はてなキーワード: 塩梅とは
中々眠れずにそんなことを考えていました。
前提として過去に戻る際、今の記憶は引き継がれないこととします。
つまり、自分の意思決定は全く同じ状況化にある場合、毎回同じ結果になるのではないか?ということを考えていたわけです。
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中学時代にプログラマに憧れ、高校は情報系の商業高校を選択しました。
そのために中3から塾に通い猛勉強をしてなんとか入学できました。
高校時代は非常に怠惰で、自主勉強はせずゲームばかりをする日々でした。
ですが、情報系の授業は非常に大好きで部活もその手の部活を選択していたこともあり5教科はギリギリ赤点を逃れるレベル、情報系の教科は毎回90点台という塩梅でした。
当時の自分は強くプログラマになりたいと思っていたわけではありませんでした。
ですがなんとなくPCをいじるのが好きだったのでPCを一日中触っている職業がいいと思っていました。
また、フリーソフトをインストールしてPCをカスタマイズするのが好きで、そういった小さいソフトを開発できるようになりたいという思いもありました。
明確な理由があるためこの選択は何度やってもおそらく変わらなかっただろうと思います。
それは親も同じでした。
中学3年生、春の三者面談で父と自分が担任の教師に「笑っている場合ではありません、この学力では志望校は無理です」と怒られた覚えがあります。
父も自分も非常に楽観的な人間でした。が、流石にまずいと思い強制的に勉強ができる塾に通うことにしたのです。
面倒だから行きたくないという気持ちはありましたが、ここまで切羽詰まっては自分を強制する他ないなという気持ちが強かったのを覚えています。
そのため、この時の自分の選択も何度やっても変わらないでしょう。
問題はこれです。
自分は当初、怠惰ゆえの結果で場合によっても勉強する可能性もあったのではないか?と考えていました。
しかし、思いを馳せてみれば当時の自分は「5教科などプログラマになる自分には不要の長物」と考えていた故に「勉強しない」選択肢を選んでいたのです。
上辺だけ見ればただの怠惰でしたが心根には「ゲームなどの娯楽よりも価値のないもの、故に勉強は不要」という思いがあったのではないかと考えたわけです。
もちろん当時の自分の理性は「そんなことはない」と分かっていましたが、今までの少ない経験則や自分の重視している物事、それから娯楽の誘惑などを総合的に鑑みるに勉強しない選択をしたのでしょう。
そうなってしまうとこれも何度やってもきっと変わらないでしょう。
それどころか今でもなお自分は自主勉強ができない人間のままなわけですからこれは確証を持って言えます。
最後にこの進学先ですが、ここはほぼ選択肢はありませんでした。
自分は高校時代にいくつかの資格と大会の受賞経験があり、一応勉強さえすればそれなりの大学に入学するチャンスはありました。
これは「興味のない科目に対して勉強するかどうか」と同じ帰結でしょう。
自分の考え方をトレースするとこの選択肢も変化はなかっただろうと思います。
題名でもう結論は出ていますが、結論として多少の誤差はあるかもしれないが「過去に戻ってやり直しても今の自分と大差ないんじゃないか?」というのが自分の結論でした。
この思考の中で発見したのは「"怠惰"というものは存在せず、複数の選択肢のうち自分の考え方や経験が結果的に"怠惰"の選択肢を選んでしまうのだ」ということです。
また、この「考え方や経験」というのは幼少期の経験が強く影響しているのではないかと思います。(遺伝もあるかもですがデータが自分しかないので遺伝の影響度合いは分からないです)
つまり、幼少期の経験が人間の一生に大きく影響するんでしょうね。
そう考えると、結局人間というものは幼少期の影響がバタフライエフェクトのように広がり、成功や失敗を生み出しているのだろうなと思うんです。
もしそうなら、人がなにか罪を犯した場合、それは本当にその人だけの罪なのかな?などと変なことをぼんやり考えてしまいました。
仕事の合間に見に来たら色々言及いただいて驚きました。ありがとうございます。
さて、いくつか言及いただいている「記憶を引き継がないなら同じでしょ?」という話ですが自分の考えを追記しておきます。
自分は人間の行動にはランダム性のある部分があると考えています。
例えば「歩く」動作一つにしても呼吸の間隔や足の動く速度はつど変化が起きるのではないかと思うのです。
そう考えた場合に「時を戻す」ではなく「再度人生をやり直す」場合に上記のように同じ動きはできるのか?と考えたわけです。人生の再演算と言ってもいいと思います。
その場合、同じ「歩く」動作でも違いが起きるのではないかなと考えています。
そうなると思考にもランダム性があるんじゃないか?と思ったりしました。
そういう曖昧な考えがあってじゃあ実際にどうなんだろうな?と具体的に掘り下げていった結果がこうなったというわけです。
...しかしながら、そう思うと親というものは本当に偉大だなと思う一方で子供を育てる難しさは果てしないものがあるなと考えさせられました。自分は結婚の予定すらありませんが・・・。
デイリーポータルは上品さのラインを保ったまま文化的なおふざけをいい塩梅でしてくれる貴重なメディアだ。
下品なおもしろを求めるパンピーと違ってはてなーはそのへんのハードルが高いからオモコロよりもDPZが好まれるのだろう。
とはいえオモコロのようなバーグハンバーグバーグ系統やカヤック系統のぶっとんだ記事もモノによってははてなーにバカウケすることがあるので一概には言えない。
虚構新聞がキレキレのネタを上げてきた時もちゃんと拾ってくるのではてなーの懐はわりと広いと思われる。
少なくとも品性ゴミの増田記事がおもしろカテゴリを占領するよりは一応は企業がやってるテキストサイトもどきのようなものを拾ってきてくれた方が100倍マシだろう。
togetterがトゥギャッチだった頃から知っているが昔はらばQやヌートンのようなサイトも載っていたような気がする。
おぼえてないけど。
仕事帰り、駅のホームに降り立つと、ガタガタと騒がしく走る反対車線の電車を横目に疲れた足取りを進める。やがて正面に見えるのはホームに雑然と建てられた小さな建物。『あんスタ』とだけ書かれたシンプルな看板を一瞥すると、横開きのドアをスライドさせて中に入る。入り口横に備えられている薄汚れた食券機で「ぶっかけひいあい」の食券を購入すると、カウンター向こうにいる店主へ無言で受け渡す。
注文品が出来るまでの少しの合間、半分閉じかけた瞼で店内を見渡すと、大方いつもいるような層ばかり。一人でなにかぶつぶつと呟いているくたびれたコートを着たらびおじ、イヤホンで何かの音楽を聴きながら涙を流している流星隊Pの女子大生、高いヒールをカツカツと不機嫌そうにならすOL風のUNDEAD担。
何かを考える気力もないまま立ち尽くしていると、ドン、とカウンターに丼が置かれる。その丼を手に取って、私も無気力な有象無象の一人になることにする。
ただ木の板が壁から張り出しているだけの席へ着くと、備え付けの割り箸から無造作に一本選ぶ。たいした力も入れなかったため、割り箸は綺麗に割れなかった。
ささくれた木の棒を手に、ひいあいの攻略を始めることとする。僕の行為を気に留める誰かもいない今、わざわざ食事の挨拶をする必要もない。
箸で一つまみひいあいをすくい上げると、湯気が出ているわけでもないのに、なんとなく食べるときのくせでふうふうと息を吹きかけてしまう。そして口元へ運ぶと、ずるりと音を立てながらすすり上げる。
しょっぱい、と感じる。おいしいおいしくない以前に、味付けが濃くて判別できない。こんなもの、きっと家でゆったり家族団欒を楽しみながら口にするものではない。
ただ、座る席もないような立ち食いの店で、時間をかけずに食べるにはちょうどいい。疲れた心、疲れた体ではきっと舌も麻痺していて、繊細な味付けなんかされたところでどうせ今の僕には理解できないだろう。
僕は無心でひたすらひいあいを口に運んだ。
ーーあんさんぶるスターズを一言で表すと何? と友人から聞かれたとき、僕の脳裏によぎったのはありもしない立ち食いそば屋での記憶だった。
ありもしないという通り、実際には立ち食いそば屋なんて一度も入ったことがない。すべて妄想であるため、立ち食いそばの実情と大分食い違う点があるだろうことをご留意いただきたい。
そもそもどうして友人があんさんぶるスターズについて僕に聞いてきたかというと、僕があんスタに沼ってるからとか、推しがいるからとか、そういう類の理由ではない。
むしろその逆で、仲間内では「あんスタアンチ」で通っているためである。
僕はことあるごとに「最近のオタクが軟弱なのはあんスタのせい」と口にしている。
友人は、逆にあんスタ沼へ落ちている人と話す機会ができたから、僕のあんスタに対する意見も聞かせて欲しいという塩梅だった。
その質問に対して僕はこう答えた。
一言で表すならあんスタは立ち食いそばだ、と。
僕があんさんぶるスターズを初プレイしたのはリリース当日だった。キャラクターデザインも美麗で見目が好みのキャラもいたため、プレイ前は期待を抱いていたように思う。
けれど実際にサービスが始まり、プレイして感じた違和感。
どいつもキャラが濃い。
奇抜な口調、過剰な趣味、人間味のない受け答え。
まあでも、多キャラものを通ってきた身としてはキャラが尖るのはよくあることだよなと思う。
そのときの僕は、まあ自分向けじゃないよな、程度に収めてプレイを止めた。
ただし、皆さんご存じの通りあんさんぶるスターズの勢いはすごいもので、周囲にあんスタ好きの人は多数いたし、積極的に摂取しなくとも副流煙でストーリーが理解できる程度には定期的に何かしらの情報が流れて来ていた。
また、同居人があんさんぶるスターズのとあるカプに沼ったことで、身近に触れることにもなった(当の同居人は現在あんスタと袂を分けている)。
僕もmusicが始まった際は再びインスコしてALKALOIDにうつつを抜かしたりもした(今でもたまにカプ検索はする)。
けれど人間関係と一緒で、一緒にいる時間が長くなればなるほど嫌いな側面というのは見えてくるもので、嫌な部分が過剰に見えてくると耐えられなくなってくるものだ。
やがてただの一ジャンルから嫌悪の対象へとあんスタを昇格させた僕は、自分があんスタを受け入れられない理由を求めて考察するようになった。
実際に以前よりあんスタに触れてみて、考察してみて分かったことは、濃いのはキャラクターだけではないということだった。
ストーリーは大味で、基本的に繊細さはない。
まずそもそも、改めて考えてみるとどうしてみんなアイドルを目指しているのかが分からないしストーリー上で明かされない。さらに、アイドル活動らしいことをストーリー中でほとんどしていない。
ライブステージが始まったかと思えば、急に時空が歪んだのかと思うくらいステージ上でめちゃくちゃ喋ってる。
女性向けゲームといえばキャラクター同士の人間関係も重視されるかと思うが、その人間関係においてもカレーにケーキを乗っけたみたいな料理が提供される。
あんスタ制作人はどうもカップリングを乱立させるのが好きなようで、いたるところで男同士を絡ませて地雷持ちカプ厨の息の根を止めていく。
新しく形成された二人の関係が精巧に描かれていればまだいいものの、実験を楽しむマッドサイエンティストみたいな気分でシナリオが提供されるため、キャラクターを元あるグループと別ユニットに所属させるなど、ファンを不安にさせることに余念がない。
また、新しく激重感情が交わされる人間関係が構築される場合、基本的に他の人間関係をすべて無視した上で行われるため、一人の人間が人によって仮面を使い分けているというよりは、パラレルワールドや二重人格の様相を呈する。
つまり、あんさんぶるスターズは細かな調味料の調整によってストーリーが作られているのではなく、砂糖と唐辛子と塩を混ぜ合わせて作った味付けの濃いコンテンツ、だと僕は認識している。
けれどその大味のコンテンツが、流行しているのも事実だ。
僕視点から見るとクソみたいなコンテンツだったとしても、見る人によってその価値は変わってくる。
例えば、あんさんぶるスターズを舞台上で演出される戯曲だと解釈する。<br<br>>ストーリーが大味なのも、会話がやたら長いのも、キャラクター設定が繊細でないのも、すべて舞台上から観客に届けるための演出である。
細かな仕草で伝えても見えない観客もいるかもしれないし、細々した心理描写を入れるのは舞台には適さないため必然と会話は多くなる。俳優の藤原竜也は演技が過剰でそれがネットミーム化することもあるが、あの演技は舞台で育ったからに他ならない。
我々は舞台上の彼らのやり取りを鑑賞しているのだ、と考えれば過剰な演出もおかしくはない。
ではどうして戯曲的な大味コンテンツが流行しているかという問題になってくる。
結論から言うと、あんさんぶるスターズは今の時代に適した形態で提供されているからこそ、人の心を捉えているといえる。
今の時代、世の中にアニメやゲームをはじめとしたサブカルチャーコンテンツなんていくらでも溢れていて、一つのコンテンツに多大な時間や集中力、意識を割けないと考えている人は多い。
他にも、ストレス社会と言われる現代、ジャンルに沼っていたとしても私生活の問題で時間が取れないこともある。
そもそも立ち食いそばの味付けが濃い理由は、立ち食いそばは舌の上に食材がのっている時間が短く、一瞬でも満足感を得られるようにするためだ、と記憶している。
あんスタも同様に、味付けが濃いので舌の上にのっている時間が短くても満足感が得られる。
深く味を吟味するには向いていないが、短時間で楽しめるアトラクションではあるといえる。
あんスタは基本的に、一人のキャラクターが他のキャラクターとフラグを建てているときに、他のフラグをすべて忘失する傾向にある。
例えば、真白友也は氷鷹北斗の前にいるとき日々樹渉の存在が消えるし、逆に日々樹渉の前にいるとき氷鷹北斗の存在は消失する。瀬名泉において、月永レオと遊木真をそれぞれ相手にしているときも同様である。
逆に捉えれば、例えば特定のカップリングを追っているだけであれば、他のキャラクターとの関係性を一切履修する必要がないのだ。
その分他のコンテンツに時間をさけるし、キャラ理解を深めるために地雷カプへ突入する必要がない(公式PV爆撃で地雷を踏むことはあるが)。
あんスタくんは公式が常に二次創作してるようなものなので、よく燃える。それゆえに、ファンが二次創作するにあたって公式以上に悪目立ちすることはあまりない。
また、キャラクター性は特に味付けが濃いため、二次創作する上で多少の改変が行われても紛れて悟られづらい。
要するに、公式のキャラクターに見た目や口調が相似していれば全部そのキャラクターっぽくなる、という二次創作における最大の強みを持っている。
極論、つまりあんさんぶるスターズは今の世間に向いたコンテンツではあっても、僕向きではないという話である。
以前、僕は運営会社を同じくするエリオスライジングヒーローズに片足突っ込んでいたこともあるのだけれど、ジャンルを離れた理由は「設定が雑」「運営が信じられない」「キャラが守られていない」だった。
あまり詳細に書くと長くなるので割愛すると、つまり自分が求めている作品には、世界観がしっかりしていて噛めば噛むほど味が出るようなキャラクターやシナリオが必須であると認識している。
カップリング前提で見ているのではなく、そのキャラクターや仲間、背景を知りたいと思うしさまざまな関係性によってその「推し」が形作られていく過程を吟味したいと思う。
自分のオタク志向的に、あんスタは合っていない、と感じた。
ただ、not for meなだけなら、ここまであんスタアンチに近い発言を繰り返すこともなかった。
あんさんぶるスターズは確かに現代に適した形態でコンテンツが提供されているだろう。一瞬舌に乗っただけでアトラクションが楽しめる大味なあんスタというジャンルは、簡単に「オタクしてる」感が味わえる。
ただしそれは同時に、「味音痴」を作り上げる結果になっているのだ、と僕は主張したい。
あんスタは一大ジャンルなわけで、あんスタを通ってきた人は非常に多い。
ただしあんスタに慣れてしまった人にとって、作品やキャラクターを吟味するという行為は推しを推すために必要な行為ではない。濃い味付けに慣れきってしまって、自分から味わいに行くことはしない。味わわなくても楽しめるし、そもそもよく噛んでも良い味がしないという学習をしてしまっている。むしろ、二次創作においてはセルフで醬油やわさびを足して自分好みに都合よく改変しても、元がカレーにケーキを乗っけてるようなものなので違和感を覚えない。
周囲を観測したり、色々なジャンルを渡り歩いていると、明らかに味音痴のオタクが増えてきたと感じる。繊細な味付けが分からないため、その作品やキャラクターに対して食レポができない。二次創作しても、キャラクターの見た目や名前や特徴的な口調だけが一緒の何かになりさがってしまっている。
他ジャンルでキャラ乖離が激しい・キャラ解釈がない人の過去ジャンルを見てあんさんぶるスターズがあったとき、何とも言えない気持ちになる。
そんな周囲の状況を見ていると、僕はどうしても「すべてあんスタのせい」と言いたくなってしまうのだ。
作品の推し方、作品との接し方というのは人それぞれだと思う。こうしろと強制するつもりはない。時代の移り変わりであり、この流れを受け入れるべきなのかもしれない。
ただ、一オタクとして小言を許してもらえるのなら、たまにはその作品をあなたなりに深く味わってみてほしいと思う。
そしてその料理がなにで構成されているのか、自分なりに考察してあなたの解釈を深めて欲しい。他人と同じ解釈にならなくて良い、正解なんてない。人の数だけ解釈があり性癖がある。
大多数のオタクが味音痴にならないで欲しいと、強く願う。
既にメジャーなマッチングアプリやってみたことがある人にしてみたら今更感があると思うので、そういう人は回れ右。マッチングアプリといっても、Pairs、Omiai、With、タップル辺りの比較的大手(?)な奴限定なのでそこんとこ注意。
うだうだ書かれても……という人向けに先に結論だけ書くと、今どきのメジャーなマッチングアプリを一言で表すと「オンラインお見合いシステム(ただし、仲人はいないよ)」。それ以上でもそれ以下でもない。
タップルはメッセージの放置率が高いとかOmiaiは比較的律儀にメッセージする人が多い気がするとか、アプリごとの空気感はあるけど、その辺は多分にユーザー層の違い。
それと、俺は男性なので、女性から見るとヤリモクが~とか、すぐに会おうとする非常識な奴が~とか色々あるだろうけど、その辺は女性ユーザに聞いて欲しい。
以下、マッチングアプリに登録するとどういう作業をすることになるのかザクッと書いてみる。
も登録するように促される。性別や年齢は必須で、その他はオプショナルだったりするけど、多くの人が8~9割くらいは埋めてる感じ。あとは重要なのが自己紹介文だけど、こっちはやる気ない人(やあからさまに業者ぽい人)だと空欄なこともままある。お見合い(といってもリアルにやってた世代の肌感は知らないけど)における釣書ってところ?ただ、まともなアプリでも大抵はせいぜいが身分証明書提出くらいしか求めないので、性別と年齢、対応するリアル人物がいることくらいは保証されるけど、それ以外は無保証。ゼクシィ系の婚活アプリだと独身証明書の提出もできるので相手の未婚保証なんかもついてくるけど、相手に彼氏/彼女がいるかについても無保証。この辺りはリアルでの出会いでも保証があるかっつーと怪しいけど。
なお、まともなマッチングアプリは月額課金制を採用している。12か月契約だと1か月辺りの料金が安くなるとか、できるだけ長く続けさせようという目論見はあるだろうけど、基本的には月額2000~4000円(アプリによる)払えば追加料金なしに続けられるので、「これ以上続けようと思ったら追加課金が必要です」ということにはならない。そういう事情もあって、怪しげな女性が誘惑してきて、どんどん金を貢がせられる……なんていうのは、入り込んでる業者っぽい人さえ気を付ければ心配しなくていい。一方、従量課金制のところは運営側がメッセージを送ることに対して課金させるインセンティブがあるせいか、とにかくいきなり怪しいお誘いをしてくる実在するかも怪しい異性(いわゆるサクラ)が多数いる。
マッチングアプリは相互に「いいね」し合わないとマッチングが成立せず、マッチングが成立しないとメッセージのやり取りすら出来ないし、会うことも当然できない。なので、上記の情報を参考に「この人いいな」と感じた人に対して「いいね」ボタンを押すのだけど、当然ながら写真も含めた一見の印象で「いいな」と思った人が同じく「いいな」と思ってくれるかというと怪しい。女性はよっぽどやばくなければ基本的に「いいね」が殺到するけど、男性の場合はよっぽどイケメンであったり若いとかないと、そういう都合のいいことはまず起きない。
一日に運営側から付与される「いいね」数はせいぜい10くらいなので、数打ちゃ当たる戦法は使えない……と言いたいのだけど、運営側がピックアップした異性に対してはノーコストで「いいね」出来るというシステムが大抵のアプリにはある。なので、ピックアップされたメンバーに対しては悲しいことに「この人ないわあ」って人(年齢や容姿面で)以外は、とりあえず「いいね」しておくのが最善戦略になってしまう。
余談:通常の月額3000円くらいの課金と別に「プレミアムオプション」に課金(月額3000円くらい)すれば、最終ログイン日時が24時間以内とか今ログイン中の人であるとか、「いいね」数が一定以下とかでフィルターかけられるのでマッチング確率がいくらか上げられる。アプリ始めたはいいものの放置プレイっていう人も多いから、一か月ログインしてませんって人に「いいね」してもマッチングする確率は絶望的なわけだしね。まあ、「新規メンバー」とか「最近ログインした人」みたいな欄があるアプリもあって、そういう場合はプレミアムオプションに課金するまでもない。
AさんとBさんが相互に「いいね」しあうと「マッチング成立」とみなされる。自分に「いいね」してくれたユーザの一覧は見えるので、どっちかが先に「いいね」してそれに「ありがとう」とかいうボタンでお返しする感じになる。その後は晴れてメッセージ交換が解禁されるので、二人でじっくり話し合ってくださいということになる。言い換えると運営は何もしてくれないので、ここからは文字でのコミュニケーション力やプレゼン力、度胸勝負になる。さすがにメッセージ交換の初手で連絡先聞くとかしたら正気を疑われるので、最初は「はじめまして、マッチングありがとうございます。よろしくお願いします」みたいな定型文+αから入るのが定石。
ここで「〇〇さん、お散歩が好きなんですね~」とか話を広げることもありだけど、初手でやると馴れ馴れしいととられかねないので塩梅が難しいところ。
まあ、メッセージ交換が始まった後はアプリ特有の事情ってのは特になくて、強いて言うならLINE交換を申し出るタイミングを考えるくらい?
LINE交換より先に通話や会ってからという人も結構多いので、10往復くらいメッセージのやり取りしたら、それとなく「電話デートのお誘い」 or 「会ってみましょうのお誘い」をするのが無難。
メッセージ交換でうまいこと電話デートあるいはリアルデートに誘えたら次のステップ。
コロナ禍になってから大手アプリが次々に実装したものなんだけど、15~30分くらいでアプリ内で通話ができる「電話デート」なる機能がある。特別なことはなくて、メッセージ交換の中で「〇〇月××日△△時に通話しません?」みたいに約束を取り付けて、通話するだけ。メッセージだと話が弾んだと思った人が通話してみたらシーンとしたり、その逆もあるので、会う前に相手との相性を見極めたい場合は使える手段。
アプリ特有の事項は特になし。ただ、初対面の時点ではお互いに本名を明かさないことが多いので、当日落ちあうために服装とか伝えておくくらい?当然ながら、メッセージ交換をしてある程度の情報はお互いに知っている前提なので、会う前にお互いのプロフィールはできるだけ復習しておくのが吉。それと、マッチングアプリという場での出会い故からか「会いましょう」となったからといって、お互いに「凄い良い」と思ってるかは定かではない。昔のお見合いとかでもそうだったのかもしれないけど、無難な会話から話を広げることが多い。
もちろん、これも特別なことはなし。俺が結婚した人は、一回目にあったときに色々話し合えたこともあって即交際申し込みしたけど、嫁さんの友人からすると「騙されてるんじゃないかと気が気で仕方がなかった」そうな。まあ、一回デートしただけで交際決めるのはヤリモクとかヤバい人物と思われてもおかしくない。
ちなみに、二回目以降会うかどうかも当然雰囲気次第で、「なんか微妙な雰囲気だったなー」と思ったら「次また会ってください」と言われたこともあるし、その逆もある。
ここからはマッチングアプリ特有の注意事項とかシステムについて。
本当に悲しいことなんだけど、女性はたとえ顔写真すら登録してなくても、年齢が一定以下なら「いいね」がそれなりに来るけど、男性で同じことをして「いいね」が来る確率は非常に低い。顔写真を登録してても、写真写りにかなり気を遣ってようやく普通に勝負できるレベル。ぶっちゃけ、女性は選り好みさえしなければ男性が群がって来るけど、逆はないという非対称性がマッチングアプリでも再現されてしまう。加えて、多くのマッチングアプリは女性ユーザを集めるために女性は無課金で好きなだけ利用できるので、女性は途中でやり取りをやめる人が結構多い。男性でもいるのかもだけど、よっぽどモテモテの人とか「いいね」してきた人とことごとく話が合わないとかくらいだろう。たぶん。
せめて「お断り」ボタンでもあればいいのだけど、そういうのもないから、唐突に返信が途絶えることもあるし、唐突にブロックする人すら稀にいる。この辺はまあ割り切るしかない。
月額課金制というビジネスモデルゆえに、「ここでいう」マッチングアプリでは基本的に運営側が雇ったサクラはほとんどいないと思われるのだけど、明らかにプログラムで登録しただろみたいな綺麗過ぎる顔写真と出来過ぎたプロフィールの人がいる。アプリを利用してなんか誘導しようとする業者なんだろうけど、こういう人は最初の方でLINE交換しようと持ち掛けてくるので見分けるのは容易。あと、海外の人を使ってるのか基本的に日本語がたどたどしい。感覚的に日本語が変なユーザの9割以上は業者だと思う。
ただまあ、そういう人は「あれ?この人、日本語がおかしい?」とすぐわかるので引っ掛かることは少ないと思われる。ブロックするのが面倒くさいくらい?
アプリに特有の問題じゃないけど、俺とマッチングした人は結構メンタルヘルスに問題抱えてる人が多かった。アプリを積極的に使う層は内向的な人がたぶん多くて、熱心に利用してる人にそういう傾向が多いくらいの話じゃないかとは思うけど。
典型的なメンヘラタイプのやばい言動をする人はあんまりいなくて、鬱や不安障害などでしんどい思いをしてるとかそういうレベル。通常の出会いよりもそういうケースが多そうな気はするので、実際に会った人がそういうバックグラウンドを持っていたとしても向き合ってあげられるかというのは考えておいた方がいいかも。
たとえば、タップルは特に軽いユーザが多くて、ちょっとした遊び相手を求めてるレベルの人も結構いるっぽい。なので、30代以上がそういう場で恋活とか婚活をしてもうまく行かない……ことが多い。たぶん。最大手のPairや最近人気らしいWith、色々問題が発覚したけど続いてるOmiai辺りはそれなりに真面目に出会い求めてる人が多いぽい感じ。真剣に結婚を考えてる人だとゼクシィ縁結びを選ぶと安心かもしれないけど、使ったことがないのでよくわからない。
「まとも」の定義は難しいけど、月額課金制のところで金をむしり取られるなんてことは基本的に起きない。マッチングを有利に進めるための課金オプションとかはあるけど、あえて選ぶ必要もないしね。ただ、「マッチングアプリ」を名乗っていても、
のどちらかのところはやめといた方がいい。前者はちょいアプリ入れてみたことあるけど、生きてる世界が悪い意味で違う人とか別の怪しげなアプリに誘導してくる人とか、即LINE交換みたいな人がほとんど。後者のアプリだと魅力的な異性を演じて男性にがんがん課金してもらえばいいから、アプリ自体にサクラが跋扈しやすい感じ。月額課金のところは大抵身分証明書の提出を求めてるけど、それがないところも運営が治安維持するつもりがない証なのでやめとくべき。
マッチングアプリ使ってると結構可愛くて、趣味が合いそうで性格も(一見)良さそうな異性が色々見つかるわけだ。ただ、当然ながらそういう人には「いいね」が滅茶苦茶いっぱい付くわけだし、下手しなくても競争率100倍以上になるわけなので、容姿に自信ありという人でなければまず無理。
それと、マッチングアプリを使ってるのもリアルの異性なので、基本的には自分より凄く年下の異性から「いいね」が来るなんてことはほとんど起きない。たまにマッチングしても、メッセージのやり取りすら始まらない。たぶん返信で忙しいか、いいねが殺到し過ぎて「誰に返信しようか困る」みたいな状況が発生してると思われる。-5歳くらいまでの異性なら普通に出会える可能性は結構あって、年上ならもっと出会える可能性は高くなるけど、-10歳くらいの異性と出会えるとか期待しない方がいい。
増田を見ていて、時折マッチングアプリが何なのか知らずに偏見でコメントしてる人が時々いたので、どういう感じなのかを説明してみた。個々のアプリごとに機能は微妙に違うけど、まあ大体こんな感じで、偏見持ってる人が思うより「良くも悪くも普通」。同僚であるとか、知り合いの紹介であるとかより相手の人物像を見極める難易度は高いし、自分が値踏みされることも覚悟しなけりゃいけないけど、異性慣れしてない人はまずマッチングアプリでトレーニングしてみるとかいうのもありかもしれない。その過程で色々気が付くこともあるかもしれないし。つーか、俺も偉そうなこと書いてるけど、自分が思ってるより服装に無頓着なことや食事マナーが微妙なこととか気づかされたことが多々あったしね。
再来週にアイカツプラネット+初代アイカツの同時公開の映画があるんだけども、おそらくこれでアイカツが完全に終わりそうで辛い。
そもそもアイカツのテレビ放送はもう一年前に終わってる。現在はYouTubeで、アイカツの役者(アイカツプラネットは実写+アニメのハイブリッド仕様のため、実写パートの役者)がバラエティ番組を配信してるけど、ぶっちゃけるとアイカツ要素なんてあってないようなもんだし、微妙。ただし、番組そのものはタイムマシーン3号のMCと、一部のアイドルのボケがいい塩梅で意外と面白かったりする。
ちゃおの漫画連載は終わったし、専門のグッズショップも全て閉店した。
頼みの綱の……というか、メインのアーケードゲームの更新も、やる気の無さが凄い。稼働当初はなんかコンテンツも少ないけど、そのうち改善されていくだろうな……と思ったけど、全然そんなことはなかった。そもそもアニメをやってないから、テコ入れ用の新キャラが出せないという、割と根本的な問題がある。一年半くらい細々やってて思ったけど、やっぱり着せ替え要素が全然楽しめないのは、ゲームとして致命的だと思うよ。だから、ゲームメインのアイカツヲタも結構プリマジに流れてるじゃん……。
そんなゲームも、次のバージョンで主人公と主人公の憧れのキャラとのユニットを推すことになってるから、割とこれで終わりっぽい空気がある。総集編として、もう一度くらい更新があるかもしれないけど。あと、歴代の主人公のスイング(カード)の排出があるけど、次のバージョンで早々全員が登場するから、その点でももう終わりなんだなって感がある。
アイカツも今年でもう10年。割と早い段階からアイカツに付き合ってきたから、ほぼ10年くらいの付き合いのあるコンテンツになってる。そんな付き合いのあるコンテンツがこうして終焉を迎えようとしてるのを見ると、なんか心にポッカリ大穴が……というレベルじゃないくらいの喪失感があるんよ。
そもそも今のアイカツプラネットが始まったとき、ガンガン宣伝しまくってたくせに、なんであっさり半年で終わらしたのか、よくわからんわ。もうちょっと何とかならんかったのか。
ごめんな,おれはもう時期この不幸自慢インターネットを離れる.
Twitter自体は中学生の頃からずっとやっていたが,ついにとことん愛想が尽きて裏垢も含め4あったアカウントを泣きながら消した.もちろん泣くんだ,未練タラタラで恥ずかしいことこの上ないがそれでもそこには何があったのか語りたいんだ.その為に始めた増田だ.
白状すると,インセルとしてこのままオタクの中で持て囃されるのが嫌になったのだ.
昔から弱者男性が必死こいてる中,同じレベルの弱者女性はどうしてという気持ちが人より強くて,トレンドにある言葉に引用でちょっと過激なことを呟けば,フォロワーは雪だるまのように増えていった.当時は本当に酔っていたし,キショいオタクの自分にも賛同者がいることに舞い上がってたんだと思う.
徐々にメッセージでやり取りしたり相談を受けることが多くなってきた.
今考えればまぁ酷い内容の女性蔑視や小児性愛者の苦悩を吐き出されたこともあったが,人生経験の一部として弱者男性たちの叫びを聞けたのは悪いことではなかったのかもしれない.だけど徐々にそいつらたちはTwitterを離れていった.現実にうまく復帰したのかもしれないし,他にやりたいことが見出せたのかもしれないし,自殺で手っ取り早く自分を無くしてしまったかもしれない.一方,徐々に離れていく奴らを見送る自分は手垢のついたスマホで将来有望なインセルたちを味方につけた玉袋の王様になっていた.
結論から言えば俺がティーダのちんぽで気持ち良くなってる間にそいつは彼女のまんこ気持ち良すぎだろをしていた旨を,自慢された.眩暈がした.
オタクがそんなデリカシーのない陽光キャラになっていたのも衝撃だが,弱者男性でも交尾できる色々を丁寧に教えてもらった俺は,今まで自分の知識をフル活用してインセル予備軍を増やしてきた期間はなんだったんだろうと頭を抱えた.
それはもちろん人生経験という体で自分の中で消化するしかなかったが,中高とインセル特化に費やした時間が消えるべくもなく,その次の日はだいぶしんどくなってしまった.客観視が発生したのもこのタイミングで,なんらかの形でこの話を残せば同じ間違いを起こす奴も少なくなると思って,この文章を残すことにした.
あとこれ最初数行で分かるだろう安易なタイトル詐欺は意図してやったものです.すまん.
こういう人間を産まないために自分の子供にはインターネットを適切に与えてやろうな,塩梅はクソほど難しいが.
じゃあな,お前ら.俺は周回遅れでもまだ諦めたくないんだ.
それでは聞いてください,『髪と眉毛整えてコンタクトに変えて服装落ち着かせて大学行ったらゼミの女に「デビュー遅い,もう“無理“だよ君w」と言われたのでTwitterに帰ります』(ここでイントロが流れ始める)
1袋の6本でウィンナー成分は充分だと考えられるようになったのは成熟ではなく老化だと思っているが、
精肉売り場の肉1パックおいくらかとか見た後でお高いウィンナーコーナーに戻ってくると
「まあ1食コストとしてはたいして変わらんな…味付きお手軽代だとでも思うことにしよう…」とか思えて手が伸びる
一度食べてしまうと「味と量の塩梅がだいたい合ってる」ことがわかるので、30円引きとかのしょぼいセールでも脳がちょうお得だと誤認する
基本的にラブコメというのは(特にコメの割合が少ない場合だと)、「最後に相手を選ぶ」というルール付けがシナリオのキモとなる
その選択というゴールに向かい、各種イベントを配置してその積み重ねたイベントの数や感情の大きさにより最後の選択に納得感を出す、というのがラブコメの基本となる
この仕組みは、ミステリにおいてよくある「真犯人あて」というのと同じである
本編中に証拠を積み重ね、その証拠の積み重ねによりトリックやアリバイを崩して、最終的に真犯人となる人間を選出していく
少々ルール違反であるが双子である場合もあるし、その事件(恋愛)にかかわった全員が「犯人」となる選択もあり得る
ただこの辺りは基本が「選択は一人でなければならない」という前提を用いたメタ的なトリックと言えるが、やはり選択をすることには変わりない
つまり、ミステリとラブコメの本質は似通ったところにあり、「イベントや動機・証拠を積み重ねていって最後にそれらが集合した結実として選択をし、その選択への驚き、そして納得により読者の心を動かす」ところにある
そう、つまりは読者に対して最後の選択を驚くべきものにしつつ、かつ納得できるものにしなければならないのだ
例えばあからさまに正妻フラグを立てているヒロインが一人いたとしてその子とくっつくのが目に見えている場合、読者は納得するにせよ、他のヒロイン(容疑者)は当て馬のように思えてしまう。これはミステリにおいて最初から怪しいと思っていたやつが犯人でしたという話であり、見せ方にもよるがあまりにも当たり前すぎて驚きがない
逆に全然フラグが立ってないぽっと出のヒロインとくっつく(終盤に出てきたヒロインとくっつく)というのだと、驚きはあるにせよ、納得はない
これは最初の登場人物(容疑者リスト)に並べられていない中で実は裏に犯人がいましたーと言っているようなものなので、まあミステリにおいてはノックスの十戒をあげるまでもなくともすればルール違反と言われても仕方ないところがある。
(だから、主人公たちのあとから追加される後輩キャラは不遇であるし、選ばれないことが多い。ちなみに私はいろはすが好きである)
つまり、ミステリにせよ、ラブコメにせよ「最初期から出していて、フラグを地味に立てつつ、しかし本編ではあまり目立つことなく、なんなら選択肢の範囲外ともいえる立ち位置(なんなら主人公の親友や友人ポジション、味方になってくれそうな立ち位置)にいる候補」というのが、読者を驚かせつつ、かつ、納得のしやすさがあるものになっているわけである
よく幼馴染が不遇であるのはこの辺りが理由で、過去を共有している以上「正妻候補」として最も目立つ立ち位置にあり、ともすればエンディングがありきたりになりがち(これも積み重ねのせいではあるのだが)なのが原因である(詳しくは幼馴染 負けヒロインで検索されたし)
さて、ここで難しいのが、では作者が本編で最後に選ぶとしたヒロインの出番や露出はどれくらい出すべきか問題が出てくる
作者本人はヒロインを最後に選ぶことをばれたくないので、できるだけ隠そうとするわけだが、そうすると、他のヒロインのお当番回は本編中増えていく
逆に他のヒロインのお当番回が増えれば増えるほど、読者は他のヒロインに感情移入して、よりシナリオへの没入度が増していくのである
だから、最後に選ぶヒロインは目立たず、一見供給がそこまでないように終盤まで見せないといけない
これをバランスを崩した状態でするとどうなるかというと、ひどい場合だと「作者があたかもキャラが嫌いだからあんまり出さないようにしている」とみられる事態に陥る
作者としても不本意ではあるが、この辺り情報の押し引きにはかなりの作者のシナリオの力がいるところである
この辺り、読者の想定と作者の想定がずれると不幸になるなあ……とこの歌を聴きながら少し思った
https://anond.hatelabo.jp/20220523225431
それはさておきミステリの構造の埒外のラブコメというものも存在する
特にハーレム前提ラブコメではハーレム前提なので選択の面白さというのはなく、主人公がいろいろな意味でヤバイスペックで強者を落としていくというシチュが多く、それに惹かれて集まってくるヒロインという名の「仲間」を集める面白さになる。水滸伝とかワンピースの序盤とかキン肉マンとかそういう類の面白さである作品も近年増えてきた
https://anond.hatelabo.jp/20220517213328
個人的に思い入れのある曲を30曲。順位は上位のもの以外は割とテキトー。
イントロがカッコ良すぎる。曲全体としてはそんな好きじゃないけど、たぶんイントロだけだと300回近く聴いた。通して聴いたのは3回くらい。
『ケツメイシ - 海』
ケツメイシと言ったら夏歌、夏歌といえば「夏の思い出」だと思うけど、個人的にはこっち。メンバーのラップがまだ完成されてない感じとオールドスクールなトラックが最高。
リリースをカットされたピアノフレーズがかっこいい。割と中田ヤスタカの曲は楽器を重ねて空間を埋めるように編曲された曲が多い印象だけど、この曲はかなり隙間を意識して作られてて好き。
中田ヤスタカと言えばPrefumeだけど、断トツでこの曲が好き。コンプレクストロみたいな構成のトラックで、いろんな楽器や音色が入れ替わり立ち替わりするのが良い。こういう編曲、しかもJ-POPの歌物でっていうのはなかなかない。
相対性理論は10代の頃に死ぬほど聴いた。メランコリックな曲が多いけど、この曲は明るくて良い塩梅。「荒川アンダーザブリッジ」懐かしいですね。
『宇多田ヒカル - time will tell』
よく行ってたクラブで朝方流れてた曲。この曲を聴くと当時の朝の渋谷の匂いとか景色が蘇ってくる。
元々知ってて良い曲だなとは思っていたけど、何かのイベントでこの曲の弾き語りを聴いて泣いてしまった思い出がある。この曲で涙を流せる純粋さはずっと持っていたい。
デビュー当時の、着うた系ギャルR&Bみたいな曲も好きだったけど、この曲以降の西野カナはかなりいい曲多い印象。個人的に「パッ」とかも好き。
「L'Arc~en~Ciel - winter fall」
普段はそんなに歌詞を意識して音楽は聴かないけど、Hydeの比喩に比喩を重ねたような歌詞は結構好き。
神前暁が作編曲した楽曲で一番好き。田中秀和の楽曲と迷ったけど、オタク受けとか関係なくこの曲は良い。
所謂「歌物」ロックから一曲。この疾走感に初期衝動が感じるような曲、いつまでも好きなんだろうなって思う。
『岡村靖幸 - ビバナミダ』
80年代風スタイルにどこかフレンチハウスっぽい風味も感じる編曲が最高。岡村靖幸は昔の曲じゃなくて最近のバキバキのトラックの上で歌い上げてる曲の方が好き。
『Avec Avec - おしえて』
10代中盤から20代前半まで、Maltineをはじめとするインターネットレーベルにハマってた。こんなにスウィングさせても成立するんだって当時はかなり衝撃的だった曲。こんなにビートがヨレてる曲は正直世界中探してもこの曲だけだと思う。
『FLIPPER'S GUITAR - さようならパステルズ・バッヂ』
華奢でまだあどけなさが残る二人のルックスに楽曲に全てが最高。どの曲にしようか迷ったけど、一番爽やかなのはこれかな。完全に後追いなので、渋谷系をリアルタイムで体感してみたかった気持ち。
『Cornelius - NEW MUSIC MACHINE』
個人的には小沢健二よりCorneliusの方が好き。楽曲も実験的で、アルバムごとにコンセプトも違うから聴いてて飽きない。
当時付き合ってた彼女がカラオケで歌ってて、そこから好きになった。元々全然聴いたことなかったけど、いろんな楽曲を聴いてみると、ブルーノートがとにかく多い。ポップスというより完全にブルースシンガー。
独特なプラックのフレーズにチープなピアノフレーズ、原田郁子のボーカル全てが最高。シンプルな2stepビートが気持ち良すぎて、部屋で一人踊りまくってた思い出。
『PUNPEE - Bad habit』
HIPHOPと言えば今はTrapだが、Boom bapでもなくまさかのJuke。コードワークはめちゃくちゃお洒落で他に類を見ない楽曲。
こういうエレピでゴリ押すタイプのアーバンな楽曲が大好きなんだが、その中でも断トツ。エモいとはこのこと。
『YEN TOWN BAND - Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』
Charaの「Junior Sweet」と悩んだがこっちにした。
日本で一番好きなバンド。全曲共通してコード進行がお洒落すぎる。
昔はセルアウトなんて言われていたけど、RIP SLYMEの良さが分かった時「HIPHOPは2周目」みたいな風潮もあった。この曲はPESがトラックを作っているけど、DJ FUMIYAのトラックはマジでヤバい。今聴いてもぶっ飛んでるし、5人でもっと活動してほしかった。
夏の終わりのなんとも言えない気持ちを上手く表現してると思う。この曲を聴くと、何年経っても鬱屈した10代の頃を思い出してしまう。
Japanese 2stepの名曲。編曲のシンプルさに、サビ後半のベースラインで何杯も飯が食える。
『KinKi Kids - Kissからはじまるミステリー』
山下達郎Worksから一曲。シティポップとnew jack swingが融合したような楽曲。本人が歌ってるバージョンも好き。
『ASIAN KUNG-FU GENERATION - 或る街の群青』
高校時代鬱になって不登校の時期があった。そろそろ行かないと出席日数がヤバいと言う時に毎日聴いてた曲。「蹴り出す速度でどこまでも行けるよ」って歌詞が当時の自分に刺さりまくった。
『Nujabes - reflection eternal』
唯一のインスト曲。出席日数がヤバくて学校に行ったものの、授業をサボってラグビー部の部室裏で聴いてたのが懐かしい。曲としては完成されすぎてる。サンプリング元が優秀だってのはあるけどね。
『iの数式 (imoutoid's ComplexFunktion Remix)』
亡くなった今でもカルト的に人気のある伝説の天才トラックメイカー、imoutoid。僕の人生で一番好きなアーティストでもある。ダンスミュージックはテクノロジーの発展により進化するものだけど、2007年くらいの技術で高校生がこの曲を作ったと思うと驚きを隠せない。imoutodはダンスミュージックのトラックメイカーとしてのセンスはもちろんのこと、J-POP的な分かりやすさに作家性も兼ね備えていた。生きていたら今頃世界的なアーティストになっていたと思うし、今聴いても新しい。
『livetune - ファインダー(imoutoid's“Finder Is Not Desktop Experience Remix”)』
好きすぎるのでimoutoidからもう一曲。無駄な音が一切なくて完成されすぎている。ハイハットだけで何倍も飯が食える。彼がメジャーレーベルから出した楽曲はこの一曲のみなのでめちゃくちゃ貴重。
間違いなく人生で一番聴いた曲。J-POPとはどこか前向きなメッセージが込められているものだと思うけど、この曲は人生の気怠さを歌っている。しかも国民的スターだったSMAPがだ。この曲は「愛があれば壁を乗り越えられる」とも「努力は報われる」とも言ってない。ひたすら過去を思い返して「夜空ノムコウにはもう明日が待っている」だ。とてつもなくリアル。今後も聴き続けるんだろうなと思う。
さらにセリフの退屈さを補うためか、妙なカメラアングルを多用するのだけど
より退屈さを際立たせてしまっていると感じた
あれに関しては初期ウルトラシリーズにおいて
変な角度から、物体をなめながら撮るアーティスティックな手法。
ウルトラマン・ウルトラセブンを見た人なら「ああ、これこれ」ってなるやつ。
↓こんなん。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/namerukarada/20211109/20211109223049.jpg
ちなみに俺は増田と同世代かつ特撮オタ(≒ウルトラオタ)だけど、ほぼ同じ感想だったね。あれは俺も諸手を挙げて喜べない。
平成ガメラ(特に1・2)やシン・ゴジラは「現実」部分が堅牢に出来てる分、荒唐無稽さを少しでも中和する為の理由付けとしてやむなく説明が多かった。
でも今回は相変わらず同レベルの説明過多なのに、その説明が無駄骨に終わる程の原理不明かつ荒唐無稽な事象(主に外星人周り)が次々展開される。
しかも登場人物達は感覚が麻痺してるのか、一つ一つの事象にそこまで驚かない。だったらもうその長ったらしい説明全部要らんやんけ・・・ってなったね。
難しい公式書き並べて最終的に「変身直後に殴りつけろ」ってなんやねん。ヤシオリ作戦には確かに存在した「もっともらしい感」は何処へ、って感じ。
登場人物達も狡猾(と言ってもそこまで賢くないような...)な外星人の前に右往左往するだけの、単なる書き割り感が凄かったな。
そもそも田村班長にそこまでリーダーシップを感じなかったし、他のメンツもシン・ゴジラメンバーの薄味版程度の存在感。
シン・ゴジラでは各々が得意なスキルや性格の方向性の差はあれど、一様に置かれた立場で最善を尽くそうと奮闘してた。
スポットが当てられて当時二次創作でも人気だった矢口や赤坂さん、志村に泉、尾頭に安田あたりはもちろんのこと、
大河内総理も里見臨時総理も、花森防衛大臣や想定外大臣、仕事ですからおじさんや片桐はいりおばちゃんに至るまでね。
それぞれ印象深い行動やセリフはせいぜい一つ二つなんだけど、みんな個性的でキャラや方向性の重複もあまり無くて良い塩梅に配置されてた。
そもそもあの人物達のピースが少しでも欠けてたら、ヤシオリ作戦が結実してゴジラ凍結に至らなかった可能性が非常に高いしさ。
でも、今回の劇中の禍特対程度の活躍では、滝くんが言ったように「もうウルトラマンさえ要れば良いんじゃね?」感が最後までどうしても拭えなかった。
手錠や拘束具外して脱出したり、メフィラスの特殊器具を探し当てて奪取や破壊するなんて、天下のウルトラマンに掛かれば朝飯前にも思えるし。
ベータカプセルが無いと全く丸腰の人間になるのは原典準拠なんだけど、他の外星人は人間体でも荒唐無稽な能力を発揮してた分、幾分説得力に欠ける。
ま、禍特対もウルトラマン出現以前には数多の怪獣を倒してるっぽいけど、冒頭に文面と止め絵で一瞬のうちに説明されるだけで実績があまり掴めない。
あと、庵野の原典に対する愛が深い故に様々な原典要素と独自解釈を詰め込みすぎたせいで、未整理でとっ散らかったままに
なってしまってる印象を受けた。ウルトラマンの一話完結の独立した4話分(約30分*4=120分)のエピソードを無理矢理引っ付けただけみたいな脈絡の無い感じがする。
過去作のパッチワークに自家製の癖の強いドレッシングぶっかけて「どうだ!これが俺の創作料理だ!」と言い張ってる感じ。
出来上がるまでの過程は全く異なるんだけど、俺は賛否両論を呼んだ「ゴジラ FINAL WARS」を思い出したね。
「うわ!マトリックス!」「ドン・フライ!」「ヘドラにエビラにX星人!」「こいつ結局ギドラかよ!」「ゴジラがサッカー!昭和かよ!」みたいなね。
要素・独自解釈山盛り、観てる間は確かに退屈せんかったけど、映画としては欠陥だらけで正直なところ佳作と言えるかも相当怪しいラインだと思う。
主観だが、文房具を好きな人は数千円から一万以上するボールペンを持ってると思っている。
対して、興味がない人になると引きだしに転がっている学生の頃使っていた物を今でも愛用とか、まあそんな感じだろう。
そのどちらにもなれない所でうろうろしているのが俺だ。
後者は安いボールペンを一本買うと色々捗るよ、家に転がってるボールペンが実は優秀だった、とかでもない限り書き心地も向上すると思うし、新しい文房具を使うと気分があがる。
前者は多分俺が持ってるようなボールペンは全部持ってると思うので、というか言われなくても月に数本ボールペン買ってそうな印象ありますので、高級ボールペン趣味持ってる人って安いのもたくさん買ってる印象あるわ。
ずっとジェットストリームを愛用していたんだけど、最近は三色ボールペンじゃなくて単色を愛用するようになってきた。
今のお気に入りはエナージェル、100円ちょいで買えたにしては書き心地えらいスムーズでドハマリしてる。
PILOTのVコーンも面白かったけどしばらく使った感じでエナージェルの勝ちかなと筆箱行きになった。昨今は外出減ってるので使用頻度的にも筆箱内<自室のペン立てといった塩梅でお気に入り文具を配置している。
今日は今まで試したことのなかったドクターグリップが届く、どんな感じか楽しみ。
まったくの余談になるが、手持ちで一番値の張った文房具はジェットストリームエッジ。
個人的にこれが一番気に入ってしまったから三色ボールペンを買わなくなったのかもな、と今は思っている。単色ボールペンならこれ以上の価格を出すことがあるかもしれないけど、多機能ペンにこれ以上出すことは、というかこれから更新することはないだろうな。
※追記※
なんか凄いブックマークされててびっくり。
コメント見ていると「やっぱり俺が持ってるようなペンはみんな持ってそうだな」って感想になりました、むしろ面白そうなペン情報に出費が嵩みそうで少ししくじったなと思ってる。物欲に弱いんだ。
余談だけど、万年筆も持ってるけどこの沼は沈むと財布が溶けると判断して一本だけに留めてます。だからとてもじゃないが語れるほどじゃないなと省いてました。
もひとつ余談だけど、ドクターグリップは持ち手の気持ちよさが最高だけど書き味は他のペンが勝るという感想になった、合成したい。