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はてなキーワード: 専門性とは

2017-08-13

https://anond.hatelabo.jp/20170813041300

同時通訳女性が多いのは、「専門性の高い分野におけるサブの仕事」だからだと聞いたことがある。秘書とかもそう。あとCAなんかも。

要するに社会的性差により、責任のない・脇役の仕事を主に割り振られてたのが女だったから、という説。

メインの役割同時通訳場合は話者、CA場合は客)が男性から女性の方がうれしかろうという邪推的下心もあるんだろうが。

女性の方がコミュニケーション力が高いというのも、そもそも女性社会的にサブであるために「合わせさせられてた」結果の後天的能力という人もいる。

そういやおっきい会社秘書って大抵女性だけど、秘書室とか秘書グループとかがあると大抵そこの管理職男性だったりする

2017-08-10

教養って結局なんのこと?

低学歴マウンティングする為だけのものなんじゃない

オタク知識ないにわかマウンティングするようなもので、実体は単なるうっすらとした知識しかないんでないの

それなら専門性の高い実践的な能力のほうがずっと価値があるはず

そんな薄っぺら知識なんの役にも立たないんだから

結局、教養ってなんなのかね?

2017-08-08

ブラックから脱出しようとしている会社に入ってしまったようだ。

ブラックと言ってもパワハラセクハラだということではなくて(ないとは言わないが)人間関係はとても仲よしこよしで、わかる人にはわかってもらえると思うんだけど会社というオフィシャル場所大学マニアックで人数少なめなサークルみたいな仲よしこよしで密な人間関係があることが初日は心底気持ち悪かった。今は多少慣れた。

密で仲よしこよしで実に排他的で新入りに対する値踏みが露骨すぎて、「なかなか人が居着かないんだよね」という台詞を聞いたときにはそうだろうなあと深く納得した。そりゃそうだろうとも。

特にブラックなのは勤務体系で、どうやら以前はそれなりに人員もいたらしいんだけど、ぼろぼろ人がやめていって補充もうまくいってなくてどう考えても足りない人数でまわしているので勤務時間無茶苦茶になっているということらしい。

部署がそうなのだけど、わたしが入ったところはそのなかではマシなほうで、ようやく円滑にまわせる目途もついてきたらしいし、わたしはきちんと定時で帰って週休二日休みも取れている。そもそも新入りなので残っていたってたいしたことはできないというのもある。

部署はいまだにぼろぼろ人がやめたり来なくなったりしてて、専門性問題で他部署から人をまわすことができなかったりもして、傍から見ててもいつつぶれるかと思っている。正直一度つぶれたほうがいいとも思っている。ちょっと会社としてどうかしている、というのが初日の印象だった。

こうやって一握りの人間けが残っていくとこんなに内輪で陰険村社会のようなやりがい搾取会社になるのだなあ、とよくわかった。とても風通しが悪い。

そのなかでもひとり、部門ガチでひとりだけで支えている感じの人がいて、前任からの引き継ぎもあんまりうまくいってないらしい中で後輩も育てようとしているんだけどなにせ余裕がなさすぎてがんがん消耗していく感じで、傍から見ててもむしろこの人は一度倒れたほうがいいんじゃないかと思っている。いっそ全部放り投げてやめちゃえよ、とか。

わたし自身、前職で頼りにならない上長と頼りにできない後輩に囲まれて頼りにしていた人はいなくなって自分ばかり仕事が増えて、どんどん人間不信を育てて精神的につぶれて無理矢理退職したので(ちなみにそこはわたし退職後つぶれた。ざまあと思った)、その人を見ているとはらはらしてしかたない。この仕事が好きだと言っていたのでよけいにそう感じる。

以前のわたしを今冷静に思い返してみれば、あんなに抱え込む必要はなかったし役に立たないと思っていた後輩にもがんがん仕事を振って自分でなんとかさせればよかったのだとわかっている。でもできなかった。自分に余裕がないときには他人にまかせるということができない。比較的一番信頼できるのは自分自身からだ。他人わたしの思ったとおりには動かないということだけはちゃんと認識しているのだからタチが悪い。

こういうときに一番枷になるのは「その仕事自体は好き」ということであって、仕事自体楽しいものからやっぱり熱意と誠意をもって臨んでしまうし、後輩を育てるより自分でこなすほうが結局楽だし確かな判断に思えるからフォローするより自分でやりたくなるし、そうやって自分で「自分しかできないこと」を増やしておいて「後輩が使えねえ」といってなおさら自分で抱え込もうとする。あたりまえだ、最初からできてたまるものか。

そうやって全部抱えて孤立して周りが全部信用できなくなると、ひとつ歯車がずれただけで簡単に行き詰まる。行き詰まっても助力を求められない。好きな仕事がうまくできなくなって辛くなる。好きな仕事で辛い思いをしていることで自分に疑問を抱くようになって、「好きな仕事」を続けることも逃げることも選べなくなって、精神的に傷を負う。わりと簡単な流れだけど、ハマっているときにはわからない。

畑違いの業種で気楽な新入りになった今だからわかるけど、仕事が好きということはわりと諸刃の剣なんだと思う。

以前の仕事わたしはすごく好きだった。だからなんとしてもよいものに仕上げようと努力をしてきた。これは「仕事」に対してかなり不純な動機なのだと思う。

今の仕事内容には正直まったく興味がない。プライベートで考えればかなりどうでもいいことに値する。でも「仕事」だからできるかぎりのことはする。

仕事ってこういうものだ。てめえの好き嫌いなんぞ知るか、仕事なら必要に応じてこなせ。手を抜けるところはどんどん抜いていけ。誠意なんぞいらん。最低限だけをこなして一生懸命にならない周囲の人間馬鹿に見えてるだろうけど、仕事より自分大事ってのはごくあたりまえの話で当然の権利だ。

ということを現在進行形精神的に荒廃していってるように見えるその人に今言ったところではたしてどこまで伝わるだろうか。そもそも伝えていいのだろうか。あの頃のわたしがこんなことを言われて納得できたとはとても思えない。

言いたいこととかたしかめたいことはほかにもあるんだけど、どうにもうかつにさわれない感じになっている。

増田を見る人なのかは知らない。性格的には見ていてもおかしくないと思うが、そんな時間がはたしてあるだろうか。

どうでしょうか。

全部わたしの考えすぎであることを願っている。

2017-08-06

点滴で殺されかけたのかも

胃腸炎になって、吐き気はないが水様便が一昨日辺りから全くとまらず、水分をとっても、撮った以上にお尻から出ていく感じが続いてた。

おしっこ48時間以上でておらず、熱もないのに関節や頭が痛くなり、さすがに不安になり病院へ。

おしっこ48時間出てなくて…と言った段階で、「それは嘘でしょ(笑)全く出ないとかないでしょ」と医師に言われた。

なんやかんやで最終的に点滴して輸液することに。

かなり丁寧な看護師さんが、「あまり早く滴下すると、動悸がして苦しいことがあるから、何かあったらすぐ呼んでくださいね」と慎重に点滴の滴下スピードを設定して去っていった。

数分後看護師が様子を見に来る。何も問題はなかった。

更に数分後、医師が見に来る。「こりゃ遅いな」と言いながら素人目に分かるほど滴下速度を上げて去っていった。

その2、3分後のこと。

急に左胸が鷲掴みにされてるように痛い。背中も痛い気がする。息がなんだか苦しいような。

動悸はしないし、痛いのも胸の比較的上の方だから心臓とは思えない。でも過呼吸になりそうで、丸まった体制で寝てることすら辛くなってきた。

荒い呼吸に気づき看護師が見に来る。

大丈夫?早かったかな、苦しい?血圧はかるね??」

ぐったりしたまま、測られ医師のもとに報告しに行く音が聞こえた。

間もなく医師看護師登場。

医師「いやー、これ点滴ちょっと早いんじゃない?」

と言いながら速度を落とす。

内心、おめーだろ!早くしたの!と思ったけど言う元気もない。

設定を変えて三分程後、また二人で見に来た。だいぶ落ち着いてきていたがまだ違和感があり、体が緊張して変な体勢でしかいられない。

看護師けが残り、「ごめんね、ちょっと早かったかな…」と謝る。

あなたじゃない!と言いたかったが、医師に聞こえるのが怖くて言えなかった。

更に数分後、今度は医師けが様子を見に来る。

普通は平気なんだけどねー、若い人は。よっぽど脱水してたんじゃない(笑)

48時間おしっこでないって言っても、疑ってかかり、滴下速度やたらあげて調子がわるくなったら「お前が脱水しすぎ(笑)」とは何事であろうか。

医師的には、その日他の患者胃カメラなどもあり、忙しかったようで、早く終わらせたかったようだった。

結局スピードを落として500ccの輸液を一時間弱で終えた。

元は、倍量入れる予定だったが、時間がかかるためか、500ccでとりやめられた。

から調べたら、スピードを落として入れた時くらいの速度が適当らしく、あまりに早いと年寄りなんかは心不全を起こすこともあるらしい。

今まで何度も点滴をしてきて、「速度が早いと動悸が起きる場合がある」なんて事前告知初めてだったが、そんな風に伝えるあたり、おそらく過去にも似たようなことがあるのかもしれない。

実際のところ、私が脱水しすぎていて、普通なら平気な速度だったのかもしれない。だから、100歩譲ってそれは仕方ないとしても、自分スピード早めておきながら、看護師の前ではあたか看護師の設定が早すぎるように言い、隙を見て私のところに来て、「普通は平気なのにね」と言いに来る人間性が恐ろしい。

胃カメラ大腸カメラもやってる、比較専門性の高いクリニックのようだが、あん医師内臓機械ぶっこまれるなんて絶対イヤだ。

そして、看護師に「あなたのせいじゃない、医師が設定を変えた」と言ってあげられなくてごめんなさい。

https://anond.hatelabo.jp/20170806092455

新聞の考える正しいは彼らの正しさ(経営思想

情報を得たい人の正しさは一応は議事録(現状を知ってベターな次の手を見極める)

新聞経営のために事実を捻じ曲げるの ならば、

経営計画がクソなのでそうなっているわけで、

まり従業員情報を得る人たちは経営者経営ミスのために正確な情報を得られずわりを食っている。

治安の悪化経済の停滞という形で。


図鑑医師新聞ジャンルとしては違いますよね。

新聞専門性いらない(ように見えてしまう)

2017-07-28

ここがクソだよ日本人エンジニア

2017-07-27

https://anond.hatelabo.jp/20170727015754

実のところ無免許教育に携わってる人ってゴマンといるからなあ

塾講とかに教員免許必須にするとなったらそっちの方が紛糾しそう

あと大昔の年金問題で百年安心を謳う役所データさないばかりに

野党がろくに対案も出せなかったことって覚えてる?

年金の数理計算が非常に専門性の高いこともあるんだろうけど

問題国民一般の利害に関わる話ならやっぱり公開しないのはおかし

議論の叩き台となるデータがほしいのに役所が出し渋ったらお手上げだよね

あれは単にそういう話でしかない

2017-07-25

スコ猫はかわいそう。ならブロイラーは?

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00010000-sippo-life

こちらのはてブを読んだ。

なるほどスコ猫は優性遺伝形質を持つので,繁殖には注意を要するだろう。イギリスでは実際に繁殖禁止されている。ひろく動物愛護観点から見れば,惨いと思うのは当然の感情だ。だが「かわいそう"だから"やめろ」と批判する論調には,若干の疑問を覚える。感情に訴えた煽情的言い回しについては,詭弁ではないかとも感じる。

スコティッシュフォールド自然発生した突然変異の猫を,1960年代に発展・固定した品種である。耳を折れ曲がる遺伝子変異ホモで持つ猫は耳折れ(いわゆるスコ猫)となり,ヘテロでは立ち耳となる。ホモヘテロいずれにおいても(時期の差はあれ)宿命的関節炎を呈する。この変異遺伝子特定されており,人間において関節炎を呈するものと同じと見なせるのだという。病気個体をかわいがっているのである。猫当人(当猫?)にとってはたまったものではなかろう。ダックスフンドパグなどもそうだ。悪趣味である。本当に,人間は,業が深い。

ところでブロイラーという鶏がいる。代表的な肉鶏で,日本では毎年数億羽が出荷されている。

>> ブロイラーは徹底した育種改良の研究により、過去50年間で、成長率が1日25gから100gへとあがっている。自然界の鶏は成鶏に達するのに4〜5か月かかるところをブロイラーは40〜50日で成鶏に達する。その急激な成長によりブロイラーの30%近くは体を支えることが難しく歩行困難となり、3%はほとんど歩行不能となっている。心臓にも負担がかかり、100羽に1羽は心臓疾患で死亡する。(Wikibedeiaより) <<

あるいはピンポンパールと呼ばれる金魚がいる。丸々と太った短い尾の金魚で,泳ぐのが極めてへたくそである(そこがかわいいので人気だ)。チンシュリンという品種金魚から,より短尾で丸手な個体を選別交配して生まれた。これに限らず,金魚は異形のオンパレードだ。

猫の先天性奇形動物実験などに比べて,これらがネットで話題になることは少ない。家猫や犬は大事にされているほうだと思われる。それは彼らが人間私生活と深くかかわりあってきたかである繁殖に幾度も手を加えられ,人間にとって「かわいい」「便利」と認識されるような形質が固定化された。

結局のところ全ては人間エゴなのである。この手の話題になると必ず,猫を飼いたいならペットショップではなく保護猫を,という意見が登場するが,わたしはこの意見が好きではない。違和感を感じる。その辺を突き詰め始めたら,そもそも愛玩目的動物など飼育するべきではない(愛玩ではなく家族,などという考え方は個人的には想像の埒外なので納得できない)。愛玩動物産業動物も,人間人間のために動物を利用しているのである

もちろん,薄利多売を目的とした無責任繁殖業者擁護したいわけではない。それらは当然批判されるべきで,専門性の高いブリーダー繁殖を行うべきだ。そして供給というのは需要のあるところに生まれるので,飼育者側の倫理感も重要である。そしてイオンで鰻丼を買って食べなければ鰻の絶滅が遠のくわけじゃない(水産庁による介入が必須)ように,本件についても結局のところ行政による介入が必要であろう。思うに犬猫はもはや市場が大きすぎる。そのためには地道なロビー活動必要だ。それはわかる。

でも,人間人間のために生き物を飼育しているという大前提から目をそらし,「猫がかわいそう」などというきれいな言葉大衆扇動する。そういうやり方に関しては,詭弁を感じるので,わたし不快感を覚える。

病気の猫をかわいがってもそれが人間の業だと思う。我々がすべきことは,その種が他種と不用意に交雑せぬよう適切な管理下飼育していくことではないだろうか。持続可能ペット社会。それがひいては人間のためである。決して猫のためではない。

https://anond.hatelabo.jp/20170725063819

リベラルアーツだけの人よりリベラルアーツプラス実学専門性があった方が強い感じはするよね。

自分リベラルアーツだけを4年間専門で勉強することの意義を疑っているんだけど、

そこから研究者が出て来るとか色々あるからな。

リベラルアーツを追求したくないなって思った時に学生が転学部学科が楽にできればいいなと。

もしくはICUみたいに複数専門を選択出来ると嬉しいんだけど、多分学生忙しいよな。

学費の縛りもあるし。

2017-07-21

専門性がない人はビジネス本に走る

専門性っていう武器大事なんだなーと

自己啓発本スピリチュアル本を買い漁って読んでる文系友人を見て思いました.

2017-07-06

海外現場から参照すべき安全対策マニュアルPDFが85MBもあるってどういうことだよ

こんなPDF作るってまずリテラシー問題だろ

業務総務の部署のやつは技術部門の持っている専門性はいらないけど、PDFの作り方とかエクセルワードの作り方を最低限身に付けろよなんでこっちが毎回毎回ネ申エクセルの書式を変更したり、ワード上の数値をエクセルに貼り直して計算したりしなきゃいけないんだ馬鹿死ね

2017-07-05

コピーライター養成講座での苦い思い出

30年もの前の話ですが、私は、当時広告代理店ディレクターになっていた。

コピー専門性を磨くためにリフレッシュしようと思い、

自腹で宣伝会議の「コピーライター養成講座」の通信と通学に通っていた。

しかし、添削指導は全くなっていなかった。何ヶ月たっても返ってこない。

いくら問い合わせてもだめ。結局辞めてしまった。

結構お金取るんですね。。。いまでも、不誠実な対応なのかな?

2017-06-29

悪意がなかったはずの研究過程捏造が生まれきっか

生物系の研究室で、捏造が生まれきっかけを見てしまった。その研究室PI研究不正とは程遠い性格で、PIに悪意がなくてもこういう状況だと捏造が起こりうるんだなということを目の当たりにしたので、ケーススタディとして書き記しておこう。

PI専門性に合わせて分業させるタイプであったので、複数研究テーマにおいて、上流のこの解析はXXさん、中間はYYさんがやって、下流ZZさんが、という風に割り振られていた。その中で、最も上流の過程担当しているXXさんは、外部から仕事も含め、大量の仕事に追われて疲弊していた。性格的にNoと言えずに萎縮しやすく、タスク管理が苦手で、積み重なった仕事で完全に首が回らなくなったXXさんは、とうとう、プレッシャーに負けてしまい、やっていなかった予備実験を「やってうまくいった」ということにしてしまった。

XXさんがやろうとしていた実験系はあまりうまくいっていなかったが、元々難しいことが知られている系であったので、判断が難しかった。PIはXXさんが基本的トラブルシューティングはしているものだと思い込んでいたところが不幸の始まりであった。PIは、XXさんの問題ではなく現象特異的な難しさだとひとまず判断し、本番で下流実験系(他の複数の人が担当)まで一通りやってみろという指示を出したが、うまくいかなかった。その後、研究室内で問題点を一つずつ洗い出していったところ、結果的に上流過程にも遡り、予備実験ポジコン/ネガコンすら取れていなかった事が判明した。研究の組み立て方も行き当たりばったりでおかしかった。その事実にたどり着くまでが大変だった。忙しい事を理由実験系の組み方や実験ノートが複雑怪奇になっていて、本人もよくわからなくなっていたこともあり、なかなか基礎データが出てこない。ようやく出されたデータを根気強く追っていくと、さらに別の不自然な点が発覚する。そうなるとPIの叱責を受けたり、他のメンバーに追求される。検証のための追加実験命令されたXXさんは、実験がうまくいかずに次のプログレスまでにやりきる事ができなかったが、データがないと再び怒られると考えて自分不利益な結果を隠そうとし、ネガティブスパイラルに嵌っていった。PI問題データあぶり出しも「信じたくない」という心情が先で対応が後手後手になったように思う。PI対応はXXさんの不正を導いていたが、PI自身無自覚だった。純粋データの不完全さだけを気にしていたら、こうはなからなかったかもしれない。ある時、PIがこれは本気でヤバイ、と気づいて、ようやく修正軌道に乗った。

それなりにお金を費やし、関わっていた人々の4年間は無駄になったが、これを放置していたら、と思うとゾッとする。共同研究先には「なにやら忙しくて大変そう」とは思われていたものの、そこまで大ごとだとはバレていないようであった。この研究テーマに関しては膿は出し切ったと思うので、本人もそれなりに反省したようだが、その後のことはわからない。こうなるとこれまでのXXさんの仕事ぶりも気になる。後日、XXさんのかつての所属先の人々にそれとなく愚痴ったところ、やはり似たような問題があったんだなと思わせる雰囲気であった。三つ子の魂百までとはいうが、更生できるのもまた人間だ。XXさんはその分野で有名ラボ出身者であったこともあり、◯◯先生から信頼されている愛弟子で、学振取得者で、と周囲から一目置かれていた。研究世界底辺の争いに生き残るにはどうしたら良いか、考えさせられた経験だった。

こういう記事があると、ネット上では自分のいる環境ではありえない、実験ノートはこう書いてほにゃらら」という人が湧き出てくるのだけど、自分自身はいざ知らず、共同研究者がこういう人だというケースだったら足下を掬われるかもね、と思う。世の中には、悪意を持って研究不正に取り組んでいる研究室もある一方で、この研究室事件が起きた時の対応の仕方には問題があったけれど、元々真面目に研究する人ばかりだった。XXさんの性格研究室の状況が掛け算になった結果、他の研究室より不運な方向に転がってしまった。世の中の多くの研究室には大なり小なり似たような課題潜在的にあるかもしれない。自身の心がけや予防法だけではなく、事件が起きてしまった時にどうするか、というロールプレイングまでしたら良いかもしれない。

PIとしての教訓 >

メンバーを疑うと思うと辛いが、データで冷静に議論できる環境を作る事を心がける。感情は抑えて、相手ネガティブデータでも相談やす空気を作る。

PIという上下関係がある以上、自分がどんなに「フラット」に接しているつもりでも、相手プレッシャーに感じているかもしれない事を忘れてはいけない。

生物系にありがちな専門性に合わせて分担する系の研究テーマがある場合博士課程院生スタッフについては、自分制御可能範囲での研究テーマを推進できるように環境を整えておく事が万が一の保険になる。不正行為に対して、巻き添えを食らった人々の将来を担保することもPI大事責任である

メンバー業務量がオーバーフローしていないか注意し、個人性格に基づいて、それをコントロールするのもPI責任である

< 同僚(スタッフ院生)としての教訓 >

・同僚を疑うと思うと辛いが、我々はデータ信者であるので、心情はひとまず脇に置いて、データで冷静に議論する事を心がける。

捏造を暴くのは憔悴するので、不正に気づいた時点で、自分へのダメージとどの程度深入りするかの対応をよく考えたほうがいい。手を引けるなら手を引く。また不正をしているメンバーがいる事をPI忠告しても聞き入れてもらえない事がある。したがって、いつでも静かにさっと撤退できるようにしておく。研究室で分業制を敷いている場合には、自分制御可能範囲での研究テーマを推進し、業績に影響が出ないようにする。(博士過程学生場合には、そもそも分業しないほうが良いが)

2017-06-19

20代後半の転職前後感想

転職して数週間経過。

全体的な研修も大方終了し、所属部署での振る舞いもすこーし慣れてきた。

職種・業種共に未経験での入社のため、会社内で交わされる言葉の90%がナニソレな状況。

(一部重なる部分もあるため、多少は大丈夫だよね。と思って入社も撃沈)

以下、各ポイントで前職との比較備忘録的に。

※内資某メーカー外資メーカー

業務内容、専門分野

これはもう全然違いますね。

涙でるくらい。

新旧どちらも同じ市場で扱われる製品もあるし、とは思っていたけれどここまで違うとは。

若いうちは経験の有無よりも、今後吸収できるポテンシャルがあるかどうかが重要とか、

社内にない観点価値観があることの方が重宝されるとか言いますけど。

そもそもポータブルスキル活用機会が少ない技術専門性高の職種からなのか。

前職数年の経験は、あまり活用できなさそうな予感。


②社内の雰囲気

以前の会社は、穏やかな人が多いで有名な会社

から、社内で流れる雰囲気もゆったりしていた。

もちろん、多忙エリアだったのでまったりホワイトはいかないけども。

今回は、みなさん専門性が高いの一言。完全なる門外漢

でも、思ってたよりドライじゃないのね。

飲み会仲良いね


③社内システム

IT環境スバラシク改善

ハード&ソフト面共に充実してます

やっぱり外資を強く感じるのはこの部分かなあ。

みなさん無駄のない業務コミュニケーションを求めている感じ。

まあ今の所は、ヘルプデスクがカタコトの日本語なところ以外は不満はないかな。


給与

実はまだ初任給いただいてないのよね。。。

契約書では同等以上になるはず。

ただ、一般的な高給取りとは程遠いから、そこそこもらえればほんと最高なんですが。

でも、評価制度も厳しそうだし、心配よねえ。


⑤勤務体系、環境

ガチガチの固定勤務→フルフレックスなので戸惑いの嵐。

遅刻という概念がないのかあるのか、みなさんふらっとき業務されてます

まあ、各人ある程度の出勤時間を決めているわけで、実際はそんなに自由じゃないのかな。

あとは事実上活用されてないであろう制度がいくつか。

まあ、業務量が普通に多かったら調節できる部分なんて少ないもんね。

ただ、今までは制度受動的に管理されていた部分にも、これからは目を向けないとね。


結論

まだ比較箇所はたくさんあるけれど、もう少し慣れてきた頃に追加しようかな。

現状では専門知識語学力課題

すぐ弱音吐いちゃう豆腐メンタルのため、明日から口にはしないようにしよう。

2017-06-15

[]与党委員長による中間報告とかい国会レゾンデートル破壊

国会ウォッチャーです。

 マジ安倍内閣クソ。クズ。なにより公明党ウンコ宗教信じてないけど、仏罰ってやつがあるならぜひともお願いしたい。吉川沙織議員の賛成討論がよくまとまっていましたが、国会は慣例と紳士協定でなりたっている、良識を前提とした運営をしてきました。今回の国会法56条3のように、「緊急を要する」みたいなあいまい規定だって国会運営が、最低限の良心対話で成り立ってきた歴史があるから許されてきたわけで、こういうことをやることは、国会自殺といわれても仕方ないでしょう。なぜ国会あいまい規定運営されているのか。たとえば、なぜ国会議員国会での言動刑事罰免除されているのか、よく考えてほしい。嘘つきは当然問題だけど、なぜ国会でそういうことを禁止する規定が無いのか、よく考えてほしい。良心にのっとって、自由に討論することを妨げないため、刑事罰を持って言論を萎縮させないためでしょう。専門知識を有した委員会での審議を尊重するのは、最低限のラインでしょう。なんでちょっと延長したら普通手続きをとれるところを飛ばししまうんですか。秋野公造がつめられる映像が取られたくない?加計学園問題を追及されたくない?文科省調査報告に注目されたくない?こんなくだらないことのために、与党議員委員会採決すら放棄するんですか?

 議院付託された法案委員会で採決することなく、与党中間報告させる、という手続きは、国会法案にスタンプを押す装置として考えている無教養で反知性的安倍さんには大した話じゃないんでしょうが、明確な議会否定行為です。記名投票だったので、あとで中間報告の動議の結果は見たいと思いますが、これに賛同した議員は全員落選してほしい。

 ちなみに内閣府調査するとか言ってましたけど、国会閉じてから出されても追及は当然甘くなるんで、関心が薄れた秋臨時国会、まぁギリゆずって閉会中審査やったとしてもあん報道もされないから強引な論理がまかり通るんで期待するだけ無駄です。個人的な予想ですけど、

1.文科省で見つかった協議内容は事実だけど、藤原審議官安倍名前を騙っただけ。内閣府にも同じ内容の文書はあるけどそれ以外にはないか無問題説。

→生贄は藤原さん。

2.文科省で見つかった協議内容は虚偽で、藤原審議官総理意向などとは言っていない。文科省役人が聞き間違えた。内閣府文書は内容が異なる説。

→生贄は文科省高等教育局の誰か。

のどっちかだと思います文科省の誰かが実名告発する覚悟、ということでしたが、その人がただ文書存在を見ただけの人だった場合は2を、その人が当事者だった人の場合は1を選ぶと思います。当然その人は内調がお調べになっているでしょうから、どういう立場で、どこまで責任を持って告発できる人なのか、というところに合わせてシナリオつくっとるでしょ。

問責、不信任討論の寸評

 金田法務大臣問責松野博一文科大臣不信任、山本順三議院運営委員長解任と行きましたが、内閣不信任を出したので、あとの参院議長は出しても出さなくてもまぁ早いかいかだけです。

一応討論者の寸評。

金田問責趣旨

真山勇一 50点

 この人なりにがんばってはいるんだけど、まぁ人のよさそうな顔のせいかいかんせん迫力がない。法務委員会でも西田昌司にいいようにあしらわれてたし、ピンチヒッターで来てる福山哲郎議員にも子供の使いみたいになってたのも残念。審議入りの際のせりふを使った皮肉はよかった。

反対

佐々木さやか 0点

 何なのこのひとの討論。「国会でも法案審議で誠実真摯な答弁を行うなど国民のために尽くしてこられた」出だしか金田ほめごろしてんの?あんほとんど金田質問しとらんやろ。創価大学法科大学院ってやっぱり公明党がずーと法務委員長独占してきた恩恵なんですかね?頭パーなの?この人もそのうち法務委員長になるの?公明党マジで下駄の雪どころか、靴の裏のウンコ

賛成

福山哲郎 80点

 場慣れしてるなぁと。ここが大事から聞いてください、ここも大事です、もう少しで終わりますって言いながらなかなか粘っていました。

反対

東徹 10点

 民進批判して、与党中間報告批判して、金田しっかり答弁しろっていってから反対、説得力ゼロ。きのうあれだけ切れた振りして民進批判したのにそのキレっぷりの半分でも与党に向けたらどうなの。民進はあんたの質疑を止めたかもしれないけど、アンタの時間を奪ったのは中間報告だよ。

賛成

山添拓 50点

 マジメですね。若いし。間違ったこともいっていないし、法案問題点はちゃんと指摘してるけど、印象に残るものでもなかった。ヨシキ、和夫の迫力を見習おう。

山本議運解任

趣旨説明

吉川沙織 95点

 半日でよくこの原稿書いたなってのがまずびっくり。書き起こしたいけどもういいや。専門性の高い委員会主義の意義、議会の慣例と過去中間報告は野党委員長場合議員個人決断にゆだねられた臓器移植法だけに限られていたこと、ヴェーバートックビルなどを引用して、安倍政権手法いか民主主義的でないか喝破するものでした。

ひげ 0点

 「われわれは人気が高く人数が多いので熟議ができるのです」吉川議員の多数による専制の話聞いてた?一刻も早く選挙落ちて引っ込め。

白眞勲くん 80点

 おちょくってんのかって言うノリで、本質的なとこは余り外さないところが相変わらず面白いですね。ちなみに宮崎岳志はくんくんの後継者になれるクオリティあるよ。こないだの本会議反対討論見事だった。個人的には、こういう落語家的ないやみは好きなのであります

山下芳生 70点

 体調が悪い中、野次を怒鳴り散らしていただきました。普段温厚な人が怒ると迫力が出る。

内閣不信任案

趣旨説明

安住淳 90点

 この人もやっぱり面白い。でも30分じゃ短いよ。もっともっといくらでもあげつらえるでしょう。私だって時間は話せるよ。「いつから特定新聞販売責任者になったのか」、「天皇退位法案円満にまとまったのは総理がいなかったから」はよかったね。「二重国籍ー」って叫んでた与党議員バカっぽさが目立ちましたね。

西村康稔 0点

 党首討論予算委員会集中審議やるんなら受けてくれるでしょ。「審議の途中に野党維新)の質疑が残っているのに大臣問責決議を出してきた」とかい自爆はなんなの?おめーら審議の途中に審議どころか採決も省略動議してるじゃねーか。偽証罪告発まだですか?

泉健太 50点

 安倍政権の不信任討論としてはまぁいい内容なんだけど、印象にのこらない。眠いのもあるけど。自分たちはこんなに賛成してきたっていう主張の必然性も良くわからない。でもこの人はまだ若いしこれからにも期待している。

伊藤渉 0点

 こんな時間本会議にいることはむなしくないのかっていってたけど、そら無力さはむなしいだろうけど、明日にしていいなら喜んで受けてくれたと思うで。政治主導を放棄する民進党かいうてたけど、おまえんとこの法務委員長、一回目から政府参考人制度復活させとったからな。

志位和夫 70点

 律儀に15分終わったのが不満。金田治安維持法適法かいうマジ基地答弁から参院で突然出てきたかくれみの議論、後半でさらに突然出てきた周辺者議論とかで、共謀罪審議の不十分さを的確な日本語で指摘するのはさすが。和夫の日本語力をわが国の首相にわけてあげてくれんかね。

 正直言って、ただのウォッチャーとしてはこの国の議会に耐えられなくなってきてる。でもあきらめたらそこで試合終了なんで、野党議員はほんと心折れそうになると思うけど、間違ってることは間違ってるって指摘し続けてほしい。フィリバスターに打って出なかったのは個人的には不満ではあるけど、何やったってどうせ通るんだから、正々堂々と非難するっていう選択肢も悪くはないとも思っています今日何が一番悲しかったって、議会自殺しようとしてる中で、テレビメディアがさもいつもどおりかのように「与野党の攻防が山場」とかい紋切り型表現で、この問題の重大性を訴えなかったところだったなぁ。わたしたちの議会行政がぶっ壊そうとしてるっつーことが共有されない悲しさは与党支持者の皆様にはきっとわからないのでしょうね。テロ等準備罪の成立は見ない。おやすみ

2017-06-14

スマートフォンが飲み込んだもの

http://anond.hatelabo.jp/20170613210316

電話通話

コンパクトカメラ

ビデオカメラ

・フォトスタン

ポータブル音楽プレイヤー

電卓プロ用除く)

ちょっとしたプリントメモ代わりの印刷

地図

時刻表

ポータブルナビ

電子辞書

メモ用紙(写真で済ませる)

スキャナ写真で済ませる)

ICレコーダー

ポータブルゲーム機

ハンドヘルドPC

ポータブルテレビ配信で済ませる)

ポータブルラジオラジコなど)

アマチュア無線

トランシーバー

雑誌

新聞

etc

プロハードに使う用途はまだまだ専門性が高い専用機必要とされているが、普通の人が「あったら便利なのに」みたいなポジションガジェットほとんど飲み込まれた。これらの大方の利益は「ちょっと使えればいいんだけど必要からしかたなく買っていた」分の膨れた分で出ていた。

写真にしても、当時もし殆どの人が「フィルムの何コマ目」だけ指定プリントを依頼していたらかなり減収になったにちがいない。ほしいのは2,3枚でも24枚撮りなら24プリントしていた。それが大きい利益になっていた。

音楽家が「CDを買って欲しい」というのも、CDパッケージする過程でさまざまな周辺業種を巻き込み、結果的に「欲しいのは1曲だけど1000円」という形で業界の動く金額が大きくなれた。欲しい1曲だけ250円で買われてしまっては従来通りの規模を維持できない。

2017-06-13

はてブコメント

前川氏が新証言 安倍官邸安保法制反対の学者を”締出し” 天下り

https://dot.asahi.com/wa/2017061200057.html

杉田官房副長官警察庁出身で、官邸危機管理担当加計学園問題の渦中にあった前川氏に対し、「出会い系バー通い」について昨秋、注意・警告してきた人物だ。

危機管理の点からみて「怪しげな店に通う事務次官」に注意・警告しない方がおかしい。


杉田氏のところにリストを持っていくと、『ちょっと待て』と言われて、1週間くらい後に、『この人物とこの人物は代えろ』と。一人は、『安保法に反対する学者の会』に入っていた。もう一人は、雑誌の対談か何かで、政府批判的なことを口にしていたんです」

と言いつつ

「かつては政府批判的な言動をしているかどうかまではチェックしていませんでしたよ。文化功労者選考分科会委員学者さんや芸術家文化人などを、その実績や専門性に着目して任命するものですから杉田氏がどういう基準判断しているかはわかりませんが

どういう基準判断しているかからないんかい!!

この人物とこの人物は代えろ』と

その中に外務省内閣府OB問題に関わっていたことを示すメールがあった。

なんでその人物外務省内閣府OBメディアに伝え調査取材しないのか??

2017-06-10

学歴差別女性差別があるから不当に給料が低い仕事があるのでは

色々な職種給料を見る機会が増えて、思うこと。

詳しく知らない仕事が多いので、例として挙げている仕事あくまで一例として考えて欲しい。

一般的給料の高い順で、

A・頭と体をかなり使う仕事(知識には専門性必要で、体力的にもそこそこハード)

医師弁護士 など

B・体は使わないが頭をかなり使う仕事(ある程度の知識と頭の回転がないと仕事にならない)

自分判断で動かなければならないオフィスワークや、営業など

C・頭も体もそこそこ使う仕事(BやDほどではないが、頭と体の両方を使う)

看護師などの専門職など

D・頭は使わないけど体はかなり使う仕事(体が商売道具というような、健康体であり体力がないと務まらない仕事)

配達製造業など

E・頭も体も使わない仕事

簡単事務とか

というような順だと思うのだが(一例に書けていない仕事の方が多いが、これが載っていないという指摘は論点とは違うので勘弁して欲しい。また、所属する組織によってはBとCが同じぐらいの給料場合もある)、頭だけを使う仕事と体だけ使う仕事給料の差が、おかしいのでは…?と、感じる。

頭にしろ体にしろ必要とされるリソースが多いことは同じなのだから、BとDは同じぐらいの給料の方が自然なのでは?と。

必要リソースの多さでいうなら、A>B・D>C>E といった給料の順が、自然なのではないだろうか。

この、体だけを使うDの仕事価値が頭だけを使うBの仕事より低いとされる背景として、それらの仕事に就く人は低学歴の人が多いから、低学歴低賃金でも仕方ないといった差別意識の表れなのでは、と思った。

意図的なのか無意識なのかわからないけど、低学歴なんだから給料安くていいよねという雇用主側と、それを支える社会差別意識が、不当に給料を下げているのかもしれない、と感じる。

それは低学歴が就く仕事だけではなく、女性が就くことが多い仕事にも言えることで、低学歴低賃金でも仕方ないとか、女性のする仕事低賃金でもいいとかっていう社会的差別意識があるせいで、不当に給料が低い業界があるのでは、と感じる。

女性が多いからという理由賃金が不当に低いと感じるのは、事務介護や保育などの仕事

(現在問題とされる、介護や保育の人手不足を解消するためには、女性の就く仕事低賃金でも良いという、社会的差別意識の解消が必要だと思う)

私は、体を使うことにも頭を使うことと同じぐらい価値があると思うのだが(怪我をする危険性とかもあるし)、私が理解していないだけで、体だけを使う仕事と頭だけを使う仕事価値の差は明白だと言うなら、教えて欲しい。低学歴への差別意識ではなく、正当な差で給与差があるというのなら、理由説明して欲しい。

頭を使う仕事に就くための教育には投資いるから、高い給料をもらえて当然という意見がありそうだが、体を使う仕事に就くための体力を有することも投資必要だと思うのは、間違いなんだろうか。

教育への投資給料として還元されるべきだけど、体力への投資はそこまでの価値がない、ということ…?

子供の頃から、体だけを使う仕事は頭だけを使う仕事に劣るといった(ホワイトカラーの方が偉いという意識)社会的意識に触れて育ってきて、疑問を感じることがなかったが、よく考えるとおかしいのでは?と思ったので、書いてみた。

2017-06-02

重要なのは国連の方から来ました」問題ではなく…

例のアナンド・グローバー氏の福島の件のように、専門性皆無としか言いようのないレベル専門家として口を出すことと、

彼らに実態に則した意見を述べるよりもセンセーショナルな形で自分達を売り込む・ポイント稼ぎするインセンティブが強く働く体制であること、

これらが大きな問題点としてあること。

http://anond.hatelabo.jp/20170602175447

2017-05-29

大学の授業が薄っぺらすぎる

東大とかみたいにレベル高いところに通っているわけではないし、言ってしまうとMERCH以下の偏差値しか無い大学に居るので「お前が馬鹿からそう思うだけ」と言われたら説得力のある返しができないのだけれど、それでも大学の授業が薄っぺらいと主張したい。

今年で大学生活も3年目に入り、順当に行けば後期には単位の取得が完了するペースなのだが、得たものが一切ないといえるほど大学での授業内容が頭に残っていないのだ。

単位取得はしているけれど成績という観点から見ればC評価が多く、ギリギリ赤点を避けている現状なので授業内容が頭に入ってないんだろうとも考えられる。

けれども単位取得の肝を担っている学期末テストの内容が『授業中に再生した動画言及した企業マーケティング戦略は何だったか?』というのはひどすぎるのではないだろうか。

自慢ではないがマーケティングについては当大学内で比較した場合に限るけれど、ある程度の知識を私は持っていると自負しているが、流石に特定企業が行っていたマーケティング戦略なんて動画を見ていなかった私に解けるわけがない。

せめて、商品販売個数を計測する戦略とか書いてくれれば何となく当たりをつけることは出来るが一切とっかかりになる情報がないので授業出席者しか解けないのだ。

授業に出席しないものは、いかなる知識保有していようとも単位は上げませんと言っているようなものである

そもそもの話私が大学に行かないのは、授業時間90分のうち、教授雑談が半分以上を超えていてどのタイミングで本旨に触れるかわからいかである

教授ゼミ生と一緒に福岡に行った時に食べた食事がとても美味しかった話など、至極どうでもいいのでとっとと必要な話をして終わらせてほしいというのはおそらく講堂にいる生徒全員が等しく思っていることだろう。

適当面白みのない授業を展開する教授ばかりではないのはだが、どちらが多いかと言われれば上記のようなゴミ教授ばかりである

こうやって教授批判するかの言葉を連ねると「彼らは有名大学を出ていて高知能、その話を楽しめないキミは低知能」とマウントを取られる。

しか東大を出ているとか、有名大学の院を出ているとか私からすればどうでもよいことなのだ。授業がつまらないという事実は私の中で変わることはないのだから

やっていることは市販されている本(自著であることが多い)を朗読しているだけで、自宅で必要な部分は覚えられる。そんな「教授いる?」と感じるような講義内容でどこに「教授は頭いいなぁ」と感じる要素があるのか。私が異端なだけで世の中の人資格肩書だけで知能を判断する、判断基準が外部にしかない人ばかりなのだろうか。

つまるところ大学というのは教育ビジネスであり、肩書を得られるのを対価に金を払って、脳死しながら授業を消化し続ける場所なのだ

私が声を大にして言いたいのは「大多数の人間にとって大学は一切必要ない」ということ。

企業大卒要求していて、大卒給料が高いかしょうがないので大学に行って卒業しようと考えているだけで、そこで何を学べるかはどうでもいいのだ。

しかし私はそこまで割り切ることができず、大学を学ぶ場所と考えてしまったいたからこうして不満が爆発しているのだと思う。

私は運がいいことに文系大学に進学しているが、小さい頃にパソコン祖父から貰い、そして2つ上のいとこがネット関係に非常に強かったため影響を受けIT関係に強くなった。

そして大学ではこれまた運がいいことにビジネス精通した人間たちと仲が良くなり、今後の希望を得た。

情報量を多くする気はないのでこれを読んだ奇特な人は「騙された人間」と私を罵るかもしれないが、それはどうでもいいことだろう。

私の周りは大学に通うことを強く勧めたが、結局それは私に合わず、彼らに合わなければ日々鬱屈とした思いを抱えながら、ただ授業を消化する人生を歩んでいた。

アドバイスに従った結果、得られたのは大学と私が合っていなかったという知見だけである

このことからアドバイスと称して意見をぶつける人間は、個人を見ていない」というのが判明する。

彼ら助言をする人間最大公約数的な、大体の人間にとってベストではないがベター程度にはなるはずという意見をぶつけることで自身人生正当化をしつつ、悦に入ってるだけなのだ

確かに最終的に選択をしたのは私であるが、どれだけの人間が周りの人全てが自分と反対の意見を述べている中、自分の考えを押し通すことが出来るのか。

私は大学生になり人に恵まれたおかげで、本当の考えを通せたのであって、高校生の頃であれば貫くことはできないだろう。

結局、大学の授業が薄っぺらいというのはこの「多様性を認めず一般論を勧める人間」が大学への進学を勧めているかなのだ

から教育という存在はまるで利権を貪る団体のように怠惰でありながら肥大してしまった。

大学というのはそもそも専門性の高い話を学び、その専門的技術社会のために使うのを目的とした教育機関だ。

特に能のない私のような人間大学に行ったところで卒業したという事実を抱えて企業に入り、一切学んだことを使わないで終わるのが関の山である

学歴社会は確かにフィルターとして有効な部分もあるが、その企業学歴フィルターをかけているのが世間にバレればまるで現在検索エンジンがハックされるようにそこに向けて最適化されてしまう。

まり大学進学するものは優秀で専門性の高い人間から採用するというのが前提にあって学歴フィルター機能していたのに、そこがハックされてしまったがためにバツグンな効果を発揮するとはならなくなった。

ハックされていない採用基準意図した人材を取得できるため優秀であるが、認知されてしまえばそこに注力できる人間採用する弱い基準となってしまう。意図しない人材を確保することになる。

起業家の話を聞いてみると「東大生のほうが統計的に話がわかる」と語る。

まり学歴フィルター大卒区別するのでなく、東大生などの超難関校とそれ以外で区別するようにしたほうが建設的だ。(給料も含め)

そうすれば無駄大学に通う人間も減るし、ビジネス大学も少なくなる。大卒枠を争って貧困に悩む人間も減る。

私が問題提起したいのは以下の2点。

・何も考えずに一般論で「大学はいったほうが良いよ」と個人を見ずに語るやつは口を閉じよう

企業大卒学歴フィルタリングしても効果が薄いので、給料から難関大学基準はMERCHかそれ以上?ここはわからない)とそれ以外で分けるべき。もしくは意図した人材採用できてかつハックされていない新しい採用基準を見つける。

こうして大学が少数精鋭になれば教育者も生き残りをかけて力を尽くし、怠惰で肥えた教授も減ることだろう。

私はとにかく薄っぺらくて意味のない授業が大学から消滅してほしいので、教育機関こそ激戦のビジネス社会のように苦しみながら競争して欲しいと思っている。

確かに科学の力というのは重要だとは思うが、現在私の身の回り生活に欠かせないと思うものを作っているのは企業であり大学で教鞭をとる人ではない。私が知らないだけで企業にその教授も協力しているのかもしれないが、それなら大学ではなく企業研究させてもらえばいい。

まり「安定してるー」とアホ面下げて年に数回、偉そうにゴミみたいな本を書きながら教壇に立つ輩は荒波にも稀ながら淀んだ精神を磨き上げるべきだということ。

そもそも大学はいま腐るほどあるわけだけれど、その全てが科学において必要ではないだろう。それならばなおのこと競争化させて精鋭化させなければいけない、なぜ「研究」という話になった途端嫌儲精神が発作的にでてくるのか。

何度も書いている気がするけれど、その大学競争化をする上で最も邪魔なのは一般論を振りかざして大学に行かせようとする無能な働き者と大卒フィルタリングする企業だ。

個人を見ないで、自分人生訓を元にとりあえず精神アドバイスするやつは総じて糞だし、対してその人を案じているわけではない。

こうした一般論で武装した人間に対して、正論に感じようが自分感性と考えを元に対抗できるように成長することが、幸福につながるだろうしひいてはこの薄っぺら大学の授業の減少につながる。


以上が大学の授業が薄っぺらいと感じたことから私が考えたことでした。

2017-05-28

何で給料上がると思ってるの?

上がらないのが普通

上がるほうが特殊だよ

何で上がると思ってるの?

 

「1ヶ月に10万円のアウトプット10個作る人」というポジションを用意するとする

月給は25万円

そこにあなたが入る

 

もちろん、アウトプット20個になれば2倍の給料になるかもしれない

しかし、そういった職業はある程度専門性があり、「がんばって10個」なのだ20個なんて簡単にできるものではない

からそう安々と給料は上がらない

 

仮に20個作れたとして、そのアウトプットが最終的な商品のパーツだとしよう

「月に10しか要らないです。他のパーツを作れる人が居ません」

こういう状況だとたとえ20個作れても給料は上がらない

また、その分早く帰ることも許されないし、副業もできない

就業規則から仕方ない

 

10個のアウトプットの質を高めると上がるかもしれない、と思うだろうか?

商品の質が上がったので、もっと高く買ってください」

消費者がそんなこと言われたらどう思うだろうか?

ふつうに考えて質を上げても給料は上がらない

最低限の質を担保すればいい

 

じゃあ更に専門性を高め、別の種類のアウトプット10個出せるようになったり

アウトプットを生み出せる人材を育成できるようになったら給料が上がると思うだろうか?

そう、その場合給料が上がる

しかしそれはポジションが既に変わっている、上がっているというか、転職してるのと大差ない

配置換えや昇進とはそういうもの

 

普通はそのポジション努力しても、給料は上がらない

たとえ上がったとしても僅かだ

 

 

 

以下蛇足

 

じゃあ、上がる特殊パターンはどういうもの

 

1.商品をより多く売ることができる

2.全体のコストを下げることができる

3.全体の人材相場に引きづられるとき

 

1,2はわかるだろう、要は影響範囲が大きければそれだけ給料が変動する可能性が高い

まずはそのポジションを狙わなければならない(昇進)

 

3について

そのアウトプットが最終的に100万円の商品のパーツとなり

そのパーツを作れる人材が圧倒的に枯渇し

どの企業もパーツを作れる人材を高い給料で探し始めれば

今属している会社も「逃したくない」と言う理由給料を上げるかもしれない

 

もちろんそんな専門的な職業は稀だし、徐々に人材の不均衡は解消されていくわけだが

常にそういうポジションを追い求めることはできなくはない

 

ただしこの方法転職前提で動く必要がある

「こいつはずっと会社にいるな」と思われたらそうはならない

2017-05-24

資金調達より人材調達の方が難しくね?

ITベンチャー界隈にいると特にそう思う

 

資金調達はがんばればできるし、コンサルも居る

何よりゴールが「調達できた」だからわかりやす

 

人材調達の方はもっと難しい

がんばっても時間掛かる

コンサルコンサルのくせにそこまで専門領域に詳しくない

良さそうな人を入れても、本当に良いかわかるのは更に時間がかかる

チーム単位で考えるともっと難しい

 

でもITはまだいい

フリーランスとか居るし、大金払えばそこそこに人は見つかる

他の業界は更に難しいね

 

人材不足とか言うけど、単に人材調達が難しいんじゃないの(あるいは、近年仕事専門性が高くなりすぎて、より難しくなっている)

 

とおもいました(こなみかん

2017-05-23

自分しかできない仕事で忙しい時に愚痴がはけない問題

現在体制では、自分しか出来ない専門性の高い仕事とか

他の人に任せると著しく品質の下がる仕事とか

自分しか理解できていなくて周りがただただ混乱してる仕事とか

他の人に任せようとすると、却って自分時間が取られる仕事とか

 

そういうので残業になるのがつらい

 

特に、誰かの尻拭いみたいな時

 

何で俺がやらなきゃならないんだ! → ああ、俺しかできないじゃんかこれ

何で俺がやらなきゃならないんだ! → でもやってって言ったら説明を求められるから言わない

何で俺がやらなきゃならないんだ! → そもそも周りが状況を理解できていない

 

この堂々巡り

 

ここまでいかないタスクもある

振ったほうが良いタスク、でもそういうのも疲れてると振る気力すらなくなっていく

マネージャー相談したところで、結局自分しかできないのでまるで意味がない

本来作業を後ろにずらすべきだが、「予定」も「割り込み」も「緊急性の高い重要タスク」にカテゴライズされてしまうような組織では、言う前に諦めてしま

 

作業者マネージャーを選べない

 

いや、選べるか

正社員じゃないし

 

 

ふと思ったんだけど

俺より遥かに頭のいい人って世の中にいっぱいいるけど

そういう人たちも、良くない組織に属したらこういう感じ人なっちゃうんだろうな

かわいそうというか、しょうもない

TeamGeekって本に、「安全地位まで昇進しろ」ってものがあるんだけど

こういう時いつもあの章を思い出す

Googleでさえ同じなんだ

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