2016-03-23

個人的鉄血のオルフェンズが盛り上がらない理由

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズはい意味で泥臭い戦闘主人公のキレっぷり、少年兵団の生き様と変遷という

ガンダムとしてのチャレンジングな要素がたくさんあって、そこでの描き方は楽しく見ている。

 

でも残り1話となって全然盛り上がらない。

 

なんでかな?と考えたんだけど、思うに「組織」の書き方が納得できない&少なすぎる。

敵の少なさも正直よろしくない。

 

初代でいえば、ホワイトベースシャアガルマ、ランバ・ラル黒い三連星マ・クベ、ドズルやその他エースパイロットを蹴散らしていった。

ガンダムOO1期でみるとUAEユニオン、人革の各部隊とサーシェス、トリニティアレハンドロである

 

さて、鉄血といえば火星部隊タービンズ海賊カルタ、ガエリオが挙げられる(チョコの人は除外)

 

戦闘シーンの少なさもちょっと話題になっていたけど、やっぱり敵の登場が少ない気がする。

様々な敵が出てこないと緊迫感は出ないし、ギャラルホルンから有名な敵部隊が出てきて

「ついに鉄血も目をつけられたかやばいな」という焦りを視聴者に与える展開もない。

 

そこがギャラルホルン組織不透明さにも繋がってると思うのだ。

ギャラルホルンが腐敗じゃ腐敗じゃ言われてるけど、上層部連中が政治闘争に明け暮れてる様子とか

ギャラホル部隊が好き勝手やってるとこがあんまりない。

民衆デモを利用した大量虐殺はあったけど見せるの遅い)

 

それに今のところ火星部隊とガエリオ部隊カルタ部隊しか描写されていない。

地球圏で小競り合いがあってそこに兵力を割いてるわけでもないなら、ギャラホルはまだ戦力を温存しているはず。

でないとすっごい小さい組織にしか見えない。

結局一部の人間の小競り合いにしか感じられないのが、個人的に盛り上がらない理由だった。

 

ガンダムといえば宇宙地球を巻き込んだドンパチが醍醐味だと思っている。

鉄血は少年兵描写に力を入れすぎて「組織と勢力」を書くことが弱くなっている。

ギャラホル側の思惑とか政治とかね。

 

それでも鉄血は斬新な要素が多いし2期では「戦争」に発展するような感じもあるので

視聴を続けると思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん