はてなキーワード: コンパクトカメラとは
旅行いくのにおかんのデジカメが古すぎるので新しいの買ってきんだけど
前言ってたデジカメやけど新しく買ってきたでと行ったら、カエルがおって店休んでるんちゃうんか?って聞いてきたので、デジカメや!カエルってなんなん?って言ったら、丸亀って聞こえたって・・・
買ったのはコンパクトカメラだけど、それ最近のか?って聞くから5年くらい前の中古や、今はみんなこのクラスやったらスマホで撮るから最近はあんまりこういうの売ってないって答えたら、スマホは難しいからあかんって言ってきて、いやいや最近こういうの売ってるかどうかの話やろ?って言うも全然通じず、
今まで持ってたデジカメのケース、これは入るかなぁーって当てて確認してたんだけど、もう古くて汚いから、新しいの買ってくるわって言うと
えっ、なにが汚いん?って聞いてきて、いやおまえ今デジカメのケースの話してたやん!これのこと以外に他に何があるんや!?って問うも、いやわからん・・・って答えるし
もうずっと何年もこれだから本気で会話するのキツい
「バカでもチョンでも」という慣用表現における「チョン」とは「朝鮮人」を指す差別用語である――
という言説に対し、
――「バカでもチョンでも」における「チョン」は朝鮮人のことではない
とする反論がなされて、いまではそれが定着している。
頭が悪い人に対する「ちょん」という蔑称は江戸時代から存在しているので、朝鮮人に対する蔑称とは別物だ、というのがその主張である。
まず、その頭が悪いという意味での「ちょん」の語源はどう語られているのか、と調べてもはっきりしない。
拍子木の「ちょん」という音に由来する説と、「ゝ(ちょん)」という踊り字に由来する説とが一応あるが、それがどうやって「頭が悪い」という意味になったかの説明は曖昧である。
公益役職などにおける役務を帳票に記す際、筆頭名主は役職名と姓名を記したのに対して、筆頭以下の同役に対しては「以下同役」の意味で「ゝ(ちょん)」と略記したうえで姓名を記したことに由来し、「取るに足らない者・物」を意味した。
などとWikipediaに書かれていて多少の納得感があるが、これは定説にはなっていないようである。
一方で「ちょん」の最古の用例として挙げられるのが、仮名垣魯文の『西洋道中膝栗毛』である。
ちょん
[名]
4 俗に、頭の悪いこと。また、おろかなこと。
「ばかだの、―だの、野呂間だのと」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
しかし、「ちょん」の用例が、明治三年の『西洋道中膝栗毛』よりも遡らないのであれば、そもそも江戸時代からあったとする話は怪しいのではないか。
西洋道中膝栗毛での実際の表記は「馬鹿だの豚尾だの野呂間だの」で、「豚尾」に「ちょん」という読み仮名がついており、これは明らかに当て字である。
日清戦争(明治二十八年)の頃には、中国人の蔑称として「豚尾」「豚尾漢」などが使われていたらしい。
明治三年の時点で「豚尾」と「中国人」が結びついていたかは定かではないが、仮に「チョンは朝鮮人ではなく中国人の蔑称だった」なんてことになるとややこしさが極まってくる。
あるいは、「バカでもチョンでも」という表現は、明治や大正の頃でさえ広まっていなかったのではないか、という疑問もある。
調べてみても『西洋道中膝栗毛』の他に同時代の用例は出てこない。
Google Booksなどで検索してみても、どうも広く使われるようになったのは昭和に入ってからだという感じがする。
一方で、朝鮮人が「チョン」という蔑称で呼ばれるようになった時期はいつごろだろうか。
こちらの時期もはっきりとしないが、戦前に遡ることは確実である。
となると「バカでもチョンでも」が広まった時期と「朝鮮人=チョン」が広まった時期とが接近してくることになる。
朝鮮人のことを「朝公(あさこう)」と呼んでいたのが「チョン公」となり「チョン」となった、というのが一応の定説である。
が、頭が悪いという意味の「ちょん」と掛けて朝鮮人のことを「チョン」と言うようになったという説もある。
そうであれば無関係どころかがっつり関係している気がするが…。
1960年代に自動露出のコンパクトカメラが発売されて「バカチョンカメラ」と呼ばれるようになった(ただしこれはVacation Cameraの日本語読みという説もある)。
一種の流行語のように気軽に「バカチョン」と言われるようになったのはこれ以降である。
それから1975年には三笠宮崇仁親王が言った「バカチョンカメラ」が差別用語とみなされて抗議を受けたという。
以降、散発的に抗議が起こり、「バカでもチョンでも」は差別用語である、とする認識が1980年代に形成されていった。
「バカでもチョンでもは朝鮮人のことではない」といったカウンターが盛んに言われるようになったのは1990年代からか。
以上から、「バカでもチョンでも」のチョンはやはり朝鮮人のことであった…などと強弁するつもりは、もちろんない。
ここで言いたいのは「『ちょん』という蔑称は江戸時代から存在していて朝鮮人に対する蔑称とは別物だ」という主張は怪しいぞということだ。
ブクマで「バカチョンカメラ」を挙げてる人が何人もいるけど、逆だよ
差別的なので「バカチョンカメラ」という呼び方をやめてコンパクトカメラとかインスタントカメラと言い替えるようになったんだよ
「バカでもチョンでも」という言い方は当時もはっきりと差別のニュアンスはあったし、バカチョンカメラの普及によってそのニュアンスが薄れたという事実もないし今もそうでしょ
ただしバカチョンカメラのバカチョンが本当に「バカでもチョンでも」から来ているかはじゃっかんあやしくて、「vacation」をイタリア語風に読んだという説もある
これが本当だとすると、本来差別の意味がなかった言葉に差別のニュアンスが強引に見いだされたわけで、むしろ元増田のテーマとは正反対になるよね
例の増田です
あのエントリ以降「これ増田さんでしょ?」なんてツッコミを受けたりしてますが「違うよ」とか明らかに特定している人には「答えられない」と応じる日々を送っております
ただその中で踊ってみた勢が「アドバイスが欲しい」「どう撮影するのが良いのか?」というような質問を貰うようになったので、一気に回答するためこのエントリを書きました。何らかの参考になればと思います
今回は大きなイメージセンサーが搭載されているカメラを使いましたが、そういうビデオカメラとか一眼カメラ、コンパクトカメラを使う最も大きな理由が「物理的なボタンやダイヤルなどの存在は撮影労力の低減に繋がる」からです
スマホはインターネットを見たり、ゲームをしたり、そしてカメラで撮影したりと総合力を発揮する設計になっていますが、突き詰めるとやはり撮影専用に設計された機械の方が撮影に向いているのは当たり前な話なのです
おそらくスマホで撮影を続けているといつか「操作性の壁」にぶつかると思うのですが、そのときカメラ購入の検討を始めても遅くはないですよ。欲しいときが買いどきです
これも上記の質問とだいたい同様の内容ですが、ちょっと趣向を変えましょうか
昨今のスマホカメラは高画質になり、大きなイメージセンサーを搭載したレンズ交換式カメラでなくとも良いシチュエーションや目的というのは非常に多くなりました
しかしスマホカメラでは向かないシチュエーションや目的というのも今まで通り存在します
それは「美しいボケ味を得たい」という目的で発生するもので、スマホカメラでボケを得ようとするとき向かないシチュエーションとは「物理的に狭い屋内などではスマホだとボケが得にくい」のです
最近のスマホはソフトウェアでボケを作り出す機能が搭載されていますが、輪郭線が曖昧な、例えば髪の毛などを誤判定してキレイなボケが作れなかったという経験をした方も数多く居ると思います
やはり、狭い屋内で美しいボケ味を得るには物理・光学的な作用によってボケを作り出すレンズ交換式カメラの方が得やすいという事実は認識しておいた方が良いかも知れません
スマホの質問多いなぁと思わなくも無いですが、スマホで大丈夫です。スマホでもキレイな踊ってみたを撮れます
上記でも語りましたがスマホは屋内で使うとボケを得にくいですし、イメージセンサーが小さいので明るさが足りないとどうしてもノイジーになってしまいます
スマホの欠点をカバーするなら逆のことをやれば良いわけで、最強の光源である太陽が出ている日中に広い屋外で撮影すると「最近のスマホってすげぇな!」とビックリするくらいキレイに撮れます
イメージセンサーとレンズと被写界深度という小難しい話はここでは無視します
説明してもエントリが長くなるだけで、踊ってみたを撮影する人たちにとって一番重要なのは「どうやったらボケるの?」って話だと思うんですよ
詳しく知りたい人は自発的に調べるでしょうし、ここでは取り敢えず知りたいという人へ答えます
その方法が「演者と背景の距離を出来るだけ長くする」というわけです
ちなみに所有しているスマホに光学ズームが搭載されているなら「光学ズームをMAXまで使った方がボケる」ということも覚えておきましょう
ただ「デジタルズームではボケ量は変わらない」ので注意が必要です。デジタルズームは映像を拡大しているだけなので光学的なボケは増減しないのです
スマホに限った話ではないのですが、ブレは画質低下に繋がります。詳しいメカニズムはこれまたググッてください
実際、固定するものは三脚でなくとも良いのですが、取り敢えず「スマホを手持ちで撮影するのは意図した演出がない限り限り控える」方が画質的には有利です
スマホはイメージセンサーの大きさに起因してダイナミックレンジ(明暗のグラデーションの細かさ)が狭いです
逆光で撮影するとどんなに露出(明るさ)を調整してもこの欠点が如実に現れてしまうので、わざわざ苦手な分野で勝負することもないので順光で撮影がベターです
演出的な意図で逆光撮影して白飛びさせまくっても面白い映像になるような気もしますが「スマホでの撮影は基本的に順光」というのを心の教科書に載せておきましょう
この4つを守るだけでスマホでの踊ってみた撮影がめちゃくちゃキレイになります。オススメです
「変」という文言に悩んで「これって誤りや間違いという意味での変ですか?」と聞き返したら「そうです」と言うので答えます
おそらくという前提が付きますが「既存の踊ってみた動画の7〜8割くらいはカメラの高さに誤りがある」のではないか?と感じています
踊ってみたのようなダンスパフォーマンス撮影(アイドルなどの撮影含む)での「カメラの高さの基本は演者の腰の位置」で「大半の踊ってみた動画では演者の顔もしくは胸の位置にカメラが設置してあるのが誤り」ですね
これは何故かと言えば「腰の位置にカメラが設置してあると足が長く小顔に見える」んですね。そういうもんだという理解でOK小難しい話はググッてください
わかりやすいサンプルに韓国系女性アイドルグループのミュージックビデオがありますね。韓国系女性アイドルグループは足を重要視しているようで例外なくカメラの高さは腰の位置にあります
ちょっと前に流行ったDA PUMPのU.S.A.もカメラは腰の高さでした。色々な動画を観てみると「腰の高さだ!」と気付くと思います
絶対的な基本ではないとは思いますが、アイドルが出演する音楽番組などを収録したことある人なら基礎知識として知っている知識のはずです
マルチカメラ初心者さんということで先ずは2台から始めてみましょう
1台目のカメラは真正面の固定置き、2台目のカメラは演者の上半身を追い続けるという感じが良いかと思います
ただ、演者に追従するって実は非常に難しく素人がやると手ブレしまくって見れた映像にはなりません。下手すると酔います
カメラジンバルなどを使って追従するのが一番良いのですが、カメラジンバルってそこそこ高価なものなので素人は導入しにくいです
だから「マルチカメラの裏ワザ」を使ってしまいましょう。大丈夫です意外と編集するとバレませんw
マルチカメラの裏ワザとは「2本撮りをし、1本目と2本目のダンスの構成を変えてしまう」というものです
1本目は前後左右の移動する普通のダンス構成で踊ってもらい、2本目は前後左右の移動を廃したダンス構成で踊ってもらうのです
これで2台目の上半身を映すカメラを三脚固定することが可能となり、手ブレしない演者へ追従するマルチカメラ撮影ができるのですw
マルチカメラと言いつつ1台でも可能な裏ワザですのでお試しあれ
すべてのカメラユーザーがツッコミを入れたいと思っているはずなので不詳ながら代表をしてツッコミを入れます
今は一眼レフって言わないんだぞ!一眼レフってミラーがボディに内蔵されているカm(ry
・・・ふぅ
今は一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどのレンズ交換式カメラを総称して「(レンズ交換式)デジタル一眼カメラ」と言います
本当に一眼レフを求めている可能性がほんの僅かにあるかも知れませんので一応は問かけたところ「デジタル一眼カメラ」で良いそうです
長くなってしまいましたが本題のオススメですが、はじめてのデジタル一眼カメラでコスプレをする踊ってみた勢という条件で絞ると「SONY α6400」一択です
色々とご意見や信仰もあるとは思うのですが、フルサイズミラーレスのレンズは高価ですし、動画を撮影するというのならコレからも考えて4K30FPSは対応しておいて欲しいですし、コスプレに関係しそうな機能の大半は載ってますし、性能・機能と価格のバランスが良いんじゃないかなぁと
価格なんてどうでも良いと言うのならCANON EOS RやNIKON Z7も良いと思うんですけどね。いやいやFUJIFILMもPanasonicも・・・となるので取り敢えず今ここでオススメするならSONY α6400です
ちなみに知り合いのコスプレイヤーさんやモデルさんなど"撮られる人"が5人も買ってますねα6400。それくらいなかなか出来る子なんですよ
SONYで揃えていたのは色調を揃えるため
やっぱり色んなメーカーのカメラが混ざっていると色調を揃えるだけでも重労働になっちゃうので編集の労力を下げるためにSONYで揃えました
そしてなんでそんなにSONY製品持っているの?という疑問も持つかも知れませんが、日本国内であれば業務用であれ何であれ同じカメラを追加したいときには絶対にリース在庫があるからです
SONYは絶対にリース在庫あるってのは物凄く安心感あります。急にカメラ壊れることも無くはないので
ちなみにCANONもNIKONもPanasonicもFUJIFILMもPENTAXも持ってますよ。あの日SONYだったのはたまたまそういう気分だったからとしか言いようがない
今は一眼レh(ry
前述しましたが狭い屋内でもボケを得やすいですし、スマホでは暗くてノイジーになりやすいところでも比較的明るく撮れますし、いろいろひっくるめて答えるなら「スマホでなくカメラを使っているのは撮影の自由度が高いから」です
画質というよりも本当にこの自由度が撮影において非常に重要で、特にスポーツやイメージビデオなんて収録していると瞬間的に露出を変更したいなんてときにサクッと変更できるのがカメラの良いとこなんですね
ただ強く、非常に強く強調しておきたいことがあって、コスプレ界隈って一時期「謎のフルサイズ信仰」があったじゃないですか
アレよくないですね。スマホに向いたシチュエーションってのもありますし、目的があってカメラを選ぶわけであってカメラ絶対主義は良くない
今回SONY推しちゃったけど「SONY信仰」みたいなのは見たくないですね
DaVinci Resolveです
例えばカットやクロップや色調補正や文字入れは無料範囲内ですし、女性なら手間は掛かりますがパンチラもマスクして隠せますよ
ちなみに購入しても4万円しないので、ここまで高機能なビデオ編集ソフトがこんな価格で買えちゃうなんで安くなりましたねぇ!
メチャクチャ高機能なので(課金さえしたら)やりたいことはたいていできるはずなのでオススメですよ
ただ、重量級ソフトなので低スペックなパソコン使ってる人は厳しいかも知れません
他にも質問がいくつかありましたが内容が大体被っているので端折ります
最初はまさか本人たちへ届くとは思っていなく言葉も荒っぽくなってしまったのを後悔しています
ただこれを切っ掛けに映像作りへ興味のある方が反応を示してくれたことが怪我の功名かなと感じる次第です
はてなーの皆様、そして踊ってみた勢の皆様、本当にありがとうございました
iPhone 3GSが日本で発売されて以降、カメラ市場(特にコンパクトカメラ市場)はスマートフォンに搭載されるカメラに苦戦を強いられてきたという現実がある。
ただ実は昨今、スマホカメラからカメラ専用機へ回帰するユーザーが徐々に増えているのをご存知だろうか。
スマホカメラの利点と言えば誰しもが想像するであろう「1つのデバイスで撮影から編集、そして他のユーザへシェアすることの出来る総合力」が挙げられる。
いわゆる"写メ"に代表されるガラケーの頃から培われたこのソリューションは、ライトにカメラ撮影を楽しむユーザーを多く取り込み、市場を(現在も)席巻しているというのは常識的であると表現しても過言ではない。
スマホ登場以降のカメラメーカーの誤りを挙げるのであれば「ユーザーは画質をシェアしているのではなく思い出をシェアしているのだ」という現実を見ず、スマホよりも高画質であることを喧伝することへ終始してしまっていた。
この流れが変わるのは奇しくもカメラメーカーの努力のみではなく、ユーザーの需要の形態に変化が起きたからであった。
何を切っ掛けにユーザーの需要は変化したのか?と言えば、それは"Youtube"や"SNS"へのシェアだ。
Youtubeへ動画を投稿するユーザーが増え、様々な環境や目的でのカメラ撮影を考えたとき「スマホカメラでは性能不十分である」という気付きがユーザーの中で起きた。
明るい環境でも暗い環境でも何が起きているのかを伝えたい、小さなグッズをより良く見せたい、より画角を自由にコントロールしたい、そんな需要から明るいレンズやマクロ、広角に対応できるカメラ専用機に需要が起きたのだ。
更にこれまたiPhoneが示したポートレートモードに代表される美しいボケ味を常に得たいという需要も起きた。
スマホカメラは間違いなく進化している。より手軽により美しくより幅広い表現力を少し前のスマホと比較しても得ている。
しかしながら"一歩先"を意識したユーザーがカメラ専用機へ目を向けた際、カメラ専用機の進化幅はスマホカメラのそれを圧倒していた。
そもそもを言えば、例えばスマホカメラで高画質と評価されるiPhoneやGalaxy、Xperiaで採用されているイメージセンサーはSONY製であるというのはカメラ業界では有名な話である。
そして昨今急成長を遂げた中国新興スマホメーカーでもSONY製イメージセンサー採用がユーザーの購買理由になるほどの流行を生んだ。
そんなSONY製イメージセンサーである裏面照射CMOSのExmor Rや進化型である積層型CMOS Exmor RSはカメラ専用機にて先行採用されスマホへ技術転用されるという流れを持っている。
手ブレ補正も顔認識オートフォーカスもスマイルシャッターもカメラ専用機が先にあり、昨今のムーブメントを起こしている顔認識オートフォーカスの進化型である瞳オートフォーカスも新型Xperiaで採用されることが予告されているが、これもカメラ専用機で採用されているものだ。
つまり、スマホカメラの未来のスタンダードはカメラ専用機にあり、一歩先を意識したユーザーがカメラ専用機の進化に新鮮な驚きを示している。
カメラ専用機は邪魔という意識もGoProがアクションカメラというジャンルを開拓したことにより低減されつつある。
アクションカメラというラフに扱っても良い安心感と、小型なのに驚くほどスムーズな手ブレ補正は、カメラ専用機を経験してこなかったユーザーにとって敷居を大幅に下げる役割を持った。
SONY RX100Ⅵは前述した積層型CMOS Exmor RSを採用し美麗な画質を得つつも、コンパクトカメラの小型さ、自撮りも可能なフリップ可動液晶、光学ズーム、光学手ブレ補正、瞳オートフォーカス、価格が熟れてきた4Kディスプレイに対応した4K HDR動画撮影、ハイアマチュアユースのRAW静止画やLOG動画撮影が可能というコンパクトカメラなのに全部入り。
更に言えば、女性が嬉しい美顔モードを搭載している上、撮影したデータはスマホ連携機能により無線接続でスマホへ保存できる(流石に有線接続よりは遅いが写真数枚撮って転送程度ならばそう待たされる感覚もない)。
重ねてしまうが昨今のカメラ専用機において特筆すべきなのがスマートフォン連携機能であり、撮影したデータはスマホへ無線転送できるので、片手にカメラ専用機、片手にスマホなんていうことが起きないようになっている。
「Instagramのあのアカウントのキレイな写真をどうやって撮っているのか?」という疑問への解答はココにある。カメラ専用機で撮って無線転送してスマホでシェアしているのだ。しかもそのカメラ専用機は小さなカバンにも入るコンパクトカメラ。
こんなムーブメントをリードしたのは一体どこのカメラメーカーなのだろうか?
前述した通りカメラメーカーの努力のみではなくユーザー需要が変化したからであるが、その需要へいち早く反応したのがPanasonicであり、Youtube専用機とまで言われたPanasonic LUMIX GH5だ。
GH5はコンパクトカメラではなく、ミラーレスデジタル一眼と呼ばれる従来よりも小型化されたレンズ交換式デジタル一眼だが、面白いのはビデオカメラではないのに動画撮影機能を意識したデジタル一眼であるという点。
4K動画撮影機能や自撮りも出来る可動液晶を備え、ビデオカメラ以外では難とされていたデジタル一眼の4K動画撮影ではありがちな熱暴走を抑える優れた放熱性能を持つ(デジタルカメラは熱暴走すると撮影が自動停止する)。
GH5が登場した時期はヒカキンなどで注目され始めていたYoutubeが盛り上がっていく時期と重なっており、Youtubeという需要へ上手くマッチしたのだ。
これを見た他のカメラメーカーも自社デジタル一眼製品の4K動画撮影機能を採用または既に採用していたカメラメーカーは強化するという選択を迫られた。
それでもデジタル一眼は写真機という意識を強く持ってるカメラメーカーは多いが、カメラメーカーの大御所であるキヤノンはEOS KISS M、フィルムメーカーの富士フイルムはX-T100、SONYはα6500やα6400で4K動画撮影機能や自撮り可能な液晶を備えている。もちろんスマホ転送可能だ。
そんなムーブメントに、よりライトなユーザーを対象とするコンパクトカメラが追わないはずがなく、前述したSONY RX100Ⅵやキヤノン PowerShot SX740 HS、ニコン COOLPIX A1000、コンパクトなミラーレスデジタル一眼カメラPanasonic LUMIX GF-10などがムーブメントを体現している。
GH5でも注目したPanasonicのビデオカメラでは可動式液晶へ可動式サブカメラを搭載させたワイプ撮りやマルチカメラ撮りに対応しておりコレもYoutube需要へ訴えかけている。
SONYハンディカムはレンズ自体がグリグリと可動する空間光学式手ブレ補正によって手持ちして全力で走っても驚くほどブレない映像を得ることができ、激しいシーンをフレーミングするユーザーに高い評価を得ている。
空撮を一般ユーザーの手中にしたDJIのドローンシリーズ、VRにも対応した360°カメラのRICOH THETAシリーズやInsta 360シリーズはそもそも撮影時のフレーミングという束縛からユーザーを開放させた。
決してスマホカメラの需要は無くならないだろう。無くならないどころかカメラ撮影のメインストリームは今後もスマホカメラのはずだ。
しかし、スマホカメラが席巻してきた需要の一端がカメラ専用機へ回帰し始めていることをキャッチアップしないと時代に乗り遅れることは間違いないと強く表明したい。
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現在のVLOGで人気の一端を担っているデジタル一眼はGH5であることは間違いない。
これはヒカキンを代表に一部の人気Youtuberたちが使っているからだ。
しかし、VLOGで使われているのはGH5だけでなく、それこそiPhoneやGoProも使われており、他にはOSMO Pocketと呼ばれるジンバル一体型小型ビデオカメラも使われている。
画質へこだわりのある層はGH5の後継機であるGH5sへ移行している。
更により画質へこだわりのある層はGH5sよりも画質的に有利なSONYのα7Ⅲを使っている。
α7Ⅲを使っている層はハイアマチュア以上だという認識で間違いない。最早VLOGとは言えない映像作品レベルのものを公開しているビデオグラファーに採用例が多い。
最近は手軽にVLOGを撮るという需要から携帯性や画質とコスパを考慮してCANON KISS MやSONY α6400が使われるようになっている。
コンパクトデジタルカメラならばSONY RX100Ⅵがなかなか強いが、4Kが撮れて自撮りできるコンデジならば様々に選ばれている印象はある。
ただ、VLOGで最も使われているカメラは間違いなくiPhone、そしてGoProだ。
VLOGを頻繁に撮影しようと考えるようになってくると動画撮影のためiPhoneのバッテリ残量が気にかかってくる。
カメラ専用機を導入すると当然ながらiPhoneのバッテリ残量を気にせずとも良くなる。
そこでカメラ専用機を(ググったりして)最初に検討へ挙がるのがGoProであることが多いのだ。
GoProはアクセサリが豊富で自撮り棒は当然あるし、自動車や自転車、バイクにマウントできたり、ヘルメットへマウントすることも可能であり、カバンへのマウントや自身の首へネックレスのようにぶら下げることだって可能。
しかもGoProはiPhoneやiPadとの連携にも強い。専用アプリがあるので撮影中の映像をiPhoneやiPadでリアルタイムプレビューすることもできる。そのまま編集へ移行することも可能。
自身の撮影スタイルへ合わせやすいのでGoProが選ばれやすい傾向にある。
「GoPro女子」なんていう言葉を見かけた時は「またカメラ業界のごり押しか・・・」と怪訝さを持ったものだが、個人的な感覚では「半分嘘ではない」くらいの印象。
海や山、観光地などへ行くと確かにGoProを構えている女子は居る。圧倒的にiPhoneの方が多いけれど「まぁ・・・嘘ではないかな?」と思える程度には居る。
このような状況なのでiPhoneやGoProと比較するとGH5は人気がないと言って良い。
GH5は人気Youtuberを志す極一部のユーザーから一種の神格化を受けている印象がなくもないのだ。
GH5にはGH5sという後継機がある上に、後継機であるGH5sよりもKISS Mやα6400の方が設計が新しいので、GH5信者か特定のYoutuberへ憧れを持っていない限り旧世代のGH5を選ぶ理由があまりないのである。
従って「GH5が人気」なのはVLOGをやっているユーザーの中でも極一部のユーザーに人気ということになる。
これからVLOGというか「動画による思い出の記録をしたい」と考えるのであれば候補として以下を羅列しておくので検討に活用して頂きたい。
○一番お手軽
○高画質デジタル一眼
上記は単純に「4Kで撮影できて自撮りがしやすい」という独断と偏見的な基準で抜粋したもので、上記から選んでおけば大きな失敗はないという程度のもの(撮れるっちゃ撮れるけど思ってたのと違ったくらいの失敗はあるだろうが)。
つまり、自撮りを考えなければ他にいくらでも候補は挙がり、例えばBlackMagick PocketCinemaCamera4Kのようにデジタル一眼の形態を持ちながらも動画撮影へ強くフォーカスした製品もある。
別の増田がホームビデオ=VLOGと表現していたが大幅に間違ってはいない。語源はVideoLOGだがビデオBLOG的な感覚の言葉なのだからオシャレである必要もなく、BLOGで書きたいことを書いたようにVLOGで撮りたいものを撮れば良い。
まず落ち着け
別に中国とか韓国の企業でなくても、ソ○ーでもキヤ○ンでもニ○ンでもパナ○ニックでも当たり前のようにやっている手法だ
最近ではコンパクトカメラ自体がオワコンだからCMそのものを見なくなってしまったが、今でもカメラ名とCMなどで検索すれば見られるはずだ
その中で使われているさもそのカメラで撮りましたという写真は、ほとんどがフェイクといってよい
それは撮像素子の大きさだ
そして撮像素子の大きさによって左右されるものは何かというと、ボケだ
被写体にだけピントが合っていて残りはすべてがぼやけているようなきれいっぽい写真を一度は見たことがあるだろう
スマホのカメラでボケを作ろうとしてもなかなかうまくいかないと思ったことはないだろうか
最近のスマートフォンではポートレートモードなどとあとでエフェクトとしてボケを加える機能などがあるが、つまりそもそもそのカメラではボケを作ることができないということの裏返しといってよい
もし通常のポートレート撮影などでボケを得たいと思うなら、少なくとも1型、もしくはフォーサーズ以上のサイズが必要になる
しかし、コンデジやスマホの撮像素子は、それと比べて遥かに小さい
難しい話しをするつもりはないが、撮像素子が小さい=合焦の光が細くなる=ボケが小さくなるという物理的な相関関係が生じる
何が言いたいかというと、スマホだろうがコンデジだろうが、作例のように提示される写真がもしきれいにボケていたなら、要するにそれはフェイクだということだ
唯一マクロ撮影の場合のみ、小さな撮像素子でも背景がボケることがある
だが作例でそんな写真が使われることはまずない
自分が初めてカメラを買ったのは、まさにCMに騙されてのことだった
作例のように見せられる写真のきれいなボケを見て、学生のなけなしの小遣いをはたいて小さなカメラを手にしたときのトキメキは今でも忘れようがない
しかし、その後いくら頑張ろうともCMで見たようなきれいなボケのある写真は撮ることが出来なかった
その後必死で勉強してたどり着いた結論は、CMでみたようなきれいな写真は、そのカメラでは絶対に撮ることが出来ないということだった
そこにはカメラの知識がある人間ならすぐに分かるようなフェイクがメーカー主導で繰り広げられている唾棄すべき現実がある
カメラが売れることは喜ばしきことだが騙してまで買ってほしいとは思わない
本当に早く滅びてほしい
撮影頻度は月にフィルム5本程度。カメラを触りながらウイスキーが飲める程度に好きです。
Nikon | F3,F4 |
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Canon | NewF-1,EOS-1N,EOS-5QD,EOS-Kissシリーズ |
Minolta | XD,α7 |
OLYMPUS | OM-2SP,OM-4 |
スマホ感覚で撮るなら28mmか24mmだけど、おすすめできません。ズームは気が向いたら買えばいいでしょう。
但し水銀電池に関しては現在販売していないため、工夫が必要(LR44にゴムパッキンをはめる等)
Nikon | *F,F2 |
---|---|
PENTAX | SP,SL |
OLYMPUS | OM-1 ~ OM-4 |
Nikon | AIニッコールが装着前提のカメラ(例:FM2,FE2,F4,F100,F6) |
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CANON | EFマウントのカメラ(例:EOS-1N,EOS-5QD,EOS-3) |
Minolta | Aマウントのカメラ(例:α7,αSweetシリーズ) |
Nikon | U,U2,EM |
---|---|
CANON | EOS-5QD,EOS-Kissシリーズ |
Minolta | αSweetシリーズ |
OLYMPUS | コンパクトカメラ(例:ミュー、XA) |
Nikon | F-**,F-***等の二ケタ三ケタ機(例:F-90X,F-801,F-501) |
---|---|
Minolta | XG-S,X700,SRT101 |
PENTAX | SP,MZ-5 |
OLYMPUS | OM-1 |
レンズ、ボディ共に若干安、小型かつシャッター音が小さく軽やか。
個人的にはOM-4は欲しい。
構造上重くなります。最近のミラーレスのような軽さはないでしょう。
レンズ交換が不要であれば、35mm単焦点コンパクトカメラがおすすめです。
レンジファインダー型は極端に古いか、価格が高いためおすすめできません。
メジャーどころの全てのフィルムカメラでも、実用においては事足ります。
経済的余裕があり、Leica萌えでなければ最初に買うべきではないでしょう。
私もLeica M5が欲しいですが、レンズとセットでは手が出ません。悲しい。
最初の1台としては、あんまりおすすめできません。重い。ただただ重い。
どうせ買うならHolga等のトイカメラでなく、マミヤのRZ67等がおすすめです。
ランニングコストを除けば、35mmカメラを買うのと値段はそこまで変わりません。
KodakのGold400は使いやすいと思います。あとEktarも結構好き。モノクロならAcros使ってみるとよし。高感度はnatura。
http://anond.hatelabo.jp/20170613210316
・地図
・時刻表
・ポータブルナビ
・電子辞書
・雑誌
・新聞
etc…
プロやハードに使う用途はまだまだ専門性が高い専用機が必要とされているが、普通の人が「あったら便利なのに」みたいなポジションのガジェットはほとんど飲み込まれた。これらの大方の利益は「ちょっと使えればいいんだけど必要だからしかたなく買っていた」分の膨れた分で出ていた。
写真にしても、当時もし殆どの人が「フィルムの何コマ目」だけ指定でプリントを依頼していたらかなり減収になったにちがいない。ほしいのは2,3枚でも24枚撮りなら24枚プリントしていた。それが大きい利益になっていた。
音楽家が「CDを買って欲しい」というのも、CDにパッケージする過程でさまざまな周辺業種を巻き込み、結果的に「欲しいのは1曲だけど1000円」という形で業界の動く金額が大きくなれた。欲しい1曲だけ250円で買われてしまっては従来通りの規模を維持できない。
一眼バリバリ使ってる人でも、出来上がった写真はスマホと大して変わらんとか言いはじめて頭痛がしてくる。
そういう人は意味もわからず一眼買って、市場活性化に貢献してくれたらいいと思います。
所有欲を満たすことも大切なこと。どうぞどうぞ。レンズ沼はこちらです。
一番に言われるのは画質の違い。
で、これをわからんと言っている人ははっきり言って一眼レフを使う必要がない人です。
言い換えると、写真を撮るということイコールシャッターを切ることと思っている人。
そういわれてピンとこない人はカメラ向いてない。スマホで撮ってSNSにアップして狭い世界で駄サイクルを楽しんで下さい。
カメラというのは、基本的に全て絵作りがされています。これは例外なく全てのカメラがそう。
細かい話は端折るけど、理由は単純。今の技術では現実に存在する全ての要素をカメラで写しきれるわけがないから。
わかりやすいのはダイナミックレンジや色空間。それでわからんて人は勉強してこい。
さらに、ただでさえ絵作りされている中でデジカメが画像データを作成する上で現像という避けて通れない過程がある。
それをカメラ内でしている人は、さらにカメラメーカーの意図による絵作りがされた写真を撮っていること。
もう少し言えば、RAWデータ撮影、現像という行為をしたことがない人。
つまり、画質の違いがわからんという人はこのあたりにいる人たちと置き換えて支障がない。
メーカーは、撮影された写真を少しでも綺麗と感じてほしくてあの手この手で元の写真をカメラ内でいじり倒します。
その傾向の違いによってメーカーの好き嫌いが別れたりするわけです。
そうして作られた写真を見て、画質の良し悪しを議論しようとしても、それはカメラそのものの画質について議論しているのではなく、処理ソフトの性能について議論しているに過ぎません。
つまり、君たちはカメラの話をしているようでソフトウェアの話をしていたというわけ。
そんなものは同世代のカメラ並べて大差があるわけがないし、スマホがその性能を上回ることがあるのも当然といえば当然。
そうやって作られた写真をさらにレタッチしておりじなりてぃとか言ってしまうのよね。うぇーい。
以上。コレで納得できた人は帰ってよし。
でももし、写真を撮るということイコールシャッターを切ることとから脱したい人は、これから先に目を通しておくことをお勧めする。
頑張ってまとめてもこの長さだから無理強いはしない。早く帰れ。
中級機以上のカメラに備わっている機能で、最近ではスマホでも撮影できるようになった。
それこそカメラの素子(フィルムにあたるもの)の性能と、レンズの性能、絞り、シャッタースピードだけで作られた色すら決まってないデータです。
写真にするのに現像という作業が必要で、その差によっては出来上がりの違いに大きな差ができてしまうもの。
カメラの仕組みを理解していないと結局カメラ任せの現像と同じものかそれ以下になってしまうという、まさに初心者お断りながら基礎的な仕組み。フィルムのままでは写真にならないように、これをしないとそもそも写真は出来上がることはない。
でも写真なんて綺麗ならいいんじゃね?って思った?
おめでとう!その通り!それこそが消費者の本音!クライアントも同じこと言う!言うよねー!
だから最初から言ってる通り、そういう人には一眼レフは必要ありません。
スマホで撮って、あとでぼかしエフェクト入れるのが一番安いし綺麗で簡単。
だけど、表現したい人は違う。
メーカーが作った絵作りに乗って、それが自分の作品だなんて口が裂けても言わない。
最後まで人の作ったものの上に乗っかることしかできない世界だけど、少しでも多くの要素を自分でコントロールしておきたい。
そんな人のためにあるのが一眼レフであり、RAW撮影という機能のついたカメラ。
それで、その基本となるRAWデータの画質は、カメラの性能=価格に基本的に比例する。
それが分かる人のために、高いカメラは存在するし、それがわからない人がどれだけいらないと言ってもなくなることはない。
これはレンズにも言えること。
交換レンズもものによって同等のスペックでも価格が全然違ったりする。
違いがわかる人、そういう性能を求めている人がいる以上存在するもので、それがわからない人には不要なもの。それがわからない人は沼に落ちる。それが分かる人の養分になるために。感謝。
まとめると、出来上がった画質はそれほど大差ないということ。
だけど、そこに至るまでに通る道筋や目的が全然違うのだから、そもそも議論が不毛だという結論。
それがわからない人間だけがとやかく言っている問題で、プロが見分けられなかったからって、それはそれで優れた性能ですねって言うだけの話。
もちろんダイナミックレンジやノイズ量、ボケ味などカメラの価格に比例して有利になるものはある。さらにこれは光学的な問題なので物理的に解決することはできない。
ただ、それだからといって写真的に優劣が生まれるかどうかは別。
特に写真には撮影者と被写体の関係性が色濃く現れるもので、写真の評価はどちらかというとそちらに重点を置かれる場合が多い。
そうなればそもそも画質に対する議論なんて不毛そのものでしかなくて、つまりは撮りたい写真に応じた機材を選べばよいということになる。
ただし、そうしたコンパクトで安価なカメラやスマホに比べて、基本的に高級なカメラには圧倒的な違いがある。
決定的瞬間とはまさに瞬間である。
その瞬間を逃さないためには、カメラに高い信頼性が必要となる。
起動の速さ、ピントの精度と速度、連射速度、バッファ枚数、カメラにおけるシーン判断力、あらゆる要求に答えるシャッター速度、暗所における感度とノイズ量、長時間露光に対するカメラの安定性、カメラの操作性、要求に応じたカスタマイズ性、過酷な環境下で耐えられる堅牢性、、、数え上げればまさにキリがないほどの機能がカメラには集約されている。
それに価値を見いだせない人間にしてみれば、高級カメラを買うということはまさに無駄遣いでしかない。
しかし、様々な環境下で失敗の許されないプロが機材を選ぶとするならば、どちらを選ぶかは言うまでもないことだ。
様々なプロがいる中で一眼レフを選ばないプロも当然存在する。それはつまり自らのニーズを正確に判断できているからの選択であって、だからといってプロすら一眼レフを必要としないという結論にはなるわけもないのだ。
カメラメーカーもその辺を曖昧にすることで素人に高級機を売ろうとするのもわかるが、そろそろこんなつまらない議論には終止符を打って頂きたい。
結局はこの辺のことを理解できない層が虚栄心やら妬みなんかの薄汚い感情で、目を輝かせる初心者立ちを追い払っているのが現状ではないか。
そもそも機材は自由だ。
自分がいちばん使いやすいもの、愛着を持ったものを使うのが一番だ。
それでもし、進んでいく先に不満や問題を抱えたのであれば、具体的な悩みを持って色々なお店や信頼できる経験者に相談してみるといい。
もしかしたらそれはカメラではないかもしれない。でもとにかく探すことが大切だ。
カメラ店以外にも、色々な思いつく限りの売り場を回ってみよう。
そうしてはじめて、自分の表現を自分でコントロールしていると言えるようになる。
それは、どんな高級なカメラを使って表現者を気取ることよりも大切なことだ。
はじめに、写真を撮るということイコールシャッターを切ることではないといったのはそういうことだからだ。
表現とは道具の選び方から始まっているし、被写体との関係の築き方、撮影状況に合わせた機材の選択、そのための下見や事前準備、現場に合わせた状況判断、一瞬を逃さないための機材の習熟度、撮影後の現像による仕上げ、人の目に見せる瞬間の演出、運など、数え切れないほどの目に見えない労力を投じてはじめて完成に近づけるものなのだ。
あとの言いたいことは前回とおんなじだ!