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2019-10-21

新しく上長になった女の人が気持ち悪いので会社辞めたい

エンジニアやってるけど、前の女の上司結婚して退職たから、新しいのが来たわけだけど、本気で怖いので気味悪くて会社辞めたい

多分アスペルガー症候群というか脳の障害なんだろうしそういうの会話で小耳挟んだんだけど、申し訳ないんだけど、障〇者差別するわけじゃないんだけど、マジで気味悪いし会話は成立してもコミュニケーションが成立しないので、仕事効率にまで支障が出てるので年明けにでもやめようかなと思う

色々変なところというか、ヤバいところはあるが、一番怖かったのが

・会話の最初に「自分名前指定して」呼ばないと、目が合って様が目の前で机越しに相対して目が合って俺や、まして客が話しかけてるのに、本気で認識理解や反応ができないので無視する(本当に自分名前を呼ばれないと、聞いていても自分が呼ばれていると理解がなぜかできないので、会話の流れの中でさえ反応ができないらしい)

・あらゆる感情表現雑談に至るまで、海賊版OS挙動みたいな不自然さが隠せない、というより、なぜそう言ったりそう反応したら「普通なのか」が生まれてきて今まで理解できたことがない、らしい

自分に今まで彼氏ができない理由がわからないとか言ってたけど、当たり前だよそんなもん、普通に会話しててもこえーのに四六時中一緒にいたいとか思う頭のネジが取れた男なんてそうそういるわけねえだろ!

俺は、今まで結構人に恵まれてきたのでIT業界って変なキ〇ガイみたいな奴多いよっていうのも、そんなん絶対嘘だろと思ってたけど、初めてそういうのに近いのに遭遇して怖いというか仕事回らなくてノイローゼになった

そういう病気の人らは、ITに適性があるからって言われてて、ポイポイこの業界に放り込んでるけどさ、ちょっと人前というか社会に出してはいけないレベルの人らまでなんでもかんでも放り込むのはホントマジで勘弁してほしいっす

2019-09-07

anond:20190907114628

ん?そうか?

8ヶ月だったら、少しずつ感情表現し始める時期だし、アンパンマンとかトーマスとか笑いながら観る子もざらにいる。

遊園地に連れていってあげたいって思うのは、親の気持ちとして普通だと思うけどな。

2019-08-19

anond:20190819171256

そう、主に泣いてる所

別にこれだけじゃないんだけど、エッセイ漫画は誇張された感情表現が難しい(創作だと感動的なんだけど)

2019-07-21

京アニ放火犯と思われる5chの書き込み」を解読してみた

5chの京アニアンチ書き込み話題になっている。

放火犯類似する点があることから同一人物を疑われているようだ。

ついでに、やたらと読みづらいことから糖質を疑われているっぽい。

で、ためしに読んでみたところ確かに読みづらいがそれほど糖質っぽさは感じない。

がんばれば解読できる程度の文章

 

原文

京アニクズ

いや京アニが最大のクズなのかもしれん

 

ロボットものを」

とたずねたら

業界にも仁義がある」

こういう返答

これはいい

しろまともな返答かもしれん

 

しかし、裏じゃ逆

一番初め、つまり一番槍でパクりを目にしたのは

けいおん映画だった

留年、これをパクった

つまるところ、業界仁義自分から破った

というより

サンライズのような強者には低姿勢

俺みたいな個人相手なら、平気で裏切るし平気で仁義を破る

 

一番信用しちゃいけない会社を信用したのが間違い

多くの人は言う

「あのときムショに行かなければ」

 

でも、これ

後手の状況からみれば

あのクソアニメ会社が一番やりそうなことって

あの時点で原稿叩き落として裏切ることだったんだよな

その意味では信用すべきでない人間を信じずに

回避した自分判断が正しかった、のであって

送る選択が正しかった、とは到底思えん

どちらにしても

あのとき原稿は通らなかったことを意味

そして、後々パクられて原稿意味がなくなってたことも、実は回避できなかった、ということだ 

 

解読結果(意訳)

京アニクズである

いや京アニ「は」という表現は適切ではない。

京アニ「が」最大のクズなのかもしれない。

 

京アニ業界にも仁義がある」などと嘯く。

以前、私は京アニに「ロボットものを手がけてみてはどうだろうか」と原稿を送ってみた。

そのとき京アニの返答が「業界にも仁義がある」という類のものだった。

私としては、このような返答には異論はない。

パクリを行わず仁義を通すというのは、まっとうな姿勢だ。

 

(※ここでいう「業界にも仁義がある」とはなにか?恐らく「ロボットもの」の「原稿」を「送る選択」した結果、サンライズ類似する既存作があり京アニ(仮)からパクリ判断されたのだろう。サンライズと明確に名前が出ていることから原稿」は「ロボットもの」という程度の広い意味ではなく特定作品酷似したものだったと推測できる)

 

しかし、この「仁義を通す」姿勢は表向きのものに過ぎなかった。

なぜなら、京アニは「パクリ仁義破りはよくない」としながら自分自身はパクリを行っていたためだ。

私が最初京アニパクリに気づいたのは映画けいおん!」を視聴したときだ。

そのとき、私は気づいた。京アニは私の小説から留年というアイディアを盗んでいたのである

業界にも仁義がある」などと口にしておきながら、自らはパクリを行っていたわけだ。

業界仁義とはなんだったのか?

いや違うな。業界仁義を破ったというよりは相手によって態度を変えているのだろう。

サンライズのような強者には低姿勢だが、私のような弱者相手には平気で仁義を破る。

私は信じていた京アニ裏切られたである

 

私の犯した最大の間違いはなんだったのか?

最も信用してはならない京アニという会社信用したのが間違いだったのだろう。

 

当時、私の原稿がパクられたエピソードを周囲の人々に話したが誰も信用してはくれなかった。

私にはコンビニ強盗の容疑で刑務所に入れられたという負い目がある。

恐らく「前科者の言うことなど信用できない」ということなのだろう。

「あのとき犯罪を犯して刑務所に入れられていなければ……」と悔やむ日々を送った。

 

(※この辺は情報量が少なかったため何が言いたかったのかは他の部分から予想した。「間違い」に注目してみた)

 

当時の私はそのように犯罪を犯したことを責めていたが、今になって考えてみると悔やむべきポイントが間違っていた。

京アニ原稿を送っても「採用されず裏切られることなど容易に想像できたはずだ。

あのときの私は信用すべきでない京アニ人間原稿を送るような行動を回避しておけばよかったのだ。

そもそも京アニ原稿を送った」という選択が間違いだったのだろう。

後知恵ではあるが、原稿を送ったにしても、原稿を送らなかったにしても、原稿採用されなかったのだから

そして、もしも原稿を送らなければ、パクられて原稿無意味になることは回避できた。

 

(※「回避できなかった」については、

原稿を送っても送らなくても「回避できなかった」(因果律)

ではなく

原稿を送る選択したことで「回避できなかった」(後悔)

解釈するのが適切だろう)

  

雑感1

文章が読みづらいだけで統合失調症よりは境界性人格障害っぽい?

統合失調症ありがちな監視されてる」的な成分(集団ストーカー、仄めかし、思考盗聴監視カメラなど)があまりないように思う。

対人交流をすべて統合失調症による妄想だと仮定すれば分かりづらい記述にも説明がつくというだけで……。

ちなみに境界性人格障害っぽさは「信用した」「裏切られた」という感情表現(「理想化とこき下ろし」)から、そう感じた。

そして確かに文章力は壊滅的だけど、このくらいの文章力の人は世の中には普通にいるのでは?

普段身の回りの人たちとは文章ではなく会話で接しているから気がつかないだけで。

さらにいえば一般人でも酔っ払えばこんな風になってもおかしくはない。

 

雑感2

起点として(ボカされてはいるが)「京アニに送った原稿(ロボットもの)が(サンライズの)パクリ判断された」という出来事があるようだ。

ようするに、ぜんぜん気にしてない風を装ってはいるが自作小説パクリとして扱われた」ことをよっぽど根に持っていたのではないか

ある程度の文章読解能力があれば「パクリ認定」は「同じやり口でやりかえしている」類のものであることに気がつくはずだ。

この5chの書き込み犯人と同一人物だとすれば小説パクリやがって」よりは小説パクリとして扱いやがって」が正しいのでは?

(防衛機制の「投影」として主観が裏返ることはままある)

 

雑感3

「信用すべきでない人間」「信用できない女」「恐竜の肉味ポテトチップスなんて送ってきた」など特定個人交流があるらしい記述がある。

妄想幻覚による架空人物だろうか?文中の「信用すべきでない人間」が実在するとしても本当に京アニ関係者とは限らない。

京アニ関係者を騙っていた第三者かもしれない。例えば詐欺師や虚言癖などが考えられる。

当てずっぽうだが「京アニ関係者」を騙る人物小説教室などを開いていて受講料を支払っていたとか?

第三者媒介としていれば京都アニメーション大賞には応募していない」という情報とも整合性が取れる。

2019-06-28

女ってなんで自分感情表現を入れないと気が済まないのか

「○○で目の前が真っ暗になった」

「○○で驚いた」

「○○でイライラした」

興味ないから、事実だけを伝えてくれ。

2019-06-22

ヤバイ奴を手っ取り早く判断する方法

かなり乱暴方法だが有効だ。

まず、知り合った人を一旦は「共感力があり、同情心がある、まともな人間である」と仮定する。

上記仮定が大きくブレなければ問題ない。

趣味センスが合えば友達になれるし、合わなければ徐々に「時折世間話をするだけの知り合い」になるだけだ。

話していてどうも変だな。ということが出てくる。

見逃してはいけない兆候は以下の二つ。

的外れ発言

そして、違和感のある感情表現

例えば「そこで怒るか?」あるいは「そこで笑うか?」。それから「今その表情で黙ってる?」というのもある。

ここでレッテルを準備する。

ADHDアスペサイコパス、度を越したナルシスト。この4つ。

どうやら変わった人間というのは、上記ファクターブレンドされて出来ているらしい、というのが俺の仮説だ。どの要素が濃いか個性が変わる。

少なくともそう仮定すると上手く説明ができることが多い。トラブルを避けるにも有効な仮説でもある。

例えばおバカ的外れ発言を繰り返すとすれば、ADHD or アスペ (あるいは併発)の可能性を疑う。

バカ発言もあるけど、複数人でワイワイする話についてくるようであればアスペ要素は薄い。人の表情を読んで空気を読もうとしていても同様。

ADHD単体であれば人の気持ちは分かるので、そこまで警戒する必要はないと思う。趣味感性が合えばオモロイ友人になるだろう。

複数人で話している時に一点を向いて黙っている。振られても上手く話せない。ムッツリしている。人の表情を見ようとしない。完結した一発ネタしかさない。一対一だとペラペラ喋る。となるとアスぺ要素が強い。さら東大など超高学歴だとアスぺの疑いはさらに強くなる。

アスペ攻撃性を持つかどうかがポイントだ。攻撃アスペ危険だ。何に怒り出すか分からない。何を怒ってるか理解できない。でも強烈に怒るし、徹底的に攻撃してくる。しつこくマウントを取りに来る。人を見下そうとする。攻撃アスペと判定できたら、上手く距離をとって、最終的には逃げるのがベスト

攻撃性がないアスペは全く問題ない。お互い傷つかない程度の距離をとって上手く付き合えば良い。

サイコパス尊大な態度。利己的な発言。人を見下す。人を躊躇なく利用する態度を見たら疑う。強力な味方にもなるがあっさり裏切ることがある。基本的には距離を取った方がいい。サイコパスだと見抜けば、みすみす利用されることは少なくなる。

度を越したナルシスト。軽いサイコパス的な振る舞いを観察したとき自分に酔っているようならナルシスト

サイコパス攻撃アスペ共存していると非常に危険だ。さっさと逃げた方が良い。マジで

また実力を伴わないナルシストから距離をとった方が良い。ナルシストは周囲から過大評価されがちだから注意が必要だ。(ある意味「いい性格」だよな)

一旦疑ったら躊躇なく一定距離を置いて観察するのがコツだ。中途半端にズルズル付き合っているとトラブルに巻き込まれる。

最後に。

大事なのはあいつはアスペだ」とか「サイコパスだ」とか、どんなに確信したとしても人には言わないこと。

逆に人格を疑われる。

2019-06-21

anond:20190620231440

男のそういう話だと、『最強伝説 黒沢』になるもんな。

知人の少女漫画家も「男の編集者は、感情表現メインのプロットを『何も話が進んでない』としか読み取れない」って言ってた。

男は物理的に何かが変わる話以外は読み取れないのだと思う。

2019-06-19

anond:20181223184149

英語がわりとすぐ話せるようになる人と、なかなかしゃべれるようにならない人には、ある特徴があるんだよね。

日本英語教育がダメとか言う人って中高の英語まじめにやってきたの?

私は中高まじめにやっただけで普通にコミュニケーション取れるくらいになってたし留学用のテストも一発だったよ

英会話とか通ったことないし、ただ授業(公立校の)まじめに受けてELTに話しかけてただけ

あーわかる気がした。

わりととすぐ英語が話せるようになる人の特徴

なかなか話せるようにならない人の特徴


日本人には後者に当てはまる人が多いんだと思う。

とにかくね、自分のことをしゃべる、ということ、

よかれ悪しかれ、これができないと英語理解できてもしゃべれるようにはならない。

増田記事をみて、お前の話なんか聞いてない、というコミュ障っぽい反応すること自体が会話能力阻害要因なんだと思う。

でも、後者からといってがっかりしないでもいいと思う。

後者キャラのほうが、セミナー会議ではしっかりとした構成力のあるプレゼンができたりすることも多いように思う。

2019-05-29

どうしたらいいのかわからない

彼女に対してどうしたらいいのかわからない。

彼女30歳僕40歳

ぐいぐいくる。

大企業に勤めていた時のトラウマ

人間関係が壊れることを恐れている?

仲良くなりたいのか、どこまで?

彼女のことが好きなのか?

好きだったらなんなのか?

からない。

追記

彼女美人だ。

彼女コミュニケーション強者だ。

彼女感情表現が豊かだ。

彼女コミュ症のじぶんと、あらゆる意味で、釣り合っていない。

なにか、畏れ多いのだ。

あ、あと今酔っ払ってるから。それでもぎりぎり、こんな程度だ。

2019-05-06

ばーーかと言いたい話

ラインで友人の訃報を聞いた。

いきなりすぎて今でも信じられない。

その事実を受け入れた瞬間、すべてが過去になるから受け入れられない、みたいな屁理屈をこねている。

だってもう死ぬまで会えないとか全然信じられない。こーやってぐちゃぐちゃ言ってたら、おーごめん、そんなに心配かけた?とか平気でメッセージ送ってきそう。

だってついさっきまでそこにいたし。ちょっと長い旅に出てるだけで。携帯水没させたとかなんかで連絡取れないだけで。

ふだんべつにいつもその人のことを考えたりしてない。むしろまったく。(ごめん)

たまに会う時、連絡する時、フェイスブックで見かける時とかそのくらい。

からこんなに考えてる今が、おかしい。

でも、他のことも全然考えるし普通に笑えるしごはんも食べれるし夜も寝れる。テレビ面白いラインだって返せる。

私の日常にはほとんどなんの支障もない。

から。考えるだけ考えて、悼んだら忘れちゃう。それが嫌だから認めて過去のことにしたくない。

過去のことだいたい覚えてられないもん。もう会えなくなる君のことをいつまでもちゃんと覚えてられないと思う、私のちっぽけな脳みそと心じゃ。だってそういう冷たい人間だもん。薄情な友人でごめん。

でも勝手だけどいきなりいなくなった君に責任があると思ってる。いなくならないで欲しかった。おじさんになってお腹出てハゲたりしていくのを見るもんだと思ってた。結婚してこどもの話とかしたりさ。たまーに会って仕事愚痴とか言って、俺はこう思うよとかさ、まじめに言ってくれたり。バカなことして周りを笑かしたりしてるのを、しょーもないなって笑いながら見てるはずだった。

ずっとそこにいると思ってたから、ただただわがまま言ったり愚痴言ったり振り回したりとかしかしてない。

思い出すのはいつも私が自分勝手なことしてるときそばにいてくれたこと。

不安な時自己嫌悪に陥りまくってる時、無理すんなよとか頑張れ!とか俺は信じてるよ、とかいつもどストレートに言ってくれた。私はただただ自分のことしか考えてなかったけど。そんで、照れ隠しで、いつもまともに受け止めることすらできなかったけど。ありがとう、とか、どれだけ助けてもらったか、嬉しかたかとかちゃんと伝えたこと一度でもあっただろうか。

結局今もなんでかわからない、全然理由も聞かなかったけど、いつも気にかけてくれていたと思う。

適当なやつに見えて、めちゃめちゃ懐が深くて、人に優しくて。案外かなり面倒見が良くて。どんな人でも、なんだかんだまっすぐ向き合ってて。結構いいやつだった、一本筋が通ってて結構かっこよかったの、本当は知ってたのに。面と向かったときは、からかうようなことしか言えなかった気がする。

付き合わない?って言われた時、なんか意味不明理屈をつけて、ばっさり断ったことがある。

あの時私はそれがお互いのためだと思った。

自分に向けられる好意に戸惑って、調子に乗って、自分が良いように利用する姿しか思いつかなかった。付き合ったりしたら自分が嫌な人間になると思った。好きかどうかわかんなかったけど気になる人もいた。

今でもたぶん出す結論は変わらないけど、それを言ってくれた彼にそもそもちゃんと向き合えてはいなかったんじゃないかと今は思う。自分の恥ずかしさいたたまれなさとか謎のプライドが勝ってて、真正から気持ちを聞けてなかったんじゃないか。そのあとも、ずっと気づかないふりしたり、向けられてる優しさも誤魔化してはぐらかしたり乱暴な言い方したり。

ずいぶん前のことだから今は付き合ってる人とか好きな人がいたかもしれない。そのあと、付き合っている人がいたのは聞いたし。

でもだからと言って切り捨てたり、気にかかるのをやめたりはしてなかったんじゃないかな。自意識過剰上等。

そう考えてみると、ほんと、実は甘えまくってるよな、としか思えない。

なにひとつ返せてないよ。そもそも返すつもりも、こんなことになるまでなかったけど。

なんかよかったところしか思い出せないのも癪にさわる。

べつに聖人君子でもなんでもなく、普通の生身のただの男の子だったのに。

もっとダメなとこ迷惑かけられたこと思い出すでしょ、ふつう、生きてる人間なら。美化してしまってるとしたら、もう会えないことを認めてるからなんじゃないのか。

恋愛的な意味で好きだったわけではないと思う。でも別に好きな人とか友人とかそういうカテゴリ以前に、君の場所にいれるのは君しかいなかった。しいて言うなら、めちゃくちゃしても最後まで味方してくれる戦友、感情表現が苦手な私が下手くそに甘えられる人、というか。本当、都合のいいことばっかり言ってて自分が嫌になるけど。

あーー生きててお互いもっといろいろあって、そんな過去ことなんてうわーそんなことあったよな、なんでそんなこと言ったかもはや思い出せないわとか言えるくらい風化してどうでもいいことになっててほしかった。むしろお前そんなん気にしてたのかよ、意識しすぎ、今俺めちゃめちゃ好きな人いるし、くらい上から目線で言われるくらいでよかった。

こうやって整理することですっきりなんかしたくない。穴を埋めたりなんかしたくない。

でも吐き出さないとこの複雑な気持ちごと忘れてしまいそうだ。ほんと、薄情な人間すぎるな。

ばーーーか。

早く帰ってこいよ。聞きたいこと話したいことたくさんあったのに。良い話なんかにしたくないんだこっちは。

2019-05-05

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 連休使っての旅行計画に精を出すうち、気づけば既にリアタイから周回遅れを食らっている今日において今更1話感想なんて…とは思いつつ感想を書くことにした。1~2話までしか観ていないので、3話以降を既に見ている諸兄においては「何言ってんだこいつ」程度の温情を頂ければ幸いだ。なおニコニコ動画コメントツイッターの実況などは敢えて見ずに書いてみた(このあと見るつもり)。ニコ動で観てると、感想だんだんネットミーム紹介文」みたくなっちゃうの難しいよね。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

 

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

~独占…対象サービスしか配信してない

~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

キャロル&チューズデイ

Netflix独占

 クリスマスまれ(多分)と火曜日まれ(多分)の二人が火星大都会で一緒に音楽する青春ドラマ。「カウボーイビバップ」等でおなじみナベシン監督の新作。制作ボンズ。 本作で特に目を引くSF描写。都会の中心部はいかにSFっぽい高層ビル群な街並みなんだけど、周辺に90年代アメリカみたいな町並みが広がってたり、往来する人も含め朝昼晩と色んな表情がある。「大都会だけど金持ち貧乏人、ホワイトカラーブルーカラーが入り交じる都会感」に強いリアリティがあるところが好き。細かい所だと、飲食店の注文が全部スシロー方式店員呼ばなくておk)なのに、作中の客がみんな店員呼びつけてクレーム入れてたのリアルすぎて笑った。設定こそSFだけど、現代舞台にしても成立するような話をあえてSF世界で展開するっていうのもリアリティを強める要因っぽい。そんなSF描写の中でも好きなのが「家出ってどうやるの?そんなこと、聞ける人もいなくて。色々とググってみたけど、やってみたら意外と簡単だった」という冒頭のモノローグ。ゆうて火星の話ってことは実質ファンタジーみたいなもんかな、という先入観があっただけにこの一言だけで「実はこの世界リアル世界と地続きで、しかも遠い未来というわけでもなく、とりわけ若者像はほとんど変わっていないんだよ」というSF世界であることがわかる。似たようなシーンだと、セッション後「私達のはじめての曲が完成しました!イエーイ!」つってインスタにセルフィをアップするシーン。作中何度も語られる「何も特別ではない、リアル世界にもたくさんいる、何者でもない誰か」て感じをよく表してる。本作の脚本はみんな大好き赤尾でこなんだけど、私はやっぱり彼女の関わる作品に登場する女性が一番好きなのかもしれない。先のクールで言えば「同居人は猫~」「3D彼女」が赤尾でこ脚本ハルって女の子だよね?特に同居人脚本赤尾でこx絵コンテ佐山聖子タッグによる挿話がたくさんあってめっちゃエモかった。

 1話では「二人がなぜ音楽をやっているのか」という部分が中心で、音楽への初期衝動を丁寧に描いてるのが好き。「ふとラジオから流れてきた曲を聞いて涙が出てきた」とか、路上演奏してるけど歌はなく(ハミングだけ)「ただの音の連なり」を演奏してるだけ、とか。本作に限らず「初めて新入生に軽音部が自己紹介がてら演奏を見せるシーン」とか「生まれて初めてライブハウスライブを見たシーン」とかめっちゃエモいよね。

 セッションも、最初はお互いにそれぞれの初期衝動を持ち寄って始めるんだけど、お互い探り探りから徐々にノッてきて、歩み寄っていく過程がすごく丁寧。途中でやり直してみたりとか、お互いに相手を見つめながらテンポや歌を合わせる感じとか。

 それにしても演奏シーンがやばい最近演奏シーンに3DCGを駆使してダイナミックな動きを表現する作品が増えてるけど(ピアノの森とか)、本作は演奏シーンに限らず多くが作画アニメーション。ボンズすげえ。ギターの弦を押さえる運指見てるだけで一日が終わりそう、別のカットも、手元だけを映すんじゃなくてチューズデイの上半身全部作画してるし(大抵の楽器は全身使って演奏するものなので、彼女ギター演奏中は体をかなり動かしている。本作はそれを作画で丁寧に表現している)。

 加えてギター作画が凄まじい。まずギターケースを開けるときアニメーションから既にヤバイ。あえて楽器の持つ神秘的な雰囲気とか、艶やかな反射とかを作画表現してるのは京アニだけだと思ってた。

 SF大都会ストリートの子と一緒にストリートミュージックを、お嬢様ファッションに身を包んだ子がアコギ演奏するっていうギャップは、案外「全力でアコギ演奏シーンをリアルに描きたい」という発想からスタートしてたり?

 そしてギターの音ワロタ。開放弦でベヨェーンしたときのボディが響く感じとか、ギターに指が触れたときのギュインッまでちゃんと入ってるし、セッション中なんかギターの音に限らず、服の擦れる音「彼女たちが演奏してる部屋の空気の音」が(おそらく)全部入ってる。演奏シーンは文字通り空気が変わった。

 「え、歌くっそうまいやん」と思った人も多いと思うけど、本作はCV別に担当アーティストがいる。英語圏オーディションをしたらしく、この人たちがまたとんでもなく歌がうまい。もうハミングの時点でめっちゃうまいってどういうことな・・・

 音楽で言えば劇伴はMocky。R&BやJAZZの人で、軽快なベース音がたまらない。ついビバップ菅野さんを思い出しちゃう。それにしても、音楽テーマ作品とはいえ劇伴が多彩すぎる。1話を通して音楽アルバム聴いてるみたい。

 歌で言えばED作詞作曲編曲Benny Sings劇伴から一変してPOPS。カートゥーンっぽい絵と相まってかわいい

 

さらざんまい

すんでのところでFOD独占を無事回避

 浅草日常アニメ。「さらざんまい」の意味は、ざっくりいえばユニバース感覚のこと。それにしても「さらざんまい」というネーミングセンスよ。幾原邦彦監督による新作。制作は「ユリ熊嵐」に引き続きラパントラックで、本作は共同でMAPPAが参加している。ピングドラムユリ熊嵐で印象的なピクトグラム担当した越坂部ワタルや、その2作で劇伴担当した橋本由香利が本作にも参加していて、「チーム幾原邦彦」が確立されていく感じがある。

 俺が本物のかっぱをみせてやるよ!(by幾原邦彦公式ラジオ番組が毎週配信されていて、MC諏訪部順一まさか監督制作大丈夫ですか?)とのこと。曰く「かっぱと尻子玉は切っても切れない関係。なのに尻子玉を描かないかっぱ作品が多すぎる」というわけで、本作では尻子玉が重要なモノとして描かれている。これが本物のかっぱだそうです。噂に聞いてはいたけれど、かっぱに尻子玉を抜かれるというのはかくも恐ろしいことだったのか。ちなみにエンタ中の人は「尻子玉が抜かれるときの気分は、痛み8割気持ちよさ2割くらい。あと恥ずかしい」という気持ちで演技したとのこと。ノイタミナプロデューサーからの「勘弁してください。ノイタミナですよ?」という柔らかい拒否を押し切って作られた尻子玉搾取シーンは割と必見。

 1話は「かっぱとは?尻子玉って?」を中心にまとまったお話ピングドラムユリ熊嵐と比べてとっつきやすい感じがある。公式あらすじも

中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあいゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!」

といった感じでかなり分かりやすい。とはいえ本質ピングドラムユリ熊嵐に続く群像劇、というか愛憎劇なので結構しんどい系ではある。非常に愛が重い。ピングドラムストーカーっ子にドン引きした視聴者は多いと思うけど、要はあんな感じ。作画部分でもキャラの表情、特に主人公のアップがすごく綺麗(中性的な顔っていう感じがよく出ていて好き)で、より群像劇みが強い。冒頭の主人公が走るお芝居すごい。

 ユリ熊嵐と比べると、あっちが「隔世」なのに対してこっちは「現実世界浅草)」という舞台設定の違いがある。描かれる浅草描写もすごくリアルで、いわゆる「世界的な観光地」ではなく「昔ながらの下町っぽさ」に焦点を当てている感じがすき(背景:スタジオパブロ)。ぐちゃぐちゃした看板まで再現してて、三ツ星カラーズ並みに生活感がある。そして登場する場所が、地元民ならではのチョイス。監督自身若いから浅草で遊んでたらしく、その頃のイメージを元にアニメ舞台浅草に決めたらしい。浅草寺などの観光地より雑踏(街を歩く人、通勤の車とか)によって街の雰囲気を描いているところとか、生活圏にあるテーマパークこと「花やしき」が出てくるとことか、地元民らしい描き方だよね。

 そして例の尻子玉(尻子玉と書いて「よくぼう」と読む)搾取から始まる一連のシーン。みんな何回くらい観たんだろう。MAPPAが関わってるだけあって凄まじいアニメーションに仕上がっている。劇中歌とともに欲望搾取~浄化までシームレスに続くシーンの中毒やばい過去作と比べ、初めから終わりまでキレイにまとまってて完成度が非常に高い。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のレヴューと似たような感動を覚えた。またアクションをするのが人間ではなくかっぱやモンスターなので、より一層爆発力というかファンタジー感が加速しているのも好き。

 挿入歌でいうと、ユリ熊嵐と一変して本作はほぼ登場人物男性なのが印象的で、挿入歌も今の所ボーカルが全員男性特に2話挿入歌カワウソイヤァ」がすごい好き。余談だけど、アフレコ時点であのシーンはアニメ化用の実写映像資料だったらしい。ちょっと観てみたい。

 EDは「青春ブタ野郎」OPでおなじみThe Peggies。青ブタもこれもしんどい群像劇なので、このバンドサウンドがすごく合っている。

 ところで、最後の「フィクションです」的なキャプションは一体どういう意味なんだろう。「まあ、かっぱなんて存在しないんですけどねwww」とか「実際のかっぱはこんなんじゃないんですけどね、へへへ」とか?かっぱが非実在みたいなメッセージに見えるから不適切じゃない?

 

鬼滅の刃

 ゴブリンスレイヤー英題は”DEMON SLAYER”。エミヤさん家に引き続き、ufotable肝いりの新作(ユーフォーテーブルって読むのね、初めて知った)。テーマは「動く浮世絵」とのこと。大正時代日本舞台に、鬼殺しをするお話制作体制的にはufotableアニメテイルズオブゼスティリアザクロス」の布陣。舞台こそ違えど、壮大なファンタジーっぽく仕上がっている感じは似てる。特に壮大なBGMの使い方とか、映画かな?これ絶対映像に合わせて作曲してるやつでしょ(やってるってラジオで言ってた気がする)。オケ雅楽までなんでもありな感じが聴いてて楽しい

 近代日本舞台にしたアニメの中でも特に地方(山の中)が舞台アニメといえば「ゴールデンカムイ」が似てるかも。背景美術でいうとあっちは「美しい自然を感じる」っていう印象なんだけど、本作は背景が全体的に黒っぽくて薄灰色支配された不吉な感じ。闇=鬼の領分、みたいな緊張感がある。そういう意味では「どろろ」に近いのかも。金カムは実質ゆるキャンなので、自然の描き方は趣向がかなり違う。金カムが「自然怖い」なのに対して本作は「鬼怖い」だし。野生の動物が登場しない感じからもそういう意図があるのかな。

 で、何その背景の書き込みユーフォーテーブルの背景(たぶん自前)って、エフェクト自然に盛り込んで多角的に映す演出をするけど絵っぽさを残してるというすごい技術を使ってるよね。2話の修行シーンとか特にやばかった。主人公が背景の中にちゃん存在して、立体的に生えてる木々の中を疾走しているようにしか見えない。でもキャラデザはテイルズオブゼスティリアザクロスと違い、輪郭線に特徴がある平面的なデザインになっている(浮世絵みたいな感じ)。そんなキャラ縦横無尽に画面を駆け巡るアクションシーンすごくない?最近だと「スパイダーバース」とか。あれは更にすごかったけど。

 1話ゴブリンスレイヤーで言うところの前日譚で、「鬼って何なん?」みたいな話が中心。いわゆる妖怪等と違い、鬼がゴブリンくらい生き物してる。金カムではヒグマ神様化身みたいな扱いで人間を襲ってたけど、あれくらい怖い。おまけに人並みに考える上に喋るしほぼ死なない。散発的に現れる感じはゴブスレで言うところの「落ち延びたはぐれゴブリン」なのかな。強烈なヌルヌル作画ゆえ、鬼がとても肉肉しくてキモい。「甲鉄城のカバネリ」のカバネくらいキモい

 そんな厳しい世界を生きる主人公CV.花江夏樹)の、鬼気迫るセリフ息遣いめっちゃ好き。ゴブスレさんは鎧に身を包んで常に平坦な口調だったのに対して本作の主人公はすごく感情表現豊か。「4月は君の嘘」を見てから彼の演技が大好きなので、またアレを見れるのが嬉しい。演技で言えば、鬼頭明里演じる禰豆子かわいい基本的山田たえ状態なんだけど、呼吸やうーうーだけで感情の起伏(非常にピーキー)や体型の変化を表現する感じとかめっちゃ好き。特に2話の見せ場では音楽アニメーションによる強烈な緩急も加わってすごいことになってた。ご飯我慢するシーンすごいよね。癒やされる。

2019-04-29

感情表現を読み取ることについて

縁あって「恋は光」という漫画を読みました。感受性の乏しい自分の心が大きく揺さぶられ、ぽつりぽつりと考え事をしたので日記に残したいと思います。彼らの交換日記のやり取りを見ていたら、連休の夜にしみじみとその日の考えを日記にしたためるのがとても魅力的に思えてしまったのです。

私は創作物感情表現を読み取るのが好きではありません。多少の正解不正解はあるものの明確な真実はなく、その割に読み取った内容に優劣がつく、息の詰まる行為だと思います。ですから創作物の好みは大味のエンタメ作品に寄りがちです。そういった作品では、無理に登場人物気持ちを読み取らなくても、その作品体験している間の自分の心の動きでもって、その作品を十分に楽しんだということに自信を持てる気がするのです。近年だと、「君の名は。」「グレイテスト・ショーマン」などが象徴的です。いずれも、登場人物の心の機微によって深い余韻を残すというよりは、圧倒的な映像音楽で瞬間的な感動を作り出す類の創作物だったと思います

「恋は光」は、恋愛に係る感情表現を主とするにも関わらず、その感情表現によって心揺さぶられたと確信が持てる、とても珍しい作品でした。自分にとって「恋は光」が特別な点は、感情表現の具体性と一意性にあると感じています。例えば、登場人物が悲しければ、どういった理由でどのように悲しいのか心の声でつぶさに語らせます。そこに独自解釈を持ち込むことはおそらく難しいでしょう。作者が表現したい論理構造が、一切の誤解なく、充分な情報量を伴って伝わるように漫画が作られていると感じます。これが「恋は光」の優れた点だとは思いません。論理構造感情表現昇華されていないといった否定的見方もできる側面だと思います。ただ、私に適した感情表現手法が取られていて、その手法を通して届けられた、自分にとっては珍しい豊富情報量を伴った感情表現に心を揺さぶられたということです。

感情表現を読み取りたくない自分、という認知は時に苦痛を伴います。巡り巡って思慮の浅さや希薄好奇心が白日のもとに曝露されるような思いを味わいます。頭を使って感情表現に向き合っている人たちの方が世間体は良いでしょうし、こちらは泣き寝入りするしかありません。創作物くらい好きなように楽しめばいいのでしょうが感情表現に向き合っている人はその苦労に見合う喜びを確かに得ていて、羨ましいやら情けないやら、創作物を楽しむどころではないのです。しかし「恋は光」という作品は、ジメジメした乏しい感受性ものともせず、私に感情表現を楽しむ喜びを届けてくれました。そういう作品出会たことが嬉しく、「恋は光」は私にとって特別作品なのだと思います

2019-03-25

欠陥が切れそうになったとかい表現が嫌い

さほど切れてもねえだろ

一生懸命とか過剰包装ならぬ過剰感情表現うんざり

過労死するまで頑張るわけでもねえんだからちょっと疲れる程度に頑張りますと正直に報告しろ詐欺師

2019-02-16

小説を読むための英単語帳が欲しい

英語の本を読んでいて気づくことに、フィクションノンフィクションでは出てくる語彙の頻度が結構違う。

市販されている単語帳はノンフィクションを読むときには役立つが、小説に頻出する語はあまりカバーされていない。

例えばnostril(鼻孔)は小説だと頻出するが、SVLでは12(最上級レベル)である

narrow one's eyesといった感情表現なども重要だ。

フィクションによくでる語彙がまとまったボキャブラリ本が欲しいと常々思う。

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )

 

マナリアフレンズ

 ハイファンタジー世界学校生活Cygamesお抱えの新規アニメスタジオCygamesPicturesによる初制作アニメCygamesアプリ神撃のバハムート」のアニメ企画を立ち上げた頃から自社制作を構想し始め、神撃のバハムートイベントマナリアフレンズ」をアニメ化することに。ところが諸事情放送が延期され、ついでにスタッフ刷新制作スタジオ雲雀→CygamesPicturesに)という紆余曲折を経て、今期ショートアニメとして放送開始。d'アニメストア等配信サイトでは2分程度のショートアニメが追加されたロングバージョン配信されている。ショートアニメの内容は、主人公お姫様に仕えるパラディン君が主人公物語

 本作の監督は、百合姫Sの漫画原作アニメこのはな綺譚」で監督を務めた岡本英樹。お察しの通り百合アニメ。非常に丁寧な作画演出によって主人公の心情を非言語的に描くハイクオリティ作品魔法学校舞台なので魔法使うシーンもあるけど、そういう特殊効果なんかも綺麗。埃がキラキラしてるの良いよね。

 主人公の心情を描くシーンで一番好きなのが、図書館での騒動が終わったあとの会話。「あの、他になにか手伝えることがあれば…」という主人公セリフに「大丈夫」という優しい拒絶からの、突っ立ってる主人公に目配せもせず黙々と業務に戻る司書さん。トボトボ帰る主人公のロングのバックショットは、彼女の心情が痛いほど伝わるシーン。ピアノが中心の優しい音楽が心に響く(音楽渡邊崇)。

 今期のアニメの中でも特に背景がすごい(背景:草薙)。基本的学校の校舎くらいしか映らないけど「さよならの朝に約束の花をかざろう」みたいなハイファンタジー世界みを強く感じる。いかにつくり手が(神撃のバハムートの)世界観を大事にしているかがわかる。もうね、騒動収束後、主人公が帰ってきた食堂の静寂感が最高に美しい。

 

みにとじ

 2018年アニメ刀使ノ巫女」大ヒット御礼につきショートアニメ化。登場人物のうち半分はゲームアプリからなので、ストーリーを追うならまずはアプリDLしてみてね!

 ノリは「てーきゅう!」みたいな高速コントアプリネタアニメネタも拾ってくれるシナリオ好き。細かい事だけど、アニメでは登場しなかった夏服に衣替えしてて、制作陣の愛を感じた。

 

上野さんは不器用

 「生徒会役員共」横島ナルコ先生中学生時代10分位のショートアニメ。きたないシモネタ全開のラブコメ

 中学生うしのラブコメを描いた作品でいうと「からかい上手の高木さん」を思い出すけど、高木さん(理性的積極的だけど表面上は慎ましい)と西片(直情的、積極的だけど恥ずかしがり)に対して、上野さん(直情的、理性が限界を迎えている、きたない)と田中(鈍感、打っても響かない)みたいな。特に田中の響かなさが好き。キャラデザ的にもっと感情表現を豊かにできるポテンシャルがあるのに、どんなにちょっかいを出されても表情がほぼ(´・_・`)で笑う。西片の反応が面白すぎてからかいエスカレートする高木さんに対し、いくら打っても全く反応が返ってこない田中のせいで理性が限界を迎え、どんどんからかいが雑になる上野さん。何故か、からかう側が追い詰められていく。からかい上手の高木さん2期おめでとう。

 

私に天使が舞い降りた!

 動画工房による、ロリコン大学生幼女(小5)のラブコメ幼女原作百合姫コミックス

 動画工房は先の10クール幼女主人公アニメ「うちのメイドがうざすぎる!」を放送してたけど、本作と幼女の描かれ方がかなり違う。うざメイド主人公幼女が成長する姿を、ロリコン変態が見守るハートウォーミングコメディだったのに対し、本作は原作百合姫ゆえ、幼女の描き方が完全に恋してる人から視点幼女立ち位置も、うざメイドロリコン変態奇行に対して主人公幼女が何らかのリアクションを返す形式で進むコメディなのに対し、本作は幼女の愛らしい行動に対して主人公ロリコンが悶絶するという流れ。まさに恋。物語基本的主人公の家の中で進み、家の外を描いた背景だけが淡い感じ(背景:スタジオオリーブ)になっているのが、「秘密の園」とか「楽園」とか「家の外は外界」みたいな雰囲気に包まれている。そういえばタイトル天使って言ってるし。

 動画工房作品コミカルヌルヌルしたアニメーションが印象的な作品が多いけど、本作は比較的おとなしい。幼女こそ元気ハツラツだけど、主人公あんまり動かない。一方で静かなアニメーションはすごく丁寧で、特に髪の毛の演技は主人公の心が揺れ動く様子が伝わってくる感じが良い。2話の「好きな子が迫ってきて、間近で見た髪の毛があまりに綺麗だったのでつい視線を集中してしまう様子」を描いてるところが好き。

 本編とあん関係ないけど、母ちゃん電子タバコ持ってるシーンがすごく自然なの良いよね。最近だと「ひそねとまそたん」で小此木さんが喫煙スペースで吸ってたっけ。

 

えんどろ~!

 ディスガイアの2週目。STUDIO五組制作)xかおり(監督)xあおしまたかし脚本)xなもりキャラ原案)によるオリジナルアニメいい最終回だった

 インタビュー記事監督曰く「前のめりで正座しながら観なきゃいけない……というよりはTVの前でゆったりだらっと、大人の方はお酒を飲みながら観ていただけると嬉しいです(笑)。」とのこと。割と何でもありのファンタジー日常アニメ。ゆるい。このすばよりゆるい。監督繋がりで「ゆゆ式」っぽいノリ。

 飯塚晴子キャラデザ好き。原案こそなもり先生だけど「クジラの子らは砂上に歌う」に近い、柔らかい色味とデザインになっている。ちなみにクジラの子微塵もゆるくないアニメ

 物語勇者パーティvs人生2周目の魔王による戦いが中心なのだけれど、魔王の方に感情移入ちゃう作りになっている。魔王マジ不憫。なので、魔王ががんばる→勇者が苦戦する→やったか!?→なんか主人公補正で勇者パーティが勝つ(オチ)という、勇者パーティーの成長物語が一転して「今回もだめだったよ…」というコントになってるのが面白い。ノリが「秘密結社鷹の爪」に似てるかも。デラックスボンバーオチ)とか。

 やっぱ音楽すげー好き。音楽は「となりの吸血鬼さん」に引き続き藤澤慶昌。このすばもだけど、日常パート音楽戦闘パート音楽が両方良い(このすば音楽甲田雅人)。シリアスパート向けの音楽日常パートネタとして使うセンスよ。

 EDはメイ役・水瀬いのり個人名義による楽曲。ほんと歌うっまいよね。「僕らが目指した」の部分が意図せず脳内再生される。

 

ドメスティックな彼女

AmazonPrimeVideo独占

 「ガーリッシュナンバー」の監督が送る、クズの本懐ディオメディアって、エロい女の子を描くアニメ作りがちだよね。本作は(3話まで)原画をほぼ自前でやってて、かなり気合が入っている模様。背景もスタジオちゅーりっぷだし。

 クズの本懐はいろんなクズ同士の物語なので相関図がカオスだったけど、本作はひとつ屋根の下なのでかなりわかりやすい。わかりやすい?1話関係性の判明までだったけど、恋愛モノのお約束っぽい展開(が若干こじれた感じ)。

 主人公と瑠衣が割とリアル高校生しててかわいいSchool Daysの誠くんみたい。青春テーマではあるけれど、徐々に先生や瑠衣が心を開いていく様子を丁寧に描いていく部分が重要テーマなのかな。先生彼氏と話す時、声がワントーン低くなるの凄く良かった。

 天津の向さんアニメ出演おめでとー!指折るぞ

 

バーチャルさんはみている

 草。Vtuber文化祭制作株式会社リド…株式会社ドワンゴ株式会社KADOKAWA、株式会社カラー株式会社インクストゥエンターアソビシステムホールディングス株式会社が共同で2018/12/14に設立した、Vtuber特化した事業をする会社とのこと。本作は同社のアドバルーンみたいな感じ?

 各Vtuberそもそもツールが同じじゃないと共演できないという技術的ネックがあった的な話を聞いたけど、そこらへんを克服したと言う意味画期的なのかな。「へー、こんなことできるんだー」っていう、知らない人向けのショーケース的側面が強そう。

 内容はアドリブでわちゃわちゃするのではなく、(ある程度ベタ踏襲して)作ったショートコント。色んなVtuberが出演するが、全員が全力でやりきってくるところを見ると流石プロフェッショナルエンターテイナーって感じ。

 ニコニコ生放送では各話の放送前後で生配信をしていて、そこにVtuberが直々に参加している。本編上映中もコメント参加してたり非常にアットホーム内輪ノリ楽しい。割とこっちが本編な気がするくらい、作品を通して身内ネタ豊富Vtuber界隈の空気を描いた作品っていう意味もあるのかな。

 Vtuber全く知らない勢の印象として、現時点でVtuberゲーム配信が主戦場なので、こういう動画形式は彼らの魅力が一切伝わらないんじゃ?という感じなのだけれど、一方で株式会社リドとしてはそこに頼らない、別の戦場を探しているのかなぁとも思う。簡単に言うとバーチャルアイドルが活躍する場所づくり。Vtuber歌番組VtuberニュースコメンテーターVtuber写真集Vtuberラジオ番組Vtuberコント番組(これ)、Vtuberスポーツ大会とか作られてそう。

 

ガーリー・エアフォース

 空軍版「蒼き鋼のアルペジオ」。マクロスシンフォギアでお馴染みサテライト制作オリジナルアニメ…ではなく、電撃文庫ラノベ原作アニメ

  未知の脅威(メカ)と、脅かされる日常、そして突如現れた、謎の戦う少女メカ)っていうサテライトらしさを感じるシナリオ。ちなみに河森正治デザインのロボは出てこない。監督脚本シンフォギアの人。シンフォギアと比べると、主人公は多感なお年頃の少年なのでラブ要素があるっぽいけど、ライブ要素は無いみたい。

 サテライト制作だけあって、戦闘シーンはやっぱりすごい。戦闘機が戦うアニメなので敵も味方も見た目は実在戦闘機だが、コックピットバターが作れるレベル超人的なハイスピードバトルを繰り広げている(乗ってる少女特別な訓練を受けているんだよーっていうくだりは2話以降で)。直線的にカメラの手前→奥に移動から急旋回で直角に曲がりカメラに向かって飛んでくるミサイルとか、めっちゃサテライトっぽい。

 特に2話は(アルペジオのイ401よりもおしゃべりな)戦闘ちゃんとのデート回だけど、同時に「人間らしさ」「兵器らしさ」の間にある存在としてのアイデンティティを掘り下げていくキッカケになっていて面白かった。

 

けものフレンズ2

 2期。制作ヤオヨロズから別の会社トマソン)に。OPは引き続きおーいしおにいさん。

 1期で「フレンズって?」「ジャパリパークって?」「ヒトって?」「セルリアンって?」等あらかたネタを彫り尽くしたので、そこら辺を知っているテイで話が進む。序盤の展開は1期と同様「見たことのないフレンズ主人公)がサーバルちゃん出会い、パーク内を観て回る」っていう感じ。ノリは軽め。1話あたりに登場するフレンズがまだ少ないので、もっとたくさん出てくれないかな。

 1期から続投してるのはPPPアルパカ等。カラカルアプリシナリオでお馴染み。彼らがどの世界線のフレンズかは明言されていない(1期はアプリと同じ世界線)が、強いて言えば1期を見てから2期を見ると非常に悲しくなるので注意(ここは1期「ろっじ」においてアニメサーバルアプリサーバル関係を描いた、早起きのシーンを踏襲してるのかな)。

 1期と同じBGM使ったり(音楽立山秋航)、同じ構図を使ったり、「すっごーい!」等節回しが健在だったり。1期を通じて「けもフレらしさ」がアップデートされている感じがある。らしさといえば、些細な仕草にも動物だった頃の仕草が反映されている仕様けもフレらしさを強く感じた。特に2話のジャイアントパンダレッサーパンダめっちゃかわいい。あとAとBパートの間にちゃんと本編もあるよ。へー。

 吉崎観音が言ってた「けものフレンズ原作実在動物で、すべてのけものフレンズプロジェクト二次創作」を思い出す。プロジェクト自体ずっと続くと良いね

2019-01-15

anond:20190115002911

ブコメみたらミュージカル演出好意的評価なのは

ウテナシンフォギア、レヴュースターライトとか

まり作風が元より様式美的なものか、劇中でいきなり歌い出す行為

なんらかの作劇的な必然性が感じられるような設定、てことなのか

ディズニー作品みたいに感情表現でいちいち歌うのはあんま見かけん気がする

2018-12-08

やがて君になる」が一粒で5度美味しいアニメだった

 以下ただの妄想。誰にも聞いてもらえることのなかった残留思念を供養するために投げる。

 「やがて君になる」が面白すぎる。テーマ自体アニメで見るのは珍しいとはいえ問題はそこではない。とりあえず直近の8話、9話。10話はこれから見る。

 8話アバンに出てくるアジサイ。6話、7話と侑→燈子、沙弥香→燈子、燈子→侑あたりが分かって本作が三角関係を描いている印象が強くなったんだけど、そこでこのアジサイのやりとり。アバン最後に燈子→沙弥香、Aパート最後に沙弥香→侑、そしてBパート最後のほうで侑→燈子という構成も美しいし、かつ誰も質問に答えていない。三角関係隠喩として非常に強烈な演出だなぁ、って。

 この回における侑とさやかファストフード店におけるやり取りもそうだけど、緩やかな雰囲気に包まれた会話なのに少し緊張感があるっていう空気が好き。ほいで音楽が穏やかなんだもん。最高にやばいのがBパートの雨宿り。もう侑がめちゃくちゃ感情を表に出していて、それに気づいた燈子が一気に冷たい顔になる(これまでと全く逆)のに、音楽はいもの曲のまま、表面上は二人の関係に明確な差異がなさそうに見える(けど本心は…っていう)演出最高。劇伴が「怒り」「悲しみ」みたいな感情表現するタイプの曲だったらこんな使い方はできなかっただろうに、どういう発注をしたのかすごく気になる。強いて言えば「美しい」みたいな感じだろうか。槙くんを演じる市川太一くんは各話のああいうシーンを「エロ峠」って呼んでたので、エロ峠で。音楽プロデューサーの若林豪はやっぱりすごい人。

 あと8話は特に侑を演じる高田憂希の(感情が乗った)セリフがすごく刺さっててエモかった。「…嬉しかった。」と「分けてほしい。」良くない?絵のお芝居もめっちゃ好きで、2話の「ずるい」とか8話の「嬉しいって(ry」なんか目だけでお芝居してるやん。目だけでお芝居て。ハイライト虹彩とかを駆使して感情表現するのすげー良い。良くない?一般的に「キャラの目が大きい=感情表現が豊か」という意味があるけど、キャラデザが非常に良く出来てるなぁって何度も思った。パットゆるふわ?なデザインで、今期ならべるままくらいゆるいアニメなのかな?って思わせる割にちゃんと動かすし、性的な部分を引き算したデザインなのにエロいシーンはエロく映える。例えばキスするシーンなんかそのままのキャラデザに全く合わないくらい唇がツヤツヤしてて生々しいんだけど、そのときだけ鼻から上を映さないことで整合性担保してるとか。うっま!演出うっま!

 そして侑の心が大きく動く9話。久々に槙くんと侑のやりとりがあったけど、めっちゃ良かった。1話にあった、キラキラしてる友達二人に対して暗闇の中にいる主人公の心の距離を「水中にいる主人公」で表現してたけど、一方9話でのシーンは槙くんが一緒に水中にいるところとか。ニコニコ動画に「1話と比べて陽の光が侑に届いてる。水深が浅くなってるのかな」という指摘が合ってドキッとした。槙くんめっちゃ良いよね。

 コレまで侑は行動に対して心情が伴っていないことをモノローグで語っていて、ずっとモノローグのほうが本音みたいな演出だったのに、走る燈子を見ててで心が大きく動いたシーンは逆に引き算になってて、どんどん風景から燈子以外が消えていく、かつモノローグもない。言葉よりも侑の心情を雄弁に語っているシーン最高だった。そして最後のシーンのモノローグ(5話Bパートの「心臓が…選んでくれたら良いのに」との対比になってるのね)は本心乖離していくっていう。しかも9話のエロからBGMが違うんだよね。音楽プロデューサーの若林豪はやっぱりすごい人。

 挿入歌OPポチってしまった。歌ってる安月名莉子のデビューシングルだってEDめっちゃ良いんだけど、作曲本多友紀/作詞中村彼方ってどっかで見たなぁって思ってたら「少女歌劇 レヴュースタァライト」のOPコンビなのね(劇中歌もいくつか担当)。

 それにしても9話のサブタイが最高すぎる。「位置について/号砲は聞こえない」って。「号砲は聞こえない」は「位置について」に対応していて、「よーいどん(ただし、号砲は聞こえない)」という意味なのだろうけど、リレーのシーンで侑がゴールの号砲に気づかなかったという意味の他にも「恋の始まりによーいどんは無いんだよ」っていうのもあるんだろうと考えると、侑の「好きがわからない」ということが「誰かを好きになっている事に気づかない」という、(心情の説明ではなく)心情変化の演出にしてるのがめっちゃ好き。6話、7話のサブタイといい、考えた人は天才だと思う。原作ママなのかな?だとしたら作者天才だ。

 ほんと観るたび面白さが見つかるアニメって中々出会えないので、一粒で5度美味しい本作に出会えてよかったわ。依然として百合には性的な興味を持たないけど、思春期特有葛藤を描く題材として百合を選んだ本作のことを好きにならずにはいられない。円盤買うかー。

2018-12-04

anond:20181204015108

自分がそれを言うとしたら好きという感情表現以外の何でもないな。だからセックスとか含まれない。本気でそれを言っていつまでも覚えてるのは幼稚園からの幼馴染くらいなのでは。

2018-11-19

anond:20181119180045

うそというより、誇張表現したいだけでしょ。

日本人感情表現が下手だから文章表現を誇張する。

2018-11-11

小学生の頃、感情を抑えきれないワガママで暴れん坊だった。
結果、孤立した。

中学生になると、それに加えてエゴ自尊心肥大化した。ついでに体も。
当たり前だがイジめられて嫌われた。

高校生になった頃に、同郷がほとんどいない高校に進学し、ウェイ化した。
同時に自分からふざけることで笑いを取って結果的に好かれる(様に見えるだけだろうが)人間を目指した。ついでに運動部で鍛えて体を絞った。
小中の嫌われぶりが嘘みたいになった。でもピエロを演じ続けるハメになった。

大学に入ってからもしばらくそ路線で頑張った。が、結局抑えきれないエゴ道化師の振る舞いを求められる風潮に我慢できず、色々あって友人を失った。
情緒不安定メンヘラクソ野郎と化したが故に、不健康ガリガリになった。

仕事をしている。身の丈に合わないピエロ役も、感情を暴れさせるアンタッチャブルも、自分を苦しめるだけなので、自分を守るために得た手段感情表現を極力減らす事だった。
当然だが硬い人間と言われた。これなら嫌われない。もちろん好かれもしないけど、またやらかして失うぐらいなら最初からいないほうがいい。
体型はガリガリのままだ。

後輩に「ロボットみたいな人」と言われた。前の自分ならきっと怒り散らしてたかもしれないのに、何も感じなかった。驚くほど穏やかだった。

俺の正解はこれだったんだろうか。失敗して得られた答えと見て良いのだろうか。

2018-10-26

youtube動画アスペクト比の変化

最近youtube動画アスペクト比で従来の16:9から1:1のものが増えてきてる。

米津玄士のlemonなんかもそうで、初めて見たとき感情表現問題かと思ったんだけど、海外動画香港とか多い)にも増えてきて、どうゆう事かと思ってた。

休みを貰ってる今日たまたま公園でボーッとスマホ動画見てわかった。

これはスマホを縦位置で見る事を前提に作られてるんだ。

スマホはどんどん大型化して、横倒しにしなくてもまあまあの詳細さで見ることが出来る。

今まで自分pcしか動画を見なかったんで気付かなかった。

この事を「スマホの画面で動画見る奴の気が知れない」と言っても無意味だ。

すでに多くの人間スマホ動画を見ている。

それが当たり前の方向に時代ムードも動いていく。

そして表現が後を追う。

小さい事だけど、技術進化表現変えるその狭間を見た気がした。

2018-10-17

ワールドトリガー感情描写が下手なだけ

anond:20181016205553

要はこれって、あの作者は感情を絵にするのが上手じゃないという単純な話だと思う。

感情表現っていっても、ワンピース僕のヒーローアカデミアみたいに泣き顔をドアップで見せろとか、感情優先で頭の悪い展開をやれってな話じゃないよ。

ワールドトリガーって意外に感情で動くシーンも多い。というか、ストーリーの楽しみってのは感情的なもので(数式や理屈だけで展開するもの物語とは言わない)、そこを異常に毛嫌いする方が変なんだけど。

増田の書いている三輪もそうだし、そもそもチカを守ろうとするメガネくんや借りを返すためにそこに着いていく木虎とか、戦略的な見せ場でありながら戦いそのものを楽しんでいたランバネイン、自滅するエネドラなど、感情で行動するシーンもキャラもそれなりにある。

なのにその印象が弱いのは、作者がそこを強調出来てないからなんだよね。(エネドラはかなり強調されていたと思うが、逆にエネドラくらいじゃないと印象的な感情描写をしないともいえる)

展開に感情起因のゴタゴタがなくてストレスを感じにくいのはいいんだけど、それと引き換えに肝心のクライマックスでも読者の感情を煽るような絵と演出になってないってのは、やっぱりちょっと弱い。

ドラゴンボールの有名な場面も「ギャルパンティおくれー!」「クリリンこのことかー!」「バカヤロー!」「バイバイみんな」、

ハンター×ハンターも「今すぐ君を壊したい」「余はこの瞬間のために生まれてきたのだ」など、全部感情的な瞬間。キャラ感情描写ってのは少年漫画では凄く重要なわけ。

漫画を書くならまずはキャラの表情を最低20種類は書けるようにしようという指南もある。

他のメジャー少年漫画と比べればすぐわかるけど、ワールドトリガーそもそも喜怒哀楽その他の表情がものすごく乏しい。顔だけじゃなくて、体も感情表現をしていなくて、ある種棒立ちと言える描き方が多い。

キャラ主体となる少年漫画としてはかなり異色の作画で、ただの新人なら真っ先に直されるところだ。そこが許されてるあたりが、この作品ストーリー構成非凡さの証明でもあるんだけど。

ピンチになってキャラがあせってる場面でも、非常に形式的な表情しか書かれていないので、「うわー大変だメガネくんどうなるんだ」と読者の感情をあおる力が弱い。人によっては、ただ答え合わせを読まされているような白けた気分にもなると思う。やはり読者はキャラと一緒にドキドキしたいのだ。

過去の回想で姉の助けを求める三輪も、涙を流してこそいるが、なんていうか物凄く曖昧な表情だ。これでは三輪が姉の死を悲しんでいることは理解できても、共感しない読者が出てもおかしくない。

印象的な場面として記憶に残らないので、三輪いくらネイバー憎悪をむき出しにしようとこのシーンが頭によぎらないのだ。こういう点が辛い。

感情描写が薄いところも含めて「それが味」といえなくもないけど、ネームはそのままに人物作画や表情を少し変えるだけで劇的にプラスになると思うので、これは欠点と言っていいと思う。面白いんだけどね。

2018-10-13

anond:20181013150939

同意しすぎて首もげた

どのキャラ感情表現が豊かで、表情が生き生きとしてるんですよねわかる、生命力を感じる

ウリ坊と峰子ちゃんの繋がりが、距離が離れてしまっても何十年も続いているのが序盤のエモポイントの一つですよね〜〜〜

2018-10-05

anond:20181005130125

第一に、「嫌なら見るな」は感情表現制限してない。

お前の言い分は「嫌なら見るな(お前が見なけりゃ済む話で、お前が我慢すればいい)」と押し付けている。

嫌なら見るな」が許されるのであれば、「他人に見せるな」も許されるだろ。

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