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はてなキーワード: 同人活動とは

2015-04-11

またラノベの設定考えた

人類が滅亡の危機に陥るパニックもの

というか多分収集がつかないから本当に滅ぶ。

時は201X年、巷では誰が作ったのか分からないアニメ動画サイトを中心にカルト的な人気を博していた。

噂では完全な個人製作で、作者は作品の完成と同時に、貧困にあえいで自殺したらしい。

商業的には失敗したが、内容は素晴らしく、社会現象にまでなるほど。

秋葉原一角にファン達が集結し、この作品同人活動だけで生活する集団が現れる。

彼らの熱心な布教活動のおかげで、世代性別も、趣味趣向も超えて広く愛される作品となった。

クールジャパンで一山当てたい政府も、海外に輸出しようと企んでいたりする。

だがどうにも、おかしい。

このアニメのファンには、ただの熱狂的なファンでは説明のつかない異常な行動が目立ちすぎる。

同人活動をやっているのは、始めこそコアなオタクしかいなかったが、

やがてそれまでオタク趣味とは一切無縁だった中年男性やらヤンキーやらフェミニストやらまでこぞって同人活動を始める。

しかも彼らのスキル上達も異常な速度で、すぐさま商用になるような作品を量産するようになる。

そして何かに取り憑かれたように作品を作って、寝食もおろそかにして死者が出るようになる。

世間はそれをキモオタ怖いなぁ、なんて冷ややかな目で見ているが、実は彼らは芸術作品を通して感染するウィルスのような物にやられている。

アニメ音楽小説、歌、イラスト漫才ジョーク、ありとあらゆる物が感染源になる。

これは生物的なウィルスではなくて、ある種の感動を味わうと人間の脳の神経回路の一部が変化してしまうことが原因で発症する。

この神経回路が脳内にできあがると、同じような感動をもう一度味わいたいという中毒症状が出る。

例えば件のアニメ動画不眠不休で24時間見続ける生活を送ってしまうとか。

しかし同じ動画ばかり観ていても飽きがくる。

すると彼らは自然同人活動を始め、感動の再生産を始めるというわけ。

これが最初秋葉原に現れた同人集団の正体。

これに気づいた人々が警告を発するが、そんなバカなと政府含め世間は取り合わない。

アニメを見るだけで病気になるなんて、突拍子もなさすぎる。

そして感染は広がり続け、いくらなんでもおかしいと、政府が件のアニメおよび周辺作品を取り締まろうとする。

だが、時既に遅く、感染者達はアニメ動画やそのスピンオフ作品に頼らずに感染者を増やす芸術表現を編み出していた。

もはや感染経路アニメ同人誌だけではなく、小説音楽、果ては世間話のついでに交わされるダジャレにも及んでいた。

これら全てを取り締まることな不可能

日本中がパニックになる。

政府関係者にも発病が相次ぎ、政府機能がマヒしかかる危機に見まわれる中、

まずは感染者と健常者の隔離政策が取られる。

消防警察自衛隊、総力を上げて感染者と思しき人物を逮捕、拘束していく。

だが、魔女狩りしまくって地獄絵図になる。

素人集団自警団を立ち上げて、さらに状況は混乱を極めていく。

自分の身は自分で守らないといけない、極限状態に近づく。

もちろんネットテレビラジオ新聞などのメディア検閲されるかシャットダウンされる。

あらゆる文字媒体感染源になりえる。

人々はおよそ娯楽と呼ばれる全ての娯楽を捨てていく。

文字を書くことはおろか、鼻歌を歌う事も冗談を言うことも危険視される社会ができあがる。

それでも感染は止まらず、事態を重く見た米政府日本の主要都市50箇所を核攻撃し、約8000万人が死亡する。

海外に住んでいる日本人は無条件で隔離され、リンチに遭い、日本産の絵や日本語で書かれた文章が徹底的に焚書される。

そこまでやっても感染は止まらず、やがて人々はあらゆる文明活動を捨て、人類は滅びる。

どうよ?

面白くね?

パラサイトイブとか虐殺器官みたいな感じで名作になるかも。

2015-02-27

追い出し部屋はいりたい

まさかこんなにサラリーマンを続けるとは思っていなかった。

サラリーマン生活も15年となり、気がつけば管理職になっていた。

同人活動が長かったわたしは中間管理職がこんなにつらいというか

クリエイティブとは程遠い世界とは思っていなく。

無味乾燥な日々を過ごしている。

というのは前置きで、部下にどうしようもないゆとり世代がいる。

なんというか、メモを取らない。

メモを取れということもメモを取らないから、またメモを取らない。

無限悪循環。まるでデフレスパイラル

「お前、そんな適当仕事をしていたらクビになるぞ」

と怒っても

「いやぁ、社員のクビってなかなか切れないんですよ?増田さん、知らないんですかwww」

とまぁ、こう来るわけだ。

そこでスムーズにゆとりに辞めてもらう方法募集したい。

2015-02-25

艦これ東方に取って代わった理由」が意味不明すぎる件について

 どうもTwitter上では、『「ポスト東方」の時代 ~艦これ東方に取って代わった理由~』(http://anond.hatelabo.jp/20150222201638)という記事話題らしい。内容はタイトルの通り、長年のあい同人ジャンルの頂点に君臨してきた『東方Project』を退けて『艦隊これくしょん』がその地位を奪い取ったというものだ。

 まあ、実に扇情的タイトルだし内容だと思う。『艦これ』の破竹の勢いはオタク世界に足を突っ込んでいるものなら誰でも聞いたことはあるだろうし、『東方Project』がもう最盛期ではないということは、当の東方同人活動をしている人々が一番良く実感している事実だろう。時代は流れた、もはや同人ジャンルは『東方project』一強の時代ではない。それは確かにその通りだと思う。

 だが、たとえそれが事実であったとしても、件の記事の内容には僕は首を傾げざるを得なかった。というのは、あの記事を書いた人物は自身がのめり込んでいる『艦これ』というジャンル独自性について、全く主張できていないように感じたからだ。

疑問、それらは本当に『艦これ独自の魅力なのか?

 僕がもっとも疑問を感じたのは、件の記事の後半部分に書かれていた「なぜ艦これ東方に取って代わることができたのか」、その理由についてである

 まず、真っ先に挙げられた「艦これという作品の魅力」について。

 件の記事の筆者は「総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている」という点を挙げて、『艦これ』というジャンル独自の魅力を持つことを主張していた。各々のキャラにボイスが着いていることも個性をより把握し易くし、それが創作意欲をかき立てる一助となっているとも。確かにそれは『艦これ』の魅力には違いないだろうが、しかし、果たしてそれが「『艦これ独自の魅力」(それこそ、「『東方Project』を同人ジャンルの頂点から蹴落とす」ほどの魅力)なのかと言われれば、多くの人が疑問を感じるのではないだろうか。

 例えば、まさしく件の記事の人物がこき下ろしていた『東方Project』を見てみよう。「総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つ」という点に関して言えば、『東方Projectだってそう変わらない。『東方』の情報に詳しいサイトとして「幻想情報局 -イザヨイネット-」(http://izayoinet.info/index.html)というサイトが挙げられるが、ここでザッと見れば『東方』も同じように「総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つ」作りになっていることが分かる。特に個性」については、各々のキャラクターに詳細な設定が付与されていることから疑いようがないだろう。事実として、同人イベントでのサークルの配置の仕方が「描いているキャラクターで分けられる」程度には『東方』のキャラだって個性」があるのだ。従って、「総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている」という点を「『艦これ独自の魅力」と言い切るのはさすがに無理があるだろう。まさか「近い将来完全消滅する」『東方』が持っている要素と同じものが「流行最先端を行く」「『艦これ独自の魅力」のわけがないからだ。

 次に、「『艦これ』を取り巻く自由さ」について。

 件の記事の人物は『艦これ』について「他の作品とは異なり、運営が明確に「同人活動を許可する」宣言していることで、グレーゾーンというもの存在しない」と述べていた。それが『艦これ』の同人ジャンルの発展の助けとなっているのはその通りだろうが、しかし、ここでもやはりそれが「『艦これ独自の魅力」なのかと言われれば多くの人々が疑問を持つはずだ。

 例えば、件の記事の人物が「完全に逆方向の作品」として挙げた『東方Project』を見てみよう。『東方』の版権を持っているのは「ZUN」というペンネームの個人であるが、彼は『東方』への二次創作にとても寛容だ。「個人の二次創作基本的には制限しない」という彼のスタンスは『東方ジャンル活動しているものなら誰でも知っている話だし、具体的に言えば「二次創作ガイドラインが設定されている」くらいには『東方だって運営が明確に同人活動に指針を示していたりはするのである。よって、この点も「『艦これ独自の魅力」と言ってしまうのはいささか語弊があると言わざるを得ない。「斜陽著しい東方」と同じ要素をもって「快進撃の艦これ」の理由を説明するというのはなかなか不自然な話だ。

矛盾している「発展した理由

 また、件の記事の人物は「分かりにくい上にほとんど意味のないような薄っぺらい設定で雁字搦めになっている東方と違って、艦これには大きな枠組みこそあれどストーリーになるような設定はほとんど設けられていない」という点を挙げて『艦これ』の独自創作のしやすさを主張していたが、この発言にも首を傾げざるを得ない。というのは、ちょっと考えればこの発言は本人の前述の主張と矛盾していることが分かるからだ。

 この発言を要約すれば、「東方には面倒くさい設定があるけれど艦これにはそれがない、だから創作やすい」ということになる。この発言は明らかに前述の「『艦これ』の魅力は100名以上のキャラがそれぞれ持つ個性」という主張と矛盾している。何をもってキャラクターの「個性」を決めるかと言われれば、多くの人は「設定」だと答えるのではないか。どういう生い立ちであるのかとか、どういう信条を持っているのかといった「設定」でキャラクターの「個性」を把握しているのが普通ではないか。

 件の記事の人物によれば、『艦これ』のキャラクターには「ストーリーになるような設定はほとんど設けられていない」という。その言葉を素直に読み取れば、「『艦これ』のキャラクターには「個性」が欠けている」ということにならないのだろうか。もちろん実際の『艦これ』のキャラクターたちに個性が欠けているなどとは僕は全く思わないが、しかし少なくとも件の記事の人物の発言の上ではそうなってしまっている。件の記事の人物が何を示して「個性」という言葉を使ったのかは全く分からないが、その設定に依拠しない「個性」というものはさぞ「壊滅的な衰退を迎えている」『東方Project』には見られない独自の魅力なのだろう。とても気になるところだ。

「それでも艦これ流行っている」とすれば

 このように見てみると、件の記事の人物が主張した「『艦これ』が東方に取って代わった理由」は、その「東方とは完全に逆方向の作品」という発言とは裏腹に多くの点が『東方Project』と共通してしまっていることが分かる。「総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作り」なのもそうだし、「同人活動について寛容」な点もそう、そしてもっと言えば「自由創作」という点に関しても同じである

 件の記事の人物は「薄っぺらい設定で雁字搦め」や「設定の解釈を巡る面倒な争い」などと非難していたが、実際の『東方Project』がそんな風に身動きが取れない状況かというと、決してそんなことはないだろう。例えば「東風谷早苗」というキャラ一人をとっても、描き手によって千差万別の描かれ方をする。その描き手によってあまりに違う個性の在り方の例としては、次の動画が分かり易いだろう。【第6回東方ニコ童祭】早苗奇跡東方MTG】(http://www.nicovideo.jp/watch/sm23887649 これは異なる早苗同士がMTGというカードゲームで対戦するという動画なのだが、同じ早苗なのにあまりキャラが違いすぎてとても面白い)。

 というわけで、件の記事の人物が「なぜ艦これ東方に取って代わることができたのか」として挙げた理由ほとんどはまったくの的外れである。そんなものは「オワコン」の『東方Project』がとっくの昔にやっていたことであって、「時代最先端を行く」『艦これ』に始まったことでは決してないのだ。これはまったくの僕の邪推だが、件の記事の人物は単にジャンル同士の対立を煽りたかっただけなのではないかとすら思う。そうでなければあまり理由けがキトー過ぎる。

 まあ、それでも現に『艦これ』のジャンルとしての勢いは物凄いし、『東方ジャンルにかつてほどの活気がないのは事実なのだろう。件の記事の人物の理由付けはほとんどデタラメだったが、事実だけは事実だ。僕自身はあまり興味がないけれど、礼儀として一応「それに代わる見解」を挙げておこうと思う。

 なぜ『艦これジャンルはこれほどの勢いで急成長し、『東方ジャンルが翳りを見せているのか。それは単に『艦これ』はここ二年で登場した「新鮮なもの」だからで、『東方』はもう十年は続いている「老舗のもの」だからだ。もっと詳しく言えば、上記に挙げたとおり「多くの部分が『東方Project』と共通している」作品で、且つ「新鮮なもの」だったから『艦これ』は流行った、ということになる。

 ごくごく一般的な話で、人は常に新しいものを欲しているが、同時に見慣れないものに抵抗感があるという矛盾した性質を抱えている。今までは『東方』と似たものがなかったので留まっていたけれど、「同じような」「新しいもの」が来たから飛び移った、それだけの話なのではないか。そこにあったのは『東方』を「蹴落とす」ほどの「独自性」ではなく、むしろ「同じような要素」だった気がしてならない。件の記事の人物の主張では「東方サークルの多くは艦これメインに移動している」らしいが、それこそむしろ「同じようなものであることを裏付け証左ではないかと思わなくもない。似たようなものだったからそうやって移れたのだろう。

最後に、「東方艦これのこれから」への反論

 誤解のないように先に断っておくけれど、ここから先の文章は件の記事を書いた人物があまりに楽観的すぎて個人的イライラしているだけなので、決して『艦これ』という作品ジャンルディスる気持ちは全くない。全くというと語弊が在るかもしれないけど本当にほぼない。僕は『東方』も『艦これ』も同じくらいには愛好している。口調が攻撃なのは件の記事の人物のあまりに『東方』を見下した態度に反感を覚えているかである

 で、僕なりに「東方艦これのこれから」について語っておく。

 件の記事の人物は「艦これ未来は明るい」と楽観視していたけど、僕はこれに激しく疑問を覚える。本当にこれから「ファンは増え続ける一方」で「二次創作に流れる層も増え」、「アニメ二期、劇場版も予定されている」のだろうか? あくま個人的にだけど、僕には全くそうは思えない。逆に、油断すれば「斜陽著しい」『東方』と同じように衰退してしま危険性をいくつも抱えているように思えるのだ。順に理由を述べていこう。

 まず第一に、かつてあれだけ隆盛していた『東方Project』がこのように「衰退」したという事実がある。最盛期に東方活動ジャンルにしていた人々からしてみれば、まさか同人ジャンルの頂点を明け渡す日が来るなど想像もしていなかったはずだろう。なのに、『艦これ』が同じような運命をたどらないなどとどうして言えるのか。

 第二に、『艦これ』はシステム上、どうしても単調な作業になりやすい。『艦これ』は提督レベル艦娘レベルを上げてステージ攻略していくゲームだが、艦これユーザーの中には一定数この単調な作業の繰り返しに「飽きてしまう」層が存在する。提督レベルを100以上にするほどのめり込んでいても「やってること一緒じゃん・・・・・・」と言ってそれっきりという人間が、あくまで僕の周りにだが少なからず居た。今はまだ顕在化していないが、そのような「新鮮さを失う危険性」を『艦これ』のシステムが抱えていることは確かだろう。

 そして最後に、件の記事の人物は「元々の人気が高かったところにアニメ化というキャッチー戦略が功を奏し」などと言っていたが、もう反感を覚えられること覚悟で言ってしまうけれど、目が節穴なのだろう。どう「功を奏し」たのか説明してほしい。はっきり言ってアニメの出来はズタズタだ。日常ギャグなのかシリアスなのかはっきりしない中途半端構成、そのせいで掘り下げようにも掘り下げられない艦娘たちのキャラクター、疑問を覚える点はいくつでもある。『艦これ』を活動ジャンルにしている従来のファンからすら、いやファンだからこそ戸惑いを覚えている人が何人も居る。具体例を挙げるのは控えておくが、第4話の構成破綻ぶりを一文で要約したタグPixivに登録されているのがその証だ。あくま個人の感想だけれど、このままでは新規のファンを獲得するどころか、アニメきっかけに『艦これジャンル崩壊の序曲が始まっても全くおかしくはない。現にPixivではアニメが始まるまでは『艦これジャンル活動していたのに、いざアニメが始まってみればどういうわけか「キャラを量産するだけで個性に重きを置かなかった某アイドル育成ゲーム二次創作」とやらにメインの活動を移しているような人々が何人か居る。そうした現状を目の当たりにしてもなお件の記事の人物は「アニメで更にキャラ個性がはっきりしたことから、今後も創作はよりやりやすくなっていくだろう」だの「二次創作に流れる層も増えてくる」だの寝ぼけたことを言うのだろうか。さっさと目を覚ませと僕は言いたい。

 また、『東方』について言えば、実はまだ「オワコン」という結論を出すのは勇み足ではないかと僕は思っている。確かに最盛期を知っている人々の目からすれば現状は「斜陽著しい」のかもしれない。しかし、それでもまだジャンルとしての息の根は止まっていないし、何よりもこの十年のあい同人ジャンルの頂点に君臨し続けたのは他ならぬこの『東方なのだ。十年、最大ジャンルで在り続けた。その耐久性の高さはそのまま生きている年月が証明している。『艦これ』の隆盛は『東方』にとって過去最大の逆風かもしれないが、それでも、実際に十年間同人ジャンルで耐久してきた実績のある『東方』がこのまま終わるとは僕はどうしても思えないのだ。主観的な話で申し訳ないが、件の記事の人物が言うほどには『東方』は簡単に「完全消滅」したりはしない、そう僕は思う

 長々と述べてきたものの、ぶっちゃけこんな話は当の同人活動をしている人々にとってはどうでものだと思う。『東方』ファンも『艦これ』ファンも、そんな最大ジャンルだとか斜陽ジャンルだとかみみっちいことを考えて活動している人はそんなに多くないだろうからだ。楽しんでいる人々はいだって目の前のことに真剣で、そんなことを気にする奴は自尊心の欠落したさもしい人間だけだと僕は思いました。終わり

2015-02-24

業務委託で入っていた現場を辞めた

特定覚悟で書く。

業務委託で入っていた現場を辞めた。

出版社システム部門だ。

現場に入ったのは1年ほど前、大手メーカー下請け業者退職した後だ。

その現場には一度常駐していたことがあって、額面で月33万円で業務を委託すると言われた。

年収に直せば前職を上回るし、向こうはこちらがうつ病を患っていることも知っていた。

個人事業主になって、嬉々として現場に入った。

困ったのはSSRIを飲んでいても、週に一度か二度、休んでしまうことだった。

その状態で四ヶ月働いた。身体は少しずつ良くなっていった。

33万円を4回支払われた後、「雇用額を19万円に変更する」と言われた。その代わり週3回来ればいいと。

俺の仕事は、基本的正社員が振ってくる作業をこなせばよかった。前日に手持ちチケットをこなせば、正社員がチェックするまですることがなくなる。

正社員はだいたい11から昼過ぎに来る。俺の出社時間自然と遅くなっていった。

その状態で2回、19万円が支払われた。そして、「支払いを出来高制にする」と言われた。

出社が遅かったり、不定期だから責任の重い仕事は任せられないと。

Redmineチケットごとに予定工数が振られ、1人時につき2,000円。こちらが受け取る給与は4万円台まで落ち込んだ。

いつ仕事があるかわからないから、平日は毎日出社する。当然アルバイトもできない。

酒を飲むことが何より好きだったが、同棲相手に生活費のほぼすべてを負担してもらっている以上好きに飲みに行くことはできない。

同人活動もしていたが、本を刷れない。「次のコミティア出ないの?」という友人の言葉が辛かった。

飲みに行かなくなり、即売会に行かなくなると話し相手は同棲相手だけになった。

俺のとりとめのない愚痴同棲相手もうんざりしていた矢先に、その同棲相手が職場ストレスや、俺を養っていることもあってか、適応障害になった。

もうどうやっても続けていけない。かつて「いつか誠意が通じるよ」と言ってくれていた同棲相手も「死にたい」としか言わない。

俺は現場を去った。仕事はこれから探すが、これ以上儲からない職もそうそうないだろう。

2015-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20150222201638

ひとつだけ突っ込むと、アイマスは2の運営ニコマス界隈を始めとしたそれまでの支持層におもいっきりクソをぶっかけた経緯があるので、そこで例に出すのは適切ではないと思う。

あと公式側で特に色を付けないことで同人活動を煽ってきた経緯からすると、アニメ化という形で公式に色をつけるのは正直諸刃の剣だと思う。

ごく個人的観測としては、東方がこのまま衰退していくだろうというのは同じだが

艦これについては(本丸ゲーム側に行き詰まりの気配が見えていることもあって)何か別なもんのブームが起きたらサクッと忘れ去られそうだと思ってる。

2015-02-22

ポスト東方」の時代 ~艦これ東方に取って代わった理由

長年にわたって二次創作活動同人活動を牽引してきた「東方ジャンルが、ここ1~2年という短期間に信じられないほどの壊滅的な衰退を迎えている。

それに代わるように破竹の勢いで急成長しているジャンルが「艦これ」だ。

今や男性向けの同人活動に携わる者で知らぬものはいないほどの一大ジャンルとなった艦これ

なぜ艦これ東方をかつての地位から引き摺り下ろし、自ら「ポスト東方」の地位に君臨することができたのだろうか。

斜陽著しい東方

Twitterなどを利用して常に最新のトレンドを肌で感じている人には今更説明するまでもないと思うが、かつて東方二次創作が強かった各所コミュニティの現状を簡単に説明したい。

より詳しい情報は、先行する綾瀬なずな氏やありらいおん氏他の実測データ考察を参照してほしい。


pixivの「東方タグ閲覧数は艦これが登場するまでは毎日平均約300万閲覧あったが、2013年10月頃を境に減少に転じ、1年半経過した現在はその半分程度の約150万閲覧まで落ち込んでいる。

イラスト投稿ベースでの落ち込みは更に顕著で、すでに2013年9月を境に投稿数が半減し、一度わずかに復調したものの下落傾向は続く一方である

それでも昨年下半期までは東方投稿ペースは艦これのそれよりも多かったがそれも年明けを境に完全に逆転し、今では一週間当たり約1000件ほど東方艦これを下回っている状態だ。


かつて東方の人気爆発に一役買ったニコ動でもこの傾向は変わらない。

ニコニコにおける東方の衰退は実はもっと早くから始まっており、2010年をピークに投稿数は減少の一途をたどっている。

そこへ「艦これショック」が襲来したことにより東方は壊滅的な打撃を受け、2013年には月に5000件あった投稿数がおよそ2000~3000まで減少するという事態となった。

閲覧数でもこの傾向には変わりなく、直近のMMD杯では東方投稿作品数は艦これの2倍以上あるにも関わらず、再生数を稼いでいるのは艦これ作品ばかりという惨状だ。


同人誌即売会でもやはり衰退の影響は色濃く表れている。

東方同人誌即売会象徴イベントだった例大祭は、艦これの登場を機に参加サークル数が5000→4300→3800と約2割ずつ減少しており、東方集客力が顕著に低下していることが分かる。

コミケもっと悲惨で、かつて2700スペースあった東方も今ではわずかに1800に満たない規模まで減少し最早破滅したも同然だ。

その他、東方を支えた地方オンリー即売会も前同割れや定員割れ、中止などが相次ぎ、かつての繁栄象徴は今や衰退の象徴へと成り下がってしまった。


その他、創作とはあまり縁がないが、2ちゃんねるふたばちゃんねるなどの匿名掲示板でも、東方話題は驚くほど少ない。

東方匿名掲示板の中心であったしたらばも閉鎖となった。

東方を支えたかつてのコミュニティはまさに総崩れという有様だ。

快進撃の艦これ

一方で、東方の衰退に反比例するかのように爆発的に伸びているのが艦これだ。


pixivでは今や投稿数・閲覧数ともに常に東方を上回る状態で、今もまさに増え続けている。

参考までに、ここ1ヶ月の東方艦これ作品投稿数を下に示すと、

  ・1/25週 東方:3291 艦これ:4241(東方艦これ=-950)

  ・2/1週 東方:3579 艦これ:4091(-512)

  ・2/8週 東方:3324 艦これ:4138(-814)

  ・2/15週 東方:3941 艦これ:5214(-1273)

とその差をどんどん広げつつあることが分かる。


ニコ動も同じで、今や艦これ作品は常に総合ランキングの上位に数作品ランクインしている常連となっている。

先ほど述べた直近のMMD杯についても、艦これでは10再生を越える作品10あるのに対し、東方わずか6作品に留まっている。(2/21 20時時点)


同人誌即売会も極めて好調だ。

コミケでは、初登場依頼参加サークル数が1200→2300→2500と爆発的な成長を遂げており、去年の夏にはついに東方サークル数を越えてしまった。

オンリー即売会も数多く開催され、週に一度は全国のどこかで即売会が開催されているという盛況ぶりだ。

直近の東京蒲田で行われた即売会では一般参加者が道路にまで溢れ出るほど参加し、警察が出動するほどの混乱を見せた。


その他、TwitterではNHKつぶやきビッグデータ艦これ話題が何度も登場して取り上げられるなどしており、匿名掲示板ブログでの話題性も非常に大きくなっている。

東方の衰退を尻目に、艦これは今まさに流行最先端を行くジャンルなのだ

なぜ艦これ東方に取って代わることができたのか

このように「ポスト東方」の名を縦にしている艦これだが、なぜ艦これ二次創作東方を蹴落としてここまで発展したのだろうか。


まず真っ先に挙げられるのは、艦これという作品の魅力だ。

艦これブラウザゲームではあるが、総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている。

キャラを量産するだけで個性に重きを置かなかった某アイドル育成ゲーム二次創作イマイチ流行らないのが、個性重要である何よりの証左だ。

またキャラごとにボイスがついていることで、キャラへの個性がより把握しやすくなり親近感が湧きやすくなっていることも創作意欲を掻き立てることに一役買っている。

アニメで更にキャラ個性がはっきりしたことから、今後も創作はよりやりやすくなっていくだろう。


二つ目艦これを取り巻く自由さだ。

他の作品とは異なり、運営が明確に「同人活動を許可する」宣言していることで、グレーゾーンというもの存在しない。

「黙認」の影にびくびくと怯えながら創作を行う必要はなく、気楽に好き勝手創作できるのである

また、分かりにくい上にほとんど意味のないような薄っぺらい設定で雁字搦めになっている東方と違って、艦これには大きな枠組みこそあれどストーリーになるような設定はほとんど設けられていない。(一部の東方ファンはこれを「単に設定がないだけ」と罵っているが実に残念だ)

東方にあるような設定の解釈を巡る面倒な争いから解放されて、二次創作者は東方よりもより自由創作を行うことができるのである

加えて艦これには他の作品に顕著な閉鎖性や排他性がなくしがらみが全くない。

よく「東方艦これは似ている」という論調を聞くが、これは誤りで(金剛の服装が霊夢の丸パクリだとかそういう細かい点は除くにしても)東方とは完全に逆方向の作品なのだ


そして、東方がすでに賞味期限を迎えていたということも無視できない。

これは東方の衰退とは反比例して艦これが伸びているという点を見れば分かりやすい。

数年前までは東方に飽きていても二次創作者たちには移動先がなかったことを考えれば、艦これという選択肢が示された途端に移動したのも頷ける。

東方から艦これに移動したサークルは少ないというデータもあるが、これは完全に誤りで実際には東方もまだ気休め程度に触りつつ艦これをメインに活動しているサークルが多いだけである

尚、独自の計測では東方サークルの実に9割以上が艦これとの二足のわらじであった。

東方艦これのこれから

これから東方艦これはどのような運命を辿るだろうか。


大方の予想と一致すると思われるが、東方がこのまま衰退に向かって近い将来に完全消滅するのは間違いない。

東方wikiが毎年実施しているアンケートの結果によれば、10代及び20代前半の東方ファンはほとんどおらず、既存のファンがそのまま歳を食っているだけであることが分かる。

PSVita東方同人ゲームが販売されるという予定はあるが、いずれにせよ話題性に欠け、東方の衰退を引き留めるだけの影響力は全くない。

活発なファンは艦これに移り、新規のファンはおらず、老人だけが残るジャンル未来がないのは歴史証明している。

減少ペースを見るに、早ければあと1~2年で東方ネット上で話題になることすらなくなるだろう。

最早立て直しは不可能であり、平たく言えばオワコンということである


一方で艦これ未来は明るい。

元々の人気が高かったところにアニメ化というキャッチー戦略が功を奏し、ファンは増え続ける一方である

当然、二次創作に流れる層も増えてくる。

おそらくアニメ2期、劇場版も予定されているだろうし、あと数年は話題に事欠かないだろう。

かつて艦これオンリー即売会は振るわないと言われ続けてきたが、その中でじっと耐えてきた艦これサークルの忍耐がついに勝利したのだ。

今なお東方にしがみついているようでは、やがて二次創作というジャンルそれ自身東方に蝕まれしまうだろう。

艦これの今後の発展がますます楽しみだ。

2015-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20150209104601

これがもし「音楽活動」ではなく「同人活動」だったら

アマチュアとしてはなかなか上手い」という奥さんはガッツリと売上を出せるほどのレベルだろうし、

働いてない状態でも何も問題なかったんだろうね。

そのかわり増田が抱く、妻に対しての感情が「お前だけ好きなことやって楽しそうでずるい」から

「お前だけ好きなことやって楽しそうな上にお金まで稼げちゃうなんてずるい」になって、

更にモヤモヤちゃうかもしれないけど。

2015-01-22

同人活動楽しい

同人活動楽しい 楽しいんだけど

昔、一回ジャンルの壁サークルと企画本一緒に出すことになって合同スペースを取ったとき

相手方の止まらない客足と友達との会話、バンバン売れる本、袋に投げ入れられる英世に諭吉

そんなんを見てたら俺この人のおかげで今この瞬間売れてんだなあとか、金稼いでんだなあ、とか

色々考えてしまって たまにそれがフラッシュバックしてちくちくした気分になることがある

2015-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20150113123224

仮にそうなったとしても、ただでさえ売れないピコサークルヘタレ同人誌の値段が数十倍になったら尚更売れないので

彼らが値段を上げる事はない。

しろそれら「実費」より高い値段を付けている大手の値段が下がるだろうから

大手より高いヘタレ本を誰が買うんだ?となり、大手並みに値段を下げざるを得なくなるだろう。

そうなれば赤字に耐えられず同人誌を作るのを諦める人が増えるだろうね。

でもまあコミケに限れば倍率下がるだろうしいいんでない?実費取り返せないようなヘタレは本出すな参加すんなって事で。

今時同人活動なんてネットでも出来るんだから

2015-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20150110214339

 ※追記4

 書き始めた時点で存在している、返信が必要だと思ったブコメに対する返信

 id:kusoinakakagoshima 卑怯なのはテロ行為なんですが。ムスリム価値は豚の糞以下だよ 肥やしにもならない

 はいテロ行為はこれ以上ないほどに卑怯です。しかし、表現の自由を守るという文脈私たちはシャルリーである、と言うのも卑劣行為ですというのは増田を読めばお分かりいただけると思います。また、あなたの後半の発現はヘイトも同然な発言です。在日価値は豚の糞以下と言っるのと同様です。つまり、シャルリーにように建前として宗教批判しているのではなく、建前の時点で宗教を信じている人たちを直接的に攻撃しています

 id:sny22015 難しいな。米映画ラリー・フリント」では目を背ける様な唾棄すべき表現であっても法の下では護られるべきという、自由を勝ち取って作られた国の理念が描かれていたが…それは自由の濫用だという非難にも首肯できる

 アメリカは徹底した表現の自由の国です。あそこまでいくといっそすがすがしいなという思いがありますヨーロッパは、特にユダヤ人に対する抑圧の歴史から第二次大戦ヘイトスピーチ規制しようという機運が高まってきたので、事情アメリカとは異なります

 id:vhthlh これフランス国内一般人知識人達はどう考えていたのか気になる。

 フランス人の間でも前々から議論になっていました。イスラム団体の中には裁判という言論によってカウンターを行うグループが出てきたりしていましたが、こうした流れのさなかに今回のテロ事件が起きました。恐らく今まで積み重ねてきた努力が水泡に帰してしまうことを考えると、本当にテロは許されざる行為だという思いを強くします。

 id:hal9009 これに乗じてこういう統制主義者とでもいうべき規制派・自由嫌いがもっともっとヘイトスピーチとされる行為範囲を拡大していかなければならないって言い始める機会も増えるだろうな~

 表現の自由を維持するためには表現の自由をabuseする言論一定程度は規制する必要があると考えています

 id:ayanapapaネズミが腫れ物に当たったわけだからどうしようもない。ただ日本無関係な話ではない、イスラム教徒は増えているが他の先進国と同じく疎外され殻に閉じこもる。近い将来フランスと同じ事が起こらないことを祈る。

 日本無関係な話ではないという点に関して深く同意します。

 id:cider_kondo 欧州極右の主張は「イスラムは非寛容で政教分離を認めない。西欧価値の根源たる自由と寛容とは相容れぬ」ぐらい。セキュリティホールの一種で、イスラム側が世俗主義を導入しないと論理的解決はほぼ不可能。難しい

 ブコメ字数制限があるため分かりかねるところがあるのですが、それはつまり欧州極右の主張にも表れているように、イスラムに対して持っている問題意識はこれこれが最大にして唯一のものだが、これがセキュリティホールとなってしまっている。イスラム側がそうした問題点を解決しないと先には進めない」ということですか。つまりイスラムの人々が社会的に疎外されてる云々というところに対する反応だということですね。しかしながら、日本における在日問題も見れば分かるように、二世三世ほとんどその国の人間文化的には同質です。そうした人間であっても、社会的に疎外されて、結局イスラム教しかアイデンティティを見いだせなくなり、そしてイスラム教私たちという図式になってしまうのです。イスラム教否定されると、イスラム教しかすがるところがない人々にとっては、自身否定されたも同然になります。なお、イスラム教あなたどころか、欧州極右が考えているよりも案外柔軟な姿勢も持つ宗教です。イランイメージを強く持ち過ぎです。バーレーンのような国では本当にイスラム教徒なのか、というくらいには緩い生活を送る人々が多くいます

 id:oktnzm シャルリーの風刺が表現の自由の枠外なら諸国の言っている表現の自由とは一体なにをさすのやらw一番守りやすいとこ守っても切り捨て行為しかならんよ。

 前者に関して、シャルリーの風刺はヘイトスピーチであるので、それを表現の自由から外すことに何が問題かよく分かりません。後半に関して、主張するところの意図が分かりかねますが、後半部は「一番守りやす弱者であるイスラーム移民を守ったとしてもそれは表現の自由の切り捨て行為しかならない」ということでしょうか。でしたら、そもそも表現の自由の枠内に収まらないヘイトスピーチである以上、切り捨て行為ではないと思われます

 id:type-100 いや、正義の有無に関わらず与えられるところに、自由とか権利価値はある。これが表現の自由に対する毀損と感じるのであれば、それはあなた表現の自由よりも他の権利価値観を優先しているだけの話だ。

 与えられる、というか、侵害されないものとして、生まれつき保障されているというところに自由とか権利価値があることは事実ですが、それを濫用することまでは種々の権利自由は想定していないと考えています。つまり他者権利、即ち平穏無事に他者から毀損されることがないという権利を踏みにじってまで権利の濫用(ここではヘイトスピーチ)を行うことまでは許容されていないということは歴史証明していることだと思います。なお、これは決して批判を行うことを否定している訳ではないことを付記しておきます

 id:nekora 如何なる歴史があろうと銃を乱射してはいかん。本邦国内に数十あるイスラム寺院にも本件についてどちらを支持するかの聞き取り調査と公表を急げ。

 どうでもいいのですが、nekoraさんはもう同人活動を行われないのでしょうか。

 id:masm これを見るに、テロ一定の成果を収めたのかな。糞言論であれ、10-0でテロリストが悪いって意思表示することは悪くないのでは?あと、「ヘイトスピーチ同然な言論」か否かを判断する十分なソースをまだ見てない。

 はい10-0でテロリストは悪いです。だからといって、あなた言葉を借りたらヘイトスピーチも同然な糞言論表現の自由の一環として保護することになる私たちはシャルリーである、というスローガンは非常に危ういものです。理由は既に述べてきたとおりです。

 id:my_yours のっけから和訳を間違えている。

 「We are 99%」に代表されるように、この手のスローガンは"私たち"という使い方をすることが多いので、Je suisではありますが、私たちと訳してしまいました。不適切なので、より原文に忠実に訳します。ご指摘ありがとうございます

 id:kappei記事の人もブコメ同調している人も、自由主義理解してない。実はルソーマルクス系譜日本では優勢な気がする。真理がある、と考える人たち。

 すみません、何を言いたいのか、100文字という短すぎる制限では分かりかねるところがあります申し訳ございません。

 id:serio キリスト教徒が神だとしているイエス・キリストを、クルアーン人間だと言明しているイスラームは、それ自体ヘイトスピーチなのではないか、と極論を言ってみたりする。

 細かい話になってしまますが、キリスト教徒イエス・キリストを神である、とまでは言っていないと思うのでそのたとえの言わんとしているところが分かりません。

 id:Mochimasa 『「テロ行為の是非」と「シャルリーによる風刺の是非」は全くの別物である』 それなら"Je suis charlie”は前者の文脈テロ被害者として掲げられているのだから後者文脈でこれを批判するのはフェアではないのでは

 それならいいのですが、表現の自由の一環としても利用されている、つまり後者文脈でも利用されているのが問題なのです。つまり、その二つは別物なのに、スローガンにおいては前者の中に後者視点も入れてしまっているのです。

 id:homarara なんだそりゃ。誰かにとって辛い事は報道しちゃダメ、なんて縛りがあってたまるか。極論を掲載する新聞なればこそ、それを守る戦いが表現の自由を守る事になる。無難な事しか書かない新聞だけ守っても意味ないわ。

 自身アイデンティティ否定するようなヘイトスピーチ表現の自由の枠外であると考えています。「日本人は生まれながらの劣等民族であり、民族的に能無しで蛆虫寄生虫で云々」というようなヘイトスピーチを載せる自由はどこにもないです。そして本件はイスラム教自身アイデンティティにせざるをえなかったにも関わらずそのイスラム教批判されたために、先の日本人民族的に云々と同等の効果をもたらしているのです。

 id:hate_flag 苦しい生活を送っている移民宗教依存しているのでその宗教批判したらテロられた、というだけのハナシじゃん。悪いのはテロであって宗教批判ではないよね。

 はいテロは圧倒的に悪いです。いや、完全にテロは悪い行為です。ですが、本件でJe suis charlieと掲げることはおかしな話なんです、というのが私の意図です。テロられたというだけの話ではありません。

 id:rag_en 『「表現」の結果、とあるポジションが有利になるか不利になるかどうか』は、その「表現」の是非を決定付けません…で終了。表現規制理由が「傷つく人が」云々な駄論の近似。「救済対象の選別」からの「聖域化」。

 100字の文字制限があるからだと思うのですが、言わんとしていることが分かりかねます申し訳ございません。

 id:oldriver 思うに。(1)「テロリストにも三分の理」を全否定したい。つまり「この機にヘイトスピーチ糾弾しよう」というメッセージNG。(2)言論の自由コストを引き受ける覚悟表明。つまりヘイト「我々」問題である

 (1)も(2)もJe suis Charlieという標語意図、ということですね。どちらも原理的には正しい態度ではあるように見えますが、その態度が本当に正しいものかどうかは非常に疑問なところがあるのですよ。元の増田で書きましたが、これは歴史民族アイデンティティ問題も入った話です。そもそも、ヨーロッパではユダヤ教/ユダヤ人問題が大きなイシューになっていました。それを考えたときに、増田で書いたようなje suis charlieというスローガン問題を掲げました。

 id:sardine11あなたの言うことには何ひとつ賛成できないが、それを言う権利は死んでも守る」ことが言論の自由意味であり近代社会の前提であるはず。たとえシャルリに嫌悪感を抱いても反テロ運動まで批判するのはどうなの?

 反テロ運動非難しているのではありません。反テロ運動の一環としての表現の自由の中にヘイトスピーチを行う団体名が入っていることを問題視しているのです。

 id:ysync 暴力であるテロ言論であるヘイトスピーチを同じ「許してはならない」でくくるのはどうかと。テロ国家権力暴力)で排除すべきものだが、ヘイトスピーチ批判すべき対象暴力国家権力)で排除すべきでない。

 ヨーロッパにおけるユダヤ教/ユダヤ人問題が参考になると思います

 id:enemyoffreedom アレをヘイトスピーチとしてしまったらもう宗教の風刺・批判はできないような。不快で低質な表現こそを守れ、というのが表現の自由かな

 宗教の風刺批判ではなく、その背後にいる、その宗教を唯一無二のアイデンティティとせざるを得ない、社会的に疎外された移民の人々に対するヘイトスピーチになっているということを増田では書きました。後者に関しては同意しますが、表現の自由差別的攻撃的・他者を毀損するまでの表現を認めていません。

 id:shakespeareneverdidthis 例え在特会みたいな下衆であっても、報復として殺害されることがあってはならない。

 それは全くもってその通りなのですが、表現の自由を守るという文脈下地にあるスローガンに私は在特会である、というものを使うのはおかしいのではないのかという話です。

2015-01-05

永遠のアセリア

製作関連の高瀬さんがここしばらく同人活動が活発でアセリア無印版のプレイをまた最初から始めてみたった。

山道の前まではSS取ってこれたけどここでどうしても1ターン足りない。。。半日くらいずーーっと色々試行したけどターンが足りなかったので明日以降の続きプレイ20ターン消化でレベルとかじっくり上げます(´・ω・`)

攻略のヒントとかねーかなと思ってググったりとかして特に収穫はなく、その後でにちゃんのエロゲ作品別のスレ行ったら高瀬さん叩きが主流な雰囲気で吹いたww

なんというか、まぁみんななんだかんだ言ってアセリア好きなんですね。そうでもなきゃ10年以上前作品の設定あーだこーだとか言わないだろうと思う。

個人的にはあんまり10年前当時とかはこういう設定だったはずとか、後付がどうとか、高瀬さんとは違う人が設定したものとの矛盾がどうとかは全然気にしてない。

つーかだれがどういう風にやったって矛盾とか出るものだろう。

PCゲーの永遠神剣シリーズとしてはお話が完結してないので是非新作が出て欲しいもんです。

矛盾がどうとかは全く気にしない。アクティブ活動して情報が出てくるのは凄いいいことだと思う。

アクティブこそ正義だと思ってる。

ネトゲーとかでもあんまログインしないのにだらだらギルド所属される人よりも低レベでもこまめにログインしてイベントとか参加してくれる人のがアレだし。

是非とも新作お願いします。

2015-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20150103132009

本を出しているのなら、真っ先に嫉妬の種になるのは「自分より絵が上手い・売れている」だと思う

サークル参加して絵を描くからには、こう思っているはずってのも、かなり視野狭窄だがな。

おまえ、全国津々浦々どんだけのイベントがあって、どんだけのサークル同人活動)があると思ってんだ。

真面目に漫画家目指す意識高い系も居れば、好きだから描いて20部くらいコピー詩作って無料配布する人も居る(配れるとは言ってない)。

2014-12-23

嫌なら見なければいいを出来ない人たち

さなジャンルではツイッターは毒になった

というエントリがかつて存在した。

そのエントリを読んだ時にひっかかった何かを長いこと思案していたのだが、この間見た時にはエントリは消されていた(検索をかけたら転載されて残ってはいた)。

コメントを見る限り内容に批判が寄せられたようでもないし、筆者にどんな心の動きがあっての削除かはわからない。

現在読めない記事のことをとやかく言うのもどうかと思うが、どちらにしろこの記事自体自己満足なので許してほしい。

当初、上記の記事を見た時にとてつもない違和感を感じた。

私も腐女子であり、ツイッターを利用している。そしてこのケースと同じく、ジャンル人口が2桁に届くかどうかの小規模のジャンル活動をしている。

もちろん、中にはそりの合わない人もいる。

ケースとしては、彼女経験に近いものがあるはずだが、なぜか彼女の主張にとてつもないズレを感じた。

それが、昨日ふとわかったのだ。

きっかけはあえて触れないのだが、彼女と私にとって、ツイッターにおける同人活動の考え方そのもの根本的に違うのではないかという考えに至った。

彼女にとって、同人作品の良さを複数で分かち合うものではないかと思う。

そして私にとって同人作品の良さを個人で噛み締め、時にそれを発散し共有することだ。

同じではないか?と思われそうだが、二つには違いが有り、そしてどちらが正しいかなどというものではない。

先の文章で、彼女は「ジャンルが持っている」という言葉を使った。この言葉に引っかかりを感じた。

しかに、賑わいのあるジャンル楽しい。その作品に対するいろいろな考え、感想が読めるのは楽しい

しかし、個人で噛みしめることを前提とした場合、これは楽しみ方の一角でありそのものにはならない。つまりジャンルが持っていても持っていなくても関係がない。

(ついでに言えば先の記事にあったとおり、ツイッターの知り合いがいなければオフ活動が難しくなるなんてこともない。一人でもサークル活動イベント参加は可能であり、本を出したり買ったりすることと知り合いがいることはあまり関わりがない。)

それでも彼女には、気の食わない方々を排除できない最大の理由がこの「ジャンルを持たせている」ことだった。

確かに死活問題だろう。

複数で分かち合うことを前提として同人を楽しんでいるとしたら、その和を乱す者がいれば楽しむことなどできはしない。

イベントを本を出したり買ったりのために行き交流も楽しめる場所と考えるか、交流を楽しみに行き本も出せるし買える場所と考えるか、後者だとすればイベントまでもが楽しめない場所になるだろう。

逆に言えば、そうでない者からすればまったく死活問題ではないわけだ。

そうでない者からすれば、複数で分かち合うことを人から強要されることこそが和を乱す行為となる。

好きな作品を好きなように呟き、あるいは作品にしていたところ、突然『ジャンル』という名の枠組みに押し込められ、あなた発言ジャンルの和や風紀を乱すを行為だ、などと言われてもチンプンカンプンだ。

そして、個人で楽しんだ結果を出す者は、概ね人の地雷を気にしない。気にしていては楽しめないからだ。

配慮して発言するよりかは、事前に配慮必要のある人間との断絶を選ぶ。

見方を変えれば、自分が楽しむことしか考えておらず人の気持ちを考えていないと言えるだろう。

嫌なら見なければいい、と私のような考えの人は平気で言ってしまう。

そりゃそうだ。自分個人で楽しんで、そのついでに気の合う人と共有をする程度だったら、苦痛になる部分を切り取ってしまっても根本の楽しめる部分は残る。

でもそれが出来ない、『ジャンル』を楽しむ人たちには、とてつもなく無責任発言になる。彼らにとっては、声の大きな人たちの汚染で、気に入らない考えが広まれば楽しく話を出来る人が減り、結果として楽しみがなくなってしまう。そのジャンル汚染の元が絶たれない限り、平穏はないからだ。

そして確かに、ツイッター汚染が広がりやすツールといえる。

そばでアナフィラキシーを起こし、ひどい時には死んでしまう人もいる。生死に関わる問題だ。アレルギーを持っていれば、この世からそばなんてものがなくなればもっと平穏に生きられるのに、と思うのは無理がない。

しかしその一方でそば屋で生計を立てている人もいる。そのそばを支持する人もいる。

ツイッターはそばアレルギー持ちとそば屋が急に一つ屋根の下で暮らすことになったようなものだ。

確かにアレルギー持ちにとっては毒だ。

一つ屋根の下に強固な壁を設けて部屋を区切り、相手と隔離して生活をするという手がある。

またはそこを出ていって、近くにアパートを借りるという手もある。そこでごく気の合う人を招いたりルームシェアをすることもできる。

なんで私だけがそんなことをしなくてはならない、と思うかもしれない。なら、そば屋に私のようなアレルギー持ちに配慮して金輪際そばなんか作るな、生活から立ち退けと言えるのか。店員や客に白い目で見られるだけだ。

そば屋が出来るのは、アレルギー持ちとわかった相手にわざわざそばを提供しないことまで。そして多くのアレルギー持ちは原材料を調べる等の『自衛』を行っている。

作品キャラを好きでいる気持ちを大事にしたいのか、人と楽しむことを大事にしたいのか。

今回、彼女後者を優先して前者を殺してしまった。

悲しいことではある。 ひとつ作品キャラを好きになればなるほど、不思議とこのふたつの両立は難しくなっていく場面が多い。

けれど問題はいつも対処法が存在する。

彼女が前者を大事にしたいなら、今後同じ問題に直面した時、なにかしら対処法があるのではないかとも、思う。

2014-12-10

最近女性向け同人アンソロの誘い方が雑すぎる

10年近く女性向けで同人活動をしていて同じジャンルアンソロ企画から声がかかる事も少なくはない。これまで、何冊ものアンソロ執筆依頼を光栄に思い、その度に全身全霊をもって応えてきた。しか最近はそういった気持ちよりも疑念を抱く事の方が多くなった。

ここ数年の間に頂いた執筆の依頼があまりにも雑だからだ。

私自身もアンソロジーを何度か主催してきたため、雑な執筆依頼のメールには肩を落とさずに居られない。微々たる経験値だとは思うがこれから執筆依頼のメールを出す方は以下の事を最低限の事と考えて参考にして欲しい。

まずはじめにこういった依頼はメールで送るのが基本である

連絡先がわからない作家に対しては…

pixivメッセージで依頼する。(連絡先がわからないためSNSから打診することについて一言お詫びをいれる)

twitterで依頼したい案件があるとメールアドレスを尋ねる。(タメ口は勿論駄目!)

最初に送るメールはファンメール

・件名「△△△アンソロジーへの執筆のお願い/自分名前etc
名前を名乗る(当たり前だ)
・某日開催予定の〇〇〇の即売会にて△△△のアンソロジーを発行することに至った事を書く
・つきましては×××様に執筆を依頼したいとの旨を書く
簡素アンソロジー概要サイズなど)や、依頼内容(カップリングや全年齢向けであるかどうか、テーマなどがあればそれらも)、締め切り(具体的な日にちは書かず、○月上旬など大まかなスケジュールでOK)、謝礼についてリスト状で書き連ね、執筆をご承諾頂けた場合更に詳しい原稿のの詳細について折り返し連絡したいと書く。
・ここからラブコールをする(とても重要

執筆者は何故自分を誘ってきたのか、意図不明瞭であればある程、ただの数合わせなのではないかと不安になり、やる気が削がれていく。

公募型のアンソロジーについては詳しくないので省くが、私の場合はこの人の〇〇がどうしても見たい!アンソロジー掲載したい!と、いう強い想いから執筆をお願いする。

なぜそう思うに至ったか?相手がこれまで発表してきた作品に感銘を受けているからだ。その想いを素直に丁寧な言葉で書き連ねる。

執筆依頼の返信の締め切り期限(こちらの都合で申し訳ない旨も書く)とお忙しい中お目通し頂いた事への謝辞を述べ、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。(主催が何者であるかわからないと不安になる事が多い!)

執筆を快諾された場合

執筆を快諾して頂いたことへの謝辞
原稿の詳細について書く。(メールだと長文になりすぎるため、WEBに◇の必要事項だけを掲載した執筆者専用のページを作成し、そのURLをお報せするのも良い。(勿論そのURL執筆者以外に広めることがないようにお願いする)
アンソロジー概要

タイトル(仮題でよい)、本のサイズ装丁が決まっていれれば装丁なども

◇発行イベントとその会場
◇依頼形式漫画イラスト小説などなど)
原稿サイズ形式

イラスト漫画場合解像度や塗りたしを含めたサイズカラーモード、推奨ファイル形式など)

小説場合青空文庫を流したwordテンプレートを配布する)

◇具体的な締め切り日時

あくま私生活の合間を縫った執筆である人が大半である。万一の事を考え早めに設定しておく必要がある。)

◇謝礼について

(完成本の他に原稿料が出せない事へのお詫びと代わりに粗品を渡したいという旨だけ書いておく)

(※1完成本と一緒に1000〜3000円相当の菓子箱等やAmazonギフト券図書カードなどを渡すことが多い/粗品の内容については勿論メールで触れなくて良い)

(※2原稿料を設定する主催も勿論居る)

◇完成本の受け渡し方法
◇その他:ご留意頂きたい事柄や再録時期についてなど

(頂戴する原稿の一部を告知の際にこちらでトリミングし使用するお願いと作品の各々の再録時期に着いて明記する。

また、原稿の全体を公開しない形であれば、各々で作品の一部を公開し企画宣伝することも可能だと書く。サンプルを告知するまで個別宣伝を避けたい場合はその旨も)

・返答期限を設定した参加形態についての回答テンプレートコピペして記入してもらい、返信して頂く)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ご参加頂ける名義の確認PN

漫画なのかイラストなのか小説なのか)

漫画小説場合は後日また期限を設定し頁数、左右の始まり自己申告して頂く形にする)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・何か質問などがあれば連絡が欲しい旨、今後何度もこちらからご返信をお願いさせて頂く形になる事へのお詫び、アンソロジーを良い物にしたいという豊富、改めて執筆のお礼を伝え、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。

執筆拒否された場合

・この後音信不通という事はあってはならない。きちんと返信する。マナーである
・今回は残念だが先方の今後の活動を応援している旨を書いて、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。

その後のやり取りの一例

【頂戴した寄稿原稿感想(内容に触れた感想を書かない主催さんが多すぎる!)】
入稿完了とサンプル告知のご報告】
献本の受け取り方法
イベント終了後、無事に発行し頒布を終えたことのご報告と謝辞など】
【郵送の場合は発送のご報告】etc

主催はその後も様々な用件で執筆者の皆さんと連絡を取り合っていく必要がある。

しか企画が進めば進むほど、締め切りが近くなりイベントも近くなり、入稿データの準備や個人誌の原稿イベント参加の準備で、主催尋常でないほど忙しくなる。

しかしそれを理由に、執筆者達に適当な連絡を取っていいというわけではない。

また、こういったメールでのやり取りだけに気を配っていれば良いというわけではない。

企画が無事に終えるまで、主催執筆者からの信頼を失わないようにを日頃から心がけておくべきである

例えば…

ツイッターブログpixiv軽率発言をしない(私生活愚痴や他のカップリング地雷だと公言する、他の作家揶揄する、他のジャンル馬鹿にするなどなど…)
執筆者が見ている場所特定作家原稿だけをやけにアゲる発言(実際に多い、あまりにも純粋過ぎて驚く。アゲられない作家は「期待に添えた原稿が渡せなかったんだ」と自分を納得させるがやはり印象はすこぶる悪い(しかもこういう場合に限って原稿を提出した後のメールで全く内容に触れた感想を書いてこない))

などである

最後

アンソロジーならば個人誌よりもハードルが低いと勘違いされることが多いのか、twitterなどのSNSで流れに任せてアンソロ企画を強行してしま若者をよく見かける。特にこれは同人初心者であることが多く、目も当てられない事態だと感じた。

ある程度同人活動経験している者であればある程、原稿執筆する事の精神的肉体的負担理解しているし、人の原稿を頂戴する事が決して軽い事では無いと想像する事は容易いはずだ。

同人活動は「好き」の気持ちで本を作ることが殆どであるが、アンソロジー場合はそういった熱意の他に様々なスキル必要になってくる。

原稿にかける時間は人それぞれであるが、どんなに好きな作品カップリング企画であろうとも自分原稿私生活に宛てがうはずの時間を割いて執筆する事に変わりはない。そんな中だからこそ、同人経験が豊かで原稿の扱いに慣れており、自分原稿を期待して待っていてくれて、その作品カップリングが好きな方達が喜んでくれるような一冊を作りたい、そういった熱意がしっかり伝わってくる主催原稿を提出したいと考えるのは当然ではないだろうか?

アンソロ主催とはボーッとしていれば執筆者原稿勝手に集まってくる役得仕事ではなく、執筆者達に最大限の敬意と気配りをしながら、企画をまとめあげなければならないパワフルな仕事である事を念頭に置いて欲しい。

※ここに書いたことは私がこれまで経験してきた連絡手順であるので、一意見として参考にしてください。気配りの仕方は人それぞれなので、主催さんは自分で考えて執筆者さんへの配慮をお願い致します。

※2何故か去年の記事が今年になって拡散されていたので書き忘れていた部分を少し足しました。依頼文が不安な方は信頼出来るお友達などにメール文を一度チェックしてもらうのもアリです。素敵な企画成功する足がかりとなれば幸いです。(追記2015.09.08)

2014-12-01

絵を描くのをやめてみたら幻想が解けた話

これまでずっとお絵描きばかりしてきた人生だった。といっても絵を仕事にできるほどでもなくて、趣味レベル同人活動未満、それでもたぶん幸福だったと思う。毎日毎日次に何を描こうかと考えて、何かひとつ描き終えたら一息つくけれど、間もなく意味も無い「何かを描かなきゃ」に急かされて、一週間経たずに何かを描く。しばらく何も描かずにいると『自分ダメなやつだ』と思えてきて、慌てて次に何を描くのか考えた。私の絵はいわゆる普通萌え絵漫画絵の部類で、毎週少年誌を読むたびに真似できそうな技術を紙面に探した。ひまさえのあれば他人の服のしわや、自分の指の形を見ていた。

自分が格別絵が上手いとは思わない。これまでに何度か、絵の報酬に金銭を受け取った経験はあるから、少なくとも人並み(ここでの『人』とは日常的に絵を描かないひと描くひと老若男女全てを含めたものとする)以上ではあるはずだ。けれど、今日び知れ渡っているように、絵描きはすごいひとは本当にすごいのだ。だから口が裂けても、自分は絵が上手いですなんて言えない。

上を見れば、目を焼かれる。

それでも描き続けていられたのは、それでも自分の絵が好きだからで、下手なりに少しずつ上達できることが楽しかった。昔描けなかったものが、いつの間にか描けるようになったことが嬉しかった。描き上げたあとの達成感に生きた心地を感じていた。絵を描くことの他に、大した取り柄も無い(こうした鬱憤増田に書ける程度の日本語能力くらいはあるが)。そういう風にしか生きていかれない人間なんだろうと思っていた。


今年の春に就職した。先々月あたりから仕事が忙しく、また私生活でも資格勉強などに追われた。気付けば絵を描かなくなっていた。

短期的に絵を描かなくなったこと自体はこれまでにだってあった。けれどその場合はいつも、その間ずっと『描きたい』『描かなきゃ』と強迫観念が渦巻いていて、他人イラストを見たり漫画を読むたびに後ろめたさでいっぱいだった。

ところが不思議なことに、心はずいぶんと平穏だった。

他人の絵や漫画を見ても、普通に面白い楽しい。何も考えない時間が増えた。他人に対する嫉妬や粗探しや強迫的な向上心を忘れた私は、ただ漫然と与えられた素晴らしい二次元空間享受し、消費し、再生産はしなかった。幸せだった。不思議なことに、幸せだった。

ずっと自分は絵を描き続けていなければダメになるタイプ人間なのだと思っていた。あるいはそうであることが、『いい年して金にもならない絵を描いている』自分への免罪符だった。私にとって絵を描くこと心は平穏に保つ術であると思っていた。創作欲というものを信じていたのだ。中学高校大学と、以前の仲間のなかには絵を描かなくなってしまう者も多く、私はそれを寂しく思っていたが、自分はそうはならないだろうと訳もなく思っていた。馬鹿らしいことに。

絵を描くことに意味もなく追われていたあの時期が、次第に思い返すに幸福には思えなくなってきていた。


あるいはこんな幻想も解けた。

先日、あまりに暇だったので、久々に絵を描いた。そして驚いた。

自分はこんなにも、モチベーションの低い世界で絵を描いていたのか、と。

下手なことに気付いた、とかではない。元より自分画力現在限界なんてよくわかっているし、自分の絵が飛びぬけて上手だなんて思っていない。そういうのではなく、なんというか

  • 描きおえて自分がある程度満足感を得られる完成度

  • 私の思う、ある程度達成感を感じるべき『だろう』完成度

にあまりにもかけ離れていて、そこに愕然とした。

到底自分の絵に自信を持つことはできないように思われた。絵を描くのをやめてみたら、幻想が解け、あとには多少人並み程度に絵を描けただけの人間と、やたら部屋を散らかす荷物だけが残った。昔抱いた等身大目標も、全ては稚気じみた夢に思える。


つらい。

2014-11-30

ハイキュー作画監督炎上事件は何がいけなかったのか

はじめに

表題炎上事件について→http://matome.naver.jp/odai/2141693171094339801

この件についてはいろいろなサイトでまとめられているのでここで特筆すべき点はない。

ただ、未だにTwitterなんかでこの件の発言している同業者が、作品好き嫌いくらいある、仕事愚痴言って何が悪いんだとか、同人くらい許してやれなど、なんとも的外れ発言をしている輩がいるのが大変趣深いと感じている次第である

はっきり言ってそんなこと言っている阿呆ネットなんてやめてしまえと罵声を浴びせたいくらいではあるが、ではそもそも何がおかしいのかをここで吐き散らしたいと思う。

何が問題だったのか

今回、黒岩氏の問題行動のとされているものが、【仕事ネガティブ発言】【きわどい同人作品の公開】である

仕事上の愚痴や文句なんて、アニメーター関係なしに誰でもつぶやいているし、ちょっとやる気のでないことなんで誰でもあるのでさして問題ではない。

同人活動についても、アニメーター本なんて世の中にいくらでもあるし、Twitter上なんかでもよくアニメーターが書いた絵がアップされているのでこれも目くじらを立てるものではない。

(同人活動については北久保弘之氏の発言が詳しい→http://ask.fm/LawofGreen/answer/117998437839)

では、これらの行動は何が問題あったのだろうか?

結論から言うと、黒岩氏の行動によって【Production I.G及び作品ブランドイメージの低下】をもたらしたことに問題がある。

まず、この発言をした黒岩氏が、ハイキューげんしけん二代目など、有名作品作画監督経験がある有力アニメーターであることを特筆したい。(http://www7.atwiki.jp/anime_wiki/pages/1572.html)

作画監督とは、担当話数の絵の品質を保ついわば管理者であり、何十人という人によって描かれた絵を統一させる、重要ポジションである

そんなポジションに居る人物が、【仕事ネガティブ発言】をするとどうなるのか。

ファンからすればやる気出せとか本気出せとか憎悪感情がこみ上げてくるが、最も懸念されるのが、作品品質の低下である

こんな発言をしていれば、ちゃんとしたアニメが作られるだろうか?と誰しも不安になるだろう。

当然、黒岩氏に発注したProduction I.G側の信頼も低下するであろう。

【きわどい同人作品の公開】はどうだろうか。

ハイキュースポーツアニメであり、断じて男同士が肌を密着しあう作品などではないだろう。

それを有名な黒岩氏の名前で公開すると、作中のシーンなのかと勘違い生まれる。すると当然、作品に対するイメージも悪くなる。

(この点は、スマイルプリキュア大塚監督コラ画像の禁止を訴えたのと近いと思う→http://matome.naver.jp/odai/2133688607261002601)

以上のことから、影響力の高い人物にもかかわらず、会社及び作品ブランドイメージ低下のをもたらす行為をした黒岩氏に対し、厳正な処置が取られたものと考えられる。

会社からすれば、自社のブランドイメージを傷つけた社員に対して処分をするのは当然の行為である

なお、

当社といたしましては社員に対するSNS運用基準などを設け、都度適切な運用を心がけるように指導を行っております

(出展http://www.production-ig.co.jp/hotnews/2014/112601)

とあるように、SNS利用規約存在することが明記されているため、単なる規約違反であるともいえる。

おそらく規約には、不適切な利用をしたものには作画発注の停止等相応の処置が取られるように明記されていたのだろう。

愚痴同人作品活動もしたかった黒岩氏はどうすればよかったのか

匿名で行うこと】に尽きる。

個人が特定されなければいくらでも愚痴を吐いてもよいだろう。同人活動もこっそり(広報活動をしない、別名義で描くなど)行えば良いだろう。

Twitterの鍵付き機能など、プライベートアカウントでは無駄だ。1人でも発言を見ていたら、いくらでも転載される可能性がある。

Twitterを始め、SNSは昨今身近なツールになり、いつでもどこでも投稿や閲覧が可能になった。

からこそ、すべての発言ネットに繋がったすべての人に閲覧される可能性があることを十分認識しよう。

影響力のある人は、自分立場を考え、自分発言・行動がどの様な影響をもたらすのか、どの様な解釈をされるのかを良く考え、軽率な行動を取らぬようよく考えていただきたいものである

2014-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20141113222225

よかったね! 自分で何かを作った体験や、楽しい思い出があるのは人生の宝!٩(๑╹ꇴ╹๑)۶

きっぱり卒業もいいかもしれないけど、30代で同人やるのも楽しいよ!

子供中学入って少し手を離れたからと、コミケ復帰した主婦の友人は……今は親子で同人活動してるw

2014-11-13

クローゼット整理してたら当分見てなかったあたりからダンボール箱でてきて、中名にこれとか思いながら見たら昔同人活動してたころの、自分が出した本とかどうしても好きだったり友達のだったりで処分できなかった同人誌が詰まってた。私が今31で、7年ぐらい前までやってたんだけど、サイトもなくなっちゃった同人友達とも皆疎遠だしで、一人でクローゼットの前に座り込んでかなり感傷的な気持ちになった。

あの当時バブルの泡みたいに色んな、本当にいろんな人とちょっとだけ関わっては離れてを繰り返して、初対面の人とも飲み明かしたりしてすごい遊んで、その人たちはみんな多分それぞれの人生を生きてて、でもあの頃ちょっとだけ交わったこと自体は本当のことで、とか考えたらなんともいえない激しい感慨に襲われた。

あの頃遊んでくれた人、皆ありがとう。細かいことまで覚えてないけど、楽しかったな。

自分青春時代が終わってしまったことを痛感したけど、本当に楽しかった。ほんっと楽しかったなーーーー!!

2014-11-07

お仕事

今働いてない

デザイナーやってたけど、色々あって新人の域を出る前に辞めた

そのとき貯金と親の援助で生きてる


その後同人活動してまったり暮らしている


同人は2次もオリジナルもやっってるけど全然売れない

1回のイベント10冊くらいかな。

もちろん赤字


イラスト漫画絵画もやりたい

デザインはまぁ必要があったらやるかな


将来どうしようかな

イラストレーターになりたい

・・・いや、本当はアーティストになりたい

自分で好きなように絵を描いてそれが売れて生活できたら嬉しい

でもきっと難しいのでイラストレーターになりたい


どうしたらイラストレーターになれるのか分からなくてとりあえず編集部に持ち込みなど行ってみたけど

かわいい絵ですね^^って言われてその後音沙汰なし


とりあえず今は描いて画力上げたほうがいいのかなと思い、毎日家で絵を描いてる

自分がやってることが正しいのか分からない

2014-11-05

やっぱ、非処女が増えたか結婚しなくなったのかね?

日本だけの話になっちゃうけどさ。

非処女だと、女のほうも、「恋愛たくさんして結婚」みたいなイメージになる。一発の恋愛価値っていうか、「たった一人の相手シカ選べない中で結婚してこの男を選んだんだ」って意識希薄なっちゃう。

男の方も「処女セックスできるからメリットあったのに」ってマジで結婚メリットなくなる。

  

結婚メリットデメリットで考えるなっていう人は、夫婦生活みたいなのがアイデンティティなるみたいな話なんかもしれないけど、

アイデンティティみたいなのって今の世の中楽勝で手に入るからなあ。

ネットでもいいし、同人活動でもいいし。

本当にメリットデメリットで考えないアイデンティティっていうと、そりゃもう『貞淑な妻を囲って守っている俺』みたいなのだと思うよ、夫婦なら。

これが無くなったら、そりゃメリットデメリットしかないやん。

非処女アイデンティティは厳しいと思うよ、選ばれた感が男にもないもん。草食系、そりゃなるよ。

  

って思うけど、先進国は軒並み結婚率下がってるし、処女を守る国も多いみたいだしあんま関係ないのかね。

2014-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20140803112817

しろそういう方が「今時の典型的アニオタ」って感じがする。

深夜アニメをよく見てて自分でもオタクだと言ってる人に「同人?うん少しは読むけど。…え!あなたは描く方?さすがにそこまでは…」とドン引かれた経験がある。

まさかオタク相手に同人活動をしてるくらいで引かれるなんて予想外だったよ。

今はライトな人が多いんじゃないかな…。

2014-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20140727133920

なるほど。

というか同人は、全体の動きとして許可もらったりアウトなゾーンから脱出するという行動は起こさないんだろうか?

商用目的でやらない限り健全なファン活動しか思えないし、芽はあると思うのだが(エロでないものを見たことはないが)

何故ここまで白黒なぁなぁで活動できるんだろう?その中で自分たちだけの基準で白黒つけようとするのだろう。

危険スケボーなどのエクストリームスポーツは禁止されていなければどこでもできるけど、きちんと楽しめる場所を作っている。

同人活動ってそういうことはしないのかな?

アウトだと思ってるなら尚更。業界ルールを作って権利者と交渉してくれる団体を立ち上げるとかさ。

その団体存在が許される経済規模でもあると思うし。

タイムラインからプロフィールを確認したところ、ジャニとかバンド名とか書かれていたけど、そのジャンル人間だという確証にはならないね

あなたの周りではいないのなら、全体としていないということで別にいいです。

http://anond.hatelabo.jp/20140727120548

それは読んだけど、だから何?

被害者の許容ラインを超えない範疇節度を持って良識的な同人活動を!と言われても俺はどう答えればいいのか。

どっからアウトでどっからセーフでその基準はなんなの?

叩いてたジャンルはいないとのことだけど、自分タイムラインには、大量に流れてきてたのだけど…

まりあれは外部の人間がやったってこと?なんのために?

ナマモノ同人二次より「危険」か

(追記しました。長くなったので別エントリhttp://anond.hatelabo.jp/20140728214143

あと半ナマ映画ドラマ等で実在の人物が演じた架空キャラを元にした二次創作、です。すみません。)

10年以上ナマモノ同人活動している腐女子です。

最近中古同人誌ショップウェブで大々的にナマ同人宣伝問題視されました。ショップはすでに謝罪宣伝ツイートを削除しています

これに関して、ナマジャンル活動する者として普段から思っていたことを書くいい機会だと思ったので匿名投稿することにします。あくまで個人の主張であり、こうすべきなどの押しつけではありません。あと長いです。

なお、以下は「同人のものに反対、全同人は滅びろ」という方向けの文章ではありません。ナマは二次より危険だと考える人に、本当にそうだろうか、と問いかけるためのものです。

要旨


※この文章内では
同人権利者が許可していない同人活動
します。許可を得た二次創作同人一次創作は含まれません。あとほぼ女性向けの話題です。
ナマ=実在の人物を元にした同人二次二次元キャラを(以下同)。




今回のような宣伝は今に始まったことではない

店頭でもウェブでも、ナマ同人誌は今までも販売されていました。現プロ作家過去に出したナマ同人誌写真付きで宣伝されていたり。念のため言っておくと、当方観測範囲ではこれらはすべて中古同人誌ショップであり、書店での委託販売ではありません。もちろんヤフオク等でも作家に無断で売買されています

同人誌にはほぼ全て「中古書店ヤフオク等への出品はご遠慮ください」と明記されていますしかし、この注意書きはナマに限ったことではなく二次同人誌にもあります。ナマだけを問題視し騒ぐのはおかしい。

問題視するとすれば中古ショップが禁止されている同人誌を扱うことや、該当店舗で売買する購入者たちについてでしょう。言うまでもなく、これもナマか二次かを問いません。中古売買は同人を楽しめる建前かつ大前提のはずの「個人の趣味範囲」を逸脱していないか?という問題であり、ナマのルールを守れ!とかナマ独自の問題ではないはずです。

「ナマは二次より危険」は根拠が曖昧

ジャニーズ同人を出していたサークル事務所に呼び出され土下座させられた」という噂はかなり昔から耳にしますが、ソースとなる情報を目にしたことは一切ありません。(当該ジャンルに詳しい方でソースを示せる方はご提示いただければ幸いです。)ジャニーズ以外のナマジャンルでも似たような言説が飛び交っていたりしますが、どれも都市伝説の域を出ません。そしてこれらの言説の多くは実際にナマをやっているジャンルではなく、他ジャンルの人たちが「~らしいよ」という伝聞調で広めている印象があります

参考のため当方が確認している事例を挙げてみます

ポケモン同人誌事件

wiki(※この件は情報ソース錯綜していることで有名らしいので、一応こちらも→ポケモン同人誌事件の情報ソースについて

しまじろう事件

ベネッセからサイト閉鎖を要求された作者氏のページ

ときメモビデオ事件

wiki

権利者から警告書を送られた二次創作の海外事例

wikipedia:Legal issues with fan fiction

国内でも海外でも権利から通告が来たり逮捕に至ったのはすべて二次または半ナマジャンルです。ナマの事例は見つかりません(※もし海外ナマの事例をご存知の方は補足お願いいたします)。

じゃあ、ナマは危険じゃないの?

いいえ、ナマモノ危険です。ただし、二次ジャンルと同じように危険なだけです。言うまでもなく、無許可二次創作は訴えられていないだけで全て権利侵害には変わりありません。「ナマだけが特別危険」という思い込みは間違いです。ジャニーズからよりいっそう危険、ということにもなりません。

実在の人物を対象にするから名誉毀損では?との考えもありますが、これも判例はなく個別の判断になると思います。少なくともはっきりナマは二次より危険、と言える根拠は乏しいです。

ナマのローカルルール無意味馬鹿馬鹿しい?

上で見たとおり公に問題視されたのは二次半ナマだけです。仮にこれがナマジャンルでは主流である「サーチ単位検索避けイラストSNS等を使わない、ツイッターでは鍵をかける、同人誌専門店への委託販売はしない」etc自主的ルールを徹底してきた結果としたら、そのルールは一概に無意味とは言えないのかもしれません。

ちなみに過剰な検/索/避/けや当て字伏せ字は2ちゃん同人板の文化であり、ナマ同人文化ではないです。同人板では週刊少年ジャンプ=飛翔など二次も伏せ字されますし、801板では伏せ字への反発も強いです。

ナマルールを守らないとジャンル内で吊るし上げになる?

ブコメにナマジャンルで掟破りすると苛烈制裁をされる、とありました。 たしかにナマでは極力露出を控える活動方法が主流なので、そこから外れる人は目立ちますしかし目立つことをして叩かれるのは二次ジャンルでもよく見ますし(人数が多いから叩きも多い)、実際に当該ジャンル活動してもいない人が狂信的な魔女狩り集団かのように言うのはただの偏見です。ちなみに私のジャンルでは.htaccess検索避けすらしていないサイトさんもいますが叩きはありません。

「ナマはルールが厳しい」というのもまた、内部をよく知らない外野勝手に一括りにしてレッテル貼りしているのではないでしょうか。

なぜナマばかり危険視されるのか

ジャンルのことは分からないから無知としても、都市伝説が一人歩きするのはなぜか。もしかしたらそれは、ナマに比べれば二次安全!と思いこみたい心理ではないのか。ポケモンサンライズディズニーなど、危険といわれるジャンル自分から切り離し、「私たちは(○○と比べて)安全からいいんだ」と心の中で言い訳をしてはいないか。…このへんは想像ですが。

言うまでもなく、このジャンル大丈夫、などはただの思い込みです。ジャンル免罪符になりません。

危険」とは何を指すのか

権利者に見つかって訴えられる危険」程度の意味としたら、繰り返しますが、過去の事例からすると二次ジャンルでも同じく危険です。「架空キャラを作った作者や関係者に見つかるより、実在の人物本人のほうが危険」と言える根拠ははっきりしていません。肖像権が関わるからというブコメもありましたが、断言できるほどではない。

もちろん実在の人物が見る可能性があると拒否感が強いという心情は理解できますしかし心情だけを根拠にナマだけが危険危険と騒ぐのは正しい態度ではありません。「当人が見ると気分を害するから」という理由にしても、二次キャラの作者や関係者なら気分を害してもいいとは私は思いません。


まとめ

同人は自由にやれるからこそ楽しいものです。しかし、同人の自由は常に違法性を抱えていますニトロプラス同人ルール改定からも読み取れるとおり、現在同人界隈は巨大化しすぎており、ともすれば「趣味範囲のファン活動」という大原則が忘れられがちです。将来的にはTPPの影響などもあるだろうし、都市伝説デマではなく、海外の事例も含めて正しく判断すべきです。

個人的にはごく小規模な活動でも同人の楽しさはじゅうぶんに味わえています。こういう活動はしない、と決めたのも自分の考えであり、ナマだからルールから、ではありません。

誰かが決めた「ジャンルルール」や「空気」に盲目的に従っているのは二次者も同じではないでしょうか。SNS作品を発表したり、同人誌委託販売したりする前によく考えなければならないのはどのジャンルでも同じです。自由な活動からこそ、一人一人がよく考えて行動していければいいと願っています

2014-07-24

漫画ラノベでいつまで経っても完結しないのはSSのせい

あいつらが作者が考えてるであろうシナリオを悉く潰して行ったか

筆が進まないんだと思ってる。

あいつらの創作活動をある程度縛るべきじゃないか?

ニトロプラスみたいにSS同人活動のそれだから使用料を払うようにすべき

でないと今後似たようなケースが起こって都度作品が完結できなくなるような事態が頻発する。

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