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はてなキーワード: 親友とは

2020-08-17

生に執着はないけど死に執着があるから今日も生きてる

人生は一度きりってよく言うけど、死ねるのって一度きりなんだよ

何十年に渡る長い物語エンディングなんだから最高の演出でかっこよく死にたい

中学くらいの頃は、若くして自殺ってのに美しさを感じていて18くらいで死のうかななんて思ってたけど

実際18くらいになったら今死んだところで、どこにでもいる自己顕示欲の強いメンヘラと鼻で笑われるだけだなと思って辞めた

親友の身代わりに敵陣へ突っ込むとか、村の掟で生贄にされるとかそういう泣ける最期にしたいんだけど

平和なこの世じゃなかなかそんな場面には出会えないね

理想な死に場所が見つからいか今日もだらだらと生きているよ

なんだかんだでこのまま天寿を全うするのかもしれない

セカイ系主人公になりたい人生だったな

2020-08-13

anond:20200813021204

関係ないけど俺は異性同士の友情否定派なんだよな、絶対に成立しないと断言するほど根拠のある物ではないけど

異性同士の好意友情と恋心の違いって俗っぽい言い方だとその相手恋人にまでなりたいかで良いんだろうか

もし「好意」という感情友情恋愛感情家族愛とはっきりと区別出来るような物ではないもっと大きな物であるなら

その友情はあるけど恋愛感情はない異性の友達って「恋愛的に好きだと思えるくらい好きではない」ってだけなんじゃないか

まあこれを言うと同性の親友も「幾ら親友と言っても恋愛的に好きだと思えるくらい好きではないだけ」って事になるんだろうけど

お互いに深く思い合ってるけど決して恋愛関係にはならない・なりたくない異性同士の友人関係って世の中どれくらい居るもんかな

話せないこと

子供の頃、あんまり倫理観の良くない街に住んでいた。胸糞悪いことがたくさん起こって、人生に決定的な影響を受けたので、成人して数年経つ今でも話題にしてしまう。付けられた生傷をいいかげん古傷にしたくて話す。あの街を忘れたくないけど、肉が見えたままでは動けないので。

でも、話せることと話せないことがある。

学級崩壊や軽いいじめは話せる。似たようなことは相手経験してる場合が多いから。常識レベルの差とか、応援団女子が入れなかったとかもギリ話せる。いじめに軽いとかないという気持ちもあるのだが、犯罪に対する軽い重いと同じ意味だと思って欲しい。なお私もいじめられたことがある。

障害者の子に対する酷すぎるいじめ中学生の頃友達が同じ中学生彼氏に別れたいと言ったら物理暴力を受けたこと、性被害に遭って警察沙汰になり、逮捕された人が私の家から徒歩10秒のところに住んでいて、私の親友に小さい頃からよくしてくれた人であったこと。主にこの3つが、聞かせた人に負担になってしまうから話せない。インターネットも誰が見るか分からいからこれ以上詳しいことが書けない。

特に最後の性被害は、ここに書けないし皆さんも想像できないだろうことが理由10年以上経つ今でも血を垂れ流している状態で、どうにかして傷を乾かしたいのだが、絶対顔見知りには話せない。話せる相手がいれば話せるくらいにはなったのだが。

どこか、友人や恋人関係ではない人間に、対面で、相手同意を得て、こういうことを話せる場所はないですか。できれば口外しない人がいい。金は払う。精神科カウンセリングとか行けばいいんでしょうか?

2020-08-12

夫が好きすぎます結婚ってみんなこんな感じなの?

結婚して4年目になるけど夫がタイプど真ん中すぎる。

今まで付き合ってきたタイプ男性の全部を組み合わせたみたいな完璧な男。

顔も国宝級にかっこいいし、好きなことを仕事にしてるからストレスがなさそうだし、仕事できるし、面白いし、趣味合うし、理知的だし、人格者だし最高に推しです。。。。!私のこといつもにやにやしながら見つめてきて可愛いって毎日いってくれる。

今は在宅でお互い働いてるからずっといっしょにいられててお互い楽しいねってずっと言い合っている。

私の食べ物の好みを把握して美味しいご飯を作ってくれる。落ち込んでいたら慰めて励ましてくれる。

父親としても子供には尊敬されているし、本当に勉強教えるのも上手。

寝る前に一緒に見るアニメの好みもぴったりで同級生親友かのようにずっと語ってられる。体の相性も最高。

毎晩寝る前にいつも、なんでこんな完璧な人が私の人生に現れてくれたんだろうと思う。

2020-08-10

anond:20200805010054

私(30代、既婚女)は全く逆のパターン母親に育てられて30まで処女だった。

1歳上の兄は母が18の時に産まれてて、5歳下の妹は父親が違うっていう事でどんな母親かはお察し。私が中学生、妹が小学生の時に母子家庭になった。その後、母はいろんな男性と付き合っていたみたい。

自分にはそういう母が嫌で、その結果として男と付き合うこと自体避けていた。高校生になると周りでは彼氏作る子は結構いたし、子供ができちゃって堕ろした子もいて、正直言えばそういうのに心の中で嫌悪感もっていた。

それでも20過ぎて社会人になってお節介な友人の紹介やらあって、グループ交際から特定相手と何回か会う様になるっていうことも数回あった。でも「男女の関係」に発展することを求められてるって感じると無意識に避ける様な行動を取っていた様で、相手の方から去っていくという展開だった。

この先の話は身バレ防止のため少し設定変更してあるのでその点はご承知を。

三十歳が間近の時、同い年の仲の良かった親友結婚して「自分もそろそろ」なんて感じていたとき親友旦那さんの友人を紹介されて彼女の家で引き合わされた。

いわゆる「告白」も無く手をつなぐでも体を触れるでもなく、月2~3回会うことが半年くらい続いたある日、唐突に彼から結婚相手として考えてくれないか」と言われて固まった。途中は少し省略するが、自分決断が付くとスムーズで、お互いの親に紹介して正式婚約結納も済み式の日取りも決まる。その頃には手をつなぐくらいはしていたけど、まだキスも無し。何度目かの打ち合わせの後、大胆にも私の方から「そろそろ一緒に泊まりたい」と言い出して彼をびっくりさせちゃったけど、実は彼もそれを望んでいたが言い出せないでいたことが判明。週末を利用して有名温泉地に1泊旅行に行き無事に処女卒業

子供はまだだが、今も旦那とは時々ケンカしながらも仲良くやってる。

人生確変が起こっていて辛い

私は理系学部所属する大学3年生である。周囲は男ばかりのため、女子であっても男子の友人が多くなりやす環境であった。自分もその例に漏れず、多くはないが男女数人ずつ親しい友達がいるような人間だった。

この2020年になってから確変が起きたとしか思えない出来事が続いたが、相談する場がないので日記をつけることにする。

誰かこの状況から救ってください。お願いします。

この2020年になって起こった確変というのは、この半年の間に8人に告白されたということだ。

「8人?それだけ?」と思う方もいるだろう。きっと美女はこんなものでは済まないのだろうとも思う。

しかし、こちとら理系学部に通う喪女だったのだ。

中学同窓会に行けば「相変わらず女らしくない」「化粧しないの?」「そんなんじゃ彼氏できないよ」と言われ、高校同窓会では自分にだけ彼氏ができたかどうかを聞かれなかった。

そんな自分が、今年になってからはこの状態である

はじめは自分を好んでくれる人がいることを純粋に嬉しいと思ったし、一番最初告白してくれた同じ学科で仲が良かった男子と付き合うことにもなった。そこまではよかった。

続いて仲の良かった男性の友人全員から変わる変わる告白を受けた。とてもありがたかったが、彼氏ができたばかりということもあり丁重お断りをした。

私の多くはない男子の友人は(お互い知らないはずだが)全員が告白してきているので、どうしても複数人で話すととても気まずい。私が気にしなければいい話なのだがどうしても気になってしまう。

さらに、親友と呼べる存在であった友達にも告白を受けた。丸4年共に過ごした私たち友情否定されたような気がしてショックだった。私は友達だと思ってたけど違ったのかな、いつから下心が芽生えてきたのだろう、そう思うと彼とは話せなくなってしまった。

そして、今度は同じ大学のほぼ初対面のような人から告白をされるようになった。とある授業のグループワークで同じ班になった人、語学の授業でペアになった人、1.2年の授業でグループワークになったことがある人……

名前と顔以外はほぼ何も情報がないような人たちに、声をかけていただくことがたくさんあった。そんな薄っぺら関係なのに想いを告げられたので、自分のどこを見ているのか恐ろしくなって逃げた。

気づいたら心から安らげるような関係相手ほとんどいなくなってしまった(彼氏が安らげる場かというと問題があるもののこの話には関係ない)。女子の友人もいるが、今まで複数人の友人と過ごしてきた時間彼女らに負わせるのは負担が大きすぎると思うので、一緒に飲んだり旅行に行ったりと今まで通りの付き合いになるだろう。

これを相談しようにも、「告白されたくらいで大袈裟な」「モテる自慢か?」と言われそうで言えない。多分今までの自分でもそう思うだろう。

ちなみに友人の女子相談したところ「腐女子で男に興味もない自分には男女の機微は分からないが大変だということはわかった」という返事をもらった。優しい。

こうなって一番困っているのは、男性不信に陥ってしまたこである大学入ってすぐ知り合った人から最近関わった人に至るまで、知り合いから軒並み告白されている。男を見れば警戒するようになってしまった。親しくなってもどうせ告白されて友人とは言えなくなるのではと思うと、関係を構築する気になれない。

続いて不安なのは、今後の進路である大学院に進学しようと思っていたが、この大学でそのまま進学すれば周囲の男性率はさらに上がり、人間関係そのままである。どうせ他大にいっても男の割合は同じようなもので、結局今と変わらないのだと思うと憂鬱で仕方がない。

取り留めもなく不安ばかり書いてしまったが、今の私はどうすればいいのか、恋愛経験豊富な皆様にアドバイスいただければ幸いである。どうかよろしくお願いします。

2020-08-09

anond:20200809140802

増田相手懺悔してもおまえ酔っ払ってんの?って感想しかない

とはいえ人間内在化したクソをいまさら一朝一夕でどうにかはできないので

息子ちゃんが蛙の子は蛙とならずに

親友汚物扱いするクソ大人におもねらない高潔人間となるよう期待するぐらいしかあるまい

長期的にはさっさと縁を切るか見切って見放して見殺したい大人としてカウントされるかもしれないがムチュコたんの精神的自立の前では些細なことだ

2020-08-05

anond:20200803190330

アンタは気にし過ぎ、親友はしなさ過ぎ、

んもー!

YOUたち、ケコーンしちゃいなよ!

2020-08-04

タバコ

私は両親が超ヘビースモーカーな元で育ち、特に吸っていた母親換気扇付けてれば大丈夫〜とかそんな理由でずっと室内でタバコを吸うし、車の中でも吸っていた。1日二箱くらい。タバコがないからと言って両親どちらも人格が変わったりするようなことはなかったし、まるで人生に寄り添っているものだった。それを見て育った私も、子供の頃から手の届く位置に常に身近にタバコがあった。父の銘柄は覚えていないが母はキャスターマイルドの5を吸っていた。

から小学生の頃は先生友達に服がタバコ臭いと毛嫌いされたりしたことがあったが、親が辞めようとしない分にはしょうがないし、親にやめろ、目の前で吸うなと何度も言ったけど何も変わらず、次第にこちらが折れた....というよりは気にしなくなった。

中学生ときには喫煙所を通ってもタバコ臭いがわからないほど慣れてしまっていた。タバコ嫌いな親友(喫煙所の前を通るとすごく嫌そうな顔をするほど)がいたり、やはり周りに喫煙者の親がいることは良くは思われない。だから中々友達を家に呼べなかった。いつのまにか父がタバコをやめた。

高校生の頃も同じような感じだった。母は相変わらず吸うのをやめない。バイト先の店長アイコスを吸っていて、アイコスの甘い臭いが母のタバコと大違いで、印象に残っている。

大学生になって、周りが酒を飲んだりタバコを吸うのが当たり前になった。タバコは家にあるが酒を飲む人はいなかったので酒が新鮮だった。タバコに関しては私は吸う意味がないなあと感じたから吸ってはいない。驚いたのが、成人後の飲み会中学の頃にタバコ嫌いだった親友タバコを吸っていた。他の女友達も数人吸う子がいた。誰かがわかばを吸っていたのが1番覚えている。

それから次に驚いたのが、あれだけタバコと共に生きてた母が病気きっかけに禁煙した。ちなみに呼吸器の病気ではない。自分関係ないのに大きなものを失った気持ちになった。家に病気を宣告される前に購入していたウィンストン(旧キャスターマイルド)を譲り受けたが、私は吸わないので親友にあげた。

人って何が起こるかわからないし、考え方も変わるんだなーと思った。この先恋人配偶者になる人が喫煙者だったとしても別に嫌では無いけど、最近だと吸わない人の方が多いのかな?昔と変わらないのだろうか....

呼吸器系の病気にかかることが多かったのはタバコのせいなら子供遺伝はしないで欲しい

2020-08-03

anond:20200803190831

親友自分では

絵師だったら底辺を這いずり回る虫のことなど見えないはずだ

2020-08-01

anond:20200801171436

兄弟親友になれるという感覚か、俺には一切無いけどそういう家庭が圧倒的に多いのか?

ドラマ映画でそんな気が合うみたいな描写をみかけないのは当たり前だから省略されてるって事かなあ

2020-07-31

人間関係コミュニケーション時間で考える

人と人が仲良くなるのにはある程度の時間必要という仮説に基づいて考えてみる

生存バイアスである可能性もある、仲良くならない人とはそもそも同じ時間を過ごさない)

 

そこそこ仲の良いクラスメイトレベル

週に1時間コミュニケーション

→ 1年で約50時間

→ 2年で約100時間

 

ここらへんを基準に考えたい

仲は良いけど遠慮がある、お互いに親友ではない感じ

 

腐れ縁レベル

週に10時間コミュニケーション

→ 1年で約500時間

→ 2年で約1000時間

 

1000時間あたりに腐れ縁マンネリの壁があると予想してみる

 

1000時間以上 腐れ縁

500時間 マブダ

100時間 そこそこの仲 くらいかなあ

 

一緒に飯を食いに行く同僚

週3回だとして3時間コミュニケーション

→ 半年で75時間

→ 1年で約150時間

→ 5年で約750時間

 

1年も続ければそこそこ仲が良いと思う

5年もやれば腐れ縁に近づく

 

馴染みの美容師

月1回1時間コミュニケーション

→ 1年で12時間

→ 5年で60時間

→ 10年で120時間

 

10年行かないとそこそこの友人感が出てこない

 

社会人における仲の良い友達

週に1回の頻度で遊びに行く → 週3時間コミュニケーション仮定

→ 1ヶ月で12時間

→ 3ヶ月で36時間

→ 6ヶ月で72時間

→ 1年で144時間

→ 2年で288時間

→ 4年で576時間

 

社会人友達が中々難しいとわかる

たぶん学生の頃は無意味に遊んでたけど、社会人になると予定を入れがちなんだよね

 

月に1回会う趣味友達

月4時間コミュニケーション

→ 1年で48時間

→ 2年で96時間

 

趣味友達って趣味以外のこと話しづらい空気あるけど、コミュニケーション時間が足りてないのかも

 

何かのレッスンのペア

週3時間練習 → 週2時間コミュニケーション

→ 1年で100時間

 

1年でようやく心開くくらい

 

仕事上の相方

20時間コミュニケーション仮定

→ 1ヶ月で80時間

→ 半年で480時間

→ 1年で960時間

 

1年もあれば腐れ縁になってマンネリ化する お笑いコンビとかこんな状態なんじゃないか

 

週2回会う恋人

週6時間コミュニケーション仮定

→ 1ヶ月で25時間

→ 4ヶ月で100時間

→ 6ヶ月で150時間

→ 1年で300時間

→ 2年で600時間

 

ブダチレベルまでいくのに2年

妥当なところかもしれない

 

同棲相手

1日3時間コミュニケーション仮定

→ 1ヶ月で90時間

→ 3ヶ月で270時間

→ 6ヶ月で540時間

→ 1年で1080時間

 

3ヶ月目くらいが一番楽しくて1年も居れば腐れ縁レベルになるのがわかる

 

飲み仲間

10時間コミュニケーション仮定

→ 1ヶ月で40時間

→ 半年で240時間

→ 1年で480時間

 

飲兵衛ってやっぱ友達多いよね

 

まとめ

結構感覚的に合うと思う

50時間以下 ・・・ 馬が合ったとしてもお互いにあまり知らないので心を開きづらい

100時間 ・・・ そこそこ仲の良いクラスメイトレベル

200時間 ・・・ 普通の友人

500時間 ・・・ マブダ

1000時間 ・・・ 腐れ縁になってくるあたり

 

2020-07-29

良い会社入社が決まって不安が倍増したから助けてほしい

就活が終わって自分想像していたよりも格段に良い会社就職できてしまった。同年代に言ってもまず持ち上げられ、かつ老若男女誰でも知っていて、比較的潰れない企業

からこそ他人に言いにくい。周りはまだ就活を終えていない人もいるし、終わっていても気持ち悪いマウント合戦に巻き込まれかねないので本当に親しい数人にしか話せていない。

推測でしかないが、このマウント合戦はこれから人生ずっと続いていくような気がする。自分からさなくても、仕事以外の場でも年収生活水準といった情報漏れ聞こえてしまうし、むしろそれを積極的に利用し快楽に変換して愉しむ人たちも多いのだろう。そういった価値観逆張りして早々に戦線離脱し、如何に横槍を入れて楽しむかしか考えていなかった自分は、いざ巻き込まれそうになった今適切に回避する技術経験も持ち合わせていない。

周りの内々定者を見渡しても、ハナからこういう企業に入る前提で進学し、計画的有意義キラキラした学生生活を送ってきた人たちばかりに見える。今までの自分はこうした人たちを馬鹿にはしないまでも、どこか冷ややかな目で見ながら生きてきてしまった。今更迎合するなんてことを自分精神と彼らは許してくれない気がする。でも、迎合しないと自分はひとりぼっちだ。独りでも楽しめると強がる癖に、スマホを握りしめて更新ボタンを連打していないと落ち着かない自分は、本当のところ孤独に対して非常に脆弱だと感じる。

加えて何より悲しいのが、その自分が楽しんできたネットのノリに入り込めなくなりそうなことだ。5chのゴミみたいな板で自虐エピソードに華を咲かせたり、乞食速報で手に入れたどう考えても必要ないワッフルメーカーを自慢したり、おおよそ吐瀉物にしか見えない底辺飯を見せ合ったりしてキャッキャできたのも、ある種の切実さがあってこそだった。今の自分にはそれがない。

こういう不安を打ち明けたところで単なるマウントと取られるだろう。でも実際構図としては自分が心底嫌っていたクッソウザマウントのもの匿名空間以外では絶対に話すべきじゃないことはわかるし、したところで大した共感は生まず、よくて罵倒の嵐にあうだけ。自分親友だと思っている人も、こんな話を何度もされたら辟易して、親友ではなくなってしまうかもしれない。

漠然とした不安を抱えてずっと生きてくのかと思うと辛くなった。

じゃあこの会社をやめるか、やめられるわけないんだよなぁ。

2020-07-28

自殺未遂したことがある私が自殺について思うこと

最近芸能人自殺したこともあり、

個人的自殺について色々思うことや

あの頃のことを書きたくて初めてはてな匿名ダイアリー登録しました。

内容は身バレを防ぐため少しだけ変えてます

題名にあるとおり、私は3年前に自殺未遂をしました。

その頃の私は、見た感じは明るく、普段からハツラツとした人間で、

グループでもいわゆる盛り上げ役みたいな存在だった。てか今もそう。

色々な活動積極的に参加してたり、

祭りとかもどんどんいってました〜

たまに辛いなあ〜と思うくらいで、

そんなに苦しい!とか死にたい!とか

思ったことはなかった。

自分でいうのもなんですが、

自殺しなさそうな、いかにも明るい輝く若者!って感じの子

そんな楽しくルンルン!で生きていたある日、

私は先輩からとあるひと言を言われました。

「ブス」と。

私はその日、その言葉をいわれた瞬間から次の日の朝までの記憶ほとんどありません。

ただ断片的な記憶状況証拠からわかったことは、

私が飛び降り自殺をしようとしたことだけです。

私は先輩にとあの言葉を言われたあと

高い所にのぼり、、、。

真似されたりとかも困るので具体的なことは書きませんが、

わたしは次の日の朝、ベッドで傷だらけで目を覚ました。

起きた実感もわかず、記憶もなく、

周りからいわれた「自殺未遂をした」という言葉記憶のない傷とかの証拠にただひたすら泣いて、涙を流して、




生きていることにほっとしました。

安心してさらに泣いた。




都会とかで悲しいけどよくある

あの電車への飛び降り、、、私はあのひとたちの気持ちが正直にいうとわかる。

自殺計画的ものもあるかもしれないけど、

衝動的なものもあると思う。

ふと、なにがきっかけかは人それぞれ、

なにかのきっかけでふっとやります

だって足をふみだせば、少し体を前のめりにすれば、簡単に、、、

よくいうじゃないですか、

あんな明るいひとが!とか普通だったのに!とか

どんなひとでもやる。

人は火種が常にあって、いつ爆発してもおかしくない生き物なんだよ。

粉塵爆発って知ってますか?

アレみたいなもので、普通歩いてる分には特になにもないけど、見えない粉が沢山まっていて、

気づかずに誰かが、自分が、何かが火をつけて爆発する。

そして私は起きたあと、怪我だけだったので、その後普通の日々に戻りました。

普通勉強をして、普通友達と遊び、

普通仕事して、、、普通の日々に戻りました。

でも先輩とあう機会もあるサークルは辞めた。

サークル内では腫れ物として扱われていて、

あの空気感に耐えれなかった。

そして時期が飛ぶんですが、半年くらい「普通」の生活をしていました。

自殺未遂をした人間が。

周りの友達に笑いながら自殺未遂をした話をたまにしたりして、

笑ってずっとショックを誤魔化してた。

ある日学校先生に「自殺未遂したんですよ〜www」と言った瞬間

それまでの和気あいあいとした空気が消え、

先生の顔は真顔になり、

「どうしてカウンセリングを受けないの?

笑って誤魔化さないで。

辛いってずっと言えないままになるよ。」

といわれ、私は立っていられないほど泣きました。

初めての感覚だった。

みんな心配はしても、カウンセリングを受けろといわれたことはなかった。

そして私は次の日、初めて臨床心理士カウンセリングをうけた。

予約はその先生が取ってくれていて、

私はそれによって、誇張ではなく人生が変わることになった。

そこで自分の本当の気持ち、辛かったこと、苦しかたこと、全てを話し、

カウンセラーの方から心の向き合い方や自己肯定感についてなど、様々なことを教えていただきました。

そうして3年。無事に生きてます

3年の間に人生に色々ありました。

素敵な人達にもあえたし、親友になる人とも出会えた。

住む場所も変わって、今は毎日楽しい

まさかコロナ蔓延するとは思ってなかったけどね!


今ははっきり言える。

死にたくねえ!ぜったいに生きてやる!

長くなるので最後メッセージをまとめます

自殺について考えているひと、

カウンセリングをできるところを探そう。

それか病院にいこう。

気持ちの筆記開示とかおすすめです。

やってみたりしてね。

自殺を考えている友人がいるひと、

友人に思い切ってカウンセリング病院を勧めてみよう。

あなたにできることはもちろんあるけど、

適切な方法を知っているカウンセラー医師に任せることも大切です。

死にたい」と言っているひとは本当に死ぬ確率が高いので

手遅れになる前にカウンセラーを勧めるのも方法の1つとして考えてみてほしい。

残酷なことをいうと、言葉を間違えたら

一線を越えてしま可能だってある。

から任せることをひとつ候補にいれてみてほしい。

インターネット誹謗中傷をするひと、

辞めよう。画面の向こうにひとがいる。

自分容姿に自信がないひと!

もう〜!そんな事ないからね!あなたは素敵!超最高!

周りにクソみたいなこと言うやつがいたら「は??それがなに?私は私で素晴らしい!」って思っちゃいな!?

最後に!見た目のこと(胸、背丈、体型など)をいわれて傷ついているひと!

気にしないで!!と言っても気になるよねわかる〜!めっちゃムカつかん!?逃げてもいいんだよ!

私を自殺未遂においやった先輩は私に一言も謝ることはなかったよ!(今でもこれは嫌)

そういうことを言うひとなんてあなたがどうなろうと、ムカつくけど!すごいムカつくけど!気にしないよ!!

からあなたも気にしないで!そして逃げて!生きてることが一番大事から

お願い!!!

最後叫びになってしまった…

お願いだから。お願いだから死なないで。

自殺未遂者からとしての言葉でした。

あ、ウェルテル効果がとても心配です…

情報遮断とかも大事から、触れすぎず、

のんびり呑気に生きよ!

生きてたら実はいい事があるよ!

締め方がわかりません笑

それでは!

2020-07-27

孤独

4連休最終日、それは急に訪れた。

それまでの3日間は、溜まった皿を洗ったし部屋の掃除もしたし、スーパーに買い出しに行ってご飯も作ったし、歯医者にも行った。3日目の夜、もう直ぐ終わってしま連休を惜しみながらも、遅くとも10時までには起きて、月曜から自分が頑張れるように、明日ちゃんと準備をしようと思いながら眠りについた。

今日の朝、目が覚めたのは13時だった。

この時点で今日を生きる気力は半分減った。

目覚ましで起きれなかった自分に腹が立つし、何もかも面倒になってしまった。

別にご飯を作らなくても腹が減ればウーバーイーツで頼めばいいし、物が散らばっていても怒る人はいない。洗濯物が溜まってもいつかまとめて洗えばいい。今日はもう、何もしなくてもいい気がした。

思えば、この連休は誰からもなにも誘いがなかった。

もちろんこのご時世、積極的に外に出ることは推奨されていないから、誘いがないことに寂しさとかを感じることもなかった。

ステイホームを徹底するしかないな〜と思っていた。

けれど、親友親友が、昨日2人で遊びにいっているのをSNSで知ってしまった。

その瞬間に全部がダメになってしまった。

私たち3人は、コロナ前は月に3、4回は会っていたし、4月5月中旬くらいまでは毎日のようにテレビ通話時間を共有していた。

いつも3人で一緒なわけじゃなくて、1人の予定が合わなかったり興味がなかったりしたら2人で遊んだりしたし、今回も私があまり興味のない場所に行っていたから、そうだったんだと思う。

ただ、6月7月になってから、何故かあまり連絡を取らなくなってしまった。

私がビデオ通話ゲームに誘っても、返事が来なかったり時間が合わなかったりと断られる回数が増えていった。

多分、本当に時間が合わなかったり、気分じゃなかっただけなんだと思う。

だけど、その頃から私は、焦燥感に駆られている。

多分、2人に依存しているからだと思う。

比較的知り合いは多い方だし、どんな人とも仲良くできる自信はある方だ。

だけど、誰かにとっての一番にはなれなかった。

2人は、初めて私にとっての一番になったし、お互いにそれを確信できる関係だった。

から私抜きで遊びにいっていても、今までは不安になることはなかった。

でも、今日知ってしまったのがいけなかった。

何もかもダメになってしまった時に見てしまったのがいけなかった。

急に、蚊帳の外にいる感じがした。

もしかして、一番だと思っていたのはわたしだけなんだろうか。

どうして一言声をかけてくれなかったんだろう。私が興味なさそうだから

最近の私は2人に合わなかった?

どうして、私は誘う時に2人がいるグループで声をかけるのに、2人は個人でやりとりしたんだろう。

なにもわからない。

こういう焦燥感は、今日が初めてじゃなかった。

けれど、今までは2人が興味を持ちそうな何かを探して、声をかけて3人で遊びに行くことで自分安心させていた。

今回は、なにができるだろう。

どうすれば、2人は私に興味を持つだろう。

どうすれば、つなぎ止められるだろう。

なにもわからない。

これだけのことで死にたくなってしまった。

一人暮らし20代は、不意に訪れる孤独にどう対応するんだろうか。

今日はもう寝る。

明日の私は、元気でいてほしい。

2020-07-24

親友じゃないかもしれない


親友という、なんだか幼稚で滑稽なワードにまつわる、ここ数日起こった話をする。

長文だからな、読まんでいいよ。



私:大学3年生のオタク。酒が1等好き。最近お気に入り氷結の超冷感レモンうまい

書き出してて思ったがまあつまらん女だな。

日々積み重なるストレスを酒で発散しているのだが、今はコロナで呑みにも行けないので、最近流行りのオンライン飲み会…というかなんというかを高頻度でやっている。

おとといの話だ。まあいものように友人と2人でビデオ通話を繋げて酒をかっくらっていた。この友人をAとする。

Aはまあなんというか、ひとに好かれる質だ。

特に美人なわけでもないがとにかく聞き上手であり、たまに鋭いツッコミを入れるような。猫を被るのが上手くて、ONOFFのスイッチの切り替えが早い。そういう女だ。交友関係は浅く広く。

私とAとの関係性は9年ほど遡り、中学入学時。名前順に並んだ席が近かったので、私からしかけ(たらしい、私には記憶が無いがAはそう言っていた)、そこから仲良くなったような仲である

友人というよりかは悪友であり、高校生の時分は学校をサボってAの家で遊んだりしていた。

彼女と遠いところへ遊びに行ったことは無い。お互い喋るのが好きなので、サイゼマック通話等で延々身のない話をするのが常だ。

おとといもいつものように駄弁っていたのだが、Aがいきなり黙り込んだ。どうしたのかと聞くと、彼女

親友のお前を見込んで相談があるんだけど」

と、ぽつぽつと就職関連の話をし始めた。結構真面目に話をした。

中身はプライバシー問題があるから言わないというかまあ関係なくて、いつの間にか彼女の中で私は親友という枠に入っていたのである

別に良い。それだけ信頼してもらえているのだろう。素直に嬉しかった。

私はAのことが普通に好きであるし、私はAとは別に親友と呼べる友人を持ってはいるが、親友は1人につき1人でなくてはならないなどという話はないはずだ。私は2人目の親友を手に入れた。とても嬉しい話だ。

だが私は、その後衝撃でビールをこぼすことになる。

何に衝撃を受けたかを話す前に、もう1人の友人を交えた長い昔話をしておこうと思う。このもう1人の友人をBとする。

中学入学時のAと私は、特に示し合わせることも無く、新聞部に入った。というか新聞部体験で入って、あ〜!きみ!みたいな。そこから仲が急に良くなっていった関係だ。

新聞部特に人数も多くはなく、先輩たちは5人ぐらいいたほど。

で、そこには、もう1人同級生が居たのである彼女がB。彼女クラスメイトであった。

Bは綺麗で細くて、すてきなひとだ。しかしまあ、他人コミュニケーションを取るのが苦手なタイプであり、人見知りがすごい。

私とAは物怖じしない上に誰にでも話しかける不審者であるので、彼女にも話しかけた。

部の中で3人しかいない1年生、かつ全員がクラスメイトとくればそれはもう仲良くなるしか道はない。

そうして、まあまあ楽しく部活を過ごしていた。

当たり前なのだが、部活の友人とクラスの友人は別物である

私は本当に誰にでも話しかけるので、入学時に大量の人間に声をかけた結果、特にとても仲良くなった子がクラスにひとりいた。彼女はAでもBでも無く他の子であり、今では私の親友と呼べる友人である。なんならCと置いておこう。

ただBは先述の通りあまり人に話しかける質ではない。仲良くしているAと2人で居た。Aはまあ、他にも喋る友達を作ってはいたが。

中学女子なんてものは、基本的に2人で行動するのが主流であり、互いを特別視する。そうでなければ、1人を崇拝して取り巻く形をとる。そうやってクラスの中での安寧を図るわけだ。

Aは特にそういったことを考えてはいなかったようだが、Bからはその気をとても感じた。

下校時など、3人でいる際に、BはよくAに耳打ちで何かを伝えたり、メモを渡したりしていた。流石に少し、疎外感を感じていた。

とはいえ私はそれで怯む女ではないし、何より私はバカであった。その2人と仲良くなれなかろうが仲良くしているCがいる上、そもそもその疎外感に対して寂しくなることもなかったのであるバカなので。

進級した。

私とBが同じクラス、Aが他のクラスに行った。

その頃私はある漫画にハマり、なりたてのオタク、引いては腐女子によくある雑食っぷりを発揮していた。多分人生いちばんしかった時期であろう。

AとBはその頃、ある地下バンドにハマっていた。

彼女らはよくライブにも行ったようだし、遠征もしていた。2人ともその話をよくしていた。

たこれがよくある話なのだが、AとBにはそれぞれ想い人が居た。彼らのことを便宜上A1、B1と呼ぶが、A1とB1も仲が良い2人だった。そして、彼らはテニス部所属していたのである

AとBは新聞部を辞め、テニス部移籍した。

新聞部には私1人が残ったが、初めて出来た後輩に浮かれ、特に気にすることもなかった。

記憶が定かではないが、耳打ちやメモ等はこの頃は既に無くなっていたように思う。部活が変わったのもあるのかもしれないが。


と、ここまででわかったと思うが、AとBはとても仲が良かった(ように、少なくとも私には見えていた)のだ。

高校は全員別のところに進学したが、家が近いのでよく出くわしていた。

近況報告を聞いていた限りAとBはその間も仲が良かったようだし、高1の途中でバンドを追うのを辞めたらしい後も、ディズニー原宿等に行った話をよく聞いていたし、3人で近場のカフェなど行って喋ったこともある。

ここで誤解のないように言っておくが、私は別にBと仲が悪い訳では無い。むしろ良い。

Bと2人きりでカラオケに行った回数は中学3年間で両の指以上だし、高校の通学路が被っていたので会った際にはよく話をしていた。今もよくお茶している。

で、だ。

私は中学の頃からBがAのことを『親友』と称するのをよく聞いていた。

そうかそうか仲がいいんだなと思っていたのはここにも起因しており、実際Bと会った時は、彼女はその綺麗な顔で楽しそうにAと行ったディズニーの話をしていたし、私はそういったBをにこにこ眺めながら顔が良〜〜〜友人で良かったマジ感謝感激雨スパチャ〜〜〜〜〜〜〜などと思っていた。(ちゃんと話も聞いていた)

から、AとBは親友と呼べる仲なのだと私は思い込んでいたのである

現軸に話を戻そう。

Aの相談にひと通り付き合った後のことだ。

難しい話を酒の回った頭ながら必死に色々考えて、なんとか彼女ががんばる!と意気込んだ時。

私に話すぐらいなのだから、まあBにはとっくに話しているものだろうと。親友というのはそういうものだと私は思っていたし、そもそも酔った私の意見だけを参考にしてもらうわけにもいかない。他の、まともな人間意見必要であろうと。

そのため、Bはなんて言ってた?と聞いたのである

そうすると、画面に写ったAはきょとんとした顔を浮かべ、

「え?なんでB?」

と言う。

いや、私に話すぐらいだから他の、例えばBとかには話してるかなって。

そう返したところ、Aは

「Bにはこんな話してないよ、こんな話出来るほど仲良くないし。〇〇(私)と、あと親と教授しか話してない」

と言ってのけたのである

衝撃にも程があった。なんなら食べてたさきいかを落とした。

そしてそれに続けて、

「Bには言わないでね」

と念押しされてしまった。

さきいかを落とした焦りと、Aが言った言葉の衝撃で金麦もこぼした。今も私のクッションからはほんのり芳醇な麦の香りがする。早く洗わねば。雨続きだったので洗えていないのだ。

こぼしたものへの応急処置を施す私をAは馬鹿だなあと盛大に笑っていた。

私はそれに文句を言い、またダラダラとつまらないことを喋って、通話を切った。

これはどういうことなのだろうか。

私のことを親友と呼んであの話をしたAは、Aを親友と呼ぶBにはあの話をしていないらしい。

Aは、Bを親友だとは思っていないのか。

私は頭を抱えてしまった。余った金麦煽りしばらく考え込んだがどうにもならず、仕方ないので寝た。

まあ次の日は容赦なく来る。忘れているはずもなく、もやもやとしていた。

その日の晩はCと通話する予定があり、私は昨晩の話を掻い摘んでした。勿論相談の中身は伏せたが。

するとCは、

「Bでしょ、正直昔からヤバい子だと思ってるよ」

と言い始めた。

CはそもそもBのことはあまり好意的に見てはいなかったらしい。発端は例の耳打ちやメモの話だそうだ。

中1の青かった私とCは交換日記なんてものをしており、私はそこに苦言を書いていたらしい。

申し訳ないが全く中身の記憶がないので真偽は確かめようもないが。

その時点で、中1のCは自分親友に対して何をすると憤慨したらしい。私はこの話を聞いた時嬉しくてハチャメチャに照れたので今ここに書いて自慢しているが、Cは「あんたが特に何も考えてないの知ってるから今なら何も心配しないけど」と冷たかった。

結局色々言っていたが、私に理解出来たのはBが依存気質であることぐらいだ。

彼女がAに張り付いて他の子からウザがられていたのを私はミリも興味が無くて知らなかったし、Cが「あんた今でもBのこと構ってあげてるの偉いと思うよ」と言われたのは正直驚いた。私にとってBは、普通の友人にカウントされているからだ。


これをAかBかが見ているかは知らないし、まあ多分見ていないだろうと思う。

からまあ、一応Bに言っておくが、

あなた親友だと言っている人間あなたのことを親友だと思っていないみたいだよ。あなた彼女親友だと言っても、彼女あなた親友だと言った事が一度でもあるだろうか。あると思い込んでいるならどうしようもないけど。

というか、親友かいワードを言いふらして自慢げにするのを、そろそろやめた方がいいと思う。あなたがどうしても幼稚に見えてしまうから

あなた彼女依存する限り、彼女あなた以外の人間と関わることが出来なくなってしまう。そしてそれのせいで、あなたは他の人から嫌われている。

そろそろ、独り立ちしてはいかがだろうか。


2週間後ぐらいに、Bと話す予定がある。面と向かって言えるだろうか、というか言わなきゃならないんだろうか。

Aにもこの話をすべきなのだろうか。

なんだかもうよくわからないので、とりあえず私は今から氷結冷感レモンを飲もうと思う。

2020-07-23

出会い系友達を失った話

私の高校時代から友達に、とても美人女の子がいた。

華奢で、シンプルニットタイトスカート高校のうちから着こなして、大学では大学院まで行って英語を学んで海外仕事をしたいと語る、耳で綺麗に揃えられたショートヘアの彼女は、私の自慢の友人だった。

高校卒業して大学に入っても、彼女とは頻繁に連絡を取り合っていたし、お酒を飲めるようになってから月に一度は私たちには少し敷居の高いお洒落なお店で近況報告をした。ふたりで丸一日ディズニーランドで過ごすことなんて何度もあったし、初めての海外旅行は彼女とだった。つまり、かなり仲が良い女友達だったのだ。

彼女はあまり男運が良くなかった。

本気で好きになった人に秒でやり捨てされた大学1年の夏、男がダメなら女と付き合うことにしたと言っていた(私はその日初めて彼女バイだったことを知った)翌月、親のために結婚をしたいと言われ振られたと泣いていた2年の春。

もはや自暴自棄になった彼女が手を出したのは出会い系アプリだった。

そこで出会った10個上の男性は、彼女曰く「完璧な人」だったらしく、彼女はわかりやすくそ男性にのめり込んでいったし、あっという間に付き合うことになった。

それはおめでたい飲み会を取り付け、肉を焼きながら話を聞くのだが何かがおかしい。

「彼は社長らしくて、忙しいから月に一回会えるかどうか」

「家が2つあるらしくて、ひとつの家にはお邪魔させてもらったけどもう一つの家には社員さんとルームシェアしてるから行けない」

「付き合って3ヶ月経つけど、未だにおうちデート以外したことがないし、写真も撮らないでねって言われてる。そういえば苗字も知らない」

「あと、完璧主義で私にもそれを要求してくるんだけど、それは全部私のためになることなだって。」

………いやいやいや。いやいやいやいやいや。

どう考えてもおかしい。麻雀のことはよくわからないけど、「役満」ってたぶんこういうことだろう。ダメ役満。どう考えても奥さんか、それか本命の女と一緒に住んでるオチだろうし、完全に遊び相手にされてるだろ。喉まででかかった言葉を飲み込んで、

ちょっとモラハラ気味じゃない?大丈夫かなあ」

と一番突っ込みやすそうな部分を笑い混じりで指摘してみたところ、彼女の顔色が変わった。

「でもね、彼と私は、今のままの私じゃ釣り合わないんだって。だから彼は強く言ってくれるし、私が気づかないような部分まで指摘してくれるの。伝えてくれたところを頑張って直すと、自分がとてもいい女になった気がするの」

「それよりね、こないだ彼と〜」

あれ、彼女、こんな子だったっけ?

最初に抱いた違和感はそこだった。一瞬言葉に詰まったのを覚えている。

無我夢中で彼の「いいところ」を並べ立てる彼女は、可愛らしいというより少し不気味だった。

そんな別人のような友達と喋ることが辛くなり、その日は早めにお開きにした。

それからは恋は盲目、あばたもえくぼ、そんな自分に気づかない彼女は周りを蹴散らしてどんどん彼に猪突猛進。そんな状態が続いた。

「ベッドに長い髪の毛が落ちていた。でも大丈夫。私は彼を信じているから。」

「彼の通知画面に出会い系アプリの通知があった。でも大丈夫。私は最後には幸せになるから。」

「彼には何年も付き合っている彼女がいて、その人と同棲していた。でも大丈夫。私が一番愛されているから」

私はそのたび彼の矛盾している部分を何度も何度も指摘したが、私の言葉彼女には何も届いていないようだった。

友達出会い系アプリで彼と出会ってから、もう一年半が経とうとしていた。

私は就活をしながら、めっきり会う頻度が減った彼女の裏アカウントツイートを眺めていた。いつのまにかラインもしなくなった私たちが、お互いの近況を知るためのツールツイッターインスタグラムだけだった。

基本的には、彼のどんなところが好きだとか、自分には何が足りないのかとか、そんなことを綴っていた裏アカウントに、衝撃の言葉が綴られていた。

「彼の会社就職することにした♡面白そうだし、楽しみだなあ。」

頭がくらくらした。たしか、彼の会社ベンチャー企業で少なくとも海外で働けるような環境ではない。

いやお前、、、あのさあ、、、

海外で働く夢は?進学予定だった大学院は?その夢を応援してくれていたご両親は、、??

もう、私が知っている彼女はどこにもいないのだとその時痛いほど突きつけられた。私が大好きだった彼女は、出会い系出会った32歳の男性によって全て塗り替えられて、まったくの別人になってしまったのだ。

大体、出会い系20歳女の子を引っ掛けて会社にまで入れちゃう30代社長って何?最初から最後まで地雷物件じゃねえか。

まあ、幸せならそれでいいのかな。話のネタにもなるし。

そんな気持ちで裏アカウントフォローも外さず、監視を続けていくと(わかっているとは思うが、私の性格全然良くない。)、彼女の様子はどんどんおかしくなっていった。

仕事が辛い。けど、頑張らなきゃ。」「大学辞めたい。仕事に集中したい。」「仕事に集中したいのにゼミの人たちが邪魔をしてくる。」

「闘っていかなきゃ。仕事を楽しまなきゃ。」

「こんなの、やりたい仕事じゃない。」

うーん、このままだと、大学中退就活経験フリーターが出来上がってしまうのかな。それとも先に鬱になっちゃうのかな。でもまあしょうがいか。もはやエンターテインメントひとつとしてしか彼女を見ていなかったが、それも長くは続かなかった。

彼女が裏アカウントを消してしまったのだ。理由は確か、仕事愚痴をここに吐いてしまって甘えてしまうとかだった気がする。

これで完全に彼女との深い友人としてのつながりは切れてしまったと思った。あとはうわべだけのインスタグラムしか残っていない。インスタグラムストーリーで、彼がついに本命女と別れて、彼女ちゃんとした同棲を始めたことを知った。(ふつうにすごい。健気さと執念と若さ勝利だと思った。)(本命女は30前半だったらしい。)

ただ、すでに私の中で、心からおめでとうと言える段階ではなかった。

私は高校時代から大好きだった友人があっという間に変わっていくのが悲しかったのかもしれない。私の話も聞かずに彼のことばかりを上の空で話し続ける彼女から目を逸らしたくて、連絡する頻度も少なくなっていったのかもしれない。ただ、今となってはそんなことはどうでも良くて、彼女は私にとって「どこからどうみても地雷の男に溺れて忠告も聞かず自分との友情を切った女」でしかなかった。そんな女を今でも大好きな親友♡と思えるほど、私はお人好しではない。

彼女同棲を始めて少し経った時くらいだろうか、彼女から急にインスタグラムDMが来た。(驚きすぎて、その日の夜は彼女社長の彼と私の3人で遊ぶ夢を見た。悪夢だった。)

2日間ほどぽつぽつとやりとりをしていると、送られてきたのは「彼が浮気していて辛い。自分の思い描いてた幸せはこんなものじゃなかったのかもしれない」というメッセージだった。

「今更気づいたのか」以外の感情が沸かなかった。ていうか彼との関係不安定になってきたから私に擦り寄っているようにしか見えないんですけど…。

ねえ、私たちってまだ友達なのかな。私がもっと優しい人だったら、今でもあなたの悩みに寄り添えるのかなあ。そう思いながら、興味本位で話を聞き続けた。彼女はいつのまにかポエマー気質になっていて、文章はとても読みづらかった。(彼も清水翔〇の書く歌詞のようなLINEをすると話していたことを思い出した。やっぱり彼氏彼女は似るのかと思ったし、良くないところばっかり似る気がする。勘弁して欲しい。)

ついきのう、彼にもう無理かと思ってると言われた、辛いけど離れようと思うと彼女から連絡が来た。これを伝えるためにライン1スクロール分くらい使って送ってきた。

ねえ、もう大学四年生の冬になるよ。失ったのは、たぶん彼に費やした時間だけじゃないんじゃないかな。学校での信頼とか、ご両親の信頼とか、私との友情とか。あなたはこれから、どうやって過ごしていくの?

あ、お願いだから、私にだけは頼ってこないでね。

そんなふうに思いながら自分の心の整理のためにメモ帳アプリに書き起こしてみたら、想像以上に大長編になってしまった。とりあえず残しておこうと思う。

後日談

結局彼女はのこのこ彼と復縁をして、また頑張ってみると抜かしやがった。2時間電話して別れたのは正解だったよとテープレコーダーのように繰り返し声をかけ続けた私の虚しさを返してほしい。

怒り半分、悲しさ半分。この時の気持ちは、同じ経験をした人にしかからない気がするが、ここまで読んでくれた人にはちょっとでも共感してもらえたらいいなとも思う。

気付いたら「なんでもいいけど彼の言うことしか聞けないならもう私に連絡してこないでね」とラインしていた。完全に友達を失ってしまった瞬間だった。(何度でも言うが、私は性格が良くない。)

ねえ、Tちゃん。今までこんな私が友達で本当にごめんね、仲良くしてくれてありがとう、彼とお幸せに。

anond:20200723010357

共に同人活動してバカだと見下していた同性の相手(親友だと思ってた)が、自分の知らない所で人生経験を積んで、幸せになってた。

自分は負けたと思った。

コピー本が欲しいと問い合わせから自分が敗者だと実感した話

同人女感情という漫画Twitterでバズってる。

その中でも『7年前の本が欲しい!』と似たような体験をし、そこから一種の敗北を味わったのでツラツラと書こうと思う。

ぶっちゃけ負け犬の遠吠えだ。

まだまだ生意気JCからJKに上がる直前の冬に、友人Yととある特撮の本を作った。

私が挿し絵と校正編集彼女が本文。

彼女キャラの心情を書くのとオリジナル要素を混ぜるのが好きな物書きで、ある意味悪癖なそれが一種作風になっていた。

20ページもない本をひーこら言いながら作って、とある雑誌の片隅の同人誌作りましただったか売りますだったかのコーナーに投稿して、載った事にはしゃいだ思い出がある。

売れなかったが。

その雑誌情報からまさか問い合わせしてくるとは思わないだろう。

その人はとにかくそ特撮の本を集めていた。

平成初期の特撮だ。今でもファンは多いが、本を出すほどの情熱家はさすがに居ない。と思う。探してないけど。

JCの頃に書いたコピー本だし、本文は違う人の物だから私にはどうしようもないと返すと、どうにかその人とは連絡が取れないかと食い下がってくる。

そこまで欲しいならと私はYに連絡を取ってみることにした。

連絡がつかなかった。

携帯メアドは変えているだろうから、連絡が着くまいと思い電話をしたのに、携帯の番号が変わっていた。

仕方ないのでご実家に掛けるとYのお母さんが出て、

結婚して家を出て、今は関東にいる。だがいくら親友だったあなたでも、あの子が連絡先を教えてない人に勝手に教えるわけにはいかない。申し訳ない」

ととりつく島もなく切られてしまった。

厨二全開の彼女は、お人好しというか素直すぎるバカというか面倒見の鬼というか、いややっぱり騙されやすバカと言おう。

とにかく騙されやすいので、借金保証人にもホイホイなりそうだとは思っていた。お母さんもそれを警戒したのだろう。わかる。だっての子バカだ。

しかし、バカでも結婚しているとは。オタクはいつの間にか卒業して、マトモになったのか。

それはそれで悲しいな。騙されてないといいな。と思いながら、彼女と同じく厨二全開だった友人Tに連絡をしてみた。

Tも結婚していた。しかも第二子が腹にいるという。

仕事バリバリ出来て同人活動ガッツリしているせいで、彼氏と長続きしない(告白してきながら活動理解しない相手が悪い)私とは違い、なんか愛を育んでいた。しか旦那と2人FG重課金者。なんだその理解あるどころか同士の旦那は。ずるい。私も理解して欲しい。シレッとフレコ交換した。二人とも強かった。

まぁそんな彼女はYと大親友だった。当時は険悪だったと本人は言うが、私からすれば当時から互いを嫌悪しながらも理解して、何かあったら背中を任せるくらいには信頼してる関係だった。例えるなら蒼い槍兵と赤い弓兵の関係だ。

から連絡しているだろうと思ったが、彼女も連絡先は知ってるが連絡はしていないという。

しかし、問い合わせの本は大事に保管しているので、スキャンして送ってくれることになった。お前がおけパだ!感謝しかない。

問い合わせた人にも連絡して、問い合わせの本の話は終わった。

友人二人の結婚に若干の敗北感を感じつつも、良かった良かったと思っていたら、特大の感想文がきた。

これは、Yに送らねばならない。(使命感

しかし。Yとは連絡がつかない。

Tに事情を話したら、彼女経由でなんとか直接Yと連絡が取れた。

緊張しながらYにメールする。だって相手オタクを辞めた(と思われる)のだ。ここでこちらがオタク臭のあるメールをして「その歳でこんな文章しか書けないの?」とバカにされたくない。

なんせ彼女は、バカだった。私が面倒を見てやらねばならない友人だった。

服はスーパーの服飾コーナーで買ったような適当な物。髪はいつもボサボサポニテダサい眼鏡に小太りの小動物。それが私の中の彼女だ。

まぁつまり、完全に見下していた。

結婚しても、どうせ悪い男に騙されて言い様にこき使われてぼろ雑巾になってる事だろう。私が別れさせて、更正させてやらねば。だってバカだし。なんて酷いことを思っていた。

メールには、過去の本とはいえ無許可コピー本相手に送付した事の謝罪と、その感想がきていたことを伝え、全文を載せた。そして少しだけ自分の近況を伝えた。

それに対する返信は、少しだけ砕けた感じはあったが、れっきとした社会人の返信で、そこでまず頭を殴られた。

彼女からも近況があり、子供がいること、まだオタクをしていて、本まで出していたこと。

LINEしてるのでよければとあったので、即友達申請を送った。送ってから社交辞令ではと思ったが、彼女からすぐに受理されて、FGスタンプ挨拶された。そこから色々話した。

彼女は一次小説二次小説も書いていた。

確認すると二次小説ブクマしてた。心臓が止まった。数ある中でも超好きな設定の奴だったからだ。

一次小説はエタってたので続きはよぅ!と急かしておいた。まだ読んでないが、きっと面白い

二次小説プレイ終わってから続きを書くと書いてあったのに半年経っていた。急かしたらこちらはもう書かない関わらないと断言された。何とか頼み込んで、くっつくとこまでは頑張ると言質を取った。

布教されたゲーム二次小説も書いていたので三話まで読んで、ちょうど半額セールしてたので即買った。

国民ゲームとマイ○ク○フトのシステムが合体したゲーム連休中にクリアして続きを読もうと思う。

小説は、昔と同じようにオリジナル要素をうまく混ぜて、より面白くしていた。その作品をよく愛し、調べ、必死に設定を考えなければこうはならない。本人は言わなかったが、きっと昔と同じように必死に設定ノートを作ったのだろう。

同人作家として負けた。と感じた。

そして旦那の話を振ってみると、待ってましたと言わんばかりに惚気られて、子供自慢もされた。ポケ○ン新作のバッヂ七個取る幼稚園児ってすごいな。さすがに親の育成手伝いはあると思いたい。

ともかく話ぶりから騙されて居ないし、旦那さん理解あるどころか同レベルオタクで楽しそうだというのは感じた。

女としても負けてる。いやいや、結婚幸せとは限らないし。いま私も幸せだし。と強がってみたが独り身さみしい。一緒にゲームしてくれる彼氏欲しい。

とりあえず、ゲームを終わらせて小説を読みきったら、彼女の本を買おうと思う。

散々見下していた人間が言う台詞ではないが、私は彼女小説ファンなのだ

じゃなかったら、あれだけ厨二全開の小汚ないオタクだった彼女に本を作ろうなんて声をかけていない。

と書いていたら、Yから旦那出会った当時の写真が送られてきた。

何とか写真はないかせがんだ結果、最近はないが昔なら。と渋々出してくれたものだ。

最後出会った成人式ではまん丸で、白い着物も相まってマシュマロなんてからかった。

写真には、ほっそりした脚に黒タイツはいた、膝丈スカートふわふわブラウスをきた、こじゃれた眼鏡の丸顔の女の子がいた。

別人だった。

二十歳当時の精神DVしてくる彼氏浮気してたことで別れてからストレスが減ってがっつり体重が落ちたらしい。待って。情報が多い。

当時に彼氏が居たことにも驚いたが、朗らかに笑いつつもあの裏にはDV受けてたの?しか浮気されてたなんて。解放されて良かった。本当に。そこから今の旦那さんに出会えて本当に良かった。

今は育児疲れでボロボロらしい。せめて眼鏡写真をとせがんだら、送ってくれた。いい人過ぎないかしかもこじゃれてた。子供に曲げられても大丈夫眼鏡らしい。すごいな。

ここまできたら自分はもはや矮小人間しか思えなくなってきた。

もうダメだ。完全に敗者だ。幸せレベルの格が違う。

そんな彼女は言った。ジャンルが合えばまた本を出したいね。と。

冗談じゃない。社交辞令に飛び付くほど子供じゃない。

私の返信はこうだ。

喜んで!!!!!!

追記:ごめん。読み返したら長かった。はてぶのが良かったか

まりはまぁ、

見下していた相手

自分よりもリア充

ボロ負けした喪女の話

2020-07-22

お勧め児童文学 anond:20200722215106

怪物はささやく(A Monster Calls)

 

彼女のためにぼくができること(Staying Fat for Sarah Byrnes)


ルドルフとイッパイアッテナ シリーズ
  • ねこたちとたまに飼い主の話。NHKでお馴染みのヤツだ

anond:20200722144729

いまのF1黄金世代とも言うべき若いレーサーたちがしのぎを削るドラマです

ぐるぐる同じとこを同じような車がまわって黒い(銀色)のが勝つレースはショーとして見ると萎える。

今の状況を漫画的にとらえればどんな結果でも面白いし、レース中の無線も楽しめるし飽きないはず。

以下キャラ紹介

主人公:ルクレール(フェラーリ)

世界中ティフォシの期待を一心に背負った若き天才

モナコ出身ルックス、物腰、才能、すべてを持っている。

普段王子キャラだが無線で見せるオラオラ感のギャップがいい。

その影には日本非業の死をとげた兄と慕った先輩ドライバーがいた。

絶対的ライバル:フェルスタッペン(レッドブル)

二世F1ドライバーF1最年少デビュー記録を持ち、F1ルールすら変えさせた男。

世代の中では圧倒的速さがあり、F1王座地位約束されていると言っていい。

3強のなかでは劣ったマシンを与えられながら常にトップ争いをし続ける。

ホンダ勝利に導いた救い人である性格苛烈基本的に同世代は歯牙にもかけていない。

親友:アルボン(レッドブル)

若いからしのぎを削ったメンバーの一人だが、同じチームだったこともあり仲がいい。性格はめんたま飛び出るほどのナイスガイ。だがそこが欠点とされる。

ただし、サーキットでのバトル能力は高い。フェルスタッペンに同じマシンボコられていてピンチ母親刑務所にいったり、一度F2のシートすら失いかけたりした苦労人。

ルクレールインタビューライバルを聞かれるとアルボンと答えるのはエールか。

兄弟子:ガスリー(アルファタウリ)

ルクレールと同じく非業の死を遂げたドライバービアンキを慕っていたドライバー

ビアンキとは同郷であるフランス出身クルージングでは速さをみせるがバトル能力にかける。タッペンにぼこられ、アルボンレッドブルのシートを奪われたことに屈辱を感じている。フランス人らしい我の強さでその言動マスコミに取り上げられがち。

トリックスター:オコン(レーシングポイント)

サイコパス。ぶつけたフェルスタッペン笑いながら近づいて突き飛ばされるという場外乱闘起こして盛り上げた。とにかく誰とも仲良くできない男。お金のない家庭に育ち苦労をしてきたからという説もある。ガスリーとは実家も近いほんとうの幼馴染だが今は犬猿の仲

陽キャライバル:ノリス(マクラーレン)

ランドというスターウォーズから取られた名を持つゲーム好きの陽キャ。いたずら好きでパドックでも人気者。フェルスタッペンとはeスポーツチームではチームメイト。誰とでも仲が良い。速いし、うまい

知性派ライバル:ラッセル(ウィリアムズ)

ラッセル、ノリス、アルボンの1,2,3でF1に昇格しており、もっとも速さをもっていたが、最も遅い車で孤独に戦っている。ただ、その才能は折り紙付きであることには変わりない。自分パワーポイントプレゼンしてF1シートを取ったという伝説を持つ。ハミルトン引退してしまえば実は最速でチャンピオンになるかもしれない男。

ーーここまで同世代

2020-07-21

腐女子が嫌いなオタクの話

(書き終えてから思ったが長いかもしれない。それでも多くの人に読んでいただけたら嬉しいな。)

 タイトルにつられて来た方も多いだろうから一応書いておく。

 まず私は自身のことをオタクだと思っているが、腐女子でも夢女子でもない。そういった嗜好のないただのオタクである

 アニメ文化に初めて触れ、オタクという存在を知った10年近く前は、もう既に夢女子と化していた友達に影響されて夢女子になった。しかしそれも2年経つとなくなってしまった。これに関しては後述する。

(以下、ここでいう腐向け商業作品でなく、二次創作腐向けを表す。)

 早速だが本題に入る。皆がこの日記を訪れた理由は恐らく「何故腐女子が嫌いか知りたいか」だろう。それに関しては一言で表せる。

 「マナーがあまりにも守られなくなってきたから」だ。

 元よりオタクだったこともあり、腐向けに関しては何度アカウントを作ってもきちんとブロック自衛していたし、ミューワード機能実装されてからはこれ幸いにと最大限活用していた。(すり抜け等で出来なかったときもあるが)

 当時はすり抜けで見てしまっても「ああ今こういうの人気なんだ。へえ」程度で済んだものの、ある時を境にして一部を除いて受け入れられなくなった。

 年齢制限をされるような絵でなくとも、ただ手を繋いでいるだけの絵でも、接吻をしているだけの絵でも駄目になった。

 ある時というのがそう、8年前だ。夢女子でなくなった8年前、西暦でいえば2012年のこと。

 何故夢女子でなくなったか、それは当時の推し公式恋人ができたからだ。それに対して嫉妬するタイプの夢女子ももちろんいるだろうしいてもいいが、私は「ああ、これが正解か」としか思えないようになった。

 それ以来、公式から与えられる関係性以外が受け入れられなくなった。当然夢女子友達とも分かりあえなくなったし、腐向けの受け入れも一切できなくなった。(公式同性愛公表している人は別として)

 「そういう考え方もあるんだな」とか「こういう見方をしているんだろうな」とかで済ませればいい。作品の愛し方は人それぞれで、推しにどういう感情を持つかも人それぞれ。第三者文句を言えることじゃない。そんなことは分かっている。

 だから今書いているこれも、決して腐向けを好むこと自体への文句じゃない。そう頭の片隅に入れた上でこの先を読んでほしい。

 まずオタクの中でも腐女子が一気に増えたことによって、オタク腐女子、という固定観念で見られることが増えた。bio欄や他サイトを利用したプロフィール腐女子との記載がなかったかフォローしたものの、予告なく腐向け年齢制限付きの絵をRTされる、投稿される、なんて日常茶飯事だった。

 でもその人の絵柄は好きだから腐向けは見なきゃいい話だしいいや、と思ってフォローしたままにして、時折リプライでやり取りをすると、その会話を見たのかなんなのか、新たな腐女子フォローされる。そしてまた予告なく腐向けイラスト投稿される。

 その絵を見ると、「どうして?」と思ってしまう。公式ストーリーで「仲間だ」とか「親友から」とか言っていたのに、何故恋人にしてしまうんだろう。何故体の関係を持たせてしまうんだろう。彼らの友情自分性癖で壊して楽しいのか。それはキャラクター愛情があるというより、自身性癖押し付けて辱しめているだけなのではないのか。

 ……と、こんな具合に、様々な負の感情が沸き上がってくる。もちろん公式でそういった設定があるキャラクターは別だが、何故公式で与えられた関係性を壊してしまえるのかが分からないのだ。ここまでの文を書いていて「設定がなくとも同性愛者かもしれないだろう」というクソリプが来そうだなとも思ったが、そもそも現実でも同性愛者だと打ち明けられなければ周囲は気付かないだろうと論破しておく。

 じゃあ異性愛けが正しいのか? と聞かれれば言葉に詰まることなく違うといえる。しか人間生物で異性と交わらなければ子孫を残すことができないため、そっちの方が大多数だろう。だからといって同性愛者に偏見があるわけでもなく、その人が幸せならばそれでいい、という考えだ、とだけ述べておく。

 それから夢絵(ここでは夢主とキャラクターカップリング絵のこと)はいいのかとも訊かれそうなので予め答えておく。夢絵はそもそもTwitterに載せる人が少ない上に、夢女子性質として一人のキャラクターに一人の恋人(夢主)までとする人が多く、鍵垢で活動する人が大半なので、これは特別気にしていない。あまりにも過度だったらブロックしているが。

 話を戻す。上記で述べた通りオタクの大半はオタクだったら腐女子だろう! と決めつけるきらいがある。そして何が起こるのかというと、マナーほとんど守られなくなるのだ。

 端的に言えば棲み分けに非協力的になるのだ。「私達(腐女子)が大多数なんだから、見たくない人は自衛して見ないようにすればいい」という主張をし出す。見たくない人は自衛すれば良い、それは間違っていない。けれど、何が問題かと言うと、自衛が出来ないような方法腐向け絵を載せられるようになってしまうのだ。

 例えば今の時代ミューワードをこれでもかというほどに設定し、画像プレビューを切り、腐向け絵師を見つけ次第ブロックする、というような自衛が出来る。にも関わらず、何のキャプションも注意書もせずに腐向けを載せる人が沢山いる。それこそブロックしてもしきれない程に。

 自分の書いた絵を見てほしいのも分かる。同士と語り合いたいのも分かる。分かるが、自衛をさせてほしい。棲み分けもさせてほしい。検索にヒットしないようにするとか、注意書をいれるとか、それだけで済むのに。

 出来れば腐向け絵は鍵垢でやれ! と声を大にして叫びたい。夢絵も際どいパロディ絵も鍵垢でやれ! と。実際夢女子は、鍵垢にこもっている人が多い印象がある。だが鍵がついていない腐女子は沢山いる。それこそブロックしきれない程に。だけど、オタク界隈は全員が腐女子じゃない。皆が皆過ごしやすいような配慮をしてもいいのではなかろうか。

 そして、途中で述べた公式から与えられる関係性以外が受け入れられなくなったこと。これは当てはまる人も多いのではないかと思う。というよりも、広いオタク界隈で腐女子と夢女子しかいない、オールジャンルしか愛せないオタクがいない、とは思いたくないという希望的観測なのだが。

 オタク界隈で生きていくためには自分腐女子でなきゃいけない。そう思っている人がいたら、そんなこともないよと言いたい。私はもうオタク界隈で生きようとするのをやめたオタクから、何を言われようが他人事に聞こえるかもしれないけど。

 腐女子も夢女子もそれ以外の人も、全員が完璧棲み分けを出来て、配慮しあえて、心地よく過ごせるツイッターランドがいつの日か来ますように。

2020-07-19

おけパになれなかった女

題名の通りである

私は、神字書き綾城にとっての、おけけパワー中島になれなかった女だ。


この話は真田(Twitter@sanada_jp)氏の同人女シリーズについての言及と、私自身の経験についての覚書だ。

私には神の如くの才能を持った友人がいる。

いや、居たと過去形にした方が正しい。

神友人とは学生の頃出会った。

その時から既に絵が上手く、クラス(美術系の大学だった)に一目置かれていた。

私は、それまでは親や友人に上手いと言われて天狗になっていた程度で、彼女の才能の前では凡庸も当然だった。

学生時代はいつも彼女そばにくっついて行動した。

頻繁にこちから連絡したし、絵を描きあって交換したりした。

本当に当時はまだ、ただの友人同士だったのだ。

やがて私は一足先に某巨大ジャンルに足を突っ込み、どっぷりと同人生活を送る事となった。

幸いにも周りに親切にして貰い、同人誌の作り方、イベント登録などを覚え、バンバン本を作って生活していた。

そのイベントに、神友人に売り子として参加して貰った。そして自然にかつ当然な流れで、彼女は「私も好きなCPの本を作ってみたい」と言った。

私は、神友人に同人誌の作り方をレクチャーした。

まずイベントサークル登録させて退路を絶ってから原稿用紙の作り方、ページの左右、断ち切り、印刷発行の手続き、当日持って行くもの手取り足取り指南した。

締切ギリギリまで作業を共にして、脱稿を見守った。完成を2人で喜んだ。

初めてのサークル参加の際は売り子として同行した。

もちろん、神友人は神なので、200部があっという間に完売した。


それからというもの、神友人は神絵師としての躍進を始めた。

絵をTwitterに投げれば4桁リツイートいいねは毎回の事、フォロワーはあっという間に5桁に登った。

CP者たちも神友人を取り囲んで、連日コラボカフェ作業イプやアンソロなどに彼女を誘い、神友人を持て囃した。

イベントに参加すれば壁には大行列手紙差し入れの山、アフターには肉とカラオケ推し上映会。

当然である。神友人は神なので、そう扱われるのは私にとっても想定内だった。

しろ、そうやって人に囲まれて暮らす事が、神友人の幸せだと信じていた。

神友人は私の補助がなくても、同人誌を出せるようになっていた。多い時は2ヶ月に1冊出すペースだった。

しかし。

その頃から如実に、神友人はLINEの返信が遅くなってきた。

聞けば、精神的に辛い時間が長くなってきたとの事だ。

一緒に同人原稿をする事も無くなっていた。

Twitter更新頻度もがくりと下がった。

かと思えば、神友人は私の知らない間に別のCPにハマり、フォロワー5桁のアカウント放置して、フォロワーの少ない別のアカウントに篭っていた。

私はそのアカウントフォローしなかった。

(私も彼女フォローされていない。)

神友人は私のLINEに返信をしないのに、そのアカウント更新している。

それを見れば私自身の精神衛生上良くないのは明白だからだ。

もちろん私は…なぜ返信をしてくれないのかと、彼女に再三詰め寄った。

今日今日とてLINEは返ってこない。

怖いもの見たさで彼女アカウントを覗きにいけば、「作業でぃすこ募集!」である

そしてそれに「今からいけるー!」と返信しているのが…私達の学生時代共通の友人、Bである

Bは、ライトめなオタクである。神友人とずっと友人であった。

鬼のよう同人誌を出すようになった神友人から同人誌の作り方を学び、フォロワー2桁のなか、ボチボチとやっているオタクである

………

お察しの通りだが、私はこのBがずっと昔から苦手だった。

何を考えているかからないというか、何も考えていないというか、妙にアホっぽくて話が合わないと思っていて、学生時代当時からまり絡む事は無かった。見るかぎり、向こうは私の事を特に嫌ってはいない、むしろ分け隔てなく親切にしてくれたが、しかしどうもそういう所も苦手だった。


神友人は綾城であり、Bはいわゆるおけパであろう。

神友人はBとばかり一緒にいる。

私には連絡もよこさないで。

このコロナ禍の中、私は神友人に安否確認LINEを何度も飛ばしたが、私には一度も連絡してくれないのに、だ。


何故。

何故私がそのBのいる席に収まっていないのか。

何故私が神友人にとっての一番の友人でないのか。

どうして優先順位が低いのか。私を思い出してくれないのか。

私はこんなに、神友人に尽くし、好きで、そばにいたのに。支えたのに。役に立ったのに。


理由はわかっている。

「そういう所」だ。

まり、「重い」のである

人として危険レベルで。


綾城がおけパを好きなのは、恐らく「気兼ねない」からであろう。

おけパは綾城を神と思っていても、「唯一神」ではない。おけパにとって綾城は、沢山の友人のうちの1人なのではないだろうか。



人は、自分相手が、「神と小市民」になった時、神に力を求める。

「神よどうかその力を、私の為に奮ってくれ」と願う。

これは神と人の関係性であって、決して友人同士の間柄なんかではない。

なのに私は、私達は、神と友人でいようとする。

神と崇められる人達は、自分を神と称える者共が、最終的に「自分にとって危険人間」になりうる事を、本能的に知っているのであろう。

私は間違いなく、神友人にとって危険存在だ。

恨みながら、怒りながら、Twitterを覗き、LINE飛ばしてくる。

こんなもの危険人物以外の何者でもない。距離を取られるのも当然だ。


私は嫌な奴である

大切な親友だった神友人を恨み、本人を責め、善良で何も悪くないBをアホっぽいなどと貶め、こうしてそれを文章に起こし、ネットの海に放り投げて共感を得ようと期待している。

わかっている。こういう所だと。

私は彼女の「神絵師として」の機能を重視しすぎるあまり

彼女人間性を疎かにしたのだろう。

それが積み重なって、こうして距離を取られるのだろう。

頭では理解できても、それでも「何故だ」と内心は叫ぶ。

どうして、私を捨て置いていくのか、と。

あんまりじゃないか、と。



神友人のおけパになりたかった。

私がおけパになれるはずだった。

彼女が真っ先に思い出す存在になりたかった。

だがそれももう叶わぬ夢であろう。

恐らく、B、おけパ本人はこんな思いなど知る由もない。

から嫌いなのである。そういうところが。


願わくば、このひどい感情吐露彼女の目に触れない事を願う。

2020-07-17

死んだフォロワーが転生した。

この文章は実際に起きた出来事をもとに書いています。誰かを批判したり糾弾する意図はなく、事件備忘録として秘匿で公開することをご了承ください。

また、特定を防ぐため一部事実と異なる記載もしています大元の筋は変えていないつもりです。

SNSで死んだはずのフォロワーが転生した。ちょうど一年前の7月の話だ。以降便宜上転生する前のそのフォロワーをAと仮称する。

Aとは今から三、四年くらい前にTRPGセッションで知り合い、何度かオンラインで卓をし、作業通話などを行ったこともあった。声を聞いたり私生活を聞く限り、とても若いなという印象があった。

から一年前の5月。その日は私と何人かのフォロワープレイヤーとしてAにTRPGシナリオの続きを回してもらう予定だった。ところが時間になってもGMゲームマスターシナリオ進行者のこと)であるAは現れない。連絡しても反応がない。心配に思いつつシナリオ進行者であるAがいない以上卓を行うことなどできないので結局その日は解散となった。

Aのアカウント沈黙して数日後、Aの親族を名乗る人物がAのアカウントを使いタイムライン投稿した。なんでもAは腹痛で病院に運ばれたのだという。さらに数日後、A自身自分身体に癌が見つかった、初期の発見ではあったが命に関わるものだという旨のツイートをした。

この話を聞いた時、私よりはるか若いAが重い病を患う事実は正直にショックだった。A本人からはしばらく卓ができない旨の謝罪があったがそれより元気になってほしいと思った。私自身、昔上司を癌で亡くした経験があり、癌の恐ろしさはある程度知っているつもりだった。癌というのは本当に、ぞっとするほどあっという間に命を奪う。

しかし、Aの体調によりAとの交流ストップし、AとはSNS上のタイムラインを見るだけのやりとりとなった中で小さな違和感が芽生え始めた。

AはA自身SNSによれば抗癌剤による治療を受けているとのことだった。その中でAはかなり頻繁に他のフォロワー通話を行っていたようなのだ。それも夜遅くまで。私には入院経験がないので病院のきちんとしたスケジュールは把握してないが、就寝時間が深夜に設定されている病院を私は知らない。それに抗癌剤治療ものすごくきついと聞く。それこそ毎日通話する余裕があったのだろうか、と。ただこの時は多少違和感があった程度でAを疑うまでは至らなかった。何よりフォロワーの病を疑うのは失礼だと思っていたから。

一ヶ月後、再びAの親族を名乗る人物がAのアカウント使用し報告した。Aが亡くなった。

この報告を受けて私の中の違和感は確実に膨らんだ。癌は若い人ほど進行が早いと聞くが、いくら何でも早すぎる。それに腹痛で運ばれたにも関わらずAの親族が告げたAの死因は腹部や消化器系の癌ではなかった。Aの死を悲しむ気持ち違和感だらけの事実に頭がごちゃごちゃになった頃、同じくAがGMを行った卓にPLとして行き、卓が中断していたフォロワーから連絡があった。「Aのことどう思う?」。

私はAの訃報は悲しいが、違和感があり正直信じられないと答えた。フォロワー同意見だったようだったが、それ以上言及することはなく、私はAの訃報にお悔やみの言葉を送った。

数日後、SNS上で中断していた長期卓のGM募集をよく見るようになった。私がAの訃報で中断となったシナリオの卓もけっこうあった。私はこれらがAの一件によるものだと知り、その多さに愕然とした。Aは確かに時間のかかるシナリオキャンペーンシナリオをよく回していたが、とある一人のフォロワーがAに対して6つの中断したシナリオを抱えていると聞いた時は慄いた。

私はAのSNSに連絡を取った。Aの訃報に対するお悔やみの言葉、その上でAに対する違和感、もしAが生きているなら返事をしてほしいこと、もしAが亡くなっておりAの親族がこれを見ているのならこれはAに対する言葉なので返事をしないでほしいことをAの個人チャット送信した。

Aと私は竹馬の友と言う訳ではない。せいぜい数回遊んだ程度の、何かあれば簡単に縁など切れてしまう程度のフォロワーだ。それなのに今でも馬鹿な連絡を入れたと私は思う。Aにもまだ誠意があると少しでも思ってしまった。この時Aに連絡を入れたことは今日に至るまで誰にも話していない。

私が文章送信してから時間ほど後にAの親族から返信が来た。あなたの送った内容に憤りを感じている。私(Aの親族を指す)も嘘だと思いたい。もAに生きていて欲しかった。そんな感じの内容だった。

私が考えていた中で最悪のパターンだった。同時に私はAは生きていると確信した。

私はAに嘘でもいいから生きていてほしかった。だからA本人から連絡がくるのが最高のパターン。次にこのままDMが動かす読まれことなく終わる、もしくは返信なくブロックされるのが想定内パターン。どんな親切な親族だろうと身内の死を疑う内容の文面にまともな返事を送らないだろうと考えていたからだ。そもそも本人以外返事をしないでほしいとわざわざ書いた。

Aは私という他人の前ですら、誠実なふりをすることすら辞めたらしい。親族という皮をかぶり本当に身内を喪った親族からすれば気分を害する内容の連絡にさほど時間を置かずに返ってきた妙に丁寧な文章、「あなたは誠実な人なのですね」という一文がただただ気味悪かった。私はこれ以上の言及無意味だと適当に連絡を打ち切った。

それから一ヶ月後、とある匿名アカウントが現れる。警告アカウントと題されたそれにはAが別のアカウントを使い、別人としてシナリオ制作し卓の募集をしているというものだった。死んだフォロワーが転生した。ちょうど一年前の7月の話だ。

私は特に驚かなかったが心底がっかりはしたし憤りもした。新しいアカウントとやらに見に行くと確かに作成したシナリオはAと酷似している。というかほぼ同じだ。もうちょい上手にやれよと呆れざるを得ない。警告アカウントが広まり始めるとAの新アカウント(仮)はアカウントのみ残して消えた。

そこからさらに数ヶ月、とあるTRPGシナリオを目にした。それはAの新アカウント(仮)が作成していたシナリオそっくり、というかほぼ同じで、あっと思った頃には警告アカウントも再び動き出していた。転生、アゲイン。ここまで露骨に分かると笑ってしまう。笑い事ではないのだけれど。

ただ前回と違うのはその新アカウントはめちゃくちゃ人気を博しており、現在に至るまで消えていないということだ。Aが生きていた頃から感じていたことだが、Aには「信者」なるものがいるらしく、以前Aが問題ごとを起こしたときも指摘をした人がAの信者らしき匿名アカウントものすごく叩かれたのだという。今回も新アカウントコンタクトを取った末叩かれたり脅迫されたりした人を何人か見た。

地獄への道は善意で舗装されている、という言葉をまざまざと見た。新しいアカウントでのフォロワーは1000人を超え、再びいくつもの長編シナリオを回す予約を取り、さらシナリオ販売まで始めたAは次はもう転生できないだろう。前回と異なり金銭が絡んでいるのだから。なのに転生したAはまた同じようにいくつもの卓を立て大量の長編キャンペーンシナリオ制作し、そのどれもが制作途中に関わらずすでにプレイヤー募集している。

私は転生したAを見つけたときとてつもなく怒りの感情があった。他人とのコミュニケーションと信頼の上で成り立つゲームを途中で放り出され、癌という最悪の部類の嘘を吐かれ、批判覚悟で送った文章を足蹴にされた。その上すぐにバレるような形で転生し、なんの反省もなく同じことをくりかえしている。

だが転生を繰り返すAを今はただただ哀れだと思う。嘘をつき続けるというのはすごくしんどいことではないだろうか。それとも息をするように嘘が吐ける体質でもあるのだろうか。それはそれで嫌な人生だ。

私はAと関わりのありそうな全てのアカウントブロックし、以降は目に入れないようにしている。警告アカウントも流れてきたものを目にするだけで特にリアクションしない。警告アカウントも警告アカウントでAの新アカウント作品動画に直接警告文を送るなど、段々過激になっていることに少なから嫌悪を抱いている。これらAに関する一件に触れたくないフォロワーもいる。私は真実かどうか分からない薄い正義より今でも一緒に遊んで元気に生きてくれるフォロワーの方が大事なのだ

フォロワーがAの新アカウントフォローしたりAの新アカウントが作ったシナリオ遊んだりすることも特に何も思わない。警告アカウントができた当初はフォロワーへの注意喚起として拡散したりもしたが、フォロワーが誰と何で遊ぶかはフォロワーが選ぶことだ。フォロワーに対する余計なお世話である

ただ何も思わないっちゃ思わないのだが、新アカウントの動向を軽く見た限り恐らくその人は同じように大量の長編シナリオの予約をしてすっぽかす可能性が非常に高いので苦労するからやめとけとは思う。ちなみにそれなりに募集はかけたが一年が経った今も私達が放棄された卓の続きを行ってくれるGMは見つかっていない。

ここまで書いておいてなんだかAが死んだと嘘をつき、新アカウントで猛威を奮っているという確たる証拠はない。もしかしたらAは本当に亡くなっていてAによく似たシナリオを描く誰かなだけかもしれない。そうであってほしいとも思う。

Aの訃報を聞いた時、嘘でもいいから生きてくれと思った。Aの新アカウントを見つけたとき頼むから死んでいてくれと願った。今はもう嘘が本当か分からない夏の怪談話の一つを手に入れたような気分だ。

私はAの転生を見て様々な学びを得た。計画性なく卓を詰め込みすぎないこと、できないと思ったら素直に申告すること、心から謝罪の大切さ、過ちを庇うだけが思いやりではないこと、人はそう簡単に変われないこと。

皮肉なことに不幸中の幸いなのはAが家族でも親友でも恋人でもない、ただ数回遊んだ程度の、何かあれば簡単に縁など切れてしまう程度のフォロワーであるということだ。もしも家族や友人がAのようだったらと考えるとぞっとする。家族や友人が善意舗装された地獄への道を歩いているとき、多分私は何もできない。

せめて、私が大切だと思う人たちが嘘による転生などを行わないことを、嘘の繰り返しで誰かを傷つけないことを、ただただ願う。

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