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はてなキーワード: 兵力とは

2016-06-07

[]:00 増田の路傍

 かつて十一を数えた増田家のうち、すでに四家が領土喪失した。

 明日は我が身に同じ苦難が降りかかることを恐れず、あるいはその恐怖から逃れるために

残る七家は自分以外の増田家を滅ぼす方途を探っていた。

 最北の増田家(一)は、せっかく手に入れた増田領(二)を増田家(三)に奪われ、増田島の北に押し込まれている。

 そこで、ゆいいつ残された海路増田家(四)と連絡し、増田家を挟撃することを目標にしている。

 だが、増田家(四)は他方面も抱えており、なかなか色よい返事をしてこない。

 増田家は足りない兵力を補うため、豊富資金放出して北方異民族傭兵にしはじめた。

だが、それは家中火種を増やす危険行為でもあった。

 主な戦力:譜代衆、旧増田(二)衆、傭兵軍

 滅びた増田家(二)であるが、落城前に降伏したため、当主以下おおくの人物が生き延びている。

 現時点の増田島では城主切腹の代わりに城兵を助命する風習はさいわい存在していない。

そもそも攻めた増田家と守った増田家も親戚なので、あまり目覚めの悪いことはできなかった。

 旧増田領が失陥したあとも、旧増田衆の大半は人質がいるために、増田家(一)で働かされている。

しかし、根無し草使い走り状態に耐えかね出奔するものが後を絶たない。

 サバイバル成功した増田家(三)は、被害をおさえて増田家(一)を確実に詰め、

背後を安全にしてから南進する方針である

地道に南北軸の鯖街道を一層整備して増田家(四)の急襲や北方三家統一後の兵力移動に備えている。

 現状では増田家(一)との海上での戦いが最も激しかったりする。

 主な戦力:譜代衆、カラトラヴァ騎士団、旧増田家(二)国人衆水軍

 恐ろしき当主がひきいる増田家(四)であるが、周辺諸国に比べると勢力の伸張に劣る結果になっている。

 最初につぶして手に入れた増田家(六)領は四方に通じる土地であり、

狭隘土地から得られる利益に比べて防衛コストが高くついた

はてな騎兵の一部が使える状況は維持している)。

 土地交易路に活かせればよいのだが増田家(七)が潰れてしまったことで、その意味も失われてしまった。

増田家(八)が商売相手なら大量輸送可能海路を使えばいいのである

 仇敵である増田家(五)との休戦を何とか成立させたが、敵意は残留しているため、

まだ北にも南にも進めずにいる。

 主な戦力:譜代衆、国人衆増田騎馬軍団水軍

 プリンセスめいキング定評のある(新情報増田家(五)は、はやばやと地方勢力としての生き残りを模索しはじめた。

 彼らが陰に依る大樹に有望視しているのは前から繋がりのある増田家(三)であるが、

国力差が大きくなりすぎたら家臣扱いされてしまう。発言力を確保するためにも戦力増強は必要なのであった。

 しかし、現実は西で接する増田家(八)からの散髪的な攻撃を受けはじめ、領土は守り通しているものの、

消耗戦により頭が寂しくなりはじめている。

 主な戦力、一門衆、譜代衆、足軽軍団、旧増田家(六)国人衆

 無惨にも最初に滅びた増田家(六)の名跡はいちおう姫を捜し出した増田家(四)が継いだ形になっている。

だが、増田家(五)も縁のない土地こじつけで治めるノウハウ豊富なので、内政状況は悪くない。

いずれ旧増田領が大規模な戦場になることが多くの島民に予想されていて、人口流出が進んでいる。

 主な流出先であった増田家(七)が先に戦場になったのは皮肉であるが、そこから人が戻ってきているわけでもない。

 占領されたて増田家(七)領では、増田家に保護されていた宗教が水面下で一揆の準備を進行させている。

領主自分たち既得権益に少しでも手を入れられたら実力を誇示する構えだ。

それどころか、領主が変わったのを奇貨として、権益ではなかったものまで既得権益に組み込もうと図った。

 さいわい増田家(七)の公文書が無事だったため、それには失敗したが、

頭の弱い雑魚ナメクジ当主を言いくるめて増田領(八)での布教活動を認めさせた。

 軍事方面では北方国境要塞には占領軍支配に抵抗する旧増田家(七)の武将も一部に存在する。

しかし、皮肉にも旧主が地方軍の反乱をおそれて中央集権体制を構築していたため、

独自補給する組織のない地方軍の抵抗は長続きしないもの観測されている。

 増田家(八)成功体験によって妙な自信をえた。それがプラスに働くか、マイナスに働くかはまだ未知数である

占領行政関係もあり、元々強かった文官人材(ただし彼らも戦場に立つ)の力がいや増している。

 当主は「領内の全公衆便所に紙運動」をはじめた。財政的に無理なので相伴衆当主に先回りして誤魔化している。

 「東に進み、西は防御」の方針だけは当主が便所でうなりながら確定させた。

 主な戦力:官軍譜代衆、地侍衆(草を含む)、傭兵軍団、水軍

 主な家臣:増田大学増田出羽守増田金吾、増田中弐(元増田家(十)当主)ほか

 動きの鈍い増田家(九)であるが、増田家(士)の圧力が刻々と増しており、

東での火遊びをする余裕が失われつつある。

 彼らには戦力を集中して決戦に勝利するしか生き残る道はない。

国力の差を領内で戦い補給を円滑にすることと、内線作戦による各個撃破で埋める計画である

 主な戦力:一門衆、国人衆水軍

 主な家臣:増田うこん

 陥落した増田家(十)領地は、剽悍で飢えた増田軍(士)が賢者モードに入るまで散々劫掠された。

 中心地の増屋を筆頭に先進地域ダメージはきわめて大きく、他の地方へ散っていった住民も多数にのぼる。

 だが、増田(十)領といえども人口の大半を占める層は他の地域と大差のない一次生産者の人々であり、

彼らは日々、増田家(士)の支配に組み込まれていった。

 増田家(士)も一度破壊しているが、全体が文明価値に暗いわけではなく、

いから生き残った文物の利用を図っている。

 元当主増田家(八)に加わり再起を図っている。後から彼の元につどう旧臣も多い。

 増田家(士)に迷いはなかった。彼らにとって天下統一とは目の前に現れる敵を倒し続ければ自然成るものなのだ

 主な戦力:一門衆、譜代衆、増田領(十)国人衆

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増田地図(勢力色塗り分け品はこちら(外部)

                           増田

                           /\

                         増田 増田

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                         増田   |

                        / |\  |

                      増田-増田-増田

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              増田増田   増田

               \  /

                増田

2016-06-06

[]7:増田の草茫々

 周囲に舐められまくっていた増田家(八)の大勝利は、増田島に激震を走らせた。

 元々人口文化が豊かだった上に、産業の優れた増田家(七)領を併合したことで、増田家の国力は飛躍的に上昇。

 十一増田家の中のまごうことなき第一勢力、すなわちアルファマスダとなった。

ただし遠征軍は奇跡的勝利の喜びが強すぎて、戦勝祝いのあと茫然自失状態にある。

 豊富脱糞で茫然自失を人より多く経験してきた当主がやっと現実復帰したところだ。

 この状況にもっとも焦りを覚えたのは西隣の増田である

 彼らは西南での増田家(士)による勢力拡大の状況を睨み、増田家(士)が新しい領土支配を安定させる前の攻撃を計画していたのだが、

急遽東への小規模な侵攻を計画に組み込んだ。

増田家(八)のむちゃくちゃな動員状態から考えて西の守りはがら空きになっているはずだ。

ゆえに、少数の兵力でも大きな成果が期待できる。

 自分たちの焼き払い攻撃から攻める気がないことを見透かされた怒りが増田家(九)が両面作戦に走る動機になったことも否めない。

 ところが、部将の増田うこんが率いる増田軍五千の控えめな領地拡大行動は思うようには進展しなかった。

かつて増田軍(九)が焼き払った土地さらに東でも、弱体の増田家(八)西部方面軍は村々を引き払い焦土戦術を展開していたのだ。

 現地に補給物資がないため、遠征軍は多くの人員物資輸送に割かなければならなかった。

そのため、もともと少ない正面戦力がさらに減少し、占領地を広く確保することができない。

 沿岸支配権については陸軍より戻りの早い増田(八)水軍がしっかり押さえている。

あまつさえ増田々軍は増田家(九)がおさえる陸橋部への攻撃を行い、物資輸送妨害を試みた。

 それでも増田軍に占領される拠点は少しずつ増えていく。

占領時には藁人形しか立っていなかったある山城もその一つだった。

 夜間その山城を警備していた増田兵は怪しい物音を聞いた。咄嗟に槍を構える。

「なにやつ!?……なんだ、♂アナ グマか」

 だが、よくよくみるとそのアナグマは、アナグマにしては大きすぎた。

「ウェーイ!」

 奇声とともにアナグマは青いスター型の手裏剣を打ち、警備の兵を抹殺した。

これぞ、増田忍法セルクマの術!似「せる」アナ「グマ」から来た名前で、隠形術のひとつである

 なお、後の時代に青いスター手裏剣を使うのは上忍、緑は中忍、黄色下忍、赤は抜け忍、

そして紫はニンジャマスダーであると言われるが、良質な同時代資料からは上中下の分類すら確認することができない。

 侵入したセルクマは全部で三人いた。

 山城放棄する前からつくってあった抜け道から城内に潜り込んだセルクマたちは、

敵兵に片づけられた藁人形や粗末な建物に次々と火を放った。

「「「ウェーイ」」」

 火種をばらまかれパチパチと延焼をはじめた赤い山城を背後にセルクマたちは闇の中へ消えていった。

 こうして増田遠征軍は限られた戦力と物資さらに失った。

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2016-06-04

[]6:増田希望

 このころ、みやこの河原には、こんな戯れ歌が流行した。

藁人形カラスを追い払う。

カラス雑魚ナメクジより強い。

ゆえに、藁人形増田(八)兵よりなお強い。

 これを藁人形論法と呼ぶ。

 だが、ナメクジも数万を集めれば、ギザギザの舌歯によって藁人形を食い尽くしてしまう。

 負け続き、不祥事続きの増田家が希望をたくしたのは、この圧倒的な数のパワーであった。なにせ人口だけは有り余っている。

社会全体が不安定時代だけに職をもとめて都にあがってくる人間も多かった。

 そんな連中にも声をかけて増田家があつめた兵力は八万!国力の限界に迫る根こそぎ動員に、他の方面をまったく無視した兵力集中で増田軍は鉄壁で知られる増田家(七)に攻め込んだ。

 西の国境を接する増田家(九)は、みやこに関心がなく、北東の増田家は複雑に絡み合った東国の戦いに手を取られている。

 その好機をついた侵攻だった。

 攻められた増田家には自慢の国境城塞群があったが、その配置は西以外にも北や東に及んでおり、守備兵は広く分散している。

 しかも近年何度も撃退されている増田家を甘くみて西側は大規模な攻勢への警戒が甘くなっていた。

 だが、人の海となった増田軍は落とせない城は迂回し、落とせる小さな城だけを攻めつぶした。

増田家領内が増田家でも随一の豊かさを誇るのをいいことに、現地調達で兵糧を補いながらどんどん奥地に進んでいく。

 余力のある国境城塞は出撃して、敵の小部隊をいくつも撃破したが、続々と送り込まれる敵増援部隊なかにいつしか埋没していった。周囲を敵に満たされた恐怖に脱走する兵もあいつぐ。

 さすがに今度は増田軍が勝ちそうだとみた野武士勢力までもが掠奪の果実をもとめて勝手に加わり、増田軍はその司令官にも把握できない状態に膨れ上がった

――最初から把握するつもりなどなかったのかもしれない。

 増田家(七)は多くの兵を国境に張り付けていたことが完全に徒となった。

 想像以上の規模で攻撃を受けてしまったため、国境要塞地帯を超えて浸透してきた敵を各個撃破できるのは、本拠地の親衛部隊しかない。

 当主は豊かな領地を守るためには一刻を争うと判断した。そこで機動防御部隊を送り出すと同時に、比較的安定している東方国境地帯から守備兵を本拠地に呼び寄せる。

 だが、この判断は大失敗だった。本拠地が手薄になった絶妙タイミングで海から増田水軍が現れたのだ。

 それはほとんど偶然だったけど、防衛側の士気を阻喪させるのに十分だった。まるですべての手が敵に読まれしまっているように感じたのだ。

 築城にこだわりのある増田家の本拠地は豪華絢爛大規模すぎて少数の兵で守るにはまったく向いていなかった。

 なお、増田水軍には滅亡した増田家(十)の船団が加わっている。根拠地をうしなった元当主はうまく潜り込んで家を乗っ取ってやろうと、増田家に入り込んだ。

 ところが計画には誤算があった。

当主肛門にゆるみきった増田家中には同じ野心を抱く人間が多すぎて、

誰もがどうにも身動きがとれない状態になっていたのだ。

(これでは脱糞するのも無理はない)と元当主は妙に納得したのだった。

 しかたがないので家中での地位を地道にあげるべく、戦働きをしている。

桟橋にせまる増田軍(士)から逃げる地獄をくぐり抜けた増田船団は上陸作戦手際もよく、

増田島最高の格式をほこる六層七階のメタブ天主に、いの一番に取り付いた。

 そして自慢の手銃を撃ちまくる。メタブ天主漆喰がつぎつぎと砕けて飛び散った。

 いつもはそろばん勘定にいそしんでいる死の商人も流石に観念した。

「是非もなし……火を放て。雑魚ナメクジを侮りすぎたわ。やんぬるかな」

 増田当主白装束に着替えると、最後の詩を詠んだ。

 人生雑魚ナメクジ 下痢のうんちに比ぶれば 雪マシュマロのごときなり

 かくして増田本拠地増津は落城

 増田島の戦国時代は新しい段階に突入した。

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2016-06-03

[]5:増田の鬼謀

 周辺諸国がそれぞれ領土を拡大する中、気がつけば増田家(三)は他家よりも増田らしく他人の足引っ張りに終止していた。

 伸び悩む隣国を次の標的に定めたのは増田家(二)を併呑したばかりの増田家(一)である

増田家を北と東から包囲する形勢になっている増田家はさら陰謀で有利な状況をつくろうとした。

 すなわち「伍徐海の計」により、敵の戦力を西と南に引きつけようとしたのだ。

 増田家(三)を訪れる回船に増田家は手を回し、南の増田家(四)が侵攻の機会を伺っているとの噂をバラ撒かせた。

また、領土を失った増田家(十)の船団が大挙押し寄せてくるなどの如何わしい噂も積極的助長させた。

 複数情報源から得られることで信頼性が高いと判断した情報が、実は同じ勢力の意図のもとに流されていたわけだ。

 このような情報操作のことを最初に使った大陸武将「伍徐海」の名を取って、「伍徐海の計」と呼ぶ。

 サバ好きの父をもつ増田家の当主戦略状況から北や東も危険だとは思っていたが、上記の計略によって本拠兵力を集中する以上の行動を取れずにいた。

 敵に二倍する領土を誇る増田家(一)はダメ押しに北から陽動攻撃をおこない、主力を密かに東の国境に集結させた。

敵の増田軍が迎撃のため本拠の増浜から出撃したと聞き、増田当主は勝利を確信した。

 だが、それは早計だった。

 突然だがサバは足が早い。増田家の先代はそんなサバ滞在することのある内陸の拠点に高速で運ぶため、

そのためだけに領内の道路網を異常に発達させていたのである

増田軍は、子音四文字しか名前を知られていない神の教えを広めるために海の果てからやってきたという

「カラトラヴァ騎士団」に北の抑えを任せると、残りの全軍をあげて東へ向かった。

 その行軍速度は「本邦には手のひら返しが多い」と嘯いて、メタブからid観察するを常とする某はてなーですら見逃すほど。

 後の軍記物で伝説となる「超高速サバ返し」によって中入り策での奇襲を狙っていた増田軍は逆に奇襲を受けた。

峠道の出口を押さえられ、扇状に展開した増田軍によって先鋒を叩き潰される。

 山道にあった本隊も前衛の敗走に巻き込まれて混乱してしまい、ついに増田家侵攻軍は当主が討ち取られる事態となった。

 快勝をおさめた防衛軍であったが、行軍の疲れや北の敵陽動部隊存在もあって、一挙に敵国を滅ぼすには至らない。

 それでも鯖街道の力でサバイバル成功した増田家は年内に、旧増田(二)領をほとんど平らげてしまうのである

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2016-05-31

[]2:増田の遠謀

 増田家(六)の崩壊増田中央部パワーバランスを一変させた。

 増田騎馬軍団を傘下に取り込み、はてな騎兵が一部使えます状態になった増田家(四)の存在に最も危機感を覚えたのは以前から増田家と対立している増田家(五)であった。

 彼らは使い慣れた道具である遠交近攻策を用い、増田海側の増田家(三)と密約を結んだ。

 海辺増田家が「今日から毎日港焼こうぜ!」にハゲむ一方で、平野増田家が陸路増田家に侵攻するのである

 しかも、ねらいは新しく増田家領になった旧増田家領であった。増田家の大軍に包囲された新参家臣の城、増岡城威信をかけて救うべく、放火の煙がくすぶる港町を背景に増田家(四)当主は出陣した。

 だが、それは増田の巧妙な罠だった。当初一万と見積もられていた増田軍は三万もの兵力であり、後詰め決戦にひきずり出された一万の増田軍は初手から包囲された。

 これまでは高度にシステム化された増田軍でも末端部分では補給問題があり、十分な兵力前線に送ることができなかった。今回は旧増田領を戦場選択することで拝金主義増田家(七)から必要物資を買い付け、側面から物資補給で大規模遠征可能としたのである増田家(七)の動向次第では補給が滞って破滅しかねない危険な賭だった。だが、増田家(五)当主増田家が境を接する増田家の巨大化を喜ばないことを察し、賭に勝ったのである

「してやられたか!」

 大軍の出現を目撃した増田軍は文字通り尻をまくって逃走した。

「敵が逃げるぞ。追え!」

 増田家の「イチジクの葉に蜷局蛇」の旗が風にたなびき、追撃戦が開始される。それは、

 人馬の足音は百千のいかづちの血に落(つる)かとうたがはれ、剣戟のひらめきけるは電のごとし(梅竹論)

 と言った情景で、恐怖のあまり増田軍はこぞって脱糞した。

 しかし、追撃する増田軍も仇敵を討つ千載一遇の好機に冷静さを欠いた。結果、増田軍の人馬が落としていった物に足を取られ、転倒する者が続出する。

 後方で起きている事態に気付いた増田当主は兵の立て直しを試み、反転攻勢に出た!

 前に出過ぎた増田軍の先鋒は乗り崩しを受けて、あえなく討たれる者が続出する。だが、増田軍の反撃は限定的であり、最終的に臭う戦場支配者になったのは増田軍であった。

 死者の間にあったのは腹の中身をぶちまけてから倒れるか、倒れながら腹の中身をぶちまけるか、その程度の違いである。

 画竜点睛を欠いたものの戦いは増田家の勝利に終わり、争奪地となっていた旧増田家領の支配権を広げた。だが、もっと大きな利益をあげたのは増田家の港町一方的被害を与えた増田家であったかもしれない。

 なお、しょうこりもなく増田家(八)が漁夫の利をねらって、増田出羽守指揮下の部隊を東の旧増田領に攻め込ませたが、苦もなく押し返されている。

増岡の合戦増田家対増田家。増田家の勝利!

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2016-03-28

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しかしそんなつまらないことがいとも簡単にできてしまうとしたらルールの欠陥では?

どんなスポーツエンターテイメント性が損なわれるようなプレイルール禁止したり等のルール変更で対応してるのだから大相撲もやせ我慢してないでとっととルール変更すればいいのにって思うわ。

横綱は変化ダメ大関以上は変化ダメみたいな縛りプレイがあったらそれはそれでおもろいわ。変化で成り上がった小兵力士が大関昇進して苦労するみたいなストーリーとかさ。

ちなみに俺自身は変化も面白いと思うのでエンターテイメント性が損なわれるとは思ってないけどね。つまらんつまらん言いながらルール変更しないのは実に不思議

わたしたちはつまらなくて卑怯な勝ち方が可能なスポーツを皆さまにお見せして高いカネいただいてます。あ、でもそういう勝ち方しないよう圧力かけてますのでご心配なく(ルール禁止してるわけではありませんが)。でもたまに空気読まずそういう勝ち方する力士もいますがご容赦ください」ってことだろ?ないわー

2016-03-26

降伏勧告を受け入れる作品

ガルパンプラウダ戦にしろアイシールド21の白秋ダイナソーズ戦のような

主人公チームが相手チームから降伏勧告に対して突っぱねるシーンはよくあるけど、

そこで勧告を受け入れる作品ってあるのかな?

そこで物語が止まってしまうからなさそうだけど

追記1

ブコメであげられた作品(順不同)

追記2

たくさんのブコメどうもです。

そもそも思いついた発端がガルパンプラウダ戦で、トーナメントという1敗もできない状況での降伏勧告を想定してしまたから他が思い浮かばなかったけど(それでも話が止まることはないな)。

戦争物とかは負けてもそこで終りじゃないか。

2016-03-23

個人的鉄血のオルフェンズが盛り上がらない理由

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズはい意味で泥臭い戦闘主人公のキレっぷり、少年兵団の生き様と変遷という

ガンダムとしてのチャレンジングな要素がたくさんあって、そこでの描き方は楽しく見ている。

 

でも残り1話となって全然盛り上がらない。

 

なんでかな?と考えたんだけど、思うに「組織」の書き方が納得できない&少なすぎる。

敵の少なさも正直よろしくない。

 

初代でいえば、ホワイトベースシャアガルマ、ランバ・ラル黒い三連星マ・クベ、ドズルやその他エースパイロットを蹴散らしていった。

ガンダムOO1期でみるとUAEユニオン、人革の各部隊とサーシェス、トリニティアレハンドロである

 

さて、鉄血といえば火星部隊タービンズ海賊カルタ、ガエリオが挙げられる(チョコの人は除外)

 

戦闘シーンの少なさもちょっと話題になっていたけど、やっぱり敵の登場が少ない気がする。

様々な敵が出てこないと緊迫感は出ないし、ギャラルホルンから有名な敵部隊が出てきて

「ついに鉄血も目をつけられたかやばいな」という焦りを視聴者に与える展開もない。

 

そこがギャラルホルン組織不透明さにも繋がってると思うのだ。

ギャラルホルンが腐敗じゃ腐敗じゃ言われてるけど、上層部連中が政治闘争に明け暮れてる様子とか

ギャラホル部隊が好き勝手やってるとこがあんまりない。

民衆デモを利用した大量虐殺はあったけど見せるの遅い)

 

それに今のところ火星部隊とガエリオ部隊カルタ部隊しか描写されていない。

地球圏で小競り合いがあってそこに兵力を割いてるわけでもないなら、ギャラホルはまだ戦力を温存しているはず。

でないとすっごい小さい組織にしか見えない。

結局一部の人間の小競り合いにしか感じられないのが、個人的に盛り上がらない理由だった。

 

ガンダムといえば宇宙地球を巻き込んだドンパチが醍醐味だと思っている。

鉄血は少年兵描写に力を入れすぎて「組織と勢力」を書くことが弱くなっている。

ギャラホル側の思惑とか政治とかね。

 

それでも鉄血は斬新な要素が多いし2期では「戦争」に発展するような感じもあるので

視聴を続けると思う。

2016-02-19

日本徴兵制を敷くことをオススメする3つの理由


1、 近隣諸国に対して抑止力になる


自衛隊技術や知識のない若者を集めただけでは、まったく役に立たない。

なので、徴兵しても意味がない、そういう意見があるがそれは間違いだと思う。


徴兵制を敷くことで、日本は一夜にして最低でも数十万クラス兵力を確保できるはずだ。

これにより、政府は「現在日本には100万の兵力がある」と、近隣諸国宣言できるのだ。

実際のところ、徴兵で集めた若者の個々の能力なんかどうでもよい。数字だけでよい、それだけで大きな抑止力になると思う。

(受け入れるための基地がないとか、財源はどうとか、現実的ツッコミどころは満載だが、話を進める)


で、現在日本において、現実的有事とはなんだろうか? おそらく、近隣諸国との武力紛争なんかではないと思う。

地震洪水豪雨といった自然災害、それが日本現実的有事ではないだろうか。


なので、徴兵で集めた若者には、軍事的な訓練を施すことも大切であるが、それよりも防災に関わる教育や訓練をメインに施せばよい。

兵役を終えた若者の多くは、社会に帰ることになる。防災の知識、技術を持った若者たちがいれば、有事(災害時)に大きな助けになるはずだ。

災害から地域家族を守る為の知識や技術が身につくことは素晴らしいことではないだろうか。

まさに一石二鳥である



2、 戦争のアホくささが身に染みてわかる


本稿を書いている本増田は、自衛隊の在隊経験である

在隊中、戦争状況を想定した訓練を何回も経験したが、実際はテレビ映画で見るような戦争状況とはまるで違う。

テレビ映画では、自分や仲間がどのような状況にあり、敵がどこまで迫っているのか、神的な視点があるが、

実際の戦争状況下では自分が一体何をやっているのか、まるで分からない。


直属の上官にここで穴を掘れと言われ掘る、歩けと言われれば一晩中歩き続ける、

よくわからないまま朝になり、とぼとぼ歩いていると、突然あなたはたった今戦死したと訓練の指導員に宣言される。

なぜ戦死したのか聞くと、肉眼では確認できないほど先にいる対抗部隊の敵戦車に撃たれたとのこと。

実戦ならこれで終わり、よくわからないまま死ぬである


よくテレビなどで自衛隊活躍を持ち上げられ、カッコよさを全面に押し出している感じを受けるが、実際には規律ある厳格な組織だ。

そこには個々の意見感情なんか関係なく、命令しかない世界なのだ


本題に戻ろう。本稿は徴兵制オススメしている。

訓練であるが、徴兵されれば戦争状況を模した訓練を行う。若者たちにこれをぜひ一度でもいいから経験してほしいのだ。

実際に銃を持ち、雨に打たれて、重い装備を背負って歩き続け、先の見えない状況で疲労困憊になる。

私自身、訓練中に精神的な不安から軽い呼吸困難になったり、幻覚が見えたりする経験をした。


たとえ訓練であっても、戦争状況のつらさ、理不尽さを体験できることで、考え方に大きな違いが生まれるかと思う。

から教えられた、本を読んで得た知識、それらとはまるで別物の考え方だ。


私は、自分経験を元に自分で考え、戦争なんか、軍隊なんかアホくさいという考え方の結論に達した。

自身経験し、考え、その結論に達した。人から教えられた、本を読んで得た知識から導き出した結論なんかじゃない。


もちろん、その逆の結論もある。ひとりの兵士として日本のために戦いたい、近隣諸国から日本を守る指揮官になりたい、

こういった考えを持ち職業軍人の道に進む、その結論に至るのも選択の一つだ。国のために貢献したい、その考え方もわかる。

現在世界情勢を考えると、そのような考えに至る若者も多いだろう。


きっと今日日本において義務教育だけでは、国のために何かしたいという考えには至らないと思う。

徴兵制度というきっかけによって、若者たちの考え方に選択肢が増えることは素晴らしいことではないだろうか? 



3.戦友ができる

3つ理由と題した本稿であるが、ここまで読んでもらって申し訳ない、1番目と2番目の理由なんかどうでもいい、上記はただのノーガキである。3番目が最大の理由だ。


数年前、90歳近い祖父が亡くなった。その通夜とき、見慣れない老人がやってきた。

話を聞くと、九州から通夜を行っている関東まではるばるやってきたという。

祖父と同じ90歳近いおじいちゃんが新幹線に乗ってたったひとりで。祖父訃報を聞いて、家族が止めるのも振り切ってやってきたそうな。


で、このおじいさん、大戦中は祖父と戦友で、九州部隊で苦楽を共にしたという。終戦後腐れ縁でいろいろとつるんでいたらしい。

祖父は、初孫だったら私の事もいろいろとこのおじいさんに自慢していたみたいで、見ず知らずのおじいさんが私のことをよく知っているという奇妙な体験をした。


先述のとおり、本稿を書いている本増田は、自衛隊の在隊経験者だ。ごく僅かな時間しかさなかったが、このおじいさんの気持ちというか、意気込みというか、

祖父とこのおじいさんの関係とか、そんなことが私にはなんとなくわかった。私にも腐れ縁のような友というか、戦友がいるからだ。


軍隊とか自衛隊のような特殊組織のなかで苦楽を共にすると、なんというか説明が難しいが、不思議友達ができる。

それは友達といっても学校職場友達とはまるで違う。一生付き合うことになる戦友というか、親友ができる。

徴兵制オススメする最大の理由はこれだ。



以上、長文ですまない。

2016-02-09

インパール作戦=愚劣な作戦という一方的見方について

インパール作戦って補給無視した愚劣な作戦って世間ではよく言われる。

でも、これが当時のビルマミャンマー方面軍がビルマ防衛をするにあたっては最善手だったって話はしちゃいけない雰囲気あるよね。

当時日本が抑えてたビルマっていうのは日本軍にとって放棄撤退できない大きな二つの理由があった。

それはビルマの後方に位置する東南アジア資源地帯防衛中国軍へのアメリカイギリスによる支援ルート(援蒋ルート)の遮断

特に後者南方への戦力の引き抜きで弱体化しつつあった支那派遣軍を守るのにどうしても必要だった。

ここを突破されたら支援物資米式装備で固められた中国軍が襲いかかってくることになる。

さて、この状況でビルマ方面軍が持ってる戦力といえばろくに機械化されてない歩兵師団と航空師団つの合わせて10個師団

ビルマの広大さから見ればあまりにも少なすぎる戦力だ。対峙するイギリス軍(15個師団以上)と中国軍10師団相当以上)に対して戦力は質量ともに劣勢だった。

特に戦車飛行機が圧倒的に足りない。

このビルマ北部はともかく中央部はだだっぴろい平原が広がっていて自動車が動きやすい。そレに対して鉄路がすごく貧弱。(日本軍部隊の迅速な移動は鉄道に頼りきり)

これがなにを意味するかって言うとまともに戦ったら制空権もなくて動きののろい日本軍機械化された連合軍に粉砕されるってことだ。(実際にされた)

から最前線戦車飛行機活動しにくい北部アラカン山脈まで伸ばす必要があった。そしてその拠点となりうるインパール必要だった。

まりあのまま防衛していたら負けることを牟田口や陸軍の上層はちゃんとわかってたんだ。

でも、上述の2つのから絶対に退くことは出来ない。だから無謀とも思えるようなインパール作戦が行われた。

補給無視と言われるがちゃんと必要量の補給要請はしてたけどそもそも補給部隊がないから結果的にああなってしまった。

それを少しでも埋め合わせようとしたのが食用野草研究水牛を連れていくという付け焼き刃の策だった。

牟田口が非難されるべき点で言えば撤退判断が遅れてしまったことただひとつ

ただこれにしたってインパール作戦が行き詰まった戦局を打開するという政治的な打算で必要以上に持ち上げられて

実情を知らない上層部から督戦の激励が矢継ぎ早に来てしまったせいもある。

まり支援はしないけど攻略しろという無茶ぶりが来てたわけだ。

しかにこの撤退判断の遅れのせいで大多数の死者がこの時点で発生した。

でもあなたはこの状況下で撤退判断果たして下せるか?俺はたぶん同じ状況なら同じことをした。

このようにインパール作戦撤退不可能選択肢がない中での最善手な炎上プロジェクトを指揮した中間管理職と、それが落ち目企業の期待を集めてしまったことによって悲劇が起こった。

この場合悪いのは中間管理職だろうか?

牟田口は必要以上に悪者にされてスケープゴートにされている。

当時のビルマ方面軍の状況は

ビルマ占領する=維持できない

ビルマ放棄する=中国軍が強化、そして後方の資源地帯が脅かされる。

というどちらも出来ないという完全に詰んでいる状況だったのだ。

それをなんとかしようとしたのがインパール作戦で状況的にも最善の策だった。

責任があるとするならそもそもビルマ連合軍に対抗できる航空戦力と機械兵力を配置できなかった日本軍責任である

そしてそんな兵站力などないにもかかわらず連合軍との戦争を決定した方針のものが誤りだったという結論になる。

2016-01-15

anond:20160113194003

秦:中央集権化による兵力削減と法律厳罰化により各地で反乱勃発

魏:皇帝親族暴政に有力貴族クーデター皇帝から貴族権力移行

明:暗君と国の財政破綻により崩壊異民族に乗っ取られる

清:欧米列強による植民地侵略で弱体化、各地で反政府勢力が立ち上がる

2015-12-11

メモ

昔の戦いは、大して戦術とかなくて、兵力同士をバーンとぶつけて、おおむね数の多い少ないで勝敗が決まっていたらしい。

ガルパンはきっとそういう世界で、とにかくバーンと行くぜってのがベースで、だから西住ちゃんがちょっと戦略っぽいことを考えるだけで、それはすごいことであり、相手もバンバンそれにはまっていくのだ。

西住ちゃん、可愛い。ほんかわ。

2015-11-26

ISISに核を Nuclear Solution for ISIS

私は悪魔である

アメリカ欧州ロシアアラブ諸国、などなど、世界中がこの世から消し去りたいと思う人類共通の敵ISISに対する解決策を作った。

この解決策は、極めて少ない費用で済み、持続的な効果をもたらし、かつ象徴的な影響力も持つ。なにより、ISISの版図を完全に消し去ることができる。

それは、ISIS支配地域核兵器の掃射を加えることである

核兵器は、ISIS支配地域の周縁から、くまなく、すきまなく、徹底的に打ち込むことだ。

地下トンネルに潜りこんでいようと、山岳地帯に逃げ込んでいようと、絶対に逃れられないように、徹底して絨毯核爆撃を加える。

すべての面積において、震度9以上の地震が起きる程度に、緻密に計算して、順序よく打ち込むのだ。

そして、ISIS支配地域を、この世の真なるグラウンド・ゼロにするのだ。誰も住まない、地上の空白地、暗黒大陸を作り出すのだ。

現在当該地域に住む非戦闘員生命に対する人道的配慮として、アメリカ以下の核保有国は、前もって絨毯核爆撃の対象地域指定する。

そして、1年間の猶予を与え、すべての非戦闘員に当該地域からの退去を命ずる。

当該地域イラクトルコイランその他の地域境界には厳重なる兵力を配置し、すべての境界によってもれなくくまなく銃器狩りをする。

まり、退去者が保持する兵器をすべて、境界において放棄させる。

そして、周辺国は、来るべき神の裁きに備えるべく退去してきた非戦闘員難民として暫定的にかくまう。

1年分の食料および住居費は、国連を通じて世界負担する。

核の使用にあたっては、イランイスラエル安全保障上の懸念を示すだろうが、それは監視手法技術的解決策によって払拭できるだろう。

そして、来るべき日がくる。

遺跡を含め、ISIS支配地域だったところに残るべきもの、そのすべてへの懐古を胸に、そのすべてを灰塵に帰せしめるのだ。

そして、その空白の大地に、東西南北境界から、事前に合意された領土区分に沿って、しかるべき人種と、しかるべき非戦闘員が、入植する。

すべては無であるが、彼らは神の裁きの後の新大陸に、新たなる文明を築いていくだろう。

その他の世界各国に散らばったISISは、象徴領土に対する近代文明の決意と、その神的意味を前に、テロルによるイスラム世界再興を断念せざるをえなくなるだろう。

我々近代文明は、すでに、ISISに敗北しつつある。通常兵器による爆撃は、何も解決しない。

ロシア地上軍を送り込んだところで、第二のチェチェンとなるだけである

近代文明ISISに勝つには、核兵器による絶対的=神的力の誇示こそが必要である

そして、その神的意思の前に勝つ「民」こそが、神の創出した大地に最もふさわしい存在であることを示すことが、必要なのである

その意味で、ISISに核を打ち込むことこそが、最良の解決策なのである

2015-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20151013153110

いやたとえばさ、

ブクマ本国ではこれを重大な問題と捕らえ、かつ前王の力量を侮った態度を改めました。

これの「前王」というのは、「マスダー二世(国を明け渡したので「前王」)」のことなのか、「ブクマ二世(死んだので「前王」)」のことなのか、どっちだよ。

日本語おかしいので解釈のものが難しいんだけど「マスダー二世を侮っていたことを反省し態度を改めました」でいいのか。

ちなみに「捕らえ」は「捉え」の誤字な。

あと「逃げる敵兵を迎え撃つ」というのも状況がわからないし。

そもそも王様が殺されるなんて重大な問題かいレベルの話じゃないでしょ。

怒るのはブクマカ側の方なのに、なんでマスダー二世逆ギレしてんだよ。

あと「総力戦」は全軍でぶつかることじゃないぞ。

しかしマスダー国半分の勢力に対して全くブクマカ国が損害を出さずに勝利する事はやはり不可能で、死にものぐるいと見たブクマ三世は陣を横に広げて威圧しながらも考えあぐねるのでした。

も、まともな日本語じゃないが。

「マスダー国半分の勢力」ってのは「マスダー国がブクマカ国の半分の兵力」と言いたいのか。

なんで全く損害を出さないことを目標にしているのか分からんし。

「死にものぐるいのマスダー軍に真正からぶつかれば損害が大きくなるだろうと見たブクマ三世は考えあぐねるのでした。」でいいだろ。

以下略

2015-08-11

アメリカへの共同防衛義務を負っていない同盟国は日本だけ

他の同盟国はアメリカ本国への攻撃自国危険とみなす条項があるけど、日米安保にはそれがない。

日米安全保障条約(新)

五条

 各締約国は、日本国施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃自国平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険対処するように行動することを宜言{宜はママ}する。

 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事国が国際の平和及び安全回復し及び維持するために必要措置を執つたときは、終止しなければならない。

北大西洋条約

五条

 締約国は、ヨーロッパ又は北アメリカにおける一又は二以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する。したがつて、締約国は、そのような武力攻撃が行われたときは、各締約国が、国際連合憲章第五十一条規定によつて認められている個別的又は集団的自衛権行使して、北大西洋地域安全回復し及び維持するためにその必要と認める行動(兵力の使用を含む。)を個別的に及び他の締約国と共同して直ちに執ることにより、その攻撃を受けた締約国を援助することに同意する。

 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全回復し及び維持するために必要措置を執つたときは、終止しなければならない。

六条

 第五条規定適用上、一又は二以上の締約国に対する武力攻撃とは、次のものに対する武力攻撃を含むものとみなす。

(i)ヨーロッパ若しくは北アメリカにおけるいずれかの締約国領域フランス領アルジェリアの諸県、トルコ領土又は北回帰線以北の北大西洋地域におけるいずれかの締約国の管轄下にある島

(ii)いずれかの締約国軍隊船舶又は航空機で、前記の地域、いずれかの締約国占領軍条約の効力発生の日に駐とんしていたヨーロッパの他の地域地中海若しくは回帰線以北の北大西洋地域又はそれらの上空にあるもの

米比相互防衛条約

四条

 各締約国は、太平洋地域におけるいずれか一方の締約国に対する武力攻撃が、自国平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国憲法上の手続に従つて共通の危険対処するように行動することを宣言する。

 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全回復し及び維持するために必要措置を執つたときは、終止しなければならない。

五条

 第四条規定適用上、いずれか一方の締約国に対する武力攻撃は、いずれか一方の締約国本国領域又は太平洋地域にある同国の管轄下にある島又は太平洋地域における同国の軍隊、公船若しくは航空機に対する武力攻撃を含むものとみなされる。

ANZUS条約

四条

 各締約国は、太平洋地域におけるいずれかの締約国に対する武力攻撃が、自国平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国憲法上の手続に従つて共通の危険対処するように行動することを宣言する。

 前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全回復し及び維持するために必要措置を執つたときには、終止しなければならない。

五条

 第四条規定適用上、いずれかの締約国に対する武力攻撃は、いずれかの締約国本国領域、又は太平洋にある同国の管轄下にある諸島又は太平洋における同国の軍隊、公船若しくは航空機に対する武力攻撃を含むものとみなされる。

米韓相互防衛条約

第三条

 各締約国は、現在それぞれの行政管理の下にある領域はいずれか一方の締約国が他方の締約国行政管理の下に適法に置かれることになつたものと今後認める領域における、いずれかの締約国に対する太平洋地域における武力攻撃自国平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国憲法上の手続に従つて共通の危険対処するように行動することを宣言する。

2015-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20150717111517

銀英伝の門閥貴族も割とそのレベルで描かれてたよ。

よく考えずに突撃するのは、やられ役の宿命みたいなもんよ。

っつーか、多分あれ、帝国戦略は、最初から短期決戦だったんだと思う。

門が開くまで向こう側の様子が判らないから、少ない兵力を投入するってのは「相手が弱い事を前提にした作戦」で、はっきり言って愚策

先に偵察部隊を送り込めれば、そりゃその方が良かっただろうけど、見て分かる通り、門はかなりデカくて目立つので、

こっそり偵察とか送り込む時間をかけたら相手側が普通に気づいて対応してしまうと考えたのだろう。

かといって大戦力を長期間アルヌスに貼りつけにしたら、後方が脅かされかねないと警戒していたのは、後の属国軍への対応を見れば明らかだったから、

必然的に「相手が弱い事を期待して普通規模の軍を送り込んで長期戦」か「できるだけ戦力を集中させて短期決戦」しか選択肢が無い。

多分、帝国が取った戦略はこんな感じだと思う。

1:動員できる最大規模の兵力をアルヌスに集結

2:基本作戦は奇襲と短期決戦として、門が開くなりの第一撃に相当数の戦力を突っ込む。

3:初期に相手を混乱させて捕虜を捕まえたりする事に成功したが、手痛い反撃も受けたので、動かせる兵力を全力で門に投入して勝負に出る。


そこまでは戦術的に特に間違ってもいないだろ。

「相手方の戦力を見積もる期間が物理的に存在しない」んだから

その結果、相手が全力攻撃でも勝てないくらい強かったら目も当てられない事になるわけだけど。

それに加えて、帝国にせよ自衛隊にせよ、「逃げるにはあの狭い門を通らなければならない」という縛りがあるので、損害が拡大した面もあるのだろう。

多分自衛隊は相手の補給線をぶった切るためにも、途中で門の周辺を掌握したはずで、

そうなると帝国軍は逃げる事もできないんだよね。

まり、通常の戦闘で滅多に起こらない「一兵残らず全滅」という状況に近かったから、帝国は全軍の6割を失う結果になったのだろう。

と推測。

2015-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20150531121938

徴兵制をやめる国が増えてるのは知ってるが、どの国も、徴兵制を使わなくても十分な兵力が維持できる目処が立ったからやめてるだけ。

日本少子化はどうだ?徴兵制のような強制制度なしで、解決しそうな目処が立ったのか?立ってないなら、強制的制度を導入するしかないんじゃないか?

2015-01-22

イスラーム国(ISIL)の件に見るインターネットリテラシー

すべての物事には必ず難癖がつけられるというのがポリシーです。こんにちは

さて、人質事件無事解決すると良いですね。

特に腹案もないのでそれについては何も言えませんが、リテラシーを見るに良い題材なので、具体的に書いてみたいと思います

プロデバッガーになると、症状を聞いただけでバグってるところのアタリが付けられるそうですが、

なんか変だな?と思うポイントというのも、実はアタリが付けられます

まず所属で見る

身も蓋もないですが、素人がある一定の信頼を置くのはどこかというと、書き手所属だったりします。

はい。聞こえそうな非難は百も承知ですが、確率的に「自称専門家」と「大学教授」なら正しいのは教授です。

(ただし、専門領域に限る。工学部教授医学に口出す時は「自称専門家」扱いしましょう)

*今回の殺害予告身代金要求では、日本中東諸国への経済援助をもって十字軍の一部でありジハード対象であると明確に主張し、行動に移している。これは従来からも潜在的にはそのようにみなされていたと考えられるが、今回のように日本の対中東経済支援のみを特定して問題視した事例は少なかった。

(中略)

そうであれば、従来から行われてきた経済支援のものが、「イスラーム国」等のグローバルジハードイデオロギーを護持する集団からは、「欧米の支配に与する」ものとみられており、潜在的にはジハード対象となっていたのが、今回の首相歴訪というタイミング政治的に提起されたと考えらえれる。

イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ

http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

という記述を観た時に、リテラシー的にまずおさえておくべきことは、

普通は、この程度で「ふーん、そんなもんか、他のニュースではどう言ってるのかな」と思えば良いわけです。

なんか変だな?というポイントを探す

が、自分の主義主張とは違うので難癖つけしたい時は、見るべきポイントが実は違います

(まあ、リテラシーとして「変な偏向がかかってないかな?」と確認したいとき、でも良いわけですが)

*「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけである

現在日本が行っており、今回の安倍首相中東訪問再確認された経済援助は、従来から行われてきた中東諸国経済開発、安定化、テロ対策難民支援への資金供与となんら変わりなく、もちろん集団的個別的自衛権のいずれとも関係がなく、関係があると受け止められる報道は現地にも国際メディアにもない。今回の安倍首相中東訪問によって日本側には従来からの対中東政策に変更はないし、変更がなされたとも現地で受け止められていない。

イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ

http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

さて、さっきまで言ったとおり専門領域外については、自称専門家扱いするのがリテラシー的には良いわけです。

  1. 『「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけである。』
  2. 日本側には従来からの対中東政策に変更はないし、変更がなされたとも現地で受け止められていない。』

なので、2番の「従来の対中東政策に変更はないと現地で受け止められている」は正しそうでOKですが、

1番の「集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけ」というのは、ナンカ変だな?と思った方が良いわけです。

ブログ筆者は、(自称)池内恵さんであって、イスラム政治思想が専門なので、国際法専門家では無いからです。

まり、「素人専門家予測ケチをつけるのは難しい」と言うのが大前提な上でケチをつけるには、

イスラム政治思想研究を専門にやってる人よりも精度良く予測できると思うだけのナニかがなければいけないわけです。

(たまにそういうこともある。自分の専門領域で、相手よりも情報を多く入手できる立場にいる等)

もしくは、「素人素人ケチを付ける」状態まで持って行くことが必要です。

同じ土俵でなら、技のかけようもある。

例えば「集団的自衛権は、個別的自衛権よりも適用範囲曖昧な為、国際司法裁判所沙汰になることもある。当然日本以外でも区別されて議論されている」等。

(逆に言えば、なんか礼儀知らずの記者にその辺煩く突っ込まれて専門外なのにキレてんだろうな、という予測をした上で、塩をすり込むワケです)

反論を見る

あーなんか気に入らない、なにか反論したいと思った時、大抵の場合他の人が先にやってくれています

これは「俺は素人だけど、なんとなく違う気がする」というレベルでOKです。自分感性は大切にしましょう。

taro terahara @srgmtaro 2015-01-21 07:39:09

池内恵のこの意見は強弁。安倍晋三イスラエルで、どうみても「従来から政策」とは言えない「イスラム国に対抗する国々への支援」を名言してる訳だし、イスラム国から声明にもそれははっきり示されている。従来通りの支援継続することが理由ではなく敵対する立場の表明が理由じゃないの。

https://twitter.com/srgmtaro/status/557668682193977344

この人はどういう人かというと、http://srgmtaro.jimdo.com/profile-1/ にあるようにバーンスリー(インド横笛)奏者で有名な人ですね。

なので、インド音楽とか、横笛演奏技法については信頼して良いけど、今回のは専門外だなあ、と思うのがまず一歩目。

反論したいときにはチト弱い。

直接的にISと対峙するトルコレバノンなどの国々にISと戦う兵力施設を整えるためのお金提供すると読むのが当然です。今までの政策を変更したというメッセージに受け取られても仕方ありません。

http://blogos.com/article/103927/

今回の言及で見つかった中では限界でこの人かなー。

衆議院議員三谷英弘さんです。(残念ながら専門は知的財産権個人情報等)

専門外だけど、流石に元議員さんなら変なことは言わない訓練を受けただろうと予測して、この発言を使いたい。

軽く裏を取る

裏取り、と言うか、証拠集めですね。

なんか難癖をつけたい。既に反論書いてくれてる人がいる。使いたい。

ここまで来たら、あと一歩、情報確認です。

今回は、元議員さんがヒントをくれてるので、外務省のページをググりましょう。

 イラクシリア難民避難支援トルコレバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援お約束します。

安倍総理大臣中東政策スピーチ 平成27年1月18日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page24_000392.html

はい。ちゃんとハッキリ言ってますね。

安倍総理大臣は「ISIL対抗の為に支援します、総額で2億ドル程度」と明確に言ってる。

次は、「従来の政策と違う」事を示したい。

が、探せども探せども出てこない。

4 ISILへの対応

 両者は,ISILの脅威に一致して対応する必要があるとの認識を共有した。 岸田大臣からは,ISILの脅威に対抗する国際社会連携が強化されている旨述べ,活発な広報活動への対抗,資金調達と人員流入の阻止,暴力的過激主義対策といった取組も重要である旨述べた。

日米外相会談 平成26年11月7日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_000792.html

米国と一致してって言っちゃってる。米国ISILには結構強気なのは承知の通り。

(過激なオバマさんの2014年9月10日スピーチはこちら→http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20140911c.html)

イラク政府を含む国際社会ISILに対する闘いを支持し、必要な協力は惜しまない考えであり、ISILが弱体化され壊滅されることにつながることを期待する旨述べました。

更に岸田大臣から、今般、イラク国内避難民への人道支援として、新たに約2,000万ドル支援国際機関を通じて行うことを決定し、他の周辺国支援と合わせ、総額約2,550万ドルISIL対策支援を決定した旨述べ、イラクの安定と国家統一に向け、支援継続していく旨伝達しました。

日・イラク外相会談概要平成26年9月26日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/iq/page3_000934.html

やはりイラク政府岸田文雄外務大臣が、ISILの壊滅を期待するし総額約2,550万ドルISIL対策支援をするよ、と言ってる。

ダメか。

ISILの脅威に対抗するため,日本は,軍事的な貢献はできませんが,人道支援テロ対策積極的に取り組んでいきます。今般,日本は,新規に約2550万ドル支援を行うことを決定しました。

薗浦外務大臣政務官イラク情勢に関するハイレベル安保理会合への出席(概要平成26年9月20日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/page4_000694.html

事務方じゃなくて、政治屋側の補佐官も「軍事的な貢献はできませんが」とハッキリ口にしつつ、ISILの脅威に対抗するために金を出すと言ってる。

テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国は,このようなテロ行為を断固として非難し,イラク政府によるテロとの闘いを支持します。

((文中に『テロ組織であるイラクとレバントのイスラム国ISIL)」が』と言及有り))

イラク西部アンバール県の治安情勢(外務大臣談話平成26年1月9日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/page4_000339.html

そもそもテロ組織から(自称)イスラーム国に転換したのが2014年6月下旬だもんなあ。

残念な結果

さて、そういうわけで、残念ながら難癖の付け所は「集団的自衛権」の部分のみになってしまいました。

こういう時には「イスラム文化に関連の深い人」が、「今までは2000万ドルなのに、今回は2億ドルと桁が違う」と一気に10倍にしたところが方針変更だ、と強弁してくれるのを待ちましょう。

閑話休題

さて、結論としてははてな村の皆さんに最も嫌われそうな「誰が発言しているか信頼性担保する」という結論に落ち着きました。

その道の専門家が、その道の話をしている件に対してケチを付けたい時は、慎重にしたほうが良いよ、

意外にググれば裏取りも出来なくはないよ、というお話でした。

まあ、本当は専門家複数見解があるはずで「この専門家って本当に専門家として大丈夫かなあ」と素人判断できないので

中田考さん(イスラム法学者。わりと池内さん嫌いっぽい)とか、塩尻和子さん(わりと親イスラム的なイスラム研究者)とか

専門家専門家をどう評するかの話を聞きたいところなんですけどね。

2014-09-30

10月1日の「天下一品の日」に捧げる

諸君 私は天一が好きだ

諸君 私は天一が好きだ

諸君 私は天一が大好きだ

 

コッテリが好きだ

ニンニクが好きだ

九条ネギが好きだ

唐辛子味噌が好きだ

チャーシューが好きだ

メンマが好きだ

餃子が好きだ

チャーハンが好きだ

オシンコ付きご飯が好きだ

 

本店で 今出川店で

西大路九条で 二条店で

上鳥羽店で 山科店で

南座前店で 高円寺店で

かしば店で 押熊店で

 

この地上で食べられる ありとあらゆる天一コッテリが大好きだ

 

戦列をならべた天一のコッテリラーメンが 轟音と共に空腹を吹き飛ばすのが好きだ

スプーンで放り込まれ唐辛子味噌が 丼の中でばらばらになった時など心がおどる

 

店員の持つお盆のコッテリ大が初見客を撃破するのが好きだ

悲鳴を上げて燃えさかる鉄板から飛び出してきた餃子

1分で食べ尽くした時など胸がすくような気持ちだった

 

雁首をそろえた客の横隊が 茹で上がる麺を蹂躙するのが好きだ

中毒状態のラヲタが 既に空っぽの丼を 何度も何度も舐め回している様など感動すら覚える

 

次々注文される伝票達をカウンター上に吊るし上げていく様などはもうたまらない

泣き叫ぶ客達が 私の降り下ろした手の平とともに

金切り声を上げる「麺売り切れ」に ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

 

何も知らない客が 味がさねを食べようと健気にも来店してきたのを

途切れない行列が昼休みごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

 

無料チケット目当ての軍団に滅茶苦茶にされるのが好きだ

必死に守るはずだった品質蹂躙され コッテリの注文にアッサリが出される様は とてもとても悲しいもの

 

強欲客の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

無料券目当ての客に追い立てられ 害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

 

諸君 私は天一地獄の様な天一を望んでいる

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体 何を望んでいる?

 

更なる天一を望むか?

情け容赦のない 粘液の様な天一コッテリを望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な天一を望むか?

 

 「 天一!! 天一!! 天一!! 」

 

よろしい  ならば天一

 

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ

だがこの暗い闇の底で1年もの間 堪え続けてきた我々に ただの天一では もはや足りない!!

 

天一を!! 一心不乱の大天一を!!

 

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ客にすぎない

だが諸君一騎当千の空腹者だと私は信仰している

ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人のラヲタ集団となる

 

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう

髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう

連中にコッテリの味を思い出させてやる

連中に丼の底の文言を思い出させてやる

 

天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらないラーメンがあることを思い出させてやる

 

一千人の屍食鬼の戦闘団で

天一コッテリを喰らい尽くしてやる

 

最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ」

 

二次10・1作戦 状況を開始せよ

 

征くぞ 諸君

2014-09-17

現代技術戦略未来技術モンスターに挑む作品

敵が圧倒的な技術力と生産力を持っているけど、政治体系やら制度封建的で内乱起こしやす環境だったり、

圧倒的なテクノロジー任せで、速攻で勝利するから泥沼化したとき兵站考えてなかったり、

戦闘テンプレート的で裏を読むことを知らなかったり、旧世代的っていうアンバランスさでバランスをとることが多い。

そもそも敵は圧倒的に力はあるが人間じゃないっていうパターンもあるけれど。

 

政治的に旧世代場合は、王や中央権力が集権して遠方の戦場現場判断もしようとして、

現場司令官判断が許されず即応性に欠けるという場合

一人のカリスマ王様によって建国されたばかりの若い大国政治的に未熟というパターン

 

あとは侵略属国にしたばかりの中央からみて影響力の低い遠方に任せてて、兵力はあるが士気が低いパターン

戦闘テンプレートなのは人間のような思考の応用性がないAI人間より強い巨大生物系になる。

 

敵が政治的に未熟な国家であれば、侵略のつまづきや内部の穏健派の台頭などで内乱で自壊できるため、尺を比較操作やすい。

巻きたいなら敵の穏健派の偉い人とのコネをつかえればいい。

敵が機械生物場合戦略稚拙でも統率が絶対的だったりするので、全員駆逐するしかなく尺の操作が難しいかと思ったが、

弱点となる化学物質とか兵器発見されれば解決するから、それはそれでいいのか。

 

 

これらに共通する利点というのは、ホラー映画などの一方的になぶられる恐怖を作りつつ、

普通の戦記モノの成り上がり演出できる便利さがある。

 

あと普通作品に飽きた上級者には、世界観の細かさや奇策の緻密さでひきつけることができて、

初心者にはジャイアントキリングする一寸法師的な爽快さを感じさせることができる。

 

初心者と上級者の両方が楽しめる架け橋的な作品として、いつの時代でも一定数つくられる作品でもある。

2014-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20140611020201

相手が40年以上前から日本攻撃を公言しつつ、口だけで何もしてこなかったからじゃない?

やれても、離島漁船をゴニョゴニョとか・・・

喧嘩相手が、そもそもそういう奴ってこと。

しろネットとかの知識で安易に煽られて、ここ数年で急に焦りだしたバカのほうがよくわからない。

もちろん中国は急激に成長しているし、備えは必要だろう。

だが軍事的防衛として考えた場合、現状の自衛隊兵力でも充分すぎるぐらい充実してる。

2014-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20140606220653

米国では、周囲から偏見などないはずなのに兵士が自ら精神を病んでしまうケースも多い。

体調を崩しても特に支援がある訳でもない。

少子化の上に若者が仮想的にされるような我が国の現状、志願兵で充分な兵力士気を補えるのか、という問題もあるが、ここまで今考えると頭が痛くなる。

2014-04-07

ナウシカあらすじ01

マンガ風の谷のナウシカあらすじ

まずはじめに、マンガナウシカ」をお読みになっていない読者のために、そのあらすじをやや詳しく説明しておこう。

すでに多少説明したことでもあるし、本書の読者であれば、マンガナウシカ」を読んでおられなくても、すでに何度となく

テレビで放送され、どこのレンタルビデオショップにも置いてあり、へたをすればほとんど国民映画扱いのアニメナウシカ

をごらんになっているであろうからアニメ漫画双方に共通する限りでの設定の説明は省略する。

 

しかし、漫画ナウシカ」のストーリーはきわめて複雑に錯綜しているため、必ずしもテクスト通りには整理できないがご容赦いただきたい。

もちろん、この記述で納得なさらずに漫画ナウシカ」のテクストに実際に当たられることが一番である

物語の発端はアニメナウシカ」と同様に、風の谷」付近の「腐海」でのナウシカとユパの再会、ユパの風の谷訪問である

平和なこの国も別転地ではなく、「腐海」の毒は確実に浸透し、人口は年々減り続けているし、近々始まる戦争ナウシカ

時期族長として、病める父、ジルに変って、同盟宗主国トルメキアの軍に従軍しなければならない。

そんな時、谷付近で不時着した飛行船から隣国ペジテが同盟であるトルメキアから滅ぼされたとの報が入る。

飛行船に乗っていたペジテの姫ラステルはいまわの際に、ナウシカに謎の「秘石」を渡し、それをトルメキアの王に渡すことな

兄の元に届けるように依頼する。

ペジテ避難船の動向を察知したトルメキアの部隊は程なく、風の谷に現れ、谷の代表として対峙したナウシカと一瞬即発の事態

空気が流れるが、ユパの仲裁によって事なきを得る。しかしその際トルメキア兵を一人殺めてしまったナウシカ自分の中に

眠る力と凶暴性に恐怖する。

出発前夜、ユパはナウシカ管理する城の地下最下層にある部屋に案内され、そこでナウシカ管理する「腐海」の植物群を

目にする。通常の「腐海」の環境下では瘴気を発する植物群も、清浄地下水と土で育てれば、毒を発しないのである

これを見てユパは腐海生態系が土壌中の有害物を還元して無害化し、かつての産業文明汚染した地球環境を浄化している

という自らの仮説に確信を抱き、独力で実験的に結論に到達したナウシカこそ、人類未来を握る存在だと直感する。

ナウシカは谷の将来のためにあえて、若者を残し、老人達ばかりの戦闘従者率いて、ガンシップ(小型の戦闘用高速飛行艇)とバージ(艀

ガンシップに牽引されて滑空する輸送グライダー)で、近隣の、同じく「腐海」のほとり(この地域は「辺境」あるいは「エフタル」と呼ばれる。)に位置する小国家郡の軍勢とともにトルメキアの部隊に従軍するべく出立する。彼女達が合流する部隊の長はトルメキアの第四皇女クシャナである彼女は本来一大軍団の長であるが、自軍の兵力の大半を主戦線に召し上げられ、今はペジテ攻略のためのわずかな兵力しか手元にない。彼女任務は当初、ペジテで偶然発見され、その危険性を察知したペジテ当局によって封印された最終戦争「火の七日間」の超兵器巨神兵の奪取だったが、其の復活の鍵である秘石の紛失によって当面巨神兵は役に立たない。

ついで新任の参謀クロトワによって、現有兵力プラス辺境諸族の同盟軍によって「腐海」を突破し、主戦線とは別方向から遊撃を行えとの指令が中央からもたらされる。彼女の側近たちは激昂し、この作戦自体彼女の政敵である皇子たちによる、彼女を陥れる為の罠ではないかと憂慮するが、クシャナはおとなしく指令どおりに行動することを決める。

クシャナの軍とナウシカ辺境諸族の軍は「腐海」上空で合流するが、ランデブーポイントに突如ペジテのガンシップが飛来し、攻撃を仕掛けてくる。それはラステルの双子の兄アスベルであった。攻撃に巻き込まれて風の谷のバージは牽引ロープを切られ「腐海」に不時着する。

初めて本格的な戦闘行動に直面したナウシカは、機敏な行動でバージを不時着へ誘導し部下の命を守ったものの、殺戮に軽いパニック状態になりテレパシーでアスベルに攻撃をやめるよう呼び掛ける。

そのため隙を作ったアスベルもまた、クロトワの操るコルベット戦闘用高速飛行艇撃墜され「腐海」に不時着する。

腐海」に降りてバージを救ったナウシカは、そこで「腐海」の主とも言える巨大な蟲王蟲と接触し、アスベルの生存を察知し、ただ一人メーヴェ(一人乗りの動力凧)に乗って救出に向かう。辛くも生き残ったアスベルは「腐海」の蟲たちを殺しすぎ、蟲の群の集中攻撃を受けていた。

ぎりぎりのところでナウシカはアスベル救出に成功するが、二人して「腐海」最下層へ落ちてしまう。気を失ったナウシカを守ろうとするアスベルの前に現れた王蟲は、ナウシカを小サキ者と呼び、彼女がそう望むからさない、早く去れ、自分達は助けを求める遠い南の森へ行く、と言い残して去る。

腐海」最下層は瘴気が無く、空気も水も清浄場所であった。ここでナウシカは「腐海」が地球環境を浄化しているという自らの直感の裏づけを得る。そしてナウシカとアスベルメーヴェで「腐海から脱出するが(ここまでで単行本第一巻)

2014-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20140214220610

んー、でも、もう

国家の存亡をかけた最終戦争

みたいになったら核一発で終わるし、兵力なんてほとんど関係なくね?

そもそも徴兵制平時の頭数を減らすための制度じゃないかな

常に頭数が必要、とか海外展開します、ってことな札束でひっぱたいて正社員として教育コスト掛けてくほうが楽よね、と。

徴兵制の最大の強みというのは、ガンガン若者とってガンガン除隊させることで、予備役を大量に社会に確保できること。

有事になってからかき集めて、平時の規模に比べて何倍もの兵力を得ることができるわけ

教育コスト無駄、というよりは総力戦のための積立てなのよ。

から国家の存亡をかけた最終戦争、みたいなのとそこそこ不可分なもんだと思うよ

アメリカにお付き合いして戦争行こうよ、みたいなノリなら志願制でやったほうが政権への批判減るのは間違いないし

追記:カギカッコひとつでも書いといた方がよかったのかな。そういう総力戦()志向しないとと成り立たんような今んとこ要らないもの

左翼さんがたは軍靴の音で乗っかるのが普通に正しいし、そこをちゃんと正面からやり続けることをネトウヨとしては支持するよ、と

合理性がどうたらとか戦線拡大して屁理屈こねるよりもさ

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