2020-07-24

親友じゃないかもしれない


親友という、なんだか幼稚で滑稽なワードにまつわる、ここ数日起こった話をする。

長文だからな、読まんでいいよ。



私:大学3年生のオタク。酒が1等好き。最近お気に入り氷結の超冷感レモンうまい

書き出してて思ったがまあつまらん女だな。

日々積み重なるストレスを酒で発散しているのだが、今はコロナで呑みにも行けないので、最近流行りのオンライン飲み会…というかなんというかを高頻度でやっている。

おとといの話だ。まあいものように友人と2人でビデオ通話を繋げて酒をかっくらっていた。この友人をAとする。

Aはまあなんというか、ひとに好かれる質だ。

特に美人なわけでもないがとにかく聞き上手であり、たまに鋭いツッコミを入れるような。猫を被るのが上手くて、ONOFFのスイッチの切り替えが早い。そういう女だ。交友関係は浅く広く。

私とAとの関係性は9年ほど遡り、中学入学時。名前順に並んだ席が近かったので、私からしかけ(たらしい、私には記憶が無いがAはそう言っていた)、そこから仲良くなったような仲である

友人というよりかは悪友であり、高校生の時分は学校をサボってAの家で遊んだりしていた。

彼女と遠いところへ遊びに行ったことは無い。お互い喋るのが好きなので、サイゼマック通話等で延々身のない話をするのが常だ。

おとといもいつものように駄弁っていたのだが、Aがいきなり黙り込んだ。どうしたのかと聞くと、彼女

親友のお前を見込んで相談があるんだけど」

と、ぽつぽつと就職関連の話をし始めた。結構真面目に話をした。

中身はプライバシー問題があるから言わないというかまあ関係なくて、いつの間にか彼女の中で私は親友という枠に入っていたのである

別に良い。それだけ信頼してもらえているのだろう。素直に嬉しかった。

私はAのことが普通に好きであるし、私はAとは別に親友と呼べる友人を持ってはいるが、親友は1人につき1人でなくてはならないなどという話はないはずだ。私は2人目の親友を手に入れた。とても嬉しい話だ。

だが私は、その後衝撃でビールをこぼすことになる。

何に衝撃を受けたかを話す前に、もう1人の友人を交えた長い昔話をしておこうと思う。このもう1人の友人をBとする。

中学入学時のAと私は、特に示し合わせることも無く、新聞部に入った。というか新聞部体験で入って、あ〜!きみ!みたいな。そこから仲が急に良くなっていった関係だ。

新聞部特に人数も多くはなく、先輩たちは5人ぐらいいたほど。

で、そこには、もう1人同級生が居たのである彼女がB。彼女クラスメイトであった。

Bは綺麗で細くて、すてきなひとだ。しかしまあ、他人コミュニケーションを取るのが苦手なタイプであり、人見知りがすごい。

私とAは物怖じしない上に誰にでも話しかける不審者であるので、彼女にも話しかけた。

部の中で3人しかいない1年生、かつ全員がクラスメイトとくればそれはもう仲良くなるしか道はない。

そうして、まあまあ楽しく部活を過ごしていた。

当たり前なのだが、部活の友人とクラスの友人は別物である

私は本当に誰にでも話しかけるので、入学時に大量の人間に声をかけた結果、特にとても仲良くなった子がクラスにひとりいた。彼女はAでもBでも無く他の子であり、今では私の親友と呼べる友人である。なんならCと置いておこう。

ただBは先述の通りあまり人に話しかける質ではない。仲良くしているAと2人で居た。Aはまあ、他にも喋る友達を作ってはいたが。

中学女子なんてものは、基本的に2人で行動するのが主流であり、互いを特別視する。そうでなければ、1人を崇拝して取り巻く形をとる。そうやってクラスの中での安寧を図るわけだ。

Aは特にそういったことを考えてはいなかったようだが、Bからはその気をとても感じた。

下校時など、3人でいる際に、BはよくAに耳打ちで何かを伝えたり、メモを渡したりしていた。流石に少し、疎外感を感じていた。

とはいえ私はそれで怯む女ではないし、何より私はバカであった。その2人と仲良くなれなかろうが仲良くしているCがいる上、そもそもその疎外感に対して寂しくなることもなかったのであるバカなので。

進級した。

私とBが同じクラス、Aが他のクラスに行った。

その頃私はある漫画にハマり、なりたてのオタク、引いては腐女子によくある雑食っぷりを発揮していた。多分人生いちばんしかった時期であろう。

AとBはその頃、ある地下バンドにハマっていた。

彼女らはよくライブにも行ったようだし、遠征もしていた。2人ともその話をよくしていた。

たこれがよくある話なのだが、AとBにはそれぞれ想い人が居た。彼らのことを便宜上A1、B1と呼ぶが、A1とB1も仲が良い2人だった。そして、彼らはテニス部所属していたのである

AとBは新聞部を辞め、テニス部移籍した。

新聞部には私1人が残ったが、初めて出来た後輩に浮かれ、特に気にすることもなかった。

記憶が定かではないが、耳打ちやメモ等はこの頃は既に無くなっていたように思う。部活が変わったのもあるのかもしれないが。


と、ここまででわかったと思うが、AとBはとても仲が良かった(ように、少なくとも私には見えていた)のだ。

高校は全員別のところに進学したが、家が近いのでよく出くわしていた。

近況報告を聞いていた限りAとBはその間も仲が良かったようだし、高1の途中でバンドを追うのを辞めたらしい後も、ディズニー原宿等に行った話をよく聞いていたし、3人で近場のカフェなど行って喋ったこともある。

ここで誤解のないように言っておくが、私は別にBと仲が悪い訳では無い。むしろ良い。

Bと2人きりでカラオケに行った回数は中学3年間で両の指以上だし、高校の通学路が被っていたので会った際にはよく話をしていた。今もよくお茶している。

で、だ。

私は中学の頃からBがAのことを『親友』と称するのをよく聞いていた。

そうかそうか仲がいいんだなと思っていたのはここにも起因しており、実際Bと会った時は、彼女はその綺麗な顔で楽しそうにAと行ったディズニーの話をしていたし、私はそういったBをにこにこ眺めながら顔が良〜〜〜友人で良かったマジ感謝感激雨スパチャ〜〜〜〜〜〜〜などと思っていた。(ちゃんと話も聞いていた)

から、AとBは親友と呼べる仲なのだと私は思い込んでいたのである

現軸に話を戻そう。

Aの相談にひと通り付き合った後のことだ。

難しい話を酒の回った頭ながら必死に色々考えて、なんとか彼女ががんばる!と意気込んだ時。

私に話すぐらいなのだから、まあBにはとっくに話しているものだろうと。親友というのはそういうものだと私は思っていたし、そもそも酔った私の意見だけを参考にしてもらうわけにもいかない。他の、まともな人間意見必要であろうと。

そのため、Bはなんて言ってた?と聞いたのである

そうすると、画面に写ったAはきょとんとした顔を浮かべ、

「え?なんでB?」

と言う。

いや、私に話すぐらいだから他の、例えばBとかには話してるかなって。

そう返したところ、Aは

「Bにはこんな話してないよ、こんな話出来るほど仲良くないし。〇〇(私)と、あと親と教授しか話してない」

と言ってのけたのである

衝撃にも程があった。なんなら食べてたさきいかを落とした。

そしてそれに続けて、

「Bには言わないでね」

と念押しされてしまった。

さきいかを落とした焦りと、Aが言った言葉の衝撃で金麦もこぼした。今も私のクッションからはほんのり芳醇な麦の香りがする。早く洗わねば。雨続きだったので洗えていないのだ。

こぼしたものへの応急処置を施す私をAは馬鹿だなあと盛大に笑っていた。

私はそれに文句を言い、またダラダラとつまらないことを喋って、通話を切った。

これはどういうことなのだろうか。

私のことを親友と呼んであの話をしたAは、Aを親友と呼ぶBにはあの話をしていないらしい。

Aは、Bを親友だとは思っていないのか。

私は頭を抱えてしまった。余った金麦煽りしばらく考え込んだがどうにもならず、仕方ないので寝た。

まあ次の日は容赦なく来る。忘れているはずもなく、もやもやとしていた。

その日の晩はCと通話する予定があり、私は昨晩の話を掻い摘んでした。勿論相談の中身は伏せたが。

するとCは、

「Bでしょ、正直昔からヤバい子だと思ってるよ」

と言い始めた。

CはそもそもBのことはあまり好意的に見てはいなかったらしい。発端は例の耳打ちやメモの話だそうだ。

中1の青かった私とCは交換日記なんてものをしており、私はそこに苦言を書いていたらしい。

申し訳ないが全く中身の記憶がないので真偽は確かめようもないが。

その時点で、中1のCは自分親友に対して何をすると憤慨したらしい。私はこの話を聞いた時嬉しくてハチャメチャに照れたので今ここに書いて自慢しているが、Cは「あんたが特に何も考えてないの知ってるから今なら何も心配しないけど」と冷たかった。

結局色々言っていたが、私に理解出来たのはBが依存気質であることぐらいだ。

彼女がAに張り付いて他の子からウザがられていたのを私はミリも興味が無くて知らなかったし、Cが「あんた今でもBのこと構ってあげてるの偉いと思うよ」と言われたのは正直驚いた。私にとってBは、普通の友人にカウントされているからだ。


これをAかBかが見ているかは知らないし、まあ多分見ていないだろうと思う。

からまあ、一応Bに言っておくが、

あなた親友だと言っている人間あなたのことを親友だと思っていないみたいだよ。あなた彼女親友だと言っても、彼女あなた親友だと言った事が一度でもあるだろうか。あると思い込んでいるならどうしようもないけど。

というか、親友かいワードを言いふらして自慢げにするのを、そろそろやめた方がいいと思う。あなたがどうしても幼稚に見えてしまうから

あなた彼女依存する限り、彼女あなた以外の人間と関わることが出来なくなってしまう。そしてそれのせいで、あなたは他の人から嫌われている。

そろそろ、独り立ちしてはいかがだろうか。


2週間後ぐらいに、Bと話す予定がある。面と向かって言えるだろうか、というか言わなきゃならないんだろうか。

Aにもこの話をすべきなのだろうか。

なんだかもうよくわからないので、とりあえず私は今から氷結冷感レモンを飲もうと思う。

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