「携帯」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 携帯とは

2021-04-22

anond:20210422012738

話題になる度合い、

自殺者あり>自殺者あり(死体なし)>自殺者なし

とかだから

あの手のいじめ携帯が広まってから全国各地であって度々ニュースになるのに、ニュースになった瞬間だけ話題になってすぐに有耶無耶になる

2021-04-21

anond:20210421182730

スマホの困ったことは基本的ネットで調べれば分かる。基本的努力すれば可能な事ばかり。今までメーカー携帯会社に頼るしかないって問題に会った人はかなり少ないはず。

車椅子バリアフリーは、可能不可能か?が明確。10cmの段差があれば車椅子は通れない。諦めるか改善させるかどちらかしかない。

もしもこれが車椅子用にスロープがあるけども「私はしんどいからエレベーターを付けろ」って話になったら有料でお金取るという議論が成り立つかもしれない。

2021-04-20

楽天モバイルエリアは広がらないでほしい

使用量が1G未満の場合無料

1Gを超えると千円になる。

楽天モバイルエリア外では、au回線を借りて月5Gまで高速通信ができるようになっている。

5G使いきった場合や、高速通信OFFにして低速モードで使うと、速度制限1MBpsになる。

まり楽天エリア外で低速モードだと速度1MBpsで無料使い放題になる。

 

自分の使い方(Youtubeを見たり、ニュースアプリを見たり)だと、1Mbpsでも十分に使える。

通話無料から現在無料で使い放題の端末になっている。

でも、楽天エリアの中だと低速モードにできずに強制的に高速モードになるから通信料が1G超えて千円になってしまう。

自分携帯を使うエリアは、ずっと楽天エリア外になっていてほしい。

アラサーになってオタク友達と壁を感じる。

30歳は人生分岐点って誰かが言ってたけどマジだと思う。

発達障害の診断受けて手帳取ったのをステータスにしてるニートのA(自慢気に診断結果見せてくれたけどその結果だとほぼ定型発達じゃん…)

非正規なのを嘆いて正社員様は~って嫌みばっか言う癖に就活しないフリーターのB

未だに自分探しやめられなくて仕事すぐやめる意識高い系貯蓄なしフリーターのC

学生時代からの付き合いで、なんか違和感はあったけど20代前半までは仲良かったんだよね

Bは「酒を飲まないか飲み会はもちろん夜の飯も嫌」

夜飯=酒もなぞだけど、酒飲まないって言ってもBだけは拒否られる。意味不明

Aは「お金がないから1000円以上の食事や、映画とか遊園地とかは無理」「興味ないか美術館とか展覧会とかは嫌」

Aはダラダラウィンドウショッピングして服やコスメ見るのが好きらしい。お金ないのにな。

Cは「皆でウィンドウショッピング時間無駄から嫌。同じ理由オンラインでダラダラしゃべったりコメダも嫌」

Cは自称効率厨サバサバ女。こいつとAが金欠なことが多く、頑なに「安くて早いいつもの店(サイゼリアマクドガストの三択)」で譲らない。

こいつらの意見聞いてたらどこにも行けないしなんもできない。

皆歌うのは好きだし、コロナ前なら気軽にカラオケにする?って言えたけど(それも皆好きな歌の趣味が違うから歌ってない時携帯いじってシラケてるし全員順番に歌わないといけない謎ルールから楽しいか?って感じなんですが)

そのくせ「こんなに趣味とか違うのに仲良しってウチら奇跡だよね~」とかほざいてて背筋寒くなったわ。ノリが学生

敏感肌プチプラの基礎化粧品合わないから診断受けてデパコスの4000円の使ってるって言ってんのに「さすが正社員様は違うわ~」「増田ちゃんきれいなんだから別にプチプラでいいじゃん」ってなんだよ。私だって肌強ければこんなに金かけねーよタコ。肌強ければスキンケアなんて500円のハトムギにするしその分推しにつぎ込みたいわボケ

てか一人には数十万円貸してたんだけど返せってラインで送ったらブロックされたし。

snsのほうはブロックされてないのウケる。きめつの映画3回目行くんなら金返せよクズニート

Cは万年ダイエットしててプチプラ美容ファッションのチェックに余念がないけど毎週お出かけしてクレープやらパフェやらパンケーキやらスイーツ食ってスタバフラペチーノ飲んでたら痩せるわけないんだよな。金ないし野菜嫌いだからってたった1800円の京野菜ランチ計画へし折ってくれたしね…。(というか自分の好きなお出かけ食べ歩きには2000~3000円普通に出してるのなんやねん)

めんどくさ過ぎてグループ抜けてブロックしちゃった……。

これで私あのコミュニティ悪者なんだろうな。あーあ。

追記

数十万貸したのはA。ドカンとまとめてではなく数年前から数万円ずつ貸すことがあり、全部総計すると数十万になったんでいい加減耳揃えて返せって言った。

かに貸したほうも悪いし、ブロックされたあと周囲に相談したらAが手帳持ってるからか「キ●ガイへの手切れ金だと思え」と言われて今に至る。貸付書面もなんもないか法的根拠ゼロらしくて弁護士もお手上げ。泣きたい。

2021-04-17

anond:20210417223934

ワイが倒れたときはすぐ助けてくれたで

あそこの、携帯カバンにいれといてくださいって言ったら入れてくれた

その人が救急車呼んでくれた

漢字を忘れている

パソコン携帯も普及してない昔なら漢字が書けないと生活に支障が出ていたんだろう

そして、子供ときなら漢字を書けないと勉強に支障がでていた。

そして、大人として令和の時代を生きる今、誰かに文章を送りたいならスマホで何でも漢字変換できるため、なにも困らない

普通ならね

私は趣味手紙を書くことで、ファンレターも書くし、文通もやっている。

大量の文字を書く

でも、たくさん文章手書きしていても漢字が覚えられない。

俯瞰」という文字を調べて、手紙に書いて、その「俯瞰」という漢字明日には忘れてしま

俯瞰という漢字を忘れないために、100回書き取り練習をしたとして、じゃあ来年俯瞰という漢字を書けるのかと考えたら書ける自信がない

漢検一級とるために一年間みっちり勉強したとしても、それから五年も経てば漢検一級の知識も抜け落ちているだろう

漢字は定期的に反復練習しないと覚えられない

anond:20210417110353

遠方の人と連絡を取るために、小さな装置を常に携帯している必要があった。

2021-04-16

市役所で働いていた子をITコンサルスカウトしたら指名停止になったことがある

もう何年経つだろう。

の子を初めて見たのは、とある市町村ふるさと納税制度運営パートナーを決めるためのプロポーザル型入札の会場だった。

100㎡もないだろう狭い会場の中に私達のグループが入ると、市の職員が数名、一番遠くの壁に並んで立っていた。ふるさと納税担当部署職員だった。

その一番左端に、その子はいた。若い職員だった。爽やかなセミフォーマル姿で、装いはパリッとしている。物憂げな瞳を足元に向けて不安そうにしていた。

スライドの正面には、険しい顔つきの幹部職員が座っていた。審査員の顔を見渡し、私達は最初挨拶会社説明者の紹介)を簡単に述べた。副市長の「それでは始めてください」という合図と一緒に、『その子』もすぐ後ろにあった長椅子に他の職員とともに腰かけた。

なぜ、その子の姿が目についたかというと、清潔感だ。清潔感がとんでもなかった。若いっていいな、自分あんな25くらいの頃に戻りたい、という雑念を捨ててノートパソコンを立ち上げ、レーザーポインタを起動した……

約1週間後、弊社がめでたく第一候補者(※ほぼ内定という意味)として選ばれた。契約書に押印するため、F市役所へと、私が席を置いているオフィストップ(所長としておく)と一緒に向かった。

ふるさと納税事業担当課(地域を盛り上げる的な名前が付いていた)の窓口に行くと、まだ約束10分前だというのに、その子Sさんとする)が待機していた。あの時と同じように緊張した面持ちだった。すぐ隣には、四十代半ばくらいの男性上司がついている。

「先日はどうもありがとうございました!」

「緊張しましたよ~」

みたいな世間話ちょっとした後……契約書に印紙を貼って、割り印をして、契約者名のところに押印をして、最後に捨て印を押そうとすると、いらないですと言われ……そして、Sさん契約書を手渡した。

Sさんが不慣れな手つきで2枚の契約書に市長印鑑ゆっくりと押すと、はにかんだ笑顔で1枚を返してくれた。

「今後、私がF市の事務担当者になります。今後ともよろしくお願いします」

こちらこそ。私が弊社の窓口です。宜しくお願いします」

こんなやりとりだったかな? 男性上司の人は、「この子がメインで渉外を担当します」と説明していた。

私は、その年若い事務担当者のことが気になっていた。

Sさん大学出て何年くらいになるの?」

衝撃を受けた。想定よりずっと若い人だった。

私がSさんくらいの時は、毎日サークルの部室でごろごろして、アルバイト帰りに仲間と飲みに行って、恋人と別れてショックを受けたりしていた。

それだけに衝撃だった。異常だ、とその時は感じた。でも、それは私達から見た場合感覚であって、向こうからすれば違う。高校を出てそのまますぐに就職する。そういう人も多くいて、たまたま私達の世界大卒が多いだけで。それだけの話だった。

大学生ほどの年齢の子が、ふるさと納税という大きなお金が動く舞台で、公務員組織にとっては重大なチャレンジであろうこの機会に、一応はプロITコンサルITだけじゃないけど…)である私達と折衝する役割を担っている。

私の経験上、官公庁側のこういった花形事業担当者は、〇〇長が付くような役職の人か、30代前半くらいで、昇進が期待されている人が選ばれる。



契約期間は2年だった。

その間に、ふるさと納税制度の導入パートナーとして、システムの整備やら、返礼品の選定やら、業務フローの構築やら、その自治体が安定して制度を回せるまでの準備をしていく。

3年目に晴れて制度スタートしたら、弊社はシステム保守業者として、毎年度、特命一者タイプ随意契約によって安定的仕事を得ることができる。

肝心のSさんだけど、こちらの想定よりも頼りになる子だった。普通なら無理なお願いも聞いてくれて、それでいてこちら側の仕事、主にシステム関連の知識をぐんぐん吸収していった。

地頭がよく、それでいて物事に対して本気になることができる。そういう子だった。

ちょっと脇道に逸れる。

この時は、「F市ふるさと納税制度導入パートナー選定業務」みたいな件名で入札が行われたのだが、弊社が勝つ確率は約85%と推定されていた。

というのも、入札実施の前年度に弊社がF市に呼ばれ、「ふるさと納税をやろうと考えているのですが~」といった具合に相談を受けた後、参考見積書と設計書をF市に提出していた。そして、入札にあたっては、その参考見積書と設計書がそのまま採用されている。

おわかりいただけたかと思うが、他社がプロポに入れないよう、提出書類に予め細工をしておくのだ。そうすることで、こちらに有利な形で契約を取りに行ける。実際、プロポに参加した企業は弊社のほかに2社しかなかった。その経済圏におけるライバル企業の数は優に10社を超えているにも拘わらず。

一般に、地方自治体担当者はIT関連に疎いことがほとんどであるため、こうしたこと通用してしまう――でも、Sさんは違った。上記に挙げた弊社が勝った理由について自分なりに考えて、私達に指摘をしたのだ。

「ほかの自治体でも参考見積書を出したら入札にかなり勝ちやすいんですよね?」と自然に切り出したうえで、他社が入札に参加できないように行った諸々のワザを見抜いた。

Sさんは、システム関連の勉強をして、プログラムの打ち込みに挑戦して、職場でも、電子機器の導入やセキュリティ責任者といった役割を買って出ていた。

一方で、おっちょこちょいなところもあって、メールに添付文書を忘れるのはしょっちゅうだ。褒められると顔を真っ赤にする。急に頭の回転が鈍くなって、とんちんかん冗談を言ったりする。

一応はコンサルなので、競合他社と同じく顧客評価ランク付けを行っている。その中でも、F市のランクは高い位置にあった。

無茶な要求をしないし、レベルの低い問題でいちいち呼びつけたりしない(自分達で解決する)し、十分な契約金額と契約期間を用意してくれた。市役所内のシステムの深いところの情報(通常、外部組織に閲覧させるべきではないもの)を見たいといった時も、システム管理課に掛け合ってくれ、数時間もかから情報を手に入れることができた。

その2年間で、Sさんの表情が曇る時もあった。

年配の職員Sさんの隣に座っていたのだけど、折り合いが悪そうにしている時があった。その先輩がSさんに行った指摘について、私が座っている窓口まで聞こえることがたまにあったが、大抵は些末な内容だった。

文字の送り仮名(行なうじゃなくて行うとか、見積もりじゃなくて見積りなど)や、請求書の処理件名の些末だと思われる部分の指摘、イベント運営マニュアルでの各人の動き方(特にその先輩の)について具体的に文書で示すようにとか、ほかにもグチグチと同じようなことを言っていた。その人との話が終わった後に窓口に来たSさんは、大抵ムスッとしていた。表情が曇っていた。

ある訪問機会のことだった。うちの所長が私と一緒に来ていて、Sさん一人が役所玄関まで送ってくれたことがある。玄関から離れて社用車へと歩き出す直前、私はついに言ってしまった。

Sさん公務員も向いてるけど、コンサル業界も向いてるんじゃない!?」

反射的に「やばい」と思って、所長の顔を見た。

「うん。Sさんウチおいでよ! 歓迎するよ」

所長もノリノリだった。Sさんは俯いて、唇を尖らせていた。

「まだ21なんですけど」

大丈夫。また今度考えてね。〇〇さん(※私)も応援しているから」

帰りの車の中で、所長が言っていた。

「もちろん冗談だよ。あの子公務員の方が向いている。でも、うちの採用試験に来てほしいとも思う。働けるだけの実力は多分持ってる」

……それから一か月後。私の携帯電話が入った。Sさんからだった。

弊社の採用試験を受けたいらしい。

市役所仕事あんまりきじゃないんだって。今の仕事楽しいけど、前の部署戸籍仕事をしていた時は、やめたくてしょうがなかったんだって。何から何まで細かすぎるところと、自分で考えて動けないのが嫌なようだ。自分で考えて、自分で動いて、結果に対して責任を取るタイプ仕事がしたいらしい。

私一人で考えてもしょうがないので、所長に報告をして、本社スタッフ部門にも相談したところ、結論が出た。

採用試験は受けられない

理由①として年齢。大学を出ていないコンサルタントはいるが、そこまで若い人は例がない

理由②として取引先との関係。人を奪うようなことをすべきではない。彼女が本当にその気であれば止めないが...

あなた達がそこまで推すなら、23才になったら採用試験を受けてもいい。ふるさと納税導入パートナー契約期間が終わるまでは必ず待つこと。

あと1年ちょっとだった。

私はこの時、Sさんにとってどんな道がいいのか? と思案していた。

普通に考えれば、地方公務員の方がいいだろう。コンサルタントの道を勧めてよかったんだろうか、あの子を不幸にしやしないかという不安に捉われたのを覚えている。自分で言い出しておいて、本当に勝手なことを考えていた。



それから約1年後。弊社が借りているオフィスの一室に、Sさんスーツ姿で現れた。

相変わらず、清潔感が抜群だった。真白のシャツがよく似合っている。

試験は何の不安もなかった。書類選考は顔パスだし、筆記試験(Webテスト)は限りなく満点に近かった。

一次面接を務めた私と所長は、Sさんに対してほぼ同じ結論を下した。内容としては、①地頭がいい。頭の回転の速さも悪くない、②温かみがあり、顧客安心に繋がる話し方である、③偉ぶったところがなく謙虚姿勢が見える、といったものだった。

本社での二次面接も無事に終えた。面接官だったディレクター日本企業でいうと本部長~役員くらい)に電話で話をうかがったところ、「概ね一次面接の印象のとおりの子だった。難点として、芯が弱いところがある。強烈なキャラクター顧客相手だと通用しないだろう」とのことだった。

「次の面接には進めますか」と聞いたところ、「三次面接を行う必要はないと判断した。他社も受けているとのことだったので、ここで内定を出す。弊社のほかは辞退するように伝えてほしい」

当時のメモによると、私はディレクターとこうしたやり取りをしていた。懐かしい思い出だ。

当時は、「Sさん採用されますように! 弊社でなくても、ほかのコンサルに入れますように」と毎週のように祈っていた。それくらい、Sさん性格のいい子だった。今でも、あの笑顔を思い出して幸せの余韻に浸ることがある。



そろそろ結末について話す。

Sさん退職時期と、ふるさと納税導入パートナー企業としての契約期間の満了はほぼ同時だった。

最後Sさん職場を訪れた時の、あの男性上司の苦渋の顔を忘れることは難しい。

やるせない表情をしていた。見た目は笑っているけど、心の中でなにかヘドロのような汚物ブンブン飛び回ってるんじゃないかって、そんな顔つきだった。

Sさんがうちに来てくれたのは嬉しいけど、本当に申し訳ないと思った。

さて。通常のパターンだと、ふるさと納税運営していくための基幹システムの整備や地元産品の手配体制業務フローの構築などを終えると、弊社はシステム保守管理地方自治体から請けることになる。

……タイトルにもあるように、弊社は入札の指名を受けられなくなった。法律上指名停止の理由にあてはまらないので、指名リストに載ったまま『除外』された。弊社はもう、F市から参考見積書や設計書の提出を依頼されることはないし、プロポーザルに呼ばれることもないし、参加申込ができたとしても必ず負ける。

システム保守管理は、F市が戸籍市民税システム保守を請け負っている会社が一任することになった。その後、弊社のスタッフがF市を訪れたことは一度としてない。

当初は、「ウチのスタッフがいないのに保守なんてできるの?」と疑問に思っていたけど杞憂だった。Sさんが気を吐いて、どんな職員業者に当たってもシステム運用管理保守が担えるように引継資料を作っていた。

今回のような事態予測したり、意識していたわけではないだろう。ただ、Sさん仕事に対してひたむきな人だったから、物事に対して本気になれる人だったから、普通地方公務員レベルはるかに超えて、みんなのために頑張ることができた。それだけだ。



筆に熱を込め過ぎた。反省している。

あれから4年以上が経って、私は別の会社転職した。SさんはITとは別の分野に異動になり、忙しい毎日を送っている。はてな匿名ダイアリーを見ている可能性は0%といってもいい。それくらい忙しい環境だ。辛い日々を送っているかもしれない。いや、確実に辛いだろう。それこそ地獄のように。

今でも思い返すことがある。私があの時、Sさんを誘ったのは本当に正しかたかということだ。

私はSさん職場で悲しい顔をしていた時、なんとかしてあげたかった。そんなことはできるはずもないけど、それでも助けてあげたかった。だから無責任立場ではあったけど、うちに来てみないかって、声をかけた。

本人にとって良き選択だったのか、それがわかるのはまだずっと遠い未来のことだけど…過去でも、現在でも、未来でも、私はSさん幸せを願っている。

一緒に働けたのは短い間だったけど、楽しかったよ。また会おうね。

anond:20210416194353

携帯会社の薄ら寒い劇よりマシだろ

なんであんなんがCM好感度1位なんだ

2021-04-15

普通日記

目を覚ますと明かりがついていることでリビング寝落ちしてしまたことに焦る。しまった嫁が一緒のベッドで寝ようと言っていたのにリビングで寝てしまった。

僕の嫁は結婚生活に憧れを抱いている。

結婚生活というもの幸せに溢れているものだと信じているようだ。

僕は子供の頃から両親を見て結婚生活ってそんなに良いものじゃないなとずっと思って生きてきた。

から嫁と生活を共にしていると価値観の違いから疲れてしまうことが多い。

僕は基本的他人他人自分自分だと思っている。

から誰も他人のことを悪く言える権利はない。

例えその人がいくら金持ち高学歴だとしても、他人他人なので比べたり上からものを言えることにはならない。何故なら人生はその人だけものからである

そんな事を常に薄く頭の中に漂わせながら、昨日コンビニで買ったミートポテトパイを口に入れる。

案の定パサパサだ。僕はパイサクサク感が好きなのにこれパイじゃなくてパンだろ!と頭の中でツッコミを入れる。

嫁は、厚切りのフレンチトーストを食べながら携帯をいじっている。僕はそのフレンチトーストに焼かれてから

かなり時間が経って表面だけ焦げ目がついているパン

もはやそれトーストじゃなくね?と言いたくなるがやめておく。

ツッコミは加速していく、めざましテレビなんか見ているとツッコミ連続で気分が悪くなる。

今日トピックスは元人気アイドルグループメンバーが酒を飲んでバイク事故ったらしい。

僕はファンでもないから何も思わないが、レポーター

頭取材でテレビ的に欲しい意見だけを編集したVTR鵜呑みするほどピュアじゃない。いやいや自分みたいに

別にどうでもいいし興味ない人もいるだろ?なんでそういう人の意見無視するんだと言いたくなるが、分かってるよ。余計な考えは進行上、邪魔だもんな。

ふぅ、とひと息。

続いて防犯カメラ映像が映し出される。

ほぼ毎日犯罪を捕らえた映像事故った映像だ。

それを見てキャスター正論を言う。

はいやお前に関係なくね?と強く思う。がグッと堪える。

最後に決まって占いコーナーがある。

真剣に見てないからどうでもいいのだけれども

今日運勢を頼んでもないのに勝手に占って勝手最下位にさせられて、ごめんなさ〜い今日最下位は〇〇座の貴方です。じゃねーよ。余計なお世話だよ。

今日もなぜか納得いかないし、少し不快な気分で会社に向かう。

皆は疑問に思わないんだろうかとか、常識とか普通とか当たり前と言われる価値観なんてあるのだろうかとか、

他人の事でSNSで盛り上がれるのは何故なんだろうか

世の中の7割くらいは嘘っぽいなと思うし

何故、人はそれぞれ価値観が違うことを受け入れられないのか、他人と比べたがるのか

もういろいろめんどくさいです。

そんな時は虚無になり、早く自分が好きなことをしようと思うのである

anond:20210415003801

それ俺だ。

マスクは人に伝染させないためのものと割り切ってる。なお、マスクを触るなどした手は携帯してるサニタイザーでこまめに消毒します。

2021-04-14

anond:20210414234941

現代あるあるやなぁ

携帯に縛られる生活ってのは束縛感を招く

それを楽しめる人もいるし嫌う人もいる

一度家電だけ残して解約してみるのも手だ

anond:20210414191541

もともと「恋愛弱者」が由来の「弱者男性」なので恋愛成功している男性は「弱者男性」に当てはまらない

携帯」の単語電話意味はないのに「携帯電話」と認知されているのと一緒

もちろん恋愛はうまくいってるけど他の点で不当に貶められているのがあるようなら声を上げていかないといけないが

今の所「弱者男性」という名称意味は「恋愛弱者男性」で取られているのが実情

2021-04-13

スマホ機能がクソだったときに訴える場所がない

AQUOSのクソ焼き付く機種を使っているんだが

どうしてこんな機種を出してリコールもしないのか

クレームを入れたくてたまらない

訴える先は、携帯会社ではないはずだ

携帯を作った、AQUOSを作った会社であるべきなはずだ

でも、問合せ先がない

クレームを入れる先がない

携帯会社に言うのはかわいそうだ、作ったわけでは無いか

製造元に文句を言いたい

購入1か月で焼き付いたのでクレームしたいマジで

2021-04-12

どこまでが差別でどこまでは許されるの?

例えば格安スマホプラン

IT弱者に対する対応コストIT弱者だけに押し付けて切り離してるわけだけどこれは差別じゃないのか?

バリアフリー化のコスト障害者だけに負わせるのと何が違う?

身体障碍者には事前連絡コストすら負わせるべきじゃないのに、頭の悪い人には金銭負担を全て負わせていいのか?

携帯スマホだってもはや絶対不可欠なインフラだぞ?

PCインターネット」の時代

URLが分からない」はって定番ネタだよね。

2021年 https://togetter.com/li/1694773

2018年 https://togetter.com/li/1297268

そもそもURLが分かる」方が例外だろうし。そこで雑だけどURL(URI)が分かる可能性が高い、PCインターネットってやつに親和性の高い例外的な時代を取り出してみるよ!

古い側は、1995年Windows95だもん。この時に20代なら、影響を受けている可能性が高いと仮定するよ。

一方の新しい側は、2005年とするよ。一応目安はあるんです。

前略プロフィールは、2004年開始。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%95%A5%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB

こんな証言もあるよ。

https://kakeru.me/other/snl-zenryakuprofile/

私たちの間で前略プロフ流行っていたのは、mixi流行りだすよりも前。約10年前の2005年頃~2007年頃、中学2年生の頃ですね。」

魔法のiらんどは、サービス開始こそ1999年だけど、2006年企業名株式会社魔法のiらんどに変更。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E6%B3%95%E3%81%AEi%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%A9

から2005年には携帯ネット接続PCによるそれを凌駕していたと仮定して、この時期以降に高校生だったらPCより携帯が主になると仮定するよ。実際はもう少し前からこの状態だっただろうけどね。

というわけで、1966~1987年まれ世代が、「PCインターネット」のコア世代勝手推定してみる。もちろん雑な仮定だけどね!

2021年の年齢に換算すると34~55歳。なんとなく目安になってる・・・ような気がしない?

2021-04-11

転売防止アプリとしてTenba×Iyaの使い方を説明しま

転売のための商品大量購入防止アプリとしてTenba×IyaというWebアプリ作りました

使い方や防止する仕組みが分かりにくいとのことなので、説明してみます

すみませんが、まだ3行ぐらいで簡単説明できないので、長く書きます

ちなみに、アプリ名前の由来は、転売屋→Tenbaiya→転売は嫌だなぁ→テンバイヤ テンバ イヤ Tenba Iya→嫌は×でいいかな?→Tenba×Iyaです。

お恥ずかしながら。。。

アプリ説明ページ

https://tenba-iya.hatenablog.com/entry/about

アプリへのリンク

https://tenba-iya.herokuapp.com/

ひとつ前の増田

https://anond.hatelabo.jp/20210410223259

商品一覧

商品検索商品名、最近追加された商品確認できるページです。

商品検索

検索欄に記入すると、商品一覧から商品検索できます

商品

商品名とその商品過去販売数がカッコ内に示されます

過去販売数とは、実際の販売数ではなく、アプリ内でその商品チケットが発行された数となります

商品は上から順に、販売数が多い順に並びます

商品名はMAX20しか表示されず、商品登録数が増えると、販売数が少ない商品検索しないと出てきません。

商品名が似通っている場合は、商品販売数が多い物を選ぶと、いいと思います

商品名前クリックすると、SMS送信のページに飛びます

最近追加された商品

商品登録した時に商品一覧ページに表示されないと、分かりにくいと思ったので、最近追加された商品として3件まで表示されます

SMS送信

選んだ商品名と、販売数が表示されます

販売数が少ない場合は、チケット登録が少ない商品となるので、信頼性が下がると考えています

似た名前商品がある場合は、販売数が多い物を選んだ方がいいです。

販売者側も、チケット登録が少なすぎる場合は、注意した方がいいです。

電話番号を記入して、送信を押すと、SMS送信されます

なお、電話番号無限に取得できるとのコメントがあったので、番号冒頭を080、090などに限定するといいのかなと考えてみました。

電話番号数字のみで記入し、ハイフンは入れません。

文字などで記入すると、SMS送信できませんでしたとでます

番号の桁数が11桁(123-1234-1234)以外の場合送信できませんと出ます

携帯SMSが届く

届く文面のサンプルは以下です。

Tenba×Iya

チケットID:1234123

URLを入れて、URLクリックすれば、次の確認画面にチケットID入力されるようにしようと思いましたが、SMS文字制限に引っかかり、できませんでした。

コメントQRコードについて書いてありましたが、それについては検討していなかったため、考えてみます

チケットID入力

商品名と携帯電話番号記載されてます

電話番号は全て表示されず、123-1234-1234の場合***-****-**34と表示されます

ここでSMSで送られたチケットIDを記入して確定ボタンを押すと、チケットが発行されます

IDを間違えたりすると、IDが違いますとなり、ID登録ができません。

チケット

IDがあっているとチケットが発行されます

ここには、チケットID商品名、商品販売数、電話番号商品の購入回数(総計、月合計、一日合計)、チケット発行日、チケットを使うボタンがあります

商品の購入回数を販売者は見て、売るかどうかを決めます

購入回数は総計、月合計、一日合計を表示しています

PS5などは総計で1台とする、獺祭などお酒は、月3本まで制限しようかな。マスクは1日人箱までだよね。みたいな感じで、販売者が想定する販売数を登録するといいと思います

詳しくは商品登録説明します。

チケット発行日はとりあえず入れています

チケットを使うボタンを押すと、チケット使用済みになります

チケット使用済みにすると、元に戻せません。

販売者はチケット使用済みになっている場合は、このチケットは使われています判断します。

チケットが発行されると、商品販売数が+1になります

コメントQRコードチケットみたいな意見があったのですが、考えてみます

チケット使用済み

チケットを使うと、画面のチケットを使うボタンが、チケット使用済みに変わります

追加で、チケット使用日が表示されます

商品登録

商品登録できます

商品名前自由に決めていいです。

なるべく分かりやすいように、任天堂スイッチ場合は、任天堂スイッチ Nintendo Switch などいくつかの読み方で登録するといいと思います

このように登録すれば、商品検索スイッチでもSwitchでも出てきます

同じ名前登録できませんが、少し文字を変えれば、登録できます

似たような商品が増えた場合は、販売数で商品を選ぶようにします。

商品登録の際に、希望する販売数(総計、月合計、一日合計)を1/総計、3/月、4/日などとすれば、いいと思っています

チケット検索

チケットID検索すると、チケットを探すことができます

IDが違うと、検索できません。

SMSIDが届いて、チケットID確定ボタンを押すと、チケットが発行され、ID検索できるようになります

確定ボタンを押さないで、終わると、チケット登録されず、検索もできません。

チケット検索成功すると、チケット表示画面になります

チケット情報と、チケット使用済みか未使用かが分かります

チケット検索の結果からチケット使用済みにすることもできます

ネット販売などでは、チケット購入者登録し、ID販売者に連絡し、検索してもらい、使用済みにすればいいと思っています

以上です。

雑な文で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

2021-04-10

キャッシュレス化興亡記(個人的視点)

2018年末にPayPay が大型キャンペーンとともに登場してから、2年あまりが経つ。

最初操作に戸惑っていたスマホでのQR決済だが、2年の間に生活の中になじんできた。今回は、ここ2年くらいのキャッシュレス化進展の模様を、利用者である個人備忘録として書き留めておく。

スマホでのQR決済が中心だが、それ以外のキャシュレス決済にも言及したい。2030年ぐらいになったときに、「あん時代もあったな」と懐かしく振り返ることができるといいと思う。

注:記憶ベース手帳メモを見て思い出して書いているので、事実記述の正確性には欠ける。


2018 年まで

私はもともとお釣りを受け取り小銭を持つのが苦手でキャッシュレスには関心があった。

電子マネーに興味があったこともあり、2007年からおサイフケータイを導入した。

モバイル suica をセットし、コンビニなど suica で支払い可能なお店では極力 suica を使っていた。

クレジットカードはびゅーカードをメインに使い、suicaへのチャージで 1.5%分の ポイント還元をもらっていた。たまったポイントルミネ商品券に交換して、それを金券屋に売って現金化していた。詳細は覚えていないが、結構まとまった還元額となっていた気がする。

おサイフケータイには、suica 以外に nanacoiD をセットしていた。

nanaco は近所にイトーヨーカ堂があったので、そこで使用

iDファミマTカードをセッ トして近所のファミリーマートで使っていた。この使い方だと、レジでTカード提示しなくても、Tポイントたまるので便利であった。

それ以外の支払いは極力 suica で行い、使い分けは特に意識していなかった。結構suica で支払いができる店舗は多い。ただ、ランチの支払いで、個人経営系のお店は現金での支払いのみというところが多かった。

QR決済の登場

2017 年頃から、LINEPay や OrigamiPay などのスマホでの QR 決済が少し話題になっていた。

しかし、Felica決済に慣れていた自分にとっては、面倒くさそうに感じ、興味を覚えなかった。

2018年秋ごろ、「PayPay」が後発でリリースされた。その時もあまり関心はなく、ネーミングのダサさにびっくりした。動物園パンダ名前みたいだなと思った。

2018年12 月に PayPay の「100億あげちゃうキャンペーンが突然実施された。 支払い額の20%を還元するというもので、ビックカメラでの長い行列ニュースでも話題になった。自分は、完全に出遅れスマホでPayPayが使えるようになったころには、キャンペーンは早期終了していた。

同時期に、LINEPay が 15%還元キャンペーンを対抗でやっていたので、そちらで QR 決済デビ ューした。ビックカメラインクジェットプリンターインクなど消耗品をまとめ買いしたように思う。

このころは、LINEPay がいろんなキャンペーンを頑張っていたと記憶する。 登録で 500円、本人確認で 1,000円、友だちに初めての送金で 1,000円等、いろいろな還元があってワクワクした。クーポンローソンファミリーマート100円引きなどが何回も届いて、LINEPay を使う機会が増えた。現在の LINEPay キャンペーンの小規模化ぶりに比べると大違いである。

QR決済戦国時代

2019年度は、QR決済の実質的な「元年」であったといえるだろう。2月ごろから PayPay の 「100億あげちゃう第二弾キャンペーン」が実施。決済額に上限が設けられ、還元額は少な めだが、前回よりは期間が長く続いた。

2019年のGWは、各社のQR決済のキャンペーンが派手に打たれていた。 LINEPay は、還元10,000円まで、LINEPay のプリペイドカードでの決済も対象であったため、私はJR切符を買って、満額の 10,000円の還元を受けた覚えがある。

GWの時期に後発のメルペイも還元キャンペーンをやっていた。他社は 20%の還元率であったが、50%還元をしていたと思う。ただし、5,000円使用で 2,500円還元という感じだった。旅先のコンビニでの買い物で上限額まで使いきった記憶がある。 メルペイは6月8月に、後払いサービスでの利用で同様に還元があった。還元率が高いので着目度が高かった。他にコンビニなどで使えるクーポン配布も、最初のころは積極的だったと思う。

このころ、クーポンキャンペーンにつられて OrigamiPay も使いだした。ドラッグストアコンビニ還元クーポン供給があったと思う。大手に比べると、地味目であった。案の定、翌年はじめにサービス自体が終了してしまった。

6月ごろからセブンイレブンファミリーマート独自QR決済を導入するとニュースリリースがあった。7月サービススタートした。

セブンイレブンセブンPay はインストールしようかと思ったときに、不正使用問題が起き、そのまま廃止となった。セブンイレブンは、ローソンファミマに比べてクーポン配布などでもしょぼくて、キャシュレス化の波に乗り遅れている印象がある。その後も、セブンイレブンアプリときどき、おにぎりクーポン配布とかがあるが、全般的ケチくさい感じがする。

ファミリーマートもファミペイをリリースした。初回に2万円をチャージすると 3,000円還元があった。ファミペイは目立ったキャンペーンはなく、この初回くらいしか使う機会がなかった。代金収納対応しているので、電気代、ガス代の清算使用して、以降はほとんど使っていない。

2021年度冬に、ちょっとした還元キャンペーンがあったが、システムトラブルで中止となった。ファミリーマート以外でも使える場所を増やさないと、あまり出番がないままだろう。

クレジットカード会社の反撃キャンペーン

この 2019 年度は、QR 決済勢を迎え撃つ形でクレジットカード会社の大型キャンペーンがあった。 一番、規模が大きかったのはイオンカードで上限50万円使用で最大10万円キャッシュバ ックというものだ。

これはイオンカード新規で作って参戦した。こういう大型のキャンペ ーンをまたどこかの会社がやって欲しいものだ。

あと、JCBカードが、QuickPay 決済で 20%還元というキャンペーン実施した。使用上限が5万円(還元上限が1万円)であったので、デビットカードなどを3枚作って3万円の還元を受けた。それまで QuickPay の存在も知らなかったが、スーパーなど、結構使える場所が多く便利だと知った。ただ、このキャンペーンの後、QuickPay を使う機会はない。その後に続くキャンペーンや特典がないからだ。決済手段として定着させるには、一過性打ち上げ花火的なキャンペーンだけではなく、継続的施策必要なのだと思う。QuickPay は便利な決済方式だと思うので、もっと頑張ってほしいと感じる。

三井住友ビザカード還元キャンペーン実施。6万円の使用20%相当の 12,000円を還元というものだ。クラッシック (VISA)、マスター、エブリーと3枚新規で申し込んで対象の全額を使用した。買い物の使い道がなかったので全18万円とも nanacoチャージした。nanacoセブンイレブン公共料金の支払いで使った。 おそらく同じように nanacoチャージで使った人が多かったのだろう。翌 2020 年度の早い時期にセブンカード以外のクレジットカードでの nanaco へのチャージができなくなった。

このように、2019 年度はQR決済のキャンペーンや普及も目覚ましかったが、対抗するク レジットカード会社キャンペーンも大型であり、すべてを合わせると還元額は結構積みあがったように思う。

沈静化していった2020

2020 年度は前年のようにクレジットカード会社の反撃キャンペーンは目立たなくなった。

PayPay が使えるお店がチェーン店以外にも個人経営系の飲食店まで広まっていった。いままでランチ現金での支払いしかできなかったところが、キャッシュレスで支払いができる ようになり、利便性は増した。

2020 年初から LINEPay に「マイラン制度」なるものができ、使用振りに応じてクーポン が毎月配布された。ファミマローソンドラッグストアなどで使える100円引きのものでなかなかありがたかった。しかし、100 円引きは最初の数カ月くらいで、そのあとは5%引きとか、3%引きとかしょぼいものになり、2021年度には「マイラン制度」そのもの廃止されるらしい。 LINEPay は、このころからキャンペーンがしょぼくなり、存在感を失くしていくことになる。

メルペイも 2020年度当初は、還元額は 1,000円程度と額は小さいものの、還元率が 50%というキャンペーンがあった。飲食店対象したものや「ドラックストアフィーバー」といったものだが、4月以降は尻すぼみをしていった。ときどき、コンビニドラッグストアで使えるクーポンがくる程度。それも最近はなくなってきた。今ではメルペイの存在を忘れがちである

携帯キャリア勢の動向

このころ、ドコモによる d払い、au による au Pay も使い始めた。それぞれキャンペーン目当てで使いだした。

d払いはちょくちょく還元キャンペーンをやっている。エントリー必要なのと、還元にかかる要件結構細かくて面倒くさい。また、還元されるdポイントが期間限定かつ期限が短い。最初は、ローソンロッピーのお試し引換券で消化していた。最近はお試し引換券が人気があるのか交換できなくなったので、日興フロッギーという証券口座を作って現金化するようになった。 ドコモユーザーではないので、d 払いをメインにすることはないだろうが、キャンペーンがあれば細々と使っていくつもりである

au Pay は他の決済ツールに比べてアピールがかなり遅れた印象であった。2020 年の1~3 月にかけて 20%還元キャンペーン実施されたので、使用を開始した。しかし、すぐに全体での還元上限に達したので打ち切りとのアナウンスが相次ぎ、あきれてしまった。キャンペーン大風呂敷を広げるわりには予算規模が小さいのだろう。そのまま、 使わなくなるかと思ったが、ポイントponta統合された。現在は、au pay マーケット専用ポイントに交換すると増量するキャンペーンをやっており、ふるさと納税にも使えるので、ponta を集めるようになった。 au Pay もd払いと同様、メインで使うことはないが、キャンペーンに気づけば細々と使っていくことになるだろう。

後、この時期(2020年)から楽天 pay も使い始めた。こちらは目立ったキャンペーンはやっていないが、期間限定ポイントを消化するために活用している。近くのドラッグストアスーパー日用品(トイレットペーパー牛乳、卵などの生活必需品)を買うのに使っている。 楽天 pay は、この用途で地道に使っていくことになるだろう。最近suicaedy へのチャージ対応したりと機能強化をアピールしているが、期間限定ポイント消化以外の存在意義を見出しにくい。

2020年度の経過動向

2020 年度は前年の 2019 年度に比べ、各種還元キャンペーンも小ぶりで地味なものであった。 コロナ対応ということで、派手に外出による買い物をあおるような宣伝はしにくかったのか もしれない。

中でも LINEPay の凋落ぶりは大きかった。還元額もサービスアイデアについてもダメダメ経営統合により、PayPay にいずれ統合されるのだろうなと思わせる。

PayPay のキャンペーンも小ぶりで、還元条件などが細かくてよくわからないことが増えた。「還元祭」など大風呂敷を広げるけど、条件をよく読むと大した規模でないことに気づく。

10からコロナ対応での Go To Eat キャンペーンが行われ、そちらに関心が向かったのか、あまり QR決済のキャンペーンの印象は残っていない。飲食店での支払いは主に PayPay で行っていたのは事実であるが。

年末にメルペイで定額後払い(リボ払いみたいなもの)のキャンペーンをやっていて50%還元還元上限額1万円ということで、ふるさと納税で2万円つかったら、先日1万ポイントが返ってきた。還元額の大きさを考えると、リボ払いの利息収入はおおきいのだろうと思 う。分割払いを使わない私にとっては、こうやってキャンペーン還元を得られるのはうれしいことではあるが。

2021年度に入って

2021年度にはいってから1月2月は目立った還元キャンペーンはなかった。d払いとメルペイでちょこちょこクーポン配布があったくらい。AuPay で 20%還元策があったように思うが、それほど盛り上がらなかったように感じる。

3月は、d払いと PayPay も還元キャンペーンがあった。いずれも還元上限額が低いものであるが、使い分けて少額ではあるが、ポイントバックを得た。使用条件などが細かくなってきており、メモ帳に書き出して、どこでいつ使うかを考えないといけない。ちょっとしたゲー ム感覚ではあるが、こういったことが苦手な人にはやりづらいであろう。

そうして、2021 年の4月現在に至る。今後も、ちびちびとしたキャンペーン実施されるだろうが、それほど大きい還元額は得られないだろう。後から振り返ると、「普及当初の2019年頃はいろいろあったものだなあ」と懐かしむ日がいずれやってくるだろう。10年後くらいにこの雑文を読み返してみたい。

今後について

自分スマホ確認するとインストールしているQR決済アプリは、PayPay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、LINEPay、ファミペイである。入っているが全く使っていないものがあり、Toyota walletクオカードペイ、ユニクロペイがある。あと最近セブンイレブンアプリに PayPay が付属された。

今後は、PayPay をメインに使っていくことになるだろう。個人経営系の飲食店で使えるところが増えたのが大きい。ランチでのクレジットカード払いは断られることが多かったが、 PayPay だと支払いやすい。今後は LINEPay も機能統合されるのだろうか。お店ごとのクー ポンなどの特典が充実してくるといいなあと思う。

他のQR決済も、キャンペーンがある限りは使うだろう。しかし、裏返して言えば、魅力的な還元キャンペーンがなくなれば、使う意義はなくなってしまうということである。やはり、複数の決済ツールを使い分けるのは面倒くさい。インセンティブがなくなってしまえば、自然と淘汰されていくだろう。

これだけは知っておいてほしいバスマナー

anond:20210408225201

↑のコメントとかを読んでいたら、

「支払いでまごつくと後ろからプレッシャーがうんぬん」

みたいなやつがちらほらあった。

いや、後ろからプレッシャー感じてる時点で間違っている。

 

整理券記事でも書いたんだけど全然まれてないようなのでもう一度書く。 

両替チャージなど、支払いがすぐに済まない人は降りる列の最後尾に並びましょう

(人がたくさん降りる終点や駅などで運転手マイクでそう促すこともある)。

サッと降りれる人たちを先に降ろしてあげて、あなたがもたもたするのは一番最後。OK?

理由整理券記事に書いた:anond:20210409204320

 

かにバス独特のマナーとしては、「バスが完全に停止してから席を立つ」というのがある。

止まるまで待てということ。車内事故防止の観点。これも、運転手も車内放送も常に口うるさく言っている。

待ちきれずに「停まり際」に席を立ってよろけるジジババがよくいるが、そういうところで車内事故は起きる

(停まり際は減速Gがかかってるし最後ガックンと来たりするのでむしろ定速走行中よりリスクは高い)。

ドアがプシューと言ってから席を立つくらいでいい。

 

バス独特のマナーはそのくらいで、ほかは電車と同じだ。携帯通話しないとか駆け込まないとか。

2021-04-09

anond:20210409084840

スマホがあまり登場しないのも、

まり日常臭さが出てしまうので出さないって聞いたゾ

マクロスFみたいな携帯進化版みたいなのはクリエイティブでよかったね

解離性障害とかの話

普段文章を書きも読みもしない人間が、備忘録がてら書こうと思ったこと。その昔、10年ほど前のことを思い出したという話。

 

タイトル解離性障害については興味があれば調べてほしい。

解離性健忘、解離性遁走、離人症、…多分一番取り上げられるのは、解離性同一性障害(DID)についてだろう。

今回は、そのどれでもなく、あまり語られないその他の解離性障害について、当時の経験を書こうと思う。

かなりの主観で書いているので、親サイドで見るととんでもない傲慢独りよがり子供の話であることだけは、免罪符として先に言っておこう。

 

 

少し自身のことを掻い摘んで記しておく。一つずつ語るとまぁ長いので、ざっくりと箇条書きで。

・少し裕福な家庭で育った

きょうだいの一番上

なんやかんやあって中学不登校高校不登校再発→退学

・その後、高卒認定を取り、浪人生活を経て大学進学

大学在学中に体調を崩して就活を諦める

・数年フリーター生活ののち、現在会社員

 

冒頭の10年前の時期は、この中の浪人生活辺りの話である

なお、家族名誉の為に表記しておくが、「家族から愛情を持って育てられていた」のは間違いなかろう。

家庭環境については、外から見れば良くも悪くも普通の家庭だった。自分にとっては、休まることのない家だったというだけである

ここについては語るとキリがないので割愛

 

中学高校と相次いで不登校になり、高校で出席が足りずに退学した。

学校に馴染めなかったのが理由だと思っていた当時だったが、家庭環境が合わなかった、性自認やそれ関連のトラウマという理由も含んだものであることを、年が経つと共に察することになる。

朝起きられない、一日中寝ていて起きたら次の日の朝だったという日もあれば、朝まで眠れない日もあり、食事を受け付けないかと思えば、いくら食べてもお腹が満たされないこともしばしば、身体がひたすらだるい…と不健康まりない毎日を過ごしていた。

出席が足りずに退学したとはいったものの、部活だけは好きだったので、時折顔を出していた。全然学校にも来てない、部活にも不定期にしか来ないのに受け入れてくれた。

あの時、不満を言わないでいてくれたばかりか、こちらの安否を心配してくれていた顧問先生と友人には本当に感謝している。

同級生引退する時期に、一緒に"引退"し、その年の冬に高校を辞めた。

この時期、何度か心療内科カウンセリングに通っていた。親がドクターカウンセラーと話をし、その後自分ひとりで話をする……はずだったのだが、毎回何を言って、何を伝えたらいいのか分からず、そのまま診察の時間は終わった。

心療内科ドクターからは「なんでもいいんですけど、自律神経失調症診断書出しときますね」とダルそうに告げられ、カウンセラーからは「あなたが悪いわね」と言われたのは、よく覚えている。

 

当時、既に無気力ではあったといえ、大学進学という目標があった。高校部活顧問先生がとても良い先生だったので、教師になりたいと思った。

教育学部に進学したいという、高校を辞めた身としてはなんともな目標ではあった。

高卒資格がないと大学には進学できない。在学中に通信制や夜間への転入も考えたが、同級生と一緒に大学進学を果たしたかったので、高卒認定を受けることに決めたのが、18歳の夏。

その年の秋に高卒認定を取得し、センター試験を受け、二次試験合格する……といった算段だったのだが、志望校センター試験できわどいライン

二次試験はかなり難しい学科なのでほぼ無理ゲー。諦めて浪人することになった。

予備校に通うことになった。有名予備校でなく、個人事業主がやっているところ。何でそこを選んだかは覚えていないが、教える内容は"勉強"というより"思考"そのものだった。事務所には漫画が置いてあって、マスターキートンをハマって読んでいた。何故か13巻だけ無かった。

予備校には色々な人がいた。いわゆる陽キャな子、5浪ほどしている人、社会人から出戻りして大学進学を志望する人、モデルをやるといって辞めていった子、いつの間にか来なくなって近場のパチ屋で見かけたと噂が立っていた子。

人付き合いが苦手な自分は、ここでも浮いた。孤立も慣れたもんだと思いながら入校してひと月ほど経った頃に、それは起きた。

 

 

最初の症状は、予備校休みで、家に居た時のことである

中学生の頃から身体の不調も相まって、朝起きられないというのが常態化していた。

朝起きても、身体がだるくて昼過ぎまで布団に入って寝ている。夜は眠れないし、一度寝たら起きられないというのが中学高校の頃の不登校事情だった。だが、その日は違った。

意識ははっきりしている。右手携帯を探す。ここまでは良い。左足が動かない。痛い。神経が締め付けられているような痛み。じわじわと熱くなるような感覚が、上半身に上がってくる。

痛みと眠気でぼーっとする中、徐々に左腕が痺れる感覚に陥る。左半身が動かない。

起きないと、いつものように親に怒られる。そう思いながらも身体が動かない。案の定、怒られた。辛うじて、身体が動かないことを伝える。

呆れた顔をされたが、微妙理解を得られたのは覚えている。この症状は、土日の間続いて、徐々に消えていった。

 

それから一週間ほど後、今度は予備校自習をしていたところに同様の症状が出た。流石にヤバいと察されたのか、親が迎えに来て、大きい病院の緊急外来直行した。

身体症状が出ていたので、最初外科検査、その後脳の検査(案の定だがここが一番検査時間がかかった)、最終的に精神科となった。

どこの診療科に行ってもハンマーみたいなものでコンッとされて、「痺れてるのに動くやん…」となったのは覚えている。あのハンマー、なんかの授業の時に見たなぁとぼんやり

入院して数日くらいで左半身の痛みや痺れは緩和され、日常生活に支障がないくらいに落ち着いた。

退院して帰ってもいいと言われたが、家に帰りたくないとわがままを言って、後一泊だけさせてもらった。後日、親にお金のことを口酸っぱく言われた。

入院中に、精神科先生からさいころの話を尋ねられた。心療内科カウンセリングで言われた時と違って、妙に詳しく話せたことは覚えている。

それをふまえて、「一度別の病院心理テストを受けてみませんか」と打診された。この時点で詳しい人は分かるだろうが、これは解離性障害テストじゃない。

精神科先生曰く、「まだ脳の病気可能性があるので、身体症状については断言できない」ということで、とりあえず心理テストを受けに行くことになる。

ここで診察をしてもらった精神科先生が、その後7,8年の間お世話になる人である

 

 

心理テストを受けに行くまでに数ヶ月も間が空いた。単に初診の予約の問題だ。それほど、受診する人が多いということである。大変な職業だ。

この数ヶ月の間にも、再度MRIを受けに行ったり、なんかよく分からん検査を別の病院に受けに行ったり(これは本当に何だったのか思い出せない)したものの、結局何も異常がなかった。

結局何も異常なかったじゃんと言わんばかりに、この頃からからの風当たりが更に強くなった気がする。

 

心理テスト小学校の時にやったものの延長といった感じで、楽しかった。

空間認識か図形かなんかのテストで高い数値を出したらしく、先生に「学会で発表していいですか!」と興奮気味に言われた。

結論を言うと、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)だったのだが、なんか褒められたのが嬉しくて、グラフギザギザな診断結果の紙はお守り代わりに取っている。(追記:嘘。今確認したら所在が分からなくなっていた)

 

色々と話が逸れた。

アスペルガー症候群

うつ病

解離性障害

脳の検査心理テストカウンセリングやら色々やって、こういう診断となった。身体が動かなくなってからこの間、半年ほど。

発達障害については「ほーん」という感じで深く考えていなかった。人間関係だけでなく勉強の面でも思い当たる節があったので、どこか腑に落ちたのだろう。

解離性障害についても、この頃には既に左半身の症状も落ち着いていた。うつについては、中学生の頃からだろうという見解だった。

とりあえず受験第一だったので、何か困ったことがあればまた来てくださいね~という感じで通院終了。

 

 

それから数年、志望校とは違うが大学生活を送っている頃。

無理が祟ってうつ悪化し、更にストレスで声が出なくなり(これも解離だったそうで)、それによって教員への道も就活も諦めたり、再度病院のお世話になったりしたのはまた別の話。

教育実習を控えた直前のことだったので、担当教授にめちゃくちゃ頭を下げに行ったらすごく慰められたのはある意味救いだった。

余談だが、身体が動かなくなったということで運転免許を取る時に適性検査がすごく面倒だった。大事ことなんだけどね。

いかんせんマイナーな例なので、免許センター警察の人にも「?」という顔をされたし説明も難しい。これについては、今も忘れた頃に診断書提出に関しての連絡が来る。

 

解離性障害には、解離性健忘、解離性遁走、離人症解離性同一性障害などあるが、一度解離の症状が出ると他の解離の症状も出やすくなるそうだ。

高校生の頃に友人に「たまに別人みたいになるよね」と言われたのも、予兆というか症状だったのかもしれない。

よく多重人格だとか言われる解離性同一性障害についても、自覚しているくらいにはある。ここでは「自覚症状がある」という程度でしか判断が出来ないので割愛する。

結局、診察中に先生の前で出たことはなかったのだ。

診察の直前まで「今日こそ言う」「今日こそ文章で書いて渡す」という意識はあるのだが、いざ診察室に入ると封印されるかの如く、忘れてしまう。そんな感じだった。

遁走・健忘については、覚えているだけで一度だけ「来るまでの記憶がない」といったことがあった。

過去の期間において記憶がすっぽり抜けているというのはちょいちょいとあるようだ。(10年前の脳の検査の話も最近思い出したところ)

過去についてはトラウマは鮮明かつ歪んで覚えているのに、全体としてみると「あの時しんどかったなぁ」とぼんやりしてしまものだろうか。そこら辺は、ごくごくありふれたこなのだろうなぁ。

 

 

うつ寛解して数年。解離については麻痺したり、声が出なくなったりなどといったものはあれから出ていない。あれからどうやってこう生き延びているのか、不思議ではある。

ここまで書くのに余計な事をいちいち思い出さないで済むようになったという点では、丸くなったものだ。

また覚えていたら、今度は死生観について書こうと思う所存。

では、これにて。

2021-04-08

anond:20210408161314

その理論も一理あるけど、

うちみたいなクソ零細企業だと

取引先は「社長ます?」であって、「○○社長ます?」とは言わないし(部長社長の違いはあるが)

老害社長携帯にかけられるの嫌うから毎回会社代表電話にかかってくるんだぞ。

anond:20210408160348

取引先なら名前呼び「○○部長」とかが普通

単に「部長さん」は名前を知らないか不動産営業って思えばいい

もしくは、用事があればその部長携帯に直接かけてくるんだゾ☆

車椅子バリアフリーサバンナ、読んでくれ

https://anond.hatelabo.jp/20130520215954

年末一昨年末お前それサバンナでも同じ事言えんの?』というコピペ流行った。

ネット上では半分ジョークだが、弱者というのは、ほとんどこのような意味のことを『真面目に』言われ続けるのだ。



私はある身体障害を抱えるようになって10年以上の中年だ。

どの程度の障害かと言えば、

****

週末。財布と携帯だけ持って家をでる。さあ、どこにいこう。とりえあず電車に乗って街に出よう。本屋手芸屋には行きたいな。映画もいいかも。あ、こんなところに新しいお店ができてる。入ってみよう。

****

なんてことは、全く、出来ないレベルだ。少なくとも思いつきで外出することなど到底ムリである

とりあえず街に出て、あとは気分で散策。ぶらぶらとウィンドウショッピング

まだ健常者だった20代のころに、意識することすらなく当然のようにできていたことが、今は出来ない。



このような生活の苦労について、語る。

辛いことがあった、と語る。

すると時偶、こう言われる。

要約すれば、

特別扱いされるのを当然と思わないほうが良い。むしろ今の状態感謝すべきだと思え』である

特別ではない、普通の、自然の扱いなら障害者なんか……』どうなるっていうんだろう?生きていけない?だから感謝しろ、か。

まあ、やや意味がずれるかもしれないが、要は、

お前それサバンナでも同じ事言えんの?である

『お前なんかサバンナだったらもう死んでる。生きていけるだけでありがたいと思え』である

かに、私なんかサバンナに行ったらすぐに死ぬだろう。1人では移動することもままならないのだ。



障害者なんて本当は取るに足らない存在だ。生きていけるだけでありがたいと思わなければならないのだ。我々は善意で、お前たちを特別扱いしてやっているのだ。勘違いするな。調子に乗るな』

行き着く先は『生かしてやっている』でしょうか?


インターネットは顔が見えない。

から今日は、非常に生意気馬鹿発言をさせていただこうと思う。

前述のようなセリフを言う人の意識根底には、

自分特別扱いされていない』『自分は[自然存在]だ』という思いがあるのだと思う。

自分は裸足で立っている。なのにあいつらは下駄を履いている』と。

それは本当でしょうか?

あなたこそ、サバンナで生きていけるのですか?

あなたは本当に、下駄を履かせてもらっていないのですか?

と、私は問いたい。

人間には、出来不出来がある。

運動能力、知力、コミュニケーション能力

ありとあらゆることに、優劣がある。

あなたより『出来る人』はゴマンといる。

中卒が入れば高卒がいる。高卒がいれば大卒がいる。

Fラン大卒がいれば、ハーバード大卒がいる。

歩けない人がいれば、歩ける人もいる。

遅くしか歩けない人がいれば、速く歩ける人がいる。

日本人ほとんどは、マサイ族より歩くのが遅いだろう。歩ける距離も短いだろう。

あなたはマサイ族のようには歩けない。

あなた東大首席卒のようには勉強できない。

あなたモデルのようにかっこよくはない。

たぶんね。

そんなあなた下駄を履かせてもらっていないとどうして言えるのです?

あなたはおそらく、能力レベル人口分布図の、最ももりあがったところにいるのに過ぎないのではないですか?

もし世界IQ150の人だけに合わせて作られていたら?

もし世界運動神経抜群の人だけに合わせて作られていたら?

もし世界高身長の人だけに合わせて作られていたら?

もし世界視力6.0の人だけに合わせて作られていたら?

言い出したらキリがないです。大変にしょうもないです。

あなたよりもっと優秀な人類だけに合わせた世界が作られてもいいんですよ?

能力の高い人が、能力が低い人に合わせてあげる必要なんかないんですよ?

能力によって扱いをかえるのは『差別でなく区別』ですよ?

あなたは、あなたより優秀な人に感謝すべきなのでは?

『こんな私に合わせて社会設計してくれてありがとう』と。


あなたは本当に、下駄を履かせてもらっていないのですか?

あなたは本当に、特別扱いされていませんか?

あなたが本当に下駄を履いていないと言うのなら、あなたよりもっと優秀な人達は、もしかするとあなたに合わせて、長い脚を短く切り詰めているのかもしれませんね。

長くてかっこいい脚をわざわざ切り詰めるのはさぞ痛く辛いでしょうね。


あなたは本当に確認する必要がありませんか?

身長は平均以下で顔の造形もやや醜いです。IQ100程度。運動神経は普通美的センスは悪いです。こんな私ですが入店してもよろしいでしょうか?』と。



境界線』が各項目につき一本しかないと思っていませんか?

健常者と障害者を分けるラインがきっちり一本?

自然と不自然あいだに、正常と異常のあいだに、きっちり一本?

違いますよ? 

境界線』は無数にあるんです。

あなたの足下にも、境界線はあります

それはあなたより劣っている人とあなたとを隔てるラインです。

でも、もちろん、あなたの頭上にも境界線はあるんですよ?

あなたより優れた人とあなたとを隔てるラインです。

知ってました?

もしかしてあなたは『正常と異常とを』『自然と不自然とを』隔てる境界線あなたの足下にあると思ってましたか

その境界線より下にいる人達のことを、不自然で異常で劣っていると思っていませんか?

じゃあ、ちょっと上を向いてみてください。そこにも見えませんか? 境界線が。




弱者の言うことなんていちいち聞いてたらキリがない。どこまで特別扱いしろってんだ』って?

あなたも誰かにそう思われているのでは?

あなた年寄りなら若い人に、あなた病気がちなら一度も病気したことのない人に、低所得者なら高額納税者に、そう思われているのでは?

あなたが『普通に暮らす』のは本当に本当に『当然の権利』ですか?


あなた年収いくらですか?

年収いくら以上なら、自分が受ける公的サービス分をペイできるか知っていますか?

あなたは大きな病気しませんか?

酒を呑むのでは?油物が好きなのでは?

保険料不公平ではありませんか?

健康に気を使い酒や油物や甘いものを控える人も居るんですから

まれながらにして体が丈夫で、病気にかかりにくい人も居るんですから

そういう人に合わせた世界を作っても良いのでは?

あなたは外に出るのに、いちいちトイレのつくりやエレベータースロープの有無その他ありとあらゆることを確認しますか?

あなたは外に出て、通れない通路や入れない店に頻繁に出くわしますか?

あなたは夜道を歩く時、何度も背後を確認しますか?

あなた音響のない信号機の前で戸惑ったことはありますか?

そういうことがあまりないのであれば、それは社会あなたに合わせて作られているからではないですか?

社会あなたに合わせて作られていることを、あなたに対する『特別扱いであるとは思いませんか。

上を見たら、きりがない。

下を見ても、きりがない。

あなたの苦労など、ソマリア難民と比べたら……。

フィリピンゴミ山でゴミを漁る人々に比べたら……。

就職先がない? パワハラをされた? それがなんです?

きれいな水が飲めるだけで良いではありませんか。



あなたは本当に『自然存在』ですか?

本当はあなたたちこそ『特権階級』なのでは?

数の多さにかまけているだけでは?

****

こんな話、本当に馬鹿らしい。しょうもない。へどが出そうになる。うんざりする。

でも、私はこんな感じのこと、わりとマジに、そこそこ頻繁に言われてます

『辛い』と愚痴をこぼすと、

もっと辛い人もいる』

『生きているだけでありがたいと思え』と。

でもそれは、そう言った本人にも、そのまま返ってくる言葉なんじゃないでしょうか。

私は身体の面では、確実にマイノリティです。

でも私よりもっときつい障害の人もいます

私は日本国籍日本語を話します。

その面では日本という国においてマジョリティだと言えるでしょう。

私はある一面でマイノリティであり、ある一面ではマジョリティです。

境界線は無数にあり、同時に、どこにも存在しない、とも言えるのかもしれません。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん