「学問に対する不信」という意味で、社会学と心理学って結構似たような立場でよく外野から突かれがちだけど。自分はどちらも専門ではないけど、自分が大学の一般教養で心理学の授業を受けた時の話。心理学者としても危機感があるみたいで、やたらと丁寧に学問を学問たらしめる部分を説明された覚えがある。「本屋で売ってる自己啓発本紛いのサブカル本は全部偽物」「心理学は万能じゃない」と。
同じく一般教養で社会学の授業を受けたこともあるけど、そっちの先生は如何にも授業慣れしてない学者って感じで、心理学の授業ほど明快な説明を受けたわけではないんだけど。それでもどう説明したものかと四苦八苦してる印象だったし、それほど論理的におかしなことを言っているとも思わなかった。社会学にも学問を学問たらしめるための、客観性を担保するための仕組みはあると思うよ。専門じゃないから知らないけど。
まあ、社会学にも責任があるとしたら、そういう「科学コミュニケーター」的な役割を担う人が少ないんじゃないの、という印象がある。知らないけど。
公害問題の多発によって自然科学、とりわけ工学の権威が失墜しかけた時期もあったけど、結局「科学が起こした問題を解決できるのもまた科学」でしかなかった。「社会学が引き起こした問題」が、あるのかないのか知らないけど、あったとしても、それを解決できるのもまた社会学でしかないと思うよ。
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