子の主観を通したイメージを描いているようなところがあって(同じ町に住む同級生まりあの家が異様に豪華だったり)、その中で喜久子自身は一貫してリアルタッチ描写されているのだけれど(逆に母親の肉子は徹頭徹尾マンガ的な存在として描かれる)、喜久子が二宮と会話して、二宮マネをして変な顔をするときだけは、顔がぐにゃっと歪んでマンガっぽくなる。二宮の前だけは母親の前ですらあまり崩そうとしない大人びた顔を取り払って、子供っぽい表情ができる、ということかも。

 肉子ちゃんに対しては自分が面倒を見なくてはいけない相手だと感じていて、母親として頼ったり甘えたりできる存在だとは感じていない。大人を頼れる存在と見なしていないから、自立しなくてはいけないと思いこんでいるところがある。彼女が切実なほどに寄る辺のなさを抱えて日々を送っていることに周囲の大人たちは気づいておらず、その認識ギャップが終盤の展開を導く構成になっている。そういう意味ではあのラストは、大人が自らの役割説明して大人子供関係を再契約する話だったのかもしれない。デウス・エクス・アッペ。

 キャラクター関係性で言うと、肉子と喜久子の関係性は千束とたきなの関係性と近いかもしれない。「私は君と会えてうれしいうれしい」みたいな。

 喜久子のキャラクターデザインがカチュア・ピアスンぽくてものすごくかわいいフィギュア化されたりすることはまずないだろうけど、フィギュアが欲しい。

 アニメの仕掛けとして、トカゲセミの声がCocomiでないのは見るものに対してちょっと誠実でない感じもした。本職の声優でない人にそこまで演技はさせられなかったのかもしれないけれども。

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-09-18

anond:20220916034901

既存作品の人気キャラパーソナリティを改変する」というのは作品の熱心なファンにとっては親友を殺されたようなもんだからなあ。

不倶戴天の敵として扱われても仕方ないと思う。

自分の親を殺した仇が実は社会貢献に熱心な善人だったとしても、

そいつが親を殺したという事実は変わらないんだよ。

2022-09-17

anond:20220917125050

そうはならんでしょ

 

  1. 社会要求値が上がったか参入障壁の低い接客しか働けない(働くことに関しては)ポンコツで不平不満ばっかなやつ
  2. 別にポンコツではなく、やることのやたら多いコンビニ業務接客含めてしっかりこなしてるが、労働者として引いてはいけないとこを何故か引いてしまうクソ真面目なヤツ
  3. クソ真面目な従業員に甘える労働法ガン無視のどうしようもないオーナー

 

2のやつがコンビニやめてもっと自分大事にしてくれる会社行けば良いだけやで

けどまぁ上のいうことを素直に聞いて黙々と仕事してくれる人ってどこでもありがたがられる・可愛がられるけど

内資の大企業でも外資大企業でも心か身体か家庭を壊してるぞ

その人の性格特性・家庭まで考えて指示してくれる上司って親友出会うくらいレアなので

美徳ではあると思うけどそこは自分で折り合いつけた方がいいぞ

2022-09-16

Amazonオリジナルドラマ面白かったやつ

Amazon Prime Videoのおすすめが定期的に話題になるが、見ようと思ったらプライム対象外になってた…ってことが割とある。ならAmazonオリジナルなら消えないのでは?と思いオリジナル作品からいくつか感想など書いてみた。そんなに見てないので大したリストにならなかった。アマプラ入ってる人は大抵見てるだろう。今から入るって人にはちょっと参考になる…か?

どれ見たか思い出すためにWikipediaの「Amazon配信するオリジナル番組リスト」を見てわかったが、Amazonオリジナル表記されていても「買い取り」作品場合配信が終了することかある。現に評判の良かった「Mr.ロボット」はアマゾンでの配信は終了してしまっている。「リーガルバディーズ フランクリンバッシュ」も一度配信終了リストに載った(現在配信中)。

BOSCH/ボッシュ

アメドラ見てる人ならどこかで見たことがある、色んなドラマに(主に)悪役ゲストで出てるタイタス・ウェリバーが主演の刑事もの。顔つきからダーティコップものかな?と思わせて割と真っ当な刑事っぷり。人気が出てS7まで製作され、現在スピンオフの「ボッシュ: 受け継がれるものS1配信中。

個人的にはS1はいまいちだがS2からはめちゃくちゃ面白かった。脇のデカ箱+ビア樽コンビが最高。

ちなみにスピンオフは「買い取り」作品なのでいつか見られなくなるかもしれない。

エクスパンス -巨獣めざめる-

syfyチャンネルでS3まで製作され打ち切られたがベゾスが大ファンだったためにAmazonで拾われたハードSFドラマ

S1序盤は地味だがどんどん盛り上がっていく。S4からはまた地味になるが。宇宙船戦闘描写がいいんですよ。ちゃん宇宙船に穴が空くし。

アマプラドラマで一番好き。

ホームカミング

サイコサスペンスサイコスリラーかな?S1ジュリア・ロバーツ主演、S2で完結。一回30分なので見やすい。S1では過去アメリカ復員兵の復帰支援施設での出来事と、そこで働いていたケースワーカーハイディ現在が交互に描かれる。とにかくS1の不穏な空気感が良い。演出が素晴らしい。Wikipediaにはズバッとネタバレが書かれているのでネタバレい組は見てはいけません。

ザ・ボーイズ

話題になったので知っている人も多いであろう、ブラックな笑いのヒーロー物。かなりグロエロもある。話は面白い。ホームランダーが取り繕っていたものがどんどん剥がれていく。


モーツァルト・イン・ザ・ジャングル

ニューヨークオーケストラにいたオーボエ奏者による回顧録原案とし、南米から来た天才指揮者ロドリゴ(デュダメルがモデル)と新人オーボエ奏者ヘイリーをメインにオーケストラをめぐる人間模様や楽団現実問題等を描く。

自分の中のイマジナリーモーツァルトに話しかけてるロドリゴ楽団に入りたいヘイリーヘイリールームメイトのリジー予算確保に走り回る総裁グロリア、ちょいちょい口を出したがる名誉指揮者トーマスなど脇の人々もみんなチャーミングで良い。S3のシベリウス5番のシーンが美しい。

S4は日本舞台になるが、変なロボと変なクラオタが出てくる。あんチンピラみたいなクラオタおらんやろ…面白いからいいが。

ザ・ループ TALES FROM THE LOOP

画集からインスパイアされたというSFドラマだけど、装置研究の謎は特に明かされたりしないのでSFっぽい雰囲気ドラマ、って感じ。北欧田舎の薄暗い空気と佇むなぞのロボ、って絵はたっぷり味わえる。そういうの好きな人おすすめ

ターミナルリスト

最近公開されたクリス・プラット主演のお父さん復讐ものクリス・プラット、今回はシリアス演技。アクションは金かかってて見ごたえはある。


ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪

これ書いてる今現在3話まで見た。配役の人種がどーたらこーたらと色々物議醸してて、検索してもストーリー感想までなかなかたどり着かん。個人的には人種は気にならないけど、ヌメノールでのガラドリエル若者ムーブ過ぎてちょっと気になる。ガラドリエルでも若い頃はあんなもんなんだろうか。

モダン・ラブ

新聞読者投稿欄の恋愛物語を一話完結でドラマ化。S1はいい感じにオチもある物語が多くてほっこりします。

アップロードデジタルあの世へようこそ〜

死後に脳内記憶バーチャル空間アップロードして金がある限り永遠に生きられる世界コメディ。金が無い人はアップロードしても容量の問題で一日に数分しか活動できなかったりという世知辛さ。主人公アップロードされた経緯に不審な点があり…とサスペンス展開に。

イーガンで似たような設定あったなと思い出す。

トゥルース・シーカーズ ~俺たち、パラノーマル解決隊~

オカルト事件を解决していくコメディ面白かったけどS1で終わってしまった。

グッド・オーメン

ハルマゲドンを阻止しようとする天使と悪魔人間オカルトコメディ悪魔たちは悪魔の子人間の子すり替えるが、うっかり間違ってすっかりいい子に育ってしまうのであった。地獄番犬かわいいわんこに。

その他、マーベラス・ミセス・メイゼル、スニーキーピート子供向けだとまほうのレシピ、ゴーティマー・ギボンが評判いいみたいです。そのうち見る。

ここから先は買い取り。配信終了になる可能性あり。

フィリップ・K・ディックエレクトリックドリーム

ディック短編オムニバスドラマ化。雰囲気はいいです。

ナイト・マネジャー

英軍兵士で今はホテルナイト・マネジャーであるパインがかつて殺された恋人復讐をすべく、武器商人ローパーの組織に潜入。ドキドキスパイもの

トム・ヒドルストンエリザベス・デビッキが美しい。ちなみにタイトルナイトマネジャーだけどマネジャーやってるの序盤だけだった。


スタートレック:ピカード

スター・トレックの続編ドラマ親友データを失い、失意のうちに実家ぶどう畑でワインを作っていたピカードのもとに一人の女性が助けを求めて現れる。

スター・トレック全然見てないんだけど、冒頭の掴みが好みすぎて見てしまった。面白かった。

本国アメリカではパラマウント配信サービスにて配信中なので、最終シーズンアマゾンでの配信がないかもしれない。悲しい。

リーガルバディーズ フランクリンバッシュ

二人の破天荒弁護士ドタバタコメディ。よくありがちな深刻な展開がなく気楽に見られる。嫌味な同僚や弁護士父親との確執もあるにはあるが、全員アホなので全然深刻にはならない。「シリコンバレー」のディネシュ役の人が広場恐怖症弁護士役で出てくるが、ほぼディネシュ。


あとグッドオーメンズと原作者一緒ということでアメリカン・ゴッズはS1だけ見た。かなり暗かった。

ハンズオブゴッドは1話でやめてしまった。つまらんとか面白いとか言えるほど見てないが、単に1話目の殺人シーンとかが辛くて。

2022-09-15

夏野剛親友爆笑田中に限らず有名人ってさあ

交友あるその有名人が何やらかそうがどんな非道なこと言おうが自分と揉めない限りほぼ見捨てないよな。

蜜月関係だったダウンタウン

タレントとして天下取ったのに芸風がキツくなってんのは単なるイジメ

って距離とった坂本龍一くらいしか例が思いつかんわ。

2022-09-12

親父の親友

俺はお前の親父の親友

連休にはオランダに連れていってアムステルダムで男にしてやる

anond:20220911160425

「いい作品」かは分からないけど「人にはおすすめしないけど俺は好きなアニメ」には間違いなく入るなZガンダム

逆にZガンダムを「名作だから絶対見ろ」とか他人に薦めてる奴とか、他のガンダムを叩きながら持ち上げてる奴とかは絶対信用しないわ

このアニメ説明不足だという指摘は正にその通りというか、

ジャミトフ・ハイマンが何を考えていたのか?」「終盤カミーユZガンダムで起こした超常現象は何なのか?」とかアニメ以外の媒体フォローしないとまるで理解不能なのマジでどうかしてるわ

でもはっきり言えばそんな絶対人にはおすすめしない作品だけど好きなんだよね…

元増田が挙げてる宇宙を駆ける~ゼータの発動以外も三枝成彰氏の楽曲が本当どれも最高で…Zガンダムの魅力の3~4割はあの楽曲にあると思ってる

カミーユのあのラストとか、精神的にはもう死んだも同然だし一種主人公死亡エンドと言っても過言じゃないと思ってる。小説版Zだとマジで死ぬしね。

ジェリドもジェリドで高慢で嫌な奴なんだけど、それは置いといて親友クリコン師匠ライラ恋人のマウアーも次々カミーユの手にかかっていくの歴代ライバルの中でもあん悲惨な奴居ないよな…ってなる

シャアは初代の不敵な悪人って感じが抜けて、ニュータイプ相手どころかライラブランみたいな腕の良いベテランオールドタイプにも苦戦する程度の強さになってるのがマジで前作ラスボスかよ…ってなるのが本当悲しい

百式も登場が早すぎて途中から全然活躍してなかったって思ってたのは俺以外もそうなのね…Zのシャアがパッとしなかった理由百式の性能がティターンズの新型と比べて低かったのも大いにあると思ってる

初代の後に初代の続編って事でゼータを見たら、作風が違うわブライトさんがボコボコ殴られるわ前作であんな強かったシャアがパッとしないわで、そりゃ当時機戦士ガンダムの続編を求めていた層から叩かれたのも納得でしか無かった

そういう事情を知らずに「Zガンダムは名作だから絶対見ろ」とか軽々しく言えちゃう奴は宇宙世紀信者富野信者かZ信者かそのどれでも絶対話が合わない事が分かる

ちなみに俺はZガンダム破滅したカミーユが後輩ニュータイプ達を救い最後には自分の足で走るまでカミーユ回復した所を描いてくれたという理由ZZが大好きです

甲斐甲斐しい看護が報われて良かったね、ファ…本当にお疲れ様でした

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