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はてなキーワード: トルストイとは

2020-06-04

自分に満足している者は、つねに他人に不満である

つねに自分に不満である者は、つねに他人に満足する。

トルストイ


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ってことか

2020-01-28

トルストイの名作イワン馬鹿菊池寛訳 青空文庫)読んだけど

グリム童話アンチ軍事アンチ金融資本で一次産業労働万歳イデオロギーをぶち込んだみたいな内容だった

そんなイデオロギーの是非やトルストイ自身ポジショニングへの懐疑はともかく

わりと面白かった

2019-12-03

無職で暇なうちに読むオススメ本教えて

題名の通りなんだけど、実習に明け暮れた大学後半から就職して十数年、楽しむための読書習慣から遠ざかってた。仕事必要な専門書は読んでたけど、それにプラスしてネット文章読んでたら、それ以上いろいろ読みたい意欲が飽和して湧かなかったんだよね。

んで、先月退職してまとまった時間がある程度できて、ああそういえば、読書って仕事生活スキルを上げるためだけじゃなく、楽しんでするものだったよなあ、と思い出した。

せっかくなので、いろんな人に教えてもらいたい。

学生の頃は田中芳樹とか好きだった。某シリーズは途中から思う所はいろいろあったけど、とりあえず生きてるうちに最終巻を読むことができてよかった。自分感性が変わったからかもしれない。

名前だけ聞いたことあった十角館の殺人を先週図書館で見つけたので手に取ったら、昭和版のそして誰もいなくなったなのかあ、と面白かった。あれ?平成初期か?読みやすいもんだね。

高校生の時、太宰とか漱石とか、意外に面白いじゃんと思って図書館で物色してた流れでドグラ・マグラに手を出しだら頭がおかしくなりそうで挫折したんだけど、またトライしたらいけるもんなのかなあ。読めない人には読めないもの

さらっとしたのは忙しい間でも読めたんだけど。コンビニ人間とか、三匹のおっさんとか、factfullnessとかぼくはイエローホワイトでとか。忙しかった時トルストイ挫折したけど、今なら時間あるからいけるのかな。

チーズを探す話、関西弁のゾウの神様の話も面白かった記憶はあるけど、より良い生き方みたいなのを探しながら読んでた時期だったな。退職してスッキリして、より良く生きる方法は探さなくても楽しく生きられればいいや、と今は思う。

今のところ積んであるのは以下。

息子がバトルロワイヤル面白かったと言ってたから読んでみる。小学校卒業式の前の週に読んだからちょっと怖かったらしいけど自分がこの年で読んでも面白いのかな。息子のおかげでハリポタとダレンシャンと星新一を楽しめたから、きっと面白いんだろうな。息子にはお礼に火車を貸してやった。

娘の中学受験の教材にたびたび登場するから機関車先生トットちゃん読んでみる。

あとは、銃・病原菌・鉄と、ショーペンハウアー幸福論、アクロイド殺人事件十二国記新刊。ルドルフとイッハイアッテナの新刊がもし出たら、子供が成人してても自分が読むために絶対買う。あとはhomodeus。

まだ読んだことのない面白い本が世の中にはたくさんあるんだろうな。

他にもぜひ教えてください。

12/5 追記

気づいたらオススメあげてくれてる人がたくさんいて、面白そうな本リストがズンドコ増えてうれしい。

一人一人に直接伝えられないので、ここでお礼を言わせてくださいな。

みなさん本当にありがとう

2019-10-20

なぜインテリ多様性を認めよと訴えるのか?

それは、インテリ身の回りこそ一様性に満ちたモノリシック環境から

でもインテリは本当の多様性を知っているのだろうか?

かつてトルストイ幸せはみな一様だが不幸は人それぞれであると語っていたが、慧眼だと思う。

不幸な世界というのは多様性に満ちている。貧乏暴力病気障害コミュニケーション不全、無関心、あるいはその融合など、本当に様々だ。

私はブルーカラーの家に生まれインテリとは程遠い世界に育った。そして大人になり今インテリと呼ばれる人たちのコミュニティが身近になったが、インテリ多様性を認めよと言うのに違和感しかなかった。認める認めない以前に、そこに多様性はある。そうとしか思えなかった。

でもようやくわかったのだ。インテリが育った環境ある意味で無菌室のような環境だったからこそ、そして大人になっても本当に多様な人たちに触れる機会がないからこそ、多様性を認めよと頭だけで考えてものを言うのだ。

多様性は認める認めない以前にそこにある。そして様々な個性を持った人たちはそれに人生を左右されながらも自分の居場所を見つけて生きている。そういう人たちの事がインテリには見えていないのだ。

例えば、具体的に生活保護ホームレスの人を知っているか?とインテリに尋ねても、きっと知らないと答えるだろう。

私が知っている生活保護の人は、性格的にちゃんと働く事ができず、親兄弟暴力を振るってお金を巻き上げる事でしか生きられなくて、歳をとって暴力を振るえなくなってから生活保護を受けることになった。

多様性を認めるということはこういう人でも包摂するということであり、そしてこの人が今生活保護を受けていることから既にそれがある程度実現されている社会なのだ、この日本は。

ここまでインテリ批判を書いてきたが、しかし私はインテリ多様性希求することを応援している。

なぜなら、モノリシック環境で育ったインテリがその環境を良しとしてしまうと、新たな身分社会が出現するだけなのだから

から身の回り大卒しかいないような環境で育ったインテリには是非とも学から遠い世界福祉必要とされる世界を直に見ていただきたい。それは行政仕事だと言って自分ごとから切り捨てるのならば、そこにあるのは自分身の回りだけは波風立たないでいて欲しいという保身であり、多様性を認める、受け入れるということを唱えても言動不一致でしかないということをせめて自覚して欲しい。

2019-08-12

anond:20190812193808

そんなあなた海外文学を勧めたい。

本屋に並んでいる日本小説たちはある意味かに面白い。令和の世において大企業たる出版社がそれなりの金を使って出版している本が面白くない訳がない。

が、そんな小説を読んでいると、面白いことが分かりきっている小説を読むこと自体がつまらなくなってくる。普通に面白い小説では満足できなくなってくるのだ。きっと元増田小説読みレベルが上がったのではないかと思う。

そこで試してもらいたいのが海外小説である翻訳物は抵抗があるかもしれないが、日本普通に面白いとされている小説に飽きているのならば試してみて欲しい。海外文学と言っても多種多様なので、いろいろと読んでみて欲しい。ブッカー賞受賞作とか取っ付きやすいと思う。トルストイとかドストエフスキーとかも読んでみたら面白いよ。

個人的おすすめアリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号』とアゴタ・クリストフ悪童日記』。前者は至極のエンタメ海洋小説後者小説好きこそ楽しめる、読書上級者向け小説。どちらも面白いけど、現代日本ベストセラー小説たちとは系統がだいぶ違うので、ぜひ試してみて欲しい。

2019-06-10

増田レポート

特にこの問題を浮き彫りにしたのが、2014年に発表された通称増田レポート」です。

このレポートでは、2040年時点で、20~39歳の女性人口が半減してしま都市を「消滅可能性都市」と定義しているのですが、

それに従えば、全自治体の半分ほどが消滅可能性都市となることが明らかにされています

その中には・東京豊島区も含まれ、都会までもが「消滅」の危機に直面する時代になってきていることで社会に大きな衝撃を与えました。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56653?page=3


 トルストイ作品アンナ・カレーニナ』の冒頭にこんな一説があります

幸せ家族はどれもみな同じように見えるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある>(望月哲男訳)

2019-03-29

東大情理システム情報学専攻の放置&雑用系人気研究室で2年間過ごして

はじめに

 ブラック企業という言葉市民権を得てしばらく経ちますね。毎年、ブラック企業大賞なるものが発表され、だれもが聞いたことのあるような企業が名を連ねます。それに対し、ブラック研究室という言葉も有名なものの、どこの研究室ブラックだとかいった情報大学内部の学生でないとなかなか知りえないものがあります。ましてや研究室の内情は所属している学生しか分かりません。

 今回は、そんな研究室の中でも異質なケースとして、自分修士課程の2年間過ごした研究室の話をみなさんに紹介したいと思い、筆を執りました。必ずしも拘束時間が長く、人格否定を行うような研究室けが悪い環境ではないということ、メディアなどでよく見かけ、有名で人気な研究室が良い環境であるとは言えないということだけでも皆さんに覚えていただきたいです。後進の方々の研究室選びの参考に少しでもなれば幸いです。

研究室運営問題点

 初めに、研究室運営面について書いていきたいと思います

 第一に、とにかく人員が不足していたというのがあります。まず、先生(教授講師)はあまり研究室にいませんでした。先生たちは予算の獲得や大学内外の事務に追われるため、多忙になります基本的助教研究員博士課程の方が下の修士学士課程の学生の面倒を見ることになります。これだけなら普通なのですが、先生が後先考えずにどんどん仕事を受けてしまうことにより、プロジェクトに対して人間が足りていない状況が常に生じます。(先生曰く「断るの苦手なんだよね~」とのこと。)その仕事研究だけではなく、各メディア取材研究室見学など多岐にわたります自分研究室に配属されて一年は、講義を受けるほかに、(詳しくは後述しますが)研究室の立ち上げ用に物を発注したり組み立てたり、見学対応をやる日々で、ほとんど研究はしなかったように思いますさらに、月一くらいの頻度で(今はだいぶ減りましたが)先生のお友達を呼んで講演兼パーティーをやる準備や、先生の思い付きで増える仕事などに日々忙殺されていました。また、インターンアルバイトといった形で外部の学生を呼んで研究してもらうこともあり、その人達雑用をする義務はなくお金をもらいながら成果を出していたのに対し、学費を払っている学生雑用に追われるといった状況もありました。事務スタッフ教授所属している社団法人経理をさせられたり、共同研究先の企業から出向(?)の形で来てた研究員の方も、後述の巨大予算運営周りの仕事をやらされたりとひどい状況でした。

 第二に、新設の研究室で、研究を行う環境づくりをゼロから始めなければいけないことがありました。これは事前からわかっていたことではありましたが、自分想像以上の大変さでした。情報系の研究室なんて机と椅子PC発注すれば、あとは個々人の研究に応じて必要ものを買い足していくだけだろうと思っていました。しかし、先生方針で、リビングラボという生活空間研究室が融合したような形態ラボ運営することが決まっていたため、それを満たすような研究室の構築に修士最初一年は消えました。なぜ一年もこのようなことをしていたのかというと、9月ごろに先生とある巨大予算を獲得し、学生スタッフを増員するとの方針キャンパスを移動することに決まったからです。一度ゼロから作り上げた研究室をもう一度ゼロから作り上げることになりました。自分としてはキャンパス移動ですら最初に聞いていた話と違うので、とても不満に思いました。通学時間10倍以上増え、それだけでも大きな負担となりました。(授業は元のキャンパスでやることがほとんどで引っ越すわけにもいきませんでした。)

 このような状態でまともに研究が回るはずもなく、助教自分所属する学科・専攻で博士までとった唯一の人)はやめてしまいました。そこから、特任研究員の方に学生指導仕事が集中します。(本来、特任研究員助教とは違い、学生指導ではなく自分研究に専念するという名目雇用されます。)そして、社会人博士の方がその有能さゆえに研究室内の仕事を一手に引き受けこなしてくれたおかげでなんとかなっていた(?)のですが、当然彼らも自分研究は進みません。

 第三に、教授講師間でうまく連携が取れていなかったようにも感じました。二人とも物事放置・後回しにしたり散発的に進んだりと、計画性とは無縁の進行でした。ミーティングでもその場の思い付きのアイデアで話を発散させるばかりで収束には向かわず学生はどうしたらいいか当惑することが多かったです.

 さらに、二人の共感性の低さも研究室内の人間関係に大きくヒビを入れていました。特に事務の方々への接し方や飲み会の席(講師は酒を飲まないので主に教授ですが)での学生に対する発言は聞くに堪えないものがありました。(詳しくは後述)

 また、学内の期限(修論題目の提出など)を過ぎてから学生に通知したりと時間・期限に非常にルーズでした。そのことを詫びる様子もなく平然としている様子も腹が立ちました。その結果、学生事務員が期限を守らない印象を外部に与えていたのではないか懸念しています

 オーサーシップ周りに関しても不満が残りました。これは自分ではないのですが、大して面倒を見てたわけでもないのに、camera readyになって急に講師が「見るからオーサーに載せろ」と主張してくることがありました。 教授ゴーストオーサー常連からかそれには強く言わず結果的に受け入れられる形となりました。学生側としては教員陣の命令に背くわけにもいきませんしね。(この話に関しては、この研究室に限らず、分野としてそういう傾向があるのかなあと思います。他研究室の話は詳しく知りませんが。)

 このように研究室としての体を全くなしておらず、自分を含め最初3人いた同期修了出来たのは自分だけで、1人が休学、1人が留年という形になりました。(もう一人修了者はいますが、別の研究室がなくなった結果移ってきた人です。)

教授人格面との不適合

 次に、研究室の主である教授性格が合わず人間として尊敬できなかったということについて話したいと思います上司と合わないということはよくあることだと思いますが、よくあることだからこそ、記しておきます

 初めに、衝動的な発言暴言が多く看過できないということがありました。衝動気質に相まって、酒癖の悪さがそれを助長していました。例えば、論文を提出できなかった学生に対して「負け犬じゃん」といったり、昔自死した学生に対して「勝手に死んだんじゃん」などといったことがありました。(なお、これらの発言学生職員に窘められ即座に撤回しましたが、そう思っていたという事実は消えないと思います)。その他にも配慮のない発言が多くありました。

 また、自己顕示欲の強さとマウンティング(いわゆるイキり)が挙げられます。「君たちは潤沢な資金のあって、待遇のいいこの研究室に来てラッキーだ」などといった身内へのイキりを聞いた時は、上で書いたような現状に疲弊していた自分感情を逆なでするのには十分でした。また、自分は偉く、自分が言ったことはどんな無茶でも通ると思っているきらいがあり、無茶な予算申請事務の人を疲弊させることが多くありました。それにあきれ果てた事務の人が次々とやめることがあり、その結果事務仕事が逼迫することもありました。怪しい予算の使い方をしていて、機構の人に怒られたみたいな話を聞きました。大学に目をつけられているのはいわずもがな。

 内弁慶というわけではなく、外部の人間に対しても自分を良く見せようとしていることが多く、鼻につくこともありました。自分にはこのような先生の在り方が、いわゆる口だけの軽薄な人間に感じられてしまいました。いい環境を作りたいとは口では言いつつも自分は何もせず下の人間が苦労したり(「然るべきとき然るべき場所」というアイバン・サザランド言葉をよく引用しますが、これが「然るべき場所」なら笑止です。)、自分は人脈のハブだといいつつスタッフをなかなか引っ張って来れなかったり(前の大学にいるときこの業界で悪評が立ち、人が来たがらないとの噂)とあきれかえることが多かったです。他にも「教育が最優先」と口では言いつつも後回しにしたり、下の人間に任せているようなことなどとにかく「口だけの人間」というイメージです。隔月で1回20分ほどの面談教育したということなのでしょうか。

 専門用語拡大解釈して援用することで知識人を気取るようなスタンスが多く見受けられたのも癪に障りました。例えば、「インピーダンスマッチング」という、高周波電気信号の伝送路において、入力と出力のインピーダンス電圧電流で割った値で直流回路では抵抗にあたります)を合わせるという意味言葉があります。この単語力学などでも用いられます(こういった多分野に共通する背景理論研究しようという思想を持っているのが我が学科・専攻です)が、これを特に理論的背景もなく「折り合いをつける」くらいの意味で使って、さも各分野に精通している感を醸し出すことに長けていました。他には「バウンダリーコンディション」とかもありますね。微分方程式で言うところの境界条件です。これを前提・条件みたいな意味で使います。(こちらについては検索すると若干引っ掛かりますが。)これらにツッコミを入れた学生は以降食事会に呼ばれなくなりました。自分に媚を売らない用済みな人間簡単に切り捨てるようです。こういった拡大解釈した単語を用いてアナロジーを使い、自分の分野に話を引き寄せるのは上手いなと感じていて、知識がない人を煙に巻いたうえで自分の得意技を披露するのは、非常に参考になると思いました。

研究分野との不適合

 3つ目に研究分野であるHCI研究(と研究コミュニティ)との不適合について書きたいと思います。これは研究室自体問題というより、自分との相性の問題ですが、研究に着手できなかった大きな要因のひとつです。

 そもそも自分はどちらかというと、巨大で合ったり高性能であったりするものを着実に組み上げていくのが好きで、アイデア勝負だったり、プロトタイピングといった手法だったりが受け付けなかったというのがあります(同じような人のエントリ https://swimath2.hatenablog.com/entry/2018/07/30/205255)。

 また、この研究分野は、一見役立たなさそうなおもちゃのようなものに、理屈をこねくり回して正当化させるのが多いように感じ(もちろんすべての研究がそうというわけではありません)、興ざめししまったのも要因の一つです。元々内向的性格なのもあって、自我意識などに興味があり、ならば「人に興味があるということであり、工学的なアプローチで人の研究をやれるのはこの分野だろう」という薄い理由で選んだのもあって、この不適合はモチベーションに意外と大きく関わりました。学部時代の成績は良い方で(必要進振り点はそこそこの学科でしたが、コース内ではトップクラスと周りには言われていました)院試第一希望で通りましたが、勉強ができるということが研究できるというわけではないという言葉を痛感しました。ただ、この研究室を選ばなければ、自分ももっと研究が出来ていたのではないかと思い、研究室選択毎日後悔しています

なぜ回避できなかったのか?

 それではなぜ、このような大きな問題点が数多く存在しながら、この研究室に進学してしまったのでしょうか?

 第一に、自分所属していた学科は、院試卒論研究室配属より前に存在し(実質4か月で卒論を書かないといけないのです)、自分研究および研究室への適性がいまいちからないまま、修士で進学する研究室を決めなければいけないという点が挙げられます。(一応研究室に配属されてプチ研究のようなことをするのですが、研究室生活とは程遠いので参考にするのは難しいです) それに加え、卒論研究室修論研究室別にするという慣習があり、卒論配属後合わないから冬入試を受けようというのも難しいです。

 第二に、サークルの先輩(同じ研究室ではないです)にこの研究室を勧められたというのがありますサークル飲み会の時に、同じ分野で研究をしている先輩に、「この研究室はいいところだし、一期生として面倒を見てくれる」と勧められたというのがありました。当時は若く、盲目的に先輩の話を信じてしまいました。悪い噂が流れてこないなら大丈夫だろうと。それに先生記事ネット上で見たこともあり、先生研究科学雑誌を通して知っていたこともありました。学科内でも新設の研究室に関わらず人気があり、これは安パイだろうと考えていました。今考えると人気・有名だから自分にとっていい環境だろうと考えるとは愚かなことです。(ちなみに、この先輩はD取得後うちの研究室内定を蹴り、他の研究室ポストに就くそうです。)

 第三に、一番重要ともいえる点ですが、上でも書いた通り自分大学では新設の研究室で、情報が流れてこなかったというのがあります。今思えば前の大学OBの方などに話を伺うなどをすればよかったとも思いますが、学部勉強サークルに追われていてそこまで気が回らなかったし、回っていたとしてもする余裕まであったかわかりません。しかしながら、新設の研究室に進学するというのは大きなリスクはらんでいるということはもっとしっかりと自覚するべきでした。これを読んでいる方でもし新設の研究室に行くという人がいれば、もう一度自分選択をよく考え直してほしいです。

最後

 ブラック研究室といえば、拘束時間が長いとか日常的な人格否定などがやり玉に挙げられやすいですが、最近では放置ブラックなどという言葉も耳にする通り、劣悪な環境というのは色々な形で存在しています。また、他人にとっての良い環境自分にとっても良いとは限りません。トルストイ著作に「幸せ家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫)との言葉を残しています研究室も一つのさなコミュニティであり、同じことが言えるのではないでしょうか。これから研究室に配属される人には慎重に自分の進路を考えていただきたいと思います。このエントリを通して構成員がみんな幸せになるような運営に変わってくれると嬉しいです。

 文字数制限に引っかかってしまったのでコメント追記します。長文で申し訳ないです。

2018-12-16

世界文学ベスト100」の英米バージョンを調べてみた

文学ベスト100と検索すると、国内に限ってもいろいろなランキングが出てくる。英語圏では、ベスト100を選んだときどのような小説ランクインするのか、気になって調べてみた。

そうすると、日本と同様にたくさんの種類のランキングが出てくるが、これらをひとつひとつ紹介するのも退屈だ。

から、それなりに信頼がありそうないくつかのランキングを選んで、それらにくり返し選出されている作品名をここに挙げてみたいと思う。

なにをもって信頼があるというのかは難しい問題だが、だいたい以下のような基準を満たしているランキングだけを取り上げることにした。

英語圏文学に偏っていないこと

 英語検索しているからには、英語で書かれた小説が多くランクインするのは当然なのだが、英語圏に限らず、世界文学を選出の対象にしていることを条件とした。なので英米文学オンリーとかなのは避けた。

・あまり最近小説大衆小説を選んでいないこと

 2000年以降に発表された小説割合が高すぎたり、「ハリー・ポッターシリーズ」のような、あまりエンタメ寄りの小説を選出しているものは除外した。

 「ハリー・ポッター」が文学かどうかは知らないが、それが文学ベスト100に選ばれているランキングが参考になるかというと、あまりならないんじゃないかな。

古今東西作品から選ぼうとする意思が認められるもの

 どのランキングにしても19世紀以降の西洋文学に偏りすぎなのだが、そこはもう仕方がない。


このような基準で選んだランキングは以下の4つ。検索すればソースはすぐ出てくると思う。

ガーディアン誌による「The 100 greatest novels of all time」(いつ誌上に掲載されたのかはわからなかった)

Goodreadsによる 「Top 100 Literary Novels of All Time」(国内でいうと読書メーター読書ログみたいな位置づけのサイトユーザー投票して選出している)

・Modern Library(アメリカ出版社)による「100 best novels」

アメリカ文学Daniel S. Burtによる「the Novel 100: A Ranking of the Greatest Novels of All Time」(同タイトル書籍がある。Burtは英文学講師をしていたらしい)

4つのランキングのうちすべてに選出された作品は、ナボコフの「ロリータ」と、ジョイスの「ユリシーズ」の2つだった。ロリータすごい。

4つのランキングのうち3つに選出されたのは、以下の28作品

タイトル作者
インドへの道 フォースター
アメリカの悲劇 ドライサー
アンナ・カレーニナトルストイ
すばらしい新世界クスリ
回想のブライズヘッド イーヴリン・ウォー
キャッチ=22 ジョセフ・ヘラ
ドン・キホーテセルバンテス
失われた時を求めてプルースト
フィネガンズ・ウェイクジョイス
見えない人間ラルフエリソン
ジェイン・エアシャーロット・ブロンテ
白鯨メルヴィル
アメリカの息子 リチャード・ライト
ストローコンラッド
オン・ザ・ロードケルアック
百年の孤独ガルシアマルケス
カラマーゾフの兄弟ドストエフスキー
ライ麦畑でつかまえてサリンジャー
善良な軍人フォード
怒りの葡萄スタインベック
グレート・ギャツビーフィッツジェラルド
緋文字ホーソーン
響きと怒りフォークナー
ブリキの太鼓ギュンター・グラス
崩れゆく絆 チヌア・アチェ
灯台へヴァージニア・ウルフ
火山の下で マルコム・ラウリー
嵐が丘エミリー・ブロンテ


このうち22作品はすでに読んでいた。

けっこうそれっぽいタイトルが並んでいるように見えるが、日本ではほとんどなじみのない作家も中にはいる。ジョセフ・ヘラーとかフォード・マドックス・フォードとか。

フォードの「善良な軍人」が翻訳されているかはわからなかったが、これを除けばすべて翻訳で読むことができる。すばらしい。

12/19追記

ブコメの指摘からフォードの"The Good Soldier"(上では「善良な軍人」と訳した)は、「かくも悲しい話を…」という邦題翻訳されていることがわかった。ありがとう

2018-10-18

ピンふり偉人名言

まだノベライズ買ってない(そのうち買う)からしかしたらそちらにはきちんと収録されているのかもしれない(ノベライズ担当原作者令丈ヒロ子は内容を大幅に変えてしまったと脚本吉田玲子に謝ったらしいので入ってないかもしれない)が、みんなピンふりピンふり言う割に名言ネットに残していない。名言好きっていう属性は事前告知チラシにもピンふりのプロフィールとして載っているが映画若おかみは小学生!」でピンふりは4つしか偉人名言を喋っていない。

「私はこの社会に いやこの宇宙に衝撃を与えたいの」by スティーブ・ジョブズ

「習わしは万物の王」 byロトドス

「汝の心に聞くな 心に教えろ」by トルストイ

「夢見ることができれば、それは実現できる」by ウォルト・ディズニー

この中で世の中(≒ネット)にある言葉そのままなのは一番最後ディズニーのものだけである。ヘロトドスのものは若干言い回しが違う。トルストイはこの名言のものがあまり広まっていない(≒検索しても見つからない)。スティーブ・ジョブズ名言も前半はジョブ自身が言ってるわけではなさそうだ。ただそれだけに、ピンふり本人は自分言葉を言いながら偉人名言を思い出しているのではないかとも思われる。ちなみに4つの名言のうちヘロトドスを除く3つまでがおっこに対して使われた言葉であり、もてなしに行くおっこを送った際に励ましに使ったディズニーのものを除く2つは学校教室で話している言葉である。「わたし普通ってものに埋もれたくない」と言って「時と場所にふさわしい衣装」なるもの否定した割にはTPOには敏感とも言える。なお「普通」という言葉に関しては関峰子もまた「普通なんて曖昧ものさしでお客様を計ってはいけない」と否定している。花の湯温泉でおかみとして働くには「普通」に反するこだわりは必須のものなのだろう。

追記:

家に帰る途中で青い鳥文庫ノベライズ買ってきた。挙げられてる名言全部あった。

「我の心に聞くな 心に教えろ」by トルストイについてははてブで指摘あった通り「汝」の聞き間違いだったのでそこ直した。あとは少々違うところとか、実はこの人の名言じゃないよとか書かれたとことかあるけどノベライズ=脚本でもないしそのままにしとく。気になる人はノベライズをどうぞ。

2018-05-19

教養ある日本人は何を引用すべきか

教養ある欧米人さらっと聖書ギリシアローマ古典、あるいは近代ならシェイクスピアだ、トルストイだ、ビクトルユゴーだと引用したりするけど、日本だとどうなんだろう?

古事記にもそう書いてある」という割には古事記から実際引用することなど見たことがない。

歴史書としても日本書紀、扶桑略記、大鏡やらかの引用も聞かない。文学としては、源氏物語や、平家物語とかもあるけどどうなんだろう?

故事成語がそれに近いかもだが、五十歩百歩は孟子、百聞は一見に如かずとか漢書の趙充国だなんて意識しないだろうし、李下に冠を正さずも君子行など聞いたこともないような人も使うだろう。

2018-03-04

緊張感のない関係ヒロインはつまらんなー、という話

なろう小説ハーレムものとか見てて思うんだけどね、

主人公にデレッデレで恋愛至上主義ヒロインに魅力感じる読者っているのかね。

まあ、内心デレデレなのは別にいいんだが、あんたの人生それだけかよって、いつも思うんだよね。

「最も重要もの目的とか価値観とか)は別にあって、ついでに主人公も憎からず思ってる」

って位の位置づけの方が、ヒロイン力が高い気がするんだよね。

ぬーべーのゆきめとか、ぬーべーを殺そうとしてた時とか「さようなら鵺野先生」とか言ってた時の方が明らかにヒロイン力高いだろ。


(あ、ネタバレあるんで一応。)

GS美神の裏ヒロインというか、このキャラ存在が重すぎて作品が終了した感があるルシオラとかね。

歳がバレそうだが、あのキャラヒロイン力すげえだろ。

ヤッたら死ぬけど、今夜一発ヤって死のう!ってくらい横島にホレてる割に、

終始一貫して横島と食い違ってて、最重要なのは自分価値観であって横島じゃないんだよねあのキャラ

「横島のためなら死んでもいい」じゃなくて「ホレた相手のためなら死んでもいい」なんだよね。

あんたヤッたら死ぬでしょーがそこまでして求めるほどの男かって妹に止められた時に、横島のここが良いとか何とか一切言わないんだよね。

自分の一生はどうせ短いからホレた相手と結ばれて終わるのも悪くないって言って妹はり倒すんだよね。


エヴァの赤と青もね、基本的主人公の事とか二の次じゃん。あれがいいんだよ。あの位置けがあったから、あんだけ人気が出たんだよ。

あの二人、シンジにデレデレだったら作品終わるじゃん。

シンジ自分の事でいっぱいいっぱいで、二人の事とかどうでもいいじゃん。あれでいいんだよ。

二次創作とか読んでると、デレデレラブラブになった途端にスーッと冷めていくのが自分で分かるんだよね。

「あ、これ別キャラだわ」って感じになるんだよね。

内心デレるのは構わんけど、それを表に出すなって。


よく考えると「釣った魚にエサはやらない」ってだけの気もするが、

主人公にデレッデレでそればっかやってるヒロインって、

「他に重要な悩みはないです」って底の浅さをアピールしてるような感じで魅力度大幅ダウンなんだよね。

ネギまエヴァンジェリントルストイ引用して「幸せな奴はみな似たり寄ったりだが、不幸な奴はそれぞれに違うとゆーことだな。」と幸せそうなやつはつまらんと文句言ってるが、要するにそれよ。

主人公にデレデレしてばっかで、バカ幸せそうなやつが見てて面白いけがあるか。



おいそこの量産型ヒロイン

あんたの人生主人公結婚出来りゃそれでいいのかよ。

そんな安い人生生きているヒロインが魅力的なわきゃないだろっての。

2018-02-07

anond:20180207213948

こちらこそ誤読悪かった。でだ。

「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である」というトルストイ言葉があるのだけれど、子供を持つ貧困家庭事情も様々だよ。

それを一様に避妊家族計画で避けれると思うのはちょっと頭で考えすぎてる。

それに、運悪く子供がいる貧困家庭になってしまう人は少ないって考えてるっぽいけど、そのくらいの運の悪さって結構ざらにあるよ。むしろ育てられないけど産みたいって人の方が少数派じゃないかな。

で、あなた理想論理解できないわけじゃないけど、あなたが言う通り貧困家庭に生まれしまった子供にはなんの罪もないわけで、そこを支援するのはそんなにおかしなことでもないだろうと思う。

それにも納得できないなら、この家庭は支援すべき事情のある家庭だ、みたいなかわいそうランキングでも作る?って話になってくる。でもそれが醜悪なことくらい、説明しなくてもわかってもらえると思うけど。

2017-11-14

anond:20171114030911

ロシア文学トルストイホラー小説のH・P・ラブクラフトアメリカ文学アーネスト・ヘミングウェイ

日本だと、北杜夫中島らもなんかが、双極性障害と言われていて、

躁状態とき作品バリバリ書いていたらしいので、一概に悪いこととは言えないと思うんだ。

でも、その反動として、鬱のときものすごく落ち込む人もいて、それが辛くて自殺してしまった人も少なからずいるのね。

取り返しのつかない事態になる前に病院にいってもらえると嬉しい。

2017-10-08

anond:20171008044244

私は入院中にドストエフスキー白痴」「悪霊」「未成年」とトルストイ戦争と平和」を読破しようと意気込んでいたのに、治療薬の副作用による不眠、集中力低下、記憶力低下で本を一切読めなくなり、地獄のような入院生活を過ごしたぞい。

仕方がないから当時まだ珍しかったiPhone3Gでネットサーフィンしたり音楽聴いたりしてた。

ゲーム好きなら携帯ゲーム機があったら時間潰すのに最適だと思う。

私が次に入院するとき絶対携帯ゲーム機を持ち込んでRPGをやりこむ。

2017-10-02

https://anond.hatelabo.jp/20171002233022

人によって悩みや関心が違う以上、これを読むべきなんてとてもじゃないが言えない。ネットに山ほどブックガイドがあるし、その中から気になるやつを読めば良い。

(とはい大学生なら大体ニーチェサルトル辺りにハマるんじゃないかと思うけど。)

ただ、いまブックガイド見てたら安直ドストエフスキートルストイを勧める輩が多いんだけど、この辺は聖書理解がないと全然わからんので注意。この点の留保なく勧めてくるやつは大体読んでない。

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20150511022554

この日記を読みながら、トルストイ懺悔読んでみればと思っていたら、日記最後の方で出てきましたね。

生きる意味、難しい内容です。考えても考えても分からないし、他人に聞いても尚更で、的外れなことを言われたり、変な人扱いされてしまう。だから自分で考えなければいけないけど分からないという、ループが続く(まあ、ちゃんとした考察は、懺悔に記されてますね)。

あなたは私に経緯や考え方等色々似ています勝手に思っているだけかもですがそれでもお許しを。

思考と行動が矛盾しまくるのが人間なのに、それを理解できてない人(考えがそこまで至らない人)ばかりだと思ってしまう。そんな人たちに、相談真剣質問なんて出来る訳がない。

2017-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20170207075243

キリスト教入門」としてこういう聖書エピソードを並べるのは間違ってる(誤解される)と思うんだよな。この科学時代にこんな神話めいた話されてもこの増田みたいな反応されるのがオチでしょ。

大事なのは、このエピソードを受け入れたとすると、生き方世界観がどう変わるかってところだと思うんだよね。その辺が分からないと、アメリカ貧困層を中心に福音派ガンガン勢力を伸ばしてる理由とか、ニュートンパスカルドストエフスキートルストイみたいな大天才が何でキリスト教信仰していたのかとか、欧米無神論者ちょっと・・・ってなる理由とか、全然からないんじゃねぇかな。

結果、宗教のカネや戦争の面しか見えなくなって、不信感だけが強まる。かなりろくでもない。

2017-02-05

ドストエフスキー読もうぜ、じゃねぇよ

http://lfk.hatenablog.com/entry/2017/02/04/132000

ドストエフスキー読もうぜ、と言う割に、なぜ読まないといけないのか、読むとどういういいことがあるのかが全く書いてない。

地下室の手記オススメというが、あれはそれ自体がある論考に対する反論となっていて、その論考は日本じゃ通常読めないという難物。しかも最終的な結論キリスト教色が強く、それこそカラマーゾフの兄弟なんかを読んでないと意味不明に陥る。

地下室の手記」については「カラマーゾフ」のように宗教的テーマにあまり触れていないから、キリスト教価値観についてそこまで意識しなくても読み進めることができる。

ホントですか?

ドストエフスキートルストイなんかと違って、誰にでも楽しめるエンターテインメント的展開(読者サービス)に乏しいため、娯楽のために読める代物ではない。ドストエフスキーの描こうとした主題をつかみ取るために奮闘するというような読み方になる。

そうなると必然的に予備知識として聖書知識必要となってくるわけだが、その辺のフォローもなし。

物語を正しく認識するためには、キリスト教価値観というベースがどうしても必要になってくる。

で、どうやったらそのベースとやらが手に入るのさ。

大体カラマーゾフは○回読んだとかいうやつにロクなやつがいない。

2016-12-21

光文社古典新訳文庫

読みやすいか評価されてるのか知らんが、トルストイ小説読んでたら「チャームポイント」って言葉が出て来た点でこのレーベルもう終わってると思った。

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