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はてなキーワード: 優雅とは

2019-02-10

anond:20190207075923

そして落ち着いたらテーブルの上にトンッと優雅に飛び乗りわたしの鼻先に*を持ってくる(くさい)

わざとなのか、偶然なのか

2019-01-27

anond:20190127203235

ねこ🐈綺麗ごと言ってかっこよく、ノンシャランと漂うように優雅に生きてるように見せるのってカッコイイとおもう。

2019-01-13

仕事が嫌だからと同僚の女性に突如休みを取られた。

そのリカバリーにずいぶん苦労したものだ。

その女性はと言えば、優雅趣味時間を過ごしていらっしゃる

仮に自分が突如休んだとして、同僚の女性自分がやったようなリカバリーはしてくれないんだろうな、という点。

また、こちらは残業地獄に陥ったのに向こうは遊んでいるところが腑に落ちない点。

そんなことを率直に思ってしまった。

客観的に考えるならば、休みを取った以上はプライベートで何をしていてもそれは人の勝手なのであって、許容すべきだろう。

これは自分が乗り越えなければいけない課題だ。

しかし、男性たる自分がその女性と同じようにむしろ同情され、休みを取れるかと言うとそうではない。

これは自分でどうこうできる範囲のことではない。

男性がこの女性と同じように休みが取れない限り、男女平等も来ないんじゃないかなーとふと思った。

2018-12-20

明日朝ごはん

決めた!

冷蔵庫の焼き鮭チンして、ご飯に乗っけてお茶漬けにして食おう

テスト前の朝を優雅に過ごすのだ

2018-12-12

anond:20181212182713

かにそこは投稿してから自分矛盾してると思った。ただ、養っても良いのはちゃん家事育児もこなヒモであり、男だろうが女だろうが家事能力が低かったら単なる役立たずだ。

それに私の給料では食べていくことはできても大して贅沢はできないので、男女を逆にしても、専業主婦願望の女が抱きがちな「夫が稼いでくる給料優雅な奥さま生活」なんてのはそう簡単には実現しないと思う。

2018-12-10

ストーブ火入れ式を増田する酢出す魔を期し例日のブーとす(回文

おはようございます

急に寒くなってきたわよね、

結局、

冬将軍は来なかったみたいだけど本当に冬到来って感じで

朝晩はちょっと芯まで凍る寒さよ。

私の所もストーブ火入れ式行いました!

パチパチパチ!

灯油がごうごうと燃え盛るのっていいわよね!

エアコン暖かいけど

瞬速で暖まる灯油ファンヒーターとは比べものにならないわ。

冬でももう部屋中を常夏感覚にしちゃいたく、

且つ薄着で過ごしたい派なので。

この暖かいさ加減と言ったらそれに勝る物はないわっ!

ただ難点として灯油を買いに行くのだけがめんどくだけどね。

どちらかというとそう言う手間も楽しみたいので

それも冬の醍醐味だわ。

朝もタイマーしておけば、起きたら部屋は夏か春かって言うぐらいポカポカなので

寒いから起きられな~いと言うすっとこどっこいな言い訳はできないのよ!

洗濯物もよく乾くしね!

まあそんなわけで、

寒くなってきたので暖かく過ごして下さいね

うふふ。


今日朝ご飯

豆乳バナナアンド牛乳ミックスジュース

時間でパッと作れるから便利よ!

デトックスウォーター

ホッツ白湯を少し梅干しプラスインよ。

朝の余裕の時間はたとえ5分たりとも優雅に過ごしたいわね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2018-11-29

番組CMテンションの違いが苦手

例えばニュースで痛ましい事件見てて被害者可哀想だなーって思ってる時ににCMでアホみたいなバラエティ宣伝とかが入ると死ぬほど萎え

逆にアホみたいな面白いバラエティ見て楽しんでる時に、いじめを無くそうとかの人権啓発CMが流れても萎え

1本の番組でも制作会社だけじゃなくて、流石に他にも高校代理店とかも関わっていると思っているか番組CMテンションが違ってても仕方ないと認識してるけど、気分が阻害されるからテレビってあんまりきじゃないんだよな

ちょっと話それるけど、自然の中を優雅に車が走行してるタイプCMってどのジャンル番組見てても違和感無く溶け込んで世界観さないか結構好き

2018-11-28

anond:20181128025941

セレブだったら男性でも自分会社経営する方に行って社畜はしないんじゃないかなー

まあ言いたい事は分かるけど。

子供が巣立った後に働きたければ優雅仕事(半分ボランティア)がいくらでもあるのです。

会社役員名前だけで実際はほぼ仕事しない)」ってのもそのセレブ奥様向け仕事の一つだけど

NTTにはそういう人はいない、って事だよね

流石にそういう人をねじ込むのはNGってくらいのコンプライアンスはあるって事で、むしろ良い事なのでは。

実力で大企業役員になってて実権もある女性ってどの程度いるんだろう。

anond:20181127235600

残念ながら日本においては、高給と安定とホワイトステータスの4つとも満たしている職場は男女問わずほとんどありません。(日銀とか政策投資銀行とか農林中金とかくらいしか思いつかない。当然難関で、優秀かセレブでなくては入れません。)3つでもかなりレアです。

増田さんのいた職場は、安定とホワイトステータスの3つを満たしているようですので、まあ恵まれていたといっていいでしょう。

ステータスのある企業出世をするのは、当たり前ですが競争が激しいです。細かく見ると優秀組とセレブ組と派閥勢力のどれかに当てはまると思います中国共産党でいうと共青団太子党江沢民派にあてはまります。何がいいたいかというと、ホワイトで安定であってもステータスのある企業権力闘争例外なく熾烈であって、政治力を持たないものは参加する資格がないということです。高給だけどステータスはない企業では実力主義です。

もちろん女性にも優秀な人やセレブはたくさんいるのですが、そういう人は安定したステータスのある会社を志望しないか就職しても短期間でやめてしまうのです。優秀な人は外資やら留学やら。セレブお金に困ってないのでワーキングママなどやらないで退職し、子供が巣立った後に働きたければ優雅仕事(半分ボランティア)がいくらでもあるのです。つまり女性役員候補が残らないのです。

男性セレブであろうが、というかむしろセレブであればこそ、ステータスのある職場を捨てられません。自由のある女性がうらやましいと思っている男性結構いると思います

2018-11-20

クリスマスの装飾を飾る増田寿丸坂をくょ市ウソの済ます陸(回文

母上様お元気ですか?

夕べ杉の梢に明るく光る星一つ見つけました。

って一休さんかーい!!!って

おはようございます

クリスマスシーズンにはまだちょっといかしら?

イエナリエが点灯よ!

ひっそりと輝く小さなクリスマスツリーが置いてあるベランダ可愛いのよ。

から見るとちょっとだけ光って見えるのがいいわね。

それにもうみかん花咲く丘公園駅前の広場なんか装飾もクリスマスチックな感じで

この迫り来るロマンチックさがクリスマスにかけて止まらない!

クレーン車が駅前の噴水を電飾で飾り付けていたわ。

なんかイスラム圏のお友だちに

そっちのクリスマス事情どうよ?って聞いたら

なんか普通に私たちが見慣れている

あのクリスマス風景が街に広がっていて、

なんだ!普通にクリスマスムード賑わい祭り開催中じゃないって。

KFCだとか竹内まりやさんの曲が流れてそうなイキフンなのよ。

イスラムの人たちもクリスマスには寛容なのかな?と思ったりもするけど、

実際はどうなのかしらね

ピリついてる人たちもいるかも。

そういう話題ナイーブよね。

からないけど、

まあとにかく私は来年手帳を探しに行くわ。

でさ

酷いのよ!

お気に入りでずっと毎年同じ手帳を使ってたんだけど、

今年もその来年手帳を今年のうちに買おうと探したんだけどお店に置いてないの!

メーカーに聞いたら廃番だって

廃番で来年にはその同じ手帳が手に入らないのよ!

おちこむわー!

サンタさんに同じ手帳をちょうだい!ってNORADにお願いしたいわ。

うふふ。


今日朝ご飯

野菜サンドタマサンドです。

乳製品取り忘れたのでヨーグルト飲むタイプのやつもグビっと行きました。

乳製品は摂った方がいいわよ。

ヨーグルトとかそういうの。

デトックスウォーター

梅ホッツウォーラー

熱々のお湯をふーふーしながらゆっくり冷まして飲みます

もうちょっと今朝は早く起きて優雅に余裕ぶっこきたかったわね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2018-11-13

レベルとかイベントとか

anond:20181014140033

前回愚痴った日記から数日後、大本大正義エンプラさんが来ました(あっさり)。

その翌日にはワシントンまで来ちゃうし、出るときは出るんだなーと。

本当に建造に託すしかない点や、一航戦に至ってはおそらく数百周の3-4詣を強いられる可能性が高い所は引っかかるけど、今どきのスマホゲーとしてみれば、毎日トライできる時点で有情なのだろう。


さて4章が終わり、現在5章に向けて色々強化しつつ整理しつつ改造しつつ再編成しつつを同時並行で進めてるところ。

その過程で第1艦隊エンプラユニコーン、第2艦隊サラトガが2凸、イラストリアスが1凸で、前衛ラフィーとハムマンポートランド姉妹が2凸でベルファストプリンツ・オイゲンを1凸させた結果、確かに強くはなったが、それ以上に燃費がキツくなった件。

と金ブリはマジ貴重っぽいので、今後はフッドワシントンさらには入手予定のウォースパイトといった戦艦系の凸にしか使えない空気。今の所は凸らなくても回りそうだけど。

てか、トラバで警告されていたのに何やってんだ俺と後悔しても遅いので、開放して間もない第3艦隊前衛フレッチャー(センター)、フートオーリック、主力をレンジャー旗艦で両脇をレナウンとレパルスとし、レンジャーのみ2凸というエコ編成にしてみた。

でもエコだけど結構強いよこの子ら。

あんだけ苦戦というか、少しのオペミス旗艦大破とか食らってた3-4も割と難なくこなすとかヤバい

つーわけでハード攻略は当面この子派遣しとけばいいかーと思った次第。

で、長い前置きはここまでとして以下メインの話。

レベル上げると強くなるんだね(驚愕)

何言ってんだコイツと思うかもしれないが、俺はMMO時代からレベリングアイテム強化は廃人向けやりこみコンテンツ≒簡悔系かつマウント材料にされるとみなしていて、こういうプレイについては舌を噛み切りたくなるくらい嫌っていたんだけど、アズレンレベリングも強化も、今の所そこまで廃っぽくないのがいいかも。

しか効果てきめん。繰り返しになるが、3-4のボスって、最初クリアしたときは相当キツかったんだよね。

それがアレだ、4章終わってから「これで赤城加賀が出たら一生分の幸運使い切っちゃった的な?w」みたいなノリで気まぐれに行ったらあなたボスが出現してからほぼ数秒で蒸発するとか、エンプラさんが「終わりだ!」とか叫んでる通りになるわけですよ。

まあ実際のトドメにはフッド砲撃も噛んでるんだけどね。確かにあのエグい榴弾攻撃優雅ではないかな。

で、3章と4章の一番の違いと言ったらレベルなわけで、多分10以上違ってると思う。

そうかー、レベルというか練度って本来そういうモンなのかもなーと、今までレベル恩恵があまりいか、あってもレベル上げが超大変か、あるいはその両方だったりするゲームをやってきた身としては思ったと。

初心者でもイベは楽しめる…らしい

何言っ(中略)まあイベ参加したといっても海域攻略はしていない。

でもガチャとBスター報酬だけでも面白かったわ。

ワシントン当たったし、これなら多分ノースカロライナ報酬で貰えそうな見通し。

例によって最も簡単コースでも実質初心者お断りレベルの、今思えばすっげーマゾイベントに付き合ってきた身からすると、こういうのもいちいち新鮮という話。

自称ガチ恋」をこじらせてるんだけど、

別に付き合いたいとかどうこうなりたいとかいうよりも

いっきり性の対象物として本人を搾取している自覚があるので

こう呼んでる。

例えば服を脱ぐシーンがあったら歓声が大きくなったり

ダンスパートで腰を振るシーンがあったりするのだから

私が彼をそういう対象として享受することも

ある程度考慮されているのだ、と自己正当化してる。

でも、笑顔とか、眉を顰めるような苦しげな表情を見たら

すぐ隣でこの表情を見たいなあと思ったり

手とか首とかを見ながら、

近づきたい、触りたい、と強く思ってしまう。

いずれ激情と呼ぶしかないような感情が押し寄せてきて

悶々としてどうしたらいいのかわからなくなって。

顔が熱くなっているのがわかって、文字通りクラクラしてきて

体温のせいで手にもったオペラグラスが曇る。

出番が少ないとかせりふが少ないとかはどうでもいい。

舞台上にいてくれれば私は視姦を繰り返せる。

あなたが真面目に台詞を発していても

優雅な表情で踊っていても

顔も名前も知らない客席側には

こんな見方しかできていないヤツもいるよ。

ごめん。

やめなきゃやめなきゃと思っているのに手元に半券が増えていって

単純にどこも触らずに目の前の対象物を見ながら脳で自慰してるんだよね。

終演後お手洗いでクロッチがべっとりとしているのを見ると

私は果たして何をしに今日この劇場に来たのだろう

なんて一人で苦笑いしてしまう。

きっと来年も通うんだろうなあ。

2018-11-09

サクッと酔いたい時ってどうしてる?

東京から事情北海道にきてるんだが、セイコーマートは神だね。

イタリア産スパークリングワインフルボトル辛口500円。

冗談で買ってみたが結構飲める。

なんだろう、この「まだストロングゼロで消耗してるの?」感。

とても優雅に過ごせる。

仕事がらみで、寂しくビジホにチェックインして、缶酎ハイで一旦酔って明日から仕事みたいな行為してる人は多いはずで

そんな中、この満足感はひとしおだ。

バイヤーもそういうユーザーへの配慮があったんではないだろうかと思いたい。いや、必ずそう思って仕入れているはず。

都内でので良い宅飲みプラン持ってる人っているのかな?

都内だと、某居酒屋で290円のハイボールを飲みながら刺身食うのもいろんな意味で乙だけど、

宅飲みだと、やっぱ氷結ストロングゼロ系になりがちな気がする。

カルディ勢はそういう意味では、今の話に近いのかな?

2018-11-01

anond:20181031145044

かき氷

http://www.i-nekko.jp/gyoujishoku/natsu/kakigoori/index.html

清少納言の『枕草子』「あてなるもの」(上品もの、よいもの)の段には、「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されています意味は「削り氷にシロップのように蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら)の汁をかけて、新しい金属の器に入れてあるのが実に優雅です」。平安貴族が、涼やかなかき氷を楽しんでいた様子が伺えます

2018-10-30

弱者男性が救われるのは難しいと痛感した話

前置きとして、この話に出てくる男性には個人的嫌悪があるため口汚い物言いになってしまうことをお断りしておく。

その際弱者男性全体への批判のような物言いになることがあると思うが、主語すり替えであることは筆者も重々承知している。

前もって謝っておくね、ごめんなさい。

できるだけ公正な視点で書く努力はするもの個人的体験であるためどうしてもそういう部分は出てくるだろうから余りこの手のネタが好きじゃない人は閉じてほしい。

インターネットで良く目にする弱者男性と付き合ったことがある。

アラフォーで、年収は200万円前後で、実家暮らしで、スーツの上からでも分かるほど腹がぽっこりしていて、顔は骨格もパーツも皮膚も良くない。

何故そんなのと付き合ったのかというと、告白された時にお断り理解してもらえなかったからだ。

「俺たち付き合う?」と聞かれた時にはっきりと「付き合わない」とお断り申し上げた。申しあげたのだ。

けれどこの男性(以降Aとする)は粘り強かった。

間髪いれずに「どうして?」と聞いてきたのだ。私も間髪いれずに「付き合いたくないから」と説明した。

そうすると今度は光の速さで「なんで?」と聞いてきた。なんでもクソもない。私も光の速さでなにかしらの説明をした。勿論お断りの方向で。

これを何回も繰り返し、あっこれは頭のヤバいやつだナ。と思った私は渋々了承した。してしまったのだ。

勘違いしないで欲しいけれど、私はAに少しも好意はなかった。

Twitterに生息しているAという男は私が食事したこと写真付きであげるとそれをRTして、その後にその店のURL晒し最後に「8000円のランチ増田嬢の優雅な昼下がり」などと呟いて、それをエスプリ満載なコミュニケーションの一つだと勘違いしているような人間からである

それならば付き合わなければいいのに、前述の通り断っても理解しないヤバさと弱者男性への哀れみがそうさせてしまった。死ね

無事私の了承を取り付けたAは嬉しそうに「じゃあ、よろしくのチュウ」と言って顔を近付けてきた。

女性への接触に慣れていない人間特有の「触るぞ触るぞ触るぞ」の興奮が隠しきれない鼻息の荒さで。こええよ。

早速後悔が押し寄せてきたけれど女に二言はないのだから、私は「じゃあ、よろしくのチュウ」とやらを受けた。死にたい

機嫌の良くなったAは「オフ会であった○○ちゃんの方が君より顔はいいけど性格が嫌い。人に色々質問してくるから男子校ですか?って聞くとか失礼だよね」や「君を紹介したら結婚詐欺だって疑われるだろうな」と嬉しそうに話していた。

○○ちゃんというのは私が大好きな女の子で、それを初っ端くさすのはどうかと思ったが、彼は哀れな男なのだと思って我慢した。後者発言も大概である

次にAがやり始めたのは、私の家で私の大切なものを触ることだった。

より個人に近しいもの、例えばぬいぐるみなんかをベタベタと触って「よろしく」と話しかけるのだ。なんとも言えないマーキングのような気配を感じて私は止めた。

それ以降、毎週末、それから祝日の度にAは来るようになった。曰く「どうせ俺は短い間に振られるからそれまで思い出を作りたい」からとのこと。

余談だが私はその時病気のため長期療養中でできるだけゆっくりたかった。

これによって我が家の食費は三倍に、光熱費は二倍に膨れ上がった。

一度すき焼き鍋が食べたいと言ったAにすき焼き鍋をはじめとして五品くらいの料理を出したところそれぞれ二人分作っていたのに全て食べられたことがある。

八千円分の材料費で作った料理を、たった一人で。

余りのことに唖然としたが本人は「お皿分けてないからわからなかったよ。コンビニでなにか買ってきてあげようか?」と何故か気の利く彼氏のような口ぶりで可愛くすねてみせる。繰り返すが、Aはお顔の見苦しいアラフォーおっさんである

末っ子長男という立場実家でなら和やかなエピソードにもなろうが、二十代半ばの私ではアラフォー末っ子長男を甘やかすことはできない。舌を噛み切りたい。

このように自分が食べるものには無頓着で、常備菜も断りなく勝手に持ち出して食べてしまうAだったが、金銭感覚とやらには人一倍敏感だった。

ある日突然「君の家の冷凍庫にはステーキ肉があるでしょ?あんなのうちの実家にはないよ。贅沢なんだって分かってる?」と責められた。

私はAが我が家冷凍庫をあけたことなんて知らない。なによりなぜ私が家賃を払っている家で私の払っている電気代で私の食費の範囲内で存在しているステーキ肉を贅沢と言われなければならないのか困惑した。

なんでだろう。ただの業務スーパーの肉なのに。海外産なのに。

こういうことはままあった。

私の家の別室にいつの間に入ったのか、私の服が殆どUNIQLOであることに対して言及する。同じ口で、私の服装ハイブランドっぽいか他人威圧感を与えるとあてこすられる。

自分で家探しして、UNIQLOであることを把握しているのに。

肌の手入れをしている時、家の掃除をしている時(余談だがAは私が洗濯物を干している方向に向かって寝そべった姿勢放屁したことが何度かある)とにかくことあるごとに

・それは文化資本の高い裕福な家庭で育ったから身についたことだ

・そういうのは人に威圧感を与える

という趣旨であてこすってきた。一見褒め言葉とも思えるが、その時のAの表情は「世間知らずの小娘に、弱者として様々な荒波に揉まれてきた俺がもの道理を教えてやる」という優越感に歪んでいた。

これが、毎週末起こればどうなるか。

病気療養中でただでさえ体力が落ちていた私はメニエール病になった。病気のお代わりである

実家で未だ末っ子長男立場にいるアラフォーが呼んでもいないのに毎週末入り浸り、どんどん荷物を運び入れてくる、ついでにジンギスカンのタレ(私の住んでいる土地北海道ではない)や生姜湯のタレやカフェオレのタレや実家にあった食べかけのスプレッドなどをお土産としてドヤ顔押し付けてくる。

料理を作ってもらうのは、彼女とのラブラブ交際メモリー

家事もこまめにする彼女を見守る俺。

金銭感覚の狂っているところと金を持っているような見た目だけがたまに傷で、そこは俺が矯正してやらないとな。

俺が結婚してやるから、婿に入れて跡継ぎのパパにさせてね。お家のことは任せてくれていいよ。

無理だった。哀れに思って物乞いに施しを与えるつもりで付き合っていたけれど、風俗嬢キャバクラ嬢と家政婦とママと財布のハイブリッドにはなれない。

金銭感覚が狂ってるのはあんただ。他人の家で好き勝手食い散らかして、風呂毎日溜めて、家事食事の世話もしてもらって当たり前と思ってるけど年収200万円でそんな生活はできないんだよ。

実家暮らしでそれが当然になってしまってるお前の金銭感覚の方が狂ってるんだ!

そう言いたいのを飲み込んで私は「うちに置いてる荷物を持って帰ってね」と通告した。泣いてたけど知らない。

禅問答のような告白からわずか一ヶ月半のことだったが、色々と我慢限界だった。

うちに持ち込んだ荷物は手提げ二袋に詰めてもまだ残っていたので、私が大きい段ボールに詰めて送った。

私に了承を得ていない様々なところに荷物を置いていたので探し出すのに苦労した。

別れた後もオフ会した女の子の品評が送られてくるなどした。「焼肉奢ってやる価値なんてなかった」「デブだった」「立ち居振る舞いに品がなかった」「増田がどれだけ素晴らしいか分かった」

うるさい、死ね。腹がぽっこりしてるアラフォーおっさん女子大生に向かってなにを偉そうに。その子可哀想だ。

またまたその後便箋七枚ほどに及ぶ懺悔手紙が送られてきた。字があまりにも汚かったので、読めたところだけを要約すると

コンプレックスに苛まれていろいろとしたこと反省します。プライド邪魔をしてしまったんだ。だって俺は稼げないし」

稼ぎがどうこうじゃなく人間性の問題であることを理解できないのが哀れだと思ったが。

後日談として、

その後Aは自分コンプレックス払拭するためか親にいれている金を免除してもらって株式投資をはじめ、順調に年収分くらいの損失を出しているらしい。

異性として見られる魅力もなく、自信となる稼ぎもなく、実家暮らし萎えた自立心と金感覚末っ子長男扱いと狭い人間関係で肥大しきった自己評価

彼の不幸の全てが弱者男性という社会問題のせいとは言わないけれど、でも私は二度とその手の男性に近づかないだろう。

たとえ差別と言われても、この記事に書いた奇行、書ききれなかったその他の様々なコンプレックス由来の奇行どちらも私を頑なにするには充分だった。

どこかに特定記憶を消してくれる病院とかないかな。探してます

2018-10-27

犬派なんだが気になる猫がいる

たまにうちの近所に出没する貴族みたいな風体の猫

毛並みがいい

なんだか堂々としてる割に優雅

性格も可愛くて人懐っこい

なんていうかお坊ちゃん風?でスレたところが一切ない感じ

飼い猫なんだろうか

2018-10-24

駅伝つん這いと特攻隊

駅伝で体が動かなくなったのに四つん這いで必死にタスキをつないだ選手の話、

どの記事ブクマだったか選手の素晴らしい闘志に感動した」などと書いてるのがあった。

これっていわゆる感動ポルノのものなんだけど、いくつも星がついてて、こんなふざけた奴らが複数いるかと大いに笑えた。

自分一人だけなら将来のことを考えて棄権するところを、仲間がいるか棄権できず無理を通さざるを得なかったのに

実情も知らない、ろくに運動しないような無責任な奴らが、なぁにが「感動した」だ、バーカ!

駅伝に限らず、常に故障危険と隣り合わせなスポーツ選手はいっぱいいて

客が勝手に抱く期待という圧力、そして仲間内で足手まといになるわけにはいかないという圧力が彼らを故障まで追い詰める。

もちろん、そんな圧力に負けない鋼の心の人たちもいるかもしれない。

だけど、真面目で努力家の選手たち、特に集団スポーツ選手達は多かれ少なかれ、

そんな圧力に晒され、精神的に圧迫されている事を隠してそのスポーツに打ち込んでいる。

一見優雅そうに見えて水中で必死に足びれ動かしてる白鳥のように。

上記ブクマを見た時に頭に思い浮かんだのは、特攻隊に感動する人たちのことだ。そっくりじゃね?

この度、ひっでぇ題名の(よりによって「紀」を使うか?!)本を出版される嘘八百田さんが思いっきり美化しまくった本を読んで感動する奴ら。

他者から圧力で命を懸けざるを得なかった他人の行動に「素晴らしい」「感動した」とか言ってる奴ら、

自分らで紐なしバンジージャンプに挑戦してみればいいのに。

ぜひとも「素晴らしい」「感動した」と大いに褒めたたえて差し上げ……たら奴らと同じになるから念仏の一つでもあげて差し上げるさ。

2018年アニメ2話までほぼ全部観たか感想書く その1

 毎期アニメが終わるたび一生分のアニメを観たような気になるので、今期もまた新作アニメPVニュース憂鬱な目で見ていたはずなのだけれど、気づけば今期もまた新作アニメを浴びるほど観る毎日に身を投じていたので風呂敷を広げすぎないうちに感想を書く。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

 ちなみにここに書く作品すべて2話まで観ているわけではなく、まだ1話しか観ていない作品もいくつかある。あと解説の中に殆どキャラクター名(固有名詞)が出てこないのは、単に全く記憶していないからだったりする。表題キャラ名(グリッドマンとか)や2期のキャラを除くと、真面目に「伝説山田たえ」くらいしかフルネームを覚えていないかも。

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その2

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その3

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

~独占…対象サービスしか配信してない

~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

やがて君になる

 良い最終回だった百合百合でもガチ百合。花の学生生活を描くアニメ

 今年観た百合アニメで非常に印象的だった「citrus」と比較すると、citrus主人公性愛の目覚めに至ってから物語が始まるのに対して、本作は自分気持ちにどんな意味があるのか?というところにフォーカスしていく物語みたい。「やがて」という言葉を冠しているところからも、同性愛に至るまでを描く内容なのだろうか。「わからない」っていうセリフが控えめに言って最高。あとcitrusにもあったけれど、最初に「男性から告白されて(恋愛対象とみなされて)、それを断った上での百合展開」というのがよりガチっぽくて好き。特に2話以降で言えば、同性愛の目覚めがけっしてみんな一緒のタイミングではなく、キャラによって気づきの早さが異なり、それゆえのすれ違いが描かれているところが最高に良い。

 本作の脚本を手がけるのはあの花田十輝。「宇宙よりも遠い場所」のいしづかあつこ監督がどこかのインタビューで「花田脚本は絵で語る表現がうまく、例えば誰かが喋っているとき、そのキャラの顔をアップにするのではなく別のキャラの顔をアップにするとか、そのキャラの手元を写すなど「行間を読ませるような演出」に優れた脚本」と評価していたけれど、本作もそういった意匠のある演出になっている。「響け!ユーフォニアム」「宇宙よりも遠い場所」などでも見られるモノローグなど、花田十輝の良さが出ている作品キスシーンめっちゃエモかった。

 大島ミチル音楽が非常に良い。校舎や制服が少し時代を感じさせる一方で、すごく特別で隔世感のある華やかな雰囲気に包まれていて、それを音楽が加速させている。また、パリッとしたわかりやすさを持たない、複雑な心情とよく合っていて痺れる。

 それにしても制服デザインがめちゃくちゃ好き。「ゆるゆり」「あまんちゅ!」の制服に似た優雅さがある。

色づく世界明日から

AmazonPrimeVideo独占

 制作P.A.Works、背景:スタジオ・イースター(監修・東潤一)、音楽出羽良彰脚本柿原優子ゴリゴリP.A.Works作品高校生青春を描く物語。割とやさしいせかい

 なんやかんやで色が見えなくなった女の子がふさぎ込んじゃって、魔法使いのおばあちゃん彼女のために云々・・・というシナリオ色覚異常テーマにした作品と聞いて「聲の形」が一瞬よぎったけれど、扱っているテーマが違う(あっちはいじめが大きなテーマになっている作品)。

 演出的には「主人公を見守るような視点」が多く描かれていて、全体的に優しさに包まれている。魔法日常に溶け込む世界感は「凪のあすから」くらい生活感のあるSFに仕上がっている。

 生活感といえば1話の「魔法ショップの店内の様子」みたいなシーンを見て「ふらいんぐうぃっち」を思い出す人もいたと思うけれど、それもそのはず、本作の劇伴出羽良彰ふらいんぐうぃっち劇伴担当していた人なので、圧倒的ふらいんぐうぃっち感のある、優しさに包まれ作品になっている。透明感のあるビブラフォン骨身に沁みる。劇伴買おうかな。

 それにしても、背景美術クオリティが異常。一旦OPEDを観てほしい。タイトル通り本作は「色」が大きなテーマになっていて、物語キーとなる背景が主役になるカットが多い。「(世界はこんなに美しいのに)主人公の目には世界灰色に見える」という、暗闇の中にある思春期心象風景説得力を持たせるためには相当美しい背景が必要なのは分かるのだけれど、それにしても書き込みや彩色がエグく、特に彩度については主人公の心象とリンクして白黒〜極彩色まで変化するくらい凄まじい仕上がりになっている。なので、1話ラスト抽象的な、印象派のような絵画っぽい心象風景によって世界が彩られる演出は痺れた。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

 湘南ご当地アニメ舞台湘南なのは原作者鴨志田一曰く「湘南青春の日々を過ごすことに憧れてたから」とのこと)。

 鴨志田一といえば「Just Because!」がアニメ放送されたのは2017年10月だけれど、本作も学生ヤキモキした感じが漂う青春群像劇(ボーイ・ミーツ・ガール)になっている。

 タイトルは章ごとに変わるらしい。ひたぎクラブまよいマイマイ→…的な。なお原作も各巻ごとにタイトルが異なる仕様だっため、先日発売された新装版は「タイトルを見ても巻数が分からない問題」が修正されている。ちなみに、2話で登場する少女CV.水瀬いのり)のエピソードは、来年劇場作品として公開が決まっている。

 バニーガール先輩も青春豚野郎も非常にクレバーキャラなので、ライトノベルっぽいタイトルバニーガールキービジュアルから想像し難いような会話劇だったりする。「サクラダリセット」に近い。ともに主人公を演じるのは石川界人。彼の淡々とした口調がすきだなあ。ってティラミス見ながら思った。

 本作は「思春期症候群」という都市伝説テーマ。例えば「根も葉もない噂」とか「誰も自分のことを知らない世界に行きたい」とか「なんとなくみんなに合わせないといけないような、ハブられないようにしないといけない、という空気」とか「いじめを受けたことによる、目には見えない心の傷」など、特に学生時代に抱えやすい、可視化の難しい問題を「思春期症候群」という舞台装置によって可視化しているのかな。ある意味残酷ではあるけれど、逆に救いのある物語だよね。

 会話の意味のなさが良い。「サクラダリセット」に出てくる相麻菫と浅井ケイの会話を思い出す。哲学に片足を突っ込んでるあたり特にツボ。1話なら「ありがとう」「ありがとう」という意味が無いとか、2話なら「キスしよっか」が「キスしよっか」という意味を持たないような。そんなバニーガール先輩を見ていると「打ち上げ花火」のナズナちゃんを思い出す。会話にほとんど意味がないために、彼らの感情をうまくキャラクターの表情で表現しているのが言葉の軽さと対照的になっている。エモい

 特に2話は、問題解決と同時に解消されるであろう二人の関係を思うと、どこか漂う諦め、虚無、寂寥感がある。

 音楽担当するFox capture planはシンセの曲が多めかつ特にEDのようなジャズっぽい

雰囲気があるので、「Just Beacause!」と比べて本作は精神年齢高めな作品に仕上がっている。

風が強く吹いている

 三浦しをん小説原作制作production I.G大学生10人がある日突然、箱根駅伝出場を目指してみた話。

 原作一般小説なので、大学生たちがアニメっぽいキャラクター性を持っていない。性格が地味な子が多い。しかキャラの表情やしぐさにコミカル表現(今期「うちのメイドがうざすぎる!」みたいな動き)をほとんど使用していない。なのに表情が非常に豊か。しか10人とも顔のデザインがかなり異なっているのに(双子を除く)どのキャラも表情含め丁寧に描き分けしている。

 アパート飲み会中後ろでガヤガヤしている人(アドリブ)とか、アニメならキャラ同士のイチャコラを中央に据えて順番に映して「ガヤガヤしてる感」を演出しそうなのに、全くのガヤになっていて「仲がいいキャラクター同士のあつまり、という空気感」として描かれている。2話では特に青竹荘の日常が描かれていて、朝食のシーンなんか「大学生の住んでる古いアパート日常風景」がそこにある。そういうリアル空気が「見える」作品

 カットの特徴で言えば「やや見下ろすような視点」が多い印象。その場の雰囲気を描くためなのかな。

 あと背景の情報量が多い。特に1話ラストランニングシーンとか見ると何枚街のカットがあるんだ。全体的に黒っぽいのも実写っぽさがある(普通アニメでは夜の暗さを青色表現する事が多い)。

 ランニングシーンで言えば、走りモーションの躍動感とチャリ立ち漕ぎしてる体の触れ具合が好き。

ゾンビランドサガ

 死んだ女の子アイドルとして歌って踊る佐賀日常異世界転生する話。大人が本気で悪ふざけしているアニメ大人の悪ふざけxアイドルアニメで今年放送された作品だと「魔法少女☆俺」が思い浮かぶけれど、本作はあっちよりもずっとアイドル寄りに仕上がっている。不和→衝突→団結を繰り返しながら一つになっていく物語の中にライブパートが含まれており、毎話ライブエモい特に2話は、ライブシーンのアニメーションもさることながら主人公を演じる本渡楓めっちゃすごかった。日本語ラップ抵抗のない人なら楽しめると思う。

 概ねギャグアニメになっていて、ゾンビというB級モチーフも相まって福田雄一っぽさを感じる。特に宮野真守が演じる巽幸太郎だんだん佐藤二朗に見えてくる不思議(「全部宮野さんにおまかせで!」っていうディレクションだったらしい)。

 ゾンビというモチーフを積極的に使った作品で私が観たことのあるアニメは「さんかれあ」くらいなのだけれど、どっちも「ゾンビ化」→「第2の人生」みたいな、特にこの作品では「異世界転生」みたいな機能を持っているみたい。つまり佐賀異世界

 ちなみに「さんかれあ」では、ゾンビについて「生きているのか、死んでいるのか」「魂はどこに?」「自由意志はあるのか、ただの反射なのか」「自己同一性」「どこまで肉体は不変なのか」「どれくらい肉体が朽ちると、彼女彼女でなくなるのか」みたいな視点に触れているややハードめな作品なのに対し、本作は(2話時点で)そういう視点がざっくりスルーされているので、安心して観られる。

 なぜだろう、ただ若干肌が土気色で目のくぼみが強調されているくらいなのに…なんだか…あれ?…かわいいぞ…?

SSSS.GRIDMAN

 すすすすっ。”SSSS.”は発音しない。グリッドマンアニメ特撮ヒーローアニメ(ーター)見本市から長編アニメ化(過去長編化したのは「龍の歯医者」だけ?)。監督美術音響効果など一部スタッフが続投している。アニメで観る特撮ヒーロー

 作品のコンセプト的に子供向けっぽいのかな、と思っていたけれど、OP見ると本来あるはずの白文字テロップ歌詞が無いので、なんか大人向けっぽい。

 作品雰囲気象徴している背景美術フェチズムがすごい。何あの電柱書き込み。他にも教室雰囲気や町並みなども懐かしさを感じる雰囲気

 強烈なのは日常と非日常交錯する日常パート。「なんかヤバそうなんだけど、別にみんななんともないし大丈夫なのかな」という正常性バイアス支配された日常っぽくてしびれる。特に1話日常パートには音楽がなく、緊張感がある。

 それはそれとして、モブ同士の会話がすごく良い。文字通り何気ない会話なんだけど、モブが活き活きしている。なお公式では毎週期間限定でボイスドラマを公開していて(脚本雨宮監督)、内容としては各話の幕間を描いている。1話4分位なので聴きやすい。

 そんな日常パートが終了するキッカケとなる怪獣の登場シーンがまた強烈。デザインとか暴れ方はまさに特撮ヒーローに出てくる怪獣のものって感じだけれど、直接怪獣を描くのではなく「混戦する無線通信」「燃える街」「ビルの向こう側でなんか大変なことが起きてるみたいだけど見えないのであんまり慌てていない電車乗客」等、雰囲気を描くことで怪獣の怖さを描いている。私はあんまり特撮ヒーローモノを観ないけれど、これを観てて「シン・ゴジラ」と同じ感動を覚えた。本作の音楽鷲巣詩郎であり、無音から劇伴勝利BGMという演出が見事に決まっている。

 グリッドマンアクションシーンもやはり特撮ヒーローライクな演出(というか再現)になっていて、重量感のある着地や舞い上がる瓦礫はまさにという感じ。特にアニメで見るライダーキックは迫力がある。アニメなのだからもっとデフォルメして空高く飛んだりしてもいいのに、中に人間が入っているような動きで繰り出すキックらしい迫力がある。これを観たかった。あとたまにフィギュアが動いているように見えるのは、監督含むトリガーの人たちがフィギュアオタクからなのかも(職場が足の踏み場もないくらフィギュアで溢れているらしい)。

うちのメイドがうざすぎる!

 心・技・体の揃った「未確認で進行形」の紅緒お姉さまロリ小姑を追い詰める。

 動画工房の持ち味であるヌルヌルコミカルアニメーションを観ることができる。特に本作はチーム太田監督太田雅彦、副監督大隈孝晴シリーズ構成音響監督あおしまたかし音響監督えびなやすのり音楽三澤康広代表作は「みつどもえ」「ゆるゆり」「琴浦さん」「さばげぶっ!」「干物娘!うまるちゃん」「ガヴリールドロップアウト」等)による新作であり、作品ベクトルあんな感じの日常コメディ。ついニコニコ動画で観ちゃう

 メイド身体がすごい。絵に描いたような筋肉もりもりマッチョマン変態。あれでコミカルな動きをするのはなんか新鮮。

2018-10-14

[] 【3】2018秋、ベトナムホーチミン

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Day 2



2日目 アリゾナ州立大


自律神経をやっていようと、そうでなかろうと、旅行で眠れないのはいもの事だが、処方された睡眠導入剤を飲んでも5時間足らずしか眠れないとなると、この体質は筋金入りだ。

自然に目が覚めたのは6:45。

予定ではあと2時間まり寝る筈だった。

二度寝を決め込もうとしても、ちょっとウトウトするだけで、眠気は「こんにちは」してくれそうもないので、あきらめて起きることにした。

眠気はどうあっても俺に「おはよう」と言いたいらしい。


睡眠不足ホテルパーソンへのコミニュケーションハードルを前に少し逡巡したが、おそらく一番ストレスが少ない形で美味いものが食える可能性が高い、ホテルの朝食をとることにした。

朝食会場に向かう途中、外を見ると、強い日差しの向こうで噴水が上がっていて、これぞ南国の午前という感じだ。

ホテルの朝食はビュッフェスタイル

シャンデリアの下がる大広間コーヒーサーブされて、料理を物色するというのは朝から優雅ものだ。

ホーチミンフランス植民地時代からアメリカ傀儡政権時代まで首都を置かれた地で、パン食の文化がある。

果たしてビュッフェにもバゲットチーズレバーパテがあり、これは行くしかない。

他にも当然アジアスタイル炊き込みご飯カレーライスヌードル、揚げ春巻きもあって、洋越折中といった雰囲気だ。

気になるものを片っ端から盛り付けて、テーブルに運ぶ。

どれも美味いが、カレー(多分)が出色だ。

さっぱりして、辛すぎないマイルドな味わいだが、スパイス香りが口の中に拡がって抜ける。

席の背後をチラッと見ると、「Sweet TOFU」の文字と壺。

TOFU?」とホテルパーソンに声をかけられて、首を横に振ったが、やはり気になる。

結局サーブしてもらうことにした。

甘い豆腐。予想通り豆花だった。

しかし、台湾のそれと違って暖かく、ココナッツフレーバー生姜蜜がかかっている。

美味い。

洋越のオードブル中華式の豆花、コーヒー2杯。

これだけ食って自律神経失調症も無いもんだと言われそう。

大変満足した。

あの日差しを浴びたい。ポーチに気休めの安定剤を詰め込んで、食後の散歩に出ることにした。


ホテルを出ると、ホーチミンの熱気は午前から強烈だ。

行く当てのない散歩だけど、とりあえずベンタイン市場を経由してサイゴン川を目指そう。


相変わらず交通事情は凄まじい。

よく見ると現地の人だけでなく、観光客と思しき欧米人対応力も凄い。

スクーターの波を見切ってスイスイ渡って行く。

バイクを見切って躱す」のはこの街で必須スキルなので、嫌でも身につくらしい。

昨日と違う事と言えば、バイクライダーのオッチャンに頻りに声をかけられる事。

迂闊に乗ったら多分ヤバイやつ。

「Ser , Go work.」笑顔で固辞して先を急ぐ。というフリでプラプラ歩く。


ホテルの目の前の公園で談笑していた少年たちに許可を貰って一枚。

リーダーか、英語ができるかする少年に何か話しかけられたが、意味はわからない。

でも敵意はないのは伝わったようだ。

ひょっとしてベトナム人じゃないのかな。まあいいか

「3、2、1、shoot!」少年少女は笑顔をくれた。


しばらく歩くとベンタイン市場に到着した。

体育館の様な大型のアーケードの下に、色取り取りの生地雑貨飲食店

夕食はここにしようかな?

自律神経が働いた悪さなのか、旅行の緊張なのか、食べ物匂いがまだ辛い。

ここでも頻りに声を掛けられるが「ハハハ」と笑いながら素通り。

少し市場を見物してアーケードを出た。


10:00。

しばらく歩き、気になる建物に近づくと、どうやら学校らしい。

門に近づくと、移動屋台が門から出る学生達を吸い寄せている。

日本以外のアジアは大体が外食文化で、例えば台湾などでは学生は校門前に陣取る屋台で朝食や昼食を買って教室で食うらしい。

多分ベトナムも同じなんだろう。

周りを見れば、学校の向かいに軒を並べる露店で固まって食を取っている学生も多い。

興味深い光景写真に収めようとしていると

○×○×!」

ドン

学生の徐行したスクーターに軽く追突された。

気をつけていたが、思わぬ形でプチ交通事故にあってしまった。

これで俺もベトナム旅行者として一人前だ。


飲料水を買おうとしてファミマに入ると、そこでも学生食事を摂っている。

ファミマにイートインスペースがあるのはアジア共通らしい。

それにしても男子ばっかりだ。

青い揃いの制服のせいか男子学生達は一様に小綺麗で、教育程度も高そうな印象を受ける。

一旦学校前を離れて、日本で言うところの伊勢丹、いやもっと格上の三越のような存在百貨店サイゴンセンターを物色した後、1時間程で戻ると、男子達はまだ周囲の露店で食ってる。

こいつら引っ切り無しに食ってるな、なんだったら今が本番かも知れない。

モリモリ食う姿は、アジアの元気を象徴してるように見えた。

暑さもキツくなってきた、先を急ごう。取り敢えず川が見たい。

学校前を離れる時に、校舎の壁に学校名のエンブレムを見つけた。

ARIZONA STATE UNIVERSITY

直訳すると「アリゾナ州立大学」

なぜアリゾナ州立大学がホーチミンにあるのかは分からなかった。


相変わらずの躱しゲーを繰り返しながら辿り着いたサイゴン川は、隅田川よりもっと広く、澱んでいた。

茹だるような暑さ・湿気と澱んだ川はある意味ベストマッチだ。

薄々勘付いていたのだが、自分はまあまあな晴れ男であり、観光やここぞと言うときに雨に当たられる事は少ない。

10月初頭のホーチミンはまだ雨期のはずだが、それでさえもこの有様だ。

自律神経の不調も憂鬱な気分も、事、天気に関しては影響しないらしい。

願わくばその運をもうちょっと別の事にも回して欲しいくらいだ。

雨のホーチミンで、お茶でも飲みながら茫然とするというビジョンはひとまず実現せず、現実には炎天下の橋の上でこの旅行記を書いている。

何はともあれ、この時間でやりたい事はやった。

ホテルに戻ろう。シャワーが浴びたい。


ホテルに戻ってシャワーを浴びてから、気になって例の学校について調べると、やはりというか、アリゾナ州立大学ではなく、カオタン テクニカルカレッジというらしく、機械電子に関する工業高校しかった。

そりゃ道理で男ばっかりな訳だ。

学校の程度はわからないものの、自作で車を作るイベントがあったり、インテル提携して人材開発を行なっているらしかったり、そこそこ優秀な雰囲気を感じる。

ここは工業化近代化真っ最中ベトナムだ、生徒といえば荒っぽい男の子達ばかりと相場が決まっている日本工業高校と同じ感覚では考えられないのかも知れない。

多分、アリゾナ州立大学ともなんらかの提携を結んでいるのだろう。


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2018-10-13

モテたいなんて思っていたけどさ

とは言えモテればモテればで、色々あるよね。

うそんな風には思いません。なので勘弁してください。

当方不細工、今までモテたこともない。

オシャレ含めて何の努力研鑽もしていなかった。

にもかかわらず、ラノベ的なモテをどこかで夢見ていた。

なんか、電車男的な偶然助けてそこから・・・だったり

急いで走った角の道で食パンくわえた女子とぶつかって、

最悪な出会いから始めはケンカばかりだけど、やがて・・・とか

特に理由はないけど、何故か僕を好きらしい女子12人いるとか。

なんて、思っていたけどここにおけるモテるって大事な前提があるんだよね。

ここからの流れは少しラノベ的なんだけど、

職場メンバーで少しどんくさい人がいて、その人と一緒に仕事をしなければならなかった。

どんくさい人だけど、サポートしてあげないと仕事が回らないなって思って

都度サポートしていた。

そうすると、どうしたことか僕のその行為を親切と感じ

惚れたらしい、というか惚れたという相談を別のメンバー相談した様で

そのこと相談を受けた人から聞いた。

ていうか、そのどんくさい人は不器用でもあったので、分かりやす好意を示してきた。

ここまでくればお分かりかと思うけど、僕はその人に好意は持てなかった。

見た目もタイプではなかったし、何より考え方や性格が嫌いだった。

なので、業務サポートイライラを抑えてやっていた。

それが、何故…。

そして、分かりやすアプローチをしてくる。

不要おやつのおすそ分けだとか、ランチに誘ってきたりだとか。

その手のお誘いはやんわり断るけど、それが止む気配もない。

このところ、それがストレスだ。

好きでもない、いや嫌いな人から日々受ける好意がここまで心に闇を育むとは。

かといって、お前のこと嫌いだから、なんてヘイトを直球でぶつける勇気もない。


で、先の話に戻るわけだ。

モテたいだなんて思っていたのは

僕が好意を寄せる、あるいは寄せるであろう相手から

何の努力もせずに、好意をもらえるっていう都合の良い話だったんだ。

望まない人に愛されることがこんなに苦痛とは。

多分、イケメンモテ男君はこういう苦痛を何度も味わっているんだろう。

表面上、きれいな女子モテモテの彼もその裏では苦痛を抱えている。

そう、優雅に浮かぶ白鳥もその水面下では必死に足をもがいているがごとく。

(実際はそこまでもがいていないらしいけど、例えとしてね。)

そう思うとモテなくていいな。

というか、今のこの望まぬ行為を受ける日々を穏便に解消したい。

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