はてなキーワード: アニメ会社とは
45歳多重派遣と言っても、噂のGitHubの人ではない。すまんな。。
皆さんはプロジェクトの共有ディレクトリの最下層に”女子大生”という何もないファイルを作ってアクセスログをとっていたのがバレて怒られた事はあるか?私はある。2回。
仕事でとうとうGitHubすら使わずにプログラマ人生を終えてしまった。
レガシーな技術を使いがちな金融プログラマではそこそこ居るのでは無いだろうか。
年収は20代後半からは550万~700万位だった。残業代・退職金は無く交通費は出ない。
所属会社は営業も事務も居ない小さな所帯のフリーの集まりのような所で、会社の運営に必要な金額をある程度毎月納めれば良い会社だった。
仕事がなくなれば自分、もしくは他社員の人脈で仕事をとってくる。フリーで居るよりは仕事を取りやすく、単価も上げやすいので一応会社の所属にしているだけの所だった。
私はやる気が無いプログラマだった。オフの時間にプログラムの勉強をしたことなんて殆どないが30歳、35歳の限界説を越え、45歳まで働けた。
元ニートの高卒45歳。多重派遣の底辺プログラマの退職エントリ。
はてなのIT技術者諸氏はオフの日にも日々勉強をしているようで。
◯◯出来る人が居ないか?と聞き回る営業を見ていると多重派遣のSESとはいえ業務時間内に勉強させろと私は思う。
技術の勉強の話になると途端に何プペる?のような、仕事の為の無給勉強時間当たり前のように語られる事がやる気の無い私にはついぞ理解することが出来なかった。
足に鎖でもついてるのかね。私と一緒だね。
45歳で年収300万円多重派遣の彼は問題児なのかもしれないが、私よりはやる気があるプログラマなのではないかと思う。
退職までずっとプログラムを書き、テストをしていた。たまに客に直接要望を聴いて、仕様書に落とすこともした。
C/C++・Java・各種Shell・VB/VBA・SQL、UNIX/Linux・Windowsサーバーをなんとなーくしていて、他の人が書いたプログラムを流用しまくって書いていた。
ざっくりな話になるが、私より出来る人はわんさか居て、私より出来ない人・問題児が2割は居た。後者の彼らのおかげで私は仕事があったのだ。あと、東京だからあったのだ。
人並以上の理解をしていたのはLinuxの構造くらい。仕事でカーネル層に潜り込み、デバイスドライバの改造をしなくてはならず、月350時間くらい働いているうちに身についたものだ。年俸制という糞システムのおかげで1円も残業代は出なかったが。
全く知らない技術が使われている新しい現場に上位プロパー会社の営業に売りに出されることはままあった。
現場の人にさも「解ってます!」みたいな面で面接をし、何とか切り抜けることは出来た。このときばかりはいやいやながら上辺だけを勉強した。無給でな。
解っている事でも残業が沢山降ってきそうな場合は「ちょっと私には難しいですね・・・」「いやー、解らないですね。。」と出来ない振りをする度量もついていた。
仕事は”出来る(都合の良い)いい人”に回ってくるし、仕事をしてもめったに単価を上げてくれなし、切られる時は切られる。
30歳を越えたあたりから必要な時は定時丁度に上がる精神的な技術も身についた。
それと同時にここ10~15年はブラックなIT業界でもようやく過残業を減らそうという機運が増えてきたように思う。
ライブやイベントにも足を運べるようになり、推しに投資が出来るようになった。
おそらくまだ10年はプログラマとしてなんとなく生活出来たのだろうと思う。
「あいつ、そこまで出来はしないけれど居ないと困ることもあるんだよなぁ」位のポジションで。
あるいはもう少しやる気を出し、転職をし、上位層で働くことも出来たのかもしれない。
・そしてその日、”1人日”以上の仕事が割り振られる。残業しても終わらない
・翌朝で何故おわっていないのか?を問い詰められる
・仕事のタスク割り振りが多すぎて終える事は出来ないとお伝えしましたが?と反論
・その状況で、空いている時間にやっておいてくれと新たなタスクが振られる
・空いている時間とは?と聴いてみるが、コンパイルしている1分の時間に少しづつといわれ、そんなの出来るわけ無いですよね?。どこに空いている時間があるか教えて下さい。
と、毎朝そんな問答を繰り返していた。
改善をする気もおきなかった。早く次の現場に行きたいなという事ばかり考えていた。
そして気づいた。この仕事にようやく私は飽きたのだと。
子供も数年前に生まれ、子供が成人するまでこの仕事をするのも耐えられないと。
そんな時に副業のほうを本業にする決意をした。会社を辞め、起業をした。
今は全く別業種の業界で働いている。この先うまくいくかは良くわからない。
3次請け、4次請けの会社に居たので理不尽やパワハラには事欠かなかった。
理不尽の例1)
まだ若手の時、鉄砲玉として使われた事があった。
フロッピーを本番端末のあるセンターに密かに持ち込み、定例メンテナンスの振りをしてシステムを黙って更新するという密命が若手の私と、他社の派遣PGで新人のK君に与えられた。何度も。
かばんの奥にフロッピーを隠し、かばん持ち込み検査で検査員にばれないようにし、潜り込む。メンテナンス用の作業IDを使用して黙ってシステムを更新するというのを繰り返し行った。
今考えると下手すると裁判沙汰なんじゃないだろうか。しかも見つかったら責任を取らされるという。
テンパった彼は入館証ではなく、隠していたフロッピーを検査員に見せつけたのだ。
だが、早朝ということもあり、検査員がほぼ寝ていたので問題なく通れてしまった。
今思うとあの時は首の皮一枚で大丈夫だったんだなと。
理不尽の例2)
大手家電メーカーの工場で仕事をした時、プログラムの仕事なのに作業服をまず”自費”で買わされた。作業服いらねえだろう。
工場内にある窓の無いプレハブ小屋が開発現場だった。人権が無ぇ。ファーウェイの工場にはヨーロッパの街並みが再現されているらしいが。
この現場は電機メーカーのIT子会社D社からE社に投げられ、部屋に私以外だと窓際管理職のD社社員1人とE社の人間しか居なかった。
何故、E社の人間の中に私1人だけ他社の開発要員が入るのか?
入ってすぐに理解した。担当するシステムが1人だけで長く開発していたシステムで、スパゲティすぎて破綻しかけているのだ。
これを開発し続けられればヨシ、破綻したら私の(会社の)せいということにしたいのだ。
入って1週間で営業にコレはダメだと、早く抜けさせてくれと直訴した。
結局抜けるのに4ヶ月かかったが、その間、本当に酷い日々だった。
小さな改修が多く、納期は1週間か2週間毎にやってくる。だが仕様を投げるD社の人が鬱で会社にあまり来ない。他のD社の人に聴いても何も解らないという。
1週間の仕事で金曜日納品なのに、木曜日の夕方に2日酔でやってきた担当者に仕様を聞き出し、金曜日に意地で納品するも、気に入らないところがあったらしく「前担当者よりスキルが低いですね~」と言い放たれた。精神の苦行だろうか。
私の抜けた後、E社の別な人間が担当するも無事破綻しかけているという話は後ほど聞いた。自分のスキルでは本当にギリギリだった。危なかった。
パワハラ1)
高校卒業後はニートだった。猫と母としか会話をしない2年を過ごした。
その後、大手新聞社とオペレーター派遣会社が共同で作っていた文科省認定ではなく定期の学割も効かない街のパソコンスクールに通った。
教師は二種(基本情報)も持っておらず、業界歴は1年だけで環境変数も理解していなかった。
その学校で多重派遣という底辺で生きる技術者の卵に他の20名と一緒になった。
文科省認定の専門学校の情報処理科では少しマトモに勉強すれば大手SIerや商社の子会社の「何ちゃらソリューション」に入れる事も多い。
アホの一つ覚えのように大手の子会社は「何ちゃらソリューション」なので、「何ちゃらソリューション」というIT会社を見たらセンスの良い経営者が名付けた何処か大手の子会社だと思って差し支えない。あとイノベーションとかな。イノベータとかな。
就職氷河期の真っ最中に地方中核都市で就職をしたのだが、入社直前に東京勤務になった。
会社からは15万円の引っ越し資金だけが支給された。氷河期の3月に転職は出来なかった。
親に敷金礼金4ヶ月分を負担してもらい、親父に秋葉原の石丸電気で家財一式を買って貰った。
SES企業はまず新人教育の当たりハズレががある。ハズレのほうが多い。
派遣法の隙間をついて、たぅった1人で新人が派遣されてくる事も多い。彼らの大体は苦労を強いられている。
私は運良く同じ会社の人が沢山居る現場に入ったのだが、教育担当が想像を絶するパワハラマンだった。とにかくどんなことにもキレる。
ある日個室に呼び出され「お前は田舎に帰って缶詰工場で働け。なるべく頭の働かなくて良い仕事を選んでくれ。業界にいると迷惑だ」と言われてしまった。
親に学校に通わせて貰い、引っ越し代も払ってもらったのに使い物にならないと言われたときの絶望感は大きかった。
地下鉄がホームに入ってきた時、ホーム下にふと吸い込まれて行きそうになり、寸前でハッとなり鼻先を電車がかすめていった。
知らないおばちゃんに「しっかりして!」と怒られた。都会の人も優しい。
それ以降、他社でも新人には丁寧に接している。私はまだ恵まれていた方なのかもしれない。
パワハラ2)
その家電はTronからLinuxにOSが切り替わり、開発・コンパイル用のソフトウェアのシミュレーターが新規開発となった。
Linuxのカーネルプログラミングが必要となり、日本語の文献もインターネット上の文献も少なく、オライリーの洋書(現在は日本語版もある)を取り寄せて読まざるを得ない状況だった。
英語は全く出来ない&私が作るとなると当然開発は遅れた。
私はカーネルプログラミングなんて当時はしたことが無かったし、集められた人員もLinux上でC言語の仕事をしたことがある。くらいの人員が集められたのだ。
単価が安い人しか使ってはいけないというルールで運用されていたらしい。
苛立った家電メーカーの”部長”が私を広いフロアの大人数の前でこう叱った。
「こいつ全然解ってないじゃないか!!」「なんでこんなのにやらせているんだ!!」
中国出張で散々おねーちゃんを買った自慢をしていた糞みたいな人間に罵られるのである。
月単価55万で350時間働かされ、残業代は1円も出ずである。誰もフォローをしてくれなかった。
徹夜が3日目に突入した午前3時、役職付きが私のPCの後ろで「まだ出来ないのか?」と15分おきにやってくる。
何とか完成はさせた。恐ろしいことに若かった当時は満足感をそれなりに得ていた。
精神的に色々と凹んでいた時に励ましてくれたのは中国人の同じ派遣の人だった。
大卒の育ちの良い中国人派遣技術者が沢山居たが、彼らは本当に性格がまっすぐだ。彼らが私の中国感を大分良くしてくれた。
(ずっとメッセンジャーばかりやっている連中もいたが)
彼らのような有益な人材が来てくれる時代があと何年あるのだろうか。
私は所属未定のまま倒産した次の日も、土日も何故か働いていた。
自分が働かないと他の人が倒れてしまうと当時は考えていたし、ようやく仕事が出来るようになって謎のやりがいを感じていた。
そして、翌週、中間の会社から流石に所属未定はマズイのでフリーとして契約しましょうと言われたのだが、単価の話なんて当時若造だった私には解らないのである。
結局、300時間以上働く中、残業代無しの45万円固定と言われるまま契約をしたのだが、
当時の私には多い金額に思えていたものの、都内のフリーの技術者としては当然低すぎる金額であった。
忙しい中、アドバイスを貰う余裕もなく、無知のために中間会社の狸親父に低い金額で契約させられたのだった。
みなさんは自分の単価くらいは知っておいたほうが良い。
賢い同じ会社の同僚は失業手当で半年間遊んだか、会社契約と同じ単価でフリーとして契約していた。
余談その2、当時なんとなく興味を惹かれて当時流行っていた日本礼賛本を読んでみた。
国産OSのtronは携帯電話で世界を席巻!!みたいな事が書いてあったが、その本が出ていた頃、携帯電話のOSはLinuxとSymbianで締められていたのを知っていたので興味深く読んだのを覚えている。
他にも
「1次請けが私の単価を上げてくれても中間会社が搾取し、私には全く反映されない話」
「野田がドモホルンリンクルのバイトのように円高を注視し続けた時、円高&オフショアブームで単価が2年で2回減った話」
「中間会社にオフショア開発の失敗の後始末を手伝って欲しいと言われ、現場をインフルで倒れた振りをして休んだ話」
「5000円の著作権フリー音源をシステムに使用するのに数百万かかった話」
「メモリ枯渇エラーが頻発したのに数百万以上のコストをかけて打ち合わせをする虚無の話」
「メモリ初期化エラーが頻発した時に、解決方法としてとんでもない方法を提示され、阻止した話」
「15万円のPCが60万円で導入される仕組み」
「入社初年度の忘年会の一次会が新宿の有名なゲイのショーパブで、他の社員と会話も無く終わった話」
「無呼吸症候群で猛烈な睡魔との戦い、現場で怒られるようになり、睡眠薬で生活リズムを取り返した話」
「大手会社のコンプライアンス啓蒙画像に著作権違反を発見した話」
「キレる、人前でイライラする人とは働きたくない話」
「某銀行の開発子会社の美人率が高い・銀行員の婚姻率の格差社会の話」
などなど考えていたが長くなったので終わり。
多重派遣先は色々なキャリアの人が多い。元ホスト、元キャバ嬢もいれば元医師の中国人、元アニメ会社勤務、元美容師、元寿司職人等の転職組も多い。
以前いたプロジェクトの有名SI企業のPMもSES上がりの元寿司職人だった。
SESは就職の壁が低い。そこを足掛けとして転職し、さらなる転職で大手や大手子会社に転職するのは悪くないキャリアプランの一つなのかもしれない。
SESの会社も玉石混交なのでまずは良いSES会社に入るのは大事だし、多重派遣は改善されてほしいが。
何が書きたかったのか忘れたし飽きた。
業界からやる気の無い45歳が1人減り、業界は少し平和になった。
追記:続編を書きました。
その時の所感を思い出話も兼ね、ここにエントリーを残そうと思う。
拙い文章だしまとまりの無い雑記で恐縮だが、もし興味があれば最後まで付き合っていただけると幸いだ。
そこまで興味ねえよ、って方は『デルタの羊』(著:塩田武士)を読むか、
『アニメーション制作進行くろみちゃん』(制作:ゆめ太カンパニー)を観れば良いと思う。
大分アニメ業界をマイルドに表現しているが、ある程度リアルな現状が分かるだろう。
大学を卒業後、国家資格が必要な仕事でそれなりに安定した生活を続けていた。
そのうち、毎日の仕事に退屈さを覚え、自分の好きなことに関われる仕事をしたいと考えるようになった。
そう決心してから実行に移すまではそう遅くなかった。
一度だけの人生、自分の想いには素直になりたいと思って転職をした。
中途採用の面接は驚くほどアッサリとうまくいき、無事志望していた制作会社に入社することができた。
他にも経験したポジションはあるのだが、書きすぎると特定されかねないのでここで留めておく。
そうして入社したアニメ制作会社に、新卒時代の仕事よりも長い年数身を置くことになる。
一般企業からすれば規模は小さいように見えるが、業界内からすれば大手制作会社といえる。
今の職場で、制作に携わったアニメをオタクじゃない先輩に話したら「あー、あのアニメ作ってたの?」って
言われるほどには結構作品自体の認知度は高いし、結構覇権認定された作品も制作していた。
会社についても、そこそこアニメオタクからは話題に上がるほどだ。
毎年新卒の制作進行が複数人入社するし、抜けた数だけ中途採用ですぐに補填できるほど、
ひとことで言えば「縁の下の奴隷」と称すのが正しい。
制作進行という仕事について、「立派な名前は付けられているが、テレビ番組のADと変わらない」という認識かもしれない。
概ね合っている。
付け加えるとすれば、漫画の編集者の仕事の一端も担っていると言って良い。
漫画の編集者は、大体一人の編集者が一人の作家を面倒見るものだと思う。
アニメの制作進行は一話につき約10~30人の原画担当、そして数人程度の作画監督、
監督の追っかけまでするのはスタジオによってまちまちだろうが、概ね他社も似たような状況だ。
クリエイターからすれば、アニメ自体に何の付加価値も与えていない使い捨ての道具程度にしか見られていないが、
実際のところ制作進行が居なければどんな作品が作られるだろうか。
高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』のように、制作期間と制作費をドブに捨てた「儲からない作品」のできあがりだ。
制作進行、制作デスク、ラインプロデューサー、こういった旗振り役が存在するからこそオンエアのスケジュールに沿ってアニメ作品は作られる。
全く軽んじられている仕事に見えて、実はアニメ制作の仕事においては重要な役割だ。
給料は中堅拘束アニメーターや演出の拘束費よりも、自分の新卒時代の月給よりも少ないのに。
また、大手のアニメ会社といえど、社内の作画スタッフだけで作品を作れるかと言ったらそういうわけでもない。
フリーや他社のアニメーターに声をかけて「うちの仕事しませんか?」と営業するのも制作進行の仕事だ。
これについては、大変なおもいをしてアニメーターに罵倒されつつも満身創痍で人集めしていたかと思うと
実はそこまで酷い目に遭ったことは少なかった。(全く無いわけではない)
結構ウチの社名と参加タイトル出しておくと集めやすかったというのが他社スタジオに籍を置いていた先輩の感想だ。
他にも、「外回り」といって作画担当の上がりをアニメーター宅やスタジオまで回収しに行く仕事もほとんど無かった。
会社のブランドによるアニメーターの集めやすさ、物理的にしんどい外回りが不要であること、これらは大手ならではの強みだろう。
アニメ業界にいる人間は大体低賃金で働かされるという問題が取り沙汰されるのは、業界の外の人間にとっても聞かない話題では無いと思う。
年齢が50代後半を迎えたベテランにも関わらず、相変わらずボロアパートに暮らしている人間は少なくないし、
税金を未納しているほど経済状況に困窮しているアニメーターも知っている中で若干名存在する。
キレイな上がりを出して作品に多大な貢献している人は月に50~100万、中堅でも安定している上がりを出せれば20~30万と、
作品に対して一定以上のクオリティを保っていれば普通に生活できているのが実情だ。
そんな実情なのに生活に困っているアニメーターは、新人である以外に思い当たる大きな要因としては以下の三つだと考えられる。
①病気のためしばらく仕事ができていない(激務だし生活サイクルが安定しないので、結構体を壊しやすい)。
②上がりは平均程度なのに性格に難があるから、次の仕事に繋がりにくい(この手の人は作品の納期がヤバいと起用される傾向にはある)。
③そもそも上がりのレベルが落書きだから仕事を干されている(なおかつスケジュールも守れないパターンも割とあるのでかなりタチが悪い)。
性格に難があったり、上がりを出すまでが遅くても使われ続けるアニメーターって、結局押さえるべきクオリティを押さえられている。
にも関わらず「アニメーターは低賃金だ! 彼らの生活を安定させろ!」と騒ぐのは業界をよく分かっていないモグリの発言だ。
新人アニメーターの生活を安定させろという話もあるが、これについても新人なら新人なりにキャリアの無いうちにフリーにならず、
どこかのスタジオに籍を置けば実はある程度解決できる話に過ぎない。
じゃあ稼いでいるアニメーターって具体的にどんなアニメーターだろう、と聞かれたら真っ先に以下の三点が挙げられる。
①納期厳守
②安定したクオリティの上がり
①さえ守っておけば仕事は来るし、②だけが強みな人も生活できるレベルで稼げる、③については納期を平気で破ろうが高い拘束費を貰って仕事ができる。
③をできる人が居なくても①と②を心がけられる人が居さえすれば生活なんてできるし、一ヶ月程度の休暇を取ったとしても生活している人だって居る。
制作の人間からすれば、あまりクオリティ追求しすぎず納期を守ってくれさえすれば文句は無い。
その理由は次項で話そう。
原画担当が演出指示に従って構図とキャラ等の位置関係等を下描きする工程。
最近では3Dモデルを使ったレイアウトを制作会社が用意して、その上に作画担当が描くパターンもある。
出来上がったレイアウトを演出担当が指示通りに描いてくれているか、
もしくは気が変わったからこういう風に直してくれという指示を挟む。
あまりに酷い上がりだったらこの時点でリテイク指示して作画に差し戻し、もしくは制作進行にブチ切れる。
演出の指示がしっかり作品の雰囲気や世界観に沿っているか確認する工程。
監督が演出を兼任している、監督の業務負担が重すぎる、演出の力量が高い、などの時には
作画監督(作監)が②③の工程で出た修正に加え、絵柄の統一を図る。
基本的に①で出てくる上がりは作監以上のクラスの人間が描かない限り、全く絵柄が作品に合っていないパターンが圧倒的に多い。
というか原画担当にキャラクターデザインの通り描かせたら時間がかかってしょうがないので、
総作画監督(総作監)がキャラを大写しにしていたり、動き方が大事なカットを修正する。
これに関しては、必要最低限なカットだけを修正させることで、総作監の業務負担を減らすことになっている。
④もしくは⑤の工程が終わった戻しのカットを、基本的には①の作業者が清書する。
演出、監督、作監などのメインスタッフが起用NG出したり、作業者のスケジュールが合わないなどの場合は、
別の作業者を制作進行が第二原画担当を探してお願いすることになる。
エンドクレジットに出てくる第二原画はそういった「レイアウト作業者の尻拭いをしている人」という認識でいると良い。
上がった原画がしっかりレイアウト修正を反映しているか演出がチェックする。
問題なければ、動画検査に回して動画会社や社内動画に描いてもらう。
これでも直っていなかったら作監にまた修正をお願いすることになる。
細かい工程は少し省いたが、一覧で見てみてもご推察いただけると思う。
上がりが上手ければ上手いほど、③~⑦の工程で省ける箇所が増えるのだ。
その省ける工程のおかげでアニメ制作がスムーズに動き、それができる作画担当はアニメ業界において重宝され、
貢献度に応じて対価が支払われるようになる。
作画担当のそうした活躍は拘束費の引き上げ、作監以上への格上げ、更には演出や監督デビューにも繋がる。
中にはずっと絵を描いていたいということで、生活が少しくらい苦しくても作画のままでいるアニメーターもいたりはする。
ここが前項で述べた「クオリティを重視し過ぎなくても良い」と言った理由だ。
昔のアニメに比べて、今の時代のアニメだからこその進化がある。
出来上がった作画に光の陰影だとか、無機物ののっぺり感を抑える処理。
これを撮影班や美術担当が加工することで立体的でリアリティや臨場感を与えてくれる。
『鬼滅の刃』を制作したufotableが、自分が思うにこの技術力は随一だと思っている。
あそこは動画については、海外の動画会社に撒いているので動画枚数にこだわりがあるというわけではない。
その分、撮影や特効によってリアリティのあるごまかしで、キレイな上がりになっているように見せている。
少し話題は変わるがtwitterのTLを巡回していたときに「あの作画やべえええええええ」って3Dモデルが動いているだけのカットを
絶賛していて、アニメ観ている人ってその程度の認識でしかないよなあって少し落胆してしまった。
演出助手になっても、制作デスクを担当しても、上がる給料は少ない。
それでも嫁と二人暮らしで、嫁の方もフルタイムで働いていたのでこれまでは問題無かった。
先立つものがなくなる不安で仕事にも集中できなくなり、再度新卒時代に携わっていた国家資格が必要な仕事に戻ることにした。
アニメ業界は、左うちわで稼げるようになるまでの時間が途轍もなくかかる。
特に制作側で入った人間は一層そこに至るまでに苦労を強いられる。
これを詳細に語ると当時を思い出して気が滅入るので、箇条書きで記載する。
・上がりの納期を守ってくれる作画が知り合ったアニメーター数百人中両手で数える程度しかいない。
・今でも当時の罵詈雑言の日々が夢に出てきて真夜中に起きる。
同年代の新卒社員と中途で入った自分とで、自分の方が給料が高い、なんてこともあって
大手の制作会社でも決まった給与テーブルが存在しないパターンがある。
あと、規模さえ考慮しなければアニメ制作会社の面接は驚くほど簡単に通りやすい。
簡単なコミュニケーションや、自分がこれまで経験したことをありのまま受け答えして、
最後の質疑応答でアニメ業界に興味ありげな質問さえしておけば大体通る。
落ちたらよっぽどのコミュ障か、社会不適合者レベルだとも言えるのではないだろうか。
そんな割と適当な業界でもあるので、ある程度新卒で働いてから考え直しても良いと思う。
10社転職してから入った人も居るような業界だし、思った以上に門戸は広い。
それでもアニメ制作会社に入りたいのであれば「アニメが好きなこと」と「アニメを作るのが好きなこと」は違う、
これは肝に銘じておいたほうが良い。
入りたての頃、自分が制作に関わったアニメのオンエアが観れなかったほど、アニメが嫌いになりかけたことがある。
そこを経て色んな感覚が麻痺し始めてから、真のアニメ業界人の一歩だろう。
道のりは前途多難だが、アニメで成し遂げたいことがあるならば健闘を祈る。
文章を書き慣れていないので読みづらいかもしれませんがご容赦ください。
アニメが嫌いになるので絶対にアニメ業界に入るのはやめた方がいい。
_
数年ほど制作進行を経験して(年数書くとバレるかもしれないから曖昧に)最近退職しました。
絵も描けない、撮影ソフトも使えない人が最初に目指す職種が制作進行になると思います。
_
制作進行は間口がめちゃくちゃ広いです。
_
とかいう『しょうもない』理由で制作進行を志望するのは絶対に辞めてください。
大体のアニメ好きは、
人と関わるのが不得意だとか
制作進行は1話数につき3,40人とコミュニケーションしないといけないんですよ。
あなたに耐えられるんですか?
しかも作画するアニメーターは自分で電話して探さなければなりません。
1話数につき何十人もです。
電話してブチ切れられるなんて毎回ありますよ。(制作進行からそういう電話が毎日入っていると思うのでそれには理解できる。
_
1作品ごとに
プロデューサー1名
デスク1名
設定制作1名
制作進行3,4人
の班が編成されます。
その作品が
全12話だったとして
1話数につき、
少ないと2ヶ月。
僕が経験したのは1ヶ月半の時もありましたが。(これでもスケジュール良い方だと先輩は言いますが。)
_
大体は前話数が終わっていない中で並行して次の話数の制作もしなければなりません。
つまり、
コミュニケーションを取らなければならない人間が約2倍になるし、
動かさなければならない素材も2倍になっているかもしれないということです。
この2話数が終わっていない中で3話数目が動くことなんてザラですので
経験者には全然難しいことではないですが。(面倒にはなります。
僕の同期はこの時点で仕事内容に混乱して辞めていった人が何名もいました。
1日は24時間なので犠牲にしなければいけないのは自分のプライベート時間ですよ。
こんなの、
_
下記が制作進行生活における不満点になるのですが詳細番号順にまとめます。
②少ない休暇(月4日休めたらいい方、その4日の内でも数1日時間会社に行くことになると思う)
③パワハラの横行
④驚くほど幼稚な人間が多すぎる
_
①について、
これはもうどうしようもないですね。
何日も泊まり込むほど忙しいです。
友達と遊ぶ機会も減るし、
忙しくなると、
まぁ、業界歴の長い人は帰れるだけマシなんて良く言うんですけど、
自分の頭がおかしくなっていることに気づけていないだけなのでかわいそうになります..
そんなことドヤ顔で言われてもなぁ...
_
カットの上がりがありますという返答を受けたので制作は回収に行かなければなりません。
片道1時間往復2時間の道を電車や車で移動して現地に到着すると、
本人の口から本当は作業していなくて上がりがありませんと言われて回収できなかったことが何百回とありました。
現地に到着して3時間待ってようやく1カット回収なんて何度もあります。(1話数につき250〜300カットでしょうか。
こんなことは毎話数ありますよ。
自己防衛する手段はこんなクソアニメーター使わずに他の人を起用するしかないのですが、
作業してくれるアニメーターがいない場合にはこいつに依頼せざるを得ません。
_
アニメーターのことも弁護しておくと、
彼らは凄まじい低賃金で働かされています。(制作進行は一応生活できる最低限は給料が出ている。最低限ですよ最低限!。
稼ぐためにはカットを大量に取らなければなりません。
8作品並行作業してレイアウトをひと月に200カットやっている人もいました。(こういう人は稼げないことを理由に大量にカットを取って小学生の落書きみたいな上がりを出してくる。
ですが、
こちらがカットの単価とスケジュールを交渉して『それなら作業ができる』という了解を得た上で依頼しているのに
平気でスケジュールは守らないしクソみたいな上がりを出してくるのです。(例外のアニメーターさんもいますがそういう人はよその会社に完全拘束されているんですよねぇ...
最初に依頼したスケジュール通りに上げられないなら受けるなよ...
_
②について、
これは①で重なる部分も多いのですが事実です。
月4日会社を休めるようになったのも
それ以前には3ヶ月連続出勤なんてザラでしたけど。
正月も出勤しなければならないですよ。
お盆もないです。
_
③について、
これはすごいぞ。
本来アニメーションを作る上で誰しもが対等でないといけないんですけど
制作進行は本当に最下層です。
『まだ俺が作業してるのに帰るの?』とか言ってくるのを
気を悪くしたのかチェックすべき素材が手つかずで残ってて作業が進んでいないとか。
制作進行は昼11時~14時前後に出社することが多いのではないかと思いますが、
作業しているか見張るために帰れないことがあるということです。
女性制作じゃないと嫌だと言って担当になった男性制作に幼稚な嫌がらせをする奴もいるし。
そういうやつは女性制作をつけたらセクハラをするのがバレているから男性制作をつけるのですけど。
そもそもそういう人材を使うなという話ですがそういうゴミを使わなければならないほど
しょうもないですよほんと。
下手なアニメーターの上がりを演出に渡したら物凄い勢いでブチギレてフロア中に響き渡る罵声を浴びせられたこともありました。
そんなん、
これだけ週に何十本もクソみたいなアニメ作品放送してたら上手い人なんかとっくに拘束されて見つかるわけ無いじゃないですか。
愚痴を言いたくのも分かりますがプロなら黙って現状の戦力でいい作品になるように仕上げろよ。
別の人だと『もう終電なくなったから社用車で家まで送れ』とか。(これに関してはこちらの不手際で残って作業していただくこともあったのでやりましたけど。
オールラッシュの時に監督から30人ぐらい他のスタッフが居る前で罵声を浴びせられたこともありました。
ブチ切れて良いのは宮崎駿とか才能がある人だけでしょ。
大体罵声を浴びせて他人を萎縮させて物事を動かそうとする姿勢が幼稚すぎるんだよ。
長くなるのでパワハラの件はここまでで。
_
④について、
アニメーターは社会人経験をしていないので大体子供みたいな人が多いです。(例外はいますよ
スケジュールを守らずクソみたいな上がりだらけです。
まぁこれも練習できる時間も取れずレイアウト作業するしかない低賃金と労働時間のせいだが...それでもそのスケジュールで依頼を引き受けたんだから約束守れよ。
よくアニメーターがTwitterとかでここやりましたと自分の作業したカットを上げてるけど
それ全部演出が動き直して作監が絵を全修してるからあんたの素材跡形もないだろ!と突っ込みたくなる。
演出は、
気難しすぎてコミュニケーションが出来ない人多数。
作画上がりの演出はクソレイアウトが上がってきたらブチギレる人もいる。
ブチギレるのはわかるけど黙って作業してくれよ...
この業界状況を作ってる連中にブチ切れてくれ。
作監は1番負担が大きい部署でそれほど恨みはない。(本当に負担が大きい担当なので...
私が関わった作監さんは良い人ばかりだった。
_
こんな連中が作っていたものを
_
最後に、
そういう連中が呟いていることは基本無視していいです。(反面教師として役立つこともあるけど)
そもそもいい年した人間がTwitterで仕事内容や関係者だったら個人を特定できるレベルで
どんだけ幼稚なんだあんたら。
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もしこのダイアリー見ても制作進行を目指そうと思ってるあなた。
Twitterで仕事の愚痴を呟いている人は十中八九『難アリ(業界用語で頭のおかしい人)』なので
まともな人はbio欄に仕事お引き受けできません等書いてます。
犬の画像とかうんち!とかツイートして仕事内容呟いてない人はまともだと思います。
アニメーターでお仕事依頼中というbioが書かれている人は大体下手で仕事がないだけです。
そういう下手な人に仕事頼むと演出と作監からめちゃくちゃ怒られますよ。
あと業界の現状をTwitterでわざわざ憂いている人も難アリ多かも。
講師として学校に行ってる人は上手いから大丈夫だろうと思っても、
本業がダメだから学校で素人相手にしているのではないかと思うような下手な上がりの人もいたかな。(例外あり
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名前が有名な会社に行くことをお勧めします。(あと正社員のとこ探して。まだマシだから。
名前が有名じゃないアニメ会社は労働環境が最底辺になると思うので絶対に志望しないで。(制作もアニメーターもそこは共通
誰もが名前を聞いてあぁあそこね、となるようなところが基本的にはマシかもしれない...まぁゴミみたいな環境だろうけど。
有名な会社でも人をボロ雑巾のように酷使して毎年何十人と制作が辞めるところもありますから気をつけて...
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スケジュールのなさと単価の安さ故に歪んでしまったのかもしれませんが
性格が悪いのはそれのせいだけじゃないですよね。
死んでください。
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最後に、
『アニメ業界は頭がいいやつから仕事を辞めていく』と残った人たちはいいます。
つまり、
残った人たちは人間としてどこかが欠落している人間だと思った方がいい。(もちろん例外もいますけど残っている時点で馬鹿です...)
なぜなら、
制作進行10人採用して次の年に1人残っているかいないかという状態です。
でも大丈夫です。
それの繰り返しです。
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自分は大丈夫だと思って2021年4月を制作進行として迎えようとしているあなたへ。
コロナ禍で職探しが大変だとは思うけど今すぐ辞退しなさい。
アニメが嫌いになるだけじゃなく
アニメが嫌いになるのは本当に辛いことだよ。
他のスタッフの人生など一ミリも気にせず作品のクオリティのみを追求している人です。
何日も会社に泊まり込み異臭を放ってでも作品と向き合うような人です。
僕にはありませんでしたが...
自分のプライベートや趣味が少しでも、少しでも大事だと思ったら立ち止まる勇気が必要です。
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このダイアリーがちょっとでもバズったらTwitterにいる老害なアニメーターとか演出とか動検とか仕上げとかに
嫌だなぁ...
良いリトマス紙になるかもしれないので制作進行は参考にしてください。
そいつら全員社会人経験のない年だけ食っちゃった幼稚なオジサンオバサンたちなので。
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ここに書いたことなんて全体の本当に一部なんだよ。
この何十倍も嫌なことがあったし疲れ果てた。
以上。
ある広告がモノ化と批判されるのを、「企業 対 モデル」の話だと勘違いしてるの? 話をズラしたいのなら、ちょっと悪質かな。
たとえばあるアニメが「女性をモノ化してる、女性差別だ」と批判されたとき、「アニメ会社は声優をモノ扱いなんてしてない」って言っても、何の意味もないでしょ? あるいは「〇〇たんは差別なんてされてないであります!そもそも二次元ですしpgrwww」とか言っても、可哀想な目で見られるだけだよね。
広告でも同じ。モデルは広告の中で、あるキャラクター(例えば〇〇社の製品を使って幸せになってる架空の誰か、みたいな人)を演じてるに過ぎないよ。批判されてるのは、その架空世界やストーリーそのものであって、それを演じてる誰かではない。その架空世界やストーリーそのものに差別的な構造があるとすれば、それは結局のところ作り手の思想なわけで、つまりこれは「その広告のクリエイターの思想 対 世間」の話なんだよ。思想そのものは自由だ。でも、それを世間に向けて「表現」という形にするなら、厳しい批判にさらされることは覚悟しなくちゃいけない。
そして更に言えば、広告が企業にとっていわば「顔」である以上、クリエイターの背後には当然ある会社などの考えそのものがあるわけで。ある企業がお金かけて差別的なメッセージを「世間」に流したら、それは明らかに批判されるべき行為だよ。無自覚にやってるなら修正と自覚が必要だし、自覚してやってるならそれはヘイトスピーチだよ。
昔は、ある思想が「表現」として世間の目に触れるまでには何段階もの目が入って、明らかに炎上するような偏った思想はチェックされてた。まあ、世間もおおらかだったんだけどね。ところが、インターネットやSNSのせいで「個人の内心表明」がすぐ「全世界に向けた宣伝」に直結した。さらに、Twitterなどの「嫌なら見るな」式のクローズドSNSは、規制の眼の入らない小さなコミュニティを大量にネットに作り上げることを簡単にしてしまった。その結果「偏った思想の人ばかりの村」ができ、そこで、「個人の内心」を垂れ流しても別に問題ないじゃんね、みたいな誤った認識が育てられることになった。それに対して公的な規制がかけられつつある現在、その住人らが「思っただけで取り締まられるのか!表現のじゆう!」みたいに騒いでいる現状、これはとても面倒くさい状況だと思う。
ここからは余談。
人々が神秘に弱かった時代は、「神様」の権威の下に社会の制度を作ることが、もっとも「オープンなコミュニティ」を作る最適解だった。
その後、少しの合理性を備え、でも人と人がまともにコミュニケートできず力こそパワーな時代には、強者が「民の声をよく聞く」ことが、「オープンなコミュニティ」を作る最適解だった。
コミュニケートのレベルが少し上がってくると、王個人の資質によらずシステムとして「民の声を聞く」、すなわち民主主義が「オープンなコミュニティ」を作る最適解となった。
そしていま、コミュニケートの手段が飛躍的に加速した現代、その手段が逆に人々をクローズにしている状況で、民主主義が適切に機能しない状況を迎えてしまった。
(これは別にTwitterが悪いという話じゃない。彼らは人々の欲求に応えただけで、問題は、そういうクローズなコミュニティを求めてしまう私たちの方にある。)
民主主義が本当に息絶えてしまう前に、私たちは、新しい「オープンなコミュニティ」を作る思想を作り上げなきゃいけない。
それは何か。ヒントはおそらくこれまでの数千年の歴史の中に示されているだろうと思う。
今度は日本モンキーセンターね…。
これも大統領選が関係しているのかしていないのか知らないけど、案の定と言うべきかこの時期にまたしでかす様な事をしたのね。
この様な気に入らないモノを何でも女性の権利や子供の権利と言う弱者の権利や人種等の人権問題を盾にして、難癖をつけるから世間から問題視され出しているのにね。
実際、赤十字やJAの一件から世間的にもフェミさんの方のおかしさが認知され始め、現にこのコロナ禍の時期においてもJRの一件や岡村氏の件に難癖をつける等をして、まさに自分達の思想や利益ばかりを優先して、他所や現状がどんな状況であろうがお構いなしと言う事を世間的にも露呈し続けたしね。
保守系、俗に彼等の言う所のネトウヨやネトサポは迷惑ではあるけど、選挙などで自身に有利な結果が出れば、ネットの関係ない所まで煽りに来る程度でリアルな意味では実害はほぼないけど、フェミさんや反差別等のリベラル左翼系に関しては少しでも有利な状況になるとチャンスと思い、すぐに増長しだして、自分の活動に利用しようとしたり、現に過去でも国連やら米国やら海外やらと言う風にまさに強権を元に自身の思惑を迫る虎の威を借る狐みたいな行動をしたり、世間に対してもその女性や子供の権利やら人権やらを盾に条例や法による規制や厳罰化、或いは自主規制の強要をすぐに行おうとしてくるのは事実なんだよね。
その上で今回のコロナ禍において、この手の人達は日本においても上記の様な行動を起こし、スペインではフェミさんのデモでコロナが拡大したと言う記事が出たり、米国においてはそれこそあの黒人デモをこの時期に起こし、尚且つ、人権を盾にディズニー等のアニメ会社等に自主規制を強要する様な行為すら迫ったりした上で、やっとコロナが鈍化傾向が出てきた時にまた事件が起こったと言い、黒人デモをする様な事を平然とする点を見てもまさに周りがどう思おうが知った事ではなく、自分本位の考えで行動に移すと言う点が如実に現れていたからね。
黒人デモに関しては当初はニュース記事でもデモとコロナの関係性が指摘されていたのに彼等に不利になり始めたからか知らないけど、突然、論文だの保険局だの出てきてデモとコロナの相関性はないと言う報道を必死で弁護をし始めるようになったからねぇ…。
こんな時期にデモと言うコロナを拡散させかねない行動こそ問題視されていたのに論点ずらしをしている点は当時読んでいてどうかと思った。
そしてその後も米国でコロナが少しはマシになりかけた頃にそのデモと言う行為こそが問題視されているのにまた同じような行動をする様な事をみてもこの人達自分が悪いとは一切思わないのかなと思う。
そして米国は今や1日10万規模で米国は出ているみたいだしね。
正直この辺のリベラル界隈の行動の習性が世間的にも認知され始めたから、保守系以外の人からも警戒されたのはある。
そしてその大統領選においても今回最低限の報道の中立性の観点や倫理面から見てもその辺の最低限のルールすら投げ捨てたかとしか思えない、余りにも露骨な偏向報道を朝日や毎日、NHKとかは行っていたけど、案の定、有利になるや否や有頂天になっている様も今回見ていて良く判った事だからね。
また今回米国や日本のマスメディアだけでなく、他国もこんな感じの所があったみたいな記事もちらほら見かけたしなぁ…。
その後の報道を見ていてもパリ協定やグレタ氏とか何故か突然話に出てき始めていたのを見ても大方国連関係に関係する人達も暗躍していたのだろうなぁ…と容易に想像ができるのもね。
環境問題についても国連やらこの手の人達が絡んでから本当の意味でおかしな方向に行っているのは事実だからなぁ…。
排出権とかレジ袋有料化とか一般人の利便性を損ね、逆にCO2を増やす等、役に立たないとか様々な問題点を指摘されているのは事実。
何にしても米国の選挙の事で平時でもないのに国内の事を蔑ろにして露骨なまでにマスメディアが世論操作ばかりしてきた事や現にフェミさんや反差別、ポリコレ等のリベラル方面の人々が世間がコロナ禍で大変なのにも関わらず、自分本位な権利等を盾にして、世間に対して抑圧するような行動ばかりしているから、逆にこの人達の行動こそが懸念されるような事になっているのだと思うよ。
今は特に平時ではなく、コロナ禍なのに空気すら読まずにこの様な世間に迷惑をかける行動ばかりしていたら、米国や世界はどうあれ、日本においては自身の信用を失い続ける結果を招く事でしょう。
キモオタ陰キャだから俺の居場所はTwitter、そこだったんだ。
でもなんだ、最近はやれ政治だの人種差別だのツイフェミだの目にも入れたくねえ問題が渦を巻いてトレンドを独占しやがる。
ここまではみんなが感じてることだろうが俺にはもっと腹立たしいことがある。
バズってるツイート見るとなんだあれ?画像を変に加工して字幕までつけちゃった通称”画像リプ”とかさ、「ここまでテンプレ」だとかさ、気持ち悪いんだよ。
てかそもそも、日本語がしゃべれない日本人とコミュニケーションが取れない人間多すぎな。お前ら何年人間やってんの。
マジでTwitterユーザーのノリがキツイ。いやTLには同志がいるし窮屈じゃねえんだけどさ、見たくなくても入ってくるもんはあるしリプ欄とか見ちゃうわけ。もう地獄以外の何物でもないじゃんあれ。リプ欄閉鎖しろよ。
ていうかさ、「画像リプを批判する方が陰キャだろ」とかどういう神経してんのマジで。言語で喋れ、くっさい画像見せんな。
でもTwitterのノリがキツイったってこちとら陰キャキモオタ廃人だからTwitter辞めることできねえんだよ。どうしろってんだよ。
ブロックとかミュートとかあるけどさ、そういうの目に入った瞬間関わるのも嫌だからブラウザバックしてんの。自分でも馬鹿みたいって思うわ。
あとさ、オタクが批判されたからってイキっちゃうやつ、あれマジ無理。キモすぎ。オタクがキモいのは当たり前なんだから諦めろって。Twitterでイキって何になるんだよ。
似たようなのがさ、京都であったアニメ会社放火事件の犯人な、あれに対して「ぼくのかんがえたさいきょうの拷問」を披露するオタクあれやべえだろ。捕まえた方がいいだろ。
それをさ、インターネット始めたてでクラスに居場所がない系の中高生がやってるならまだ理解できるけどさ、いい歳した大人がやってるのヤバすぎでしょ。「オタクを馬鹿にする人は許せません!みんなで潰しましょう!(アニメのコラ画像)」とかお前何歳だよ。bio見たら大学生ってお前本当に大丈夫かよ。
ここまでただの同族嫌悪だし俺も同じ穴の狢なんだけどさ、マジでTwitterってどうしてこうなっちゃったんだろうな。時代の流れとか一億総インターネット社会になったのもデカいと思うけどさ。
最近だともう匿名でやれる5ちゃんねるの方がまだマシだよ、あっちだと「くっさ死ね」「まとめキッズ死ね」が当たり前だからな。でもコテハンでコミュニケーション取りたいならTwitterなんだよな。
俺の居場所はどこなんだよ。
大した話じゃないしただの愚痴。
正直、脱税が悪いことだとかはどうでもいい。
ただただ脱税できるほど稼いでるのが羨ましい。
四年で四億隠してたってことは、そんだけ利益上げてるってこと。グッズと店で。
又聞きだけど原画も全員固定給で毎年昇給するしボーナスも毎年もらえてるって。
自分でグッズ作って店やって社員は好待遇で、そんで裏金で四億も隠せる余裕があるの。
良い作品作ってしっかり稼いでさ。
何で他の制作会社はそれできないの?
WITが次の進撃の巨人やらないの、制作費下げられたから下りたって噂。
進撃みたいな覇権アニメ作っても割が合わないところまで絞られてるのが今の業界。
もっと他の、クソみたいなアニメしか作れないところは賃金未払いとかやらかしてて。
ハムスターなんだよ。
回し車を回したいから回すんじゃなくて回り始めたら足とめられないの。とめたら死ぬから。
じゃあネトフリかっていったらアレもクソ。
何がクソかって、高い金積まれても良いもん作れないわけ。
ちょっと余裕ができたらクソみたいなオリジナル企画にクソみたいなアニメーターのクソオナニーぶら下げてハイクオリティとか言ってる奴ばっか。昔から何も変わってない。
オナニーできるアニメーターならまだマシで、ほとんどの奴は原画料高くても低くてもサボるクソ。
もうどうしようもない。ほんとに。
クソみたいな企画はちゃんと潰してくれよ。つまんないオリジナルとかやりたくねーよ。
俺にもいいもの作るチャンスをくれよ。
俺はそういう会社を擁護する気は全くなく、むしろ潰れればいいと思っている
極論すればアニメなんて無くても生きる上で何も困らないし、アニメ制作者に悪評が立ったりアニメの質が落ちたりすると、そのコンテンツの関係者全員に迷惑がかかる
そもそも、SNSなどで給料に不満を抱いているアニメーターに、絵の上手い奴はいない。少なくとも俺の見た範囲ではいなかった。「下手ではない同人誌」くらいのレベルであり、現実的に考えてこれでまともな給料を貰えると思っているのは、図々しいと思う。
喩えるなら、地方球団の野球選手とか、売れないお笑い芸人とかが、給料が安いと不平を言っているようなもので、普通の常識のある人なら「そりゃそうだろ」としか思えないのだが、不思議なことにネット上には、アニメーターを擁護する声が多い。まあ、そういう人はいい年こいてアニメに夢中な人だからね。仕方ない。
月給1桁万みたいな人の話をよく聴いてみると、実は入社半年未満とかであることが多く、転職サイトなどの情報を見てみると、普通の社員は実際にはもっと貰っている。一般的なサラリーマンより激務であることは間違いないが、平均的な中小企業社員程度の給料は貰っている。
単純に、プロレベルの技術があって、報連相のような社会人としての基礎ができている人は、業界内でどんどんキャリアアップして、そうでない人は辞めていく、という当たり前の現象が起きているだけだと思う。
そもそも世の中、現役で早稲田とか出ていても、企業を数十社受けて数社にしか内定を貰えず、大企業に入れても20代なんて残業月40〜60時間して手取り30万行くかどうかというのが普通だ。それに対して、学歴もないし、芸術関係の仕事をしているのにプロレベルの技術もない人が、普通の給料もらえて当然だと思うのは、あまりにも現実が見えていない。
そういう常識のない人たちが、自分たちに都合のいいときだけ、労働法などにかこつけて社会正義を気取っているのは、非常に滑稽だと思う。
漫画業界がまだ元気でオリジナル作品を生み出していて、アニメ業界が瀕死で原作付きしか出せない
という現状って、その辺の権利関係が腐ってるからってとこだよな
俺IT業界にいてIT業界も似たような業界構造あるからたまに思うんだけれども、高学歴の連中が入る必要があるんだろうなって思うわ
「頭が悪いけどワル知恵はあるってヤツ」が、上になると腐敗しかしないのはどこの業界でも一緒だよな
アニメ業界やweb系なんか特にだけど、IT業界は会社という仕組みが全く無いとこから始まってて、それで、色んなとこから取り分を奪われてる仕組みになってしまってるから、現場のエンジニアや現場のアニメーターにお金が落ちてこない仕組みになってるんだよな(アニメ会社が悲惨なのは手塚治虫の初期の頃に財務関係をきっちり決めなかったからだと思うけど)
急になんですが、これは一人言の形を取ったフィクションです。
実在の人物や組織とは一切合切、何も関係ありません。真に受けないでね?
……アニメ会社の制作って、社員に支払うのは給料なんですよね。お給料。
じゃあ監督費とか脚本費って誰が出すのかって、そりゃ製作委員会ですよ。いや別に監督費や脚本費じゃなくても何でもそうですが。
製作委員会制度なら製作委員会(の経理)が代表でお金を受け取って、それを各会社に分配するんです。
で、この製作と制作って紛らわしいことに意味が違うんですよ。語義が違う以上に、アニメの場合は「製作が権利や金を管理して、制作が実際に作る」というのが道理なんですね。だから制作委員会というのは無いんです。全て製作委員会です。
で。アニメとか番組のクレジットってのは言うなれば「この人がこの仕事をしています!」という責任表明なわけで……つまり製作に視点を絞って言うなら「この製作がこの人/会社に制作費を渡します」って表明にもなるわけです。
勿論、製作委員会の中でも「どこが何を管理するか」という窓口は違うわけですが……
どちらにしても製作としてクレジットに名前を表明している以上、その製作が代表して監督費用なり何なりを出すのが筋なんですね。勿論、製作の代表は営業であるプロデューサーです。
そりゃ制作会社が監督とかを雇う以上、代理で受け渡しに入ることもあるかもしれませんが……本来的な流れとして「制作会社が脚本費を出してない!」とかいう流れは「ありえない」。いや「起こしちゃいけない」ということですね。なにせ脚本は必ずしも制作会社内部の人材とは限らないですし、制作とは関係ない各種の使用料……アニメ絵の使用料とか脚本印税みたいなものになれば尚更、ちゃんとクレジットされた本人に許可や使用料を支払わないといけない。監督が制作会社を離れたら制作が監督費をせしめるんです?違うでしょ。
だからこそ本来、製作が責任を持って本人に渡さないといけない。それが果たされないなんてのは、クレジットから降りるべきレベルの怠慢ですよ。制作に渡しましたから後は知りませ〜ん、問い合わせられても何も答えませ〜ん……じゃあ済まないんです。そんな澄まし顔するヤツは許しちゃいけない。そんなら最初からクレジット公開すんなや。
そんな金に杜撰な信用できない会社がもしあるとしたら、そんな会社は手形でも平気で不渡り起こすんじゃないですかね?人の信用を裏切って支払いしないって意味じゃあ、どっちも一緒ですしね?個人相手でもビジネスはビジネスです。普通の会社なら営業宛に大クレームの謝罪回りでしょ。
まあ要するに、皆さんが流し見してる無数の名前それ一つ一つに全て、それぞれ一人分の責任と権利とが付き纏ってるわけです。ゲームでもそうですね?
ま、完全オリジナルの作品だと原作の権利を持ってるのも製作というパターンが多いので、その場合は制作側が降りる方が早いんですけどね。勝手にしろって感じですわ!HAHAHA!!
まあ……そういう事ですね。いや別に、自分はアニメ業界と何も関係ないし?何の役職も無い部外者なので?何も知りません。一切合切どうでもいい。
ただ、そうでないマジモンの関係者は、もっと然るべき責任と義務を果たし、それに見合うべき権利と報酬とを得るべきだと僕は思いますよ?まあ今も生きてるかどうか知りませんけど。
……改めて言いますと、これは一人言の形を取ったフィクションです。