はてなキーワード: ナトリウムとは
グルタミン酸ナトリウムつまり味の素が塩辛くないのはなんで?
という疑問にぶち当たって悩むので、ナトリウムイオンだけに着目するのはよくない
ナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl-)のふたつがあってはじめて舌および脳が塩辛いと感じるのだ
ナトリウムイオンと塩化物イオンのペアから遠くなればなるほど塩味として感じなくなる
重曹が塩辛くないのは炭酸水素イオンがデカいからで、味の素が塩辛くないのはグルタミン酸部分が塩化物イオンと似ても似つかないからだ
つまりこの理屈で言うと、塩化カリウムはわりと塩辛い(代替塩として売ってるが、変な味も感じるので完全な塩の代替にならない)
なんか色々ごっちゃになってるね。
化学的には物質って電子1個の増減で振る舞いが全然変わるので、
ナトリウムも塩素もイオンと単体はまるで別物で、イオンが単体になったり、単体がイオンになったりするには、けっこうなエネルギーや化学反応する相手が必要になる。
水気がない時の固体の塩はNa+とCl-が交互に並んで引き付け合うような形になってるが、水に溶けると(水和すると)バラバラ。
ところでNaClっていうのはそもそも塩として袋に入ってる状態でも分子ではない。
電子大好きなClが電子を1個拾ってCl-になってて電子大嫌いなNaが電子を1個捨ててNa+になってるから電気的に引き付け合う力で結晶になってるだけで、
どこからどこまで分子という明確な区切りがあるわけじゃない。だから1:1の割合ですよって意味で組成式と呼ぶ。分子式と呼ばない。
水H2Oは共有結合と呼ばれる状態でこれは分子。液体中でも分子の形だが、電気陰性度の差によってHは+っぽくOは-っぽく分極してる極性分子なので、Na+が-っぽいOの部分に囲まれてCl-が+っぽいHの部分に囲まれる。これが溶けるメカニズム。
基本的に極性は似た者同士が溶けるから、極性がほとんどない油は水に溶けない。何なら水分子は自分たち自身の分極があるから、水分子同士ゆるやかに引き付け合ってるので無極性分子が入る隙がない。
食塩水の中でNa+Cl-がナトリウムや塩素としてそれぞれの働きを行わないのは、
Na単体は金属ナトリウムと呼ばれるが、空気中で放っておくと勝手に酸素と反応してしまうから灯油の中で保存するし、
水に投げ込んだらものすごい勢いで反応する。https://www.youtube.com/watch?v=SpoAOzDmndk
原子はとにかく最外殻電子を8個に揃えたがるのでナトリウムのような最外殻電子が1個になってる金属単体はすぐに電子を投げ捨てようとする。つまり反応性が高い。
でも投げ捨てた後のNa+は希望通りに最外殻電子が8個なったので大人しい。元素の中でもトップクラスに電子を投げ捨てたがるやつなので、普通にしてる限りはNa+からNaに戻ろうとすることはない。
NaClを超高温にしてドロドロに溶かした状態で電気分解したりしないと金属ナトリウムには戻らない。
不安定で反応しやすい状態っていうのはその物質自体が持ってるエネルギーが大きい状態で、安定した状態はエネルギーが低い状態なので、
不安定→安定になった反応を逆戻ししようとすると高いエネルギー(超高温とか)と電子を送ってくれる何か(電気分解の場合は陰極が電子を送り込んでくれる)が必要になるので、普通に水の中で煮てる程度じゃどうにもならん。
塩素も第17族のハロゲンと呼ばれる原子で「あと電子が1個あれば最外殻電子が8個で安定なのに……」と欲求不満なので、すぐに電子をどこかから奪ってCl-になろうとする。
Cl-をCl2に変えるのはNaほど大変じゃないけど、塩水を煮てる程度じゃ変わらん。
もちろん塩水をずっと煮続けたら塩の結晶が手に入るが、これは化学反応ではなく、沸点が100℃の水だけ蒸発して、溶ける先がなくなって沸点がずっと高い固体の塩だけ残ったってこと。
食塩水から電気分解で塩素を取り出してるのは気体の塩素ガス(Cl2)でこれは毒性がある(塩素系漂白剤を混ぜるな危険と言われる理由も、塩素ガスを発生させる反応があるから)
しかし塩水に溶けてる塩化物イオンCl-は安定で特に害はない。ハロゲンは電子があと1個あれば最外殻に電子が8個入って安定するのに……と元々電子をとても欲しがっているから陰イオンの状態が一番安定してる。
塩がしょっぱいのは、塩が唾液の水分に溶けて塩水になり、
その塩水に含まれる、ナトリウムイオンが、口の味細胞にある塩味の受容体に結合するから、しょっぱく感じるんよ。
つまり、塩・塩水のしょっぱさは、ナトリウムイオンの働き。塩化物イオンは無関係。
ちなみに、塩化物イオンは、甘みの受容体に結合することができるので、
塩のしょっぱさの陰で、うっすらと甘みを感じ取ることができるんや。
塩はなんで水に溶けるんだろうとふと思ってしらべたら、食塩はナトリウムイオン(+)と塩化物イオン(-)が結合していると分かりました。
水は電気陰性度が酸素側がマイナス、水素側がプラスに偏っていて、それぞれの極性に合わせて食塩がナトリウムイオンと塩化物イオンにバラバラに分かれてしまうと。
さてここで疑問なのですが、水の中で食塩はナトリウムイオンと塩化物イオンに分かれたということなのですが、なんで食塩水として食塩と同じ振る舞いをできるのですか?
食塩水を飲んだ時に、塩の味がして、体も塩として処理ができるのはなぜですか?
水を乾かしたら塩が残るのはなぜですか?
ナトリウムとして、塩素としてそれぞれの働きを行わないのはなぜですか?
僕の想像なんですけど、分子がバラバラになったとしても、ある程度の範囲で電気的な結合があって食塩として同じ振る舞いができているとかそういうことですか?分子が離れていても同じグループとしてふるまっているようなイメージです。
食塩水から塩素を取り出すのは、イオン交換膜を真ん中に置いて電気分解をしないとできないとも聞きました。イオン交換膜で分子間の電気的なつながりを切らないといけないということですか?
なるほど、食塩をなめると食塩水になって、ナトリウムイオンや塩化物イオンに人間は反応しているんですね。
食塩と食塩水ってのはやはり化学的に別物としてふるまうんですね
食塩が水に入って、ナトリウムイオンと塩化物イオンに分かれますが、塩化物イオンって何かとくっつきそうですよね。
そういえば水溶液に何かを垂らして沈殿物を作るとかいう実験がありましたね。そういうことですかね
なるほど、食塩って個体でも食塩としてあるわけではなく、ナトリウムイオンと塩化物イオンの電気的な引き合う力でつながっているだけで、食塩の結晶でも明確な区切りがあるわけじゃないんですね。
ラーメンは豚骨や鶏ガラだけでなく野菜や海藻からもダシをとって全部捨ててしまう。
熱に強い栄養だけはスープに残るものの、そこにアホみたいな量の塩分を足してしまう。さらに煮豚やメンマ、味玉で塩分染み込ませた具材を上に乗せる。栄養にわざわざ毒を混ぜるようなものだ。
塩分だけでも1日分くらいあるのに、さらにスープにはうま味調味料、麺にはかん水でナトリウムを追加して塩分をさらに強化。
パスタを見ろ。トマトソースはトマトのヘタとにんにくの皮くらいしか捨てないし、パスタは塩ゆでするけどその塩すらなくてもよい。材料の栄養を捨てずに全部腹の中に納めて塩分もとりすぎない。他のパスタもみんなそうだ。
ラーメンを食うやつは自分から不健康になりにいってる頭の弱い連中なんだから健康保険料を上げろ。なんならラーメン税作るくらいでいい。
ナトリウム23塩化物は、人間が一度摂取すると夢中になって摂取してしまう強い嗜好性を持っている。
しかも慣れてくるとさらに濃いナトリウム23塩化物を求めるようになる。
嗜好性があるだけでなく人体にとっても有害で、胃がん、心臓病、腎臓病、高血圧、といった病気のリスクを高めることが知られている。
ナトリウム23塩化物には強力な脱水作用があり、人間の死体を保存する用途として使われていた。
ナトリウム23塩化物は除草剤のように撒いた場所の植物を枯らしてしまい、その後も長期的に植物が生えないようにする。
ナトリウム23塩化物には、人体の外傷部に擦り込むと激しい痛みを生じさせる性質がある。
味の素が体に良いか悪いかはおいておいて、味の素を擁護するときにうまみ成分の「グルタミン酸」と化合物の「グルタミン酸ナトリウム」の区別がついてない奴が多いのは残念。
中学レベルの科学の知識があればわかるんだけど、「グルタミン酸ナトリウム」は塩であって、水溶液になると「グルタミン酸イオン」と「ナトリウムイオン」に電離する。
この「ナトリウムイオン」は塩化ナトリウム(食塩)の「ナトリウム」と勿論同じものなので、大量に入れれば塩を大量に入れたのと同じように体に悪い。
これは昆布やトマトといった天然のうまみ成分「グルタミン酸」にはない問題なので、この区別がついてない奴が科学をわかってるような口をきいてると笑っちゃう。
むかし重曹のこと、「タンサン」って言ってなかったっけ?商品名かアレ
ざっくりYou Tubeにて「タンサンせんべい」のことを話していて「なんでタンサンって言うんだろう」って疑問に対し、「製造過程で炭酸水を入れるから」と出ていた
ふくらし粉としてベーキングパウダーではなく重曹使う場合があったと記憶していたので、てっきり煎餅の方も重曹使用だと思っていたわ
ややこしやー
(調べたら「ベーキングパウダー」は縦に膨らむ「重曹」は横に膨らむ。だそうで。和菓子だと重曹使うことが多いみたい
炭酸水は炭酸ナトリウムで重曹は炭酸水素ナトリウム。炭酸水でも同じ様に膨らますことが出来るんだね)
二酸化炭素を水に溶かす…んだが
先ず二酸化炭素を作らにゃならん
関連ソース
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD09AG80Z00C23A6000000/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230613/k10014097481000.html
・10分1200kmを急速充電できる充電器は??
・コストがリチウムイオン電池の4〜25倍って、今のbZ4xより高くなるんじゃね?
https://twitter.com/TeslaTruckClub/status/1668368892316491776?s=19
安価なナトリウムイオン電池やCondensed batteryを展示会で発表出してるCATL、BYDとかと比べると、周回、いや3周は遅れてると思うのは私だけでしょうか?
2023/06/14追記
https://global.toyota/pages/news/images/2023/06/13/0500/electrified_technologies_batteries_jp_2.pdf
ソースみると、航続距離1000kmって、さり気なくCLTCモード。実走行に近いEPAや、日本のWLTCでもないのが、もうね。