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2019-06-18

人見知り実習

教育実習

教職課程を取っている人なら誰しもが行くであろう最後の難関とも言える4週間ほどの実習。勿論本気で教員を目指している人も、そうでない人もいるが、とりあえず皆単位認定免許取得のためにこの実習を行う。

僕もその1人で、特に教員になるつもりはなく、就活をしていたが3年間の自分努力を水の泡にするのも癪だったのでとりあえず免許だけは...と思い、母校へ実習に。勿論、こんな半端な思いではいけないと分かっていたので、せめて実習期間だけは本気で教員を目指している人を演じようとした。自分教職課程で嫌という程困難な単位も取得してきた経験から、大抵の事はそれなりに出来るだろうと踏んでいた。

しかし、大きな誤算があった。

それは自分が極度の人見知りなことである

友達は少ない方で、あまり口数も多くない。少人数を好み、内気で外に出ていくような性格ではない。こんなやつが教育実習を行おうとしていたなんて今思うと笑い話である

僕の他にも何人か教育実習はいた。実習期間中は控え室で他の実習生と過ごす時間が多くなるのは当たり前のことだが、僕はそれがとても苦痛だった。

先にも言った通り、内向的で人見知りな性格なので「知らない人」がいる空間というのはいささか居心地が悪いのだ。しかも、4週間は同じ人と顔を合わせないといけないし、嫌でも一緒にいなければならない。

この性格で馴染むことはできず、実習生とは距離を置いて生活していた。

大人なんだから、それくらいどうにかしろよ!とも思われるかもしれないが、性格面の問題自分苦痛を受けて皆と平穏に過ごすか、自分ストレスフリーで皆と距離を置くかの2択しか無かった。僕は勿論後者を選んでしまった。

教育実習生活想像を遥かに凌駕する程の過酷ものであった。定時に退社するという概念はなく、朝がとても早いのに夜は遅くまで残って指導案を書いたり、教材研究をしたり、雑務をこなしたり...とにかく今までぬるま湯生活を送ってきた僕には宛ら監獄生活のように思えた。

やっと来た休日でさえも疲れて動けない。どこかに行こうという気力も、何かをしようという意欲も湧いてこなかった。

そんな中で唯一の救いだったのは指導教員の緩さだった。他の実習生を見ると、指導教員に怒られ、やる気はあるのか?と捲し立てられる人もいたくらいだから僕はとても恵まれていた方だと思っていた。

しかし、それは違った。

指導教員が緩かったのは、ただ単に僕に無関心だったからだ。好意も悪意もない、何の感情もない。指導案も授業計画も全て何の意見もせずに一言「良いんじゃない、それでお願いします」とだけ。

無関心な事を後押しするエピソードとして、初日に僕が実習生として指導教員クラスに着くことを生徒に言い忘れ、最終日も今日実習生は終わりということを生徒に告げてはいなかった。

他にやることがたくさんあるのは承知していたし、自分仕事プラスして実習生を請け負う(負担を増やす)という事も分かっていたけれど、他の実習生は怒られてでも関心を持たれて指導をされていたのが羨ましいと思った。

そして何故か教壇実習(授業を行うこと)は、意外と何の問題もなくこなせた。

人見知りなので人前に出る事が苦痛だったし、30人もの生徒を前に緊張で何も喋れなかったらどうしよう...等と考えていた自分がアホらしく思えたくらいには堂々とした態度で臨むことができた。

指導教員以外の先生方のご指導を頂いて、大変実になる経験であったと感じたし、自分の潜在能力にも驚かされた。ひとつ言えるのは、性格面に問題があろうと、担当科目に対する幅広い知識教養を身につけていればそれを口頭説明する感じで乗り越えられるという事だ。

どうかこれを見たor見ている人見知りで内向的教育実習を控えた人に少しでも勇気を与えたいと思って僕はこの記事を書いている。なので、似たような境遇の人がどんな目に遭ったのか最後まで見ていてもらえると嬉しいです。

授業を重ねていくうちに、必然的クラスの生徒とも喋るようになった。人見知りだが、相手から話されればある程度は話せるし、どちらかと言うと自分で話を振るのは苦手なのでどんどん話すタイプの人とは相性がいい。聞き手に回るのは得意だったので、生徒の色々な話を聞いたりしてとても懐かしい気持ちになったり、楽しくなった。

危惧していたクラスの生徒との関係性もまあまあ良好、と言ったところであった。

そして早く終わってくれ、と思った教育実習もあっという間に1ヶ月が経ち、最終日を迎えた。

僕は教育実習生とはあまり仲良くは出来なかったが、そこそこな関係は築けたのではないかと思った。しかし、特にこれといって仲良くはないので教育実習後のお疲れ会と称した飲み会には不参加でお願いした。面白いのが実習生で断ったのは僕ただ1人という事だ。皆この1ヶ月でとても仲良くなっていて驚いた。

そして最終日の最後ホームルームを迎え、僕はいつも通りにホームルームをした。しかし、クラスのみんなにプレゼントがあったので、ホームルームを早めに引き上げ、お菓子を配った。その中に手紙も入れた。自分なりに話した生徒の特徴を書いて、30人それぞれに違うメッセージを送った。生徒たちが喜んでいる姿を見て自分も嬉しくなった。

しかし、最終日に「今日最後」という認識は生徒になく、皆驚いた顔でこちらを見ていた。

ホームルームが終わったあとで何人かの生徒は駆け寄ってきてこう言った。

「…今日最後って知らなかったです」

最後って知ってたら手紙とかもっと色々したのに...」

「私も先生プレゼントたかったです」

どの言葉も嬉しかった。自分にとってはそれだけで満足であった。30人いる中でたった一人でも、少人数であろうと、自分のことをそういう風に思ってくれる生徒の存在というのは何よりも大きかった。

しかし、控え室に戻ると他の実習生は大号泣花束を抱え、もう一方の手には色紙を持っていた。自分はまたそれを見て羨ましく思った。

色紙や花束を貰いに実習をしに行った訳では無い。勿論それらは気持ちであるし、指導教員の計らいでもある。

という事を考えると、指導教員はやはり自分に無関心で何の感情もなく、自分を惨めな思いにさせたと感じて一気に敬いの気持ちが消えた。自分勝手な考えなのは百も承知だが、普通に最終日の予告もなし、何も用意せずただ「実習お疲れ様でした」の一言だけはさすがに1ヶ月耐えた自分には辛いものがあった。しか指導教員菓子折り(渡すべきもの大学から言われていた)を渡すと「これあんまりきじゃないんだよなー、まあ、誰かにあげます(笑)」と冗談ぽく笑っていたが、自分の心はこの態度に酷く傷つけられた。

唯一の救いは何人かの生徒はノートの端切れに「ありがとう」や「楽しかった」などのコメントを書いてくれたものを渡してきてくれたことだ。最後と知らなかったので、ほんの気持ちしかない贈り物だったが、自分には一生の宝物となった。

と同時に一生こんな人にはなるまい、と指導教員反面教師として生きていこうとも思った。

実は書類の不備で実習を終えた母校にもう一度足を運ばなければならないのだが、その際にまたあの指導教員と合うと思うと憂鬱で仕方ない。

実習を終えることはできても、かなり自分の心身を酷使したイベントであった。

どうかこれから実習に行く人は気負わずに気楽に行って欲しい。指導教員との相性が悪くとも、性格に難アリで厳しそうでも、始まってしまえば終わりが来る。

人生はそういうもんだ(小並感)。

2019-06-01

anond:20190601214541

動物でも外向的と内向的があるから遺伝子レベルだと考えている。俺は。

からそれに合わせて生きていく…というか自分がやりやすい、ラク、生きやす生き方全然良いと思う。というかそれが正解。

そういう仕事。そういう人付き合い。そういう遊び方。

ちなみにほとんど読んでいない。すまぬ。

2019-05-31

トゥルーマン・ショー症候群

ネタバレ注意

トゥルーマン・ショーという映画をご存知だろうか。

1998年に公開された、ジム・キャリー主演の映画だ。

私の親は映画が好きで、しかも私は人前で騒いだりしない行儀の良い子供だったので、かなり幼い頃から映画館に連れて行ってもらったものだった。

トゥルーマン・ショーも、その幼い時分に観た映画の一つだった。

この作品出会わなければ、私はもっと違った人間になっていただろうと思わずはいられない。

簡単にあらすじを述べると、トゥルーマンという普通な感じの男が、ある日自分の周りが全て作り物で、家族も友人も、というか暮らしている街の人間全員が演者で、生活の一部始終が番組になって世界中に放映されていることに気がつくというものだ。

幼い私はひどく衝撃を受けた。それで、自分トゥルーマンなのではないか?と猜疑心を抱くようになった。それから20年以上経つが、未だにそう思っている。

常識的に考えれば、そのような疑いを感じさせる作品を観せるはずがないと思う。しかし、マッドサイエンティスト的な人が、こういうことをしたらどうなるかな?と私をモルモット代わりにして反応を見ていると思うと整合性が取れている気がしてしまうのだ。中学校高校いじめにあってとても辛くて、こんなの放映できるわけないからやっぱりトゥルーマンじゃないかもと思いかけたが、マッドサイエンティストを持ち出すと全てが丸く収まるのだった。

受験失敗しまくって二浪した。頭は良くない。いわゆる地頭からもう悪すぎる。2回目に大学に落ちたときには、絶望感の中で、トゥルーマンショーならここで受からないと番組的に繰り返しになってつまらいからやっぱり違うのではと思った。しか大学連続で落ちて追い詰められてる奴の生活面白いという人の要望が多いのかもと考えるとありえない話ではなかった。

私は毎日同じ食べ物を食べて同じ道を通って同じ行動をすると落ち着くタイプなのだが、ときどきわざと変な電車に乗ったり、思いがけない行動をとったりしてみることがよくある。それで、周りの人の反応をこっそり伺ったりしている。見た目にはわからない。

同じ街に暮らしていても私と殆ど接点のない演者もいるわけで、イレギュラー的に私に遭遇して「テレビで見るよりブスだった」とか言ってそうだなとか思う。

そういう突発的な行動と思考の結果、今までにいくつかの県・道・都を巡った。大学では博士号をとった。人に頼まれたことはできるかぎり何でもやったし、面白そうだとちょっとでも思ったら少し無理してても追いかけた。私自身は自分で言うのも何だがとても大人しく内向的で、話す時にはまず「あっ」と言わないとしゃべることができないし、どもらない日はない。だから、今までの経歴を聞かれて驚かれることも多い(演技かもしれないけど)。

トゥルーマン・ショーが私の人生を変えたことは確かだ。いつも、お前らの思い通りにはならないぞ、と思いながら生きてきた。でも人の目を気にし続けた人生といえなくもない。

というか、めちゃくちゃ頭が悪くて不注意で、並みの悪さではなく、左右盲だし東西南北からないし都道府県も覚えられないし方向音痴だしバス電車を乗り間違えまくるし、時計アナログだと読み取るのに時間かかるし暗算できないし、人の話聞いてないみたいだし、横断歩道ないのに何故か横断歩道しかも青だと思い込んで渡ってデカめの車に轢かれるなど、なにかの障害では?という白痴具合なのに大学行けるとか変なので、やはり番組か?と思わざるを得ない。

ちなみに、私がトゥルーマンでもそうでなくても、このことを話すとやばい奴と思われそうなので、子供の頃に両親に聞いて以来人には話していない。両親には一応否定されている。

今私は地方都市暮らしている。生まれ場所からずっと離れていて、海が近くて良いところだ。食べ物もおいしい。

時々顔を合わせる人が居て、私はその人が好きだ。気のせいかもしれないが、その人も私に多少の好意を持っているように思える。

でも、その人はよくよく考えれば絶対私が好きになっちゃうでしょ〜という感じの人で、すごい普通っぽい感じの人で髪がモサモサしてて別にかっこよくはないのだが、

声とか喋り方とか口癖とか、優しさとか、我が強くないところとか、左利きのところとか、腕にあまり毛がないところとか、うまいこと私のツボを押さえている人物なのだ

それで私は、その土地でずっと暮らしていたその人のところに組織みたいな奴らがいきなりやってきて、今の役を頼んだか脅したか金を積んだかでとにかく了承させて、現在に至るという感じなのかなと想像してしまって、そうすると申し訳なさすぎて気持ちが沈んでしまうのだった。

私と同じように、トゥルーマン・ショー的な妄想に囚われているトゥルーマン・ショー症候群患者は他にいるのだろうか。

2019-05-13

自戒

お気持ち表明といえば聞こえはさながら世間流行りのそれだが、私の場合元来内向的性格が相まってただの愚痴になっている気がする

それに関しては諦めてほしいというか結局のところ駄文から文章を書いておかないと頭が悪くなる たぶん 既に悪いか

では何について表明したいかと言われると、バイト企業無能さに腹を立てても未来はないので(これから話すことに未来があるかと言われれば嘘なのだが)となると必然的に決まるというかわかり切ってしまうというか

ボーダーブレイクの話である

ありがたいことに、こんな自分でも先日、ACEの座を踏ませていただいた 3ヶ月ほど前のマデルロンドでのことである 最も、直後からマイナー武器に手を出してEX3まで落ちる憂い目に遭ったのだが まぁ自業自得

そこから結局""例の武器""に戻してACEに返り咲き、あまつさえADVの座にも一瞬座った訳なのだが(直後EX1が見えるくらいまで叩き落されたのが今)

2017年の末、EXも踏めていない身でやれ高ラン共が人間としてなっていないとギャーギャー騒ぎ立て、RTやらいいねを随分ともらい数ヶ月鍵垢に

2018年10月には、放置咎めツイートの際自らの成績の悪さを指摘され、部屋やら自分やらをズタズタにした上でTwitterから姿を消すなどした

まぁ普通にツイ廃なんで戻ってきたんだけど

今年の末にも何かあるのか、そもそもそんな時期にゲームやってていいの?とか色々あるわけだが、少なくともそんな自分ACEを踏んだことにより、一瞬ではあるが「界隈で発言権を得た」と思ったのもまた事実ではある あの時ボロクソ言いやがった輩共をボロクソ言い返せるのでは、否、言い返すだけの権利がようやくこの手に入った…のだと、思ったのではあるが

結論から言うと、(予防線希望的観測としてこの枕詞を付けるが)今の自分ACE価値はない

勝率も芳しくなく、勝利に繋がる何かが出来るわけでもなく、何も仕事をしていないのにゲーセンで喚き散らす日々である

無意味であり無価値まりない まさしくこれは運により座を手にしてしまった愚者の絵面である

上述の際名前をぼかした例の武器であるが、まぁつまりPD-インペイル」である 私はこれを手にし(ついでにMPG)たことにより、ここまでのランクに至れた…のだと思う

前提として、私はひどくゲームが下手である STG経験ロボットゲーム経験ネット対戦ゲーム経験もない輩である いくら3~4年やっているとはいえとてもじゃないがACEなぞ踏めたものでは無かろう EXは踏める

実際、ここ最近不安になってインペを下ろして数試合やれば負け続きである 全然勝てない 弱いのだ

そう、インペイルは…強すぎるのだ こんなことを言うとたぶん過去自分発狂するだろうがあえてこの言葉を使おう

「インペ持てばたぶん誰でもACEになれる」

プラントに撃って出てきたやつに撃って後は主武器で処理 それこそEXまで上がってきた人間ならば誰でも出来ることだと思う

凸にも行かず、防衛ラインをひくわけでもないのに、ACE看板を背負うことが出来てしまうようになってしまったのではないか、ここ数ヶ月の自らのそれを見ていると、はじめ「ACE,とりわけ麻ACEだ!」と喜んだのが…ひどく恥ずかしく思えた

お前のそれは麻ではない、ただのポイ厨だ、味方にいらない…引いた方が負ける、ハズレACE…そんな声が聞こえてくることもあった(特に有名ADVなんかと対面組まされたりすると正直試合から総大将自分ストレスで死んでいた)

ハッピーセットというものがある フル+G、+Ghwcbcbに、スタンピードかネメシスグラスホッパーVに滞空索敵弾、デバイスγを構えた前線支援のことだ 語源煽りである通り、元々は良い意味で言われていたものではない それこそこれでACEADVになる人間が多すぎるくらいには

前線支援、確かに絶対的必要であるが、しかしながら自分はこのハッピーセット揶揄されているのを見て「いや、これでACEに"なってはならない"」と思ったのである 矮小プライドだろうか それが味方に迷惑をかけているとも知らずに

インペイルならそうではないと思ったか

ACEを踏むという目標を、輝かしいアサルトで叶えたのは即ち幻想である 自らの目標を泥に汚れた手で掴んだ気分はどうだ?

まりのことここから先のボーダーブレイク自分にとってただの惰性なんだが、しかしま神ゲーであることに変わりはないので、おそらく次休みにも私は、元気にひよこの顔をした財布を抱えてゲーセンに行くのだろう

そろそろ何か他に新しい趣味を見つけた方がいいのかもしれない

2019-05-10

anond:20190510005832

相対的ものだと思う。社交的で明るい人は、内向的で暗い人より生きやすい。生きづらさって劣等感

2019-05-05

お金がたまれたまるほど、人生が楽しくなくなっていく

自分場合だけど

いま8000万円ほどの資産あり。借金なし

経済面心配ほとんどない

そして、資産の伸びと比例して、物欲がなくなり、旅行も行く気がへり、楽しいと思えることが少なくなった

いま一番楽しいのは友人との飲み

内向的で友人が少ないのに皮肉な話だ

2019-04-28

人生苦痛ですか?

増田の皆さん、人生、どうですか?私にとって人生苦痛です。どれだけ生きれば終わるのか、先の見えない苦痛です。増田ではあいつが悪いこいつが悪いと、叩き合っていますが、きっと誰も悪くありません。みんな生きるのに向いていない可哀想な人なんです。彼らにも私にも救いはありません。本当のあなたを知りたいなんて言われても、晒け出せるような中身も勇気もありません。知られたところで長い長い苦痛は続くでしょう。お昼にはもう帰りたい会社時間よ過ぎろ、早く過ぎろと願い続けるだけの毎日。家に帰っても何がある訳でもなく、悶々と巡る思考に耐えきれず、インターネットソシャゲ時間無駄に過ごし、それすらもストレスに感じ、ただ眠くもないのに布団に入る毎日

毎日が早く終わって欲しい私は、人生が早く終わって欲しいのです。

綺麗な人が明るい照明の下で映るテレビに耐えきれず消してしまうように、この人生も消してしまいたい。

今日で手一杯です。これから生活ことなんて考えたくもありません。転職結婚も親の介護自分の老後も見たくない現実です。

みんな苦しみながら生きていて、それでも希望見出しているのでしょうか?

それとも幸せホルモンが少ない内向的でひねくれた私だから、こんなに生きるのが苦しいんでしょうか?定型発達してたら、人生楽しいんでしょうか?いつになったらこ希死念慮は消えてくれるんでしょう。

どうして皆生きていかれるのでしょう。

苦しいばかりです。

2019-04-25

承認欲求の満たし方を教えて

40半ばの独身おっさん

ロマンス暴風域(鳥飼茜)と、作者インタビュー(http://ure.pia.co.jp/articles/-/125301)を読んだら、

俺も承認欲求セックス風俗)してたと気づいた

セックス仕事以外で教えてほしい

内向的で、一人でいるのが好きなので、可能であれば、一人で満たせるものだと嬉しい

承認欲求満たすために結婚とか遅すぎるよな。。。

2019-03-29

東大情理システム情報学専攻の放置&雑用系人気研究室で2年間過ごして

はじめに

 ブラック企業という言葉市民権を得てしばらく経ちますね。毎年、ブラック企業大賞なるものが発表され、だれもが聞いたことのあるような企業が名を連ねます。それに対し、ブラック研究室という言葉も有名なものの、どこの研究室ブラックだとかいった情報大学内部の学生でないとなかなか知りえないものがあります。ましてや研究室の内情は所属している学生しか分かりません。

 今回は、そんな研究室の中でも異質なケースとして、自分修士課程の2年間過ごした研究室の話をみなさんに紹介したいと思い、筆を執りました。必ずしも拘束時間が長く、人格否定を行うような研究室けが悪い環境ではないということ、メディアなどでよく見かけ、有名で人気な研究室が良い環境であるとは言えないということだけでも皆さんに覚えていただきたいです。後進の方々の研究室選びの参考に少しでもなれば幸いです。

研究室運営問題点

 初めに、研究室運営面について書いていきたいと思います

 第一に、とにかく人員が不足していたというのがあります。まず、先生(教授講師)はあまり研究室にいませんでした。先生たちは予算の獲得や大学内外の事務に追われるため、多忙になります基本的助教研究員博士課程の方が下の修士学士課程の学生の面倒を見ることになります。これだけなら普通なのですが、先生が後先考えずにどんどん仕事を受けてしまうことにより、プロジェクトに対して人間が足りていない状況が常に生じます。(先生曰く「断るの苦手なんだよね~」とのこと。)その仕事研究だけではなく、各メディア取材研究室見学など多岐にわたります自分研究室に配属されて一年は、講義を受けるほかに、(詳しくは後述しますが)研究室の立ち上げ用に物を発注したり組み立てたり、見学対応をやる日々で、ほとんど研究はしなかったように思いますさらに、月一くらいの頻度で(今はだいぶ減りましたが)先生のお友達を呼んで講演兼パーティーをやる準備や、先生の思い付きで増える仕事などに日々忙殺されていました。また、インターンアルバイトといった形で外部の学生を呼んで研究してもらうこともあり、その人達雑用をする義務はなくお金をもらいながら成果を出していたのに対し、学費を払っている学生雑用に追われるといった状況もありました。事務スタッフ教授所属している社団法人経理をさせられたり、共同研究先の企業から出向(?)の形で来てた研究員の方も、後述の巨大予算運営周りの仕事をやらされたりとひどい状況でした。

 第二に、新設の研究室で、研究を行う環境づくりをゼロから始めなければいけないことがありました。これは事前からわかっていたことではありましたが、自分想像以上の大変さでした。情報系の研究室なんて机と椅子PC発注すれば、あとは個々人の研究に応じて必要ものを買い足していくだけだろうと思っていました。しかし、先生方針で、リビングラボという生活空間研究室が融合したような形態ラボ運営することが決まっていたため、それを満たすような研究室の構築に修士最初一年は消えました。なぜ一年もこのようなことをしていたのかというと、9月ごろに先生とある巨大予算を獲得し、学生スタッフを増員するとの方針キャンパスを移動することに決まったからです。一度ゼロから作り上げた研究室をもう一度ゼロから作り上げることになりました。自分としてはキャンパス移動ですら最初に聞いていた話と違うので、とても不満に思いました。通学時間10倍以上増え、それだけでも大きな負担となりました。(授業は元のキャンパスでやることがほとんどで引っ越すわけにもいきませんでした。)

 このような状態でまともに研究が回るはずもなく、助教自分所属する学科・専攻で博士までとった唯一の人)はやめてしまいました。そこから、特任研究員の方に学生指導仕事が集中します。(本来、特任研究員助教とは違い、学生指導ではなく自分研究に専念するという名目雇用されます。)そして、社会人博士の方がその有能さゆえに研究室内の仕事を一手に引き受けこなしてくれたおかげでなんとかなっていた(?)のですが、当然彼らも自分研究は進みません。

 第三に、教授講師間でうまく連携が取れていなかったようにも感じました。二人とも物事放置・後回しにしたり散発的に進んだりと、計画性とは無縁の進行でした。ミーティングでもその場の思い付きのアイデアで話を発散させるばかりで収束には向かわず学生はどうしたらいいか当惑することが多かったです.

 さらに、二人の共感性の低さも研究室内の人間関係に大きくヒビを入れていました。特に事務の方々への接し方や飲み会の席(講師は酒を飲まないので主に教授ですが)での学生に対する発言は聞くに堪えないものがありました。(詳しくは後述)

 また、学内の期限(修論題目の提出など)を過ぎてから学生に通知したりと時間・期限に非常にルーズでした。そのことを詫びる様子もなく平然としている様子も腹が立ちました。その結果、学生事務員が期限を守らない印象を外部に与えていたのではないか懸念しています

 オーサーシップ周りに関しても不満が残りました。これは自分ではないのですが、大して面倒を見てたわけでもないのに、camera readyになって急に講師が「見るからオーサーに載せろ」と主張してくることがありました。 教授ゴーストオーサー常連からかそれには強く言わず結果的に受け入れられる形となりました。学生側としては教員陣の命令に背くわけにもいきませんしね。(この話に関しては、この研究室に限らず、分野としてそういう傾向があるのかなあと思います。他研究室の話は詳しく知りませんが。)

 このように研究室としての体を全くなしておらず、自分を含め最初3人いた同期修了出来たのは自分だけで、1人が休学、1人が留年という形になりました。(もう一人修了者はいますが、別の研究室がなくなった結果移ってきた人です。)

教授人格面との不適合

 次に、研究室の主である教授性格が合わず人間として尊敬できなかったということについて話したいと思います上司と合わないということはよくあることだと思いますが、よくあることだからこそ、記しておきます

 初めに、衝動的な発言暴言が多く看過できないということがありました。衝動気質に相まって、酒癖の悪さがそれを助長していました。例えば、論文を提出できなかった学生に対して「負け犬じゃん」といったり、昔自死した学生に対して「勝手に死んだんじゃん」などといったことがありました。(なお、これらの発言学生職員に窘められ即座に撤回しましたが、そう思っていたという事実は消えないと思います)。その他にも配慮のない発言が多くありました。

 また、自己顕示欲の強さとマウンティング(いわゆるイキり)が挙げられます。「君たちは潤沢な資金のあって、待遇のいいこの研究室に来てラッキーだ」などといった身内へのイキりを聞いた時は、上で書いたような現状に疲弊していた自分感情を逆なでするのには十分でした。また、自分は偉く、自分が言ったことはどんな無茶でも通ると思っているきらいがあり、無茶な予算申請事務の人を疲弊させることが多くありました。それにあきれ果てた事務の人が次々とやめることがあり、その結果事務仕事が逼迫することもありました。怪しい予算の使い方をしていて、機構の人に怒られたみたいな話を聞きました。大学に目をつけられているのはいわずもがな。

 内弁慶というわけではなく、外部の人間に対しても自分を良く見せようとしていることが多く、鼻につくこともありました。自分にはこのような先生の在り方が、いわゆる口だけの軽薄な人間に感じられてしまいました。いい環境を作りたいとは口では言いつつも自分は何もせず下の人間が苦労したり(「然るべきとき然るべき場所」というアイバン・サザランド言葉をよく引用しますが、これが「然るべき場所」なら笑止です。)、自分は人脈のハブだといいつつスタッフをなかなか引っ張って来れなかったり(前の大学にいるときこの業界で悪評が立ち、人が来たがらないとの噂)とあきれかえることが多かったです。他にも「教育が最優先」と口では言いつつも後回しにしたり、下の人間に任せているようなことなどとにかく「口だけの人間」というイメージです。隔月で1回20分ほどの面談教育したということなのでしょうか。

 専門用語拡大解釈して援用することで知識人を気取るようなスタンスが多く見受けられたのも癪に障りました。例えば、「インピーダンスマッチング」という、高周波電気信号の伝送路において、入力と出力のインピーダンス電圧電流で割った値で直流回路では抵抗にあたります)を合わせるという意味言葉があります。この単語力学などでも用いられます(こういった多分野に共通する背景理論研究しようという思想を持っているのが我が学科・専攻です)が、これを特に理論的背景もなく「折り合いをつける」くらいの意味で使って、さも各分野に精通している感を醸し出すことに長けていました。他には「バウンダリーコンディション」とかもありますね。微分方程式で言うところの境界条件です。これを前提・条件みたいな意味で使います。(こちらについては検索すると若干引っ掛かりますが。)これらにツッコミを入れた学生は以降食事会に呼ばれなくなりました。自分に媚を売らない用済みな人間簡単に切り捨てるようです。こういった拡大解釈した単語を用いてアナロジーを使い、自分の分野に話を引き寄せるのは上手いなと感じていて、知識がない人を煙に巻いたうえで自分の得意技を披露するのは、非常に参考になると思いました。

研究分野との不適合

 3つ目に研究分野であるHCI研究(と研究コミュニティ)との不適合について書きたいと思います。これは研究室自体問題というより、自分との相性の問題ですが、研究に着手できなかった大きな要因のひとつです。

 そもそも自分はどちらかというと、巨大で合ったり高性能であったりするものを着実に組み上げていくのが好きで、アイデア勝負だったり、プロトタイピングといった手法だったりが受け付けなかったというのがあります(同じような人のエントリ https://swimath2.hatenablog.com/entry/2018/07/30/205255)。

 また、この研究分野は、一見役立たなさそうなおもちゃのようなものに、理屈をこねくり回して正当化させるのが多いように感じ(もちろんすべての研究がそうというわけではありません)、興ざめししまったのも要因の一つです。元々内向的性格なのもあって、自我意識などに興味があり、ならば「人に興味があるということであり、工学的なアプローチで人の研究をやれるのはこの分野だろう」という薄い理由で選んだのもあって、この不適合はモチベーションに意外と大きく関わりました。学部時代の成績は良い方で(必要進振り点はそこそこの学科でしたが、コース内ではトップクラスと周りには言われていました)院試第一希望で通りましたが、勉強ができるということが研究できるというわけではないという言葉を痛感しました。ただ、この研究室を選ばなければ、自分ももっと研究が出来ていたのではないかと思い、研究室選択毎日後悔しています

なぜ回避できなかったのか?

 それではなぜ、このような大きな問題点が数多く存在しながら、この研究室に進学してしまったのでしょうか?

 第一に、自分所属していた学科は、院試卒論研究室配属より前に存在し(実質4か月で卒論を書かないといけないのです)、自分研究および研究室への適性がいまいちからないまま、修士で進学する研究室を決めなければいけないという点が挙げられます。(一応研究室に配属されてプチ研究のようなことをするのですが、研究室生活とは程遠いので参考にするのは難しいです) それに加え、卒論研究室修論研究室別にするという慣習があり、卒論配属後合わないから冬入試を受けようというのも難しいです。

 第二に、サークルの先輩(同じ研究室ではないです)にこの研究室を勧められたというのがありますサークル飲み会の時に、同じ分野で研究をしている先輩に、「この研究室はいいところだし、一期生として面倒を見てくれる」と勧められたというのがありました。当時は若く、盲目的に先輩の話を信じてしまいました。悪い噂が流れてこないなら大丈夫だろうと。それに先生記事ネット上で見たこともあり、先生研究科学雑誌を通して知っていたこともありました。学科内でも新設の研究室に関わらず人気があり、これは安パイだろうと考えていました。今考えると人気・有名だから自分にとっていい環境だろうと考えるとは愚かなことです。(ちなみに、この先輩はD取得後うちの研究室内定を蹴り、他の研究室ポストに就くそうです。)

 第三に、一番重要ともいえる点ですが、上でも書いた通り自分大学では新設の研究室で、情報が流れてこなかったというのがあります。今思えば前の大学OBの方などに話を伺うなどをすればよかったとも思いますが、学部勉強サークルに追われていてそこまで気が回らなかったし、回っていたとしてもする余裕まであったかわかりません。しかしながら、新設の研究室に進学するというのは大きなリスクはらんでいるということはもっとしっかりと自覚するべきでした。これを読んでいる方でもし新設の研究室に行くという人がいれば、もう一度自分選択をよく考え直してほしいです。

最後

 ブラック研究室といえば、拘束時間が長いとか日常的な人格否定などがやり玉に挙げられやすいですが、最近では放置ブラックなどという言葉も耳にする通り、劣悪な環境というのは色々な形で存在しています。また、他人にとっての良い環境自分にとっても良いとは限りません。トルストイ著作に「幸せ家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫)との言葉を残しています研究室も一つのさなコミュニティであり、同じことが言えるのではないでしょうか。これから研究室に配属される人には慎重に自分の進路を考えていただきたいと思います。このエントリを通して構成員がみんな幸せになるような運営に変わってくれると嬉しいです。

 文字数制限に引っかかってしまったのでコメント追記します。長文で申し訳ないです。

2019-03-26

海外ネトウヨになるという事

ついこの間、ツイッターで「海外にいるのにネトウヨになってしま人間って何が起こっているんだろう」という意見を見た。気持ちはわかる。ツイッター海外情報を発信する様な人って、海外リベラル雰囲気好きな人が多いし、多くは海外在住だ。そうした人の周りに集まるのはやはり似たような思想の人。「海外に行きさえすれば、差別発言に敏感になる」と思う様になるのも無理もない。

自分海外に約7年住んでいた。外国人のみならず、海外在住の日本人人種差別に断固反対、ネトウヨなんてもってのほかという人が多い。日本在住の日本人がなんの気もなしにポロリと漏らす一言海外なら顔をしかめられる程の差別発言だったりする事があるのも身に染みているし、同じ日本人としてちょっと恥ずかしいと思う事もある。

ただ、そんな私も昔ネトウヨになりかけていた。今では恥ずかしい黒歴史だが、11歳の時に親の都合で某欧米諸国移住高校卒業まで欧米で育った自分ネトウヨになりかけた過程を、何かの為になるかもしれないのでここにつづる。

こうした思想に染まりかけた理由としてまず第一に挙げられるのが日本へのホームシック

社会人日系企業勤めでの海外転勤なら、周囲の人間日本人が多い。お金を出して日本レストランメニュー日本語と現地語併記店員簡単日本語ならわかるし、日本人の扱いになれている)に行ったり、日本カラオケにも遊びに行けるし、そこまでホームシックは強くならないかもしれない。

ただ10代の学生という身で望んでもいないのに海外へ来させられた自分にはそんな事は許されなかった。親も早く英語を覚えてほしい一心で「あまり日本人とつるむな」と言いつけ、日本人店員がいるレストランや店には一切連れて行ってもらえなかった。日本語に触れると英語を覚えないという理由で、日本で小遣いを貯めて集めた日本語の小説本も目の前で捨てられた。しか英語も喋れない自分外国人友達ができる訳もない。一度だけ現地の日本人と仲良くなりかけた事もあったが、先生が母に「最近増田さんにお友達ができた様でよかったです。○○ちゃん日本人)っていうんですけど」と、先生的には「ようやく友達ができてよかったね!」という善意の報告をしてくれた際、親はそれを「裏で日本語を喋っているという密告」と取らえ「あん日本人友達になってるんだって日本語で喋っているのか!」とこっぴどく叱られてしまった。それから日本人から距離を置くように。英語コミュニケーションも全く取れない上に、「助けようと日本語で話しかけてみたが反応が薄い」という事で数少ない日本人学生からも遠巻きにされる様になり、どんどんクラス内で孤立していった。

そんな中、唯一の息抜きと言っていいのがインターネットだった。当時はまだダイヤル回線スピードも遅かったが、学校課題必要という事で使用を許され、かつ父が仕事日本語を使用する事もあり日本語の読み込み・書き込みができる父のお古のPCを手に入れた。遠目に見れば何語のホームページを読んでいるかはばれず、これが唯一「家族秘密日本語と触れられる媒体」だった。

第二の要因が自分オタクだったこと。

元々アニメが好きだったし、海外に出た事で日本アニメいか評価されているかというのかを肌に感じるように。自分が作ったわけでもないが「日本アニメはすごいね!」と褒められるとやはり嬉しくなるし、海外オタクが何人か話しかけてくれた。つたない英語しか喋れない自分外国人オタクと対等に喋るには向こうが知らなさそうなネタ仕入れなくてはいけない。それには日本語で検索した方がより精度の高い情報をゲットできるだろう。2ch(現5ch)に出会うのは時間問題だった。

第3に自分内向的性格だったこと。

ここまで書いてきてわかると思うが自分内向的性格をしている。外で遊ぶより家で一人で本を読んだりお絵かきしたりしている方が楽しいタイプ日本ではそれでもかろうじて友人はできたものの、言語問題もあり、海外では全くできない。日本友達がいたという事は性格問題ではないはず。じゃあ何が問題なんだ?→周りの環境だ。と考えを飛躍させてしまった。

今となっては自分が周りと馴染もうとしていなかったのが要因だとわかる。外国人との話題だって自分がわかる日本アニメの事ばかり。彼女達が勧めてくれたアメコミカートゥーンを下に見て、日本アニメ英語吹き替えで観る外国人オタクの事も内心馬鹿にしていた。口にこそ出さなかったものの、周りにもその空気は伝わったのだろう。日本アニメばかり放送している国内ではそうした見下す雰囲気もバレずにオタク友達はできたかもしれないが、海外では無理な話だ。せっかくできた外国人オタク友達だんだんと私と距離を置くようになっていき、私はそんな友達を「日本アニメネタを知っている自分嫉妬しているに違いない」と恨むようになった。

そしてこの思考は「ニッポンスゴイ!」と称賛する2chととても相性がいい。

自分友達ができないのは外国人が悪い。日本の文化は世界一なので日本人である自分が悪いはずがない。

クラス孤立していた自分はこの2chの「ニッポンスゴイ」に自尊心を擽られ、ネトウヨ思想に少しずつ染まっていった。


脱却したきっか

上記に色々書いたものの今はネトウヨはやっていない。というよりあのミソジニー人種差別発言に嫌気がさして距離を置くようになった。親に反抗して日本人友達を作ったこと、自分性格見直し外国人友達もできた事、成績を上げて「日本人である事」以外に自尊心を保てる様になった事も大きい。

自分ネトウヨ思想を見直すようになったきっかけは2ch特有人種差別発言だった。海外にある程度滞在をした人なら多分わかってもらえると思うが、自分外国人というマイノリティになった時に、手を差し伸べてくれるのは大抵同じアジア人だ。そんで留学してる日本人学生なんかも最初に仲が良くなる外国人は圧倒的に中国人韓国人が多い。もちろん中には悪い奴もいるが、それは日本人も同じ。

自分漏れず、初めてできた外国人友達韓国出身女の子だった。生活環境が近く(主食が米だとか、鬼ごっことかの遊びのルールの細かい決め事とか、好きなアイドルとか)アニメ以外に共通話題があり、海外で初めて「アニメに頼らずに」できた友達だった。この子とは2ch出会う少し前あたりから仲良くなり始めたので、初めて2chでの人種差別発言を見た時も中国人韓国人に関しての流説は最初から懐疑的になれたのは大きかったし、完全に洗脳されずに済んだのは彼女のおかげだと思う。


そしてそれ以外に自分腐女子だという事。ご存知の通り(ていうかついこの前も話題に上ったけど)基本的に女というのは2ch馬鹿にされる。801板喪女板等の限定された場所以外で女を出せば「臭い」と罵られ、飯炊き女、ダッチワイフ以上の価値は認められない。違和感を覚えながらも最初は男のふりや名誉男性発言で書き込んでいた。この違和感確信に変わったのが「男の体ってなんの価値もないよな」的なスレで「腐女子とかゲイとか専門にやっていけば」という書き込みをした時だった。(一緒に並べてしまってゲイの方に本当に申し訳ないです。謝ります)。臭い、お前の話す戯言には何の価値もない、早くおぱいうpしろ等の罵詈雑言を浴びながら、今の今まで女として直接自分書き込み攻撃された事がなかく「こいつら女を馬鹿にしている割には直接女っぽい(この場合腐女子として自分意見を書き込む様な)レスをしない限りどの書き込みが女の書き込みなんだかわからない程度の頭脳しかないんじゃないか」と気づいた。

ちょうどその頃からピクシブツイッター等、2ch以外のSNSも活発になり始め、日本語でコミュニケーションが取れるコミュニティも増えていった事から2chから離れる決心がついた。



学校孤立していたかインターネットに居場所を求めた。これは別に日本海外関係ないと思う。海外孤立しかけていたのは母親日本人とつるむなと言われたのが要因の一つと認識はしているが、ずっと日本にいてもそれ以外の理由孤立していたかもしれない。自分はあまり社交的な性格ではないので、親の事がなくとも運が悪かったらいじめられていただろう。

でもそれ以外の理由。例えばインターネットの普及がもう少し早くて、韓国人の友人ができる前に個人PCを与えてもらっていたら。先に2ch出会っていたら完全に洗脳されてしまっていたかもしれない。

自分海外に出て友達ができない理由を「外に」向けていた事の問題認識できなかったら。実際私はそうしたからこそ、その思想親和性の高いニッポンスゴイ、ガイコククソ思想に陥りかけた。

これって私の様に幼少期から海外に出た人以外にも、今の世代人間なら十分にこの危険性はあると思う。今の様にネットが発達して外国人の知り合いができる前にネトウヨスレツイッタラー共感する様になっていたら、その後海外に行っても友達はできないだろう。よくて日本人友達のみ、アジア人からはそっぽを向かれるし、レイシストという事で非アジア人から軽蔑される。それを顧みないでいると「だから外国は駄目なんだ!ニッポンスゴイ!」とさらネトウヨ思想に巻き込まれ悪循環に陥りやすい。

それ以外にも日本一所懸命英語勉強して留学をしていたのに、全然英語が通じず友達ができなかったら。ホームシックに強くかかってしまって、日本語のコミュニティを探し、そうしたネトウヨ思想を持つところに入ってしまったら。

例えば自分が男だったら。マジョリティとして2chの民が認める生き物は「日本人異性愛者の男(パリピは不可)、ヤマジュンネタニコニコ笑って許してくれるゲイ(ただし自分には絶対危害を加えない)、ダッチワイフ」という事に気づくのが遅れて、あるいは気づかないふりをする事ができて、深みにはまっていったかもしれない。

例えば同時期に海外へ住した来た女性コミュ力が高く、自分より馴染んでいるように見えていたら。そして自分が男だったら。女性蔑視に陥ってネトウヨの方に転がり落ちるかもしれない。私は女という性別からこそ、自分より海外に馴染んでいる日本人女友達に対して「彼女コミュ力を高める努力をしたから」「英語勉強を頑張っているから」と思えたが、自分が男だったらそこらへんすっぽかしてたかもしれない。ていうか多分そうしてたと思う。

海外に行けばリベラル思想になるというのはある意味では間違いではないと思う。結局出会日本人リベラル率、海外の方が断然に高い。そうした人が海外に出ていくわけだし、海外が受け入れる人材もそうした日本人だ。今は自分の経歴を生かして留学生なんかを支援する活動をしているんだけど、1年以上の留学を経て帰国した人たちはやっぱりずっと日本で育ってきた人に比べて差別発言に敏感になっているし、自分もできるだけそうした言動をしない様に気を付けている。

でもだからと言って海外に行けば自動的にそうなる訳ではない。必ず数人はネトウヨになりかけて、或いはなって帰国する。自分2chに入り浸っていた事、ネトウヨに染まりかけていた事、今ではあまりにも恥ずかしくてリアルでは言えない過去。幸いにも脱却できたが、こうした事が「自分海外にいた」事も要因だったのも事実だ。

誰の役に立つかわからいから、海外に住んでいた自分が、ネトウヨになりかけ、洗脳から解けた過程をここに記しておく。

2019-03-18

anond:20190318143042

現代オタクの大半は「(そのクールで)名作だった」ことだけを重んじるんだよ。経済によい。

そういう意味ではゾンビランドは「名作だった」んじゃないか


オールドタイプオタクは「(人生通して)名作」を重んじる。内向的だな。

今日も帰ったらSPEED GRAPHER見ようっと。

2019-02-27

anond:20190227183403

マジレスするとかなり上位の悪だと思う


そもそも自分を粗末にすることは悪

 ・自分を粗末にしている自覚から自尊心が低下しやるべきことをやるのも億劫になる

  ・生活態度が腐ってきて周囲の人まで不幸にしてしま

身体が重くなる

 ・消極的になり人生を拓けなくなる

  ・社会家族お荷物になってしま

容姿が醜くなる

 ・引け目を感じて内向的になる

  ・半分引き篭もりになる

  ・性格も腐ってきて周囲に当り散らす

・容積がでかくなる

 ・だだっ広い田舎ならまだしも、都会ならどこへ言っても迷惑人間

健康状態悪化する

 ・将来的に医療保険お荷物になる

  ・透析にでもなればろくに働けずに年間数百万~一千万社会から吸うだけの寄生虫


デブだというだけで

これだけ周囲の人を不幸にし

もちろん自分自身も不幸にする

ぶくぶくと太り続けるデブには「お前は自分や人を不幸にする権利があるのか?」

そんな権利は誰にもない

2019-02-11

anond:20190211135914 anond:20190211140647

漠然とし過ぎ、最低でもこのくらい落とし込め

・中肉中背(出来れば痩せ型、ガリガリでもいい、背は162あればOKでMAX176cmまで)

・髪質が柔らかめかつ、前髪後退していない

プログラミングが出来る

メガネをかけている

・肌が綺麗

・爪と指の間が汚れていない

・歯並びがいい

経験人数は3人まで

食事の際、平均的な日本人の箸づかいでき、平均的な日本人食事言葉自然に出る(ネイティブ日本人であることが望ましい)

・ミソフォニア配慮出来る人

内向的共感性の高い威圧感のない人

・繊細で傷つきやすい私に対して配慮ケアが出来る人

政治的に正しい発言ができる人

2019-02-08

好きな音楽ジャンル別の性格の特徴

イギリスヘリオットワット大学による研究で示された、好きな音楽ジャンル別の性格の特徴

ブルース好き:自己評価が高く、クリエイティブかつ外向的で穏やか。親しみやす

ジャズ好き:自己評価が高く、クリエイティブかつ外向的で、親しみやす

クラシック好き:自己評価が高く、クリエイティブ内向的だが親しみやす

ラップ好き:クリエイティブかつ自己評価が高く、外向的

オペラ好き:自己評価が高く、クリエイティブで穏やか

カントリーウエスタン好き:努力家でクリエイティブかつ外向的で自己評価が高い

レゲエ好き:自己評価が高く、クリエイティブだが努力するタイプではなく自己評価が高い。外向的でおとなしく、親しみやすい。

ダンスミュージック好き:クリエイティブで外向的だが、自己評価が高く、穏やかとは言えないタイプ

インディーミュージック好き:自己評価が低く、クリエイティブだが努力家ではなく、穏やかでもない

インド音楽好き:クリエイティブ自己評価が高く外向的

ロックヘビーメタル好き:自己評価が低く、クリエイティブだが努力家ではなく、外向的でもない。穏やかで親しみやす

ヒット曲好き:自己評価が高く、努力家で外向的で穏やか。ただしクリエイティブではなく、親しみやすいとは言えない

ソウルミュージック好き:自己評価が高く、クリエイティブで外向的。穏やかで親しみやす

2019-02-04

仲良くなってきた友達他愛のないコミュニケーションをするのが怖い

から他愛のないコミュニケーションをするのが一番つらかった。

そこまで内向的な方ではなかったので、ある程度の話題作りはできて特にコミュニケーションを始めるのに苦労したことはありません。会話もよく続くし、皆で笑い会える会話はできる方だと思います

そういうコミュニケーションを続けていくうちに、段々とお互い気兼ねなく発言できるようになっていきますよね。僕が一番苦手なのはその段階からです。仲の良い友達になってくるとお互いに遠慮がなくなり、多少棘のあるような発言煽り、イジりなどが出てくると思います

僕は、この手のコミュニケーションものすごく苦手です。

学生時代所属していたテニス部で、部内戦で負けて気持ちが落ち込んでいたときに、その時信頼していた友人から、おそらく励ましだったと思うのですが「あそこであんミスするとは思わなかったわ笑」と言われたことがありました。きっかけ、とまで言うのは言いすぎだと思いますが僕が人間不信気味の傾向を作るのに十分なシチュエーションだったと思います。それ以来、その友人とはあまり気兼ねなく話すことは出来ていません。

大学スノボーに初めて行ったとき、周りの皆はある程度滑れる人たちだったので僕はある程度外れた初心者用のところでゆっくり一人で練習していました。お昼に合流したとき面白い動画を撮ったと言ってそれを見せてくれたのですが、それはたどたどしい木の葉で初心者コースをなんとか滑り降りている僕を撮った動画でした。コースの脇にそれてしまって、深い雪から抜け出そうとするも中々抜け出せない姿までしっかり撮影されていました。スノボーにはもう二度と行きたくなくなりました。帰ってからもう行きたくないと話すと友人たちはとても不思議そうな顔で「なんで?」と聞いてきたのが印象的でした。

最近だと、皆でスマブラ(ストック3)をやっているときに僕がちょっとしたミスをしてやられたことがありましたが、その時悔しくてしばらく黙っていたら「おい〇〇〜どうした?たかゲームメンタル弱すぎ笑」と言われたことがありました。負けて落ち込んでいる僕をイジって場を盛り上げようとしたのでしょう。ですが、僕はその発言はどうしても無理でした。スマブラの後にご飯を食べに行こうと誘われましたが断りました。その日は食事が喉を通りませんでした。

僕はこの手の発言が全て悪意から来ているものではないとはっきり理解しています。当たり前ですが、この友人たちは悪気もなく発言しているでしょうし、当然今回題材に取り上げたテニススノボースマブラたまたまです。

ですが、僕はどうしてもこの、煽りというかイジりというかその手のコミュニケーションがどうしても無理に感じるときがあります。どんなコミュニケーションが取られるべきだったのかわかりませんが、僕をイジって笑いを取るその一瞬はいつも時間スローになり心臓が締め付けられます

そんなふうに感じている僕自身、煽ったり弄ったりしたことがまったくなかったかと言われると言い切れません。人並みに、”場を盛り上げ”たり"励ます"ために煽ったりイジったりをしていると思います。そう自覚してしまうと僕は僕自身が許せません。

でも同時に、仲良くなってきたらそういうコミュニケーションにもなるだろうとも思っていて、その程度のコミュニケーションにも耐えられない自分があまりにも脆弱だし、自分脆弱なのに誰かとのコミュニケーションでは平気で煽っている。なんて自分はひどいダブルスタンダードを持った人間なのだろう。そう思います

煽ったりイジったりするのやめてくれと訴えて被害者面をしている僕自身が、誰かを多分傷つけていてそれに気付いていないふりをしている。じゃあもうどうしたらいいのだろう。そう思いながら今日もなんとか人間をやっています

2019-02-02

anond:20190202100434

アフリカルーツの人たちが日本差別を受けていることが認識できたのなら何よりだよ

子ども時代は、男女関係なくアフリカルーツというだけで物理攻撃ボコりで、

成人してから言葉就職ボコ

日常的に警察官に止められ、日常的に日本人じゃない、これだからXXX人はと言われる

なお、アフリカ系とは違い、物理攻撃は受けにくいものの、インドなどの褐色系も同じ傾向だそうだ

結局日本に戻ってきてるって自分日本の方がずっとマシだって証明してるじゃねーかよ

マシとか以前に言葉文化も分からず更に非常にシャイじゃそうなるやろ

日本人なので日本文化言葉はわかるし

自称KKO妄想ではなく現実にある差別だよ

外資以外でアフリカ系の人に会ったことない

内向的なやつがボコられてるのを見てきたはずだが

物理的なボコりは犯罪なので警察通報しますし

自分経営者になった時に同じスタンスを貫く経済体力を持てるかは別として

現状サラリーマンの今は負う責任は何一つとしてないので、

発達障がいかなぁ・・・と思う子も積極的フォローしてるやで

anond:20190202094655

見た目がちょっとうからボコられるのが差別なら

内向的ボコられてるやつも差別だって話になる

ってか、そもそもガキのいじめなんて差別のうちにはいらんわ

実際お前も内向的なやつがボコられてるのを見てきたはずだが目の前のそれを差別だとは言ってないだろ

ハーフのやつに苦悩があるのは当然で別にそれを否定するつもりはない

が見た目が周りと違って苦しむのはどこの国言っても同じなんだよ

結局日本に戻ってきてるって自分日本の方がずっとマシだって証明してるじゃねーかよ

2019-02-01

働かなくていい世界に早くなってくれ

本当に働きたくないんだよ

ホリエモンまじで頑張ってくれよ

働かなくていい世界が「やってこない」「来るわけない」って断言するやつばっかりでよ

俺は悔しいよ

はてな民はそりゃー自分に合った仕事をして毎日楽しく暮らしてるんでしょーよ

でも世の中には、遊んで暮らしたい、働かなくてすむなら働きたくない、って人が大量にいるのよ

楽しく仕事をしてるやつにはわかんねーか

みんな嫌々仕事してんだよ

通勤電車乗りたくないし客に頭下げたくないしクレーマー相手したくないし

肉体労働したくないし何時間も立ちたくないし何時間も座りたくない

なんで宝くじあんなに売れるのよ

3億円当たっても君は働き続けるのか?

働くのが好きな人のことは否定してないよ

仕事を通じて自尊心や充実感を得ている人はどうぞ続けてください

ただ俺は働きたくない

そして働きたくない人は大勢いる

もう一回言うけど働きたい人は働いてくださいよ

働きたくない人が働かなくていい世界になってほしいんですよ

そんなにおかしなこと言ってます

多くの働きたくない人たちが嫌々働いてるんですよ現状

誰も嫌な思いをしない世界理想じゃないですか?

労働強制から解放させてくれよ

自分のやりたいことだけをやる生活って、「内向的」と決まったわけじゃないですよね?

自分のやりたいことだけをやる「外向的」な生活も十分ありますよね?

もしそれが耐えられないのなら働けばいいじゃないですか

働くのも働かないのも自由世界になってほしいと言ってるんですよ

誰もが自分のやりたいことだけをやる生活ができたら最高じゃないですか?

あなたは、やりたくないことをやりたいですか?

2019-01-21

[]理想の彼氏 anond:20190121040912

・中肉中背(出来れば痩せ型、ガリガリでもいい、背は162あればOKでMAX176cmまで)

・髪質が柔らかめかつ、前髪後退していない

プログラミングが出来る

メガネをかけている

・肌が綺麗

・爪と指の間が汚れていない

・歯並びがいい

経験人数は3人まで

食事の際、平均的な日本人の箸づかいでき、平均的な日本人食事言葉自然に出る(ネイティブ日本人であることが望ましい)

・ミソフォニア配慮出来る人

内向的共感性の高い威圧感のない人

・繊細で傷つきやすい私に対して配慮ケアが出来る人

政治的に正しい発言ができる人

明確になった!!!やったぜ!!!

anond:20190121051825

そもそも内向的共感性の高い人が

政治的に正しい発言や態度をとるか?という問題がある

事なかれで空気読むので、政治的に正しい態度をとるかはその場の 空気/運 次第だろう

anond:20190121050409

総合すると、

日本人の平均的な箸づかい言葉が出る人(ネイティブ日本人であることが望ましい)

・ミソフォニア配慮出来る人

政治的に正しい発言ができる人(箸や食事ルールの時点で自分自身政治的に正しくないが)

内向的共感性の高い人

やな

2019-01-19

加害者になりたく無いか戦争して欲しくない

というのをいつのからかずっと持っている。

祖母の生家は広島県曽祖父が亡くなった時に母親ぽろり曽祖父のお姉さんは原爆で亡くなり遺体も見つかっていないと言っていた。祖母が始めて母に観たいから連れて行ってとお願いした映画は「この世界の片隅に」だった。見慣れた街の景色をとても楽しんでいたと聞いた。

小学生の頃の私は酷く内向的で人と話すより空想したり本を読むのが大好きで図書室にある本は全部読んだ。はだしのゲンが唯一置いてある漫画だったので漫画も読みたい私は全部読んだ。時間が余った総合学習時間サトウキビ畑の唄を全部見せてもらった。映画が好きで、あと嵐が好きだったか硫黄島からの手紙父親たちの星条旗も見た。総合学習時間学内新聞を作るため私たちの班には日本軍が行なった生体実験というお題が与えられた。字を読むのが好きだし家に当時からパソコンがあったから調べまくった。

中学生修学旅行では長崎に行き被爆地を目で見た。写真で見るのとは全く違って、建物は静かで異空間の恐怖を覚えた。それは原爆に対するものではなく長崎のそのピンポイントに対する恐怖だったと思う。

大学生になって、留学生が多い学校だったから何かの流れから戦争の話になり、アメリカ人韓国人日本人で話していた。韓国人感情的に私へ怒りをぶつけてきたことを覚えている。講義原子爆弾関係映画をいくつか見た。一番印象的だったのは「太陽を盗んだ男」だ。パワフルさがたまらなく心に刺さった。映画を見て議論するという講義だったが、この時はあまり議論は盛り上がらなかった。それでもこの映画で描かれた9番という立場は当時の私にとって衝撃的だった。

多分私の生きてきた中に、戦争加害者としての日本が強く意識づけられている。原子爆弾を落とした蛮行未来永劫たとえ彼の国が滅びようとも許すことはできず、曽祖父の姉を奪ったそれがとても憎い。曽祖父爆弾の落とされた街を歩き姉を探しそうして見つかることなく生涯を終えるまで一体何を感じたのか想像することもないだろう世界は憎い。数多の人の命を一瞬に、そしてゆっくりと奪い今も苦しめ続ける原子爆弾をまた使うような未来絶対に避けたい。

それと同じくらい、戦争をして私たちがその立場になるのが嫌だ。私は女なので戦地に行くことはないかもしれないけど女性社会参加が都合よく叫ばれている今行かなくてはいけないかもしれない。そんなことはしたくない。見ず知らずの日本の誰かが顔も知らない世界の誰かを傷つけて欲しくはない。私に怒りをぶつけ暴言を吐いた彼女不快な思いは偉大たがたとえ大義名分を得ようとも彼女の命を奪いたくはない。

奪いたくないし、もちろん奪われたくもない。それが保たれることはとても平和で、命に限らず生きる中で何も奪わず奪われないことは、ある視点から見たらつまらないけれどとてつもなく幸せなことだと思う。満たされているということだから

そういうことを思う。

そして満たされないからあらゆるものを巡って争うのだなということも分かっている。切ない。欲望がもう少し小さければいいのに。

2019-01-06

三十路おやじ

後3ヶ月で三十路オヤジになる

20代の半ばまであった自分は何者かになれるんだと

いう思いが消えて、毎日仕事行って、くそして寝てる

もう何かに向けて頑張るエネルギーは無い

性格内向的でひねくれていて

友達恋人も、家族もいない。

何にも希望を持てなくなっているので

何か希望がほしい。

変な宗教にハマってしまう人の心理状態

ってこんなかんじなんだろうなぁ

2019-01-03

京大受験までの思い出

https://anond.hatelabo.jp/20190102174908

自分のことを思い出した。

もう20年前の話。

親の仕事の都合で引っ越しの多い幼少時代だった。そのせいか内向的で、休み時間には教室に置いてある児童文庫学習漫画をよくよんでいた。地球太陽の周りを回っていると書いてあったから、影が1日の間で移動する理由テストで問われて「地球太陽の周りを回っているから」と書いたら、正解は「太陽が動いているから」だと言われた。テストでは僕の答えも丸になっていたが、動いているのは地球の方で太陽は動かないはずだと僕はずっと首をかしげ続けていたと、母親保護者面談先生から言われたそうだ。なぜか母親にとってそれは自慢話のネタらしい。

中学受験に向けて猛勉強する同年代の子どもたちの映像テレビで見たことをよく覚えている。そのときは僕は「ずるい」と感じていた。みんなが学校で同じように平等勉強の機会を得るべきで、塾で勉強するのは抜け駆けをするずるだと感じたのだ。そのせいか僕は塾に行くことな大学受験まで過ごすことになる。

親は放任主義というかのんびりしているというか、子どものすきにさせるというスタンスで一貫していた。ファミコンをどんだけやっても怒られないし、勉強しろと言われたことは一度もなかった。そのせいか、どの高校大学を受けるかにあたって僕が出した唯一の基準は「自由なところ」だった。

高校県内でも自由で名高い公立を選んだ。私立優位な地域だったので、東大京大に受かるのは3年に1人くらいの高校だった。そんな高校で僕はずっと学年で「2番」の成績をとり続ける。どんなに頑張ろうと常に2番。1番の子は一体どんなやつなんだろうと思わないでもなかったが、実は顔も知らない。1学年10クラスもあって、どのクラスにいるのかを探すのも大変だったのだ。

高3に模試を受けてみると、京大合格圏に入らないでもないくらいだった。調べてみると京大は、自由のもの校風ではないか。それなら受けるしかない。塾には行ってなかったが、通信教育は受けていた。コース京大向けに変更して、家で課題を解き続ける日々。子どもの頃に中学受験をずるいと感じたくせに、大学受験ではそのど真ん中に身を投じているのだから勝手なもんだ。つまり自分認識すらできない時点で人生に差をつけられてしまうようで、抵抗を感じていたのだ。

受験の当日、母親ホテルについてきた。「私は観光してくるからあんたは受験頑張りね」と。どこに観光してきたかは知らないが、そのとき写真お土産ひとつもなかった。どこにいたんだろね。

試験はよく集中できた。何問解けたのかはよく覚えてない。目の前にある京大らしい問題に、自分知識と知恵で格闘した。いつも通りの自分でいられた気がする。

合格発表は新幹線に乗って見に行った。

自分の番号を見つけた瞬間の感想は、あーそっかあという安堵のようなものだった。ここに受かるということは、親元を離れて暮らすということだ。その新しさへの不安と期待が少しずつだった。

噂によると、学年でずっと1番だった彼も京大に受かったらしい。が、いまだに会ったことも話したこともない。全く自由というか無頓着なのだろう、2人とも。

あれから20年経ち、僕も親になった。

僕も親のように、人生の岐路になりうる場に子どもを平常心で立たせてあげることができるだろうか。まあきっとできるだろうと、ポケモンをやり続ける子どもを見ながら思うのだ。

2018-12-21

フェミニストが男にあれこれ言っているけどね

ところで私がいた職場の話ですが、うちの職場新人さんが二人入ってきました。

一人は見た目がちょっとぽっちゃりしていて、内向的イメージがする子豚ちゃん(男)

でも、電話の受け答えは明るく丁寧でいい感じだった。

そんな新人くんに、性格がとんでもなく悪い女性社員ちょっかいを出し始めてたんよ。

ちょっとでもミスがあれば、陰口どころか聞こえるように嫌味を言ったり、

社内メッセージツール性格ブス軍団に一斉配信で陰口トークしていたり、とにかく酷いもんだった。

彼と何回か食事に行ったけど、彼は食事中にぼやきなどを一切せず笑顔だった。

最初は気にしてないのか?と思ったけど、本当が我慢してたんだね。

何度めかの食事ときに、辛いことがあれば言って良いんだよ?と言ったら、大泣き。

本当はとんでもなく辛くて、何度死のうと思ったかからないと言った。

結局、彼がいる間に職場問題は片付けられなかった。彼は泣いた後3ヶ月がんばったけど無理だった。

次にだいたい同時に入ってきた新人くんが居た。彼は結構はっきりとあいつら屑ですね。と言っていたが、

事を荒立てないように努めていた。

社内メッセージツールで、陰口を垂れ流すという行為に憤りを感じていたようで、

どうにかならないものか、あれだと新人は常にいじめ対象にあってしまうと相談をされた。

解決しようにも、上司に何度言っても対応しない。コンプラ相談しても無駄だった。

アホかと思ったけど、それがこの会社の汚れた所なんだなと感じた。

結局、新人くんには現状だと改善するのは難しいことを伝えた。

しばらく経って、社内メッセージルールの内容が新人くんに見られ、ついに切れた彼は本人と対峙したんだけど、

その時の上司一言がすごかった。

不妊気味で子供が出来ない事にストレスを感じていて、それで他人に強く当たってしまうから我慢してあげて欲しい」

新人くんから上司のそれを聞いたときに、正直「アホか」と。

不妊なのは自分家庭内問題であって、職場に持ってきていいものでもなけりゃ、

プライベートの件で嫌がらせをなんていうのはあり得ん話。

この新人くんもそこから半年頑張ったが改善しないなら、この職場に居ることは無駄と言って辞めていった。

ほんとだよ。むしろそこまで頑張ったことに驚いたよ。

これが、世のフェミが守っている女性の汚れた一部ですよ。

男にあれこれ言う前に、女性が完全な潔白であるくらいに漂白してみたらどうだろうか。

男だけが悪者というのは、おかしな話よ。

実際に、こんな風にあまりにも身勝手ハラスメント行為新人二人もつぶされて

損害どころの騒ぎではなかった。

あんなことを言った上司もクソだけどね。

うちの企業は、頭がおかしいのほど上の役職に居て、ホント厳しい。

フェミなんかが上司になったら、もうどうしようもないほどに働きづらくなるんだろう。

結局、男が悪いとかじゃなく、男女変わらんほど悪党がいるって事よ。

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