2015-02-24

業務委託で入っていた現場を辞めた

特定覚悟で書く。

業務委託で入っていた現場を辞めた。

出版社システム部門だ。

現場に入ったのは1年ほど前、大手メーカー下請け業者退職した後だ。

その現場には一度常駐していたことがあって、額面で月33万円で業務を委託すると言われた。

年収に直せば前職を上回るし、向こうはこちらがうつ病を患っていることも知っていた。

個人事業主になって、嬉々として現場に入った。

困ったのはSSRIを飲んでいても、週に一度か二度、休んでしまうことだった。

その状態で四ヶ月働いた。身体は少しずつ良くなっていった。

33万円を4回支払われた後、「雇用額を19万円に変更する」と言われた。その代わり週3回来ればいいと。

俺の仕事は、基本的正社員が振ってくる作業をこなせばよかった。前日に手持ちチケットをこなせば、正社員がチェックするまですることがなくなる。

正社員はだいたい11から昼過ぎに来る。俺の出社時間自然と遅くなっていった。

その状態で2回、19万円が支払われた。そして、「支払いを出来高制にする」と言われた。

出社が遅かったり、不定期だから責任の重い仕事は任せられないと。

Redmineチケットごとに予定工数が振られ、1人時につき2,000円。こちらが受け取る給与は4万円台まで落ち込んだ。

いつ仕事があるかわからないから、平日は毎日出社する。当然アルバイトもできない。

酒を飲むことが何より好きだったが、同棲相手に生活費のほぼすべてを負担してもらっている以上好きに飲みに行くことはできない。

同人活動もしていたが、本を刷れない。「次のコミティア出ないの?」という友人の言葉が辛かった。

飲みに行かなくなり、即売会に行かなくなると話し相手は同棲相手だけになった。

俺のとりとめのない愚痴同棲相手もうんざりしていた矢先に、その同棲相手が職場ストレスや、俺を養っていることもあってか、適応障害になった。

もうどうやっても続けていけない。かつて「いつか誠意が通じるよ」と言ってくれていた同棲相手も「死にたい」としか言わない。

俺は現場を去った。仕事はこれから探すが、これ以上儲からない職もそうそうないだろう。

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