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2013-04-25

女性編】人生初の浮気をして一か月で悟った事いろいろ。

タイトル記述をわかりやすくするため【女性編】としましたが、あくまで稿者の体験記であるため【男性編】は存在しません)

一か月前に浮気らしきものをはじめ、それから自分でも思ってもみなかったような様々な心境の変化がありました。

それを整理するための記録とも、備忘録とも付かずに書きます

特に共感も求めませんが、浮気二股嫌悪感のある方は読み流してください。

スペック

【私のスペック20代半ば、女性関西大学院を出て都内で専門職

外見は普通。服装や化粧などはまぁ地味なほう。WithとかMOREみたいな感じ。

浮気はこれまでしたこともされたこともなく、ごく普通の男女交際をしてきたと思う。

交際経験5人。元々は恋愛時間を割くタイプではなく、ドライだと周りには言われてきた。

彼氏本命)のスペック】同じく20代半ばで会社員大学サークルきっかけで出会い、交際二年。

仕事で月の半分以上は海外でほぼ遠距離。誠実かつ献身的な性格

浮気相手(以下"M"とします)のスペック職場上司(2つ年上)。

同じ職種だがとても有能で、私は入社当初から漠然と憧れていた。

そのため仕事や周りの人との接し方についての悩みをよく相談したりして最初は私が一方的に(上司として)慕っていた。

同じ職場彼女(私と同期。以下"S"とします)がいる。

以下、浮気に至る経緯はありがちなんで以下ちょっとはしょって書きます

<経緯>

・二か月前

から告白される。半年程前から私とMで2人で会う機会が増えていて、「ひょっとしたら異性として好かれているかもしれない…」と思いはじめていたのでそんなに驚かなかった。

しかしこの時点では向こうは彼女であるSさんと別れていなかったし、私に彼氏がいることも知った上で告白してきた。

そのことに違和感を感じながらも私もMに惹かれていたのは事実だったのでつい期待を持たせるような返事を返してその日は別れた。

今思うとここで思わせぶりなことを言ってしまったのがよくなかったと思う。

・一か月半前

からSさん彼女)に○○(私)のことが好きになったから、と言って別れてきた、と告げられる。

Mは「もちろんそっちも彼氏と別れるよね?」と言いたげな態度。当然ですね。

この時点でSさんと私との友情は破綻

・一か月前

Mに、今の彼氏に不満はないし、別れる決心が付かない。彼女がいるまま告白してきたことであなたのことが100%信頼できるとは言えないし、

(誠実な)彼を振るリスクは取れない。もう少し気持ちが固まるまで待ってほしい。と伝える。

こういう答え方をしてしまったのは本命彼同様Mのことを失うリスクもまたとれなかったから。

Mの返事は一応了承だったが、会うたびにほぼ付き合ってるような態度・行為をしてしまう。

(ここで事実上(私の)「浮気」が開始)


浮気をはじめてからこの一か月の心境の変化>

彼氏本命)に無性に会いたくなり、真夜中に電話をかけたりしてしまう。

・Mからの連絡も異常に待ってしまう。つい携帯を開いたり、Facebook見たり。

つねに男性どちらかから連絡や関心の表現がないと落ち着かないようになった。

これまでは家に帰ったら仕事のための勉強をしていたが、その能率も明らかに落ちた。

相手が2人になったことで恋愛が占める物理的な時間数が増えたからだと思う。

つねに何か焦燥感に駆られる。

・これまで漠然とあった「彼に愛されている」という安心感幸せ感がなくなった。

彼のことを思い出しても、罪悪感や自分やMに対する嫌悪感に苛まれ落ち着かなくなる。

その結果彼氏に対する(事実無根の)猜疑心も湧き始める。

テニスの壁打ち状態で鬱々。

・両者に対する愛情がそれぞれ半分ずつになった(減った)気がする。

それまで双方に違ったかたちで純粋な思慕の念を抱いていたが、

間違いを犯したことでそれらが傷ついてしまい、以前のように愛情に胸を張れなくなった。

結果どちらに会っても態度は散漫になり、デート満足度も低い。

いつも満たされない。

良心の呵責

最初のうちは「一度くらい浮気してみてもいいかもしれない」と軽く考えていたが、自分はそんな器ではないと思い知った。

本命彼は勿論MにもSさんにも悪いことをしたという意識が拭えず、何をしていても気分がふさぐ。

腐ったナベを被って暮らしているような心境。TVドラマなどで純愛ものを見るとヘコみ、食欲が減退。眠れなくなる。

「死後さばきにあう」という文言が気がつくと頭に浮かんでいる状態。


結論として、浮気精神的にタフな人だけがしていいものだとわかりました。

浮気二股精神的にタフで、自分の言動に責任が持てる人がするもの

そうじゃないと周りの沢山の人を傷つけてしまうのはもちろん、

自分人生や心、信念や大切にすべきものも傷ついて、どんどんダメな生涯になっていくと思う。

自分がいまそういう坂道を下ってるような気がして仕方ない。

もう二度とこんなことはしないし、落とし前はしっかり付け、

受けるべき罰は受けようと思う。

読んでいただき、ありがとうございました。

【追記】4/25 17:30

いくつか質問事項にお答えします。

後日談はどうなったのか?

投稿本日未明ですので、まだそれほど時間が経っておらず進展はありません。

申し訳ありません。

・Mと肉体関係はあるのか?

ありません。Mは私が彼と別れるのを待ってからと考えていると思います

投稿は、今回の一件による私自身の心の動きやその経過が自分でも意外なものだったので

時系列・箇条書きで整理し、何らかの形で記録しておこうと意図したものです。

不快になられた方、申し訳ございませんでした。

2013-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20130410162110

この社会においては「生を得ることは素晴らしい」と定義されている。

道徳教科書に「生は絶望である、います死ね」とでも書いてあるのか。

そして上の世代から下の世代への献身がなければ社会は成り立たない。

からこそ社会の義務となるのだ。

2013-02-28

動物的な意味での処女厨

ツガイ動物のオスの繁殖戦略として

「別のオスの影が見えるメスは伴侶に相応しくない」というのがある。

なんでかっていうと別のオスの子妊娠してる恐れがあるから


オスにとって最悪のシナリオとは

ツガイ相手のメスが別のオスの子を産んだのにそれを自分の子だと騙されて育てちゃう

というもの(もちろん間男オスや浮気メスにとっては最高のシナリオ)。


遺伝子は大雑把にこのシチュエーションを避ける機能として

「別のオスの影が見えたメスとそのメスが産んだ子はあんまり大事にするな」

という本能をあたえてる。


これを人間関係に実装すると

要するに別の男とも付き合ってる女や男関係が激しい女は

遊びの相手としては好ましいけど真面目に付き合う相手としては好ましくないことになる。

遊び相手ならどうでもいいとして

大事にしてる彼女から過去の体験を語られると嫌悪感吐き気がするし

大事にしてる嫁さんから聞かされればもっとひどくなる。


本能

「そのメスと子供はあんまり大事にしない方がいいんじゃないの?」

と警告を送ってるわけ。


動物実験でもあるんだけど

ツガイ動物(鳥)のオスとメスで、

ずっと一緒に居たメス(つまり浮気してる可能性が低いメス)が産んだ子供には

オスは献身的に全力で自分リソースを注ぐのに対して

離れてた時間が長いメス(浮気してる可能性が高いメス)が産んだ子供には

オスは気の抜けた世話しかしないと。


難しいことを考えてるんじゃないだろうから

浮気匂いのするなんらかの情報メッセージがあるとメスや子供への執着が薄れるということ。

人間的に言うと「愛情が薄れる」。

http://anond.hatelabo.jp/20130228064840

2012-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20120919113416

学問それ自体っていうか、学問が役に立った瞬間の面白さが異常。

こっちはちょいと悲惨なんだよ。

パワハラに遭ったとか組織風土うんざりとかなんかそんなネタが連発でよ。

根が良い奴揃いで献身とか誠実さとかを疑わないタイプばっかだから余計に「善人バカを見る」を体現してる感があっていろいろバカバカしくなっちゃうんだよ。

ここでガス抜いてそれでどうなるの? って喉まで出かかったのを呑みこんだ、それがずっとつっかえてる。

2012-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20120808225749

いやはや、ラノベは あなたラノベだと思うものラノベです。だから、いいと思うんだけどなー。

個人的にはXの献身をよんで、ラノベだなぁと思った次第。

 

つか、ラノベ萌え萌えキューンだから そう思われるんであって。本来のラノベは、小難しくなくて読みやすい。という意味からなぁ。スペースオペララノベだったし。

言い方変えれば、読みやすければ、推理が本格的はラノベだろうという判断。 

 

逆に ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ は 読みにくいので 萌小説という俺カテゴリー

http://anond.hatelabo.jp/20120808225125

ごめんなさい。勝手な判断なのであまり気にしないでください。

ラノベといってしまったけど、最近のいわゆる萌え萌えキューンとか表紙の背景が真っ白でキャラ絵だけとか「○○な俺が××な彼女と△△で□□」みたいなタイトルのとか、そういうのはラノベの中にすら入れてないです。コレも自分勝手境界線。

てか、東野圭吾は作品ごとにすごい差があるよね。例えば流星の絆ラノベ判断なんだけど、Xの献身ラノベ判断じゃないです。

2012-07-03

男の言う「良い女」

若い美人

・夫が初恋の相手、当然処女

家事万能な働き者

料理が上手い

・書類手続きも完璧で全部任せられる

・夫に口答えをしない、何でも笑顔で「はい」と答える

フルタイム仕事をしており、よく稼ぐ

・夫が欲しいと言った人数の健康子供を産む

子育て上手で、任せきりにしていても子供をグレさせない

・夫が浮気しても笑顔で許す

・絶対に浮気をしない、夫を一途に愛し続ける

・常に健康でよく働き、夫に面倒をかけない

・夫や子供病気をしたとき献身的に面倒をみる

・夫の両親にも献身的に介護をする

・夫の両親が死んだとき葬式の準備なども完璧

・夫にも献身的に介護をする

・夫よりあとに死ぬ

私は結婚も交際もしたくないです

不幸になりそうなので

2012-06-15

大学一年現在心境ver1.6

自分欠点

妄想癖がある所、「自分迷惑な事していないだろうか、嫌われている事してないだろうか」という加害妄想と「馬鹿にしやがって。どうせお前も馬鹿にしてるんだろう」という被害妄想の二つともある。

・極端に絶望視しやすい。可能性や展望があるかもしれないに、それを信じようとするのが辛くなってしまう。

・他人には無関心でありたいのに人間関係の構築に潔癖な所。矛盾している。

・今現在恋愛してなくて、したくもないのに、世の中恋愛至上主義だと思い、出来ない自分を底辺だとみなしてしまう事。割り切り方がなんだかみっともない。これもなんだか矛盾している。

 

 これはもう志になっているのかもしれない。何故なら、俺や舐められポジションにいた奴らを侮って、ダシにして、笑いをとってた奴らは皆彼女がいたか

 人の事をコケにしたり、セックスを自慢げに話したり、あまつさえDVする男にだって彼女がいたから、信頼を得ていたから。

 「ろくでなし」はそれをギャップにして、女にしか魅せない顔を作って、それに彼女たちが釣られていたため。

  そんなろくでなしでさえ出来ている恋愛が出来ない自分はなんとダメな奴なのだろうと思ってしまう。

女性と関わることは苦手ではないが、女性自体が大嫌いだという事。これも矛盾かな。

 とにかく嘘が多いし、二行上に書いたように結局、顔判断で性格なんてそっちのけで、流行りの体型に顔立ちがよくアスリートなら無問題なところとか

 集団攻撃が得意で女は女の味方しかしないところとか、あと男はセックスしか考えてないんでしょみたいな、自分は大人です思考とか(お前もなとか言われそうだけど)

 とにかく、俺のありとあらゆる女性への期待値ゼロ容姿がいくらよかれ、性格がよかれ、両方持っていたにしても、好きになることはないし、正直になることもない。

 もう正直、女性に対して謙虚である必要もないし、リスペクト献身である必要もないとも思っている。それぐらい、嫌いだ。

・上記の事を真面目に思ってしまう程の卑屈さ、斜に構えた姿勢

・つまり俺はプライドが高い、いつからこうなった

2012-06-12

http://anond.hatelabo.jp/20120612163550

ほんまでっかTVソースから嘘かもしれんが、探偵さん曰く浮気調査をして出てきた浮気相手は、9割方奥さんよりブスらしいな。

ブスは男に献身的に尽くしてくれるから癒しを求めて浮気する男に人気とか。

2012-04-11

オウム真理教ナウい教化法”を実践した広瀬死刑囚手紙 vol.2

【vol.1「カルトに係わる契機」】はこちら。

宗教経験

 カルトの「超越的世界観」によって、現実世界においては解決の困難な問題が解決することと述べました。他方、この類の世界観は非現実であるために、受容が困難なのも事実です。ところが、「神秘体験」、「超越体験」などと呼ばれる幻想的な宗教経験は、その受容を著しく促進します。

 オウムにおいても、教義の妥当性の根拠は、その種の宗教経験でした。つまり、多くの信徒は教義の世界を幻覚的に経験しており、その世界現実として認識していたのです。地下鉄サリン事件への関与は誠に愚かであり、心から後悔しておりますが、この事件についても、宗教経験から、私は教義上の「救済」と認識して行いました。

 このように、宗教経験は、「殺人」を肯定する非現実的な教義さえ受容させる原因となります。したがって、宗教経験を根拠とする思想やこれを起こす技術の使用には注意すべきです。

 以下、宗教経験検討のために、私の経験を述べさせていただきたく思います

 前述のように、高校三年生ときに、私は、「生きる意味」の問題を意識するようになりました。しかし、その後、私は目を引いた本を読んだり、簡単な瞑想指導する団体に入会したものの、その問題は棚上げ状態でした。大学で学ぶことが将来の職業に直結するので、学業や学費のためにアルバイト忙殺されていたのです。

 そのようなとき、偶然、私は書店で麻原の著書を見かけたのです。昭和六十三年二月ごろ、大学院一年ときでした。その後、関連書を何冊か読みましたが、彼の説く解脱悟りが気になりました。

 最終的な解脱悟りは、絶対自由・絶対幸福・絶対歓喜の境地であり、本来、私たちはその状態に安住していたにもかかわらず、煩悩にとらわれたために、輪廻して苦界をさまよい続けているとされていました。ここで、絶対自由とは、カルマ(業。転生する原因)から解放され、どの世界に転生するのも、最終解脱の状態に安住するのも自由という意味でした。絶対幸福とは、金、名誉など自分以外の外的存在を必要としない幸福という意味でした。絶対歓喜とは、自己存在しているだけで歓喜状態にあるという意味でした。

 不明な点が多いものの、何らかの絶対的に幸福な境地の存在事実であれば、その追求は「生きる意味」に値するのではないかと思いました。

 また、麻原は修行を完成させて最終解脱の境地にあり、弟子指導して彼らをも解脱させているとのことでした。麻原や弟子たちの体験談を読むと、解脱への確かな道が存在しているように思えました。彼らの体験には普遍性が感じられたからです。さらに、麻原は自身の体験の妥当性を、ダライ・ラマ十四世をはじめとするチベット仏教インドの聖者たちと交流して確認したとのことでした。

 前述の解脱のような教義の話だけならフィクションを読んでいるようなものでしたが、このような実証的な姿勢は理解できることでした。この点は、私がそれまでに接した斯界のものとは違っていると思いました。

 しかし、事はそう簡単に運びませんでした。麻原が主宰するのは、宗教団体オウム真理教」だったのです。(なお、当時、オウムほとんど無名の団体でした。)

 私は新宗教に対して拒絶反応が起こるのを禁じ得ませんでした。「輸血拒否事件」、「霊感商法」…新宗教に関するマスコミ報道は、決まって言いようのない不快感を催すものでした。とりわけ、「輸血拒否事件」は、高校三年生ときに話を聞いた団体のことだったので、新宗教に対する問題意識が高まりました。

 この事件の報道では、事故に遭った子供が「生きたい」と言っていたのにかかわらず、両親が教義に従い、輸血を拒否したとされていました。この団体の聖書解釈が正しいという保証はないのだから―私にはほかの解釈も可能に思えました―、そのような不確実なことに基づいて命を犠牲にすることが信じられませんでした。ですから、この事件で、私の新宗教に対する不信は決定的なものになっていました。

 このようなわけで、私は本を読む以上にオウムに近づけなかったのです。

 ところが、本を読み始めた一週間後くらいから、不可解なことが起こりました。修行もしていないのに、本に書かれていた、修行過程で起こる体験が、私の身体に現れたのです。そして、約一ヶ月後の、昭和六十三年三月八日深夜のことでした。

 眠りの静寂を破り、突然、私の内部で爆発音が鳴り響きました。それは、幼いころに山奥で聞いたことのある、発破のような音でした。音は体の内部で生じた感覚があったものの、はるか遠くで鳴ったような、奇妙な立体感がありました。

クンダリニー覚醒―」

 意識を戻した私は、直ちに事態を理解しました。爆発音と共にクンダリニー覚醒した―読んでいたオウムの本の記述が脳裏に閃いたからです。クンダリニーとは、ヨガで「生命エネルギー」などとも呼ばれるもので、解脱するためにはこれを覚醒させる、つまり活動する状態にさせることが不可欠とされていました。

 続いて、粘性のある温かい液体のようなものが尾底骨から溶け出してきました。本によると、クンダリニーは尾底骨から生じる熱いエネルギーのことでした。そして、それはゆっくり背骨に沿って体を上昇してきました。腰の位置までくると、体の前面の腹部にパッと広がりました。経験したことのない、この世のものとは思えない感覚でした。

 「クンダリニーの動きが正しくないと、くも膜下出血を起こす」、「指導者なしの覚醒危険だ」―オウムの本の記述別世界の話でしたが、今や、我が身に起こりつつある現実でした。私はクンダリニーの動きを止めようと試みました。しかし、意志に反して、クンダリニーは上昇を続けました。

 クンダリニーは、胸まで上昇すると、胸いっぱいに広がりました。ヨガでいうチャクラ(体内の霊的器官とされる)の位置にくると広がるようでした。クンダリニーが喉の下まで達すると、熱の上昇を感じなくなりました。代わりに、熱くない気体のようなものが上昇しました。これが頭頂まで達すると圧迫感が生じ、頭蓋がククッときしむ音がしました。それでも、私は身体を硬くして耐えるしかなす術がありませんでした。

 突然の出来事に、どうなることかと思いましたが、それをピークに一連の現象は収束しました。どうやら、無事に済んだようでした。

オウム真実だ」

 オウム宗教世界観が、一挙にリアリティを帯びて感じられました。麻原をグル修行指導する師)として、解脱悟りを目指すことが私の「生きる意味である確信しました。麻原の著書を読み始めて以来相次いだ体験に、彼に強い「縁」を感じていたからです。クンダリニー自然覚醒したのは、前世グルの著書を読んだために、修行者だった私の前世記憶が甦ったからだと思いました。

 このように、急激に宗教観念を受容して、思考体系が一変する心理現象は、「突然の宗教的回心」と呼ばれています。これと漸進的な宗教観念の受容との違いについて、研究論文には次のように述べられています

 突然の回心は、被験者のものが全く変えられるように思われる経験として定義した。つまり、その変化は、被験者が生じさせるのではなく、彼にもたらされるように思われた。また、その変化は、被験者の生活様式、道徳的特性を形成する態度におけるものだった。

 漸進的な宗教的発達は、上で説明したような回心経験がないという特徴のもので、そして被験者が自身を無信仰と識別したことがないものである

 すべての回心者は、疑いの余地なく、無信仰の状態から信仰深い状態になった。

 二つの集団の特色をかなりよく示す、二つの自伝を下に引用する。一人の突然の回心者は、彼の経験を次のように記述した。

 この経験は、私が一四歳の秋に起きた。私は畑を耕して働いていた。突然、嵐が近づいたように思われ、そしてあたかも私の周りの全てが止まったようだった―私は神の存在を感じた。馬たちは完全に止まった状態になった。真っ黒な空がとどろいたので、私は祈った。嵐はすぐに通り過ぎたが、この瞬間だった、―私は祈りながら―主が望むならば、クリスチャンになり、主に仕える決心をしたのは。

 漸進的な宗教的発達をした集団の一員は、彼の経験を次のように記述した。

 私が信仰深いと自覚したときを説明するのは難しい。それに対し、何年か前に私は十ポンドで生まれ、そして現在はそれよりかなり重いという事実を説明するのは、全く簡単だろう。この成長には、出来事の印象がないわけではない。しかし、少なくとも回想では、そのプロセスはあまりに完全に連続したように霞んでいる。だから、私が自身の認識に現れた時点を思い出せる以上に、私は“信心深く”なった時点を分離できない。私はその二つの出来事はほとんど同時に違いないと思う。

引用英語で分からず。)

 このような宗教的回心は、人が葛藤状態にあるときに、幻覚的な超越体験と共に起こることがあり、このとき葛藤が解決するとされています。また、突然の宗教的回心においては、常識から非常に逸脱したビリーフ・システム(思考体系)が受容される場合があるとされています。そして、「カリスマグループの一つの注目せざるを得ない特徴は、入会の特徴がしばしば劇的な回心の経験であることだ」といわれています

引用英語で分からず。)

 私の場合、「生きる意味」に係わる葛藤のために、回心が起き、オウムの教義体系が受容されました。このように、非現実的な世界観が突然現実として感じられ、それが受容されることがあるので、超越体験に基づく世界観には要注意でしょう。後述のように、それが日常生活との間に摩擦を生じる場合は問題が起こるからです。

 オウム宗教世界観現実となった私に、入信以外の選択はありませんでした。また、新宗教うんぬんといっていられる状況ではありませんでした。クンダリニー覚醒した以上、指導者は不可欠だったからです。私はクンダリニーコントロールできず、頭蓋がきしんでも、なす術がなかったのです。この状況について、ある共犯者は「広瀬君は、本を読んだだけでクンダリニー覚醒して、困って教団に相談に行ったと言っていた。ある種の困惑広瀬から感じた。」と法廷証言しています

 こうして、オウム真理教在家信徒としての生活が始まりました。在家信徒は、社会生活しながら、教義の学習、守戒など教義の実践ヨガの行法、奉仕などの修行をすることが基本でした。

 オウムの教義と修行目的について、あとの話の理解のために必要な部分のみ説明致します。

 教義において、修行の究極の目的は前述の最終解脱をすること、つまり輪廻から解放されることでした。なぜ解脱しなければならなのか―それは、輪廻から解放されない限り苦が生じるからだ、と説かれていました。これは、今は幸福でも、幸福でいられる善業が尽きてしまえば、これまでに為してきた悪業が優住になり、苦しみの世界に転生するということでした。特に地獄餓鬼動物の三つの世界三悪趣と呼ばれ、信徒の最も恐れる苦界でした。

 それに対して、解脱はすべての束縛から解放された崇高な境地でした。解脱に至るには、次のように、私たちが本来の最終解脱の状態から落下していった原因を除去していくことが必要と説かれていました。

 私たちは自己存在するためだけで完全な状態にあったにもかかわらず、他の存在に対する執着が生じたために輪廻転生を始めたとされていました。それ以来、私たちは煩悩(私たちを苦しみの世界に結びつける執着)と悪業を増大させ、それに応じた世界に転生して肉体を持ち、苦しみ続けているとのことでした。たとえば、殺生や嫌悪の念は地獄、盗みや貧りの心は餓鬼快楽を求めることや真理(精神を高める教え=オウムの教義)を知らないことは動物に、それぞれ転生する原因になるとされていました。

 これらの煩悩行為過去世のものも含め、情報として私たちの内部に蓄積しているとのことでした。この蓄積された情報が「カルマ(業)」でした。そして、「悪業に応じた世界に転生する」というように、自己カルマが身の上に返ってくることを「カルマ法則」といい、これも重要な教義でした。

 カルマ法則から考えると、解脱、つまり輪廻からの開放に必要なのは、転生の原因となるカルマを消滅(浄化)することになります。ですからオウムにおいては、カルマの浄化が重視され、修行はそのためのものでした。

 [なお、前述の「殺生」は、虫を殺すことも含みます。ですから、そのほかに挙げた行為もそうですが、一般人日常的な行為ほとんどが悪業となります。したがって、信徒についても、入信前は悪業を為してきたことになり、それらを浄化しない限り苦界に転生することになります。だから信徒たちは必死修行していました。また、家族など周囲の非信徒たちは苦界への転生が避けられないことになり、それを信徒たちは案じていました。後述しますが、日常生活と相容れないこの教義のために、一般社会は苦界への転生に至らせる世界とみなされました。そのために、信徒は一般社会を離れて出家していきました。さらに、苦界へ転生する現代人を救済する目的で、殺人まで犯すことになりました。]

 また、オウムの教義において、麻原は「神」といえる存在でした。それは、最終解脱者であり、様ざまな「神通力」を有するとされていたからです。特に麻原は、人を解脱させたり、高い世界幸福世界)に転生させたりする力があると主張していました。私たちに「エネルギー」を移入して最終解脱の状態の情報を与え、代わりに、苦界に転生する原因となる悪業を引き受ける―「カルマを背負う」といっていました―と説いていたのです。カルマを浄化していないと苦界に転生するのですからカルマを背負ってくれる麻原は、まさに「救済者=神」でした。

 麻原の指示が絶対だったのも、そのような「救済」の能力を有するためでした。オウム世界観においては、苦界への転生の防止が最優先であるところ、麻原の指示の目的は、苦界へ転生する人類の救済とされていたのです。

 回心による教義の受容の後、入信後は、私の身の上に個々の教義の体験が現われ、教義の世界観に対するリアリティがますますまりました。たとえば、入信の一週間後に、麻原の「エネルギー」を込めたとされる石に触れたところ、気体のようなものが私の身体に入ってきました。そして、胸いっぱいに広がり、倒れそうになったのです。そのときは、ハッカを吸ったような感覚がして、私は自身の悪業が浄化されたと思いました。

 その後も様ざまな形でこのような体験を重ねたので、私にとって、麻原が「カルマを背負う」能力を有することは現実でした。そのために、麻原は「神」であり、その指示は絶対だったのです。

 なお、現在は、この種の経験は暗示の機制による幻覚と理解しています。つまり、以前に接していた「エネルギーを移入してカルマを浄化する」という教義(二十一頁)が暗示になり、「エネルギーを込めた」とされる石に触れたところ、教義どおりの幻覚が現れたものと思います。(このように、回心後は幻覚的経験が極めて起きやすい状態になっていました。)

 なぜあの男が―麻原の地位が教団内で絶対だったことに対する疑問の声をよく聞きます。その理由の一つは、私と同様に、信徒にとっては麻原を「神」とする教義の世界観現実だったことでしょう。ヨガの行法によって、多くの信徒が教義どおりの宗教経験をしていたのです。

 現役の信徒は、今も、麻原の力でカルマが浄化されると感じる経験をしているようです。だから、麻原が法廷でどんなに見るに堪えない振る舞いをしても、彼は「神」であり続けているのです。私もそうでしたが、信徒帰依しているのは生身の麻原ではなく、宗教経験によって知覚した麻原です。「現実」よりも「宗教経験」のほうがリアリティがあるのです。

 このような宗教経験作用について、文献には次のように述べられています

 アメリカで(そしてしばしば国際的に)現在見られる多くのカルト様のビリーフ・システム概観することは、臨床医が特定のセクトを正しく評価するにあたり役に立つ。ビリーフ・システムは、一般に部外者を困惑させるもので、多くは超越体験や神秘体験に基づいている。あるものは、なじみのない東洋伝統から得ている。あるものは、教義を再構築する程度にまで、既存宗教を粉飾する。

 超越体験あるいは神秘体験は、回心のプロセスにおいてしばしば重要だが、このことはジェイムズフロイトが注目した。葛藤の解決における超越体験は、非精神病者精神病者の両方に急性の幻覚的エピソードが起こる程だが、この重要性も強調されてきた。これらの経験はまた、カリスマセクトの多くの全員にとって、グループの全員をを続けされる総体である。これらの出来事は、類似した現象を経験したことのある他の人たちとの友好関係を、最高潮に高める強力な感情的経験になる。

 宗教経験コンテクストにおける精神病様超越現象が生じることを説明できるモデルは、まだ開発されていない。しかし、注目すべきなのは、かなり注意を引く知覚現象を、これらのセクトの全員が普通に報告することである。たとえば、一つのグループの百十九人の全員のうちの三十パーセントが、瞑想中に幻覚様経験を報告した。明らかに、このような現象は、心理学者が正常な精神プロセスのみならず病的プロセスを理解するのにもかなりの影響があるはずだ。それらはたぶん、精神病といわれる人に幻覚状態を起こすあるコンテクストの性質を、心理学的に理解する助けになるだろう。

(前出 引用英語で分からず。)

 (A教団は)夢さえも「お父様(教祖)の夢を見ますよ」などと暗示を与えて教祖の夢を見やすいように誘導したりする。それらのプライミングの結果、信者は身辺でおきる現象がすべて神やサタンといった心霊現象ととらえることになっていると思われる。さらに、こうした経験西田のいう個人的現実性を高める。つまり体験や推論が教義と整合しているという認知を与え、ビリーフは強化される。

西田公昭 一九九五年 ビリーフの形成と変化の機制についての研究(4) 社会心理学研究、一一、一八-二九

プライミング―特定の情報に接触させることによって、人間情報処理一定の方向に誘導すること)

 瞑想のより高い段階は多くの経験を含む。これは、伝統的な文献によく載っており、明るい光のヴィジョン、身心の喜びに満ちた陶酔感、静けさ、明晰な知覚、および愛や献身感情を様ざまに含む。“超意識”、“超越体験”、“神秘体験”、あるいは“クンダリニー覚醒”と名付けられており、これらの状態は、人を引き込む影響を及ぼす。この影響は、瞑想伝統によれば、非常に深刻になるものだ。

引用英語で分からず。)

 また、宗教経験が起こる状態においては、世俗的なことに対する関心が薄れるという報告があります

引用英語で分からず。)

 以上のように、宗教経験およびそれが起こる状態は、非現実的な教義の受容や日常生活から離脱を促進するようです。


※「輸血拒否事件」1985年6月神奈川県川崎市高津区で起こった事件。ダンプカーにひかれた当時小学5年生の男の子が、両親の輸血拒否にあい、約5時間後に死亡。「大ちゃん事件」とも。

【vol.3「宗教的経験(後半)」】へ続く。

2012-03-30

DV加害者の特徴

(1) 処女厨である

過去にさかのぼって嫉妬する、強烈な独占欲と支配欲のあらわれ。

また「新品」「中古」という表現は、他人を物品のように扱うことへの抵抗のなさの証明

(2) 友達が少ない

他人の痛みには全く興味が無く、自分が受ける侮辱や痛みには被害妄想的なほど敏感なため、

友達にするには付き合いづらく、避けられる。「俺をバカにしやがって」が決まり文句。

(3) 孤独な女を好む

友達がおらず孤立している女を好んだり、友達付き合いを禁じることで女を孤立させることを好む。

頼るものは男しか居ない状況を作り出し、支配欲や所有欲を充たす。

(4) 「女の仕事」が多い

家事育児献身的なセックスなど「女の仕事」が多く、それぞれ完璧クオリティを女に求める。

男が無職であろうと、女が外で給料を得ていようと、「女の仕事であることは変わらない。

(5) 権威主義

親、教師、上司など、自分より権威のある存在に対しては「素直ないい子」である

他人からの第一印象は「真面目」「誠実そう」などで、とても暴言暴力を振るうタイプには見られない。

(6) 犯罪を軽んじる

レイプ痴漢ストーカーなどの性犯罪について「たいしたことではない」と考えている。

基本的に犯罪被害者自業自得との考えであり、自分被害者になった時だけ激怒する。

(7) 弱いものに残虐

弱いものを守ろうという感性が無く、児童を陵辱するものや、動物虐待死させるものなど、

無力なものに対してひたすら残虐に接するストーリーを好む。

(8) 親から支配されている

から肉体的・精神暴力を受け続け、怒りと無力感が常態化している。

しか大人になっても親に逆らうことができず、自分より弱いものを苛め抜くことでやりきれなさを解消する。

2012-02-07

BPD(境界性人格障害)の人と付き合った末路

どうなるのだろうか

BPDの人は、不思議な魅力を持つ

彼・彼女らは人との距離をとても狭めようとする

精神的な距離がとても短い関係を作る

その為に彼・彼女らは劇的な関係を演出し、自らを守られるべき存在に見せる

から、人同士の距離が大きくなり、繋がりが弱くなった現代の人間にとって魅力的に見える

けれど、彼・彼女らは愛情を確認するために時として残酷なことをする

試すのだ

その人が何処まで犠牲にしてこちらに意識を向けてくれるかによって、彼・彼女らは愛情を感じる

例えばこうだ

家庭環境悲惨さを訴え、自傷行為告白し、自殺すると伝える

あなたが友人・知人と遊んでいると知れば時間場所に関係なく電話をかけて自分自身を優先させる

深夜に電話をするとか、呼び出してみせるとか

あなたが嫌だと思う行為を行なってみたりなど

(例えばあなたの大切にしているものを粗末にしたり、他の異性と出歩いてみたり)

そうした行為あなたを試し、耐えてくれることを"献身的"であると受け取る

あなたは彼・彼女の憂いを帯びた雰囲気や、こちらを健気に繋ぎ止め頼ってくる姿に夢中になるだろう

から、初めの頃はそうした試し行為も甘んじて受け入れるのだろう

しかし、あなたの寛容さにもいつしか限界が訪れる

「もう付き合いきれない、もう少しこっちの事も考えてくれ」

あなたのそうした言葉が、引き金になるだろう

彼・彼女らはより強くあなたを試す

それと同時に、自分を守るためにあらゆる手段を講じる

初めの頃、あなたに見せた"かわいそうな姿"を用いて、自分あなたの周りの人を味方につける

彼・彼女らはあなたが特別だから好きなのではなく、都合の良い人間であるから好きなのだ

から自分の思い通りにならなくなると容赦なく捨てるのだ

その頃には新しい恋人を作り、あなたを攻撃しだすだろう

覚えてないだろうか

あなたが彼・彼女らと付き合い始めた頃を

彼・彼女らは昔の恋人のことを頻繁に話さなかっただろうか

そして、その相談あなたは乗っていたのではないだろうか

それと同じことが起きている

かくして、あなたは同じように彼・彼女らとは離れることになる

しかし、まだ終わらない

新しい恋人を手にいれた彼・彼女らはそれでもあなたを狙う

現在恋人と少しトラブルを起こせば彼・彼女らは言うだろう

「やっぱり、あなたが一番だった」「もう一度やり直せないか」「友達として相談に乗って」と

そして、あなたはそのトラブルに巻き込まれ、完全に縁が切れるまで利用され続ける

その過程で、あなたは彼・彼女らによって知人・友人の多くを失い、そのコミュニティでの立場も失うだろう

さて、そうした経験を持つ人はその後どういう風に生きていくのだろうか

呪いのように、自らもBPDとなるのか

誰も信じられなくなり、恋愛や対人関係に怯えるようになるのか

こうして書いたのは、BPDの人と付き合った人間が、その後どういう風に生きていくのかを知りたいからだ

増田にもBPDの人間と付き合った経験を持つ人はいるだろう

付き合う前と付き合うあとで、どの様に価値観が変容したかを知りたい

2012-01-24

DeNAスタイルライセンスの光芒

DeNAが「ソースは公開するが勝手な改変禁止、用途限定」の極めてユニークライセンスを打ち出して数時間後に撤回した。

https://github.com/DeNADev/Arctic.js/commit/b92eea0a83b9b01c53eb3f6fb65fdb8af6bc0aab#diff-1

さて、「内容は公開するが、内容の改変は許諾が必要」というオリジナリティ溢れるライセンスを、この記事では「DeNAスタイルライセンス」と呼ぶ事としたい。さて、DeNAライセンスの内容からDeNAのたくらみが幾つか想像できる。

知財攻撃のツールとしてのDeNAスタイルライセンス

「ウチのソース侵害しとるやんけワレぇ、出るトコ出てもらおかい」と中小ソフトハウスを牽制恫喝し、囲い込むために敢えてソースを公開し、他社プロダクトの類似動作やモバゲー参加ベンダーへの牽制に利用したかった、と読むことは難しくあるまい。それはDeNAスタイルライセンスの指針はOSSのそれではなく、明らかに特許指向であるからも伺い知れる。MicrosoftAppleに範を取り、知財戦争における兵器兼防衛機構としてDeNAスタイルライセンスで守られたコードを行使したかったであろう事は想像に難くない。

結果を公開しつつ拡散を抑圧し、改善の果実だけをコミュニティから吸い上げたい

多くの日本企業製品OSS化に踏み切れないのは、正に上記の一点に尽きる。

「うちのソース勝手に儲けるな、だが改善だけはしろ暇人プログラマども」

というのがエンタープライズエグゼグティブ様の本音であることを考えると、DeNAスタイルライセンスは、日本企業の欲望を満たす厚顔無恥ジャパニーズスタイルライセンスとして社畜下請けの皆様の献身を一身に集めたであろう。仕事のない下請けソフトハウスが、DeNAスタイルライセンスの大手SIer謹製フレームワーク必死カイゼンしてコネ作りに励む美しい光景が、数年後には見られたかも知れない。

DeNAスタイルライセンスの隆盛が、日本IT企業利益を齎したかもしれないのに。DeNAスタイルライセンスが、日本IT企業を更に強固にガラパゴス化して守る鉄壁のゾウガメの甲羅になれたかもしれないのに。「Googleっぽいからいいよね」みたいなノリでMITライセンスに安易に逃げたDeNAの及び腰が残念でなりませんでした。まる。

2012-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20120118134336

からその場合の「愛」「誠実さ」とは具体的に何?

…とさっきから聞いてるんだけど

話が何往復しても決して答えないんだねw


君が答えたくないところを書いちゃうと

それは「度を越したあらゆる献身」になるよね。ほとんどの場合

月三桁時間サービス残業する社畜と同じ。


能力・才能が基準点に達してないとか

競争比較劣位に居るとかで

でも「どうしてその仕事やらせて!」って言って

馬鹿みたいな奉仕低賃金労働を強いられてる人は結構居るよね。

アコガ業界労働者とか。アレと同じ。


やめた方がいいよねえそういうの。

誰も幸せにならない。

2011-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20111223024852

これはそう。

・男はやりたいもの
彼女がやらせないなら風俗に行くのも当然

個人的にはオナニーしとけ、と思いますけどね。

・でも女は処女でいろ

いや、これは女性の自由。(って前にも書いてるよね?)

ただ男性観点では、そういう女性価値は下がるよ、という事がいいたいだけ。

Buss and Schmitt 1993 http://www.psy.cmu.edu/~rakison/bussandschmitt.pdf (PDF中のP14)

アメリカ人男性女性に求めるものなんだけど、長期的(Long term)な相手には

誠実さ(Faithful)2.88、貞節(Sexually loyal)2.85、Chastity(処女)0.91を求めている。   -3から+3までの6段階評価でね。

もちろん短期的な付き合い、カジュアルsexの相手には誠実さも貞節さも処女性もそれほど求められません。

女性がどういった人生を送るのかは各自の自由だろう。

元増田のように処女なら、それは他者から見て価値がある事だし、別に負けとか考えることなくて、

自分価値観と合う男性結婚まで待ってくれる男性を探せば良い、と思うよ。

あと最初にも書いたけど、基本、男はやりたいものだ。当然、女性には断る自由もある。

女性観点では、そういう形で『男性献身度を計る』、っていうのが可能。

2011-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20111119082328

僕自身ははがないをこんな風な目で見た事が無かったので、斬新な切り口で面白い文章だなと思った。

なのでちょっとこの文章いじくって遊んじゃおうかなって思います

長文を垂れ流しているだけで、特に建設的な意見は無いよ。

アニメがつまらないというか不愉快な出来なので仕方なく文庫を手にとって読んでますが、面白いすなぁこれ。強烈にグロテスク

これ村上春樹好きな人特に初期)には受け入れがたい作品じゃないかと思うわ。村上春樹小説に不純物を混ぜ混ぜ込んだゲテモノ食い料理しか見えない。

ここまで言っておいて、

ちなみに私は村上春樹が大嫌いなので、こういう作品は大好きですよ。

こんなフォロー入れちゃうのは、叩かれるのが怖いからかな?

何が面白いって普通の話と逆の方向に進んでいってるってところがいい。

たいていの物語は、未熟な登場人物が、イベントとか試練を越えて成長し、

青春卒業して大人への一歩を登り始めるあたりで、男坂のように打ち切られるという話ばかりなのに、

はがないときたら、初期状態が一番キャラの完成度が高い状態

って言ってるけれど。

視野狭窄」で「自分だけの世界」に籠もってるなんて、キャラとして未熟もいいとこじゃない?

そういう風に自分の殻に籠もってた奴が、色んな人との触れ合いで心開いていく。なんて、世にごまんとあるストーリーだし。

そうすると、これは別に逆の方法に何か進んでないよね?

むしろ、順行してるよね。

不完全な印象があるキャラってこだかとよぞらくらいで、後はもうそのまんまでいいんじゃね?って思う。

この一文で思ったんだけど。

要するにこの人が言いたいのは

初期のキャラ設定が好きだったのに、話進むにつれて段々キャラが変わって行ったのが嫌ってだけの話じゃないの?

別の話から持ってくると、人間強度が高いというやつですか?

その台詞言った人って、その後友人どころか彼女まで作ったって話ですぜ、親分。

己の信念に従って、求めるものを理解し、理想像をすでに見出している。

仮に現実で友だちを作ってもそれの劣化バージョンしかならない。

隣人部存在意義、全否定だね。

初登場で「あたしも友達がほしいのよ!」と叫んだのは君の好きな初期状態の星奈だよ。

現実なんざトモプラスに劣るし

星奈がギャルゲにハマったのって、隣人部に入ってからだよね。この人のいう初期状態ってどこから、どこまで?

っていうか、現実友達なんかギャルゲ以下って思ってるんなら、さっさと退部して家に籠もってゲームしてるだろ、星奈の場合

トモちゃんに劣るし

タカ」がいるじゃん。わざわざ、その為に隣人部作った様なもんだし。っていうかここでは夜空も例外じゃないんだね。

BLより萌えないし

せめて「発明」にしようぜ、理科ってそこまで腐女子キャラでもないし。

っていうか理科も、隣人部行きたくないなら、それこそ理科室に籠もってるだろうよ。

あにきの方が格好良いし

幸村はこれ一切ぶれてないぞ。最初からずっと。

眷属もいない

そう言えば、クラスメートには姫って呼ばれてたね。

っていうか夜空についてはトモちゃんを引き合いに出したのに、小鷹については触れないんだね。

まらない事この上ない。

それは「君が見てて」って話じゃないの?

視野狭窄と言われようと何と言われようと、自分だけで世界を閉鎖系として完成させることができるなら、

今の状態こそが一番幸せじゃない?ね、みーくん。

そうだね、他人に何と言われようと、自分幸せだと思う事をするのが重要だと思うよ、逆に言うなら、自分が思う幸せの形を押し付けちゃいけないよね、まーちゃん

あえていえば、隣人部も結成時点がもっと理想的な状態だ。

この人のいう、隣人部の結成時点ってどこだろうね?

夜空&小鷹コンビの時? 星奈が入った時? 小鳩が入るまで?

最も贅沢な生き方とは則ち、正直に生きることである

お前がそう思うんならそうなんだろうよ、おま(ry

現実においては己の正直は誰かを傷つけ、誰かに嫌われ、誰かに潰される。それが世の中のルール

嘘ついたって、傷つけるし、嫌われるし、潰されるけどね。

むしろそっちの方がよりルールとして広く活用されてるよね。

嘘をつかないという生き方は、あまりに難易度が高い。

だけれども、その正直を許しあう、ただそれだけの関係。

全然、許し合ってないよね。ガチでぶつかりあってるよね。

特に夜空と星奈。

コミュニケーション?なにそれおいしいの?

twitter自分が好きなことしゃべるツールであって、賛同以外のリプライは求めてないんですけど?

そんな感じの人が一人なら良いけど、二人いるからねぇ……。

結果、一方の意見にもう一方がガンガン反対するっていう。ええ、あの二人ですよ。

そういう所で、ついでに恋愛とかセックスもさせていただけると嬉しいですねぇ。

あの状況下で誰にも手を出さない小鷹はある意味凄いよね。

いね、実にいいね。時よ止まれ、今の俺が一番美しいって感じだね。

うん、だからさ。それは単に君がキャラの初期設定が好きだったってだけの話じゃないの?

これを読んだ人は他にこんなものを読んでますの欄に「完全自殺マニュアル」「自殺サークル」「20歳の手記」が並んでても驚かないね

これってブーメラン? もしかして君の本棚にある本を挙げたのかな?

ちなみに僕はどれも読んだ事無いよ。

はやく最終巻だけ読んでこの吐き気から解放されたい。(褒め言葉です。私はこの手の吐き気が大好き)

叩かれないように予防線張りまくりの君の文章も、読んでて吐き気がするよ。

もちろん褒め言葉さ!

1つだけカップルが成立してこのぬるま湯地獄から脱出して幸せになった後、

残りのみんなは笑顔自殺するという光景しかかばないけどな。

小鷹とカップルになりそうなのは、夜空、星奈、理科、幸村の四人だけど。

どれも自殺しそうなタマじゃないよね。

夜空とか、嬉々として二人の仲を裂きに行きそうだし。

星奈は、なんだかんだですぐに立ち直りそうだし。

理科は、セクハラの対象が二人になるだけだと思うし。

幸村は、けなげに小鷹の舎弟続けそうだよね。

まぁ僕の勝手想像だけどね。

個人的にはこだかさんと夜空以外は、無理に友達なんかつくろうとせずに、

己の道を突き進んでる方がずっと幸せだったんじゃないか?って思う。

自分世界に籠もる幸せは容認できるのに、皆と馴れ合っていく幸せは容認できないんだね。

結局この人もタイトル詐欺に引っ掛かった一人なんじゃないだろうか。

友達いなくても孤高に生きているキャラを期待して読んだら、最初の方はそれっぽいキャラ設定だったけど、結局馴れ合いみたいな感じで仲良くなっちゃって、なんだかんだ仲良しグループになったのが気に食わなかったとか?

作品だけじゃなくて、読者にまで毒吐いてるあたり、相当苛ついたんだろうね。

んでまぁ、そんな馴れ合い状態への嫌悪感を、叩かれないようにオブラートに包んで出来たのがこの文章。

僕の読解力だと、そんな感じにしか読み取れなかった。

ただ、僕は隣人部馴れ合いの集団じゃないと思うけどね。

夜空と星奈はガチでぶつかりあってるし、っていうかあれが馴れ合いだったら凄いわ。

小鳩とマリアもだね、こっちは見ててほほえましいけど。

理科は、小鷹に分かりやすいくらい分かりやすくアピールしている。

幸村の献身も本人は至って本気そのものだろう。

小鷹だって隣人部部員となぁなぁでの付き合いはしていない。

確かに、友人を作る事を目的にした部活で、具体的に友達を作る為に何かする訳でもなく。(小鷹はちょこちょこ頑張ってるけど)

実際には予行演習と称して、部員どうしで遊びに行きまくってるのに、

「もう俺らって友達じゃないの?」って所に触れてない辺りは馴れ合い臭いけどね。

だけど、友達作れない不器用な連中の、そんな馴れ合いは、少なくとも僕は見てて不快じゃない。

それをグロテスクと評したこの人は、きっと一切の馴れ合いを許せない孤高の人なのだろう。

いね! 尊敬しちゃうや!!

要するに何が言いたいかと言うと、

次は堕落論とか白痴エッセンスラノベ化しないか舞台敗戦間際の仮想日本で、オタク活動にいそしむ4人のキリーロフね>作者様

この人が、いつかこういうラノベを書いてくれる日を楽しみに待ってます

はがないがそうだとは僕は全く思わないけど、吐き気がするようなグロテスクな作品は僕も好きです

2011-11-11

読売七日会・東京読売会合同総会(7月8日)での渡辺恒雄氏のあいさつ

 このたびの東日本大震災で、東北から関東の一部まで大被害を受けましたが、我が社も陸前高田坂井宏所長御夫妻とそのご子息および、各店の所長の御家族五人、YCスタッフ一〇人がお亡くなりになりました。深く哀悼の意をささげます。また、YC店舗は全壊六戸、半壊・一部損壊一七戸という被害を受けました。

 今回の震災の被害対策については、政府対応は誠に非能率で憤慨するところ大でありますが、グループ本社及び傘下各本社は、宮本副社長販売担当のもと、労力的にも、資金的にも迅速に対応し、その報告を聞いていささか心を癒されました。今後とも被災地YCの復興に全力をあげるつもりであります。また政府被災地全体にわたる救済、復興不手際については、紙面で厳しく批判し、督促してまいります

 さて、震災後の五月二十六日に、読売新聞週刊新潮無責任デマについて提訴した名誉毀損訴訟に対して賠償金の支払いを命ずる判決が出て、全面勝訴しました。

 この新潮報道では、二〇〇九年六月十一日号で、「新聞業界最大のタブー"押し紙を斬る"」というタイトルで、「読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに捨てられていた」と断定しております判決では「読売新聞においては"押し紙"が存在すると推察することもできない」として、新潮報道が全面否定されました。

 新聞が二割、三割、五割以上もの紙を配らずに捨てるというような不合理な無駄をしていれば、用紙代、印刷代、輸送費及び人件費の消耗で直ちに倒産しているでしょう。

 過去十年間の読売新聞決算報告をもとに数字を申し上げれば、この十年不況日本経済が停滞し、また新聞外のメディア特に電子メディアの普及等もあり、販売部数が減少したことは事実であります

 しかし、二〇〇二年三月期と、二〇一一年三月期の十年間の読売新聞の収支を申し上げると、販売収入は二六四九億円から96.61%の二五六〇億円に減少、その落ち込み幅は3.39%に過ぎません。その間のABC部数は一〇一五・二万部から98.74%の一〇〇二・四万部に減少、落ち込み幅は十年不況の中で僅か1.26%であります

 それに対し、景気を最も敏感に反映する広告収入は、一五〇六・九億円から53.16%の八〇一・二億円に減少、落ち込み幅は46.84%にも達します。

 それにもかかわらず、黒字経営を続けているのは資材、人件費の節減や、製造工程近代化、合理化による節減と保有株の配当収入不動産賃貸収入の安定もありますが、最大の原因は販売収入の減少が極めて僅かだったからであります

 週刊新潮の言うように、印刷した新聞の18%も捨てていれば、このような安定した販売収入はあり得ません。

 大きく言って、読売新聞収入構造は、販売6、広告2、不動産賃貸収入配当収入巨人軍等の事業収入2の割合です。そのうち二割を占める広告収入が十年不況で半減したのに、堂々たる黒字経営を続けていられるのは、ここにおられるYC所長の皆さまの日常努力による販売収入の安定でありまして、皆さまの献身的な愛社精神と堅実な経営努力に心から感謝申し上げます

 ちなみに、最近倒産の多発している米国新聞広告収入依存度は、七割から八割であり、これは宅配制度の不備によるものです

 さて、原発問題と今後の日本世界経済の問題について若干言及致します。

 現在稼働中の原発もいずれ点検による稼働中止になり、このままでは来年には、日本の全原発が稼働停止になります。もし、日本の電力の29%をまかなってきた原発が動かなくなれば、日本産業生産は縮小し、かなりの企業倒産し、失業者が増大し、税収は減り、国家財政破綻する恐れがあります

 菅首相は、現在9%の再生可能エネルギー20%とか25%に増大するという夢を語っていますが、彼の言う再生可能エネルギーのうち8%は水力発電です。これを増強しようとすれば、民主党政権の言ってきた「コンクリートから人へ」を逆転させ、ダム建設しなければなりませんが、それには五年、十年かかるし、また日本にはその適地もなく、コストは巨大になります

 菅首相の言う太陽光風力発電は、現在全発電量の0.5%くらいで、日本地理上、適地が少なく、風力発電は海上に巨大な浮体を作って乗せるほかなく、それも巨額な出費をもたらします。

 太陽光発電は、理想としては良いのですが、実際に広大なパネルを作ろうとすれば、それも巨費を要し、一朝一夕にできるものではありません。

 そうなれば、今問題になっている玄海原発のように、政府安全保証する点検済みの原発を再稼働させていく以外には、日本経済財政産業国民所得を維持する道はありません。

 今回の福島第一原発事故の原因は次々に解明されています

 私が枝野官房長官をはじめ、関係政府要人や専門学者達に聞いたところによると、福島第一原発事故は、地震によるものではなく、大津波によるものだということです

 つまり地震による揺れで原子炉破壊されたのではなく、大津波によって原子炉の冷却装置を稼働させる電源と冷却装置をつなぐ配電管が破壊され、冷却装置が止まってしまったこと、また海水を汲み上げるパイプ、そのための発動機の損傷もありました。

 海面上一〇メートルの所に作られた第一原発は壊れましたが、一五メートルの高台に作られた女川原発は、津波による被害がなかったので、今すぐにでも稼働できるのです日本海側、瀬戸内海側の原発は、二〇メートル津波かぶる心配はありません。静岡県浜岡原発も、完全な防潮施設を作れば安全になるでしょう。福島第一では電源を地下に設置してありましたが、浜岡では建屋の屋上に設置してあります

 福島第一の事故で、たくさんの人災的原因が明らかになりました。この経験と知識と高度な日本技術をもってすれば、耐震性は証明されている日本原発に対し、さらにどんな津波が来ても、外部電源とつながる炉の冷却装置を損傷しないような防御装置を構築することは可能でしょう。震災後四カ月たっても、こういう措置を稼働中止中の原発に対して取ってこなかった政府は、一体何を考えていたのでしょうか。

 ドイツ原発を中止したといっても、ドイツフランス原発から電力を輸入しているからできることです

 過剰な原発アレルギーで、日本の電力の三割を止め、節電とか自粛とかを連呼しているのみでは、日本はいずれ産業国家として世界三等国に転落し、貧困失業に悩まされるのではないでしょうか。

 読売新聞社は、この不況の中で、大手町の一等地に三三階の新社屋を建設します。首都直下型地震が来ても安全耐震性、非常の時の自家発電や、交通途絶対策としての非常食の備蓄等、完壁なビルを無借金で建てます

 私が社長に就任した二年後、借入金はピークで一六四一億円余ありました。社長就任以降今まで五六五四億円設備投資しましたが、現在すでに返済し、数百億円の預金があります。つまり、二十年前に千数百億円借金をしなければ、新規設備投資ができなかったのですしかし今、大手町に最新の建設技術の全てを取り入れた高層ビルを建てるのに、新たな借金は必要ありません。

 現在の我が社の基本的な経営体力は、皆さんの努力による安定した販売力、YCの店力、全従業員の愛社精神が基軸であります

 さらに、読売新聞の主張する税制改革案を含む財政経済社会保障産業政策等が、ポスト菅の内閣によって実現されれば、不況も解消し、広告収入の低落にストップがかかり、増収になり、その成果を皆さんとともに享受できるようになるでしょう。

 次に今回の読売グループ人事異動について説明します。すでに新聞等に細かく報道されているので、重点について述べます

 内山社長は昨年春、令夫人が大きな手術をして以来、術後が思わしくなく、そのショックで本人もいささか精神不安定になり、特に3・11の地震後の社務にはほとんどたずさわらないという状態になり、私宛に、夫人の看護に専念したいとの辞表が提出されました。

 内山君は私の永年の忠誠な部下であり、私には万感こもごも至る思いもありましたが、新聞社として緊急非常の事態の中、その辞表を認めました。

 老川東京本社長は定年に達していたので、グループ本社最高顧問としてグループ全体について指導してもらうこととしました。

 私は依然、事実上最高経営責任者として残りますが、八十五歳という高齢を考え、実務は白石二郎君に、グループ東京本社代表取締役社長を任せることにしました。白石君は、編集局長論説委員長、メディア戦略局長社長室長等を歴任、社務の全般に通じており、最適任と思います。また、政策理論家として社外でも評価されている早川準一君にグループ本社副社長兼副主筆として私を補佐してもらいます

 販売担当宮本友丘君は東京本社副社長に昇格、私の直轄下で、東西の販売政策を指揮してもらいます

 内山君の病気のこともあるので、八十五歳という最高齢で、事実上最高経営責任者である私の健康状態について報告しておきます

 今月、慈恵医大病院で、世界的な血管外科の大家として知られる大木隆生先生に、全身の内臓検査をしてもらいました。その検査結果の一部を読みます

 これは大木教授より読売診療所近藤所長にあてられた報告書です

 「渡辺さんは、息切れなどの症状もなく、極めて健脚です血液検査については、γ-GTが少々上っている以外、異常はありません。肝機能は極めて正常です

 次に、心電図と脈波検査を行いました。血圧は正常、閉塞性動脈硬化症がなく、脚の血流が良好です

 CT検査の結果、まず脳に関し驚くべきことに脳の萎縮が全く進行しておらず、頭がさえていることが見てとれます。脳動脈瘤甲状腺、嚢胞や腫瘍もありません。心臓肥大や大動脈石灰化もなく、極めて若々しい状態にあり、六十歳代くらいの若々しさと言えます。肺にはがん、腫瘍も認められません。極めて健康的な肺です膵臓が唯一の所見のある部位で、萎縮があり、前糖尿病と言えます。腹腔動脈、上腸間膜動脈、および左右の腎動脈に狭窄はありません。

 腰椎に高度の変形を認めます。腹部大動脈、腸骨動脈動脈瘤や狭窄病変などはありません。膀胱に異常はありません。現時点で治療を行う必要はないと思われます

 内臓脂肪が多く、膵臓が萎縮していますので、一層のカロリー制限と定期的な運動を続けられることは膵臓のみならず、高血圧、痛みのある膝関節にとっても良いことです

 最も素晴らしいことは、八十五歳と高齢であるにも関わらず、脳に萎縮が全く見られないことです人間にとって肝心な脳、心臓腎臓肝臓が全て六十歳代と思えるほどの若々しさです

 東京慈恵医科大学科学教授血管外科 大木隆生 読売診療所 近藤和興先生御侍史」

 以上が目下の私の健康状態なので、新社屋の完成する年、つまり米寿までは持ちこたえるでしょう。この世には小生が早く往生することを願っている人も少なくないようですが、その人達失望されても仕方のないことです

 最後に、ポスト菅の首相が誰になるかを予想することは、巨人勝敗予測よりも困難であることを告白してごあいさつと致します。

新聞新聞 2011年7月13日号)

2011-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20111025181753

増田に書き慣れない公立高校教員だ。若いつもりだったがもうすぐ退職だ。

高校時代の友人で同じく教員になったやつがいる。たしか教員4年目で自殺した。いわゆる「困難校」に赴任してがんばっていたが最後は出勤できなくなって死んでしまった。

いわゆる「燃えつき症候群」だっと思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E3%81%88%E5%B0%BD%E3%81%8D%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

一定生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的機能しなくなってしまう症状。一種の心因性(反応性)うつ病とも説明される。

極度のストレスがかかる職種や、一定の期間に過度の緊張とストレスの下に置かれた場合に発生する。会社倒産と残務整理、リストラ家族の不慮の死と過労などに多いと言われている。

 説教くさく聞こえるかもしれないが、これには気をつけろ。

 公私の区別がつきにくい仕事だが意識して区別をつけるようにしろ。なるべく休暇中は学校のことや生徒のことは忘れろ。(完全には無理だろうがなるべくだ)

それから生徒はアホで世間知らずに見えるが、俺たち教員がいなくても生きていける。むしろ教員よりも世の中のことをわかっているかも。自分が指導しなければ、なんてあまり思わないことだ。

 とにかく生徒からはある程度距離を置け。(歳をとると生徒の方から距離をとるようになるんだけどね。この増田氏は最近は距離を置いているようだ。)

 公立高校に長くいると一生懸命やってもやらなくても給料に差が出ないことを強く意識するようになるのではないかな。バカらしくなって段々と手の抜き方を覚えるのかもしれない。俺はそうだった。

 とにかく適当に力を抜け。それから自分の専門教科の研修に関してはどんな学校にいても怠らないほうが良い。教科指導は教員レゾンデートルから自分のことを棚にあげて言うのはおこがましいが。

 幸運を祈る。

2011-08-15

アジア人英語で話す寂しさ

10年ほど前学生の時、香港旅行に行った。

現地人に間違われることも何回かあり、

こちらが広東語を解さないことを悟ると英語に切り替える。

北京語筆談しようとして漢字を書いた紙を見せても英語で返される。

街中に溢れる英語はcentreとか-iseとかイギリス式だった。

ちょっと落胆した。

同じような顔をした東アジア人、同じ漢字の知識を持つ漢字圏の人たちと、

遠い西洋の国の言葉である英語で話すことの疎外感。

来日アジア人学生とは日本語で話していたから気付かなかったけれども、

日本に照準を当てていない外国人とは、いか文化人種的に近い東アジア人であろうとも、

英語がまずは標準語になるのだ。


最近東南アジアに行ったときも、やはり現地人との会話には英語を使うしかなかった。

現地の言葉を話そうにも、「サワディー」「カムオン」ぐらいしか分らないんだから

英語は分るのに、同じような顔をした人達の基本的な挨拶も知らないなんて!

自分を恥じた。


日露戦争の時は日本人清国人と朝鮮人ベトナム人とは、知識人であれば会話は出来なくても漢文で意思疎通が出来たらしい。

伊藤博文暗殺した安重根漢文の遺稿を残している。

安は日本人看守に処刑前に「為国献身軍人本分」という自書を渡した。

今や朝鮮人ベトナム人も平均的な戦後生まれは漢字を理解しない。

もっとも千数百年前は当時の漢文が今の英語立場にあったのかもしれない。


英語世界が均質化されるということは、逆に言えば今まで交流の浅かった遠い国との距離が縮まる分、

隣国との距離が相対的に広がるということでもある。


追記:

揚げ足取りする人ばかりでうんざり

広東語は話し言葉香港でも書き言葉普通話なんですよ。

アジア」は多義的で曖昧言葉ですね。

文脈によってその指す範囲は異なりますが、本稿では、文面から

漢字や箸や仏教儒教伝統文化として擁する東アジアの国々」からモンゴロイドを主要構成員とする東アジアの国々」

までを漠然と指している、ということを、感じ取れないでしょうか?

形式的には「中華人民共和国」という国連の基準では一つの国家の中に含まれていても、

ウイグルカザフキルギスウズベクチベットを「東アジア」に含んでいないことを、感覚的に理解できないでしょうか?

英語で十分、それ以外の言葉を学んでいたらきりがない」

英語がどこでも通じるから便利」

から、そのほかの文化が滅びていくことが無念だ、というのがこの日記の主題なんですよ。

安重根辞世の句、これは漢文から魂が込められているのです。

同じ文句を英語で安が発言したとして、意味は通じるでしょうが、それはもはや魂のない「記号」でしかありません。

漢文も土着の言葉蹂躙して君臨してきた事実差し引いてもです。)

今の韓国人は安の遺墨「為国献身軍人本文」「国家安危労心焦思」を読めません。

安の遺墨に込められた魂は漢字排斥により子孫たちから断絶されました。

私たちは、英語を汎用できる利便性と引き換えに、それぞれ固有の文化が持つ魂を失いつつあります

「自身の不勉強から強引に一般化する」

英語以外の言葉を学ぶにせよ、世界中言語全てを「平等に」習得するのは無理ですから

何にせよ取捨選択はしなければいけませんよね。

対象が日本語であれ英語であれ日本語方言であれ何であれ。

人類永遠にこの宿命から逃れられないという現実を嘆いています

2011-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20110805035316

やーそういうポイントで怒るってのを気にされてないあたりが

彼氏にとってのあなた存在価値なんでしょ。

あなたが続けたいっておもってももう彼氏の中では終焉にむかってるんだから

とっとと別れて次にいけば?時間無駄よ。

本当に献身的な迄に好きで好きでしょうがないなら精神マゾ状態になるし、

増田愚痴なんか書かずに彼氏のそんな些細な検索結果とかそういうの、気にならないと思う。

2011-07-13

初音ミクLAライブ外国人感想その7

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 今回はアニメエキスポ関連サイト、INSIDE AXに載っていたエントリーを紹介する。サイトサイトだけにミクノポリスだけでなくアニメエキスポ全体に目配りしている、というかむしろミクノポリスよりその前に開かれた2つのパネル、「ミク・キーノート」と「ミク・カンファレンス」に関する記述の方がずっと長い。パネルの内容に関心がある人には参考となるだろう。また、コンサートで席の位置が残念だった人の感想という意味でも興味深い。

 urlは以下の通り。

http://inside.anime-expo.org/ax-scoop/2011-07/ax11-mikunopolis-impressions/

+++++以下勝手翻訳+++++

AX11:ミクノポリスの印象

 ヴァーチャルアイドル初音ミクは今年、ロサンゼルスアニメエキスポAX]2011米国デビューを果たした。私たちAX関係者も多くの皆さん同様、彼女ノキア・シアターで演奏を行い、彼女製作であるクリプトン・フューチャー・メディアボーカロイド楽曲Pの小林オニキスパネル主催するという話に興奮した。私は前に初音ミクの歌う曲を少しだけ聴いたことがあったが、決して特別な印象は受けなかった。でも、ミク・キーノートカンファレンスを聞いた結果、当初考えていたよりも多くのものをこのヴァーチャルアイドルに見いだしたことに私は心地よい驚きを覚えた。

 [アニメエキスポ]初日、クリプトン・フューチャー・メディア伊藤博之社長福岡俊弘(Tokyo Kawaii Magazine編集長)が主催するミク・キーノートが開かれた。伊藤はまずクリプトン・フューチャー・メディアの簡単な概要を説明し、Tokyo Kawaii Magazineが作った初音ミクハローキティコラボレーション(ミクキティ)を含むミクに関する少しばかりの告知を行った。ボーカロイド作品の歴史も簡単に論じられ、なぜソフトウエアのためにキャラが導入されたかも説明された。おそらくパネルで最も面白かったのは、ボーカロイド制作者の公式コミュニティーであるウェブサイトピアプロを巡る議論だろう。利用者は音楽アップロードでき、しばしば音楽業界外部の様々な企業、例えばファッションブランドなどとコラボレートしている。伊藤は、ミクの人気がボーカロイド曲の作り手及び絵画音楽ビデオなどの制作を助ける献身的なアーティストによって駆り立てられていると明かした。感染力のあるミク曲のビデオは、ミク人気の中心的役割を果たしている。初音ミク製作者[伊藤社長]は多大な努力を払ってファンが何を必要としているかに耳を傾けており、ボーカロイド曲をリコメンドするMikubook(7月1日から始まったが、現時点ではベータである)という新たなサービスの開始も発表した。利用者はフェイスブックツイッターからログインできる(ざっとサイトを見たけどとても素晴らしい! 今も文章をタイプしながらそのサイトの曲を聞いている)。伊藤はまた同じ声優歌手の間違いか]を使った多数のデータベースを持つKaitoアペンドの計画も明らかにした。最後に、ボーカロイドソフト初音ミクを使いたいと望んでいる人のため、クリプトンメディアの素晴らしい人々が英語作成に力を注いでいる。伊藤クリプトンの将来の目標は他の言語へ拡大することだと指摘した。

 ボーカロイドのファンはアニメエキスポ2011で、1つではなく2つのパネルを味わうことができた! 2日目に開かれた2番目のパネルは、小林オニキスクリプトン・フューチャー・メディアマーケティングディレクター佐々木渉が参加したミク・カンファレンスだった。2人は小林がどうやって彼のヒットソング、サイハテ制作したのかと、初音ミク英語版に対する人々の関心度合いについて話した。佐々木は、ミク英語版で英語ボーカロイドソフト品質を高めるためより多くの音素パターンを録音していること、及びもし販売が好調なら将来はアペンドソフトの追加も考慮することを明らかにした。一つ明らかになった特に興味深い事実は、ボーカロイドソフトには性別の設定はなく、企業の作ったキャラ女性だと認識されているに過ぎない点だ[つまり初音ミクは実は男の娘かもしれないってことですね、わかりたくないです]。

 2日目はまたミク・コンサートの日でもあった。言うまでもなくノキア・シアターは取り囲む長蛇の列でいっぱいになり、ダニー・チューの紹介が始まってもなお人々は入場中だった。わけてもケミカルライトはあらゆる場所で見かけた。ミクノポリスセットリストは、その大半が日本の39sコンサートと同じだった。ただリンとレンのペアは1曲だけ。残念ながら私は遥か左側、巨大なスクリーン真下にある一階席に座ることになった。ミクが見えたのは彼女がずっと左に寄った時だけで、彼女が右側へ行くと姿が消えてしまった。中央か、おそらくはそこから少し外れたところに座った人は、ミクを見る最高の視点を得られただろう。私はミクを見るためテレビスクリーンに頼らざるを得なかった(おかげで首が痛くなった)。テレビスクリーンが常に100%、ミクに焦点を合わせられた訳ではなかったのは残念だった(でも映像に焦点を合わせるのがとても難しかったのは理解できる)。ありがたいことに弦楽器バンドによる素晴らしいライブの眺めは堪能できた。音楽は最高で、演奏もよかった。ミクに遅れずについていった演奏家たちには当然ながら拍手を送りたい。端的に言えば、1時間15分のコンサートはファンとイベント主催者の協力によって活力と興奮に満ちたものになった。簡単には忘れられないコンサートになったのは間違いない。

 ボーカロイドに満ち溢れた2日間の体験を終え、バーチャルアイドルのミクについての認識と理解をもたらした祝宴の後、私は午前3時にベッドに倒れ伏した。驚くべき量のコンサート計画、及びボーカロイド作品と連携したクリプトン・フューチャー・メディアと他の企業による多大な努力が、ミクの米国デビューを成功に導いた。ミクがまたいつか訪れることを期待しよう!

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20110707051248

おいおい、ってことは元増田はとっくに成人してるのか。どっから矯正したらいいかわからんな。

しかしそれだけ年齢を重ねたらもう少し世界が広がるはずなんだが。

母親が「自分献身的な母親だ」と主張し続けたせいですっかりそれに取り込まれてしまってるようだが

世間には本当に献身的な母親というのは存在する。普通に。そこらじゅうに。

元増田の親がそういう親だったことは本当に同情するが、取り立てて悪人でもない。

元増田母親から精神的に離れるべき。ずっと憎い憎いっつってしがみついてたらどんどん人生出遅れるぞ。

簡単には行かないだろうが、離れようって努力はしておくべき。

2011-07-07

http://anond.hatelabo.jp/20110707042336

元増田です

実は、さっき書いた母親、アレ俺の母親のことなんだ。

息子に殴られても、っていうのは違うんだが、息子(俺と兄)に心底嫌われてるのは本当。

双方から憎悪に近い感情を持たれているのだが、本人は構わずメールを送ったり、近況を知らせろとメールしてきたりする。

正直、不謹慎だが早く死んでくれないかな、と思っている。

どうせ匿名なんだ、ちょっとチラ裏でいいかな。

うちの親は離婚していて、母子家庭で育った。

俺がガキの頃、母親はあまり家事をせず、祖母が洗濯をしたり、兄貴が飯を作ったりしていた。

まぁ、晩飯はたまに作っていたが。

うちの母親殆ど俺たちを叱ることがなく、叱る代わりに陰口を叩いていた。

何か母親の気に入らないことがあると、祖母に向かって陰口を叩いたり、俺に向かって兄貴の陰口を叩いたり、勿論、俺に対する陰口もあった。

職場で気に入らない人の陰口も、よく家で俺たちにしていた。

正直、俺は今でも人を信じることが出来ないし、何かミスをしでかしたり、陰口を叩かれているのではないかというひどい疑念に襲われることがある。

これはこの時の記憶が残っているんだと思う。たまにフラッシュバックすることがあるし。

母親自分の都合のいいことしか言わない人間だった。

大学入学した後、父親から俺たちにくれるはずだった入学祝いの300万を母親ネコババしたことを知って、父親と連絡を取るまで、どうやって母親入学金や生活費を稼いで居るのかよく分からなかった。

俺たちにバレた後も、メールに返信せず、俺が金を取り返さないことを約束してから始めてメールが帰ってくるような屑っぷりだ。

結局、生活費授業料は父親が全て払っていたのだけれど、それは俺たちには言わなかった。

常に「私が働いてお前たちを養っている」という姿勢だった。

正直なところ、俺の回りには「親に感謝するのが当たり前」という価値観蔓延していて、親に対する愚痴だとか、批判だとかが出来なかった。

俺がこういう話をしても、あまり信じて貰えなかったし。むしろ、母子家庭で頑張ってる凄い母親、という評価が一般的だった。

俺の回りの「献身的な母親」観はやはり間違っていたんだな。

ちょっと、自分価値観に自身が持てたよ。

http://anond.hatelabo.jp/20110707044002

キチガイ自分キチガイっては言わないか

正直リアルワロタ

ウチのオカンは俺から見れば単なるキチガイだが

本人に言わせりゃ自分献身的な母親なんだとさw

http://anond.hatelabo.jp/20110707043052

ようはあれだろ?NHKドラマの「下流の宴」みたいなの言ってんでしょ?

献身的な母親」ではなくて「アタシは献身的な母親なんです!」って自称自傷?w)している母親って事だろ?

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