敵が圧倒的な技術力と生産力を持っているけど、政治体系やら制度が封建的で内乱起こしやすい環境だったり、
圧倒的なテクノロジー任せで、速攻で勝利するから泥沼化したときの兵站考えてなかったり、
戦闘がテンプレート的で裏を読むことを知らなかったり、旧世代的っていうアンバランスさでバランスをとることが多い。
そもそも敵は圧倒的に力はあるが人間じゃないっていうパターンもあるけれど。
政治的に旧世代な場合は、王や中央に権力が集権して遠方の戦場の現場判断もしようとして、
一人のカリスマの王様によって建国されたばかりの若い大国で政治的に未熟というパターン。
あとは侵略を属国にしたばかりの中央からみて影響力の低い遠方に任せてて、兵力はあるが士気が低いパターン。
戦闘がテンプレート的なのは人間のような思考の応用性がないAIや人間より強い巨大生物系になる。
敵が政治的に未熟な国家であれば、侵略のつまづきや内部の穏健派の台頭などで内乱で自壊できるため、尺を比較的操作しやすい。
敵が機械や生物の場合戦略は稚拙でも統率が絶対的だったりするので、全員駆逐するしかなく尺の操作が難しいかと思ったが、
弱点となる化学物質とか兵器が発見されれば解決するから、それはそれでいいのか。
これらに共通する利点というのは、ホラー映画などの一方的になぶられる恐怖を作りつつ、
あと普通の作品に飽きた上級者には、世界観の細かさや奇策の緻密さでひきつけることができて、
初心者にはジャイアントキリングする一寸法師的な爽快さを感じさせることができる。