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はてなキーワード: ウィットとは

2016-01-20

メディアクリエイターVS旧村民(?)の話って、

ブログあくまでも手段の一つとして扱っているかブログにこだわっているか

みたいなことじゃなくて、他者との向き合い方の違いに思える。

少なくともコミュニケーション方法世代間で変わってきた、みたいな世代論で片付ける話ではない。

まず、メディアクリエイターを

自身の人脈拡大またはマネタイズが最終目的に、その手段としてブログ活用している人」

定義すると、他者存在あくまでも上記目的を満たすためのツールしかない。

この世界には「自身」「仲間」「他者」という枠組みしかなく、

 自身…この物語主人公だ。

 仲間…冒険サポートしてくれる頼もしい仲間だ。

 他者アイテム

という基本概念のもとに物語が進行していってる。

この記事はそういうのがわかりやすい。

http://www.jimpei.net/entry/aiseki

「相席屋」というロケーションも、そこに登場する女性も、彼らを修飾するための要素の一つでしかなくて、そこにあるのは、仲間を増やすための「ぼく」を中心とした愉快な物語だ。

で、村民

はてなというツール一定愛着を持ち、自身情報発信意思表明)及び他者から情報意見共有を目的としている人」

定義すると、他者存在ツール存在意義に等しく、他者から干渉のもの目的としているため、かなりウェイトが高い。

ウィットに富んだ冗談が通じて、適度に大人な話もできる」という村民たちが好きだからここにいるという人たち。

例えば仲の良い友だちとはできるだけ対等な関係でありたいと考えるように、読者にも自身と同等の一発信者であって欲しいと考えるのが村民の特徴だと感じていて、増田というサービスで蠢いている人たちも「どうせ匿名なんだからもっと皆好き勝手意見言えばいいのに」と思っていて、それはモヒカン族の鉞が親愛に満ちたコミュニケーションだったように、親愛を感じている友人と一緒に踊りたいだけというのが本心にあるのではないかと推測している。そもそも鉞に親愛とか無いけど。

比べると、メディクリの世界自身主人公とした楽しいRPGだったのに対して、村民世界はただ友達がほしいという極めてリアルな嘆きの谷である

村民の憤りや違和感の源泉はここにあるのではないかと考えていて、仲間ではない自分アイテム扱いされていることや親愛なる人(ここでは村民)たちがアイテム扱いされていることは、普通に考えれば嫌だし気持ち悪いと思う。

マネタイズ自己啓発のためにブログというツール活用することについて、それほど批判している人がいないのは、皆なんだかんだ言っても生きていく上でお金大事だとわかるくらいには大人だからだと思うが、一方で何らかの批判が絶えないのはこういう「他者アイテム扱いする姿勢」が気持ち悪いし、無礼だと映るからじゃないかと。メディクリからするとそんなつもりはなくても、そういう風に見えてることはもう少し真摯に捉えるべきで、これを「意識低いやつらの同調圧力」や「行動できないやつらの僻み」だとして否定するのであれば、他者アイテムとしてしか見ていないことを証明することにしかならない。

まあそれが善か悪かは別の話だけど、少なくとも「自分とその仲間、あとアイテム」という世界観賛同してくれる人は、想像力のないバカビジネスとはそういうものだと諦観した商売上手な大人だけだ。

2015-12-24

はてな2chの失敗を繰り返そうとしている

バカが増えて2chは死んだ

はてなバカが増えた

裾野が広がるのはいいことだ

アホの数字音痴のくせに数字知ったかぶりがよく言う。

アホの数字知ったかぶりは滅びるべき人種の一つだ。

例として、一流大学経済学部に在籍していたが、大学中にしっかり学ばず、

社会人になってうわべを擦って、いや面白い経済は奥が深いとか言ってるやつらだ。

はてなのあるべき姿

それは、自由に皆が発言できるが、目にするコメント

より上品示唆に富み、それか専門。そしてクソならウィットにとんだクソ。

だれでも表現者になれるのはいい。

でも、いい表現者をより見ることができる状態になったほうがいい。

表現者はよりシビアに選別されるべきなんだよ。

自動的に隠されるべきなんだ。

2015-11-08

「血の繋がった年下の姉が欲しい」という罵倒

てっきり「姉が死去して数年後、姉の享年を超えてしまった時」のことをいうのかと思った…

「姉死ね」のウィットに富んだ言い方かと。。

2015-11-07

えぇぇぇ。パクリなの。。。

ウィットに富んだうんぬんの話じゃなくね

テキストリアルでサンプル出しされてもとか、とある有名(?)なユーチューバ―とやらそれ程絡まれるとすると、その冗談イミフの可能性がある気がするだとか、ユーチューバーってウィットに富んで楽しい生き方なのかとか、つっこみどころが多すぎるので、以下省略。

http://anond.hatelabo.jp/20151104213705

2015-11-05

anond:20151104213705

あなたけがウィットだとおもってるけどそれ普通に暴言や。

どこかのまとめサイトで「財布をひろってくれた女子と仲良くなろうとして「300万円入ってたけどどうしたの」ってギャグのつもりでいったらめっちゃ遠巻きにされるようになった」というグチがあったけど、自他の区別、言って良いことと悪いことの区別がつかない人は遠巻きにされます

アウストラロピテクスと話すと疲れる

特に増田なんだけど、意味不明な事をいいだして会話が通じなくて話をしていて疲れる人がよくいる。

某SNSで私が京都の人ってわかったんで

私「京都いいですね。いつか旅行に行きたいです」

相手「ぜひ来てください。こちらの美味しいものをごちそうします」

私「お茶漬けとかたくさん食べさせてください!」

という意味不明な事を言いだして困惑していたら急に機嫌が悪くなった。まさか冗談なのかな?まさかね。「お茶漬けとかたくさん食べさせてください!」はありえないもの。ありえないわ。センス云々ですらありえないもの

なんか「今どき京都でも慇懃無礼お茶漬けを出す人なんていない」「私のことを口先だけでもてなすような人に見ていたのかと思って傷ついた」とボケも交えた突っ込みを入れたら機嫌が悪く。

他にもなんか冗談(?)が重すぎるというか、いちいちまじめに冗談を語ったり、そういうときには会話に言葉を選ばないといけなくてすごく疲れたりする。もはやそれは冗談冗談なの?と言いたい。

なんていうか、もっとウィットに富んだ生き方した方が楽しいよって言いたい。

なんていうか、もっと知性に富んだ生き方した方が楽しいよって言いたい。

なんていうか、もっと人間性に富んだ生き方した方が楽しいよって言いたい。

世間にはびこる「繊細ヤクザ」ってのもこういう冗談に対して繊細っていうかわかんないアウストラロピテクスの集まりなんだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20151104213705

2015-11-04

冗談が通じない相手と話すと疲れる

最後まで!読んでね♡

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特に女なんだけど、全然冗談が通じなくて話をしていて疲れる人がよくいる。

某SNSで相手が京都の人ってわかったんで

私「京都いいですね。いつか旅行に行きたいです」

相手「ぜひ来てください。こちらの美味しいものをごちそうします」

私「お茶漬けとかたくさん食べさせてください!」

ということを冗談で言ったら急に機嫌が悪くなった。

なんか「今どき京都でも慇懃無礼お茶漬けを出す人なんていない」「私のことを口先だけでもてなすような人に見ていたのかと思って傷ついた」とかなんとか。

他にもなんかこっちの冗談を真に受けすぎるというか、いちいちまじめに返される人とたまに会ったりして、そういうときには会話に言葉を選ばないといけなくてすごく疲れたりする。

なんていうか、もっとウィットに富んだ生き方した方が楽しいぜって言いたい。

世間にはびこる「繊細ヤクザ」ってのもこういう冗談が通じないっていうかわかんない人種の集まりなんだろう。

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【追記】

散々バカどもが釣れたからそろそろ種明かしでもするかな。

よく聞けバカども。

お茶漬け云々という冗談は俺が考えたものじゃなく、ある有名なユーチューバーさんのコメントをパクったものだ!ワハハ

その人はとても人柄がよく、とても大好きな動画をいくつも上げる人だったんだが、説明したような冗談がわからない奴らがたびたび絡んできていて見ていて「面倒くさそうだな~」と思ったのでこのような話を書いたという次第だ。

バカどもめ。

しかインターネッツではウィットに富んだ冗談が通じないバカが非常に多いということがわかったことは収穫だった。

俺はウィットに富んだ一人として某ユーチューバーさんを応援していきたいと思う。

2015-10-16

最近今井美樹ばかり聴いている。透明感のある伸びやかな歌声が好きで。

無料配信されていたライブ映像を見ると、素敵なたたずまいと笑顔!!

そばでTVを見ていた夫に

「決めた!私は将来今井美樹になるよ!!」と宣言したら

「へ?一体どういう意味?」と何とも普通な反応をされたので

「あのさ・・・たまにはウィットに富んだ返し方をしてくれよ・・」と言うと今度は

ウィットってどういう意味?」と返されたので彼との会話を諦めました。

って、そんな昨日の出来事をここに書いて、私は一体何が言いたかったんだろうと今考えてみる。

最近私は彼と会話らしい会話をしていないような気がする。

今度の休みはどうするとか、今日子供がどうだったとか、そんな会話はもちろん日常してるけど。

もっと深い話? 自分感情吐露して意見理解を求めたりするような話。

今までの結婚生活を経て、そんな話をこの人にしても仕方が無いと自分認識してしまったのだろうか、と思う。どうなんだろう。

2015-09-15

親戚一同が嫌い

このあい葬式に行ってきた。

改めて「この親戚一同が嫌いだなあ」と思った。


何の敵対関係もない。

「〇〇ちゃん」「〇〇ちゃん」とまあみんなフレンドリーにしてくれる。

しかし彼等と心の通じ合う気分を持ったことが一度もない。


人間関係に高いハードルを設けているわけではない。

学校でも職場でもいろんな人種の人とちょっと話をして

些細なことで笑いあって少し心が通じる、その程度のこと、

そういうのすらあの親戚達に対しては一度もない。


子供の頃からそうだった。

物凄くデリカシーのないぶっきらぼうな人達に見えた。

彼等なりに気を使ってくれてるらしい配慮はこちらには全然響かない。

彼等親戚同士のコミュニケーションを見てもぶっきらぼうぶっきらぼう、

あれでどんな風に心が通じ合うのか想像もつかない。

笑いのネタ話題も「誰々が〇〇した」ばかりで抽象的な会話やジョークは皆無。

(たまにしかいかない私にはその”誰々”の解説をしてくれるが、興味ないし知ったこっちゃない。)


何についても生き方や興味があまりに違いすぎて

人間はこんなにカルチャーが違うってことがあるんだなあ」

「血が繋がっててもここまで絆を感じないこともあるんだなあ」

と毎度感心する。

そしてとっても居心地が悪い。

旅行で泊まる民宿でもあの親戚一同と一緒にいるよりはよほど心が休まる。


から私はサマーウォーズが好きだ。

評論家町山智浩自分田舎の親戚一同が嫌な奴等だったからという理由

あの映画のことも「現実はクソなのに美化している」みたいに言って叩いていたが、

私は自分の親戚一同が嫌いだからこそあの映画に夢を見て満足した。


みんな知的でそれなりにウィットがあって

年に1、2回集まるなら十分楽しい親戚一同で

すごい智慧と慈悲のある家長がそれをまとめ上げてるファンタジー


そこに少し緊張しながらも迎え入れられて一員になるあの話は楽しかった。

町山みたいなのは余計なお世話だ。

2015-08-27

9月11月にかけて公開されるアクション洋画レビューまとめ

映画批評サイトRotten Tomato」からまとめてみました。


アントマン(ペイトン・リード監督9月公開)

批評家支持率:79%

観客支持率 :90%

批評家まとめ:ポール・ラッドチャーミングな演技のおかげで、『アントマン』はその小さなスケールにふさわしい形でマーベルスリルを観客に与えてくれる。もっとも、マーベルとしては最高クラスの傑作というわけではないが。

コメントピックアップ

褒「『アントマン』は面白い。なぜなら、大作映画的なトリックを大作映画的な誇張表現なしに実現しているからだ」――メル・キャンベル(「ジャンキー」)

貶「害虫ってスタート地点がスーパーヒーローとしてキワモノだな、って以外になにかあるの?」――リチャード・ローパー(「シカゴ・サン-タイムズ」)


キングスマンマシュー・ヴォーン監督9月公開)

批評家支持率:75%

観客支持率 :85%

批評家まとめ:スタイリッシュで、ロックで、なにより楽しいマシュー・ヴォーン監督ははしゃぎまくりの放埒さでもってスパイ映画打ち上げ成功した。

コメントピックアップ

褒「『キングスマン』は紳士にはオススメできない。この作品は、お下劣で血に飢えている俺らのための映画だ。遺漏なく完璧に練られた技巧で、邪悪オタクたちを爆笑させてくれる」――ビルゲ・エビリ(「ニューヨークマガジン/ヴァルチャ」)

貶「ヴォーン御大問題は、映画技術としてのバイオレンス描写に一切興味を持っていないところだ。彼はバイオレンス描写を使っているのではなく、浪費している」――マノーラ・ダージス(「ニューヨーク・タイムズ」)


ラストナイツ紀里谷和明監督11月公開)

批評家支持率: 16%

観客支持率 : 45%

批評まとめ: 面白みのないタイトルが中身の独創性のなさをよく表している。『ラストナイツ』は手垢のついたファンタジーによる比喩表現の寄せ集めだ。ジャンル的な目新しさ、面白みもない。

コメントピックアップ

褒「往時の作り手たちはラグジュアリーな息吹をジャンル映画に吹き込むすべを心得ていたものだ。もはやそんな大作はあまり観られなくなってしまったがね。私はこの作品が大好きだよ……欠点も含めて」――ジョン・ダーニエル(「スレート」)

貶「『ラストナイツ』はこの上ないほど完全な駄作だ。とにかくダルくてからっぽで、disる気力さえ沸かない」――クリスティ・ラミーア(「ロジャー・イーバートドットコム」)


ピクセルズ』クリス・コロンバス監督9月公開)

批評家支持率:16%

観客支持率:55%

批評まとめ: 懐かしのクソゲーのようだ。『ピクセルズ』は「やりなおし」のコインを追加する価値もないし、そもそも25セントに値するかも疑わしい。

コメントピックアップ

褒「まあ、80年代ネタてんこもりの内容は子どもにはウケないだろうけれど、それなりに面白いよ」――レイファー・グズマン(「ニュースデイ」)

貶「『ピクセル』にはウィットもなければジョークもない。よって言うべきことも何もない。ゲロだけはたっぷりあるけどな」――ジョン・セムレイ(「グローブ・アンド・メール」)


ファンタスティック・フォージョシュ・トランク監督10月公開)

批評家支持率:8%

観客支持率:21%

批評家まとめ:かったるい上にテンションも低い。『ファンタスティック・フォー』は必要ユーモアや喜びや色とりどりのスリルを欠いた状態で古典コミック現代的に翻訳するという、あまりに痛々しい過ちを犯している。

コメントピックアップ

褒「主演の四人――マイルズ・テラーケイト・マーラマイケル・B・ジョーダンジェイミー・ベル――は良いキャスティングだ。彼らのギーク理想主義ジョシュ・トランク監督の広い視野によく合っている」――ベン・サックス(「シカゴリーダー」)

貶「笑えるほどチープ。頭の悪さでは『未来惑星ザルドス』に迫るレベル」――クリスティ・ラミーア(「クリスティ・ラミーア・ドットコム」)


ジョン・ウィックチャド・スタエルスキ+デヴィッド・リーチ監督、10月公開)

批評家支持率:85%

観客支持率 :80%

批評家まとめ:スタイリッシュスリリング、めまぐるしいアクション。『ジョン・ウィック』はキアヌ・リーブスアクション映画へのカムバック作として満足な出来だ。今後のシリーズ展開が期待される。

コメントピックアップ

褒「完璧はいえない。だが、(特にハリウッド製中規模アクションドラマとして)際立っている。先週の金曜のレイトショーを観てからずっと私の心に固く刺さりつづけている作品だ」――デヴィッド・シムズ(「ジ・アトランティック」)

貶「スタイリッシュ暴力映画、ってだけ」――ブルースディオンズ(「ニューヨーカー」)


コードネーム U.N.C.L.E.ガイ・リッチー監督11月公開)

批評家支持率:67%

観客支持率 :80%

批評家まとめ:『コードネーム U.N.C.L.E.』は面白げな仕掛けとスター俳優でなんとか平凡なストーリーごまかそうとがんばった結果、全体としては本質のなさをギリギリ露呈せずにすんだデコボコアクションスリラー、といった趣に仕上がっている。

コメントピックアップ

褒「ここまで誰得?って作品もそうそうないと思うけど、だからこそ、この映画が上手にリンボーダンス踊れていることにビックリした」――ウェズリー・モリス(「グランランド」)

貶「見た目はいい(ガイ・リッチーはいだって巧妙な映像作家だ)ものの、古いドラマリメイクとしては圧倒的に受け身すぎ」――アダム・グラハム(「デトロイトニュース」)

2015-06-23

増田力検定

こんばんは。普段匿名で様々な言説に触れうる増田。ここを生き抜くために色々鍛えよう。以下の文章の内容がどのようにおかしいか答えてください。また同時にどうすればより正確な結果を得ることができるか答えてください。増田上級者は、何かウィットに富んだ返しをしてブクマなり星なりを集めてください。

虐待を行なう母親のうち、三分の二は実母で、三分の一は継母である。よって、虐待に関して言えば実母の方が継母より二倍危険である

2015-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20150615103716

今夜は、女子アナに「(デスクの)ストレス解消法は、番組最後ウィットの効いたひとことですか?」といわれておりました。

なにこの遠まわし感。ダジャレデスクよりも一枚上手なところに萌えた。毎日苦笑させてほしいので、デスク存在価値が一気に高まった。

2015-06-01

はてなで一番のブコメの名手は誰なんだろう

はてな村民PageRank http://yamauk.hateblo.jp/entry/2015/06/01/091458

はてなーの影響力を計数的に測定してみようという試みはたいへん面白い

ただ、ブコメに付く一つの黄色はてなスターには、いろいろな思いが込められていて、

状況によってその重みが全然違ったりする。

エントリの鮮度や文字数の制約のある中で、

小粋な表現に唸らされたり、

意外な切り口にハッとさせられたり、

わずコーヒー吹いたり、

まり変態さに一周まわって感心するというような、

ブコメに対する印象の強さは定量化が難しいと思う。

ブコメの影響力という観点からすると、

教養の深さとか頭の回転の速さも勿論ある程度必要だが、

どちらかというとウィットとかユーモアとかうんことかの人柄的な要素の方が重要で、

そういうのは人力計測の方が納得感がでるんじゃあるまいか。

2015-05-07

空目してスター貰ってる奴って

ここ最近特に増えてきたと思うんだけど、

ブコメで「○○に空目した」系でたくさんスターを貰ってる奴って

プライドないの?

空目、要は自分勘違いしてしまった事をコメントしただけで

他のウィットに効いたコメントや新しい視点コメントと並んで

人気コメントの仲間入りをして嬉しいの?

そんなにスターが欲しいの?

そんなスター価値あるの?

というか、空目したとか言って実は笑かせにきてるの知ってるんだから

本当はそんなに空目してないでしょ?

ねぇ、あなたそんなに空目してないでしょ??

空目してないけど空目ぶっちゃって、天然のフリして皆を笑かそうと

してるの、あたし知ってるんだからね。

最近あたしの中でダジャレよりもうっとおしいのがこの空目ぶる子。

の子らのおかげで放課後バンド活動が身に入らないってカンジ。

2015-01-31

頭の良い友人の話

僕には友人がいた、いや、今でも居るんだと思う、消息は知らないが。

中学が一緒だったが、彼はとてもウィットに富んだジョークを放つ男だった。

僕なんかではとてもかなわない人間だった。ここではAとしよう。

でも成績は悪かった、はっきり言って底辺だった。当時成績はそれなりだった僕が軽く教えればすぐに飲み込む。なのに何故だろう。

頭の回転は凄く速い。「かけあい」をしていてとんでもない発想からくる知性を感じる返答の連続だった。

ある日、遊びに来いよ、とAに誘われ、彼の家に訪問し、その疑問は氷解した。

川沿いの狭い路地のAの家は、散らかった居間、だけではない。

ウォシュレットが普及し始めた時勢に未だ和式便所、小汚いハムスターの籠(エサやりわすれてたら共食いしてたよ、と彼は笑って語った)。

ああ、分かった。Aはそういうランクの人なのだ。Aは、というよりAの世帯は。

しばらくプレステ2メタルギアソリッド2を遊んでいた時、インターホンが鳴った。ガス会社の人が来たらしい。

玄関からAの母親の声が聞こえた。「あと3日で息子の給料が入りますので」と。

Aは確かにバイトをしていた。Aは笑ってこう言った。「俺がなんとかしなきゃな」。

彼は本当に頭の良い人間だった。風の噂では最近パチンコ屋で働いているらしいが、地元を離れている僕としては調べようもない。

もし彼がどうにかして学ぶ時間もっと設けることが出来れば、今の僕なんかよりずっと優秀な地位にあっただろう。

陳腐な教訓だが、子供教育に金をかけることを惜しんではいけないと思った。独身だけど。

2015-01-15

非モテ進化すると悪いモテになる仮説

長い暗黒時代を通り抜けた非モテ

突如モテはじめると、

気が狂ったように女を食い散らかし始める。

それは、モテの最重要プロトコル

運動スタイル&顔→コミュ力経済力

と変遷していく時におこる現象で、

前のプロトコルではまったく評価されなかったもの

突如として輝き、スターダムに上っていく。

岡田某などはまさにこのタイプだと思われる。

非モテであった男達は、

そうしたモテはじめた状況を、

ただ一人の女性に捧げるということは稀で、

多くの場合自分過去コンプレックスを癒すために

射程範囲に入る女性をひたすら食い荒し始める。

彼らは誰かと幸せカップルになることよりも、

劣等感のある自分に愛をささげ、

自分価値があがったように思わせてくれる

女が多数いることを選んでしまう。

彼らはそうした女を集めることに非常に長けている。

暗黒時代から抜け出した成功体験をもとに、

あくなき欲求で次へ次へと

女を食い散らかすために努力を惜しまない。

また、こうした行動は、

自分を不当に低く評価した女たちへの

復讐も兼ねているため、その女がどんなに傷つこうが

知ったこっちゃない。優しい言葉でつないで、

自分コンプレックス回復装置として鹵獲してしまう。

なお、元非モテ男にひっかかりやす女性

強いコンプレックスを持っているタイプが多い。

彼らのコンプレックス克服体験が自分

コンプレックスを打開させてくれると錯覚してしまう。


この手の男が落ち着くときは、

何人もの女とSEXをしても、

コンプレックスが癒えなくなった時である

そこに至るまでひたすら辞めない。

聡明なる女性の皆様におきましては、

ウィットに富んだ、面白いコミュ力のある

オタク/元非モテが超危険であることを

覚えていただけると幸いです。

2015-01-03

元カノ自慢10コ 別れた理由10

元カノ自慢

美人

顔がとても美人

新宿ではキャッチはもちろん若い男の子たちにナンパされる。

六本木では外国人ナンパされる。

学園祭ではどさくさに紛れて写真撮られる。

道行く人が振り返る。

技術職なのに、コンパニオン的なことやらされる。

性格可愛い

女の子」って感じで可愛い

一緒にいると歌ったり踊ったりしてた。

キャピキャピしていて一緒にいて楽しかった。

③肌が白い

肌が白くて美肌。

外見は完ぺきだった。

技術

理系院卒であり、その道の難関資格も持っている。

これとは別に士業の専門資格も持っている。

勉強

勉強意欲がある。

専門分野はもちろん経済法律世界情勢・時事ネタにも強かった。

⑥俺が好きなものを好きになってくれる

好きな音楽映画を勧めると気に入ってくれた。

センスが良いと褒めてくれていて嬉しかった。

冗談に笑ってくれる

笑いのツボが合うというより、俺の冗談に笑ってくれる。

ウィットに富んだ冗談で好き」と褒めてくれていて嬉しかった。

社長令嬢

父親が社長お金持だった。

家にお手伝いさんがいた。

帰省すると10万円単位お小遣い貰っていた。

⑨「可愛い」と言ってくれる

俺のことを「可愛い」と言ってくれる。

⑩食に興味がある

唯一の共通の趣味だった。

星付きのお店に行ったり楽しかった。

別れた理由

①釣った魚に餌をやらない

付き合う前後で態度が異なった。

終始不機嫌な顔をしていた。

高級なプレゼントを渡したときだけ嬉しそうだった。

結婚観の違い

「男が好きな女を養う。女は自由に生きる」が元カノ結婚観であった。

「一緒に協力して生きていく」が俺の結婚観であった。

この違いに気がつかなかったため、元カノの行動が理解できずに苦しんだ。

家事をしない

同棲していたが全く家事をしなかった。

家事は妻の仕事ではなく、お手伝いさん仕事という認識だった。

「女なのに働いているかエライ」と思っているため反省感謝もなかった。

④金銭感覚の違い

俺は中の下の家庭だったので、ギャップが大きかった。

浪費癖があった

自己収入にあった金銭感覚を持っていなかった。

彼氏には父親と同様の経済力があるのが前提の生活だったので、すぐに共同生活破綻が来た。

⑥「お金を使っている状態」または「お金を稼いでいる状態」以外は無駄時間という認識だった。

家でまったりするとかは、受け入れられない人だった。

お金に対する執着心が尋常じゃなかった。

⑦酒癖が悪かった

酔っ払って数々の粗相をしていたが、反省していなかった。

お酒粗相ノーカウント」という考え方だった。

しかも、酒癖が悪いという認識はなかった。

⑧対等な関係でなかった

「私は○○しても良いけど、あなたダメ」な人だった。

特に異性との付き合い方で、とんでも理論が展開された。

元カレの話をしてくる

何回も元カレの話をしてきて嫌だった。

挙句の果てに「元カレ結婚たかった」と発言した。

耐えられなかった。

⑩話合いができない

ヒステリーを起して冷静な話し合いができなかった。

自分意見を強行して既成事実を作って、なし崩し的に目的を達成する手段を用いる人だった。

所感

でも相変わらず美人が好きだ。

ダメンズウォーカーって馬鹿にしてたけど、同じようなもんかな。

2015-01-02

Natural Color Phantasm Vol.11夜勤病棟~闇の中へ還るものたち』

■本文。

 今回プレイした『夜勤病棟』もそうなのだが、ダーク系の美少女ゲーム場合は、非日常的な体験を核としている以上、表層的には、プレイヤーから遠い存在でなければならない。無論、内面的には、闇の部分を共有させる必要性もあるのだが。

 なので、ダーク系のゲーム場合プレイヤーダイレクト投影できるような、無個性主人公では駄目なのだもっとも、『河原崎家の一族』のように[覗き見る]ということに主題を置いたゲーム例外なのだけども、基本的に、背徳的な行為を行う、プレイヤー代理である主人公は、アクが強く、ウィットに富み、性的超人だ。それは、恋愛系の美少女ゲームに於ける主人公像とは、鏡像的な関係にあると言えるだろうし、それは……フランス書院文庫や、マドンナメイトといった、既存ポルノ小説を支配する概念だったりもする。

 そして、それらに共通する超人願望を、悪しきマッチョイズムと評する人もいるのだが、ポルノメディア本来男性原理が基盤となっているものから、それを責めるのは、ちょっと違うような気もする……ポルノメディアとは、本質的に「そういうものなのだ

 そういう意味では、ゲリラ戦天才であり、エロゲー界のチェ・ゲバラとも言える臭作さんは、まさに完璧超人だったんだけど、『夜勤病棟』の主人公である比良坂竜二]の場合は、調教者としての天才的な手腕よりも、コミュニケーション不能者としての印象が先に立つ。性格狡猾な割には、根が幼稚というか……ほとんど子供です。なので、キャラクターとしては、『好き好き大好き!』のラバーフェチ主人公に近いと思う。特定イコンに対する執着……竜二の場合スカトロジーへの執着が強いというあたりも似ているかもしれない。となると、ゲバラというよりはカストロかなあ(何を言ってやがる)。

 まあ、感情移入するには紙一重の人物設定なのだが、実はこの落差がダーク系では重要だったりもする。個人的には、竜二となら美味い酒が飲めそうな気がするが。同病相憐れむ、といった感じか……。

 ところで、竜二の場合は、歪んだ支配欲(自己顕示欲)の背景となっている、自分コンプレックス言及している箇所が、やたらと目立つ。例えば、恋に対する感情の変化は、ある意味で[お約束]と言えるが、同時に、[お約束]に対する違和感を描いているという面もある。

 例えば、お近付きの印に花を貰っただけで、相手が自分恋愛感情を抱いていると思い込み、その相手に恋人がいることが判明すると一転して、逆恨み的な復讐を誓う……という心の動きは、暗く、自己中心的な欲望ではある。しかし、子供であるが故に、一定共感を持つことはできる。けれども、非日常的な舞台&人物設定は、過剰な思い入れを抑える。結果、ダーク系な美少女ゲームで、最も重要な[紙一重]の感覚を上手く成立させているのだ。

 そして、『夜勤病棟』という作品は、被調教者の心理描写に加え、調教者の心理描写にも踏み込んだことで、『雫』や『好き好き大好き!』といった作品系譜で捉えることもできるだろう。もっとも、前出の作品に比べると、非常に明るめな印象はある。これは、従来のポルノ小説に於ける、エアブラシを用いたリアル系イラストレーションとは正反対な、淡くパステルカラー系なグラフィックを用いていながら、作品的には、ポルノ小説世界観を骨格として援用していることに起因する。結果、一種の異化効果が働き、独特の雰囲気を醸し出している。

 そして、前号の原稿でも書いた、マッチョイズムにもフェミニズムにも共感できなかった人々にとっての信仰……という要素が強い、前出の二作品と同じ文脈で語れるであろう要素を持ちながらも、『夜勤病棟』という作品は、従来の定型……つまりマッチョイズム寄りの作品としても成立しているという、不思議立ち位置ゲームだったりする。

 無論、ポルノメディアとして捉えた場合は、こちらの方が正統であることは言うまでもないし、不思議立ち位置を確保していることが、昨年あたりから手詰まりな状況に対し、ちょっとしたヒントになるんじゃないかな……という気はするんだけど、どうなんだろうか……?

 でもって、また、話がズレるんだけど、ダーク系とは逆に、恋愛ゲーム場合は、主人公意志プレイヤー意志と同一化し……シンクロ率を上げ、それが頂点に達したところで、何らかの感情を獲得し、それが[快楽]に繋がっている。つまり、涙を流すことが、射精代理行為として成立するケースもある、ということだ。まあ、調教によって隷従させるのも、恋愛によって心の繋がりを構築するのも、繋がったことに対する快楽という点では大差ないような気もするのだが……。

 だから、表面的な情念ノイズとして、削ぎ落とし、隠匿した、いわゆる村上春樹的な文体の方が、実は好ましかったりもする。この場合、隠匿された情念を追い求めることが、セックスと同じく、快楽を生み出す行為になるのだろう。もっとも、その文体で、えっちシーンを構築するのは難しいのだけど……。

 何故なら、恋愛情念を削ぎ落としても、ある程度は成立できるが、エロという部分を記号化するには限界がある。早い話、情念を削ぐと、色気も失せてしまうのだ。ただ、ポルノ小説という場所では、別の意味フォーマット確立されていて、記号的な表現技法として体系化されている。しかし、記号化したのは主に、表層の情念なので、両者を組み合わせると、水と油のような状態になってしまう。

 これは、前々回で『夏祭』をレビューした際にも言及したが、恋愛系の美少女ゲームえっちシーンになると、途端に主人公饒舌になり、オヤジ臭くなるのは、親和性限界を完全にクリアしていない証拠でもある。恋愛描写セックス描写の食い違いが、萌えと泣きの二項対立助長しているとも言えるし、逆に、美少女ゲームが、まだ進化余地を残している証拠でもある。

 さて、進化に関連することとして、美少女ゲームが持つ物語媒体としての構造については、一部のユーザーの間では、ファンサイトという形で研究されているが、主に[トラウマ]と[癒し]という現象にのみ、着目しているケースが多く、セックスという行為に介在する身体的な感覚や、その意味性については、やや軽視される傾向があるようだ。

 ただ、これは作り手の側の問題でもある。しかも、意図的言及を避けている作品もあるから、仕方が無い……という面もあるのだ。加えて、マッチョイズムとフェミニズム類型的なイメージ排除しようとすると、同時に、性的な要素を排除しようとする力が、無自覚に働いてしまう……というのもある。

 そして、フェミニズムの影響に囚われがちな、サブカル系ジェンダー運動に比べれば、美少女ゲームを含めた、オタク向けポルノメディアの方が、思考の行動範囲は広いと言えるかも知れない。自由度が高い、とも言えるのかな……その分、目標曖昧なので、途方に暮れたりもするのだけど。しかし、既存ジェンダー区分が持つイメージとは異なるものを構築する可能性、という意味では、共通しているだろう。

 まあ、結局、問題アプローチ手段、だと思うのだが。

畜生にも劣る総括。

 萌え不能症気味の筆者は、センチメンタル感傷や同情ではなかなか泣けなくて、むしろ物語の流れにシンクロして感極まるって感じなんだけど、これって、結局、同じことなのかなあ……分からん。あ、あと、そろそろホームページ更新します……過去原稿もそろそろアップしないと……げふ。

2014-06-02

xevra先生にあこがれている

弟子になりたい


うぉーー!!!

先生からブコメでお返事もらっちゃったよ!!

なんていうか、落研大学生小三治師匠から直に稽古つけていただいちゃってるレベルですよ、これは。

やはり写経からですか。

しかも2万ブコメ

さすが師匠、厳しいなー

ボクも社会の役に立つ、鋭くもウィットに富むブコメを量産できるよう、精進します!

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2014-04-04

彼女をよろこばす方法

いや違う。タイトルだけみてお前らが想像したようなのを求めているんじゃあない。

彼女への誕生日プレゼントのことだ。

来週に彼女誕生日がやってくる。そしてその日は、俺達が出会った記念日でもある。

ある春の日のこと。駅からめちゃくちゃ近いとある公園で、俺はのんびりと、桜の散らばる道を歩いていた――

そろそろ時間かな?と思った俺は、時計を見ようとポケットに手を突っ込んだ。だが無い。携帯が無い。それどころか財布もない。

まずい。全部バッグに突っ込んで、電車の網棚に忘れてきたんだ。春の陽気のせいで、ついうとうとしていたからだ。

スイカカード免許証がポケットのパスケースにある。残額は、たいして無いはず。役に立たない。クソッ。

その日は友達のツテで知り合った女性初デートだった。早めに来てのんびりしていた俺だったが、待ち合わせの時間は刻一刻と近づいているはずだ。

しかし無一文でデートに望む訳にはいかない。

友達の顔に泥を塗るわけにはいかない。

お腹が痛くなったことにして、デートキャンセルするか。いや、それはあまりも不誠実だろう。

財布を落としたことを正直に話して、今日のところはお金を貸してもらうか。いやいや。最初デートという二人にとって大事イベントでいきなり財布を落とすようなやつに、将来自分の家庭の経済的側面を任せてくれるだろうか。

アホか。いくらなんでも気が早過ぎる。俺たちはまだ付き合ってさえいないじゃないか。

兎にも角にも、まず連絡しなくては。

とっさに俺は、ベンチに座っていた話しかやすそうな女の子に、時間を聞いた。

彼女時間を答えた後、「どうかしたんですか?」と気にかけてくれた。

そして、にっこり笑う。

ベンチの隣をポンポンと叩いた。

……座れということらしい。

彼女雰囲気にのまれた俺は、とりあえずベンチに腰掛けたが、

しかし気持ちは焦っていたので、情けないことに、隣の見知らぬ女の子に、すべての事情を話してしまう。

すべての事情、つまり……

これから美人とのデートなのだが、相手は、ツンとした感じの美人で緊張していること。相当お金持ちっぽいこと。俺のジーパンジャンパーの服装は見劣りしないか不安だということ。

連絡しなければいけないが財布をなくしてしまったこと。こういうときどうすればいいのかわからなくて困っていること。普段はこれほどマヌケじゃないこと。

でも基本的にはボンヤリしていて、そんな自分に自信がないこと。こんな甲斐性なしが、女性デートして良いのだろうか、本当は帰って布団に包まって泣いているべきなんじゃないか。そう思っていること。

おとなしく頷きながら聞いていた女の子は再び、にっこり笑う。

そして上着のポケットから財布を取り出しお札を抜いて差し出した。1万円札を差し出した。

1万円札。

諭吉さんはにっこり笑っていた。女の子もにっこり笑っていた。

必ず連絡する

約束した俺は、彼女が持っていた油性ペンで手首にアドレスを控えて、その場を後にした。

紆余曲折があって、俺の奮闘もむなしく、美人にはすげなく振られてしまう。

その原因は、かいつまんで言うと俺のコミュ力がなかった、終始ロレツが回っていなかった、ということだ(たぶん)。ジャンパーとか特に関係なく。

で、その後、公園女の子約束通りに再会して、話が弾んだ――「あの日は実はわたしの誕生日だったんですよ」「そうだったの?ゴメン!いやさ、おめでとう。お祝いにおごるよ!」その後デートを重ねて、彼氏彼女になって、俺リア充

もとい、今に至る。かれこれ5年前の話だ。


前置きが長くなっちゃったが、俺は今、そんなこんなで知り合った、愛しの彼女への誕生日プレゼントを考えている。

いままで何度も機会があったが、大体において不評だった。

3年前。

大枚をはたいてペンダントを買った。3ヶ月間、食費を切り詰めた俺が差し出したペンダント

「ありがとう」と言ってにっこり笑顔で受け取った彼女は、それをそっと食卓に置いて、いきなりのしかかってきた。

マウントポジション

で、グーの両手でボコボコ殴られた。まっくのうちー! まっくのうちー!

(「どうしてそういうことするの!!」と、その後1時間ガチ説教でした;;)

2年前。

有給をとった俺達は、誕生日デートと称して、高原へプチ旅行に。

着いたら、まさかの雨。知ってるか? 高原で雨って、何もすることねーんだぜ? おまけに霧も出てくるし。何も見えないし(彼女が体調崩したので、その後も滅茶苦茶何もない)。

去年。

彼女動物が好きなのだけど、アレルギーで飼えないらしい。ペットショップを通り掛かる度に、切なそうにしている。

それを誕生日の前の週に突然思い出した天才こと、俺。Amazonネコ写真集を買ってあげた。これが大受け。

彼女は三日三晩ウットリながめた挙句、棚に飾った。今でも彼女の部屋に行くと、表紙の子猫がつぶらな瞳で俺を見つめてくる。


だが、去年ネコから、今年イヌ、というわけにもいくまい。

もっと何かこう……エッジが効いていて、ウィットに富んでいて、体重が乗っている(ボクシングはどうでもよい)、彼女がよろこぶ、イケてるプレゼントはないか。

というか、お前らって、夫とか妻とか、彼氏とか彼女とかに、普段どんな誕生日プレゼントあげてんの?

俺でよかったら聞いてやるよ?

……いやすいません、調子に乗りましたゴメンナサイ。

どうかこの甲斐性なしに、ぜひ増田民の皆様の知恵をお貸しいただきたく、よろしくお願い申し上げたてまつり候(そうろう)。


注・本稿中のエピソードは一部大げさです。

2014-03-01

おっさん下ネタ

昨夜飲みに行ったのだが、店に入った時には隣の団体客が既に出来上がっていた。

都内某所のこじんまりとした居酒屋。彼らは野郎だけ(10人くらい)の団体で如何にも楽しそうだなあと見ていたら、その中の年長者と思しきスーツをきた一見する誠実・温厚そうな男性が突然、

「ち○こーーーー!!!

「ち○こーーーー!!!

「ち○こーーーー!!!

「ち○こーーーー!!!

「ち○こーーーー!!!

叫び始めた。

おっさんは満面の笑みで叫び続ける。

小さい店内なのでほかの客の会話を掻き消すほどの大音量。

かの団体同調し大爆笑

単純にパワフルなおっさんだなと思う一方で、

いい年したおっさんが全力で小学生レベル下ネタを意気揚々と叫ぶ様はなんとも無様だった。

まあ酒飲めばち○こっていうだけで楽しいけどさ、もうちょっとウィットの効いた発言を要求するのは酷だろうか。

いずれにせよ、あの真面目そうな男性日中はまっとうな社会人をやっていると思うと感極まりますね。

2014-02-22

ケンカ腰の対応しかできない男の人って

表現力にとぼしそうだよね。

だって、それがその場でさっと思いついた一番他所そうな対応からいつもケンカ腰なんでしょ?

もうちょっとレパートリーって言うか、ウィットの聞いたやりとりやクール対応もできないのかな?

幼稚園児の頃から中身が一緒のままその年齢になっちゃったんだろうなって感じてしま

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