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はてなキーワード: 生理学とは

2020-11-01

anond:20201101194953

24歳で産んだ方がいいと生理学になる身体性別であることをどう思ってるわけ?

しょうがないとか?

フェミニストに聞きたいんだけど

大体女ってもんは10代の出産低リスクスムーズであること、一度出産すれば生理が劇的に楽になることを鑑みる

10代そこそこで2,3人産んで育てるのが生理学的に正しいんだよ

30まで未使用のまま男と同等の仕事をやる、なんてことは考えられてないわけ

これはこの先どんなに社会制度是正されようとも遺伝子レベルで弄らない限り同じ

 

生理学的に子ども早い段階で産んだ方がいい生き物の体をしてることはフェミニストどう思ってるのか聞きたい

1、断固として認めたくない

2、生物的にはそうだが選択自由があるので選ぶかどうかの問題

3、自分思想が揺らいだ(生理学的に遺伝子的にそうだということまでは知らなかった)

4、将来技術で変えられるようにすべき(自分たちは踏み台になる)

5、地球人間の女に生まれてきたくなかった

 

追記

聞きたい本筋は妊娠出産が適齢期があり、比較的早い段階で妊娠出産した方がいいと遺伝子レベルで決まってしまっている女の身体に対して、自分思想と踏まえてどうすり合わせしてるのか?ってことを聞きたいんだよね

自分思想とは関係なく自分身体がそういう風に決まってしまってるわけでしょ?

それに対して自分思想は合わせてるのか、考慮してないのかどっちなの?

から細部のこと(10代の出産リスク出産した後生理が軽くなるかどうか)は正直どうでもいいんだよね本筋ではないか

2020-10-21

anond:20201021151947

ホルモン的に不安が先にあってとかそういう生理学的なこと全然詳しくないか言及できない。

ただ内的な要因で不安になる様子はうちの妻は無かったかな。何度かお互いの感覚を話し合ったけど初期は妻も私もミスったら死ぬのが不安ってめちゃくちゃ思ってたよ。ミルク吐き戻してそれが詰まったら死ぬから気をつけてねって入院中に看護師に言われたし。授乳後にゲップしても時間経って吐き戻すことあるし、初期の赤子は寝返りはおろか顔を傾けることすら自分でできないしね。寝てるときに吐き戻したらどうしようってかなり不安になった。まあ私は面会時間過ぎたら帰るしかないので何も出来なかったけど。

病院の赤子用ベッドは心拍と呼吸のバイタルついてるからまだ安心できるけどね。あれめっちゃ欲しいって思った。というか今でもくれるならほしい、たまにうつぶせ寝してるから

あなた文章不安であたふたしてる女を男が冷静になだめてあげましょうみたいな趣旨を感じたけど(そうじゃなかったらすまん)、そういう考え方は軋轢生みやすいからやめた方がいいと思う。

2020-08-03

anond:20200803142956

神経細胞同士はシナプスっていう神経細胞同士の隙間のところで情報アナログに伝達してて

神経細胞内は電気信号、つまりデジタル情報が伝導しとるんやで

ワイは君が何をいってるかわからんが、生理学的には間違ってると思って教えてみたんや

知ってたらすまんな

2020-07-25

anond:20200725184012

体があったまると血行が良くなる←関係ある?

あたたまると血管がひろがって血圧が下がるので心臓が盛んに動悸するので血行がよくなる 生理学知らんのか

筋トレすると筋肉が痛むだけで、そこから筋肉が強くなるのはおかしいよね?!

機械部品とかだったら普通使いこむと弱くなるっしょ?

人間の体は飯食ってくそしてねるだけで勝手更新されている

運動して筋肉を使うと次はそこに壊れにくいいい部品プロテイン)をはめこむ指令がでる

寒い風邪をひく

風邪の原因はあくま細菌とかウイルス感染することなわけじゃん。

健康体が無菌室で全裸で過ごすと風邪ひくんかな?

無菌室はたいてい25度にしている

それとは別に熱いと熱中症があるように凍死寸前の寒冷による不調「感冒」も存在する

そこからウィルスを拾いやすくなるので誤解しているだけ

筋肉の形を押し曲げているだけなのに体調が良くなるのはおかし

運動不足の人にとってはマッサージで血流をよくしないといけない

重症うごけないような入院中の人リハビリマッサージから行うので医学的に利点があることが証明されている

2020-06-21

anond:20200621093607

楽と聞いたか心理学を取ったけど、普通に生理学の部分しかやらなかったので、生物選択じゃなかったら死んでた

同じく楽と聞いて取った宗教学はもう最初から何言ってるのかわからんかった

社会学はどっちかと言うと後者寄りだろう

2020-06-14

発達障害ツイッタラーrei氏のnoteから読み解く論文引用して嘘を塗り固める技術

みなさん。reiというツイッターアカウントをご存知でしょうか?

https://twitter.com/rei10830349

ツイッタラーありがちな生き辛さや発達障害あるあるを140字に納めた秀逸なツイート話題を呼んでいる方です。

https://note.com/beatangel/n/n32ff4498424e

rei氏が先日投稿たこちらのnoteがあまりにも杜撰で酷いにも関わらず、多くの人の共感を呼び瞬く間にシェアされ、チー牛ミーム拡散に一役買ってしまっているこの状況に警鐘を鳴らすべく、彼の文章基本的根本的な誤りを一つずつ指摘したいと思います

忙しい人向けのポイントまとめ

rei氏は「ストレス」の語を児童虐待や親から被虐意味で使っているが、引用論文内では新規状況に対する精神ストレス意味で使われており、なおかつ被虐児は実験対象から除外されている。

rei氏はテストステロンが低下すると男らしくない顔つきになると主張しているが、引用論文内にそのような記述は一切ない。

rei氏は先進国全般女性は男らしい顔つきを好む傾向があると米国実験で確かめられたと主張しているが、引用論文内にそのような記述は一切なく、引用論文シンガポール大学から発行されている。

rei氏は進化論における適者生存概念を用いているが、正しく理解しているとは考え難い語の使用をしている。

本論

以下では段落ごとに細かくツッコミを入れていきます

このチー牛顔の特徴は言うまでもなく、

・男らしさの特徴が薄い

表情筋の未発達

上記2点の相乗効果により何処か幼く見える

眼鏡

の4点に集約されるだろう。

最初から数えて三段落目の部分です。もうさあ、この箇条書きの仕方からして気にくわないんだよな。三つ目のポッチの”上記2点の相乗効果により何処か幼く見える”の項目。項目間で参照しないでくれ。せめて箇条書きから外してまとめるか、”上記2点の相乗効果により”を省いてほしい。この程度の体裁すら整えられていない文章を書く人が本を出すんですね。校閲の人は大変そうです。おや、rei氏の固定ツイート記載してあるamazonリンク存在しませんね。スクリーンネームも”rei@生きてるだけで疲労困憊発売延期"となっています。何か問題でも発生したんですかね?

チー牛顔の特徴に話を戻すと、"男らしさの特徴が薄い”は後述する論文にも確からしい記述があるので横に置いておきますが、"表情筋の未発達”という表現はどう考えても不自然で、表情筋が発達しなかったら目を開けたり閉じたりできないし、ましてや口を動かして発語して「牛丼ください」なんて言えないはずなんだよな。"幼く見える”は主観的な印象にすぎないし、眼鏡をかけていることが不細工代名詞「チー牛」の特徴の一つとまで言うのはもはやただの罵倒だろ。眼鏡っ娘を馬鹿にするな。

百歩譲って、ここまでは話題提示部分であって、rei氏の過失ではない点が多分にあることは認めよう。

だが、ここから先で繰り広げられる、様々な論文結論部分やrei氏の脳内妄想を継ぎ接ぎして構成されたストーリー断じて許せない。許してはならない。てかこんな意味わからん文章を読んでへ〜なるほど!あるあるとか俺もチー牛じゃんwwwとか言ってスキ!やリツイートした奴全員どうかしてる。反省しろちゃんと読め。

さて、こうした所謂非モテ」や「陰キャ」独特の顔つきの由来については、実は実証的な研究においてほぼ答えが出ている。結論から言えば、こうしたチー牛顔を形作るのは「低いテストステロン値」「精神障害」「虐待イジメ経験」の3要素であるが、これらはそれぞれ相関している。

らしいです。非モテ陰キャあるあるかいマジでしょうもない中学生までには卒業しておきたい話が始まる予感がプンプンしますが、とりあえず聞くだけ聞いてやりましょう。

過去においてASDの原因は「極端な男性脳」と考えられ、彼等の拘りの強さや反復傾向やコミュニケーション不全の原因は高いテストステロン値にあるとされてきたが、研究の進展により近年はそれが否定され※、むしろASD男性物理的に両性具有であることが示され始めている。身体性的2形(身体男性的特徴)が乏しい傾向にあることが示唆されているのだ。その1つに自閉症の顔を調べた研究があり、それによればASD男性の顔つきは「男らしくない」特徴があるという。

https://jneurodevdisorders.biomedcentral.com/articles/10.1186/s11689-015-9109-6 (論文a)

※(胎内において高いテストステロン値に晒されるとASDになりやすい傾向がある事は2020年5月現在定説だと思われる)

rei氏のnote言及した人はここで挙げられている論文aを全員読んでいるはずなのですがもしかしたら忘れてしまっている人もいるかもしれないため改めてざっくり説明します。チー牛画像説明rei氏はなんの根拠も明示せずに男らしくない顔つきである、と断定していましたが、この論文aはなんと、「男らしい顔、女らしい顔とは一体どんな顔であるのか?」という大変根元的な問いについて画像解析を用いて答えを出しているんですね。ふむふむ、どうやら男性女性に比べて額の幅が広く、鼻は飛び出てて横幅も広いらしい。 で、次の実験②で、自閉傾向の強い人と弱い人とで顔つきの特徴を比較してみたところ、自閉傾向が強い男性は弱い人と比べて額の幅が小さかったり鼻先が飛び出してなかったりしたと。なるほどこれは確かに男性的な特徴とは言い難い。逆に自閉傾向の強い女性については、より額の幅が大きかったり鼻の幅が大きかったと。ここまでデータを見せられたらさすがに自閉傾向のある男性男性らしくなくなり、女性場合だと女性らしくなくなると納得せざるを得ませんね。ASD男性性的二型(生殖器以外に男性女性区別する特徴のこと)に乏しく両性具有の外観をもつ、ええ、rei氏の言いたいことはわかりましたよ。じゃあ次の段落へいってみましょう。

また発達障害男性の顔つきが「男らしくない」事に関して、環境の影響を示唆する研究もある。恐らくこの記事を読んでる方の半分ぐらいは心当たりがあるだろうが、発達障害男性は1般的に幼少期から仲間外れにされたり、暴行されたり、虐待や親の過干渉に晒されやすい。こうしたストレスストレスホルモンであるコルチゾールレベルを高くし、コルチゾールレベルが高くなることでテストステロンが低下し、テストステロンが低下する事で性的2形が不完全に形成される可能性が示唆されている。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3245359/ (論文b)

※(2020年5月27日、リンク先が間違ってるとの指摘があり修正。元リンクコメント欄にて)

えー、まず、発達障害男性は幼い頃から学校や家庭で加害され、そして精神ストレスや肉体的ストレスに晒される傾向がある、きっと読者の皆さんも身に覚えがあるでしょう?とrei氏はおっしゃるわけですが、いくらその主張が正しくても、その根拠自分人生で起きた主観的事実というたったサンプル数1の寄せ集めなわけですから、読者の共感喚起したところで、発達障害男性全体の傾向や、発達過程における諸要素間の相関や因果関係といったマクロの話には全然繋がらないでしょう。

また、この「ストレス」という単語について、引用されている論文bでは、いやそもそも彼は論文引用ルールすら守ってないので、この論文bが本文のどこと対応してるのか全然からないんで、マジでこのリンクたまたま偶然横に貼られている本文との関連性が一切見当たらない論文URLなんですけど、えっじゃあさっきまでわざわざ論文を読んでた俺バカじゃね?学術的な考察武器に世相を舌鋒鋭く、そして時には優しく切り込んでいくインターネット論客期待の新星っぽい雰囲気にまんまと騙されてんじゃんうわ恥ずかし!えっとなんでしたっけ、そう、この横にペっとはっつけられてる論文における「stress」とは、自閉症児が苦手とする経験したことのない新しい状況や環境のめまぐるしい変化といった意味ストレスなんですよね。introductionのパラグラフ二つ目

"Individuals with autism are commonly observed to react abnormally to environmental changes or novel situations that might not be stressful to others. “

って書いてあるじゃないですか。ところでrei氏の言う「ストレス」ってなんでしたっけ?"発達障害男性は1般的に幼少期から仲間外れにされたり、暴行されたり、虐待や親の過干渉に晒されやすい。こうしたストレスは"–––––––って、ええ!論文の「stress」と意味全然違うじゃないですか!しか実験被験者のうち虐待ネグレクト経験ある子供は除外されてるんですよね。Participantsの段落に、

"Children were excluded if they had a history of abuse or neglect."

ってちゃんと書いてあるんですよ。

本筋と関係ないので手短に実験の内容をまとめると、自閉症の小児について、コルチゾールストレスに応答して分泌されるホルモン一種)の値を安静な状況、新しい環境採血後のそれぞれで測定してみたら、発達障害の既往がない人よりずっと高い数値を示したんだってさ。

rei氏はコルチゾールが高くなると男性ホルモンテストステロンが下がる、って書いてるけど、残念ながらこの論文bにはテストステロンのテの字も書いてないんだわ。Ctrl+Fで単語検索してもテの字も引っかからなかったんだわ。でさ、俺こんな場末インターネットでネチョネチョしちゃってるけどさ、曲がりなりにも医学部通ってて、手元に教科書とかあったりするのよ。ギャノング生理学原書25版、CHAPTER20、副腎髄質と副腎皮質の章、433ページ。"副腎アンドロゲンの分泌は急性にACTHにより調節され,性線刺激ホルモンによって調節されない.”と書いてありますテストステロンアンドロゲン一種。ACTHは副腎皮質刺激ホルモン略称で、コルチゾールテストステロンを分泌させるのに働くホルモンです。教科書のこの記述から類推するに、コルチゾール糖質コルチコイドもテストステロンの分泌には関わってなくね?や、もしかしたら教科書の隅から隅まで読んだらちょろっと一行書いてあったり、コルチゾールが高くなったことでフィードバック機構が働いて副腎皮質刺激ホルモンの分泌低下が引き起こされて結果的テストステロンが下がったりするのかもしれないけど、rei氏はどこにも出典を明記せずに本文中でいけしゃあしゃあと"コルチゾールレベルが高くなることでテストステロンが低下し、テストステロンが低下する事で性的2形が不完全に形成される可能性が示唆されている。"なんて書いてやがるわけですよ。許せなくない?ありえんでしょ。なんでわざわざこいつのデタラメデタラメエロゲで鍛え抜かれた迫真想像力快楽排泄した駄文に付き合っていちいちファクトチェックしないといけないんですか?そうだ、reiさん。医学部レポートコピペ学科学生に任せてみたらどうですか?少なくともあなたよりロジカル科学的に正しい文章を書いてくれると思いますよ。なんなら紹介しましょうか?彼らは優秀で知性溢れる優しい友人がいるおかげでいつも成績は満点みたいですしきっと心強いと思いますよ。ところでreiさんにはいるんですか?優秀で知性溢れる優しい友人。いえこれは単なる興味です。

次の段落行きましょう。まだまだありますからね。先は長いですよ。

更に上記取り上げた海外チー牛ことThe Virgin Walkに関しても、インターネット等で語られる「ぎこちない」「フラフラしてる」「リズム感がない」「つま先で歩きがち」などの特徴は発達障害運動協調の苦手さや感覚過敏や身体感覚の不全等の特徴と1致する。

https://www.scientificamerican.com/article/autism-in-motion-could-motor-problems-trigger-social-ones/ (記事c)

なんなんですかね、この抜け字。めちゃくちゃ気になっちゃうんですが。話の流れで飛ばしちゃったけど、なんかチー牛ミーム類似品は海外にもあるらしいですね。俺は細かいところが気になる性分なので、The Virgin Walkの画像を見せられた後に”インターネットで語られる「ぎこちない」「フラフラしてる」「リズム感がない」「つま先で歩きがち」"なんて書かれるとつい画像の中の英文対応してるのかな〜なんて思っちゃうんだけど、全然対応してなかったです。じゃあこの例にあげてる印象ってどこの誰が言ってるんですか?対応してないっていうので言えば、ここで発達障害の特徴をいくつかあげてますけど、運動協調の苦手さ、身体感覚不全、まあ上述の印象と概ね一致するとしましょうよ。でも感覚過敏はどれとも対応してないですよね?何と何が一致するか、そういう細かいところキチッキチッと詰めていきましょうよ。文章グルーブ感が大事なんですから、この後きっとこうくるだろうなという読者の予感みたいなの丁寧に扱ってあげましょうよ。リンク先の記事cについては特にコメントないです。自閉症児の多くは運動機能の発達や社会性の発達に障害を抱えるよ、くらいのことが書かれた科学ニュース記事で、論文とかじゃないですし。あ、でも自閉症児の運動障害社会性の発達に悪影響を及ぼすという理論に、そもそも社会性の発達より運動機能の発達の方が時系列的に先に生じるからそう見えるだけなのでは?と反駁している記述とか、自閉症患者の困難は取り入れた視覚情報運動性・社会性とを接続させられない点にあるという指摘は面白かったですね。はい次!

たこれは研究事例を示すまでもない事であるが、人間自分言動揶揄されたり叩かれると自分に自信がなくなり、表情が暗くなったり、あまり表立って活動しなくなったり、人との関わりに消極的になってしまう。その為、こうした人間は表情を使う機会が乏しくなり、表情筋が発達しなかったり、表情をノンバーバルコミュニケーションとして使う経験が蓄積されず、表情が常に無表情気味かつ幼くなってしまう。

いや、研究事例はちゃんと示そうよ!まあ書いてあることはわからんでもないよ、わからんでもない。上司や先輩に怒られたり同級生バカにされたりインターネット誹謗中傷されたら凹んじゃうよね、引きずっちゃうよね。ウンウンわかるわかる。それはそれとして、この段落後半、同じことの繰り返しになっちゃってません?「顔の表情を使う機会が乏しくなる」、「顔の表情筋を使わないから発達しない」、「表情を使う経験が蓄積されない」、「表情が無」。極め付けには「顔が幼い」と、今まで一度も論じられてない幼さという主観的な形容詞を持ち出しちゃってます。GooglescholarやPubmedを使いこなしありとあらゆる論文引用して鮮やかなストーリー提示し、英語はおろかちょっと黒々とした文字集合体さえ読めないパンピを納得させてみせるrei氏が、こんな小学生みたいな感想文をうっかり混ぜ込んでしまうなんて、とても私には信じられません。きっと何かの間違いでしょう。

ここでrei氏の文章は前半のまとめに入ります

まとめれば「発達障害男性は幼少期から多大なストレスに苛まされる事によってテストステロン値が低くなり、また人間との接触を避けるようになってしまい、結果として顔は男らしくなく、表情筋が発達せず幼い印象の顔になってしまう」という事だ。尚これは傾向の話であり、チー牛顔であるイコール精神障害であったり、虐めや虐待経験があったりする事を意味しない。

ツッコミどころが満載のまとめですね。簡潔にいきましょう。

rei氏はストレスの語を、援用した論文とは異なる意味使用している。

rei氏は発達障害男性テストステロン値が低くなる根拠を示していない。

発達障害男性の顔は男らしくない傾向にある、と解釈できる論文はあるものの、rei氏が主張するところの表情筋の発達とは関係のない目や鼻や額といった器官そのもの位置に関する論文である

rei氏は、発達障害男性の顔が幼い印象を与えることについて言及する記事論文を示していない。

腹立つのがさ、あくまで傾向の話なんですよ〜私はチー牛顔は精神障害者とは一言も言ってませんよ〜って逃げ道じみた一文を付け加えてるところなんだよね。何が原因で何が結果である、みたいな因果関係ってすごくややこしいじゃん。すぐコロッと逆転させちゃったりするじゃん、人間は愚かなので。今書いてる俺も、うん?どっちが先なんだ?って立ち止まっちゃうともうダメ。あーもう、こっすいよなあ、この一文を付け加えるだけで責任逃れられるみたいに思って書いてんですよ、この人。こんだけ嘘や誤認を誘導する駄文書いといて、「いや俺はそこまで言うてませんから、ほな^^」みたいな態度、要は舐めとるんですわ。文章を書くということも、読者のことも、発達障害者のことも、生き辛さを抱えてる人たちのことも、毎日研究室でせっせとデータ取って論文読んで人類の知の水平線を広げんと奮闘してる研究者のことも。腹立たしい。論文読むならちゃんと読め、使うならちゃんと使え、筋の通ってないこと書き散らかすな、知の冒涜も甚だしい。

入りきらなかったので後半に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20200614185914

2020-06-03

なんで整体指圧などのマッサージって気持ちいいの?

マッサージ大好き。揉まれたい押されたい!

でも何で気持ちいいんだ?

何でなんだと調べたら、整体師が教えてくれる、神経とかそういう説明はあまり信用できない。エビデンスとしては怪しい

中には、気とか東洋医学伝統的な説明をしているところもあって、眉唾もの

僕は整体とか大好きだけれども、代替医療ということはわかっている。

なんか、生理学的に調べている人いないのかな。

詳しい人教えて

2020-05-27

感動はフィクションから

オリンピックスポーツワールドカップで「感動をありがとう!」と言ったり、

古くははじめてのおつかい、今では話題テラスハウスのようなリアリティショーやノンフィクション

感動したり、罵声飛ばしたり。

なぜ現実の人々の言葉生き方で感動しようとするんだろう?

オリンピック金メダルを取るようなストイック練習に打ち込んだスポーツ選手だって

そのスポーツが得意なだけでセクハラパワハラのクソ野郎であることが明らかになるケースは多い。

ノーベル生理学賞を取るような、人類の命をたくさん救う薬をつくった素晴らしい学者だって

自分の部下にはパワハラセクハラまがいのことを繰り返し、部下を人間扱いしない人もいる。

有名なのはDNA二重らせんで有名なワトソンクリックフランクリンという女性研究者研究成果を盗んでいる。

勝手にある人の一面を切り取って、感動したり罵倒したりした後で、

別の一面を見て梯子を外したり掌返しをする。それってめっちゃ不毛じゃない?

最初からフィクション読んで、不正義に憤ったり、創作物の中の登場人物の死を悲しんだりする方が

よっぽどか生産的だと思う

2020-05-04

江崎玲於奈優生学は「間抜け」でしょ? 芸術家政治語るのも同じ

”ある種の能力の備わっていない者が、いくらやってもねえ。いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの子供の遺伝情報に見合った教育をしていく形になっていきますよ”斎藤貴男『機会不平等

ノーベル物理学賞生理学医学賞ではない)を受賞した江崎玲於奈先生遺伝教育に関する見解がこれ。「間抜け」に聞こえない?

この見解ノーベル賞権威で箔付けされて広がらないように、「いやいや江崎先生半導体物理学専門家で、遺伝研究では業績の無い、素人ですよ」とツッコミを入れるべきじゃないかな?

漫画家が「ワクチン政治家製薬会社癒着して金儲けのために売っている有害無益なシロモノ」と政治を語ったり、

歌手が「自分母子家庭育ちの高校中退だが逆境をバネにして成功した。何でも国が援助するのは怠け者を作るだけだ」と政治を語ったりする、

こういう素人放言尊重すべき?

素人が『間抜け』なこと言ってやがる」、と嘲笑して切り捨てていかないと、子供死ぬよ? 殺したいの?

2020-04-14

DeepLによる翻訳

https://www.deepl.com/translator

anond:20200414103234

コロナウイルスサンドロ・ジャンニーニの発見以来の希望

2020年4月10日

ボローニャ - socials から科学的基礎があるし、ボローニャサンドロ ジャンニーニの Rizzoli の権威ある医師によって広がっている、おそらく resolutive、コロナウイルスについての良いニュースが来ます1989年からボローニャ大学整形外科・外傷学・物理医学教授リッツォーリ整形外科研究所クリニックI院長、歩行分析研究所所長、ヨーロッパプロジェクト国内・国際研究プログラムパートナー国内・国際会議での600以上の発表、Science Citation Index誌での400以上の記事の著者など、非常に優秀なカリキュラムを持っています。彼のメッセージは大きな希望を与えてくれます。読んでみましょう。

"過剰に見えるのは嫌だけど、コロナウイルスの致死率の原因は証明されたと思う。祝福されたマシューけが、150床のベッドに2人の循環器科医がいて、大変な努力をして心エコー検査をしていて、1人は私です。恐ろしい疲労感!しかし、何人かの人が想定していたものの中で、確信が持てなかったものが、今では最初データを持っています。人は全身性静脈血栓塞栓症のために心肺蘇生術に入るが、そのほとんどは肺疾患である。この場合は、まず血栓塞栓症を溶解しなければならないので、蘇生や挿管は意味がありません。血液が届かない肺を換気しても意味がない!?実際には、10人中9人が死んでいます問題は呼吸器ではなく循環器だからだ!致命的なのは肺炎じゃなくて静脈血栓症だ!

なぜ血栓形成するのか?なぜなら、学校教科書にあるように、炎症は複雑ではあるがよく知られた病態生理学メカニズムを介して血栓症を誘発するからである。それで?科学的な文献、特に中国の文献が3月中旬まで言っていたことに反して、抗炎症剤を使ってはいけないということになっていました。今、イタリアでは抗炎症剤や抗生物質が使われ(インフルエンザのように)、入院者が減っています40歳でも高熱が出たのは10から15日くらいで、きちんと治療していないと死亡する人が多い。ここでは、炎症がすべてを破壊し、血栓形成のための地面を準備しました。 なぜなら、一番の問題ウイルスではなく、ウイルスが入ってきた細胞破壊する免疫反応だからです。実際、関節リウマチ患者さんは一人もCOVID病棟に入ったことがありません! なぜなら、強力な抗炎症作用のあるコルチゾンを作っているからです!

そのため、イタリアでは入院が減り、自宅で治療する病気になりつつあります。自宅で上手に治療することで、入院だけでなく、血栓リスク回避できます。 心エコーでもミクロエンボリズムサインがぼやけているので、なかなか理解できませんでした。しかし、この週末、最初の50人の患者データを、呼吸が悪い人とそうでない人とで比較してみると、非常にはっきりとした状況が見えてきました。私の場合は、遊びに戻って営業再開してもいいですよ。隔離施設を経由して すぐには無理だ しかし、これらのデータを公開する時間です。ワクチーノは静かに来ることができますアメリカや他の州では、抗炎症剤を使用しないことを求める科学的文献に従うことは大失敗です イタリアより酷い。数ユーロで買える古い薬だ"

(関連メディア - レッド/ジウト)

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

2019-09-07

行動主義心理学10分で理解する

はじめに

行動主義はJ.B.Watsonが最初提唱した心理学哲学だ。この哲学は、現代では下火のように見なされてたり、あるいは棄却すべき対立仮説のように扱われることが多い。

しかし、実際には認知心理学者、あるいは認知科学者が槍玉にあげる行動主義は、誤解に基づくものか、そうでなくても「その行動主義自称している行動主義者は現代はいないよ」と言わざるをえないような藁人形論法であることが少なくない。

そこで、行動主義誕生から現代的な展開までの歴史について、ごくごく簡単にまとめてみようと思う。

Watson の行動主義

行動主義は、Watson が 1913 年に提唱した。

Watson の基本的な主張は、ご存知の通り「心理学対象客観的に観察可能な行動に限る」というものだ。

当時の心理学は Wundt の提唱した「内観法」を用いて人間の持つ「観念連合」を記述する、というものであった (余談だが、内観法は単なる主観報告ではない。これもよくある誤解である。Wundt の提案した心理学は、繰り返しの刺激に対し、同じように報告するよう徹底的に訓練することにより、人間の持つ感覚の組み合わせについて首尾一貫とした反応を得ようという研究方針である)。

Watson が反対したのは、Wundt の方法である人間自己報告」を科学データとすることである。それに代わって、刺激と反応という共に客観的に観察可能事象関係研究対象とすべきであると主張した。Watson は Pavlov の条件反射概念を用いれば刺激–反応の連関を分析可能であるし、人間の持つ複雑で知的な行動も刺激–反応の連鎖に分解できると考えた。

また、情動や愛のような内的出来事は、身体の抹消 (内臓筋肉) の微細運動から考察された。Watson の心理学が「筋肉ピクピク心理学」と揶揄される所以であるが、現代身体性を重視する心理学認知科学を考えると、(そのまま受け入れることはできないにせよ) あながちバカにできない部分もあるような気がする。

さて、認知心理学者、認知科学者が批判するのは多くの場合 Watson の行動主義である場合によっては、次に登場する Skinner と Watson を混同して批判する。

注意しなければいけないのは、Watson の行動主義立場を取っている行動主義者は、この地球上にはもはや存在しないという点である。従って、Watson 批判歴史的な批判以上の何物でもなく、現代科学議論ではない。

では、行動主義を自認する現代研究者が寄って立つ立脚点は何なのか? その鍵になるのが、Skinner の徹底的行動主義である

Skinner の徹底的行動主義

Skinnerは、Pavlov の条件反射を「レスポンデント条件づけ (いわゆる古典的条件づけ)」、Thorndike の試行錯誤学習を「オペラント条件づけ」として区別し、概念、および実験上の手続きを整備した。そのためあってか、Skinner は20世紀で最も影響力のある心理学者 1 位の座についている。

Skinner は、科学目的を「予測 (prediction)」と「制御 (control)」とした。ここでは説明しないが、そのためにの強力な武器として概念としては「随伴性 (contingency)」、方法論として「単一事例研究」などを導入した。 彼の心理学は他の心理学とは大きく異なる用語法、研究方法を持つため、「行動分析学」と呼ばれる。

徹底的行動主義では、Watson が扱ったような客観的に観察可能な「公的事象」に対し、「私的事象 (ようは「意識」のこと)」もまた、同様の行動原理によって説明できると主張した。つまり、内的出来事も「行動」として捉えられる、ということだ。文字通り「徹底的」に行動主義なのである。実際に、Skinner の著書の中には「知覚」「感じること」「思考すること」といった、内的な事象についての考察も多く、それらは行動分析学重要対象であるとはっきりと述べている。

逆に Skinner が反対したのは、「心理主義的な説明である。心的な活動実在するし、それ自体研究対象ではあるが、「心的な活動によって行動が駆動される」という因果的な心理主義に対しては、Skinner は反対であった。つまり、「原因としての心的概念」の導入に反対したのだ。この点を間違えると、Skinner を完全に誤解してしまう。

ただし個人見解としては、行動分析学ほとんど顕在的な行動以外実際には扱っていないし、扱うための具体的な方法論を発展させてもいない。そこに関しては批判を免れないとは思う。

行動分析学の他に重要な特徴として以下の 3 つが挙げられる。

(1) 「反応」を運動パターンとして定義するのではなく、「どんな結果事象を引き起こすのか」から定義する機能主義
(2) 人間の営みを超えた真理探究ではなく、行動の予測制御という現実的有効性の上昇を目指すプラグマティズム
(3) 仮説構成体・仮説群から研究演繹するのではなく、実験結果から法則抽出する帰納主義

なお、帰納主義については「え?でも科学って演繹帰納の両輪で回ってるんじゃないの?」と考える人いるかもしれない。

Skinner は「行動について我々は知っているようでまるで知らない。そのような若い科学にはまず、具体的なデータ必要なのだ」と考えた。そのため、Skinner は環境 (刺激) と反応の間の関数関係データの蓄積を重視した。

まりあくまで当時の知的状況を鑑みての方針だったということは重要な点だ。

ちなみに、Skinner は自身の徹底的行動主義区別するため、Watson の行動主義を「方法論的行動主義 (methodological behaviorism)」と呼んでいる。

また、次に述べる Skinner の同時代の行動主義も、同様に方法論的行動主義とまとめられることが多い。

Skinner と同時代の行動主義 (新行動主義)

Watson のアイデアを発展的に継承したのは Skinner だけではない。

ただし、Skinner 以外の新行動主義に与している研究者は、現代には皆無なので、あくま歴史的な展開として捉えるべきである

Guthrie

Guthrie は刺激と反応の間にできる連合は「時間的接近」によって生じることを述べた。また、Hull や Tolman と異なり、心理学研究対象客観的に観察できる行動に限定すべきであるという姿勢は堅持した。

Hull

Skinner と大きく異なる点として、Hull は「仮説構成体による演繹」を重視した。「習慣強度」という潜在変数を導入したモデルを考案し、その潜在変数挙動の変化により行動の予測に挑戦した。

Hull の研究問題点は、いたずらに潜在変数いくらでも増やせてしまい、理論肥大化する危険はらんでいるためである特に Hull や Skinner の時代は、行動に関するデータがまだまだ少なく、行動研究には強固な地盤がなかったのである。Skinner は「理論必要か?」という論文理論研究批判していているのだが、Skinner が批判たかったのは Hull の心理学だったのである

Tolman

Tolman は刺激と反応の間に「仲介変数」を導入した心理学者だ。いわゆる S-O-R の枠組みである。彼は「潜在学習」の研究によって、「学習」と「成績」は必ずしも一致しないことを見出した。そのことから、刺激と反応の間には、それを仲介する隠れた変数がある、と考えた。

Tolman からすると、「感情」「期待」といった内的な出来事も、刺激と反応の間に存在する仲介変数である

現代視点で見ると、認知心理学下地になるアイデアを提出したのが Tolmanだ。

ところで、Tolmanと地続きである認知心理学もまた、徹底的行動主義立場からすると方法論的行動主義立脚した心理学である。そう、私たち現代心理学徒のほとんどは、意識せずとも方法論的行動主義なのだ

なぜか?認知心理学でも、公的事象と内的事象を分ける。内的事象には直接アクセスできないので、公的事象の「操作」と計測を通じて内的事象研究をする。公的事象操作 (実験条件) を通じて、内的事象定義を行う。これは、Stevens-Boringの「操作主義」と呼ばれる。操作主義では、操作と計測の対象公的事象であり、内的事象については「研究者間での合意」に基づいて議論される。つまり、例えば「この条件によって反応時間に変化があったら、作業記憶に影響があったということにしようね」というのが、研究集団によって暗に共有されている、ということだ。これが、認知心理学が「方法論的行動主義」と呼ばれる所以である

Skinner 以降の展開

1980年代以降、Skinner の弟子筋の研究者たちの間で、Skinner 以降の行動主義を巡って、研究方針多様化しつつある。その中でも最も影響力のある 3 つについて、簡単に紹介したい。

Heyes の機能文脈主義

Skinner の行動分析学プラグマティック科学であると言われているが、実は Skinner 自身は表立ってプラグマティズムに述べていたわけではない。例えば、近い時代を生きたパースジェームズデューイを直接引用して主張を行なっていたわけではない。一方、Heyes の機能文脈主義の特徴は、Skinner の徹底的行動主義の持つプラグマティズムをより明示的に推し進めた点にある。

Skinner は心的概念を導入することを否定した。私的出来事 (内的過程) は外的な行動の原因ではなく、それ自体独立した行動として捉えるべきだと考えたためだ。また、心的概念による説明は、行動分析学目的である予測制御寄与しないと考えたことも一因である

Heyes の場合、そのような概念でも、予測と変容 (influence) に寄与する場合は、十分に有用であると考える。

具体的には、「態度」を測る質問研究が好例だ。質問紙で測る「態度」は Skinner であれば「質問紙に回答行動」として見なされる。しかし、Heyes の場合「そのような研究問題点は、測ったところで、実際の行動を変容させるための操作変数が同定できないことだが、最終的に行動の予測と変容を目指すという目的がぶれない限り、足がかりとしては有用である」と主張する。

このような、伝統的な行動主義比較してある意味で軟化した態度を、Heyes は「行動主義心理学自由主義化」であると述べている。

少し脇道に逸れるが、Heyes は行動の「制御 (control)」とは言わず、「変容 (influence)」と表現する。これは、「制御」だと決定論的に操作できる印象を受けるが、実際の行動には確率的な変動性が必ずついてまわるため、表現を柔らかくする意図である

また、機能文脈主義では、研究の真偽の真理基準にも明示的にプラグマティズムを導入している。

行動主義科学には必ず目的がある (多くの場合、それは現実問題解決と結びついているが、そうでないものもある)。Heyes の標榜するプラグマティズムは、目的にかなうかどうかが、研究の真偽を決める、ということだ。

これは、「うまくいけばなんでもok」という主観主義ではない。問題解決としての科学として、発見というよりは創造プロセスで知見が生まれるということだ。ただし、解決されるべき「目的」の方はどうしても恣意的にはなってしまう、と Heyes は述べている。

Baum、Rachlin の巨視的行動主義

巨視的行動主義の特徴は以下の 2 つにまとめられる。

(1) 分析単位として「随伴性」ではなく「相関性 (correlation)」

Skinner はレスポンデント条件づけは刺激−反応という 2 項随伴性、オペラント条件づけは刺激–反応–刺激という 3 項随伴性によって定式化し、随伴性こそが考察されるべき基本単位であると考えた。

巨視的行動主義は、そうは考えず、よりマクロな「強化子–反応率」の相関性行動主義心理学分析単位であると主張している。

まりミクロな刺激と反応の関係を捉えるよりも、マクロ環境と行動の関係を捉えることを重視しているのが、巨視的行動主義である

行動主義心理学目的予測制御に置くならば、結局はマクロ記述で十分であり、その方が有用であるというのが彼らの主張だ。

(2) 内的出来事の導入の拒否

Skinner は外的な行動とは別に内的な出来事もまた行動として捉えられると考えた。巨視的行動主義ではそうは考えない。

彼らは、内的な出来事を「潜在的な行動 (covert behavior)」と呼んでいるが、心理学はそれを直接対象とする必要がないと論じている。なぜなら、潜在的な行動が実際に効力を持つならば、最終的には顕在的な行動 (overt behavior) として表出されるためである

このことを彼らは「時間スケールを長くとる (temporally extended)」と表現している。瞬間瞬間に我々には豊かな精神活動 (mental life) があるが、それを相手取らなくても、長い時間観察すれば、観察可能な行動として現れる、ということである

Staddon の理論的行動主義

Staddon の主張は、他の行動主義と大きく異なる。彼の場合は、心的概念の導入を許容する。そして、それを用いた「理論」こそが心理学必要であると考えた。その点は、実験結果から法則抽出する帰納を重視した Skinner の立場とは異なる。また、「心的概念による説明」は Skinner の反対した「原因としての内的過程」でもあり、それを採用する点も Staddon の特徴である

行動主義心理学目的は、予測制御だけではなく「説明」にもあると彼は主張した。Staddon の言う「説明」とは、概念同士の関係によって、現象記述することである。わかる人にとっては、David Marr の「アルゴリズム表現」の位置心理学位置づけている、と考えればすっきり理解できるように思う。

Staddon はやや言葉遣いが独特で、概念連関による記述を「メカニズム」と呼んでいる。そのメカニズムは必ずしも生理学的基盤を前提しないで、あくま心理学レベルでの記述である

ようは、行動のアルゴリズム的な理解なのであるが、事実 Staddon は「私の言うメカニズムとは、アルゴリズムのことである」とも述べている。

Skinner は反応率 (時間あたりの反応数) を分析の基本単位としたが、Staddon はより多元的である。ただし、なにを分析単位とするかは、それ自体研究立脚点を示しているものである。それを Staddon は「The model is the behavior」という言葉表現している。

それでは認知心理学となにが違うのか?と思われるかもしれない。Staddon いわく、行動主義心理学伝統的に堅持してきた「強化履歴」は理論的行動主義でも重要であるというのが大きな違いらしい。つまり、行動や内的状態は、それまでの環境との相互作用に基づいている歴史性を有しているとういうのだ。当たり前といえば当たり前なのだが、その点を強調するか否かである

また、Staddon は「動的過程 (dynamics)」を重視した点も特徴である。他の行動主義は、基本的には刻一刻と変化するような過程というよりは、安定した反応の推移を対象としてきた。ややテクニカル議論ではあるが、現代では複雑な時系列データを扱う方法もたくさん用意されているので、動的な過程を取り上げるのは科学として自然な展開であると思う。

一方、認知心理学では「コンピュータアナロジー」のように、入力–出力関係を固定して考えることが多い。動的に内的状態は推移していることを重視した点も、Staddon の理論的行動主義認知心理学を分ける特徴の 1 つであるしかし、個人的にはこの差異は徐々に埋まっていくのではないかという期待もある。

おわりに

以上、行動主義 100 年の歴史簡単に振り返ってみた。

色々なアイデアはあるものの、基本的現在「行動主義」を標榜している人がいれば、Skinner の徹底的行動主義である。Watson、Hull、Guthrie、Tolman に依拠している者はいない。従って、歴史批判ではなく、科学議論として行動主義批判したければ、Skinner を相手にするべきである

行動主義はとにかく誤解されがちである。それは行動主義心理学者サイドにも問題があるにはあるのだが、科学において、無理解責任基本的には不勉強側に帰せられるべきだろう。

個人的には、アンチ信者より詳しくあってほしい。認知心理学者も、自分たちが寄って立つフレームワーク出自はどこにあって、なにに対するアンチテーゼだったのかをきちんと理解してみたら、何か発見があるかもしれない。

2019-06-22

独断偏見で選ぶ、動物を使った心理学に関心のある学生に勧める書籍30選

動物心理学」は動物学習、知覚、認知生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理過程の解明を目指す心理学の一領域である

心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内研究者の集まりである動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。

だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断偏見で、オススメ書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。

(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)

藤田 和生 (著, 編集), 日本動物心理学会 (監修)

日本動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学代表的研究について平易に語った本

(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)

マウリシオ・R. パピーニ (著)

日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか

(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)

渡辺 茂 (著)

鳥類の行動とその神経基盤について解説した本

筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である

(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)

渡辺 茂 (著),

同著者がハト比較認知科学研究に特化して書いた本

心理学ではハト伝統的によく使われる。

(5) ソロモン指輪動物行動学入門 (早川書房)

コンラート ローレンツ (著)

動物行動学の創始者ローレンツいか動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ

ローレンツ論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやす

(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識起源 (みすず書房)

ピーター・ゴドフリー=スミス (著)

哲学者である著者がダイビングタコイカと接することを通じて彼らの生き方

タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である

(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)

R. ボークス (著)

動物心理学が、いかなる過程独立した分野として成立したのかを述べた本

傑作である絶版なので図書館で探そう

(8) 種の起源 (光文社古典新訳文庫)

ダーウィン (著)

言わずと知れたダーウィン古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典古典である所以なのだ

余談だが、動物行動学の論文ダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。

(9) 遺伝子から解き明かす脳の不思議世界 (一色出版)

滋野修一 (著), 野村真 (著), 村上安則 (著)

「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本

図や動画が手に入るURLQRコードがついてくる嬉しいおまけつき

(10) 感覚器の進化―原始動からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)

岩堀 修明 (著)

はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化道筋解説した本

(11) 生物から見た世界 (岩波文庫)

ユクスキュル (著), クリサート (著)

比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力動物生理学的機序からその「環世界」について語った本

名著中の名著である

(12) 動物環境と内的世界 (みすず書房)

ヤーコプ・V・ユクスキュル

同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本

(13) あなたのなかのサル霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)

フランス・ドゥ・ヴァール (著)

チンパンジー研究者大家、ドゥ・ヴァールの一般向けの著書

ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学一枚岩ではない。氏の著作同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。

(14) 心の先史時代 (青土社)

ティーヴン ミズン (著)

人間の心はいかにまれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別用途進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える

内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない

(15) 行動理論への招待 (大修館書店)

佐藤 方哉 (著)

行動主義心理学エッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。

「行動主義」的なもの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。

(16) 認知心理学有斐閣ニューリベラルアーツ

箱田 裕司 , 都築 誉史 他

比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である比較認知科学実験では概念手続き認知心理学のものを援用することが多い

従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ

(17) キャンベル生物学(エッセンシャル版)

池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)

今日科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさら区別する必要性も薄くなりつつある。

とはいえ原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。

(18) カールソン神経科学

泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)

同様の理由で、自身神経科学を取り入れるか別に神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。

そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域連続的なつながりを持って成立しているのだ。

(19) 流れを読む心理学史 (有斐閣アルマ)

サトウ タツヤ (著), 高砂 美樹 (著)

心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本

歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガー言葉を引いておこう。

歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的ものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないもの存在しないかである

サンキューシュレディンガー

(20) 視覚科学 (勁草書房)

横澤 一彦 (著)

別に動物研究の本ではないが、視覚についてよくまとまった本

視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。

(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)

ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)

学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。

次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である

(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究最先端まで

入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけがいかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である

(23) 感じる脳 情動感情脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)

アントニオ・R・ダマシオ (著), 田中 三彦 (翻訳)

これも動物研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場認知神経科学の方向を作った一人だ。

ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。

(24) 盲目時計職人 (早川書房)

リチャード・ドーキンス (著)

進化学流布の急先鋒ドーキンス一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。

利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目時計職人』の方が上だ。

(25) 脳の中の幽霊 (角川書店)

V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラブレイクスリー (著)

これの動物研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白逸話がたくさん載っているので挙げた。

続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める

(26) 鳥たちの驚異的な感覚世界 (河出書房新社)

ティムバークヘッド (著), 沼尻 由起子 (翻訳)

鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者一般向けに語った本

(27) 実は猫よりすごく賢い鳥の頭脳 (エクスナレッジ)

イサンエメリー (著), 渡辺 智 (翻訳)

鳥の代表的認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである

ちょっと邦題間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligenceである

(28) 脳科学と心の進化 (岩波書店)

渡辺 茂 (著), 小嶋 祥三 (著)

生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本

まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない

(29) 「つながり」の進化生物

岡ノ谷 一夫 (著)

動物コミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?

元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。

おまけ

(30) ご冗談でしょうファインマンさん (岩波書店)

リチャード P. ファインマン

ノーベル物理学賞を授賞した天才物理学者ファインマン好奇心に満ちた生涯について書かれた伝記

読めばきっと、未知への興奮と探究心、そして科学への憧憬が刺激されるに違いない

2019-04-13

anond:20190413142912

すごい。ちゃんと神経生理学的に開発のしくみが解明されてたんだ…

2019-01-23

エロ本生理用品を比較する話

https://twitter.com/2003tom/status/1087497865897758721?s=19

エロ本を売り続けたことで、セブン女性人権を軽視ねぇ。

だとしたら、ドラッグストアで堂々と生理用品を売っていることは男性軽視なのでは? アレ、大きくて派手で目のやり場に困るんですよね。

持ちつ持たれつ、という言葉が消え去ろうとしてる気がしました。

この人が言いたいことに「生理用品はエロ本と同じ」という補間をして読んでしまうのが混乱の元である。「異性にとって居心地の悪さがあるもの」という観点だと自分自身には覚えがある。

私自身は30代男性であるが、やはりドラッグストア生理用品コーナーに足を踏み入れたときには居心地の悪さがある。

だいたいは別のコーナーへ行こうとしたとき、通らざるを得ないで通るのだが、居心地が悪い。

生理用品が絆創膏と同じような衛生用品とはいえ強く女性性と結びついているので男性はそのコーナーにほとんどの場合用事がない。

例えば、本人が痔であったり、彼女奥さんに頼まれたり、というパターンくらいだろう。通常の頻度の少なさから考えると、いれば「なぜいるのか?」と思われるのも仕方ないと思う。

私自身は、頼まれて買いに行ったとき店員微妙な顔をされたことがあり(被害妄想と言われると困るが、そう何度も買いに行くことはなかったので、他の人の体験談が欲しい)、やはり個人生理に関わることだからセンシティブなのかな、と思ってスルーしていた。彼氏旦那生理用品を買わせることについては各々に意見があるらしく、これはOKこれはNGという線引きがたまにインターネットでも話題になっている気はする(真面目に追っていないので印象に過ぎない)。

と、ここであらためて件のtweetを見ると、私には

エロ本を「特に女性にとって不快から排除」するなら、生理用品を「男性にとって不快から排除」も成り立ってしま

という主張のように読める。

推測込みなのでこの読み方が100%正しいとは思っていないが、逆にこの男性生理用品をエロだと思っている、という確証のある読み方ができるなら教えてほしい。

Twitterブコメだとどうも「この男性嗜好品であるエロ本と衛生用品である生理用品を同列に扱っている!許せん!」と、なっているが、あまりに短絡な読み筋であろう。そもそもが短絡なtweetなのだが。

どうしても生理に関する話に男性側は当事者でないから声を上げづらいし、丁寧に議論するにしても文字数やらリソースが足りないしでモヤモヤするところがあってもスルーして「女性問題」に押し込めたいところはあるのだと思う。

仮に議論するとしても、生理について生理社会学的に本を読み漁ったり発言したりする男性変態だとする社会状況だとは思う。それこそ、アンネの誕生にまつわる話や、TOTOのビデ機能を作った人のインタビューを見ても、男女かかわらず奇異の視線を向けていた(余談だがパッドマンも見たい)。もちろん、そこに肯定的視点もあったから、製品が世に出てきたのだが。

男性女性フラット生理現象について語れる日が来ると良い。その日は遠そうではある。

2019-01-15

anond:20190114224851

横だけど咳が出る人については探せばたくさんあるよ

 

http://q.hatena.ne.jp/1400998393

http://q.hatena.ne.jp/1393263179

http://q.hatena.ne.jp/1269239663

 

ファブリーズだので「匂いの発生源に揮発性嗅覚麻痺剤を吹きかけ、匂いを嗅ぐと同時に嗅覚麻痺させて匂いを消したことにする」薬剤が流行ってるけど、麻痺させるのが嗅覚だけで、アレルギー反応まではブロックできないんでそのへんじゃないのかね。

嗅覚なんてスペクトル狭いもんだし異常を起こす揮発物質があれば必ず嗅覚が反応するかどうかは進化だより(一酸化炭素だって人間は嗅ぎ分けられない)

ちなみに麻痺じゃなくて「どんな匂いでも消せる」薬剤なんて酸化剤(ハイターだのブリーチファブよりずっと昔からあって100円で買える)くらいだけどたいてい匂いだけじゃなく発生源も壊しちゃうからファブみたいには使えないよ

 

あと個人的にナトロム含めてネットにはびこってる医者化学薬学なんて高校でとまってるバカばっかだと思ってる

生理学さえまともに覚えてないからわからなかったら自律神経失調症なんて病名を適当につけちゃう

2018-12-16

年配のご婦人向けのショーツで真っ赤なやつあるのよ

冷え解消アイテムらしい

ずっと眉唾もんだなと思ってたけど

同じ質感の衣類でも暖色系の赤ってあったかいの

視覚的に暖かく感じる、って効果 案外強くて驚いてる

バカにできない

それにしても中高年になると真っ赤を好む人が一定数いるのような

これもなにか生理学的に説明がつくのだろうか

anond:20181216161436

女の方がコミュニケーション能力、向学心、他者共感する力など、先天的かつ全般的に脳機能で男を上回る部分があるんだろうな

脳の性差を測定する生理学研究を、フェミニズム正当性明確化するためにも推進していきたいところだ

2018-12-05

anond:20181205164328

どっちも根治には遺伝子治療必要かな。現在技術的に不可能だけど。

細胞生理学レベルでは、活動能は主にイオンチャネル受容体神経伝達物質とそれを制御する分子群、

形態形成能は細胞骨格系の文字通り細胞の形作りをするための分子群が関わっていて、

前者は脳が発達しきった段階でも薬物でコントロールできる可能性は高いけど、後者神経細胞同士がコネクションを作って脳が出来上がる段階に効いてくるから

極端に言えば生まれて来る段階で手を打たないともうどうしようもない。

これはごく単純化した描像で、脳の発達には前者が、個々の神経細胞活動には後者も絡んでくるから実際はより複雑だけど。

認知行動療法などの非薬物療法生理学的な効果はまだ未知な点が多いけど、あくまでも「出来上がった脳の微調整」なので効果は薬物以上に個人差が大きいでしょう。

2018-12-03

anond:20181203234438

20年前に文系から理系転向したものです。今とは時代が違うから役に立つかどうか、まったくわからないけど、当時の体験談を。

生理学については、Essential細胞生物学で学びました。とにかく頭から読んで、分からないところは調べた。

生物を学んできた学生には内容の薄い本らしいが、いちから学ぶには十分です。

それから大学によっては公開講座を開いている大学もあるので、公開講座に行って、生物先生の話を聞き、講義終了後に先生を捕まえて、事情説明して教科書勉強方法を教えてもらおう

生物学楽しいよ。頑張ってね

anond:20181203015023

お、自分も例の話に言及してた一人だよ(anond:20181202014646

生育環境が例の話の人に似てて、自分だけ何も持ってないような惨めな思いもしたしそれで自信を無くしかけてたけどなんとか踏ん張って結果を手に入れて、それを自分一人だけで手に入れたように思ってたか結構自己責任論者ではあるんだよね。(大学大学院の学費生活費を全部自分で出したのもその感覚助長してる)

でも、増田の話を読んでると確かに運だなぁとは思う。

中学数学先生出会わなかったら勉強をすることなんて無かったし、高校卒業したら外のことなんて何も知らないまま親のスナックの手伝いとかしてたと思う。

進学校に進んだことで外の世界を知って色々な可能性があることに気づいて可能性を広げようとしたけど、そもそもそれを知らないとどうしようもないもんね。


『何らかの行為』の話だけどこれも自分人生経験から来ていて、適性があるかどうかも分からないし、もちろん自信は周りに萎縮しちゃって無かったから、とにかく学習方法だけは間違えないようにって思ってひたすら神経生理学の本読んで脳の学習の仕組みを理解してそれに則った学習方法勉強するようにした。

増田の言うように成功体験が無いから小さいこからタスクをこなせるようにして、それをクリアできれば少し大きなタスクをこなすようにして、失敗したらなんで失敗したのかを考えてもう一回同じタスクに挑戦するようにした。

そうやって何百回も失敗しながら自分なりの勉強方法を身につけたおかげでどんどん成績は伸びていったし、人より出来ないものも長い時間を掛けて正しく学習を行って身につけられた。

から自分は今でも能力は正しく努力すれば身につくものだと思ってる。

こはちょっと増田と相違があるかも。


自信に関して言えば、最初の辛い時期を乗り越えられるような感情があるかどうかな気がするなぁ。

高校大学で外の世界を知った時、様々な面で周りとの圧倒的な差を感じて本当に辛かった。

でも、自分も外の世界を知りたいと強く思ったからその気持ちに負けないように努力した。

から人生大事なのは自分より上の世界を知った時に自分の惨めさとかそういうぐちゃぐちゃした感情に負けないように努力することなんじゃないかなぁと思ってる。

幼稚に聞こえるかもしれないけど、何かを為す上で大事なのは理想に向けて強く感情を持つことだと本当に思う。


「1人の人間として見て欲しい」っていう増田言葉、すごい分かるよ。

でも多分、どうあっても差別存在して、結局それを解消できるのは今の自分肯定できるかどうかだと思う。

少数だけど未だに年収マウンティングとか嫁の実家の太さマウンティングとかしてくる人いるし、狭い世界の中でも差別って生まれるんだなぁって感じる。

から他人基準にしてるといつまでも1人の独立した人間にはなれなくて、増田がどうなりたいか大事だと思う。

もちろんできれば石油王になりたいとか思うけど、そうじゃなくて今の条件から考えてこうなりたいと思う方にちょっとずつ進んでいく。

それを繰り返しているうちに掲げた目標に向かってちょっとずつ変化する自分肯定できるようになるし、自分評価軸ができるから他人から評価に対して色々と考えることはなくなる。

増田の主張とはちょっとズレたこと言ってるかもだけど、自分は1人の人間になるためにそういうことをしてる。

増田人生がより良いものになるように祈ってる!

2018-12-02

anond:20181202030454

横槍だけど、生起する事象が全て確率によって支配されてるのはみんな分かってるのでは?

その確率を上げるために努力するんでしょ。

あと脳は自由意志がないから何をするのも外部環境が決定するっていうのはちょっと議論が雑過ぎ。

脳は入力と正解のペアを使って訓練することで内部状態が変化して、その内部状態の出力が人間意志とされてる。

その訓練がいわゆる"勉強"と言われるもので、内部状態勉強によって変えられる。

自由意志がないっていうのはキャッチーな言い方だからちゃんと神経生理学勉強して仕組みを説明できるようになろうな。

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