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はてなキーワード: 半月とは

2021-06-19

昨日みた夢の覚書

 夢のはじまりは夜だった。私は友達三人とどこか温泉街のような場所旅行に来ていて、ホテルチェックインを済ませたところだった。私に一緒に旅行ができるような友達は三人もいないはずだから、その友達が誰だったのか、どんな顔だったかはもう思い出せない。あるいは高校修学旅行で同室になった同級生たちだったかもしれない。

ホテルは十四階建てくらいの、温泉街にしては大きくりっぱなホテルで、私たちは四人で一部屋の和室に泊まった。皆で浴衣に着替え、宴会場のようなところでにぎやかに夕食を食べた。酒を飲んで心地よくなった私は「先に部屋に戻るね」と言って、友達三人を残して宴会から抜け出した。私には昔からこういう空気が読めないところがあって、だから友達もいないわけで、やっぱり三人もの友達旅行になんて行くわけがない。

部屋に戻ると、すでに四人分の布団が敷かれていた。食事の間に用意してくれていたようだ。私は自分の布団に潜りこんだ。眠気はすぐに訪れた。

さらに夜が深くなり、あのまま眠ってしまったらしい私はうっすらと目を開けた。部屋の電気はついたままで、けれど室内に他の三人の姿がみえない。敷かれていたはずの他の布団も見当たらない。まだ微睡んでいる意識の端でふと、私はもどる部屋を間違えたのかもしれない、という可能性を考えた。アルコール思考が鈍麻していた私は、それでもいいかと思ってそのまま目を閉じた。

翌朝、目を覚まし、今度は完全に意識覚醒した状態で室内を見渡した。何度みてもやはり、其処には私一人しかいなかった。

思ったとおりだ。私はもどる部屋を間違えてしまったんだ。

とくだん焦ることもなく私は冷静に自分荷物をまとめ、スマホの充電がいっぱいになるまで少し待って、部屋のドアを開けた。

ホテル廊下が続いているはずのそこには、明るい外の景色があった。それも、よく見慣れた、私の実家玄関を開けたときに見える畑と砂利道と住居と、そういう眺めが目の前に広がっていた。

私はさすがに驚いて、たった今まで自分が寝ていた部屋を振り返る。ホテルの部屋だと思っていたそこは、私の実家に替わっていた。もう誰も住んでいない、置いていかれた家具がなんとか朽ち果てずに残されているだけの、異質な存在感を放つ廃墟が私の背後にあった。

私は酔っぱらって、ホテルの部屋に戻ったつもりが実家に帰ってしまっていたんだ!

情けない気持ちになりながら、とりあえずホテルまで戻ろうと外に出たところで足が止まる。実家からあのホテルまでのルートなど私が知るはずもない。途方にくれたが、私はそれでもホテルを目指して歩いた。そしてすぐに気づいた。あのホテルは私の実家ほとんど真裏に建っていた。

視界にあらわれたホテルは来たときよりも小さく、ペンションのような見た目に変わっていた。

しばらくホテルを見あげて立ち尽くしていると、入り口から引率の先生のような中年男性がでてくるのが見えた。いなくなった私をさがしに来てくれたらしい。友達四人の小旅行だったはずの旅行がいつの間にやら、修学旅行か何かに変わっている。気づけば私は当然のように学生服を着ていた。

「一体どこにいたんだ?」

小走りで駆けよってきた先生が私に尋ねる。私はその瞬間、廃墟となった実家で一夜を明かしたことを話せば奇異の目で見られるのではないか不安になり、曖昧に口ごもった。まごつく私に先生もそれ以上追及することはなく、私をホテルロビーまで連れていってくれた。

ホテルロビーでは、先生に付き添われて私は誰かを待っていた。友達三人のことを待っていたような気もするけれど、はっきりとは分からない。それでもただ、私は待った。ロビーには私のように先生に付き添われ誰かを待っている人が他にも何人かいた。あてどないような、茫洋な表情を皆そろって浮かべている。それを見るうちに私は、昨夜の出来事をすべて先生に話してしまいたくなり、これまでの経緯をとつとつと先生に打ち明けた。

「私、本当はやっぱり、実家出るの嫌だったってことなのかなぁ」

最後にそうつぶやくと、先生は私を見て黙った。それからゆっくりと、正面の大きな窓に目をやり、その向こうに見える立体駐車場を指さした。あの駐車場は昔は駐車場じゃなかった、あそこには誰かの住居があった、でも今はもうない。そうやってすべては変わっていくものだと、先生はしょぼくれた私を励ますように喋り続けた。

私はぼんやりと、良い人だなあこの人、でも、たとえ話は上手くないなあと思いながら、熱心に語られる話を右から左へ聞き流した。

 

目が覚めた。今度こそ本当に、そこには現実の朝があった。

まだ夢の記憶が鮮明な私はしばらく体が弛緩したようになり、とても起き上がる気になれなかった。まったくなんて夢だろう。

来月、転職が決まっている。新生活スタートだ。もうあと半月と経たずに、私は生まれから二十数年を過ごしたこの家を出る。夢の中ではすっかり空っぽ廃墟になっていたあの家に、現実の私は今、まだ、あともう少し、住んでいる。

住み慣れた我が家の廃れきった姿、それでもそこに帰ろうとした夢の中の自分を思うと、切ないような気持ちがこみあげてたまらない。

そう遠くない未来に私が抱く郷愁の味を、私は既に知ってしまったのだ。

高卒発達障害の、恐らくこれ以上ない職場

高卒女。ASDADHD

高卒就職していまもその会社で働いている。

今年で確か25だから……7年目かな?

ただ発達障害の診断されたのは就職後だから、一応一般就労クローズで働いてる。

いまの職場に不満は無い。

いや、一切不満が無いわけじゃない、けど、転職するほどじゃない。

中小企業事務員経理ではない。とある事務作業をずっとしている。

もう5年以上。

正社員フルタイム年収は300万前後。月の手取りは14.5万。

残業ゼロ職場だけど、一般的にみたら手取りは少ない。

少ないと思うけど、田舎だし、高卒だし、事務員だし、しょうがない。

でも奨学金も無いし、実家暮らしだし、全然なんとかなる。

友達もいないか交際費もない。彼氏いたことない。

趣味もそんなに無い。休日は家に引きこもるし。(だから出会いも無いのだけれど)

物欲もそんなにない。馬鹿舌だから食に対してこだわりもそんなにない。

そんな感じで、5万円くらい実家に入れても、なんとなっている。

というか全然貯金出来てる。年間80万以上は。

まあ若い頃は経験お金使った方がいいとかいうから貯金があればいいってわけじゃないんだろうけどね。

実際居酒屋すら、会社飲み会で数回行ったこしかない。飲み会だと他の人が注文も何もかもしてくれるから何も分からない。

この辺は今回の話と関係いからまあいいや。

仕事を教えられたときは、手作業で一つ一つ数字のチェックをしなくちゃいけないことが多かったかミスも多かった。

ミスチェックをしても、まだミスが残っている。チェック3回してもまだミスが残ってたりする。辛かった。

でもある程度仕事を覚えたら丸投げされるようになって、ある程度自由にしてよくなったから、

自分Excelを使って確認用の関数を組んで、機械にに確認させるようになったらめちゃくちゃミスが減った。

マクロとかは1mmも分からないけど、Excel関数には多少詳しくて良かったとこの時本当に思った。

それでミスがほぼ無くなって、だんだん評価されるようになった。

仕事ひとつのことをやっているればいい。コミュニケーションは苦手だけど、独立した仕事をしているから他の人とあまり関わらなくてもいい。

来客対応はしなくていい。電話対応は無いわけじゃないけど、分かんなかったら保留にして人当たりの良い先輩に聞けばいい。

入力作業がないわけじゃないけど、機械にチェックさせる仕組みを作ったから、まだどうにかなる。

営業じゃないけど、「仕事を取る仕事」をしているから割と評価もして貰えてる。

毎日残業無しの8時間労働だけで、評価して貰えてて、年収300万。

今はコロナで完全に無くなったかあんまり関係ないけど、苦手な飲み会も年に4~5回くらいしかない。

休日も取りやすい。人間関係も悪くは、ない。

人当たりの良い先輩も多い。良くして貰っていると思う。

社長はクソだし、反りの合わない従業員も多少いるが、全然許容範囲

「私のこと嫌いなんだろうな~」って人もいるけど、まあ、我慢すればいい。

多少不満はあるけれど、まだ目を瞑れるレベル

毎日椅子に座って、パソコン操作して、半月後にある期限さえ守れば自分のペースで仕事していい。

正確性は求められるけど、そこの問題Excelとかがチェックしてくれるからカバーできる。

これ以上の職場があるか?

職場環境もそうだけど、これだけ私に合っている仕事内容で働かせてもらえるか?

多分この職場で他の仕事してたら絶対続かなかった。

経理とはExcelミスカバー出来ないし……

絶対にこの仕事辞めない。クビって言われるまで居座り続ける。

というかクビって言われたらもう他の仕事に就ける気がしない。

一応日商簿記2級と、あとこの業界簿記資格を持っているけど、経理はしたくない。ミスが多いから。

障害者雇用だと年収300万はもう絶対にむりだ。

この前なんとなく「地元名+日商簿記」とか「地元名+業界簿記」とかで検索して求人情報確認してみたけど大体がパートで時給900~1000円だったし、絶対転職とか出来ないでしょ。

基本給18万とかあったけど、経理事務作業全般みたいな仕事内容だし、色々な仕事毎日同時進行なんて出来ない。

書けば書くほど仕事辞められないなと思った。

絶対辞めないです。

でも多分あと数年で社長が変わります社長が変わると社内の雰囲気がかなり変わると聞くのでそれが一番怖いです。

このままずっと、私に優しい職場関係でありますように。

お仕事頑張ります

2021-06-18

人気ブコメアルゴリズム変更から半月ほど経ったけど

効果のほどはどうだろう?

まあ、確かに暴言ばかり吐いていたIDをとんと見なくなった感じもあるが、実のところいかに。

2021-06-02

最近話題になってる漫画全部読んだ感想

ここ半月ほどではてブで三桁ブクマついてる読み切り漫画全部読んでみたけど、あんまり面白いのない。

ちなみに俺は「ダンダダン」は詰まらないと思う感性

「校庭の宇宙人もっと短くわかりやすくできるはず。

「片付けられない神様」読んだなかで一番きれいに収まってる作品。「部屋が物で埋まっているのは悪か?」という問いにはもっと強いメッセージが欲しかった。

「昼花火」凄いんだけど面白くない。

「16歳の身体地図生理って難しい題材を重くなりすぎないで描いてるのは凄い。生理を扱わないならもっと軽やかな作品になったのでは、とも思う。

「減量機械高橋葉介ぽい。つまらない。

影追い人」ジョジョが好きなのは分かるからいっそ完全にバトルものにしたほうが良かった。

邪神打線キャラが立ってて良い。野球が題材である必要があまり無いような気がする。

不老不死の男たち」絵も話も完成度が高い。ただ女の子が話を進めるためだけに登場して死んでしまったように感じられたのが残念。

「胸の中のコンチェルト」何もイベントが起きない漫画主人公がぐるっと一周回って同じ位置に帰ってきたのに何も変わらない。つまらない。

やすお」誰でも思いつきそうなアイデア。読者はこんな絵でこんな展開にしたら胸糞悪くなってくれる、みたいな計算が見えて話に乗れなかった。ひどい出来。

2021-05-29

二次創作十年、一次創作二年。

 休み休みとはいえ、ずいぶん長い間続いたなと思う。十二年前、初めて自宅にまともなネット環境ができた。それで自由にネサフすることが出来るようになったときに初めて、自分が昔から大好きで今でもまだ大好きな漫画二次創作サイトが多数あることを知った。で、私もやってみたいと思い、何も展示するものなどないのに見切り発車で自分サイトを開設した。パソコンネットに繋がれるというのに、最初サイト携帯サイトだった。

 自分でも、作れるものが何もない状態運営をはじめたサイトなんか、長くは続かないだろうと思った。最初は下手なイラストを無理矢理こしらえて飾っていた。そんな恥ずかしいことをよく平気でやってたなと今では思えるものの、Pixiv流行以前は上手なイラストが大量に流れる場所アクセスする方法を私は知らなかったので、そんなことができた。

 しかし、二次創作サイトで絵だけを展示している人は多くなく、だいたいポエム小説も展示している人が多かったので、私もそうしたいと思った。けど、子供の頃は小論文以外の作文が大嫌いだったから、私には絶対無理だと最初から諦めていた。

 ところが! いいな羨ましいなと思い続ける自分が嫌になって、1ヶ月半くらい経ったとき、そんなに書きたきゃ書けばいいじゃない! と思って、筆をとり(パソコンをとり)一晩かけて一本完成させた。たぶん、800文字もなかったのではないだろうか。推しカプではなく、リアタイ時にコミケ女性向けジャンルを制覇したカプを書いた(コンビとしてだけど)せいで、お世辞言ってくれる閲覧者がいたおかげで調子に乗り、以来半月に一本完成させるくらいのペースで半年くらい、やがて睡眠時間を1日1時間半くらいにして毎日ひたすらなんか書いている暮らしシフトした。

 携帯サイトでは物足りなくなり、お金を払ってレンタルサーバーを借りてでっかいサイトを作った。絵はあまり書かなくなった。全小説作品を読むのに半日かかるサイトになった。

 それからやかんやあって創作休みがちになったり、月々2500円くらい払って偉そうな「お客様」を相手にするのが馬鹿馬鹿しくなり携帯サイトに逆戻りしてみたり、Pixivに移動したりなんだりした。

 そして初サイトを作って十年目になった。それまで十年も気持ち悪いほど一つのカプを推してきた私が、なんと新規の沼に転げ落ちた。さすが、新規の沼なだけあって、書けば書くほど読んでもらえて楽しいので、睡眠時間をまた1日1時間半にしてがむしゃらに書きまくった。すると、いい感じに頭のタガが外れたのか、昔から推しカプを書くのも再び捗りはじめた。

 そうして私は常に何か書いてないと済まない病になった。二次創作の方は、昔から推しカプ方面は和やかに続けていたが、何しろ十年書き続けたせいでネタ探しが大変になった。新規の沼は、半年くらい経つと、下らないことが原因のいざこざが頻発するようになった。私はしばらく傍観していられたが、最終的には自称「絵がクソクソに下手クソ」な絵師の売名活動に巻き込まれて嫌になった。

 そんな訳で、昔から推し分野は中々ネタがないし、新規の沼は地獄の釜の底に沈んでしまったしで、書くことがなくなった。書きたい意欲を持て余した私は、やがて増田ばっかり書くようになった。

 すると、ある日私の書いた増田がバズり、800ブクマ超えをした。これはバズった増田としては凄く多いわけではないかもしれないが、私史上最高のブクマ数だった。そして、ついたブクマの数々には、内容への感想だけではなく、「読みやす文章」という感想も多くあり、私は私史上最高に調子にのった。

 もしかして、私の文章けっこうイケてるんじゃね!? と思った。ずっと、読まれるのは原作とカプの力で、私に実力があるわけではないとイジイジ思い続けていたから、舞に舞い上がり、畳の上をゴロゴロ転げまくった。

 調子こいた私はとうとう、一次創作を始めた。二次創作ほとんど書かなくなってしまった。だが、二次創作を書かなくなってしまったきっかけが幸せものだったので満足している。ずっと推してきたカプの集大成短編を一個書いて、萌の場外ホームランを打ち出したのだ。昔から推し仲間達から、「す、すげえものを読んでしまった……」と言われた。満足した。もうあの時の私を自分で超えられない気がする。

 今は一次創作二年目。やっぱり原作やカプの力に支えられないとあまり読んでもらえないけど、感想をくれた数人は全員、私の作品をすごく好きだと言ってくれたので、私は今日もせっせと書き続けていられる。

2021-05-22

弱者男性のわしがクロワッサンして起きた変化4選

anond:20210508214201 ふむ。

anond:20210522002724 ふむふむ。


1.わしの弱者具合

年齢...40代独身彼女なし

容姿...170cm80kgデブ塩顔ブサメン丸坊主、両耳にピアス

生活...1k8畳5万、部屋きれいシャワー3日に1回、掃除洗濯最適化

仕事...一人親方貯金300万、今年度の推定年収100万円未満

趣味...ドカ食い、アル中ネトゲYoutube2chまとめ記事はてな読書

友人...男友達多め、女友達ゼロ (話はするがヤりたくなるので本音が出ない)

sex...年に数回異なる素人ノーマルなやつ。性処理は毎日

etc...アル中亭主関白父親から母への心理的DVに声を押し殺し続けた日々。他人が怒られる、不機嫌だと喉が締まる後遺症

2.読んだクロワッサン

クロワッサン 2021年5/10No.1044

https://amzn.to/2RvIvvX



3.わしに起きた変化4選

(1)好みの女性がたくさんいて"わし"が大きくなった p.12

(2)ゴリラ禍でも優しくてマメで面倒見が良いオスがモテる事がわかった p.86

(3)クロワッサンの推薦本をアマポチした p.93

(4)シュワシュワキムチを作れるようになった p.102



(1)好みの女性がたくさんいて"わし"が大きくなった p.12

アンケートに協力してくれた38組の買い物上手たち

30代以上の女の顔写真が1ページにワサッと。きれいな女を見ると頑張ろうと言う気になる、コイツらとクソやりてぇから努力しよ

本間朝子さんが一番タイプ



(2)ゴリラ禍でも優しくてマメで面倒見が良いオスがモテる事がわかった p.86

類人猿飼育者とカラス研究者の対談。動物人間習性類似性について。このクロワッサンで最高の記事

その他にも

ハシブトカラス(そこら辺にいるカラス) の「カア」という単発の鳴き声は、周波数の種類が個体ごとに決まっているので、おそらく声を聞けばほぼ誰なのかわかるんです。

あっこのゴミステーションカラスって会話しとったんか

世界観が変わって良き



(3)クロワッサンの推薦本をアマポチした p.93

これでおしまい 篠田 桃紅 (著)

https://amzn.to/3b7tcAD

この人のドキュメンタリー番組めちゃくちゃおもろかった。

紹介記事文章あなた生き方あなたしか通用しない」でポチ

p.12「38人のオシャレな生き方から p.93 「あなた生き方あなたしか通用しない」の流れが最高

ゴリラカラス対談の次に面白い


(4)シュワシュワキムチを作れるようになった p.102

たまーにシュワシュワくるキムチ無性に食べたくなる。でも甘辛い or 塩辛キムチばかり

市販品でシュワシュワキムチ出会えない。いつも期待して買い、食ってはガッカリした

このレシピでシュワシュワの原理発酵理解

甘酒ということは、塩麹でもいけるな。一生市販キムチを買わずに済む

今後キムチ自炊なので、これ知っただけでも雑誌代はペイかな

シュワシュワキムチ

4.ワシの毒特な雑記

・便利な雑貨の紹介記事

欲しいもの特になかった。40になって物増やす気になれん。厳選する段階

・便利な調理器具

同じくなかった。

ターク製の鉄フライパン載ってたが、キレイ好き>料理好きなヤツは生活の質が下がる

毎回の油ならしでキッチン周りが中華料理屋の臭いを放つようになる

食器も床もトイレの扉も洗濯機もベタベタ換気扇フィルター半月で油まみれ

ワシは一生モノカリカリ目玉焼き大好物で使ってるが

そんなもん未来のオシャレさんにすすめんなクソ

・クソポエミー

ワッサンにはポエマーが多い。記事科学的根拠引用文献がない

「私の幸せ秘訣はこうです」は全てワクワクなし。読み流し

文章熱量を感じない (p.86以外)

元彼ヤリチン過ぎて切なくなる件

私と付き合ってた時点で非童貞ではあったが「ヤリ目的の男は最低」とか言っており本当に好きな男としかやらないと豪語していた。

なお当時(18)だったが既に体験人数は5,6人だった。見た目はフロンターレ三苫別にチャラくはない。醤油顔だけど脱いだらバキバキの部類。

私とは付き合って半月でもうSEXした。SEX好きな男とは知っていた。で、別れたんだが最近酷い。

最近は私と別れた後に付き合った彼氏とも別れたらしくバイトの先輩にすぐ告白したらしい。なお振られた模様。

で、次は地元友達イケメンを紹介してもらって付き合おうとしてるらしい。さらMIXIバーにも近日行くらしい。

ここまで男好き・・・というか常に彼氏がいないとダメって男だった模様。

初彼ではないが初めて長く続いた彼氏であり初体験をした男なんだ

まり私を失望させないでほしい

あの時の爽やかで明るいお前はどこへ行ったんだ・・・

2021-05-20

評論家

5月中旬ともなれば結構明るいはずなのに、昨日の空はやけに暗かった。

空に綿のカーテンがかかってて、モコモコの隙間から青々とした空がところどころ見えていた。ああ、本当は明るい空の下を歩けたのに、雲が隠しているんだなぁと思うと雲のアンチになりそうだった。

遠く西の方を見るとオレンジの切れ間があって、こちらの暗さと比べると炎上しているようだった。そういえば月、月はどこだと探してみるとフェルトが絡まった米粒みたいな冴えない半月が見つかった。お前も散々だなと独り言ちしながら帰路に戻った。

2021-05-19

anond:20210519170623

10万超えでビジホ以上じゃないとダメなのか。

半月15泊でその値段なら実現できそうだ

2021-05-17

オリンピック半月やそこらで一気にやらないで、競技ごとに期間をずらして半年くらいかけてゆっくり進行したらダメなんかな。

2021-05-14

来月に若い世代ワクチン接種可能になるらしいけど

来月ってもうあと半月しかないわけだけど、本当だとしたらスゴいな

意外と早いんじゃないか

スガはオリンピック成功させるんじゃないか

オリンピックだけ開催してパラリンピックはやらなかったらどうなるの

あんまり興味なかったんで日程をいまはじめて確認したんだが東京オリンピックの閉会日が8月8日パラリンピックの開会日が8月24日半月も間が空いているんだな。

さすがにオリンピック間中にパラ中止を発表できないだろうけどこれだけ空いてればその間に中止と言えちゃう気がする。

オリンピックは中止したら違約金を払わなければならないらしいがパラの違約金ってどれくらいなんだろうか?

2021-05-09

元彼ヤリチン過ぎて切なくなる件

私と付き合ってた時点で非童貞ではあったが「ヤリ目的の男は最低」とか言っており本当に好きな男としかやらないと豪語していた。

なお当時(19)だったが既に体験人数は7,8人だった。見た目は西武山川別にチャラくはない。ガテン系というよりはむしろヤサ男の部類。

私とは付き合って半月でもうセックスした。セックス好きな男とは知っていた。で、別れたんだが最近酷い。

最近は私と別れた後に付き合った彼氏とも別れたらしく地元の先輩にすぐ告白したらしい。なお振られた模様。

で、次は高校友達に男を紹介してもらってLINEして付き合おうとしてるらしい。さらにハプバーにも近日行くらしい。

ここまで男好き・・・というか常に彼氏がいないとダメって男だった模様。

初彼ではないが初めて長く続いた彼氏であり初体験をした男なんだ

まり私を失望させないでほしい

あの時の爽やかで明るいお前はどこへ行ったんだ・・・

2021-05-07

脂肪だけで何日生きられるか?

170cm、BMI22=63.5kg、体脂肪率20%=体脂肪12.7kg

だとすると

脂肪1kgあたり7200kcalとすると

7200kcal x 12.7kg = 91440kcal

1日の消費カロリーが約2100kcalとすると

91440/2100 = 43日

 

なので43日生きられる

 

現実問題の話

体脂肪率一定のところから減らないと言われる

 5%までしか落ちないとすると32日となる

・水だけで生きられる限界が30日くらいらしいので理屈は通る

・実際は筋力からエネルギーが取られる

 

所感

・1週間くらい飯食わなくても死なない

・15日くらい絶食したら誰でも痩せそう、代わりに筋力もガッツリ落ちるが

体脂肪率10%くらいの人は半月で死にそう

・1日300kcalでも摂れたら5日寿命が伸びる

 1日600kcalでも摂れたら9日寿命が伸びる

2021-04-25

墨を見てソープ嬢について納得した話

ワイアラフォーソープ愛好マン。先日いつもの店に行ってきた話や。

  

いつもの店のオキニ嬢がさりげなく辞めていたことに気づいたワイは意気消沈やった………。新たなオキニ嬢を求めて誰かに入りたいものの、どうにもタイミングも合わず………という状態半月ほど続き。

たまたま仕事を早上がりできる日があり、ちょっと気になっていた新人ちゃんも出勤していたので入りに行くことにした。

  

おお………めっちゃルックス良い………愛想も良い………正直、「なんでこんな娘がソープ嬢やってるんや」て感じやった。

その答えはすぐにわかった。

プレー前のトークを挟んでお互いに脱がしたら、そこには派手な墨があった。しかもその墨のデザインにはお婆ちゃんとかお母さんの好みが入っているとか。

うん、なんちゅうか、「そういう家系なんやね。

墨を除けば、ルックスに態度に感度に完璧やったから、また行きます

2021-04-23

シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| の感想

1か月以上前に観に行って、

ついうっかり「感想文でも書いておこうかな」などとTwitterでつぶやいたが最後

友人に拾われ「待っている」と待たれてしまった。

こいつは、しっかりとした文章を書かねばなるまい。

私がシンに対して感じた事。

それを素直に、そして素敵に書き連ねて、友人と感動を分かち合うのだ。


などと思いを馳せていたら全然書けなくなり、

「ああ、そうだ自分プレッシャーに弱かったんだ。忘れてた。」

と、自分ヘタレ気質を久々に思い出した。


まりに書けないので、先輩を捕まえて「文章が書けない」と愚痴ったところ

先輩からは「気負うなよ。なんだ、その友人だって、そんな約束もう覚えてないんじゃないか?」と、励まされた。


既にこの地点で待たせてから半月以上経っていた。

友人から特に催促などはない。


はああん、さてはそんなに気負いすることもないのかと

鼻歌交じりで湯船に浸かったり、踊りながら夕餉の支度をしたり、

switchで発売されたモンスターハンターライズをやったりして更に2週間ほど書かずにダラダラすごした。


そのうち書く気力が湧かないものかと期待もしたのだが、これがちっとも湧きやしない。

アイデアは閃いたその時にアウトプットしないと、どんなに素晴らしいものでも劣化すると言ったのは

確か大学の時の教授だったか


逃げるように打ち込んだモンスターハンターエンドロール見送りながら

自分は友人との約束を小脇に置いて、一体何をやっているのだ」と我に返り

待たせてしまっているのかもしれない友人に申し訳なさを感じながら、

ようやく書くぞと、今キーボードをたたき始めた。




ここまでが、つまり言い訳で、今更シンの感想文を書くに至った経緯である


どう書こうか散々悩んだが、結局文筆家でもない私の書くものだ。

感じたことをそのまま文章に起こすしかない。


なに、これは友人に宛てた私信の様な感想なのだから

第三者にとやかく言われる筋合いはない。


から友人が「見苦しい」と思わなければ、とりあえずは問題ないのだ。


では感想だ。どう書こうか。そうだな、本作は大きく分けて3つの感動が湧いた。

それぞれにタイトルをつけるなら、以下だ。


【大号泣お疲れ様でした、すべてのエヴァンゲリオン~】

【散々泣いた後「これシン劇場版だけ見た人は面白くないんじゃないだろうか」という懸念

戦艦好きにはたまらなかったです】



では、細かく1つづつ説明していこう。

うそう。ここからネタバレが発生するので、万が一まだ見ていない人がいたら気を付けてほしい。


----------------------

【大号泣お疲れ様でした、すべてのエヴァンゲリオン~】

とにかく泣いた。

キャラクターは何人か死ぬんだが、そういうシナリオ演出上の悲しみで流れた涙では当然なく、

「こう終わらせるのか」という感動というか。

昔感動したエヴァンゲリオンというコンテンツが、

時間が経って、時代が変わって、自分も一緒に歳をとって、そして受け入れている自分状態のもの

涙が止まらなかった。


それは、終わってしまうという哀愁とはまた違う感覚で、

かつて「なんて難解で新しいんだ!」という側面で感動したエヴァンゲリオン

(この次の詳細で書くが)こんなに分かりやすくなったとしても、受け入れて楽しんでいる自分がいる事の喜びでもあった。


期待していた感動の方向性が全く異なっているのに、喜んでいる自分がいるというのは、

シンの終わりに向けて自分も一緒に歳を重ねたからだと泣きながら気付き、

お疲れ様でした!」と関係者でもなんでもないのに、小さく独り言ちていた。


10代の頃に初めて出会って、一緒に歳を重ねたことで

今全くなんと形容していいのか分からない涙があふれ、

不思議な達成感と供に「楽しかった」「感動した」「泣いた」「素晴らしかった」を超えた感謝を感じた。


感謝

本作において、恐らく一番近い表現がこの単語な気がする。



【散々泣いた後「これ今からエヴァ見る人は面白くないんじゃないだろうか」という懸念

で、散々泣いた後に冷静になってこう思った。


「…今からエヴァンゲリオン見る人は「これ、そんなに面白いか?」と思うんじゃないだろうか。」


というのが、かなり解りやすくなっている。

TVシリーズおよび旧劇場版比較すると、エヴァンゲリオン秘密人類補完計画綾波レイの正体やら

台詞と絵でほぼ全て語ってくれた。


特に、旧劇場版では初見ではちょっと分かりにくかった、一体誰が敵なのか(ゼーレ?ゲンドウ??)というモヤっと感が

分かりやすく「ゲンドウがラスボス」「目的ユイたん復活」と、ご自身説明してくれる。


この辺りの凄く分かりやす説明に対しても、歳を重ねた自分は「語る事を決めた監督お疲れ様です!」と感動したが

なんとなく、「日本人は難解で解釈余地を残す演出の方が好む傾向があるのではないのか?」

という考えから「これ、今からシンを見る人は楽しいのだろうか?」という懸念が生まれた。


こればかりは、私の仮説が間違っているかもしれないので、過剰な心配かもしれない。

実際、序破Qと興行収入は上がっているらしいから、現代は不親切な難解さよりも、

明快な回答があったほうが好まれるのかもしれない。

(いや、でも、Qまでは結構難解だったよなあ。)


ただ、少なくとも、泣くほどの感動は多分ないだろう。


そう思うと、むやみやたらに「面白いんだよ。素晴らしいんだよ。」と勧めることを躊躇してしま自分もいる。


劇場版に比べると、シンは万人に受け入れられる作品にはなっていると思う反面、

自分は今回から観る人に狂うほど楽しいかと聞かれると、唸ってしまうかもしれない。



戦艦好きにはたまらなかったです】

最後はもう、自分の好みの話でしかないのだが、有人の人型巨大ロボットでの肉弾戦よりも

戦艦ものの方が好きな自分にとってはシンは最高だった。


エヴァンゲリオンは当然戦うんだが、ヴンダーが途中まで大活躍なのだ

活躍というか、ヴンダーベースエヴァンゲリオンが戦うのだ。

司令塔戦闘機も大好きな自分にとってさら楽しいありがとうございます

(余談ですが、そういう意味で、途中まで指令を聞かないマリの戦い方は好きではなかった。)


戦艦といえば、艦長。そう、艦長がどれだけカッコいいか大事


ミサトというキャラクターが、TVシリーズではどうにも雌くさくて好きじゃなかったのだが、

それでも、指令を出したり、無茶苦茶作戦ねじ込むシーンだけはカッコよくて好きだった。


そんな好きなミサトが100%、最後までかっこよく戦ってくれたことも、ありがとうございます

艦長から死んだのか、ミサトだから死んだのかは分からないところですが、ミサトは絶対退場するんだなあ…とかも思った。

でも、あのラスト艦長ラストだよね。全員逃がして最後は船と供には艦長としての散り方だよね。)


ヴンダーが動くのは一々カッコいいし、ヴンダーの開発秘話イケてるし、

最後に命の箱舟としての本懐を全うして兵器として出撃するシーンとか。

なんだアレ、ずるい。かっこよくてずるい。


最後の項目に関しては、本当にただただ好みの画がカッコよく動きまくってくれて

脳がひたすら喜んでいるだけみたいな感想なので、語彙がバカになっていると思う。


いや、でもカッコいいしか言えないね


ところで、私は戦艦ものが好きというか、一人のヒーローパイロット)が敵を倒すよりも

多数の凡庸凡庸と言ってもポテンシャル高め)な人々が知恵を絞り巨大な敵を倒すという構造が好き…

というタイプ戦艦もの好きなのだが、庵野秀明はその演出がとても気持ちが良く、

シンゴジラ幸せ過ぎて脳が溶けるかと思った。


そんな話をしたところ、先日知人に「それは、ヤマトは当然として、ウルトラマンウルトラQ)も好きかもね」と言われた。

ふむ、なるほど見てない。ウルトラマン


そして先日のシン・ウルトラマンの特報である


・・・これは期待するしかない。と強く思っている。


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以上が大筋の感想となるのだが、

今回書いてみて一方的レビューだと、心の中にある踊るような感動や衝撃というのが語彙力のなさも手伝って、きっと全然書けていないなと感じた。


これが会話だったら、もっと色々話したい箇所もたくさんあったなと読み返して思っている。


例えば、最後に畳みかけるメタ表現の数々や、その視点から演出だと思えばループスターシステムというもの

シナリオではなくアート寄りな(作家的な?)視点になるから議論不要なんじゃないかとか、

ラストの実写差し込みは昭和舞台壊しオマージュかな?などなど…


会話として意見を聞きながら会話を楽しみたいとは思う視点はたくさん出てくるんだが、

一方的に断言できる事は大体この三つだったなと思う。


特に、一緒に歳を取った作品がこう終わったのかという涙と感謝の話は

他の作品で感じたことがなかったので書いておけてよかったかなと思う。


そう思えば、「待っているよ」と言ってくれた友人に感謝である

ありがとう



ああ、そうだ友人よ。歳を重ねて…で思い出した。

来月私は母になる。

そういう事もあって、余計涙もろくなっているのかもしれない。


こんな時世だから会えるのがいつになるのか分からないが、

子供も連れてそのうち、書ききれなかった感想戦をやりたいものだね。

2021-04-21

嫁が3日前に予定を言ってくる

さっき嫁が、今週の日曜に実家で親戚が集まるから一緒に来てと言ってきて喧嘩になった。

その予定がもっとから分かってたんなら最低でも半月くらい前に、最悪10日前に言って欲しい。

まだ4日もあるでしょと返ってきたけど23時なんて今日が終わる。実質3日だ。

俺は平日の仕事疲労を土日をフルに使って回復させてる。急に予定が入ると体力や仕事のペース配分が崩れるから今後止めてくれ、と伝えたけど納得してないみたいでまたやらかしそう。

今までもこういうことは度々あった。一番ビビったのは嫁の妹さんの結婚式が一週間後の平日だと言われたときだ。一番立て込んでる時期だっので仕事をなんとかこなして休暇とって参加できたけど、無理しすぎたせいかしばらく体がおかしかった。

なんで嫁がこんななのかというと仕事フリーランスというか自営業からだと思う。ある程度自分スケジュールが決められるみたいだから俺もそんな感じで自由になる、と思い込んでる。嫁の実家も全員が自営業で、雇われは俺だけというのも話をややこしくしてる。

自衛策として「近いうちに何かないよね?」って聞いたりしたけど、信用されてないみたいで不快からやめてと言われたので信用したはずなのにまたやらかされた。

2021-04-18

医療従事者じゃないコロナ関係者

業務上関わることになってしまった。

繁忙さというか、組織体制の不備によるエラーを一手に引き受ける形になってしまって、半月で死にそうになっている。

昨日も休日返上で調整仕事した。今朝もメールやり取りした。本当は今この瞬間もパソコン開かなきゃだけど体が動かない。

明日も出社だけどしんどい

もともと今の会社には辞めたさを誤魔化しながら属していたけど、今度ばかりは味方も居なさそうだしダメかもわからん

コロナ禍で無職になったら転職厳しいよなぁ。

こういった経緯で逝ったらある意味コロナ関連死なのだろうか。

2021-04-14

母親が真似ばかりしてくる

最初は微笑ましかったけど最近気色悪い

一人暮らししてて数年前に実家に帰ってきたんだけど生活スタイルとかなんでも真似される

私は朝はバタートーストコーヒーって決めてるんだけど

それも真似された

この間まで私のパン見てバターは嫌いだとかブツブツ言ってたのに.......

コーヒーハンドドリップしてるんだけど

そこまで真似できないみたいで

ドリップパック使ってる

しかも何故か一回使ったのを冷蔵庫に入れて保管して二回淹れてるっぽい

気持ち悪い

朝以外はほぼ紅茶飲んでるのも真似してきた

100円ショップティーバッグ沢山買ってきて瓶に詰め替えて日当たりの良い所に並べて自慢してくる

私そんな安い紅茶飲んでない

調味料はもうあらかた真似された

昨日帰ったら私が使ってるのと全く同じ塩をこれみよがしにキッチンに置いてあって寒気がした

さっき見たら無くなってたから自室に持ち込んだんだと思う

紅茶ジャムを合わせるのが好きなんだけど

それを見て私はジャムあんまり食べないから〜

とついこの間言っていたのに.......

私専用のシャンプー父親が使っているのに気付いてお風呂セットを毎回持ってお風呂に入るんだけど(銭湯に行くみたいな感じで)

何故かそれも真似されて翌日にはお風呂から母親の使うシャンプーなりが消えていた

意味がわからない

気持ち悪い

部屋着も真似された

寝る時はワンピースが好きなんだけど

いつもそんな脚を出して〜とチクチク言ってきたのに

パジャマはこのワンピースって決めたの」

だとか言って私のとそっくりな黒のワンピースを見せてくる

植物が好きなので部屋で育てたり玄関にも花を生けてるのを見て

真似してくるが育てるのが下手なのでいつもその辺で根腐れさせてる

私はひきわり納豆が好きなんだけど

実家はそのまま食べる納豆はいつも粒タイプだったのに

私がひきわり納豆買ってきた翌日にひきわり納豆が入ってた

いつも安いうどん買ってたけどたまにはちょっとコシのある讃岐うどんをと思うと

翌日には......

ヨーグルトブルガリア脂肪ゼロを買ってるんだけど

最近冷蔵庫に同じものが....

スーパー母親と行く店が違うんだけど

「あのスーパー意外と面白いものがあるのよね〜」と言って.......

夏にワインをよく飲んでるのを見て

日本の安い混ぜものワインを買ってくる

しかも一本を半月くらいかけて飲んでる.....

カバー毎日変えるの面倒だからタオルひいてるんだけど

それポロッと言ったら同じタオルひいてた

毎日替えてるんだけどずっとそのタオルひいたままじゃタオルかける意味なくね?キモ

食の好き嫌い関係イタリアンをよく作るんだけどアンチョビやらを使ってたら

それっぽい謎の輸入缶詰冷蔵庫入ってたりする

えっ、「〇〇はこういう外国のばっか使うよね、私こういうのやなんだよね」って言ってたよね?

あん国産命じゃん

日本で有名なメーカーのしか買わないじゃん

私は幼少期から人に真似される事が多くてそれがすごく嫌で母親もそれ知ってるはずなのに........

母親性格じゃ止めてくれって言っても「なんでそんなこと言うの!!!!なんでだめなの!!!!」って方言で汚く喚き散らすだけって結果見えてるし

マジ母親には疑問が湧くこと多かったけど

この年になってうちの母親性格悪いんだと気付いてちょっと悲しい

まあ、普通に社会出たら性格悪いババアなんてそのへんにごまんといるからそのうちの一人なわけで

昔叩かれながら怒られたように

私も母親を叩きつけながら母親性格おかしい所全部指摘したい

私が子供の時にちゃんとできなくて怒った事を

お前が出来ないのか叩きながら問い詰めたい

そして泣いてる私を玄関から放り投げたように母親を道に放り投げたい


一人暮らししろってレス付くだろうけどコロナで今断念中

コロナの様子見ていけそうなら今年中に引っ越し予定

言い返さないのは今実家暮らし家賃浮いてるから

2021-04-10

anond:20210410104251

お前はこれで、相手が悪い、クズ野郎だって言ってほしくて書いたんだろ。だからこの文だけではそう言う以外の選択肢がないよ。

なるほど。そういう自分も確かにいるんだって改めて気づいたよ。

だけどそれはいろんな気持ちが入り混じったうちの一部でメインではないよ。

知人には

「せっかく誘ってくれたんだから行きたいんだけど、自分とこは密になりやす職場環境から自分うつしてしまうかもしれないし、実際にここ半月ぐらい自分の体調が怪しい時期があったか我慢するよ。とはいっても、さすがに今の時期にバーベキュー感染リスク的にもどうかと思う」

と告げている。

あとこれとは別の知人とは違う人に言われたことがあるのが

「俺達をウイルス扱いするなんてお前随分失礼なやつだよね~笑」

こう言われてしまうとなんて返したらいいかからない。

自分が混乱してるのは、新コロに気をつけることがテレビインターネット上で言われている程度や自分の別の友人知人の周囲の状況と比べて、実際の自分身の回りで感じる程度とであまりにもギャップありすぎて、それが人間関係の摩擦のきっかけになることが結構多いってことだ。

なおかつ自分身の回りでも自分と同等かそれ以上に気をつけている人も、いるにはいるので話がさらにややこしい。

2021-04-05

anond:20210404194241

かといって飼えない動物をあてがわれても困るよ。

密輸してきたワシントン条約に触れるヤツとか、どう見ても狂犬病に罹ってる闘犬とか、半月絶食させた人肉の味を覚えたヒグマとか飼えないでしょ。

2021-04-04

anond:20210404104823

頻度高すぎだろ。たった半月で変わるわけないのに。上司あんたを退職させたがっていることに間違いないな

特につらいことはないけど会社行きたくない

タイトルに尽きるんだが

半月に一度くらい上司キャリア面談しているんだが、その度に成長のプランが感じられないなどのご指摘をいただく

パワハラとか厳しすぎるということはない。怒鳴られることもないし、会社辞めろみたいなことも言われない

全面的こちらにやる気がないのが悪い

けどとにかくそれが憂鬱で仕方なく、上司に対しては何をしても不十分と言われるに違いないと思ってしまうので、事務連絡や飲み会リモート)ですら気乗りしない

会社(業種)向いてないのかな

無限に金があったら大学院に行きたい

あーあ、明日もご指導受けてきます

一人暮らし紳士淑女のためのナムル漬物ときんぴらのすゝめ

anond:20210403164306

一人暮らし野菜となると、玉ねぎ人参トマト冷凍野菜などの日持ちする野菜ばかりになりがちで、レタスも買ったらしばらくハネムーンサラダになるくらい、さっさと食わないと生食に耐えない臭い葉っぱになりがちであるレタスチャーハンにでもしてくれ。

さて、保存をある程度効かせるためのお手軽調理法ナムル漬物ときんぴらをおすすめさせてくれ。

ナムル

ナムルといえばもやし!と思いがちだが、もやしナムルは作ってから24時間以内に食ってくれ。痛むのが早い。オススメ人参ほうれん草ナムル。4日は持つ。

適当に細く切った人参アイラップでもシリコンチーマーでも何でも良いのでレンチン蒸し。ほうれん草はアク抜きのために茹でて刻む。ごま油おろしニンニク塩のゴールデントリオに、さらパンチが欲しければ鶏ガラ顆粒でも混ぜて、好きな味付けにしてくれ。

ナムルの良いところは、その日適当に安かった野菜買って作ればうまいことだ。この前3束79円のチンゲン菜と1束29円の三つ葉で作ったけどめっちゃうまかったぞ。

その野菜に適切な処理をして、ナムルを作ろう。共通ポイントは水をよく切ることだけ。

漬物

ポリ袋で作れるかんたん浅漬のすゝめ。清潔な手と調理器具で作ってな。こっちも4~5日持つ。

ニラ

5cm幅に刻んでゴールデントリオ豆板醤ゴマで某ラーメンチェーンの壺ニラっぽいやつができる。上顎にくっつくのと口臭口臭になる以外デメリットがない。これも洗った水はよく切ってくれ。

長芋

最近長芋が安くていいな!じゃがいもは高いのにな。

短冊に切ってめんつゆを適度に薄めて漬けとけ。お好みでワサビつけよう。オクラも入れたい?しょうがない奴め!好きなだけ入れろ!鰹節もあるぞ!

ネッッッバネバのちょいグロポリ袋冷蔵庫に鎮座する以外のデメリットがない。いいぞ。

大根

ちょっとだけ高くなってきたな。1本100円前後で、これだけ食いでがあって、葉っぱも皮も捨てるところがない野菜サラダ漬物、キンピラ、煮物味噌汁、なんでもござれの食卓名脇役もっと大根食えよお前ら。

以前書いたけど滑った増田https://anond.hatelabo.jp/20201223151853

漬物は、皮向いたら袋に入る程度の大きさを4等分して(丸太イチョウ切り、って言うとわかりやすいか?)、砂糖大根の重量の15 %、塩を3 %、酢をお好みの量(10 %くらいから試してみて)、鷹の爪入れて、3日目から食える。好きならゆず皮とか入れてもいいぞ。

剥いた皮はきんぴらポン酢漬けなんかでどうだ?葉っぱも捨てるなよ、菜めしに、ふりかけに、いろいろできるぞ。

大根デメリットがない。いいぞ。

人参

人参も大概万能。ヘタ以外捨てるところがない。葉っぱも美味いんだが、今の人参はみんな葉っぱなしで売ってるよな。世知辛え。

洗って水をよく切った人参を、皮むかずに5-10 (mm)厚の半月切りにして大根と同様の調味料。この薄さで切ると1晩から食える。

人参は色もきれいだしデメリットがない。いいぞ。

大葉

これはうちの近所の大葉100枚が99-299 (円)で売ってるスーパーがあるからこそできるやつなんだが、醤油白だししょっつるナンプラーあたりの強い調味料鷹の爪入れて一晩漬けたあとに、好きな油をドバっと注いでおくと1ヶ月くらいは持つ。くっせえ薬味がいつでもある安心感デメリットがない。いいぞ。

きんぴら

きんぴらは神。みりん砂糖醤油ごま油でドギツく下品に味付け香り付けしよう。ゴボウという食物繊維豊富香り豊かな木材を楽しむのもいいし、基本的に水が出にくい野菜なら何でもきんぴらになる。

前書いて無視された増田https://anond.hatelabo.jp/20200705222824

野菜調理はいいぞ。食生活が豊かになる。

2021-03-22

菰田

以上のお話によって、郷田三郎と、明智小五郎との交渉、又は三郎の犯罪嗜好癖などについて、読者に呑み込んで頂いた上、さて、本題に戻って、東栄館という新築下宿屋で、郷田三郎がどんな楽しみを発見たかという点に、お話を進めることに致しましょう。

 三郎が東栄館の建築が出来上るのを待ち兼ねて、いの一番にそこへ引移ったのは、彼が明智交際を結んだ時分から一年以上もたっていました。随したがってあの「犯罪」の真似事にも、もう一向興味がなくなり、といって、外ほかにそれに代る様な事柄もなく、彼は毎日毎日の退屈な長々しい時間を、過し兼ねていました。東栄館に移った当座は、それでも、新しい友達が出来たりして、いくらか気がまぎれていましたけれど、人間というものは何と退屈極きわまる生物なのでしょう。どこへ行って見ても、同じ様な思想を同じ様な表情で、同じ様な言葉で、繰り返し繰り返し、発表し合っているに過ぎないのです。折角せっかく下宿屋を替えて、新しい人達に接して見ても、一週間たつかたたない内に、彼は又しても底知れぬ倦怠けんたいの中に沈み込んで了うのでした。

 そうして、東栄館に移って十日ばかりたったある日のことです。退屈の余り、彼はふと妙な事を考えつきました。

 彼の部屋には、――それは二階にあったのですが――安っぽい床とこの間まの傍に、一間の押入がついていて、その内部は、鴨居かもいと敷居との丁度中程に、押入れ一杯の巌丈がんじょうな棚があって、上下二段に分れているのです。彼はその下段の方に数個の行李こうりを納め、上段には蒲団をのせることにしていましたが、一々そこから蒲団を取出して、部屋の真中へ敷く代りに、始終棚の上に寝台ベッドの様に蒲団を重ねて置いて、眠くなったらそこへ上って寝ることにしたらどうだろう。彼はそんなことを考えたのです。これが今迄いままでの下宿屋であったら、仮令たとえ押入れの中に同じような棚があっても、壁がひどく汚れていたり、天井蜘蛛もの巣が張っていたりして、一寸その中へ寝る気にはならなかったのでしょうが、ここの押入れは、新築早々のことですから、非常に綺麗きれいで、天井も真白なれば、黄色く塗った滑かな壁にも、しみ一つ出来てはいませんし、そして全体の感じが、棚の作り方にもよるのでしょうが何となく船の中の寝台に似ていて、妙に、一度そこへ寝て見たい様な誘惑を感じさえするのです。

 そこで、彼は早速さっそくその晩から押入れの中へ寝ることを始めました。この下宿は、部屋毎に内部から戸締りの出来る様になっていて、女中などが無断で這入はいって来る様なこともなく、彼は安心してこの奇行を続けることが出来るのでした。さてそこへ寝て見ますと、予期以上に感じがいいのです。四枚の蒲団を積み重ね、その上にフワリと寝転んで、目の上二尺ばかりの所に迫っている天井を眺める心持は、一寸異様な味あじわいのあるものです。襖ふすまをピッシャリ締め切って、その隙間から洩れて来る糸の様な電気の光を見ていますと、何だかこう自分探偵小説中の人物にでもなった様な気がして、愉快ですし、又それを細目に開けて、そこから自分自身の部屋を、泥棒他人の部屋をでも覗く様な気持で、色々の激情的な場面を想像しながら、眺めるのも、興味がありました。時によると、彼は昼間から押入に這入り込んで、一間と三尺の長方形の箱の様な中で、大好物煙草をプカリカリとふかしながら、取りとめもない妄想に耽ることもありました。そんな時には、締切った襖の隙間から、押入れの中で火事でも始ったのではないかと思われる程、夥しい白煙が洩れているのでした。

 ところが、この奇行を二三日続ける間に、彼は又しても、妙なことに気がついたのです。飽きっぽい彼は、三日目あたりになると、もう押入れの寝台ベッドには興味がなくなって、所在なさに、そこの壁や、寝ながら手の届く天井板に、落書きなどしていましたが、ふと気がつくと、丁度頭の上の一枚の天井板が、釘を打ち忘れたのか、なんだかフカフカと動く様なのです。どうしたのだろうと思って、手で突っぱって持上げて見ますと、なんなく上の方へ外はずれることは外れるのですが、妙なことには、その手を離すと、釘づけにした箇所は一つもないのに、まるでバネ仕掛けの様に、元々通りになって了います。どうやら、何者かが上から圧おさえつけている様な手ごたえなのです。

 はてな、ひょっとしたら、丁度この天井板の上に、何か生物が、例えば大きな青大将あおだいしょうか何かがいるのではあるまいかと、三郎は俄にわかに気味が悪くなって来ましたが、そのまま逃げ出すのも残念なものですから、なおも手で押し試みて見ますと、ズッシリと、重い手ごたえを感じるばかりでなく、天井板を動かす度に、その上で何だかゴロゴロと鈍い音がするではありませんか。愈々いよいよ変です。そこで彼は思切って、力まかせにその天井板をはね除のけて見ますと、すると、その途端、ガラガラという音がして、上から何かが落ちて来ました。彼は咄嗟とっさの場合ハッと片傍かたわきへ飛びのいたからよかったものの、若もしそうでなかったら、その物体に打たれて大怪我おおけがをしている所でした。

「ナアンダ、つまらない」

 ところが、その落ちて来た品物を見ますと、何か変ったものでもあればよいがと、少からず期待していた彼は、余りのことに呆あきれて了いました。それは、漬物石つけものいしを小さくした様な、ただの石塊いしころに過ぎないのでした。よく考えて見れば、別に不思議でも何でもありません。電燈工夫が天井裏へもぐる通路にと、天井板を一枚丈け態わざと外して、そこからねずみなどが押入れに這入はいらぬ様に石塊で重しがしてあったのです。

 それは如何いかにも飛んだ喜劇でした。でも、その喜劇が機縁となって、郷田三郎は、あるすばらしい楽みを発見することになったのです。

 彼は暫しばらくの間、自分の頭の上に開いている、洞穴ほらあなの入口とでも云った感じのする、その天井の穴を眺めていましたが、ふと、持前もちまえの好奇心から、一体天井裏というものはどんな風になっているのだろうと、恐る恐る、その穴に首を入れて、四方あたりを見廻しました。それは丁度朝の事で、屋根の上にはもう陽が照りつけていると見え、方々の隙間から沢山の細い光線が、まるで大小無数の探照燈を照してでもいる様に、屋根裏の空洞へさし込んでいて、そこは存外明るいのです。

 先まず目につくのは、縦に、長々と横よこたえられた、太い、曲りくねった、大蛇の様な棟木むなぎです。明るいといっても屋根裏のことで、そう遠くまでは見通しが利かないのと、それに、細長い下宿屋の建物ですから、実際長い棟木でもあったのですが、それが向うの方は霞んで見える程、遠く遠く連つらなっている様に思われます。そして、その棟木と直角に、これは大蛇肋骨あばらに当る沢山の梁はりが両側へ、屋根の傾斜に沿ってニョキニョキと突き出ています。それ丈けでも随分雄大景色ですが、その上、天井を支える為に、梁から無数の細い棒が下っていて、それが、まるで鐘乳洞しょうにゅうどうの内部を見る様な感じを起させます

「これは素敵だ」

 一応屋根裏を見廻してから、三郎は思わずそう呟つぶやくのでした。病的な彼は、世間普通の興味にはひきつけられないで、常人には下らなく見える様な、こうした事物に、却かえって、云い知れぬ魅力を覚えるのです。

 その日から、彼の「屋根裏の散歩」が始まりました。夜となく昼となく、暇さえあれば、彼は泥坊猫の様に跫音あしおとを盗んで、棟木や梁の上を伝い歩くのです。幸さいわいなことには、建てたばかりの家ですから屋根裏につき物の蜘蛛の巣もなければ、煤すすや埃ほこりもまだ少しも溜っていず、鼠の汚したあとさえありません。それ故ゆえ着物や手足の汚くなる心配はないのです。彼はシャツ一枚になって、思うがままに屋根裏を跳梁ちょうりょうしました。時候も丁度春のことで、屋根裏だからといって、さして暑くも寒くもないのです。

 東栄館の建物は、下宿屋などにはよくある、中央まんなかに庭を囲んで、そのまわりに、桝型ますがたに、部屋が並んでいる様な作り方でしたから、随って屋根裏も、ずっとその形に続いていて、行止ゆきまりというものがありません。彼の部屋の天井から出発して、グルッと一廻りしますと、又元の彼の部屋の上まで帰って来る様になっています

 下の部屋部屋には、さも厳重に壁で仕切りが出来ていて、その出入口には締りをする為の金具まで取りつけているのに、一度天井裏に上って見ますと、これは又何という開放的な有様でしょう。誰の部屋の上を歩き廻ろうと、自由自在なのです。若し、その気があれば、三郎の部屋のと同じ様な、石塊の重しのしてある箇所が所々にあるのですから、そこから他人の部屋へ忍込んで、窃盗を働くことも出来ます廊下を通って、それをするのは、今も云う様に、桝型の建物の各方面に人目があるばかりでなく、いつ何時なんどき他の止宿人ししゅくにんや女中などが通り合わさないとも限りませんから、非常に危険ですけれど、天井裏の通路からでは、絶対にその危険がありません。

 それから又、ここでは、他人秘密を隙見することも、勝手次第なのです。新築と云っても、下宿屋の安普請やすぶしんのことですから天井には到る所に隙間があります。――部屋の中にいては気が附きませんけれど、暗い屋根からますと、その隙間が意外に大きいのに一驚いっきょうを喫きっします――稀には、節穴さえもあるのです。

 この、屋根裏という屈指の舞台発見しますと、郷田三郎の頭には、いつのまにか忘れて了っていた、あの犯罪嗜好癖が又ムラムラと湧き上って来るのでした。この舞台でならば、あの当時試みたそれよりも、もっともっと刺戟の強い、「犯罪の真似事」が出来るに相違ない。そう思うと、彼はもう嬉しくて耐たまらないのです。どうしてまあ、こんな手近な所に、こんな面白い興味があるのを、今日まで気附かないでいたのでしょう。魔物の様に暗闇の世界を歩き廻って、二十人に近い東栄館の二階中の止宿人の秘密を、次から次へと隙見して行く、そのこと丈けでも、三郎はもう十分愉快なのです。そして、久方振りで、生き甲斐を感じさえするのです。

 彼は又、この「屋根裏の散歩」を、いやが上にも興深くするために、先ず、身支度からして、さも本物の犯罪人らしく装うことを忘れませんでした。ピッタリ身についた、濃い茶色の毛織のシャツ、同じズボン下――なろうことなら、昔活動写真で見た、女賊プロテアの様に、真黒なシャツを着たかったのですけれど、生憎あいくそんなものは持合せていないので、まあ我慢することにして――足袋たびを穿はき、手袋をはめ――天井裏は、皆荒削あらけずりの木材ばかりで、指紋の残る心配などは殆どないのですが――そして手にはピストルが……欲しくても、それもないので、懐中電燈を持つことにしました。

 夜更けなど、昼とは違って、洩れて来る光線の量が極く僅かなので、一寸先も見分けられぬ闇の中を、少しも物音を立てない様に注意しながら、その姿で、ソロソロリと、棟木の上を伝っていますと、何かこう、自分が蛇にでもなって、太い木の幹を這い廻っている様な気持がして、我ながら妙に凄くなって来ます。でも、その凄さが、何の因果か、彼にはゾクゾクする程嬉しいのです。

 こうして、数日、彼は有頂天になって、「屋根裏の散歩」を続けました。その間には、予期にたがわず、色々と彼を喜ばせる様な出来事があって、それを記しるす丈けでも、十分一篇の小説が出来上る程ですが、この物語の本題には直接関係のない事柄ですから、残念ながら、端折はしょって、ごく簡単に二三の例をお話するに止とどめましょう。

 天井からの隙見というものが、どれ程異様な興味のあるものだかは、実際やって見た人でなければ、恐らく想像も出来ますまい。仮令、その下に別段事件が起っていなくても、誰も見ているものがないと信じて、その本性をさらけ出した人間というものを観察すること丈けで、十分面白いのです。よく注意して見ますと、ある人々は、その側に他人のいるときと、ひとりきりの時とでは、立居ふるまいは勿論もちろん、その顔の相好そうごうまでが、まるで変るものだということを発見して、彼は少なからず驚きました。それに、平常ふだん、横から同じ水平線で見るのと違って、真上から見下すのですから、この、目の角度の相違によって、あたり前の座敷が、随分異様な景色に感じられます人間は頭のてっぺんや両肩が、本箱、机、箪笥たんす、火鉢などは、その上方の面丈けが、主として目に映ります。そして、壁というものは、殆ど見えないで、その代りに、凡ての品物のバックには、畳が一杯に拡っているのです。

 何事がなくても、こうした興味がある上に、そこには、往々おうおうにして、滑稽こっけいな、悲惨な、或は物凄い光景が、展開されています。平常過激反資本主義議論を吐いている会社員が、誰も見ていない所では、貰もらったばかりの昇給辞令を、折鞄おりかばから出したり、しまったり、幾度も幾度も、飽かず打眺うちながめて喜んでいる光景ゾロリとしたお召めし着物不断着ふだんぎにして、果敢はかない豪奢振ごうしゃぶりを示している、ある相場師が、いざ床とこにつく時には、その、昼間はさも無雑作むぞうさに着こなしていた着物を、女の様に、丁寧に畳んで、床の下へ敷くばかりか、しみでもついたのと見えて、それを丹念に口で嘗なめて――お召などの小さな汚れは、口で嘗めとるのが一番いいのだといいます――一種クリーニングをやっている光景、何々大学野球選手だというニキビ面の青年が、運動家にも似合わない臆病さを以て、女中への附文つけぶみを、食べて了った夕飯のお膳の上へ、のせて見たり、思い返して、引込めて見たり、又のせて見たり、モジモジと同じことを繰返している光景、中には、大胆にも、淫売婦(?)を引入れて、茲ここに書くことを憚はばかる様な、すさまじい狂態を演じている光景さえも、誰憚らず、見たい丈け見ることが出来るのです。

 三郎は又、止宿人と止宿人との、感情葛藤かっとうを研究することに、興味を持ちました。同じ人間が、相手によって、様々に態度を換えて行く有様、今の先まで、笑顔で話し合っていた相手を、隣の部屋へ来ては、まるで不倶戴天ふぐたいてんの仇あだででもある様に罵ののしっている者もあれば、蝙蝠こうもりの様に、どちらへ行っても、都合のいいお座なりを云って、蔭でペロリと舌を出している者もあります。そして、それが女の止宿人――東栄館の二階には一人の女画学生がいたのです――になると一層興味があります。「恋の三角関係」どころではありません。五角六角と、複雑した関係が、手に取る様に見えるばかりか、競争者達の誰れも知らない、本人の真意が、局外者の「屋根裏の散歩者」に丈け、ハッキリと分るではありませんか。お伽噺とぎばなしに隠かくれ蓑みのというものがありますが、天井裏の三郎は、云わばその隠れ蓑を着ているも同然なのです。

 若しその上、他人の部屋の天井板をはがして、そこへ忍び込み、色々ないたずらをやることが出来たら、一層面白かったでしょうが、三郎には、その勇気がありませんでした。そこには、三間に一箇所位の割合で、三郎の部屋のと同様に、石塊いしころで重しをした抜け道があるのですから、忍び込むのは造作もありませんけれど、いつ部屋の主が帰って来るか知れませんし、そうでなくとも、窓は皆、透明なガラス障子しょうじになっていますから、外から見つけられる危険もあり、それに、天井板をめくって押入れの中へ下り、襖をあけて部屋に這入り、又押入れの棚へよじ上って、元の屋根裏へ帰る、その間には、どうかして物音を立てないとは限りません。それを廊下や隣室から気附かれたら、もうおしまいなのです。

 さて、ある夜更けのことでした。三郎は、一巡ひとまわり「散歩」を済ませて、自分の部屋へ帰る為に、梁から梁を伝っていましたが、彼の部屋とは、庭を隔てて、丁度向い側になっている棟の、一方の隅の天井に、ふと、これまで気のつかなかった、幽かすかな隙間を発見しました。径二寸ばかりの雲形をして、糸よりも細い光線が洩れているのです。なんだろうと思って、彼はソッと懐中電燈を点ともして、検しらべて見ますと、それは可也かなり大きな木の節で、半分以上まわりの板から離れているのですが、あとの半分で、やっとつながり、危く節穴になるのを免れたものでした。一寸爪の先でこじさえすれば、何なく離れて了い相なのです。そこで、三郎は外ほかの隙間から下を見て、部屋の主が已すでに寝ていることを確めた上、音のしない様に注意しながら、長い間かかって、とうとうそれをはがして了いました。都合のいいことには、はがした後の節穴が、杯さかずき形に下側が狭くなっていますので、その木の節を元々通りつめてさえ置けば、下へ落ちる様なことはなく、そこにこんな大きな覗き穴があるのを、誰にも気附かれずに済むのです。

 これはうまい工合ぐあいだと思いながら、その節穴から下を覗いて見ますと、外の隙間の様に、縦には長くても、幅はせいぜい一分ぶ内外の不自由なのと違って、下側の狭い方でも直径一寸以上はあるのですから、部屋の全景が、楽々と見渡せます。そこで三郎は思わず道草を食って、その部屋を眺めたことですが、それは偶然にも、東栄館の止宿人の内で、三郎の一番虫の好かぬ、遠藤えんどうという歯科医学校卒業生で、目下はどっかの歯医者助手を勤めている男の部屋でした。その遠藤が、いやにのっぺりした虫唾むしずの走る様な顔を、一層のっぺりさせて、すぐ目の下に寝ているのでした。馬鹿几帳面きちょうめんな男と見えて、部屋の中は、他のどの止宿人のそれにもまして、キチンと整頓せいとんしています。机の上の文房具位置、本箱の中の書物の並べ方、蒲団の敷き方、枕許まくらもとに置き並べた、舶来物でもあるのか、見なれぬ形の目醒めざまし時計漆器しっきの巻煙草まきたばこ入れ、色硝子いろがらすの灰皿、何いずれを見ても、それらの品物の主人公が、世にも綺麗きれい好きな、重箱の隅を楊子ようじでほじくる様な神経家であることを証拠立てています。又遠藤自身の寝姿も、実に行儀がいいのです。ただ、それらの光景にそぐわぬのは、彼が大きな口を開あいて、雷の様に鼾いびきかいていることでした。

 三郎は、何か汚いものでも見る様に、眉をしかめて、遠藤の寝顔を眺めました。彼の顔は、綺麗といえば綺麗です。成程彼自身で吹聴ふいちょうする通り、女などには好かれる顔かも知れません。併し、何という間延びな、長々とした顔の造作でしょう。濃い頭髪、顔全体が長い割には、変に狭い富士ふじびたい、短い眉、細い目、始終笑っている様な目尻の皺しわ、長い鼻、そして異様に大ぶりな口。三郎はこの口がどうにも気に入らないのでした。鼻の下の所から段を為なして、上顎うわあごと下顎とが、オンモリと前方へせり出し、その部分一杯に、青白い顔と妙な対照を示して、大きな紫色の唇が開いています。そして、肥厚性鼻炎ひこうせいびえんででもあるのか、始終鼻を詰つまらせ、その大きな口をポカンと開けて呼吸をしているのです。寝ていて、鼾をかくのも、やっぱり鼻の病気のせいなのでしょう。

 三郎は、いつでもこの遠藤の顔を見さえすれば、何だかこう背中がムズムズして来て、彼ののっぺりした頬っぺたを、いきなり殴なぐりつけてやり度たい様な気持になるのでした。

 そうして、遠藤の寝顔を見ている内に、三郎はふと妙なことを考えました。それは、その節穴から唾つばをはけば、丁度遠藤の大きく開いた口の中へ、うまく這入りはしないかということでした。なぜなら、彼の口は、まるで誂あつらえでもした様に、節穴の真下の所にあったからです。三郎は物好きにも、股引ももひきの下に穿いていた、猿股さるまたの紐を抜出して、それを節穴の上に垂直に垂らし、片目を紐にくっつけて、丁度銃の照準でも定める様に、試して見ますと、不思議な偶然です。紐と節穴と、遠藤の口とが、全く一点に見えるのです。つまり節穴から唾を吐けば、必ず彼の口へ落ちるに相違ないことが分ったのです。

 併し、まさかほんとうに唾を吐きかける訳にも行きませんので、三郎は、節穴を元の通りに埋うずめて置いて、立去ろうとしましたが、其時そのとき、不意に、チラリとある恐しい考えが、彼の頭に閃きました。彼は思わず屋根裏の暗闇の中で、真青になって、ブルブルと震えました。それは実に、何の恨うらみもない遠藤殺害するという考えだったのです。

 彼は遠藤に対して何の恨みもないばかりか、まだ知り合いになってから半月もたってはいないのでした。それも、偶然二人の引越しが同じ日だったものですから、それを縁に、二三度部屋を訪ね合ったばかりで別に深い交渉がある訳ではないのです。では、何故なにゆえその遠藤を、殺そうなどと考えたかといいますと、今も云う様に、彼の容貌言動が、殴りつけたい程虫が好かぬということも、多少は手伝っていましたけれど、三郎のこの考かんがえの主たる動機は、相手人物にあるのではなくて、ただ殺人行為のものの興味にあったのです。先からお話して来た通り、三郎の精神状態は非常に変態的で、犯罪嗜好癖ともいうべき病気を持ってい、その犯罪の中でも彼が最も魅力を感じたのは殺人罪なのですから、こうした考えの起るのも決して偶然ではないのです。ただ今までは、仮令屡々しばしば殺意を生ずることがあっても、罪の発覚を恐れて、一度も実行しようなどと思ったことがないばかりなのです。

 ところが、今遠藤場合は、全然疑うたがいを受けないで、発覚の憂うれいなしに、殺人が行われ相そうに思われます。我身に危険さえなければ、仮令相手が見ず知らずの人間であろうと、三郎はそんなことを顧慮こりょするのではありません。寧むしろ、その殺人行為が、残虐であればある程、彼の異常な慾望は、一層満足させられるのでした。それでは、何故遠藤に限って、殺人罪が発覚しない――少くとも三郎がそう信じていたか――といいますと、それには、次の様な事情があったのです。

 東栄館へ引越して四五日たった時分でした。三郎は懇意こんいになったばかりの、ある同宿者と、近所のカフェへ出掛けたことがあります。その時同じカフェ遠藤も来ていて、三人が一つテーブルへ寄って酒を――尤もっとも酒の嫌いな三郎はコーヒーでしたけれど――飲んだりして、三人とも大分いい心持になって、連立つれだって下宿へ帰ったのですが、少しの酒に酔っぱらった遠藤は、「まあ僕の部屋へ来て下さい」と無理に二人を、彼の部屋へ引ぱり込みました。遠藤は独ひとりではしゃいで、夜が更けているのも構わず女中を呼んでお茶を入れさせたりして、カフェから持越しの惚気話のろけばなしを繰返すのでした。――三郎が彼を嫌い出したのは、その晩からです――その時、遠藤は、真赤に充血した脣くちびるをペロペロと嘗め廻しながら

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