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2020-06-22

マルチスレッディングとHyper-Thread90 

まだ確認が十分ではないが 一部の学校教育が十分ではなく

現場で十分な数の先輩がいるわけでもないため

不十分な知識でまちがえたスレッディングについて長年学んでいる人を否定できず

それにより長期間 苦しむ可能性がある

対抗技術については見せてもらって十分確認した場合

ようするに 車でいうと

タイヤグリップ力が 高い車と 低い車が現場でバトルで 出会った現場に 普通ドライバーがいて その話を聞くと 事故

そのため1度整理中 いままでは 現場で先輩が教えていたが それでも 事故

そこに大量の学生となると 考慮必要で  技術開示請求なる 嘘から出た真まで 現場で飛び交うとの噂

 

現場口伝 先輩から交配へ が 学校教育でどこまで安全先生について教えておくべきか? そりゃ 技術開示請求とか いわれるわな

それこそ車載をやりました。作りが甘くて、車載プログラムバグで治せないことが発売後発覚とか そりゃ言われるだろうな。

 

ある車種が大ヒット そのご10年後に ブレーキ周りのプログラムマルチスレッディングのバグが発覚 設計上の問題で 治せない場合

そりゃいわれる。

組合せ論上 ナノセカンドを扱っていて 数兆回に1回のバグが起き得るっていわれると そりゃそういうふうに判断するだろうな。

いままでは、よかったが

看過できない組み合わせがあって、禁止する前に 禁止ではない方向で相談したい そりゃそうだ

安全性どう?バグ取れる?

 ↓

おれらならとれるが、おっしゃるように 十分なノウハウがない経験がないチームだと

おっしゃるような問題を引き起こす可能性は否定できず

かつ

十分な数の先生がいるとは言いがたい場合が起き得ることを否定しきれない

しかし すくなくとも 2020年には私達の世代がいる

 

まだ時間はかかるが、私レベルなら、10年かかるわけではない。

Hyper-Thread 90程度であれば、自分以外が書いたコードであっても 十分な時間があれば制御可能

下手したらしにませんか?

って そりゃ 下手すりゃ死ぬ

だけどそういう話ではなくて 十分な休養をとって、体制を作って プログラムメンテナンスするなどは当たり前

飲酒運転したら事故りませんか?ってそりゃ事故るだろうな。

そういうレベル

危険性はそりゃHyper-Thread 90ともなれば そりゃたかい。シングルCPUよりマルチコアのほうがそりゃ制御は大変。同じこと。

OSS の持続可能

ここ最近の COVID19Radar https://github.com/Covid-19Radar/Covid19Radar 上でのゴタゴタにより、開発者の @kazumihirose さんが https://twitter.com/kazumihirose/status/1274616019420471296 疲弊してしまいっているのを見て、(今回の揉め事根本的な原因はソフトウェアOSSとして公開されているのが原因ではないと思うが)いたたたまれない気持ちになったので書く。書いてみた結果ただのとりとめもないOSSへの愚痴になってしまった。

増田について

いくつかのOSSプロジェクトのメインコントリビュータとして関わっています

OSS メンテナのバーンアウト

私の周囲のソフトウェアエンジニアOSSに対して以下のような意見を述べているのをよく聞く。

かにOSS特定企業所属していないので特定企業方針運営が捻じ曲げられる心配がなく民主的で、細かい実装が気になったらソースコードを読むことが出来、顔も合わせたこともない優秀なエンジニア議論を交わし共通のゴールに向かってともに開発を進められる。OSS楽しい

しかし一方、OSSメンテナのバーンアウトが近年問題になってきている(なんとなくここ数年で目につく数がなんとなく増えてきている)気がする。

というのも、OSS運用していく上では楽しく優秀なエンジニアと開発をすすめるだけではなく、ドキュメントを読めば分かるようなことを質問してくる人、PR に対して changes required を下すと怒ってくる人、Twitter でこのライブラリは使いにくくて最悪だと罵ってくる人、こういった普通会社ならカスタマーサポートさんがワンクッション挟んでくれる人たちに対しても開発者が直接対応しなければならない。

元々楽しくて始めた/関わり始めたはずのサイドプロジェクトだったのに、いつの間にか日々やってくる頓珍漢で再現環境のないバグレポートや、Issueも立てずに突然提出される意味不明PRに対して、義務感で、就業後や土日の時間を削って、根気よくコメントを続けていると、何で貴重な自由時間をこんな訳のわからない連中のために使っているんだ?という気持ちになってくる。

実際、私の関わっていた一つのプロジェクトでは、もともと6人ほどいたアクティブコントリビュータが徐々にプロジェクトを離れていき、(私を含めて)2人はメンテナンスに疲れてしまったのでしばらく距離を置くと宣言休みを取っている(あまり精神回復したので戻れるのかは不明...)。

こういう現場を見ていると、手放しにオープンソース万歳!透明性最高!と言いながら自分自身は大してOSSに貢献してない人たちに対して苦い気持ちを覚える。

うまく回っているOSS

一方、私の関わっているもう片方のプロジェクトは非常に円滑に運用が回っていた。もうひとつプロジェクトと何が違ったかというと、そちらのプロジェクトはいくつかの企業ソフトウェアエンジニア業務時間の半分/全部をそのプロジェクトメンテナンスに費やしていたのである。(何人かのメインコントリビュータが企業から出向する(?)する形で運用している)。

issueへの一次対応などの日々のつまらないタスク業務メンテナンスしてくれているエンジニアがやってくれるおかげで、他のメンテナが対応する必要のあるissueやPRは減り、みんなが開発やバグ対応に集中できている。業務OSSに取り組んでいるエンジニアストレスはないのかと聞いたところ、多少大変ではあるけれどお金をもらいながら自分仕事オープンにできるし、仕事だと思えば多少のストレス我慢できる。とのことだった。

このプロジェクトに限らず、なんとなく長期間運用がうまくいっている大規模なOSSプロジェクトはだいたいどこかの企業支援しているような印象を受ける(Facebook とか MS とか Google とか(大企業ばっかだな...))。もちろん全てのソフトウェア企業に大してOSSに大して大金をつぎ込めというのは現実的ではないが、open collective や github sponcers なんかに企業として少しずつでも寄付してくれたら、OSSコミュニティはもう少し良くなるんじゃなかろうか。

結局何が言いたかたかというと、エンドユーザー(OSS利用者)がめちゃくちゃ増えてきた昨今、個人レベルでそれなりの規模のプロジェクトメンテナンスしていくのは最早厳しくなってきており、結局企業によるバックアップなんかがないと持続的な開発は難しいんじゃないかと思っている。

2020/06/24 23:00追記

今日になって思ったより多くの方に読んでいただいて驚いています。あまりオープンインターネットで話しにくい話題だけど皆がどう思っているのか気になっていたので嬉しい。増田ブクマされても通知は来ないんですね(そりゃそうか)。

@bouzuya

まず焦点を当てている持続可能性が見出しから思い浮かべるものより狭いんだと思う。「最悪フォークすれば持続可能」みたいなのがぼくだと最初に思い浮かぶ

https://twitter.com/bouzuya/status/1275675654135189504

かにOSSの持続可能性という少し主語の大きいタイトルにしてしまったが、この文章ソフトウェアの持続性というよりかはOSSに携わる人のバーンアウトに対する憂いをつらつらと綴っているもので、ソフトウェアの持続性という意味では他にも色々やりようがある気はする。

また、私が目にしたうまく回っているのが企業による支援を受けたプロジェクトだったので、バーンアウト対策として企業による支援について述べたが、企業による支援がなくともうまく回っているプロジェクトは世の中にはいろいろあるだろうし、今後OSS企業による支援がないとやってけないと決めつけるのは早合点ではあった。反省。(とはいえ問題意識は変わらないし、その一つの解決策が企業による支援だと思っているのも変わりない)。

---

自分記事を読み直してみて、一番問題に感じているのはユーザーサポート工数なんだなと分かったが、@mathane さんがその問題への一つの解答をつぶやいていた。

(このツイートはこの記事へのコメントではないが)

@methane

雑な質問バグレポート(99%レポート者のミス)をする場所は、とにかくメンテナ以外の人が回答しやす場所でしてもらう事が重要だと思う。

Issue Trackerはメンテナ以外が質問気づきにくいし、メンテナはIssue整理したいか疲弊する。

https://twitter.com/methane/status/1275620072669638656


これは確かに。私はまだOSSコミュニティ初心者なので、こういうOSSメンテナンスする上で重要なことをどんどん知りたい。

2020-06-21

テレワークに戻りたい…

残業して毎日10時過ぎに帰ってから最小限の家事して深夜にクタクタになって寝て、ギリギリまで起きれないでバタバタしながらまた出勤する生活が戻ってきた。

もともと運動不足の体が、長期間自粛生活悲鳴を上げている。

テレワーク中にはなかった他人の話し声が煩わしい。

テレワークに戻ろうにも、PCデスクトップなので気軽に戻れない。

宅配が平日に受け取れなくなり、自炊する時間も無くなった。

せっかくできた趣味時間がまた無くなった。

自宅で仕事するほうがストレスなくてよかったなあ……。

2020-06-20

職業上 そういう傾向が特に強い場合もある職業だと思うが

死にたいと思うようなと表現するしか無いマイナス気持ち長期間継続して、結果論としてその強度が強くなることはある。

どうにかできますか?

といわれると

原理のもの

肉体労働が肉体が披露すると同じレベル

精神労働は心が披露する

軽減したり様々な技法はあるが、0ではないから。

体が病むように

心が疲労を原因として病むことはある。

基本的には、裂傷などとおなじで一過性だが

疲労骨折がかなり重症化しやすいように

疲労からくる心の病も重症化しやす

それ以上は医者ではないのでアドバイスできない。

赦しとは自分のためにすること

この増田に「そんなDV父親、許す必要なんてない」ってブコメが多いけど、多くの場合「赦し(許し、よりもこっちの意味合い)」とは自分の心の平穏のためにするんだよね。

酷いことされたら短期的に相手を憎むことはよくあるけど、家族や肉親への憎しみや怒りを数十年にかけて続けるのは精神的にもしんどい人間はそんな長期間怒りの感情を維持できない。

ここの増田には「いかに私の父親のしてきたことがひどかったか」を強調した内容になってるけど、おそらく決してこの一面だけじゃなく、父親の良かった面、増田のことを大事にしてくれた一面などいろんな思いもある。

この父親に対する感情こそ「愛憎入り乱れた想い」というやつだ。長年一緒に過ごしていろんなことの結果、相手全否定したいという気持ちと、誰よりも大事にしたいという気持ち、この完全に正反対感情が同時に湧き上がる状態である

おそらくこの増田より年上な40代おっさんの俺からアドバイスとしては、こういう悩みは多かれ少なかれどの家庭にもあるということで、もう少し大人になれば増田の心のなかで処理できる感情だということだ。

>「老いて丸くなった父を見て許そうと思う自分もいれば、でもこの人は私に嫌味をさんざん向けてきた人だから。」

この両方の感情否定する必要はない。年老いて優しくなった父親も、散々嫌味をいって増田を苦しめてきた父親も本当の姿なのだ増田実家をでて一人暮らしをしたのはい判断だったよ。そのまま頑張って社会にもまれて一人前の大人になれたころには、もう少し多角的物事を見れて、若かったころの父親に対する想像力も広がる。温厚に見えたのはただ口下手でうまく自分感情表現できなかっただけかもしれないし、家で家族相手に嫌味いってたのは当時会社上司からパワハラを受けててそのストレスの吐け口が見つからなかったからかもしれない。だからしょうがない、というわけではないが、当時の父親の年齢に近づくにつれてわかってくるころも増えてくる。

「私の父親も、いいところもあればダメなところもある普通人間なんだな」と心の底から思えるようになれれば、それはつまり父親を赦すことができると同じ意味だ。

まり増田にはもう少し時間がいる。父親を赦したいのなら、日々の生活仕事に頑張って早く大人になることだな。

anond:20200619115808

2020-06-15

anond:20200615175717

白人より黒人の方が犯罪者が多い、というのは、白人より黒人の方が悪いことをする、というのとイコールではなくてですね。

白人黒人少年を追っかけて射殺しても正当防衛無罪放免になる

とか、

黒人アクセスできるドラッグの方に不当に量刑が重く設定されたせいで、ドラッグ所持でも白人はすぐ釈放されて黒人長期間勾留される

とか

・完全に無実の罪で捕まっても司法取引を持ちかけられて、応じるなら3年で出してやるが裁判するなら15年だぞ、と脅されて歴がつく

とかを含めて、黒人の方が犯罪率が高いなんだよ。

2020-06-14

ウォーターサーバーなど不要だ!滅せよ!

新型コロナに伴う緊急事態宣言が解除されたのを契機に一人暮らしを始めたんだが、引っ越し手続きの際に様々な業者からウォーターサーバー勧誘を受けた。こっちが断ると直ぐに話を打ち切ってくれたからいいけど、それが何回も続いたのでうんざりだった。

不動産仲介業者「この物件にはウォーターサーバーが付いているんですよ」

不動産管理会社ウォーターサーバー設置できますよ」

電力会社電気契約と一緒にウォーターサーバーもどうですか」

ガス会社「今なら初期費用無料ウォーターサーバーが取り付けられます

なんでどこもかしこウォーターサーバーやってるんだよ。インフラですよ、生活必需品ですよ、みたいなニュアンスでいちいち勧誘してくんじゃねぇよ。クソみたいな勧誘を断りながら無事に引っ越しを終えて、新居に必要冷蔵庫洗濯機を買おうと家電量販店に行ったら、そこでもウォーターサーバー実演販売に話しかけられちまったよ畜生

蛇口をひねれば塩素で消毒された新鮮な飲み水が大量に出てくるのに、なんで余計に課金して部屋の中に邪魔なモン置かなきゃならないんだよ。無料だとしても、金もらえたとしても、ウォーターサーバーなんていらねぇよ。そもそも必要のない物を売りつける商売が野放しになっていること自体が異常だよ。飲料水とは関係ない会社ウォーターサーバーを取り扱っているのは、儲かるからに決まっている。善良な一市民に対して必要のない物を買わせて金稼ぎする会社ブラック企業認定されちまえ。

それに対して、全国の自治体運営する水道事業体水道局など)には感謝していますありがとう。おかげで、日本のどこにいても蛇口をひねるだけで安全な水が飲めます

そう、家庭の蛇口から出てくる水は飲めるんだ。断じて工業用水や農業用水の類なんかじゃないぞ。水道水の水質基準水道法で厳しく定められているんだ。それに対して、ウォーターサーバーの水だったり市販ミネラルウォータージュース食品衛生法適用されるんだけど、食品衛生法基準水道法よりも緩いんだ。これには歴史的経緯があって、水道水は直接飲用するだけではなく、調理として煮詰めたり災害時の備蓄として長期間保存したりとあらゆる利用方法を想定しているからだ。一方、ミネラルウォータージュースなどの嗜好品と同様にそのまま飲むことしか想定していないか基準の緩い食品衛生法で十分ってことだ。(という旨の文章を何かで読んだことがある。間違いがあったらごめん)

これを見ているみんな。厳格な基準管理されている安全水道水を飲んで、金儲けの為にウォーターサーバー運営している悪徳企業社会から追放しよう。

野宿女と人生初のラブホに行った話

わたしは当時26歳で彼女いない歴イコール年齢の売れない芸人であった。

わたしは性行為というものに強く興味を持ちながらもAV特に女性乳房乳房もつれ合いながら重なり合う

キャットファイトを観賞しながら

陰部を布団に擦りつける

いわゆる床オナと呼ばれる行為を日に

三回はしながら日々を悶々と過ごしていた。

わたしは、この状況を打開しようと

同期芸人に教えてもらったマッチングアプリを始めた。

芸人という身分を明かしてはじめたところ、数多くの女性マッチングをし

合わせて20人の女性ご飯に行くことができた。しかし、どの女性とも対面後は

長く続かず性行為はできず終いであった。

焦っていたわたしだったが野宿をしているという女性マッチングをした。

詳細はわからないがお金がなくて

食べるものにも困っているという。

わたしご飯を奢るという名目彼女

会い、あわよくば泊まるところがないのを利用しホテルに連れ込めるのではないかと思いついた。わたしはすぐに彼女上野でのご飯に誘った。

彼女は快諾してくれた。

わたしアポ当日とある番組オーディションだったのだが、なんと合格した。

これは凄まじく幸先がよいと思いながら意気揚々と待ち合わせ場所

上野不忍口前に向かった。

彼女と初めて会ったときマスク姿であった。一体どんな美しい顔がその下に

隠れているのだろうと内心わくわくしながら、一緒に行きつけの肉バルへと向かっていった。

席につくと、

彼女はそのマスクをすっと外した。

正直全くタイプではなかった。

世間的にもお世辞にも美人とは言えないだろう。

ともかく彼女の話を聞いてみることにした。

彼女20歳のとき北海道実家から

家出をし、まず沖縄に向かったというそしてなんやかんやあり、

シンガーソングライターになるという夢を叶えるため、一万円だけを握りしめ無謀にも上京をしたのだという。

彼女ルックスではどう考えても

シンガーソングライター成功するのは難しい。

当然、まともな人間らしい生活はできるわけもなく、

夏は野草を食して公園野宿をして過ごし、寒くなるとドンキホーテ女子トイレで一夜を過ごすこともあるという。

そして、現在は同じくマッチングアプリ出会った男性の住所を借りて

バイト先を探しているらしい。

日本の知られざる闇を垣間見た気がした。

私は彼女の現状に戦慄しながら食事を終え肉バルを後にした。

わたし彼女と歩きながら内心ドキドキしてホテルへ誘う機会を伺っていた。

とりあえず話たいことがあると彼女に打ち明け、人目につかない上野の地下連絡通路に入った。

わたしは震えた声でホテルに一緒に泊まらいかと誘った。

彼女はびっくりした様子であったが

『これから実は、池袋ロッカーにある私物を取りに行かなきゃならないんですぅぅ。だからすみません。』

なんと彼女長期間池袋ロッカー

手持ち以外の全ての私物を預けており、保管期限超過で明日にも撤去されてしまうのだという。

わたしは一瞬ひるんだが千載一遇

チャンスを逃すまいと実は童貞であること、そのコンプレックス彼女に熱く語った。

すると彼女は、

『そんなこと言われたら断れないじゃないですかぁぁ。』

言葉を口にした。

ついに!ついに!ついに!ついに!

長年待ち望んだ時が来たのだ!!

私は早速彼女をつれ事前に同期芸人に勧められたホテルSWEETSに向かった。

彼女はわりとホテルを使った経験があるらしく、わたしエスコートしてくれた。そして生まれ初めてホテルの一室に入ることができた。

しか彼女は部屋の地べたに座りこむと言った。

すみません。やっぱり本番はムリですぅぅ。すみません。』

わたしは確実だと思っていた童貞卒業

危うくなり非常に動揺した。

冗談ではない!わたし童貞

卒業するためにこの場に!上野に!

ホテルSWEETSにいるのだ!私は己を奮い立たせ先ほどより語気強めに言葉を放った!!

『お願いします!!挿れさせてください!!』

と怒涛の勢いで土下座をした。

その熱烈な思いに反し彼女

『やぱり本番はムリですぅぅ。

手とか他なら全然するんで許してくださいぃ。』と彼女土下座し強固なる意思で挿入を拒否するのであった。

わたしは負けてなるものかと土下座をしさら懇願したが、彼女も負けじと土下座をして拒否してくる。

なんだこの女!!わたし最大級の焦りを感じながら土下座を続けた。

しかし向こうも一向に引き下がろうとしない。そんなやり取りを続けている中、

ふと目にした時計をみるとホテルに入ってから1時間近く経過していた。

まずい!このままだとなにもせずに

夜が明けてしまう!!焦ったわたし

とりあえずシャワー彼女に勧めた。

彼女土下座体制を立て直し、

承諾した。わたしエッチをしながらなんとか挿入に持ち込もうと作戦を変更したのだ。

『お兄さんイケメンですねぇぇ。』

風呂から上がった彼女唐突に私の容姿を誉めはじめた。

これから行為をする自分を納得させようと彼女自身自己暗示をかけているように感じた。

そして風呂から上がったわたしは早速彼女とベッドインした。

『このキモチ悪い顔みられるの恥ずかしいから暗くしてもいいですか?』

わたしは顔はこの際、

別にどうでもよいため快諾した。

暗がりの中で、

彼女上半身からその乳房をあらわにした。はじめてみる他人女性乳房わたしはひどく興奮した。

しか彼女パンツを穿いたままだ。

ともはれ、わたし彼女乳房を26年分舐めまわした。彼女は声をあげていた。鎖骨あたりを舐めまわそうとしたところ、

『そこは弱いからいやああ』と

しおらしい声をあげていた。

その声でわたしの興奮は最高潮に達し彼女を強く抱きしめた。

彼女はまたしおらしい声で

『すごい興奮しているのがわかりますうう』と教えてくれた。

彼女はその後パンツを脱がしてくれた。

しか彼女わたしの一勿をみて不思議そうな顔した。

『男の人てその最初ときてみんな

皮をかぶってるんですかぁ。』

わたし言葉を濁しながら

人によると彼女に教えてあげた。

引き続き抱きつきとナメナメを繰り返していたのだが、彼女から急に、

『もう眠いですうう』と申し出があった。たしかにもう時刻は深夜3時を過ぎていた。そう言われたわたしは確かに自分オーディションなどで疲れがたまっていたためその申し出を受け入れてしまった。

わたしたちはそのまま眠りについた。

まり結局わたし童貞卒業すことができなかった。

わたしたちは朝になるとホテル

出発した。

挿入はできなかったがいろいろして

もらったお礼に池袋ロッカーを開けるための二千円を渡した。

そして彼女最後日比谷線の改札まで

私を見送り足早に池袋に向かい去っていった。

本来目的は果たせなかったがどこか清々しい気持ち電車に揺られながら私は帰っていった。

後日、彼女とのラインを開いたところUNKNOWNは退出しました。

との表示があった。

彼女消息は知るよしはなくなってしまった。

バイト面接に無事合格し夢に向かっていまも東京でがんばっているのか。

それとも夢を諦め故郷北海道に帰っていたのか。もしくは。

なにはともはれ、彼女のぬくもりをもう感じることはできないのだ。

私は真夏の昼時に滝のような汗を流し陰部を床に激しく擦り付けながら彼女の身を案じるのであった。

2020-06-11

隔離部署への郷愁

山口県田布施町役場での隔離部屋異動が問題になっていて、内部告発者を異動させるというやり方は私もアウトだと思っている

一方である程度の規模の企業になればほぼ確実に問題社員隔離するための部署存在しているはずだ

私の勤務先は社員数が1万人には満たないかなという規模の上場企業だが、やはり隔離部署存在していた

隔離部署です」と明言されているわけではないが、問題を起こした社員懲戒処分を受けたあとで必ずその部署に異動となるので社内の人間なら誰でも知っている

私もとある問題を起こしその部署に2年間在籍したことがある

居た人たちはさまざまで取引から過度な接待を受けて処分された人、コミュニケーション能力問題ありすぎて絶対に外に出せない人、心を病んでしまった人などが40~50人ほど在籍していた

心を病んだ人やコミュニケーション能力問題アリの人はどうあっても外には出せないので、長期間わたりその部署で飼い殺されていく

一方で社内規定違反等で送り込まれてきた人たちはその罪状等で懲役期間(実際に社内で皆そう言っていた)が決まる

私がその部署に異動になったときも「増田君は初犯だし懲役1~2年かなあ 俺は3年超えたけどまだ釈放されないよ」と声を掛けられたことを今でも覚えている

その部署にはやるべき仕事基本的には無い 私に与えられた仕事は朝と夕方郵便局へ行くことだったがどちらも1時間程度あれば終わってしま

余った時間はもっぱらネットサーフィンで潰していたのだが、当然のことながら他部署の人たちからはいつも蔑みの目で見られていた

そんなこともあるのでこの部署の人たちは誰も社内食堂を利用していなかった ほぼ全員が弁当を持参しお昼には各自デスクで黙々と食事をする光景は異様だった

そんな日々に耐えられず辞表を出す人、酒に溺れ体を壊す人も多数居た

ただそんな環境にさえ耐えられれば一日何の仕事もしないまま過ごして給料はこれまで通り貰えるのだ(ボーナスは人事評価に連動するので当然のように最低評価をつけられ3割程度減った)

私の場合メンタル耐性だけは万全だったので、心を病むこともないまま毎日定時退社しプライベート時間睡眠時間も十分に確保できる非常に楽しい2年間を過ごすことができた

今思えばあの2年間は私のサラリーマン人生における夏休みだったのだろう

次の夏休みはいつになるのだろうか

2020-05-30

anond:20200530180540

少子高齢化デフレを続けて労働需要を下げて、労働者が買いたたかれて、多くの労働者が家庭を持てないぐらい不安定低賃金労働に落ちたからやで。

元をただせば、自由にするのが理想的だという新自由主義の元、金融恐慌起きたら高貯蓄・低設備研究投資で、不景気と低労働需要長期間放置たから、家庭を作れなくなったのが原因。

2020-05-29

anond:20200529165741

長期間続くためには「長期間」が必要だって分かる?

おまえの理屈は「長期間続いてる作品」を「これは昔の作品から」と除外して

最近作品」も「まだ長期間続いてないから」と除外する無敵論法だぞ。

どんなに売れても二次創作人気がなければ打ち切られるんだ!

と言うならONE PIECEガンダムもとっくに打ち切られてるだろ。

逆に言うと、たとえば型月がいます解散して、

FGOは終了します、もうFateシリーズは作りません、

となればFate二次創作人気なんて一気にしぼむだろ。

シェアードワールドに上手く移行できればいいが

大企業主導で長期シリーズを作るより遥かに難しいよ。

ガチャで金ある奴だけだろ?

からさっきから金のある企業が勝つって言ってるじゃんwww

mstdn.jp

結局あれは何だったんだろうか。

運営が何度も代わったり、システム移行に失敗して長期間まったり、怪しさが増していくなかで例によって終焉

まさに「兵どもが夢の跡」って感じがする。

2020-05-28

資産5000万円を達成したので使い道教えてください

29歳独身都内商社で働く会社員

コロナショック後のバブルで株で資産が増えて資産が膨れました。

いち会社員が使うにはちょっと額が大きく、使い道がなさすぎて困ってます

とはいえ遊んで暮らせる金額では全く無い。

多少贅沢がしたいものの、思いつかない。

何かアイディアある方いませんか。

老後に取っておく

このまま使い道無ければ勝手にそうなる予定です。

とは言えそれも面白くないので別案欲しいです。

マンションを買う

マンションに関してはかなり調べましたが、一生賃貸派の宗派になりました。

よってマンション購入は無しでお願いします。

車を買う

都内で車は不要田舎だったら車にお金をかけるのはアリ。

欲しいものを買う

欲しいものってなんですか?本とか筋トレグッズ買ったところでたかが知れており、

5000万の使い道というにはちょっと火力が弱い。

グルメに使う

これはアリですが、食事はせいぜい一回3万とかなので、火力がそんなに。。。

以前グルメにそれなりにお金をかけていた時期があるのですが、都内のあちこちの店を回ったところ、

友人と行くならサイゼでも普通居酒屋でも十分旨いという結論に達してしまったため、以前のようにグルメエネルギーを注げるかちょっとからない。

旅行

あり。とは言えそう長期間旅行複数回するほど時間的余裕を作れるかというと・・・

日本田舎を見るのが好きです(安上がりになってしまうパティーン)。

家電スペックアップする

した。ドラム式洗濯機とか、コードレス掃除機の上位機種買ったりとか。

カメラを買う

ある

寄付する

している。寄付は人並みより随分多くしているし、継続もしている。

投資に回す

現状でもそうなっているのですが、今後もそうするしか無さそう。


というわけで何か良いアイディア思いつく方いたら教えてください。






2020/5/29 15:00 追記

思いの外バズったので、追記します。

釣りでは無いんですが、証券口座スクショ貼ったところでいくらでも改竄できると言われるのがオチなのでやめておきます

ブコメトラバで頂いた質問にいくつか答えます

5000万を達成した気持ちは?

無です。無。

目標としていた額でも無いし(そもそも目標額が無い)、これでアーリーリタイア出来るなどとも全く思ってないです。

浮かれる気持ちも自慢したい気持ちも無く、ただの無です。ただ数字が増えただけ、みたいな感覚です。

仮に5億円だったら仕事辞めて好き勝手できるので浮かれてたと思います

この感覚が伝わるといいのですが。

5000万円なんて小銭では?もっと上を目指せ。

そうですね。今後も増やしていこうと思っています

実家リフォームは?

実家リフォームかなりいいですね。3.11被害を受けて損傷した部分(住むには問題ない)があって、

年月が経つうちに修理するかどうかを選択肢に入れるの忘れてました。

「この傷は元からそういうもの」みたいな、修理するという選択肢が消えてました。

これは真剣検討(というか実行)します。ありがとうございます

不動産不労所得目指すのは?

ありです。検討中。ただこれも投資の一環なので、今までの延長線上ですね。

優待配当での不労所得コメントもいくつかありましたが、5000万円だとフルで優待株・高配当株に突っ込んでも

たいした金額にはならないので、資産の一部を分配するに留めておきます

金の使い道に困る小金持ちより、カツカツでも趣味人のほうが幸せだったりしないか

そのとおりだと思います

もっと寄附すれば?

自分では結構しているつもりですし、絶対額としても一般サラリーマンよりはかなり多い方だと思います

寄附することはあまり押し付けものでは無いと思います

id:suikax 寄付するのはいくらあっても足りない。自分が考えつく限りの所に寄付できているのだろうか?海外などに目を向ければ五千万円あったところで全然足りないと思ってるよ

喫茶店やる

id:songe 客が全く入らない喫茶店の店主をやりながらアルバイト女の子に「こんなんじゃお店つぶれちゃいますよ」と言ってもらう

採用決定!


なおせっかくバズらせて貰ったしある程度時間もあるので、資産運用に興味ある人何人かに個別無料指導でもしようかと思ったのですが、怪しい情報商材屋みたいな状態になることに気づいたのでそれはやめます

anond:20200528013847

ハイターのほうが長期間安定だし薄め方さえまちがえなければほぼおなじ効果で値段が安い

自作する意味なくない?

それでも自分取引先だけは悪徳じゃないっていうならそれでいいとおもうよ

自分のためにとっときなさい

自分の狭い見聞をむりやり他人話題にひろげないこと

2020-05-27

anond:20200527070144

勘違いしないでほしい。

テロリストが崇高とは言っていない。

悪意のある執政をする政治家テロリストよりも悪質ではないかという話。

政治のほうがより広く長期間にわたって影響があるわけだし。

2020-05-26

次亜塩素空間散布問題

・次亜塩素酸に殺菌作用ウイルス不活化効果がある?

ある。これは正しい。

次亜塩素酸ナトリウム危険、次亜塩素酸は安全

嘘。

水溶液中で次亜塩素イオンとなるのは同じで、ナトリウム塩となることでpHが違う

次亜塩素酸ナトリウム水溶液アルカリ性で、安定性が高いため、長期的に作用やす

一方、次亜塩素水溶液酸性で、反応性が高く、フレッシュものは殺菌作用はめちゃくちゃ強いが、置いておくとすぐに分解される

どちらも安全とは程遠い物質です

・次亜塩素酸は人体に有害

次亜塩素酸は酸化力が強く、生体分子を分解する。

当然、菌だけでなく、あらゆる生物有害

ただし、当然ながら濃度による。

低濃度なら害のない濃度はあるだろう。

長期間低濃度曝露の影響は知られていない。

が、いい影響があるわけがない。

・次亜塩素酸を空間散布しても殺菌効果はない?

半分正解で半分間違い。

研究室レベルで、密閉空間高濃度次亜塩素酸を散布すれば当然殺菌効果はある。

ただし、実際に人が過ごす部屋で、安全基準値以下の塩素濃度での殺菌効果確認されていない。

まり、「次亜塩素酸の空間散布による殺菌効果はある」が「安全使用した限りでは実際に殺菌効果確認できていない」が正解

空間散布による健康被害はあるの?

肌荒れ、喘息悪化等を訴えている人はい

海外健康被害の報告も出ている

が、僕の知る限り、医学的に空間散布との因果関係証明されてはいない

健康被害は出るかもしれないけど、確実に因果関係をもって存在しているとは言い難い

政府見解

厚生労働省が令和2年3月6日に出した文書社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について https://www.mhlw.go.jp/content/000605425.pdf」には下記の記載がある

消毒・清掃等の実施 新型コロナウイルス感染が疑われる者の居室及び当該利用者が利用した共用スペースについては、消毒・清掃を実施する。具体的には、手袋を着用 し、消毒用エタノールで清拭する。または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。 トイレのドアノブ取手等は、消毒用エタノールで清拭する。

ただしこれは、「社会福祉施設等(入所施設居住サービスに限る。)」とされた別紙での記載であることから、入居型のような長期間曝露を想定したものであり、小学校幼稚園等で、日に数時間曝露される程度を想定してはいないと思われる。

・結局どうしたらいいの?

殺菌を重視するなら高濃度でまけばいいんじゃない?呼吸器やられると思うけど

健康を重視するなら、おまじない程度に効果ない濃度でまくか、いっそまかないほうがいいのでは

とりあえず、次亜塩素酸は空間散布するものではなく、拭き取りで使って効果があるものという認識は持ったほうがいいです

あと、散布機メーカーは嘘は言ってないけど、金儲けにつながっている以上、メーカー試験には効果が出るような限定された条件があるので、メーカーの言い分は信じすぎないようにしましょう

エセ科学なの?

現実使用するには科学的根拠希薄、というだけで、エセ科学ではないと思うよ

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-21

政府による布マスク生産調達に関する質問にお答えしま

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-20

anond:20200520023722

同意個人的オススメする。

ほぼ同じ方法で未就職、未経験高卒フリーター30代から数年で正社員年収4桁になった。

ただしプログラミングではなく、最初ネットワークインフラ屋。今はちょっと違う

自分バイト経験からプログラミングを集中して取り組むよりも、インフラ屋として、多くの社内部署顧客の間に入り、

話を親身に聞きながら、インフラを整備する方が性に合ってると思ったから。その流れだとしてもこの内容でOK

という事で個人的インフラルート記載してみる。

まずITパスポートをとる

 →完全に同意スクールだの長期間自己学習などいらない。正直PC持ってないのに入社するやつもいる。

 →ITパスポートマジで簡単だが、元日記の通り未経験者は勉強しないと合格できないので勉強して合格する。

  エンジニアであれば無勉強で受かるレベルだろうけど。

  基本とか応用とかは別にいらない。受験時期が固定されているのでモチベ的にも難しいがあればもちろん良い。できれば入社してから受けれると楽。

  他にはLinux系、ネットワークCisco CCNAIT管理ITILなどは初心者向け。

 →ITパスポート覚悟を決めて、1-2か月もあれば、たとえIT経験でも、仕事の合間の数時間勉強で受かるはず。

  4択の神が降りず、ITパスポートが受からないのであれば、自頭や向き不向きというよりも、IT業界エンジニア、つまり

  ”専門技術を持つ職人”を、未経験から目指す自分、という心構えの仕方に問題があるのかも。

  大工でも刀匠でもいいので、未経験から職人になる自分イメージして鍛錬する。

ITパスポート合格できた段階で未経験OK派遣会社面接に行きはじめ、とっとと転職する

 ⇨年齢によっては、CCNALinux関連が無いとNGと言われるかもしれないので、複数面接先で年齢と資格の少なさを指摘され続けたらやりはじめるで良い。

  サーバ資格であればクラウドでもサーバがあれば触りながら勉強できるのでなんとでもなるが、

  CCNA企業向けルータースイッチルーティングなどの知識習得必要で、未経験者の個人プレイ自己学習結構ハード

  レベルとしては超初心者向けだが、工夫して手に入れないと触ることもできないし、スタートアップだけきつい。

  費用必要知識範囲も跳ね上がる上、普段日常生活でかかわらない。できれば入社してからが良い。

  だが、なんとなーくで若者に目指されやすWeb系、プログラマー系よりライバルが少なめで、需要は同じレベル仕事が見つかりやすい=職人進化やすいのがポイント

  相手もわかっているので、CCNAや他の資格入社してから早めに合格してください、研修します、時間あります、の会社が多い。

  研修が無くても、突っ込まれ派遣先で教えてくれる、またはその時間をくれる企業も多い。が、実際にはわからないので派遣元研修有の方が良い。

  という事で最初ITパスポート問題ないと思う。必要なのはITに未経験で入るための努力を事前に一人でできる奴なのかが伝われば良いのかと。

  ただし年齢、時世次第な面もあるし、ハードルの高い会社に応募するなら基本情報もっと専門的な資格必要になると思う。

  例えるなら、料理人に未経験から目指すために、簡単調理方法を自宅で勉強してレストランバイトから転職前提で始めるのか、

  学校教室時間お金をかけてじっくり覚え、本格料理屋の板前見習いからやるのかに近いのかも。未経験者の妙齢であれば前者を勧める。

  今の状況をIT業界で変えてみたいなら、最初は欲張らずにとっとと転職してしまおう。また転職するので。

最初の1年は楽ではない 

 →特に経験者の周回遅れは超本気を出さないと厳しい。資格、実務、コミュニケーション転職を想定した立ち回り、

  ビジネススキルなど、正直気が休まる時は最初の1年はないと覚悟してもいい。

  でも、結果として高卒フリーター30台の周回遅れを一年挽回できたと考えるとかなりお得だった。

どこかの勉強会に参加する

 →オススメ。だが、派遣元派遣先、先輩後輩、仕事付き合いなどでそのような機会があるケースもあるので、

  無理には時間を割かなくても良いのかも。たまに行く程度で構わないかもと個人的に思う。だが参加した結果誰とも会話しなくても、

  良い発見お土産、数年後にお客さんとその話で盛り上がったりと、有益なケースがほんと多い。

さら資格とりつつ転職する

 →どんなに慣れて居心地良くて未練があろうとも、少し給料が上がっても、最初の未経験募集中会社に居すぎないことが大事だと思う。

  自身努力ペース、経験ペースによっては1年ちょっと転職しても全然構わない時代転職しないと給料待遇はそうそう上がらない。

  転職活動を少しするだけで、自身客観的評価も気付けたりする。

 →資格については、インフラ場合、いろんなメーカー資格が有る。大抵が短めの有効期限付きで、面接官が知らない資格も膨大にある。

  だからといってミーハー国家資格の高難易度だけ取っても面接アピールできない事が多い。みんな持ってるし。オンリーワンが狙いにくい。

  このメーカー資格って何?知らんけどすごいの?って聞かれた時に、実務経験を加えたエピソードを語れるようになると良い。それは別に自分が全部やった事でなくても構わない。

  実案件ベターだが、研修で社内で誰よりも一生懸命勉強し、社内でこのメーカー製品は俺に聞け!クラスになった。とかでも努力知識アピールになる。

  あと、面接官はメーカー資格有効期限なんてそうそう見ない。マジで聞かれたら数日でさくっと取り直せばよろしい。

  その頃には一度取ったメーカー資格の多くは無勉強や短時間で取り直せる実力がついてる。

  

英語は無理して勉強しなくても良い。高待遇を狙うなら後で始める

 →最初のうちは全く勉強せずにGoogle翻訳アプリなどを駆使。最初からそこにリソースを割くぐらいなら、エンジニア勉強に使う事に完全に同意

 →が、大手企業中途採用リーダーマネージャーなどの幹部候補や、外資系の多くが、ある程度の英語力や、英語抵抗の少なさが必須になる。

  数年後にキャリアアップ収入アップを狙うなら、余裕が出てきたら合間に少しずつ勉強した方が潰しが効く

  50代になってもプログラミングエンジニアリングを極めていくつもりならいらない。でもなんかそういう人は10からのめり込んでる気がするし、

  若いから特化してた人との周回遅れが取り戻しにくかったりするので、ふらふらしてた自分の幅広い経験や柔軟性を活かそうとする人が多い気がする。なんとなく。

  海外出張/研修外国人との打ち合わせがある仕事なら、いずれ少しでも積極的に参加した方が良い。

  ペラペラである必要はない。英語で話したりメールしたりしてくる期間限定イベントが開始された時に、最低限意思疎通できればいい。

 →英語ソースややり取りに抵抗を減らしていく。むしろ英語ソースから調べる癖を徐々につける。Google翻訳前提でも構わない。

  日常生活でも、欲しい商品海外ブランド日本未発売なら、輸入品楽天メルカリ必死で探さずに、まずはブランドサイト

  海外ショッピングサイトなんかを眺める。日本発送OKなら英語で頼み、来たメールを読み、

  気になる事があれば英語(by Google翻訳)で間違いだらけのメールを送りあうぐらいになっておけば、

  仕事で突然メールやら挨拶やら電話やらを求められても抵抗が少ない。

  まともな会社であれば、いきなり英語の大勝負は求められないので。

  大の英語嫌いの人だと、いきなり英会話教室アプリ動画勉強とかもハードルが高いので、

  このぐらいの低レベル英語のやり取りからだと楽な気がする。あとは英語圏の海外旅行。そんなお金があればですが。

  こういう必要性が求められる系だと、割とできちゃったりするかなと。最初ITパスポートの時のようにね。余裕が出てきたらし始めるといいかも。

 →コミュ障であればこれらはスルー

  英語よりも日本語での意思疎通やコミュニケーションを少しでもあげた方が良い。

  おしゃべり力雑談力も大事だけど、苦手なら社会人コミュ力をあげておく。

  困った時にいろんなアドバイスをしてくれる、自分の専門外だった時にも知っている人を紹介してくれる、昔の話や顔と名前をよく覚えている、なども社会人コミュ力

  周回遅れなら、そういうところもプラスに変えていけるとどんどん待遇評価がよくなる。

やばいのは植松だけではなかったのか

知的障害者施設の闇

まさか組織ぐるみ虐待とその隠蔽が行われてきたのか?

2016年に殺傷事件が起きた県立知的障害者施設津久井やまゆり園」の支援実態検証する第三者委員会委員長佐藤彰一国学院教授)は18日までに中間報告をとりまとめ、県に提出した。

24時間の居室施錠が長期間に及んだ身体拘束事案が確認され、「一部利用者虐待の疑いが極めて強い行為長期間行われていた」と指摘した

2020-05-12

anond:20200511205338

新型コロナ永遠かどうかは分からないが長期間(百年とか)存在するからコロナ終了」は一生訪れないよ。

2020-05-08

anond:20200508083314

アメリカ基軸通貨国ですから

あと、貯蓄が多くて設備投資が少ないと国の産業がどんどん劣化しますよ。国の産業劣化して輸出できるものがなくなると財政破綻すんの。

財政破綻自国通貨建ての借金じゃなくて、経常赤字による外貨借金で起きてるからな。

アルゼンチンだって1930年代以前は経常黒字国で、世界トップ10位に入る一人当たりGDPの国だった。しか世界恐慌とその後の産業構造転換ができずに今では財政破綻懸念常連国になった。

次の世代財政破綻を防ぐには次の産業を作るための投資必要企業長期間がかかったり、必要時間が読めない研究投資はできない。国もやっぱり未来のための科学研究投資をする必要がある。

だが一番は企業がこのネタかると設備研究投資してこそ売るものが作れて経常黒字を維持でき、財政破綻を防止できる。

そのうえで日本企業までの過剰貯蓄はバブル崩壊後の対処失敗、溜め込むにもかかわらずフリーハンド法人税減税をしたからこそ。

国の借金による直接的な財政破綻は起きないが、企業保守化による高貯蓄低設備研究投資と経常赤字化による財政破綻はやはり日本でもある。

2020-05-07

anond:20200507111051

過激派かよ。小売はレジと客のセパレート(マスク必須手袋もあればなお可)と客間の一定間隔守れれば実効再生産数1以下いけるだろ。飛沫感染だし。

飲食業や娯楽関係が本当に心配だわ。新しい生活様式の要旨って「マスクをしない状態や大声での会話を控えろ」「一定間隔か間に何か無い限り向かい合っての会話を控えろ」「密閉空間長期間いるな」だけなんだが、以前に戻したら飲食業や娯楽業はアウトが多すぎるので。

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